京太郎「意外と可愛いとこあるのな」優希「い、犬のくせに」///(153)


清澄高校
下校時刻

優希「ふぃー。」


京太郎「お、どした優希?お疲れだな。」


優希「ん。なんだバカ犬かぁ」


京太郎「バカとはなんだバカとは」


京太郎「コレでも心配してやってんだぞ?もっとこう...何かあるだろ」


優希「うむ。くるしゅうないぞ!」


優希「褒めてつかわすんだじぇ!」

京太郎「大体オレは人間だっつーの。ひどい奴だな」


優希「うむ。そのご主人様に対する心がけは良し」


優希「少し部活で疲れてお腹空いただけだじぇ」


京太郎「なるほどな。まぁわからんでもないが」


京太郎「下校時刻だからなぁ。ここんとこ練習もハードだし」


優希「そうだ!この後どーせ暇なんだろ」


優希「寂しい寂しい京太郎のために私が一緒に帰ってやるんだじぇ!」


京太郎「何で決めつけんだよ!一緒に帰る女子がいるかもしれないだろうが」


京太郎「オレだって健全な男子高校生なんだぞ」


優希「自分で言って虚しくならないのかー?」


京太郎「うるせぇよ!察してくれよ!」


優希「ふっふっふ。こんな美少女と帰れるなんて神に感謝するんだじぇ!」


優希「寂しい京太郎に舞い降りた天使だじょ」


京太郎「へいへい。んじゃ少し準備してくるから天使様は下駄箱で待ってろ」


優希「待たせるとは生意気な!40秒で支度してこい!」


京太郎「天空の城でも探すのかよお前は…。」


京太郎「とりあえずまた後でな」テクテク

優希「遅いんだじぇ」


優希「全く犬のくせにご主人様を待たせるとは」


優希「躾がなっとらんじょ!」


優希「まぁ可哀想なやつだし?ご主人様としては犬の面倒見るのは当たり前なんだじぇ」


優希「そう。これは義務!決して下心なんかないんだじょ!」


優希「…ふふっ///」ニマニマ


京太郎「んーと。これで忘れもんないな」


京太郎「うわっ!やべぇ結構時間立ったなぁ。」


京太郎「優希が拗ね始める前に早く行かないとだな」


京太郎「しかしこうやってみると犬だよなぁほんと…」


京太郎「自分でも思うあたりオレってダメな奴だわ」


京太郎「まぁ別に嫌な気はしねーんだけどさ」タッタッタッ

下駄箱


京太郎「ふぅ。待たせたな」


優希「おう!待たされたじぇ!」


京太郎「どういう返しだよお前。」


優希「さぁ、か弱いレディーを家まで送るんだじょ」


京太郎「どこにいんだよ、そのか弱いレディーってのわ」キョロキョ


優希「目の前だじぇ!」


京太郎「」


優希「目の前だじぇ!」


京太郎「なんで2回言ったんだよ。聞こえてるっつの」


優希「こんなに可愛い優希ちゃんがこんな時間に一人で帰ったら」


優希「攫われてしまうんだじょ!」


京太郎「はぁ…。そうなんスか」テクテク


優希「京太郎には犬としてご主人様を送り届ける義務があるんだじぇ!」


優希「ってあれ?京太郎ー?」キョロキョロ


京太郎「おーい。バカやってないでさっさと帰るぞー」スタスタ


優希「おい!置いてくな京太郎ー!」タッタッタッ

帰り道


京太郎「しかし練習も大変だなぁ」


京太郎「しかも咲筆頭にみんなレベル高いし」


京太郎「オレなんかレベル違いすぎて蚊帳の外だぜ。ただでさえ肩身が狭いってのに」


優希「んー。まぁ京太郎が弱いのはともかくとして」


優希「確かにハードなのは認めるんだじぇ…」


優希「私のタコパワーも切れかける寸前だじょー」



京太郎「おい、失礼だろ!と言いたいトコだが反論できないよなぁ」


優希「まぁお前には私のタコスを作るという立派な使命があるからな」


優希「誇りに思うがいいじょ」


優希「正直学食のタコスより京太郎のが美味しいんだじぇ」


京太郎「とある執事様に教え込まれてるからなぁ」


優希「さらにこれからタコス作りのレベルを上げるんだじぇ!」


京太郎「オレは調理部じゃねぇっての…」


優希「でも京太郎がいてくれるから頑張れる人もいるんだじぇ」


優希(例えば…私とか…)


京太郎「そーだな。それでこんなオレでも役に立ててるからな」


京太郎「誰かに必要とされる。そんな素晴らしいことはないさ」


優希「京太郎……」


京太郎「あー。何かタコスとか聞いてたら腹へってきたな」


優希「コンビニでも寄って行く?」


京太郎「ん。そうだな、そうするか」

ウィーン
<イラッシャイマセー


京太郎「さて、アイスアイスっと…」


優希「タコスは?」


京太郎「そんなもんコンビニに有るわけ無いだろ…」


優希「ぶー。いつになったら日本は時代に追いつくんだじぇ」


優希「うぅ…私の体はタコスをこんなに求めているのに…」


京太郎「ジャンキーかよ。変な目で見られるからやめときなさい」

優希「さっすが京太郎!結婚してくれ!」


京太郎「はいはい。明日にでも市役所行きましょうねー」


京太郎「いいからさっさと選べよー」


優希「んーむ。新発売が2種類…」


「未尋木プロ考案 全てがわかんねーフレーバー」


「藤田プロ考案 カツ丼フレーバー」


優希「よっし!。このカツ丼フレ」ガシッ


京太郎「隣のしろくまアイスにしときなさい。いいこだから。」


ウィーン
<アリガトウゴザイマシター


優希「うわ、暑いじょ…」


京太郎「言うな言うな、夏だからな。ほい、アイス」


優希「おぁ。ありがとうだじぇ!」


京太郎「何だちゃんとお礼言えるんだなお前」


優希「失礼な!淑女に向かってなんてことを!」


京太郎「よしよし。いいこいいこー」ワッシャワッシャ


優希「ふぁっ」///

>>28
未尋木→☓
三尋木→◯
ごめんなさい間違えました


京太郎「ん?どした?顔赤けーぞ」


優希「な、何でもないじぇ!」///


京太郎「そか?まぁなら気にしないけど」


京太郎「大方、腹でも出して寝て風邪でも引いたんだろー?」


優希「生意気な犬だじぇ!そこになおれ成敗してくれる!」


京太郎「怒るってことは図星なんだろー?」ニヤニヤ


優希「うるさいうるさい!」


優希「………ばか。」

京太郎「ん?」


優希「全く鈍感な犬を飼うと苦労するじぇ…」ヤレヤレ


京太郎「あれ?もしかしてバカにされてる?」


優希「それよりも!アイスが溶けちゃうじょ?」


京太郎「お、そうだったそうだった。俺のガツンとみかんが…」ガサガサ


優希、京太郎「うめぇ!」


優希「やっぱ夏はこれだじぇー」


京太郎「確かに。コレは夏じゃないと味わえないよなぁ」


京太郎「しっかし夏だよなぁもう」


優希「だじぇ。日差しもきついんだじょ」


優希「お肌のお手入れが大変なんだじぇ…」


京太郎「あー確かに女子はそれがあるもんなぁ」


京太郎「まぁ麻雀部は日焼けの心配は無いだろ」


優希「でも暑いのには変わりないじぇ」


京太郎「まぁ、2,3ヶ月の辛抱だ頑張って耐えるしかないさ」

京太郎「夏なぁ…」


京太郎「優希は夏といえば何だ?」


優希「夏…んー」


優希「そりゃ、やっぱり海だじぇ!」


京太郎「ほぅ。スイカ割りとか砂のお山か?」


優希「はぁー。全く京太郎はそれだから京太郎なんだじょ」


