P「ピヨピヨうるせーぞ」 音無「」(145)

はい

P「入院中はたしかに世話になりましたけど、恋人面するのはやめてくださいよ」

小鳥「……」プルプル

小鳥「えっ……あの」

P「だいたいなんなんですか。年甲斐もなくピヨピヨと」

小鳥「はい……」

P「名字に偽りありですね。おとなしくしてればいいのに」

小鳥「す、すみません……」

P「今まで恋人がいなかったらしいのも納得ですよ」

小鳥「うっ、どこでそれを……」

P「いい年なんだからもっと落ちついた振る舞いぐらい覚えたらどうですか」

小鳥「あ、あう……」

P「一人じゃできないっていうなら俺が教育してあげましょうか」

小鳥「えっ、それって……」

P「飼い主になってあげますよ音無さん」


みたいな方向ですか

なんだ、書く奴いるのか
邪魔したな

小鳥「飼い主……って?」

P「そのままの意味ですが。女性らしさを思い出させてあげますよ」

小鳥(そ、それってつまり……い、イケない関係ってこと!?)

小鳥(まさかプロデューサーさんがそういう趣味を持ってたなんて!)

小鳥(あぁ、でも求められたりしたら止められないわよね!)

小鳥(カラダは正直だななんて……ぐへへっ)クネクネ

P「はい、それ」

小鳥「へっ?」

P「何考えてたぐらいはおおむね想像がつきますがそれがダメです」

小鳥「な、なんのことやら……」

P「とぼけるなよ、音無」

小鳥「!?」

P「おおかたご主人様がどうとかいう妄想にでも浸ってたんでしょう?」

小鳥「……そうです」

P「それがよろしくないんです」

小鳥「でも……」

P「デモもストもありません。妄想癖で自分の世界に入っちゃうのはダメダメだ」

小鳥「そうですかね……?」

P「目の前の相手に集中できないでぼーっとしてちゃ男は自分がないがしろにされてるのかと思ってしまいますよ」

小鳥「なるほど……」

P「ま、そこらへんの意識改革をお手伝いしようって話です」

小鳥「ありがたいんですが……いったいどうしてまた?」

P「アイドルのみんなにまともな『大人の女性』らしさをみせてあげてほしいんですよ」

小鳥「えーっと……?」

P「アイドルらしく振る舞う中で女性としての姿を変えていくことも求められますからね」

小鳥「いまいちピンとこないんですが、どういうことでしょう?」

P「既に自分のあるみんなはともかく年少組には目安になる『普通』をみせてあげたいんです」

小鳥「なるほど……って、普段の私ってそんなに悪影響与えそうでしたか?」

P「いわずもがな、ってところですか」

小鳥「……そこまで?」

P「正直見てられなかったですよ。例えば普段何食べてます?」

小鳥「ら、らぁめん……とか……」

P「インスタントですか。時間が無い時はともかく普段からは栄養もろもろもよろしくないですよね」

小鳥「ごもっともです……」

P「そういうわけで、まともな女性らしさが出せるよう教育します」

小鳥「ありがたい話ですけど……その、プロデューサーさんの負担は大丈夫なんですか?」

P「いまさらプロデュースする相手がが一人増えたところで問題ありませんよ」

小鳥「プロデュースするレベルの負担は覚悟してる、と……」

P「やるからには徹底的にしますよ……さぁ、どうします?」

小鳥「わかりました。じゃあ……お願い、します」

P「わかりました、お任せください。それじゃあ音無さん」

小鳥「はいっ」

P「まずは普段の食生活あたりから変えていきましょうか」

小鳥「が、がんばります」

もしもしから即興はしんどいな
ちょっと飯食ってPC以降するわ

ごちそうさまでした
書く

P「じゃあ音無さん。普段は何を食べてます?」

小鳥「えーっと……カップラーメンとか」

P「料理は?」

小鳥「時々……なら」

P「そうですか……じゃあまずはそこからですね」

小鳥「えっ?」

P「別に料理ができなきゃダメってわけじゃありませんけれど。女性らしさをアピールするには大きなポイントです」

小鳥「そうですかね?」

P「まぁ、多分に私見が入ってますが。料理ができないままだと食生活が乱れますよね」

小鳥「……うーん」

P「で、栄養バランスが崩れれば体調も崩れやすくなります。食事は生きる基本です」

