電話

あかり「ごめんねぇ、ちなつちゃん...今日は一緒に遊べないよぉ」

ちなつ「お姉さんが体調悪いんじゃしょうがないよね」

あかり「お姉ちゃんは心配しなくても良いって言ってたけどやっぱり心配で...」

ちなつ「うん、分かった、あかりちゃんも風邪には気を付けて」

あかり「うんありがとぉ、また今度一緒に遊ぼうねぇ」

ﾋﾟｯ

ちなつ「ん？お姉ちゃん？」

ともこ「ちょっと赤座さんち行ってくるから」ガｻｺｿ

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

あかり「あ、ともこさん、こんにちは」

ともこ「こんにちは～あかりちゃん！実はちなつから話を聞いて...」

あかり「お見舞いですか？ありがとうごさいますっ、どうぞあがってください」

ともこ「お邪魔しま～す」

あかり(友達思いの良い人だなぁ、ともこさん)

ともこ「...」

ｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬｯ

ともこ「失礼します...」

あかね「...」ｽﾔｽﾔ

ともこ「～！！///」

あかり「お姉ちゃん寝てるねぇ」

ともこ「えぇ、可愛いわぁ...」

あかり「あかり、ともこさんの為の飲み物とお菓子用意してきます」

ともこ「え！いいわよそんなの」

あかり「いえいえ、ついでにお姉ちゃんのおかゆの準備もしてくるので、
お姉ちゃんの様子見ていてくださいっ」

ｶﾞﾁｬｯ

ﾊﾞﾀﾝｯ

ともこ「...」

あかね「...」ｽｰｽｰ

ともこ(あかねちゃんの弱ってる姿...いつもは凛々しい感じと違ってまた良い！)

あかね「んっ...?」

ともこ「！？」

あかね(あ...喉渇いたわね...そういえば近くに飲み物置いた気がするけど)ﾑｸｯ

あかね「飲み物...飲み物...」ﾌﾗﾌﾗ

ともこ「あれ、大丈夫！？なに探してるの！？」

あかね「！あかり...？いたの...？(意識がぼやけてて気づかなかったわ)」

ともこ「！！(あか...り...？)」

あかね「ごめんなさい、あかり、お姉ちゃん喉が渇いてて...」

ともこ「あ、あのペットボトルかなっ」

あかね「ありがと」

ｺﾞｸｺﾞｸ

あかね「じゃあ、お姉ちゃんまた寝るね」

ともこ「うんっ、ゆっくりやすんで！」

あかね「...」ｽｰｽｰ

ともこ「...」