兄「お前はいつからそんな事を…」(10)

妹「い…///いいじゃん!じ…自慰行為くらい…///誰でもするもん!」

兄「開き直るな」

妹「う……///」

兄「で、なんでお前は    俺の部屋のベッドの上にいるんだ?」

妹「そ…それはぁ…///」

兄「何」

妹「……言わないと駄目////?」

俺の名前は結城、妹は綾。
今はそれだけいっておく。

そして俺は思った。

なんだこの可愛い生き物は…と

結城「ぁ…あ~…言わなくてもいいぞ」

そう言うと綾の顔が輝いた。

綾「だよね…///言わなくてもお兄ちゃんわかっちゃうよね…//」

少し意地悪をしてやろう、そう思い

結城「あぁ!お前の布団は綿だもんな!羽毛が恋しかったんだろ?」

なんて言うボケをかましてやった。

綾「なんでそうなるんだよぅ!」


そんな愛らしいツッコミ。

その言葉1つ1つが俺の理性を刺激する。

結城「じゃあ何だよ?」

綾「………好き…なの////」


小さな声で綾はそう言った。
俺達は兄妹だ、義理なんかじゃなくて正真証明の俺の本当の『妹』だった。

でも、いつしか俺は妹の事を…綾の事を『妹』でなく『女』として見てしまうようになっていった。


俺は綾に恋をしたんだ。

俺が年をどんどんととって高2年になっていくと、綾も年をとって中2になってゆく。

年があけるに連れて綾は女らしくなっていく。

胸は膨らみ身に付ける物も変わっていった。
だけど、いつまでも変わらないのが綾の子供の様な笑顔だった。

その笑顔を…守りたいと思った。



結城「綾…本気で言ってるのか?」

綾「みっ身内で気持ち悪いってわかってる…///!でも…私はお兄ちゃんが…好きなの///」

俺の心はパラダイスだった。
USJのように…パラダイスだった。

結城「俺も…好きだ。」

綾「……ほ…んと?」

少し驚いた表情をしながらも、真実を確かめる綾。

結城「あぁ…俺もお前が好きだ…」

綾「っ…!!ありがとうお兄ちゃん///!大好きだよ!」



あぁ……パラダイスだ。

だがそれよりも気になる事がある。


結城「お前早くパンツ履けよ」

綾「あぁ!忘れてたぁ!」


そう、綾は自慰行為をしてた最中に俺に凸されたのだから下着をはいていない。

その中で愛を囁きあっていた。

結城「襲われてもしらねぇぞ」

綾「だ…誰に////?」

結城「俺に」

綾「………////」

少しからかいすぎたか?
いや、本気だけど。


綾「ぉ…お兄ちゃんなら…いいよ//?」

俺の理性はふっとんだ。

俺の理性はいずこへ。

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