士郎「大食いだなセイバーは…」セイバー「んっ…ちゅ、レロ…ぁむ」(350)

 

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>>5
貴方が神か

士郎(最近セイバーから魔力供給を求められる回数が増えた気がする…)

セイバー「シロウ。また今晩も魔力供給の方をお願いしたいのですが」

士郎(ほら来た…!ああ、また今日も絞りつくされるのか…)



みたいなの誰か書いて

士郎「待ってくれセイバー! 昨日もしたし、魔力は十分に足りてるはずだろ? 偶には体を休めることも大事だと思うんだ」

セイバー「何を言ってるのですシロウ。聖杯戦争こそ終わりましたが、他所の魔術師がこの家に襲いかかってくる可能性が無いわけではありません。コンディションは常に万全にしておかないと」

士郎「コンディションっていうなら俺だって万全にしておくべきだろ!? お願いだから休ませて――」

セイバー「ええい、初なネンネじゃあるまいし、いいから部屋に行きますよシロウ!」

士郎「頼むから待っ――」


違うな

――――――――

セイバー「スヤスヤ……」

士郎「……やっと終わった……」

士郎「このままじゃ俺の体が保たない……というか殺される。他の誰でもなく、俺はセイバーに殺される。腹上死で」

士郎「なんとかしてこの状況を打開しないと……」

士郎「――――よし、決めた」

支援

凛「……それでわたしの所に来たってわけ」

士郎「ああ。自分に無ければ他所から持ってくるのが魔術師の基本だろ? 遠坂の力を借りたくてさ」

凛「まあ、わたしも士郎一人じゃセイバーを維持し続けるのにも限界があると思ってたし、前々から準備はしておいたわよ」

士郎「本当か!? 流石遠坂、本当に助かるよ」

凛「ちょっと待ってなさい、たしかこの棚に……あった。はい、これ」

士郎「なんだこれ? 小瓶の中に妙な色の液体が詰まってるけど……」

凛「端的に言えば精力剤よ。もっとも、市販のものとは違って魔術的な措置を施してあるけど」

士郎「魔術的措置って、どんな?」

凛「一言で言えば、絶倫超人も夢じゃないわね」

凛「キャスターの力を借りたから、効果のほどについては心配ないはずよ」

士郎「キャスターって……よくアイツが協力してくれたな」

凛「もちろんそれなりの対価は払ったわよ」

士郎「何を払ったんだよ?」

凛「セイバー一週間貸与権」

士郎「……セイバーの了承は?」

凛「事後承諾という形になるわね。来週あたりにでも伝えようかしら」

士郎「……セイバー」

凛「まあセイバーのことで協力してもらったんだから、セイバーにもこれくらいはやってもらわないと」

凛「ささ、グビッといっちゃいなさいよ。今飲んでも効果が出るのは夜になると思うから」

士郎「そうは言うけどな……これやたらと臭いし、なんかドロっとしてるんだけど……」

凛「いいから飲みなさいって。男らしくないわよ?」

士郎「ぐ……っ、しかしだな……」

凛「ええい、まだるっこしいわね! 無理矢理にでも飲ませてあげるわよ!」

士郎「ぐぅっ!? んぐっ、おぐ、ごっ――ゲホッゲホッ! な、何するんだよ!」

凛「士郎が何時まで経っても飲まないからよ。で、体の調子はどう?」

士郎「どうも何も、効果が出るのは夜なんだろ? なら別になんとも――」

士郎(――あれ? なんだか意識が――)

凛「一応確認してみただけよ。問題ないなら、午後の――」

士郎(遠坂の声が……遠く――)

凛「――郎? ――うしたの――」

士郎(体が――熱い)

――――――――

士郎「……あれ? 俺、いつの間に寝てたんだ……? それにここ、遠坂の部屋じゃ……」

凛「……あ、起きたの?」

士郎「遠坂。すまん、いつの間にか寝ちゃってたみたいだ」

凛「……うん」

士郎「記憶も何だか曖昧でさ……って、どうした? なんか顔真っ赤だぞ?」

凛「あっ、こ、これはね……あの……」

士郎「?」

凛「その……す、すごかったわよ、士郎」

士郎「は?」

ご飯パクパク。アレなら落としてくれても構わない

遠坂レイプ!野獣と化した士郎

士郎「遠坂のやつ、一体どうしたんだ? やけにしおらしいし、あの後逃げ出すし」

士郎「と、そうだ。洗濯物片付けないと……」

桜「あ、先輩」

士郎「桜、それにライダーも。帰ってきてたのか、気付かなかったよ。洗濯物まで取り込んでくれてるし……」

ライダー「今日はリンの部屋で魔術鍛錬のはずでしたから。なるべく静かにしておこうと思いまして」

士郎「そっか、悪いな。まあ、今日は俺も途中で居眠りしちまったみたいなんだけど」

桜「ふふ、そうなんですか? 姉さん、怒ったんじゃありません? さっきもバタバタ出ていったみたいですけど」

士郎「それが全然でさ。様子も変だし、何かあったのかな?」

ライダー「珍しいこともあるものですね。士郎がポカをして怒られないなんて、明日は剣か槍か斧あたりが降ってくるかもしれませんね」

士郎「ギルガメッシュがいるから洒落にならないな……」

桜「それじゃ、わたし達は服を畳んでますね。先輩は休んでてください」

士郎「ああ、頼むよ」

士郎(……それにしても、桜も変わったなぁ)

士郎(この家に通い始めた頃は儚げな雰囲気だったのに、今じゃあんなに明るくなって……)

士郎(線の細かった体も成長して……って後輩相手に何考えてんだ俺は!?)

士郎(やっぱり何かおかしいな……何だか熱っぽいし、意識も何だか――)

士郎(白く――ぼんやり――)

――――――――

士郎「――あれ? ここは……俺の部屋? なんだってまた……」

ライダー「お目覚めですか、士郎」

士郎「うわっ!? な、なんだライダーか」

ライダー「申し訳ありません、驚かせてしまったようですね」

士郎「いや、それはいいんだけど……。そうだ、桜は?」

ライダー「……サクラでしたら、部屋で休んでいます。とても疲れていましたので」

士郎「そっか」

ライダー「……士郎。私はどうやら未だあなたを侮っていたようです」

士郎「うん?」

ライダー「サクラの相手は、やはりあなた以外に存在しない――!」

士郎「……どうしたんだ、いきなり」

士郎(その後夕飯の支度をし、皆で食べ、家事を全て終わらせてから、土蔵に篭って座禅を組む)

士郎(相手はまさにモンスター。どれだけ気合を入れても入れたりないということはないだろう)

士郎(今夜こそ必ず、セイバーを打ち倒してみせる――!)

士郎(ちなみに遠坂はあれから顔を出さず、桜も疲労困憊といった様子だったのでライダーと一緒に間桐邸に帰らせた)

士郎(一応遠坂に電話をしたが、ものすごく気が動転しているようで、ろくに会話にならなかった)

士郎(明日には元に戻すと言っていたから、それを信用するとしよう)

士郎「――待たせたな、セイバー」

セイバー「お待ちしておりました、シロウ。さあ、今夜の魔力供給を……」

士郎「ああ。任せておけ」

セイバー「おや、今日は昨日のように暴れないのですね?」

士郎「いつまでも弱かった頃のままの俺じゃない。お前に負けないだけの武器を用意してきたつもりだ」

セイバー「それは楽しみですね。その自信が虚勢でないことを祈っていますよ」

士郎「どうなるかは見てのお楽しみってやつだ。――それじゃあ」

セイバー「ええ」

士郎「いくぞ、セイバー――!」

セイバー「来なさい、シロウ――!」



士郎(今度は、しっかり覚えていた)

――――――――

士郎「どういうことだよ遠坂、あんなになるとは聞いてないぞ! セイバーが、セイバーがあんなことに……っ!」

凛「あ、やっぱりわたしの時の記憶なかったんだ」

士郎「わたしの時って……まさか俺、遠坂にまであんなことしたのか!?」

凛「士郎の言うあんなことっていうのがどういうことを指しているのかはわからないけど、概ねそのとおりよ。いやー、誤算だったわ」

士郎「誤算で済むか! セイバーはあんなことになっちまうし、それに遠坂にまで……ハッ! そういえば昨日桜に会った時も記憶が……」

凛「キャスターに連絡取ってみたんだけどね、あの薬は別に記憶をなくすほど理性を吹き飛ばすものではないそうよ。あくまで男性としての機能を高めるってだけのものらしいわ」

士郎「じゃあなんだって俺はあんなことに……」

凛「それこそわかんないわよ。士郎の体質がよっぽど異常だったってことなんじゃない? 例えば……そうね、士郎の体内に薬の効果を狂わせ増幅させるほどの異物が入り込んでいるとか」

士郎「…………」

凛「ま、なっちゃったものは仕方ないわ。幸いあれはまだ試作段階で効果時間も短いから、後に引っ張ることもないでしょ。今度からはその辺も加味して調整すれば大丈夫かしらね」

士郎「そ、そうなのか。ならよか」

士郎「……どうしてこうなったんだ。薬の効果、全然切れてないじゃないか……」

凛「士郎ぅ……むにゃむにゃ……」

士郎「記憶はなくさなかったけど、理性が飛んでからは体が勝手に動くし、まさかあんなことを俺がするなんて……まだ治まらないし」

セイバー「――シロウ」

士郎「セイバー。もう大丈夫なのか?」

セイバー「はい。これでもサーヴァントなので、回復力は人間の比ではありません。……それよりもシロウ?」

士郎「なんだ?」

セイバー「その……私も混ぜていただけませんか?」

士郎「……ああ、いいぞ」

セイバー「ありがとうございます! ではまずはこれを……」

士郎「はは、大食いだなセイバーは……」

セイバー「んっ……ちゅ、レロ……ぁむ」

こうして少年はまた一つ成長し、世界を知る。そして理想からは遠ざかるのだった。



メインヒロイン編 おしまい

メインヒロインは嫌いじゃないけど、俺は美綴を書きたいんだ! だからここらでメインヒロイン編は終了
というわけで風呂入ってくる。落とすも乗っ取るも自由です

美しき冬木の虎はまだかね?

カレンは抜ける

ぼちぼち書いていく
相変わらず即興で考えながらの投下なんで、ペースには期待しないでね
あと、メインヒロイン編とは必ずしも設定が繋がっているわけではないので悪しからず

