許嫁「ちょっと、変なモノ擦り付けないで」 (18)

男「べ、別に擦り付けてないだろ!?」

許嫁「いいえ、腰がいやらしく動いていたわ」

男「ちょっと動いただけじゃないか!」

許嫁「言い訳しないで。変態」

男「……もう上がっていいか?」チャプ

許嫁「何言ってるのよ。ダメに決まってるでしょう?」

男「………ハァ」

許嫁「早く入りなさい。というか、その粗末なモノを私の視界に入れないで」

男「はいはい……」チャプン

許嫁「……………チッ」

男「今度は何だよ」

許嫁「一々反抗的な態度を取るのがますます気に食わないわ」

男「だから何なんだよ」

許嫁「もっとこっちに寄りなさいって言ってるの」

男「風呂釜狭いんだから、少しでも寄ったらお前にべったりなんだけど」

許嫁「いいから早くして。寒いの」

男「………ハァ。知らないからな」

許嫁「………あっ」

男(俺と密着する一瞬に見せるこのいやらしい顔……どっちが変態だよ)

許嫁「腰が引けてるわよ。もっとこっちに来て」

男「………はいはい」

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