P「ピジョンの次なんだっけ?」北斗「コダックですよ」(240)

P「あぁコダックだったか」

北斗「コダック、コラッタ、ズバット、ギャロップでしたね」

冬馬「なんだよその適当なメンバー」

P「えっ冬馬知らないのか?」

北斗「ポケモン言えるかなだよ。昔流行っただろ?」

冬馬「俺の時代はダイパだし」

P「15年くらい前の歌だしな……」

P「じゃぁポケモン音頭は?」

冬馬「知らねーな」

黒井「ドッドッドガーッス!ドッドッガド!」

P「シャー!……ってやつだ」

冬馬「イカれちまったのかと思ったぜ……」

P「まぁ俺もほんとはメダロット派なんで、詳しくないんだけどな」

北斗「セーラーマルチいいですよね」

P「そこはセントナースだろ」

冬馬「翔太、わかるか?」

翔太「僕デジモン派だし……」

P「アニメやゲームはやっぱり世代によって大分違うな」

北斗「ちなみに俺はエフエフ派でしたよ」

黒井「普通はファイファンだろう」

P「その話題は喧嘩になるから止めよう」

P「あとはおもちゃか……マグナム派?ソニック派?俺はプロトセイバー」

黒井「アバンテ派だ」

北斗「俺はソニックですね」

冬馬「社長にDVD借りたけど、やっぱマグナムだろ」

P「翔太は……今っておもちゃって流行ってるのか?」

翔太「うーん、仮面ライダーなら流行ってたけど」

P「最強はRXだよな」

北斗「ディケイドですよ」

P「あ?」

北斗「なにか?」

翔太「冬馬君の家にいっぱいフィギュアあったよね」

冬馬「俺はクウガから全部見てるぜ」

P「言っておくがバイオで余裕だからな」ピキピキ

北斗「クリムゾンスマッシュ破ってから言ってくださいよ」ビキビキ

翔太「マニアックだなぁ……」

冬馬「つかプロデューサーは仕事いいのかよ」

P「今日の予定は終わらせてるし問題ないさ」

北斗「あ、話から逃げたんで俺の勝ちということで」

P「おい!逃げてなんかないぞ!」

黒井「馬鹿馬鹿しい……もう遅い、このまま夕食に行くぞ」

P「ちっ……一時休戦だな」

北斗「仕方ないですね」

P「俺仕事の報告しないとなんで、一旦戻りますね」

黒井「ウィ。場所は追って連絡しよう」

冬馬「今日はどこ行くんだ?」

黒井「何が食いたいかによるな」

北斗「この前飲みに行って以来ですからね……」

翔太「僕焼肉がいいな!食べ放題じゃないやつ!」

P「焼肉か、そういえば焼肉好きの女の子が765プロにもいたな」

黒井「ほう……面白い。そいつも連れて来い」

P「え、いいんですか?」

冬馬「女なんか来ても空気悪くなるだけだろ?やめとこうぜ」

北斗「俺は賛成だな、華やかになりそうだ」

翔太「僕はお肉食べられるなら何でもいいよ」

黒井「決まりだ。可能なら一緒に来い」

黒井「ただし誰が来るかは言うなよ」

P「なぜです?」

北斗「賭けるんですよ」

P「なるほど……」

冬馬「焼肉ならあの緑のねえちゃんか菊地だろうな」

P「さて、どうかな」

北斗「真ちゃんが理想なんですけどね」

黒井「早く行ったらどうだ。時間も押してるだろう」

P「っとそうでした。それじゃ現地で!」

翔太「またねー」

みどりのおばさんと言わないあたり優しさを感じる

童貞

P「ただいま戻りましたー」

小鳥「お帰りなさい、プロデューサーさん」

春香「今日もお疲れ様でしたプロデューサーさん!」

美希「プロデューサー!今からミキ達ご飯なんだけど一緒に来るよね?」

P「え、そうなのか」

真 「へへっ久々に皆一緒にあがるんで!」

P「それって雪歩も行くのか?」

雪歩「は、はい」

P「そうかぁ……飯誘おうと思ったんだけど、タイミング悪かったな」

春香「ええ!?」

春香「じゃあ皆で行きましょうよ!」

P「ちょっと特別な人がいるから雪歩だけがベストなんだよ」

あずさ「特別ですか……」

P「特別というか特殊というか」

P(961プロと晩飯なんて律子達にバレたら何言われるか……)

雪歩「い、行きます!」

伊織「ダメよ!」

真美「そうだよ!ゆきぴょんは真美達とご飯なんだかんね!」

美希 「抜け駆けはダメなの!」

雪歩「そ、それでも……!」

雪歩「私、プロデューサーの特別な人に会いたいです!」

P「そ、そうか?ならいいんだが……」

美希「ぐぬぬ……ありえないの……ミキじゃないなんて……」

P「それじゃ準備出来たら行くから待っててくれ」

雪歩「は、はい!」

貴音「プロデューサー……」

P「なんだ?」

貴音「私は二人目でも構いませんので」

P「二人目?」

律子「スタァーップ!それ以上はダメよ!」

小鳥「はぁはぁ」

真 「ボク達はもう行こう……」

春香「酷いですプロデューサーさん」トボトボ

P「なんとでも言え。今日は雪歩しか誘えない事情があるんだ」

雪歩「はぅ……!」

小鳥「クリティカルヒィーット!プロデューサーさんに3ポイント!」

P「何言ってるんですか……」

律子「ほら、音無さんも行きますよ」

小鳥「はーい。それじゃプロデューサーさん、お疲れ様でしたっ」

P「お疲れ様でしたー」

P「あと10分もしたら出るから待ってくれな」

雪歩「は、はい!」

雪歩(これってアレだよね特別な人とのご飯に私だけを呼ぶって)

雪歩(そういうことだよね!)

雪歩「う、嬉しいですプロデューサー!」

P「そ、そうか?そう言ってくれたら俺も嬉しいけど……」

P「よし、こんなもんか」

P「それじゃ行くぞ。忘れものはないな?」

雪歩「はい!あ、あのプロデューサー!私がんばりますね!」

P「はは、まぁほどほどにな」

雪歩「はいぃ!」

雪歩「と、ところで、特別な人ってやっぱり……」

P「ん?あぁ多分雪歩が見たら驚くと思うよ」

P「3人はもう店に入ってると思うから、俺達も急ごう」

雪歩(3人!?お父様とお母様と……ご兄弟とか?)

雪歩「しっかりアピールしなくちゃ……」

P「なんだか気合入ってるなー」

4人だった……

雪歩「……」

P「お待たせ!この子が焼肉アイドルだ!」

冬馬「おい!萩原じゃねーか!」

黒井「音無君だと踏んだんだがな……」

翔太「理由つけて春香ちゃんが来ると思ったんだけどなー」

北斗「やれやれ、全員外したな」

冬馬「この場合どうなるんだ?」

北斗「全員はずれの場合は雪歩ちゃんの分を俺達で支払いだな」

冬馬「くそっ今月ピンチだってのによ……」

雪歩「プ、プロデューサー?」

P「驚いたろ?今日は961プロと飯なんだ」

雪歩「え、だって特別な3人とご飯だって……」

冬馬「3人?俺達4人だけど」

P「悪いな。俺の中ではディケイド信者は人間じゃないんだ」

北斗「言いますね……!」

黒井「普段は敵同士だが今夜は歓迎しよう。席につくがいい」

雪歩「ひっ」

北斗「ダメですよ社長。雪歩ちゃんは男性が苦手なんですから」

翔太「とりあえず端っこかな?隣がプロデューサーさんで」

冬馬「つーか男嫌いならなんで来たんだよ」

P「そういえば苦手だったな」

黒井「貴様は本当にプロデューサーなのか……」

雪歩「……ぐす」

P「え?」

雪歩「うぅ……」

P「お、おい」

冬馬「いーややこやーや!」

翔太「なーかしたなーかした!」

P「う、うるさい!雪歩?なんで泣くんだ?そんなに野郎の集いが嫌だったのか?」

雪歩「い、いえ……全部私の勘違いがいけないんですぅ……」

雪歩「ちょっと穴掘ってきますね……」

P「いやいやいや落ち着け!」

冬馬「お、おいどうすんだよ……」

翔太「僕に言われても……」

北斗「ふむ」

北斗「プロデューサーさんが一番気に入ってるアイドルって雪歩ちゃんだったんですね」

P「えっ」

雪歩「墓穴掘っても掘り抜け……え?」

無印で焼き肉行きたいって行ってたと思う

北斗「プロデューサーさんがね、来る前言ってたんだよ」

北斗「今夜俺のお気に入りの子を連れてくるってね」

北斗「まさか雪歩ちゃんとは……ねぇ社長」

黒井「ん?あ、ウィ。私は音無君あたりかと思っていたんだがな」

黒井「なかなか見る目があるではないか」

P「何の話です?俺はただ……」

冬馬「ウェーイ!ウェイウェーイ!とりあえず飲み物頼もうぜ!」

雪歩「そ、そうだったんですか……プロデューサーが……」

翔太「雪歩さん何飲むの?」

雪歩「あ、私は冷たいお茶でいいよ。ふふ」

P「なんだ急に機嫌が良くなったな」

ギャグに走るのか純愛なのか

P「まぁいいや、俺生中」

北斗「俺も同じで」

黒井「私もだ」

冬馬「俺も」

P「おい」

冬馬「ちっ……クリームソーダあります?あ、ない?じゃぁドリンクバー2つで」

翔太「ありがとう冬馬君っ」

黒井「さて、何を頼むか……」

冬馬「適当に食いたいもんでいいじゃねーの」

黒井「そうだな」

翔太「あ、僕ジュースいれてくるよ!冬馬君何がいい?」

冬馬「じゃあカルピス頼むぜ」

黒井「それでは飲み物は行き渡ったな」

冬馬「おい翔太、お前ちゃんぽんしやがったな」

翔太「なんのこと?わかんないなー」

P「それじゃ今日も一日お疲れ様でした!乾杯!」

雪歩「か、かんぱいですぅ!」

翔太「パンカーイ」

冬馬「うぇ……これメロンソーダ混ぜたのか……なんとか飲めるけどよ」

北斗「うーん、やはり最初の一杯は最高ですね」

黒井「ウィ。疲れが吹き飛ぶな」

P「雪歩はご飯モノ何か頼むか?」

雪歩「白ごはんで!」

P「あ、あぁ……すごい気合だな」

P「他は?」

冬馬「俺は石焼ビビンバ食おうかな」

翔太「僕クッパ!」

雪歩「焼肉といったら白いご飯だろうが……」ボソッ

P「ゆ、雪歩?」

雪歩「え、何ですか?」

P「あ、いや、聞き違いかな……?」

黒井「私と北斗も何もいらんからな」

ほんとに言いやがったよ…

小鳥「んぐ、んぐ…、ユッケとセンマイと生中追加」プハー

黒井「それではセレブな私が注文した黒毛和牛特上カルビを……」

雪歩「待ってください!!!」

黒井「うおっ!?」

P「ど、どうしたんだ?」

雪歩「先に網を熱さないとお肉を置いたら網に引っ付いちゃいます」

黒井「そ、そうだったのか……」

冬馬「めんどくせぇな、適当に焼いて適当に食えばいいじゃねーか」

雪歩「っ!」キッ

冬馬「な、なんだよ……睨むなよ……悪かったよ……」

北斗「ま、まぁまぁ。そろそろ網も熱くなったんじゃないか?」

黒井「……では今度こそ」

雪歩「待ってください!!!」

黒井「今度はなんだ!?」

雪歩「世間一般的に考えて最初に置くのはタン塩なんです!」

P「ま、まぁいいじゃないか雪歩。たまには好きに食べたって……」

雪歩「それじゃダメなんです!」

P「ひぃっ」

冬馬「めんどくせーぞこいつ」ヒソヒソ

翔太「僕お腹空いたんだけど……」ボソボソ

P「わかった!じゃぁ先に塩焼きを乗せてこの話はやめよう!はい、ヤメヤメ」

黒井「仕方あるまい……」

雪歩「……じゃぁ乗せていきますねー」ニコニコ

ジュージュー

P「……」

黒井「……」

翔太「あの、雪歩さん」

雪歩「な、なに?」

冬馬(普通に戻ってるぜ!)

P(よかった!本当によかった!)

翔太「の、飲み物は好きなの飲んでもいいんだよね?」」

雪歩「うん、焼肉は自由に楽しくするものだから。翔太君の好きなようにしていいよ」

黒井(どの口が言うのだ……)

P「そ、そろそろ食えるよな?」

北斗「そうですね、食べましょう」

雪歩「まだ早い」

黒井「ウィ?」

雪歩「まだ早いと言いました」

雪歩「いいですか?タンは内臓肉なんです」

雪歩「じっくりしっかり焼かないと、後から体調を崩してしまうかもしれません」

黒井「そ、そうか」

雪歩「……あ、もういいんじゃないでしょうか!ど、どうぞですぅ!」

冬馬「あ、ども……」

翔太「ねぇ、10秒くらいしか違わないんだけど」ボソボソ

北斗「その10数秒が重要なんだろうさ……」ヒソヒソ

雪歩「は、早く食べないとコゲますよ」

北斗「おっと」

P「じゃぁ次はカルビ焼くぞ!い、いいよな?」

雪歩「楽しみですねっプロデューサー!」

P「は、はは……そうね……」

翔太「やっと楽しくなってきたねー冬馬君ビビンバ一口ちょうだい」

冬馬「交換しようぜ交換」

黒井「ビール追加だ。お前達はどうだ」

P「あ、俺も」

北斗「お願いします」

黒井「ウィ。萩原雪歩よ、店員を呼び出してくれ」

雪歩「今焼いてるんで無理です」

黒井「そ、そうか……」

P「お、俺!俺が呼びますよ!店員さーん!」

どこで地雷踏むか楽しみだ

イマクニ「…」

ジュージュー

黒井「食欲を刺激する匂いだな」

冬馬「焼けてきたかな」ペロン

雪歩「!!!!」ガタッ

翔太「ひぃぃぃ!」

北斗「ま、待ってくれ雪歩ちゃん!まだ俺達何もしてないだろ!?」

雪歩「冬馬君……今ひっくり返したよね」

冬馬「そ、それがなんだよ……どれくらい焼けたか見ただけじゃ……」

雪歩「お肉はっ!!!」

P「うわぁ!」

雪歩「1回しかひっくり返したらダメなんですよ!!!」

黒井「」ガクガクガク

雪歩「脂の多いお肉を何回も返してしまうと、肉汁と一緒に旨みが逃げ出してしまうんです」

雪歩「牛さんの尊い命を犠牲にするんですから、出来る限り美味しく食べてあげないとダメです」

雪歩「……あ、そろそろひっくり返しますねっ」ペロロン

翔太「もうやだぁ!帰りたいよ!」

P「馬鹿!落ち着け!」

雪歩「は、早く返さないとコゲちゃいますぅ!」

冬馬「お、おう……」

俺何回もめくってたわ…こげたらあかんと思って…

黒井「……」モグモグ

北斗「……」モグモグ

翔太「あ、僕ジュース……冬馬君いる?」

冬馬「俺まだ入ってるから……」

雪歩「美味しいですねプロデューサー!来てよかったですぅ!」

P「そ、そうか……よかったよ」

雪歩「……」ジワッ

P「た、楽しいなぁ!雪歩とこれてよかったよ!最高!」

雪歩「はいぃ!」

移籍シリーズで多分一番暗いシーンだよなこれ

雪歩「はぁ……お腹一杯ですぅ」

黒井「……では帰るか」

冬馬「萩原さんの分俺達が出すんだよな」

雪歩「え、そ、そんなの悪いです!私もちゃんと払いますから……」

P「あ、いいよ。今日は俺が奢るよ。マジで」

北斗「じゃぁ5人で割り勘にしときましょう」

P「悪いな……」

翔太「お肉は美味しかったから気にしないでっ」

お肉「は」
翔太カワイソスww

ごめんなさいちょっとだけ魚食べてくる

前回も楽しかった

黒井「それでは今日はこれで解散だ。萩原雪歩さんにはタクシーを呼んである」