美綴「あれ? おーい衛宮ー」

士郎「ん? ああ、美綴か。どうしたんだ?」

美綴「なんだい、用がなくっちゃ話しかけちゃいけないっていうの?」

士郎「いや、そういうわけじゃなくてだな……」

美綴「はは、冗談冗談。そんなに真面目に受け取ることないってば。衛宮ったら頭固すぎなんじゃないの」

士郎「むぅ、そんなことはないと思うけど……」

美綴「そうやって真面目に考えこむから頭固いって言ってんの。余裕を持った方が良いんじゃない?」

士郎「……身近に余裕ぶったいけ好かないやつがいるから、あまりああはなりたくないな」

美綴「あら、珍しいね、衛宮がそんな反応するなんて」

士郎「そうか?」

美綴「そうだよ」

美綴「そうそう。ねえ衛宮、今から帰るの? 暇だったらちょっと射場に寄ってかない?」

士郎「……だから俺は弓道部は辞めただろ。部外者が弓を引いていいはずがない」

美綴「相変わらず変な意地張ってるねえ。あんたを追い出した慎二だって今じゃ当人にベッタリじゃん。今更反対する奴なんて居ないって」

士郎「あのなぁ……」

美綴「ああはいはい。それじゃあ別に弓を引く必要はないから、寄るだけ寄ってってよ。お茶ぐらいは出すよ?」

士郎「……それなら、まあいいけど」

美綴「よっし決まり! それじゃ行こうか!」

士郎「お、おい! 引っ張るなって!」

――――――――

美綴「ふぅ……。で、どうだった、あたしの射は?」

士郎「どうもなにも、俺が口出しするまでもないだろ。文句のつけようがないほど綺麗な射だ」

美綴「……どうもあんたに褒められても、素直に嬉しくなれないんだけど」

士郎「別に嫌味で言ってるわけじゃないんだけどな」

美綴「わかってるってば。それでも割り切れない複雑な乙女心を理解して欲しいね」

士郎「意外だな。美綴からそんな言葉が来るなんて思ってもなかった」

美綴「おいおい、その言い草はないんじゃないの? あたしだって立派な女の子なんだよ」

士郎「む、そうだな。すまん、失言だった」

美綴「ほら、またそうやって固く受け取る。軽い冗談だって」

士郎「……美綴、お前の冗談はわかりにくい」

美綴「まあ、実際あんたの射はウチらの間じゃ半ば伝説化してるしね。後輩共も自分の射を見られてると思ったら気合入ったんじゃない?」

士郎「そんなことないだろ。むしろ部外者がいて集中乱さないか心配だったんだけど」

美綴「……あんたは一回自分の価値を見直すべきだと思う」

士郎「何でだ?」

美綴「いや、なんでもない。衛宮はそのままの衛宮でいて欲しいね」

士郎「……なんか馬鹿にされた気がする」

美綴「どういう意図を含んでいるかは衛宮の解釈に任せるよ」

美綴「そうだ。ねえ衛宮、明日は空いてる?」

士郎「ああ、明日はバイトも休みだし、家の掃除をやろうかと思ってたぐらいだけど」

美綴「それならさ、明日新都まで買い物に付き合ってくれない? 弓道部の備品を買いに行かないといけなくてさ」

士郎「構わないけど……それって主将直々にやるような仕事なのか?」

美綴「本当は後輩に頼むつもりだったんだけどね。うっかり忘れちゃって、あたしがやらないといけなくなったってわけ」

士郎「なるほど。いいぞ、付き合おう」

美綴「あ、ついでだから自分の買い物もやろうかな」

士郎「……そっちが本命か」

美綴「あはは、なんのことだか。それじゃあ明日は――」

――――――――

美綴「……誘ってしまった」

美綴「どうしよう! その場のノリで誘ってみたけど、まさかトントン拍子に事が進むなんて全然考えてなかった!」

美綴「服、服は……えーっと……あ、髪型も決めておかないと……」

美綴「……はぁ、そういう対象として見てなかったはずなんだけどなぁ……」

美綴「弓のライバルとして見てたはずなのに、いつの間にか変な方向に拗れちゃって……」

美綴「それもこれも衛宮のせいだ。あいつがさっさと弓道部に戻ってあたしと弓の勝負やって……」

美綴「……そうしたら、あたし達の距離感も少しは変わったのかな?」

美綴「……やめよ、あたしらしくない」

美綴「……もう寝よ」

――――――――

美綴「やっほ、衛宮」

士郎「よう、美綴」

美綴「それじゃ行こっか」

士郎「ああ。…………」

美綴「うん? どうしたのさ」

士郎「いや、美綴の服でさ……」

美綴「え、どこかおかしいところあった?」

士郎「そうじゃなくて……今日スカート穿いてるだろ。制服は見慣れてるけど、私服だと初めて見るから」

美綴「……変?」

士郎「いや、似合ってると思うぞ。ちょっと驚いただけで」

美綴「……ふーん、そっかー。へー、そうなんだー」

士郎「どうしたんだよ、変な反応して」

美綴「へっへー、教えてあーげない。でも気分がいいから、缶ジュースを奢ってあげよう」

士郎「いや、別に缶ジュースぐらい奢ってもらわなくても」

美綴「遠慮しないでいいって! ほら行くよ!」

士郎「おわっ、だから引っ張るなって!」

――――――――

美綴「おつかれ、今日はありがとね」

士郎「これぐらいなら大丈夫だ。これから部室にまで運んでいくのか?」

美綴「いや、そこまでやらせちゃ悪いでしょ。これは今度あたしが学校に持って行くよ」

士郎「なら、美綴の家までは付き合うよ」

美綴「ありがと。助かるよ」

士郎「備品以外の荷物も多いしな」

美綴「はは……買いすぎちゃったね」

士郎「っと、着いたな」

美綴「ご苦労様。後はあたしでやっとくから」

士郎「ああ」

美綴「……ん……」

士郎「それじゃあ俺は……」

美綴「あっ、え、衛宮!」

士郎「うん?」

美綴「えっと……その、さ」

美綴「……ちょっと寄ってかない? お茶ぐらいは出すよ」

美綴「はい、粗茶ですが」

士郎「どうも」

美綴「…………」

士郎「…………」

美綴(どうしよう……家に上げたはいいけど、そこから何も考えてなかった……。何を話せば……)

士郎「…………」

美綴「……あの、さ。衛宮は弓道部にはもう戻らないつもりなの?」

士郎「ああ。弓は好きだけど、今はそこまで優先度が高いわけじゃないし、他にやるべきことがある」

士郎「それに、俺みたいな半端な奴が戻っていいわけないだろ。他の部員に失礼だ」

美綴「……そっか」

美綴「衛宮は弓が嫌いになったわけじゃないんだろ?」

士郎「ああ、それはないな」

美綴「それなら……偶にでいいんだ。あたしの射を見に来て欲しい。衛宮には、あたしのことをしっかり見てて欲しいから」

士郎「でも俺から美綴の射に今更言うようなことは……」

美綴「――――」

士郎「……いや、わかった。俺で良ければ力になる」

美綴「本当!?」

士郎「ああ」

美綴「やった……!」

士郎「それじゃ、そろそろ御暇するよ。お茶、美味しかった」

美綴「うん。衛宮、今日はありがとね」

士郎「気にするなって。こういう事ならいつでも手伝うからさ」

美綴「うん、ありがとう」

士郎「じゃあな」

美綴「――衛宮!」

士郎「ん?」

美綴「約束! 忘れないでよね!」

士郎「――ああ、忘れないよ」

美綴(今はこの程度の繋がりで良い。衛宮と少しでも多く繋がりを保つことが出来れば、それで)

美綴(衛宮が弓道部に戻ってくることはないかもしれないけど、あたしの射は見ていてくれる)

美綴(今はそれだけで満足だ)

美綴(それに、衛宮は弓をやめるわけじゃない。だったら、いつか白黒はっきりつけて……)

美綴(――その時、あたしの全てを伝えるんだ)



