穂乃果「やめて!穂乃果に乱暴する気でしょう?安価スレみたいに!」 (377)

穂乃果「安価でカップリングとジャンルを決めていくよ!」

穂乃果「エロ、レズ、グロ、カオス、ほのぼの、クロス、爆発、脱糞なんでもありだよ!」

穂乃果「最初の安価は>>5×>>7!ジャンルは>>10でいいかな?」

穂乃果「じゃあ今日も張り切っていこー!」

うみ

エリチカ

異世界

-園田さん家-

海未「……」キュッ

海未「…よし」

海未「今日はたしか部室でミーティングがあったはずですよね…昼休みに絵里に相談しに行きましょう」



ガチャ


海未「では、行ってきます」

-音乃木坂-

穂乃果「海未ちゃんことりちゃん!おはよう!」

海未「おはようございます」

ことり「穂乃果ちゃんおはよ~。あれ?海未ちゃん今日は何だか元気そうだね」

海未「?私はいつも通りですが…」

ことり「うーんとねぇ、何だかいつもより張り切ってるように見えるかな?」

海未「張り切ってる…あぁ、今日は次のライブに向けての話し合いがあるからでしょうか?」

穂乃果「そっか、まだ何も決めてなかったよね。誰がセンターとか」

海未「ええ、ですから今日のお昼は生徒会室に行ってきます…お昼を一緒に出来ず申し訳ありません」

穂乃果「ううん!絵里ちゃんと話してくるのでしょ?よろしくね!」

ことり「海未ちゃんと絵里ちゃんが一緒に話をまとめてくれるから、ことりたちも安心して練習できるもんね♪」

海未「…今回はラブライブに向けての最終調整と言ったところでしょうか?充分に話し合わなければいけませんね」

海未「今日は難しい話になると思いますので、しっかりと聞いてくださいね…特に穂乃果」

穂乃果「うえぇ!?何で穂乃果だけ!?」

海未「あなたがいつもミーティングをしている時にウトウトしているからです!」

穂乃果「はーい…」

ことり「あはは…」



キーンコーンカーンコーン



穂乃果「あ、予鈴なっちゃった!」

海未「いけない!この話はまた後ほど!走りましょう!」ダッダッダッダ

ことり「ま、待って~!」

-昼休み、生徒会室-


ガラッ


海未「失礼します」

海未「…おや?絵里がまだ来ていませんね」

海未「どうしましょう…私が生徒会室にひとりでいるのは些かおかしいですよね」

海未「…仕方ありませんね。三年生の教室まで行って」



パキン


海未「…ん?今何か踏んだような…?」

海未「…あっ!だ、誰かの手鏡を割ってしまいました!」

海未「ど、どうしましょう…とりあえず掃除しないと」

海未「えっと…掃除用具は何処に…」

海未「…あれ?」

海未「おかしいですね…何故か眠気が…」

海未「あ…」



ドシャ



海未「……」

海未(身体が…動かない)

海未(嫌…怖い…)

海未(誰か…タスケ)






・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・


海未「…ん」

???「あっ、やっと起きたの」

???「全く!軽い寝不足でレッスン中に倒れてんじゃないわよ!軟弱ね!」

???「まぁまぁ、アイドルだって人間なんだし、体調が優れない時だってありますよ!」

???「…えっと、大丈夫?」

海未「…え?」

海未「……」


ガバッ!!


海未「こ、ここは…何処ですか!?」

美希「どこって、事務所に決まってるの」

海未「事務所…どこの事務所ですか?」

伊織「…はぁ?アンタ、頭でも打ったの?」

雪穂「えっと、千早ちゃん…大丈夫?」

海未「千早…?誰ですかそれ?」

春香「千早ちゃん!しっかりして!自分の事忘れちゃダメだよ!」

美希「きっと記憶が混乱してると思うの。美希もよく『あっ。ここまだ夢の中なの』とか思っちゃったりするし」

春香「あっ!それ私もある!夢の中でトイレ行こうとして、起きたらまだトイレ行かなくちゃって思ったりして!」

雪穂「それはちょっと違うんじゃないかな…?」

伊織「おーい。起きてるー?次、千早が張り切ってた歌詞レッスンでしょ?しっかりしなさいよ」ペチペチ





海未(…これは一体、どうなってるのですか?)

海未(私は絵里を探しに生徒会室に行って…変な鏡を踏んでしまい)

海未(そこから記憶がなくて…気がついたら見知らぬ場所に、見知らぬ人)

海未(これはもしや…夢?)

雪穂も一緒に飛んでるぞ

>>36
ホントだwwww

春香「まぁ、軽い寝不足だったらな安心だね!」

美希「じゃあ次のレッスンも張り切っていこー!…あふぅ」

伊織「言ってるそばから眠たくなってんじゃないわよ!」

美希「でこちゃんうるさいのー」

伊織「デコっていうなばかー!」キーッ

雪歩「け、喧嘩やめようよー」



海未「あ、あの…」

全員「?」

海未「わ、私はさっきまで…何をしていたのでしょうか…ちょっと記憶が曖昧で…」

春香「えっとね、さっき千早ちゃんいきなりダンスレッスン中に倒れちゃって…」

海未(…千早というのは、私のことでしょうか?)

雪歩「それを見てたプロデューサーがしばらく休憩しようってみんなに言ったの」

伊織「…それより、何でそんなにかしこまった言い方なのよ?変な千早」

海未「へ、変ですか!?…その、すみません」

「…あら、千早起きたのね。もう大丈夫なの?」


海未「!?」

海未(こ…この声は…!)


美希「あっ!ハニー!」ダキッ

絵里「ちょっと美希…いい加減飛びつくのはやめなさいって言ってるでしょ?」

春香「プロデューサーさん!千早ちゃんが少しおかしいんです!」

雪歩「…あれ?そういえば何だか体つきも少し変わってるような…」

海未「か、身体ですか!?」

伊織「…なんか、いつもよりタッチが柔らかいっていうか…あっ!わかった!アンタまた見栄張って大きめのパッド入れてるでしょ!?」

海未「ぱ、パッドなんて入れてません!これは天然です!」

絵里「…えっと、じゃあみんなは歌詞レッスンに行ってちょうだい。今日は専属のトレーナーを呼んでいるから。そこで指導をもらってね」

絵里「千早はそうね…まだ本調子じゃないみたいだから、もう少し休憩して様子をみましょう」

春香「はーい!雪歩いこう!」

雪歩「うん、千早ちゃん。お大事にね」

美希「えーハニーも一緒がいいのー」

絵里「我が儘言わないの…後でちゃんと構ってあげるから」

美希「ちぇー」

伊織「へへーん。この一回のレッスンの差は大きいわよー?この伊織ちゃんがすぐに千早の歌唱力を上回っちゃうんだからねー」

絵里「はいはい。皆頑張っていってらっしゃい」



バタンッ




絵里「…さて、大変な事になったわね」

海未「え、絵里!絵里なんですね!?ここは一体何処ですか!?貴方は一体何を…」

絵里「落ち着いて海未。私の知ってる範囲でちゃんと教えてあげるから…」

海未「…765プロ?」

絵里「そう、ここは765プロっていうアイドルプロダクションで、様々なアイドルを売り出してるの。さっきの子達がそうね」

海未「で、ではここはスクールアイドルではなく…本物のアイドル事務所なのですか!?」

絵里「そしてわたしは、あの子達をプロデュースするP(プロデューサー)として雇われている。…という設定になってるの」

海未「どうしてそんな…」

絵里「…分からない。でも、ここは私たちのいた場所とは明らかに違うわ」

絵里「そもそも、スクールアイドルという概念自体が消えてるって言っても過言じゃないわね」

海未「…では、ここは私たちのいる日本ではなく…」

絵里「異世界…って言ったほうがいいのかしら」

海未「そんな…元の場所に戻る方法はないのですか?」

絵里「わからないわ…いろいろ調べてみたのだけど、そもそも何を調べればいいのか分からなかったの」

絵里「でも海未がここに来たってことは…何か重要なことがあるのかもしれないわ」

海未「私…ですか?」

絵里「少なくとも、今の海未は海未じゃない。如月千早っていう765プロのアイドルよ」

絵里「歳は海未と変わらないくらいで…外見は、海未に瓜二つよ」

海未「そ、そんなに似ているのですか?」

絵里「えぇ、私も思わず貴方の名前を言っちゃって、千早に変な顔をされちゃったもの」

海未「…そう、ですか」

絵里「…でもよかった」

海未「えっ?」

絵里「さっき海未を見たとき、やっと知ってる人に会えたって思ったの」

絵里「いきなり何も知らないところに飛ばされて、私だって不安だったわ」

絵里「でも…千早が海未に変わって、海未が私を見たときの反応が正直だったから…」

絵里「私、ちょっと安心しちゃったの」

海未「絵里…」

絵里「これからどうすればいいのか分からないけど…とりあえず今は出来ることをやっていこうと思ってるわ」

絵里「辛いけど…一緒に元に戻る方法を見つけましょう?」

海未「……」

海未「分かりました。私も絵里がいてくれたことにとても感謝しています」

海未「私に出来ることがあれば何でも言ってください。協力は惜しみません」

絵里「…うんっ!頑張りましょう!」

-そして…



海未「ごめんなさい。迷惑をかけてしまって…」

春香「あっ千早ちゃん。もう大丈夫なの?」

海未「えぇ。仮眠を取ったから、もう何ともないで…わ」

伊織「ホントに?歌詞レッスンだからって無理して来たんじゃないの?」

海未「あら、まるで来て欲しくなかったような言い方ね。でも一回のレッスンで伊織に遅れを取るような私じゃないわ」

伊織「い、言うじゃない…見てなさいよー?」アーアーアーアーアー!!

雪歩「伊織ちゃん…そんなに叫んだら喉痛めちゃうよ?」

伊織「雪歩は黙ってて!」

雪歩「ひ、ひどぃ~」

絵里「ほらほら、喧嘩しないで真面目にしなさい。トレーナーが困ってるでしょ?」

美希「ねぇねぇハニー!美希、すっごくビフラート効かせれるようになったの!聞いて欲しいの!」

絵里「えぇ、聞かせてちょうだい。美希の成長っぷりが間近で見ることが出来るなんて光栄ね」

美希「にへへ~」

海未「…えっと」

海未(これは…初めてみる歌詞ですね…上手く歌えるでしょうか?)

絵里「ねぇ、今日は少しイメージトレーニングもしてみようかと思ってるのだけど」

春香「イメージトレーニング…ですか?」

絵里「そう、ステージで上手く歌えている自分をイメージすることで、本番でもそのイメージを活かして100%の自分を出せるようにする」

絵里「雪歩なんか出番になるとすぐ穴掘って逃げようとするから…丁度いいんじゃないかしら?」

雪歩「うぅ…ごめんなさい~」

伊織「アンタにしてはいいアイデアじゃない。まっ、この伊織ちゃんが100%の力を出せない時なんてないんだけどね!」

絵里「えぇ、伊織には期待してるわ。次のオーディションも頑張りましょう」ナデナデ

伊織「こ、子供扱いしないでよね!バカっ」モジモジ

絵里「じゃあみんな収録室に行きましょう。自分のユニットの曲を聴きながら、自分の理想とするライブをイメージしてみてね」

春香「はーい!わっかりましたー!」

海未(…これは、曲を知らない私に対する絵里の計らいでしょうか?)

絵里「…♪」ニコッ

海未「…!」コクンッ

海未「……」~♪

絵里「どう?自分の歌を聞いてみた感想は?」

春香「な、何だか…少し小っ恥ずかしいですね」

雪歩「うん…自分の声を自分で聴くのって何だか変な感じ…」

美希「でも、これで人にどんな風に聴こえてるか分かるの。何を変えればいいか分かるなぁ」

伊織「そうね…もっとここは伸ばしたらいいとか、感情入れるタイミングとか色々考えさせられるわね…」

絵里「でしょ?そうやってあれこれ考えることを繰り返していって、どんどん上手くなっていくの」

絵里「歌だけじゃなくて、ダンスやトークも一緒。今まで自分がやってきたことを見直すことで、やる気にも繋がるの」

伊織「ふーん、少しはプロデューサーらしい事言うじゃない」

絵里「あら?褒めてくれるの?ありがとう♪」

伊織「ふんっ」

春香「プロデューサーさん!私、前のオーディションの時のダンス見てみたいです!」

絵里「そう言うと思って色々用意してきたわ。今日は各自好きなように鑑賞してみましょう」

海未「……」

海未(…これで、如月千早という人物を大体把握することができました)

海未(あとは…私が演じきることができるか…ですね)

春香「あっ!これ、千早ちゃんが初めてグラビアのお仕事貰った時の写真じゃない?」

海未「えっ?」

美希「あ~千早さんったらすっごく恥ずかしそうにしてるの~。初々しいなぁ」

海未「そ、それは…初めてだからしょうがないでしょ!?」

伊織「そういえば千早って撮影の時、帰ろうとしたんだってね?そんな事したのアンタだけなんじゃない?」

海未「わ、私はグラビアアイドルになったつもりはなかったんです…なかったのよ!」

雪歩「そ、そんなに嫌だったんだね…」

海未「まったく…」

海未「……」ジーッ




海未「…よし、勝った」ニヤ

春香「?」

…そして、私は順調にレッスンをこなしていき、なんとか様になったというレベルまで達することができました。



やよい「うっうー!今日も張り切って行きましょー!」

海未「やよい、ほっぺたにご飯粒が付いてますよ?とってあげますので動かないでください」

やよい「へっ?は、はい…」

海未「…はい、これで大丈夫です。次からは気をつけてくださいね?」

やよい「は、はいっ!気をつけます!」

絵里(海未!喋り方が素に戻ってるわよ!)

海未「…ハッ!?じ、じゃあレッスンに遅れないようね!またね!」

やよい「…???」



しかし…スクールアイドルとは違い、本物のアイドルというものは何十倍もの努力が必要なのだという事が分かりました。


海未「…ねぇ、美希って学校は行かなくていいの?そういう話、全然聞かないけど」

美希「学校?そんなの行ったって何も出来ないの。皆美希の事アイドルとしか接してくれないし」

海未「…そうですか」

…でも、この子達も皆普通の女の子で、私となんら変わらない事も分かりました。


春香「千早ちゃん!今度プロデューサーに頼んで新しくできたケーキ屋さんに連れてってもらおうよ!」

海未「ダメ、タダでさえ春香は自分でお菓子作って食べちゃうのだから、少しは甘いものを控えないと」

春香「え~っ!そんなぁ!ケーキだよケーキ!いつなくなっちゃうかわかんないんだよ!?」

海未「私は和菓子の方が…じゃなくて、あんまりカロリーを摂取しすぎるとお腹に響くのよ?」

春香「うぅ~」イジイジ

海未「…で、でもちゃんと消費するのだったら、まぁ…いいんじゃない?」

春香「そうだよっ!だから一緒にプロデューサーに頼みに行こう!早く早くっ!」

海未「ちょ、ちょっと引っ張らないで下さい!」




…しかし、それは年相応の女の子だという事だけです。

私…そして彼女達には、乗り越える壁がいくつもあったのです。

Pはμ'sの世界でメンバーとして踊ってるん?

>>76
想像したらめっちゃシュールでわろた

海未「オーディション、ですか?」

絵里「えぇ、今回は春香、雪歩、そして千早もエントリーしてみたわ」

絵里「春香はエンターテインメントのゲスト、雪歩はドラマの主役、そして千早は」

絵里「…ソロデビューの話が来てるわ」

伊織「えっ!?」

美希「すごいの」

海未「オーディション、ですか?」

絵里「えぇ、今回は春香、雪歩、そして千早もエントリーしてみたわ」

絵里「春香はエンターテインメントのゲスト、雪歩はドラマの主役、そして千早は」

絵里「…ソロデビューの話が来てるわ」

伊織「えっ!?」

美希「すごいの!千早さん一番なの!」

雪歩「ほ、ほんとにすごいですぅ…よかったね千早ちゃん」

海未「わ、私がソロデビュー…ですか?」

春香「そうだよ千早ちゃん!夢にまで見たボーカリストだよ!すごいよ!」

絵里「…まぁ、まだ決まった訳じゃないから、油断は禁物よ」

絵里「このオーディションでスポンサーが付くかどうか…千早、あなた次第ね」

海未「わ、私が…歌手」




海未(む…無理です!そんなの…絶対無理です!)

絵里「……」

絵里「…千早?どうかした?何だか顔色が悪いけど」

海未「えっ…いえ、ちょっと驚いただけです…何でもありません」

伊織「ちょっと!あれだけ自分は歌手だって言ってたんだから少しは喜びなさいよ!」

海未「よ、喜んではいるのよ!ただ…ちょっと実感沸かなくて…」

春香「何言ってるの千早ちゃん?千早ちゃんは今までいっぱい頑張ってたじゃん」

春香「その努力が今まさに報われようとしてるんだよ!気合入れていかないと!」

海未「春香…」

雪歩「千早ちゃん…私、千早ちゃんが夜遅くまで会社に残ってプロデューサーと一緒にレッスンしてるの…見ちゃったの」

雪歩「だから大丈夫だとおもう。もっと自信を持って?」

海未「…雪歩まで」

美希「美希的にはぁ~千早さんに先越させるのはちょっと悔しいけど~」

美希「…でも、美希よりボイストレーニング頑張ってたのも知ってるの。だから当然だと思うの」

やよい「千早さん!やよいも応援してます!頑張ってください!」

やよい「はい、たーっち」パチン

海未「…美希、やよいも…」

海未「みんな、ありがとう」

絵里「…ふふ、じゃあ伝えたわよ?オーディションは一ヶ月後だから、各自自分をもっと磨いていきましょうね」

絵里「じゃあ、今日はこれで解散。迎えの車が来るまで自由にしてていいわ」

「「はーい!」」








海未「…絵里、これは」

絵里「…少し、話をしましょうか」

-休憩室-


海未「絵里!どういうことですか!私は何もデビューするつもりは…」

絵里「…私も、ずっとどうしよかって、悩んでたの」

絵里「でも、社長が今の海未を見て、挑戦してみてもいいんじゃないかって言ってるの」

絵里「私は時期尚早だって言ったのだけど…あまりに否定しすぎると、プロデューサーとしての仕事を全うしていないって思われちゃうから」

海未「で、ですか…それならユニットを組むなりすればいいじゃないですか!いきなりソロデビューなんて…」

絵里「…海未、如月千早の夢は知ってるわよね」

海未「…はい、自分の歌を、世界中に届ける…ですよね」

絵里「そう、千早は今まで執拗に歌だけを磨いていたわ」

絵里「その志の高さは並大抵なものじゃない…関わる時間が少なかった私にもわかったもの」

絵里「その千早が、あと少しで自分の夢を叶える事ができるの…それを千早が知ったらどうなると思う?」

絵里「…何が何でも、オーディションに合格してみようとするわ」

海未「……」

絵里「…もしかしたら、千早の夢を叶える事で、元の世界に戻る布石を立てることができるかもしれない」

海未「ほ、本当ですか!?」

絵里「これがそういった筋書きなら…だけどね」

絵里「でも、やってみる価値はあると思うの」

海未「……」

絵里「…ねぇ海未、やってみようとは思わない?」

絵里「私が見てきた様子では、海未の歌唱力は千早のそれに遅れをとってないと思うの」

海未「でも…ひとりでステージに立って歌うなんて…」

絵里「安心して、それまでのレッスンは全部私が担当するわ」

絵里「私も仕事の合間にアイドルのノウハウを勉強してみたの。きっと役に立つと思うわ」

海未「無理です…絶対無理です…」

絵里「でも、千早だったら…」

海未「やめて下さい!」バンッ





絵里「う、海未…?」

海未「私は…如月千早じゃありません…!」

海未「ただの女子高生の…園田海未なんですっ!」ダッダッダッダッ!!

絵里「あっ!海未っ!どこ行くのよ!」

-P(絵里)の家-


絵里「って、そこは家に帰ってるのね…アハハ」

絵里「海未、いい加減布団から出てきてくれないかしら?」

海未「…知りません。絵里なんて嫌いです」

絵里「もう…」



ギシッ



絵里「…ごめんなさい海未。私、ずっとプロデューサーとして海未のこと接してきたから…」

絵里「海未自身の気持ち、疎かにしてしまったのね」

海未「……」

絵里「…でもね、海未。私の見間違いじゃなければなのだけど」

絵里「貴方がアイドルとしてレッスンをしている時の顔、とても苦痛には見えなかったわ」

海未「……」

絵里「いつもまとめ役で穂乃果達を引っ張ってきた海未が、今度は自分が引っ張られてる」

絵里「ちょっと、心地いいって感じてたのじゃないかしら」

海未「…そんなことありません」

絵里「あらそう?でも海未が春香達と一緒にレッスンしてた時と、穂乃果達と練習していた時じゃあ、顔つきが違った気がするのだけどなぁ」

海未「…絵里の思い過ごしです」

絵里「えぇ、そうかもしれないわね」

絵里「…ねぇ、ここにこの前収録した海未の生歌CDがあるのだけど」

海未「!?」ガバッ

絵里「えっとコンポは…あ、あったあった」

海未「や、やめて下さい!」

絵里「残念、もう再生押しちゃいました」ポチッ

海未「わーっ!わーっ!ヤメテーッ!」

アオイートリー、モシーシア-ワセー


海未「…うぅ、もう消してください…」カァァ

絵里「どうして?あれだけイメージトレーニングで聴いてたじゃない?」

海未「れ、レッスンで聴くのとプライベートで聴くのでは意味が違います!」

絵里「そう?私は一緒だと思うけど…」

海未「いいからもう止めてください!」

絵里「まぁまぁ、少し落ち着きましょ?」

海未「落ち着いてなどいられますか!!」

絵里「うーんじゃあ…」


ギュッ


海未「…へっ?」

絵里「どう?これで落ち着いたでしょ?」

海未「え、絵里…これは一体…」

絵里「小さい時にね、私がいつも泣いてたら、おばあ様がこうやって手を握ってくれていたの」

絵里「私って、すごく泣き虫だったから、いつも迷惑かけてたっけなぁ」

絵里「ふふっ…いざ自分がしてみると、気持ちがいいものね」

海未「……」

絵里「落ち着いた?」

海未「…はい、落ち着いたというか、びっくりしているというか…」

絵里「そう、変な海未ね」

海未「か、からかわないでください…」

絵里「ふふっ、ごめんなさい」






絵里「…ねぇ海未。少しだけ千早の話、してもいいかしら?」

海未「…いいですよ」

絵里「…ありがとう」

どうもでいいいけど
千早ってやよいの事高槻さんって呼ぶよな

絵里「…如月千早は、私がこの世界に来て数日後、精神を少し病んでしまったの」

海未「病気…ですか?」

絵里「そんなに大それた物じゃないのだけれど…まぁ、いわゆる『病み期』ってやつかしら?」

絵里「そのせいで…しばらくの間、声が上手く出せなくなっていたらしいの」

海未「…!」

絵里「一番歌に執着していた千早が、声が出ないなんてなったら…本人は相当ショックだったと思うわ」

絵里「私はそれを聞いて、しばらく千早には歌詞レッスンを控えて、他のレッスンをするように指導したの」

絵里「…でも、千早は心ここにあらずって状態で、とても充分な成果が得られているとは思えなかったわ」

海未「……」

絵里「そしてある日、突然千早が倒れたの」

絵里「私はよした方がいいって言ったのだけど…半分押し切られる形でずっと夜遅くまで歌詞レッスンに付き合ってって」

絵里「それで無理がたたったのかしらね」

海未「…!じ、じゃあ…春香が私は寝不足で倒れたって言っていたのは…」

絵里「えぇ、その時の事」

絵里「その時、海未と私が再会したの」

>>105
あれホントだ
呼称表見ながら書いてたのに…すまぬ

海未「…そうだったのですか」

絵里「ねぇ海未、私はこれがただの入れ替わりだとは思えないの」

絵里「きっと、千早は海未に何か希望を託して…って言い方をしたら図々しいのだろうけど」

絵里「でも、何かをして欲しいってのは間違いないと思うの」

海未「……」

絵里「…それが、デビューすることなのかは分からないけど」

絵里「今は、千早が望んでいることを手伝ってあげる事が、私達に出来ることだと思う」

海未「…そうなのでしょうか」

絵里「えぇ、きっと千早自身が自分を克服する事が出来た時、私達の役目も終わりなのだと思う」

絵里「だから…海未にはもう少し、頑張って欲しいの」

海未「……」

絵里「…ごめんなさい。また海未の気持ちを二の次にしちゃったわね」

海未「…全く、さっきから謝ってばっかりですね。絵里は」

絵里「えっ?」

海未「確かに、私も何でアイドルを目指さないといけないのか、疑問に思っていましたが…」

海未「…絵里がそう言うのであれば、間違いはないでしょうね」

絵里「……」









海未「…もし、如月千早に会うことができるなら。私は言ってあげます」

海未「早く戻って来てください、夢も仲間も、みんな貴方を待っています…とね」ニコッ

絵里「海未…!」

海未「さて、オーディションまであと一ヶ月でしたね?」

海未「最後まで、しっかりとご指導お願いしますよ…プロデューサー」

絵里「えぇ…最後まで頑張りましょう!」

…それからは、時間が経つのが早かったです。


あずさ「千早ちゃん、この前まで少し元気がなかったけど…もう大丈夫かしら?」

海未「はい、ご迷惑をかけてすみません。自分に踏ん切りがついたので、後は努力するだけです」

あずさ「そうなの~。大変だろうけど、オーディション頑張ってね♪」



絵里や765プロのみなさんに励まされながら、私はレッスンをこなしていきました。



真「千早…ひどいよ…何で僕にだまってそんなに成長しちゃうのさ!?僕たち仲間じゃなかったの!?」

海未「……」ドヤァ

真「あーっ!絶対僕のこと見下してる!うわーん雪歩~!」







そして…いよいよオーディションの日がやって来ました。

-控え室-

海未「…いよいよですね」

絵里「えぇ…ここから先は私は一緒に行けないから」

海未「分かっています」

絵里「…海未、周りの子に圧倒されちゃダメよ。自分に自信を持って挑みなさい」

海未「大丈夫です。765プロにいるアイドル達に比べれば、どうってことないですよ」

海未「それに…」

絵里「?」

海未「絵里が付きっきりでレッスンをしてくれたのです…その気持ちを無下には出来ませんからね」

絵里「…もう、海未ったら」

海未「あははっ」


「まもなく開始しまーす!オーディション参加者は準備お願いします」


海未「…では、行ってきます」

絵里「…頑張って」

…そして


春香「うぅ…緊張するなぁ」

伊織「ちょっと、春香が緊張してどうするのよ」

春香「だって千早ちゃんの夢が叶うかもしれないんだよ!そりゃあドキドキするよ!」

雪歩「…千早ちゃん、あんなに頑張ってたもんね…合格して欲しいな」

美希「せっかく私とハニーの時間を取ってまでレッスンしてたんだから、ちゃんと合格して欲しいの」

やよい「プロデューサーも、いつもより険しい顔してました…」

あずさ「…きっと、プロデューサーも千早ちゃんの夢を叶えてあげたくて一生懸命だと思うの」

真「…うん、そうだと思います」

ガチャ



絵里「……」

海未「……」

春香「あっ!プロデューサー!千早ちゃん!」

雪歩「お、オーディションは…どうなったんですか!?」

絵里「…えっと」

海未「プロデューサー、私から言います」

絵里「…うん」






海未「結果は…」

雪歩「……」

海未「…ダメ、でした」

春香「えっ…」

ごめん寝る
朝まで保守頼む

やべぇ寝れねぇ
とりあえず完結させるわ

伊織「あっ…」

海未「すみません…みんなに応援してもらったのに」

海未「力及ばず…でした」

やよい「だ、大丈夫です!オーディションはまたあるから落ち込むことないかなーって」

あずさ「そうね…今回は残念だったけど、また機会はいくらでもあるから…ね?」

真「ほら、そんなに落ち込まないで!まだ時間はいっぱいあるから」

春香「そ、そうだ!今から皆でレッスンしませんか!?」

海未「…すみません、今日はちょっと疲れたので」

春香「そ、そうだよね…ごめん」

絵里「…みんな、今日は遅くまで残っててくれてありがとう」

絵里「今迎えの車を呼んだから、気をつけて帰ってね」


「「はーい」」

海未「……」

絵里「…帰りましょうか。海未」

海未「…はい」





-家-


海未「……」

絵里「……」

海未「…すみません、私に力がないばっかりに」

絵里「海未が気にする事ないわ。とっても良かったわよ」

海未「…やはり、本物のアイドルを目指している子は違いますね…皆、とっても必死でした」

海未「私のようなのが敵う人たちではなかったのですね」

絵里「海未、それ以上言ったら怒るわよ」

海未「…はい」

絵里「とりあえず。今日はもう寝ましょう?これからの事は、明日また考えましょう」

海未「…じゃあ、おやすみなさい」

絵里「えぇ、おやすみ」



カチッ



海未「……」

絵里「……」

海未「…っ」

絵里「……」

海未「…ック…ヒック…グスッ…ウッ…ウッ…」

絵里「…海未」

海未「悔しい…悔しいです…」

海未「あんなに…あんなに頑張ったのに…」

海未「みんなに…絵里にあんなに協力してもらったのに…」

海未「ごめんなさい…ごめんなさい…」

絵里「…こっちにいらっしゃい。海未」

海未「絵里…絵里…!」

絵里「そんなに泣かないの…あなたの頑張りは、私が一番知ってるから」

絵里「いっぱい泣いて、スッキリしなさい…私がずっと付き合ってあげるから…」

海未「はい…はい…!」

海未「ウ…ウエェ…エッグッ…ヒック…」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・



海未「…ん」

海未「…ここは、どこですか?」

海未「…あぁ、これは夢ですね。感覚がないです」

海未「全く…明日からどうすればいいのでしょうか?ソロデビュー出来ない以上、千早の夢を叶えることは…」


「…ごめんなさい」


海未「…?今何か聞こえたような…」

千早「……」

海未「あぁ、私ですか。そうですよね。ここは私の夢ですから自分の一人や二人…」

千早「…私は、貴方じゃないわ。如月千早、…本人よ」

海未「あっ、そうですか。お互い向かい合ってお話するのは初めてですヴェエ!?」

千早「……」

海未「あ、あなたが如月千早…なのですか?」

千早「えぇ、初めまして…でいいのかしら」

海未「…えっと、何故、私の前に?」

千早「…あなたに、謝りたかったの」

海未「えっ?」

千早「私の下らない悩みのせいで、全然関係ないあなたを巻き込んでしまったから…」

海未「……」

千早「…ホント、自分がこんなにメンタルの弱い人間だったなんて思わなかった」

千早「こんな事で…歌を歌うことを諦めようとしてたなんて…」

海未「…聞かせてください」

千早「えっ?」

海未「私は今まで如月千早として過ごしてきました」

海未「…あなたの事情も知っていますので、相談相手には丁度いいと思います」

千早「…ありがとう。えっと…園田さん?」

海未「海未でいいです」

千早「わかったわ…海未、まずはお礼を言わせて」

千早「私なんかの代わりをしてくれて、ありがとう」

海未「礼には及びません。…私達は、元の世界に帰りたいだけですから」

千早「…そうよね、ごめんなさい」

海未「…少し、刺のある言い方をしてしまいしたね。許してください」

海未「それで、悩みとは一体…」

千早「……」

千早「…私は、765プロに所属するまでに、合唱部に入っていたの」

千早「私はこんな性格だから…皆に歌に本気になって欲しくて、つい色んなな事で衝突することが多かった」

千早「そのせいで…孤立してしまった事があるの」

海未「……」

千早「765プロに入ってからは、春香たちやプロデューサーと一緒に頑張ってアイドルになろうって事になったのだけど」

千早「…私は別に、アイドルには興味がなくて、色々とプロデューサーには迷惑をかけたわ」

千早「でも、アイドルになった後、歌だけじゃなくダンスやトークにレッスンを費やすことが多くなったから」

千早「…少し、苛立ってしまったの」

海未「…あなたの歌に対する信念は、春香達から聞いていますよ」

海未「…みんな、千早の事を尊敬していました」

千早「…そう、なのね」

千早「…私は、とにかく歌のレッスンがしたいって思ったの」

千早「だからプロデューサーに無理言って、歌詞のレッスンを入れてもらったの」

千早「…でも、いざ声を出そうって思ったら」

海未「…声が上手く出せなかったのですね?」

千早「……」

海未「原因はなんだったのですか?」

千早「分からない…多分、いつもより調子が悪かったのだと思うけど」

千早「…でも、その日のレッスンは、私だけじゃなく、グループで行うことになってたから」

千早「…私の声は、みんなに聞かれて…あれだけに歌いたいって言ってたのに…何だあの声はって…」

千早「周りからそう思われてると思うと…怖くなって…それで…!」

海未「……」

千早「…その日は、休暇を貰ったのだけど…次の日になっても声は戻ってなかった」

千早「病院に行っても…ストレス的な問題だから、しばらくしたら元に戻るとしか言われなかった」

千早「でも…それがいつになるのか…分からないから…ずっと不安で」

千早「また…私一人だけになってしまうのではないかと思って…怖くなったの」

千早「その後のレッスンも身に入らなくて…プロデューサーには、無理言って歌詞レッスンにも付き合ってもらったの」

千早「リハビリのように声を少しずつ出していけば…元に戻ると思ったから」

海未「…でも、それは自分の体に疲労を貯めるだけの結果になったのですね」

千早「…そう、そしてついに限界が来て…気がついたら、ここにいたの」

海未「ここに?」

千早「えぇ、ここでずっと…」

海未「えっと…じゃあ千早は今まで、私の事をずっと見ていたのですか?」

千早「…そう。ずっと見てたわ。そして色々考えたの」

千早「海未が色んなレッスンをこなしているのを見て、アイドルになったのなら、色んなことをそつなくこなしていくことが大事なんだって」

千早「…私の様に、ひとつだけの事に集中しすぎたら、いつか限界が来るんだって、この身を持って思い知らされた」

千早「だから、今は我慢して…いつか来るチャンスまで何でもやってやる。そう思ったわ」

千早「…たとえ、自分の信念を折り曲げてでも…」

海未「…ふぅ、千早の思ってることは大体分かりました」

千早「…ごめんなさい。海未にまで辛い思いをさせてしまって」

海未「いいえ、この際私の事はどうでもいいです」

千早「でも…」

海未「そうですね…本当に悪いと思っているのなら、何か態度で示して欲しいですね」

千早「た、態度…?」

海未「では千早、少し目を瞑ってて下さい」

千早「えっ…?」

海未「いいから早く」

千早「わ、分かったわ…」








千早「…ねぇ海未、一体何を」

海未「喝ーっ!!」スパコーンッ!!!

千早「いっ…!?…っ~!」ヒリヒリ

海未「あぁ、すみません。歯を食いしばれの間違いでした」

千早「う、海未…!貴方何を…!」

海未「全く、貴方は馬鹿ですか!?」

千早「えっ…」

海未「確かに私は千早ほどの歌唱力があるわけではありません!それどころか、何も勝っている所がないとでさえ思います!」

海未「ですから私はいっぱいレッスンをして、少しでもあなたに近づける事ができるならばと思い今日まで頑張ってきました!」

海未「プロデューサーや春香達にも認められ、私はオーディションを受けるまで登りつめました!やっとあなたに追いついたのです!」

海未「ですがそれでもオーディションには落ちました!えぇとても悔しかったですよ!」

海未「でもそれにはきちんとした理由があります!私はそれが欠けていたから落ちたのです!」

千早「理由…って」

海未「まだ分からないのですか?ここですよここ!」トントン

海未「私は歌に対する『信念』が足りなかったのですよ!」

千早「しん…ねん?」

海未「そうです!私は、ただオーディションに受かって元の世界に戻ることしか考えていませんでした!」

海未「ですがそんな考えを審査員は見逃しませんでした!私の歌に熱意がないことを感じ取ったのです!」

海未「もし、それが園田海未ではなく、如月千早だとしたらどうだったと思いますか?」

海未「断言します!あなたは必ずオーディションに合格していました!あの中のどのアイドルたちより強い信念を持っているからです!」

海未「声が出なくなるほど歌が好きなのでしょう?だったらその信念を貫き通してください!」

海未「信念を捻じ曲げてまでアイドルになるだなんて…私を見てそんな考えを持たないで下さい!」

海未「貴方は園田海未じゃない!如月千早なんです!」








千早「……」

海未「はぁ…はぁ…」

海未「…私の言いたいことは、以上です」

千早「…私は。歌を歌いたい気持ちに、誇りを持ってもいいの?」

海未「当たり前です。それが貴方という人間なのですから」

千早「…でも、また孤立してしまうんじゃ」

海未「しません。春香達はそんな懐の狭い人間ではありません」

千早「…プロデューサーにも、迷惑をかけてしまう」

海未「かければいいんです。きっと貴方のプロデューサーもそれを望んでいます」

千早「……」

千早「…私は、歌うことを諦めないでもいいの?」

海未「えぇ、何度で言ってあげます」



ギュッ



海未「千早は、歌うことをずっと続けていいんです」

海未「…私が保証してあげます」ニコッ

千早「…ほんとに…ほんとにこの想いは…捨てないでいいのね…?」ポロポロ

海未「はい。もしそんな事を言う輩がいれば言ってあげて下さい」

海未「貴方に私の何が分かるのか…ってね」

千早「う、うぅ…海未…ありがとう…ありがとう…!」ポロポロ

海未「…全く、私をこんなに叫ばせたのは千早が初めてです」

千早「私も…こんなに怒ってくれた人…初めてよ…」

海未「…私達は、同じ世界に住んでいたのならば、いい友達になれていたかもしれませんね」

千早「…そう、かもしれないわね」

海未「ほら、早く行ってあげてください」

海未「夢も仲間も、みんな貴方を待っていますよ」

千早「えぇ…ありがとう」

海未「あ、ひとつ言い忘れていました」

千早「なにかしら?」

海未「ひとつだけ、私が千早に勝っているところがあります」

千早「…どこ?」

海未「自分の胸に聞いてみてください」

千早「胸…?あっ!」

海未「ふふん。どうやら私のほうが恵まれていたようですね」

千早「…ねぇ、どんぐりの背比べって知ってる?」

海未「なっ…!4cmの差は背比べなどではありません!」

千早「そうかしら?カップ的には大差ないと思うのだけれど」

海未「いいえ!私はAカップですが千早はAAカップに分類されるはずです!」

千早「くっ…!そ、それでもまだ発展途上よ!伸びしろはあるはずよ!」

海未「それは私だって同じです!むしろ高校生でそのサイズなら今後の成長もたかが知れてます」

千早「それ、どういう意味よ!?」


ギャーギャーギャー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・



海未「…んん」

海未「ここは…生徒会室」

海未「……」

海未「!?」ガバッ


絵里「…海未、起きたのね」

海未「絵里…私達は…!」

絵里「…うん、朝起きたと思ったら、ここにいたの」

海未「じゃあ…私達は…」

絵里「戻ってこれた…みたいね」

海未「…はぁ~」ガタンッ

絵里「ちょっと海未!大丈夫!?」

海未「…はい、ちょっと緊張の糸が切れただけです」

海未「…でも、私達はどうして戻ることが出来たのでしょうか?」

絵里「……」スッ

海未「絵里?それは…」

絵里「MDプレーヤー。今時珍しいわね」

海未「あっ…」

海未(私が踏んでしまった手鏡…だと思ったら、MDプレーヤーだったのですか)

絵里「…この中に、ROMも一緒に入ってたみたいね」

海未「すみません…それは私が踏んづけてしまいまして…」

絵里「ううん、いいのよ」

絵里「…多分、これは私達が聴けるものじゃないと思うから」

海未「…?どういうことですか」

絵里「見て。このROMのタイトル」

絵里「…『蒼い鳥』って書かれてるの」

海未「あっ…!」

絵里「…あの子達、ちゃんと上手くやってるかしら」

絵里「みんな…個性的な子達ばっかりだから…」







海未「…きっと、大丈夫ですよ」ギュ

絵里「海未?」

海未「千早達は、きっとすごいアイドルになれると思います」

海未「私達にはないものを…たくさん持っているから」

絵里「…えぇ、そうね」

海未「…そう言えば、今は昼休みでしたよね?絵里、どうしますか?」

絵里「そうね…本当はこれからお弁当食べながら海未と話し合おうって思ってたのだけど…」

 

キーンコーンカーンコーン



絵里「…どうやらそれは叶わないようね」

海未「…はぁ、とんだ災難ですよ」

絵里「じゃあ、今日のミーティングの内容は部室で考えましょう」

海未「分かりました。では授業に遅れてしまうので私はこれで」

絵里「えぇ、あっ海未!」

海未「はい?」

絵里「…ラブライブ出場に向けて、頑張りましょう」

海未「…はい!もちろんです!」

絵里「ふふっ!じゃあまた後でね」

ガララッ…ピシャ



海未「…ふぅ」

海未「……」




海未「千早…頑張ってください。わたしもこっちで頑張ります」




穂乃果「おーい海未ちゃーん!次体育だよー!早く早くー!」

ことり「うみちゃーん!」

海未「待ってください!今行きます!」





~おわり~

穂乃果「おはよう!もう夜明けだよ!眠いよ!」

穂乃果「異世界に海未ちゃんっていったら、アイマスとのクロスだよね!絵里ちゃん分が少なかったのは許して!」

穂乃果「さぁ今日も一日張り切っていこう!安価は待ってくれないよ!」

穂乃果「次の安価は>>175×>>177!ジャンルは>>180で行こう!」

にこ

真姫

ガッツリレズ

よし!安価を確認したから俺は寝るぜ!
保守お願いします…

おまえらおはよう
穂乃果コロッケ食べたい

-部室-


ガチャ


にこ「にっこにっこにー☆あなたのハートににこにこにーの」

???「きゃあああああああああああああっ!」



ドンガラガッシャーン!!!



にこ「…真姫ちゃん、何してるの?」

真姫「…見ないでよ」

にこ「いや、見ないでって言われても…」






にこ「そんな、網にかかったタコみたいな格好してたら…ねぇ」

真姫「うぅ…」

にこ「…とりあえず、どうしてそうなったの?」

真姫「…部室の掃除、しようかなって思ったのよ」

真姫「それで、使ってない衣装とか整理してたら…棚の上の埃まで気になっちゃって」

真姫「それで…棚の上…登っちゃって…何か怖くなったから降りようとしたら…」

にこ「あーなるほど!にこがきたからびっくりして落ちちゃったにこ!」ポンッ

真姫「そうよ!だからこれはにこちゃんのせいでもあるんだから!」

にこ「え~落ちたのは真姫ちゃんのせいでしょ~?」

真姫「いいから、脱出するの手伝って!棚と棚の間に挟まって抜けないのよ!」

にこ「まったく、しょうがないわね~感謝しなさいよ?」グイッ

真姫「…ふん」

にこ「あれ?結構奥までハマってる…?」

にこ「んー!んんんーっ!」ギギギギ…

にこ「…ねぇ、抜ける気配が全く無いのだけど」

真姫「えっ…?」

真姫「…ンッ…ンッ!」ギシッ、ギシッ

真姫「……」シーン

真姫「…ンッ…ンンッ!!」ギシッ!ギシッ!ギシッ!

真姫「……」シーン








真姫「ヴェェ…」ポロポロ

にこ(え、なにこの生物、かわいい)

真姫「なんで抜けないのよぉ…」

にこ「そ、そうだ!棚の間隔を広げればいいじゃない!」

にこ「棚を引っ張って…んんっー!」ギギギッ

真姫「……」シーン

にこ「あーん、にこ、こんなに重いものもてなーい!」

真姫「こんな時までぶりっ子しないでよ!」

にこ「ぶ、ぶりっ子じゃないわよ!ホントにビクともしないのよ!」

にこ「…しょうがない。他の誰か呼んでくるから待ってて」

真姫「ま、待って!それだけはやめて!」

にこ「え~どうしてよ~」

真姫「こ、こんな恥ずかしい格好…見られたくない」

にこ「…あぁ、よく見たら、真姫ちゃんパンツ見えちゃってるね」

真姫「みないで!」

にこ「えっと、とりあえずわっと」ガタンッ

真姫「…?何してるの」

にこ「えっ?真姫ちゃん、ずっとその体制はきついだろうなぁって思ったから」

にこ「椅子があれば、腰を下ろせるから楽でしょ?」

真姫「…あ、ありがと」

にこ「ふっふ~ん」ピラッ

真姫「ちょっと!にこちゃん何してるのよ!」

にこ「真姫ちゃんこのパンツどこで買ったの?」

真姫「ち、近くのランジェリーショップで…ってそんなのどうでもいいでしょ!?」

にこ「そっか~。いいな~にこもこんな綺麗なの履きたい」

真姫「わ、分かったから戻してよ…うぅ」

にこ「はいはい」モドシモドシ

真姫「…まったく、イタズラばっかりするんだから」

にこ「だって、それは真姫ちゃんが可愛いから…ね?」

真姫「……」プイッ

にこ「あ~んダメだよ~ちゃんとこっち向いて~」ガシッ

真姫「ちょ!」グイィーッ

にこ「うん!いつもの可愛い真姫ちゃんね!」

真姫「.…うぅ」

にこ「……」ジーッ

真姫「…な、なに?」

にこ「」






チュ

真姫「…!?」

にこ「…ん…ふぁ…」クチュ

真姫「んぁ…チュ…ふぁ…」チュッ…チュッ

にこ「…ふぅ」

真姫「…な、なんで」ドキドキ

にこ「ごめ~ん真姫ちゃーん」モジモジ

にこ「…スイッチ、入っちゃった」モゾモゾ

真姫「う、うそっ!?こんな所で…あんっ!」

にこ「んふふ…真姫ちゃん…今日も肌綺麗だね…」サワサワ

真姫「ひゃあ…や、やめて…」

にこ「こんなお尻丸出しな格好で涙目になってる真姫ちゃん見ちゃったら…」

にこ「にこ…我慢出来るわけないじゃん?」モミモミ

真姫「きゃんっ…あっ…揉まないで…」

にこ「ふぁあ…やだ…これ…癖になりそう」モミモミ

真姫「やぁ…そんな…お尻ばっかり…」ビクビク

にこ「あれ?真姫ちゃんは他の所も触って欲しいんだ?」

真姫「そ、そういう意味じゃ…」

にこ「えへへ…じゃあこっちの方も…」

真姫「あっ!ダメ!今はダメっ!」ジタバタ

にこ「えぇ~なんで~」

にこ「…あ」グッショリ

真姫「…うぅ、だから言ったのに」カァ

にこ「…へぇ~真姫ちゃん、ずっと興奮してたんだ」

真姫「…だって、にこちゃんにずっとお尻見られてたから」

にこ「それってにこの事意識してるってことだよね?嬉しいっ!」サワッ

真姫「きゃん!」ビクンッ

にこ「…いつ見ても綺麗ね、真姫ちゃんのここ」シットリ

真姫「やぁぁ…そんな事言わないで」

にこ「だって…ずっと見てたら…食べちゃいたくなるもん」

にこ「こんなふうに」ハムッ

真姫「ひゃあっ!」

にこ「んっ…れろ…」ペロペロ

真姫「やっ…あっ…あぁ…」ビクッビクッ

にこ「んふ…真姫ちゃん…気持ちいい?」レロォ

真姫「そ、そんなの…きかないで」プルプル

にこ「そっか…気持ちいいんだね」クチュ

真姫「ああっ!」ビクンッ

にこ「…ねぇ、真姫ちゃん、にこ、もう我慢出来なくなっちゃった」

真姫「……」

にこ「だから…ねっ」

真姫「…にこちゃんのえっち」

にこ「じゃーん!」ツインディルド!!

真姫「…そんなに自慢しなくていいから」

にこ「ふふーんだって~、これがにこと真姫ちゃんの友情の証なんだもん」

真姫「…友情じゃこんなことしないわよ、バカ」

にこ「あっ間違えた~…愛情の証、だね」ニコッ

真姫「…もうっ」

にこ「…んっ」クチュ

真姫「ふあぁ…」クチュ

にこ「んあっ…すごい…私達…繋がってる」

真姫「あっ…あっ…奥まで…ああっ!」

にこ「真姫ちゃん…あっ…真姫ちゃん…!」ズンッズンッ

真姫「ああっ…!にこちゃん…!激しっ…!」

にこ「どうしよう…止まらない…止まらないよぉ…!」グチュグチュ

真姫「あああっ…だめっ!やっ…ああっ!」

にこ「…きゃんっ!」ビクンッ

にこ「真姫ちゃん…私…そろそろ…やばい…」プルプル

真姫「ふぁぁ…やだ…先に…いかないでぇ…」グチュグチュ

にこ「ひゃあ!ま、まきちゃ…動いて…あああんっ!」ビクッ

真姫「お願い…一緒に…一緒にっ!」ズチュズチュ!

にこ「あっあっ!もう…もうだめぇ!」びくんっ

真姫「ひゃああああっ!!」

にこ「あっ!ああああああっ!」ブシュ!ブシュッ!!

真姫「ハァ…ハァ…」ビクン

にこ「…ふぁ…にこ、もうだめぇ…」ズルッ

真姫「…もう、性欲強い癖に…体力ないんだから」

にこ「それ…真姫ちゃんも一緒でしょ」

真姫「そうだけど…」ズルッ

真姫「きゃっ!」ペタンッ

にこ「…あ、棚の間隔、広がってる」

真姫「え、嘘…?」

にこ「あははっ!真姫ちゃんイっちゃう時どんだけ力入ってたのよ~!」

真姫「し、知らない!意味分かんない!」


アハハハハ~

-次の日、部室-

にこ「はぁ~昨日の真姫ちゃん、可愛かったなぁ」

にこ「でも…もうあんな体制じゃできないだろうなぁ…残念」

にこ「…あ、そういえば、今日ネットオークションでダブってたDVD出品するんだった」

にこ「えっとどこにやったかな~…上の棚かな」

にこ「よいしょっと」ノボリノボリ


ガチャ


真姫「…あれ、まだ誰もいないのかし」

???「きゃああああああああああああああっ!」


ドンガラガッシャーン!!


にこ「…真姫ちゃん。抜けないの。助けて…」

真姫「…へぇ」ニヤァ


~おわり~

穂乃果「穂乃果知ってる!これ薄い本でよくある話だよねっ!」

穂乃果「にこまきはいっぱいあるけど私どれも好きだよ!ヤンデレ真姫ちゃんとか!」

穂乃果「さぁ!次は何だろうね!穂乃果ワクワクしてきたよ!」

穂乃果「安価は>>237×>>239!ジャンルは>>242で行こう!」

ことり

穂乃果

交通事故に会って幽霊になるが、死神からμ'sのファンである閻魔様が事故にあった本体を後遺症も無く復活させてくれると告げられる。
本体の手術が終わった後に閻魔様が本体を復活させてくれるまで、死神の案内の元であの世で他作品のキャラと触れ合う

カオスの予感…!
飯食ってから再会します

穂乃果「私、高坂穂乃果16歳!」

穂乃果「音乃木坂でスクールアイドルとして活動してるんだよ!」

穂乃果「学校が廃校の危機にさらされて、ミューズの皆で頑張ってこの音乃木坂を守ったの!」

穂乃果「今日はことりちゃんと一緒にお買い物に行く予定なの!楽しみだな~!」

ことり「ほのかちゃ~ん!」タッタッタ

穂乃果「ことりちゃーん!」タッタッタ




キキーッ!!ドーンッ!!




穂乃果「その日、私とことりちゃんは死んだ」スイーツ

-地獄-


穂乃果「…んん」

穂乃果「ここ…どこ?」



ホノカチャーン



穂乃果「あっ!ことりちゃんの声だ!おーいことりちゃーん!」

ことり「ホノカチャーン!」





ことり(・8・)「ホノカチャン!ブジダッタチュン!」

穂乃果「」

ことり(・8・)「ホノカチャン?」ばっさばっさ

穂乃果「どうしよう、鳥が喋ってる。こわい」


ポンッ


ことり「ふぅ…あっ、やっと元に戻れた~」

穂乃果「ことりちゃん!無事だったんだね」

ことり「うんっ!何で鳥になってたのか分からないけど、ことりは大丈夫だよ!」

穂乃果「よかった~。もしあのまま二人共死んじゃってたらどうしようかって思ったもん」

ことり「えっ?死んでるよ?」

穂乃果「え」

ことり「ことり達、死んじゃったよ」

穂乃果「シンジャッタノォ!?」

ことり「うんっ♪」

穂乃果「うわーん!どうしよー!穂乃果まだ死にたくないよー!」ビー!!

ことり「穂乃果ちゃん落ち着いて!ことりいいこと聞いちゃったの!」

穂乃果「えっ?」

ことり「ちょっとことりに付いて来て!」

穂乃果「う、うん」

ことり(・8・)「チュン!!」バッサバッサ

穂乃果「トバナイデ!」






-地獄。玉座-


アルパカ(閻魔)「なんだこれは…たまげたなぁ…目の前に穂乃果ちゃんいるよ…」

穂乃果「…だれ?」

ことり「えっとね、この地獄の一番偉い人なんだって~」

アルパカ「ようこそ地獄へ。ゆっくりしていってもええんやで」(マジキチスマイル)

穂乃果「ひっ…」ゾクッ

ことり「えっと、アルパカさん!ことり達って、これからどうすればいいの?」

アルパカ「閻魔やで。とりあえず命は助けるわ。まだ二期始まってないし」

穂乃果「ほ、ホントに…?穂乃果…生き返るの?」

アルパカ「ほのキチはマジキチだからね。仕方ないね」

穂乃果「やった!やったよことりちゃん!穂乃果達帰れるよ!」

ことり「うんっ!」

アルパカ「まぁそれでもまだちょっと時間かかるし、せっかくやから地獄めぐりでもしてき。ちなみにこれ地図ね」

穂乃果「地獄めぐり…何だか怖そう」

ことり「大丈夫!ことりがついてるよ穂乃果ちゃん!」

穂乃果「ことりちゃん…うんっ!」

-そして-


穂乃果「えっと…これ、何て書いてあるの?」

ことり「うーんと、六道っていって、人が死んだら必ず行かなきゃいけない世界のことみたいだね」

ことり「地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、天道ってあって、そこで人間としての罪を償っていくんだって~」

穂乃果「うーん、何だかあんまり楽しそうな所じゃなさそうだなぁ」

ことり「大丈夫だよ穂乃果ちゃん!ことりが付いてるから!」

穂乃果「ことりちゃん…」ギュッ

ことり「うふふ、じゃあしゅっぱーつ」

ことり(・8・)「チュン!」バサバサバサ

穂乃果「…便利だねそれ」

-地獄道-


ことり「とうちゃーく!」バサッバサッ

穂乃果「ハァ…ハァ…ことりちゃん…速すぎ…」クタァ

ことり「ああっ!ごめんね穂乃果ちゃん!今度は穂乃果ちゃんも乗れる鳥に変身するから!」

穂乃果「うん…そうして」

穂乃果「えっと…ここが地獄道?だよね…何もないけど」

ことり「うーん…あっ!あそこに誰かいるよ!」

穂乃果「あっ!本当だ!…近づいてみる?」

ことり「うん、穂乃果ちゃんがいいならことりは全然構わないよ」

穂乃果「分かった。じゃあちょっと行ってみよう!」







イエス「……」

ブッタ「……」




穂乃果「…あれ?穂乃果目がおかしいのかな?地獄で仏が見えるんだけど」

ことり「…気のせいじゃないと思う」

ブッダ「…ねぇイエス。私達いつまでここにいればいいんだろうね」

イエス「知らないよ…だって何で私がこんなところに来ちゃったのかさえ知らないんだから」

ブッダ「きっとアレだよ。君が洗濯物干すの怠けて二週間くらい同じ洗濯物で洗濯機回すから罰が当たったんだよ」

イエス「だ、だってアレはブッダが物干し竿を買ってこないから私何処に干せばいいのか分からなくて…」

ブッダ「イエス…私の所為にするのですね…あなたが水を無駄使いしなければこんなところに来る必要はなかったのに…!」

イエス「ちょ、ちょっとブッダ!何も君だけが悪いなんて言ってないよ!」

ブッダ「いいえ貴方はいつもそうです…自分の罪をすぐ人に擦り付けようとするその邪な考えがいけないのです」コオオオオオオーッ

イエス「ほんと御免なさい! 私反省してるからそれ以上光るのはやめて!…ね?」

ブッダ「いいえいけません。君がそんな事だからいつまでたっても地獄で仏を見るなんてくだらないギャグをさせられるのです!」

イエス「あっやめてブッダ!わたしの冠取らないで!逃げちゃう!聖素逃げちゃう!」






穂乃果「…お取り込み中だね。行こっか」

ことり「うん」

ことり「神様って、本当にいるんだね~」

穂乃果「いやあれ絶対違うと思う。穂乃果あの二人漫画で見たことあるもん」

ことり「そっか~」

穂乃果「…次もこんな感じなのかな?」

ことり「うーんとりあえず行かないとわからないね」

穂乃果「そうだね…次はどこかな?」

ことり「えっと、ここから一番近いところは…畜生道かな?」

穂乃果「よし!さっさと行って終わらせよう!」

ことり(・8・)「チュン!!」バサァ

-畜生道-

ことり「とうちゃく!」バサァ

穂乃果「ここ…なんだろう?…何だか絶対入っちゃいけないような気がする」

ことり「あっ!穂乃果ちゃん!あそこにお屋敷があるよ!」

穂乃果「…ホントだ」

ことり「行ってみる?」

穂乃果「どうせ行かなきゃいけないだろうから。行こう?」

ことり「うんっ!」





穂乃果「……何だかすごく禍々しいオーラが」

ことり「そうだね…ここだけ周りと違うっていうか」

穂乃果「…あ、あっちに窓があるよ。ちょっと覗いてみよう?」

ことり「うん。それで大丈夫そうだったら入ってみようか?」

穂乃果「そうだね」

穂乃果「そーっと…そーっと」ノゾキ





伊藤誠「はぁーあ、俺なんで地獄になんか来ちゃったんだろう…」

鬼作「ヒヒヒ…自分の汚さにも気づけないのかい…?青いガキだなぁ」

ランス「だぁー畜生!俺様は世界を救った英雄だぞ!どうしてこんなむさくるしい男達と一緒にいなきゃいけないんだー!」

たえちゃんの叔父「んぁ…ぐおぉ…おぃ…酒だ…酒が足りんぞ…誰か持って来い!」






穂乃果「…ねぇことりちゃん」

ことり「なに?何が見えたの?」

穂乃果「…地獄」

鬼作「…おぃ、静かにしろ」

鬼作「…メスの匂いがする」

穂乃果「ひぃっ!」ガタンッ

誠「おい、さっき窓から声がしたぞ」

おじさん「なに!?女か!女なのか!」ガバッ

鬼作「間違いねぇ…しかもまだ熟してないメスガキだ」

ランス「なんだ、ボンキュッボンじゃないのか。つまらん」

誠「よっしゃあ!捕まえてやる!最近溜まってたんだよな~!」

穂乃果「こ、ことりちゃん!」

ことり(・8・)「チュン!」バサッ

おじさん「おい!逃げちまうぞ!何とかしろ!」

ランス「へいへい。おらっ!ランスアタァァァァック!!」ドォーン

穂乃果「きゃあ!?」

ことり(・8・)「ホノカチャン!ツカマッテテ!!」ギュン

誠「あっ!待て!逃げるなー!」

穂乃果「うわーん!もうやだー!穂乃果おうちに帰るー!」ビービー

ことり「ごめんね穂乃果ちゃん…ことりがしっかりしてないから」

穂乃果「グスッ…ことりちゃん」

ことり「でも大丈夫!穂乃果ちゃんはことりが絶対に守ってあげるから!」

ことり「だから安心して…ね?」

穂乃果「…うん。分かった」

ことり「穂乃果ちゃーん」モギュ

穂乃果「わっ…ことりちゃん」

ことり「えへへ~今はことりしかいないから。穂乃果ちゃんを独り占めだよ~」

穂乃果「…ふふ。ことりちゃんったら」

ことり「じゃあ…この調子で残りの場所にも行ってみよー!」

穂乃果「おー!」

-修羅道-


範馬勇次郎「…オィ、小娘。俺と本気で殺り合うつもりか?」

ことり「…チュン」コォォォォォ!

