上条「はぁ……、俺だけの専属メイドが欲しい」(267)

黒子にお願いしたい

黒子「あぁ?」

御坂「ちょっとあんた何調子のってんのよ」

バキボコドコドコ アベシ フルボッコチュドーン

上条「ごふっ・・・・」

黒子「あんまり調子に乗ってるんじゃねぇぞ?」ペッ

御坂「おうこら立場わきまえてから口開けやこら」ペッ

上条「す・・・・すみませんでした・・・・」

絹旗「あーあ、今日の映画は全部はずれでしたね、超がっかりです」プンスカ

絹旗「騎士のくせに超刀持ってるってなんなんですか」

絹旗「超イライラしたのでお掃除ロボットをこう」

ブン  ドガアアアアアアアアン

絹旗「あーちょっとだけすっきりしました」

ボロッ

上条「  」グテッ

絹旗「ひいいいいいいい!!!一般人巻き込んじゃいましたああああ!!!」

絹旗はおよびじゃないのかね?

上条「う、うぅ・・・・」

絹旗「まだ生きてる・・・・・」

絹旗「一般人をやっちゃったとなると麦野が超ブチ切れるじゃすみません・・・・」

絹旗「急いで病院に運ぶ・・・・いや病院は超まずいです・・・」

絹旗「こうなったらアジトに運んで超闇医者にまかせるしかありません」

ビー!! ビー!!

絹旗「警報!?超急がなきゃ!!」

アジト

ドゴオオオオオオン

フレンダ「敵襲!?」

絹旗「私です!!」

滝壺「きぬはた!!」

絹旗「フレンダ、超医者の手配をお願いします」

フレンダ「え?」

滝壺「きぬはた、後ろの人・・・」

絹旗「超事故に巻き込まれたんです!!早くしてください!!」

滝壺「きぬはた、何があったの?」

フレンダ「今は医者に診せてるけどケンカとかじゃああはならないってわけよ」

絹旗「能力者同士でちょっといざこざがありまして・・・」

絹旗「その時飛んできた瓦礫を窒素パンチで弾き飛ばしたらその先に運悪くあの人がいたんですよ」

フレンダ「そういうことか、一般人をうっかり殺して風紀委員や警備員が出張るのも面倒ってわけよね」

滝壺「ナイスな判断だねきぬはた」

絹旗「ええ、まだ息はありましたからなんとか間に合えばいいんですけど」

ガチャ

フレンダ「お、患者の様態は?」

医者「出血と火傷が目立ちますが命に別状はありませんよ。打撲がひどいので一週間はベッドで安静にしていたほうがいいでしょう」

滝壺「よかったね、きぬはた」

絹旗「ええ、超ほっとしました」

医者「私はこれで失礼させていただきますが何かあったらまた連絡してくださいね」

絹旗「ええ、超ありがとうございました」ペコリ

滝壺「むぎのが出張してるのが幸いしたね」

フレンダ「麦野の機嫌しだいじゃここに運び込んだ段階で二人とも消し炭だったかもしれないってわけよ・・・」

上条「う・・・・・・・・」

滝壺「目がさめたみたいだよ」

絹旗「わかってはいましたけどこうして自分の目でみないと超安心できませんね」

フレンダ「絹旗おろおろしすぎってわけよ」

絹旗「そりゃ巻き込んじゃいましたから心配にもなりますよ」ムッ

滝壺「ほら、そういうこと言ってないでまずはこの人を」

上条「こ・・・・こ・・・・・・は?」

絹旗「あなたは能力者同士のいざこざに超巻き込まれたんですよ、私がたまたま見つけてここに運んだんです」

滝壺(自分が加害者だということは隠すんだねきぬはた)

フレンダ(まあ気持ちはわかるし私たちの立場だとしょうがないけどそれはちょっと・・・)

上条「いてて・・・・俺はたしか・・・・・」

絹旗「今は何も考えなくていいんですよ?超安静にしていてください!!」

フレンダ(必死になる気持ちはわかるけどそれはあんまりってわけよ)

滝壺「おちつこうきぬはた、まずは彼のことを考えよう」

絹旗「あ、はい」

上条「えっと、ビリビリと白井にボコボコにされてツバかけられて・・・あれ?」

絹旗「えっ」

滝壺「えっ」

フレンダ「えっ」

絹旗(超いじめられっこでしょうか・・・)

滝壺(ツバはかれるなんてそんなの漫画でしか見たことない・・・・)

フレンダ(なんだろう、すごく助けてあげたくなるってわけよ・・・・)

上条「うーん・・・・なんでボコられたんだっけ・・・・・いてて」

滝壺「無理しちゃだめだよ」

絹旗「そうですよ、超安静にしててください」

上条「あ、ありがとうございます・・・・」

フレンダ「あんたがどこの誰かはわからないけど私たちに任せてほしいってわけよ」

上条「ありがとうございます・・・ぐすっ 幸せだ・・・・」

絹旗「この状況が幸せだなんて・・・」

滝壺「ちょっと信じられない・・・」

フレンダ「いや、怪我でちょっと混乱してるだけかも」

上条「俺上条っていいます。助けてもらってどうもありがとうございます」

絹旗「絹旗です」

滝壺「たきづぼだよ」

フレンダ「フレンダってわけよ」

滝壺「かみじょう、かみじょうは何があったか覚えてる?」

上条「えっと、俺・・・なんか罰ゲームで白井に俺だけのメイドになってほしいって言っただけなんだけど・・・」

フレンダ「女の子にそんなこと言ったらドン引きじゃすまないってわけよ・・・」

上条「もちろん冗談だったんだ・・・なのに・・・・一緒にいたビリビリも激怒するなんて・・・・」

絹旗「それでボコボコにされちゃったんですか?」

上条「あぁ・・・・まさか頭上にベンチをテレポートされた上に身動きのとれないところに電撃をながされるなんて・・・」

フレンダ「OH・・・・」

上条「そのうえツバかけられて、なんとか起き上がって帰ろうと歩いたところまでは覚えてるんだけど・・・」

絹旗(そこに私が投げた掃除ロボットが直撃したってことですか・・・)

>>25 修正 滝壺「たきつぼだよ」

滝壺「そうだったんだ、大変だったねかみじょう」

上条「えっと・・・ここは病院ではないようですが?」

絹旗「偶然通りがかった私が能力者同士がなんかやってるそばで倒れてる上条をみつけてここに運んだんですよ」

フレンダ「そして知り合いの医者を読んだってわけよ」

上条「能力者同士のいざこざって何が・・・?」

絹旗「まあいろいろとあったんですよ。上条の怪我がひどかったんでここに運んだんですよ」

滝壺「かみじょう、痛いだろうけどどこか感覚のないところはある?」

上条「えっ?」

滝壺「お医者さんは打撲がひどいだけって言ってたけど・・・」

フレンダ「指が動かせないとかどこかの感覚がないとかっていうのがあったら大変ってわけよ」

絹旗「それこそ超後遺症が残る可能性がありますからね」

上条「んーっと・・・・うっ・・・・・・ぐっ・・・・」

滝壺「かみじょう、ゆっくりでいいよ」

上条「いでで・・・・・・・っと・・・・・」

フレンダ「あまり力を入れすぎないほうがいいってわけよ」

上条「くっ・・・・・」

絹旗「どこか感覚のないところはありますか?」

上条「いや、すごく痛いけど動かないところはどこもないみたいだ」

滝壺「ひとまずは安心だね」

フレンダ「一週間は安静にしていたほうがいいみたいだからここでゆっくりしていったほうがいいってわけよ」

上条「え?一週間?」

絹旗「そうです、それだけの怪我をしちゃったんですよ」

上条「ちくしょう・・・・不幸だ・・・・」

上条(せっかく居候がイギリスへ里帰りしてるっていうのに・・・・)

滝壺「かみじょう、しばらくここで養生することになるんだけど嫌いな食べたのある?」

上条「えっ!!ここで!?」

絹旗「そうですよ、超安静にしないといけないんですから」

上条「いや、ここってみなさんここに住んでらっしゃるので?」

フレンダ「そういうこと、だから上条は身の回りの世話はある程度してあげるから怪我を治すことだけ考えてればいいの」

上条(こんなかわいい女の子に囲まれて生活するなんて・・・・)チラッ

滝壺「かみじょう?」ボイン

絹旗「どうかしました?」ヒカエメ

フレンダ「どこかいたい?」コレカラ

上条(幸せだ・・・・)

上条「えーっと、嫌いな食べ物は特にありませんよ」

滝壺「よかった。とりあえず怪我をして体力がおちているわけだし消化にいいものを用意するね」

絹旗「さすが滝壺さんですね、私だけではそうはいきません」

フレンダ「私としてはサバがあればいいんだけど」

上条「サバ?」

滝壺「サバはおいといてかみじょうは何か食べたいものはある?」

上条「いえ、今のところ特に何が食べたいっていうのはありませんが・・・」

フレンダ「サバは栄養も豊富なのに・・・・」

絹旗「サバばかり食べているフレンダは超だまっててください」

フレンダ「うぅ・・たまにはオイルサーディンも食べてるってわけよ・・・」

滝壺「大丈夫、わたしはTPOわきまえず缶詰ばかり食べているフレンダを応援している」

フレンダ「ぐすっ」

上条「えっと?」

滝壺「あ、気にしなくていいよかみじょう、かみじょうの晩御飯はきちんと作るから」

上条「あ、はい・・・」

フレンダ「サバおいしいのに・・・」

滝壺「それじゃあ私は買い物に行ってくるね」

フレンダ「いってらっしゃいってわけよ」

絹旗「あ、フレンダ、私がぶち破ったドアを修理しといてください」

フレンダ「えっ」

滝壺「大丈夫、一生懸命なれない手つきでドアを修理するフレンダを私は応援している」

フレンダ「えっ」

絹旗「まあ超冗談なんですけどね」

滝壺「ふれんだ、業者を手配しといてね」

フレンダ「よかった、麦野ならマジでやれって言ってたってわけよ」

おk五和と神裂とルチアとオルソラとアンジェレネは俺がもらってく

絹旗「上条、じっとしてるのも超暇じゃないですか?」

上条「あ、あぁ・・・痛みがズキズキと自己主張してるから何か気を紛らわせることができればありがたいな」

絹旗「それじゃあ私と一緒に超映画を見ましょう!!」

上条「って何ですかそのDVDタワーは」

絹旗「ふふふ、さいあいちゃんの超秘蔵コレクションです!!」

上条「これ全部映画なのか?」

絹旗「そうです、上条に映画のすばらしさを超叩き込んであげます」

上条(何だこの映画は・・・・・・)

上条(寿司職人は世を忍ぶ仮の姿でその招待は素手で熊を葬る格闘家だと・・・)

上条(それで服を脱げばガチムチってどういうことよ・・・)

上条(明らかに寿司職人の時より体が三倍以上膨らんでるじゃねーか・・・)

チラッ

絹旗「  」キラキラ

上条(だめだ・・・この映画に一言でもつっこみをいれてはいけない・・・そんな気がする・・・)

>>51 お前には親船最中やるよ

滝壺「よいしょっと・・・ふう、結構重い・・・」

フレンダ「おかり滝壺、結構買い込んだんだね?」

滝壺「うん、一週間看病しないといけないからいろいろとね、これでも少なくしたんだよ?」

フレンダ「ま、そりゃそうなるよね、こっちは単純にドアが少しゆがんでただけだからすぐに直ったってわけよ」

滝壺「よかった、隙間風があるといろいろ気になるからね」

フレンダ「今日は何を作るの?」

滝壺「上条には野菜を細かく刻んだ中華スープとおかゆ、私たちはごはんと鶏のささみをゆでたものに特性ソースをかけようかなって」

フレンダ「結局、サバは用意してもらえないってわけね」

絹旗「超すばらしいですよね!この作品はですね」

上条「そ、そうなのか、へえー」

絹旗「そこでこの役者のこのシーンのこの演技が光るわけなんですよ!」

上条「な、なるほどなぁー」

上条(ちくしょうすごく辛い・・・)

上条(熱心に説明してる絹旗を前につまんねえって言えるわけもないし・・・)

絹旗「このっ!!!この衣装がまたすばらしいんですよ!!」

上条(どうしたらいいんだおれは・・・・)

滝壺「フレンダ、この野菜を細かく刻んで」

フレンダ「はいよっと」トントン

滝壺「ささみに和えるソースはこうやってと」

フレンダ「中華スープより和風のほうがよくない?」

滝壺「少し刺激があるくらいのほうが胃を活発にさせるんだよ」

フレンダ「そういうもんなのかな」

滝壺「内臓疾患じゃないからそのへんはだいじょうぶ」

絹旗「  」キラキラ

上条(ぶっ通しで三本目だと・・・・)

上条(男だけの惑星と女だけの惑星で互いに争っているだと・・・)

上条(10年ちょっと前のアニメでこんなのあったぞ・・・がっ!!)

上条(なんだこれは!!改悪ってレヴェルじゃねーぞおい!!)



滝壺「そしてここでささみをゆでる」

フレンダ「沸騰するかしないかくらいがいいってわけね」

滝壺「そう、たんぱく質は熱を加えすぎると変質しておいしくない」

ガチャ

フレンダ「ご飯できたかってわけよ」

絹旗「あ、もうそんな時間ですか」

上条(助かった・・・・・)

フレンダ(上条・・・・ご愁傷様ってわけよ・・・・)

絹旗「それじゃあ上条の分をここに運べばいいんですか?」

フレンダ「それなんだけど、絹旗ちょっとこっちきて」

絹旗「ん??」

滝壺「きぬはた」

絹旗「はい」

滝壺「これを着てかみじょうのところにご飯をもっていってほしい」

【メイド服】

フレンダ「それこの間麦野が悪乗りして買ってきたやつ!!」

絹旗「超嫌です!!何で私がこれを着なきゃいけないんですか!!」

フレンダ「えっ」

滝壺「えっ」

絹旗「えっ」

滝壺「きぬはた・・・・」

フレンダ「怪我させたのは・・・・」

絹旗「ぐっ!!え、ええそうですよ!!私が超怪我させましたよ!?」

滝壺「それなら少しくらいお詫びの意味をこめて、ね?」

フレンダ「うんうん、何もメイドになりきれってわけじゃないんだから」

絹旗「ぐぬぬ・・・」

滝壺「大丈夫、私は恥ずかしがりながらもメイド服に袖をとおすきぬはたを応援している」

フレンダ「私も応援してるってわけよ」

絹旗「うぅ・・・すごく恥ずかしいです・・・・」カァァ

滝壺「きぬはたかわいいよ」

フレンダ「うん、カチューシャがいい味出してるってわけよ」

絹旗「超辱めを受けている気がします」

滝壺「大丈夫、その絹旗のすべてがかみじょうにとってごほうびになる」

滝壺(はず・・・・)

フレンダ「そうそう、絹旗の恥らう姿が上条をキュンとさせるわけよ」

フレンダ(たぶん・・・・)

絹旗「ちくしょうなるようになれってんですううう!!!」

滝壺「その意気だよきぬはた」

フレンダ「上条をときめかせろってわけよ」

絹旗「これを運べばいいんですね!」ガシッ

滝壺「あ、ちがうよきぬはた」

フレンダ「そんな持ち方じゃメイドっぽくないってわけよ」

絹旗「と、いいますと?」

滝壺「手はこう」

フレンダ「そして背筋を伸ばしてエレガントに」

滝壺「うん、これでメイドさんっぽいね」

フレンダ「どこからどう見てもメイドさんにしか見えないってわけよ」

絹旗「そ、そうですか?それじゃあ超突撃隣の晩御飯です!!」

滝壺「言葉の意味はわからないけど」

フレンダ「すごい自信ね」



上条「あー、こういう映画もなんか数こなすとおもしろさがわかってきたようなそうでもないような・・・」

上条「こりゃさっき見たやつももう一回見てみたほうがいいのかな・・・」

ガチャ

絹旗「超お待たせいたしましたご主人様ー」

上条「  」ポカーン

絹旗「今日のメニューはおかゆとスープでございますですー」

スッ

絹旗(よし!音を立てずにトレイを置くことに成功!!)

絹旗「これからご主人様の夕餉をお手伝いしちゃいますっ!!」キャピッ

上条「  」ポカーン

絹旗「それじゃあご主人様におかゆをたべさせちゃいますー!!」

カチャカチャ

絹旗「ふー ふー はい、どうぞ」

上条「  」ポカーン

絹旗「って超ドン引きしてるじゃないですかああああああ!!!!」

絹旗「うわああああああああああああああん!!!!」

ドタドタ ガチャッ ドタドタドタドタ

上条「えーっと・・・・」

黒夜「(絹旗かわいいな…)」

絹旗「うわああああああん!!たきつぼさあああああああん!!!」

滝壺「きぬはた・・・・」

滝壺(やっぱり失敗したんだね・・・・)

フレンダ「OH・・・・・・・」

フレンダ(そりゃメイドの格好した女の子が現れたら不通のの男は身構えるってわけよ・・・)


上条「えーっと・・・」

上条「あ、おかゆ食べなきゃな・・・・」モグモグ

上条「お、カツオの出汁がうっすら効いててうまいなこれ」モグモグ

絹旗「ぐすっ」

滝壺「よしよし、きぬはたはがんばったよ」ナデナデ

フレンダ「うん、絹旗は何も悪くないってわけよ」

絹旗「もうこんなの二度と着ません」プンスカ

滝壺「待ってきぬはた」

フレンダ「いきなり絹旗だけにさせたのが間違いだったってわけよ」

絹旗「と、いいますと?」

滝壺「みんなでメイド服を着てみよう」

絹旗「えっ?」

滝壺「みんなでメイド服を着てみよう」

絹旗「私ドン引きされたんですけど ぐすっ」

フレンダ「唐突過ぎて脳の処理がおいつかなくなっただけかもしれないってわけよ」

絹旗「でもなんでみんなで着る必要があるんですか?」

滝壺「もてなしの心だよ、きぬはた」

絹旗「えっ?」

フレンダ「日本独特のもてなしの心ってわけよ」

?「滝壺はバニーで頼むよ」

絹旗「もてなしの心ならメイド服よりも超和服なんじゃないですか?」

滝壺「それは固定観念だよきぬはた」

絹旗「と、いいますと?」

フレンダ「相手に喜んでもらえるにはなにをすればいいのか、それを考えて行動するのがもてなしの心ってわけよ」

滝壺「そういうこと」

絹旗「あー、海原YOU斬みたいなかんじですね」

フレンダ「そ、だから私たちもメイド服で上条に迫ってみるってわけよ」ニシシ

因みに俺なら神崎、佐天さん、オルソラでハーレムを築く

上条「ずず・・・・」

上条「おぉ、スープもうまい」

上条「トロトロの野菜がまた格別だな」モグモグ

上条(さっきのはいったいなんだったんだ・・・)

上条(いや、考えるな、考えたらだめだ、今はこのおかゆとスープに集中するんだ)

上条「俺にもこんなふうにご飯作ってくれるひとがいてくれたらなぁ」ハァ

ガチャ

滝壺「か」

フレンダ「み」

絹旗「じょう」

上条「  」

滝壺「ご飯はどう?」

フレンダ「味付けがきついとかない?」

絹旗「何かほしいものがあれば超容易します」

上条「  」パクパク

絹旗「やっぱりドン引きしてるじゃないですかああああ!!!」

滝壺「落ち着いてきぬはた」

フレンダ「いや、これはある意味見とれてるってわけよ」

上条「・・・・」ゴクリ

滝壺「かみじょう、かみじょうがメイド服に興味があるみたいだからみんなで着てみたんだけど」

フレンダ「どう?」

上条「・・・・・・い」

絹旗「え?」

上条「すごく・・・いいです・・・」ゴクリ

滝壺「変じゃない?」

上条「いえ、すばらしいです」キリッ

絹旗「なんか私の時と反応が超ちがいます・・・どうせ私のメイド服なんていらなかったんです・・・」

上条「ふざけんな!!」クワッ

フレンダ「えっ」

上条「ただでさえすばらしいメイド美少女を見てときめいていたんだ、だってのにそのときめきがいらなかっただと!!」

絹旗「なんか超変な方向に熱くなり始めましたよ?」

上条「世の中にどれだけがっかりさせられるメイドがいると思ってるんだ!!」

上条「メイド喫茶と銘打って横綱が出てきたときの絶望感を味わったことがあるのか!!」

上条「メイド服の似合う美少女っていうのはそれだけで国宝にしてもいいくらいなんだ!!」

上条「むしろ世界規模で守っていかなければならないとは思わないのか!?」

上条「いいぜ、その素敵なメイド美少女を愛でるというささやかな幸せを否定しようっていうんなら」

上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!!」

滝壺「・・・・」

絹旗「・・・・」

フレンダ「・・・・」

>>105
神崎かおり?

絹旗「窒素パンチ!!」バキッ

上条「そげぶっ!!」グテッ

滝壺「どうしよう、着替えようか?」

フレンダ「きっと怪我のせいってわけよ。落ち着いたらこんなことにはならないはず」

絹旗「ええ、ついうっかり窒素パンチで気絶させちゃいましたが普通あれだけの傷を負えば」

                       ヘ(^o^)ヘ
                         |∧  
                     /  /

                 (^o^)/
                /(  ) 
       (^o^) 三  / / >

 \     (\\ 三
 (/o^)  < \ 三 
 ( /

 / く

絹旗「ベッドの上であんな動きは超できませんから」

滝壺「そうだね、今日のところはかみじょうをゆっくりと休ませてあげようか」

フレンダ「私たちもつかれてるのかもしれないしね」

絹旗「今日のところは超ゆっくり休みましょう。それがいいです」



上条「・・・・い・・・て・・・て・・・」

上条「あれ?俺おかゆ食べてスープ飲んで・・・・」

上条「それから・・・・どうなったんだっけ・・・・?」

上条「まあいいや、もうすっかり暗くなっちまってるし寝るか・・・」

翌日

フレンダ「か~みじょ~?」

上条「ん・・・・あ、フレンダ・・・」

フレンダ「具合はどう?」

上条「ああ、まだ痛いけど気分が悪いとかはないかな・・・ってフレンダそれ・・・」

フレンダ「どう?」ヒラヒラ

上条「すっごくかわいいぞ・・・なんかドキドキする・・・」

フレンダ’(昨日ほどではないとはいえやっぱりメイド大好きってわけね)

フレンダ「上条をもてなすためってわけよ。はやく元気になってよね」

滝壺「なるほど、もしかしたら三人でおしかけたのがまずかったのかもしれない」

絹旗「ってことは」

フレンダ「一人ずつなら暴走することはないってわけね」

滝壺「そういうことだね」

絹旗「まあ怪我させたのは私ですから私だけが超我慢してメイド服を着ればいいだけなんですけど」

フレンダ「そうなんだけど上条をドキドキさせるのもまた楽しいってわけよ」ニシシ

滝壺「うん、かみじょうが暴走しない程度に上条をどきどきさせてあげよう」

フレンダ「おそうじさせていただきま~す」

上条「お、おう・・・・」

フレンダ「そういえば上条さ、昨日もお風呂入ってないけどお風呂どうする?」

上条「いや!!そこまでさせるなんてことはできないのでございましてことよ!?」

フレンダ「あっれー?バスルームまで肩貸すだけのつもりだったんだけどなー」ニシシ

上条「うぐっ!!」

フレンダ「上条は何を想像したのー?」ニヤニヤ

上条「///////」

フレンダ「背中流してほしい?」

上条「ぶっ!?」

フレンダ「冗談よ冗談。私たちはそんなに軽い女じゃないってわけよ」ニシシ

上条「へ、変な冗談はやめてくれよ!!」

フレンダ「いやー、からかいがいがあるってわけよ」クスクス

上条「そ、その・・・・」

フレンダ「ん?」

上条「勝手に期待したのは俺が悪いけど、でもフレンダってちっちゃくて細いし・・・その・・・」

フレンダ「な、なによ・・・」

上条「ちょっとしたことでも期待しちまうからそういうのはやめてほしいっていううか・・・」

フレンダ「なっ/////////」

上条「わ、悪い!!変なこといっちまって!!」

フレンダ「か、上条のくせに私にときめくなんて十年はやいってわけよ!!」バンバン

上条「うわ、痛い痛い!」

フレンダ「もっといい男になってから出直してこい!! ・・・・・・・・馬鹿」

上条「いててて、たしかにドキドキしたけどさ、傷口に塩塗りこむようなことはしなくてもいいだろ・・・」

上条「にしてもフレンダのメイド服似合ってたよな」

上条「金髪で碧眼だしこう人形みたいでかわいいし・・・」

上条「こう守りたくなるっていうのか?」

上条「あ~だめだ、あれこれかんがえたらまたたたかれちまう」

コンコン

上条「? はーい」

絹旗「上条、映画のDVD持ってきてあげましたよ」

上条「絹旗・・・・」ゴクリ

絹旗「な、なんですか!?」アセアセ

上条(おっとうっかり口をすべらせるとまたフレンダみたいになっちまうからな)

上条「いや、なんか俺につきあってもらってるみたいで悪いと思ってな」

絹旗「けが人がそんな気遣いをする必要は超ありません。おとなしく私と映画を見てればいいんですよ」

上条「で、今日はどんなのを見せてくれるんだ?」

絹旗「映画黎明期のアクション映画です!!」

上条「えっと、白黒?」

絹旗「はい、この時代にはカラーなんて技術はありませんでしたからね」

上条「ちょっと見辛いけどこれはこれで・・・」

絹旗「超おもしろいですよね!!」キラキラ

上条「うん・・・」

上条(俺映画ってあんまりじっくり見てこなかったけど・・・・)

上条(こうやって映画が好きな女の子と一緒に見るとなんか楽しいな・・・・)

絹旗「おおっ!!そこですっ!!」

上条「け、けが人の前でこぶしをふりまわさないで」

絹旗「きゃー!!!そうですそうですそのパンチです!!」

ビュオッ

上条「あぶねええええ掠ってる、前髪掠ってる!!」

絹旗「このクソ悪党がああああああ!!!」

上条「人格かわってるううううう!!!」

絹旗「うおおおそこですうううう!!!!」

ブン!!

バキィ!!

上条「ぐえっ・・・・・」

絹旗「あれ?」

上条「  」ピクピク

絹旗「かみじょおおおおおおお!!!!!」

 う  じょう  かみじょう

上条(うーん、この暖かくてやわらかいこの感触は・・・・・)

上条「う・・・・・」

絹旗「上条!!」ナデナデ

上条「あれ?絹旗?」

絹旗「なんでそんなに超簡単に気絶しちゃうんですか!!」プンスカ

上条「って言われましてもですね元々けが人なんですけど」

絹旗「なんでそんなに簡単に怪我しちゃうんですか!!学園都市の学生なら気合で怪我を防ぐとかですね!!」プンスカ

上条(あれ・・・俺のこの体制って・・・・目の前に絹旗の・・・・胸?ごしに顔が・・・・)

上条(あれ?これひょっとして)

上条「膝枕?」

絹旗「///////////」

バシバシバシバシバシバシ

上条「痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!」

絹旗「は、恥ずかしいんですから!!メイド服で膝枕なんて超恥ずかしいんですからあああ!!!」バシバシ

上条「やめてくれ絹旗、まじでいたいから本当にいたいから!!!」

絹旗「手加減してるんだから超我慢してください!!」バシバシ

絹旗「はぁ・・・・はぁ・・・・」

上条「で、なんだって俺は絹旗に膝枕されているんでせう?」

上条(いやメイド服のかわいい女の子に膝枕とかそれだけで幸せなんですけどね)

絹旗「タッチヒーリングってやつです!」

上条「タッチヒーリング?」

絹旗「こうやって撫でてあげることでもいくらか癒しの効果っていうのがあるんですよ?」

上条「きいたことないな」

絹旗「レベル0の勇者が魔狼の右手を持つ魔王の側近にやってあげてたから間違いありません」

上条「なんだそれ?」

絹旗「漫画です」

絹旗「と、とにかく!!」

絹旗「超おとなしくしててください」ナデナデ

上条「う・・・・」

上条(絹旗のちっちゃくてやわらかい手が俺の顔をやさしく撫でてくれてる・・・・)

上条(ちょっと頭をあげたら絹旗の胸が・・・・)ゴクリ

上条(いかんいかんそんなことやったら骨折だけじゃすまねえ・・・・)

上条「き、きぬはた足しびれないのか?あんまり無理しなくていいぞ?」

絹旗「このくらいはなんともありません、とにかく、さっさと怪我を感知させないと超しょうちしませんからね!!」

上条「やっと絹旗から解放された・・・・」

上条「いや、うれしいことはうれしいんだけどこう・・・・」

上条「メイドさんの膝枕で胸が目の前にとかどんだけ生殺しですかっていう・・・」

上条「いやいや俺の怪我を心配してくれてるんだからそんな邪な考えはいかんいかん」

上条「やわらかい指だったな、こうちっちゃくて・・・・」

上条「って何考えてるんだ俺は落ち着け!!!」

コンコン

上条「は、はーい、どうぞー」

ガチャ

滝壺「かみじょう、お昼ごはんもってきたよ」

上条「あ、ありがとう滝壺」

滝壺「ん?なんかところどころ赤くなってない?」

上条「いや、絹旗とフレンダにちょっとな・・・はは・・・」

滝壺「ふたりになにかしたの?」ズイッ

上条「いや、そんなことはもちろんありませんのことよ!!」

上条(うわ、顔が近い・・・髪の毛のにおいが・・・・ふわっと・・・)

滝壺「本当に?」ジッ

上条「ほんとうだってば!!この怪我で何かできるわけないじゃないか!!」

滝壺「ふーん」ジー

上条「う・・・・」

上条(メイド服で・・・カチューシャ・・・この髪のにおいかいでると・・・・・)

滝壺「うん、大丈夫、わたしはかみじょうを信じてる」サッ

上条「っ・・・・・・・」

上条(ふぅ・・・・・落ち着け・・・・・)

滝壺「ねぇかみっじょう」

上条「ん?」

滝壺「昨日私が作ったご飯おいしかった?」

上条「ああ、すごく食べやすかったしおかゆも出汁の味がきいてたのがすごく食欲がこう」

滝壺「うん、かみじょうがよろこんでくれてすごくうれしい」

上条「いや、滝壺のあの料理を食べて喜ばない男なんていないって」

滝壺「そう?」

上条「うん」

滝壺「なんかいいね、こうやって誰かに喜んでもらえるのって・・・」

上条「え?」

滝壺「ううん、なんでもないの・・・・なんでも・・・・」

上条「なあ滝壺・・・・」

滝壺「ん?」スッ

上条「うっ!」

上条(また顔が・・・・ちかい・・・・)

滝壺「上条、何?」

上条「たき・・・・つぼ・・・・」

滝壺「うん?」

上条「その・・・滝壺って・・・誰かに自分の料理を食べてもらったことってないのか!!」

上条(だめだ滝壺の顔まっすぐに見れねえ!!)

滝壺「んー、あるにはあるけど、かみじょうみたいな反応ははじめてかな」

上条「そ、そうか!!そうなんだ!!いや、男だったら誰でもこんなんだとおもうぞ!!」

滝壺「そうなんだ、じゃあこれからは男の人に料理つくればいいのかな」

上条「いや、誰でもいいわけないからな!?」

滝壺「じゃあ、誰に?」

??「浜面が良いんじゃないかな?」

上条「その・・・滝壺が料理を作りたいって思う相手にだよ!!??」

滝壺「うーん、それだとかみじょうしかいないよ?」

上条「いや、いますぐじゃなくてだな!!これから!!そうこれからだよ!!」

滝壺「そうなの?」

上条「そう、そうだよ!!そんなに簡単にそのなんだあの・・・」

滝壺「ふふっ、変なかみじょう」クスクス

上条「あ、ああ ///////」

>滝壺「うーん、それだとかみじょうしかいないよ?」









おい

>>168
既に三人は上条に…

ガチャ

麦野「まだ帰れないにゃーん ちゃんとお留守番しておくにゃーん」

ガチャン

俺「アイテム?」

麦野「そうにゃーん」モットナデナデシテー

滝壺「そうだかみじょう、おかゆ食べなきゃ」

上条「そ、そうだな折角滝壺が用意してくれたんだからちゃんと食べなきゃな!!」

滝壺「うん」

カチャカチャ

滝壺「はい、かみじょう」

上条「えっと?」

滝壺「口あけなきゃ食べられないよ?」

上条(こんな幸せな形でメイド姿の滝壺が食べさせてくれるだと・・・・)