小鳥「そういうものなんでしょうか」

P「そういうものです。生きるっていう事は、美味しいって事ですから」

小鳥「でも、まったくできないってわけでもないつもりなんですが……」

P「じゃあ、今度のオフに家にいかせてもらっていいですか?」

小鳥「えっ!?」

P「そんなに驚かなくても……居住空間も快適にしとくべきだと思ってましたから」

小鳥「で、でも女性の家にそんな急に上がりこむなんてその、私も覚悟とかいろいろ」

P「ピヨピヨうるせーぞ」

小鳥「」

P「……ゴホン。そういった気は一切ないですからご心配なく」

小鳥「は、はいぃ……」

P「妄想癖も直さないといけませんし、いろいろと意識改革しないといけませんね」

小鳥「プロデューサーさん、その……」

P「はい?」

小鳥「時々口調がすごく怖いんですけれど……」

P「妄想モードにはいると音無さんは普通に話しても聞いてくれませんからね」

小鳥「そ、そんなこと……ない、と……思えたらなぁ……」

P「自覚がまったくないってわけじゃないんですね。安心しました」

小鳥「めんぼくないです……」

P「まぁそれはそれとして、今度のオフにお邪魔させてもらいますね」

小鳥「え、あのっ」

P「……なにか予定でも?」

小鳥「……無いです」

P「なら、問題ないですよね」

小鳥「はい……」

~~~☆帰宅しました☆~~~

小鳥「こ、今度のオフって……3日後!? なんでこういう時だけ早いのよ」

小鳥「えーっと、見せられないものはしまって……散らかった本は戻して」

小鳥「あっ、薄い本どうしよう……ダンボールにでも詰め込んで、押し入れに」

小鳥「えーっと、えーっと……あれ? あぁこれ昔ハマったジャンルの本だ」

小鳥「わぁ、懐かしいなぁ……うんうん、やっぱり王道カップリングよね」

小鳥「あー、これもあったなぁ。ちょっと前までやたら出てたのに最近は減っちゃって」

小鳥「そういえばあの人は今このジャンル書いてるのかしら?」

小鳥「PC起動してーっと」

小鳥「えっ、この人今これ描いてるの!? うそっ、チェックしてないなんて不覚だわ!」

小鳥「あっ、久々にあの人のサイトと……移転? えーっ」

小鳥「……♪」

小鳥「……まったく片付かなかった」

小鳥「ち、違うの……あの日だけじゃなくて次の日もその次の日も片付けようとはしたの」

小鳥「でも、世界が! 世界が私を呼んでたから!」

P「言い訳はそれだけですか」

小鳥「すみませんでした」

P「まぁ、今の素が見たかったので問題ありませんよ」

小鳥「ひ、ヒいたりしませんか?」

P「俺はプロデューサーですから」

小鳥「え?」

P「なにがあっても大丈夫です。見捨てたりしません」

小鳥「プロデューサーさん……!」

P「軽蔑はするかもしれませんけど」

小鳥「えっ」

P「冗談です。お邪魔します」

小鳥「は、はいどうぞ……」

P「……これは」

小鳥「は、恥ずかしいのでじっくり見まわさないでください」

P「なんだ。思ってたよりもずっと綺麗じゃないですか」

小鳥「え、えぇっ?」

P「最悪、空のカップ麺の容器が転がっている景色ぐらいは想定してましたから」

小鳥「私なんだと思われてたんですか!?」

P「ひどい妄想癖のある、彼氏もいない年甲斐のない女性だと」

小鳥「ひ、ひどい……」

P「でも、ちゃんとものは片付いてますし。趣味のものが露出してるだけでしょう」

小鳥「あ、あれはっ」

P「趣味を取り上げる気はないですからご心配なく。軽蔑もしませんよ」

小鳥「……うぅ」

P「じゃあ、音無さん」

小鳥「……やっぱりきちんと片づけておくべきだったんだろうなぁ、でもあの人がまさかあのジャンルで」

P「……音無、こっちをみろ」

小鳥「ひゃいっ!?」ビクッ

P「呼び捨て、結構する側も恥ずかしいんで勘弁してください」

小鳥「な、ならやめてくださいよ!」

P「音無さんが自分の世界に入るから……まぁとりあえずご飯にしましょうか」

小鳥「わかりました。えーっと」

P「料理の腕前が見てみたいので、作ってもらっていいですか?」

小鳥「よしっ、まかせてください! 一応それなりにはできるんですからね?」

P「はい、期待してますよ」

小鳥「じゃじゃーん! どうですか!」

P「……なんと」

小鳥「だから一応それなりにはできるっていったでしょう?」

P「えぇ、正直びっくりしてます」

小鳥「私だってやればできるんですよ」

P「なら、なんで普段は……」

小鳥「あはは……ちょっとめんどくさくて」

P「ふぅ……なるほど」

小鳥「プロデューサーさんが食べてくれるって思ったらがんばれちゃうんですけどねー、なんて」

P「じゃあ、これからは俺にもご飯を作ってくれませんか」

小鳥「えっ」

P「あぁ、別に食事を負担させようって意味じゃなくてですね」

小鳥「えっ、あれ? あの」

P「昼食、お弁当にしません? 俺が音無さんのを、音無さんが俺のを作る。そうしたらやる気もおきませんか」

小鳥「えぇっ!?」

P「嫌だったり面倒なら言ってください。人に作るって意外と自分を追い込むのに役立ちますから」

小鳥「そ、そんなことないです! 嬉しいですけど!」

P「あぁ、よかった。 人のために作るのに慣れれば自分の分ぐらい楽に作れるようになりますよ」

小鳥「あ……あの……」

P「なんでしょう?」

小鳥「他意は、ないんですか?」

P「鯛ですか、美味しい時期ですよね」

小鳥「からかわないでくださいよぉ……」

P「まぁ、音無さんの料理がおいしかったので食べれたら嬉しいなとは思ったのと」

小鳥「えへへ、なんだか照れますね」

P「自分のためになにかできるタイプじゃないって分かったから、ですかね」

小鳥「えっ……」

P「なんで2人前作って自分の分だけ失敗してるんですか。気付きますよ」

小鳥「あはは……、めんぼくないです」

P「一応ふるまえる程度には料理もできますから。ちゃんとした食事もとってほしいですし」

小鳥「いいんですか?」

P「えぇ、俺の料理が嫌じゃなければ」

小鳥「そんな、プロデューサーさんに作ってもらえるなんてそれだけでも嬉しいですよ」

P「ありがとうございます」

P「んー……」

小鳥「どうしました?」

P「いや、正直もっとかたづけやらいろいろ必要だと思ってきたので拍子抜けというか」

小鳥「ふふん、私の本気に驚きました?」

P「えぇ、本当にびっくりしてますよ」

小鳥「まぁ、これくらいお茶の子さいさいですよ」

P「ほんと、なんでそれで相手がいないんですか?」

小鳥「うぐっ、どうせ私は……」

P「ほうっておくなんて周りも見る目なかったんですねぇ」

小鳥「えっ……あの」

P「俺だったらほっとかないですよ」

小鳥「それって、ひょっとして」

prrrr prrrr

P「っと、すいません電話が。ベランダかります」

小鳥「あっ、プロデューサーさん……」

小鳥「か、勘違いさせるようなこと言って……プロデューサーさんってば!」

小鳥「どうせ私にやる気を出させるために発破かけたに決まってる……!」

小鳥「勘違いしたら、痛い目見るってわかってる……だってプロデューサーさんは」

小鳥「……あれだけ、若くてかわいい子に囲まれてるんだもの」

小鳥「でも……」

ガララッ

P「あの、音無さん」

小鳥「ひゃいっ!」

P「すいません、どうやらトラブルがあったみたいなので今日は失礼します」

小鳥「えっ?」

P「雪歩のとこなんですけど、どうも……俺がいったほうが話もはやそうなので」

小鳥「オフなのに……ですか」

P「アイドルの誰かは働いてますからね。フォローするのは俺の仕事ですし」

小鳥「わかりました……お疲れ様です」

P「がんばりますよ、それじゃあ」

P「そうそう……あと」

小鳥「はい?」

P「弁当の件、楽しみにしてますね」

小鳥「……はいっ、毎日がんばってるプロデューサーさんにとびっきりをごちそうしますね♪」

P「毎日やるんですから、張り切りすぎないように……それじゃ!」

小鳥「わかりました、がんばってください!」

P「ええ、お邪魔しました!」

バタンッ タッタッタッタ……

小鳥「……プロデューサーさんへ毎日お弁当、かぁ」

小鳥「まるで恋する女学生みたい♪」

小鳥「なんちゃってー! ……お弁当向けのご飯ってどういうのなんだろう」

小鳥「ネットで調べてみようかな」

~~~☆翌日☆~~~

P「おはようございます」

小鳥「あっ、おはようございます。プロデューサーさん」

P「音無さん、これどうぞ」

小鳥「ありがとうございます……それじゃあこれ」

P「はい、ありがとうございます」

小鳥「ふふ……なんか秘密の共有って感じで素敵な雰囲気ですね」

P「まぁ音無さんがまともな女性らしさを手に入れるまでですが」

小鳥「むっ、昨日は私をほうっておくほうが悪いって……」

P「俺ならほうっておかないってだけですよ。あの部屋自体がアウトだったり趣味がアウトだったりな人は少なくない」

小鳥「それなら私、プロデューサーさんと……」

ガチャッ バターン

春香「おはようございまーす! あれ、プロデューサーさんと小鳥さんだけですか?」

P「おう、おはよう。今日は直接現場組も少なくないからなぁ」

小鳥「お、おはよう春香ちゃん。元気かしらー?」

春香「元気いっぱいですよ? ……あれ、小鳥さん」

小鳥「な、なぁに?」

春香「いえ、今日はお弁当なんですか? 珍しいなぁって」

小鳥「えっ……あぁ、たまにはちゃんと自分でも作らなきゃなーって思ってね?」

春香「なるほど、でも自分で作るってやっぱり疲れちゃいませんか?」

小鳥「うーん、確かに作ってくれる親はいないけど好きにできるのは悪くないわよ?」

春香「へぇ……お菓子はともかく、ご飯だと献立とか考えるのが大変そうで」

小鳥「そこらへんをどうにかできるのが大人のオンナよ、春香ちゃん?」

春香「きょ、今日の小鳥さん……かっこいい……!」

小鳥「ふふん、これが本来の私なのよ!」

P「……ゲホン。春香」

春香「あっ、はい!」

P「このあとの仕事だが―――」


小鳥(今朝早起きしてお弁当を作ってついでに朝ご飯に余りを食べて……ってぐらいなんだけど)

小鳥(やっぱり変わって見えるものなのかしら? これで魅力アップしていけば……)

小鳥(……魅力アップしていけば?)

小鳥(あれ、でも私がちゃんとできるまでって言ったし)

小鳥(そしたら……プロデューサーさんは私のことを見なくなっちゃうのかな)

小鳥(……それはそうよね。私よりも若くてかわいい子たちがいっぱいいて、しかも慕ってくれているんですもの)

小鳥(あはは、まぁた勘違いするところだった……これがいけないって最初に言われたのに)

小鳥(妄想癖もなおさないといけないわね……)

小鳥(身の程をしらないと。プロデューサーさんにとってはプロデュース業の一環なんだし)

小鳥「あはは……さて、お仕事がんばろうっと」

~~~☆

小鳥「ん~! そろそろお昼にしようかな?」

小鳥「さてさてプロデューサーさんのお料理の腕はっと……」カパッ

小鳥「わぁ……美味しそう」

小鳥「彩りもいいし、なるほど……慣れてる感じがする」

小鳥「良いお嫁さんになれそうなぐらい、なんてね」

小鳥「いっただきまーす」パクッ

小鳥「……ん、おいしい」

小鳥「私も、負けられないなぁ」

小鳥「プロデューサーさんに満足してもらえるお弁当とか作っちゃってね」

小鳥「そしたらプロデューサーさんが『小鳥、キミの作る飯が毎日食べたい!』とか言っちゃって」

小鳥「なーんちゃって! あはは! ……はぁ」

小鳥「ほんと、すごいなぁ……プロデューサーさん」

