アニ「念を極める」(21)

エレン「水見式?」の続きです
エレン「水見式?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1384183968/)

まずはアニが能力に目覚めます

森の中

パァァァァ…

アニ「…ふぅ」

アニ「基本四体業もそうだけど、応用技っていうのもなかなか大変なもんだね…」

アニ(まずは円。体内のオーラを外に出して、この円の中の状況を正確に把握する技)パァァァァ…

アニ「でも…3ヶ月続けてもまだ3mが限界…」

アニ「アルミンはすごいって言ってくれてたけど、ミカサは本気を出せば20mはいけるって言ってたっけ…」

アニ(そして硬。練のオーラを攻撃したいところに一転集中。普段以上のオーラを出せるかわりに、他の部分が絶の状態。使いどころが難しいね)

アニ「これは実戦で使うにはまだまだ修行が足りないね」

ライナー「よお、アニ!」

エレン「また一人で修行か?つれねえな」

アニ「何しにきたんだい…?」

ライナー「俺たちも修行だ。しかし、応用技は一人で修行しても要領が悪い」

エレン「そうそう、アニ、隠はもう使えるか?」

アニ「ああ、まあね」

エレン「今回は俺の凝の練習をしようと思ってさ。アルミンが大事だって言ってたから」

ライナー「だが、凝を使うには隠を使った実戦経験が必要だ」

アニ「あぁ…それで二人で来たってこと?」

ライナー「そういうことだ。よし、エレン!アニに対人格闘術での借りを返すときだ!」

エレン「えぇ!?でもライナー、今日はお前が教えてくれるって…」

アニ「私は構わないよ」

エレン「…い、いいけど…手加減してくれよ。硬とか使うのは無しだからな」

アニ「さあ、それはわからないね」

エレン「えぇ…」

ライナー「よし、それじゃあ始める。まずはアニがこれからランダムで石を投げる。その石に念を込めるのと、込めていないのを混ぜる」

ライナー「エレンは念を込めた石は避ける。念がこもっていない石は手で砕くこと」

エレン「お、おう…」

ライナー「もちろんアニは念を隠でオーラを見えなくするわけだから、凝を怠ってはならない」

アニ「わかったよ、じゃあ1分間で交代だ」

エレン「よ、よし!来い!」

エレン(まずはオーラを出して…目にオーラを集中)ファァァァ…

ライナー「よし!始め!」

アニ「ふっ」ビュン

エレン(おっ!いきなり念を込めやがった。避けねえと)

エレン「よっと!」サッ

エレン「よし、かわし…」

ドガァァァァ……ンッ!!!!!!

エレン「…」

ライナー「…」

アニ「…よそ見してていいの?」ビュン

エレン「う、うわぁぁッ!待ってくれ!アニ、もうちょっと手加減…」ササッ

ドガァァァァ…ンッ!!!!!

バコンッ

バコンッ

ドガァァァァ…ンッ!!!!ドガァァァァ…ンッ…

50秒経過


ライナー「あと10秒だ!」

アニ「ふっ…!」ヒュンヒュンヒュン

エレン(うお!3つ同時に?…これはいくらなんでも…)

バコーーーーン…

ライナー「おい!エレン!大丈夫か!」ペシペシ

エレン「…」(俺は…いったいい…なんで空を見ているんだ…?)

アニ「…」

ライナー「…当たったのが念を込めていない石でよかったな…いや、良くないが…」

エレン(念を込めてない石であのレベル…アニ…おまえ…)

エレン「すげえ…よ…」ガクッ

ライナー「エレェェェ…ェェンッ!!!!!!」

ガサッ

アニ「…!!!!?」

ビュンビュンビュンビュンビュン!!!!!

ライナー「ぐわぁぁぁああああああ…ッ!!!!」

アニ「石…!?」バッ

ドゴゴゴゴゴゴゴ…ォォォオン!!!!

ミカサ「ちっ…はずした」シュタッ

アニ「あんた、いったいどういうつもりだい?…こんなもん当たったら、ここのゴリラはともかくか弱い乙女の私は大ケガじゃ済まないよ」

ミカサ「それはすまない、アニ。次は一撃で楽にしてあげる」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

アニ「…ふん、ずいぶんおっかないじゃないか。ちょうどこっちも実戦の修行がしたかったんだ。…相手になってもらえるかい?」

ミカサ「エレン、待ってて。この女狐に酬いを…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ミカサ「…」ジリジリ

アニ「…」(ミカサは強化系能力者。オーラの総量は恐らく私の倍はある…となると、やはり発を使わざるえないね)

ミカサ「ふッ!!!!」ダンッ

アニ(はやいッ!?)ヒュン

アニ「…ッ!?」ザザザザザ…

アニ(完全にかわして…袖が破けた?…こんなもんまともにくらったら…)

ミカサ「アニ、今のは私の念を込めただけの右ストレート。次は外さない」

アニ「…ふんなかなかやるね。じゃあ今度はこっちからいくよ!」ダンッ

ガササッ

ミカサ「…!木陰に入って…絶を使った!?」

ミカサ「それなら…円!」

ミカサ(私の円の最大半径は約20m。この範囲なら、かすかな葉のせせらぎも見逃さない…!)

