サトシ「リラじゃないか！」

リラ「サトシ！久しぶりだね！」

シトロン「えっと……二人は知り合いですか？」

リラ「初めまして、僕の名はリラ
カントー地方でフロンティアブレーンをやっているよ」

セレナ「私はセレナよ」

シトロン「僕はシトロンです」

ユリーカ「私はユリーカ！
リラさん、お兄ちゃんをシルブプレ！」

シトロン「ユリーカ！それは恥ずかしいからやめろって言ってるだろ！」

サトシと話を合わせる為にポケモンバトルの腕を必死に磨くセレナ可愛い

リラ「あはは……」

リラ「そうだサトシ、久しぶりにポケモンバトルしようよ」

サトシ「お、いいぜ！」

セレナ「スイーツのお店は！？」

サトシ「そんなの後だ！」

セレナ「もう……」

リラ「……」

闇のゲームの始まりだぜ！

バトルの後

サトシ「リラはやっぱり強いぜ」

リラ「サトシも相変わらず強かったよ」

シトロン「それにしても指示を出さないなんて凄いですね」

ユリーカ「ポケモンと通じあってるね！」

リラ「そうだサトシ、フロンティアブレーンになってくれってエニシダさんからの誘い、考えてるかい？」

サトシ「そうだな……まだカロス地方を旅しつくしてないからな」

リラ「もしよかったら、僕のタワータイクーンを引き継いでよ」

サトシ「そうなったらリラはどうするんだ？」

リラ「僕は……」

セレナ「そうだ！あそこのお店でお茶でもしない？」

シトロン「良いですね！リラさんのお話も聞きたいですし」

ユリーカ「それにあのお店可愛い！」

リラ「セレナ、ちょっといいかな？」

セレナ「みんなは先に行ってて」

サトシ「バトルしたら腹減ったぜ
早く食おうぜ！」

……

リラ「君もサトシが好きなんだね」

セレナ「君も、って……」

リラ「僕もサトシのことが好きだよ」

セレナ「わ、私はただサトシに助けてもらっただけで」

リラ「僕には分かるよ」

セレナ「……」

リラ「こうなったらポケモンバトルで決めるしかないね」

セレナ「そんな！リラさんになんて……」

リラ「君のサトシに対する気持ちはそんなものだったの？」

セレナ「！」

セレナ「……分かりました！やります！」

ピカチュウ バトル 飯
サトシさんの三大欲求

リラ「ルールは1vs1だよ！」

リラ「Go！Myフレンド！」

エーフィ「フィ！」

セレナ「フォッコ！お願い！」

フォッコ「フォー！」

リラ「(エーフィ、サイコキネシス！)」

エーフィ「フィ！」

フォッコ「フォッ！？」

セレナ「フォッコ！」

セレナ「フォッコ！ひのこで反撃よ！」

フォッコ「フォー！」

エーフィ「フィ！？」

リラ「(エーフィ、でんじほう！)」

エーフィ「エー……フィ！」

フォッコ「フォー！」

セレナ「フォッコ！」

フォッコ「フォッ……」

セレナ「フォッコ！起きて！お願い！」

フォッコ「フォッ……」

セレナ「フォッコ、私はサトシが好き
だからこのバトル負けられないの、お願い！」

フォッコ「フォッ……！」

セレナ「フォッコ！」

リラ「……僕の負けだよ」

まだまだわくわく冒険終わらない

リラ「ポケモンが答えてくれた
それだけでセレナがどれだけサトシが好きか分かったよ」

リラ「セレナ、サトシの恋人にふさわしいのは君だと思う」

セレナ「それじゃリラさんが……」

リラ「僕はただサトシが幸せになってくれればそれでいい」

セレナ「リラさん……」

サトシ「遅かったな！もうほとんど食べちまったぜ！」

シトロン「何を話してたんですか？」

セレナ「ちょっとね」

リラ「それじゃ僕はそろそろ行くよ」

サトシ「もう行っちゃうのか？」

リラ「うん、バトルタワーの方を開けっ放しにしておくわけにはいかないから」

サトシ「そっか」

シトロン「また会いましょう！」

ユリーカ「またねー！」

リラ「頑張ってね」ﾋｿﾋｿ

セレナ「……はい！」

終わり