雪歩「あ、ありがとうございますぅ……」

黒井「ウィ。夜道は危険だからな」

雪歩「そ、それでは皆さん!今日はありがとうございました!」

冬馬「あ、あぁ」

北斗「焼肉、美味しかったよ雪歩さん」

翔太「ちょっと寿命縮むくらい美味しかったよっ」

P「明日も早いから家に帰ったらゆっくり休んでくれ」

雪歩「はいぃ……その、プロデューサー、また誘ってくださいね!」

P「は、はい……」

雪歩「それでは失礼しますぅ!」

萩原雪歩さん(畏怖)

黒井「……行ったか」

P「すまん……本当にすまん……」

冬馬「何食ったか覚えてねーよ……」

P「いつもはあんな感じじゃないんだ。ほんわかしてて、おっとりしてて」

P「なんていうか、庇護欲を誘う子なんだよ」

北斗「俺も彼女とは何度か会ってますが……」

翔太「あんなの初めてだったね……」

黒井「恐らく萩原雪歩さんは焼肉奉行なのだろう」

翔太「焼肉奉行?」

黒井「鍋奉行は知っているだろう」

P「鍋に材料を投入するときに独自ルールを持ってる人ですよね」

黒井「ウィ。恐らく彼女はそれの亜種だ」

北斗「だから焼肉奉行ですか……」

翔太「普段は優しいから余計に怖かったね」

冬馬「社長泡吹いてたぜ」

黒井「ば、馬鹿を言うな!そんな痴態は晒していない!」

P「はぁ……雪歩にも悪いことしちゃったな……」

冬馬「なんでだよ。俺達が完全に被害者じゃねーか」

P「だってこれ雪歩のイメージダウンにしかなってないじゃないか」

P「普段は水が減ったら注いでくれて、醤油が欲しいと思ったら取ってくれる子なんだよ」

雪歩に汚名挽回のチャンスを与えるのか

黒井「まぁ焼肉以外でなら、また呼んでもいいだろう」

冬馬「バーベキューとかもやべぇのかな」

北斗「それは大丈夫とは思うが……」

P「なんか埋め合わせ考えないとな……」

翔太「そういえばライダーの強い弱い話はどうなったの?」

北斗「RXが最強でいいさ」

P「どっちでもいいよ……今日は疲れた」

黒井「では解散にしよう。気をつけて帰れよ」

冬馬「お疲れ、またなプロデューサー」

P「あぁ、またな」

翔太「さよならー」

北斗「チャオ☆」

>>94
より面倒臭くなるのか

翌朝

P「おはようございます」

小鳥「おはようございます。あれ?なんだか元気ないですね」

P「ちょっと色々ありまして……」

伊織「雪歩と食事に行って!」

真 「色々あって!」

美希「つ、疲れたって!」

春香「どういうことなんですか!?」

P「その前にひとつ聞きたいんだが、皆は雪歩と焼肉行ったことあるか?」

千早「もうその話はやめましょう」

真美「ヤキニクダァーッシュ!」

響 「今日もファイトだぞー!」

P「あ、おい」

雪歩「おはようございますプロデューサー!」

P「ゆ、雪歩……おはよう。昨日はお疲れさん」

雪歩「お疲れ様でしたっ私すごく楽しかったですぅ!」

やよい「雪歩さんつやつやしてますね!」

雪歩「うん!昨日はね、プロデューサー達と焼肉食べてきたんだよっ」

やよい「はわっ!怖いですー!」タッタッタッ

P「……」

P(雪歩も可哀想だな……望んで奉行になった訳ではないだろうに)

P「……よし!俺がなんとかしてやる!」

雪歩「ど、どうしたんですか?」

P「雪歩!焼肉はどれくらい好きだ!」

雪歩「ま、毎日食べても大丈夫なくらいですけど……」

P「じゃあ今日もやるぞ!久しぶりの秘密特訓だ!」

雪歩「えぇ!?」

P「春香達もくるか?いや、できれば来て欲しいんだが」

小鳥「もう皆レッスンに行っちゃいましたよ」

P「なんて逃げ足の速い連中だ……」

P「……小鳥さんは」

小鳥「流石に朝から焼肉は色々と不安な面がありまして……てへへ」

P「ですよね」

P「仕方ない……助っ人を呼ぶか」

小鳥「助っ人ですか?」

P「俺の戦友達です。きっと力になってくれるはず」

雪歩「え、えっと……」

P「心配するな雪歩。俺達が必ず平民に戻してやるからな!」

P「ということで今日は仕事休みますね」

小鳥「えっ」

P「それじゃ行ってきます!雪歩はここで待ってろ!」

イケメンなのかアホなのかわからん

P「……ということなんで、また焼肉に付き合ってください」

黒井「無理だ」

P「なんでですか!俺と黒井社長の仲じゃないですか!」

黒井「馬鹿か貴様は!昨日の今日で何を言い出すのだ!」

P「くっ……冬馬!」

冬馬「悪いな。社長がNOって言うならNOだ」

P「北斗!」

北斗「すみません」

P「翔太……」

翔太「ごめんねプロデューサーさん」

P「……わかったよ」

P「俺一人で雪歩を更正させてやる!もう誰にも頼らない!」ダッ

冬馬「行っちまったよ……」

P「ただいま……」

高木「あ、君!急に休むなんてどうしたんだね?」

P「すまん雪歩……俺と二人で食事になりそうだがいいか?」

雪歩「は、はい!むしろ望むところというか……その、フニョフニョ」

P「?まぁいい。それじゃ買出し行くからついてきてくれ」

雪歩「お店じゃないんですか?」

P「さすがに午前中からは開いてないからな……匂いは諦めて俺の家でやるぞ」

雪歩「プ、プロデューサーのお家でですか!?」

P「やっぱまずかったか?」

雪歩「い、いえ!どんとこいですぅ!」

P「いい返事だ!それじゃスーパー行くぞ!あ、社長お疲れ様でした!」

高木「君ぃ……」

小鳥「行ってしまいましたね……」

P「スーパーまで来たのはいいけど、とりあえず焼肉用肉ってのを買えばいいのか?」

P「あ、野菜とかホルモンもいるなら買うけど」

雪歩「と、特訓ですし、お肉だけで大丈夫と思いますけど……」

P「そうか……とりあえず肉5キロとあとはウーロン茶を持てるだけ買おう」

雪歩「はい!」

P「あ、すみません肉もっと買いたいんですけど……はい、5キロほど」

雪歩「な、なんだか夫婦みたいですね……」

P「肉5キロと茶だけ買う若い夫婦なんて異常だけどな……」

雪歩「はぅ」

買いすぎだろw

P「肉って高いんだな……俺いつもコンビニ弁当だから考えたことなかったよ……」

雪歩「す、すみません……やっぱり私が半分出したほうが」

P「いや、いいんだ。これは俺が考えた秘密特訓なんだからな」

P「俺が全て責任取るよ!」

責任取るよ……責任取るよ……責任取るよ……結婚しよう……

雪歩「は、はい……不束者ですがよろしくお願いしますぅ!」

P(焼肉のことになるとやっぱり気合入るんだな……)

P「ただいまーっと」

雪歩「お、お邪魔しますぅ……」

P「はは、そう遠慮するなよ。自分の家だと思ってくつろいでくれ」

雪歩「じ、自分のですか!?は、恥ずかしい……」

P「よし、それじゃ今回の特訓の趣旨を説明する前に」

雪歩「そういえば聞いてませんでした……」

P「雪歩は焼肉食べてるときの自分ってどんな感じだと思う?」

雪歩「え、ふ、普通と思いますぅ」

P「やっぱりな……そこでまず雪歩に現状を知ってもらうことにする」

P「ビデオカメラを設置してその前で焼肉するんだ……っと、ここでいいな」

雪歩「それが秘密特訓になるんですか?」

P「あぁ、皆と団結していく上で避けては通れない道なんだ。理解してくれ」

雪歩「プロデューサーがそこまで言うなら……」

P「じゃぁ始めるぞ!焼肉特訓の始まりだ!」

雪歩「は、はい!頑張りますね!」

P「あぁ!目指せ平民だ!」

P(よし、現状確認のためなんだ。今は地雷を踏みまくるぞ)

P「さーて網置いたしコンロ点けた!肉置くぞ!」

雪歩「ま、待ってください!まだ網が温まって……」

P「俺は今すぐ肉が食いたいんだ!そぉれ!ほいほいほい!」

雪歩「あぁああああ!!な、何するんですかぁ!プロデューサー!!」

P「よーし!ひっくり返すかぁ!」

雪歩「だ、だめですぅ!!」

P「なんでさ」

雪歩「お肉は何回もひっくり返したら旨みや肉汁が……」

P「そんなの関係ねぇ!俺はひっくり返す!」ペロリン

雪歩「!!」

P「あれ?あんまり焼けてないな。戻しとこっと」ペロロン

雪歩「ちょっと正座しろ!!!」

P「えっ」

やだ怖い

P「ひっく、ぐす……」

雪歩「わかりましたか?プロデューサー」

P「……」

雪歩「わかったか聞いてるんですぅ!」ドン!