>>174
寝言は寝て言えよ

滝壺「かみじょう、食べないの?」

上条「たべる・・・もちろん・・・」

滝壺「じゃあ口あけて?」

上条「あ、あーん」

滝壺「そーっと、はい」

上条「んぐ」モグモグ

滝壺「おいしい?」ニコッ

上条「も、もちろん ///////」

滝壺「よかった、かみじょうが食欲なかったらどうしようかとおもった」

上条「いや、滝壺の料理のおかげだよ」

滝壺「そう?ありきたりなものだったんだけど」

上条「いや、十分すぎるくらいだよ」

滝壺「えへへ、かみじょうに喜んでもらえるとなんかうれしいな」

上条「俺だって滝壺に看病してもらえるなんて」

滝壺「きぬはたとふれんだは?」

上条「もちろん二人が看病してくれたのもうれしかったよ」

上条(バシバシたたかれたけどな・・・)

滝壺「よかった、みんなでかみじょうをおもてなしできて」

上条「おもてなし?」

滝壺「うん、みんなでかみじょうが喜ぶことをしてあげようって、それでメイド服着てみたんだけど」

上条「俺のために?」

滝壺「嫌だった?」

上条「そ、そんなことないって!!その・・・すごくドキドキしてちょっと目のやり場にこまったっていうか・・・」

滝壺「どんなところが?」スッ

上条(だから顔が近いんですよ滝つぼさあああああああん!!!)

上条「それはそれ、まあ普段女の子が目の前でメイド服姿でいてくれるなんてないからな!!」

上条「メイド服はうれしいけどでもほどほどにしてほしいというかなんていうか!!」

滝壺「そうだね、うん、じゃあほどほどにするね」

上条(あれ?以外とすんなり?)

上条「ええ、そうしていただけると助かります」

滝壺(いきなり叫び出したらまたきぬはたに窒素パンチしてもらわなきゃいけない)

滝壺(昨日のあれでかみじょうの怪我ひどくなってないのかな?)

滝壺「それじゃあかみじょう、またゆっくりしててね」

上条「ああ、のんびりとさせてもらうよ」



フレンダ「まったく、上条にも困ったものよね」

絹旗「ですね、超私たちの好意に感謝するべきです」

滝壺「かみじょうのご飯おわったよ」

フレンダ「ちゃんと全部食べた?」

滝壺「うん、残さずきれいに食べてくれたよ」

絹旗「さすが滝壺さんですね」

ガチャ

麦野「たーだーいーまー」

滝壺「 」

フレンダ「 」

絹旗「 」

麦野どうしたの?

>>186
こいつ…直接脳内に…

麦野「どうしたのかにゃーん?せっかく一人で仕事してきたっていうのにおかえりの一言もないの?」

滝壺「お、おかえりむぎの」

フレンダ「そう、そうそう思ったより早かったってわけよ!!」

絹旗「超びっくりってわけですよ!!もう少しかかるってきいてましたから!!」

麦野「それがさー、思ったよりしょぼかったのよ。今回のターゲット」

滝壺「さ、さすがむぎのだね、わたしが応援しつづけた甲斐があったね」

フレンダ「おっと、こうしちゃいられない、麦野のためにシャケ弁を買ってくるってわけよ!!」ダダッ

滝壺 絹旗((逃げやがった!!!))

