コナン「光彦、死ねえええええ」 (44)

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光彦「まだ、自分の立場がわかっていないようですね?コナン君…」


光彦「いいえ…

何でも願いが叶うという幻の玉によって幼児化した、工藤新一君?」


コナン「糞っ…光彦の分際で……許さねえ…」


光彦「哀れですね、工藤君…」

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タイトル【米花町の7週間(はじまり)】



光彦「ところで、何故阿笠博士があんなに親身になって、君の野望を叶える為に発明していたかわかりますか?」


コナン「知らねえなあ…

あらかた、博士も楽しんでいたんだろう…」


光彦「馬鹿ですねえ…

あなたが博士の発明を楽しむ少し前に、僕は博士に依頼したんですよ。」


コナン「な…何をだ…」


光彦「僕を蘇生出来、尚且つ死を味わう度に体力、知力、攻撃力、防御力をパワーアップ出来る身体にしてもらったんです。」



光彦「この肉体を手に入れた直後です。君が僕に対して嫌がらせをしてくるようになったのは…」


コナン「んな…馬鹿な…」

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光彦「さて…」

コナン「これ以上、何をする気だ!」

光彦「ここには、君の周りの女性のブロマイドがあります。」

コナン「何!」

光彦「これは、元太君が個人的な趣味で盗撮した物です。」

コナン「あいつ…」

光彦「安心していいですよ…もう被害が増える事はないので…」

コナン「元太を殺したのか?」

光彦「ええ…」

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光彦「さて…ゲームを始めますか…」

コナン「ゲームだとぉ?」

光彦「このプロマイドは、毛利蘭、鈴木園子、宮野志保、工藤有希子、遠山和葉、世良真純」


光彦「一週間に一度、僕がこのブロマイドをくじ引きのように引く。


引かれた者を僕がこの手で殺しに行くというゲームです。」


コナン「なんだと!」


光彦「そして最後は、工藤君、君ですよ。」


光彦「僕がもう味わう事のない“死への恐怖”というものを、存分に味わわせてあげますよ…」


コナン「な…なんて卑怯な…」


光彦「ふふふ……ふふ……はーはっはっはっはっはー」

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光彦「という訳で、早速ブロマイドを引くとしますか…」


光彦「灰原さんは一番最後にしてあげますよ…」


光彦「出ましたよ…>>8ですね…」


※尚、選択肢以外のものは、安価下となりますのでご注意を…

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やっぱ、VIP+にしておくべきだったか…

晒しage

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OK!
待って!

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蘭「お父さんたら、休日だからって、昼間から酔っ払っちゃって…」


光彦「お久しぶりですね、蘭さん」


蘭「あら?光彦君…えっ……」


蘭「いやあああああ」


光彦「はは…いくら叫んでもあなたの恋人は来ませんよ?」


蘭「あなた光彦君じゃないわね?」


光彦「生まれ変わった光彦…とでも言いましょうか…」


蘭「回転胴回し蹴り!!」


光彦「そんな攻撃が僕に通じるとでも?」


蘭「がはっ…」グダ

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ゲーム開始、1週目

ー帝丹小学校ー

灰原「なるほどね…」

コナン「博士は既に殺されているし…」

灰原「彼の身体の改造データは全て燃やされてしまっているようだし…」

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灰原「まあ、でも、黒の組織の存在に気付かれなかったのは幸いね…」

コナン「にしても、随分と余裕だな、おめえ…」

灰原「さんが最初の犠牲者になってしまって、動揺しては居るわよ…」


コナン「そうじゃなくて、おめえだって7週間後には殺されるんだぞ?」

灰原「あら?守ってくれるんでしょ?……平成のホームズさん?」

コナン「そりゃ、そうだけど…」

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歩美「コナン君、大丈夫?なんだか、元気ないみたい…」

灰原「吉田さん、今はそっとしておいてあげて…」


コナン(どうする……博士が死んだ今、俺の身体を改造する事なんて……灰原!…

そうだ、灰原に改造してもらえば…)


コナン「灰原!」

灰原「場所がないわ…」

コナン「そうか…」


コナン「場所は俺の家でどうにかなんないかな?」

灰原「先程も言ったけど、データがないんじゃ、貴方の身体を改造するのは…」

コナン「それは俺自身でやる。」

灰原「えっ?」

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>>21
灰原の台詞訂正

灰原「蘭さんが最初の犠牲者になって、少しは動揺してるわよ!」

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コナン「特訓して、肉体改造をしてやる。

ただし、それには道具が必要だ…」


灰原「わかったわ…」

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灰原「出来たわよ…」

コナン「おお!!全身の筋肉を鍛えるギブス。

名付けて、『光彦抹殺強化ギブス』。」


灰原「例のスポ根アニメのパクり感が否めないけど?」


コナン「まあ、どうせアニメ制作会社同じだし、いいじゃん!」


コナン「それより、俺はこれから学校を休む。」


灰原「あの探偵事務所にはどう言って誤魔化すつもり?」

コナン「そうだな…まさか、光彦に殺されるなんて言えないし…」


コナン「ここは一つ、宮野さん!」


灰原「はぁ…

やっぱりそうなるのね…」

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コナンは猛特訓に励んでいった…

次の日曜日に向けて、毎日、毎日…



ー帝丹小学校ー

歩美「最近、元太君と光彦君が学校に来ないと思ったら、哀ちゃんまで…

どうしたのかな?ねえ、コナン君」

コナン「風邪でも流行ってるんじゃねえのか?」

歩美「そうかな?…」

コナン(灰原)
大丈夫よね…

工藤君…

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コナン(灰原)ゾクッ…


光彦「コナン君、灰原さん…

待ってて下さいよ…」


光彦「はははははーーー」

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コナン「灰原!今何日目だ!」

灰原「6日目よ。」

コナン「6日目……という事は、ゲームは明日か!」

灰原「そうなるわね…」

コナン「俺は脚の筋肉をここまで鍛え上げられた。」

コナン「これも、灰原が協力してくれたお陰だな…」

灰原「何よ、急に…

私も被害者なんだから当たり前でしょ?」

コナン「そうだな…はっはっはー」

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―ゲーム当日―

光彦「来ましたね、工藤新一君…灰原さん…」


灰原「…。」


コナン「俺がここ一週間何もせずに指を咥えて待っていたと思ってるのか?」

光彦「賢明な判断が出来る君なら……なっ…」

コナン「博士が遺してくれたこの形見でおめえを倒す!!」


コナン「灰原も他のみんなも、死ぬ事は禁じられている!!」

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コナンは腰にある『どこでもボール射出ベルト』に手を掛ける


コナン「いけ!キック力増強シューズ!!」


光彦「哀れですね…そんな物で僕が殺されると?

まあ、僕が死んでもまた生き返るだけですよ?」


コナン「『細胞抹殺スイッチ』!!」

光彦「なっ…」

コナン「肉体と細胞がなければ蘇生は不可能だろ?」


コナン「俺が転校した当初、“中”でサッカーゴールネットの後ろにあった大木を破壊した、このキック力増強シューズを、最大までパワーを上げて蹴ったら、どうなるかな?」


光彦「畜生ぉぉぉ…」

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コナン「やったか…」


光彦「ふふふふふ…そう簡単に僕の肉片が見れるとでも思っていましたか?」

コナン「な…不死身か!」

光彦「ボールなんて柔らかいものを蹴ったところで、痛くも痒くももありませんよ…」

光彦「念の為、気でバリアを張っておきましたけど…」


コナン「何!…」


光彦「さて…

そろそろ、ゲームを始めますか…」

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コナン「一体、何が目的なんだ!」

光彦「目的なんてありませんよ…」


灰原「工藤君、諦めてはダメよ!

貴方には確かに力がある!!」


光彦「それだよ!」


コナン「何!?」灰原「えっ?」


光彦「灰原さんはいつも工藤新一君を、妻のように“貴方”と呼ぶ!」


灰原「何を言ってるの?そんなんじゃないわ!」


光彦「黙れ黙れ!!」

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光彦「いいでしょう…」

光彦「僕の力のほんの一部をお見せしましょう。」


光彦「はああああ…」メキメキメキ

光彦「これが、“おこ”です」


コナン「なっ…」


光彦「そして…これが……」はあああ


光彦「“まじおこ”だ」


光彦「そして、これが“激怒ぷんぷん丸”ぅぅぅぅぅぅ」でりゃああああ


コナン「な……体育館の物が吹きとんで…」


光彦「ふふふ…これでも俺の実力のほんの一部に過ぎないんだぜ?はっはっはっはー」

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光彦「今日のターゲットは幸運だな…」

光彦「何せ、この俺のパワーの一部が垣間見れるんだからよ…」


コナン「ま…まさか…」


光彦「さあ、引くぞ、工藤新一…」


光彦「>>38だ」

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