橘純一「GWッ!その素敵な好奇心が僕をッ!」(123)

橘「僕を……っ!」

田中「……僕を?」

橘「……僕は」

田中「……う、うん。僕は?」

橘「僕は無力だ……」

田中「あははっ、橘君が無力なことくらいみんな知ってるよ?」

橘「おっと!さすが田中さん!今日も手厳しいや!」

橘・田中「うぇーい!」

橘「……明日から本当にゴールデンウイークなんだな……うぅっ」

田中「た、橘君!?躁と鬱の差がいつもより酷いよ!?」

待ってたうぇーい!

橘「だ、だって……」

田中「うん?」

橘「薫は連日バイトで」

田中「い、忙しい時期だから仕方ないよ」

橘「暇を持て余した大学生こと、森島先輩は家族でイギリス旅行だし」

田中「み、美也ちゃんと遊べば!?美也ちゃんと遊べばいいんだよ!?」

橘「美也は……七咲と中多さんと三人で旅行だってさ……」

橘「こ、こうなったら!いつも通り田中さんと!」

田中「あ……ごめん」

田中「……私も家族で旅行」

橘「えっ……」

橘「そっか……そうだよな、はははっ」

遠くに咲いたたんぽぽ

先生で

田中「う、梅原君は?」

橘「梅原は自家の寿司屋修行!船で遠くまで行っちゃうよ!」

橘「そのせいでご立腹な香苗さんがGW中は梨穂子を連れ回すから、僕の遊び相手は全滅だ!」

橘「くっ……一人がこんなに辛いなんて!」

田中「ねぇ、ねぇ?橘君?」

橘「何だよ!たまには僕も嫉妬に乱れてもいいだろ!?」

田中「あ、あははっ。そうじゃなくて……」

橘「こ、この期に及んでみっともないからやめなさい!なんて言うつもり!?」

田中「……はい、ここで絢辻さんから有難いお言葉だよ」

絢辻「あ、あたしを!あたしを意図的に無視するなんていい度胸じゃない!?」

絢辻さんとGWとか搾り取られそう

なぜか「放課後路地裏同盟」を思い出した

絢辻さんってGW一人で何してるんだろ
家族と一緒に旅行とか行くイメージ無いわ

はいはいたんぽぽたんぽぽ

橘「だ、だって!どうせ絢辻さんのことだから!」

橘「『はぁ?あたしは橘君と遊んでるほど暇な人生を送ってないの。お分かり?』」

橘「とかいうのは、目に見えてるだろ!?」

絢辻「……訊いてみないことにはわからないでしょ?」

橘「じゃ、じゃあ!絢辻さんはGW暇なの?暇だったら、僕と……」

絢辻「はぁ?あたしは橘君と遊んでるほど暇な人生を送ってないの。お分かり?」

橘「ほ、ほら!やっぱりそうじゃないか!?」

絢辻「田中さん?せーのっ」

田中「う、うん!」

絢辻・田中「うぇーい!」

橘「くっ……腹立つ……!」

これは見事なテンプレ返し

この三人の組み合わせもいいな

橘「……わかったよ。みんなGW明けを楽しみにしてるといいさ」

田中「えっ?何で?」

絢辻「まさか『孤独死高校生!押入れから発見される!』って朝刊に載るから、とか言わないわよね?ね?」

橘「……ほら、やるなら早くやりなよ?」

絢辻・田中「うぇーい!」

橘「……それで?」

絢辻「へっ?」

橘「絢辻さんはそんなことをやる為に文句を言いにきたの?」

絢辻「そうよ?何を隠そう、あたしも『うぇーい!』したかったの!」

橘「……さてと、僕は色々と忙しいから帰ろうかな」

絢辻「ま、待ちなさい!この暇人!」

田中「うんうん。すぐにバレる嘘は美しくないよ?」

あ、wifi切れたんです。僕です

よく見ろ IDは変わってないから気にするな
支援

変わってたしにたい

>>15
お前だったのか

橘「いやいや、騒ぎ疲れた僕はもうおねむの時間なのだ」

橘「おっと!布団に入る時間に遅れる……」

絢辻「だから、待ちなさいって!」

田中「おーい!そんな意地になるものじゃないよ!?」

絢辻「……本当に帰っちゃったし」

田中「もう、絢辻さんも素直じゃないなぁ?」

絢辻「……うん」

田中「まぁ、明日になればコロっと忘れてるだろうし」

田中「絢辻さん?」

絢辻「なに?」

田中「今回は絢辻さんに譲るよ、私の定位置」

絢辻「……いいの?」

田中「少し……いやいや。とっても悔しいけどね。誰に振り向くのは、あの人次第だし」

まさかのたんぽぽ離脱か

過去スレくらはい

~翌日~
ピンポーン!

橘「……う~ん……ダメですよ、塚原先輩……」

ピンポーン!

橘「……そんな可愛い顔しても、子どもは怖がっちゃいますって!……むにゃむにゃ」

ピンポーン!

橘「……」

ピンポーン!

橘「……美也ー!……出てくれ!」

橘「……っと、美也は旅行か」

ピンポーン!

橘「はいはい、今出ますよー!」

橘純一「が、頑張ってみた結果がこれだよ!?」
橘純一「うぅ……バレンタインか……」
橘純一「た、田中さんに彼氏が出来たって!?」

田中さんうぇーいかわいい

>>24
thx

絢辻「おはよう、橘君」

橘「……あれ?絢辻さん?何で?」

橘「……今って何時?」

絢辻「朝九時」

橘「……絢辻さんは早起きだなぁ」

橘「それで……僕に何か用事があるの?」

絢辻「暇。あたしと遊びなさい。以上」

橘「……えっ?何だって?」

絢辻「……暇だから遊んでって言ってるの!」

絢辻「……昨日は変な意地を張って悪かったわよ」

橘「……うん、まぁ。上がって?」

絢辻「うん!お邪魔するわね?」

絢辻さん可愛いようぇーい!

橘「お待たせ」

絢辻「……ねぇ?家族の人は?」

橘「両親は僕を放置して旅行へ行ってしまったよ」

橘「美也も友達と旅行へ」

絢辻「……あたしと同じね」

絢辻「……といっても、あたしは自分から拒否した方だけど」

橘「そっか」

絢辻「あれ?何も訊かないの?」

橘「わかってる地雷を踏む程、僕はマゾっ気ないよ?」

絢辻「ふふっ、それもそうね」

縁さんまだか

橘「それでさ?遊ぶといっても……」

橘「まさかGWに引き篭もってテレビゲームなんてしないよね?」

絢辻「あったりまえでしょ?出掛けるわよ?」

橘「だよね!そうだよね!」

橘「ど、どこに出掛けよう!」

絢辻「ふふふっ、これを見なさい!」

橘「え~と?これ、旅券だよね?」

絢辻「えぇ、旅券よ?」

絢辻「一泊二日で温泉旅館を手配しておいたわ」

橘「温泉か!温泉ね。うん、ゆっくり出来そうな気がするよ」

橘「えっ?温泉……?絢辻さんと二人で?」

GWに一泊二日で温泉旅館を手配か
絢辻さん、完全にかなり前から計画練ってただろ…

混浴!エロハプニング!

絢辻「温泉は嫌?だったら北海道へでも行く?」

絢辻「飛行機、今からでも取れるかな……」

橘「ま、待って!そうじゃなくて!」

橘「……色々と質問があるんだけど」

絢辻「はい、どうぞ?ただし一つずつにしてね?」

橘「ま、まず!この旅券はどうやって!?」

絢辻「え?旅行会社で手配をして、お金を振り込んだだけだけど?」

絢辻「あ、普段お世話になってるからお金はいいわよ?」

橘「そ、そうじゃなくて!」

絢辻「あぁ、資金源の話?」

橘「う、うん!」

絢辻「……本当に知りたい?」

橘「い、いや!いいです!」

輝日東円光とな?

絢辻「ま、資金源に関しては『絢辻さんの七不思議』ってことで」

橘「な、七不思議!?じゃあ全部知ってしまうと……?」

絢辻「……知りたい?」

橘「よ、世の中には知らない方がいいことって沢山あるよね!」

絢辻「そうそう。あなたもわかってきたわね」

橘・絢辻「うぇーい!」

橘「あ、もしかして!この旅券はいつから準備していたのか、とかも?」

絢辻「そうね。昨日の今日で準備できるわけないものね」

橘「七不思議……なんだね?」

絢辻「……えぇ」

橘・絢辻「うぇーい!」

支援

うぇーい!

絢辻さんはっちゃけてるなぁ!

