ちひろ「仮眠しますか……」 (16)

-事務所-


モバP「ん、んんー」


モバP「流石に2周年イベントだからかいつものイベントよりも疲れるな……」


モバP「……それに眠い。社長とちひろさんからは仮眠室は自由に使っていいって言われてるけど、俺寝相悪いからな……もし迷惑かけてしまったら……」


モバP「…………ダメだ。眠い」


モバP「とりあえず仕事は一通り終わってるから、仮眠できるし……寝るか」


モバP「ちひろさんも外出してるし」










-仮眠室-


モバP「……よかった。誰もいないな。なら寝るか……。タイマーセットして……」


モバP「…………ぐぅ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1385823779

-事務所-


ちひろ「……ふう、まさか事務所においてるお菓子が切れてるとは……」


ちひろ「しかも、私がまだ食べてないお菓子を……もうまったく……」


ちひろ「そういえば、プロデューサーさんはまだでしょうか……」


ちひろ「まぁ、多分営業にいってるんでしょう……。私も仕事しないと!」








ちひろ「意外に早く終わりました。プロデューサーさんがやってくれたんでしょうかね」


ちひろ「それなら、少し余裕ができたので……」








ちひろ「仮眠しますか……」

-仮眠室-


ちひろ「……で、なぜプロデューサーさんが仮眠室に……」


モバP「……スゥ……スゥ」


ちひろ「……そういえば2周年イベントで忙しかったですよね……プロデューサーさんもお疲れでしたし」


ちひろ「今まで仮眠室を使ったことないって言ってたのに、仮眠室を使うくらい疲れてたんですね」


モバP「……スゥ……スゥ」


ちひろ「なんだか、かわいいですね」


モバP「ん、んん……」


ちひろ「って、なんで私プロデューサーの頭を撫でてるんですか」


ちひろ「……寝てますよね」


ちひろ「右よし。左よし。入口人影なし」


ちひろ「……隣、失礼しまーす」

-???-


……ロ……サー……ん


モバP(……なんだここ)


……ロ……ーサ……さん


モバP(……夢?)


……プロデューサーさん


モバP(……ちひろさん? いや、光の塊?)


……いつも……とう……ます


モバP(……なんていってるんだ?)


……それ……だき……よ?


モバP(? ……なんて言ってるだ? ……あぁ、なぜかあの光を触りたい)


……好き……よ……


モバP(ちひろさん、俺もちひろさんのこと好きですよ……職場の仲間として……)


モバP(あぁ、本格的に……意識が……)

-仮眠室-


ちひろ「……プロデューサーさん、温かい……」


モバP「……ん」


ちひろ「!? ちょ、ぷ、プロデューサーさん!?」


モバP「んん……」


ちひろ(どどどどどうして私のむむむ胸に顔をうずめてるんですか……)


モバP「……ちひろさん……好き……」


ちひろ「!!?」


ちひろ(こここここここれはそそそそのああああのええええと)


ちひろ(ぷぷぷプロデューサーさんが私のことすすすすすきってっええええ!?)


ちひろ「……そんなきゅ、急にいわないでくださいよプロデューサーさん」


モバP「……スゥ……スゥ」


ちひろ「……ん?」


ちひろ「……寝言か」


ちひろ(も、もうまったくプロデューサーさんは!)


ちひろ「そんなプロデューサーさんには……こうだ」


チュ


ちひろ「そろそろ私も……ねます……か……」


ちひろ「……クゥ」

PiPiPi


モバP「う、うーん。……よく寝た」


モバP「俺寝相悪いから、人がいると抱きついちゃうんだけど、大丈夫だったか……」


ちひろ「……スゥ……スゥ」


モバP「」


モバP「お、遅かったか……」


モバP(多分俺が無意識のうちにちひろさんを抱きしめたのか)


モバP「そ、それより……」


モバP(目の前に、む、胸が……)


ちひろ「うふふ、ぷろでゅうさーさぁん……」


モバP「ちょ」


モバP(顔が、胸に)


モバP「ち、ちひろさん……」


ちひろ「えへへ……私も……好き……」


モバP「えっ」





終わり

可愛いちひろさんが書きたかったです。
拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom