シャロ「安価で『ワトスン君』を探します!」(218)

シャロ「えらい人は言いました!『名探偵には相棒が不可欠』だと!」

シャロ「相棒…それはホームズおじいちゃんで言うワトスンおじさん!!」

エリー「ポアロおじいさんで言うヘイスティングズさん…」

ネロ「ウルフじーちゃんで言うグッドウィン!!」

コーデリア「グレイおばあ様の相棒は死んだわ!!」

シャロ「あたしも名探偵になるために『ワトスン君』を探しに行きますー!」

シャロ「まずは、>>5さんの所に行ってみましょう!」

アンリエット

ホームズ探偵学院
 生徒会長室

アンリエット「私が貴女の相棒に?」

シャロ「アンリエットさんなら、頭もいいしぴったりだと思うんです!」

ネロ「会長が相棒だったら、事件全部解決してくれそうだよね」ヒソヒソ

コーデリア「どっちかって言うとシャロが相棒ね」ヒソヒソ

シャロ「だめですか?」

アンリエット「…………」

アンリエット(シャーロックの相棒となり、行動を共にする事になったら)

アンリエット(アルセーヌとしてミルキィホームズの前に現れる事が出来なくなる…)

アンリエット(でも協力者がいれば、或いはシャーロックのトイズが戻る可能性も…?)

シャロ「お願いしますっ!アンリエットさん!」

アンリエット「>>13

>>9

アンリエット「…私では役不足だと思います」

シャロ「えー…アンリエットさんならぴったりだと思ったんですけど…」

エリー(体よく断ってるような…)

アンリエット「その代わりと言ってはなんですが、別の方を紹介しますわ」

ネロ「会長以外にシャロの相棒候補がいるの?」

アンリエット「最近、学院内でも相棒を欲しがる生徒が増えています」

アンリエット「貴女達も同じことを言い出すだろうと思って、気の合いそうな人を何人か見繕ってありますわ」

シャロ「流石アンリエットさん!」

コーデリア「で?その相棒って誰なのかしら!?」

アンリエット「そうですね…この方はどうでしょう」スッ

シャロ「えっと…>>22さんですか?」

石流

シャロ「石流さんですか?」

ネロ「なんで!?」

アンリエット「落ち着きのない貴女には、冷静なパートナーが合っています」

エリー「でも…だからって石流さん、ですか…」

コーデリア「シャロ、どうするの?」

シャロ「せっかくアンリエットさんがおすすめしてくれたんです!行ってみましょー!」



シャロ「と言う事で!今日からよろしくお願いします!」

石流「何…だと…!?」

石流(何故アンリエット様は私とシャーロックを…!?)

石流(…そうか!ミルキィホームズと行動を共にし、内部からこいつらを倒せと言う事か!?)

石流(流石はアンリエット様!見事な作戦だ!!)

