女「変なメールがきた」(1000)

女「なんなのこれ」

男「どんなメールなんだ」

女「なんか気持ち悪いメール、最近きはじめたんだけど」

男「迷惑メールか」

女「でもアドレス変えてもくるんだよね」

男「なんだそれこわいな」

女「いたずらとかむかつく」

男「ちょっと見せてみろよ」

女「うん」

本文
ああ、おはよう
今日も女さんは元気そうだ
僕も元気
今日は朝ご飯何食べたのかな
僕は目玉焼き
ああ、女さんは何食べたのかな

男「なんだこれ」

女「気持ち悪いでしょ」

男「つーかストーカーみたいだな」

女「えーやだなー」

男「いつからきはじめたの?」

女「んー3日くらい前かな」

男「こうゆうのは早めに人に相談した方がいいぞ」

女「だから男に一番に報告したの」

男「おまえ、俺を一番に信用してくれて…」

女「ほら、こんな面倒なこと他の人に頼んだら悪いでしょ」

男「おい」

女「あはは、冗談だよ」

男「笑えないな」

女「でも信用してるのはほんとだよ」

男「ま、まあな…ってか照れるな」

女「えへへ」

男「それで他にはどんなメールがきたんだ」

女「うーん、こんなのとか」

本文
もうダメだ耐えられない
おいしい
またお世話になるかもしれない
ああ、つぎはあれもいいなあ
女さんは今何してるかなあ

男「これも気持ち悪いな、ってか危ないな」

女「何言ってるかよくわからないしね」

男「…お前最近なんか盗まれたりした?」

女「うーんとね…そういえばいくつかなくしちゃったかなぁ」

男「やっぱりか」

女「え?これって盗まれてたの?なくしたと思ってたんだけど」

男(こいつ鈍いな、黙っとくか)

女「えー、てかなんでわかったの?」

男「なんとなくだよ、なくしただけかもな」

男「お前いつもぼーっとしてるから」

女「ひどーい」

男「まあそのうち出てくるさ」

女「そうだねー」

男「メールはどのくらいきてるんだ?」

女「1日に10通くらいかな」

男「うわ、キツいな」

女「さすがに気味が悪いよ」

女「そういえば変わったメールもきてたよ」

男「さっきのも変わってるけどな」

本文

。。kja;++人
>>>
>>>>>
>>>>>>>?
>>>

>>>@@@@3
hos

男「…なんだこれ」

女「ね、変わってるでしょ」

男「変わってるな」

女「他のもだけどこのメール特に気持ち悪い」

男「異質だな」

女「いたずらメールやめてほしいなぁ」

男「ちなみにこのメールはいつきたんだ?」

女「これは2日前だよ」

男「じゃあ同じやつかな」

女「何人もいるのかなぁ…」

男「だ、大丈夫だ!一人だよきっと」

女「あんまり励ましになってないよ…」

男「とりあえずもう一回アドレス変えとけよ」

女「そうだね、そうするよ」

男「他のやつにも相談してみるか」

女「あ、あんま広めないでほしいな」

男「なんでだ?」

女「ほら、変な噂とかたったらいやだから…」

男「とは言ってもなぁ」

女「…」

男「わかったよ」

女「あ、ありがとう」

ピロリーン

女「あ、メール」

本文
なにそれいやだ
離れて離れて
怒り
それはいけない
離れろ

女「意味わかんないよ」

男「じゃあまた放課後話そうぜ」

女「あ、うんまたね」

男「よう」

友「あ、男おっはよー」

男「朝から元気だな」

友「それが取り柄だからな」

友「そういえば聞いたか?」

男「ん?」

友「最近さぁー」

先生「授業はじめっぞー」

男「悪い、あとでな」

男「で、最近なんだって」

友「あのな…忘れた」

男「お前ほんと忘れんのはやいな」

友「まあまた話すって」

男「そうか」

友「なあなあ」

男「ん?」

友「女さんってかわいくね?」

男「なんだ急に」

友「いやさ、あの顔にあの体だぜ」

男「お前どこみてんだよ」

友「どこって胸だよ、でかいよなー」

男「まあ確かにな」

友「お前女さんと仲いいよな、ずるいわー」

男「小学校から一緒だったしな」

友「くそ、俺もかわいい子と仲良くしたいわ」

男「まあがんばれよ」

友「余裕みせやがってこのやろう」

男「何言ってんだよ」

先生「お前なにもってきてんだ!」

キモオタ「ひぃ」ビクゥ

先生「学校に携帯持ってきていいとおもってんのか、没収だ!」

キモオタ「ゆ、許して下されえ」

先生「ダメだ、放課後まで没収だ」

キモオタ「ぐぬぬ」

ナニアレキモーイ

キモオタ「」プルプル

男「ついてないな」

友「携帯だめだったのか、昼休みおもいっきり使ってたわ」

男「つーか学校で携帯なんて使わないだろ」

友「そうだなーメールとかか」

男「誰にだよ、友達なら直接言えるだろ」

友「そりゃあ彼女とやりとりするんだよー」

男「そういうことは出来てから言えよ」

友「くそ、今にみてろよ」

男「でも仮にそうだとしてもなー」チラッ

キモーイ クサーイ

キモオタ「」プルプルビクッ

ウェェーナニアレー

男「…」

友「まあ人それぞれだろー」

男「そうだな」

――放課後――

男「あれからメールきたか?」

女「ううん、朝のからはきてないよ」

男「そうか、また来たら教えてくれよ」

女「わかったぁ、じゃあ帰ろっか」

男「ああ」

男「…」

女「♪」

男「…なあ」

女「えー?」

男「なんでそんなくっついて歩くんだ」

女「だってなんかあったら怖いし」

男「なんかってなんだよ」

女「だめ?」

男「いや、だめじゃないけどさ」

女「じゃあいいよね」ギュウ

男(確かにでかいな)

男「じゃあまた明日な」

女「うん、なにかあったら連絡するよ」

男「ああ、頼ってくれ」

女「おお、頼もしー」

男「これくらい普通だろ」

女「そんなことないよー、男は優しいね」

男「いやいや」

女「じゃあまたねー」

男「おう」

女「はぁー疲れたー」

女母「おかえり」

女「ただいまー」

女母「帰って来てそうそうなんだけどあんた明日予定ないわよね?」

女「あしたー?んーないよー」

女母「よかった、じゃあお留守番よろしくね」

女「え?」

女「どこか行くの?」

女母「ちょっと友達と旅行行ってこようと思ってね」

女「急だなー」

女母「予定ないならよかったよ」

女「お土産買ってきてよー?」

女母「はいはい」

女「明日は一人かー」ニヤニヤ

女母「ちゃんと寝なさいよ」

女「わかってるよー」

女「明日は久しぶりにいろいろできるなー」

女「帰りにおかしとかいっぱい買ってこー♪」

女「それにしてもあれから一度もメールこなかったな」

女「…まあこないならこないでいっか」

女「さーてとお風呂はいろーっと」トテトテ

ピロリーン

男「いやー今日はびっくりしたな」

男「今時あんなメール送る奴いるんだなー」

男「変なメールとか混ざってるし」

男「つーか拒否できないのか?明日女に言ってみるか」

男「なんか今日は疲れたな」

男「…寝るか」

女「ふぅ、きもちよかったぁ」

女「ん?メールきてる」

本文
やっとメールできたよ
遅れてごめんね
もうお風呂はいったかな
女さんの裸拝みたいなあ
きょうは大変だったよ

女「アドレス変えたのに、なんで送れるんだろ…」

女「もしかして知り合いとかじゃないよね」

女「あ、もう他にもきてる」

女「男からだぁー」

本文
おっす(^^)v
今日はいろいろあったな
まあ元気出せよ(@蓋@)ノ
いたずらメールなんてすぐ飽きるだろうしな
なんかあったら構わず相談してくれ(^^)v
じゃあまたな(^Д^)ノシシ

女「あはは、優しーなー」

女「えっと、ありがとう、おやすみと」カチカチ

女「これでよしと」

女「もう一通あるな」

女「また知らないアドレスからだ」

本文

jjd;;+::@人
kkey[...
。。laa];+
>>?
>>>>>
>>>>>>>?
>

>>>@@1
hos

女「またこのメールか、これも毎日くるなぁ」

女「もうこんな時間だし…」

女「男には明日相談しよっと」

男「おはよ」

女「おはよー、昨日はメールありがとね」

男「ああ、ちょっと心配でさ」

女「すっごい励まされたよー」

男「そんなにか」

女「うん、うれしかったぁ」

男「それで昨日はメールきたか?」

女「こんなのがきてたよ」

男「ん、またあの変なメールきてるな」

女「これは毎日一通きてるよ」

男「なんかの定期メールか?ってかアドレス変えたの意味なかったか」

女「うん、なんでだろうね」

男「もしかしてお前の知り合いとかな」

女「そ、それは考えたくなかったけど…」

男「ところでお前メール拒否とかはしないのか?」

女「…拒否??」

男「やっぱり知らないのか」

男「携帯の機能で知らないアドレスとかは受信させないようにできるんだよ」

女「え~そんなのあったの!?」

男「携帯慣れろよ」

女「そんな細かい昨日まで知らないよー」

男「それ使ってみるか?」

女「うん、最初からこうしとけばよかったね」

男「まあ犯人はだれとかわからんけどな」

女「犯人捜したいわけじゃないしなぁ」

男「そうなのか?」

女「だって知り合いだったらとか思うと…」

女「疑ってるわけじゃないけど」

男「それはわかるな」

女「それにしらない人でもそれは怖いよ」

男「どっちかはいるはずだからな」

女「うん…」

男(しまった)

男「でもこれでおさまるといいな」

女「そだねー」

女「これでちょっと安心だなぁ」

男「そうだな、じゃあ行くか」

女「うん」

友「おはよー」

男「おっす」

友「お前また一緒に登校しやがって」

女「友くんおはよう」

友「うん、おはよー」

男「近いからついでだよ」

友「くそ、俺も幼馴染ほしいぞ…」

女「はやくしないと遅れちゃうよー」

男「そうだな、急ぐか」

女「じゃあまた放課後」

男「ああ」

キモオタ「…」チラッ

キモオタ「グヌヌ」

キモオタ「くそが、また一緒に登校しやがって」ガンッ

キモオタ「うっ、いてぇ」

キモヲタ「ふんっアドレス変えたって無駄だ」カチカチ

キモオタ「これで…よし送信っと」

ピロリーン

キモオタ「ん?な!?」

キモオタ「女さんいつの間に拒否機能なんて覚えたんだ」

キモオタ「…男め」

DQN「てめーさっきからうるせーぞ」

キモオタ「ひっ、あ…おふぅ」

DQN「あ?」

キモオタ「ごめ、ごめん…さい」

DQN「…ちょっと来いよ」

キモオタ「…」

女「うんうん、拒否昨日の効果ありってとこかな」

女「全然メールこなくなったよ」

女友「ん?なんかいいことあった?」

女「ううん、なんでもないよー」

ピロリーン

女「ん?」

女「え?あっれーなんでまた知らない人から」

女「ちゃんと拒否できてないのかな」

女「また男に聞いてみればいっか」

女友「メール?」

女「え?あ、うん」

女友「気を付けたほうがいいよ、ばれたら没収されるらしいから」

女「そうなの?」

女友「昨日もだれかとられたらしいし」

女「じゃあ気をつけるよー」

>>56
msった拒否昨日じゃなくて拒否機能

DQN「オラ!オラ!」ドフッ

キモオタ「うっ」

DQN「謝罪くらいはっきり言えねーのか?」

キモオタ「ごめんなさい…」

DQN「今度から気をつけろよ」ゴソゴソ

DQN「お、けっこう持ってんじゃん」

DQN「はは、もう許してやんよ!じゃあな」

キモオタ「…ちくしょう」イライラ

男「もう時間か、じゃあ帰るわ」

友「また明日なー」

男「おう」

女「あ、男ー」

男「おう女、帰るか」

女「あ、ちょっと待って―」

男「どうした?」

女「ほらこれ」

本文

jkd:m9@人
。。laa];+
las*+*1]]
>>?
>>>?
>>>>>?
>

hos

女「このメールさっききたんだけど」

男「またこれか、ちゃんと設定できてなかったのかな」

女「みたいだね」

男「ちょっとかして」

女「うん」

男「あれ、おかしいな」

女「どうしたの?」

男「ちゃんと設定はできてるはずだぞ」

女「えー、でもメールきてるよ」

男「なんでだろ」

女「うーん、ちょっと様子みてみよっか」

男「そうだな、あ」

女「んー?」

男「ちょっと忘れ物した、待っててくれるか」

女「いいよー」

男「悪いな」

キモオタ「くそ」カチカチ

キモオタ「やっぱり送れねえじゃねーか!」ハッ

キモオタ「」キョロキョロ

キモオタ「ふぅ」

キモオタ「くそ!くそ!これじゃあ俺の楽しみが…」イライラ

キモオタ「あ、そうだ」

キモオタ「フヒヒ」

キモオタ「とりあえずこのカス携帯はつかえねーな」ポイッ

キモオタ「女さんにメール送れないうえにDQNに金までとられたんだ」

キモオタ「これぐらい許されて当然だろ」ゴソゴソ

キモオタ「お、あったでござるwww」

キモオタ「女さんの体操着www」

キモオタ「できれば使用済みのがよかったけど」スゥゥ

キモオタ「っぷはぁ、フヒヒww」

男「ん?まだだれかいるのか」

キモオタ「お持ち帰りして今日のおかずにするおwww」

男「何やってんだあいつ…ってあれ女のロッカーじゃねえか」

男「おい!なにやってんだ」

キモオタ「!?」ビクッ

キモオタ「ひぇ?」ゴソゴソ

男「今何隠したんだよ」

キモオタ「な…にがぁ?」

男「ちょっと見せてみろって」グイ

キモオタ「あ」

男「…やっぱり、これどういうことだよ」

キモオタ「こ、こ、ここに落ちてたんだよぅ」プルプル

男「そんな嘘が通じるかよ…」

キモオタ「しょ、証拠はあるのぉ?」

男「証拠?うーん(ねえな)」

男「つーかなんで嗅いでたんだよ」

キモオタ「か、嗅いでないよぉ?」

男「嗅いでただろ」

キモオタ「み、見間違いだろぉ?証拠は?」

男「証拠証拠うるさいな」

男「ん?これは」ヒョイッ

キモオタ「あ…それは」

本文
メールが送れないよ
ごめんねごめんね><
拒否はいけない
女さんかわいいよ
拒否はしないで
その人のいうことは間違い
><

男「この携帯お前のだろ?」

キモオタ「…」

女「あ、やっときた」

男「待たせたなー」

女「あれ、その人は?」

男「うん、そのなんだ、こいつがメール送ってた」

女「え」

キモオタ「あぁ」チラッ

女「えっと」

キモオタ「!?」バッ

キモオタ(目があっちゃった///www)

男「ほら、見ろこれ」

女「あ、えっと」

女「…」

男「こいつが送ってたんだよ」

キモオタ「お、女さんがか、かわいいのがいけない…んだぁ」

男「ったく、どうする女?」

女「うん」

女「どうもしないよ」

男「え?」

キモオタ「ひぇ?」

女「大事にしたくないし、それにほら」

女「さすがにキモオタさんももうしないよね」

キモオタ「…しないよ」

男「いやいや」

女「ほら、これ以上しないっていうならもういいってば、ね?」

男「でもなぁ」

女「男」

男「ん?」

女「ここでキモオタさんのこと先生に言ったりして逆上しちゃったら」

女「それこそ、また悪いことしちゃうかもしれないでしょ?」

女「それにまた変なことされたらその時考えればいいよ」

キモオタ「女さん…」

男「はぁ…人がよすぎだろ」

女「えへへ」

男「今回はほめて言ったわけじゃないぞ」

男「まあ次なんかあったら真っ先に疑うからな」

キモオタ「…おぅ」

女「じゃあもうこれっきりね、はい指切り」スッ

キモオタ「///」ガシッ

女「約束だよ」ニコッ

キモオタ「…フヒヒww」

男「…」

女「あ、そーだキモオタくん」

キモオタ「?」

女「このメールなんだけどどうやって送ったの?」

男「おお、そうだ、拒否してんのになんで送れるんだよ」

キモオタ「…え、知らないよぉ」

男「ん?」

女「このメール送ったのキモオタくんじゃないの?」

キモオタ「こんな変なメール送らないよwww」

男「お前が言うなよ」

男「それ本当かよ、ちょっと携帯見してみ」

キモオタ「あ」

女「乱暴だなぁ」

男「うーん」カチカチ

男(おかしいな、あの変なメールだけないぞ)

