京子「ラブノート」(170)


[ごらく部 放課後]

京子「…」

京子「暇だ…。まだ誰も来てないし…」ダラダラ

京子「今日は何しよう…」

京子「…そうだっ、このノートを使って…」

京子「…」カキカキ

京子「…」カキカキ

京子「う~ん。飽きたっ!!」

京子「…」

京子(結衣がいないから突っ込みが…)

京子(結衣早く来ないかな~)

京子「よしっ!!ノートに結衣宛てのラブレターを書こう♪」

京子「…」カキカキ

京子「…」カキカキ

京子「…」カキカキ

京子「出来た♪」

京子「…。ノリで書いたけどコレかなり恥ずかしい…///」カァー

京子「…」

京子「外にでも行って風にあたってこよう…」ガラッ

――――5分後――――

綾乃「歳納~京子~!!」ガラッ

綾乃「またノート提出して…」

綾乃「アレ…?いない…?」キョロキョロ

綾乃(戸締りしないと罰金バッキンガムなんだから…)

綾乃「…?机の上にノートがある…」

綾乃「このノートかしら…?中を見て確認…」ペラッ

綾乃「このイラストは…歳納京子の…」ペラッ

綾乃「…っ!!!!!」


――――――――――――――――――――――――――――

いつも私の相手をしてくれてありがとう

普段は恥ずかしくて言えないから

急にこんな手紙を書いてゴメン

書きたい事がまとまってないから

支離滅裂かもしれないけど…

私の正直な気持ちを伝えます

いつも私のワガママに付き合ってくれてありがとう

優しいあなたが大好きです

これからも私の事をヨロシク

愛してるよ

京子

――――――――――――――――――――――――――――

綾乃「…」

綾乃「なっ!!」

綾乃「…」アワアワ

綾乃「…///」カァー

綾乃(こっ、コレは…)

綾乃「とっ、歳納京子の…ラブレター…///」

綾乃(文章的に…私宛…?)

綾乃「……///どっ、どうしよう東照宮…」

綾乃「とっ、とりあえず見なかった事に…」
綾乃(歳納京子から直接渡されるまでは…)

綾乃「とっ、とりあえず生徒会室に戻ろう…」ガラッ

――――5分後――――

結衣「京子、遅れてゴメン…」ガラッ

結衣「…アレ?」

結衣「京子どこ行ったんだ?」

悪いがちょっと席を外すので
少々お待ちを…

結衣「全く…戸締りもしないで…」

結衣「…?机の上にノートがある…」ペラッ

結衣「…。」

結衣「何だ…コレ…///」カァー

結衣(文章的に…私宛…?)

結衣「あいつ…恥ずかしくないのか?」
結衣(どうせいつものイタズラだろ…)

結衣「ってか、こんなの綾乃とかが見たらマズイだろ…」ハァー

結衣「とりあえずこのページは破っておくか…」ビリッ

結衣「…」

結衣「…イタズラ仕返そう…」

結衣「…」カキカキ

結衣「…」カキカキ

結衣「…」カキカキ

結衣「出来た」

結衣「…。書いたけどかなり恥ずかしい…///」カァー

結衣「…」

結衣「とりあえず…京子を探しに行こう」ガラッ

――――5分後――――

ちなつ「結衣先輩~♪遅くなりました」ガラッ

ちなつ「…アレ?結衣先輩いない…」ハァー

ちなつ「…。京子先輩もいない…」

ちなつ「…?机の上にノートがある…」

ちなつ「もしかしたら結衣先輩のかも…」ペラッ

ちなつ「…っ!!!!!」


――――――――――――――――――――――――――――

いつも私のそばに居てくれてありがとう

私も普段恥ずかしくて言えないから

手紙を書いてみた

いつも暴走して私を振り回すけど…

寂しがり屋の私に楽しいをいっぱいくれてありがとう

そんなあなたが大好きです

これからも私の事をヨロシク

愛してるよ

結衣

――――――――――――――――――――――――――――

ちなつ「…」

ちなつ「なっ!!」

ちなつ「…///」カァー

ちなつ(こっ、コレは…)

ちなつ「結衣先輩からのラブレター…///」カァー

ちなつ「このノートの字と匂いは間違いなく結衣先輩」

ちなつ(文章的に…私宛…?)

ちなつ「どっ、どうしよう…///」

ちなつ「とりあえずこのページは…」ビリッ

ちなつ「永久保存しようっ!!」キラキラ

ちなつ「さて、結衣先輩への私の想いをこのノートに…」カキカキ

ちなつ「…」カキカキ

ちなつ「…」カキカキ

ちなつ「…」カキカキ

ちなつ「出来た♪」

ちなつ「…」

ちなつ「とりあえず…髪型を整えに行こう♪」ガラッ

――――5分後――――

あかり「京子ちゃん、結衣ちゃん、ちなつちゃん~♪」ガラッ

あかり「遅くなってゴメンねぇ」

あかり「…誰もいない…」

あかり「何しようかなぁ~」

あかり「…?机の上にノートがある…」

あかり「京子ちゃんのノートかなぁ?」ペラッ

あかり「…っ!!!!!」


――――――――――――――――――――――――――――

いつもありがとうございます

最初は茶道部に入りたくてこの部室を訪れたのに

茶道部が廃部してたのはガッカリでした…

けど先輩に出会えたのでとっても良かったです♪

先輩と過ごす1秒1秒はとても楽しくてドキドキします

―――― (中略) ――――

先輩の正直な気持ちが知れて良かったです♪

私も先輩が大好きです

これからも私の事をよろしくお願いします

愛してます

ちなつ

――――――――――――――――――――――――――――

ミスった…


――――――――――――――――――――――――――――

いつもありがとうございます

最初は茶道部に入りたくてこの部室を訪れたのに

茶道部が廃部してたのはガッカリでした…

けど先輩に出会えたのでとっても良かったです♪

先輩と過ごす1秒1秒はとても楽しくてドキドキします

―――― (中略) ――――

先輩の正直な気持ちが知れて良かったです♪

私も先輩が大好きです

これからも私の事をよろしくお願いします

愛してます

ちなつ

※絵は見せられないよ

――――――――――――――――――――――――――――

あかり「…」白目

あかり「…」白目

――――2分後――――

あかり「あかり、気を失ってたよ~」アセアセ

あかり「ちなつちゃんの絵はやっぱり怖いよ~

あかり「コレは…」

あかり「ちなつちゃんから結衣ちゃんへのラブレターかなぁ…」

あかり「とっ、とりあえず…このノートは見なかった事にしよう」

あかり「…」

あかり「誰もいないし…」

あかり「今日は用事もあるし早目に帰ろう~っと」ガラッ

――――5分後――――

京子「って、あのノート置いたままじゃダメじゃんっ!!」

京子「誰かが見たらどうするんだよっ!!」ガラッ

京子「…誰もいないみたいだ…」

京子「良かった」ハァー

京子「とりあえずあのページを回収しておこう」ペラッ

京子「…っ!!!!!」

京子「こっ、この字と絵は…」

京子「間違いなくちなつちゃん…」

京子「もしかして…あのページを見て…」

京子「どっ、どうしよう…」
京子(アレ…結衣宛てだったのに…)

京子「…///」カァー

京子「でっ、でも…」

京子「ちなつちゃんがついにデレた~♪」キラキラ

京子「とりあえず…このページは永久保存だっ!!」ビリッ

京子「よしっ、ちなつちゃんに返事を書こう」カキカキ

京子「…」カキカキ

京子「…」カキカキ

京子「…」カキカキ

京子「出来た♪」

京子「…」

京子「よしっ、ちなつちゃんを探しに行くぞ~」バビューン


――――以下数回ループ――――


綾乃「とっ、歳納京子に告白するわよっ///」 [場所:生徒会室]


結衣「そろそろ京子に告白するか」 [場所:2年教室]


ちなつ「結衣先輩に直接返事を聞きに行こうっ!!」 [場所:1年教室]


京子「よしっ、ちなつちゃんに告白しようっ!!」 [場所:ごらく部]

おい、主人公どうした!


綾乃(ごらく部に行けばいるわよね…)  [場所:生徒会室]


結衣(そろそろ部室に来てるだろう)  [場所:2年教室]


ちなつ(結衣先輩、部室で待ってて下さい)  [場所:1年教室]


京子(ここに居ればもうすぐ来るはず…)  [場所:ごらく部]


[ごらく部 放課後]

綾乃「とっ、歳納京子~すっ、好きよ///」ガラッ

京子「えっ?」

結衣「京子、私も好きだよ」ガラッ

綾乃「えっ?」
京子「えっ?」

ちなつ「結衣先輩~♪私も愛してます~♪」ガラッ

綾乃「えっ?」
京子「えっ?」
結衣「えっ?」

京子「ちなつちゃんは…私の事が好きだったんじゃ…」アセアセ

ちなつ「はぁ?」

京子「えっ?」

綾乃「えっ?」
京子「えっ?」
結衣「えっ?」
ちなつ「えっ?」


[赤座家 夕方]

あかり「アレっ?あかりだけ流れに乗れてないよ~」ガーン

あかり「あっ、あかりって…主人公だよねぇ~」シクシク

おしまい

設定は考えたけど…
着地点を考えてなかったから
最後が凄く適当になってしまった。
ごめんなさい。

あと、タイトルが思い付かなくて
タイトル詐欺みたいになった。
ごめんなさい。

あまり京子関係のSSじゃないけど…
京子の中の人誕生日おめでとう~♪

>>1「終わりです」

俺ら「えっ」
>>1「えっ」

「えっ?」

綾乃「えっ?歳納京子がノートにラブレターを…」

京子「アレは…あっ、綾乃宛じゃないよ」アセアセ

綾乃「えっ?」

よかろう。続けたまえください

綾乃「えっ?……///」
綾乃(私の勘違い…)

綾乃「……」カァー

綾乃「とっ、歳納京子のバカーっ!!!」ダッ

書き溜めがないからかなり遅い…
着地点が分からんのだが…


京子「あっ…」アセアセ

ちなつ「行っちゃいましたね…」

結衣「私ちょっと様子見てくるよ」ダッ
結衣(綾乃不憫な子…)

ちなつ「あっ、結衣先輩待って…」

ちなつ「…もう行っちゃった…」

ちなつ「ってかココは京子先輩が追いかける所ですよ」

京子「いやっ、そうなんだけど…」

ちなつ「全く、京子先輩は仕方ないですね…」ハァー

京子「綾乃には悪い事しちゃったな~」アセアセ

ちなつ「全くです」

京子「でも…あのノートを通してちなつちゃんの本当の気持ちが…///」

ちなつ(?)

京子「本当の気持ちが知れて良かったよ…///」カァー

ちなつ「えっ?」

京子「えっ?」

ちなつ「えっ?何言ってるんですか?」

ちなつ「寝言は寝てから言ってくださいっ!!」

ってか書き出してから何の反応もないのだが…
誰か見てるのか…?


京子「えっ?だって…ちなつちゃんがノートにラブレターを… 」

ちなつ「アレは…京子先輩宛じゃないですよ」

京子「えっ?」

ちなつ「普通に考えて、京子先輩にラブレターとかありえませんっ!!」キッパリ

京子「…」

京子(そっ、そうだよね…)

京子「もっ、もちろん冗談だよ」キャピ

京子(ちなつちゃんは結衣にゾッコンだもんね…)

ちなつ「全く、京子先輩は…」

ちなつ「そんな冗談はあかりちゃんぐらいにしか通じませんよ」ハァー

京子「だっ、だよね~」アセアセ

京子「…」

ちなつ「…」

京子「わっ、私用事思い出したから…帰るね」ダッ

ちなつ「あっ、はい」

ちなつ「結衣先輩遅いな…」

ちなつ「どうしよう?」

ちなつ(このまま部室で待とうかな…)

ちなつ(ソレとも探しに行こうかな…)

ちなつ「う~ん…」

ちなつ(今探しに行っても杉浦先輩とお話してるかもしれないし…)

ちなつ(もう少し待ってみようかな)


[2年教室 放課後]

結衣「あっ、綾乃待って」ダッ

綾乃「…」プルプル

結衣「あっ、綾乃落ち着いて…」
結衣(予想してた最悪の展開…)

綾乃「あの……は……なの?」プルプル

結衣「えっ?」

綾乃「あっ、あのラブレターは船見さん宛なの?」

結衣「あっ、ソレは…」アセアセ

結衣(多分…京子がイタズラで私宛に…)

結衣(でっ、でも今ソレを言うとますます…)