アニ(この樹を倒して!)バッカァァァン!

ミカサ「…!」サッ

アニ(後ろをとった!)ヒュン

ミカサ「…!」(樹は円を乱すためのおとり!?)

アニ「いくよ!」


『決意の水晶(ハンティングストーン)』

アニの能力のひとつ
体の一部を水晶体のように固め、攻撃・防御に使用できる。一度に1ヵ所のみ硬化することが可能で、ノーモーションからの硬化防御で相手の隙を作るなど、多様性が高い技である。


ミカサ「くっ!」ダァァァァ…ンッ!!!!!!

おお!
続編来てたのか、乙!

アニ「…」

ミカサ「アニ…あなたのその硬化能力は確かにすごかった。でも私は強化系の能力者。対人戦術では私が有利」

アニ「…そうだね」(今ここですべての能力を見せるわけにはいかない…)

アニ「あんたの能力をまだ見ていないしね…今日はここまでにしておくよ」スッ

ミカサ「…」

アルミン「…で、帰ってきたのかい?」

アニ「…」

アルミン「まあ二人とも無事で何よりだよ。でもまあこっちの二人は…」

エレン「…ぅ」

ライナー「…ぅ…ぁぅ」

アルミン「…意識が戻らないけどね」

アニ「ミカサは…あいつはいったいどれだけ強くなるんだろうね…」

アルミン「さあね…僕も怖いぐらいの成長スピードさ」

アニ「この破れた袖…私は完全にかわしたはず…これが強化系の力をもつ人間の戦闘力…」

アルミン「まあ、あのミカサが本気で殴ったんだ。1cmくらいの鉄板でも軽く貫くから、当たってれば硬で防ぐか君の能力で防御しないと危なかったかもね」

アニ「私の決意の水晶でも、おそらくミカサの攻撃には効かないと思うよ」

アルミン「…」

アニ「ミカサと本気で戦うなら、おそらく全ての力を出しきらなきゃね」

アルミン「そうだね。でもまあ基本的には巨人と戦うときくらいしか使わないだろうし、アニは自分のペースで修行していけば充分だよ」

アニ「…そう…だね」(少し喋りすぎたか…)

アニ「今日はもう戻るよ。その二人はよろしく頼んだよ」

アルミン「うん、おつかれさま」

時は流れ


アニ「なんだい、こんな所に呼び出して」

ライナー「悪いな、忙しいときに。いきなりだが調査兵団のスケジュールが決まった」

アニ「…ついに…やるんだね」

ライナー「ああ、エレンの捕獲だ。それが終わればお前はそのまま故郷を目指せ」

アニ「…で、エレンは陣形のどこにいるの?」

ライナー「ああ、ギリギリまで発表が遅れたが…ここ、右翼後方あたりだ」ペラ

アニ「ここにリヴァイ班がいるんだね…」

ライナー「ああ、くれぐれも気を付けろ。極力巨人をたくさん連れていけ。無理はするな」

アニ「わかってるよ…ただ…」

ライナー「どうした?」

アニ「本当に能力なしであのリヴァイ兵長から逃げ切れるんだろうか…ってね」

ライナー「うなじを手で守り、本当にヤバイときだけ硬化能力を使うんだ。硬化能力をもし誰かに見られたら…悪いがそいつらは全員殺してくれ」

アニ「私の能力…決意の水晶は、巨人化した時にのみレベルが上がる」


『殺戮のエメラルド(デスストーン)』

発動条件として巨人体になる事が必要。
体を部分的に硬化できる能力。同時に三ヵ所まで硬質化することが可能。
硬質ブレードでも刃が通ることはなく、攻防力を格段に上げることができる。

巨人化したさいには念の総量が向上し、特質系の能力者となる。加えて他の系統能力も飛躍的に高める事が可能。

アニ「あと…あんたにはもうひとつの私の能力を教えておくよ」

ライナー「…?」

アニ「私が万が一捕まったときに発動する能力があるんだ」

ライナー「どんな能力だ」


『悲しみのダイヤモンド(ゴッドストーン)』

アニが死にかけ時に発動。
絶対的な硬化で全身を身に纏い、硬化した念のダイヤモンドの中で眠りにつく。


ライナー「アニ…おまえ」

アニ「ちなみに…ためした事がない技だから、本当にできるかはわからない。そのあと、いつ目覚めるかも…」

ライナー「全てを捨て去る覚悟があるってわけだな…」

アニ「だから、安心して任せてよ。ベルトルトにもよろしく言っといて」

ライナー「…ああ、わかった」

ライナー「…アニ」

アニ「…?」

ライナー「絶対に…帰るぞ。戦士になって」

アニ「…ああ」


Fin

アニ編として書きました

他のキャラも追って書いていく予定です。時間並列で全てのキャラクターの能力を原作の辻褄に極力合わせて書いていきたいと思います。

アニの能力は絶対に水晶体にしたいという思いがありました。原作と繋げやすいからです。富樫先生の作品は本当に良くできており、特にこの念能力に関しては他の作品にも充分通じる1つの法則を産み出したようにとらえております。今後もより一層進撃の巨人の面白さを違った角度からも楽しめるようにしていければ幸いです。

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