男「お前消したりしてないよな」

キモオタ「してないよぉ」

男(まあ消すなら他のも消すよな)カチカチ

男「じゃあ誰が送ったんだあのメール…」

女「まあこんなところにいてもあれだし」

男「ん、そうだな帰るか」

女「はいこれ」スッ

キモオタ「ぬん?」

女「今度はちゃんとした文面にしてね」

男「おいおいアドレスなんて教えていいのかよ」

女「うん、大丈夫」

キモオタ「あ…りがとぅ」

女「いいよ~」

男「よし、帰るか」

キモオタ「そうだな」

女「なんか遅くなっちゃったね、家の人は大丈夫?」

男「ああ」

キモオタ「問題ない」

男「女の家はいいのか?」

女「あたし今日一人なんだぁー」

男「親いないのか」

女「なんか旅行行くんだって、ずるいよねー」

キモオタ「ずるいなぁー」

男「お前怖がりじゃなかったっけ、大丈夫なの?」

女「な、留守番くらいできるよー」

キモオタ「そうですぞ、子供じゃないんですからwww」

女「ねー」

男「そうかよ、まあなんかあったら頼れよな」

女「そうするよー」

男「じゃあまた明日な」

女「じゃあねー」

キモオタ「バイビー」

女「ふう、ただいまー」

シーン

女「って誰もいないんだよね」

女「…」

女「こ、怖くないよ別に!」

女「あ、おやつ買ってくるの忘れちゃったなー」

男「ちょっとコンビニ行ってくるわ」

男母「さっさと帰ってきなさいよー」

男「わかってるよ」

男「~♪」チリンチリーン

男「なんか雨降りそうだな」

――コンビニ――

男「さて、買い物すませてさっさと帰るか」

キモオタ「うぬぬ」

男「ん?」

キモオタ「またはずれかよぉ!」

男「なんかくじ引いてんな」

男「よう」

キモオタ「おおふ、男殿」

男「お前も買い物か」

キモオタ「奇遇でござるなぁ~」

男「何やってんだ?」

キモオタ「これはですな、700円お買い上げになると一回引けるくじでしてな」

男「…お前5回くらい引いてなかったか」

キモオタ「いやいやお恥ずかしいwww」

男「それでなんか当たったのか?」

キモオタ「それがこの店詐欺でして一回も当らないんですよぉ」

店員「はい?あんたに運がねえだけだろが」

キモオタ「ひぃ」ビクッ

男「あ、俺も700円いくわこれ」

キモオタ「おお、チャンスですなwww」

男「んっと…A賞って書いてあるな」

キモオタ「んほほwwwww」

キモオタ「うらやましいなぁwwwww」

男「いいものなのかこれ」

キモオタ「それはもう」

男「じゃあやるよ」

キモオタ「え?」

男「別にいらないしな」

キモオタ「お、男殿~」ダキッ

男「うわっ臭いよお前~」

女「うーん、あんまり食材もないなぁー」

女「しょうがないからコンビニでなにか買ってこようかな」

女「あ、ついでにおかしも買おーっと♪」

女「えっとおさいふおさいふ」キョロキョロ

ピロリーン

女「ん?」

女「メール、誰からだろ」カチカチ

女「!?」

女「ま、またこの人からだよ~」

本文
>>ehh
>>>>jko
>>>>>el
>>h@@0
>>>>>>>,
>>>[人]llje
>>??
hoshos

女「どうしよ…」

女「男に言った方がいいよね」

女「えと」カチカチ

プルルルルガチャ

女「あ、もしもし男?」

男「おう、どうした女」

女「いまちょっとまた変なメールがきたんだけど」

男「!あのメールか」

女「どうすればいいかな」

男「うーんそうだな、じゃあ…」

ピンポーン

女「!あ、ちょっと待ってね人が」

男「はいはーい」

女「はーい」

シーン

女「…誰だろ」

カパッカパッ

女「わっ郵便受けが開いて…」

?「…」ジー

女「!?」

女「うわわぁー!」ドテッ

男「!?どうした女?」

ガチャッツーツー

男「あれ、切れた!?」

女「え?え?だれ?」

ドンドンドン

女「ひっ」ビクッ

女「な、なにあれ」タッタッタ

バタンッガチャッ

女「うぅ、こわいよぉ…」

ドンドンドン

女「まだいる…」

カチャッ

女「え!?」

ギシィギシィ

女「なんで、カギがあくの!?」

タッタッタドンッ

女「わわっ」

ドンドンドン

女「もぉー、なんなの!?」

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」ドンドンドン

女「うぅ」ビクビク

男「おい女!」

男「…くそ、だめか」

キモオタ「ぬ?男殿どこへ?」

男「ちょっと用事できた、先帰るな!」

キモオタ「おおふ」

男「よし!」チャリンチャリーン

男「着いた!」

男「おーい女ー」ピンポーン

男「ん?」ガチャ

男「ドア開いてるじゃん!」

男「女ー入るぞー」

男「…」

男「どこだ…」

男「おーい女どこだよー」

男「うーんやっぱ部屋か?」

男「入っていいものか…」

コンコン

女「ひっ」ビクッ

男「女いるのか、入るぞ?」

女「男…?」

カチャ

男「お邪魔しまーす」

女「男~」

男「ど、どうしたんだよお前」

女「わかんないよ~」

男「まず落着けって、電気つけるぞ」

カチッ

男「なんかすげー部屋荒れてないか?」

女「あ…」

男「片づけるか」

ガサガサ

男「…」

女「…」

男「落ち着いた?」

女「うん」

男「さっそくで悪いんだが…」

女「わかってる」

男「電話が切れた後なにがあったんだ?」

女「うん」

女「郵便受けのところに手がでてきて、そこから誰かのぞいてきた」

男「手…」ゾワワ

女「そこから部屋にこもったんだけどなぜか玄関のカギが開いて」

女「それでこの部屋の前まできてずっとドア叩かれてた」

男「ここまで来たのか、だからドア開いてたんだな」

女「でもなんで開いたのかな」

男「メールの事といいなんかおかしいな」

女「うん」

男「そういえばメールきたんだよな」

女「うん」

男「どれどれ」

男「…(このメールなにか意味があるのか?)」

男「今日は一人で大丈夫なのか?」

女「だ、大丈夫だよ…」

男「うーん、大丈夫なわけないよな」

女「えと…」

男「よし、家こいよ」

女「へ?」

男母「あら、女ちゃんいらっしゃいよくきたね」

女「こ、こんばんわ」

男「今日泊めてあげてね」

男母「いいけどどうしたんだい急に」

男「女の家今日親いないんだ」

男母「あら、それは大変だねぇ」

女「ちょ、ちょっと男!いいの?」

男「ん?別にいいぞ」

男母「かまやしないよ、さあ上がりな」

女「お、お邪魔します」

女「ふああ、変わってないねー」

男「そうか?えっと、小学校以来か」

女「そうだねー、時間たつのはやーい」

男「昔はよくここで遊んだのにな」

女「中学入ってから異性とか意識するしねー」

男「え?」

女「ふえ?…あ」

女「べ、別に男を意識してるわけじゃないよ///」

男「俺なにも言ってないが」

女「あ…」カァァ

女「ちょ、ちょっと男母さん手伝ってくるね」

男「お、おう」

女「うわぁっ」ドテッ

男「大丈夫か?」スッ

女「も、もう!子供じゃないってば!」

男「わ、悪い」

女「まったくもー」

女「男母さんなにか手伝います」

男母「あら女ちゃん悪いねぇー」

女「いえ」

男母「じゃあサラダつくってもらっていいかい」

女「はい、任せてください」

男母「ふふふ、えらいわねぇ、男なんて何もしちゃくれないわよー」

女「だと思いましたー」

男母「あっはっはっは」

男「…うるさいな」

男母「さあご飯だよぉー!!」

男「そんなでかい声出さなくても聞こえるって」

男母「でかい声出さなきゃあんたこないでしょーに」

男「ったく恥ずかしいな」

女「うふふ」

男・女「いただきまーす」

女「おいしー」

男母「あらやだ、うれしいわねぇー」

男「ふぅー食った食った」

女「おいしかったぁ、ごちそうさまです」

男母「じゃああんたたち風呂入っちゃいなさいね」

男「女先入っちゃえよ」

女「うん、じゃあそうするね」

男「じゃあこれタオルな」

女「うん、ありがと」

女「あーきもちいなー」

男「女ータオルここ置いとくぞ」

女「あ、う、うん」

男「服も洗濯しとくからな」

女「え、ちょ…下着も?」

男「当たり前だろ?」

女「う、うん」

男「上がったら言ってくれな」

女(もーバカぁ)

女「ふー…あ」

女「ってか洗っちゃったら私着るものないじゃん」

女「うーどうしよ…」

女「お、男ー」

男「んー上がったか?」

女「私着るものないんだけど」

男「…そういやそうだな」

女「やっぱわかってなかったのね」

男「とりあえずこれ着とけよ」

女「…これ男のじゃん」

男「だめか?」

女「私下着もないんだけど」

男「あーじゃあ俺とってくるわ」

女「え?」

男「女の家に」

女「ええー」

女(でもしょうがないかぁ)