たんぽぽ分が欠乏すると僕は枯れてしまうのです

絢辻「ま、ねじ込むのに苦労した、とだけいっておくわ」

橘「……お、恐るべし!七不思議!」

絢辻「他に質問は?」

橘「ぼ、僕と二人で温泉旅行だなんて!本当にいいの?」

絢辻「嫌だったら、ここにこうして来ないし」

絢辻「……卒業旅行って名目で森島先輩と塚原先輩に拉致された男が何を今更?」

橘「そ、それを言われてしまうと、何も言い返せないな!ははっ」

絢辻「橘君は紳士だからね。襲われることなんてない、とあたしは踏んだわけ」

橘「ま、万が一があるかもよ!?」

絢辻「……その時はその時で、ね」

絢辻「国家権力のお世話にでもなろうかしら」

橘「わ、わかりやすい!とってもわかりやすいぞ!さすが絢辻さんだ!」

橘・絢辻「うぇーい!」

絢辻「質問はこんなところよね?」

絢辻「というか、そろそろ出ないとスケジュールに色々と影響が」

橘「ま、待ってよ!温泉なんて聞いてなかったから、何も準備なんて」

絢辻「女の子と違って、準備にそんな時間かからないでしょ?」

絢辻「40秒で支度ッ!はい、開始ッ!」

橘「くっ!絶対にそれが言いたかっただけだ!」

絢辻「ほらほら!急いで、急いで!」

橘「うぉぉぉぉぉぉ!」

絢辻(……騒がしい人ね、全く)

超ノリノリの笑顔で絢辻さんがうぇーい!って言ってるのかと思うと
なんかこう、なんというか・・・うん・・・変な気持ちに・・・

ゴーグル引っ掴んでハトを逃がすくらいしか余裕が無いな

橘「お、お待たせしました!」

絢辻「うん、67秒!やるじゃない!」

橘「ははっ、下着と着替えと歯ブラシ位あれば足りるからね!」

ピンポーン!

橘「えっ?こんな時に誰だろう?」

絢辻「あ、駅までのタクシーよ。手配したから」

橘「えっ……いつの間に……」

絢辻「……手際が良すぎるって?」

橘「う、うん……」

絢辻「七不思議……」

橘「ははっ、こ、細かいことを気にしたらダメだよね!」

橘・絢辻「うぇーい!温泉へいっくぞー!」

絢辻さんの七不思議って、もしかするとSSのご都合主義の事なのでは…

>誰に振り向くのは、あの人次第だし

おいおい、天使か

テンション高い絢辻さんかわいい




橘「と、到着!」

絢辻「……我ながらいい場所を押さえたと思うわ」

橘・絢辻「うぇーい!」

橘「うぅ……この卵の臭い!この臭いだけでお肌がツルツルになる気がするよ!」

絢辻「そうね。あたしもこの臭いがないと温泉へ来た気がしないと思うわ」

橘・絢辻「うぇーい!」

絢辻「……っと、こんな所で浮かれてる場合じゃないわね」

絢辻「早いところチェックインしないと」

橘「そ、そうだね!そうしよう!」

うぇーい!




若女将「ごゆっくり~」

橘「絢辻さん!若女将だよ!若女将!」

絢辻「……綺麗な人だったわね」

橘「若女将って響きは素晴らしいね!女将って響きだけでも素晴らしいのに、そこに『若』がついてるだなんて!」

絢辻「はいはい、感動したのは分かったから」

橘「さて、何をしようね。温泉街をブラブラしてみる?」

絢辻「なら浴衣に着替えないと、雰囲気出ないわよね」

橘「ゆ、浴衣に!絢辻さんが!?」

絢辻「……テンション高いのはね、あたしとしても嬉しいんだけど」

絢辻「……わかったなら、さっさと出ていけ!この変態!」

橘「あぁ……変態って久し振りに言われた気がするよ……!」

わざわざ出て行けと言うってことは、部屋は一つってことか
GWだから仕方ないのか、絢辻さんが本気なのか

たんぽぽ待ってるだけで勝てるのかオイ

絢辻さんぺろぺろ!




橘「さて、僕らは浴衣に着替えて温泉街へ繰り出したわけなんだけど」

橘「う~ん、風情溢れる街並みだね!」

絢辻「日本にまだこんな所があったのか、って感じね」

橘「絢辻さん!玉こん!玉こん!」

絢辻「あら、いい匂いがしてるわね」

橘「た、食べたい……!玉こん食べたい!」

絢辻「そうね。小腹も空いてるし」

橘「すみませ~ん!玉こん二つ!」

※玉こん……玉のようなこんにゃくを串に刺して煮たもの。東北、特に山形ではメジャーな食べ物。場合によってはタダで配られることも!?

橘純一「た、田中さんに彼氏が出来たって!?」
橘純一「うぅ……バレンタインか……」
橘純一「うぅ……バレンタインか……」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1337174865/)
橘純一「が、頑張ってみた結果がこれだよ!?」

学食で出るから知ってるで

紳士なら玉こんを食べる絢辻さんを見て、色々想像してくれるはず…

やっぱり絢辻さんもいいな・・・
どのルートでも悔いはない




橘「うん!しみてる、しみてる!」

絢辻「……ゲフッ」

橘「あ、絢辻さん?大丈夫?」

絢辻「か、辛子をつけ過ぎちゃって、ね?……ハフッ」

橘(あ、絢辻さん……あんなに涙目でむせながら玉こんを頬張るなんて……!)

橘(イケない想像をしても仕方ないよね!紳士たる僕はしないけど!)

橘(お、おぉ!?そんな食べ方が!?)

橘(ごめんね?でも、仕方ないよね……?)

絢辻「何をジロジロ見てんのよ?そんなにおかしかった?」

橘「ご、ごめん。何でもないんだ、はははっ……」

※玉こんに辛子をつけ過ぎると死ぬ。時々店員が調子にのって沢山つけるから要注意だ!

金…玉こんを頬張る絢辻…ふぅ…




絢辻「さて、温泉街も満喫したところで……」

橘「そろそろ宿に戻って、温泉へ入ろうか!」

絢辻「そうね。宿での夕食の前に一同入りましょうか」

橘「しかし、こうして絢辻さんと肩を並べて下駄をカランコロン鳴らすことになるとは思いもしなかったよ」

絢辻「へぇ?誰なら想像出来るの?」

橘「そ、そういうことじゃないよ!?」

絢辻「ふふっ、分かってるわよ」

絢辻「ほら、そうと決まったら早く戻るわよ?温泉があたしを待ってるから!」

橘「あ、待って!まだ下駄に慣れてないからそんなに早く歩けないよ!」

絢辻「このノロマ!早くしなさい!」

橘「……酷いよね、はははっ」

そして豊乳の湯へ

絢辻さんは裏表があっても素敵な人です

ほわあああああ




絢辻「いいお湯だったわね」

絢辻「……って、何で落ち込んでるの?」

橘「……混浴な気がしたけど、そんなことはなかったからかな」

絢辻「……それは温泉といえば湯けむり殺人事件くらいあって然るべし、と同じレベルの無理難題だから」

橘「……デンデンデーン、なの?」

絢辻「デンデンデーン!よ?」

橘・絢辻「うぇーい!」

橘「そんなことより夕ご飯だよ、夕ご飯!」

絢辻「えぇ、楽しみね。少しばかり奮発してやったからね」

橘「こう……四季折々の食材が……!」

絢辻「そうね。郷土料理もならんでみたり」

橘・絢辻「うぇーい!」




橘「ふぅ、美味しかった」

絢辻「えぇ、期待通り!って感じだったわね」

橘「……」

絢辻「どうしたの?」

橘「ほら、僕ら二人で一部屋だろ?」

絢辻「……ごめんなさい。絢辻さんの謎パワーでも二部屋は無理だったの」

橘「せ、責めるつもりはないんだよ?」

橘「ただ……ね?」

絢辻「……何?」

橘「よし!確認する為に一度部屋へ戻ろう!」

絢辻「え?うん、戻ろっか」

うぇーい!

しえ

橘「ほら!言わんこっちゃない!」

絢辻「あら?お布団が並べて敷かれてるわね?」

橘「……」

絢辻「……」

橘・絢辻「うぇーい!」

橘「ぼ、僕らはそんな関係じゃないのにさ!困っちゃうよね!」

絢辻「そ、そうよね!いらぬ気遣いもいい所よ!」

橘「は、ははっ!とりあえずお布団を離そうか!」

絢辻「……あたしは別にこのままでもいいわよ?」

橘「えっ……?」

絢辻「……二度も言わせないでよ、馬鹿っ」

よし来い、たんぽぽ




橘「……ダメだよ、絢辻さん!僕らは高校生なんだよ!?」

橘「……えっ?高校生である前に男と女だって!?」

橘「そ、そんな!絢辻さんに襲われるなんて……僕は!僕はっ……!」

橘「……」

橘「……なんだ、夢か」

橘「そりゃそうだよね……何だよ、七不思議って。はははっ」

橘「……うぅ……自己嫌悪だよ」

橘「……もう夕方か。GW初日から爆睡しちゃったな」

ピンポーン!

橘「……ん?誰だろう?」

綾辻さんは裏表の……夢オチだとォ!?

夢…?

ここまでやって夢とか

嘘だろ……

夜這いに来た絢辻さんとの濃厚エロスはよ!

いい夢…かの

絢辻「橘君、こんばんは」

橘「ゆ、夢なのに夢じゃなかった!?」

絢辻「……は?何が?」

橘「い、いや。こっちの話なんだよ……ははっ」

絢辻「もう、いつまで寝呆けてるの?」

絢辻「はぁ、GW初日から弛んでるとしか思えないわ」

橘「……うん、その通り」

絢辻「ねぇ?……お邪魔するわよ?」

橘「ちょ、ちょっと!絢辻さん!?」

夢オチループの予感…ッ!

絢辻「思った通り、橘君のご両親はお留守のようで」

橘「……僕を放置して旅行へ行ってしまったからね」

絢辻「ま、そんな一人で寂しい橘君の為に」

絢辻「あたしは晩御飯を作りに来たわよ?」

橘「……えっ?」

絢辻「何を間抜けな顔をしてんのよ?顔を洗ってきたら?」

絢辻「あ、お台所借りるわね?」

橘「う、うん。好きに使ってよ」

絢辻「はいは~い、了解したわ」

絢辻さんが裸エプロンで料理だとッ!?

胸無いから(ry

うぇーい!




絢辻「はい、お待ち遠様」

橘「おぉっ……生姜焼き!」

絢辻「簡単で美味しいからね」

橘「しょ、食欲をそそるいい匂いがするぞ!」

絢辻「えぇ、我ながらいい出来だと思うわ」

橘「で、では……」

絢辻「えぇ、そうね」

橘・絢辻「うぇーい!いただきまーす!」

食欲と性欲は比例しているつまり…
今宵の絢辻さんは飢えている…ごくり…




橘「ご馳走様でした!」

絢辻「お粗末さまでした」

橘「いやぁ、助かったよ!僕はチャーハンしか作れないし!」

絢辻「そこまで喜んで貰えると、わざわざ作りに来た甲斐があったってものね」

橘「……そういえば、絢辻さんは僕の両親が留守にしていることを知っている節があったよね?」

絢辻「ふふふっ……何でか知りたい?」

橘「ま、まさか!『絢辻さんの七不思議、』!?」

絢辻「ひ、人を怪談呼ばわりしないで!?」

絢辻「橘君のご両親って留守にされることが多いって聞いてたから、もしかしてと思っただけよ!?」

橘「あっ……そうか、そうだよね」

絶対嘘だ…

絢辻「……そんなことより」

橘「うん、何?」

絢辻「単刀直入に聞くけど、橘君って田中さんのことが好きなの?」

橘「えぇ!?な、何を!?」

絢辻「……いいから、素直に答えなさい」

橘「う、うん……僕は田中さんのことが好き……なんだと思う」

絢辻「煮え切らない返事。少しは梅原君を見習ったら?」

橘「……うん。田中さんに失礼だよね」

絢辻「ま、あなたの気持ちはよくわかったわ」

絢辻「……あたし、帰るね」

橘「あ、絢辻さん!?」

うぇーい…

うぇー…

絢辻「何?フラれた女に同情しちゃう?」

橘「えっ?……そ、そんなつもりは」

橘「と、というか、絢辻さんって僕のことを!?」

絢辻「好きだけど、何か?」

橘「……」

絢辻「……ごめん。今のはあたしが悪かった」

絢辻「……今日は一人で泣かせてちょうだい。じゃあね」

橘「うん……」

絢辻「……あっ、でもね?明日も晩御飯を作りに来てもいいかな?」

絢辻「……あたし、明日も独りで暇だから」

絢辻「あ、明日は……ちゃんと面白い話を準備してくるから。いつもの絢辻さんに戻ってるから」

絢辻「……ダメかな?」

橘「……僕も面白い話を準備しとくよ」

絢辻「……ふふっ、いっそ来るなって言ってくれればいいのに」

絢辻「……でも、ありがとう」

悲恋絢辻さん可愛い

うぇーい!

~後日・GW明け~

橘・絢辻「うぇーい!」

田中「な、なんだか知らないけど、二人が物凄く仲良くなってる!?」

絢辻「……あたしはこのGWで田中さんが大嫌いになったけどね!」

田中「えぇぇぇ!?そんなことをストレートに言われちゃったよ!?」

絢辻「……まぁ、今のは絢辻ジョークなんだけど」

絢辻「ほら、橘君!田中さんにいうことがあるでしょ?」

橘「う、うん!田中さん!僕、田中に伝えなきゃいけないことがあるんだ!」

橘「……だから!放課後に校舎裏に一人で来い!」

田中「お、穏やかじゃないことを言われちゃったよ!?」

絢辻「……はぁ、この場で勢いで言ってしまえばいいのに」

橘「そ、それって?こんな感じに?」

橘・絢辻「うぇーい!」

おい

うぇー…
乙!

乙!

オォ…ツ

「さん」が抜けてますね
最後の最後まで誤字脱字だらけですみませんでした

決定的な展開はまだなのか


なんだか泣きそうだ

来たと思ったら終わってた

二人がくっつくのはGWの次のイベントか
何だろう? 夏休み?

次は海かプールイベントだな

浴衣で夏祭り!

~放課後・校舎裏~

橘「田中さん……」

田中「た、橘君?話って何かな?」

橘「絢辻さんに習って単刀直入に言うと!ぼ、僕は田中さんのことが……!」

田中「ま、待って!まだ言わないで?」

橘「えっ?」

田中「あははっ。ちょっと深呼吸させてね?」

田中「……うん、いいよ?」

橘「僕は田中さんのことが……好きだ」

田中「……私で本当にいいの?」

橘「た、田中さんだからいいんだ!」

田中「……他にも可愛い子が沢山いるのに?」

橘「えぇぃ!何回も言わせないでよ!?」

橘「僕は田中さん……いや、恵子のことが好きなんだ!大好きなんだ!」

次も期待しても良いのかな?
田中さんが全部終わったらりさちゃんもやって欲しいです。

これはどういうこと?

wifi切れたの

これは期待するべきなのか

田中「えへへ、嬉しいな」

田中「私も……好きだよ?」

田中「ほら?クリスマスの時さ、公園でキスしそうになったでしょ?」

橘「あ、あぁ……梅原のお陰で未遂だったけどね」

田中「あははっ、そうだったね」

田中「私が橘君を好きになったのはあの時……」

田中「きっとあの雰囲気にやられちゃったんだね、ドキドキしたし」

田中「……ねぇ?また私をドキドキさせてくれないかな?」

橘「えっ?それって?」

田中「お、女の子に恥をかかせちゃダメだよ?」

橘「け、恵子!」

田中「じゅ、純一……」

チュッ……

田中「……んっ、ドキドキしたよ」

橘「ぼ、僕もドキドキしちゃったよ」

橘・田中「ふふふっ、あははははっ!」

ガサッ

橘「えっ?」

田中「だ、誰!?誰かいるの!?」

棚町「あ、あんたが押すから!見つかっちゃったじゃないの!?」

絢辻「あら?あなたが勝手にずっこけたんでしょ?」

橘「絢辻さん……と、薫?」

田中「な、何してるの!?」

支援

やっとかよ!大将おめでとう

棚町「ち、違うのよ!?あたしは絢辻さんから面白い物が観れるって言われたからここに来ただけで!?」

絢辻「な~にも違わないわよ?あたしが悪いみたいな言い草はやめてちょうだい」

絢辻「ま、とりあえず。ね?」

棚町「……そうね」

絢辻・棚町「うぇーい!おめでとう!」

橘「あ、あぁ……うん」

田中「う、うん?……って、えぇぇぇ!?」

絢辻「ふふっ、今日は祝賀会でしょ?悪いんだけど、時間が押してるから動いてもらえるかな?」

棚町「細かい文句は後で聞くから!ほらほら、歩いた歩いた!」

橘「ちょ、ちょっと!」

田中「……こ、こういう時はとりあえず!」

橘・田中・絢辻・棚町「うぇーい!」


これがTrueエンドか・・・爆発しろ・・・

高嶺の花よりたんぽぽだよね

おつおつ
田中さんうぇーいかわいい

もちろんイチャイチャしてるところもまた今度書くんだよな?

たんぽぽ乙

うぇーい乙

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