~~~☆数週間☆~~~

P「おはようございます」

小鳥「あぁ、おはようございます。プロデューサーさん」

P「これ、今日のです」

小鳥「じゃあこれ、どうぞ」

P「ありがとうございます……あの」

小鳥「どうしました?」

P「……いえ、最近の音無さんはだいぶ落ちついてますよね」

小鳥「あはは、いつまでもプロデューサーさんに負担かけていられませんからね」

P「負担だなんて……」

小鳥「プロデューサーさんは超人的すぎるんですよ。もうご飯作るのも慣れてきましたから」

P「えっ?」

小鳥「朝、早起きして私のお弁当作るのだって負担でしょう?」

P「そんなことありませんよ。どうせ昼飯は食べるんですし」

小鳥「それなら、ご迷惑じゃなければ私が作り続けますから」

P「それなら俺だって……」

小鳥「自分の分を作っちゃえば、どうせ1人前も2人前も変わらないものですよ」

P「でもですね」

小鳥「大丈夫です。プロデューサーさんのご飯を作れるのは嬉しいんですから」

P「……」

小鳥「あっ、私のお弁当イマイチだったりとかします? だったらなにか別の手段を」

P「……音無」グイッ

小鳥「そ、そうやって迫ったって今日はゆずりませんよ! 少しでも身体を厭わなきゃ」

P「そうか……呼び捨てじゃ足りないのか。なら」

小鳥「ならどうしますか?」

ダメだ。雨にぬれて帰ってきてから力が出ない
俺、アンパンマンだったのかもしれない。休憩させて

P「もう、我慢はやめる」グッ

小鳥「えっ? 手、手をあげたりはしませんよね?」

P「そんなことするわけない。 俺がずっとしたかったのは」

小鳥「じゃ、じゃあなんでそんな近くに……」

P「……」ギュッ

小鳥「へっ……あ、あれっ? あの」

P「かわいいよ」

小鳥「なんで、抱き……わ、私」

P「我慢できないんだ、もう」

小鳥「え、えぇっと、どういう……?」

P「俺はね、音無さん……いや」

P「小鳥のことが、好きなんだ」

小鳥「……っ!」

p「ピヨピヨ(すみません)」
1「ピヨピヨうるせーぞ!」
p「ry」
永遠のループwww

小鳥「じょ、じょうだんだってわらえませんよ?」

P「理由づけなんてなんでもよかった」

小鳥「わ、わかりました、カメラですね? ど、どっきりなんでしょう?」

P「正直いちゃもんみたいなものでも距離を縮めるきっかけがほしかった」

小鳥「だ、だまされませんよ、だってこんな……こんな……」

P「好きなんだ。止められないんだ」

小鳥「だって、私なんかが……プロデューサーさんの、周りは……かわいい子も、いっぱいで……」

P「俺の一番は小鳥だ」

小鳥「でも、だって……だって……」

P「……学生のおままごとみたいな関係でもいいと思ってた」

P「家に遊びにいって、飯を作って。弁当をお互いに交換して」

P「きょうび高校生だってやらないようなそれでもいいって思ってた」

P「素敵な人と出会えるまでの繋ぎみたいな存在でいいって」

P「でも、小鳥のことを……誰かに渡すぐらいなら……」

P「今、そう思ったら。耐えられない気がしてきた」

P「やめようっていうのは……他にいい人でもできたからだと思うけど」

P「でも……だけど……俺の方が、好きだ。その誰かよりも小鳥のことを大切にしてみせる!」

P「だから……」

小鳥「……ふふっ、なぁんだ」

P「……?」

小鳥「プロデューサーさんって、案外お子様なんですね」

P「お、俺はまじめに」

小鳥「確かに私、とっても好きな人がいますよ」

P「……っ」

小鳥「私、その人と同じ思いだって知れてとっても幸せなんです」

P「……それは、よかった、です……ね……」スッ

小鳥「えぇ、とっても嬉しいです」ギュッ

P「……!?」

小鳥「なんで離れちゃうんですか……大好きですよ?」

P「あっ……え?」

小鳥「大切に……してくれますか?」

P「音無……さん……?」

小鳥「ほーら、さっきまでみたいに呼び捨てでいいんですよ」

P「……小鳥」

小鳥「はいっ♪」

P「……なんで」

小鳥「なんでって、なにがですか?」

P「いいんですか? 俺で」

小鳥「はぁ……そもそもですね。プロデューサーさん」

P「はい?」

小鳥「私事務員ですよ? どこに出会いが転がってるんですか」

P「おと……小鳥、なら街を歩いてたってナンパとか……」

小鳥「残念、経験ないですよーっだ」

P「本当に?」

小鳥「えぇ、まったく。だけど……近場の男だからってプロデューサーさんのことを好きっていってるわけじゃないですよ?」

P「いえ、そんな」

小鳥「プロデューサーさんのこと、知れば知るほど好きになってしまったんですから」

P「……俺、そんなにいい男じゃないと思うんですけれど」

小鳥「えぇ、変なところで気が利かないわ妙に神経質なところはあるわ」

P「うぐっ」

小鳥「妙に頑固ですし、背や体系だって普通ですよ。でも」

P「……」

小鳥「手先が器用で、ご飯がおいしくて。頼りになるプロデューサーさんのことが」

小鳥「私は、大好きなんです」

P「……小鳥」

小鳥「はい」

P「好きだ」

小鳥「私もです」

P「……」

小鳥「……」

P「……小鳥」

小鳥「はい」

P「大事にする」

小鳥「……はい」

P「結婚しよう」

小鳥「……喜んで」


おわり

春香「なんですって、結婚!?」ガターン

P「春香!? どうして天井から」

千早「それは聞き捨てなりませんね」スゥッ

小鳥「千早ちゃん!? どうして壁から」

やよい「うっうー! 今日はパーティーですーっ!」ガララッ

P「や、やよい!?」

雪歩「わ、私はお祝いの場にふさわしくないので穴掘って埋まってますー!」ヒョコッ

小鳥「雪歩ちゃんいつから埋まってたの!?」

真「どっせい上段正拳!」ビュンッ

P「窓の外だと!?」


NINJA END

ごめん、疲れた
正直最後ら辺なに書いてるか自分でもよくわかんなかったや、寝る

なんだ足つぼのひとだったのか

>>122
彼の名誉のために言うが断じて違う

違う
NINJA ENDって一回使ってみたかっただけなんだ

しかし最近小鳥さんSS多いなぁ。昨日も2つぐらいあったぞ

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