綾乃「私…きっとアレは…船見さん宛だって…」

綾乃「心のどこかで分かってたの…」プルプル

綾乃「でっ、でも少しの淡い希望で…」

綾乃「わっ、私は…」

結衣「あっ、綾乃…」

綾乃「私…決めたっ!!」

結衣「えっ?」

綾乃「私、前から…船見さんと歳納京子はお似合いだと思ってたの…」

結衣「あっ、綾乃落ち着いてっ!!」ガシッ


綾乃「私の決意が変わらないうちに言わせてっ!!」

結衣「だっ、だから決意なんてする必要はないんだよっ!!」

綾乃「私は、船見さんと…えっ?」

綾乃「今…何て言ったの…?」

結衣「やっと落ち着いてくれた…」ハァー

綾乃「ちょっ、ちょっと船見さん…」

結衣「だから…アレは多分京子のイタズラなんだ」アセアセ

綾乃「えっ?」

結衣「多分…部室に行ったけど誰も居なくて暇だったんだと思う…」

結衣「だから、きっと暇つぶしに私宛のラッ…ラブレターを…///」カァー

結衣「もっ、もちろん本当に告白したいとかじゃなくて…」

結衣「私の反応が見たいだけだったと思うんだけど…」

綾乃「でっ、でも…暇つぶしにラブレターなんて…」

結衣「ほっ、ほら…京子のやる事だし…」アセアセ

綾乃「やっ、やりかねないわね…」ジトー

綾乃「全く…」
綾乃(でも良かった…)ホッ

結衣「ゴメンね、京子のせいで…」ペコッ

綾乃「船見さんが謝る事はないは…」

これは巧妙に仕組まれた結綾と京ちな…あと俺あか

綾乃「悪いのは歳納京子なんだから」

結衣「それもそうだね」ニコッ

結衣「今から部室に戻って京子に謝らせるよ…」

綾乃「もう時間も遅いし…明日でいいわ」

結衣「そっ、そう…」

綾乃「じゃ、船見さんもまた明日」バイバイ

結衣「また明日」ニコッ

結衣(さて、部室に戻るか…)

>>110
残念ながら…


[ごらく部 放課後]

ちなつ(結衣先輩まだかな…)ソワソワ

ちなつ(そろそろ探しに行った方が…)

ちなつ(でも入れ違いになったりしたら…)

結衣「…」ガラッ

結衣「…アレ?ちなつちゃんだけ?」

ちなつ「はいっ♪」キラキラ

結衣「もしかして…私の事待っててくれたの?」

結衣「遅くなってゴメンね」ニコッ

ちなつ「いえっ、結衣先輩の為なら何時間でも待ちますっ!!」

結衣「そっ、そうか…ありがとう」ニコッ

ちなつ(…)キュン

ちなつ(つっ、ついにチーナの時代が来たぁ!!)

結衣「そう言えば…」

ちなつ「はいっ」

ちなつ(もしかして…結衣先輩から告白…///)キャー

結衣「京子は?」

ちなつ「えっ?」

結衣「…?京子はもう帰ったの?」

ちなつ「…」キョトン
ちなつ(あっ、アレ…?)

ちなつ(…そっ、そっか…京子先輩が居たら告白なんて出来ないから…)

ちなつ(全く、チーナったら焦り過ぎだぞっ☆)

ちなつ「京子先輩は…用事思い出したからっと帰りました」

結衣「そうなんだ…」
結衣(今日、あいつ用事なんてあったっけ…?)

結衣「全く、京子のせいで綾乃が可哀相だったよ…」

ちなつ「ですね」

ちなつ「杉浦先輩はもう大丈夫なんですか?」

結衣「うん。私が一応なんとかしといたよ」

ちなつ「結衣先輩はやっぱりカッコ良くて頼りになります♪」キラキラ

結衣「ちなつちゃん…恥ずかしいよ…///」カァー

結衣「…」

結衣「…京子も暇つぶしにラブレターなんて書くから…」

ちなつ「全く、京子先輩は…」ハァー

結衣「まっ、私もイタズラで返事を書いたから少し反省しないと…」アセアセ

ちなつ「そうですね」

ちなつ「…」

ちなつ「えっ?」

結衣「…?」

結衣「どうかしたのちなつちゃん?」

ちなつ「あっ、いえ…」
ちなつ(もっ、もしかして…私が読んだのって…)アセアセ

ちなつ(結衣先輩がイタズラで書いた…)ガーン

ちなつ「…」

結衣「ちなつちゃん?大丈夫?」

結衣「ちなつちゃん?」

ちなつ「…」フラッ

結衣「ちなつちゃんっ!危ないよっ!!」ダキッ

結衣「どうしたの?急に倒れたけど…」アセアセ

結衣「具合悪いの?」

ちなつ「えっ?」
ちなつ(…アレ?私、結衣先輩に抱きしめれてる…?)

ちなつ「あっ、大丈夫です」アセアセ



ちなつ「…」
ちなつ(あっ!もうちょっとあのままで居れば良かった…)ガーン

結衣「ちなつちゃん?本当に大丈夫?」

ちなつ「はっ、はい」

結衣「そっか、でも一応心配だから家まで送るよ」

ちなつ「結衣先輩…」キラキラ

結衣「もう遅いし…早く帰ろ」ギュ

ちなつ「っ!!」
ちなつ(結衣先輩が私の手を…)

結衣「途中で倒れたらいけないから」

ちなつ「結衣先輩~」ギュ

結衣「ちなつちゃん…ちょっと痛い…」

ちなつ「結衣先輩~♪」
ちなつ(いつかイタズラじゃなくて…)

ちなつ(結衣先輩からの本当のラブレターを貰えるように…)

ちなつ(もっと、頑張らなきゃっ!!)

ちなつ(今日は、京子先輩のせいでかなり落ち込んだけど…)

ちなつ(良い事もあったから…)

ちなつ(今回だけは京子先輩を許します)

結衣「さっ、戸締りして帰ろ」

ちなつ「はい、結衣先輩♪」


[結衣の家前 夕方]

京子「…」プルプル

結衣「っで、おまえはこんな所で何をしてるの?」


結衣「用事があったんじゃ…?」

京子「…」プルプル

結衣「とりあえず…中に入ろう」ガチャ

[結衣の家 夕方]

結衣「さて…」

結衣「状況は分かってるつもりだが…」

結衣「一応確認するぞ?」

結衣「最初、暇つぶしにラブレター…(中略)」

結衣「で、ちなつちゃんがデレたっと思ったら勘違いだったと?」

京子「…」コクッ

結衣「どうせお前の事だから…」

結衣「用事思い出したっとか言って、逃げたんだろ?」

結衣「っで現在に至ると…」



京子「…」コクッ

結衣「…」ハァー

結衣「そもそも…お前が暇つぶしにラブレターなんて書くから…」

京子「だって…」

結衣「とりあえず、ちなつちゃんも冗談って思ってるみたいだし…」

結衣「今までと関係は変わらないから少しは安心して」ナデナデ

京子「でも…やっとデレてくれたって思ったのに…」プルプル

結衣「そっ、それは確かにショックかもしれないけど…」

結衣「関係が壊れてないんだから…今後頑張れば…」

京子「…何とかなる…かな…?」ウルウル

結衣「まっ、京子の頑張り次第だな」ナデナデ
結衣(そんな目で見るのは反則だ…)

京子「そっ、そうか…」

京子「良かった…」

京子「…」

京子「よしっ、ラムレーズンを食おう♪」

結衣「立ち直り早っ!!」

京子「だってもう悩んでても仕方ないじゃん」エッヘン

結衣「…」ハァー

結衣「ラムレーズンは冷蔵庫に入ってるから…」

結衣「あっ、1個だけだからなっ!!」

京子「え~」

結衣「あと、明日綾乃に謝っておく事っ!!」

京子「?」
京子(綾乃に?何か悪い事したっけ…?)
※ちなつの件で色々と忘れてます

京子「謝るからラムレーズンもう1個食べていい?」
京子(良く分からないけど…交渉に使おう♪)

結衣「しっ、仕方ないな…」ハァー

結衣「ちゃんと謝るんだぞ」

京子「結衣、大好き~♪」ダキッ

結衣「こらっ、急に抱きつくなっ!!」

京子「え~いいじゃん。私と結衣の仲じゃん」

結衣「暑苦しいから離れろっ!」

京子「え~。『京子、私も好きだよ』って言ってたのに?」

結衣「っ!!」
結衣(すっかり忘れてた…)アセアセ

結衣「あっ、アレは…///」

京子「アレは?」ワクワク

結衣「京子のイタズラに仕返しを…」アセアセ

京子「何だ…仕返しだったのか…」

京子「って、京子ちゃんは騙されないぞっ!!」

京子「さ~、正直に言いなさい」ナデナデ

結衣「ナデナデするなっ!!」

結衣「だから…仕返しだって言ってるだろ…」

京子「そろそろ正直になったら?」

結衣「そうか…そういう事なら…」

京子「おっ、ついに結衣にゃんが正直に、私に告白を…」

結衣「京子のラムレーズンを没収するっ!!」パシッ

京子「えっ?」

結衣「私の言葉が信じられない奴には…ラムレーズンはあげない」

京子「ちょっと~結衣~」ガタッ

結衣「仕返しだって信じるか?」

京子「ぐぬぬ…」

結衣「さて…ラムレーズンは今度ちなつちゃんにでもあげよう」チラッ

京子「わっ、分かったよ…」

結衣「そうか…ならこの話はここまでだ」ニコッ

京子「分かったからラムレーズンを返してっ!!」

結衣「はいっ♪」

京子「納得いかない…」ボソッ

結衣「何か言った?」

京子「別に~」

結衣(なんとか…誤魔化せたかな…?)

京子「ラムレーズンうめぇ~♪」パクッ

結衣「今日は泊っていくのか?」

京子「当たり前だろっ!!」

結衣「当たり前なのか…」

結衣「なら夕食の準備するね」
結衣(夕食前にラムレーズンあげるんじゃなかった…)

京子「…」パクッ

京子「結衣、いつもありがとう」ボソッ

結衣「えっ?何か言った?」

京子「ステーキが食べたいって言った」ニコッ

結衣「無茶言うなっ!!」


[綾乃の家 夕方]

綾乃(良かった…)

綾乃(歳納京子が船見さんにラブレター書いたんじゃなくて…)ホッ

綾乃(これで今までの関係のまま…)

綾乃(…)

綾乃(駄目よっ!!今までのままじゃ…)

綾乃「もっと仲良くならないと…」

綾乃(とりあえず…明日は今日の件で歳納京子の所に…)ワクワク

綾乃(…)

綾乃(…。今日…の…件…?)

綾乃(…)

―――――――――回想――――――――――

綾乃『とっ、歳納京子~すっ、好きよ///』

綾乃『とっ、歳納京子~すっ、好きよ///』(エコー)

綾乃『とっ、歳納京子~すっ、好きよ///』(エコー)

―――――――――――――――――――――

綾乃(…)

綾乃(っ!!??)

綾乃「わっ、私…歳納京子に…」プルプル

綾乃「こっ、こっこここ告白…しちゃった…///」カァー

綾乃(…えっ?コレは…もう仲良くなるとか…)

綾乃(そんな…問題…じゃ…)アセアセ


綾乃(どっ、どうしよう…)

綾乃「どっ、どうしよう東照宮…」

綾乃「ってそんな事言ってる余裕有馬温泉よっ」

綾乃(…)

綾乃(明日…どうしよう…)

綾乃(明日…地球に隕石とか降らないかな…)

綾乃(…)

綾乃(…)


[綾乃の家 朝]

綾乃「今日の事…考えてたら…」

綾乃「一睡も…出来なかった…」

綾乃「がっ、学校に行きたくない…」

綾乃「休もうかしら…フフフ」

綾乃「だっ、駄目よっ!!」

綾乃「生徒会副会長がズル休みなんて…」

綾乃「罰金バッキンガムよっ!!」

綾乃「千歳、船見さん助けて…」プルプル


京子が綾乃の告白を忘れている事を
知るのはもう少し後の事である…

今度こそおしまい。

最後は方向性とかが良く分からなくなった…
途中色々すみませんでした。

感想とかあれば是非。
今までのSSが駄文→ギャグ?→鬱→ギャグ?/甘い?←今ココ
だったので、次はもっと甘甘な感じで書きたい(願望)ガンボー

軽く読み返したけどコレはひどい…
あと、このSS…何回「えっ?」が出てくるんだよwwww

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