美綴綾子編 おしまい

というわけで美綴編終了です
途中から眠すぎて頭がろくに回らず、終着点も見えてなかった。リテイクしたくて死にそう
俺はもう寝るから、誰かスレタイの方向でカレン編書いてください(切実)

は?
性欲は薬で高まってるけど理性で押さえてる士郎に対して
本当は欲しくて仕方ないカレンが務めだから鎮めてあげましょうとか言うけど
それに気づいてる士郎が焦らす展開とか誰が書けるんだよ

実はこのSSは僕の7年間の遠距離恋愛がベースになっています。もちろん、秒速5センチメートルと絡ませるためや特定を防ぐために、無理やり時系列や場所、内容はいじっています。
でも各キャラの言い回しなどは当時のをそのまま使っています。そしてこのSSに登場するキャラにも全てモデルがいます。
ちなみに男はSSの内容を盛り上げるためにモテる設定でしたが、僕は一度も告白されたことがありませんし、
告白したのも小学生の時からずっと好きだった幼馴染のモデルになっている女の子に中学の時に告白をしたのが唯一です。
そしてこれからもずっと死ぬまで好きでい続けたい子もその子です。
ちなみにイケメンのモデルの奴も本当にあんなくそ野郎で幼兄のモデルになった人にボコられました。

じゃあ何でこんなことを蛇足で書くかというと、
『あの映画』だけが遠距離恋愛の結果じゃないということを知って欲しかったからです。
すごく上からな発言になってしまっていますが、
『距離』に負けなかった『二人』が少なからず実在するんだってこと、そしてその『距離』に勝つためには、
このSSでもキーワードになっていますが、『想いをちゃんと伝え合うこと』、そして『大事な二人だけの約束を交わし、
果たすこと』、これが『距離』に勝つために大切なことなんじゃないかということを僕の実体験をもとにこのSSで皆さんに伝えたかったからなんです。

以上で蛇足は終了です。気分を害された方がいたら本当に申し訳ありません。
でもこれから、遠距離恋愛に挑もうとしている方、もしくはすでに途中の方、
そして遠くに好きな人がいる方になんらかの考えるきっかけになればと思っています。
また、あの『秒速5センチメートル』という映画には僕自身とても考えさせられました。
確かに僕もあの映画を見て凹みましたが、「あんな結果にならないためにも」と、
遠距離恋愛に絶対に負けないという気持ちが逆に強くなったきっかけにもなりました。
そのおかげで僕は7年という年月を乗り越えて彼女と一緒になれました。
なので、皆さんにもそういう風にあの映画を捉えてもらえれば、
あの映画を見たことも決して無駄ではないと思えるのではないかと思います。

では長々と書いてしまいましたがこれで本当に本当に終わりです。
ここまで読んで頂いて本当に本当にありがとうございました。

桜「せ、先輩のって兄さんのより太いんですね」

桜「胸でするんですか? あ、あの……ピクピクしてますね」

桜「あっ、なんか先輩のにおい……すごい……」

桜「あ、あの……私のも……してください」

桜「せ、先輩の舌がぁ……! こ、こんなの初めて! も、もっとください!」

桜「せ、先輩、そろそろ……処女じゃありませんけど……関係ない? 良かった……」

桜「ふ、ふといのがぁ! お、おなかにあたって・・・! ごりごりしてるぅ!」

桜「あ、あの……え? 二回戦? 先輩、本当に素敵ですよ」


でもお前らは桜が嫌いだという

士郎のとなりには桜が一番似合うのですよ

>>211から分岐

士郎「それじゃあ、俺はそろそろ……」

美綴「あ……もう帰っちゃうの?」

士郎「いや、家事やらないといけないし」

美綴「そっか……」

士郎「どうしたんだ?」

美綴「その、もうちょっと衛宮と一緒にいたかったなー、なんて……あはは」

士郎「――――」

美綴「家事があるなら仕方ないか。衛宮の家って人数多いし、やることも――って」

美綴「どうした、衛宮? なんか目が怖いよ?」

美綴「へ? ちょ、急に腕を掴むなって」

美綴「お、おい。顔近すぎだって。冗談にもほどが……」

美綴「え、衛宮? まずいって、これ以上は流石に――んぅ!?」

美綴「んっ……はぁ、あむ……」

美綴「……ぷはっ。え、衛宮! いきなり何を――」

美綴「ちょ、どこに手をやって……ス、ストッ――」

美綴「――――あ」

士郎「――またやってしまった」

美綴「えへへぇ……衛宮ぁ……」

士郎「美綴にまであんな……最低だ、俺」

士郎「……これからどうしよう。美綴にはなんて説明すれば……」

美綴「衛宮ぁ……大好きぃ……」

美綴編 今度こそおしまい

カレン「こんにちは衛宮士郎」

士郎「カレンか、いらっしゃい」

カレン「聞きましたよ、最近妙な薬を飲んだとか」

士郎「ああ、カレンの耳にも入っちゃったか……」

カレン「哀れですね、そこまでしないと自分のサーヴァントを維持することも出来ず、あまつさえ他の女性にも手を出してしまうなんて」

士郎「……ほっといてくれ」

士郎「で、今日はどうしたんだよ。用もなしにわざわざ教会から来たわけじゃないだろ」

カレン「ええ、もちろんです。あなたの無意味に幸せそうな顔を歪めるのも一興ですが、それだけのためにここまで来るほど暇ではありませんので」

士郎「引っかかる言い方だな……。で、何の用だよ」

カレン「先ほどの話ですよ。あなたはどうやら薬の影響で理性をなくし、他の女性に襲いかかってしまわないか不安なようですね」

カレン「そこでです。あなたが街行く女性に襲いかかってしまわないように、わたしがあなたの相手をしてあげようかと思いまして」

カレン「わたしのことは心配いりません。必要な作業だと思えばあなたも割り切れるでしょう」

カレン「このような汚れた女で申し訳ありませんが、あなたさえよろしければ……」

士郎「ああ、薬の影響なら最近ある程度制御できるようになったぞ」

カレン「…………え?」

士郎「最近手痛い失敗をしてな。なんとかして現状を解決しないとって思って、遠坂と協力して方法を探ってみたんだよ」

士郎「何度か失敗もあったけどなんとか解決策を見つけて、今じゃ八割方自分の意思で……」

士郎「って、どうしたんだカレン? そんなに微妙な顔して」

カレン「……いえ、なんでもありません」

士郎「そうか?」

カレン「そうです」

カレン「それでも完全に制御しきれているわけではないのでしょう? なるべく手を尽くしておくべきでは」

士郎「大丈夫だと思うぞ。今じゃ露骨な誘われ方をしなければ理性を失わないし、街中じゃそんなことをしてくるやつもいないだろ」

カレン「ですが……」

士郎「心配なのはわかるけどさ、遠坂からもお墨付きをもらってるんだ。カレンもそんなに気にすることないって」

カレン「…………」

士郎「どうしたんだよ、やっぱ変だぞ」

カレン「……いえ、別に」

士郎「とりあえずお茶でも淹れるから、ゆっくりしていってくれ」

カレン「……はい」

カレン「…………」

士郎「…………」

カレン「あの、衛宮士郎。本当に大丈夫なのですか?」

士郎「大丈夫だって。全然平気」

カレン「……そうですか」

士郎「おう」

カレン「…………」

カレン「……やはり不安が拭いきれません。私がチェックしてあげましょう」

士郎「いや、だから皆にも協力してもらってるから大丈夫だって」

カレン「なるべく多くのパターンを調べておくに越したことはないでしょう? そうです、これはあなたが薬の影響を完全に制御するために必要なことなんです」

士郎「はあ」

カレン「そうと決まれば実験を始めましょう。まずは軽めなところから……そうですね」

カレン「衛宮士郎、あなたの隣に座ってもよろしいですか?」

カレン「…………」

士郎「…………」

カレン「……どうでしょう、何か変化はありませんか?」

士郎「いや、特には。今のところ問題ないな」

カレン「そうですか……」

