真尋「ニャル子が可愛い過ぎて生きるのが辛い…」(126)

 

ニャル子「『ニャル子、お前が可愛い過ぎて僕は生きるのが辛い…』」
ニャル子「ま、真尋さん…」
ニャル子「『だから…ニャル子、良いよな?』」
ニャル子「来て、まひろさん…」

真尋「……」

ニャル子「やぁんまひろさん、恥ずかしくて赤ちゃん(ry」クネクネ

真尋「おい」

ニャル子「はひっ!?」

後は頼んだ

>>22
お願いします

真尋「人のベットの上で何やってるんだお前」

ニャル子「いやぁ、これはですね、来るべき真尋さんとの愛の営みの予行練習と、最近の不況で不足しがちな
     恋人ニウム&旦那ニウムの補給という、趣味と実益を兼ねた――ああっすいませんすいませんっ!
     謝りますのでフォークは勘弁――」

真尋「……」

ニャル子「――あれ、不発?」

真尋「いいからどいてくれ」

ニャル子「え、あ、はい」ササッ

真尋「…はぁ」ドサッ

続けてください!

ニャル子「あのー真尋さん?」

真尋「…なんだよ」

ニャル子「もしかして具合でも悪いのですか? もしよければ、私の常備してる宇宙風邪薬を持ってきますけど」

真尋「そんな妖しげな薬飲むわけないだろ…単にちょっと疲れてるだけだ」

ニャル子「疲れ! それはいけませんね! そんな時はこの宇宙レッ○ブルと宇宙う○ぎパイを――」

真尋「勘弁してくれよ割と本気でくたびれてるんだから…正直突っ込む気も起きん」

ニャル子「あの」

真尋「なんだよもう…」

ニャル子「いえあの、本当にお疲れならマッサージでもさせて頂こうかと思ったんですけど」

真尋「マッサージ? できるのかお前」

ニャル子「ええ、そりゃあもう。普通の手もみマッサージからオイルマッサージまでなんでもござれ、です」

真尋「へえ、なんか意外だな」

ニャル子「実は私の祖父の兄の娘のいとこの叔父の孫が宇宙整体師をやっていましてね。
     まあ門前の小僧ってヤツですか、私もひととおりのことは出来るようになったんですよ。
     あ、もちろんオトナ向けなマッサージもできます! オトナ向けなマッサージもできますよ!」

真尋「二回もいうなよやかましい」

ニャル子「大事なことですので。…それで、どうしましょう?」

真尋「…じゃあ、普通の手もみで。肩と背中」

保守

ニャル子「かしこまりましました! それでは失礼して――」モゾモゾ

真尋「!? 待て、何で服を脱がせようとするんだ!」

ニャル子「だってこんな窮屈な制服を着たままだとリラックスできませんよ?」スルスル

真尋「じゃあ自分で脱ぐから止め――」

ニャル子「だーめですっ。真尋さんはお疲れなんですから、全部ニャル子に任せて楽にしてください」

真尋「任せられるか! こっちが大人しくしてれば絶対裸になるまで剥くつもりだろ!」

ニャル子「そんなことしませんよぅ。ちょっぴり薄着になってもらうだけですから」

保守

ニャル子「ふう、完了です」

真尋「シャツと下着の状態のどこが『ちょっぴり』薄着なんだよ」

ニャル子「このくらいの格好の方が効くんですよ。さて、それでは私も」ヌギヌギ

真尋「何でお前まで脱ぐんだ!? どう考えてもこれ普通のマッサージじゃないだろ!」

ニャル子「宇宙基準では普通ですよっ」

ニャル子「それじゃ始めますね。うつ伏せのまま楽にしててください」

真尋「な、何かちょっとでも妙なことしたら、明日フォーク千本だからな!」

ニャル子「だぁいじょうぶですって。ほら力抜いてください」

真尋「……」

ニャル子「よいしょ、っと。まずは背中からですね――」

ニャル子「いやぁお客さん、こってますねえ~」モミモミ

ニャル子「揉んで欲しい部分とか力加減とか、遠慮なく仰ってくださいね」

真尋「じゃあもう少し下…少し強めで頼む」

ニャル子「はぁい」

ニャル子「どうですか真尋さん、気持ちいいですか?」

真尋「ん…」

保守

ニャル子「どうですか、少しは楽になりました?」

真尋「…まあな」

ニャル子「それは良かったです。それじゃ、次は肩ですね」

ニャル子「あ、そうそう、肩のマッサージって顎を使うと気持ちいいんですよ。知ってました?」

真尋「ふぅん、そうなのか」

ニャル子「ほら、こんな風にして――」ムニュッ

真尋「!?」

真尋(この感触は……に、ニャル子の…)カアァァ

ニャル子「次に真尋さんは『胸が当たってる』と言いますね」

真尋(…胸が、当たって…ハッ!)

