モバP「朝起きたら女になってた……」 (566)

P「……ケホッ。なんか身体がだるい……頭クラクラする……」

ちひろ「大丈夫ですか?」

P「あぁ、はい。とりあえず事務仕事だけもう少しで終わるので……そうしたら休憩させてもらいますね……」

ちひろ「無理はしないでくださいね……はい」

P「はい?」

ちひろ「その仕事、私が済ませておきますから早めに帰って寝てください。今は大事な時期なんですから」

P「いや、これぐらい大したことじゃないですよ。それに仕事だって少ないわけじゃ……」

ちひろ「い い か ら! 私に任せておいてください。今度の大きなイベントに向けて張り切ってるのはわかりますけど……」

P「……すみません」

ちひろ「いつも頑張ってるPさんへのご褒美だと思っていただいても結構です。さぁ、私の気が変わらないうちにどうぞ」

P「それじゃあ、遠慮なく……帰りますね……」

ちひろ「はい、お疲れ様でした♪」

  ガチャッ  パタン

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P(あぁ……なんか寒気も……これは本格的に風邪でもひいたかな……)

P(今日はあったかくしてさっさと寝るか……)

P(……ちひろさんには迷惑かけちゃったなぁ。早く良くならないと)

P(明日はお礼になにか……おごるか、昼ご飯とか……)

P「ゲホッ……んん。とりあえず、寝よう……」

P「布団一枚多く出すか……」ゴソゴソ

P「………」

P「……ぐぅ……んん……」

――――

――

  チュンチュン  チチチ…

P「………ん、んんー……?」

P「あつ……何時だ……?」

P「……ん……と、6時か……ちょっと早い、な……?」

  ゴソゴソ…トテッ

P「……んん?」

P「………あーあー。あーあーあーあー……? 喉痛めたか……?」

P「なんか、違和感が……」フニョンッ

P「ふにょん?」チラッ

P「……Oh、マウンテン……」

P「……あっれー? なんだろうなー?」

P「おっかしーなー。あはは、仕事に胸高鳴りすぎたかなー?」

P「あははは、あは、はは………」

  ペタペタ  フニフニ

P「……うん。ないし、ある」

P「あるし、ない」

P「ない……どうしよう……」

P「………いや、本当……どういうことなんだよ……なんだこれ……」

P「と、とりあえず……どうすればいいんだ? 社長に、電話……?」

P「休むって……でも、なんて説明したら……」

P「………」

P「……とりあえず、顔を洗おう。今の俺がどうなってるかを把握しないと」

P「ふむふむ……」


P(………なるほど。見事な美女……美少女、か?)

P(身長は150代、年頃は10代後半から20代前半ってところか)

P(髪は伸びて肩にかかる程度はある。くせっけのないストレートの黒……)

P(あははは、男には見えないわ。あはは、はは……)


P「はぁ……あぁ、もう……」

P「俺じゃなかったらスカウトしてるのになぁ……俺だよ……なんなのもう……」

P「……どうしよう。スーツも着れないし、この恰好で外に出るのは流石になぁ」

P「病院にいく服もない、か……笑えないな……」

P「……もう一回寝たら直ったりしないかな。あとは夢だったりとか……」

 フニフニ…

P「……おっぱい揉んでて嬉しくないって思うことがあるなんて思わなかったなぁ、もう」

P「どうしたものか……こんなの連絡しても信じてらえるとは思えないしなぁ」

P「とりあえずメールでもしてどうにかごまかして病院にいって……」

 prr ピッ

P「はいもしもし、Pです」

ちひろ『あぁ、プロデューサーさん! 実は………って、え?』

P「あっ」

P(ま、まずい。習慣で普通に電話に出てしまった……)

ちひろ『あれ……あの、そちらはPさんの電話で間違いないですよね……?』

P「あー、いえ、あの……実は……信じられないような話をしたいんですけれど、聞いてくれますか?」

ちひろ『……真剣なトーンですね。女の子にそう言われたらこの千川ちひろ、聞かないわけにはいけません……なんでしょう?』

P(女の子、か……)

――――

――

ちひろ『――つまり、あなたはPさん。朝起きたら女の子になってて、どうすればいいかわからないと』

P「まぁ、そういうわけです……いろいろ話しましたけれど、信じられなかったら今日は休むってところだけは把握しておいてもらえると助かります……」

ちひろ『大丈夫、信じますよ♪』

P「えぇっ……? いや、言っておいてなんですがいいんですかそれで?」

ちひろ『Pさんの電話に出て、なおかつアイドルの子たちの癖やスケジュールの一切まで把握してる……そんな熱心なストーカーの女の子がいるとは思えませんし』

P「あー……はい……」

ちひろ『私、嘘を見極めるの得意ですから♪ 少なくとも、嘘を言ってる風には聞こえませんでしたし、ね?』

P「ありがとうございます……どうにかします……」

ちひろ『お待ちしています。こちらでもいろいろ調べておくのと、とりあえず社長にはお話しておきますからご心配なく……』

 ピッ

P「……信じてくれるなんてなぁ。ちひろさんは頼りになるな」

P(……本当、こんな突拍子もないことを………あぁ、というか悩みすぎて早起きしたのにもう出社時間じゃないか)

P「着れる服探さなきゃ……うん、袖が余ったワイシャツとかキュンと来るな。自分じゃなければ」

―事務所前―


P「………はぁ。ちょっと背が縮んだだけなのになんでこんなに疲れるんだ」

P(結局まともな服もなかったし、おかげさまで道行く人たちの視線が痛いし……)

P「……そんなにおかしいかな。持ってる服の中では頑張ってコーディネートしたつもりだったけど」

P(まさか俺、センスないんじゃ……プロデューサーとして致命的だぞ?)

P「あぁ、独り言いってる場合じゃないか……でもなぁ、なんかちょっと背が縮んだだけでこんなに大きく見えるのか世界……」


ちひろ「そこのあなた、どうしたんですか?」

P「ひっ!? ち、ちひろさん!?」

ちひろ「おや……えーっと、まさか……Pさんですか……?」

P「……は、ははは。はい。この女の子が俺、らしいですよ」

ちひろ「まぁ、なんということでしょう……思っていたよりも……」

P「面影もなくて、わからないでしょうけれど。あ、一応身分証明になるものだけはいくらか持ってきましたが……」

ちひろ「可愛いじゃないですか!!」

P「は?」

ちひろ「てっきり声と胸とがちょちょいと変わった程度だと思っていましたよ。骨格まで変わってませんか?」

P「えぇ、縮んでますね。だからどうしたものかと困っていたんですけど」

ちひろ「うーむ……本当、ちょっと信じられないですね……」

P「えぇっ!? ちょ、ちょっとちひろさん……」

ちひろ「見たものしか信用しないんですが、まさか自分の目を疑うことがあろうとは。この海のリハクの目をもってしても見抜けなんだ……」

P「ちひろさん?」

ちひろ「ふふっ、なんて冗談ですよ♪ さ、上がってください……とりあえず話をしましょう」

P「え、あぁ……はい……」

ちひろ「大丈夫ですよ。今社長も八方手を尽くしてくれてますから」

P「ちひろさん……ありがとうございます……」

ちひろ「お礼なんていいんですよ? いつもお世話になってるのはこっちもなんですから」





P「――『ASAON』……ですか?」

ちひろ「正式名称はアナザーセッ……ゲフン。まぁそれはおいといて。おそらくそうですね。現在世界各国で急速に感染が拡大している奇病です」

P「び、病気!? ちひろさんやアイドルにうつったりしたら!」

ちひろ「あぁ、ご安心を。男性にしか感染しません」

P「あ、はい……いやいや、安心していいんですか!? それ、隔離とかされるべきなんじゃ!」ガタッ

ちひろ「いいえ。空気感染、経口感染、体液からの感染も確認されていません……人にうつる病気じゃないんですよ」

P「な、なるほど……」ストン

ちひろ「だから奇病なんですけどねー。夜眠って朝起きたら女の子に! まったくとんでもない病気ですよ」

P「……治療法とかは、わからないんですか?」

ちひろ「それがマチマチでして……お湯を被ったら治ったって話から、感染したまま治らないって人まで」

P「そう、ですか……」

P「あはは……でも、とりあえずうつらない病気だっていうことがわかっただけマシですかね。ありがとうございます」

ちひろ「いえいえ、これぐらいお安い御用です♪ ……さて、プロデューサーさん」

P「なんですか?」

ちひろ「そのまま帰る気ですか?」

P「……えぇ、おとなしくしていようかなと」

ちひろ「その前に、その服装! どうにかしたいと思いませんか?」

P「え、いや別に……治し方がわかるまで、引きこもってですね……」

ちひろ「ご安心ください、プロデューサーさん! 私の名前は千川ちひろ」ジリッ…

P「あ、あの……ちひろ、さん。近いです……な、なんですかその手! ちょっ……」

ちひろ「可愛い女の子を支援するためならば私財をなげうつこともまったく厭わない女ですよ! 覚悟!」ガバー

P「う、うわああぁぁぁぁぁっ!」

P「よよよ……もうお嫁にいけない……」キラリン☆

ちひろ「まともな下着もつけないで、まったくもう。杏ちゃんみたいにつるぺたでもギリギリアウトなのに何やってるんですか」

P「男の家にブラが置いてあるとでも思うんですか……なんですかもう……」

ちひろ「イケてますよ。大丈夫大丈夫♪」

P「嬉しくないですよ、そんなこと言われたって……」

ちひろ「そうですか?」

P「えぇ……おとなしく、家に1人でいたほうがいいんじゃないかって思ってます」

ちひろ「ふふふ、そうは問屋がおろしません!」

P「なんなんですかいったい、もうっ!」

ちひろ「何って、おせっかいですよ。プロデューサーさんがいつもしているような、ね?」

P「おせっかい、って……」

ちひろ「少しはいつもの調子に戻ったみたいで安心しました」

P「……そんなに変でしたか?」

ちひろ「いいえ、ずいぶん冷静に見えました。だから心配だったんです」

P「ははは……参ったなぁ」

ちひろ「ふふっ、嘘を見極めるのは得意だって言ったでしょう?」

P「敵いませんね、まったく。でも……」

ちひろ「仕事を手伝え、なんて言いませんから。もう少しここにいませんか?」

P「……いいんですか?」

ちひろ「いいんですよ。こういう時は1人にならないのが一番大事なんですから」

P「ありがとうございます……事務ぐらいなら、こなせますから。手伝わせてください」

ちひろ「あら嬉しい……よーしっ、忙しい時期ですし! 気合いれてまいりましょーっ!」

P「はいっ!」

P(……うーん。ちひろさんはいつもこんな量を処理してるのか?)

P(頭が下がるなぁ……無茶もいろいろと通してもらっちゃったりしてるし……)チラッ


ちひろ「おーねがいー♪ シーンデレラー♪ ゆめはゆーめでふーふんふー♪」カタタタタッ

P「中途半端ですね!?」

ちひろ「可愛いアイドルの子を思ってると、つい歌詞がね……」

P「……まったく、もう。だけどこれだけ処理できるなんて流石ですね」

ちひろ「えへへ、まぁそれほどでも♪ プロデューサーさんにお手伝いしてもらえて助かりますよ?」

P「いや、俺なんて全然……」

ちひろ「ところでプロデューサーさん。これからどうするつもりなんですか?」

P「え?」

P「どうって、何がですか?」

ちひろ「お仕事は大丈夫です。任せてもらっても、あの子たちに負担はかけません」

P「……ありがとうございます」

ちひろ「だけど、プロデューサーさん。プロデューサーさんはみんなにとっても大切な人ですから」

P「………」

ちひろ「『家庭の事情』なんてことにして休職扱いにしますか? それとも、真実をみんなに伝えますか?」

P「真実……女になっちゃったって、ですか?」

ちひろ「はい。内緒のままにしておくことだってできます」

ちひろ「体を癒したいのなら、本当に休んでもらっていても大丈夫です。負担はいろいろと、日常にもかかるでしょうから」

ちひろ「男性の時と同じようにはいかないこともたくさんあるでしょう。それでもあなたがプロデューサーさんでいるなら――大変ですよ?」

P「……心配、してくれてるんですね」

ちひろ「ふふっ、私はただ可愛い子の味方なだけですよ♪ さぁ、どうしましょう?」

P「……いや。みんなには伝えてください。自分でも受け止めきれないぐらい衝撃的なことでしたけど」

P「でも、俺は俺です。みんなのプロデュース自体はお休みしたくない」

ちひろ「……ふふっ、そうですよね♪ わかりました。プロデューサーさん、無理はなさらないでくださいね?」

寝るの
PC逝ったからログ漁って来たけど前のとは話はだいぶ変わる、はず

出演アイドル未定

>>17
3つ目のセリフ。誤字
ゆめはゆーめでふーふふんふー♪
じゃないと語呂が異常に悪い

ちひろ「さて、そうと決まれば! どうぞ」

P「……これは?」

ちひろ「社長が作ってくださいました。社員証と名刺です」

P「えっ」

ちひろ「プロデューサーとして働く以上、ないと困るでしょう?」

P「それも、そうですけれど……いいんですか?」

ちひろ「ふふっ、大丈夫です。社長は私の上司ですよ?」

P「あぁ、はい……」

ちひろ「アイドルが好きすぎてこんな事務所たちあげちゃったんですから。そのサポートになることならなんだってしますよ……もちろん私も、ね?」

P「ありがとうございます……本当、むちゃくちゃですね」

ちひろ「無理が通れば道理は引っ込む。通ってしまえば無い道は切り開けるんです!」

P「ははは……うん。じゃあありがたく使わせてもらいます」

ちひろ「えへへ、どういたしまして。……流石に免許証はどうにもなりませんから車は出させられませんけどね?」

P「自分でも正確な年がわかりませんし、仕方ないですよ。そこは他のアイドルたちにも協力を頼みます」

P「……それから、この服は流石に恥ずかしいので着替えていいですか?」フリフリー☆

ちひろ「えぇー、似合ってますよ?」

P「やめてください。恥ずかしさで死んじゃいます」

ちひろ「ぶーぶー……それなら、女性用のスーツがありますからどうぞ?」

P「あ、どうも……普通のですか?」

ちひろ「私のとお揃いの方がよかったですか?」

P「いえ、大丈夫です」

ちひろ「えぇー……」

P「ところでこれ、サイズとかは大丈夫なんですか?」

ちひろ「さっきのくだりでだいたいのサイズは把握しましたから、よっぽど大丈夫です」

P「えっ」

ちひろ「スーツは社長が用意してくださいました。ね?」

P「ねって……いやいや……」

ちひろ「さてと、そろそろ>>45ちゃんが来るころですね――」

愛海こい

棟方愛海(14)
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ttp://i.imgur.com/Mdiu4dK.jpg


P「露骨に話題をそらさないでくださいよ。まだ愛海が来るには時間が――」

 ガチャッ!

愛海「おはよーございまーすっ!」

P「えっ」

ちひろ「おはようございます、愛海ちゃん♪」

愛海「ちひろさん、おはようっ! と……?」

P「あ……」

愛海「新しい人!? 後輩? おっぱい!?」

P「ま、待て愛海。落ち着いて……」

愛海(距離よし、速度よし、全砲門解放!)

  ザザッ――

P「な、消えっ――」


愛海「いっただっきまーすっ!!!」
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P「うわあああぁぁぁぁぁ!!」

  もみゅんっ   もみもみもみもみ……

愛海「ふむ、これは………」

P「ちょ、待ってっ……ダメだってば、愛海! まっ……」

  もみもみ……  もみ?

愛海「……? あれ?」

P「はぁっ……おまえっ、初対面の相手に、なにやって……」

   もみもみ…

愛海「……んん? んー」

P「ば、ぁっ……やめろぉっ!」

愛海「あ、ごめんなさい……ちょっとタッチするだけのつもりだったんだけど、つい……」

P「ついで何やってるんだ! 人見知りする子だったら今ので泣いたり帰っちゃったりするだろ!」

愛海「うん……だから軽くのつもりだったんだよ? でも……えーっと、ひょっとしてプロデューサーの親戚の人だったりする……?」

P「えっ」

ちひろ「あぁ、わかるんですねー」

愛海「おっぱいは嘘つかないからね。なんか既視感のある、親しみのもてるおっぱいだったし……」

P「え、なにそれ……」

愛海「あっ、そうだ。あたしは棟方愛海っていいます! いいおっぱいですね!」

P「うん、嬉しくない。ありがとう」

愛海「あはは……うん。いきなり揉んでごめんなさい! プロデューサーには内緒にしてくださいっ!」

P「それは無理かなぁ」

愛海「そんな! 揉むから! 腰とかも揉むから!」

P「いや、そうじゃなくって……愛海、あのな? 実は――」

――――

――

愛海「……プロデューサーなの?」

P「はい」

愛海「え?」

ちひろ「はい。本当ですよ」

愛海「あー……」

P「……いや、参ったね。本当」

愛海「……え、あるよ?」

P「できちゃったんだよ」

愛海「これ、偽物じゃないよ? あたしの指が間違えるわけないもん。おっぱいだよ?」

P「おっぱいだなぁ」

愛海「柔らかさも、女の人のだったし……女の子になっちゃったの?」

P「うん。そういっただろう?」

愛海「……もう一回確認してもいい?」

P「ダメ」

愛海「えー、減るもんじゃないし……」

P「なんか精神力とかそういうのがゴリゴリ削れるんだ。勘弁してくれ……」

愛海「そっかー……はえー……」

ちひろ「しばらく……戻るまでは、この状態でお仕事を続けるそうです」

愛海「そうなの?」

P「いろいろ、不都合も出て来るけど……でも、やっぱりみんなのそばにはいたいからな」

愛海「そっか……そうなんだ……」

P「迷惑、かけることになるかもしれないけど。いいかな?」

愛海「うん……いや、あたしとしてはもーまんたいっていうか、もーみーたいっていうか」

P「揉ませないからな?」

愛海「……不思議なこともあるんだね、プロデューサー」

P「そうだなぁ。えっと……レッスンだけど、車が出せないからこの後来るメンバーといっしょにいってくれるか?」

愛海「うん、わかった。あと、肩とかこったら言ってね?」ワキワキ…

P「……考えとく」

愛海「わぁい!」


P(まったく、愛海は……誰かなんて揉んだらわかるものなのか?)

P(いや、愛海が特別なだけだろ……たぶん……たぶん?)

