える「折木さん…おはようございます」(88)

代行
ID:TbT2Dgyq0

>>1
ありがとぁ

折木「う…ん…」

える「ふふっ…」

チュッ♪

折木「!」

える「…おはようのキスです」

折木「(なんで…あれ、えーと…)」

える「?」

折木「まだ痛いか…?」

える「ちょっぴり…けど、もう平気です」

期待

ん?続編なのか?

メンヘラえるは他スレでもやってるぞ

遡ること1日。

里志「やっぱり卒業しときたいんだよね」

折木「当たり前だろ…留年なんてしたくない」

里志「違うよ、童貞だよ」

折木「あぁ…」

折木「(こいつ…まさか俺で卒業しようと…!!)」

折木「伊原辺りでいいんじゃないのか」

里志「やっぱり…?そうなると奉太郎は千反田さんかぁ」

折木「ぶふっ」

続編じゃないよ
まったく新しいハートフルコメディ

里志「いいじゃないか、お似合いだと思うけどな」

折木「千反田はそんな気はないだろ」

里志「いや、案外、奉太郎のことが気になりますっ…かもよ」

折木「……」

里志「僕は応援するよ、二人の恋を」

折木「…うるさいな、勝手に盛り上がってろ」

里志「どうなんだろ、お嬢様だろう」

折木「何が…」

里志「エッチはどうなのかなーって」

折木「おい、欲求不満…そこら辺にしとけ」

里志「興味ない?」

折木「いや、別に…」

里志「嘘だね」

折木「……」プイッ

里志「羨ましいなー、奉太郎が」



える「……」

える「(えっち…?)」

期待私怨

里志「おっと、ちょっと抜けるよ」

折木「抜けるんじゃなく帰るんだろう、お疲れ」

里志「まぁね、じゃあ後は仲良くね」

折木「しつこいな…」

里志「おっとと、怖い怖い」

ガララッ

える「しっ、失礼しますっ」

里志「すれ違いみたいだね。千反田さん」

える「そうなんですか」

折木「(棒読み…?)」

私怨

里志「じゃーねー」

バタム

える「……」チラッ

折木「?」

える「……//」ササッ

折木「…どうした」

える「い、いえ…折木さん、飲み物などいかがですか?」

折木「じゃあ頼む」

える「わかりましたっ…」トテテ…

ここはホモ茶

折木「(様子がおかしいな、よそよそしいというか…)」

える「~♪」

折木「(ぬ…)」

折木「(黒か…!!)」ズキュウゥゥン

える「お待たせしました。冷たい麦茶です」

折木「黒……」ボー

える「黒?」

折木「いやなんでもない…」

パンツみたの?

える「折木さんっ」

える「黒っでどういうことですかっ!?私…気になりますっ」グイグイ

折木「はぁ…」

折木「(不覚…)」

える「折木さっ…//」キュルルルルン

折木「黒ってのはその…」

える「(あれ…折木さんの顔を見るとドキドキして…)」

える「あ、あの…」

折木「ん?なんだ」

える「折木さん…私、何だかおかしくて…」

折木「……?確かに、顔が赤いな。熱でもあるのか?」

える「わからないんです…」

折木「わからない?」

える「うぅ…」

える「(体が燃えるように…熱いです…)」

ほう

える「……」

折木「……」

折木「(さっきから俯いたまま無言か)」

える「……」チラッ

折木「……」ゴクゴク

える「麦茶…美味しいですか?」

折木「ああ、美味しい」

える「そうですか…」

折木「(途切れ途切れの会話…)」

折木「よし、ちょっと早いけど…帰ろう」

える「えっ…?」

折木「千反田も具合悪そうだし、今日はゆっくり休むことだ」

える「そ、そんな…」

折木「(え、なんだその表情)」

折木「さ…千反田も帰るぞ」

える「い…嫌ですっ」

折木「?!?」

える「折木さんと…一緒がいいです…」

折木「?☆?」

える「折木さん…わ、私…」

える「折木さんのこと…気になります…」

折木「え」

里志が言ったことがフラッシュバックした。

里志「ティロ・フィナーレ!!」


える「折木さんっ…」ヒシッ

プニュッ

折木「千反田…っ」

える「私、さっきから折木さんを見て…ドキドキしてばかりで…」

折木「(柔らかい)」

折木「よ、よし…話を整理しよう」

える「実は、折木さんと福部?さんの話をドア越しに聴いていて…」

折木「そうだったのか」

える「…ごめんなさい」

折木「いやいいんだ、たわいもない話だったしな…」

える「折木さんは私のこと…どう思いますか?」

折木「……!」

折木「(返答に困る質問だ…)」

える「私は…折木さんのことが好きです…」

折木「」

える「気になるというより…見ているとドキドキして…これが恋心というものなんでしょうか…」

折木「千反田…」

折木「(省エネじゃない)」

折木「(バラ色…!!)」

える「さっきの話を聴いていて…気づきました。自分の折木さんに対する気持ち…」

える「……っ///」


自分で書いて恥ずかしくなってきた

折木「俺も…好き」

える「へ……」

折木「千反田のこと、好きだ」

える「あ…ぅうっ」グスッ

折木「おい、泣くなよ…」

える「ご、ごめんなさいっ…うぅ…安心したら涙が…」グスッグスッ

える「折木さんっ…」ギュッ

プニュ

折木「…落ち着くまで泣いてていいぞ」ギュ

える「は、はいっ…うっ…ぐすんっ…」

えるの家の前

折木「じゃあ、ここまでだな」

える「……」ギュッ

折木「親御さんが心配するだろう」

える「…さっき連絡しました」

折木「成る程」

える「折木さん、家で夕食…召し上がっていきませんか?」

折木「うーんと…」

える「ごめんなさい…わがままですね…」

折木「…わかった、親に了承を得てからな」

える「…!はいっ」

折木(……なんだか信じられないな)

折木(ついさっきの事で、俺は自分の意志であいつに告白したのに)

折木(妙に実感がわかないと言うか……)

折木(それともそういうものなのか)

える「お待たせしまた、折木さん!」

折木「あっ、あぁ」

早く帰って来い

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