P「は、はい!」

雪歩「……それじゃ、続きしましょう!」ニコニコ

P「ここだ!雪歩ストップ!ちょっと休憩だ!」

雪歩「え?」

P「言っただろ?特訓だって。まず雪歩の現状を見せてやるよ」

雪歩「?は、はい……」

ビデオ《ちょっと正座しろ!!!》

雪歩「え……」

ビデオ《ガミガミガミガミ!》

ビデオ《はい……すみません……おっしゃる通りで……》

ビデオ《謝罪よりなぜこんなことをしたのか教えてください!》

ビデオ《すみません……すみません……》

雪歩「な、なにこれ……私……?」

P「やっぱり自覚が無かったんだな」

雪歩「プ、プロデューサー?」

P「雪歩はな……焼肉奉行なんだよ」

雪歩「ぶ、奉行ですか?」

P「あぁ、治療困難な難病だ」

P「焼肉をした次の日、友達がよそよそしかったりしないか?」

雪歩「そ、そういえば……真ちゃんと行った次の日なぜか謝られました……」

P「お前は肉を見ると自分の思った通りにしたくなるんだ」

雪歩「そんな……私そんなこと……」

P「信じられないのも無理は無い。だけど実際そうなんだ」

P「俺や黒井社長達も昨日ビデオのような目にあったんだよ」

雪歩「う、うそ……」

P「わかったか?これが今のお前なんだ」

雪歩「……」ジワ

P「え、お、おい」

雪歩「私……今までそんなことしてたなんて……」ポロポロ

俺の妹もたまに発症するよ
影の人格で炎羅っていうんだ

P「待て待て待て!泣くな!なんのために俺がいると思ってるんだ!」

雪歩「え……」

P「俺が必ずお前を治療してやる!そして皆で一緒に焼肉を食べよう!」

雪歩「ぷろでゅうさぁ……」ポロポロ

P「わっおいだから泣くなって……あぁもう」ナデナデ

雪歩「……」

P「落ち着いたか?」

雪歩「ぐす……はい」

P「焼肉食えそうか?」

雪歩「……はい」

P「それじゃ特訓再開だ。さっきはかなり強引に怒らせたが」

P「次からはジワジワいくからな。怒りそうになったら俺が止める」

P「雪歩はひたすら焼いた肉を食べてくれ」

雪歩「わ、わかりました!」

ジュージュー

P「……」チラッ

雪歩「……」ジーッ

P「よし、ひっくりかえ……」

雪歩「」ガタッ

P「さない!」スカッ

雪歩「!……あ」

P「どうだ雪歩、さっきまでの記憶はあるか?」

雪歩「は、はい……プロデューサーの手をずっと見てて……」

雪歩「お肉にお箸が伸びた瞬間、頭がカァって熱くなって……」

P(こえぇ……)

