海未「タイムマシンを使って穂乃果(6)をお持ち帰りしたい」 (8)

海未「タイムマシンを作ってください」

中島「……こんな無茶なことを言い出すクライアントは初めてだよ。なぁ、磯野」

タラヲ「ですー」

海未「できるのか、できないのか、早く答えて」

中島「……」

タラヲ「……」

海未「……失礼します」

タラヲ「……可能だ」

海未「それでしたら!」

タラヲ「だが一つ問題がある」

海未「……なんですか?お金の問題ですか?それなら私が……」

タラヲ「いーや、違うね。俺があんたを気に入らない、って問題さ」

海未「………」

タラヲ「おーい!はなざわぁー!
ほのキチさんのお帰りだぁー、見送ってさしあげろー」

花澤「……どうぞこちらへ」

海未「………」

花澤「こちらへ」

海未「わかり、ました……」

中島「いいのかタラちゃん……協力してやらなくて」

タラヲ「………」
タラヲは無言で立ち上がると、
近くにあったワインで中島の脛を思い切りぶっ飛ばす。
ワインがそこら中に飛び散った

中島「ガァっ!ぁ………ぁ……」

タラヲ「なかじまぁ……お前ここに来てから何年経ったぁ?」

中島「4年……」

タラヲ「………『4年です』だ。ボケ」
一切の躊躇なく銃の引き金を引く

タラヲ「小卒は礼儀がなってねーなぁ……おい!はなざわぁ!」

花澤「はい」

タラヲ「こぼれたワイン片付けとけー」

はなざわ「はい」

穂乃果「あ!うみちゃん!おはよー」

海未「おはよう、穂乃果」

穂乃果「今日もまた遅刻?何か困ってる事があるなら相談してね?」

海未「もちろんですよ、穂乃果」ギュー!

穂乃果「もー、いちいち抱きつかないでよー!」

ことり「…………」じーっ

まる子「ことりちゃん?」

ことり「え?あ、ごめんごめん。なんでもないよ?」

まる子「そう?」

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