女「わかった…じゃあお願いね!」

男「じゃあ悪いけど待っててくれ」

男「うわぁー雨降ってんじゃん」

男「まあすぐだし歩いて行くか」

男「にしても急に降ってきたなー」

男「ふぅ、カギカギっと」ガサガサ

ガチャ

男「お邪魔しまーっす」

男「なんか冷えるなー、はやく帰って風呂はいろ」

男「えっと女の部屋でいいんだよな」

ガチャ

男「あれ?電気つかないぞ」カチカチッ

男「まあ携帯のライトでいいか」

男「タンスはっと」ガサガサ

男「…なんか下着盗んでるみたいだな」

ガタッ

男「!?」

男「なんだ?」

シーン

男「物音した気がしたけど」

男「…さっさと服もってこ」

男「えっとこれでいいか、なんかこのブラでけーな」

男「あとは大丈夫かな」

男「よし、行くか」ガチャ

男「あれ?」

ガチャガチャ

男「…開かない」

規制されてたわ

男「ちょ、なんで開かねーんだよ!」ガチャガチャ

男「この部屋のカギ内側だけだろ!?」

ガタガタ

男「え?」

男「本が浮いてる…」

ヒュンッ ガンッ

男「うわっと、あぶねー」

男「なんだこれ!?」

男「くそ開かない」ガチャガチャ

男「窓から出るしか…あれ」

男「ちょっと待て窓どこいった」

ヒュンヒュン

男「なんなんだこれ!!」

男「くそ…うわっ」ドカァ

男「あ、開いた!よし」ダッ

男「くそ、なんだよこれ」

ギシギシ

男「!?」

男「ちょ…なんだあれ…」

男「やばいやばい、あれはやばい」ササッ

男「玄関ウロウロしてんじゃねーよくそ」

ギシィギシィ

男「どうするか…」

男「玄関にはあいつがいるしな」

男「裏口どこだっけな」キョロキョロ

男「暗くてわからん」

ギシィギシィ

男「…こっちくんなよ」

男「やばいな、こうなったら腹くくるか」

男「あいつがドア入った瞬間思いっきりこのイスでぶったたく」

ギシギシ

男「よし」

バキィ

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

男「今だ!」ダッ

ガチャァ

男「カギカギ」ガチャガチャ

男「よし!」

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

男「はぁはぁ」

男「女ー」

女「あ、おかえり、持ってきてくれたんだね」

男「これ着替えな」

女「あ、うん」

男「ふぅー」

女(どうしたんだろ)