石流「いいだろうシャーロック・シェリンフォード!今日からこの私が貴様の相棒だ!!」

シャロ「やりましたー!相棒ゲットですー!」

次の日
 ホームズ探偵学院・屋根裏部屋

石流「起きろ!シャーロック!!」

シャロ「ぐー…ぐー…」Zzz

ネロ「うわぁっ!?なんで石流さんが僕たちの部屋にいるのさ!?」

コーデリア「ここは私達の、乙女の花園なのよっ!」

エリー「私達…パジャマなのに……」

石流「わ、私は相棒としてシャーロックを起こしに来ただけだ!」

シャロ「むにゃむにゃ…なんですか…?」ムクッ

石流「起きたかシャーロック…事件だ!」

シャロ「事件!?」

石流「私とお前とで捜査に行け、とアンリエット様からご命令だ」

シャロ「分かりました、行きましょう!!現場はどこですか!?」

石流「>>30だ!」

シャロ「シャロながれホームズ、出動ですー!!」

教室

石流「学院の教室だ、行くぞ!」

シャロ「あっ、その前に着替えるからちょっと待っててください!」

石流「えぇい!!早くしろ!!」イライラ

シャロ「え…いやあの、着替え…」

ネロ「…部屋の外に出てろよ!!この変態!!」



シャロ「…こほん、シャロながれホームズ出動ですー!」バッ

石流「まったく…」ダッ

石流「事件があったのは学院の空き教室だ」スタタタタ

シャロ「ふむふむ、いったいどんな事件が起こったんですか?」タッタッタッタッ

石流「一言で言うなら…>>37だな」

伝染する変態

石流「変態が増えている」

シャロ「はい?」

石流「…二十里先生の変態性があまりにもアレなので昨夜、空き教室に閉じ込めておいたのだが」

石流「教室から謎のオーラが溢れだし…触れる者みな変態に…!!」

シャロ「うわあ…」

石流「このまま放っておけばこの学院は変態に呑まれてしまう!何としても我々の手で解決するぞ!」

シャロ「はい!頑張りましょー!!」



石流「ここだ」

二十里『そこに誰かいるのかい!?出してくれっ!!』バンバン

二十里『この扉を開けるとそこには美貌!!世にも美しい僕が見れるよ!開けたまえ!!』バンバン

シャロ「聞こえないふりをしましょう!」

石流「そうだな!」

シャロ「これ以上近づくとあたし達もオーラに呑まれちゃいますね…どうしましょう?」

石流「そうだな…>>46と言うのはどうだ?」

私が盾になって突撃する

石流「私にいい考えがある」

石流「まず私が盾になって突撃する、お前は後からついてこい」

石流「教室に突入したら私がオーラを抑えておく…あとは、分かるな?」

シャロ(分かりませんー)

石流「私の事は気にするな、あの男とも長い付き合いだしな…」

石流「さて…行くぞ!!」バッ

石流「ぬおおっ…!なんだこの半端ではないオーラは…!」ズモモモモモモ

石流「思わず服を脱ぎたくなるっ…!ぐあああああっ…!」ズモモモモモ

シャロ「石流さん!!」

石流「大丈夫だ…!よし!扉を開けた!!」ガチャッ

二十里「オープンザドア!オープンザ僕!!美しい僕を見ろォ!!」バッバッ

石流「今だシャーロック…っ!やれーーーーっ!!」

シャロ「……え?何をですか?」

石流「…………>>53だ!!!」

ばりつ

石流「…お前にはバリツがあるだろう!!」

シャロ「はっ!?そうでした!バリツっ!!」ドカッ!

二十里「ごはっ!?」ドサッ

シャロ「変態のオーラが消えていく…二十里先生が気絶したからでしょうか?」シュウウウウ…

石流「よ、よくやったぞ…シャーロック…」ゼェゼェ

シャロ「あ!石流さん…!大丈夫ですか!?」

石流「ふふ…普段は、ダメダメな奴とばかり思っていたが…」

石流「事件となれば自分の能力を発揮し問題を解決に導くその力…」

石流「さすがは、探…偵…だな…」ドサッ

シャロ「……石流さん?石流さーーーーーん!!」



シャロ「石流さんはどうなったんですか?」

アンリエット「乳首がのびただけです、命に別状はありませんわ」

シャロ「よかったですー」

ネロ「で?石流さんは相棒としてどうだった?」

シャロ「かっこよかったですー、自分を盾にしてあたしを守ってくれて…」

シャロ「そして、あたしが何をすればいいのか的確に教えてくれて…」

シャロ「石流さんは…最高の『ワトスン君』です!!」

アンリエット「では、彼を正式に貴女の相棒に…」

シャロ「あ…それはいいですー、乳首のびてますし…」

アンリエット「そうですね、乳首のびてるようですし…」

ネロ「だよね、乳首のびてるんだもん」

コーデリア「乳首がのびてちゃ…ね」

エリー「乳首がのびているんじゃ…しょうがないです…」

アンリエット「それなら次は…この方はどうでしょう?」

シャロ「誰ですか?」

アンリエット「>>67さんです」

かまぼこ

アンリエット「かまぼこです」

シャロ「ってなんでですかー」

アンリエット「シャーロック、猫を舐めてはいけませんわ」

アンリエット「人より敏感に変化を見抜き…人には聞こえない音を聞き…」

アンリエット「人の入れぬ隙間に潜り…人より速く犯人を追う…」

アンリエット「猫は、探偵の仕事に必ずや役に立ってくれるはずですわ」

シャロ「なるほど…!」

コーデリア「警察犬ならぬ、探偵猫ね!?」

かまぼこ「にゃー」

アンリエット「さぁシャーロック!かまぼことタッグを組み、見事事件を解決してみなさい!」バッ

シャロ「でも、今は事件なんて起こって…」

かまぼこ「…にゃー!!」シュバッ!