士郎「…………」

カレン「……衛宮士郎、手を出してください」

士郎「こうか?」

カレン「……随分と硬いのですね、あなたの掌は」

士郎「まあセイバーと剣の鍛錬してるしな。毎日続けてたらこうもなるって」

カレン「そうですか……その、握ってもよろしいですか?」

士郎「別に構わないけど」

カレン「ありがとうございます」

士郎「ん」

カレン「…………」

士郎「…………」

カレン「……衛宮士郎、もう少し近寄ってもよろしいですか?」

士郎「ん、いいぞ」

カレン「それでは……」

士郎「……なあカレン、近寄って良いとは言ったけど、これは流石に近過ぎないか?」

カレン「おや、自信がないのですか衛宮士郎。この程度で理性をなくすようでは、完全な制御など夢のまた夢ですよ?」

士郎「ぐっ……それを言われると」

カレン「ほら、あなたの体に寄りかかっているだけではありませんか。しっかりしてください」

士郎「あ、ああ……」

カレン「…………」

士郎「…………」

カレン「…………結構経ちましたが、まだ大丈夫ですか?」

士郎「問題ない。一度慣れればこっちのもんだ」

カレン「……そうですか」

士郎「…………」

カレン「…………」

士郎「カレン、いい匂いするな」

カレン「そうですか? 傷が多いので、薬の匂いのほうが強いと思うのですが」

士郎「確かに消毒液っぽい匂いはするけど、それに混じってカレンの香りがするっていうか」

カレン「……それは褒め言葉なのでしょうか。遠回しに体臭が強いと言われているような気がしますが」

士郎「そんなつもりはないんだけど……気に障ったなら謝る」

カレン「いえ、今回は素直に褒め言葉だと思っておきます」

士郎「そりゃどうも」

カレン「…………」

士郎「…………」

士郎「そうだ、時間もいいし、昼飯食っていくか?」

カレン「よろしいのですか?」

士郎「ああ、皆出かけてるから一人で食べるのは寂しいと思ってたんだ」

カレン「そういうことでしたら喜んで」

士郎「だったらなるべく濃い味付けのほうがいいな。えーっと……」

カレン「…………」

士郎「どうだ?」

カレン「……やはり味をそう感じませんね。味覚が壊れているのでこればかりはどうしようもありませんが」

士郎「そうか……。もっと改善する余地があるな」

カレン「そうですね、ですが……」

士郎「ですが?」

カレン「私に対する気遣いは感じます。私のような味覚でも美味しく食べられるようにと」

士郎「面と向かって言われると恥ずかしいな……」

カレン「思ったことを言ったまでです。ところで衛宮士郎、そこの香辛料を取ってください」

士郎「……色々と台無しだな……」

カレン「衛宮士郎、こちらを向いてください」

士郎「……どうした、俺に箸を向けて。目でも突こうっていうのか」

カレン「あなたには箸で挟んである料理が見えないようですね。お望みでしたらその腐った目を突き刺して差し上げますが」

士郎「冗談だ。えっと、口を開けろってことか?」

カレン「鈍い人ですね、その程度はすぐに察してください」

士郎「悪かったな。……ほら」

カレン「それでは……」

士郎「ん……」

カレン「味の方はどうですか?」

士郎「…………辛っ!? 辛すぎる、っていうか痛い!」

カレン「おや、どうやら香辛料を振りかけた方と間違えたようですね」

士郎「わざとだ! 絶対わざとだ!」

士郎「洗い物完了、っと」

カレン「お疲れ様です」

士郎「どうも」

カレン「休まれてはどうです? 全て一人でやって疲れたでしょう」

士郎「いや、大丈夫だ。これぐらいは毎日やってるし」

カレン「疲れが見えない所に溜まっているかもしれません。ほら、遠慮しないで座ってください」

士郎「……まあいいけど」

カレン「…………」

士郎「…………」

士郎「――ん……あれ?」

カレン「おはようございます衛宮士郎」

士郎「カレン……もしかして俺、寝てた?」

カレン「ええ。やはり疲れが溜まっていたのでしょうね、いつの間にかぐっすりと」

士郎「うわ、本当か? すまん、客がいるってのに……」

カレン「気にしないでください、休めといったのはこちらですし」

カレン「それに……あなたの間抜けな寝顔を眺めるのは、それはそれで楽しいものでしたから」

士郎「勘弁してくれ……」

カレン「ところで、どうですか? 食欲と睡眠欲は満たされましたし、もう一つも満たす気はありませんか?」

士郎「もう一つって……だから大丈夫だって。今も特に問題はない」

カレン「……そうですか」

士郎「心配なのはわかるけどさ」

カレン「…………」

士郎「…………」

カレン「本当のことを言うとですね、理由はなんでも良かったんですよ」

士郎「ん?」

カレン「きっかけが欲しかったんです。今回の事情は私にとって都合が良かった。薬のせいにできますからね」

士郎「…………」

カレン「私はこういった機微に疎いですから、体を差し出すことしか思い浮かびませんでした。こうすればあなたは喜んでくれるだろうと」

カレン「結果として、無駄骨に終わってしまったわけですが」

士郎「カレン……」

カレン「それではそろそろ帰りますね。今日は迷惑をかけて――」

