八兵衛「安価でうっかりする」 (43)

八兵衛「まずは>>5をやる」

竜巻旋風脚

八兵衛「竜巻旋風脚!」

そよそよっ

お銀「いやん!!」チラッ

八兵衛「こいつぁうっかりだぁ!」

助さん「おぉ!いいものを見せてくれたな八!」

八兵衛「ようし!次は>>10だぁ!」

>>9

~~江戸城内~~

綱吉「おお水戸の隠居 よくぞ 参られた」

光圀「いやー綱吉殿 久しいのう」

綱吉「せっかくじゃ お供の連中も これへ」

吉保「しかし 前例が ございませぬが」

綱吉「かまわぬ。 早う これへ」

吉保「ははっ」

助さん「佐々木助三郎 に ございます」

格さん「渥美格之進 に ございます」

八兵衛「あっしは 八兵衛 で ござんす」

八兵衛「巷では うっかり八兵衛 と 呼ばれております」

綱吉「ほほう うっかり八兵衛か」

八兵衛「あ こりゃうっかり」ドスッ

綱吉「うぐぐ……。むねんじゃ」バタッ

八兵衛「やりましたよ ご隠居。」

光圀「うむ。 よくやったぞ。」

吉保「こ これは一体 いかなるわけで ござるかっ!?」

光圀「わしゃ 一切 知らんよ」

助さん「それがしも」

格さん「同じく」

吉保「むむむ……。ご老公は 知らぬ存ぜぬか。」

吉保「ええいっ! ならば 答えよ 町人っ!」

八兵衛「犬公方というからには 将軍様は 犬のはず」

八兵衛「人様の姿をした こいつは 偽物にちがいねえ」

吉保「なるほど 一理ある。」

~~fin~~

八兵衛「やっぱ もう少し 続けましょう」

八兵衛「はあ 殺されるかと 思いましたよ」

光圀「天下人の器ではない 綱吉を葬って めでたしめでたしじゃ。」

光圀「これで 日本は よりよい 国になるぞ。」

助さん「次は 俺が>>20 をやろう。」

次の将軍

光圀「つ 次の将軍を やるじゃと!?」

光圀「ならん! ならんぞっ!」

光圀「綱吉ひとりが 悪かったから 天誅を下しただけじゃ!」

光圀「そんなことをしたら 徳川家の天下 そのものが ひっくり返る!」

助さん「ええい!うるさい!」ズバッ!

光圀「うぎゃっ!」バタッ

光圀「……。」

へんじがない。 ただのしかばねのようだ。

助さん「はあ はあ……。 やってしまった。」

格さん「おいおい 助さん。」

格さん「とんでもないことを やってしまったな。」

助さん「ど どうしたら いいんだ……。」

八兵衛「でも これで 前の副将軍の座が 空きましたよ」

八兵衛「上様の代わりに 副将軍に なってはどうです?」

助さん「な なるほど。 そりゃいい考えだ!」

格さん「やむをえまい。」

格さん「副将軍がいなくなっては 困るからな。」

こうして 里見浩太朗は 助さんを あらため

あらたな 水戸黄門と なったのであった……。

そして 年が明けた!

助さんは 出奔したことに されていた。

光圀「さて! 世直し旅に 出ますぞ!」

格さん「だいぶ 水戸黄門が 板についてきたな。」

光圀「表向きは 水戸光圀のままだからな。」

光圀「ご隠居のやっていたことを 真似せねばならん。」

格さん「ふん。 とんだ 世直し救世主さまだな。」

格さん「あるじ殺しの 大罪人のくせに。」

光圀「ははは。 もう この話は よそう。」

光圀「>>30に旅立とうと思うのだが」

平成の世

光圀「平成の世へ 行こう」

格さん「へいせい? なんだそれは」

光圀「はるかな 未来の 元号だ。」

格さん「ほう。 日本の将来と いうわけだな。」

格さん「それは 面白そうだ。 行ってみるか。」

八兵衛「でも どうやって 行くんです?」

弥七「へへっ! そんなこと わけねえぜ!」

ヒュン!

光圀「おおっ! 弥七!」

弥七「あっしに お任せくだせえ!」

弥七「では いきますぜ」

格さん「おう。 頼むぞ弥七。」

八兵衛「本当に うまく いくんですかねえ?」

弥七は 地面に おもいきり 煙玉を たたきつけた!▼

ボン!もわもわもわ~~

八兵衛「ゴホゴホ……。」

格さん「ごほんごほん……むっ」

光圀「こ ここは……?」

通行人A「ざわざわ……」

通行人B「ざわざわ……」

八兵衛「あの~ ここは 一体 どこなんです?」

通行人C「ここは 皇居の前の 広場です。」

八兵衛「皇居?」チラッ

格さん「おおっ! これは 千代田のお城ではないか!」

光圀「本当じゃ! ほほ~! 今は江戸に 朝廷が あるわけじゃな!」

光圀「……む?ということは 将軍家は一体……?」

老人「徳川家は いまはもう 歴史の表舞台から 消えましたぞ。」

光圀「な なんじゃとっ!?」

老人「光圀公の作った 大日本史の影響で 尊王攘夷論が 生まれ」

老人「15代慶喜公が 大政奉還をやって 終止符が打たれたのじゃ。」

光圀「ま まあ わしは はっきり言って 関係ないがのう……」

格さん「なんだか 寂しい思いだな。」

八兵衛「でも 水戸黄門の伝説は不滅ですよ!」

老人「いえ……それが……」

光圀「……むむっ!?」

格さん「どうした助さ……ご隠居!」

光圀「か 身体が……消えていくっ!?」

格さん「お 俺もだっ!?なんだこれはっ!?」

老人「つい最近まで 時代劇で 水戸黄門を やっていたのですが……。」

老人「視聴率が さっぱり 取れなくなりまして ついに……。」

老人「水戸黄門伝説は 次第に 忘れられつつあるのです。」

光圀「弥七っ!な なんとかせんかっ!」

弥七「あ あっしには どうにも……!」

光圀「お銀!!八兵衛!!飛猿!!何とかせんかっっ!!!!」

しーん……

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom