お嬢様「ちんちんがかゆいわ」 執事「左様でございますか」 (32)

お嬢様「掻いて頂戴セバスチャン・ベッテンロルフ」

執事「申し訳ございませんが私の名を呼ばれましてもそれは致しかねます」

お嬢様「なぜなの わたしはおちんちんがかゆいのよ」

執事「私がお嬢様のおちんちんを掻いたとあらば ご主人様がお怒りになられます」

お嬢様「そう それはしかたないわね」

執事「ご理解いただけて何よりでございます」

お嬢様「でもやっぱりおちんちんがかゆいわ」

執事「おいたわしゅうございますお嬢様」

お嬢様「あぁかゆい」ボリボリ

執事「お見事な掻きっぷりでございますお嬢様」

お嬢様「ちんちんの掻きっぷりでわたしの右に出る者は居ないわ」

執事「モチのロンでございます」

お嬢様「ところでセバスチャン おちんちんが硬くなってしまったわ」

執事「そのようでございますな」

お嬢様「これは若さなの?若さ故の過ちなの?」

執事「私も若かった頃はギンギンのビンビンでございました」

お嬢様「お前の昔話など聞きたくは無いわ」

執事「失礼をお許し下さいお嬢様」

お嬢様「ちんちんが硬いわ」

執事「ではメイドに命じましょう お前たち!ぶっこいて差し上げなさい!」

お嬢様「なにをするの」

執事「所謂テコキックスでございますお嬢様」

お嬢様「なかなか心地がいいわ」

執事「メイドたちには私が直々に訓練を施しております」

お嬢様「…つまりこの者たちの手はお前の醜い肉の棒を」

執事「恐れいります」

お嬢様「不快だわ メイドたちは全員クビよ」

執事「そんな御無体な」

お嬢様「御無体なのはお前じゃないの わたしは許さないわ」

執事「お嬢様どうかお慈悲を」

お嬢様「メイドに己の肉の棒をしゃぶらせながら言うセリフじゃあないわね」

執事「申し訳ございませんこればかりは自然の摂理でございまして」

お嬢様「言い訳とは見苦しいわセバスチャン・グーテンダーク」

執事「またの名をビッテンフェルト」

お嬢様「猪武者じゃないの気に入ったわ」

執事「恐悦至極に存じます」

お嬢様「なのでお前の肉棒をギロチンの刑に処す」

執事「ワーオ!」

お嬢様「というわけでお前は今日からメイド長よ」

メイド長「恐れいります」

お嬢様「まったく目も当てられない有り様ね」

メイド長「返す言葉もございません」

お嬢様「お父様が異様な目でお前を見るようになったわ」

メイド長「ご勘弁願います…」

お嬢様「前途多難ね」

メイド長「仰るとおりにございます」

お嬢様「ところでちんちんがかゆいわ」

メイド長「おいたわしゅうございます…」

お嬢様「ところでお前のちんちんがここにあるのだけど」

メイド長「それは吉報と解釈してよろしいのでしょうか」

お嬢様「今後の展開しだいね」

メイド長「願わくば文字通り元の鞘に収まってほしいものでございます」

お嬢様「ほらご覧なさい 保存状態は良好よ」

メイド長「まさしくこれは数十年を共に過ごした私のおちんちん」

お嬢様「えーい」ぽい

メイド長「ああ」

お嬢様「犬のフランソワーズとベンジャミンがおいしそうに食べているわ」

メイド長「ああ…」

お嬢様「という夢を見たのよ」

執事「左様でございますか」

お嬢様「最近はおちんちんの夢ばかり見るわ」

執事「何かの暗示でございましょうか」

お嬢様「暗示?」

執事「性的な夢は心理学的に様々な解釈がなされております」

お嬢様「性的じゃあないわ おちんちん的な夢よ」

執事「おちんちん的な夢」

お嬢様「お前はいいわね おちんちんがあって」

執事「それは私が男だからでございます」

お嬢様「わたしは女だから…」

執事「お嬢様はお嬢様でございます」

お嬢様「セバスチャン…」

執事「さぁ 朝食の用意ができておりますよ」

お嬢様「わたしベーコン嫌い」

執事「油の少ない物をお嬢様に取り分けております」

お嬢様「セバスチャン おまえはいい執事ね」

執事「恐れいります」


おわり

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