麦野「あー・・・、私別におなかへってないんだけどな、まあいいわ」

麦野「ところでさ」

滝壺「な、なにむぎの」

絹旗「超ご用件をおうかがいします」

麦野「何それ?まあいいわ、フレンダもそうだけどあんたらなんで私が買ったメイド服をしっかりと着てるの?」

滝壺「興味本位だよむぎの」

絹旗「そうです!!それ以外に超何があるのかと!!」

ターゲットは>>174だったのか…

麦野「・・・なーんか怪しいわねー?」

滝壺「むぎの、わたしたちはただメイド服を着ていただけだよ?」

絹旗「そうです、超メイド服に目覚めたんですよ!!」

麦野「そうなんだー」

滝壺「そうそう」

絹旗「そうですよ」

麦野「じゃあ玄関にあった男物のスニーカーは誰のかにゃーん?」

滝壺 絹旗「「ぶふううううう!!!!!」」

麦野「ん?」ギロッ

滝壺「・・・・」ダラダラ

絹旗「・・・・」ダラダラ

フコウダー

麦野「おっやあー?あっちのほうから男の声が聞こえるわねー?」ニヤニヤ

滝壺「・・・・・」プイッ

絹旗「・・・・・」プイッ

麦野「なんで目をそらすのかしらねー?」

浜面「俺のだよ俺の」

美琴敗北

麦野「誰の彼氏かわかんないけどウチら暗部のアジトに男つれこむなんてどういうことになるかわかってるんだろうなあ?」

滝壺「まってむぎの、これはちがうの」

麦野「滝壺の男?」

絹旗「超違います、上条はわたしが!!」

麦野「へー、上条っていうんだどんな男か楽しみね」ニヤニヤ

滝壺「かみじょうは私たちのことは何もしらないんだよ!」

絹旗「そうです、私が怪我をさせてしまったからここで療養させているだけの一般人です!!」

麦野「そんなこと言ってどっかのスパイだったらどうするんだよ!!」

やめるんだむぎのん
そげぶされるぞ

上条「はいはいそげぶそげぶ」

  決まってんだろうが。「インデックスは魔法を使えない」なんて、教会が嘘ついてや

   がっただけだろうが。ああそうだよ、「インデックスは一年置きに記憶を消さなきゃ
   助からない」ってのも大嘘だ!コイツの頭は教会の魔術に圧迫されてただけなんだ
   つまりソイツを打ち消しちまえばもうインデックスの記憶を消す必要なんかどこにもな
   くなってまうんだよ!!冷静に考えてみろ。禁書目録なんて残酷なシステム作りや
   がった連中が、テメェら 下っ端に心優しく真実を全部話すと思ってんのか!何なら
   インデックス本人に聞いてみりゃいいだろうが! とりあえず、だぁ?ふざけや がって
   そんなつまんねえ事はどうでもいいたった一つだけ答えろ、魔術師!テメェはインデッ
   クスを助けたくないのかよ? てめぇらずっと待ってたんだろ!?インデックスの記憶を
   消さなくてもすむ、インデックスの敵にまわらなくてもすむ・・・そんな誰もが笑って、誰
   もが望む最高なハッピーエンドってやつを。今まで待ち焦がれてたんだろ?こんな展
   開を・・・何のためにここまで歯を食いしばってきたんだ!?てめぇのその手でたった
   一人の女の子を助けて見せるって誓ったんじゃねえのかよ?お前らだって主人公の
   方がいいだろ!?脇役なんかで満足してんじゃねえ、命を懸けてたった一人の女の
   子を守りてぇんじゃないのかよ!?だったら、それは全然終わってねぇ、始まってすら
   いねぇ・・・ちょっとくらい長い/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\プロローグで絶望してんじゃねぇよ!
\ 手を伸ばせば届くんだ!い|   うるさい黙れ  |い加減に始めようぜ、魔術師!!/
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                           ∨      (゚д゚ )
                          <⌒/ヽ-、__ノヽノ |
                        /<_/____/ < <

滝壺「そんなことない!かみじょうはそんな人間じゃない!」

絹旗「そうです!!超無害で頼りなくてメイドに尋常ではない情熱を見せるだけの一般人です!!」

麦野「そいつを私が確かめてやるよ!!」

ガチャッ

いいぜ l!..|li|li                   ニ____ 
  |l|     i|li                 /___ ≡

 l|! |´・ω・`|  :l.        __ _ /  |´・ω・`|  \ <てめえが何でもみんな~
!i         ;li  __ ̄ ̄ ̄    /     ̄ ̄ ̄   三     出来るってなら
i!|     ⊂i|li二;l|i    ̄ ̄ ̄    キ  i          ヽ、_ヽ
 l|!       ;li       ̄ ̄  ̄  └二二⊃         l ∪
  :li      i|li                |   ,、___,    ノ
  i!| |i i! ;l                  ヽ_二コ/   三‐ ―
   i|    ;                        /__/´_____
                    ;  _,/.,,,//

                   / ̄ ̄ ̄       
                  /  ___    / ;  ;
                 /   |´・ω・`|  / ヒュンッ
                / _,    ̄⊂二二

               / l l   /    //     
                 |          |
                /

       ____    ヽ  / \  /
       /___ \ : /ヽノ  //
   ニ/  |´・ω・`|  \/ /  /
   /     ̄ ̄ ̄   \/  /;   まずはそのふざけた幻想をぶち壊す
  ≡ i          ヽ、_ヽ

  └二二⊃         l ∪
     |   ,、___,    ノニ≡            ; .: ダッ
    キ_二コ/   /三    三          人/!  ,  ;
  ニ     =/__/´三‐     ―_____从ノ  レ,  、

バタン

麦野「・・・・」

滝壺「・・・・」

絹旗「・・・・」

>>208
どういうことなの……

麦野「・・・」チラッ

滝壺「・・・」フルフル

絹旗「・・・」フルフル

麦野「・・・・」

ガチャ

上条「あ、滝壺、絹旗と・・・そちらの方は?」

麦野「麦野よ、この二人の仲間ってとこね」

上条「えっと・・・上条です、ここで療養させてもらってます・・・」

麦野「そう、あなたはどうしてここへ?」

上条「えっと―――」

滝壺(さっきのは何だったんだろう・・・・)

絹旗(きっと何もなかったんですよ。いやほんと超マジで)



麦野「そういうことだったのね、わかったわ上条君、もしかしたら誰かにちょっかい出しにきたのかとかんぐっちゃったわ」

上条「いやレベル0の上条さんはメイド服着てもらえるだけで天国なのですよ?」

麦野「あー、レベル0じゃちょっときついかもね、返り討ちにされちゃうわね」

上条「それに体起こすのもきついくらいなんで俺にどうこうってできませんよ」

麦野「そうだったの、それは災難だったわね」

滝壺「かみじょうにとどめさしたのきぬはただよ」ボソッ

麦野「あ、そういうことね」

麦野「絹旗ちゃんはあとで二人きりでおはなししようかしらねー?」ジロリ

絹旗「そ、そうですねぇ・・・」プルプル

絹旗(ひいいいいいいいいいい)