P(さて、愛海を任せる相手は――そうそう、>>60が来るんだった)

とときん

十時愛梨(18)
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P(愛梨が……大丈夫かなぁ……)

愛海「どうしたの? プロデューサー」

P「いや、なんでもないから心配しなくていい。ただ……」

  ガチャッ

愛梨「おはようございますっ!」

ちひろ「あら、おはようございます。愛梨ちゃん♪」

愛海「あ、おはようございます! 今日は寒かったですよねっ」

愛梨「えへへ、そうだね。厚着してきちゃった……ふぅ、ちょっと暑い……」

愛海「じゃああたしが楽に……ハッ!?」

P「愛海?」

愛海「……あい」

愛梨「……ふぅ。今日はボーカルレッスンでしたっけ?」

ちひろ「いえ、それなんですが……愛海ちゃんを連れてダンスレッスンにいってもらえますか?」

愛梨「ダンスですか?」

P「ああ。迷惑かけるなあ……愛海を任せたいんだ」

愛梨「なるほど、愛海ちゃんといっしょになんだね。えへへ、がんばろうねっ?」

愛海「はい! あたしがんばります!」

P「……愛海。トレーナーさんにはくれぐれもよろしく頼んでおくから」

愛海「それはつまり……5カウントまではセーフってことかな……?」

P「違うから。1カウント1アウトだから」

愛梨「ふふっ、じゃあいっしょにいこっ!」ギュッ

愛海「はーいっ!」

P「え、待って愛梨俺は――」

  パタタタタタ…  ガチャッ

ちひろ「あらー……連れて行かれちゃいましたねー。なんということでしょー」

愛梨「えへへ、ダンスレッスンかぁ。愛海ちゃんとするのは……初めてかな?」

愛海「はいっ! 手とり足とり教えてくださいっ!」

愛梨「うんっ。私も頑張るね? それから――」


P「あ、愛梨……だから、待ってって……ハァ…ハァ……」

愛梨「……えっと、どちらさまですか……?」

P「説明させてくれよっ! プロデューサーだよ、プロデューサーっ!」

愛梨「えぇっ、プロデューサーさんですか!?」

P「そうだよ。実はいろいろとあってな……」

愛梨「じゃあ、いっしょにレッスンするわけじゃないんですね……」

P「うん。なぁ愛海?」

愛海「えっ、いっしょにレッスンするの? ダンスレッスン? やろうよ!」

P「いやいや、そうじゃなくって」

愛梨「……えーっと……? とりあえず、もうすぐレッスンスタジオだけど……」

P「……うん。わかった、ちひろさんにも電話で連絡してもらってるだろうから話をしようか」

トレーナー(23)
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トレーナー「お待ちしていました。愛梨ちゃん、愛海ちゃん!」

愛梨「今日はよろしくお願いしますっ!」

P「……あの、トレーナーさん」

トレーナー「あぁ、そしてそちらが――」

P(ほっ、よかった……ちひろさんからは連絡がいってたか……帰り道は歩いてかなぁ……)

トレーナー「新しく事務所に入ったぴーちゃん!」

P「はい?」

P「い、いやいや。待ってください、どう聞いてるんですか!?」

トレーナー「ちひろさんからは、新しくプロデューサー兼アイドルの子が来ると。今日はダンスレッスンに参加するとか……」

愛梨「なんだ、そういうことだったんだね! よろしくねっ?」

P「いやいや、愛海。説明してくれ」

愛海「いっしょにダンスレッスン……しようよ、ほら、普段見れない一面を見るためだと思って! ねっ? ねっ!?」

P「………」ゴソゴソ…

P(社員証……うわぁい。プロデューサー兼アイドルって書いてある。なんだこれ……)

トレーナー「どうしました?」

P(……どうしようかな。滅多にない機会ではあるけど……)

愛海「それにちひろさんにも何か考えがあるからいっしょにレッスンするようにって言ったんだよ! ねっ?」

P「あぁもう、わかったから……」

P(……押し切られた。まぁ、愛梨の調子はここのところ見てやれてなかったし、いい機会だと思えばいいか)

トレーナー「じゃあ着替えてきてくださいね。はいっ」

P「はい?」

トレーナー「だって、スーツのままじゃできませんよね?」

P「あ……いやいや、待ってください。やっぱり」

愛梨「じゃあ着替えよーっ、ん……」ゴソゴソ…

P「愛梨ぃっ! ここで脱いじゃダメだろっ!」

愛梨「あっ、ごめんなさい!」

愛海「……ねぇねぇ、プロデューサー」ボソボソ…

P「……どうした?」

愛海「プロフ、間違ってない? 今見ただけで確かに88以上に見えたんだけど……」

P「あぁ、うん……そうかもなぁ……」

P(……あと、脱いだところ見ても冷静でいられるんだな。これは利点かも……)

P「ふぅ……あの、トレーナーさん」

トレーナー「大丈夫ですよ、最初は簡単なステップからですからね?」

P「いえ、そうじゃなくって」

愛海「さ、着替えよ?」

P「お、おい待て愛海……力強っ!? なんだこのパワー!?」

愛海「大丈夫だから、痛くないから!」

P「何する気だお前っ!?」

愛梨「着替えてきました!」

トレーナー「はい、じゃあアップしておきましょうね。愛海ちゃん、更衣室まで案内してあげてくださいねー」

愛海「はーいっ!」

―更衣室―

P「……あのなぁ、愛海?」

愛海「プロデューサー、着替える? 手伝おっか?」

P「いや、いいから。なんなんだ……」

愛海「だってほら、いい機会なんでしょ?」

P「そうだけど、着替えをいっしょにって言うのは流石になぁ……」

愛海「……あたしは、プロデューサーになら見られたって……いいよ?」

P「………ちょっとトキメキそうになったけど何言ってるんだお前は」

愛海「愛梨さんの着替えを見ちゃうのはフェアじゃないけどさ。あたし、一応揉んじゃったわけだし……プロデューサーだし、大丈夫かなって」

P「…………向こう見てるから。着替えもしとくよ」

愛海「そう? わかった」

P(真顔で何言ってるんだ、コイツは……まったく。いやいや、可愛いけど……)

P(俺も着替えるか……ちひろさんにはあとで文句言ってやろう……)

トレーナー「柔軟はペアですからね。愛海ちゃんはぴーちゃんのことをみてあげてくださいね」

愛海「はーいっ!」

P「……よろしくお願います」

愛海「じゃあ柔軟を――ハッ!?」

P「どうした?」

愛海「あれを見て!」


トレーナー「はーい、押しますよー」

愛梨「んっ、んんー……」プルプル…


愛海「お宝だよ!」

P「楽しそうだなぁ、愛海は」

愛海「うんっ!」

P「……」グググッ…

愛海「痛い!? 痛いよ、だめぇっ!」

P「柔軟は念入りにしないといけないからなー」グッグッ…

P(……愛海とのやりとりに時間を取りすぎたかな。でも)

愛梨「はっ、はぁ……えへっ♪」

P(いっしょにレッスンしてみて改めて感じたが、愛梨はすごいなぁ……)

P(あんなに複雑なステップ踏みながらでも、笑顔が崩れないし)


愛海「はぁっ、はぁっ……ん、ととっ」

トレーナー「愛海ちゃん、顔をあげて!」

愛海「はいっ!」

P(レッスン中は愛海も真剣で、アイドルに真面目にうちこんでるっていうのはよくわかるし――)


P「……それに比べて、はぁ……」

トレーナー「ふふっ、初めてはそういうものです。大丈夫ですか?」

P「ありがとうございます……こんなに疲れるものだったんですね、レッスン」

トレーナー「アイドルって、浮いてる白鳥たちみたいに綺麗ですけどね……水の中へ顔をいれれば、一生懸命バタ足してるんですよ」

P(……体力が落ちてるのもあるけど、すごいな。2人とも……)

P(レッスン。自己管理だって、大変だろうし――)

P(それは、当然みんなだってそうだよな……俺、一層頑張らないと……)

トレーナー「あの、ぴーちゃん?」

P「え、あぁ。はい……その、トレーナーさん」

トレーナー「なんですか?」

P「プロデューサーとして、頑張らなきゃって思わされました。もう大丈夫ですから、2人のほうへ集中してください」

トレーナー「………わかりました。任せてください、『プロデューサー』さん♪」


P(割と、実りのある時間だったかもしれない――)


愛梨「ふぅ、ふぅ……暑いですね、脱いでも……」

愛海「おぉっ!?」

P「愛海ィ! 愛梨ィッ!」

愛梨「はいっ!」


P(……あと、愛海には釘刺しておいたほうがいいかもしれないな)

――――

――

愛梨「えぇっ!? じゃあ、プロデューサーさんって、プロデューサーさんだったんですか!?」

P「……そういうことなんだ」

愛梨「ぜんぜんわからなかったです……ごめんなさいっ!」

P「いや、大丈夫。そういうわけで今日の予定は愛海に付き添ってやってくれるかな?」

愛梨「はい、私は大丈夫です。愛海ちゃんは……?」

愛海「あたしも大丈夫。持ちつ持たれつ、揉みつ揉まれつな感じでいこっ?」

P「揉むなよ?」

愛海「……あたし、嘘はつかないから」

P「そうか、潔いな。愛梨も気をつけて……ちゃんと報告してくれ。本当に」

愛梨「はい、わかりました!」

P(ふぅ、まったく……)

P(おかげでモチベーションはあがった、かな)

P(ちひろさん、思いつきでやらせたわけじゃないよな……?)

P(着替え……シャワーでも確認したけど、自分の身体には流石に欲情したりはしないんだな)

P(愛梨が突然脱ぎだしたときも含めて……そこらへんも女性的な感性になってるのかなぁ……)

P(事務所、戻ればいいのか? それとも――)


P「あれ、>>77?」

奈緒

神谷奈緒(17)
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奈緒「お、来たんだなPさ……Pさん?」

P「……ちひろさんからは聞いたってことか?」

奈緒「お、おう。そうだけど……え、マジでPさん? これ、ドッキリ企画だったりとかしないよな? カメラとかないよな?」

P「ないよ。うん、前に凛と薫が入れ替わったドッキリとか、加蓮と志乃さんが入れ替わったドッキリとかしたけど今回は本当だ」

奈緒「あれなぁ、ホントにどうしようかって思ったんだからな!? キラッキラした眼でおねだりする凛とか、飲んだくれてる加蓮とか焦るからな!?」

P「奈緒は面倒見がいいからなぁ……ウケるんだよな……」

奈緒「『おねだり』の名目で無茶ぶりされたり、飲まされそうになったり……いや、ヴェルチだったけど」

P「今回はちゃんと本人だよ。ほら、社員証」

奈緒「……いや、それPさんのじゃないんだけど」

P「え? あ……そうか、カバンの中に……いや、本人だからな? 本当に俺だから!」

奈緒「……本人?」

P「そうだよ!」

奈緒「……くっ、ふふ……」

P「な、なんだよ?」

奈緒「いや。ごめん……でも妙にしっくりきてるからさ。様になってるよ、可愛いって」

P「………」

奈緒「まさかPさんがなぁ……アイドル兼プロデューサーって。ホント、くっ、フフッ……」

P「よし。次はぜったいにフリッフリのゴッスゴスの仕事とってくる」

奈緒「なぁっ!?」

P「だってしっくりきて、様になって、可愛いのはいいことなんだろう? 俺もちゃーんと、返してやらないといけないからな」

奈緒「な、ななっ……」

P「はははははー」

奈緒「だぁぁもうっ! やっぱりPさんはPさんなんだな! 心配して損した!」

P「フゥーハハハハ……ざまぁないなぁ、助手ゥ……」

奈緒「その姿で真似してもどっちかっていうか助手側によるからな!?」

奈緒「なんだよ、もう……」

P「うん。でも楽になったかな……心配してくれたのか?」

奈緒「そりゃ、そうだろ……あ。お湯被ってみた?」

P「シャワーは浴びた。戻らなかったよ」

奈緒「そっか。まぁそうだよなぁ……中国いったことはないもんなぁ……」

P「そりゃあなぁ……」

奈緒「……んじゃ、事務所もどろっか。ちひろさんが話したいことがあるんだってさ」

P「え? 携帯で……あ」

奈緒「カバンの中? ……事務所に置きっぱなしだったけど」

P「……ちひろさん、奈緒に持たせることもできただろうに」

奈緒「あー……ゴメン」

P「いや、いいよ。たぶんわかっててやってるんだろうから……」

奈緒「そう?」

P「仕事のこととか、普段のこととか。話をしながら帰ろうか」

奈緒「……そうだな。あんまりない機会かも」

P「……奈緒」

奈緒「ん、どうしたの?」

P「少し目線が変わるとさ、見え方って結構変わるんだなぁ……」

奈緒「そう?」

P「あぁ。人ごみとかさ……先が全く見えないし」

奈緒「あー……そっか、だいぶ縮んだもんね。あたしと同じぐらい?」

P「たぶん。だから新鮮だけど」

奈緒「これからもプロデューサーではいるんだろ? 外での口調とかって大丈夫なの?」

P「口調? あぁ、そっか……一人称はせめて直さないとだめかな」

奈緒「そうそう。『私』ってね……もしくは自分の名前とか?」

P「……やめてくれよ、ぞっとしない」

奈緒「ぴぃゎ走った…」

P「もっと違う!」

P「……と、もうついたのか」

奈緒「あれ。まだ話したいことあったんだけどな」

P「この後はそのまま仕事か?」

奈緒「ああ、拾ってもらって車かな」

P「ごめんな」

奈緒「いいって。いつもお世話になってるしさ」

P「……今度、お礼の気持ちを込めてちゃんとフリフリの衣装の仕事持ってくるからな……!」

奈緒「おいィ?」

P「大丈夫だ。ドッキリとかも取ってくるから」

奈緒「ちょっとsYレならんしょこれは…?」

P「……ついでに何がいいかなー。千佳といっしょに魔法少女の舞台化とかの仕事に……」

奈緒「……いやいや、マジでやめてくれよ? 冗談だよな?」

P「………」ニコッ

奈緒「ちょ、ちょっと! なぁって!」

P(うん。奈緒と話をするのは楽しいなぁ)

P(それに外での口調か……気を付ける必要があるかな……)

P「だけどそこまで女らしくって感じじゃなくたって……いい、よね?」

P「……ははは、ないない」

P「ちひろさんに話を――って>>88? み、見てたのか?」

茜把握
出るアイドルはある程度決まったら時系列飛ぶ予定なの

日野茜(17)
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茜「はい、見ました!」

P「うん、素直だな。俺、茜のそういうところ好きだよ……」

茜「そうですか!? ありがとうございますっ!!」

P「……」

茜「……ところで、どちら様でしょうか?」

P「あぁ、ちひろさんから聞いてないかな?」

茜「えーっと……うーん……」

P「新人じゃないよ?」

茜「あっ!」

P「わかったか!」

茜「お米屋さん!!!」

P「惜しいっ!!!」

茜「あれ? 違うんですか……?」

P「事務所にお米屋さんが来る予定はなかったはずなんだ」

茜「……? ちひろさんが面白いものと美味しいものがいっしょに届くって言ってたので……」

P「あぁ……あぁ、うん……」

茜「うーん、じゃあなんでしょう? キャンプでしょうか?」

P「あのな、茜」

茜「はい!」

P「……プロデューサーなんだ」

茜「はい?」

P「だから、俺がプロデューサーなんだ」

茜「………なるほど!」

P「わかってくれたか!」

茜「さっぱりわかりませんっ!!」

P「だろうねっ!!」

茜「プロデューサーは男の人ですよ?」

P「そう、だから女になっちゃったんだよ」

茜「なるほど、そういうことですか!」

P「わかったのか?」

茜「ちょっと寝不足みたいです!! 私、プロデューサーが小さく見えますし!」

P「いやいや、まだ茜よりは大きい……じゃなくって」

茜「プロデューサーが女の人に見えるなんて、びっくりです! ううー、どうしましょうっ!?」

P「見えるんじゃなくって、女の子なんだよ。ほら、胸もあるよ」ムニムニ

茜「!!??」

P「……これは流石に恥ずかしいな。やめとけばよかった」

茜「プ、プロデューサー! 胸だけ太って……あれ? でも、これはホンモノ……?

P「うん。わかってくれたかな?」

茜「……やわらかいですね」

P「あぁ、愛海にも散々揉まれたからなぁ……」

茜「大変ですねっ! どうしましょうかプロデューサー!!」

P「仕事面ではいろいろ苦労かけることになる、かな。いやはや参った参った……本当、参ったなぁ……」

茜「プロデューサー……」

茜「走りましょうっ!!!」

P「えっ」

茜「そうすればきっとスッキリしますよ! 大丈夫ですっ、さぁ!!」

P「待って茜。落ち着こう、な?」

茜「大丈夫ですっ! 私も行きます……あの、太陽に向かって!!!」

P「今お昼だから。真上だから。空は駆けられないから」

茜「それなら太陽が降りてくるまで走るまでですっ!」

P「うわぁい」

茜「プロデューサー、元気ですかーっ!」

P「あ、あか、あかねっ」

茜「はいっ! 風が気持ちいいですねっ!」

P「ゼェ……ハァ……ゲホッ、ちょ、まって……」

茜「休憩ですか? わかりました!」

P「ふぅ……ケホッ……ハァ。……すごいなぁ、茜は……」

茜「元気が私の取り柄ですからっ! プロデューサーにも元気を分けてあげたいんです!」

P「それはそれは……ははは……はぁ…もう……むぅーりぃー……」ガクッ

茜「プロデューサーッ!?」

P「ごめん、すっごい体力が落ちてるんだ……」

茜「すみませんっ!! 私ったらこんな……」

P「いや、でも走ったらちょっと楽になった……ような、気がするし。心配してくれてるのはわかるから嬉しいよ」

茜「プロデューサー……!!」

P「……ただ走ると胸がな、これ……キツいな……」パタパタ…

茜「スーツですもんね……そっか、じゃあ歩いて帰りましょう!」

P「歩いて? いや、でも仕事は大丈夫なのか?」

茜「そのあと走れば大丈夫ですっ! 今は、なんだか走るより、歩きたいんですっ!!」

P「そう、か……ありがとう。走らなくてもいいからタクシー拾ってくれ」

茜「!!」

P「その手があったか、みたいな顔されても困る」

P(茜はちゃんとタクシーに乗せたし平気かな……)

P(さて、今度こそ事務所に戻ろう……口調のことは突っ込まれなくって助かったなぁ)

P(体力は落ちてるし、胸はなんか重いし、あと……)

P(………うん。人通りが多いところなんかだとよくわかる)

P(思ってた以上に見られてる感覚って強いんだなぁ……あぁ、朝のはそういう意味だったのかな……)


P「やれやれ……あれ? >>103……迎えにでも、来てくれたのか?」

泰葉

岡崎泰葉(16)
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泰葉「一応、変装してたんですけれど……わかっちゃいましたか」

P「まぁ、プロデューサーだからな。アイドルのことぐらいパっとわからないと」

泰葉「ふふっ……大変そうでしたね」

P「あぁ、うん……みんなもこんな感じなのかな……」

泰葉「人の視線には慣れましたけど……そうですね。Pさんの場合それだけでもなさそうですけど」

P「……そうか?」

泰葉「えぇ。ちょっと無防備すぎますよ……なんて偉そうかな」

P「いや。泰葉がいうからにはその通りなんだろう……そうか、無防備か……」

泰葉「それなりの年齢の女性が薫ちゃんみたいに他の人を意識しないでふるまえばそうなるんですよ」

P「……それはまずいな」

泰葉「はい。悪い人にひっかかっちゃいますよ?」

P「気を付けるよ……そうか……」

泰葉「ふふっ……」

P「……泰葉はアレコレ突っ込んだりしないんだな」

泰葉「聞かれたかったんですか?」

P「いや……そんなことはないなぁ……」

泰葉「なら、聞きません。そういうこともあるってことで納得します」

P「……ありがとう」

泰葉「困ったときは相談してくださいね? ちゃんと聞きますから」

P「うん……そうだな、そうするよ」

泰葉「所作とか、振る舞いとか。細かい部分にこそ気をつけないと不自然になっちゃうんですよ」

P「そういうものなのか?」

泰葉「はい。そういう演技は得意ですから」

P「えっ」

泰葉「……ふふっ、昔取った杵柄ですよ?」

P「い、今は……?」

泰葉「さぁ、どうでしょうね」

P「……」

泰葉「……冗談です」

P「……だよな? うん。悩みがあったら相談してくれよ……?」

泰葉「もう、過保護すぎますよ?」

P「いや。だって……なぁ?」

泰葉「ほら、それじゃあ女の子らしい振る舞いの練習でもしましょうか」

P「え、ちょっ……」

P「……歩き方すら違うんだなぁ」

泰葉「しゃべり方のイントネーションでも結構男女の違いはありますね。私は専門ではありませんけど……」

P「大変なんだなぁ、女の子」

泰葉「男の子の役は難しかったですね……少し恥ずかしかったですし」

P「……ちょっと見てみたいなぁ、そういうところ」

泰葉「Pさんが女の子らしくできたらいいですよ?」

P「それはちょっと……」

泰葉「じゃあ、ダメです♪」

P「……ケチー」

泰葉「あ、今のはなかなかですね」

P「いや、そうじゃなくって」

泰葉「……さ、事務所ですよ」

P「あ……本当だ」

泰葉「ちひろさん、帰りましたよ」

ちひろ「あ、プロデューサーさん。お帰りなさい」

P「ただいま……って、なんですかその資料やら服やらは」

ちひろ「社長が用意してくれました。どうですかプロデューサーアイドル?」

P「怒りますよ?」

ちひろ「てへへー……言ってみただけですよ。いろいろ手配してるだけです」

P「……ありがとうございます」

ちひろ「いえいえ。じゃあ泰葉ちゃん、車は呼んであるから下でお願いね?」

泰葉「はい。いってきますね」

P「うん、気をつけて……で、この資料は?」

ちひろ「あぁ、これはですね――」


>>113
1.プロデューサーさんが女の子になっちゃったお知らせですよ
2.新入社員ぴーちゃんのための乙女カタログですよ
3.プロデューサーさんが業務をやりやすいようにいろいろ整えてるんですよ
4.その他(自由安価)

お知らせ把握
時間飛ぶよー

間空いてごめんね、ようやく時間がとれたの
今日は寝る

ちひろ「これはプロデューサーさんが女の子になっちゃったお知らせですよ」

P「ああ、なるほど……」

ちひろ「少なくとも事務所内では今まで通り振る舞っても問題ないようにしますから、安心してくださいね?」

P「ありがとうございます……外向きの顔は考えないといけませんね……」

ちひろ「プロデューサーアイドルは冗談ですが、まぁ多少は女の子らしくしてもらう必要もありますねぇ……」

P「ですよね……はぁ……」

ちひろ「まぁ、いつ戻るかはわからないですが……サポートは惜しみませんからね?」

P「あはは……じゃあパンツスーツにしてもらえませんか」

ちひろ「いやです!」

P「こんにゃろうっ!」

────

──


 カシュッ……

P「……んくっ…んくっ………ぷはぁ……」


P「はぁ…………カフェオレおいしい……」

P「もう、二週間かぁ……」


P(なんやかんやで、ちひろさんの手腕のおかげかみんなには理解してもらえたし……)

P(身体、違和感無くなってきてるのが怖いなぁ……)

P(どうも『そういう』視線とかは気色悪くて仕方ないけど。できれば慣れたくないな……)

P(なにより女言葉がなぁ……)

P(カマっぽいって感じられないのが怖い……本当に、俺じゃなければスカウトするのになぁ……)


P「っと、いつまでもブルーでなんていられないか」

P「仕事自体は変わってないんだし、がんばらないと」

P「えぇっと……あ、>>123。すこしいい?」

しゅーこ

周子「ん、どーしたのプロデューサー?」

P「今度の撮影のことなんだけど、ちょっと日程が変わってるんだ。間の2日が空いちゃうけどモチベーション保てる?」

周子「あー、ビミョーかも……結構気も張らなきゃだしさ」

P「だよなぁ……」

周子「あと、たぶん周期的にはその日に来るんだよねー」

P「来るって……生理か?」

周子「うん。Pさん女の子になってからまだ来てないの?」

P「一応、まだかなぁ……来たらちょっとへこみそうだけど」

周子「うらやましいなー。あたし結構重くてさ……だるーってなるんだよね」

P「そりゃ大変だなぁ……というか、そういう話をこっちにふるのはどうなんだ?」

周子「ん? んー……まぁ今は女の子だし? そーいうのも話してもいいかなって」

P「まぁ、抵抗なく受け入れられる自分もどうかなーって思うんだけどさ……」

周子「まぁなに、一度経験してみればわかるって……つらいよー、オンナノコってさ……」

P「できれば知りたくないなぁ……」

周子「あたしはオトコノコもちょっと興味あるけどねー。たくましいのってカッコイイし?」

P「男がみんなたくましいと思ったら大間違いだからな?」

周子「なら愛され系の男子でヒモ生活っていうのもありかなーって」

P「アイドルがそういうこというのはやめなさい」

周子「………あっ」

P「どうした?」

周子「ん、ちょっとあっち向いてて?」

P「……? まぁ、わかった……」


周子「オッケー、ちょいまちー……♪」ゴソゴソ……

周子「……よーし。ねぇ、こっち見て?」

P「ん?」クルッ…



 バンッ!

P「!?」ビクッ

周子「なぁ、オレのこと……どう思ってるんだよ……?」


P(え、なにこれ)

P(髪かきあげて、男っぽくしてる周子に壁バンされて迫られてる?)

P(………いやいや、なにこれ?)

P「しゅ、しゅーこ……?」

周子「ああ。なんだよ?」キリッ


P(……あれ? なんだこれ。周子がカッコイイ…この路線も意外とあり……じゃなくって……)

P(おかしいぞ? なんでこんな、胸……いや。でも俺は男だし。だけど周子は女だから大丈夫……)

P(でもカッコイイ……いやいや違う。これはあれだ。新発見した喜びであって、カッコイイ周子にときめいたとかじゃなくって)



周子「なーんて、イケメンしゅーこはどう……あれ? Pさん?」

P「ハッ!? あ、いや、なんだって?」

周子「いや、なんだかボーッとしてたけどだいじょぶ?」

P「う、うん。平気平気……カッコイイ路線か、いいんじゃないかな?」

周子「そーお? んー、今度はスーツとかでキメてみようかな?」

P(……見たい。いや、これはプロデューサーとしての興味だけど、うん。そうだよ………な?)

周子「Pさんも女の子ライフすごしてたらいろいろあると思うしさ?」

P「……まぁ、確かに戸惑うことばっかりだなぁ」

周子「だよねー。だったら辛いことばっかりじゃなく女の子の楽しみは味わうべきだと思うよ?」

P「女の子の楽しみ、ね……」

周子「そうそう。あばんちゅーるとか?」

P「……意味わかって言ってるのか?」

周子「んーん、わかんない♪」

P「こやつめハハハ」

周子「まぁ、和スイーツとかなら紹介できるからさ。よろしくーん♪」

P「実家だろう?」

周子「そうともいう?」

P「まったく、周子のやつ……」

P「……でも、かっこよかったなぁ。ああいうのは女性ウケ………」

P「………いや。これはアレだし。プロデューサー視点だし。セーフだし………?」

P「………セーフ、セーフ、セーフだよな……?」


>>134
この一件を見ていたのは──

凛把握
やっぱり書きづらい。明日……今日中に環境作って書く

塩見周子(18)
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この服装好き
再開

渋谷凛(15)
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凛「ふぅん………」

凛「………」

凛「……」ピッピッピッ…

凛「もしもし、奈緒? ウィッグ貸してくれないかな……うん。ちょっとね、今度でいいから」

凛「うん。ありがと……ふふっ、ううん。なんでもないよ?」

― 後日 ―

P「ふぅ……あの番組のディレクター目つきがなぁ……」

P「いい顔しようとしすぎたか……本当、やだなぁ……」


凛(よし、戻ってきた……うん、大丈夫。メイクだって雪菜ちゃんに聞いたし)

凛(クールに、低く、低く……かっこよく声を……)

凛(ちゃんと男っぽく見えてるよね? うん、イケる……!)


凛「ぢょっどい゙い゙がな゙」

P「!?」

凛「」

凛(し、失敗した……!? そんな、カッコよくいくつもりだったのに)

凛(これじゃ完全に不審者……じゃなくて、逃げ――)

 ガシッ

P「凛!? お前どうしたんだよその声! 風邪でも引いたのか!?」

凛「えっ」

P「なれない恰好して、バカ! 女の子なんだからちゃんと体はいたわらないと……ライブだって近いんだぞっ!」

凛「な、なんでわかって……」

P「見たらわかるだろ。どうしたんだよずいぶんボーイッシュで……変装なのかもしれないけど寒そうだし」

P「そうだ、コート……う、ごめんちょっと小さいかもしれないけど羽織って。あぁもう、えーっと、ホットレモネードでも……」ブツブツ…

凛(……あったかい)

P「それで、どうしたんだ? 風邪か? 病院は……」

凛「いや、大丈夫」

P「あれ?」

凛「ごめんね、ちょっとからかおうとして失敗しただけだから」

P「……なんだよぉ、もう……!」

凛(……あ、可愛いかも)

P「心配したんだぞ? いきなり声かけてきてびっくりしたけど凛だし、だけど声ガラガラだし、ライブ近いし、今日は寒いし……!」

凛「だから、ごめん。慣れないことしようとしたせいだね……」

P「あーもう……本当、気をつけなきゃダメだぞ? ……っくしゅっ!」

P「いいか、そもそも――」

 ファサッ

P「え?」

凛「コート、自分で着てなよ。寒いんだから……女の子の身体はいたわらないとダメなんでしょ?」

P「………っ」

凛「なんてね。ふふっ……あれ、プロデューサー?」

P「な、なんでもないっ……」

凛「へぇー……本当に?」

P「なんでもないったら! ほら、事務所戻るぞっ!」

凛「ん、わかった……なんでもないもんね?」

P「……凛の目が奈緒を見るときのソレになってる気がするなぁ」

凛「ふふっ、どうだろうね?」

P(ダメだ、もう……本当、どうかしてる……)

P(カッコイイなぁって、ときめくことも増えてるし……)


P「外じゃ、自然に『私』って言えるようになっちゃったし……」

P「男に戻りたい……って、そこまで思えてないような気もするし……」

P「かな子のケーキ美味しいし……アイドルとの距離自体は縮まったし……」

P「ただなぁ……」


P(取引先の人の中には前と比べて明らかに態度が変わった人もいるし……)

P(セクハラ……かぁ……アイドルたちにはされてない、と思うけど……)

P(……)

P「大丈夫。俺はプロデューサーだ」

P「うん、平気……平気……?」

P「………」

P「考えすぎかな。よし、いっそ男装でもするか!」

P「戻れたと思わせれたりとかしてな! あははは」

P「ははは……あ、れ? >>150……まさか、みてた……のか……?」

愛野渚(18)
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渚「あァー……まァね……」

P(やだはずかしい)

渚「いや、Pサンもケッコー楽しんでるのかと思ってた。ゴメン」

P「そ、そんなに真剣に謝らないでくれよ。ちょっと思いついただけだからさ」

渚「でもさ……やっぱり負担になってるんでしょ? そうじゃなきゃそもそも思いついたりしないはずだしさァ……」

P「まぁ、それは否定できないけど……」

渚「んー……どうしたもんかな……」

渚「Pサン、体力落ちてるって聞いたけどどうなの?」

P「かなり……かなぁ。息はすぐ切れるし、乙女の気持ちはたっぷり味わったよ……」

渚「やっぱりかァ……ならさ、とりあえず身体動かす習慣つけたらどう?」

P「身体を?」

渚「悩んだ時ってさァ、自分でどうにかできることとどうにもならないことってあるし。アタシでよければ付き合うけど?」

P「……そうだなぁ、そうしたらスッキリするかな」

渚「そうそう! んじゃ、どうする? ダンスレッスンに付き合う案と、ちょっとそこの公園で遊ぶ案。どっちがいい?」

P「公園いこうか!」

渚「ははッ、だろうね」

――――

――


渚「………」

P「………」

渚「アタシさァ……舐めてたよ……」

P「うん。自分でもびっくりしてる……キャッチボールもできないなんてなぁ……」

渚「ちょっとコントロールがなァ……」

P「バスケしようとしたらドリブルでボールが自分の顔にあたるし」

渚「ちょっと涙目だったけど大丈夫?」

P「サッカーしようとしたらボールの上に乗るし」

渚「でもバランス感覚はよかったし……うん……」

P「………ごめんね」

渚「シュンとしないでよ……アタシこそゴメン」

P「渚は悪くないし……悪いのは私の運動神経だし……」

渚「いやいや……え、Pサン?」

P「え、なに?」

渚「……本当に、大丈夫?」

P「いや、大丈夫。自分でも何ができないかわかれてラッキーかもしれないし! あはは……」

渚「いや、そうじゃない……ここ、他に人いないよ?」

P「うん、そうだね」

渚「………しゃべり方」

P「しゃべり……あ…………」

渚「ホント、大丈夫? 疲れてるっぽいけど……」

P「あぁ、大丈夫! へいきへいき! あははっ、ジョークだって!」

渚「ジョークゥ……? 笑えないのはやめてほしいなァ。身を削りすぎだって……」

P「なごませたかっただけだよ。さ、そろそろいい時間だし切り上げようっ!」

渚「あァもう。わかったってば……気合いいれてくかなッ!」

P「おぉ、その意気その意気! ファイトー!」

P(……あ、れ? おかしいな……しゃべり方……)

P(俺、今……渚に向かって女口調で………)


P「訓練、しすぎちゃったかな……あはっ……」

P「………事務所、もどろう……」

P「誰か……話、しなきゃ……」

― 事務所 ―

P「ただいま……って、あれ……?」

P「ちひろさんは……そっか、車出してくれてるんだっけ」

P「はぁ……ダメだなぁ……」

P「いやいやいや。俺は男だし! おと、こっ……ぅ……」

P「……おなか、いた……っ……」

P(なんだ、これ……まさか……)


 ガチャッ……

>>159
その時来たアイドル

まゆゆ

佐久間まゆ(16)
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まゆ「ただいま戻り……Pさんっ!?」

P「ま、まゆ……?」

まゆ「どうしたんですか? いったい何が……病院! ちひろさんにも連絡を……」

P「う……待って、いかないで……」ギュッ…

まゆ「……P、さん?」

P「……おなか、いたい……たすけて、まゆ……」

まゆ「……わかりました。どういう風に痛いんですか?」

P「なんか、わからない……すごい……グルグルしてて……」

まゆ「グルグル……?」

P「さっきまで普通だったんだけど、なんだろう……」

まゆ「……下、失礼しますねぇ?」

P「え、ちょっ……待って、恥ずかし、っていうかアイドルがそんなっ」

まゆ「まゆはPさんなら……というか今は女の子同士ですから。ほら……」ググググ…

P「ちから、つよっ……まって! まゆ、恥ずかしくて死んじゃうから! 本当、タイム! まってぇっ!」

まゆ「だめですよぉ……?」

P「くっ、ぷ、プライドがあるんだ! まけてたまるかぁっ!」

P「むりでした」



まゆ「……これは、やっぱり……」

P「……もうお嫁にいけない……」

まゆ「まゆがもらってあげますよぉ?」

P「冗談にしても笑えない……うん、言い出したのが悪いんけど、もう……」

まゆ「こほん。冗談はおいておくとして……」

P「あ、冗談? あはは……笑えない冗談はよしてくれよ、もう……」

まゆ「Pさん。生理用品は持ってますか?」

P「えっ」

まゆ「来てますよ……は・じ・め・て」

P「」

まゆ「……Pさん、ナプキン使いましょう」

生理はギュウーっと締め付けられる痛みで
グルグルな痛みは大腸だと思うんですがそれは・・・

P「……もうやだ………」

まゆ「大丈夫ですよぉ……まゆがそばにいますから……」

P「まゆ……」

まゆ「女の子になっちゃって、不安でしたよねぇ……変わらないふりをしても、身体はもう、女の子ですもんね……」

P「まゆぅぅぅ……」

まゆ「……まゆは、Pさんが好きですよ? 女の子になっても、どんなに身体が変わっても……」

P「外向きだと名前まで変えて……なんだろう……なんなんだろうなぁ……」

まゆ「それも、Pさんです。認めてあげましょう……?」

P「……それも……?」

まゆ「ええ……」

>>167
グルグル鳴る感じじゃなくてグルグルグルーってかきまぜられる感じに気持ち悪くて痛い
……って聞いたけど、違うのかな。ごめんね、JSだからわかんないの

まゆ「外では女の子。中では男の子……疲れちゃいませんかぁ……?」

P「……それは……」

まゆ「どうしますか、Pさん……? このまま続けても、きっと辛いですよ?」

まゆ「まゆは……いいえ、あなたのアイドルたちは……どんなPさんだって受け止められます」

まゆ「このままでいるのか、それとも……」

まゆ「外でも、中でも。同じように振舞うか、です」

P「……同じように、か」

まゆ「男の子としてでも、女の子としてでも……お好きなほうで、いいですよ……?」

P「……それなら――」


>>172
1.男として、やってきたい
2.大丈夫、両立できる
3.いっそ、女になっちゃったほうが……
4.その他(自由安価)

3

P「……それなら、いっそ女になっちゃったほうが楽かもしれない」

まゆ「女の子に、ですか」

P「うん。嗜好とかも変わっちゃって……甘いものとか美味しいし、仕事をするときはお偉いさんには女性の方がウケがよかったりするしなぁ」

まゆ「……それ、本当ですかぁ?」

P「あ、いやいや。変な意味じゃないから大丈夫だよ?」

まゆ「それなら……いいんですけれど……」

P「うん。心配してくれてありがとう……戻れないなら、もう私は私として生きるよ」

まゆ「なら、女の子としての楽しみをいっぱい覚えないといけませんねぇ?」

P「うん。教えて……くれる、かな?」

まゆ「もちろんです♪ うふふ……なにからがいいかしら……?」

愛海「出番と聞いて!」ガラッ

P「!?」ビクッ

愛海(……まゆさんがプロデューサーの足の間に入って座ってる……!)

愛海(いやいや、女の子同士なのに……まゆさんの愛はスゴいんだなぁ……)


愛海「……うん、ごゆっくりー」

P「待って愛海! なんかすっごく勘違いされてる気がする!」

まゆ「うふふ、照れちゃいますね♪」

P「まゆっ!? 今女の子として生きるって決めたところなんだけど!」

まゆ「まゆはそれはそれで……」

P「まゆぅうううう!?」

愛海「ふむふむ、つまりプロデューサーは女の子らしくするんだね?」

P「いっそ、その方が楽かなって……最近はわかんなくなってきちゃってたのもあるし、ね」

愛海「なるほど……」

P「結局、プロデューサーだってところは変わらないから。うん、今の自分にとって楽な形でいようって」

愛海「ふむふむ……なるほど……」

まゆ「あ つ み ちゃ ん ♪」ガシッ

愛海「あ、あはは……なんでしょー、この手?」

まゆ「だからって揉んでいいってことじゃないんですからね?」

愛海「……ダメ?」

まゆ「ダメです。ねぇ?」

P「え、うん……ちょっと、ね」

愛海「女の子らしくするって言ったじゃないですかぁーっ!」

P「そういう意味じゃないから……」

P(……女の子か。きっと、これからいろいろ困るんだろうけど)

P(でもそう決めたら楽になっちゃったかなぁ……生理、辛い……)

P(周子の言ってたことは嘘じゃなかったかな、うん)

P(みんなも、言いづらいだろうとは思うけど……把握して、できる限り都合してあげたほうがいいかな……)


 サスサス…

愛海「大丈夫?」

P「え、あ……」

愛海「流石にねー、この状況じゃ揉むに揉めないし……」

まゆ「………信じてもいいのかしらぁ?」

愛海「あたしが好きなのは、きゃっきゃうふふな感覚と、柔らかな感触! 辛そうな人の弱みに付け込むなんて言語道断だもん!」

まゆ「うふっ……そうね。じゃあ、まゆは出ないといけないから……お願いね?」

愛海「まっかせといて! さ、プロデューサーも横になったままでいいからね」

P「……うん。ありがとう………」

愛海「元気になったら揉むから、大丈夫!」

P「…………」

P(お腹、ちょっと楽になったような気がする……)

P(まゆは出たし、えっと……)

愛海「んー、あったかいものでも入れる?」

P「……ごめん、もうちょっとこのままでいてほしいかな」

愛海「あいあいさー! ちひろさん帰ってこないねー」

P「うん………」

愛海「………」

P「……何か、ある?」

愛海「いや、プロデューサー……こうしてると結構きれいだよね。いっつも揉もうとして迎撃されてたから気づかなかったよ」

P「愛海……胸があればなんでもいいって思ってない……?」

愛海「いやいや。あたし、プロデューサーなら男の人のままでも揉んでて嫌じゃなかったし……」

P「男の時から揉まれるのは勘弁してほしかったんだけどなぁ」

愛海「……てへっ☆」

P「まったく……うぅ……」

愛海「あ。ほら、起き上がらないの」

P「女の子ってすごいなぁ……」

愛海「男では耐えられない痛みでもーってね。女の子だから」

P「あはは……慣れるかなぁ……こう、うん……」

愛海「揉む?」

P「いや、そのままさすってて。お願いだから」

愛海「ジョークだよ、うん♪」

P(目が狩人のソレだった……怖い……)

P(……握力鍛えるためにクルミ握るアレみたいなのをずっと自分のタマでされてる感じだなぁ)

P(痛い以上に気持ち悪い……いや、すっごく痛いけど、そもそも今はタマないけど)

P(あ、ちょっと泣きそう)

ちひろ「ただいま戻り……あら?」

愛海「しーっ」

ちひろ「……プロデューサーさん、眠っちゃったんですか?」

愛海「うん。あのね、男の子のプロデューサーでいるのも疲れちゃったんだって」

ちひろ「……そう、なんですか……参りましたね、そんな負担かけちゃってたなんて」

愛海「中でも外でも女の子でいたほうがいっそ楽なのかなって言ってたから、そうやって扱ってあげてね?」

ちひろ「はい、わかりました。愛海ちゃんは……収録ですか。車出しましょうか?」

愛海「んー、時間に余裕あるし電車でいくよ! ちひろさんはプロデューサーのそばにいてあげて?」

ちひろ「そうですか? なら……」

愛海「えへへー、女性専用車両も結構こむんだよねー♪」

ちひろ「………いってらっしゃーい♪」

愛海「いってきますっ! 大丈夫、ちゃんとするから!」

ちひろ「何をですか?」

ちひろ「プロデューサーさん……」

P「……くぅ……くぅ……」

ちひろ「私、プロデューサーさんに逆に負担をかけちゃってたんでしょうか……?」

ちひろ「みんなの前で、以前と同じように振舞うのが苦痛になっちゃうなんて……」

ちひろ「……ごめんなさい。でも、女の子として生きるって決めたのならちゃんとサポートしますから」

ちひろ「今は、眠ってください……ゆっくり……」

ちひろ「……あ、お薬だしてあげようかな」

――――

――


P「ん、んんっ……?」

ちひろ「あ、おはようございます。プロデューサーさん♪」

P「あ、ちひろさん……う、ごめんなさい。仕事っ……」

ちひろ「大丈夫ですよー、その机の上にお薬がありますよね? 飲むと少しは楽になるはずですからどうぞ」

P「……ありがとうございます」

ちひろ「いえいえ。愛海ちゃんに聞きましたよ……ごめんなさい」

P「ちひろさんが謝ることじゃないです。自分の中で……どうすればいいかわからなくなっちゃって、迷惑をかけて……」

ちひろ「いいんです。でも次から……もしも悩んだら、相談してください。みんな、私も含めて……きっと力になりますから」

P「はい……ありがとうございます……」

P(……あ、少し楽になった)

P(すごいなぁ、どこの薬なんだろう……?)チラッ

[提供:千川製薬]

P「………」

P「よし、見なかったことにしようっ」

P「……あ、動けそうです」

ちひろ「そうですか? よかったぁ」

P「あはは……アイドルのみんなもこんな感じなんでしょうか……」

ちひろ「そこは人にもよりますからね。付き合っていかないといけないから覚悟しなきゃです」

P「……うん。外、まわってきます」

ちひろ「えぇっ!? 大丈夫ですか?」

P「これから先も付き合っていかないといけないんですから。大丈夫です、無理はしないです」

ちひろ「それなら……私は外に出られませんから、お願いしますね」

P「はいっ」

P「………さむい」

P「しまった、もう少し厚着しておけば……あぁ、痛い……」

愛梨「……あれ? プロデューサーさーんっ!」

P「あっ、愛梨?」

愛梨「どうしたんですか? こんなところで」

P「うん。外回りを……というか、調子を聞きたくて。大丈夫?」

愛梨「はいっ、今日はあったかいですね♪」

P(……どう見てもすごく薄着なんだけど。これも女の子の強さ?)

P(いやいやそんな。もっと、厚着……させると脱いじゃうか、あぁ、もう……)

P「……っくしゅっ」

愛梨「あれ、プロデューサーさん……大丈夫ですか?」

P「うん? あぁ、大丈夫……今日は冷えるなって」

愛梨「なら、私の上着を着てください! あったかいですよ?」

P「上着って……愛梨、そんなことしたら寒くないの……?」

愛梨「平気ですよ?」

P「そういうものなのかな……」

愛梨「はい! 寒そうにしてるプロデューサーさんを見る方が私が寒くなっちゃいますから! ……なーんて♪」

P「あは、あははは……ううん。気持ちだけでも嬉しいから、平気だよ」

愛梨「そうですか?」

P「そうだとも……あと、その……」

愛梨「?」

愛梨「――女の子として、ですか」

P「ちょっと、自分でもわからなくなってきちゃってさ……前みたいに、ふるまえないかもしれない。ごめん」

愛梨「ううん……大丈夫です。プロデューサーさんが決めたことなら、きっと間違ってないと思いますから」

P「愛梨……」

愛梨「それに、それならいつもいっしょにいても大丈夫ですよねっ♪」

P「えっ」

愛梨「衣装のこととか、そういう相談も……いっしょに、できますし。えへっ」

P「うーん……いや、確かにこっちに抵抗感はないけど……愛梨は、いいの……?」

愛梨「私はプロデューサーさんになら大丈夫ですよ?」

P「……あはは、ありがとう。うん、女の子の悩みっていろいろあるんだなぁっていうのはよくわかったよ……愛梨さえいいなら、相談してね」

愛梨「はいっ!」

――――

――

P「ふぅ……みんな、しっかりしてるなぁ……」



P(いろいろ回って来たけれど……)

P(存外に、みんな受け入れてくれるんだなぁ)

P(身体が変わって、心がひっぱられて……考え方までは変わってないと思うけど)

P(……いい仲間に恵まれたなぁ。本当)

P(俺は……私は……外ではどっちにしろ女の子なんだし)

P(愛梨が言うように女の子としてしかできないサポートだってあるっ! ……ある?)

P(みんなのためにしたいって思える気持ちは、変わってない。だから、大丈夫)

P「プロデューサーとして、仕事はしなきゃっ!」

― 1週間後 ―

ちひろ「プロデューサーさん。ブーブーエスのDさんが話があるらしいんですが」

P「あ、はい。大丈夫です……ん、っと……じゃあ出てきますね」

ちひろ「はいはい。車は?」

P「平気です。ありがとうございます」

ちひろ「わかりました。お気をつけて」

P「泰葉も拾ってきますから。帰りに少し寄り道しますねー」

ちひろ「はーい♪」


P(……女の子ライフ、楽しいなぁ)

P(まさか女の子の日はあんなに辛さが続くものなんて思わなかったけど)

P(オフにアイドルといっしょにご飯食べに行ったり、甘いもの食べに行ったり)

P(距離自体は縮まった気もするかな……悪くないかも)

P(スキャンダルとか気にしなくっていいし気楽だなぁ)


P「……ただなぁ」プニッ

P「運動音痴だし、お腹含めて脂肪がなぁ……」

P「茜につきあって走ったりは流石にできないし……はぁ……」

P「自分の胸揉んでも楽しくないし……これは愛海の気持ちもわかる……」

P「いや、わからないけど。わかっちゃダメな気がするけど」

P「家にあるお宝のどれを見ても反応……はしようないけど興奮しなかったし」

P「女の子ライフにしたってそのあたりどう考えるべきなんだろうなぁ……」

P(……女の子に興奮しなくなった。だからって男に興奮するようになったわけじゃない)

P(なんか、したら手遅れな気がする。いや、女のほうが楽って自分で言っておいてって話だけど……)


P「って……仕事に集中しないと………みんなにいつも言ってるのに自分ができなくってどうするの」

P「えぇっと……あ」

D「……お」フリフリ

P「Dさん、どうも。いつもお世話になっています」

D「あぁ、ぴーちゃん。ごめんね呼び出しちゃって」

P「いえ。それで、どうしたんでしょう? 何か問題でも……」

D「いやぁ、そういうわけじゃないけどね。おたくの子はみんないい子だし」

P「ありがとうございます。自慢の娘たちですから」

D「ははっ、そうだねぇ」

P「それなら、いったい……?」

D「うん。今度の番組編成でバラエティの枠が増えて……コメンテーターができるしっかりした子が欲しいんだよねぇ」

P「コメンテーターですか? 瑞樹や千夏のような知識のあるタイプでしょうか。それとも芽衣子や志保のような素直な感想を……」

D「その辺はねぇ、周りとのバランスを考えながら調整するかな……うん、決まったからお知らせだけでもってね」

P「なるほど、わかりました。ありがとうございますっ!」

D「いいんだよ、付き合いも長いからねぇ」

P「私どももいつも……」

D「まぁ、前任のPくんがいなくなって大変だろうしね?」

P「う……えぇ……本当に、お世話になって……」

D「こちらも、それで付き合いが切れるのは嫌だからねぇ。倒れちゃったらしいけど大丈夫なのかな?」

P「そう、ですね。療養中らしいです……あはは、私は……詳しく知らないんですけれど……」

D「おぉ、そうだった。ごめんごめん」


P(前任の男のプロデューサーが休んでから来た、急ごしらえの新人女プロデューサー。それが今の評価、か……)

P(結局、今の身体は小娘だし……本当、みんなには迷惑をかけちゃったよな……)

D「まぁ、いい人だったんだけどねぇ……残念だよ。本当に」

P「本人に伝えておきます。きっと、喜びますよ」

D「そうだねぇ。ところで、この後……仕事が終わった後でもいいけれど、あいてたりするのかな?」

P「え?」

D「よければほら、新人として困ってるだろうしコミュニケーションをね」

P「あ、えっと……」


P(……いちおう、社員証はハタチなんだよな。だけどDさん酒癖はよくないし……)

P(どう、しよう。こういう付き合いはいつもは受けてチャンスにしてたけど、でもこの身体……)

P(……大丈夫だよな。うん、ちゃんと考えて飲めば)

P「そうですね。よろしければお付き合いさせてください……お恥ずかしながら、あまり飲めないのですけれど……」

D「あぁ、いいよ。やっぱりね、華が欲しいからねぇ」

P「ふふっ、華だなんて……Dさんならいいお相手もいるんじゃないですか?」

D「それがね、いないんだよねぇ……」

P「そうなんですか?」

D「どうだい、おじさんは嫌いかな?」

P「恐れ多いですよ、あはは……」

D「ふぅん……それじゃあお互いお仕事でひと頑張りしようか。終わったらメールでもしてくれるかい」

P「はい、わかりました。新番組の件もよろしくお願いしますっ」

D「はいはい。じゃあがんばってね」

P「はい。それでは」

P(ん。よーし、仕事仕事……)

P(これもチャンスだし……スケジュールの都合、考えておかなきゃ。えーっと、レギュラーだとすれば拘束時間……)

P「……バラエティだから2クールは少なくとも見れるはずだし、となるとステップアップにしてもらいたいかな」

P「コメンテーターポジションだから落ち着きがあって……このあたりは今日の夜に話してみればいいか……」

P「だったら、あとは……」ブツブツ…


 ピトッ

P「ひゃっ!?」

泰葉「お疲れ様です、プロデューサー」

P「び、びっくりしたぁ……」

泰葉「ふふっ、ごめんなさい。飲みますか?」

P「うん、ありがとう……もう。寿命が縮みそう……」

泰葉「お仕事の予定ですか?」

P「まぁ、そんな感じかな。バラエティのレギュラー枠がもらえそうで」

泰葉「バラエティ……誰が出るとかは、決まりました?」

P「今回はコメンテーター……とだけ。だから方向性もこれから練る感じかな」

泰葉「なるほど……」

P「泰葉、出てみる?」

泰葉「いえ、私だと気の利いたことも言えそうにないので」

P「ちょっと謙遜しすぎじゃないかなぁ」

泰葉「お仕事が増えるのはいいことですけれど、向き不向きはありますから」

P「泰葉ならなんだってできそうだけど……本当、ひっぱってもらうこととかもあったし、ね」

泰葉「できるかもしれません。でも、だからこそ……私じゃないほうがいいと思いますから」

P「すごいなぁ、泰葉は」

泰葉「ふふっ、あなたのおかげなんですよ?」

P「……おかげ、って?」

泰葉「みんなをグイグイひっぱって、ちょっとだけ無神経で、強引で……」

P「あは、ははは……」

泰葉「でも、優しい。そんなあなたがいたから、私はいろいろ言えたんです。他の人だって、きっとそう」

P「なんだか照れるなぁ……」

泰葉「男の人だった時はそれで大丈夫でしたけど、女の子になったんだから気を付けないとダメですよ?」

P「そこは大丈夫。ちゃんと気を付けてるし……体力が落ちたおかげで、チャンスを逃しちゃってるんじゃないかって心配ではあるんだけど」

泰葉「無理をしすぎて、体調を崩したりしたら元も子もないじゃないですか。これまでの積み重ねだってあるんです、平気ですよ」

P「そうかな」

泰葉「そうです。さ、帰りましょう? この前、あっちの通りで美味しいクレープ屋さんを見つけたんですよ」

P「クレープ……いいなぁ、でも……いやいや、うん……ウエスト60半ばはセーフ……だよ、ね?」

泰葉「……ふふっ、アイドルしたいなら我慢しなきゃかもしれませんね」

P「よーしっ、食べる。まだセーフだし」

泰葉「みんなスタイルがいいですからね。プロデューサーぐらいは平均ですよ?」

P「うん、食べる。甘いもの食べて元気出す」

休憩

今日明日で完結……予定

病気ってことで認知されてるなら普通に女になったって伝えてもいいと思うんだけど
別人ってことにしたんだな

>>224
一般に周知されてない病気+性別変わるとかなにそれヤバーい☆
みたいな考えからいっそ別人ってことにしたほうが信用失わないかも

って考えはあったけど、書いてないし、描写不足だし
ごめんなさい

P「あ、美味しい」

泰葉「でしょう?」

P「……今度は他のみんなも連れてきたいな」

泰葉「そうですね」

P「……」モグモグ…

泰葉「……」モグ…

P「……よしっ、充填完了! 泰葉、送るよ」

泰葉「ありがとうございます。ほっぺクリームついてますよ」

P「えっ」

泰葉「ほら、とってあげますから……」

P「……うん、ありがとう」

泰葉「ふふっ、子供みたい」

P「い、今でも一応泰葉よりは年上……の、はずだし。お酒飲めるんだからな?」

泰葉「本当ですか?」

P「うん……いちおう……」

泰葉「前後不覚になったりしないように気を付けてくださいね。女の子なんですから」

P「そこは大丈夫。酔い方ぐらいはわかってるから」

泰葉「ならいいんですけれど……」

P「うん、ほら駅……」

泰葉「ありがとうございました。プロデューサーは事務所に戻るんですか?」

P「うん。そのあと渚と茜を送っていくつもりかな」

泰葉「わかりました。ではまた明日」

P「お疲れ様、泰葉」

――――

――

 ガチャッ…

P「ただいま戻りました……茜、渚ー」

渚「あ、Pサン」

茜「お疲れ様です!!!」

P「あはは、移動だけどその前にスケジュールの……ってちひろさんから聞いたかな?」


ちひろ「あ、おかえりなさい。変更点についてはさっき話をしたので大丈夫ですよ」

茜「お休みができちゃいました!」

渚「その日にちょっと遊びに行く計画とか立ててたんだよ。Pサンも来る?」

P「気持ちは嬉しいけど、空いてないし体力ないし……今度また誘ってもらえるかな」

茜「わかりました!!」

渚「体力作りのプランは考えてたんだけどなァ……」

P「ウォーキングとかはしてるよ、一応。ほんとうに、いちおう……」

渚「……」

茜「では、いってきますっ!!」

ちひろ「はい、いってらっしゃいませ。プロデューサーさんはそのあと直帰ですか?」

P「あ、はい。そうですね……」

ちひろ「わかりました、局を出るときにメールしてくださいね」

P「はい。いこうか、2人とも」

茜「はいっ!」

渚「あァ、うん」

渚「あのさ、Pサン」

P「うん、どうした?」

渚「……アタシがいろいろ言ったせいだったりするのかって思っててさ」

P「……あぁ、それは違うよ。自分の中で整理できてなかっただけで、言われて考えたんだ」

渚「そっかァ……」

P「結構、楽になってきちゃってるしね。あはは」

渚「ん……プロデューサーが、辛くないならいいんだけどさ」

P「気にしなくていいんだよ。大丈夫……ありがとう」


    茜「遅刻しちゃいますよーー!!!」

P「ほら、呼んでる……いや、まだ時間には余裕あるぞー」

   Σ茜「本当ですかっ!!?」

P「戻っておいでー。うん、走っていくのは今の身体じゃキツいんだー」

茜「失敗しちゃいましたね!」

P「あはは、茜は元気だなぁ」

茜「はいっ! 私は元気ですよっ!!」

P「うん……なっ? だから大丈夫だよ、渚」

渚「そっか……まァ、ならいいよ。あんまり動かなくってもアウトドアな感じで……あ、そうだ今度キャンプでもいってみるかァ」

茜「キャンプですかっ!?」

渚「そうそう。バーベキューとかしてさァ。きっと楽しいって……もうちょっとあったかくなってからだろうけど」

P「バーベキューか、それもいいなぁ……」

渚「でしょ? よっしゃ、じゃあ計画たてないと……」

茜「ううー! 燃えてきましたよ!」

P「現場に着く前に燃え尽きちゃうから、セーブして」

茜「セーブしたよーーーー!!!!!」

P「!?」ビクッ

――――

――

P(……問題はなさそう、かな? 次回の予定と話もつけたし)

P(じゃあ、あとは……ちひろさんにあがりのメールだけしとかないと)

P「……局、出ます。っと………送信」

P「あとはDさんにもメールを……」ピピッ

P「たぶんある程度時間はあるしなぁ、どうしようかな……」

P「お腹は減らしておいたほうがいいのか、でも酔いが……飲まなければいいか……」

 カガーヤクーセカイノマホー♪

P「……ん、あれ? 返信……にしては早いなぁ……えっと」


>>237
1.ちひろさんから
2.Dさんから
3.その他(自由安価)

あいさん

P「あれ、あいさんから……?」

P「どれどれ……これ、は」



>>244
あいさんからのメール内容
1.仕事で問題が――
2.仕事あがりの誘い
3.オフの日の誘い
4.その他(自由安価)

チェーンメール

チェーンメール把握

眠い ので 寝る おやすみ
安価スレなら最初からその方向で酉付きで立てといたほうがよかったかなーって今更思う
ごめんね

From:あいさん

件名:Fw:親愛なる隣人へ

――――――――――――

>このメールは特殊なHTML構文が仕込まれているハッピーメールです。
>メールを転送することによって、その友人との関係を占うことができます!

>下の空白にあなたとの関係が浮かび上がっているはずなのでぜひぜひ聞いてみましょー☆彡

>     _人人 人人_
>    > まよねぃず<
>      ̄Y^Y^Y^Y ̄


どうかな、Pくん? よければ結果を教えてほしいのだが……(´・ω・`)

P「………」

P「………んー」ゴシゴシ

P「よし、見間違いじゃない。まよねぃずって書いてあるね」

P「……まよねぃずかぁ………」




P「まよねぃずってなんなのさっ!」ガシャーンッ!

P「マヨネーズですらないよ! なに、野菜スティックに塗りたくりたい関係だとでもいうの!?」

P「どんな間柄なのさぁっ!」ドガシャーンッ!

P「はぁ……もう……」

P「よしっ、見なかったことにしようっ! とくに、なにもでてません……っと……」

P「じゃあそろそろ……」

  カガーヤクーセカイノマホー♪

P「……」スッ



 From:あいさん

 件名:Re2:Fw:親愛なる隣人へ

――――――――――――

そうなのかい?
私が受け取ったときには文字も書いてあったのだが…(;´・ω・)
人によって出るかどうかも変わるということかな??

ああ、内容については秘密だがね(>艸< )
突然のメールですまなかった。また明日(* ̄▽ ̄)ノ~~

P「…………」

P「……」

P「うん………」

P「……今度、泉に大人向けネット講習とか頼もうかな」

P「アイドルだし、気をつけないとね……本当………」

P「だけどおかげで和んだからよしかな」

P「時間的には……もう少しありそうだけれど」

   カガーヤクーセカイノマホー♪

P「……あれ、またメール?」

P「……Dさんから? へぇ、珍しいな……向こうも早あがりだったなんて」

P(少し早いけどゆっくり飲みながら話でも、か)

P「時間が多めにとれるなら……仕事の話もたくさんできるし……」

P「……まぁ、大丈夫かな。えーっと、ありがとうございます、ぜひ……っと……」

P「ん。ゆっくり移動しても大丈夫そうかな」

P「いつもの居酒屋かー、あそこデザートあんまりなかったしなぁ……」

P「いい話ができればいいけど……」

――――

――

P「すみません、お待たせしました」

D「いやいや、いいんだよ。じゃあいこうか」

P「はい……え?」

D「どうしたのかな?」

P「いえ、てっきりそっちのお店かと思っていたので……」

D「ハッハッハ、居酒屋も悪くないがねぇ。どうせならゆっくり酔える場所のほうがいいだろう?」

P「お気遣い感謝します。でも……」

D「お財布事情だったら気にしなくてもいいさ。いい店があるんだ」

P「それなら……おつきあいさせていただきます」


P(……キャバクラとか、そういう場所は流石にないと思ってたけど)

P(いつもの居酒屋ですらないなんて……バーだと、流石に飲まずにはいられない、かなぁ……)

P(……ちびちび舐めてれば大丈夫か。うん、それより売り込む子を誰にするかのほうが大事だし)

P(たくさん飲ませて機嫌よくなってくれれば他のチャンスもつかめるはず……)

D「ここだよ」

P(……うわぁ、普段の打ち合わせじゃなかなか使わないランクの……)

D「飲みやすいのを飲むといい……お酒には詳しいのかな?」

P「あ、いえ……すみません、あまり……」

P(前はとりあえずビール、それで焼酎とか、日本酒とか……だったけど……えーっと……カクテル、カルアミルクは度数高いんだっけ?)

D「じゃあ、ハーベイ・ウォールバンガーなんかどうかな。強いオレンジジュースみたいで飲みやすいと思うけど」

P「あ、ならそれでお願いします……えっと、昼にしたお話なんですけれど」

D「ああ、バラエティねぇ。どうやら世界を飛び回るタイプになるかもしれないんだけれど――」

P「コメンテーター自身は外に出るんですか? それともスタジオで受けたり、振ったりになるのかにもよりますが……」

D「基本的には出ないつもりだけれど、出すことででる数字もあるからねぇ。芸人ばかりじゃ華がないし」

P「外にもある程度は対応できたほうがいいということでしょうか?」

D「そうだね、そのほうがいいかもねぇ。どんな子がいるんだい?」

P「そうですね、はつらつとした子だとスタジオで……司会の方との相性もあるかもしれませんし……」

D「うーん、難しいねぇ」

P「そうですね……」

P(世界かぁ、ならやっぱり芽衣子は旅にむいてる……けど、取材傾向しだいじゃアヤみたいな子のほうが面白くなるだろうし……)

 スッ  …コトッ  
 
P(あ。これがはーべい……なんだっけ? ハンガーとかっていう……見た目は本当にオレンジジュースみたいだなぁ……)

D「さて、来たところで乾杯しようか」

P「あ、はい……かんぱいっ」スッ

D「……ゴクッ…ふぅ。まぁ、ある程度タフな子のほうが望ましいねぇ」

P「タフ、ですか? それなら……えぇっと、笑美や鈴帆、瑛梨華は体当たりにも全力で回れますが」

D「だけどキレイどころもほしくってねぇ」

P「キレイどころ……そうなるとだいぶ範囲も変わってきますね……両方できるなら――」

D「いっそキミのところから2人、っていうのも考えてるんだけどねぇ。やっぱり個性が強い子が欲しいわけだし……」


P(……! チャンス、かな? もう少し押していけば……!)

P「それならっ……!」

D「ただまぁ、勝手にそこまで決めるのもねぇ……」

P「あ……はい、そうですよね……あはは……」

D「………もう少し手をつけてもいいんじゃないかな? 軽くつまみながらでも」

P「え? あ……そうですね……」コクッ…

D「そうそう。それから――」


P(……うん、焦っちゃダメだ。時間はあるんだし、じっくり話をして……)

P(酔っちゃったDさんを介抱したりしながらねじ込んだ話だってあるんだし。大丈夫、大丈夫……)

――――

――

D「というわけだよ。だからその時は流石にこちらも――」

P「あはは、大変なんですね。お疲れ様です……」

D「わかってくれるかい? いやぁ、優しいなぁ」

P「なんとなくですけれど……ん、ふぅ……」

D「おや、大丈夫かな? 酔いが回ってるみたいだけど」

P「い、いえ。大丈夫です……お強いんですね」

D「ハッハッハ、照れるねぇ」


P(あれから、どれぐらいたったっけ……けっこう、のんだような……)

P(でも、まだ3杯目……だいじょうぶ……うん、へいきへいき……)

P(きげんもよさそうだし、いい話持って帰るためにも、ひとふんばり……)

P「えぇっと。それでですね……」

D「うん?」

P「やっぱり、明るい子のほうがいいんでしょうか?」

D「あー、そうだねぇ。華やかな子はいいねぇ」

P「そうですか、うーん……」

D「個人的な好みとしては少し肉付きがいい方が可愛らしいと思うんだけど、最近の子は痩せてるからねぇ」

P「あー、わかります……みんな、そのために努力してますけどね……きれいだなーって……」

D「プロデューサーちゃんもかわいいとおもうけどねぇ」

P「あはは、褒めたってなにもでませんよぉ……あ、肉付きの良くて、明るいっていうとやっぱり瑛梨華ですかね……えーっと、しゃしん……」

D「ふむふむ、どれかな?」

  スッ…

P(……あ、れ? なんか、ちかい………? きのせい、かな、うん)

P(写真。そうだ、しゃしん見せなきゃ……瑛梨華かぁ。きっとウケもいいし、喜ぶなぁ……)

D「おぉ、可愛い子だねぇ」

P「でしょう? ふふ、自慢のアイドルですから……ギャグが好きですし、遠慮なく突っ込むタイプの司会さんでも平気ですよ?」

D「なるほどねぇ」

P「それから、えっと……」

D「……」

P「……あはは、何言おうとしてたのか忘れちゃいました。すみません」

D「いやいや、いいんだよ……グラスが空だね、もう一杯どうだい?」

P「あ……でもお見苦しいところを見せてしまいそうですし……」

D「ハハハ、気にしすぎだよ。飲みやすいだろう?」

P「そう、ですけど……うーん……」

D「財布事情なら心配いらないと言っただろう? ここは出すよ」

P「そんな、もったいないですよ」

D「いいんだよ、だからほら」

P「……それなら、もう1杯だけ……ありがとうございます」


P(……飲みやすいなぁ。ほんとう、苦みのあるオレンジジュースみたい)

P(Dさんも飲んでるけど……こんなにおさけ強かったっけ……)

P(だけど、話ももうまとまりそうだし……ごちそうまでしてもらったんだから、もうひとふんばり……!)


D「それで、仕事の話だけどね……」

P「え? あ、はい……おしごとですか? そう、瑛梨華と、アヤと、芽衣子がですね……」

D「うんうん……」

P「かわいいので、げんきもあって……それで……」

P(それで……なんだっけ? えっと……)

D「おや、大丈夫かい? 気分は悪くないかい?」

P「きぶん……? いえ、だいじょうぶ、です。すみません、わたし……」

D「………」スッ…

P(あれ、ねむい……あいどるの、おしごと……とって、みんながよろこんで……)



 カタンッ

礼子「……あら、Dさんにプロデューサーちゃん。偶然ですね?」」

D「ん……おや? 本当だねぇ、礼子さん」

礼子「ふふっ、お隣失礼しても?」

D「……えぇ、構わないとも」

高橋礼子(31)
ttp://i.imgur.com/Wd3zJT3.jpg
ttp://i.imgur.com/S7P8KO1.jpg


P「れーこさん……?」

礼子「もう、早あがりして酔ってちゃ社会人失格よ?」

D「これはこれは、手厳しいなぁ」

礼子「Dさんみたいに節度がある飲み方ができるならいいんですけれどねぇ……ふぅ、寂しいじゃない?」

D「おや、ひょっとしておひとり様かな?」

礼子「えぇ、たまにはこうしてフラっとね……おつきあいしてくださる人がいないものだから」

D「僕でよければいつだって付き合わせてもらいたいものだけども」

礼子「あら、光栄です。ふふっ、今からでもいいですか?」

D「ああ、いいとも。嬉しいねぇ、両手に花だよ」

礼子「Dさんは甘いのはお嫌いかしら?」

D「うん? そうだねぇ、嫌いじゃないが――」

礼子「なら、少し飲みたいお酒があるから……おつきあい願えますか?」

――――

――


礼子「………ふぅ」

D「ははは……いやぁ、強いねぇ……」

礼子「いえいえ、もう酔って足元もおぼつかないです」

D「とんだ謙遜を……」

礼子「もう少し、と言いたいところですけれど……」

P「くぅ……くぅ……」

礼子「この子の面倒も見てあげたいので。またの機会に飲みましょう?」

D「……そうだねぇ。それじゃあ、払っておくから――」

 ピッ

礼子「うちの事務員さんは経理に厳しいので。この子の分まで私が出させてもらいますね」

D「………ふふ、また機会を作りたいものだよ」

礼子「夜遊びは子供にさせるものじゃないですからね。大人同士、飲みましょう?」




礼子「……ふぅ。まったく」

P「……ん、くぅ……ふふ……」

礼子「女の子になっても無防備なんだから……仕方ないわねぇ……」ペチペチ…

P「………ん、んん? ……んー……あ、れ……?」

礼子「おはよう、プロデューサーくん?」

P「れーこさん……ゆめじゃなかったんですねぇ、おはようございます………」

礼子「本当なら今頃悪夢で目が覚めてたかもしれないってわかってる?」

P「……んー……?」

礼子「わかってない、と……それなら――」

― 翌朝 ―

P「……く、う、ぅ……?」

P「……ん、い、いたた………」

P「あれ………ここ、どこ………?」



 ムニッ

P「むに?」チラッ

礼子「あら、起きた? ふふっ、昨日はすごかったわね……」スッポンポーン

P「れいこさんっ!? なんではだっ……私も裸っ!? な、なんで!?」

P「え、なにこれ……え……」

礼子「あんなにしておいて、覚えてないの……?」

P「あんなに!? 何をですか!?」

礼子「何ってそう、ナニを……」

P「な、ないですよ?」

礼子「………」

P「え、いや、だって……だけどやっぱり、男だったってことで、でも……」

礼子「ふふっ、ジョークよ。慌てすぎね」

P「礼子さぁん!」

礼子「だけど……」ピトッ

P「ひゃっ」

礼子「あなた、今は女の子なのよ? なのにあんなにコロっと酔わされて……」

P「酔わされ……そっか、打ち合わせっ! ど、どうなりました!?」

礼子「さぁ? 悪くは転がらないとは思うわよ……Dさんが仕事のできる人ならね」

P「まさか何か失礼でも……」

礼子「……ロングアイランドアイスドティーや、ルシアン。勧められるままに飲みすぎよ」

P「あ……甘くて飲みやすくって、つい……でもそんなに強い感じはしませんでしたよ……?」

礼子「その結果が、それ。危うくあなた……女の子の一線、こえるところよ?」

P「……え………?」

礼子「自覚もなかったみたいだし……まったく。本当、私が社長に連絡をもらってなかったらどうなってたことやら」

P「社長に、ですか?」

礼子「えぇ、頼まれちゃってね……何事かと思ったわ」

P「……すみません。迷惑、かけちゃったみたいですね」

礼子「いつものお礼のひとつってことでいいわよ? お世話にはなってるわけだし、ね」

P「はい……ありがとうございます……」

礼子「シャワー浴びて、事務所いきましょうか。ふふっ、同伴出勤ね?」

P「お、女同士ですけれどね……」

礼子「今度、女としての飲み方を教えてあげるわ」

寝るの

終わらなかった
ついでに着地点もなくなった

今回アルコール飲めるアイドルいなかったし
流石にバーにまゆ来たらダメかなーって

礼子「おはようございます」

P「おはようございます……」

ちひろ「……おはようございます。むぅ」

P「あ、あれ。どうしたんですか……?」

ちひろ「どうもこうもありませんよ! まったく、自分で女の子らしくするって言ったクセにぜんぜんわかってないんですから!」

礼子「まぁまぁ。今の身体で飲み慣れてないせいよ……ねぇ、ぴーちゃん?」

P「あは、は……ごめんなさい……大丈夫だと思ったんですよ、本当に……」

ちひろ「男はみんなケダモノなんですから。元々男だったくせにそんなこともわからないんですか」

P「確かに、キャバクラとかでは悪酔いしてたけれど……割といい関係だったので、まさかって……」

ちひろ「次から飲む予定は1人でいかないようにすること。わかりましたね?」

P「はい……」

P「……でも、どうしてわかったんですか? 助かりましたけど」

ちひろ「あれ、聞いてませんか?」

P「社長が礼子さんに連絡をした、とだけ……」

礼子「私は電話がかかってきて、向かってほしいと言われただけね」

ちひろ「私も社長から聞いただけですけれど、まあ社長のことですから社員のことぐらい把握できるんでしょう」

P「……いやいや、そんなまさか」

ちひろ「社長は私の上司ですよ?」

P「………」

ちひろ「あ、今朝も用事があるとかで出かけてますけれど。頼りになりますねぇ」

礼子「本当、大したものねぇ……」

P(……社長、事務所で落ち着いてるところ見たことないけど普段からいろいろしてくれてるんだなぁ)

P「……そうだ。お仕事なんですけれど」

ちひろ「どうしました?」

P「昨日の晩……は、一応、まともに話をしていた中では結構感触はよかったんですよ……」

ちひろ「………ふぅ。いえ、まぁいいですけれど。それで?」

P「世界の方へ足を延ばしたり、現地レポートもあるので体力が結構必要です。拘束時間は長いですが、その分露出も増やせるかなと」

ちひろ「となると、ユニット持ちの子は縛られますか……」

P「そうですね、だけどこれはチャンスですから! やっぱり――」

ちひろ「その話が本当ならですけれどね」

P「うっ」

礼子「まぁ、仕事自体は誠実……と、信じましょうか。アイドルを見る目はあるのに男を見る目はないなんて、悲しいものね?」

P「うぅ……はい……」

ちひろ「さて、それでどの子を?」

P「覚えてる範囲ではアヤと瑛梨華をプッシュしてたような……」

ちひろ「そこは重要でしょーがーっ!」ペチーン

P「あーれーっ」

ちひろ「コホン。まぁそれはいいです、続報如何で考えましょう」

礼子「ふふっ、それじゃあ私は一旦帰るわね?」

ちひろ「あぁ、ありがとうございました。すみません……」

礼子「いいのよ。人肌恋しい季節でもあったし……ふふっ、あたたかくって寝心地もよかったわ♪」

P「だったらなんで脱いでたんですか……もう……」



   ガシャーンッ!

まゆ「そ、そんな……Pさんが、礼子さんと裸で……!?」ワナワナ…

P「あっ」

まゆ「なんでですかぁ……? まゆじゃ、まゆじゃダメなんですかぁ……?」

P「あ、いや。違うの、ね? あれは……」

まゆ「何が違うんですかぁ? まゆじゃダメなんですか……そうか、年上の包容力ですね……?」

P(……あれ? でも昨日の晩の話をしたらいろいろマズいような……えっと……礼子さん、何かフォローを……)チラッ

礼子「ふふっ、やっぱり裸同士で抱き合うのはいいわよ? その温度が、相手そのものなんだから……」

P「礼子さぁん!?」

まゆ「……あ、あいての温度……ま、まゆだって、まゆだって……大人の、包容力ぐらいっ……!」プルプル…

P「ま、待ってまゆ。落ち着いて話をしよう、ね?」

まゆ「うふふふ………まゆだって、まゆだって……!」ゴソゴソ

P「なんで脱ごうとしてるの!?」

まゆ「こうなったらまゆも裸でPさんとお昼寝するしかないんですっ!」ヌギヌギ

P「やめなさいっ! 違うから、そういう意味じゃないから!」

まゆ「んー! 放してくださいっ! 脱ぐんですーっ!」

P「寒いでしょうがっ! ちひろさんも礼子さんも見てないで……もうっ!」

まゆ「だって、だってぇ……きゃぁっ!?」ズルッ

P「え、ちょっ……」


  \ドンガラガッシャーン/

愛海(やぁみんな、おはようっ! あたしは棟方愛海。ちょっとおっぱいが好きな中学二年生!)

愛海(アイドル事務所に入って早1年弱。最初はおっぱいといっぱい触れ合えると思ってこの業界に来たけれど――)

愛海(アイドル、楽しいねっ! いろんな人があたしを見てくれて……心の触れ合いってやつ、かな?)

愛海(なんてちょっとカッコつけすぎかも……ファンがふえるのは嬉しいよ!)

愛海(もっともっとファンの人を増やして――女の子のファンとの握手会改め揉乳会とか開くのが今の目標かなっ?)

愛海(順風満帆な日々……だったんだけど、ついこの前プロデューサーが女の子になっちゃったの)

愛海(いいおっぱいなんだけど揉ませてくれない。ケチだよね、男の時からプロデューサーのおっぱいはいいなぁって思ってたのに)

愛海(今度、きちんとお願いするべきか悩んでるんだ……さーて、今日もアイドルとしてがんばっちゃうぞっ!)


  \ドンガラガッシャーン/

愛海「!?」

愛海「事務所の中からすごい音が……まさか、何かあったとか!?」

愛海「いったいなんの……お………と……」ガチャッ…

愛海(……脱ぎ掛けの服を着た半裸のまゆさんがプロデューサーに押し倒されてる)

愛海(そっか、プロデューサー。女の子になっても男の人だったんだね……どうか、お幸せに……)


P「なんかいますっごい誤解されてないっ!? 待って愛海、違うから!」

愛海「――――と見せかけて」

P「へ?」

愛海「まゆさんはプロデューサーの身体の下! そしてプロデューサーは今まゆさんの服に絡まっている……」

愛海「この機を逃せば、難易度B++な2人を同時に揉むことなど不可能っ! いざゆかん、お山の果てへ――!」

 ピョーンッ!





            ガシッ



愛海「ひょ?」

礼子「オイタはだめよ? 愛海ちゃん」ムギュッ

愛海「みゅっ、こ、この感触……礼子さんっ!? しまった、あたしが見落とすなんて……!」

礼子「さ、お邪魔虫は撤退しましょうか♪」


P「えっ」

まゆ「や、やさしくしてくださいね……?」

P「えっ」

――――

――


P(……結局、礼子さんはそのまま愛海を仕事に連れてっちゃうし)

P(服が絡まってどうにもならないから離れれないし、ちひろさんはニコニコしながら席を外すし)

P(まゆはひとしきりプルプルしたあと寒くてくしゃみするし)

P(このままじゃダメだと意を決してくっついたら周子に見られるし)

P(『あー、なるほど。うんうん……いいんじゃない? 最近流行ってるらしいし』とか言われるし)

P(まゆはまゆで幸せそうに抱きついたまま眠っちゃうし)

P(もう……なんなの……)

P(……まぁ、うん。男じゃなくってよかったって思えたかな)

P(まゆの寝顔、可愛いなぁ……半裸で抱きつかれたままでも冷静でいられるし……)



周子「よし、とーれた」

P「あ、ありがとう……」

周子「しかしすごいねー、偶然にしたらガッチリしすぎだと思うよホント」

P「あはは……そうかもね……」

周子「これも愛のキセキってやつ? あついねー、ひゅー♪」

P「からかわないでよ、頼むから……」

周子「ごめんごめん。でもどうするの? 時間大丈夫?」

P「え、あ……あぁーもうっ!」

ちひろ「そんなこともあろうかと、車を呼んであります! さぁプロデューサーさん、周子ちゃん、下へ!」

P「ちひろさん、どこにいたんですか?」

ちひろ「すぐそこに!」

P「……さっきまでの撮ってたりしませんよね?」

ちひろ「ぎくっ」

P「本当に何やってるんですか、もうっ! 後で話がありますからね!」

ちひろ「えへ、へへ……だめ?」

P「ダメです!」

周子「まゆちゃん寝っぱなしだけどへーき?」

ちひろ「えぇ、もともとプロデューサーさんに会うために早めに来ただけみたいですから時間もあります。もう少しいい夢を見せてあげたいじゃないですか?」

P「……はぁ、もう。嬉しいけど、なんていうべきか……」

周子「なになに、プロデューサー。女の子と寝るのがマイブームになっちゃったの?」

P「周子もからかわない! ほら、出るよ」

周子「はいはーい」

P「下に車……あった!」

P「……って、ところでこの車は誰が……」

 ガチャッ

あい「私さ」

周子「おぉ、あいさんだー」

あい「やぁ2人とも。私もちょうど近くの収録だからね……」

P「なるほど、助かります」

あい「フッ……構わないさ」

周子「……フフ、んんっ。じゃあしゅっぱーつ♪」

あい「安全運転は心がけているから心配いらないよ、さぁいこう」

P「あ、はい。ありがとうございます」

東郷あい(23)
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P(そういえばあいさんの運転する車に乗るのは初めてかな。やっぱりかっこよく――)

あい「………」ブロロロ…

P(……あれ?)

あい「えっと、30メートル手前でウインカーを……」

P(あれあれ……?)

あい「むっ、あの車は危ないな。気を付けないと……安全はお金で買えないのだからね」

P(ひょっとして……あいさん……)

周子「いやぁー、あいさん運転うまくなったよねー」

あい「本当かい!?」パァァ…

P(……運転、苦手なの………?)

P「……周子、周子」ボソボソ…

周子「うん? どーしたの?」ボソ…

P「あいさんって、思ってたよりも……」

周子「最初はさ、すっごくカッコイイと思ってたのにねー。意外と苦手なこと多いんだってさー」

P「そうなんだ……」

周子「でもさ、そういうところ見せてくれるっていいよね。なんかこう、自然体っぽくて♪」

P「……そうかな。うん、そう考えたら嬉しいことかも」


あい「し、しまった。今の道を右折……あぁだけど進路変更するなら先にだしておかないといけない、くっ……私は……!」


P「……間に合う、よね?」

周子「そのために時間によゆーがあるんじゃないかなー?」

―――

あい「ついたよ、2人とも」

P「ありがとうございます。助かりました」

周子「あいさんはだいじょーぶ?」

あい「心配いらないよ。さぁ、アイドルとしての君を待ってる人たちに応えるんだ」

周子「うん、いってきまー♪」

あい「Pくんも。彼女をしっかり支えてあげるんだよ?」ニッ

P「……はいっ!」

あい「じゃあ……あれ、動かない? えっと……」

P「ギア、変わってませんよ」

あい「……フッ。すまない、では」

 ブロロロロロ… 


P(……昨日のメールといい、ちょっと残念なのに……だけど、かっこいい……)ドキッ…

P(あ、ちが……なんでときめいて……)

周子「あれ、プロデューサーどーしたん?」

P「い、いや。なんでもないよ! いこう」

周子「……ふーん、フフフ」

P「ほら、今日の収録の内容は――」


 スッ…

P「……へ?」

周子「他のオンナ、見てたのか?」

P「え、あの……しゅーこ、さん?」

周子「オレのこと、見てくれよ……」

P「ちょっ、かお、ちかい、ちかいから! やめて!」

周子「……」ググッ…

P(いや、いやいやいや! いくら女同士でもダメだし! いや、でも周子かっこい……あぁぁっ!?)



周子「なーんちゃっ……Pさん? ちょ、おーい……」

P「ぅ、なに……?」プルプル…

周子「……あー、これは、うん。ありかもしれない」

P「………」ムスー…

周子「いやぁ、飽きないなー」

P「人で遊ばないでよ、本当……勘弁してください……」

周子「さぁ、どうだろうねー? 女の子の悩みとか共有できるとやっぱ距離も縮まるしー?」

P「それはあるかもしれないけど……はぁ。裸を見たりとか、まゆとのアレとかじゃここまで変な感じにはならなかったのに……」

周子「んー? 自分がゆくえふめーって感じ?」

P「そんなところ。女だって割り切ったら今度は女性にときめいちゃうんだもの……」

周子「あはっ、仕方ないって。女の子のドキドキはさぁ、オトコとかオンナの前に心がキュンってなることだしっ♪」

P「きゅん?」

周子「そうそう、キュン。そういうのって、特権だよ。女の子楽しめてるじゃん、Pさん♪」

P「……あはは、喜んでいいのかなぁ」

周子「いいんじゃない? イケメンしゅーこさんもキュンキュンさせるためにお手伝いしちゃうよ?」

P「戻れなくなりそうだから勘弁してください」

周子「えー、どうしよっかなー♪」

寝る

方向性もゆくえふめーなの
もういくつかネタ書いたら完結予定
ねじこみたいのあったらください

いろんなアイドルとの絡み見たいね
うん、これ終わらないね……

再開

P(周子には翻弄されっぱなしだし、参ったなぁ)

P(というか、惚れやすすぎないかな……今、同性なのにね……)


P「……恋、かぁ」


P(この身体で、するとしたら相手は男なのかな)

P(それこそ、本当に手遅れになりそう……)

 ガタッ…

P「……? あれ、>>367……?」

楓さん

高垣楓(25)
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楓「恋、したいんですか?」

P「あはは……聞かれちゃいましたか」

楓「………いるんですか?」

P「少なくとも、この身体になってからは……どっちに恋すればいいかもわかりませんし」

楓「そうですか……」

P「ええ、まぁ……」

楓「……………」

P(あ、たぶん今すっごくくだらないこと考えてる)

楓「……!」

P(何か閃いた、かな? ギャグかなぁ……)

楓「プロデューサー」

P「はい、なんですか?」

楓「私、いいことを思いつきましたよ」

P(ニコニコしちゃって……ふふ、まったく……)

P「……どんなことですか?」

楓「恋がしたいんですよね? それなら――」

P(鯉を食べにいきましょー、とかかな? この前葵に腕のいいお店は見つけてもらったけど――)



楓「私たちが男の子になればいいんですよ」

P「はい?」

P「……何を言い出してるんですか、あなたは」

楓「プロデューサーが女の子になってしまって、男の人にドキドキするわけにもいかないんですよね?」

P「いや、まぁそうですけれど……」

楓「だけど、女の子だから女の人に恋もできない……それなら私たちが男の人になれば……」

P「……ギャグにしたって笑えないですよ?」

楓「……ダメですか?」

P「ダメです。だいたい、どうやってなるつもりだったんですか」

楓「……どうやってでしょう?」

P「無計画っ!?」

楓「うーん、男の人……ひげとかつけてみましょうか?」スッ…

P「どこから出したんですかその鼻眼鏡」

楓「メガネにめがねーお友達から、です。ふふっ……」

楓「いい案だと思ったんですけれど……うーん……」ピョコピョコ…

P(ヒゲが……揺れてる……)

楓「………」ピョコ…ピョコ…

P(……え、あれってどうやって動かしてるの? まさか鼻息じゃないよね……?)

楓「……!」ピョコーンッ!

P「伸びたぁっ!?」

楓「プロデューサー、閃きましたよ」

P「え、はいっ?」

楓「今日はカレイの煮つけが食べたいです」

P「何の話ですか?」

楓「……あれ? 何の話でしたっけ」

P「もう、なんなんですか……」

楓「そうそう、男の人になる方法を考えていたんです」

P「……それで、どう思ったんですか?」

楓「男らしくするべきかと思ったんです。まずは形からということで」

P「なるほど……?」

楓「男らしくするなら、ワイルドさかな……ということで、生肉を食べたりするのを考えました」

P「それは何かちがいませんか?」

楓「はい。生肉だとお腹も痛くなっちゃいそうですから、ならお魚にしようと思って……」

P「ただのお刺身ですね」

楓「煮つけもいいなぁって……なので、カレイを……」

P「………それで、何の話でしたっけ?」

楓「今日、いっしょに飲みにいきませんか?」ニコッ

P「はは……あぁ、すっごく弱いですよ?」

楓「楽しみです……ふふっ♪」

P(……今日の夜は飲み、か)

P(昨日の今日で……いや、でも大丈夫。相手は楓さんだし)

P(他にも誰か来る……かなぁ? ちひろさんには一応話をしておこう……)


P「……よーし、じゃあ夜まで仕事がんばるぞーっ」

P「えっと、このあとは>>380の迎えかな?」

木場さん

木場真奈美(25)
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真奈美「ふぅ……おや」

P「真奈美さん、お疲れ様でした。すごかったです!」

真奈美「おかげで、ね。ファンにも喜んでもらえたようだしなによりだ」

P「やっぱり鍛え方が違うんですね……すごいなぁ」

真奈美「アイドルとしてのたしなみさ。声援が力に……なんてこともあるかもしれないがな」

P(……やっぱりかっこいいなぁ)

P「えぇと、この後の予定は……」

真奈美「移動か。着いてきてくれるのかな?」

P「はい……内容はですね……」

真奈美「……? レギュラーの撮影かと思っていたが」

P「少し変更があったんです。>>388といっしょの現場なんですけれど……」

双葉杏(17)
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真奈美「杏と?」

P「はい。真奈美さんの負担も大きくなってしまうんですけれど……」

真奈美「いや、構わないさ。そうか、珍しい相手だな……」

P「たぶん今はレギュラーのラジオまでそらがひっぱっていってくれて現場にいると思います。拾って、移動する感じですね」

真奈美「わかった。それなら私たちは車でいいのかな?」

P「えぇ、助かります」

真奈美「ではいこう。あまり待たせると帰ってしまうかもしれないしな?」

P「あはは……そうじゃないことを祈りますよ……」

――――

――


そら「そらちんのはっぴー☆ らじおっ! 今日のげすとは杏でしたぁー☆」

杏「8割がたそらがおしゃべりしてただけだったけどねー。うん、杏ってば聞き上手だから」

そら「ひゅーひゅー☆ せいほー☆ りすなーのみんなもほっとでふぁんきー☆ だからねっ!」

杏「それじゃあ、お疲れ様ー。次回のゲストは……ってなんで杏が読むことになってるのさ、はい」

そら「おぉっと☆ あいあい、次回のげすとはぁぁぁ………ででーんっ! フレデリカだぁーっ☆ どきどきわっくん☆」

杏「……スタッフ、本当に大丈夫なの? え? いつものこと? ならいいや……またねー」

そら「ぐっばーいあげいんっ☆」



P(おぉ、ノリノリでお仕事してる……ノリノリ? うん、ノリノリだよね。いつもに比べたら)

P「お疲れ様、2人とも」

そら「やっほーっ☆ プロデューサーも、あみーご☆」ムギュッ

P「はいはいアミーゴ。楽しかった?」

そら「うんうん! りすなーのみんなからのおたよりが、あたしの心をすとろんがー☆ 元気ももりもり、はっぴーだね☆」

P「杏は……」チラッ

杏「いやぁ、いい仕事したって思ってるよ」

P「ほ、本当? そんなこというなんて珍しい……」

杏「だから、この仕事の終わったあとの充足感とそらからもらったはっぴー☆ を抱きしめて杏は眠るよ。おつかれー」

P「そんなことだろうと思ったよっ!」

そら「プロデューサー、今日もすっごくはっぴー☆ ならじおができちゃったよっ!」

P「好評みたいだし、よかった……トークを磨く機会だからいろいろこれからもゲストが来るから頑張ってね?」

そら「そらちんとーくはほしのこえー☆ まっかせといて、ふぁいてぃんぐ☆すたいるだよっ!」

P「あはは、心強いね……この後は留美さんに拾ってもらうことになってるから。気をつけてね」

そら「あいあいさー☆」

 タッタッタッタ…

杏「それじゃあ、杏もちゃんと気をつけて帰るからね」

真奈美「だが、残念。これからもうひと働きだ」ヒョイッ

杏「あうー、はなしてくれー。杏はもうげんかいだー」

P「杏もほら、頑張ろう。ね?」

杏「えー、でも……というか、なんで真奈美さんいるのさー」

真奈美「どうやらいっしょに仕事らしい。プロとしてこなさないわけにはいかないだろう?」

杏「すごいプロ意識だなぁ。杏となんて悪いなぁ、帰ろうかなー」

P「ダメです」

杏「ケチー」

P「ケチで結構。さ、いくよ」

杏「ならおんぶしてよー、あるけなーい」

P「……わかったわかった。はい」

杏「わーい」

杏「ふへー……じゃあしゅっぱーつ」

P「……」

杏「………?」

P「………」プルプル…

杏「………プロデューサー?」

P「……たてない」

杏「え、杏でもダメなの? そこまで貧弱だっけプロデューサー」

P「自分でもびっくりしてる……ごめん、降りて……」

杏「うん……なんか、ごめんね」

P「貧弱だっていう自覚はあったけど……杏をおんぶすらできないって……どうなの……?」

杏「これじゃ杏はお仕事いけな――わっ」

 ヒョイッ

真奈美「あまりプロデューサーを困らせるものじゃないぞ?」

杏「……おぉー、がっしりしてる。乗りやすい……いいの?」

真奈美「歩けないんだろう? なら、仕事までは力を抜いているといい……本番ではその分働いてもらうがな」

杏「ひぃっ、じ、自分で歩くから大丈夫! 降りるよ!」

真奈美「おや……フられてしまった。立てるかい?」スッ

P「あ……ありがとうございます……」

真奈美「フフ、さあ移動しようか」


P(……だ、大丈夫。今回は、まだ……なさけないって気持ちの方が強いし……いや、ドキドキしてないわけじゃないけど)

P(杏のおんぶぐらい、今でもできると思ってたのにな……ちょっと、寂しいかも……)

 クイクイ…

P「……ん?」

杏「プロデューサー、はい」

P「……飴?」

杏「流石にさっきのはヘコんでるみたいだから慰めてあげるよ。杏は優しいからね」

P「杏………」

杏「とっておきのなんだから、感謝してよね? まぁ、どうしてもお礼がしたいっていうならお休みとか――」

P「ありがとうっ、嬉しいよ?」ニコッ

杏「うっ……!?」

P「……杏?」

杏「い、いや。なんでもない……お仕事いこう! 遅刻するよ!」

真奈美「急にどうしたんだ?」

杏「なんでもないからっ!」


杏(くっ、なんて無垢な笑顔……素直に喜ばれるとやりづらいじゃないか! 恩を売って休みを買う作戦が……!)

P(あ。この飴……本当に美味しい……♪)コロ…

なぜか酉出たしグラグラしてきた

寝るの

自分のスレなのに間違えて酉つけただけでなんか誤爆した気分
開き直って酉つけて続けるの

にょたPの3サイズ? ……ご想像にでいいんじゃないかなーって

P「……今度、自分の分も買っておこうかな……」

真奈美「さて。呆けている場合じゃないだろう?」

P「あ……すみません。つい」

真奈美「フフッ、杏が仕事を頑張る理由になるぐらいだ……ずいぶん美味しいみたいだな?」

杏「……あげないからね?」

真奈美「ああ。ゆする気はない……だが、それを渡す相手はやはり特別なのかと思っていただけさ」

杏「はいはいヴェルタースオリジナル! そういうのじゃないから、いくよ!」

P「杏が自分からお仕事に……! すごいですよ真奈美さん!」

真奈美「ああ、そうだな。私も負けずに張り切っていこうか」

P「はいっ!」

真奈美(……自分の変化には気づいていないのか。まぁ私から言うことでもない、か?)

――

杏「え、水族館……?」

P「うん。レポートでゲスト枠……なんだけど、いろいろとあってね……」

真奈美「都合がついたのが私たちだけだった、と?」

P「あちらの要望もありましたから。そんなに大きな負担はかからない……と、思う」

杏「まぁ、いいや。だったら適当に感想言ってればいいもんね、らくちんらくちん」

P「国内最大級の広さっていうのがウリなんだけど」

杏「私聞いてない!」

P「うん、言ってない」

真奈美「ふむ……悪くないかもしれないな。久しくそういった場所にはいっていないし……」

P「ほら、杏もがんばろう!」

杏「えー………なんで無駄に広いのさぁ……もっと狭い世界でいいよ。いっつあすもーるわーるどだよ……」

― 水族館 ―

真奈美「ここか……」

杏「……クジラとか飼ってそう」

P「流石にそれは無理だったらしいよ? まぁ、危ないもんね……」

杏「一瞬でも考えた経営者は大馬鹿野郎だと思うよ」

真奈美「できないか考える。困難に挑戦していくものが新しい常識を切り開いてきたんだ……面白いじゃないか」

杏「そんなマジレスされても杏も困るよ……」

P「さ、スタッフさんと打ち合わせして撮影してらっしゃい!」

杏「あー、憂鬱だなー……」

真奈美「終わった後は夕飯ぐらいなら奢ろう。さ、ひと踏ん張りだ」

杏「………噛むのめんどくさいスルメとかじゃないならいいよ」

真奈美「ハハッ、いいだろう」


P(……なんだかんだ文句言ってても、カメラが回ったら動いてくれるんだもんなぁ)

P(明らかにカメラに写しちゃダメなレベルで気を抜く瞬間が……瞬間というか、時間があるけど)

P(真奈美さんがフォローしてくれてるし、うまくいきそう……頭が上がらないなぁ……)


杏「歩くのそろそろつらくなってきたよ……あっ」

真奈美「おや、どうした?」

杏「見てよアレ。あのスタッフの人」

真奈美「おや……エサかな? ふふ、杏もそういったものには興味があるのか?」

杏「それをのせてる台車を借りよう!」

真奈美「……なるほど。コースターがお望みか」

杏「え、いや。ゆっくりでいいんだけどなぁ……?」

杏「おー、ペンギンだよペンギン」

真奈美「こちらを向いているようだが……」

杏「……え、ちょっと? なに、この台車は普段ペンギンのエサを運んでるやつ?」

真奈美「新手のエサかと思われているようだな」

杏「どういう教育してるのここの従業員は! 謝罪と賠償と、休日を要求する!」

真奈美「……『わかりました。スタッフに休暇を与えます』と来たか」

杏「なんでさ!」

真奈美「その代りに私たちが少しばかりお仕事を、ね……触れ合いも悪くないんじゃないか?」

杏「えー、どうしようかなー……」


杏(……あれ? そういえばプロデューサーは……)

P「ペンギンだぁ……可愛いなぁ。エサあげたいなぁ……」キラキラ…

杏(なにやってんのあの人)

杏「……存外に愛嬌あるね」

真奈美「そうだな……」

ペンギン「ガァー」

杏「寒いところじゃなくってもいいの?」

真奈美「種類によるんだ。日本で飼われているペンギンは基本的に――」

杏「へー」

杏(今気がついたけど、杏がしゃべらなくっても真奈美さんに任せておけばラクできるよね。これはなかなかいいよ、大人との仕事サイコーだね)

杏「しかしまぁ、こういうのはやっぱり年少組のほうが――」

ペンギン?「ペンギンでごぜーますよー」

杏「………」

真奈美「……」

杏「……真奈美さん」

真奈美「なにかな」

杏「空を飛べるタイプのペンギンっているの?」

真奈美「そうだな……水中から飛び出しての滑空以外で空を飛べるペンギンに関しては私も記憶がないな」

杏「ふーん。じゃあアレは目の錯覚だよね?」



ペンギン?「たけーです! すげーですよー!」パタパタ
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真奈美「どうやら、私も働きすぎたのかな?」

杏「それは大変だ。一緒に帰って休もう!」


ペンギン?「あっ、杏おねーさんに真奈美おねーさん! 来やがりましたか!」

杏「わー、ペンギンがしゃべったー」

ペンギン?「ふっふっふ、どうやらただのペンギンだと侮っていやがりますね?」

真奈美「何ッ!? いったい何者だ?」

ペンギン?「うるーっふっふっふ。実はペンギンは仮の姿――」

 バサァッ!

仁奈「実はオオカミ仁奈でごぜーます!」

杏「わー、仁奈だったんだー」

真奈美「フフ、まったくわからなかったよ。素晴らしいサプライズゲストだ」ポンポン…

仁奈「えへへー、驚きやがりましたね? 仁奈のスーパーサプライズはだいせいこーでごぜーます!」


市原仁奈(9)
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杏「本当、ビックリだよ……聞いてなかったよ?」

真奈美「だが、水族館でオオカミ着ぐるみなのはどうしてだい? 仁奈は確か、水生生物の着ぐるみも持っていた気がするが……」

仁奈「真奈美おねーさんに会うからオオカミなのでごぜーます。キバの生えたオオカミ仁奈ががおーっとワイルドにやりやがるのです!」

真奈美「ほう……ワイルドにか。私も負けられないな」

杏「じゃあ杏が2人の間をとってマイルドにダラけてるから。この後は――え、ダメ?」

仁奈「いきやがるですよ、杏おねーさん! よしゅーもしたから仁奈がいっぱい教えてやることになりやがってるんです!」

真奈美「それはそれは……お手柔らかに頼むよ?」

仁奈「ふっふっふ、仁奈に触れるとヤケドするですよ……」


――――

――

スタッフ「おつかれさまでーす」


杏「やっと終わったぁ……疲れた……」

仁奈「お魚がいーっぱい見れて楽しかったです。またきてーですね!」

真奈美「ああ。こういうところをじっくり回る機会はなかなかなかったしな……」

杏「……ところでプロデューサーは?」

P「あ、3人とも。ごめんごめん……おつかれさま。飲み物買ってきたよ」

杏「おー、気が利くね。ありがと」

真奈美「遠慮なくいただこうかな」

仁奈「ありがとーごぜーます! Pもいっしょに飲むですよ」

P「うん。仁奈のこと、2人に驚いてもらえてよかったねー」

仁奈「ねんみつなけーかくってやつでごぜーますね。ふふふ、策士の仁奈なのでごぜーます」

杏「先に言っておいてくれてもよかったのに」

P「そうしたら、自分は邪魔になるとか適当な理由つけて帰ろうとするクセに」

杏「ソ、ソンナコトナイヨー」

寝る
このあと3人と水族館→居酒屋組と少し飲み→ちょっとだけお題消化して完結する、はず

居酒屋組は誰呼ぼうか……

・恐怖! 仲間を次々増加させる猫女
・文学少女と妄想姫 in 陶芸場
・イケメン系女子会

ここら辺がたぶんおまけのお題。把握
イケメン女子会のメンバーはまた、その時にでも

真奈美「しかし、こういったところもたまにはいいものだ。可愛らしい解説さんもついていたし、な」

仁奈「すげー楽しかったですよ! 仁奈もいーっぱい勉強しやがったのでごぜーます!」

P「楽しんでもらえたみたいでよかった。それじゃあ……どうしようか」

仁奈「もっともっとみてーです! あっちのほーとか、ペンギンさんとはもっとふれあいてーですよ!」

P「もっとかぁ、それじゃあ……あ、でも杏……」

杏「いや、いいよ。晩御飯奢ってもらう約束だったけどちょっと早いしねー」

真奈美「フフ、抜け目ないな……君さえいいのならもう少し回ろうと思うが、どうかな?」

P「……それなら、ちょっとだけ。疲れてない?」

仁奈「仁奈はへーきでごぜーますよ!」

杏「杏は疲れたけど、おんぶもできないみたいだし諦めたよ。楽しく遊んできなさーい」

P「仁奈、仁奈! ペンギン!」

仁奈「仁奈もまたペンギンモードでごぜーます!」

ペンギン「ガァー」

P「思ったより身体、モフモフしてなくってかたいんだ……わぁ……」

仁奈「さわってもいーなんてふとっぱらでごぜーますね!」

P「そうだねー。あぁ可愛い……」



杏「楽しそうだねぇ、プロデューサーも仁奈も」

真奈美「おや、杏はいいのかな?」

杏「2人の喜んでる姿だけでお腹いっぱいさ」

真奈美「まるで休日のお父さんだな」

杏「えー……大黒柱とか働かないといけないじゃん。杏はおかーさんかふよーかぞくがいいなあ」

P「楽しかったー」

仁奈「お魚、いっぱい食べてましたね。ゴクゴクーってしてやがりました!」

P「仁奈はちゃんと噛んで食べないとダメだからねー」ナデナデ…

仁奈「はーい!」

P(かわいいなぁ……ペンギンに囲まれて幸せ……)

真奈美「他にも見て回るか?」

P「あ、いいですね。まだ少し時間も……杏は平気?」

杏「いいよ、杏はゆーっくりついてくから。疲れて明日ダメになったらプロデューサーのせいだけどね」

P「うぐっ」

真奈美「その時は私が背負うさ。心配いらない」

P「マンボウだ!」

杏「寄生虫から逃げるためにジャンプしたら海面にたたきつけられた衝撃で死ぬって相当な貧弱さだよね」

仁奈「マンボウの気持ちにはなれねーですよ……」

P「……大変だなぁ」

杏「杏もね、仕事をするとすごい勢いで寿命が……」

仁奈「!!」ガーン…

杏「あ、いや。嘘だから……うん、大丈夫だから……」

仁奈「よかったですよー」ギュー…

杏「はいはい……はぁ……」

真奈美「フフ……大変そうだな?」

杏「やりづらいったらないよ、もう……保護者も子供みたいになってるしさ」

P「あぁ、楽しかった……たまにはいいかな、こういうのも……」

杏「仁奈といっしょにはしゃぎまわっちゃって、子供みたいだったよ」

仁奈「楽しかったですよ!」

真奈美「それじゃあ約束通り夕飯にいこうか。仁奈も大丈夫かな?」

仁奈「はい! ありがとーごぜーます!」

杏「……寿司とかダメかな」

P「水族館いったところでそれはどうなの……?」

仁奈「ペンギンの気持ちになるですよ」

P「仁奈はそれでいいの!?」

― 寿司屋 ―

P「アジ美味しい」

杏「へっへっへ、身体は正直だなぁ」

真奈美「しっかり噛んで食べるんだよ?」

P「はい……あ、仁奈。口のトコついてる」

仁奈「むー……?」ゴシゴシ…

P「こっちだよ。はい」

仁奈「ありがとーごぜーます。エビがおいしーです!」

真奈美「確かに、悪くないな……」

杏「コレ、はたから見たら家族みたいだよね」

仁奈「家族でごぜーますか?」

杏(あ、ヤバい。食いつかれた)

P「家族かぁ。確かに事務所のみんなとはそんな感じかもしれないかなぁ……」

真奈美「それじゃあママ役がたくさんになってしまうな?」

仁奈「Pはパパみてーでしたけど、今はママみてーですよ!」

P「」ブフォッ

杏「……」ビチャァ…

P「ご、ごめん」

杏「いや、いいよ。うん、そうだね」

P「……ママかぁ」

仁奈「仁奈はママも大好きでごぜーます。美優おねーさんもママみてーで大好きですよ!」

杏「杏ママはどうかなー。家でいっしょにゴロゴロできるよー」

仁奈「杏おねーさんは家の猫みてーです」

杏「人ですらない!?」

真奈美「それじゃあ、私はお父さんとして頑張る必要がありそうかな」

仁奈「真奈美おねーさんもおねーさんですよ?」

真奈美「おや……フフ、嬉しいことを言ってくれるじゃないか」

杏「……ペットかぁ。でもご飯とか用意してもらえるならそれはそれで」

仁奈「杏おねーさんはやさしーけどきまぐれでごぜーますから。ママは家の中でナイショでがんばらねーといけねーんですよ?」

杏「おお、結構しっかりした家族観……なんかゴメン……」

P「性別か、うん。そうに決まってる、うん……ふぅ。ごちそうさま」

杏「プロデューサー結構小食?」

P「一度に入る量は減ったかな。甘いものは別腹だったりするけど……」

仁奈「はいはい! 仁奈はプリンがたべてーです!」

P「うん、じゃあいっしょに頼もうか?」

仁奈「はいっ!」

杏「あーあーそんなに食べちゃって。後悔しない?」

P「これは別腹だから……別カウントだから……」

仁奈「んー♪ おいしーですよ! Pも食べやがりますか?」

P「どれどれ? あ、本当だ……こっちも食べる? はいあーん」

仁奈「あーん♪」

杏「あーん」

P「……いやいや、なんでさ」

杏「いや。杏は食べてもへーきだからもらおうかなって」

P「欲しいなら素直に言えばいいのに、もう……」

真奈美(あまえび、か……)

――――

――


仁奈「けふ………」

P「………」ポン…ポン…

仁奈「ん……まま………」ギュッ…

杏「……お腹いっぱいになったら眠くなっちゃったみたいだね」

真奈美「ふふ、可愛らしいじゃないか」

P「今日は本当にありがとうございました。杏と仁奈のことも見てもらって……」

杏「いやぁ、おかげさまで楽だったよ」

真奈美「構わないさ。こういうのも悪くない」

真奈美「今日はたくさん歩いたし、疲れたんだろう。そのまま見ていてあげてくれるか?」

P「ええ、大丈夫です。杏は……」

杏「杏は大丈夫だよ。歩いてないからね」

真奈美「私は鍛えているからな」

P「はは、流石です……じゃあ、しばらくこのまま……」

仁奈「………ん……」

P「……仁奈の寝顔を見てると、こう………撫でてあげたくなりますよね………」

真奈美「なら、そうしてあげてくれ……きっと仁奈もその方が落ち着いて眠れるだろうからな」

P「……はい。ふふ、本当にかわいい寝顔だなぁ………」ナデ…

――

P「くぅ………」

仁奈「えへ………」ギュゥ…


杏「……真奈美さん、プロデューサーも寝ちゃったっぽいんだけど」

真奈美「いいじゃないか、しばらくそのままにしておいてやろう」

杏「やれやれ、杏みたいに力の抜き方を覚えるべきだよね」

真奈美「そんながむしゃらなところも彼の……彼女の、いいところだろう?」

杏「まぁ変わってないよね。だからめんどくさいんだけど……」

真奈美「嫌いじゃない、と?」

杏「ノーコメント。妙なところで素直になったというか、子供っぽくなっててやりづらいだけだよ」

真奈美「そうか……」

杏「た、他意はないからね?」

――

――――


P「ん………あれ……」

真奈美「おや、起きたか」

P「真奈美さん…………? 仁奈は……」

真奈美「ちひろが回収していたよ。杏は帰るそうだ」

P「そんな時間っ……あちゃあ……」

真奈美「何か予定でもあったかな?」

P「いちおう……すみません、寝ちゃってたなんて」

真奈美「それだけ疲れているんだろう。あまりハメを外すんじゃないぞ?」

P「はい……肝に命じておきます……」

真奈美「ならいい。さ、私もそろそろ帰るとするか」

P「お疲れ様でした。ありがとうございました……」

P(はぁ、仁奈を撫でてたところまでは覚えてるんだけどなぁ……)

P(まさか自分も寝ちゃうなんて、不覚……可愛い寝顔だったなぁ、仁奈)

P(子供、かぁ………いいなあ………)



楓「プロデューサー?」

P「……あれ? 楓さん?」

楓「おかえりなさい………どうしました?」

P「あ、いえ。少し考え事を……」

楓「そうですか……準備、大丈夫ですか?」

P「あ、はい。平気です……ちひろさんは……」

楓「ちひろさんは場所の予約をしてくださるそうなので……」

P「あはは、感謝してもしたりないですね」

楓「そうですね……」

P(ちひろさんもいっしょに飲むのかな……?)


