春香「麻雀って面白いね」咲「一緒に楽しもうよ!」(229)

春香「ロン!リータン三色ドラ1で満貫ですよ!満貫!」

P「ぐはっここは絶対無いと思ったのに…」

伊織「何言ってんのよ、ド本命も良いトコじゃない。折角私が二枚抱いてたのに…」はぁ

響「そうだぞ。引っ掛けは春香の常套手段じゃないか」

春香「へっへ~これで私が伊織をまくって逆転トップですね」

響「逆にプロデューサーはこれで三連続ラスだね」

伊織「弱いにも程度ってものがあるでしょ」

P「お前達が強過ぎるんだよ…」

P「まだ最初に教えてから一週間も経って無いのにこれとか、どうなってんだよ…」

春香「あはは、というか最初の日の3回目にはもうこんな感じでしたよね」

伊織「ルールさえ把握すれば、アンタなんかに遅れを取る訳無いじゃない。にひひっ」サラッ

響「自分はちょっと役覚えるのに苦労したけど、家でPから借りた本読んで勉強したからな!」

P「…暇だから何かで遊ぼうと言われて、麻雀を提案したのは俺だけどまさかここまでハマるとはな」

春香「えへへ、だって麻雀って面白いじゃないですか」ニコッ

P「それには超同意だが、アイドルの趣味としてはどうなんだ?この間は競馬場に行ったりもしたし…」

伊織「アンタの趣味がおっさん臭いものばかりだからしょうが無いでしょ」

P「?どういう意味だ?」

伊織「別に、何でも無いわ」サラッ

響「まぁやよいがスポーツニュースの競馬コーナー持つ事決まったし、一概に遊びとも言えないけどね」

P「…まぁ、芸の幅が広がるのは良い事か」

P「特に最近は麻雀ブームだから、その手の仕事が来た時にも対応できるしな」

響「んーでもいい加減同じ面子とばかり打つのも飽きちゃったな」

伊織「そうね。すぐ膠着状態になるから、いかにPから毟るかみたいなゲームになっちゃってるし」

P「それなら今日は雀荘に行ってみるか?」

響「雀荘に?自分達未成年なのに行って良いのか?」

春香「おまけにアイドルだしねw」

P「自分でおまけ言うな。別に年齢制限とかは無かったと思うぞ」

P「ノーレートでタバコ禁止の所もあるしな。結構若い女の子も居たりするんだぞ?」

響「プロデューサー、自分達というものがありながらそんなお店に行ってるのか…」ジトー

P「雀荘だっての。そんな金はお前達に毟られて残ってねーよ」

伊織「まぁ今日はオフだし、試しに行ってみるのも良いかもしれないわね」

響「自分も良いぞ。自動卓っていうの見てみたかったしな」

春香「私も行ってみたいです。プロデューサーさんの行きつけのお店っ」

P「よし、それじゃあ行ってみるか」

響「あ、それじゃあ今日の三局の成績はノーカンだな」

伊織「そうね。計算がややこしくなるし」

春香「えぇっ!ズルいよ二人共私に負けてるからって!」

P(…誰が勝とうが飯を奢る羽目になるのは俺だけというのが悲しい所だ…)

~都内のとある雀荘~

伊織「へぇもっと小汚い場所かと思ったら、意外とオシャレなビルにあるのね」

P「最近は麻雀ブームも過熱してるからなぁ。こういう女性向けの店も増えてるんだ」

P「まぁ俺はこういうスタイリッシュな感じは邪道とも思うんだが、時代の流れだからなぁ」

春香「全国大会なんてテレビ中継がありますもんね」

響「ちょっと前に終わったんだっけ?インターハイは」

P「あぁ。なかなか見ごたえのある試合ばかりだったぞ。特に決勝はまさに異次元レベルの…って入口に着いたな」

春香「うわ~ちょっとワクワクして来たねっ」

P「じゃあ入るぞ」ガチャッ


――――――――――ゴォォォォォッ!!!!


3人「!?」

P「?どうしたんだ?そんな険しい顔して…」

響「プ、プロデューサー。な、なんなんだ?ここ……」ガクガク

P「何って、雀荘だけど…」

伊織「魔窟の間違いじゃないの…?」タラ…

P「はぁ?何を言ってんだ伊織まで」

春香(この気配…舞さんと初めて会った時に感じたものと同等のオーラ?)

春香(いや、勿論それと種類は違うけど…でもそれクラスが複数居るってどうなってるの…?)

P(春香までマジ顔してるし…ホントにどうしたんだ?)