士郎「カレン、あのさ」

カレン「はい?」

士郎「カレンには、そういうことはして欲しくない」

カレン「……そうですね、私のような汚れた体、あなたは触れたくもないでしょう」

士郎「そうじゃないんだ。カレンには、誰かのために体を差し出す真似はして欲しくない」

カレン「……ですが、これは私なりの信仰の形で」

士郎「それでもだ。カレンだけが誰かのために傷を負っていい理由にはならない」

士郎「俺は、カレンがこれ以上傷つくのを見ていられない」

カレン「…………」

カレン「ふふ……私にとやかく言えるほどあなたもまともな人間ではないでしょう。その根底は歪みに歪んでいるではないですか」

士郎「ぐ……それでもだ。俺はだな……」

カレン「ですがあなたのその歪み、私は好ましく思います」

士郎「――カレン……」

カレン「実に切開のし甲斐がありそうですから」

士郎「……趣味悪いぞ」

カレン「お互い様です」

カレン「気が変わりました。今日はこちらに泊まっていきます」

士郎「構わないけど……教会はいいのか?」

カレン「ランサー達に任せておけば大丈夫でしょう。それに私の居ないほうが彼らも喜ぶでしょうし」

士郎「偶には労ってやれよ? いい加減逃げ出すんじゃないか、あいつら」

カレン「そうですね、考えておきます。――ところで衛宮士郎、他の方の帰りはいつ頃に?」

士郎「詳しくは聞いてないけど、まだ帰ってこないと思うぞ。夕食までには帰ってくるとは言ってたけど」

カレン「そうですか……なら丁度いいですね」

カレン「衛宮士郎、今から言うことは誰かのためというわけでもありませんし、無論信仰のためというわけでもありません」

カレン「私自身から、あなたへのお願いです」

士郎「ああ、なんだ?」

カレン「はい。衛宮士郎、お願いがあります」

カレン「――どうか、私を……」



カレン・オルテンシア編 おしまい

というわけでカレン編終了です
>>216を参考にグダグダ書いてたけど、もう限界
いい加減終わってもいいよね…? 誰か俺と交代して書いてくださいオナシャス!

アルクルートの簡単なあらすじ




志貴、何を思ったのか突然通行人(アルク)を殺害(笑)

アルク、自力で生き返るがバグが発生し、感情が豊かになる

アルク、志貴を探し出しロアを倒す手伝いをさせる

志貴とアルク、ネロを倒す

志貴、突然アルクを襲う(笑)

志貴、アルクに言い寄る

志貴とアルク、セックスする(笑)


アルク、一人でロアのもとに向かう

志貴、学校をナイフで殺す(笑)

ロア、がれきに埋もれて死亡(笑)


アルク、志貴に別れを告げて消える

終わり(笑)

琥珀ルートの簡単なあらすじ

翡翠と琥珀はもともと性格が逆だった
翡翠と琥珀はセックスすることで相手と感応し体力や精神を強化させることが出来る(笑)
琥珀は志貴の父親の性奴隷であった
http://i.imgur.com/3NQfn.jpg
琥珀は遠野家に復讐しようとしている

志貴、白いリボンの持ち主が翡翠ではなく琥珀だと悟る
志貴、白いリボンを琥珀に返し告白する
志貴と琥珀はセックスし、志貴は体力が回復する(笑)
琥珀、1人でラスボスである秋葉の元に向かう
志貴、遅れて秋葉の元に向かう
志貴と秋葉、殺し合う(笑)
琥珀、止めに入って秋葉に殺される
志貴、秋葉にトドメをさそうとする
琥珀、何故か生きている(笑)
3人は和解する

琥珀、屋敷を出て独立する
志貴、琥珀に会いに行く
琥珀、向日葵畑の前で志貴を出迎える

秋葉、嫉妬のあまり向日葵畑を燃やす
http://i.imgur.com/Jh2hZ.jpg
琥珀、元の人形に戻る
http://i.imgur.com/SsTvK.jpg

志貴、翡翠を琥珀として扱うようになる
翡翠は昔の性格に戻ったように演じ続ける

秋葉ルートの簡単なあらすじ

秋葉「あっ・・・」
女子生徒A「ちょっと、通れないからどいてくれる?」
秋葉「ごっごめんなさい」
女子生徒B「邪魔くさっ」
クスクスックスクスッ

秋葉「え、花・・・?」
男子生徒A「おいwwwww誰だよ遠野の席に花瓶置いたやつはwwwwwwww」
ゲラゲラゲラゲラ
秋葉「う・・・・・・グスッ」


秋葉「あ、兄さん。一緒に帰りまs」
志貴「・・・チッ・・・・・・」
秋葉「・・・・・・」

志貴「いい加減元の学校に戻れよ・・・・・・お前がいると疲れるんだよ」
さつき「あ、遠野君いたいた。一緒に帰ろう」
志貴「おう」
さつき「今日私の家に寄っていかない?」
秋葉「・・・・・・」



秋葉は不登校になった

大河「士~郎ぅ!たまにはお姉ちゃんの相手もしなさいよー!!」

士郎「藤姉…今は晩飯の支度中だから無理だ…」

大河「も~志郎はしょうがないなー」

凛(キラーン)

凛「藤村先生。宜しければお茶は如何ですか?」

大河「あらあ遠坂さんありがとう!」ゴクゴク

凛(ククク)

~夜~

大河「■■■■■■■■ー!!」


志郎「藤姉っ!?どうしたんだ!?止めっ!パンツに手をかけないでくれ!」

大河「■■■■■■■!!!」

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