ニャル子「ふふふ、あててるんですよ」

真尋「こら、やめ…」

ニャル子「あ、赤くなった。意識してくれてるんですね、嬉しいです!」ギュウゥ

真尋「っ! バカ、僕の理性にだって限度ってものが…」

ニャル子「理性なんて、捨ててしまえばいーんですっ! そして、限りある季節の中で終わらない恋をしましょう!」

真尋「こんなんで恋なんてできるか!」

ニャル子「うぅ、そんなにバッサリ言われると流石に凹みますよぅ。私ってそんなに魅力ないですか…?」クスン

真尋「…そ、それは」

保守

保守

ニャル子「――なぁんて。冗談ですよっ」

真尋「…は?」

ニャル子「うん、緊張は取れたみたいですね。それじゃ、マッサージ続けますよー」グリグリ

真尋「…どういうことだ、説明しろ」

ニャル子「だって真尋さん、私がのしかかった途端にガチガチに緊張しちゃったじゃないですか。
     そんな状態じゃあマッサージをしても効果がありませんからね」

真尋「だからいつものおふざけで、僕の緊張をほぐそうとしたってのか?」

ニャル子「ええ、まあ」

真尋「あのなぁ…そんな気遣いが出来るんなら、まず服を脱ぐのをやめろっての」

ニャル子「そうはいきませんよ。これはマッサージの効果を高めるためにやっているんです。
     人肌の温かさに触れるのはリラックス作用があるんですから」

真尋「いや、そんなことしなくたって充分効くって…」

ニャル子「いーえダメです、真尋さんにはとことん疲れを癒して元気になっていただかないと。ね?」

真尋「…まったく、お前って奴は」

ニャル子「まあついでに真尋さんの息子さんが元気になってくれたらそれはそれで大歓迎なんですけどね」

真尋「おい」

ニャル子「真尋さん、どうですか。気持ちいいですかー?」

真尋「ん…ああ…」

ニャル子「おや? どうやらおねむのご様子。真尋さん、眠くなったら寝ちゃっていいですよー」ナデナデ

真尋「ん…」ウトウト

ニャル子(ふふ、真尋さんかわいいなあ)
ニャル子(おっと、このままだと風邪引かせちゃいますね…ふとんふとん、っと)

パサリ

ニャル子(ああ、真尋さんと一緒のおふとんに…っといけない、マッサージに集中しないと)

ニャル子(よいしょ…よいしょ…)
ニャル子(ふう…さすがに疲れてきましたね)

真尋「Zzz…」

ニャル子(あ、真尋さんもう寝ちゃってましたね。じゃあそろそろ終わりにして、出て行かないと…)
ニャル子(……)
ニャル子(…もうちょっとだけ、このままで…)
ニャル子(うーん…おふとんあったかい…)

ニャル子「ふぁ…」ウトウト
ニャル子「Zzz…」

数時間後――

真尋「ん…」ムクリ

真尋「寝ちゃったみたいだな」

真尋「もう夜中か。何時くらいかな…」

ニャル子「んっ…」

真尋「ニャル子!?」

ニャル子「すぅ…すぅ…」

真尋「…こいつもあのまま寝ちゃったのかな」

真尋「……」

真尋「静かにしてりゃ…可愛いんだけどな…」

真尋(ま、生きるのが辛いってほどじゃないけど)

真尋「……」ナデナデ

ニャル子「んぅ…まひろさぁん…だいすきです・・・」ムニャムニャ

真尋「……」カアァ

真尋「……寝よう」

翌朝――

ガチャリ

ハス太「まひろくん、早く起きないと遅刻しちゃうよー」

真尋「ん…ああ、ハス太か」ムクリ

ハス太「ええっ!」

真尋「ん? どうしたんだハス太――」

ニャル子「すぅ…すぅ…」

真尋「……」

ハス太「」

真尋「ハス太、お前は多分色々と誤解している。落ち着いて話を――」

ニャル子「んぅ…あれ、私…」

真尋「…ニャル子」

ニャル子「あ、真尋さん、おはよーごさいます」

ニャル子「すみません、私寝ちゃったみたいで。その…あまりに(布団が)気持ちよかったもので…」

真尋「ちょ、主語を省くな! 誤解がエスカレートするだろ!」

ハス太「」

ニャル子「んっ…なんだか、腰が痛いです…」ムクリ

ハス太「」

真尋「おまっ…ちょっとお前もう黙ってろ!」

ニャル子「……」(うーん、無理な姿勢で寝ちゃってたせいですかねぇ)

ハス太「まひろくんとニャル子ちゃんが、合体…」ドサッ

ハス太「ふえぇぇぇん!」ダッ

真尋「ハス太ー!!」

おちまい
何か後半手間取ってごめんね。俺の力では上手くまとめるのは無理だったようだ

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