P「まぁ何だか分からんけど、とりあえず受付するぞ」テクテク

響「ちょっ待っ!い、一回店を出た方が…」

店員「あっ!申し訳ありませんお客様。本日当店は貸し切りとなっておりまして…」

P「貸し切り?」

店員「えぇ、ついさっき大勢のお客様が団体でいらっしゃって、貸し切りに出来ないかと注文されまして…」

店員「今表にその掲示をしようと思っていたのですが…」

P「はぁなるほど。それじゃあ仕方ないですね」

響「…ちょっとホッとしたぞ」

春香「んーでも残念でもあるかな?」

P「それにしても店を貸し切りにする程の団体客ってどんな……あーーーっ!!!」

春香「ど、どうしたんですか?Pさん!」

P「あ、あれを見てみろ…」

響「あれって…女の子が沢山居るだけだぞ?おかしいな…あの気配は何だったんだ?」

伊織「これは…驚いたわね」

春香「私はそんなに詳しく無いんだけど、それでも知ってる人何人か居るよ…」

響「?」

P「響もあの人位は知ってるだろ?一番奥の卓に居る…」

響「一番奥?えーと……!!!あ、あの人宮永照じゃないか?チャンピオンの…」

P「それだけじゃないぞ…同卓してるのは、永水の神代に龍門渕の天江衣。それに同じ白糸台の大星淡…!高校麻雀界のスターが揃い踏みだ!」

春香「あの気配はここから出ていたんですね…」

      じーーーーーーっ

P「はっ!ス、スミマセン!競技中に大声を上げて邪魔してしまって…」ペコペコッ

響(競技中って…)

伊織(雀荘なんだから遊びみたいなもんでしょと思うけど、この面子だとそうも言えないわね)

健夜「あれ?もしかしてPさん…?」

P「こ、小鍛冶プロ!」

健夜「プ、プロはやめて下さい…」

春香「お知り合いですか?Pさん」

P「あぁ、前に美希が出たバラエティー番組で会って…」

響「あぁ。あのこーこちゃんがアシスタントやってる番組か」

健夜「Pさんは今日はどうして…?」

P「いえ、麻雀を打ちに来ただけなんですけど…まさかこんな事になっているとは思わなくて」

健夜「あぁなるほど…。ス、スミマセン急にこんな、貸し切りなんかにしてしまって…」

健夜「これは今度ある世界ジュニアの日本代表の選抜の一環で、全国の有力選手にまとめて集まってもらってるんですよ」

健夜「丁度先日のインターハイで皆東京に来ていたので。それで、私はそのお手伝いという感じです」

P「なるほど、それでこのそうそうたるメンバーが…」

P「さっきの卓を除いても、千里山の園城寺怜に、去年個人全国2位の荒川憩、東海王者の対木もこまで…」

春香「どれだけ詳しいんですかPさん」

??「オイコラ兄ちゃん。その名前が出てウチの名前が出えへんとはどーいう了見や?」ジロリ

P「!き、君は姫松主将の愛宕洋榎!」

洋榎「せやせや♪関西最強雀士とはウチの事やで!いや~有名人は辛いな~」

セーラ「自分から呼びかけといて何を言うとんねん」

池田「早くツモれし!」

洋榎「じゃかあしい今喋っとるやろうが!」

洋榎「…それで兄ちゃん、何かアンタの後ろに居る子達もウチ程では無いとはいえ有名人っぽいんやけど、本物なん?」

響「じ、自分達の事か?自分は我那覇響だぞ!」

姉帯「うわ~!やっぱり本物の響ちゃんと伊織ちゃんと春香ちゃんなんだ!こんな所で会えるなんてちょー嬉しいよー」ぱああっ

姉帯「春香ちゃん!サイン貰ってもいいですかっ!?」

春香(うわっ!おっ大きい子だなぁ…)

春香「もちろんっじゃんじゃん書いちゃいますよ~!」ニコッ

洋榎「ウチにも頼むわ。いや~思いがけずええ東京土産が出来たで。日頃の行いの成果やなっ」

末原「流石アイドルの皆さん。凡人のウチとはオーラが違いますね」

エ、ハルカチャン? ホントダー ダレ? アイドルダヨシロッ ドウシテココニ?

ざわざわどよどよ   ワイワイガヤガヤ

小鍛冶「あわわ、み、皆対局に集中を……


照「……………」 バシッ!!!

照「ツモ。4000オール」


照「……………」ギロリ

皆「――――っ!!!」ビクッ

モモ(め、目が言ってるっすね。『ここは何をする場所だ?』って感じの事を)

福路(ただあれだけの動きで、ここの空気を一変させた…流石としか言えないわね)

怜(ホンマあの卓に入れられんで良かったわ…)

小鍛冶「ほ、ほら皆。対局に戻ってね。スミマセンPさん、折角来られたのに追い返す様にしてしまって…」

P「い、いえ。むしろラッキーでしたよ、これだけのスターと会う事が出来て」

P「それじゃあ、別の店に行くとするか」

伊織「ま、貸し切りじゃしかたないわね」

春香「ですね。あ、姉帯さん。私達のサインはここに置いておくので」

響「それじゃあ失礼するぞ~」


久「待って、765プロの皆さん」

福路「上埜さん?」

久「折角来て頂いたのに、お構いもせず返してしまうのも失礼でしょう」

久「ここで練習試合をしようと提案したのは私ですし、その責任を感じます」

春「…ではどうする?」

かじゅ「私達の方が店を変えるか?」

久「その必要も無いでしょ。丁度今、卓は一つ余ってるのだし」

久「折角だから、アイドルの皆さんとの交流を持ってみたいと思うのだけど」

福路「でも上埜さん。どの卓も今半荘を始めたばかりですし、それまでお待たせするのも…」

久「まだ卓に着いてない子が一人だけ居るでしょ?」チラリ

春香(?何だろ、あのお下げの人トイレなんか見て…)

       ガチャッ…

3人「―――――――っ!!!!!」ゾクゾクゾクゾクッ!!!

響(ど、ドアを開けた時に感じた圧倒的な圧力…)

伊織(あれはチャンピオンの居る卓から発せられたものだと思ってたけど…違う!)

春香(それをも越える、魔力の持ち主…こ、この娘が発信源だったんだ!)

咲「スミマセン、お待たせしてしまって」ペコリ

咲「あれ?どなたですか?そこの皆さんは…」

優希「咲ちゃん知らないのか~?今赤人気赤丸急上昇中のアイドルだじょ!」

咲「へ~でもどうしてそんな人達がここに…?」

久「お客さんよ、咲への」

咲「え?」

久「人数的に、咲一人が余っちゃったからどうしようかなーって思ってたら、丁度良く皆さんが来店してくれたのよ」

久「咲もただ待っていても退屈だろうし、対局してもらったらどうかなってね」ニヤリ

咲「はぁ…私は勿論大丈夫ですけど…」

かじゅ(…久も人が悪い。あの子達がどの程度打てるのかは分からないが)

かじゅ(いきなりあの宮永咲をぶつけるなんて…壊してしまったらどうするんだ?)

霞(この練習試合に呼ばれた猛者達が皆、宮永さんと同じ卓に座る事を恐れて、急いで卓に着いた位だものね…)

響「ちょっな、何をそんな勝手に…!」

春香「良いですね。お相手して頂けますか?えっと…咲さん?」

響「春香っ!?」

春香「響、何であれ一流の人と勝負した経験は無駄にはならないよ」

春香「私達はいつかトップアイドルになるんだから、これ位の圧力は乗り越えていかないと」

伊織「春香はどれだけ強いか見てみたいだけでしょ。ったく、好奇心旺盛なんだから」

伊織「ま、逃げるのも性に合わないから私も同意見だけどね」サラッ

響「…分かった。こ、怖いけど自分もやれるだけやってみるぞ」

久「…決まりみたいですね。それじゃあ向こうの卓へどうぞ」

咲「アイドルの人と打つなんて緊張するな…お手柔らかにお願いします」ニコッ

スミマセン、全然頭回らなくなってきたので寝ます。
残っていたら再開したいです…

かっかー!は~るかっかー!

照は、自分が先に卓に着けば咲が来てくれるかと思ったのに、
他の人が来ちゃってご機嫌斜め
はやく終わらせて咲とやりたかったのに……

って妄想でお茶がうまい

>>62淡に無理矢理引き剥がされたんじゃないの?

淡「先輩!まずは私と打つんですよね?!後輩指導が先ですよね?!」
照「い、いやしかしここでもいいんじゃ」
淡「いいからやりましょうさあやりましょう!」

保守ありがとうございました。再開しますー

春香「それじゃあお願いしますね、咲さん」

咲「ハイ。あ、敬語じゃなくて良いですよ、えっと…すみません、私アイドルの事は良く知らなくて…」

春香「あはは、まだ私達は駆け出しみたいなものだから仕方ないよ。765プロアイドルの天海春香ですっ春香って呼んでね」

伊織「同じく水瀬伊織よ」

響「我那覇響だぞ。覚えておいてくれると嬉しいな」

咲「春香さんと伊織さんと響さん、ですね。それではよろしくお願いします」

春香(さて、鬼が出るか蛇が出るか…)

東一局 親:咲

伊織(いきなりこの化物が親か…とりあえずは様子見ね)

響(今の自分が策を弄しても勝てる相手じゃない。ならアホの一念でいくしかないぞ!)

響「リーチだぞっ!」タンッ

咲「わ、早いですね」タンッ

春香「響の速攻が来たか~」タンッ

伊織(当たり牌があれば差し込んでおきたい位の気持ちだけど…響も高そうね)タンッ

響「!ツモだぞ!リーチ一発タンヤオ三色!6000・3000だ!」

咲「うわ、いきなり親っ被り…」

春香「五巡目でこれは泣くしかないねw」

伊織「…………?」

響(な、何だ!和了れるじゃないか)

響(そうだよな。麻雀は運の支配する要素がかなり大きいゲーム、いくら実力差があるといっても)

響(全く勝ち目が無いって事は無い!…って思うのに)

咲「…………」

響(何なんだ?この嫌な感じは…)タラリ

咲「それじゃあ次は伊織さんの親ですね」

伊織「ええ」

そして対局は進み…

南四局 親:春香

伊織(オーラス…やけにあっさり辿りついちゃったわね)

響(今の点棒状況は自分が28800、伊織33600、春香13400、そして咲が24200…)

響(春香が低調なのも珍しいけど、咲も思った程の強さじゃなかったな)

響(二回小さな和了はあったけど、伊織に振り込んだりもしてたし…嫌な予感は気の所為って事で良いのか?)