P「ま、まあ自分を認識できただけ進歩したな!この調子でいこう!」

雪歩「はいぃ!」

雪歩「……ぐす」

P「肉、なくなっちゃったな……」

雪歩「はい……」

雪歩「やっぱり私には無理なんですよ……」

P「雪歩……」

雪歩「これからは一人寂しく焼肉ランチを……」

P「馬鹿、そんなこと言うんじゃない」

雪歩「で、でも……もう……」

P「5キロ全部食べてもダメだとは想定外だった……」


ピンポーン

P「……居留守使うわけにもいかないか……ちょっと出てくる」

雪歩「……」

P「はーい」

ガチャッ

冬馬「よう」

P「と、冬馬?どうしたんだよお前」

北斗「俺達もいますよ」

翔太「お肉いっぱい買って来たよ!」

ほんまこいつらイケメンやな

P「お、お前らなんでここに……?場所なんて言ってなかったのに」

北斗「朝から焼肉屋なんて普通は開店してないでしょう」

冬馬「となると、765プロかあんたの家の二択になったわけだ」

翔太「実は最初事務所に行ったんだけどね……へへっ」

冬馬「あんたが珍しく俺達を頼ったんだ。応えないわけにはいかねぇよな」

北斗「普段社長が世話になってますからね」

翔太「ちなみにクロちゃんは、あの後トイレに引き篭って脱水症状で病院に運ばれたよ」

冬馬「無理に肉食いすぎて腹壊してたんだとさ……金だけ渡して倒れちまった」

P「そ、そうだったのか……皆ありがとう。恩に着るよ」

冬馬「へっ、よせよ」

北斗「俺達は義兄弟じゃないですか」

P「……よし!今度こそ雪歩を治療するぞ!」

仲間

雪歩「プロデューサー……?あ、あれ、冬馬君達?」

冬馬「邪魔するぜ。俺達も協力しにきた」

北斗「昨日は邪険にしてごめんね、雪歩ちゃん」

翔太「今日は一日付き合っちゃうよ!」

雪歩「あ、あの……」

P「皆も手伝ってくれるそうだ。肉だって、ほら」ガサッ

雪歩「わっ、す、すごい……スーパーじゃなくてお肉屋さんのお肉だなんて……!」

冬馬「おっさんテンパって財布ごと渡してきたからな。好きに使ってやったのさ」

P「恐ろしい奴……」

北斗「でもこれだけあれば大丈夫でしょう」

P「あぁ、用意した5キロに加えて、さらに10キロあるんだ。十分なはずだ」

P「いくぞ雪歩!今日でお前を奉行職から引き摺り下ろしてやる!」

冬馬「俺達が本気出したらこれくらい楽勝、だぜ!」

それから雪歩と屈強な男達の壮絶な戦いが幕を開けた。

P「止まれ!雪歩、そこで我慢するんだ」

雪歩「うぅ……」

北斗「逆に考えるんだ。ひっくり返しちゃってもいいさって考えるんだ」

雪歩「う、あぁぁああああ!!!」

翔太「うわぁ!暴走しちゃったよ!」

ビデオ《ちょっと正座しろ!!!》

雪歩「!」ビクッ

冬馬「危ねぇ……間一髪だったな」

翔太「冬馬君ナイス!」

雪歩「あ、みんな……私、また」

P「ちょっと我慢できたじゃないか!気を取り直して次いこう!」

なんという薬抜き…

戦いは長時間に渡り、戦士達にも疲労の色が見え始めたが、それでも彼等は諦めなかった。

雪歩「うぅ……白ごはんが食べたいですぅ……焼肉といえば白いご飯……」

冬馬「ダメだ。今は焼肉とカップラーメンしかないぜ」

雪歩「や、焼肉にラーメンなんて……!」

P「雪歩!まだだ!まだ慌てるような時間じゃない!」

雪歩「ぐっ……はっはぁっ……!」

北斗「大丈夫。落ち着いて一本いこう」

翔太「お茶じゃなくて抹茶オレ持って来たよ!さぁ飲んで!」

雪歩「うぐぐ……!」コクコク

P「そうだ……怒りを静めるんだ!明鏡止水だ!」

そして……

P「よーし肉置いたけどすぐひっくり返しちゃうぞ!」ペロン

雪歩「っ!」

冬馬「なんとなく気に入らないから俺がもう一度めくるぜ!」ペロロン

雪歩「ぅ……」

北斗「雪歩ちゃん、さっき網に肉が引っ付いて千切れちゃったよ」

雪歩「き、気にしないで!」

翔太「ごめーん雪歩さん!白ごはんと間違えて炒った豆持ってきちゃった!」

雪歩「よ、よくあるよ……!」ポリポリ

P「……これが最後の肉だ」ペロン

冬馬「長かったな」ペロロン

北斗「そうだな……」ペロリン

翔太「雪歩さんよく食べられるね」ペロリンチョ

雪歩「ふふ、皆が応援してくれるから」ペロリーン

P「あ、そろそろ焼けたか?」

冬馬「ほら、食えよ萩原」

雪歩「はい。頂きます」

雪歩「……」モグモグ

P「……」 冬馬「……」

北斗「……」 翔太「……」

雪歩「……」ゴクン

雪歩「ふぅ……ご馳走様でした」

P「やった……やったぞ!」

翔太「僕達、勝ったんだよね……?」

北斗「あぁ、文句なしだ」

冬馬「へっ俺達が集まればこんなもだぜ!」

雪歩「うぅ……みんな……」

P「雪歩、おめでとう!」

北斗「おめでとう!」

冬馬「おめでとさん」

翔太「おめでとう!」

雪歩「……」ニコッ

雪歩「苦しい、ですぅ……」バタッ

P「え、雪歩?……雪歩ォオオオ!!!」

そらそうなるわな

戦いは男達の勝利に終わったが、結果は悲しいものだった。

萩原雪歩は重度の過食により胃を悪くし、一週間の療養を余儀なくされた。

体重も重度なことになった。

冬馬「そりゃ15キロも肉食ったら胃もぶっ壊れるよな」

翔太「争いは何も生み出さないんだね……」

北斗「あぁ、雪歩ちゃんはそれを俺達に教えてくれたんだ」

P「皆、胸を張ろう。雪歩が戻ってきた時に笑顔で焼肉を食べるために」

冬馬「あぁ……そうだな」

北斗「行こう。社長が俺達の報告を待ってるはずだ」

冬馬「それじゃ、プロデューサー」

翔太「また会おうね」

P「あぁ、必ず」

P「……雪歩……」

ゆきぽ60キロの大台に乗ってしまったん?

そして一週間後

雪歩「やっと退院できた……病院は怖かったなぁ……あれ?」

P「お帰り、雪歩」

雪歩「プロ、デューサー……?どうして病院に……」

P「今日退院って先生から聞いててな、迎えに来たんだ」

雪歩「あ、ありがとうございますぅ……でも、私も事務所に行くのに」

P「あぁ、今日は765プロは休みだよ」

雪歩「え?」

P「雪歩の退院祝いをするんだ。もう皆店で待ってるぞ」

雪歩「え、お店って……もしかして」

P「あぁ……行こう!焼肉屋に!」

春香「あ、来たよ!」

美希「やっと来たのーミキ待ちくたびれちゃった」

真美「なんかふっくらしてるNE!」

真 「雪歩!」

雪歩「真ちゃん……心配かけてごめんね」

真 「いいんだよ。話は全部プロデューサーから聞いたんだ」

千早「退院祝いもあるけど、一番の目的は別なのよ」

伊織「雪歩……あんたの成長、見せてもらうわよ」

雪歩「……うん」

高木「それでは、萩原君!よく戻ってきてくれたね!」

高木「病み上がりでこんな場所はどうかと思 小鳥「それじゃ皆グラス持ってー!」

律子「雪歩!退院おめでとう!」

あずさ「おめでとう雪歩ちゃん!かんぱーい!」

もう血ドッロドロだな

P「それじゃ、雪歩……いいな?」

雪歩「はい……!」

千早「高槻さん、今日は何でも好きなものから食べていいのよ」

やよい「え、で、でも……」チラッ

雪歩「私は大丈夫だよ、やよいちゃん」

やよい「じゃ、じゃあ、この美味しそうなお肉から食べたいなーって……」

律子「ロ、ロースね……!」

やよい「……」ソーッ

雪歩「ふふ」ニコニコ

伊織「す、すごい……!あの雪歩が!」

響 「ビビンバ頼んだら凄い顔になってた雪歩が!」

小鳥「焼き加減チラ見したら床ドンしてた雪歩ちゃんが!」」

春香「最初に塩系を焼かなくても何も言わないなんて……!」

美希「やったのー!じゃぁミキはカルビ焼いちゃうの!」

美希「なんて……」チラッ

雪歩「あ、やよいちゃん、ドリンク取ってくるよ」

美希「おぉ……なの!」

響 「よーっし!食べるぞー!」

貴音「私、一度てーるすーぷなるものを食してみたかったのです」

小鳥「飲みましょう!プロデューサーさん!あずささん!社長!飲んじゃいましょう!」

あずさ「はいっ!」

高木「今日は記念日だね君ぃ!」

P「黒井社長、冬馬、北斗、翔太……終わったよ」

更に数日後

黒井「来たか」

P「お疲れ様でーす」

翔太「雪歩さん!退院おめでとうっ!」

北斗「あれから調子はどうだい?」

雪歩「皆さん……はい、無事に良くなって、今では週に1回焼肉食べてますぅ!」

冬馬「無事に完治できて何よりだぜ」

黒井「ウィ。では始めるぞ」

北斗「完治した雪歩ちゃんと」

P「俺達のがんばりと!」

翔太「クロちゃんの退院を祝して!」

冬馬「乾杯、だぜ!」

雪歩「か、かんぱーい!」

反省会がきたか

P「そういえば今日は焼肉じゃないんですね」

黒井「さすがに当分肉はいらん……」

雪歩「す、すみませんでした……」

冬馬「気にすんなよ。社長が歳なのが原因なんだ」

北斗「そうそう、若い俺達には想像もできないさ」

黒井「おい!失礼なことを言うんじゃない!」

翔太「あ、僕ソバ飯頼んでいい?」

P「カレイのから揚げ頼もうかな」

雪歩「く、黒井社長、ビールお注ぎしますぅ」

黒井「ウィ。いい心がけだ」

雪歩「あ、ありがとうございます……」

黒井「しかし、こうしてまた萩原雪歩と食事をすることになるとはな」

翔太「また誘ってもいいって言ってたじゃん」

黒井「あんなもの社交辞令だ。あの後私は一晩中トイレにいたんだぞ」

P「まぁまぁ、雪歩だって好きでああなったんじゃないんですよ」

北斗「普段の雪歩ちゃんからは想像できませんでしたよ」

雪歩「はぅ……」

翔太「でも本当に治ってよかったね!」

雪歩「うん、翔太君もありがとう」

北斗「そういえば男性恐怖症も克服したんですか?」

P「俺とジュピター限定で大丈夫らしい。きっと怒りが恐怖心を超えたんだな」

冬馬「恐ろしい女だぜ……」

黒井「ん?このセレブな私が含まれてないようだが」

P「きっとあの場にいなかったからでしょうね……」

黒井「ウィ……」

雪歩「あ、北斗さん……はい、どうぞ」

北斗「ん?あぁ、ありがとう雪歩ちゃん」

P「な?な?欲しいと思った料理とかもすぐ取り分けてくれるんだ」

P「すごいだろ?うちの雪歩は」ドヤァ

冬馬「すげぇ……幼馴染キャラだぜ」

翔太「じゃぁ僕の今ほしいものわかる?」

雪歩「ふふ、はい、卵焼き」

翔太「すごい!冬馬君と交換してよプロデューサーさん!」

冬馬「なんてこと言いやがる!」

P「やらんぞぉ!雪歩は俺のものなんだ!他の誰にもやらん!」

雪歩「そうですよっ私はプロデューサーのものなんですから!」

黒井「ちっ……酒が入ったらこれだ……帰りたくなってきたな」

北斗「いいじゃないですか、俺達も酔っちゃいましょう」

冬馬「萩原も素面のくせにテンションたけーな……やっぱ男だけのほうが気楽だぜ」

おわり

この前友達と焼肉行ったら奉行様がいらっしゃった。俺は激怒した。
雪歩にはこうなってほしくなかったので更正してもらった。雪歩可愛い。
お疲れ様でした

あ、保守ありがとうございました。途中でご飯食べて申し訳ない。

乙乙
差し支え無ければ今までのスレタイをお願いしたい

>>217
なんか嬉しい!どうぞ

P「俺が引き抜き!?」黒井「ウィ」
P「冬馬が765プロに?」黒井「ウィ」
ブタ太「ハム蔵ハム蔵!どいつもこいつもハム蔵!」P「落ち着け!」
P「鳥でも使える催眠術か」
P「今日真美と亜美の誕生日なんだよ」冬馬「へぇ」
美希「押してダメなら引いてみるの」

>>221
ありがとう

乙!
次は響書いてくれ(懇願)

>>225
ごめん気づくかわからないけど、ひとつ抜けてたので足しとくね

P「冬馬はどんな女が好みなんだ?」冬馬「そうだな……」

P「冬馬はどんな女が好みなんだ?」冬馬「そうだな……」
ってのもふいんき似てたけど違ったのか

>>231
メモ帳確認してたらそれ抜けてて……ありがとう

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom