まどか「どこか行こうよほむらちゃん」(375)

ほむら「お風呂に行く? トイレに行く? それともベ・ッ・ド?」

まどか「欲望に忠実すぎるよほむらちゃん」

ほむら「温泉に行く? 銭湯に行く? それともサ・ウ・ナ?」

まどか「強引な裸の付き合いはNGなんだよほむらちゃん」

まどか「普通の所で行きたい所はないの?」

ほむら「まどかのお部屋」

まどか「私はお出かけしたいんだよほむらちゃん」

ほむら「それなら海に行きたいわ」

まどか「海はまだ時期が早いんじゃないかな」

ほむら「じゃあお風呂場でもいいわ」

まどか「水着が見たいだけなんだねほむらちゃん」

ほむら「水着が見たいんじゃなくて、まどかの水着姿が見たいのよ」

まどか「訂正するほどのことでもないよほむらちゃん」

ほむら「植物園なんてどうかしら」

まどか「あ、いいかも。あんまり行ったことないし」

ほむら「ここは百合も展示してるのよ」

まどか「なんか違う意味に聞こえるのは気のせいかなほむらちゃん」

ほむら「薔薇も展示されてるけど、見る必要はないわ」

まどか「植物園の話だって信じていいんだよねほむらちゃん」

ほむら「動物園はどう?」

まどか「動物園もなかなか行かないよね」

ほむら「ここなら動物と触れ合えるコーナーがあるわ」

まどか「ほむらちゃんは何と触れ合いたいの?」

ほむら「まどか」

まどか「お出かけする時間がなくなっちゃうよほむらちゃん」

まどか「もー、動物を聞いてるんだよ?」

ほむら「それなら鹿かしら」

まどか「……鹿?」

ほむら「鹿に触ったり、鹿を撫でたり、鹿にまたがったり……」ハァハァ

まどか「きっと頭の中では鹿じゃなくなってるよねほむらちゃん」

ほむら「まどかは?」

まどか「私は猫とか兎とか触りたいなー」

ほむら「ネコ耳でもウサ耳でもいつでもリクエストに応えるわ」

まどか「それじゃ結局ほむらちゃんと触れ合うだけだよほむらちゃん」

まどか「じゃあネコ耳つけて欲しいな」

ほむら「こ、今度ね」

まどか「いつでもって言ったのに……」

ほむら「……わかったわ。尻尾をつけてくるから、ちょっとトイレに……」

まどか「そこまで要求してないよほむらちゃん」

ほむら「水族館もありね」

まどか「ペンギンとかシャチのショーが見たいなー」

ほむら「ペンギンは可愛いわよね」

まどか「うん」

ほむら「まどかの方が可愛いけど」

まどか「それくらいじゃ照れたりしないよほむらちゃん///」

まどか「美術館はどうかな」

ほむら「私は神が作った至高の芸術であるまどかを毎日見てるわ」

まどか「そのセリフはさすがにドン引きだよほむらちゃん」

ほむら「絵画だったら見るより描く方が好きね」

まどか「へー、ほむらちゃん絵を描くんだ。どんな絵を描くの?」

ほむら「人物画ね。もちろんまどか専門の」

まどか「描いてもらった記憶はないんだけど……」

ほむら「いつも私の心のキャンバスにしっかり焼き付けているわ」

まどか「……それは私も同じだよ、ほむらちゃん」

ほむら「絵の話をしてたら裸婦画が描きたくなったわ」

まどか「……それってただ裸が見たいだけだよね」

ほむら「芸術活動よ。下心なんてないわ」

まどか「そうなの?」

ほむら「もちろん心のキャンバスに描くのだけど」

まどか「やっぱり裸が見たいだけなんだねほむらちゃん」

ほむら「遊園地はどうかしら」

まどか「どうせなら朝早く行って一日券で遊びたいかなって」

ほむら「それなら前日に近くのホテルに泊まると楽ね」

まどか「楽だけど……あ、朝早く起きれるかな///」

ほむら「……え、えっと……///」

まどか「それはまた今度考えようねほむらちゃん///」

まどか「お買い物に行くのもありかな」

ほむら「シャツにする? スカートにする? それともパ・ン・ツ?」

まどか「なんで衣服限定なのかなほむらちゃん」

まどか「大きなカバンを買おうと思ってたんだ」

ほむら「それなら余ってるのをあげるわ」

まどか「ホント? どれくらいのサイズがあるの?」

ほむら「まどかを入れて運べるくらいよ」

まどか「例えが犯罪風味だよほむらちゃん」

ほむら「趣向を変えて山登りとか」

まどか「あんまり高い山は準備が大変だよね」

ほむら「まどかの山はかわいいから簡単に征服できるわね」ジィー

まどか「丘陵のほむらちゃんに言われたくないよほむらちゃん」

ほむら「……」ホムーン

まどか「魚釣りはどうかな?」

ほむら「まどかがマグロ漁船に……そんなの絶対ダメ!」

まどか「それは魚釣りって言わないよほむらちゃん」

丘陵というか平地

まどか「自然つながりで森林公園なんてどうかな」

ほむら「特にこれといって楽しめるものはないんじゃない?」

まどか「ほむらちゃんはお散歩してるだけじゃ退屈?」

ほむら「私はまどかと一緒に歩くだけで幸せよ」

まどか「そういうことなんだよほむらちゃん」

まどか「他に行きたいところはあるかな?」

ほむら「お……お手洗いに……」プルプル

まどか「なんで我慢してるの!?」

ほむら「まどかとお話してる時間は何よりも大事だから……」プルプル

まどか「優先順位がおかしいよほむらちゃん」

ほむら「貴女がこのクラスの保健係よね。連れてって貰える? トイレ」プルプル

まどか「お芝居はいいから大惨事になる前に行って来てねほむらちゃん」

まどか「じゃあ、ちょっと遠くの森林公園に決定ー」

ほむら「公園ならすぐ近くにもあるけど」

まどか「いつもと違う雰囲気を楽しみたいんだよ」

ほむら「それなら首輪とかどうかしら」

まどか「アブノーマルを求めてるわけじゃないんだよほむらちゃん」

まどか「デジカメも持っていこうよ」

ほむら「あ、空いてるメモリーカードまだあったかしら」

まどか「そんなに使ってるの?」

ほむら「ええ。全部まどかで埋まってるわ」

まどか「いつの間に撮ったのかなほむらちゃん」

ほむら「写真をPCに移しておくわ」

まどか「ついでに見せてもらってもいいかな?」

ほむら「ダメよ、まどかには刺激が強すぎるわ」

まどか「……何を撮ったのか見せてもらうよほむらちゃん」

まどか「削除///」

ほむら「私のメモリアルが……!」

まどか「心のキャンバスで満足してねほむらちゃん」

まどか「おにぎりでも作って持って行こうか」

ほむら「いいわね。賛成よ」

まどか「何を握ろうかなー」

ほむら「私はまどかの手を握るわ」ギュ

まどか「おにぎり作れないよほむらちゃん」

まどか「ほむらちゃんは何を握ってほしい?」

ほむら「私の手」

まどか「おにぎり作ろうよほむらちゃん」

ほむら「……」

まどか「……ちょっとだけだよ」ギュ

ほむら「///」ギュ

まどか「おにぎり作れないねほむらちゃん///」

まどか「さあ、何握ろうか」

ほむら「私の手を……」

まどか「おにぎり作りたいよほむらちゃん」

ほむら「まどか、おにぎり作りたくて必死な人みたいになってるわよ」

まどか「誰のせいだと思ってるのかなほむらちゃん」

まどか「おかずはどうしようか」ニギニギ

ほむら「まどかがいいわ。むしろまどか以外ありえないわ」ニギニギ

まどか「それはなんか意味が違うよねほむらちゃん」

まどか「おにぎりだけでいいかな」ニギニギ

ほむら「私はそれで十分だけど」ニギニギ

まどか「私もそれで十分だし」ニギニギ

ほむら「困ったらカロリーメイトをおかずにすればいいわ」ニギニギ

まどか「それはおかずにならないよほむらちゃん」ニギニギ

ほむら「世の中にはケーキをおかずにご飯を食べる人もいるのよ」

まどか「そんな人いるわけ……なんでもないよほむらちゃん」

ほむら「作り始めたらあっという間だったわね」

まどか「二人ともあんまり食べないから少しだもんね」

ほむら「まどか、指にご飯粒がついてるわ」パク

まどか「ためらいもなく指を咥えないで欲しいなほむらちゃん///」

まどか「ほむらちゃんの指にもご飯粒がついて……///」

ほむら「あら、本当ね」パク

まどか「……ここまでの流れと空気を完全無視だねほむらちゃん」

まどか「お弁当も用意したし、あとは何かあるかな?」

ほむら「飲み物はどうする?」

まどか「持っていくと重いからあっちで買おうよ」

ほむら「そうね。いざとなったらまど……なんでもないわ」

まどか「あえて聞かないからねほむらちゃん」

ほむら「……盾の中に非常用の水があるって言おうとしたのよ」

まどか「まどの後に続く言葉が見当たらないよほむらちゃん」

まどか「駅までは歩きでいいよね」

ほむら「走って行ったら疲れちゃうものね」

まどか「そういう意味じゃないんだよほむらちゃん」

ほむら「魔法少女に変身すればまどかをお姫様抱っこで駅まで行けるけど」

まどか「悪目立ちしすぎるよほむらちゃん」

まどか「えーと、切符はいくらかな……」

ほむら「私の盾に入っていれば電車賃は一人分ですむわよ」

まどか「お金より大事なものがあるんだよほむらちゃん」

ほむら「犯罪に走らない正義の心ね」

まどか「プライスレスだけどそれが言いたいんじゃないんだよほむらちゃん」

ほむら「今のでまどかの累計『ほむらちゃん』回数が50になったわ」

まどか「数える意味はないと思うんだけどね」

ほむら「そろそろ私を呼び捨てにするのもいいんじゃないかしら?」

まどか「えー? 私には似合わないよー」

ほむら「まどかのママみたいに格好良くなる練習よ」

まどか「んー、じゃあ……どこか行こうよ、ほむら」

ほむら「……まどかはいつものまどかが一番よ」

まどか「だからそう言ったよねほむらちゃん」

ほむら「一人分の席しか空いてないわね」

まどか「ほむらちゃんが座っていいよ。身体弱いし」

ほむら「じゃあまどかは私の膝に……」

まどか「人前ではおとなしくしてようねほむらちゃん」

ほむら「まどかを見上げるのも新鮮ね」

まどか「えへへ」

ほむら「もっと下から……」

まどか「電車の中だよほむらちゃん」

まどか「他の人に席を譲っちゃったんだ」

ほむら「座れない代わりに、まどかと手をつなげるからいいわ」

まどか「混んでもいないし、手をつなぐ必要はないんだけどね」

ほむら「……じゃあ離す?」

まどか「離したかったら自分で離してるよほむらちゃん」

まどか「電車もたまに乗ると新鮮だよね」

ほむら「まどかを狙う痴漢がいなくてよかったわ」

まどか「むしろ狙われるのはほむらちゃんの方だと思うよ?」

ほむら「……まどかになら……いいわ///」

まどか「私が痴漢したかったわけじゃないんだよほむらちゃん」

前作も前々作も大好きです
もっとやれ

ほむら「私はまどかに痴漢したかったわ」

まどか「帰りの電車も我慢してねほむらちゃん」

>>149
良ければ前作のスレタイでも教えてくだしい

まどか「ここからバスが出てるんだよ」

ほむら「バスってあんまり乗ったことないのよね」

まどか「そうなんだ。私もあんまりないけど」

ほむら「目的地になったらボタンを押すのよね」ウズウズ

まどか「押したい気持ちが溢れ出てるよほむらちゃん」

ほむら「……」

まどか「先に押されちゃったね」ナデナデ

ほむら「代わりにまどかのボタンを押すわ……」

まどか「カバンのボタンで我慢してねほむらちゃん」

>>152
俺の勘違いかもしれないけど

まどか「お腹すいたよほむらちゃん」
まどか「ほむらちゃんってナルシストなの?」

が過去作かなと思った

まどか「やっと着いたね。天気もいいし、緑が綺麗だねー」

ほむら「ま、まどかの方が綺麗よ///」

まどか「そういうセリフは照れるんだねほむらちゃん」

ほむら「本当に緑が綺麗ね……」

まどか「ほ、ほむらちゃんの方が綺麗だよ///」

ほむら「///」

まどか「こ、このセリフってやっぱり照れるねほむらちゃん///」

まどか「春はいいよね。なんか気持ちもあったかくなるよ」

ほむら「まどか、花粉症の人を敵に回すのは良くないわ」

まどか「そういうつもりじゃないんだよほむらちゃん」

まどか「ほむらちゃんはどの季節が好き?」

ほむら「春服も水着も秋服も冬服も好きよ」

まどか「本音が漏れてるよほむらちゃん」

ほむら「でも一番好きなのは春かしら」

まどか「夏じゃなかったんだね。どうして?」

ほむら「まどかが春が好きって言ったから」

まどか「自分の意見はちゃんと持とうよほむらちゃん」

まどか「緑って癒されるよね」

ほむら「私はピンクの方が癒されるわ」

まどか「こういう時くらい自然に目を向けようよ」

ほむら「それもそうね……風が気持ちいいわ……」

まどか(……やっぱり私を見て欲しいって思うのはずるいかな、ほむらちゃん)

まどか「飲み物買っておこっか。ほむらちゃんは何飲む?」

ほむら「私は一本じゃ多いから、まどかと半分ずつでいいわ」

まどか「……間接キスになっちゃうよ?」

ほむら「じゃあ、まどかが口に含んで……」

まどか「間接キスくらい普通だったねほむらちゃん」

まどか「紅茶とジュースとどっちがいい?」

ほむら「利尿作用が強い方」

まどか「何言っても怒らないと思ったら大間違いだよほむらちゃん」

まどか「そこのベンチでちょっと休憩しようか」

ほむら「こ、こんなところで……///」

まどか「休憩の意味を履き違えちゃダメだよほむらちゃん」

まどか「時間もちょうどいいし、おにぎり食べようか」

ほむら「お箸を忘れたわ。まどかに食べさせてもらわないと……」

まどか「おにぎり食べるのにお箸はいらないよ」

ほむら「り、両腕をどこかに忘れて……」

まどか「食べさせてあげるから落ち着こうねほむらちゃん」

まどか「はい、あーん」

ほむら「あーん」パクッ

まどか「美味しい?」

ほむら「ええ、ご飯の炊き加減も具の割合も海苔の巻き方も最高よ」

まどか「聞きたいのはそうじゃないってわかってるよねほむらちゃん」

ほむら「お返しよ。あーん」

まどか「あーん」パクッ

ほむら「どう?」

まどか「美味しいよ……とっても甘くて///」

ほむら「塩と砂糖間違えたかしら?」

まどか「……やりすぎると嫌いになっちゃうよほむらちゃん」

ほむら「まどか、飲み物一口ちょうだい」

まどか「うん、はい」

ほむら「……美味しい」

まどか「そう? 初めて見たの買ったんだけど」

ほむら「まどかの唇の味がするから」

まどか「何で急にそういうこと言うのほむらちゃん///」

まどか「ボート乗り場があるから行ってみようよ」

ほむら「まどか、手をつないでもいい?」

まどか「うん、もちろん」ギュ

ほむら「こうやって手をつないでると恋人同士みたいね」

まどか「……そうだね。恋人同士『みたい』だね」

ほむら「今はもう夫婦なのにね」

まどか「妄想と現実がごっちゃになってるよほむらちゃん」

ほむら「え? じゃあ今の私とまどかの関係は?」

まどか「えっと……その……恋人さん、かな///」

ほむら「……ふふ、顔が真っ赤よ」

まどか「ほむらちゃんが言わせるからだよほむらちゃん///」

まどか「あ、アイス売ってる。さくらアイスだって」

ほむら「私は鹿目アイスがいいわ」

まどか「杏子ちゃんは関係ないんだよほむらちゃん」

まどか「ちょっと季節外れだけど、さくらアイスにしよっと」

ほむら「私も同じものにするわ」



ほむら「色がまどかと同じね」ペロペロ

まどか「そうだね」ペロペロ

ほむら「まるでまどかを舐めてる気分になれるわ」ペロペロ

まどか「人に聞かれないようにしてねほむらちゃん」ペロペロ

ほむら「むしろまどかを舐めたいわ」ハァハァ

まどか「お外ではおとなしくしようねほむらちゃん」ペロペロ

ほむら「まどかのを一口貰ってもいいかしら」

まどか「同じアイスだけどね」ペロペロ

ほむら「……」ペロペロ

まどか「だ、ダメとは言ってないよほむらちゃん」

まどか「はい、あーん」

ほむら「あむ」

まどか「美味しい?」

ほむら「同じ味ね」

まどか「だからそう言ったよねほむらちゃん」

ほむら「まどかにも一口あげる。あーん」

まどか「はむ」

ほむら「美味しい?」

まどか「同じ味だね」

ほむら「……愛情を込めたのに……私の愛が足りなかったのね」

まどか「自分のときばっかりずるいよほむらちゃん」

まどか「手漕ぎボートしか残ってないね。どっちが漕ぐ?」

ほむら「一緒に漕ぐのはどうかしら」

まどか「体勢がきついから一緒にはちょっと無理かな」

ほむら「じゃあオールを一本ずつ持ちましょう」

まどか「その場でぐるぐる回っちゃうよねほむらちゃん」

まどか「じゃあまずは私が漕ぐね」

ほむら「足はもう少し開いたほうがいいわ」

まどか「そうだね、力入れなきゃいけないし」

ほむら「スカートもたくし上げてくれると嬉しいわ」

まどか「まじめに聞いたことを後悔させないで欲しいなほむらちゃん」

ほむら「せっかくボートに乗ったからあれをやってみたいわ」

まどか「あれ?」

ほむら「タイタニックごっこ」

まどか「確実に引っくり返るよほむらちゃん」

ほむら「まどかはボートに乗ってやってみたいことってある?」

まどか「えー? 特にないかなぁ」

ほむら「じゃあボーッとしてるのね。ボートだけに」

まどか「……」

ほむら「……ごめんなさい」

まどか「こんな時どんな顔すればいいかわからないよほむらちゃん」

ほむら「ボートを漕いでてもあんまり揺れないわね」

まどか「海じゃないから波もないしね」

ほむら「揺れないのはボートの話じゃないのだけど」ジィー

まどか「泳いで岸まで帰りたいのかなほむらちゃん」

まどか「じゃあ次はほむらちゃんが漕いでみようか」ニコッ

ほむら「……やられたらやり返すは建設的じゃないと思うの」

まどか「いいから早く漕いでねほむらちゃん」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「……な、なにかしら」

まどか「がんばって漕いでる姿、かっこいいよ」

ほむら「そ、そういうのはずるいわ///」

まどか「悪口を言うと思った? 残念、褒め言葉なんだよほむらちゃん」

ほむら「まどか」

まどか「なにかな?」

ほむら「だ、大好き///」

まどか「不意討ちもずるいよほむらちゃん///」

まどか「私もほむらちゃんが大好きだよ」

ほむら「私はもっと好きよ」

まどか「私はもっともっと好きだもん」

ほむら「私はもっともっともっと好きよ」



ほむら「まどか///」

まどか「ほむらちゃん///」

ごめん、日も変わったことだしちょっと風呂休憩
20~30分ほど保守お願いします

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

ほむら「保守ありがとう、再開するわ。その前に……」


        |::::|::::::::|::|:::::/|::::ハ:l::::::|::::|ヽ::::l:::::::l::::::::l:::::|             、′・ ’、.   >>56  
        .|::::l::::i::::|::|:::/ |:::,' |゛:::::ト:::| l ::::| ::::::|:::::::|:::::|         、 ’、.”・”;‘ ・.    
        l:::::|::::|::::|イ--|ト|、_ .| 、:::|、::|---|-l:l::|:::::::|:::::|        、. ”;⌒)∴⌒`、,´、;
        |::::|:::::|:::| .V____|    ヽ| l:| ___'____|ハ:::|::::l:::|        ;゜・(´;^` 、"::) ヽ;・”
         l::|::::::l:::| ´r'//T      ´ r'//T  |:l::::|:/      ;゜、⌒((´;;;;;:::::"'人;; :))、´; 
        V:::::::l:::| ゝ--'       ゝ--'  |::l::::レ         
         ,}:l:::::l::| ヽヽヽ   '    ヽヽヽ |::l::::|                  _
         !:::l:::::::|、       __      ,ノl:::l:::::|                /  '三> ☆
        ,!:::::l::::::|::` 、         ,....:'´::l::::|:::::::|              /  /_昌彡,..
        !::::::::l:::::|:::::::::::::`゛i_‐ - ‐ 'i:´::::::::::::l:::::|::::::::|             /  `(_t_,__〕

        .!:::::::::::l:::|::::::::::::} ̄`.ili´ ̄ ̄{:::::::::::l::::/::::::::::|            /    '(_t_,__〕
        !:::::::, -ヾ::::r---―-、tt,.---<二r,/:/::____::::::|           /     {_i_,__〕
       !::/  ヽヾ、    ,.|__i´´    / }/   ヾ::|          {    ノ  {_i__〉
       ,!/  l   |、ヾ,   ,イ Tl、    / /   ./ ヽ         /      _,..-'"
     /   | |  |_,. , X'/ / || | ゝ、   /   |/   l|       /       /
    ,<     Y   L____/ /____.||__| |__,>'   |     ヽ   /      /

まどか「少し寒くなってきたね」

ほむら「大丈夫? 私の上着でも着る?」

まどか「それじゃほむらちゃんが寒くなっちゃうよ」

ほむら「じゃあ下着なら……」

まどか「問題解決にならないよほむらちゃん」

まどか「そろそろ帰ろうか」

ほむら「まだ少し早くないかしら」

まどか「ここバスがなくなるの早いんだよね」

ほむら「バスがなければホテルに泊まればいいじゃない」

まどか「私たち中学生だって忘れてないかなほむらちゃん」

ほむら「まどかはどんなホテルに泊まりたい?」

まどか「私の話を聞いてくれたら嬉しいな、って思ってしまうのでした」

ほむら「ブティック? ファッション? それともラ・ブ・ホ?」

まどか「私子供だから何のことかわからないよほむらちゃん」

ほむら「そうね、わからなかったらわからないままでいいわ」

まどか「最後の一個でわかっちゃうよほむらちゃん」

ほむら「これで100回目の『ほむらちゃん』達成ね」

まどか「今度はほむらちゃんが私の呼び方を変える番だね」

ほむら「どんな風に変えるのかしら?」

まどか「もちろん私が呼んでるみたいにだよ」

ほむら「……しょうがないわね」スチャ

まどか「何でメガネを……?」

ほむら「……どこか行こ、まどかちゃん」ニコッ

まどか「そ、そ、そんな可愛くなるのずるいよほむらちゃん///」

ほむら「帰りこそボタンを押すわ」ウズウズ

まどか「駅は終点だからボタン押さなくていいんだよ」

ほむら「……一つ前の停留所から歩くのも健康にいいわよね」

まどか「なんでそんなにボタン押したいのほむらちゃん」

まどか「本当に押したのにはびっくりしたよ」

ほむら「歩くのは私一人でも良かったのに……」

まどか「今日はずっと一緒にいるって決めたんだもん」ギュ

ほむら「……ありがとう、まどか」

まどか「どういたしまして、ほむらちゃん」

ほむら「……トイレに行きたいわ」

まどか「それは一人で行ってねほむらちゃん」

まどか「帰りの電車は二人とも座れたね」

ほむら「座ってると眠くなるわ……」ウトウト

まどか「眠いの? 肩に寄りかかってもいいよ」

ほむら「まどかの膝枕がいいわ」

まどか「電車の中なの忘れないでねほむらちゃん」

まどか「いっぱい歩いたから疲れちゃったんだね」

ほむら「……すぅ……」zzz…

まどか「実は私もちょっと眠いんだけど……」ウトウト

ほむら「……くぅ……」zzz…

まどか「……今日は私が支えてあげるよほむらちゃん」

まどか「……ほむらちゃんはがんばりすぎなんだよね」

ほむら「……んぅ……」zzz…

まどか「私だって支えてもらってばかりじゃないんだから」

ほむら「……くー……」zzz…

まどか「お互いに支えあっていこうよ、ほむらちゃん」

ほむら「……ありがとう、まどか」

まどか「起きたなら言って欲しいなほむらちゃん///」

まどか「もうちょっとだけ寄り道していいかな」

ほむら「いいわよ。どこに寄るの?」

まどか「カバンが欲しいから見ていきたいんだ」

ほむら「ランドセル?」

まどか「暴力行為も辞さないよほむらちゃん」

まどか「これくらいの大きさなら入るかな……」

ほむら「誘拐はいけないわ、まどか」

まどか「人を入れるわけじゃないんだよ」

ほむら「自分が入るの?」

まどか「その発想から離れようかほむらちゃん」

まどか「泊まりで旅行に行くならこれくらい必要かなって」

ほむら「いいわね。私も泊まりで旅行してみたいわ」

まどか「……」

ほむら「どうしたの?」

まどか「……鈍感すぎて言葉もないよほむらちゃん」

ほむら「あ、本屋さんに寄ってもいいかしら」

まどか「うん、いいよ。何の本買うの?」

ほむら「まどかとお泊り旅行のためにガイドブックを買おうと思って」

まどか「わ、わかってたんなら言って欲しいなほむらちゃん///」

ほむら「ほっぺを膨らませてる顔が可愛くて、ついいじわるしちゃったわ」

まどか「ふーんだ」プー

ほむら「でも笑ってる顔はもっともっと可愛いんだけど」ナデナデ

まどか「今日はなんかずるいのばっかりだよほむらちゃん///」

まどか「いつか海外旅行とかも行ってみたいよね」

ほむら「オランダ? スペイン? それともカ・ナ・ダ?」

まどか「それ同性婚が認められてるからだよねほむらちゃん」

ほむら「何でまどかがそれを知ってるの?」

まどか「……なんでだと思う?」

ほむら「質問に質問で返すのはマナー違反よ」

まどか「あいかわらず空気が台無しだねほむらちゃん」

ほむら「さすがに歩き通しで疲れたわ……」

まどか「今日は私の家でお泊りだからちょうどいいよね」

ほむら「ええ。おとなしくしてるわ」

まどか「パパもママもいるからね」

ほむら「お風呂くらいは一緒に入っても平気かしら」

まどか「疲れはどこに行ったんだろうねほむらちゃん」

――――
――

まどか「ベッドに横になると一気に疲れが来るね……」

ほむら「明日は脚が筋肉痛ね……」

まどか「二人ともベッドから立ち上がれなくなったりして」

ほむら「そうしたらベッドの中で一日過ごしましょう」

まどか「だからパパもママもいるんだってばほむらちゃん」

ほむら「ところで同じベッドで寝るのはいいの?」

まどか「うん、ほむらちゃんとなら大丈夫だよ」

ほむら「いえ、前まではバレないように一応床に布団引いてたけど……」

まどか「……ベッドに枕二つ並べたまま戻すの忘れてたよね」

ほむら「……あ」

まどか「隠し事って難しいねほむらちゃん」

ほむら「今日は手をつないで寝てくれる?」

まどか「うん、いいよ」

ほむら「今日はまどかとつながったまま眠れるのね」

まどか「それはなんか違う意味になっちゃうよほむらちゃん///」

ほむら「こうしていれば夢の中でもまどかと一緒にいられそうな気がするわ」

まどか「うん、一緒に夢の中に行こうね」

ほむら「好きな人とこうして過ごせる現実が、私にはもう夢みたいだけど」

まどか「……その夢はまだまだ続くよ、ほむらちゃん」

まどか「夢の中でどこに行きたい?」

ほむら「そうね……夢からの出口に行きたいわ」

まどか「どうして?」

ほむら「まどかがいてくれるから、私は夢より現実がいいの」

まどか「そんなに想ってもらえて幸せだよ、ほむらちゃん」

ほむらちゃん、正座の人?

まどか「じゃあ早く起きてほむらちゃんが起きるのを待ってるよ」

ほむら「ふふ、私が先に起きてまどかを待ってるわ」

まどか「私がほむらちゃんの寝顔を見るんだもん」

ほむら「私がまどかの寝顔を見るわ」

まどか「負けないもん」

ほむら「じゃあ私はまどかの寝顔を見てから寝るわ」

まどか「あー、ずるいよほむらちゃん」

まどか「またどこかに行こうね、ほむらちゃん」

ほむら「ええ、いつでも」

まどか「今度はどこに行きたい?」

ほむら「まどかと一緒ならどこでもいいわ」

まどか「私も同じだよ、ほむらちゃん」





おしまい

おつかれさまでした
支援&保守ありがとうございました

これだけ支援がつくとさるさん食らわなくて快適でした
本当にありがとうございました


>>352
Yes

気が向いたら他の組み合わせでも短編やろうかな
まどほむに回すネタが不足するのは困るけど


それでは皆様おやすみなさい。
またどこかのスレでお会いしましょう。

次は何を書こうかな。

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