麦野「まあ話聞く限りだと上条君にも非はあるんだけど・・・」

上条「ええ、反省しています」

麦野「まあこれも何かの縁ってやつね、ここでゆっくりしていくといいわ」

上条「お言葉に甘えさせてもらってます」

滝壺「かみじょう、晩御飯は何が食べたい?」

上条「うーん、滝壺が作ってくれたものならなんでもいいかな」

絹旗「むっ」カチン

麦野「へぇ」ニヤニヤ

絹旗「今日は私が作ります!!」

麦野「そう、楽しみだわ」ニヤニヤ

滝壺「あれ?きぬはた料理」絹旗「できます!!」

絹旗「超舌がとろけるくらいのディナーをみんなにごちそうしてあげます!!」

上条「えっと、簡単なやつでいいぞ?脂っこいのとかだとなんかきつそうだし」

絹旗「超健康食を披露してみせますから超楽しみにしててください!!」

絹旗「そうと決まれば早速買い物です!!」ダダッ

滝壺「まってきぬはた、勢いだけじゃなにも」ダダッ

麦野「言っちゃったわね・・・」

上条「はぁ・・・・」

麦野「まあ女の子があんたのためにがんばってくれるんだからありがたいと思うのね」

上条「ええもちろん。今この状況でもうおなかいっぱいですよ」

麦野「ふうん、それじゃあもっと幸せなことが今からあるとしたら?」

上条「え?」

麦野「た・と・え・ばぁ~」シュルッ

上条「な、なぜおもむろにシャツを脱いでタンクトップに」ドキドキ

麦野「ちょ~っとね~」ジー

上条「ぐ・・・・」ゴクリ

麦野「ねぇ、かみじょうく~ん」

上条「は、はい・・・・」ドキドキ

麦野「あははっ おもしろ~い」ケラケラ

上条「そ、そういう冗談はですね ////////」

麦野「ごめんごめん、あまりにも期待通りの反応をしてくれるもんだから」ケラケラ

上条「し、心臓にわるいですよほんと」ゼェゼェ

麦野「さて、今から言っとくけど夕飯はシャケ弁でいいかしら?」

上条「え?でも絹旗が作ってくれるんじゃ」

麦野「正直食べられるものができるとは思わないわ」

上条「あー・・・」

麦野「でも止めても作るって言って聞かないから作らせてあげるわ。味見して後悔するだろうけどね」

上条「まあ失敗したんならそれをどこかでいかしてもらえたらいいと思いますよ」

麦野「やさしいのね」

ピッ

麦野「あ、フレンダ?シャケ弁五人分買ってきてくれる?そう、上条君の分もよ。そう、お願いね」

絹旗「おっしゃー!!B級映画で蓄えた知識で超おいしいディナーをこしらえてみせます!!」

滝壺「きぬはた、その包丁じゃ豚の頭は切れないよ・・・」オロオロ

フレンダ「麦野が弁当5人分って言ったのが理解できたってわけよ・・・」ハァ

麦野「とりあえずテレビでも見てのんびり絹旗を見守りましょうか」



上条「なんだろう、なんでキッチンのあるほうから爆発音が聞こえてくるんだろう」

キヌハター   シッカリスルッテワケヨー

上条「絹旗何やらかしたんだ?」

ブスブス

絹旗「ぐすっ」

滝壺「きぬはた・・・・またがんばろ?」

フレンダ「何をどうやれば食材がこんなふうになちゃうの・・・?」

麦野「絹旗ちゃーん、気は済んだかにゃーん?」

絹旗「うぅ・・・」



上条「なんか化学工場の近くを通ったかのようなにおいが一瞬感じられたような気がしたけど・・・」

上条「きっと気のせいだよな・・・」

上条「シャケ弁か、弁当っていうのもなんか久しぶりだな」

麦野「それじゃあ私上条君とご飯食べてくるわ」

滝壺「えっ」

絹旗「えっ」

フレンダ「えっ」

麦野「メイド服が好きなんでしょ?そうなれば着るしかないわね」ニヤニヤ

滝壺(このむぎのの目は)

絹旗(遊ぶだけあそんでポイする目)

フレンダ(上条の心がへし折られてしまうってわけよ)

滝壺「むぎの、かみじょうは普通の高校生なんだから」

麦野「わかってるわよ」

絹旗「かみじょうをもてなす心が超大事なわけでして」

麦野「それであんなの作っちゃうの?」チラッ

プスプス

絹旗「ぐぅ・・・・」

フレンダ(すでに私たちを含めて麦野がからかってるってわけよ・・・・)

麦野「まさか勢いで買ったメイド服を自分で着ることになるとはね」

麦野「さーて、どんな反応してくれるかしらねー」クスクス

ガチャ

                                       ハ,,ハ 
                                   /\( ゚ω゚ )/\     
                                   ((⊂/\    /\つ))
                                         )   ノ
                                      (_⌒ヽ

                                        ヽ ヘ }
                         ハ,, ハ   /つ ε≡Ξ  ノノ `J
                        ( ゚ω゚ )// 
                       /    /     
                      //)   ノ         
                     ⊂/ (_⌒ヽ
             ハ,,ハ          ヽ ヘ }
            ( ゚ω゚ )         ノノ `J
            (     \
            \\ \\   一二
  ⊂\        (_\つ \つ  一二
   \\,,ハ      ヽ ヘ }     一二

   //ω゚ )     ノノ `J    一二
   (/    )
   ) //

   (//ヽ
   し ,ヘ }  
   ノノ `J  

バタン

麦野「ちょっと舞い上がっていたみたいね、心を落ち着けなきゃ」

麦野「うん、そうよ。上条君は絹旗が怪我させただけの一般人なのよ。あまり意地悪しちゃかわいそうだわ」

麦野「でも、少しくらい私が楽しんでもバチはあたらないわよね」

ガチャ

上条「あ、麦野さんってその格好は!!」

麦野「どう?似合うかにゃーん?」

上条(む、麦野さんみたいなセクシーな人が着るとまたこれは・・・)ゴクリ

麦野「そんなにジロジロ見られると恥ずかしいんだけど?」

上条「いや、その・・・ついですね・・・」

麦野「うん、ほめ言葉として受け取っておくわ」

上条「あ、あはは ////////」

麦野「お待ちかねのシャケ弁よ」

上条「ってことは絹旗の料理は・・・」

麦野「ええ、天に召されたわ」

上条「食材を育ててくださった皆さん、ごめんなさい」

麦野「ま、気にすることないわいつか絹旗も食べられるもの作ってくれるはずだから」

上条「そうですね、なんなら俺が教えますよ」

麦野「それは無理ね」

上条「どうしてですか?」

麦野「滝壺の言うことを聞かないからこういう結果になってるのよ?」

上条「・・・・・」

麦野「まあ本人の自覚次第ね」

上条「いつか・・・・いつかきっとできるはずです・・・」

麦野「それって諦め入ってない?」

上条「くっ・・・・」

麦野「否定しないのね」

上条「いえ、俺が、俺が絹旗の幻想を!!」

麦野「まあ期待しないで待ってるわ」クスクス

上条「二人で麦野さんを納得させる料理を作ってみせますよ」

麦野「楽しみね、ま、それはおいといて早く食べましょ?折角暖めたのにまたさめちゃうわ」

上条「そうですね、それじゃあいただきます」

ガチャ

麦野「ごみ袋どこー?」

滝壺「これだよ」

絹旗「麦野、上条の件ですが・・・」

麦野「ああ、いいわよ。このまましばらくここに置いときましょ」

フレンダ「いいの?」

麦野「だってそのほうがおもしろいじゃない」

滝壺「ほっ」

麦野「絹旗が私に食べられるものを料理できるようにがんばるんだってさ」ケラケラ

絹旗「むっ、超のぞむところです、私の本気を見せてやります!!」

フレンダ「えーっと」チラッ

絹旗「そっちは見なくていいんです!!」

滝壺「だいじょうぶ、わたしは上条と一緒にがんばるきぬはたを応援している」

麦野「上条といっしょならってことね」

絹旗「ぐぬぬ・・・・その態度を改めさせてみせます・・・」

フレンダ「でも私は一番最初の味見は遠慮したいってわけよ」

麦野「私も遠慮したいわね」

滝壺「・・・・わたしもかみじょうの横できぬはたをみまもるね」

絹旗「うわああああんみんなだいっきらいですううう!!!」


上条「なんやかんやで賑やかだけどいままでで一番幸せな時間をすごしているような気がする」

上条「早く怪我を治してみんなに恩返しのひとつでもしないとな!」




おわり

うん、「限界」なんだ。済まない。

寝る子は育つって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

それにこれ以上どう展開していけばいいのかぱっとおもいつかないからね、

それじゃあ続きを書きたい人はかいてしまおうか

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