エリー「あ、かまぼこ…どこに…!?」

ネロ「もしかして…事件のにおいを嗅ぎ取ったのか!?」

シャロ「あっちは>>75の方角ですー!」

冬木

冬木市

シャロ「かまぼこを追いかけてたらこんなところに来ちゃいました…寒いですー」

かまぼこ「にゃー!」

シャロ「あ!かまぼこ!」ダッ

シャロ「心配したんですよー、こんなところまで来て!」

かまぼこ「にゃー」

シャロ「ここはどこなんですか?ここになにかあるんですか?」

かまぼこ「…にゃー」スタスタ

シャロ「あっ、かまぼこー」

シャロ(この先に何かあるんでしょうか?)スタスタ

かまぼこ「…にゃ!」ズビシッ!

シャロ「こ!これは…!!>>84!!」

ずたぼろで気絶しているG3

次子「うぅっ…!!」

平乃「げほっ…!」

咲「…………かはっ」

シャロ「じ、G3のみなさん!!」ダッ

平乃「しゃ、シャーロック…さん…?」ヨロヨロ

次子「へへ…やられちまった…」

シャロ「しっかりしてください!!大丈夫ですか!?」

咲「寒い……」ガタガタ

かまぼこ「にゃー!」モフモフ

シャロ(咲さんはともかく…次子さんと平乃さんがやられるなんて…!)

シャロ(ココロちゃんもいない…ここで一体何が!?)

シャロ「ここで、一体何があったんですか…?」

平乃「それが…>>93…」

ライダーにひき逃げされた

平乃「突然、ライダーがすごいスピードで走ってきて…」

次子「避ける暇もなくこのザマだよ…あいてて…!」ムクッ

シャロ「次子さん…動いちゃだめです!」

咲「ずっとここに倒れてたから、体も冷え切っちゃった…」

かまぼこ「にゃー」

シャロ「で、そのライダーさんはどうしたんですか?」

咲「クロックアップして逃げた」

シャロ「ひき逃げ事件…!許せません!」

次子「小衣はポポロに乗って、犯人を追いかけていったよ…」

シャロ「かまぼこ!あたしたちも行きましょう!」

かまぼこ「にゃー!」

シャロ「三毛猫ホームズ出動ですー!」

平乃「気をつけてくださいねー!」

次子「小衣は>>100の方に行ったぞー!」

樹海

冬木市郊外
 樹海

かまぼこ「にゃー!」

シャロ「あれは…バイクと、ポポロちゃんですー」

ポポロ「ポポロチャンイウナー!」ベキッ

シャロ「あうぅ…!」

シャロ「ここにバイクがあるってことは、犯人とココロちゃんはこの樹海に入っていったんでしょうか?」

シャロ「…!雪の上に足跡が残ってます…!行ってみましょう!」

かまぼこ「にゃー」

ポポロ「ポポロチャンイウナー」



シャロ「おーい、ココロちゃーん!」ザクザク

シャロ「いたら返事してくださーい!ココロちゃーん!!」ザクザク

>>109「ん?」

キャスター

キャスター「ん?」

シャロ「あれ?こんなところにタンスの下のコロコロが落ちてますね…」

シャロ「探してるのはコロコロちゃんじゃなくてココロちゃんですー」

キャスター「コロコロちゃん言うなー!」ゴロゴロゴロ

シャロ「あうぅ…!」

キャスター「こんなキャスターしか寄り付かないような冬の樹海に何の用だい、探偵さん」

シャロ「ひき逃げ事件の犯人と、それを追って行った友達を探してるんです!」

シャロ「キャスターさん、誰か見ませんでしたか?」

キャスター「えーっと…さっき、タンスの下でコロコロしてた時の事だが…」

キャスター「誰か見たような…そうじゃないような…?」

シャロ「見たんですか?見ないんですか!?はっきりしてください!」

キャスター「>>119

幼女を見かけたので虐殺した

キャスター「幼女を見かけたので…顔面をコロコロしてやった!」バーン

シャロ「な、なんだってー!?」

キャスター「冷え切ったコロコロを顔面に押し付けられた幼女の顔…!そそられたぞ!」

キャスター「確か『助けて次子ー!平乃ー!咲ー!』とか言ってたような気もする!!」

シャロ「よ、よくもココロちゃんを…!許しません!!」

キャスター「フン!ピンク幼女!!貴様も顔面をコロコロしてやる!」バッ!

シャロ「あたしはこう見えて15…ぎにゃああああああああ!!」コロコロコロコロコロ

キャスター「どうだ!ほっぺをコロコロされる感触は!?」

シャロ「美顔になれそ…ぎゃあああ!コロコロの隙間にほっぺが!ほっぺがあああああ!!!」ギュウウ

シャロ「助けて…誰かああああああああ!!」

キャスター「ここは樹海だ!誰も来ない!!」

キャスター「お前のほっぺを赤い跡だらけにしてやる!覚悟しろー!!」コロコロコロ

>>127「待てっ!」

ラット(笑)

小衣

小衣「待てっ!」ザッ

キャスター「貴様は!さっき顔面をコロコロしてやった幼女!」

シャロ「ココロちゃん!!」

小衣「さっきはよくもやってくれたわね!このタイヤ!」

小衣「ココロは幼女じゃない!あとココロちゃん言うなーっ!!」バシンバシーン

キャスター「ぐおおっ!」

シャロ「あうぅ…!」

シャロ「ココロちゃん!無事だったんですね!」

小衣「まーね、IQ1300の天才美少女明智小衣はキャスターコロコロくらいじゃノーダメージなのよ!」

小衣「タイヤ!あんたをひき逃げの現行犯で逮捕するわ!」

シャロ「この人がG4のみなさんを…!」

キャスター「ぐっ…!」

小衣「大人しくお縄につけば罪を軽くしてあげないこともないわ!」

小衣「どうする?」

キャスター「>>134

小衣「待てっ!」ザッ

キャスター「貴様は!さっき顔面をコロコロしてやった幼女!」

シャロ「ココロちゃん!!」

小衣「さっきはよくもやってくれたわね!このタイヤ!」

小衣「小衣は幼女じゃない!あとココロちゃん言うなーっ!!」バシンバシーン

キャスター「ぐおおっ!」

シャロ「あうぅ…!」

シャロ「ココロちゃん!無事だったんですね!」

小衣「まーね、IQ1300の天才美少女明智小衣はキャスターコロコロくらいじゃノーダメージなのよ!」

小衣「タイヤ!あんたをひき逃げの現行犯で逮捕するわ!」

シャロ「この人がG4のみなさんを…!」

キャスター「ぐっ…!」

小衣「大人しくお縄につけば罪を軽くしてあげないこともないわ!」

小衣「どうする?」

キャスター「>>134

サリンガスを撒く

アルセーヌ「お断りしますわ(ベリッ」

キャスター「うおおー!!」ドバドバ

小衣「!?」

シャロ「なんですか?」

小衣(ッ!!このにおいは…!)

小衣「シャーロック!息止めて!」バッ!

シャロ「もがっ!?」

小衣「サリンよ!吸ったら死ぬわ!」

キャスター「無駄だぁ!!サリンは呼吸器系でなく、皮膚からも体内に吸収される!」

キャスター「つまり助かりたかったらお前らはここから遠く離れるしかないって事だ…!」

キャスター「どんな気分だ?眼の前にいる犯人をみすみす逃してしまうっていうのは…あはははは!」

シャロ「皮膚からも…吸収される…!!」ゴクリ

小衣「つまり…!」ゴクリ

シャロ「一番危ないのってあの人ですよね」

小衣「そうね、足元にブチ撒けたもんね」

キャスター「がふっ……!!」ドサッ

小衣「さて…サリンも散ったし、逮捕よポポロ!」ビシッ!

