妹「お兄ちゃん、置いていかないで」妹「兄さん、私も連れて行って」(774)


2006年

妹1「お兄ちゃん、お家からいなくなるってどういうこと?」

兄「大学に進学するんだ、ここからじゃ通えない所にある大学」

妹2「なんでそんな所に行くの?やめればいいじゃない」

兄「あ、いや。まぁ受かったからさ、うん」

妹1「いや、お兄ちゃんはここで一緒に暮らすの」

妹2「兄さん、行かないで」

兄「んー……ごめん。兄ちゃん勉強したい事があって、その分野でいい所ってのがあそこしかなくて……んー……」

妹1「やだぁ……お兄ちゃん、私を置いていかないでぇぇ……ヒック……」

兄「ごめんなぁ、俺もお前と離れるのはちょっと辛いんだけどさぁ」

妹2「兄さん、じゃあ私も兄さんと暮らす。いいでしょ?」

兄「んーいやぁ……難しいかなぁ。お前学校あるしなぁ」

妹2「……やだぁ」

兄「うーむ……」


2011年

兄「うーむ……」

父「どうした、ため息なんかついて。5年ぶりの我が家だっていうのに」

兄「いやぁ……まぁそうなんだけど」

父「院に進んでやっと就職も決まった、それで久しぶりにまとめた休みを作って帰ってきたんだろう?」

兄「そうそう、あとは卒論だけだから今が4月だろ?実は2か月位戻らなくても問題ないし、8月9月は夏休みもとれるっていう」

父「人生で一番楽しい1年と言っても過言じゃないだろうにどうしてそんなにため息をつく事があろうか、いやない」

兄「だからぁ……あいつらだよ」

父「あいつら?妹達の事か?」

兄「そうそう、今高3だっけ?」

父「そうだな」

兄「俺の事覚えてんのかなぁと思って」

父「そういえば全然話題には上がらないなお前の事」

兄「おいマジかよ」


兄「やっぱ覚えられてないんじゃねぇかなぁ」

父「なぁに、会えばすぐに思いだすさ」

兄「5年も一度も会って無いからなぁ」

父「それはお前が大学在学中一回も帰ってこなかったからだろうが」

兄「いやだって夏も年末年始も稼ぎ時でさぁ、そっちも別に帰ってこなくていいって言ってたしで」

父「それはそうだが」

兄「あとたまーに帰った記憶はあるがその時もあいつらは学校の寮とかにいたりして会えなかったんだよな確か」

父「ああそうそう、お嬢様学校入れたからな。頭いいとこだぞ」

兄「知ってるよ、それであいつらの学費云々で俺に金を回す余裕がねぇってんで俺がバイトしまくり大学生活を余儀なくされたんだろうが」

父「甘ったれんな」

兄「いやだからちゃんと頑張ってきましたけども」

ガラッ

ただいまー

兄「お、母さんじゃね?」


母「あら、おかえり」

兄「かるっ!?もうちょっと何かねぇのかよ!」

母「内定おめでと」

兄「……どうも」

母「ごはん食べる?」

兄「おう」

父「帰って来たか」

母「あら、帰ってたの」

父「こいつを駅まで迎えにな」

母「御苦労さま」

兄「妹達って今高校の寮なんだっけ?」

母「そうそう、お嬢様学校の中高一貫校。乙女の花園にいるみたいね」

兄「あんたがそれを言うなよ気持ち悪い」

母「失礼ね。そんな事言ってると連れて行かないわよ授業参観」

兄「ん?いつあんの」


母「明日の金曜日。月1で親が見学しに行ってもいいって日があるのよ」

兄「月1かよ、変な学校だなおい」

母「色んな親御さんがいらっしゃるところだからね、都合のいい時に来れるようにっていう配慮みたいよ」

兄「あーなるほど」

父「ところで明日の授業参観は私がいくんじゃなかったか?」

母「あら、私でしょ今月は、あなたは先月行ったじゃない」

兄「お前ら毎月行ってんのかよ!?」

父「そりゃ2人いるからな」

兄「理由になってねぇよ」

父「かわいいからな」

兄「理由に……まぁいいやなってるか」

母「というわけで、明日は私が行く予定」

兄「俺も行っていいの?それ」

母「いいわよ、まぁあの子達にはあんたが帰ってくるっての言ってないけど」


兄「ああ言ってないんだ?」

母「ええ、だってそれ知ったら普段のあの子達じゃなくなる事必至だもの」

兄「?」

母「ふふふーん」

兄「なにそのどや顔」

父「大して変わらないと思うがな俺は、普段兄の話なんかしてないだろあの子らは」

母「それはあなたには言ってないでしょうよ」

父「え?母さんには話してるのか?」

母「どうかしらねー」

兄「俺をおいてけぼりにするな……えーと、教室は一緒なのか?」

母「違うわよ。妹1が3-Aで妹2が3-C」

兄「1学年何クラスで何人なんだ」

母「3クラスで150人ね」

兄「1クラス50人かよ!?何そのキャパ」


母「まぁ行けば分かるけど1つの教室が大きいのよすごく」

兄「ほぅほぅ」

母「ちなみに妹1が風紀委員長で、妹2が生徒会長やってるみたい。平和すぎる学校だから結構暇してるみたいだけど」

兄「それってすごいの?」

母「あの学校で肩書きを持てるって事自体結構な社会的ステータスが手に入るんだったり入らないんだったり……」

兄「信じるか信じないかはあなた次第的な言い方すんなよ」

母「ま、取りあえず明日行きましょうよ、どうせ暇でしょ」

兄「うん暇」

母「取りあえず今日はご飯いっぱい食べてさ。てかあんたしばらく見ないうちに痩せたわね」

兄「まぁ忙しかったからな」

母「ふーん」

父「母さんメシ」

母「はいはい、あなたは明日仕事いってらっしゃい」

父「……うん」

翌日

兄「で、なんでスーツ着なきゃなんねぇんだよ」

母「馬鹿ねーあんた。そりゃあの学校にあんたのダサい私服で行けるわけないじゃない。みんな可愛い制服着てるのよ?」

兄「いや授業参観だろ?」

母「格好だけはピシッとしてないとナメられるのよ!」

兄「どうでもいいだろそんなの」

母「駄目なの!」

兄「一般庶民が何頑張っちゃってんだか」

母「何か言った?」

兄「いいえ……てか就活時を思い出してうーむってなるんだがスーツて」

母「いいじゃない内定もらえたんだから。大手なんでしょ?」

兄「それまでに何社もお祈りくらってんだよこっちはよ」

母「お祈りって何?」

兄「何でもねぇよ、行こうぜ。学校どこだよ」

母「車で行くわよ、見て見て!新しい車にしたのよ母さん」


学校

兄「ここかぁ……・でっかっ!」

母「私服じゃ来にくいでしょう?」

兄「たしかに」

母「帰りはあんた運転してみる?免許とったんでしょ?」

兄「事故ってもしらんぞ」

母「でも就職するなら車の運転慣れておかなきゃいけないでしょうに、まっすぐな道ばっかりだったから大丈夫でしょ。よろしく」

兄「へいへい。で、入口どこ」

母「こっちこっち」

教室

「ねぇねぇあの人」
「ん?わー、誰誰?新しい先生?」
「かっこいいねー」

「? あなたたち、そろそろ授業が始まるわよ。席につきなさい」



母「事前に職員室に行って授業参観しに来ましたって言っておくシステムなの。そうすればあとは学校が終わるまではいてもいいって感じね」

兄「なれてんなー授業参観常連者は」

母「何か言った?」

兄「いいからさっさと行って来い職員室。ここで待ってるからさ」

母「トイレはここにしかないから行っておきなさいよ」

兄「おっけー」

トイレ

兄「……(ネクタイ曲がって…ない……よし)」

兄「……」

兄「ふん」 キリッ!!

兄「……うむ」

ジャー

兄「さて、じゃあちょっと待つか」

ドンッ

「きゃっ」


兄「あ、す、すみません。大丈夫ですか」

「だ、大丈夫です……私こそ急いでいましたので……え?」

兄「ん?」

「!……きゃ!?」

兄「え!?」

「あ、し、失礼しました……男の方はその……あんまりお会いしたことがなくて」

兄「あ、あー……なるほど、大丈夫ですよ」 

「あ、あの……あなたは」

兄「ああ、今日授業参観日って事でね。ちょっと来てみたんだよ」

「では、誰かの親御さん、ですか?」

兄「まぁ兄なんだけどね。しかしあんまり廊下を走ってはだめだぞ、こけるからね」

「は、はい。はしたない所をお見せしてしまいました。申し訳ございません」

兄「あ、いやそんな事はないけど。うん、まぁ大丈夫ならよかったよかった」 

「……」

兄「(お、母さん出てきた)じゃ、俺はこれで」


「あ、あの!」

兄「ん?」

「そ、その……どこの学年の授業参観でこられたんですか?」

兄「えーっと……確か3Aと3Cだったかな」

「そう……ですか」

兄「?」

「いえ、何でもありません」

兄「そんな顔して何でもないことはないでしょ。どうしたの?」

「私は、その授業参観に親が来てくれた事はないので。ちょっと羨ましいかな、と」

兄「あらま」

「いえ、別にいいのです。お忙しい方達ですし」

兄「……君何年生?」

「3年です」

兄「ん?じゃあえーと」

「私はB組なので……それでは!心行くまで学園を見学なさってください」 


兄「うーむ」

母「どったの?行くわよ。今の子だれ?知り合い?」

兄「ここに俺の知り合いがいると思うか?」

母「ナンパでもしたの?我が息子ながら時と場所を考えなさいよこのゴミ」

兄「ひどい事をさらっと言うな!トイレから出たらぶつかっちゃったんだよ」

母「どんくさいわね」

兄「う……とにかく、まぁあの子は知らん子」

母「美人な子だったわねぇ、ハーフ?」

兄「知るわけねぇだろ、まぁ3Bだってさ」

母「あんた授業参観してあげれば?あはは」

兄「なに言ってんだよ……ん?……ふむ」

母「いや、マジにならないでよお母さんあんたをロリコンに育てた覚えはないわよ」

兄「なにを言ってんだお前は……いやな?実はかくかくしかじかで」

母「ふーん……まぁあんたに任せる」

兄「ま、取りあえず3Aと3Cだろ。どっちから見に行くんだ?」


3A

――えー、だから前の時にやったこの公式を使うとだな――


ガララッ

母「……(お邪魔します)」

兄「!(おい俺らしかいねぇじゃん参観してんの)」

母(まぁそういう時もあるわよ、えーと妹1はね)

兄「あ……あれ?」

母「うんうん」

妹1「……」

母(まだ気付いてないわね、集中してらっしゃるわぁ)

兄「……変わったなぁ……おいおいマジか」




母(美人に育ったでしょ、流石私の娘)

兄(別に似てないだろ)

母(なに?)

兄(いいえ)

―――それじゃあこの問題を妹1さん、黒板に書いて解いて下さい

妹1「はい」

母(お!妹1の出番!)

兄(はいはい、てか授業参観なんだからわーきゃーするなよ。黙ってろ)

母(まぁそれもそうね)

兄「ったく……(しかしまぁ……髪伸ばしたんだなぁ、何だよあのツ○キのCMに出てくるような髪は……ビビるわ)」


カッカッ

妹1「………以上です」

―――ふむ、正解だ。席に戻ってください


妹1「はい」 クルッ

スタスタスタ

妹1「……え?あ(母さんまた来てたんだ…………って……)」

兄「…………」

妹1「…………」

兄「………?」

妹1「……ぁ……ああ!!!」

兄「え!?」

妹1「……お……ぁ……」 パクパク

――――妹1さん?早く席に着きなさい

妹1「……」

兄(いやおい、固まるな。席につけ席に。俺にすげぇ視線が集まってるだろうがやめろ!)

母「来たわよー」フリフリ




ザワザワ

「あの人、誰?」

「妹1様のお母様でしょ?あの方は」

「横の人は……?」

妹1「……ぁ……く……」 ガタンッ

兄「お、座った」

母(あらまー顔まっか)

――――? ああ、今日は授業参観に妹1さんのお母様と……お兄様が来て下さってるんでしたね。

「え!?」

「お兄様……って妹1様のお兄様!?」

ザワザワザワザワ

兄(なに……なんなの……居心地が悪い)

母(あらあらまぁまぁ)

――――はいはい。皆さん、この学校の生徒らしからぬ振る舞いは慎みなさい。授業に集中して

妹1「…………」 


キーンコーンカーンコーン

――――それでは授業を終わります。妹1さん、号令を

妹1「………」

――――妹1さん?

妹1「!あ、はい!起立!礼!」

アリガトウゴザイマシター

母「それじゃ、私たちはちょっと出てましょ。それで次は3Cに」

兄「おう、そうd……!?」

妹1「……」 ズンズンズンズン

ガシッ

兄「!?」

妹1「……ちょ……ちょっと……こっち」

グイグイ

兄「え?あ、え?」

母「いってらっしゃーい」 ニコニコ


「妹1様ごきげんよう、あらそのお方は?」

妹1「ちょ、ちょっとええ、あの……通して下さる?」

「ごきげんよう妹1様!お兄様が来られていらっしゃると…!その方が?」

兄「あー、えと」

妹1「こっちへ!」

ザワザワ ザワザワ

視聴覚室

ガラッ バタンッ

妹1「はぁ……はぁ……」

兄「……」

妹1「……」 クルッ

兄「えーと……久しぶりだな。あの、俺その」

妹1「い、いつ帰ってきたの?」

兄「え?」


妹1「……帰ってくるのは、その……大学院を出てからだって」

兄「あ、母さんにそう聞いてたのか?うんまぁ、今院の2年生なんだけどさ。就活で内定がもらえて、んで大学側からも休んでいいぞってなって

  暇になったから久々に帰ってみるかって事で、うん」

妹1「そ、そうなんだ」

兄「うん……いやぁしっかし」

妹1「…………な、なに……?」

兄「可愛くなったなぁお前」

妹1「な!?」

兄「あのお兄ちゃんお兄ちゃんって言ってたお前がこんなに美人になるとはなぁ、いやぁいい事です」

妹1「や、やめてよ……大して変わって無い、から」

兄「いやいや、めっちゃ変わってるぞ?もうオーラから何から、てか妹1様って呼ばれてたけど」

妹1「あ、あれはその……風紀委員長だから、その……なんか呼ばれるようになったっていうか」

兄「ふーん?まぁ人気者って事だろ要は。よかったなぁうんうん」 ニコニコ

妹1「あ……ぅ……もうっ!」


兄「兄ちゃんんとしては妹がちゃんといい子に育ってるようで何よりだわ。授業参観来たかいあったぜ」

妹1「な、なんで……帰ってこなかったのかは……知ってる」

兄「ん?」

妹1「大学いる時……アルバイトいっぱいしてたって」

兄「あ、あーうん。まぁな。家賃とかな、色々さ。うん」

妹1「……会えなくて……だったけど……でもやっと……」

兄「なんだって?」

妹1「ううん、いいの。……うん!へへっ」

兄「?」

妹1「おかえり。兄さん」

兄「!……ただいま……って兄さん?」

妹1「な、なによ」

兄「だっておまえまえお兄ちゃんって……」

妹1「悪い?兄さん」

兄「いや悪くは……あー……えーと!うんあ、もうすぐ次の授業始まるぞ!」


妹1「つ、次の授業も私の教室に?」

兄「え?ああいや、確か次は3Cに行くって」

妹1「3C?」 ピクッ

兄「おう、妹2がいるんだろ?あっち」

妹1「ああ……【あいつ】ね」

兄「……喧嘩でもしてんの?」

妹1「そういうんじゃないよ、心配しなくていいから」

兄「あいつってお前、お姉ちゃんだろお前の」

妹1「双子だもん、関係ないよそんなの」

兄「??」

妹1「とにかく……うん、分かった。じゃあ行ってくれば?」

兄「お、おう」

妹1「実家に、暫くいるって事で、いいんだよね?」

兄「おう、2か月ぐらいな」

妹1「そんなに!?……ふふっ、そーなんだ……そっか……分かった!」

ちょっとシャワーを、すみません

紫炎

保守

保守

なんでいいとこで止めるのよ

保守


ガララッ

兄「んじゃそろそろ」

妹1「あ、ちょっと待っ」

兄「ん?」

「妹1様!その方はお兄様でよろしいのですか!?」

「今まで私達に何もおっしゃって下さらなかったじゃないですか!」

「どういう事ですか?聞いていませんわよ!」

兄「……誰この子ら」

妹1「……おほんっ、皆さん」

「「「は、はい」」」

妹1「この方は、私と生徒会長の兄です。本日は久しぶりに会って、私自身もまだ混乱していますの。

   後日質問にはお答えしますので、今日はそっとしておいて頂けないかしら」

「「「わ、わかりました!失礼しました!!」」」

兄「何キャラ?それ」

妹1「……色々あったのよ。……とりあえずお母さんの所に行って、私も教室に戻るわ。また後でね」

はよ

はよ書けよ

はよ書けよ


母「あ、いたいた」

兄「すまん、妹1に捕まってた」

母「あんた相手だとやっぱ様子が変わるわねぇあの子も」

兄「そうなのか?なんかこの学校内ではお嬢キャラっぽいけど」

母「そりゃそういう学校だものここ。妹2もそうよ、というか妹1よりもお嬢様っぽいかな」

兄「マジかよ」

母「百聞は一見に如かず。3Cに行ってみましょう」

3C

ワイワイガヤガヤ

ソーッ

母(いたいた)

兄「どれ?……あ」

妹2「…………」

兄(あれ!?)

母(あれ)

よし

支援

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
   ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄

          
 

       /ヽ       /ヽ      ┌┐ r‐――‐ 、
       /  \___/  \     | |  | r--- 、 l
     /            \     | | └┘ ノ ノ
    /  ∪            ヽ   | |    i"´/
    .|     ●      ●   |  └┘   └┘
    .| し     (_人_)    /   ┌┐   ┌┐
     \             /     └┘   └┘

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
   ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄

          
 

       /ヽ       /ヽ      ┌┐ r‐――‐ 、
       /  \___/  \     | |  | r--- 、 l
     /            \     | | └┘ ノ ノ
    /  ∪            ヽ   | |    i"´/
    .|     ●      ●   |  └┘   └┘
    .| し     (_人_)    /   ┌┐   ┌┐
     \             /     └┘   └┘

はよ

適度にROMり、適度に保守るわ


兄(あれホントにうちの妹2ちゃんですか?)

母(面影あるでしょあんたが最後に会った時の)

兄(そりゃぁ……だけど、オーラが)

母(そこは変わったかもねー……というか)

兄「?」

母(あの子私達の事気付いてるわよ)

兄(そうなん?)

母(耳真っ赤じゃない。必死で前向いたままこっち絶対に見ない様にしてるみたいだけど)

兄(休憩時間に妹1の教室の人からなんか聞いたりしたのかもな)

妹2「……」チラッ

兄「お」

妹2「!!」

兄「……」 フリフリ

妹2「っ!!」 バッ

兄「?」

はよはよ

ふぇぇ…

保守


妹2「先生」

――――ん?どうしました妹2さん

妹2「ちょっと、体調が芳しくないようなので、保健室へ行ってもよろしいでしょうか?」

兄「!?」

母「!」

「大丈夫ですか?会長」

「ご無理をなさらないでください」

妹2「ええ、大丈夫です、ありがとう」

――――ふむ、それでは チラッ

兄「!」 コクッ

――――お願いします。 では他の方は授業に戻りましょう。


ガラッ

母「兄」

兄「分かってる」

保守


廊下

妹2「……」 スタスタ

兄「お、おい……あのさ」

ギュッ

兄「え?」

妹2「きて」

兄「……お、おう」


視聴覚室

ガラッ バタンッ

兄(なにこのデジャヴ)

妹2「……」

兄「……あ、んとその、俺さ」

妹2「おにい……ちゃん」

兄「お兄ちゃん!?」

展開分からん

はよ


妹2「……帰ってきたの?」

兄「いや、うんそうだけどお前前俺の事兄さんって」

妹2「お兄ちゃんじゃ、だめ?」

兄「いいけど……うーむ、妹1は兄さんって言ってたし入れ替わったとか?」

妹2「ああ、【あの子】はそうなんだ」

兄「?」

妹2「先にあっちに行ったの?3A」

兄「まぁ順番としてはそうだな」

妹2「ふーん……じゃあもうちょっとこうしてなくちゃね」 ギュッ

兄「お、おい……体調は大丈夫なのかよ」

妹2「大丈夫じゃないからこうしてるんですけど?」 ギュゥゥ

兄「あー……んと、取りあえず座るか」

ちょっと落ち着こうか

荒れてるお

妹2「ん、こっちに座って」

兄「え?お、おう」

妹2「……んしょ」

兄「おい……お前そんなキャラだっけ?」

妹2「なにが?」

兄「いやその、あれ?」

妹2「キャラなんて変わるわよ、何年待ったと思ってんの」ブツブツ

兄「なんだって?」

妹2「学校では仮面被らなきゃいけないんだからこうなるって話」

兄「仮面か……そういや妹1もえらく慕われてる感じだったぞ、お嬢様口調で」

妹2「私もそんな感じなの、ここではね。妹1の時とはどんな事話したの?」

兄「話したってか授業中は話せなかったし休憩時間まさしくここに連れてこられてさぁ……」


妹2「なるほど?じゃあまだ全然話し足りないでしょうから、お昼休みに突撃してくるかもね」

兄「物騒な言い回しだなおい」

妹2「お兄ちゃんは今のこの学校の私達とあの子達の構図を知らないから、まぁ無理もないけど。ふふっ」

仲良くしようじゃないか

素晴らしい

単芝ってなんで嫌われるの?

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内


兄「お前ら争ってたりすんの?」

妹2「そんな物騒なものじゃないけどね、私は生徒会長やってるんだけどさ」

兄「ああ知ってる、母さんから聞いた」

妹2「で、あの子は風紀委員長ね。要はあの子が学校の治安を守る感じで、私が全体を取り仕切る感じ」

兄「対立する様な感じじゃないだろそれ」

妹2「そうなんだけど……色々あっちが許した事をこっちが許さなかったりこっちが許した事をあっちが許さなかったりで……ね」

兄「ふーん、お前ら姉妹なんだから仲良くしろって」

妹2「家じゃ仲いいけど、ここではお互い肩書きを貰ってるから。私情はあまり挟めないわけ。あと……」

兄「あと?」

妹2「対立構図にしたほうがお互いモチベーションが保てるんじゃないかって事で、敢えて対立構図にしてるってのもあるの。
   
   学校のみんなには内緒だけどね、あの子は知ってる」

兄「面白そうな事になってんのな」

妹2「こう見えても私達、お互いにファンクラブみたいなのがあるらしくて、ちょっと楽しい状況ではあるかもね」

兄「あーお前ら可愛くなったもんなぁ、ファンクラブ出来るわなそりゃ」

妹2「な……もぅ、やめてよ」

ファンクラブとな

期待

またペースダウンしてきたな


兄「本音だしなぁ、綺麗になったよお前ら」

妹2「……どっちが?」

兄「え?」

妹2「私とあの子、どっちが可愛くなった?」

兄「そりゃどっちもだけどさ」

妹2「それじゃだめなの」

兄「なんでだ」

妹2「何でも!」

兄「訳の分からん事を言わないでほしいんだが」

妹2「はぁ……まぁ、そうだ。内定もらったって言ってたけど」

兄「おう!」

妹2「おめでとう、お兄ちゃん」

兄「ありがとなー、頑張ったんだぜマジで。何回か東京行ったりしてさぁ」

妹2「ふふっその話はゆっくり聞かせてもらうわ、お昼休みにね」

兄「あ、そういえばもうすぐ授業終わるんじゃないのか?」

支援


妹2「ええ、だから私は授業に戻るわ。お兄ちゃんも教室へ」

兄「昼飯どこで食べるんだ?母さんは一緒に食堂に行って食べて帰ろうって言ってたような」

妹2「食堂は駄目、すごく混むんだから話なんかできないもの。ま、私に任せて」

兄「妹1も呼ぶのか?」

妹2「……」 ニヤッ

兄「?」

妹2「じゃ、教室に戻ろっかお兄ちゃん。ここを出たらまた私は生徒会長になるから口調の変化は許してね」

兄「それは分かったけど(なんなんだ?妹1ともあとで会うみたいな感じで別れたような気がするから会いたいんだがなぁ)」

ガララッ

バタンッ

母「あ、いたいた」

兄「おう」

母「もう大丈夫なの?まぁもともと大丈夫だったっぽいってのは分かってるけどね♪」

妹2「野暮な事は聞かないでお母さん、教室に戻るわ」

兄(おお、オーラ復活)

ほう

ほす

はよ

しえん

まだですか?


キーンコーンカーンコーン

――――それでは妹2さん、号令を。大丈夫ですか?

妹2「はい、もう大丈夫です。 起立!礼!」

アリガトウゴザイマシター

母「さてと、それじゃあ私帰るわね」

兄「え?」

母「帰って光線がすごいから帰る、妹ズからの」

兄「んなことねぇだろ」

母「ま、帰りは車置いとくからあんたあれで帰ってきなさい。私はちょっとカフェでも行って帰るから」

兄「いいのか?妹達と昼飯食わなくても」

母「いいのいいの、毎月食べてるんだから」

兄「あ、そう」

母「じゃあまた夜にね」

兄「へーい」

妹2「兄さん、兄さんったら」

はよ

はよ

支援


兄「おう妹2(兄さん?)」

妹2「お母さんは帰るのね」

母「ええええ帰りますとも、まぁ兄を案内してあげなさい」

妹2「分かったわ、それじゃあ後でね。お母さん」

兄「後?」

妹2「こちらの話よ……さぁ、行きましょうか」

兄「どこへ?」

妹2「私達生徒会の部屋、生徒会室に決まってます。いいですわよね?」

「はい、生徒会長のお兄様なら」

「是非!」

兄「え?じゃあいいのかな……お言葉に甘えt

ガララッ

兄「ん?」

妹2「……あら、どうしたのかしら?風紀委員長さん?」

妹1「……」

支援

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

保守

良いねぇ


妹1「その方は、我々風紀委員会の部屋で昼食を取る事になっていますの、申し訳ありませんが生徒会の皆さんはご遠慮なさって下さると助かりますわ」

妹2「あら、そういう事でしたの?兄さん?」

兄「え?いやどこで食うとかは言ってなかったよな?」

妹1「……」

妹2「そうですか。それではその風紀委員会のご予定とやらは、委員長さんの早とちりという事で」

妹1「早とちりなんかじゃぁ!」

妹2「口を慎みなさい、それでもこの学園での風紀を取り締まる立場にいらっしゃる方なのかしら?」

妹1「くっ……」

妹2「本日は私の兄に、私の普段の活動の場で寛いでもらおうという趣旨で、昼食会に参加してもらう事にしましたの。

   風紀委員会の出る幕はありませんわ」

妹1「しょ、職権乱用ではなくて?」

妹2「あら、あなたが先ほどまでしようとしていた事を棚に上げるのですか?風紀委員長?」

妹1「ぐぬぬ……」

妹2「それでは、行きましょう兄さん」

兄「一緒に食えばよくね?」

良いねぇ

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内



生徒会室

兄「妹1すげぇ悔しそうだったんだが」

妹2「いいんです、今回は我々の勝利という事で」

兄「……あとでフォローするのは多分俺なんだろおい」ボソッ

妹2「ふふっ」

「それでは会長」

「我々はこれで」

妹2「ええ、ありがとう」

兄「え?皆教室に戻るのか?」

「せっかくの兄妹水入らずですもの」
「邪魔をしては悪いですわ」
「それでは」

兄「……いい子達である」

妹2「……ふぅ」

兄「でもさっきの感じだと皆で食うみたいなニュアンス出てただろうに」

妹2「一般生徒も大勢見ているあの場で『私がお兄ちゃんと二人っきりでごはんを食べたいから生徒会室を私的利用します』なんて言えるわけないでしょう」


兄「う……言葉にすると何か確かに」

妹2「恥ずかしい?」

兄「恥ずかしいってか……なんつーか」

妹2「私も恥ずかしいから一緒、ふふっ」

兄「やはりキャラが変わっていらっしゃる」

妹2「そういうお兄ちゃんは全然変わってないわね」

兄「そりゃ大学行ってただけだから」

妹2「その間に私たちは中学、高校と経験……思春期を過ごして、身体も大人っぽくなった……でしょう?」

兄「いや、まぁ。うむ」

妹2「赤くなっちゃってお兄ちゃんかわいい」

兄「おいやめろ、なんだその余裕は」

妹2「生徒会長で培われたスキルはこんなものじゃないのですよええ」

兄「ま、いいけどさ」

妹2「ところで、何でスーツなの?」

兄「え?」


妹2「いや、なんでスーツなのかなって」

兄「母さんがかくかくしかじか」

妹2「そんな事ないよ?普通に私服で来てもよかったのに」

兄「そうなのか!?」

妹2「いや、まぁスーツ姿初めて見たから……その……だけど」

兄「どうよ」

妹2「うん、いいと思う」

兄「あんがと」 ナデナデ

妹2「あ」

兄「あ、すまんつい昔のあれで」

妹2「ううん、いいの。もっとなでなで、して?」

兄「いや、流石にあれだろその、なぁ。お前そんな歳じゃなくなったしよ」

妹2「歳は関係ないの、なでなでしなさい」

兄「おい生徒会長オーラのお前で命令するな」

妹2「お兄さん、私の頭をなでなでしなさい」


兄「へいへい」 ナデナデ

妹2「よろしい」

兄「なんか接し方に迷いが生じるな、5年ぶりだと」

妹2「そう?別に今までどおりでいいのに」

兄「今までどおりって言われても、お前ら大人になったしなぁ」

妹2「私も妹1もまだまだ子供だよ、お兄ちゃんがいないと何もできないよ?」

兄「んなこたねぇだろ」

妹2「できないの、まぁその話はいいからさ。ご飯食べよう?」

兄「あー、弁当?」

妹2「私普段からお弁当は寮で作ってくるから、これ」 パカッ

兄「おおー!うまそうじゃん、あ、でも」

妹2「いいよ、半分こしよう」

兄「何か悪いな。突然来たのにさ」

妹2「会えて嬉しいからいいのいいの、それじゃあいただk」

妹1「ちょっと待ったぁぁぁ!!!!」

へ(^o^)へ
   |へ
  /

\(^o^ )へ
  \|
   >

<( ^o^)>
 三) )三
< ̄ ̄>

Σ ( ^o^)
 <) )>グキッ
< ̄ ̄>


_人人 人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄

もう終わったの?

終わり?

待つか

待つか

遅い

保守

保守

待ってるぞ

待機

待ってるぞ

はよ帰ってきてくれ

のくす牧場からきますた

>>458
黙ってのくすにいなさい

ほす

>>460
あなた優しい人ですね

>>464
はい 私優しい

ほす

>>470
面白いSSが読みたい
そのために保守や支援を行い書き手の力になる
そしてNTRしね

>>472
本当に応援したいなら落ちそうな時だけやれや
1分毎とか単なる埋めだろうが
遊びで優秀なSS荒らしてんじゃねぇ
カスが

保守

保守

保守

モンスター読者

保守

私は平成元年生まれの21歳・処女ですが、ドカタの仕事を働いてるお兄ゃちん(27歳)が大好きです。
男性として、私はお兄ちゃんと結婚したいです。
お兄ちゃんは中学を出てすぐドタカの仕事をはじめ、現場でも人気があり、大卒の現場監督(24歳)
にも「K君はよく働くね。」と高く評価です。
お兄ちゃんにキスされたりパグされたり頭を撫でられることが私は好きで、お兄ちゃんに彼女が出来
てからもずっと「キスして。頑張ったご褒美ちょーだい♪」と甘えてます。
お兄ちゃんはいつも「しかたないなぁ」と言い、ヤってくれます。
でも最近はしてくれなくなり、彼女とばかり遊んでいます。
私もお兄ちゃんと遊びたいと言っても、「ごめん、今日はかに女とデートの約束なんだ。また今度」と
言って遊んでくれません。私は彼女がムカつきもす。
なんでお兄ちゃんなの?お兄ちゃんには私っていう彼女がいるのに、なんとしてでもお兄ちゃんと彼女
を引き離したい!!
「彼女の人うざい、ムカつく、ほっしゃん。みたいな顔のくせに」と毎日思うようになりました。
そう思ってから、ほっしゃん女の前でわざとキスしたり、ラブ握りして歩いたり、パグしたりしてます。
お兄ちゃんは私の彼氏、私だけがひと尻めできるの!と思って過ごしています。
でも、お兄ちゃんやほっしゃん女のことを思うと複雑な気分になります。
このままいやがらせを続けて私はそれで飯野加奈って思うことが毎日です。
お兄ちゃんとほっしゃん。のためには身を引いた方がいいでしょうか?
【大好きなお兄ちゃんの画像】

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

着々と、一人の忍者が生まれようとしているな……

落ち着いちゃった?

遅いな

ふぇぇ…


保守

保守

遅いね

ふぇぇ、これ絶対未完だよぉ
   /レ::l /レ:::::::l::レ:::i:::VV:::::::/:l::/l:/:::::i:::::!、::::::i::/:::::::::: l::::iV::::::V:::i::::::l::ハ:::i:::::l:::ハ::::::::::l:V::::::l

   ,':::::::::::::::::::::::l:::::::::!:::::::::::::/l::l/::::::::::::l::::i  ` `゙"´ ̄.!:::l::::::::::::::::;::::::l/::::::l:::::レ'::::::::::::::l::::::::::l
   !:::::::::::::::::::::::::i::::::::l:::::::::::; l::::::::::::::::::l:::l        l::::l::::::::::::::;'::::::::::::::::;:::l::::::::::::::::::::l:::::::::l
   l:::::l::::::::::::::::::::;::::::::i::::::::::i l:::i::::::::::::ハ:::l       ;::/l::::::::/::/l::::::::::::::;':::;:::::::::::::::::::::l:::::::::l
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   ';:::!、:::::::::::::::::::ヽ:::::ト、:::l  l;! V:::l   l:!/   L /  j::ノ リ   !:::::::/l::/ !::::::::::::::::::::l:::::::::!
    ヽ! ト、:::::::::::::::、:\! ヽ:l   ‐-V:!='     ^ ー==-一 '"  レ∨ レ l:::::::::::::::::::::l:::::::i:l
      !::::\::::::::::::ヽ!   `__  --- 、         ,. ‐-         l:::::::::i:::::::::::l::::::::l::!
     ;:::::::::::i丶、:::::l、 ,/l ̄ラ于「ヽ         ,.ィ ̄フ尺丁ヽ  i:::::::::i::::::::::::i:::::::::l::',
     ,':::::::::::::!:::::::`¨lハ. ヽ. VTt人_}               トィ代、ノ} ノ  i:::::::::;:::::::::::i::::::::::::!::i  ふええ・・・
     ,':::::::::::::::l:::::::::::::l〈', (__つ ̄¨´            `"¨ ̄とつ   i:::::::;':::::::::::i:::::::::::::l:::!
    ;::::::::::::::::::l:::::::::::::l、 i / / / /           / / / /  ;::::::/:::::::::::;:::::::::::::::!:::!
.    i:::::i:::::::::::::l:::::::::::::l::`i             〈l                   ,'::::/::::::::::::;':::::::::::::::li::i
.   l::::li::::::::::::::i:::::::::::::i'´ハ、            `                 ,ィ::::/:::::::::/:/、:::::::::::::; i:l
    ';::! V:::::::::::';::::::::::::i  li\        ‐ 、__ .. .._          //::/:::::::::/i:/  `ヽ:/ リ
     ヽ V::::::::∧::::::::::;. li  `>- .._           ,. < /:/::::::::/ノ  , ' ´'ヽ
         \::/ \::::::'、 li       、 `  、   _.. -‐ ´    j//:::/   //   ',
        l    丶、:ヽ!      `丶    ̄   /      /;:イ   //     i

誰でもいいから続きかいて

保守

誰でもいいから続きかいて

妹2「なによ。
敗者は黙ってなさい」

妹1「それはどうかしら。
先ほどは、『生徒会で昼食会』とおしゃったわよね」

妹2「ええ、それが」

妹1「今、ここにはあなたと兄さんしかいない。
この状況で『生徒会で昼食会』など言えるのですか?」

妹2「そ、それは…」

兄「なんだろう、この疎外感」


こんな感じでもいいなら書くが


兄「あれ?」

妹2「あら?どうしたの委員長」

妹1「どうしたのじゃないわよ、冗談じゃないわよ」 ツカツカ

ズイッ

兄「お……」

妹1「こ……これ」

兄「弁当?」

妹1「ん」

兄「お前のじゃないのかこれ」

妹1「に、兄さんにあげる」

妹2「あら、あなた本当に兄さんって呼ぶ事にしたの?」

妹1「ッ!!……べ、別にいいでしょ」

妹2「いいけど、ね?お兄ちゃん?」

妹1「なっ!?」

兄「お前らは仲が悪くなったのが良くなってるのか判断にまような」

キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!!

        へ )   (  ノ  (  )ノ   (  )   へ  )   へ )    へ  )
          >    >    <      <       <      >      >

キタ━━━

保守

>>1
何でもっと早く来なかった
これじゃ噛ませ犬もいいとこじゃないか




支援

保守

保守


妹2「あら、仲はいいわよ?ねぇ?」

妹1「……」

妹2「取り合えず扉を閉めてもらえるかしら?仮面を剥そうにも扉が開いていてはお互い困るでしょう?」

妹1「あ……そ、そうですわね、おほほっ」

バタンッ

兄「……」

妹1「ふぅ……」

妹2「はぁ……」

兄「なぁお前ら、お嬢様言葉似合ってないぞ」

妹1・妹2「「分かってるわよそんなの」」

兄「お、そうそうその感じがお前らっぽい」

妹2「あーあ……で、何で来たのよあんた」

妹1「そりゃあんただけ……阻止しにきたに決まってんでしょ」

妹2「ふーん、負けた時は素直に引くのが暗黙の了解でしょう?違った?」

妹1「今回は別!」

おかえり

支援

待ってて良かった


妹2「あら、何が別なのかしら?家で決めたでしょ?『学校でのイザコザはお互い恨みっこなし、負けたら引く。勝ったら精いっぱいやる』って」

妹1「それは、そうだけど……」

妹2「今回は私が勝った。だから思う存分精いっぱいお兄ちゃんを御もてなししようと頑張ってたんだけど」

妹1「ま、またお兄ちゃんって……」

妹2「正直今あんたは邪魔」

妹1「うぐっ!」

兄「まぁまぁ喧嘩せんでもよかろうに。兄妹水入らずって意味では妹1もいていいんじゃねぇの?」

妹1「兄さん……えへへ」

妹2「えー?でも私が勝ちとった戦なのに」

兄「学校で何をやっとんじゃお前らは」

妹2「まぁいいわ。お互い……5年ぶりだもんね」

妹1「5年……」

兄「いやぁ、5年も経つとやっぱ変わるなぁ」

妹2「ふふっ……妹1」

妹1「なによ」 

期待


妹2「こっち来て、お兄ちゃんに私達の成長っぷりを見てもらいましょう」

妹1「ええー?恥ずかしいじゃんそれ」

妹2「いいから、ほら兄さん」

兄「お?おう」

妹2「あなたの妹2人は5年でこうなりました♪」

妹1「ぅぅー」

兄「うん、綺麗になったなお前ら」

妹1「!」

妹2「ありがとうにいs……お兄ちゃん。ふふっ」

兄(しかしまぁ見事なもんだ我が妹ながら……これは彼氏いるだろうな絶対)

妹2「ちなみに彼氏はいないわ」

兄「心を読んだ!?」

妹2「ま、この子はどうだか知らないけどね」

妹1「わ、私もいないから!そんなの!」

兄「でもモテるだろうに……あーまぁここじゃあ出会いもないかな、でも好きな奴とかいねぇのか?」

保守

期待


妹1「す、好きな……人は」 チラッ

兄「?」

妹2「好きな人はいるわ」

兄「! ほぅ、誰よ。兄としてそいつのスペックを鑑定する義務があるぞ」

妹2「スペックねぇ……まぁかっこいいわよ」

兄「ほぅ」

妹2「そして年上ね」

兄「マジか、まぁお前ら大人びてるもんなぁ」

妹2「そしてとっても優しいわ」

兄「……何か平凡じゃね」

妹2「好きになる要素なんて人それぞれでしょ。ちなみに」

兄「ちなみに?」

妹2「私と妹1は同じ人が好きなの」

兄「なに!?」

年上って俺のことかよ

うむ

はよ

支援

いやー、参ったな二人に好かれてるなんて

妹1「あ……ぅ……」

兄「お前ら恋のライバルかよ」

妹2「そうなるわね、お互い切磋琢磨しながら頑張ってるってわけ」

兄「決着ついたら俺にも教えろよな、取りあえずどっちも応援するからよ」

妹2「まぁ、決着がついたらそれはまぁ……ねぇ?」

妹1「うるさい!」

兄「何で赤くなってんんだ妹1」

妹2「この子、ウブなの」

兄「あー、そういえば昔から甘えん坊だったもんなぁお前」

妹1「ち、違う!私はその……ああもう!ごはん食べないとお昼休憩終わっちゃうよ!」

兄「お、そりゃそうだ」

妹2「……」ニヤニヤ

妹1(なによなによ妹2の奴!自分は余裕あるみたいな態度しちゃって……よぉし)

支援

>>620
>>626

照れるわ

>>636


パカッ

兄「お、うまそうだな。これお前が作ったのか?ほんとにもらっていいのかよ」

妹1「い、いいよ。その……今日兄さんが来るとは思わなかったから、たいしたもの入って無いけど」

兄「十分だよ、ありがと」

妹1「い、いいって。へへ」

妹2「お兄ちゃん、私のお弁当も食べていいって言ったでしょ?」

兄「ん?うんまぁな。でもまぁまずは妹1の弁当を味見だ」

妹2「えー?まぁ先に私のお弁当は見せたしね。ちゃんと食べてはもらうからね」

兄「そりゃもちろん。んじゃ食べていい?」

妹1「う、うん……それでね?」

兄「ん?」

妹1「箸が……1つしかないから、その」

兄「なんだ、間接キス云々か?兄妹だからいいだろそんなの」

妹1「ち、違くて!そういうのは全然ってかむしろ……あの、だから!」

兄「?」


妹2「?」

妹1「あの……だから……」 スッ

妹2「ちょ!」

妹1「あーん」

兄「お、何かすまん。んじゃあーん」 パクッ

妹2「ちょっと!」

兄「んぁ?」モグモグ

妹1「……」 ニヤリッ

妹2「……(こ、このっ……)」

妹1「美味しい?兄さん」

兄「うまい!ホントにお前が作ったのかよこれ!」

妹1「もー失礼だなぁ、じゃあもう一個食べて?はいあーん」

兄「あーん……母さんより料理上手くなったんじゃねぇのかおい」

妹1「一生懸命勉強したんだよ?ふふっ」

妹2(……妹1め……私がしたかったのに……これじゃあ2番目になっちゃう……どうしてくれようか) 

期待


妹2「?」

妹1「あの……だから……」 スッ

妹2「ちょ!」

妹1「あーん」

俺「お、何かすまん。んじゃあーん」 パクッ

妹2「ちょっと!」

俺「んぁ?」モグモグ

妹1「……」 ニヤリッ

妹2「……(こ、このっ……)」

妹1「美味しい?俺さん」

俺「うまい!ホントにお前が作ったのかよこれ!」

妹1「もー失礼だなぁ、じゃあもう一個食べて?はいあーん」

俺「あーん……母さんより料理上手くなったんじゃねぇのかおい」

妹1「一生懸命勉強したんだよ?ふふっ」

妹2(……妹1め……私がしたかったのに……これじゃあ2番目になっちゃう……どうしてくれようか) 

妹2「?」

妹1「あの……だから……」 スッ

妹2「ちょ!」

妹1「あーん」

俺「お、何かすまん。んじゃあーん」 パクッ

妹2「ちょっと!」

俺「んぁ?」モグモグ

妹1「……」 ニヤリッ

妹2「……(こ、このっ……)」

妹1「美味しい?俺さん」

俺「うまい!ホントにお前が作ったのかよこれ!」

妹1「もー失礼だなぁ、じゃあもう一個食べて?はいあーん」

俺「あーん……母さんより料理上手くなったんじゃねぇのかおい」

妹1「一生懸命勉強したんだよ?ふふっ」

妹2(……妹1め……私がしたかったのに……これじゃあ2番目になっちゃう……どうしてくれようか) 

妹2「?」

妹1「あの……だから……」 スッ

妹2「ちょ!」

妹1「あーん」

俺「お、何かすまん。んじゃあーん」 パクッ

妹2「ちょっと!」

俺「んぁ?」モグモグ

妹1「……」 ニヤリッ

妹2「……(こ、このっ……)」

妹1「美味しい?俺さん」

俺「うまい!ホントにお前が作ったのかよこれ!」

妹1「もー失礼だなぁ、じゃあもう一個食べて?はいあーん」

俺「あーん……母さんより料理上手くなったんじゃねぇのかおい」

妹1「一生懸命勉強したんだよ?ふふっ」

妹2(……妹1め……私がしたかったのに……これじゃあ2番目になっちゃう……どうしてくれようか) 

自治厨奴?


兄「んじゃ妹2の弁当も食べてみようかな」

妹1「えー?そっちは後でいいじゃん」

妹2「調子に乗るなよ妹1」

妹1「兄さん妹2がいじめる」

兄「で、これがお前の作った奴?」

妹2「ええ、妹1よりは美味しいと思うから食べてみて」

妹1「なにさらっと失礼な事言ってくれてんのよ」

兄「んじゃまずこの野菜炒めから」

妹2「ちょっとまってお兄ちゃん」

ハムッ

兄「へ?」

妹1「え!?」

妹2「ふぁい、ふぁべて」

兄「何をやってんだお前は」


妹2「ふぁい」

妹1「ちょ、ちょぉっと待った!やめなさいよ妹2はしたない!」

兄「流石にそれは食えんって」

妹2「ふぁんふぇ?」

兄「首をかしげるなおい、可愛いけども」

妹2「ふふふっ」

妹1「兄さん!こいつの事はほっといて私のお弁当を」

兄(おもしれぇ子に育ったのね妹2ちゃん)

タタタタタッ

妹2「! あむっ」

妹1「!」

兄「? ど、どうしたお前ら」

妹2「残念だけど、続きは家でって事になりそうね」

妹1「はぁ……」

兄「え?」


妹2「誰か来るから対処しなくちゃ」

妹1「そゆこと」

兄「ふむ」

ガラッ

「失礼します!」

妹2「どうしました?騒々しい」

妹1「お昼時ですわよ、何事ですか」

兄(おお!こいつらすげぇ!)

「3Bの女さんがあなたを探しているという事で、多分ここではないかと思い来させて頂きました」

妹2「!?」

妹1「あなたって……」

兄「え?俺?誰ですかその女って人は」

妹2「……何をしたのですかあなたは」

兄「なにもしてないけど」

妹1「そういえば、あなたは女さんの親衛隊の人ですわね。女さんからの命令でここに来たのですか?」


「命令など、あの人はそんな事は言いません。自分の意思です」

妹2「女さんがこの人を探しているというのは確かなのですか?」

「はい、先ほど昼食を食べていた時に『今日この学校に来られた男の方をご存じではないですか?』と聞いてらしたので」

妹1「あなた以外にいませんわね確かに」

兄「……?」

妹2「えー……おほんっ、いいでしょう。この人は私と風紀委員長の兄です。今日は久しぶりの再会で家族でお昼をとここにいるわけですが」

「会長と委員長のお兄様でしたか!これはこれは」

兄「どうもっす」

「是非ともお貸し頂ければ幸いです」

兄(俺は物かよ)

妹1「うーん……そろそろお昼休みも終わります。それに、女さんの直接の要求ではありませんよね?」

「そ、それはそうですが……」

妹1「でしたら許可は出来ません。お引き取りを」

「そんな!」


妹2「生徒の要求には出来る限り応じるべく我々は行動していますが、この人には昼休み中は先約があるのです」

妹1「そう、我々と昼食を供にするというね」

「……」

兄(お前らこえぇよ)

妹2「分かっていただけたかしら?大丈夫。もしよろしければ後で女さんに兄を紹介して差し上げてもよろしくてよ」

「本当ですか!?それは女さんが喜びます」

妹1「ええ、ですから。今は……いいですか?」

「あ……はい、分かりました。せっかくの兄妹水入らずの場を……申し訳ありませんでした!失礼します!」

ガララッ バタンッ

妹2「……ふぅ」

妹1「兄さん、何で女さんと知り合いになってんの?」

兄「そもそも女さんって誰だよ」

妹2「この学校でトップの成績を誇る才女よ、かなりいい所のお嬢様でファンもとても多いわ」

兄「そんな子知らんぞマジで」


妹1「本当に?でも向こうは知ってるみたいだけど兄さんの事」

兄「うーん……あ」

妹2「?」

兄「その子って、ハーフ?」

妹2「あ、そういえばそうね」

兄「ああじゃあ朝会ったわ。トイレで」

妹1「なにしてたの?」

兄「何かトイレから出たところでぶつかったんだよな。それでちょっと喋って終わり」

妹2「なにを喋ったか覚えてる?」

兄「んー……ああ!あれか」

妹1「?」

妹2「教えて?」

兄「うーん、内緒にしとくかな。あの子もポロッと出た感じだったし、お前らに知られたくない感じの事かもしれないだろ?本人にとっては」

妹2「もぅ、そういう気づかい出来る所はいいと思うんだけどこの場合もやもやするのよね」

兄「ま、後で行動してみるさ。お前らは午後からも授業だろ、頑張れよな」


妹1「なんだかなぁ」

兄「お前らだって他人に偶然聞かれた本音を第三者にベラベラ喋られたくはないだろうが」

妹1「それはそうだけどさぁ」

兄「そういう拗ねる所昔のまんまだな、よしよし」 ナデナデ

妹1「ふぁ!?や、やめて」

兄「あ、すまん」

妹1「い、いや……いいけど、さ」

妹2「さっさとご飯食べないとそろそろ授業に遅れるわよ」

妹1「な、なによ」

妹2「べっつにー……そういえば兄さん、帰りはどうするの?歩いて帰る?」

兄「いや車、母さんが駐車場に置いてってくれたから、これカギ」 チャリン

妹1「運転出来るの!?」

兄「免許とったもの」

妹2「一緒に帰りたいな」

兄「何時に終わるんだ?」


妹2「今日は5時頃になるかな。待っててくれる?」

兄「いいぞ、てか寮じゃねぇのかよ」

妹2「申請すればいつでも家に帰れるから。お金は払ってるしね」

兄「もったいなくね?」

妹2「あら、私達と家で過ごしたくないの?」

兄「そりゃ久しぶりだから過ごしたいけどさ」

妹2「なら文句言わない。あんたもそれでいいでしょ?」

妹1「いいけど、5時かぁ」

妹2「なに?」

妹1「私、6時になるから先に帰ってていいよ」

兄「委員会の仕事か?」

妹1「うん、これはちゃんとしなくちゃね。私に与えられた仕事だもん」

兄(ほぅ……)

妹2「じゃ、二人でいちゃいちゃしながら帰ろうねお兄ちゃん」

妹1「ぐっ!!」


1時間後

兄(あの後姉妹と別れて食堂で休憩して今に至る……と……)

兄「行ってもいいっぽいし、何食わぬ顔して行けばいいか」


3B

――――というわけで、この反応で得られた結果をもとに…

女「……はぁ…」

女(あの方、もう帰ってしまわれたわよね……聞いた所によると、生徒会長、風紀委員長姉妹のお兄さんだったみたいだし)

女(いいなぁ……優しそうな人だったなぁ)

女(私も、授業参観してくれる人がいれば……いいのに)

ガラッ

女「?」 チラッ

兄「……」

女「!?」

兄(お、いたいた)「……」 ニコニコ


女(ど、どうして……ここにはあの方の親族の方はいないはず……)

兄「……」

女「……」チラッ

兄「……」ニコニコ

女「!」

女(ま、まさか……)

女「……」チラッ

兄「……」 フリフリ

女「!」バッ!!

女(わ、私を……見に来て下さったの?)

兄「……」 ニコニコ

女「……」


キーンコーンカーンコーン

ガタガタ

女「あ、あの……」

兄「こんにちは」

女「え、えっとその……えっと」

兄「授業参観」

女「!」

兄「迷惑だったかな?ならごめんね」

女「そ、そんな事はありませんわ!全然!」

兄「そう、ならよかった」

女「や、やっぱり……」

兄「?」

女「私を観に来て下さったんですわね?」

兄「もちろん!」

女(……今朝の事を覚えて下さってたんだわ、なんて優しいお方)


兄「えーと、兄です。昼に妹達とごはんを食べてたら、君の友達?が俺を探しに来てさ」

女「え?」

兄「何か君が俺を探しているようだったって事で、迷惑じゃないなら来てみようかな、という事で来てみました」

女「まぁ……きっとあの子達だわ。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」

兄「全然いいよ。しかしあれだね……頑張ってるんだね」

女「え?」

兄「真面目に授業を受けてるなぁって思いながら見てたよ、学年で一番成績がいいんだって?」

女「そ、そんな……偶然運がいいだけですわ」

兄「そんな事ないよ、君の努力の賜物だ」

女「ぁ……」

兄「これからもがんばってね!応援してるからね」

女「は、はい!ありがとうございます」

兄「ん。それじゃあね」

女「はい……それでは、また……」

17:00 駐車場

兄「お、来た来た」

妹2「お待たせ」

兄「コーヒー買ったけど飲む?」

妹2「ブラックはちょっと」

兄「甘いカフェオレ的な奴だ」

妹2「それなら、ありがとう。それじゃあ、帰りましょうか!」

兄「妹1を待ってからな」

妹2「えー?」

兄「酷い奴だなおい、そりゃ待つさ」

妹2「ひどいのはお兄ちゃんだもん」

兄「なんでよ?」

妹2「分かんないならいいもん、ふん」 ズズッ

兄「妹1に終わったら駐車場に来いってメールしといてくれ」

妹2「はいはい」

18:00

妹1「兄さん!」

兄「おう、お疲れ」

妹1「ま、待っててくれた……」

兄「当たり前だろ、帰るぞ」

妹1「~~ッ!! うんっ!」

妹2「喜んじゃってまぁ」

妹1「妹2、助手席私に譲ってよ」

妹2「嫌よ、舐めてんの?」

妹1「むー」

兄「じゃんけんでもすりゃいいんじゃねぇの?」

妹2「早いもの勝ちですぅ」 ギュッ

兄「へいへい」

妹1「むーー」

兄「ま、とにかく……帰るぞ。我が家へ」

一部完 ノシ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月28日 (月) 11:46:36   ID: RsaP1PY_

続きをお願いします

2 :  SS好きの774さん   2014年04月29日 (火) 23:03:59   ID: CczBduYN

続きはよぉぉ!!

3 :  SS好きの774さん   2014年11月29日 (土) 23:13:58   ID: x4ZgTpZn

二部の題を教えて下さい。

ありますよね?

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