響「リーチだぞ」タンッ

咲「…………」タンッ

伊織(!手出しで9索?オリたのかしら…)

久(対局終わって見に来たけど…なかなか面白い事になってるわね)

久(でもある面では拍子抜けかも)

久(あのアイドルの子達。ちょっと面白そうな雰囲気を感じたからぶつけてみたけど…今の所は思った程じゃない)

久(まだ力を隠してるのか…或いは自覚していないのかもしれないわね)

響「う~なかなかツモれないぞ…」

春香「…………」タンッ

伊織(あの表情。春香も勘付いているみたいね…試してみようかしら)

伊織「これはどう?響」タンッ

P(うおっここでドラの四筒切るか?伊織らしく無いな…)

響「残念、ハズレだぞ」

伊織「…………」チラリ

咲「…………」

咲「…………」クルッタンッ

P(咲さんに手が入った。これは逆転あるか…?)

次巡

咲「カン」ゴッ

3人「っ!」ゾクリ

咲「ツモ。リンシャン赤1で1300・2600です」

結果
響26500 伊織32300 春香10800 咲30400

P「おぉ!凄いじゃないか伊織!半荘一回とはいえ咲さんに勝つなんて!」パチパチ

伊織「…………」ギリッ

P「い、伊織…?」

洋榎「どうやら、まるっきり素人の木偶って訳じゃなさそうやな」ボソリ

末原「ですね…私としては少し古傷が疼く光景です」ボソリ

咲「お疲れ様でした。うーん惜しかったな、カンドラが――

伊織「『カンドラが乗ると思ったのに』なんてふざけた事言わないわよね?」

咲「!…………」

P「ど、どういう事だ?伊織」

春香「咲ちゃん、咲ちゃんの点数…偶然じゃないよね?」

P(点数?咲さんの点は30400でプラマイゼロ…まさかそれを意図的にやったとでも言ってるのか?んな馬鹿な…)

咲「…何の事でしょう?」

伊織「とぼけるんじゃないわよ。アンタが点を上げたいならカンドラなんて全く必要無かったじゃない」

伊織「7巡目の不自然な9索切りでチャンタ消し」

咲「いえ、あれは響さんのリーチを警戒しての事で…」

伊織「それだけじゃない。むしろこっちが決定的な理由…アンタ私のドラを見逃したわね」

伊織「私から和了ればトップになって、プラマイゼロにならないから…違う?」

咲「…あぁ、やっぱりあれわざと出してたんですか。おかしいなとは思ったんですよ」はぁ

咲(そこまでの素人さんだったのかな?ってね)

響「!じゃあやっぱり…!」

咲をはるかさんもちゅーの刑にかけよう

咲「ええ。ご明察通りです」

咲「あーあまた失敗かぁ。一応小手返しで誤魔化そうとはしてみたんですけどね」

咲「なるべく自然にやろうと思ってたんですけど…私もまだまだです」

伊織「どうしてこんな真似をしたのよ。強者には勝ち方を選ぶ権利があるって言うけど」

伊織「勝ちを譲る権利なんて誰にも無いわ。私達が接待麻雀を受けて喜ぶとでも思ったの?」ギロリ

咲「あはは…スミマセン、接待なんてつもりは無かったんですけど、今日は練習試合だって部長から聞いてましたから」

響「ど、どういう意味だ?」

咲「ですから…練習をしていたんですよ。だって……これ以上は、言わなくても分かりますよね?」ニコッ

伊織「―――っ!」ギリィッ!

P(…な、なんだこの険悪な雰囲気……っと、メールだ…!)

P「お、おい皆!○○のイベントでドタキャンがあって、今すぐ来て欲しいって電話が入った!急いで向かうぞ!」

春香「え~折角の機会だったのに…でもお仕事じゃ仕方ないですね。行くよっ響、伊織!」ぐいっ

伊織「はぁっ?ちょっと待ちなさいよ!この状況でオトシマエも付けさせずに引き退がるつもりっ!?」

響「そうだぞっ!ここでもう一回再戦を…!」

春香「二人共」じっ

伊織「………チッ分かったわよ。行けば良いんでしょ行けば」

春香「そういう事だから失礼するね、咲ちゃん。残念だよ、もっと咲ちゃんと打ってみたかったんだけど…」

咲「…それなら、良い機会がありますよ」

咲「一週間後、一般参加OKの大きな団体戦の大会があるらしいんです」

咲「その大会に私達は代表の選抜も兼ねて出場する事になっているので、春香さん達も出場して勝ち上がる事が出来れば」

咲「どこかで私と当たる事になります」

P(断定…自分が負ける事は一切考慮してないって感じだな…)

春香「へぇ~公式戦でかぁ。確かにそれなら今日よりもっと楽しい麻雀が打てそうだね」ニヤリ

咲「そうですね、そうなったら私も楽しめると思います」ニヤリ

春香「それじゃあ…一週間後、どこかの卓で」

咲「はい、お待ちしてます」

バタンッ

池田「あーあ帰っちゃったし。次は華菜ちゃんがボコってあげようと思ったのになー」

優希「池田じゃ無理だじぇ」

池田「何だとーーっ!」

和「あの兎を抱いていた方、優希と少し声が似てましたね」


久「意外だったわね。咲があんな挑発まがいの台詞を言うなんて。大会の事も私から提案しようと思ってたのよ?」

咲「…ちょっと面白い子達だなっと思ったので。今はまだその力を麻雀で活かす術が分かってないみたいでしたけど」

咲「それが分かれば…たった1週間でも化けるんじゃないかなって」

久「へぇ。貴方にそこまで言わせるなんて、大したものね」

咲「まぁそれでも、私と遊べる所まで来るなんて思ってる訳じゃ無いですけど…」

咲「宝クジは買わなければ当たらない。天和は打たない事には和了れない、ですよね?」

久「…後者のは咲が言うと意味合いが変わってきそうだけどね」

咲「あはは。あ、もうどの卓も半荘終わったみたいですね。それじゃあ面子を変えて第二戦といきましょうよ」

咲「あ、私はここに座ってて良いですよね?」

久「えぇ…この卓に自分から座りたがる人が居るとは思えないけど…あ、一人は居たか」

照「…………」スッ

咲「あ、お姉ちゃん。よろしくね」ニコッ

マケタヤツハアノタクニイクンヤデー ジャンケンポン! ウソォッ!?イキトォナーイ!イキトォナーイ!

響「へ?ドタキャンがドタキャンになって行かなくて良くなった?」

P「あぁ、また今そういう電話が入って…」

響「なんだそれー人騒がせにも程があるぞ」

伊織「…そんなへったくそな芝居打たなくて良いわよ」はぁ

春香「あ、やっぱりバレてた?」

響「へ?どういう事だ?」

春香「実はあの時、私がPさんにメールしてたんだよ」

春香「急用の仕事が入ったって言って、私達をここから出してってね」

響「どうしてそんな事したんだ?…いや、何となくは分かるけど」

伊織「…正直助かったわ。私も頭に血が登ってたし、後に退ける状況じゃなかったしね」

P「らしくなかったな。伊織があんなに冷静さを欠くなんて」

伊織「認めたくはないけど、あのワケ分かんない圧力に押されてた影響もあるんでしょうね」

伊織「そこで『お前達に勝つ事なんて練習にもならない』なんて言われちゃ、そりゃキレるわよ」

伊織「…例え事実だったとしても、ね」

P「オイオイ、弱気過ぎないか?仮にわざとプラマイゼロにしてたんだとしても」

P「お前達も結構和了ってたんだし、そう力の差があるとは…」

響「…今思えば、自分は和了ってたんじゃなくて、和了らされていたのかもしれないぞ…」

響「オーラスの時のあの絶対にツモれない感じ…あれをもしずっとやられたらと思うと」ずーん

P「おいおい…」

春香「あそこで再戦なんて申し込んでたら、絶対フルボッコだったよね~」

春香「東一局で三人同時にトバすとか余裕でやられてたよ」

伊織「いえ、あの畜生ならトぶ寸前にわざと点を与えて、またトぶ寸前にするを延々繰り返すとかやりそうよ」

響「テンパった瞬間にロンを毎局やるとかもあるな…」

P「マジな顔でする会話じゃないと思うぞ、それ」

春香「世界は広いって事ですね。ありがとうございましたPさん、今日あそこに連れて行ってくれて」

春香「お陰で…良い目標が見つかりました」ギラリ

休憩+読み返し中…

P「…それだけの力量差があると知って、まだ挑む気なのか?」

伊織「愚問ね。この伊織ちゃんがあそこまで舐められたまま終わらせる訳が無いじゃない」サラッ

響「やりたい訳じゃないけど、大会の事を言いだしたのは向こうだしな…売られた喧嘩は買わないと女が廃るぞ」

春香「ふふふ、二人共気持ちが折れて無いみたいで安心したよ」

春香「Pさん、私達はアイドル。皆に夢を与える存在ですから、相手がどんな化物だろうと諦める事だけはしません」

春香「というか…私達にそう教えてくれたのはPさんですよね?」フフフ

P「はっ。ちゃんと分かってる様で安心したよ」ニヤリ

P「お前達の言葉を信じるなら、相手は途方もない魔物。いや、魔王とでも言った所か」

P「だが、だからこそ倒しがいがあるってもんだ。トップアイドルを目指すなら、それ位出来て当然」

P「765プロアイドルの力を見せつけてやろうぜ!」

3人「オーーーッ!」

P「それでさしあたってはメンバーを集めないとな。今度あるっていう大会は5人での登録らしいから、後1人誰か…」

伊織「え?2人でしょ?アンタ算数も出来なくなったの…?」

P「え?いや5-4で1だろ?」

春香「Pさん、言いにくいんですけど今度の戦いはハンデを背負って勝てるものではなさそうなので…」

P「…………」ずーん

伊織「というか場合によっては、響と春香もメンバー漏れするかもわからないわよ?」

伊織「事務所にもっと強いのが居るなら、私はそれで試合に出るつもりだしね。にひひっ」

響「はんっそれはこっちの台詞だぞ!」

春香「そんな事言って~ホントは私と一緒に出たいんでしょ?」うりうり

伊織「私と組みたいなら精々精進しなさいって言ってんのよ。うりうりすんな」

響「でも実際、そんなに都合良く打てる人見つかるかは心配だぞ。ハム蔵打てるか?」

ハム蔵「ヂュデュー!」

響「Pよりは自信あるって言ってるぞ」

春香「とりあえずは暫定メンバーだねw」

P「お前達なぁ…」

~事務所~

伊織「で、とりあえず傷ついたプライドを癒す意味も込めて、Pを毟る事にした私達であった」

響「誰に説明してるんだ?あ、Pそれロンだぞ」

春香「あ、私もロンです」

伊織「ロン。トリロンって有効だったかしら?」

P「…お前達も俺にやってる事はあの子達と変わらないと思うんだが…」

P(ていうか朝と比べてもやけに強くなってないか?一度も南場に行けねえ…)

響「いや~あの時と違って凄く伸び伸びと打てるぞ。麻雀って楽しいなっ」るんっ

ガチャッ

やよい「おはようございまーす!」

響「おぉやよい。おはようだぞ」パシッ

P「やよいか。やよいにも大会の事話してみるか?」

春香「う~んw流石にやよいにはちょっと難しいと思いますけど…」パシッ

伊織「まぁ真よりはマシじゃない?教えればルールは覚えられるでしょ」パシッ

P「あ、それチー」

やよい「?プロデューサー、何をしてるんですか?」

春香(プロデューサー?)

P「これは麻雀と言ってな。中国で産まれた遊びで、まぁやよいには難しいと思うが…

やよい「いえ、そうじゃなくて。どうして今二萬を切ったんですか?」

やよい「その手牌から鳴くのがそもそもどうかと思いますけど、それでもあえて鳴くなら一萬切り一択ですよ」

やよい「それじゃあ受けは一見広がっても、有効牌の数が減っちゃってるかなーって」

4人「!?」

P「や、やよい。随分詳しいんだな…」

やよい「そんな事ないですよ、これ位フツーです。ひょっとしてPは今伊織ちゃん達に麻雀を教えて貰ってるんですか?」

伊織「やよい、止めてあげて。流石に不憫だわ…」

やよい「?」きょとん

P「…い、一応ついこの前に俺が教えてたんだけどな…麻雀歴は中二からやってるからもう十年になるし…」

やよい「へーっ。それなら私と同じ位ですねっ」

響「同じ位!?やよい、いつからやってるんだ!?」

やよい「えーとちゃんとは覚えて無いですけど、二歳の時の写真ではもう牌を握ってましたね」

やよい「怖い人がウチに来た時なんかは、私が麻雀で勝負して追い返してるので…」

春香「お、思いがけない新メンバーが見つかったね…」

伊織「そうね…。コーチになって貰うのも良いかもしれないけど」

やよい「へ~麻雀の大会ですかぁ。今はそんな表舞台もあるんですね」

響「表舞台って…いや、裏が何かは怖いから聞かないけど」

やよい「でも、どうしてそれに出ようって思ったの?伊織ちゃん」

伊織「どうしてもぶっ潰したい奴がいてね…その為よ」

やよい「そ、そうなんだ…」

春香「それでどうかな?やよいも一緒に出てくれない?」

やよい「うーん、カメラもあるんですよね?あまり公の場所で打ち筋が晒されると、これからやりにくくなりそうで…」

P「ちなみに大会の優勝賞金は500万円らしい」

やよい「出ますっ!出させて下さいっ!」ガルウィング

やよいメンバー入り

P「うんうん。これで活躍して仕事が増えれば、そんな危ない仕事からは足を洗えるからな」なでなで

伊織「いや、仕事取るのはアンタが頑張りなさいよ」

響「何はともあれこれで四人目、だな」

春香「だね。後一人は誰が良いだろう。団体戦なら打ち筋のバランスとかも考慮したいけど…」

響「守備重視か攻撃重視か、みたいなものか?」

春香「簡単に言えばそうかな。どうしようも無い化物と当たった時とかの為に」

春香「鉄壁の防御力を持つ子とかいれば、作戦も立て易いかなって」

P「鉄壁ねぇ…攻撃はともかく守備は経験がモロに出るからなぁ」

春香「…Pさんがそれを言うと説得力薄くなっちゃいません?」

P「何だとぉ?」

春香「あはは、ごめんなさい」てへっ

ガチャッ

いや、巨乳という厚い脂肪の壁に決まってます! …くっ

千早「おはようございます」

春香「あっ千早ちゃん!おはよ~」

響「何となく来る気がしてたのは何でなんだろうな」

千早「あら?春香は今日オフって言って無かったかしら。というか何か既視感のあるメンバーね…」

春香「オフだよ~オフだから皆で麻雀して遊んでたの」

千早「麻雀…?」

やよい「千早さんは麻雀やった事ありますか?」

千早「いえ、全く…というか事務所でそういう遊びをするのはどうなの?Pが付いていながら」

響「いや、Pが最初にやろうって言いだしたんだぞ」

千早「…………」ハァ

P「そ、そんな目で見ないでくれ…」

春香「まぁまぁw千早ちゃんも今日のレコーディングもう終わったんでしょ?」

春香「だったら一緒に麻雀やろうよ」

千早「いや、だから私はルールも何もしらないから…」

春香「そんなのは打ってるウチに覚えていくよ!ほらほらっ」

千早「はぁ…もう、強引なんだから」

春香「えっと、まずはこの役を覚えてみない?初心者でも分かり易い役だから」

千早「こうなる様に牌を入れ替えて行けばいいのね」フムフム

―――30分後

千早「ツモ。リーヅモ七双子ドラ2で…いくらだったかしら」

春香「お、親の跳満だから6000オールだね…。そしてこれでPさんがトんで千早ちゃんの1位だよ」

P「よ、四連続チートイ和了だと…」

伊織「まさかこんな身近に能力者が居たとはね…」

千早「これで私の勝ちなの?ただペアを七つ揃えれば良いなんて、難しいゲームだと思ってたけど」

千早「随分簡単なのね」

P「び、ビギナーズラックだよビギナーズラック……」ずずーん

春香「毎回毎回ノーミスで、しかも七巡目以内にはテンパってるなんて神技どころじゃないんだけどね」アハハ…

春香(ダジャレみたいなノリだったけど、まさかここまでハマるなんて…)

やよい「うっうー!千早さん凄いですっ」

春香(これなら…勝てるかもしれない!咲ちゃんの作ったチームに)

春香(…一体、どんなチームを作って来るんだろう)

~とある雀荘~

健夜「それじゃあ今日の練習試合は終わりです。皆疲れただろうから、ゆっくり休んでね」

アーオワッタオワッター ツカレター トキーゴハンタベニイコー バスガデルデー モウマージャンヤメルッ!

咲「ん~今日はいっぱい打てて楽しかった!」

まこ「そりゃあ楽しいじゃろうのう。この結果なら…」ピラッ

優希「うわ…エニグマティックだじぇ」

和「咲さんは8回の半荘全てトップ。しかも全ての半荘で誰かしらを飛ばして…流石ですね」

咲「あはは、ちょっと運が良かっただけだよ」

久「過ぎた謙遜はー…って、貴方にそれを言うのも酷か。末原さんには後で私から謝っておくからね」

咲「すみません、ついやり過ぎてしまって…」てへへ

久「それで、今度の麻雀アルティメットはどうする?皆」

和「え?どうするって私達清澄の5人で出るんじゃないんですか?」

久「そんな規則は無いわ。折角他の学校の人と仲良くなる機会を得たのだし」

久「それぞれ別なチームを作ってみるのも面白いんじゃないかしら?」

久「私なら美穂子とまことゆみと春と一とヤスコと…あら、5人じゃ利かないわね」

まこ「どーいう選出基準なんじゃ…いつか刺されてもワシは知らんからな」

和「そう…ですね。それなら私もまた穏乃や憧と一緒に…」

優希「のどちゃん浮気は許さないじょ~」ダキッ

和「きゃっ!も、もうどこを触ってるんですか!」

咲(チーム…か。どうしよっかなぁ)

~ホテル~

咲「よし出来たっ!」

久「何を作ってるの?」

咲「あ、部長。今から私のチームを決めようかなと思って」

久「決めるって…まさかそのティッシュ箱のクジ引きで?」

咲「はい、一通りの人の名前を書いておいたので。今から四枚引いて、それで決めようかなと」

久「引かれた人に拒否権は無し?まぁ貴方と戦わずに済むという利点を考えれば、断る人も居ないでしょうけど」

久「でも良いの?そんな雑に決めちゃって」

咲「麻雀は運の支配する要素がありますから、運で決めるのも面白いかなって」

咲「尤も、どんなチームになっても私が居ますから、簡単に負けるつもりは無いですけどね」

咲「勿論…春香さんとの約束を破る気も毛頭ありません」ゴッ

久「全く貴方…立派になったわね。立派過ぎる位に」

咲「あはは、そう褒められると照れちゃいますね」

久「単純に褒めてる訳では無いんだけど…まぁ良いわ。クジ引き、頑張ってね」スタスタ

咲「はいっ」

咲「よーしそれじゃあ一人目を決めるとしますかっ!」

咲「チーム咲-saki-。一人目は~~~>>172!」

小走

咲「小走さんか…奈良の県予選で穏乃ちゃん達に負けた高校の人だったかな?」

咲「それだけで底が知れる感じだけど…ホントよく阿智賀の人達ってあそこまで勝ち上がったよね」

咲「まぁバランスとしては悪くないのかも」

咲「春香さんのチームは初心者ばかりみたいだから、そういう意味でも面白いのかも」

咲「それじゃあ二人目!二人目は>>178!」

新井ソフィア

咲「あれ?何も書いてないの引いちゃった」

咲「何でだろ…あ、二枚重なっちゃってたんだね。じゃあこの下にあるやつを」

咲「えーと…宮守のエイスリンさんか。英語は得意じゃないんだけど大丈夫かな?」

咲「まぁ一緒に麻雀を打てば友達になれるよねっ」

咲「それじゃ三人目~。ほいっ!>>186

ハギヨシ

咲「ハギヨシさんかぁ…まぁこの大会は男女混合OKだけど」

咲「また色んな意味でよく分かんない人引いたなぁ」

咲「京ちゃんに後でどんな人か聞いてみよっと」

咲「それじゃあラスト四人目だね!誰が出るかな?誰が出るかな?とぉっ!>>199

国広一

咲「ラストは~国広さんかぁ。また絶妙な強さの人を…」

咲「ハギヨシさんの知り合いの人が出てくれたのは、ある意味助かったけどね」

久「咲~和がお風呂入りに行こうって呼んでるわよ。あ、決まった?メンバー」

咲「はい。私と小走さんとエイスリンさんとハギヨシさんと国広さんの五人」

咲「それが私のチーム咲-saki-です!」ドヤッ

久「あたた。一を取られちゃったか…というか思った以上にカオスなメンバーになったわね」

咲「クジですからね」

久「まぁ咲らしいといえばらしいけど…もっとドラフトみたいな感じになると思ってたわ」

咲「あはは、それも面白そうですけどね。ちなみに部長はどういうチームにするんですか?」

久「ん?そうね、美穂子、まこ、春、ヤスコになるかしら」

咲「加治木さんは?」

久「ついさっきモモちゃんから電話があってね…断念したわ」

咲(…何を言われたんだろう)

久「まぁ勧誘は今からする所なんだけどね」

咲「部長も断られる事を一切考慮してませんよね。まぁ多分皆さん空けてると思いますけど」

久「ふふ、どうかしらね?」

久「それじゃあ咲、大会で当たる事があったら御手柔らかにお願いするわ」

咲「全力でゴッ倒せって事ですね。了解です」

咲「…さて、それじゃあ私も勧誘をしないとね」PRRRR

咲「あ、小走さんのケータイで合ってますか?私ですけど…そうそうその魔王の宮永咲です」

~事務所~

律子「はぁ…麻雀の大会にねぇ」

春香「律子さん、誕生日おめでとうございます!」

皆「おめでとー!!!!!」パンパンパンパンッ!

律子「な、何よ何の脈絡も無しに…まぁ、嬉しいけど…」ポリポリ

律子「もうそれに出るメンバーは決まってるの?」

春香「ハイ。私がリーダーで伊織と響とやよいと千早ちゃんのチームです。チーム春-haru-!」

伊織「誰がリーダーよ誰が。それにそのチーム名も紛らわしいから止めた方が良いわ」

春香「え~じゃあ天-ten-とか?」

やよい「それも他の人と勘違いしちゃうかも…」

響「そんなのどーでも良いから早く練習しようよ。なんたって1週間しか無いんだから」

千早「萩原さんの家で合宿だって春香言ってたわよね」

雪歩「わ、私の家!?」

律子「……ねぇ、美希。今度の日曜はオフだったわよね?」




そんなこんなで怒涛の様に一週間は流れた!


~事務所前~

春香「ふぅ…ホントに濃密な1週間だったね。心なしか皆、眼光の鋭さが増した気がするよ」

伊織「まぁあの人の指導を受けちゃあね…」

千早「高槻さん、どうしてあんなブレーキが壊れた様な人生の人と知り合いだったのかしら…」

やよい「うっうー。今宵の私は血が騒いでます!」

響「自分達は予選からだから、ド朝も良いトコだけどな」

春香「ふふふ、皆。いよいよ今日が決戦当日だよ!今から色んな化物退治をしに行く訳だけど」

春香「…まさかビビってる人は居ないよね?」ニヤリッ

4人「愚問(ね・ですっ・だな)」ニヤリッ

春香「良し!じゃあしゅっぱーつ!」


律子「…おめでたいわね。本当の敵は味方の中に居るって知らないのかしら。ね、雪歩」

雪歩「…………」


春香「どんな相手が来ても、全部はるっ倒す!!!」

春香達の勇気が魔王の支配を打ち破ると信じて…!

とりあえず第一部・完!
ノリで書いてたら壮大な話になって時間が足りないヤバイヤバイ。
ちょっと明日の夜まで書けそうにないので、麻雀アルティメット編はまた後日立てようかなと思います。

残りはアイマスキャラが麻雀を打った時にありがちなことスレにでも使ってくれると嬉しい。
こんな能力使いそうーとかあるとネタの助けになりますです。
ではまた、近いうちに。

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