ポポロ「ポポロチャンイウナー」ガシャンガシャン

キャスター「…………」チーン

シャロ「結局ココロちゃんにお手柄を取られちゃいましたね」

かまぼこ「にゃー…」

小衣「残念だったわね!」ニヤニヤ

小衣「っていうか、あんたらはこんなとこで何してたの?」

シャロ「かまぼこを相棒にして事件を捜査してたんです!」

小衣「アンタバカァ?猫と事件を捜査って…解決できるわけないじゃない!!」

小衣「ま、あんたくらいのダメダメだと猫相手がちょうどいいのかしら?」

小衣「でも猫って…あはははは!」

かまぼこ「にゃー!」フシャー

小衣「猫より、>>142のほうがよっぽど相棒として有能だと思うけど?」

小衣

わたし

小衣「猫よりIQ13000の天才美少女明智小衣のほうがよっぽど相棒として有能よ!」

シャロ「…え?ココロちゃん、相棒になってくれるんですか!?」ガバッ

小衣「ココロちゃんいうなー!!」ガッ

シャロ「あうぅ…!」

小衣「いきなりなによ、ならないけど…」

シャロ「だって今、有能な相棒って…!」

小衣「物のたとえよ、相棒が欲しければ小衣クラスの天才を呼んできなさいってこと!」

小衣「まぁ小衣クラスなんてヨコハマ中探してもいないだろうけどー!あっはっはー!」

シャロ「ココロちゃんしかいないんならココロちゃんが相棒になってくれればいいんです!!」

小衣「皮肉で言ってんのよ!気づけ!!」

小衣「大体小衣は警察で、あんたは探偵!手を組むとかありえない!」

シャロ「そんなー!ココロちゃん、お願いしますー!」

小衣「…そんなに小衣を相棒にしたいわけ?」

シャロ「はいっ!」

小衣「………>>151

しょーがないわねー!

小衣「あーもー!しょうがないわねー!」

シャロ「やったー!ココロちゃんが相棒ですー!」

小衣「1回だけよ!1回事件捜査したら帰るから!」

シャロ「それでもいいですー」

小衣「ったく…なんでこんなことに…」ブツブツ

小衣「早く事件解決して、ごっこ遊びは終わらせたい…」ブツブツ

シャロ「それじゃあヨコハマに帰りましょうか、ワトスン君」

小衣「ワトスン君言うなー!!」バシッ

シャロ「あうぅ…!」



次子「あたしらしばらく入院するから、小衣の事よろしくなー」

平乃「小衣さん、あんまり先走って転ばないように気をつけてくださいね」

咲「小衣がぐずったらミルクを飲ませてあげればいいから」

シャロ「了解ですー」

小衣「小衣は子供じゃなーい!!」

ホームズ探偵学院
 屋根裏部屋

シャロ「と言うわけで相棒のココロちゃんです!」

小衣「ココロちゃんでも相棒でもないー!」

ネロ「明智のバカがシャロの相棒?捜査の邪魔してきそう…」

小衣「少なくともあんたらより役に立つわ!」

シャロ「短い間かもしれませんけど…頑張りましょうね、ココロちゃん!」

小衣「帰りたい…」ハァ

コーデリア「短い間?」

小衣「1回事件解決するまで、このIQ三桁に付き合ってやるって約束しちゃったのよ」

小衣「ってわけでなんか事件ない?とっとと終わらせてやるわ!」

エリー「あ…それなら…」

シャロ「なにか事件ですか?」

エリー「……>>159

ネロが麻薬栽培している

根津君がまた死んだ

エリー「ネロが…こそこそ何か変なモノを育ててるのを見ました…」

シャロ「……ネロ?」

小衣「家宅捜索よ!」ガタンドスン

ネロ「や、止めろよ!何も隠してないよ!!」

ネロ「エリーも適当なこと言わないでよ!!」

エリー「ご、ごめんなさいっ…!」ビクッ

小衣「……隠したって無駄よ!現場を見られてる以上あんたが何かを隠しているのは明白!」

小衣「さぁ何を隠しているのか吐きなさい!!」

ネロ「何にも隠してないったら!こっそり隠れて夢の国に行ける草を育ててなんてないよ!」

シャロ「なぁんだ!じゃあネロのタンスの中にはっぱがあったのも、あたしの見間違いなんですね!」

ネロ「そうだよ!タンスの中にはっぱなんて入れるわけないだろ?」

コーデリア「もう、シャロったらおっちょこちょいなんだから!」

小衣「……>>166

会長誘拐とか小衣にふさわしい事件ないの?

小衣「会長誘拐とか小衣にふさわしい事件ないの?」

コーデリア「明智さんったら、そんな都合よく大事件が起こる訳ないじゃない」

エリー「でも最近、アンリエットさんを見ていないような……」

ネロ「そういえばシャロ達が冬木市行ってから見てないなぁ」

小衣「事件の香りがするわ!」

シャロ「ちょっとアンリエットさんのところに行ってみましょうか」


ホームズ探偵学院
 生徒会長室

シャロ「ノックしてから入りまーす」コンコン ガチャッ

小衣「ん?留守かしら…」

シャロ「アンリエットさーん!」

小衣(ん?これは…書き置き?)ピラッ

小衣「シャーロック、あんたに手紙よ」

シャロ「なんですか?」

手紙「>>175

>>171

アンリエット生徒会長は私たちが誘拐した by怪盗帝国

手紙「こんや 11時 だれかが 死ぬ」

シャロ「…!?」

小衣「こ、これはっ…!殺害予告!?」

シャロ「殺害予告に…消えたアンリエットさん…!謎が謎を呼ぶ事件です!」

小衣「ともかく…11時になにか起こるかも知れない、ってことは確かね」

シャロ「学院のみんなに、11時に気をつけてーって言いに行きましょう!」



小衣「ふぅ…やっと全員に情報が伝わったわ」

シャロ「きっとみんな、今頃部屋にいるはずですね」

小衣「もう11時になるわ…私達も屋根裏部屋に戻るわよ」

シャロ「はい!」

小衣「………ん?」

シャロ「どうかしましたか?」

小衣(廊下の向こうから誰か来る…あれは、>>183!?)

死んだ緑を担いでいる全裸の青

エリー「……………」チーン

コーデリア(全裸)「くけけけけ……」スタスタ

小衣「あれは……何だ!?」

シャロ「コーデリアさん!…とエリーさん!」

小衣「待ってシャーロック!様子がおかしいわ…」

小衣「エルキュールも気を失ってるみたいだし…っていうか全裸って…おい…」

シャロ「コーデリアさんは脱ぎ癖があるから、平常ですよ」

小衣「平常じゃないだろそれ…」

シャロ「でも様子がおかしいっていうのは…確かにそうですね…」

小衣「あっちはまだ私たちに気づいてないみたい…どうする?」

シャロ「よし、ここは>>190です」

エリー「……………」チーン

コーデリア(全裸)「くけけけけ……」スタスタ

小衣「あれは……何だ!?」

シャロ「コーデリアさん!…とエリーさん!」

小衣「待ってシャーロック!様子がおかしいわ…」

小衣「エルキュールも気を失ってるみたいだし…っていうか全裸って…おい…」

シャロ「コーデリアさんは脱ぎ癖があるから、平常ですよ」

小衣「平常じゃないだろそれ…」

シャロ「でも様子がおかしいっていうのは…確かにそうですね…」

小衣「あっちはまだ小衣達に気づいてないみたい…どうする?」

シャロ「よし、ここは>>190です」

尾行

気付かれないよう全裸になって目的地まで並行

シャロ「あたし達も後を追いましょう!」

小衣「後を追うって言ったって…この廊下は一直線で隠れるところもない、振り返られたら一発でバレるわよ!」

シャロ「そうですね…じゃあ後を追うんじゃなくて、隣について移動しましょう」

小衣「は?」

シャロ「全裸になってココロちゃんを担いで歩けば、コーデリアさんが横を向いても…」

小衣「『なーんだ鏡かぁ!』ってなるわけないでしょうが!!」

シャロ「なります!!」



シャロ(全裸)「よーしじゃあ行きましょう!」

小衣(全裸)「………………」

シャロ(全裸)「ココロちゃんは軽いから担ぎやすいですね」スタスタ

小衣(全裸)「小衣は何をやっているんだろう…分からない…」

シャロ(全裸)「…コーデリアさんは>>197に向かっているようですね」

秘密の地下室

牢屋

シャロ「…アンリエットさんは地下に向かってるみたいです」

小衣「学院の地下って何があるの?」

シャロ「えっと、牢屋とかがあるはずなんですけどー…」

小衣「そんなところで一体何を…?」

シャロ「あっ!」

コーデリア「…………」ガチャガチャ

シャロ「壁に…鍵穴!?」

小衣「隠し部屋…!」

コーデリア「………」スタスタ

小衣「追うわよ!」

シャロ「はい!」スタスタ



シャロ「学院の地下にこんな部屋が…」

小衣「ん?あそこにあるのって…>>205?」

小衣

学生たち

シャロ「…コーデリアさんは地下に向かってるみたいです」

小衣「学院の地下って何があるの?」

シャロ「えっと、牢屋とかがあるはずなんですけどー…」

小衣「そんなところで一体何を…?」

シャロ「あっ!」

コーデリア「…………」ガチャガチャ

シャロ「壁に…鍵穴!?」

小衣「隠し部屋…!」

コーデリア「………」スタスタ

小衣「追うわよ!」

シャロ「はい!」スタスタ



シャロ「学院の地下にこんな部屋が…」

小衣「ん?あそこにあるのって…>>205?」

小衣「ん?あそこにいるのって…」

シャロ「…ココロちゃん?」

小衣「ん!?なんでこんなところに小衣が…!」

小衣「それはこっちのセリフよ!IQ130000の天才美少女明智小衣を真似るなんていい度胸じゃない!」

小衣「はぁ!?ニセモノはそっちでしょ!正体あらわしなさいよー!!」ギャーギャー

小衣「黙れこのニセ小衣!!IQ低そうな顔して…!」ギャーギャー

シャロ「こ、ココロちゃん…落ち着いて…!」

小衣「「ココロちゃん言うなー!!」」ベキッ

シャロ「あうぅ…二人のココロちゃんで痛さも二倍ですー…」ドサッ

小衣「…ったく」

小衣「……はっ!分かったわ、この事件の謎が…!」ピキーン!

小衣「偶然ね、小衣もちょうど今分かったところよ!」

小衣「この…事件の!」

小衣「謎は!!」

シャロ「…謎は!?」

小衣「「…黄金仮面ラッガー!!!」」バッチーーン!!

シャロ「っ!?」ベチーン

シャロ「…………きゅ~」ドサッ



シャロ「……はっ!?」ガバッ

シャロ「あ、あれ?ここは…あたし達の部屋?あれ?」キョロキョロ

小衣「起きたわね、シャーロック」

シャロ「…ココロちゃん!一人に戻ったんですね!」

小衣「IQ1300000の天才美少女明智小衣はもともと一人よ!」

シャロ「あれ…?でもさっきのは…」

小衣「あれは幻よ、こいつが見せた、ね!!」ガラッ

シャロ「…そ、それは!」

小衣「…タンスの中のはっぱ、こいつが犯人よ」

シャロ「全ては、ネロのはっぱが見せたまぼろし…!?」

小衣「道理で展開がカオス過ぎると思ったわ」

コーデリア「うーん…裸…裸…」

ネロ「お金…お金…」

小衣「ったく…よくないはっぱは全部没収!!」ガサガサ

小衣「ついでに譲崎ネロも麻薬所持の疑いで逮捕するから」ジャラジャラ

シャロ「ネ~ロ~…」

小衣「…じゃ、小衣は帰るわ」

シャロ「えっ?」

小衣「事件解決したら帰るっていったじゃない」

シャロ「……え!?じゃああの、置手紙の事件はどうするんですか!?」ガーン

小衣「知らないわよ、あんた達が解決しなさいよ!!」

シャロ「そんなー!手伝ってくださいー!ワトスンくーん!」

小衣「ワトスン君言うなー!!」


おしまい

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