許嫁「ちょっと、変なモノ擦り付けないで」 (48)

男「べ、別に擦り付けてないだろ!?」

許嫁「いいえ、腰がいやらしく動いていたわ」

男「ちょっと動いただけじゃないか!」

許嫁「言い訳しないで。変態」

男「……もう上がっていいか?」チャプ

許嫁「何言ってるのよ。ダメに決まってるでしょう?」

男「………ハァ」

許嫁「早く入りなさい。というか、その粗末なモノを私の視界に入れないで」

男「はいはい……」チャプン

許嫁「……………チッ」

男「今度は何だよ」

許嫁「一々反抗的な態度を取るのがますます気に食わないわ」

男「だから何なんだよ」

許嫁「もっとこっちに寄りなさいって言ってるの」

男「風呂釜狭いんだから、少しでも寄ったらお前にべったりなんだけど」

許嫁「いいから早くして。寒いの」

男「………ハァ。知らないからな」

許嫁「……腰が引けてるわよ。もっとくっついて」

男「…………」ピトッ

許嫁「あっ………」

男(股間が密着する一瞬に見せるこのいやらしい顔……どっちが変態だよ)

許嫁「この固くなってる気持ち悪いの、何とかならないのかしら」

男「じゃあどうにかしてくれ」

許嫁「最低ね」

男「悪かったな」

許嫁「罰としてあと30分は一緒に湯に漬かっていることね」

男「へいへい」

許嫁「…………」

男「……おい」

許嫁「何よ」キッ

男「……何でもありません」

許嫁「一々無駄に話しかけてこないで頂戴」

男「……はい」

許嫁「…………」

許嫁「…………」

男(……信じられないことにこいつは)

男(こんなに他を寄せ付けない冷たい返事をしながら……)

男(何事もなかったかのような涼しい表情をしながら……)

許嫁「…………」クリクリ

男(……俺の肛門を指で弄くりまわしている)

許嫁「………」ニュポ

男「………ッ!!」

許嫁「ちょっと、急に抱きつかないでくれるかしら。気持ち悪い」

男「わ、悪い」

男(気持ちよくて、つい……)

許嫁「いつまで抱きついているつもり?」

男「悪い……」ガクガク

許嫁「変態」

男(肛門に添えてる指を離せ、変態)

許嫁「今、失礼なことを考えたでしょう」クリ

男「ひぐっ!?」ギュー

許嫁「ちょっと、苦しいんだけど」

男「」ガクガク

男「はぁ…はぁ…っ…許嫁っ……」

許嫁「ちょっと、嫌。何キスしようとしてるのよ」

男「…鬼か、お前は」

許嫁「失礼ね、人のことを鬼だなんて」

男「だって……」

許嫁「出したい?」

男「!!!」

男「お、おい、本当にいいのか?」

許嫁「何をそんなに心配しているのよ」

男「だって、キスもまだなのに……」

許嫁「あら、順番を気にするなんて意外と可愛いところがあるのね」

男「………っ」カァァ

許嫁「ねえ、早く……」

男「い、許嫁……」

許嫁「お尻こっちに向けて」

男「い、許嫁っ……!」

許嫁「んっ…何よ……っ」

男「こ、こんな……やめっ…」

許嫁「何を言ってるか聞こえないわ。……んっ」

男「はぁ…っ…はぁ……っ」

許嫁「んっ…ちゅっ……レロッレロ……」

男「あっ…ぐっ……」

男(キスもさせてくれない許嫁が、こんなっ……)

許嫁「レロレロッ…チュウゥゥッ…チュッ」

男(許嫁の柔らかい舌が俺の肛門を……)

許嫁「んっ…はぁ…っ…ちゅっ……」

男「許嫁…っ、出るっ……!イクッ!」

男(あっ、やばい……頭が真っ白に………)


ビューッビュッビュルッビュルッ

男「」

許嫁「んふ…」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom