竜華「安価で宮永照に復讐する」 (34)

竜華「宮永照のせいで、ウチは準決勝敗退、そのうえ怜まで倒れる羽目になってもうた……絶対に許さへん」

竜華「>>5するで」

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>>5は遠すぎたかな
↓1でお願いします

竜華「セクハラして、あの澄ました顔を羞恥と快感で歪めたる」

竜華「白糸台の控室から出てきて、一人になったところを襲撃や!」

照(お菓子袋を抱えながら歩いている)テクテク

竜華「とりゃー!」

照(コークスクリュー)ドギャッ

竜華「へぶっ……!!」

照「このお菓子を狙って来たんだろうけど、そうはいかない」キリッ

スタスタ……

竜華「あ、あかん……本人に直接手を出すのは危険すぎる……」ゴフッ

竜華「こうなったら、誰か宮永照にとって大切な人を人質に取るか……」

人質↓1

竜華「そや! あの長野の清澄とかいうとこの大将、確か宮永照の妹やった筈!」

竜華「しかも姉と違って戦闘能力低そうやし、これはいけるで!」

竜華「ちょうど都合良く、あそこで一人で迷子になっとるみたいやし、確保や!」ガバッ

咲「きゃあああ!! 誰ですかあなた、いきなり何す、んん~~~~!」モガモガ

竜華「予想通り非力や。大人しくしてなー」

咲(誰か助けて……! 和ちゃん……!!)

ホテルの怜と竜華の部屋

竜華「怜が入院してて、今だけは助かったな」

咲「ふえぇ……私、どうなっちゃうんだろう……?」ガクガクブルブル

竜華「怖い思いさせてごめんな。用が済んだらすぐ開放するで、堪忍してー」

竜華「ちょっとアンタのお姉さんに用があるだけやから」

咲「お姉ちゃんに?」

竜華「うん。アンタのお姉さん、宮永照にはな、でっかい借りがあるんよ」

竜華「絶対に、何としてでも返してもらわなあかん」ピポパ

竜華「あ、もしもし――これって宮永照の携帯で合ってる?」

照『……そうだけど。あなたは?』

竜華「名乗るほどのモンやあらへんよ。ただ、ちょっとアンタに用があるんや」

竜華「今から言うところまで、一人で来てもらえへんかな?」

照『行く理由が無い』

竜華「まあまあ、そう言わんと。――これ、誰の声か分かるやんな?」

咲「お姉ちゃん! 来ちゃ駄目ぇっ!!」

照『――さあ? まったく見当もつかない』

竜華「そう、アンタの大事な妹――って、ええ!?」

照『私に妹はいない』プツッ

ツー、ツー……

竜華「ん、んなアホな……」ボーゼン

咲「お、お姉ちゃん……」ガーン



咲解放――

竜華「はぁ、どないしよ……。もう他に心当たりなんて――」

次の人質↓1

竜華「……そや。あの白糸台の大将、ずいぶん宮永照を慕ってたな……あの子ならどうや!」

竜華「というわけで」ガシッ

淡「きゃー! 何するのよ放せー!」ジタバタ

再びホテルの怜と竜華の部屋

淡「私にこんなことして、ただじゃ済まないんだから!」

竜華「さっきの子と違て、この子は喧しいなぁ……」ピポパ

照『またさっきの人? だから私に妹はいないと言って――』

淡「テルー、助けて! テルー!!」

照『その声……淡!?』

竜華「お、今度は声が変わったな。そや。アンタんとこの大将の大星淡ちゃんやでー」

竜華「さっきと同じ質問を、もう一度するわ。今から言うところまで、一人で来てもらえへんかな?」

照『……どこに行けばいい?』

竜華(ビンゴ! 私、遂にやったで怜!)ガッツポーズ

竜華「○×ホテルの302号室や。絶対に誰も連れずに一人で、あと極力人目も避けて来るんやで」

照『分かった……すぐ行く』プツッ



一時間後

竜華「――会場からここまで、確か10分もかからん筈なんやけど……もしかしてアンタ、方向音痴なん?」

照「そんなことはどうでもいい。早く淡を放せ」

竜華「ええよ。でも、ただで放すわけないことくらい分かるよなぁ?」

照「何をすればいい?」

竜華(……さて、何してもらおか?↓1)

竜華「そやな……。じゃあ、まずは手始めに、服を脱いでもらおか。もちろん、下着も含めて全部や」ニヤァ

シュッ、カチャッ、スルスル……

竜華「ちょっ!? なんでそんな躊躇なく脱げるん!? 普通、もっと恥ずかしがるやろ!」

照「淡の命に比べたら、大したことない」

淡(テルー……)ジーン

竜華「そんなにこの子が大事?」

照「淡だけじゃない。菫も、尭深も……ついでに亦野も、大事な仲間」

竜華(怜をあんな目にあわせておいて、よくも……!!)ギリッ

竜華(もっと辱めたる。次は↓1や!)

竜華「そのやせ我慢がいつまで続くか見物やわ。次は咲ちゃんとこの子と、3Pしてもらおか」

照「……その咲とかいう子はどこにいるの?」

竜華(あぁー! しまったあああああ!! こんなことなら解放せずに置いとくんやった……)

竜華(しゃあない……まあ、ええか)

竜華「失言や。この子とだけでええ」

照「……淡、いい?」

淡「うん……私、テルならいいよ?」

照「ありがとう、ごめんね。優しくするから」

竜華「ふん……ただエッチするだけやないで! しっかりその様子はこのカメラで撮影させてもらうからな!」

竜華「後でそこら中にばら撒いたるわ。くす、そんなことされたら、二度と表歩けへんようになるやろうなぁ?」

淡「あはは、みんなに私とテルがそういう関係だって、誤解されちゃうね……」

照「誤解じゃなくせばいい」

淡「え? テル、それって――」

照「淡。絶対、幸せにする」

淡「て、テルー……」ウルウル

竜華(あかん、まったく効いてへん……↓1するしかないか)

竜華「……やっぱりヤメや。ちょっとこっち来て」グイッ

淡「きゃっ!」

照「淡!」

竜華「アンタは黙ってそこで見とき」

竜華(こんなこともあろうかと、浴槽に水張っといて良かったわ)

淡「お風呂? こんなとこ連れてきて何する気、んぐっ……!!」

ズボッ……

淡「~~~~~!!」ガボガボ

竜華「ははは、いい気味や。宮永照ほどやないにしても、アンタにも恨みはあるからな」

照「……淡に手を出すのなら、交渉は終わりだ」ギロッ

竜華「ひっ……!」パッ

淡「げほ、げほっ……」ゼーハー

竜華「じょ、冗談やってば、冗談」

照「二度目はない」

竜華(感情に任せて、危うく交渉が終わるところやった……)

竜華(次の命令は慎重に選ばな……)↓1

竜華「さっきはごめんなー、淡ちゃん。お詫びに優しくマッサージしたげる」

淡「い、いらないっ……!」ビクビク

竜華「まあまあ、そんなこと言わへんと」モミモミ

淡「いやっ、変なとこ触らないでよ!」

竜華「変なとこやあらへんで。胸、気持ちええやろ?」

淡「気持ち良くない……!! いや、あんっ……」

照「二度目はないと言って――」

竜華「人質に危害は加えてへんでー。ただマッサージしとるだけや。それも優しく、な」

淡「ゃあっ! ふざけないでよ、この変態!」

照「くっ…………!!」ギリギリ

竜華(お、効いとる効いとる。自分が裸になることよりも、後輩がいじめられることの方が辛いみたいやな)

竜華(宮永照にマッサージさせても良かったけど、それやとただのマッサージで終わりそうやし)

竜華(さらに苦しめたるでー!)↓1

竜華「なあ、宮永照」

照「何……?」

竜華「そんな今にも襲いかかってきそうな顔で睨まれると怖いから、縛らせてもらえる?」

照「……分かった。その代わり、今すぐそれをやめて」

竜華「んー、しゃあないなあ。淡ちゃんがイクまで続けたかったけど、やめたるわ」パッ

淡「はぁ、はぁ……」ビクビク

ギュッギュッ

竜華「――これで、アンタも淡ちゃんも、手足縛られて身動き取れんようになったな」

照「それで? どの道、抵抗するつもりはない」

竜華「ふふっ、そやろか? たとえば、こんなことしても?」ググッ

淡「あぐっ……!!」

竜華「チョークスリーパーって、こうで良かったっけ」

照「お前!! ……二度目はないと言った筈だ」ブチブチ

竜華「ちょ、嘘!? その縄、人の腕力で千切れるもんやないで!?」

照「関係ない」ドスッ

竜華「がはっ……!!」

竜華「――あ、れ……ここは?」

怜「おはよう、竜華」

竜華「怜!! 何でここに――って、あれ、病室?」

怜「いきなり隣のベッドに竜華が運ばれてきた時は驚いたわ……。どないしたん?」

竜華(そっか。私、宮永照のコークスクリューで気を失って――)

竜華「……怜、ごめんな。怜や皆の無念を晴らそうと、宮永照に復讐しに行ったんやけど……返り討ちにあってもうた……」

怜「あはは。それはご愁傷様やったな」

竜華「笑い事っちゃう! あいつのせいで、怜はこんなことになっとるんやん!」

怜「んー。まあ、そやけど。半分は自分のせいでもあるわけで」

竜華「それに、怜がこんなになるまで頑張ってくれたのに、ウチは勝てへんだ……」

怜「うん。仕方ないな」

竜華「仕方なくあらへん! こんなに頑張ったんや! せめて怜だけでも、報われやんと嘘やろ!!」

怜「必ず報われる努力なんて、あらへんよ」

怜「むしろ報われやんことの方が多いやろ。だから、さ――」

竜華「ぅっ……っ……く――――」

怜「もう泣かんといて、竜華」

怜「能力の使い過ぎで倒れるより、志半ばで夢破れるより――竜華の泣き顔見るんが、一番辛いわ――」

竜華「怜、怜、怜ーーーっ!!」



カン

終わり。無理矢理まとめて申し訳ない

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