範馬勇次郎「エフッエフッエフッ!」ゴゴゴゴゴゴゴ…

穂乃果「…なにこれ?」



-餓鬼道-

阿笠「出来たぞ新一!ラブライブの世界に行けるスイッチじゃ!」

コナン「サンキュー博士!俺のんたんに会ってみたかったんだよ!」

阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞー」

ことり「阻止ちゅんっ!」グワッ

コナン「うわあああああああ」

阿笠「新一ーっ!!」

穂乃果「……」

ことり「…ふぅ、大体見回ったね」バッサバッサ

穂乃果「うん…そうだね。穂乃果もう頭が追いつかなくて倒れそうだよ」

ことり「穂乃果ちゃん大丈夫?辛かったことりの背中で休んでていいよ?」

穂乃果「ありがとうことりちゃん…」

ことり「えっと次は…人間道だね」

穂乃果「はぁ…今度は少しはまともそうだね…」

ことり「ことりも少し疲れちゃったから、ゆっくりできるといいな~」

穂乃果「…あ、あそこじゃないかな?」

ことり「うん、そうみたいだね」

穂乃果「えっと…何だろうあれ、小屋…かな?」

ことり「うーん、とりあえず降りてみるね」

穂乃果「うんっ」

-人間道-


穂乃果「…お邪魔しまーす」

ことり「…あれ?誰もいないね」

穂乃果「うん…でも、何だろうここ」

ことり「気の机に屋根裏に…何だか秘密基地みたいだね!」

穂乃果「そういえば、小学校の時男の子がダンボールでよく作ってたなぁ」

ことり「穂乃果ちゃん、ずっと入りたそうにしてたもんね」クスッ

穂乃果「えへへ、だって楽しそうだったから」

ことり「ふふふ…あれ?」

穂乃果「どうしたの?」

ことり「穂乃果ちゃん、こんなところに手紙なんてあったっけ?」

穂乃果「…えっ?」

穂乃果「…何だろう、これ」カサッ

穂乃果「…えっ?」

ことり「ほのかちゃん?何か書いてあるの?」

穂乃果「……」

穂乃果「『かくれんぼしよう』って…」

ことり「かくれんぼ?」

穂乃果「鬼はお姉ちゃん達だよ…だって」

ことり「うーん?」

穂乃果「えっと…とりあえず、かくれんぼの鬼になればいいのかな?」

ことり「そうなのかなぁ?」

穂乃果「ちょっとやってみる?誰が隠れてるか分からない隠れんぼって、何だか面白そう!」

ことり「うんっ!」

穂乃果「いーち、にーい、さーん、しーい」

ことり「ごーお、ろーく、しーち、はーち、きゅーう」

ほのこと「じゅう!」

穂乃果「もういいかーい!」


「…まーだだーよー!」




ことり「…!穂乃果ちゃん!今…」

穂乃果「…うん、聞こえたね」

穂乃果「…もうーいーかーい!」



「…もうーいーよー!」




穂乃果「…行こう、ことりちゃん」

ことり「うんっ!」

穂乃果「うーん…どこだろう」

ことり「でも穂乃果ちゃん強いね。ことりは誰が隠れてるか分からない隠れんぼってちょっとこわいかな…」

穂乃果「…うん、他の場所だったら穂乃果も怖かったと思う」

穂乃果「…けど、この場所は、何だかそうじゃないと思うの」

ことり「…そっか」

穂乃果「あっ!小屋の外にも隠れる場所があるかも!ちょっと行ってくるね!」

ことり「じゃあことりは屋根裏を調べてきます!」

穂乃果「うん!お願いね!」





穂乃果「…うーん、何処にも見つからないや」


「くすくす…お姉ちゃん、かくれんぼ下手っぴだね」


穂乃果「あっ!声がした!さては近くにいるな!?」

穂乃果「何処か隠れる場所は…あれかな?」

ことり「ほのかちゃーん!屋根裏にはいなかったよ!そっちはどうだった?」

穂乃果「うん。さっき穂乃果に話しかけてきたから…多分近くにいるんだと思う」

ことり「そっか。じゃあきっとこの辺だね」

穂乃果「うん…ここら辺で隠れる場所って…あそこぐらいじゃないかな?」

穂乃果「ほら、あそこ」

ことり「えっ…あっ!なるほど~」

穂乃果「…どうする?行ってみてもいい?」

ことり「うんっ!穂乃果ちゃんが行きたいならことりもついて行っちゃう」

穂乃果「ことりちゃん…ありがとう」

穂乃果「じゃあ…行くよ!」

-神社-


穂乃果「…穂乃果、地獄で神社が見れるとは思わなかった」

ことり「うん、ことりも」

穂乃果「でも、大方他の所は調べたし…後はここだけだと思う」

ことり「早速探してみよっか」

穂乃果「うん」





ガサガサ



ことり「穂乃果ちゃーん!こっちはいないよー」

穂乃果「こっちもいなーい!」

穂乃果「…うーん、やっぱり見逃してる所でもあるのかな?」

ことり「…あっ穂乃果ちゃん!まだあそこが残ってる!」

穂乃果「えっ?どこ?」

ことり「ほらあそこ…!神社の拝殿の中」

穂乃果「あ、なるほど…」

穂乃果「穂乃果、ずっとあそこの中に入ってみたいって思ってたんだよね」

ことり「でも、バチが当たるから入っちゃダメだってことりお母さんに言われたことあるよ」

穂乃果「うん、穂乃果も」

ことり「……行く?」

穂乃果「…うん」

ことり「……」ギュ

穂乃果「ことりちゃん…」

ことり「えへへ…これでバチが当たっても穂乃果ちゃんと一緒だね」

穂乃果「…うん。そうだね」

穂乃果「じゃ、行くよ!」

ほのこと「せーのっ!」

ガララッ!!



???「…にへへ、見つかっちゃった」

穂乃果「…あなたが穂乃果達とかくれんぼしてたの?」

???「うんっ、あのね、じんたんたちったらひどいんだよ?めんまを抜けもんにしてかくれんぼしてるんだ」

ことり「そっか…あなたのお名前は何て言うの?」






めんま「めんまはね、めんまって言うんだよ!超平和バスターズの隊員なの!」

穂乃果「そっか。めんまちゃんはあの小屋に住んでるの?」

めんま「ううん。あれはね、超平和バスターズの秘密基地なの!」

めんま「みんなで遊んだり、遊んだりして、めんまのとっても好きな場所なの!」

穂乃果「…そっか」

めんま「ねぇねぇお姉ちゃん。めんま隠れんぼ見つかっちゃったね」

穂乃果「うん、穂乃果これでも隠れんぼ見つけるの得意なんだよ!」

めんま「じゃあ、めんまにアレ言って欲しいな!」

ことり「アレ?」

めんま「うんっ!鬼は見つけたら、絶対言わなきゃいけないんだよ!」

穂乃果「…ことりちゃん、それって」

ことり「…うん、私もそうだと思うな」

めんま「だからね、誰も言ってくれないから、めんまいつまでたっても隠れんぼ終われなかったんだよ」

めんま「だからお姉ちゃん達…めんまを早く見つけて欲しいの」

穂乃果「…じゃあ、ことりちゃん、一緒に言おう?」

ことり「うん、いいよ」

セーノッ






『めんまちゃん、みーつけたっ!』

めんま「…えへへ」シュン

穂乃果「あっ!…消えた」










「お姉ちゃん達、めんまを見つけてくれてありがとう」


「めんまね、とっても楽しかったよ!」


「また一緒にめんまと遊ぼうね!約束だよ!」

胸が薄くなるな

>>329
海未ちゃんかな?

ことり「……」

穂乃果「…行こっか、ことりちゃん」

ことり「うん」





穂乃果「さてと…次で最後だね」

ことり「うんっ」

穂乃果「はぁ~やっと穂乃果生き返れるんだ~」ぐったり

ことり「うふふ、穂乃果ちゃんお疲れだね」

穂乃果「ホントだよ~もう地獄はこりごり…」

ことり「そうだね…じゃあ、最後の六道、始めよっか」

穂乃果「へっ?」ピカーッ

穂乃果「うわっ!まぶしっ!」

ピカーッ


穂乃果「な、何も見えない…って、あれ!?穂乃果浮いてる!?」フワフワ


ことり?「ようこそ穂乃果ちゃん。ここが天道だよっ」

穂乃果「ことりちゃん!?うわっデカッ!」

ことり?「ううん、私はことりじゃないよ」

ことり?「私は大天使コトリエル!この地獄の死神なの!」

穂乃果「天使なのに…死神?」

ことり「細かいことは考えちゃダメだよ穂乃果ちゃん!」

穂乃果「う、うん…」




参考画像ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4705680.jpg

ことり「おめでとう穂乃果ちゃん!これで元の世界に戻れるよ!」

穂乃果「そ、そうなの?や、やったー…?」

ことり「うふふ、じゃあ~最後にことりと一緒に元の世界に戻る準備しよっか」

穂乃果「じゅ、準備って…?」

ことり「えへへ…まずことりたちは魂だから~服はいらないよね?」パチンッ

穂乃果「…えっ?はわっ!穂乃果裸!?うそっ!?」カアァ

ことり「うふふ…そして~白雪姫は王子様のキスで目覚めるの!鉄板だね!」

穂乃果「キス!?白雪姫って何の話!?えっ、ちょ、ことりちゃん?穂乃果を掴んで何するの?ねぇ?なんで唇に穂乃果を近づけてるのかな?大体これっておかしいよ!普通キスって同じ大きさ同士で成り立つでしょ!?
これじゃあ接吻じゃなくて捕食になっちゃう!えっ?ことりちゃん?穂乃果を食べる気?そうなの、そうなんだね!?いやああああっ誰かー!誰か助けムジュッ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・



穂乃果「んぅ…」

穂乃果「あれ…ここは」

ことり「穂乃果ちゃーん」

穂乃果「あれ?ことりちゃん?」

ことり「ごめーん!遅れちゃったー!」

穂乃果「えっ…とぉ?」

ことり「ごめんね?今日何を着ていこうが迷っちゃって…怒ってる?」

穂乃果「…あっ、ううん全然!穂乃果もさっき広場に着いたところだったし!」

ことり「ほんとに?」

穂乃果「うんっ!じゃあことりちゃん!早くお買い物いこう!」

ことり「うんっ!」

穂乃果「えーっと、まずどこに行く?」

ことり「うーん、ことりはちょっと下着を見たいかなぁーって」

穂乃果「そっか!じゃあランジェリーショップいこう!」

ことり「うんっ!穂乃果ちゃんの可愛い下着、見つけてあげるね!」

穂乃果「ほ、穂乃果は自分で見つけるからいいよぉ~」

ことり「ううん、だってもったいないじゃん?」

穂乃果「ん?」













ことり「…穂乃果ちゃんの体の形、早くしないと忘れちゃうから♪」


~終われ~

穂乃果「色々詰め込みすぎて訳分かんなかくなっちゃった!くやしいっ!でも、諦めないもんっ!」

穂乃果「さぁ、時間的にこれがラストかな?最後まで穂乃果頑張るよ!」

穂乃果「最後の安価は>>350×>>352!ジャンルは>>357だよっ!」

穂乃果「いっくよーゴーゴー!」

うみ

えりちか

二人で穂乃果を共有する

海未「……」

絵里「……」

海未「では、よろしいですね」

絵里「えぇ、分かったわ」

海未「ここまでやっと…やっと漕ぎ着ける事が出来たんです!」

絵里「えぇ…後は私達の力にかかっているわ」

海未「…思えば辛い日々でした。幾多の妨害を乗り越えて、時には辛酸を舐める時もありました」

絵里「でも、私と海未のコンビに敵うものはいない…そうよね」

海未「えぇ、そうです」

絵里「…ふっ」

海未「…では、参りましょう」








海未「今日は、ミューズで一泊二日の温泉旅行の出発日です!」

「前回のラブライブ!」 /デェン!!\


穂乃果「私、高坂穂乃果16歳!」

穂乃果「実は今までずっとミューズのみんなで商店街の抽選券を貯めてたの!」

穂乃果「そして、ついにくじを引く日が来たんだけど」

希「希パワー、たーっぷり注入!はーいプシュ☆」

福引のオヤジ「あひぃ!」ドピュ

穂乃果「なんと希ちゃんが特賞の温泉旅行の団体チケットを当てちゃったの!」

穂乃果「だから今日はみんなで温泉旅行!いっぱい楽しむぞー!」

ブロロロロ…


にこ「いえーいみんなーっ!盛り上がってるかーい?」

ほのりん「いえええええええええええいいっ!」

にこ「今日行く温泉旅館は遊び心満載のぷちアミューズメントパークもあるわよー!気合入れて行くわよー!」

ことり「いえーい♪」

凛「ほらほら!かよちんもそんなに縮こまってないで一緒にノリノリでいくにゃー!」

花陽「ぴゃあ!りんちゃん!危ないよ!」

海未「もう、あんまり車内で暴れないでください。迷惑ですよ」

希「まぁまぁ、こんな事なんて滅多にないから、ええんやない?」

絵里「ふふっ…そうね。たまには羽目を外すのもいいかもしれないわ」

海未「全く…」

穂乃果「ほら見て海未ちゃん!滝!あそこおっきな滝がみえるよ!」

海未「えっ?どこですか…うわっ!すごく大きい!ことり!カメラの準備を!早く!」

ことり「わ、わわっ!ちょっと待って~」

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