優希「私の水着姿でビーチの男どもを悩殺してやるに決まってるんだじぇ!」


京太郎「いやいや、どう考えても反応するのは大きなお友だちだろ…」


優希「なら、京太郎は?」


京太郎「オレか?んー」


京太郎「そうだなぁ。祭りとか海とかもあるけど、ホラーとか夏ぽくないか?」


優希「うっ。ホ、ホラー…?」


京太郎「やっぱ夏になると見たくなるよなホラーもの」


京太郎「こうクーラーみたいに外部からじゃなくて内面から冷やす!みたいな」


京太郎「まぁ、お前みたいなおこちゃまには無理だろうけどなー」


優希「なっ!馬鹿にするんじゃないじぇ!」


京太郎「お、平気なのか?意外だな」


優希「あ、当たり前だじぇ!タコスかけてもいいじょ!」


京太郎「ほぉ…強気だな」


優希「おばけ何て全然怖くないじぇ!」


京太郎「!」


京太郎「そうだ、優希は今週末暇か?」


優希「日曜?たぶん何もないんだじぇ」


京太郎「そうかそうか。ならウチ来るか?」


優希「へっ?」///


京太郎「すげぇ怖いと評判の映画を友達から借りててさ。そこまでお前が平気って言うなら」


京太郎「一緒に見ないか?」


優希「あ、あーそういうことか焦ったじぇ」


京太郎「?」


優希「な、何でもないじょ!」///


京太郎「んで、どうする?来るのか?」


優希(ホラーかぁ…気が進まないじぇ、でも!)


優希「仕方ない。寂しい京太郎のためにこの優希ちゃんが相手してやるじぇ!」


京太郎「んじゃ、約束な。お、良い感じに優希の家の前じゃん」



優希「お、もうついたか。エスコートご苦労であったな」


京太郎「はははっ。有り難き幸せに御座います」


優希「京太郎には似合わないじょ…」


京太郎「なんでだよ!せっかくノってやったのに!」


優希「ワハハ。修行が足りんないんだじぇ!」

京太郎「全く失礼な奴だわ。よし、それじゃーな」テクテク


優希「あっ…」


優希「き、京太郎!」


京太郎「んー?なんだ?」


優希「あ、あの…えっと」

優希「送ってくれて…その…ありがとうだじょ」///


京太郎「ん。そうやって素直にしときゃ可愛いのにな」


優希「!」


優希「な、何言ってるんだじぇ!」///


京太郎「わはは。あ、約束忘れんなよ!じゃーなー」テクテク


優希「そっちこそ覚悟しとくんだじぇー!」


優希「…」


優希「えへへ…」///

その夜
片岡宅


優希「んー」ゴロゴロ


優希「んー」ゴロゴロ


優希「えへへ…」///


優希(家かぁ…思えば初めてだじょ)


優希(ホラー苦手だけど、チャンスだししかたないじぇ)


優希(それにしても京太郎色々言いながらも家まで送ってくれたし)


優希(やっぱり優しいんだじぇ…)///


優希(普段は幼馴染の咲ちゃんやおっぱいののどちゃんに遅れを取ってる分)


優希(ここは負けられないじょ!)


優希(服何着ていこうかなぁー)


<ウンメイガーマワリダスー♪


優希「お、メールだじょ」


「京太郎1件」


優希「京太郎だっ」バッ


京太郎:遅くに悪い。
     :日曜昼からでいいか?



優希「なるほど、予定確認か」


優希「ふむふむ、それでいいんだじょっと送信!」

京太郎宅


<コイノリンシャンカイホー♪


京太郎「お、返信早いなアイツ」


京太郎「なになにー。おし、大丈夫だな」


京太郎「わかった。腹出して寝るなよ?おやすみっと送信」


京太郎「さてと、俺も寝るかな-」

片岡宅


<ジブンノチョッカンヲシンジテー♪


優希「お、京太郎だ」


優希「な、腹なんか出してないじぇ!あの犬め憶えておけよぉ…」


優希「全く…」


優希(もう、寝るのかな…少しメールしたいなぁ)


優希「いや、迷惑かもしれないしここは気配りできる女アピールを…」


優希「おやすみだじぇ!っと」


優希「ふふふ///おやすみ京太郎ー」




京太郎宅

<コイノリンシャンカイホー♪

京太郎「zzz」



当日


<ピンポーン


優希「頼もう!」ガララッ


京太郎「お前は道場でも破るのかよ…」


優希「おっす京太郎!おはようだじぇ」


京太郎「おう、おはよう優希」

優希「ふふん」キリッ


京太郎「なんだよそのドヤ顔」


優希「私服の私を見られて幸せだろう?」


京太郎「あぁ、そういやそーだな」


京太郎(ショーパンにワンピか一見子供じみた服装ながら)


京太郎(上に羽織ったボレロ…)


京太郎(中々可愛いじゃん)


優希「何か言うことはないのかー?」


京太郎「ん。よく似合ってるよ。ワンピもボレロも可愛いぞ」


優希「!」


優希「わ、わかればいいんだじぇ」///


京太郎「なんだそりゃ。まぁいいや」


京太郎「あ、優希。悪いんだけどさ」


京太郎「飲み物とか準備してくるから先に部屋行っててくれるか?」


京太郎「階段上がって突き当りだから」


優希「了解したじぇ!丁重にもてなせよー?」


京太郎「はははっ了解。んじゃ後でな」

優希「えっと、突き当り…」トテトテ


優希「ここか!」バーン


優希「おぉ、男の部屋だじぇ…物が少ないじょー」


優希「殺風景だじぇ…これが京太郎の部屋…」


優希(うーっ。落ち着かないじょ)


優希「あ、ベッド…」ギシッ


優希(ここで京太郎が寝てるのか…)


優希「…」


優希「……」チョコン


優希(ちょっとだけ…少し横になるだけ…)モゾモゾ


優希(京太郎の匂いがするじょ…)


優希「まくらまくら…」モゾモゾ


優希「はふぅ」


優希「えへへ」///ゴロゴロ

京太郎「よし、こんなもんか。さっさと行かないと優希が拗ねるな」


京太郎「…」テクテク


京太郎「悪い待たせたー」ガチャッ


優希「!」ババッ


優希「は、入るならノックくらいするんだじぇ!」///


京太郎「いやここオレの部屋だろ…」

京太郎「ん?お前また顔赤くね?」


優希「べ、別に赤くなんかないじぇ!」


京太郎「そか?熱とかないよなーどれどれ」ピトッ


優希「えぅ…」///


京太郎「良かった熱はないみたいだな」


優希「…だからそう言ってるんだじぇ」


京太郎「はいはい。んじゃ映画見ますかねー」


優希「ところで怖いDVDってなんなんだじぇ?」


優希「リ◯グとか◯怨とかか?」


京太郎「いや、出してる会社はすごいマイナーなんだけどな」


京太郎「割りとそスジでは有名なやつらしい」


優希「ゆ、有名な…?」ゴクリ

京太郎「なんでもアラフォーアラフォーと誂われたアラサーの生霊に」


京太郎「様々な女性が復讐される内容だそうだ」


優希「なんかそれはホラーとは違うベクトルの怖さの気がするじぇ…」


京太郎「それがまたマイナーな会社ながら演出が凝ってて怖いと評判なんだとさ」


京太郎「ふふふ…怖いのか?」


優希「こ、怖くなんかないじぇ!笑いながら見てやるわ!」


京太郎「どこまで耐えられるかなー」


京太郎「よし、再生っと」pi

京太郎「割りとそスジでは有名なやつらしい」→☓

京太郎「割りとそのスジでは有名なやつらしい」→◯

変換よろしくお願いします



これは本当にあった話

月の明るい夜、そいつはやってくる

復讐のために…




京太郎「おぉ。中々雰囲気あるじゃん!」


優希「う、うん…」


<ナ、ナニガオキテイルノッ!
<ワカンネー、スベテガワカンネー
<レジェンドノコノワタシガコンナトコロデ…


京太郎「やっぱ美女がやられるってのは王道だよなぁ」


優希「…」ブルブル


京太郎「だ、大丈夫か優希?」


優希「へ、平気だじょ…」ソッ


京太郎(思いっきり人の服の裾掴んでるじゃねぇか…)

<ナ、ナンナンダシ!カナチャンハナニモシテナイシ!
<ワハハーニゲロー
<ウムッ

京太郎「おー次々やられてるな」


京太郎「そろそろ犯人来そうだなこれは…」


優希「うぅ…」


<イ、イキドマリ・・・ニゲラレナイ!
<アラサァァァァダヨォォォォ
<ウ、ウワアアアアア!


優希「いやぁっ!」ギュッ


京太郎「おわっ!」


京太郎「急に抱きついてどうしたんだよ優希!」


京太郎「ってお前…」


優希「グスッ・・ヒックッ…」ギューッ


京太郎「あらら…」

京太郎「…はぁ。」


京太郎「なんだよ。やっぱ怖いんじゃねーか」ナデナデ


優希「こ、こわく…ヒック……ないもん…グシュ」


京太郎「ぼろぼろじゃねぇかよ」


優希「こ、これは汗だもん…グスッ・・」


京太郎「全く…よしよし」ナデナデ


優希「グスッ…」


京太郎「やれやれ」ナデナデ


優希「グシュ…」///



京太郎「落ち着いたか?」


優希「ばっちりだじぇ!大復活!」


京太郎「回復早いなほんと…」


京太郎「さて、どうするよ」


京太郎「ゲームでもするか?DVDはもう見れないし…」


優希「見れるじぇ!」


京太郎「さっきダメだったじゃねぇーか!」

優希「うぐっ。さ、さっきのはびっくりしただけだじぇ」


京太郎「そうか?とてもそうは見えないしキツいんなら無理しないほうが」


優希「!」


優希「そうだじぇ!」トテトテ


京太郎「お、どうした。何か思いついたか?」


優希「これで万事解決だじょ!」チョコン

京太郎「おい」


優希「ん、どうしたんだじぇ?」


京太郎「いや、何で人の膝の上に座ってるんだ?」


優希「これで怖くないからだじぇ!」


京太郎「いや、優希これは…」


優希「京太郎はっ」


優希「京太郎は…嫌…?」


京太郎「い、いや別にっ」


優希「ならOKなんだじぇ!さぁ早く再生するんだじょ!」


京太郎「いや…まぁいいか。再生っと」pi

<キャアアアアアアアア
<コンナオカルトアリエマセン!


優希「おおっー」


京太郎「何かお前さっきと反応違わないか?」


京太郎(しかし、こいつちっこいな…)


京太郎(膝にすっぽりはまるというかなんというか)


優希「ぜ、全然違わないじょ!」///


京太郎「ほんとかよ…」


京太郎(可愛いというか…いい匂いがするというか…少し意識するというか…)


京太郎(いや、ここで反応してしまえば優希の信頼を裏切る形になってしまう)


京太郎(耐えろオレ…)

<アラフォオオオオデスヨネェェェ?
<アラサァァァァダヨォォォォ!


優希(まさか膝上に座れるとは…ラッキーだじぇ!)


優希(しかし慰めてくれたり拒否しない当たり京太郎だな。優しいんだじょ)


優希(ちょっとドキドキするけど)


優希(なんかあったかくて落ち着くじぇ…)


優希(…えへへっ///)

<マージャンテタノシイヨネ!

fin


優希「はぁー。」


優希「まさかのハッピーエンドだったじょ」


京太郎「そうだな。まさかのだな。」


京太郎(耐えた…よく耐えたぞ京太郎…!)


京太郎「ってかそろそろ膝から降りてくれないか?足痺れてきたわ」


優希「わわっごめん…」バッ


優希「重かった…?」


京太郎「別に。お前ちっこいし。」


京太郎「女に思いとか言うほど無粋じゃねーよ」


京太郎「それに別に嫌なわけじゃないからな」


優希「そ、そっか」///

京太郎「女に思いとか言うほど無粋じゃねーよ」→☓

京太郎「女に重いとか言うほど無粋じゃねーよ」→◯

またミス。ごめんなさい



京太郎「おう。しかしもう外も暗くなるな」


京太郎「そろそろ帰るか?」


優希「もう5時か。ん、そろそろ帰るじぇ!」


京太郎「だな。夜道は危ないし。途中まで送るわ」


優希「犬にしては気が利くじぇ!」


京太郎「うだうだ言ってないでさっさといくぞー」


優希宅近く


優希「よし!それじゃ京太郎お邪魔したんだじぇ」


京太郎「おう。まさか優希の泣き顔が見れるとは思わなかったわ」


京太郎「良い物を見たな今日は」


優希「う、うるさいんだじぇ!」


京太郎「んー?怖くてしがみついてきたのはどこのどいつだ?」


優希「それは…」///

京太郎「ま、さっきも言ったが別に悪い気はしなかったしな」


優希「ほんとに…?」


京太郎「また遊びに来いよ。」


優希「えっ。また行ってもいいの?」


京太郎「男に二言はねーさ」


京太郎「次は何か違うジャンルの映画用意しとくぜ」


京太郎「何がいい?アクションとかか?」

優希「いや、ホラーでいいじぇ!」


京太郎「ん?お前今日だってオレの膝上じゃないと見れなかったんじゃ…」


優希「だ、だから!」


優希「そうだから…ホラーがいいんだじぇ…」///


京太郎「…優希」


優希「うぅ…」///

京太郎「よっし!わかった。次は気絶するくらい怖いやつ準備しといてやるよ」


京太郎「オレも楽しかったしな」


優希「!」


優希「おう、望むところだじぇ!」


京太郎「あと、なんだ膝上座るなら次はクッションとか敷いてくれ頼むから」


優希「何でだじょ?」


京太郎「いやもうほんと頼むからさ」




優希「ん。もう家も近いしここらへんで大丈夫だじょ」


京太郎「お、そうか?んじゃまた学校でな」


優希「今日は色々ありがとうだじぇ!またな京太郎!」


京太郎「おう、またな優希。腹出して寝るなよー」


優希「う、うるさいっ!」


京太郎「はははっ。じゃーなー」


優希「おう!」



優希(「俺も楽しかったしな」…かぁ。)


優希(…えへへっ)///

その夜


優希「んー」ゴロゴロ


優希「今日は楽しかったじぇ」///


優希(膝上とか思い出しただけでも顔がニヤけが止まんないじょ)///


優希「!」ハッ


優希「そうだ!京太郎にお礼も兼ねてメールしておくじょ」


優希「えっと、今日は楽しかったじぇ。次も楽しみにしてるじょっと送信!」


<ウンメイガーマワリダスー♪


優希「お、京太郎だじぇ何々…」


京太郎:いや、オレも楽しかったぞ
    :次も良いのホラー借りとくよ


優希「そうかそうかー可愛い奴だじょ」///


京太郎:それとさお化け怖がってるトコとか新鮮だった
     :あれだな、優希ってなんというか…


優希「ん?なんなんだじぇ…?」






京太郎:意外に可愛いとこあるのな

優希「い、犬のくせに!」///


おわり


支援やらありがとうございました。
京ちゃんにもっと愛の手を!では。

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