女「男、どうしたの?」

男「うん、お前の家ヤバいぞ」

女「え?」

男「なんか変なやつがいた」

女「どうゆうこと?」

男「お前の部屋入ってドア開かなくなったとおもったら本が飛んで来たり」

男「窓がなくなって、なんかでかいやつが出てきたり」

女「ちょっと待ってそれなんの話?」

男「…お前の家だよ」

女「うそでしょ…」

男「どうするか…」

女「ほんとにどうしよ…」

チャララーン

男「ああ、悪い俺だ」

男「えっと」カチカチ

男「あ、これって」

女「あ!最初にあたしのとこに来たメール」

男「なんだよこれ」

男「ちょっと俺たちだけじゃ対処できなくないかこれ」

女「そうだね、これは誰かに相談した方がいいよ、うん」

男「明日にでも聞いてみるか」

女「そうだね」

男「じゃあ俺は寝る、疲れた!」

女「ちょ、風呂入りなよ!不潔だよ」

男「めんどいじゃん?」

女「いいから入ってきなって」

男「わかったよ」

本文
女へ
明後日には帰るから
お留守番よろしくね^^
お土産いっぱい買ってくね
じゃあ頼んだよ
女母より

女「はぁ…」

女「さっそくお留守番放棄だよ」

女「明日制服とり行かなきゃだ…」

男「ふぁーよく寝た」

男「昨日まだ6時か、早起きだな俺」

男「そういえば女制服とり行くって言ってたな」

男「あいつもう起きてるかな」

男「見てくるか」

女「んん~」ムニャムニャ

男「女さん起きてますかー?」ガチャ

女「うう~ん」ゴロン

男「まだ寝てるのか」

女「ん~」ムニャムニャ

男「服はだけてんじゃねえか」

女「むぅ~」

男「…」

男「うわ、なに見入ってんだ俺は!」

男「ほっといてもそろそろ起きるだろ」

女「あ、男ーおはよぉ~」

男「おはよ、はやくしないとお前の家行く時間なくなるぞ」

女「え…あ!そうだったね」

男「忘れんなよ」

女「ごめんごめん、じゃあ行こっか」

男「俺もか?」

女「当たり前でしょ、昨日の話聞いたら一人で行けないよ」

男「わかったよ」

男「じゃあカギかして」

女「はい」

男「開けるぞ」

女「うん」ドキドキ

男「なんも出るなよ~」ガチャ

ギィィ

男「…」ヒョコ

男「なにもいないな」

女「ほんと?」

男「ちょっと見てくるよ」

男「んーほんとに何もないっぽいな」

男「女ー大丈夫そうだぞ」

女「うん、ありがと」

男「あ、昨日のイスが…」

女「どうしたの?」

男「いや、なんでもない」

女「よし、着替えた!」

男「お、じゃあ行くか」

女「うん、はやくここ出よう」

男「お前の家だけどな…」

女「私もこんなこと言いたくないよ」

友「おっはよー」

男「おう、おはよう」

友「なんだぁ、なんか元気ないな」

男「いや、お前見て元気出たよ」

友「なんだそりゃ」

男「さっさと教室行こうぜ」

友「ああ、そうだな」

男「そうだ、お前に聞きたいことがあったんだけどさ」

友「ん、どうした?」

男「このメールなんだけど…実はきの」

友「おま、このメールきたの!?」

男「え?」

友「これだよこれ!こないだ話そうとしてたのー」

男「最近なんとかってやつか」

友「思い出したわー」

男「このメール知ってるのか?教えてくれよ」

眠い

友「てかお前知らないのか、けっこう有名じゃないかこれ?」

男「そうなのか…でなんなんだ」

友「興味津々だな、これは最近噂になってる呪いのチェーンメールだろ」

男「チェーンメール?」

友「そ、でも実際きたやつ見るのははじめてだわ」

友「お前レアだな」

男「そんなところでレアになりたくないけどな」

友「でもほんとレアだぜ」

友「チェーンメールって言っても送り主はいつも同じやつだし」

友「ほんとになかなか出回っていない」

男「で、これが来るとどうなるとかあるのか」

友「まあ名前の通り呪われるらしいけど」

友「なんだっけな3日だか4日以内になんとかってやつだった気がする」

男「なんとかってなんだよ」

友「なんだっけな、まあ俺が知ってるのはこのくらいだ」

男「重要なこと忘れやがって」

友「てゆーかお前呪われんじゃん」

男「ああ、わかってる」

友「いや、そんな信じんなよ」

男「それがそうもいかなくてな」

友「?」

友「…それまじで言ってる?」

男「大まじだよ」

友「そんなことがあったのか…」

男「ああ…」

友「…ふっ、何言ってんだよww」

友「男ってそんなこと言うキャラだったのな」

男「し、信じてないのか!?」

友「いや、信じてるよww」

男「…はぁ、やっぱ何でもないよ」

女「あ、男どうだった?」

男「まあちょっとはメールの正体がわかってきたよ」

女「私も、けっこう有名だったんだね」

男「ああ、でも昨日のことは信じてもらえなかったけどな」

女「私も…」

男「もっと調べればいろいろわかるかもしれないな」

女「なんか急いだほうがいい気がする」

男「そうだな」

男「とりあえず聞きこんでみるか」

女「じゃあ私いろいろあたってみるよ」

男「ああ」

男「さて、このメールにもなにかヒントはないのか」

キモオタ「おやおや、どうかしましたかな?」

男「お、おうキモオタ」

キモオタ「なにか浮かない顔をしてられますなぁ」

男「あーうん実はな…」

キモオタ「なんと!そんなことが!」

キモオタ「それは一大事ですな」

男「ああ、明日は休みだし今のうちに動いておこうと思って」

キモオタ「私も手伝いますぞwww」

男「お前信じるのか」

キモオタ「友達の言うことを信じられなくてなにが友達ですか!」

男「!?」

キモオタ「ネット方面は任せなされ」タッタッタ

男「キモオタ…いつ友達になったっけ」

男「このメール一体何が言いたいんだ」

男「さっぱりわからんが…」

男「呪い…チェーンメール…そして昨日の現象」

男「呪われるって実際にどうなるんだ」

男「俺なんか変わったっけ」

男「女は何かわかったかな」

――――
―――
――

男「何かわかったか?」

女「うーん、たいしたことわかんなかったなぁー」

女「ただこのメールは回すものじゃなくて回るものだとかなんとか」

男「回る?」

女「どういうことなんだろ」

キモオタ「男殿~」

男「うん?」

キモオタ「いろいろ調べてみましたぞ」

男「こんないっぱい…よく調べられたな」

キモオタ「ネットで有志たちが働いてくれたですよぉ」

男「ありがとな、ほんと」

キモオタ「いやぁ」チラッ

女「すごい、こんなに!」

キモオタ「それほどじゃないでよww」

男「ネットでも有名なのか」

キモオタ「オカルトマニアの間ではそこそこ有名でしたよぉ」

男「…幽霊からのSOS?」

キモオタ「そう呼ばれてるみたいですな」

男「助けてほしいのはこっちだってのに」

女「ここ見て」

女「実際に被害者がいるって」

男「呪いの被害か、どうなったんだ」

女「…みんな死んでるって」

男「死んでるのか…」

女「…」

キモオタ「まあネットの情報ですからほとんど合ってないかもしれないよぉ」

男「そうだと思いたいな」

女「この近くでの被害もあったみたい」

男「現実味をかんじるな、場所はどこだ」

男「…隣町の病院の近くだな」

男「よし、明日ここ行ってみるわ」

女「そんないきなり…」

男「実際に言ってみればなにかわかるかもしれないだろ」

キモオタ「でもこれがほんとかどうかわからないよぉ」

男「可能性があるなら行ってみるさ、そんな遠くないしな」

女「じゃあ私も行くよ」

キモオタ「わ、私は待機してますぞ」

男「それがいい」

男「じゃあなんかわかったら教えてくれよ」

キモオタ「任せなさい」

男「じゃあな」

女「ばいばーい」

キモオタ「おう」

男「よし帰るか」

女「うん」

チャララーン

本文

;+kidh[]人
kkiy+@ssd
。。a];+
>>?
>>>?
>>>>>>?
>>>

>>@@2
hos

男「…明日か」

女「はぁーいご飯出来たよぉー♪」

男「…」

女「どうしたの?」

男母「せっかく女ちゃんが作ったのに何やってんだいあんたは」

男「いや、急展開だなぁって思って」

男母「はい?」

女「まあまあ、はやく食べましょうよ」

男「いただきまーす」

男「ん、うまいな」モグモグ

男母「ほんとだわね、あたしよりうまいねぇー」

女「そんなことないですよぉー」

男「女は料理得意だったんだな」

女「えへへ、ありがと」

男母「もういつお嫁に迎えてもいいねぇ」

女「///」

男「なあ女、明日もしなにかあったらどうする」

女「え、なにかって?」

男「ほら、呪いのチェーンメールの被害者みたいに」

女「そ、そんなこと言わないでよ」

女「それに私だって生きてるよ!」

男「…たぶんそれは俺に回ったんじゃないかな」

女「え?」

男「回るってのはたぶんそういうこと」

女「それで私にはメールがきてないってこと…?」

男「うん」

女「でもそれじゃ私が男を呪ったみたいじゃない」

男「いや、いいんだよそれで」

女「なにがいいの!?」

男「たぶんそれがこの呪いを解く方法だよ」

男「それができなかった人は被害にあったって感じだろ」

女「でも、どうやってそんな」

男「俺もそんなにわからないし、これも推測でしかないけどな」

女「うんでも…」

男「別に気にしないでいいからな」

女「うん…」

――翌日――

男「はやくしろよー」

女「ちょ、ちょっと待って」

男「できた?」

女「ん、大丈夫」

男「よし、行くか」

女「うん」

男「よし、着いたぞ」

女「え、ここ?」

男「ん、そうだけど」

女「でもここって…」

男「知らなかったのか、この病院は廃病院だぞ?」

女「しかもこの辺人気ないし」

男「まあ軽く心霊スポットにもなってるとこだしな」

女「知らなかったよ…」

男「とりあえず病院に入ってみるか」

女「立ち入り禁止のマークばっかりだねー」

男「けっこう前に潰れたからな」

女「まだ昼間でよかったよ」

男「お、あそこが入口みたいだな」

女「にしても足場わるいなぁ」

男「ここカギかかってるな」

女「入れないの?」

男「けっこう厳重にされてる」

女「どこかほかに入るとこないのかな」

男「心霊スポットになるくらいだしな、ほかのとこ探してみるか」

女「裏のほう回ってみようよ」

男「お、あそこ行けそうだぞ」

女「ほんとだ、開いてるね」

男「急患用の入口みたいだな」

女「だね」

男「とりあえずお邪魔しよう」

女「真昼間なのに暗いよぉ」

男「懐中電灯一応もってきてよかったな」

男「!?」

男「さむっ、なんだ急に!?」

女「中と外でぜんぜんちがうよ」ブルブル

男「にしても全く日が射してないな」

女「窓はそこそこあるのに」

男「…先進むか」

女「うん」

男「ほんとボロボロだな」

女「この病院ってなんでなくなっちゃったのかな」

男「んー、そのへんもっと調べればよかった…」

女「この辺って他におっきい病院ないよね、ここ必要だったんじゃ」

男「なんか悪いことしてたりとかな」

女「えー、そんなことほんとにあるのかなー」

男「!?」

女「!?」

男「な、なんか急にゾクっとしたんだけど」

女「うん、私も」

男「なんだいったい」チラッ

手術室

男「ここか?」

女「そっか急患用のところから入ったからこの部屋が近かったんだね」

男「にしても…すっごく入りたくないな」

女「うん…」

hos ぴたる?

男「よし!ここは後回しだ!」

女「かっこよさげに言ってもビビっちゃってるのばればれだよ」

男「ち、ちげーよ、先に全体回っといたほうがいいだろ」

女「まあ明るいうちに回りたいよね」

男「にしてもなんか肝試ししてるカップルみたいだな」

女「こ、こんなときに何いってるの!?もー」

男「いや、ちょっと場を和ませようとおもって」

>>310
そこはそう思って書いた

男「ここがロビーかな」

女「うわぁー広いね、上まで吹き抜けてるよー」

男「廊下なげえなー、先見えねえし…」

女「ここから2階に行けそうだね」

プルルルルル

男「うわっと、びっくりしたぁー」ビクッ

女「ここ響くから余計にだよぉ」

男「女の携帯か?」

女「え、男のじゃないの?」

男「いや、ちがうけど…」

プルルルルル

女「…向こうで鳴ってるみたいだね」

男「…」

書いてたらちょっと怖くなったでござる

男「これはナースコールのやつか?」

女「うん、3階のところ光ってる」

男「勘弁してくれよ、ここ電気通ってないだろ」

女「で、でもまだ通ってるのかもしれないよ」

男「だってこの電話線切れてるぜ」

女「…勘弁してくれよだね」

男「これは誘われてんのかな」

男「312号室か」

女「行ってみる?」

男「行くしかないだろ」

プルルルルルル

男「あーうるさいな」

女「とらないの?」

男「…」

女「もー」ガチャ

男「あ、おい」

女「うぅ」ソー

ザザザザザザザザ

女「えっと…もしもし?」

ザザザザザザザザ

男「どうした?」

女「なんか雑音しか聞こえない」

男「ちょっとかしてくれ」

女「うん」

男「もしもし?」

ザザザ…タスケ・・・ザザ・・スケテ・・・

男「たすけて?」

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

男「うわっ」ビクッ

ガチャ ツーツー

男「びっくり系もうやめてくれよな」

男「つーか今の声って…」

女「お、男!」

男「ん?」

ギシィギシィ

女「聞こえた?」

男「…ああ、やな音だな」

男「どうする、切り上げるか」

女「でもまだ何もしてないし」

男「そうだな、でもあいつお前の家にいたやつだぞ、大丈夫か?」

女「うーん、怖いけどここになにかあるのは確かってことでもあるよ」

男「そうだな、よし!離れないようにな」ギュッ

女「うん!」

男「この音どっから聞こえてくるんだ」

女「たぶんあの廊下の奥のほうだと思うけど」

男「じゃあ出くわさないようにしないとな」

女「2階から先行こうよ」

男「階段上がるか」

男「この階はなにがあるんだ」

女「2、3階はほとんど病室みたいだね」

男「手術室みたいな感じはほとんどしないな」

女「この辺は何もなさそうだね」

ギシギシ

男「はやいとこ3階まで行くか」

女「312号室だよね」

男「階段ここしかないのか?」

女「向こうの方にもあったみたいだけど」

男「これはちょっと不便だな」

女「うん、日当たりも悪いし、この病院が使われなくなった原因のひとつでもあるのかな」

男「かもなー」

男「お、ここか」

女「う、なんかこの階空気悪くない?」

男「淀んでるな」

女「気持ち悪い…」

男「はやく行こう」

ギシギシ

だめだ
ちょっと寝るわ

ガサガサガサ…パタッパタタッ…

ズズズ…

ガチャン!!ビチャッ!

ペタ…ペタ…ペタ…ペタ… … …

くちゃくちゃ…ビクビクッ!…

プルルルルプルルルル

プルルルルプルルルル

プルルルルプルルルル

プルルルルプルルルル

プルルルルプルルルル

プルルルルプルルルル

プルルルルプルルルル

プルルルルプルルルル

プルルルルプルルルル

プルルルルプルルルル

sageで保守?え?


               l;:;:;:;:;:;:;:;:l;:;:;:;:;:;:;:;:`丶、;:;:;:;l
               ,l;ィ'----┴――--、、;:丶、!
            ,ノ7 '"^   ^`'   ,ィ'三ミ、_〉   貼られるべき画像がスレに無い
───‐─┬┐  {:/, ニ丶  ,r,=-、 ヾ:::::::ミヾ

  ___,,,...-‐''"| |  〃ィ'。`>ソ { ィ'。`'ァ::..  !::::::ミ:l    ただそれだけのことが麻呂にとって
 ̄7     | |   l:! `~´/ ,l、  ̄´   ,. }:::::三<
  i      | |.   ll   (、 っ)     : ,l::::シ久'l   恐怖であり、同時に存在の証明でもあった
 .|   .|   | |    l   ,.,__、     ,:' f::/ン ノ/
 |   |   | |   l 、 f{二ミァ ,)    {,ツ>-‐'′
 |   |   | |   ヽヽ`ー ' : ヽ   ,_ソ/
     :   | |    丶、__, -―''"/,/
     :   | |     ,} ヽニニ  =彡シ,ンヽ,
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::::::::::     | |  .ノヽヽ、_;__,∠..ィ"-――ュ、
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 ̄ ̄ ̄__/. ̄/        /             /``

ニ二二i -二ニ---、     /               /
________________ンー|.|     /            /
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄二=-┐   /

察した

                | │                   〈   !
                | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
               /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
               ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
_______∧,、_| | /ヽ!        |            |ヽ i !_ ______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ ヽ {  |           !           |ノ  /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ヽ  |        _   ,、            ! , ′
                \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
                  `!                    /
                  ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
                      |\      ー ─‐       , ′ !

                | │                   〈   !
                | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽまだかッ!
               /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
               ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
_______∧,、_| | /ヽ!        |            |ヽ i !_ ______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ ヽ {  |           !           |ノ  /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ヽ  |        _   ,、            ! , ′
                \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
                  `!                    /
                  ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
                      |\      ー ─‐       , ′ !

https://www.hellowork.go.jp/

          \        rっ
       \ \ \∨(.   ||
        \ l\  (.  |.ハ,,ハ   
          ) |_\⌒  ('A` ) 保守 
          ⌒)   \ \  〉   _二二二つ
           ⌒  \ \   /
                   \_ノ
                     \\
                      \\
                          レ

保守

保守

保守

                | │                   〈   !
                | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽまだかッ!
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               ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
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               ヽ  |        _   ,、            ! , ′
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                  `!                    /
                  ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
                      |\      ー ─‐       , ′ !



sage保守って落ちたら消えるよな

それって保守にならなくね?

あれ?釣られてる?

待ってる


               l;:;:;:;:;:;:;:;:l;:;:;:;:;:;:;:;:`丶、;:;:;:;l
               ,l;ィ'----┴――--、、;:丶、!
            ,ノ7 '"^   ^`'   ,ィ'三ミ、_〉   貼られるべきSSがスレに無い
───‐─┬┐  {:/, ニ丶  ,r,=-、 ヾ:::::::ミヾ

  ___,,,...-‐''"| |  〃ィ'。`>ソ { ィ'。`'ァ::..  !::::::ミ:l    ただそれだけのことが麻呂にとって
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  i      | |.   ll   (、 っ)     : ,l::::シ久'l   恐怖であり、同時に存在の証明でもあった
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 |   |   | |   ヽヽ`ー ' : ヽ   ,_ソ/
     :   | |    丶、__, -―''"/,/
     :   | |     ,} ヽニニ  =彡シ,ンヽ,
::::::::     | |    ,/(`=- r‐ ''" / ,/丶、
::::::::::     | |  .ノヽヽ、_;__,∠..ィ"-――ュ、
:::::::::::::::|______|__|∠三二二,,___,,.  -― ''"~⌒`丶、、_
 ̄ ̄ ̄__/. ̄/        /             /``

ニ二二i -二ニ---、     /               /
________________ンー|.|     /            /
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄二=-┐   /

待ってる

                | │                   〈   !
                | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ え?
               /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
               ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
_______∧,、_| | /ヽ!        |            |ヽ i !_ ______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ ヽ {  |           !           |ノ  /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ヽ  |        _   ,、            ! , ′
                \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
                  `!                    /
                  ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
                      |\      ー ─‐       , ′ !

捕手

ふむ

ふむ

待ってる

捕手

捕手

捕手

保守

そろそろ落ちるな

sage保守してたのに落ちるんだな

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

保守

保守

ho

そろそろ起きろ

ほす

遅いな

はよ


遅いな

保守

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3022205.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3022206.jpg

>>455
ほう……

最初の方がエロくていいな
後の方は絵が綺麗なだけ

600は無理だな

はよ起きて

そうだ名前だけでも頼む

>>1
起きろ

まだかー

わかった、探してみる

ほし

ちょっと出かけてくるから落とすなよごみども

荒らしてないよ

ただいま
まだ来てないの?

続き楽しみに待ってるよー

初音ミクとこのスレに何の関係が?

そうだなゴメン
初音ミク可愛いよね

落ち着いて待つ

保守

まだ

保守

寝てるのかな?

人いないな 保守

保守

起きないね

保守







待ってる捕手

続き楽しみ

捕手

捕手

捕手

捕手

捕手

捕手

h

h

捕手

捕手

まだか

まだか

待ってる

まだか

>>1
起きろ

ほしゅぴたる

了解

>>1がゴミ過ぎて困る
SSスレはこういうことがあるから糞

男「312号室…」

女「ここみたいだね」

男「じゃあ入るぞ」ガララ

女「うわっ、すごい悪臭」

男「これはタバコの匂いか?」

女「ゴミだらけだね」

男「たまり場にでもなってんのかな」

男「コールが鳴ってたのはどのベッドなんだ」

女「あ、もしかしてあれかな、角のとこ」

男「ランプが点灯してるな」

女「…なにもないね」

男「いや、なんかあるはずだろ、ちょっと一緒に探してくれ」

女「う、うん」

きた?

きたか

きたね

男「くそ…ここまできたんだ」

女「あれ、これなにかな」

男「ん?」

女「ベッドの下になにか」

男「とれるか?」

女「ちょっと遠くて」

男「ちょっとずらそう、そっち持ってくれ」

女「わかった」

きたわ

捕手


まってた

女「お、おも…」

男「がんばれ、ちょっとずらすだけだ」

女「あ、あった」

男「なんだそれ、なんかの本か?」

女「んー」パラパラ

女「これ日記だよ」

男「なんて書いてあるんだ」

女「えと…」

捕手

支援

はよ

支援

しえん

遅いぞ

6月10日

暇だし今日から日記をつけてみる

僕は1週間くらい前から入院してる

そんなたいしたケガじゃないと思ってたのに

今日は監督やチームメイトの人たちもお見舞いに来てくれた

あの果物おいしかったな

入院も案外悪くないなとおもった

女「誰の日記だろう」

男「このベッドの入院してたやつだと思うけど」

女「子供…かな」

しえん

面白い

6月12日

隣のおじいさんに将棋を教えてもらった

最初はよくわからないし勝てなかったからつまらなかったけど

後半少しおじいさんを困らせることができた

うれしかった

明日は勝ちたい

そう思った

ほう?

支援

支援

はやく

6月15日

今日は向かいのベッドのおっさんと話した

すごい気難そうだなとおもってたけど

話してみるとすごく楽しかった

おっさんもケガで入院してるらしい

もう一か月になるそうだけど

男「ケガでの入院患者か」

女「日記は毎日書いてたわけじゃないのかな」

男「まあ、飽きもするだろ」

はよ

これは面白い


6月17日

おっさんから妙な話をきいた

僕も前々からおもってたけど

おっさんはたいしたケガじゃないのに

全然退院できないらしい

僕ももう1週間か

はやく学校に行ってみんなと遊びたいな

ふむ

怖いな

男「普通の日記みたいだな」

女「てか勝手に読んでていいのかなこれ」

男「大丈夫だとおもうけどな」

男「それに手がかりがあるとしたらこの日記だけだろ、他になにもないし」

女「うん、じゃあ続きを」

ドンッ

男「!?」

男「な、なんだ、隣の部屋から!?」

女「な、なんかいるよぉ」

ほう

はよ!

遅い

男「さっきのやつかな」

女「ちょ、ちょっとまずいんじゃ」

男「よし、日記もってここでるぞ」

女「え、他のとこはいいの?」

男「あいつになんかされるよりましだろ」

女「そうだけど…」

男「またくればいいさ、それに報酬があっただけいい」

まだかな?

さるよけ

男「はやく出よう」

女「うん」

男「階段は向こうか、これならいけそうだな」

ドンッ

男「よし、急げ」

女「は、はやいよー」

男「わ、悪い」

ギシィギシィ

男「な!?」

ふむ

報酬?

支援する

支援

女「こ、これってあたしの家にきたやつじゃ…」

男「なんでこっちにもいんだよ」

ドンッドンッ

男「し、しょうがない、反対の階段から行くしか…」

ドオンッ

男「!?」

女「うわぁ…なにこいつ」

男「わからんがやばそうだ…」

女「どうすんの、道ふさがれちゃったよ」

男「どうするっていっても」

ガララララ

男「こ、今度はなんだよ!」

BADEND1

支援

女「さ、さっきの病室じゃん」

男「と、とりあえずもうここしかない、入ろう」

女「うん!」

ガラララララ

男「…勝手にしまった」

女「なんだろういったい、ん、あれ」

男「どうした」

女「あそこにだれか…子ども?」

まだか?

男「…足がない」

女「…うん」

ドンドンドンッ

男「もう逃げ場ないし」

女「なんか手招きしてるよあの子」

男「くそ、もうどうしようもないな」

女「い、行くの?」

男「あいつの正体つきとめてやる」

静かに保守

子供「…」

男「よう」

子供「…」

男「お前いったい何者なんだ、なんで俺たちを」

子供「…」スッ

男「どこ指さして…って階段?」

女「ほんとだ、なんであんなところに」

男「おい、あれはどういう…」

子供「…」ニコッ

男「あ…」

女「消えちゃった」

保守

スピードが足りない

ドンドンドンッ

男「しょうがないか、ここから降りよう」

女「そうだね、急ごう」

男「また暗いなここ」

女「地獄にでもつながってそう…」

男「…そういうこと言うなよ」

女「あ、ごめん」

支援

女「変なメールがきた」パート2
女「変なメールがきた」★2
女「変なメールがきた」part★2

で誰か次スレ頼む

ゆっくりでいいから完結してくれ

保守

男「お、もう少しで出口だ」

女「やっと出られるよー」

男「まぶしっ」

女「あれ、ここは」

男「病院の裏の墓地かなんでこんなとこに」

女「さっききた道もない」

男「ああ」

女「ここからどうする?」

男「とりあえず一旦帰ろう」

え?なにしに行ったの?

なんだかなぁ……

女「私の家でいいの?」

男「ああ、母ちゃんきたらやだし」

女「じゃあ帰ってはやく日記読もう!」

男「なんか楽しそうだな」

女「なんか謎ときみたいで」

男「もうあんなの遭遇するのはごめんだけどな」

女「それは私も」

保守

はよ

はよ

男「じゃあ続きから読んでいこう」

6月20日

おっさんがいなくなった

いきなりでびっくりした

もしかしたら退院なのかもしれないけどそんなことは何も聞かなかった

そういえば最近おじいさんもなにかおびえてる

はやく退院したい

この展開は読めてた

6月21日

今日は他の患者さんたちといっぱい話せた

僕はそんな明るい方じゃないけど

これもおっさんのことについて知りたいからなのかな

どうやら隣の部屋には入院してる人はいないみたいだ

でも夜にたまに物音が聞こえる気がする

今度のぞいてみようかな

多分報酬じゃなくて収穫っていいたかったのでわ

6月22日

今日は隣の病室に行ってみた

でもカギがかかって中に入れなかった

中に何があるのかはわからなかった

そういえば最近変なうわさをきいた

この病院はでるとかなんとか

もしかしたらお化けなのかな

僕は怖いのは苦手だ、はやく退院したい

>>765
そっちだったわ

はよ

6月25日

おじいさんがいなくなった

昨日まで話してたのに

おっさんの時みたいに急にいなくなった

この病室はもう僕しかいない

すごくさみしいな

そういえば今日はクラスの子がお見舞いにきてくれた

はやく一緒に遊びたいな

読めてた

保守

6月26日

すごい怖い夢をみた

先生が笑いながら僕を追ってくるんだ

人の夢に入ってこないでくれよ

夢の中の先生は怪物みたいに体が大きかった

もうこんな夢はみたくない

保守

保守

はよ

無理にまとめないでちゃんと終わらせてくれよ

7月1日

もうだめだ

次は僕にちがいない

最近僕のところによく来るし

みんなあいつにやられたんだ

おっさんもおじいさんも

最近お見舞いにくる人がいない

だれかきて僕の話し相手になってよ

この展開は読めてた

男「あれ、終わり?」

女「次のページは何もないね」

男「うーん、なにかあったのかな…」

女「…」

ピンポーン

男「ん、だれだ?」

女「ちょっと見てくるね」

男「いや、俺が行くよ」

ho

hosyu

まだか

まだか

さるよけ

さるよけ

キモオタ「す、すいませ…ん」

男「ん?キモオタか?」

キモオタ「その声は男殿ですな!?」

男「なんでここにいるんだ」

キモオタ「男殿の家に行ったらここにいると聞きましてな」

男「なるほどな」

女「キモオタくん?」

キモオタ「お、女さん!」

女「こんにちはー、上がりなよ」

キモオタ「ぶ、ぶひぃwww」

眠くなってきたから夜まで残しといて

男「ところでどうしたんだ?」

キモオタ「そうですそうです、面白いことがわかりましたよ」

男「面白いこと?」

キモオタ「昨日言ってた病院のことですがね」

キモオタ「どうやら昔事件が起きたみたいなんですよ」

男「どんな事件なんだ?」

キモオタ「ある時期に患者が何人か姿を消したそうですぞ」

男「どういうことだ」

キモオタ「私も興味がありましてな、いろいろ調べてたんですよ」

男「ありがたい」

女「その姿を消したっていうのはどういう意味なの?」

キモオタ「そのままの意味ですよ」

キモオタ「ですがその前にもよく患者が亡くなってたそうですな」

男「日記にあったおじいさんとかのことかな」

キモオタ「日記…とは?」

女「あ、これだよ、病院で拾ってきたの」

キモオタ「そういえば病院に言ったんでしたな、どうでしたかな」

男「それがだな…」

幼馴染が水子に呪われて幼馴染の妹と一緒に謎解きするSSの人か?

キモオタ「そ、そんなことが…」

キモオタ「私が行ってればそんなおことには…くっ」

男「いやいや、なんでだよ」

キモオタ「これが日記ですか…ほうほう」

キモオタ「…」

キモオタ「あれ、ここまでですか?」

男「ああ、そこで止まってる」

女「これじゃ詳しくはわからないね」

キモオタ「いやいや、なかなか情報がつまってますぞ」

>>808
いや、ホラー系は初めて書いた

キモオタ「この日付が入ってるのはうれしいですなwww」

キモオタ「あいつにやられた…この文章がなにかひっかかりますな」

男「じゃあ、だれかに消されたってことになるのか」

キモオタ「いえ、患者さんたちが消える事件はこの日付よりもっと後ですよ」

女「じゃあこの子はどうなったんだろ」

男「おっさんたちのようにか…」

キモオタ「そういうことですかな」

女「え、どういうことなの?」

ほす

ほす

はよはよ

ほう

まだー?

まだー?

男「あくまで推測の域をでないけど、この先生ってやつになにかされたんじゃないかな」

キモオタ「もしかしたらこの怪物っていうのは男殿と女さんがみたもののことなのでは」

男「でもこの子の夢の話だぜ」

キモオタ「まるで夢のような体験をしてきたのでしょう?」

男「いや、まさか」

女「幽霊からのSOSか…」

さるよけ

さるよけ

まだか

キモオタほす

男「それってあのメールのことだっけ?」

女「うん」

キモオタ「今日は悪夢を見た」

男「あの怪物がこの子のみた悪夢だってのか」

女「たしかにあんなのに追いかけられるのは悪夢だね」

男「もしかしてこの子は今でも悪夢を見続けてるのかな」

ほす

支援

支援

男「俺、病院で聞いた言葉があるんだ」

女「あの奇声?」

男「いや、あの電話」

女「あたしには雑音しか聞こえなかったよ」

男「ああ、でもその中に『たすけて』って確かに聞こえた」

女「助けるっていっても…」

男「あの化け物相手だからな」

humu

hosu

プルルルルル

男「!?」

女「男の携帯?」

男「あ、うん」

キモオタ「出ないのですか?」

男「出るよ…非通知か」カチッ

男「…はい」

?「ザザザサ・・・ニイ・・ザザ・・ン」

男「ん?」

女「変なメールがきた」パート2
女「変なメールがきた」★2
女「変なメールがきた」part★2

で誰か次スレ頼む

hosu

?「ザザザ・・・ヨカッ・・ブジダッタ・・・ネ・・ザザ」

男「えっと、お前はだれだ?」

?「ボクハ・・・ザザ・・ッキ・・アッタデ・・・ザザ・・?」

男「すまん、雑音がひどくてよく聞こえないんだが」

男「さっき会ったって言ったのかいま」

?「・・ウ・・コワイメニ・・・ザザザ・・ゴメン・・・」

?「ザザ・・ウジカンガ・・・ミツケテ・・ザザ」

男「見つけるって何をだ」

?「アイツハ・・・マダ・・ザザザ・・・マエナキャ・・」

男「おい、だんだん音が小さくなってるぞ!どうした」

?「ザザ・・・ネガイ・・・チカニ」

プッ ツーツー

男「…切れた」

女「だれだったの?」

男「さっき会ったって言ってたとおもう」

女「さっき…ってあの子供!?」

男「たぶん」

キモオタ「霊界からの電話とは…ネットにあげたら大騒ぎですなwww」

男「とにかくまたあそこへ行かないとかもしれない」

女「うん…でもそのつもりだったよ」

男「そうだな」

女「この子が助けを求めてるみたいだしね」

男「今は2時か」

女「行けるかな?」

男「この時間ならまだ動ける」

キモオタ「さ、さっそく行くんですか?」

男「その呪いとやらの期限ももう2日目だ、急ぐよ」

キモオタ「じゃ、じゃあ私は待機してますぞ…」

男「それがいい」

――病院――

男「ふう、さっきぶりだ」

女「相変わらず気味が悪いけど…どこに行くかはわかってるの?」

男「ああ、あそこしかないとおもうんだ」

女「手術室…ね?」

男「あの気配は異常だったからな」

男「よし、入るぞ」

ギギィ

男「窓がないからかえらい暗いな」

女「ここが手術室かー、こうなってるんだ」

男「手術とかしたことないからなあ」

女「ここに何かあるの?」

男「地下があるらしいけど、キモオタの話じゃあそんな階はないらしい」

男「それでも電話のやつを信じるならここにあるんじゃないかなと思って」

女「あるはずのない階ってこと?」

男「そんな階が普通のやつが入れるとこにあるはずないしな」

男「どこかに地下に行けるとこがあるとおもうんだけど」

女「でもそんなとこ見つからないよ」

男「床にも何もないしな」

女「ここじゃないのかな」

男「読み違えたかな」

ゴトッ

女「なにか落ちたよ?」

男「ん?ああ、ぶつかったか?」

男「なんだこれ、人形?」

女「だいぶほつれてるね、なんでこんなところにあるんだろ」

男「てかどこから落ちてきたんだこれ」

女「そこの棚じゃない?」

男「ん?」

ゴトッ

男「わっ、また降ってきた」

女「何も触ってないよね」

男「ああ、勝手に落ちてきたみたいだ」

男「この棚になんかあるのか?」

男「んー」

女「どうかしたの?」

男「…ちょっとこの棚どかしてみるか」

女「…わかった」

男「よいしょっ」グググ

女「おもいー」

ズズズ

男「ふー」

女「何もないみたいだね」

男「なんかあると思ったんだけどなー」

ヒュゥゥゥ

男「ん、風?」

女「かぜ?」

男「どっかから吹いてきたみたいだ」

男「今どけた棚の後ろの壁、ここから辺からきてるみたいだけど」

女「なんかここの壁だけ他と違くない?」

男「壊せるかな」

ガンッ

男「やっぱりただ塞いだだけみたいだ」

女「これって通路だよね」

男「やっぱここにあったか」

男「この通路は比較的きれいだな」

女「そうだねあんまり使われてなかったのかな…」

男「その逆かもしれないな」

男「潰れた後もなにか使われてたのかも」

女「あ、ここ降りれそう」

男「ずいぶん頑丈そうな扉だな」

女「なにかを守ってるみたい」

ギシギシ

女「!?」

男「おいおい嘘だろ、ここ逃げ場ないぞ」

男「はやく中入れ女!」

女「う、うん」

ガガガガ

男「うっ」

女「なにこれ気持ち悪い…うっ」

男「と、とにかく入れ!」

ガチャン

男「ふう、にしても…うっ、なんだここ」

女「ずっといたら気が狂いそう」

男「空気が悪いどころじゃないな」

女「なんか変な道具がいっぱい置いてある」

男「なにかの実験室みたいだ」

女「あ」

男「ん?え、あれって」

子供「…」

男「あの時の子じゃないか」

女「うん…」

男「おい、おまえが電話したのか?」

子供「…」

男「聞いてるのかこいつ」

子供「…もういやだ、こわい」

男「こわい?」

女「ねえキミ、大丈夫?」

子供「もう追ってこないでよ…」

男「聞こえてないのか?」

女「うん」スッ

女「あ、触れない!」

男「な、なんか透けてないか」

子供「たすけて…」

男「だから助けにきたんだよ」

ドンドンドンッ

男「うわ、こんなとこまで」

女「ど、どーしよ…」

男「おい!起きろ!」

男「くそ、触れない」

女「やばいよ、入ってくるよぉ」

子供「ひっ、くる…」

男「目を覚ませ、もう大丈夫だ!」

男「起きてくれよ!」

子供「は、入ってくるなよぉ」

ドンドンドンッ ミシィ

女「うそ、あんな頑丈なドアなのに…」

ドガッ

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

男「うわ、きた!」

女「きゃあっ」グイッ

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

男「女!」

女「く、くるし…」

男「くそ、こいつ叩き起こすしかない」

女「ん…あ、うぐぅ…」

男「くそ…!?」グイッ

ドンッ

男「いって!」

男「うぐぐ…」

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

女「ん…うぅ…」

男「おい、起きろクソガキ!いつまでびびってんだ!」

子供「うぅ…」

男「助けにきたって言ってんだろーがいい加減起きろ!」

男(くそ、なんも聞こえてない…)

男(…何言えばいいんだよ)

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

男(無茶苦茶だがあいつが望んでたのって)

男「ぐっ、おい!お前はもう退院だよ!」

男「だからもう怖がらなくていい!」

子供「!」

スゥゥ

男「うわっ」ドサァ

女「うぅ‥」パタ

男「消えた…?」

子供「…きるの?」

男「え?」

子供「僕やっと退院できるんだね!」

子供「これであいつから逃げなくてもよくなるんだ」

子供「やっとみんなとこ行けるよ」スゥゥ

男「お前からだが消えて」

子供「ありがと…お兄ちゃん、お姉ちゃん」

女「ん…」

男「起きたか女」

女「あれ、あの子は?」

男「消えちゃったよ」

女「あの怪物もいない」

男「とりあえずは大丈夫そうだ」

女「…これで解決?」

男「メールのことはたぶんもう大丈夫だろ」

男「でも今回のことは昔の事件とやらに関わってるっぽいからな」

女「まだ終わってないんだね」

男「過去になにがあったかも気になるけど…」

男「この部屋の奥みてみろ」

女「ん?え、これ…」

男「どうみても人の骨だよなこれ」

女「なんか気持ち悪いの慣れてきちゃったよ…」

男「いやな慣れだなそれ」

男「さすがにこんなもの出てきたんじゃただの学生の手におえないよ」

女「そうだね…」

男「…あの日記って子供のだよな」

女「うん、そうだとおもうけど」

男「ほんとは本人を供養してやりたいんだけどな」

男「この日記だけでも」

女「うん、そうだね」

――――
―――
――

キモオタ「つまりはその先生とやらが患者に手を出していたってことですかな」

男「おそらくはな」

キモオタ「その被害者である患者の一人がその子供と」

男「それは間違いないとおもう」

女「あの子は私たちに見つけてほしかったのかな」

男「あの子だけじゃない、被害にあったみんなのこともおもってたんだろ」

キモオタ「事件は約15年前のことですな」

男「その先生とやらはまだ生きてるんだろうか」

キモオタ「事件自体まだ明確になってないそうですよ」

男「つーかあの病院もよくずっと残ってるな」

キモオタ「なんでも工事するたびに不可解な現象が起こり続けて」

男「そういった話だったのか、心霊スポットにもなるわな」

女「でも今も起こるのかな」

男「どうだろうな…」

キモオタ「とにかく男殿と女さんが無事でよかったでよwww」

男「あれからメールはこなくなったしな」

女「とりあえずは一件落着ってかんじだね」

男「一件で他の何件も問題がでてきたけどな」

女「うーん、とりあえず疲れたよ」

男「もう何日分もの体力つかった気がする」

キモオタ「ゆっくり休みなされ」

男「あの子最後いい笑顔してたなー」

女「いつかみんな報われるといいね」

男「そうだなあ」

おわり

最後思いっきり急ぎ足になった
すまん

細かいことはまた別で書くかも

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