楓「確か場所は……そうそう、これです」

P「地図ですか? えぇっと……ここって>>467……?」



1.賑やかな居酒屋
2.静かなお店
3.おしゃれなバー
4.その他(自由安価)
(ついでに参加者候補もどうぞ)

――――

――


P「……ここかな?」

楓「にぎやかですね……えっと……」


早苗「おっ、来た来た。こっちこっちー」


P「早苗さん……アイドルなんだからもう少し……」

早苗「堂々としてればバレないもんよ。えーっと、あと……」

比奈「あー、すみません。遅れたっス……」

早苗「ん、比奈ちゃん! セーフよセーフ。奥の座敷とってあるの、いきましょー」

比奈「あ、ちょっ、ひっぱらないでくださいよ」



片桐早苗(28)
ttp://i.imgur.com/vEaTev1.jpg

荒木比奈(20)
ttp://i.imgur.com/uSRL2IL.jpg

柊志乃(31)
ttp://i.imgur.com/zrPl1Qf.jpg


志乃「あら、いらっしゃい」

楓「お待たせしました……」

P「……ちひろさんはいないんですね」

早苗「今日のところはちょっとヤボ用が、だってさ。さ、どうぞ?」

P「あの、今の身体はすっごくお酒に弱くって……」

早苗「うんうん、わかってるわかってる。別にゴクゴク飲めっていうんじゃないよ……ちょっとお酌してあげたいだけ。ね?」

P「それなら……」スッ

比奈「あー……」

P「?」

比奈「いや、なんでもないっスよ。ホント」

早苗「酒は飲んでも飲まれるなっていうけどねー。プロデューサーちゃん、エラいことになりかけたんだって?」

P「あはは、らしいです……」

早苗「らしいってねぇ。もう、自覚がないなぁ」ゴク…

P「強いお酒じゃないし、多くもないし……3杯ぐらいなら大丈夫かと思って……」

志乃「こういう賑やかなところで気心の知れた相手と飲むときの酔い方と、1対1でバーで飲むときはお酒の味も変わるものよ?」

P「その通りですね……めんぼくないです……」

比奈「そもそも身体の方も若返ってるっぽいでスし。もう1か月ぐらい立ってるんですねぇ……」

P「……そうか、もうそんなにかぁ。当然、違和感も薄れてくかぁ………」

早苗「前みたいにからかえないのは正直すっごく残念なんだけどねー……」

P「くっつかないでくださいよ、もう……酔ってませんか?」

早苗「まだまだ、これからこれからぁ。ほらのめー」

P「ま、まだ飲み終わってませんから。注がないでいいですってば」

楓(……たこわさ美味しい………)モグモグ…

比奈「……ウーロン茶くださーい」

P「あ、こっちも……」

早苗「えー?」

P「えー、じゃなくてですね……」

志乃「今日は酔い方を覚えるんでしょう? 多少乱れるぐらいいいのよ……無理強いはしないけれど、ね」

P「……明日に響くといけませんし」

楓「あ、ちひろさんが明日酔っても大丈夫だって言ってましたよ」

P「ええー……」

早苗「ま、本当にダメだったら止めるわ。どんな風になるのかあたし達も知りたいしねー」

志乃「酔わせてイタズラなんてしないわよ?」

P「言われると途端に不安になるんですけれど」

比奈「ちょ、アタシは結構ですから」

早苗「まーまー。比奈ちゃんも嫌いではないんでしょ?」

比奈「そうでスけど……酔うとだらしないからあんまり見せたくないんスよねぇ……」

楓(酒の場は避けられない……ふふっ……)

一旦休憩

今日は帰ってこないかもしれない

P「……ん、でも好みもだいぶ変わったなぁっていうのは自分の中でもあるんですよ」

志乃「そう……」

P「細かいところとか、なんだかもう自分が自分じゃなくなってくんじゃないかって不安になったりもして……」

早苗「自分じゃなくなる、ねぇ」

P「はい。今更ですけど……確かに、街を歩いていて『男が女を見る視線』っていうのにさらされてるんだなっていうのは感じてたんです」

早苗「あー、いるね。そんなのもう慣れっこだけど……そっかぁ、Pくんには辛かった?」

P「いいえ、わかってなかったんです。なんだか遠いことみたいに思ってて、外でも女性としてふるまう意味を考えてなかったんです……」

早苗「………ねぇ、何かあったの?」

P「あはは……いいえ、どうにか。何もなかったらしいです」

早苗「『らしい』って……なにそれ?」

P「昨日。ブーブーエスのDさんといっしょに飲みに行きました」

早苗「………」

P「仕事でも長い付き合いですし……この身体になってからも、いろいろと親切に……前以上に、優しくしてくれていました」

早苗「……それで?」

P「だから前と同じようにちょっとお酒の席で仕事の話をする、って聞いた時にチャンスだって思ったんです」

P「……それだけじゃ、なかったみたいですけれど。自覚していないうちに危ない目にあって、礼子さんに助けられちゃいました」

比奈「……それって、アレですか? 酔わせて云々みたいな……」

P「たぶん。あはは、そうみたい……早苗さんたちに、どう伝わってたのかはわかりませんけれど……そんな、感じです」

早苗「そう………」

P「……早苗さん?」

早苗「ちょっととっちめて来る」ガタッ

P「え、いやダメですよ! 仕事相手ですよ!?」

早苗「うっさい! そういう時に動かないで何が国家権力よ!」

P「もう辞めたでしょう公務員!!」




早苗「はぁ……ふぅ……」

P「や、やっと落ち着いた……」

早苗「……酔ってヤラかしたなんていうからてっきり男の時みたいに脱ぎだしたとかさ、そういう笑い話だと思ってたよ」

P「お、男だった時から脱ぎ癖なんてありませんよ!」

早苗「あれ、そうだっけ? ……ま、いいや。だけどさ、そういう話だっていうならもうちょっとさぁ……はぁ……」

P「早苗さん……大丈夫ですから。ね?」

早苗「……もう一杯。Pくんも飲んで」

P「いや、でも」

早苗「あたしの酒が飲めないっていうのぉ?」

P「……いただきます………」


楓(……カレイの煮つけ、おいてない………)

P「けふ……そろそろ、いいですか……? わたし、もう……」

早苗「酔ったらさぁ、女の子なんだからもっとつつしみをねー」ペチペチ…



比奈「……早苗さんのほうこそベロベロっぽいんスけど」

志乃「正直、当然といえば当然ね……もともと憎からず思ってた相手が同性に変わって、どうにか受け止めかけたところにあんな話だもの」

比奈「憎からずって、それ……え、そういうことでスか?」

志乃「……あなたは違うのかしら?」

比奈「ぁー……まぁ、それもそうなんでスけど……ね。こう、そういうのをリアルでぶっちゃけられるとどうも……」

志乃「ふふっ、それならそれで女同士……これまでじゃできない話もできるかもって楽しみにしたから、悔しいやら情けないやらってところでしょう?」

比奈「……正直わかんねーって人も結構いると思うんスよ。子供たちならともかく、大人の人たちは余計に……本当に身近なオトコの人だったわけじゃないでスか……」

志乃「そうね。受け止めきれてないって子もいるかもしれない……私だって驚いたもの」

楓「……………」ジー…

志乃「……まぁ、いつも通りでいる意味もあるかもしれないけれど」

比奈「楓さん、メニュー睨んだまま動きませんねぇ」

楓「……」スッ

比奈(あ、視線外した。話に――)

楓「すみません。シーフードクリームドリアと、エビとマカロニのグラタンを」

比奈「方向性があまりにもかぶってません!?」

楓「いえ、なんだか細かい違いがたくさんあるみたいで……気になるでしょう?」

比奈「え……いや、うーん。でも……」

志乃「まぁ、らしいといえばらしいわね……ふふ、そっちの2人は出来上がっちゃってるみたいだけど」

早苗「まららぁー……もーいっぱーい……」

P「のめませんよぉ……だめですぅ………」

比奈「あーあー。まったくもう……」

志乃「私たちも、少し酔いましょうか。ここには男はいないことだしね」

比奈「いやぁ、うーん……昔なら気にしなかったんでしょうけどねぇ……ホントの本当。素の私はどうも恥ずかしくって」

志乃「ふふっ……アイドルね」

比奈「なっちゃいましたからねぇ……」

――――

――


ちひろ「すみませーん……」

志乃「あら、ちひろちゃん」

ちひろ「志乃さん……えーっと、どうなりました?」

志乃「見ての通りよ」


楓「……この魚は? 知らない……知らぬがホッケ、ほっとけない……」

比奈「んふふふー、知ってるんじゃねーっすかぁ……」

早苗「ほぉーらー……おっぱいだぞー……はぁー、そっちのもおおきくなっちゃって、もー……」

P「やぁ……だめですってばぁ……」


ちひろ「……酔っぱらいだらけですねぇ」

志乃「そうね。なかなか見てて飽きないわ」

志乃「そっちは?」

ちひろ「まぁ、たぶん……いつも通りになりますよ。これ以上何かやらかさないなら」

志乃「そう……なら、大丈夫でしょう」

ちひろ「……おつかれさまです」

志乃「ちひろちゃんこそ。少し飲んでいく?」

ちひろ「お気持ちだけ、ありがたくいただきます。酔っぱらっちゃったアイドルを無事に送り届けるのも事務員さんのお仕事ですよ!」

志乃「大変ねぇ、事務員さん。私も酔っちゃおうかしら」

ちひろ「志乃さんは酔ってないときがないのでダメです♪」

志乃「あら、手厳しい……楓ちゃんはいいの?」

楓「私、酔ってませんよ?」

ちひろ「……んー、今日は酔ってますね。右目が若干濃くなってます」

楓「えっ」サッ

ちひろ「嘘ですけれど♪ まぁ、お迎えは呼んであるので素直に帰ってくださいねー」

楓「……一本取られました」

寝るの
明日こそ完結予定

早苗「んふー……もーいっけーん……?」

楓「お迎えがきてしまっているので、もういけん……」

比奈「あははー、つまんねーシャレっスねー」

楓「!?」


志乃「それじゃあ、アイドルたちは引き取っていくから」

ちひろ「ありがとうございます。プロデューサーさーん。いきますよー」

P「だめですぅ……」

ちひろ「だめじゃないでーす」

――――

――


P(朝起きたら知らないベッドの上だった……)

P(流石に裸だったりはしなかったけど焦ってたらちひろさんがニコニコしながら朝ごはんを出してくれるし)

P(また酔っちゃったのか……流石に弱すぎるしもう禁酒してようかな……)


ちひろ「プロデューサーさん? 食べられないメニューありました?」

P「あ、いえ。すっごく美味しいです……ただ状況が把握できていないだけで……」

ちひろ「プロデューサーさんの家まで送ろうと思ってたんですけれど、ベロベロだったので。私の家には女の子1人眠らせるスペースぐらいありますよ」

P「そうですか……本格的に禁酒、ですね……」

ちひろ「早苗さんがちょーっとハメが外れちゃってたせいですよ。まぁ、限界のラインはわかりましたね?」

P「ええ、一応………おちゃづけおいしいですね」

ちひろ「気に入ってもらえたようでうれしいです」

ちひろ「同伴出勤ですけど、噂になっちゃったらどうしましょう……きゃっ♪」

P「今は同性じゃないですか、もう」

ちひろ「同性ついで同棲します?」

P「しません。1人暮らしで大丈夫です」

ちひろ「人肌恋しかったり、危なかったりはしないんですか?」

P「前の安アパートじゃ流石に危ないって、しっかりしたところを探してくれたのはちひろさんと社長じゃないですか……」

ちひろ「……しまったなぁ。女の子になっちゃったときにそう誘っておけばよかったんですねぇ」

P「………ちひろさん?」

ちひろ「ジョークです。ジョーク♪ さ、着替えも用意してありますからね」

P「もう突っ込みませんからね」

― 事務所 ―

P「おはようございます」

ちひろ「おはようございまーす……といっても流石に誰もいませんけれどね」

P「そうですねぇ……よし、みんなが来る前に書類関係を」

ちひろ「社長が昨日のうちに終わらせてましたよ」

P「……打ち合わせの予定の確認します」

ちひろ「はいどうぞ」

P「これは?」

ちひろ「空いた手でスケジュール表組んでくれたらしいです。ありがたいですねー」

P「………すごいですねぇ」

ちひろ「私たちの上司ですからねぇ……」

P「それじゃあ、朝一の仕事もないし……朝礼……にも早いし……」

ちひろ「コーヒーでも飲んでゆっくりしていましょうか♪」

P「あ、ミルクと砂糖もお願いします」

ちひろ「お砂糖2つですよね、わかってますよー」

P「ありがとうございます……」

ちひろ「ふふ、なんだかこういう時間は久々ですね」

P「そうですね……最近はいろいろありましたし……」

ちひろ「いろいろありましたねぇ……」

P「……ありがとうございます」

ちひろ「え?」

P「みんなにもいろいろ支えてもらいました。できなくなったことがたくさんあって……」

P「助けてもらうこともいっぱいありました。これからも、きっとそうだと思います」

P「……だから、改めて。ありがとうございます」

ちひろ「プロデューサーさん……」

P「あはは、らしくなかったですかね?」

ちひろ「いいえ、今のはよかったです。他のみんなにもぜひ聞かせてあげたいぐらいに!」

P「み、みんなにですか……追々、きちんと自分の言葉で伝えたいとは思っていますけれど……恥ずかしくって……」

ちひろ「なので!」ドンッ

 ガシャガシャガシャンッ!

P「!?」

ちひろ「録画しました!」

P「なにやってるんですかちひろさぁん!?」

ちひろ「えー、だってぇ……」

P「だってじゃありません! なんなんですかこの隠しカメラの山は!」

ちひろ「備品です。あと、私の心のオアシスです!」

P「なにがオアシスですかなにが!」

ちひろ「だって、事務所で自然体でいるアイドルの子の映像なんて他じゃ見られませんし……可愛い子のことを見てると幸せになれますし?」

P「もう、ダメです! やるにしたって許可をとりなさい許可を!」

ちひろ「じゃあ撮ってもいいですか?」

P「ゆるしません!」

ちひろ「プロデューサーさんのケチー」

P「ケチで結構! もう、これだからちひろさんは……」

ちひろ「えへへー」

P「褒めてません。もう……本当に感謝してたのに、なんだかその気持ちが飛んでっちゃいました」

ちひろ「あら、残念。内緒のままにしてたらデレデレなプロデューサーさんも見れましたかね?」

P「デレデレって……そんな風にはなりませんよーだ」

ちひろ「あらつれない……ふぅ。コーヒー淹れてきますねー」

P「はーい……もうっ」

P(みんなにもちゃんと、言わないと)

P(こんな風になって、迷惑もかけて……それでも、変わらず接してくれて……)

P(ありがとうって……これからもよろしくって、ね)


P「なーんて……」

まゆ「……」

P「……」

まゆ「……うふ♪」

P「!?」

P「ま、まゆ?」

まゆ「はぁい、あなたのまゆですよぉ……?」

P「いつからそこに……」

まゆ「つい、さっきです。Pさんが何か考え事をしていたみたいなので……」

P「あは、ははは……そっかぁ。うん、いっぱい迷惑かけちゃってるなぁって思ってたんだ」

まゆ「そんなの、構いませんよぉ……まゆは、頼ってもらえるのもすっごく嬉しいんですから……♪」

P「そうだね……ありがとう、まゆ。これからもよろしくね?」

まゆ「ええ、まゆはPさんのためならなんだってできますからね……」

P「困ったときはまた、頼らせてもらうよ……ちひろさんが帰ってきたらゆっくり今日のお仕事の内容の確認でも――」


??「動くな!」モニュンッ

P「ひぁっ!?」

??「――うむ、相変わらずいいね」

P「あ、愛海?」

愛海「あ、バレた?」

P「当たり前でしょうに……どれだけ揉まれたか……」

愛海「えへへー、照れるなぁ」

P「だから褒めてないんだってば。もう……」

まゆ「………」

愛海「あ、まゆさんおはようございまーす……なんか、黒いオーラ出てない……?」

まゆ「いいえ、怒ってなんていませんよぉ……? うふ、うふふふ……」

P「ま、まゆ。落ち着いて……」

まゆ「Pさんはどっちが好きなんですかぁ……? 揉まれるのが嫌じゃなくなっちゃったんですか? まゆじゃ、まゆじゃダメなんですか……?」

P「いや、あのっ……」

まゆ「揉まれたいならまゆが揉みますよぉ……?」

愛海「これは……まゆさん、胸の揉み方のレクチャーいる? 今ならその胸を借りるだけでなんと――」

まゆ「いいえ、結構です。まゆはまゆのやり方でPさんを幸せにしてみせますから……!」

P「……あの、その手は………」

まゆ「大丈夫ですよ……いっしょにがんばりましょうね……?」

P「なにを!?」

 ワーワー…  キャー…
 

ちひろ「コーヒー淹れて……」

ちひろ「……ふむ、まゆちゃんと愛海ちゃん来てたんですね」

ちひろ「…………」ゴソゴソ

ちひろ「これでよし、と」●REC

ちひろ「これからもいろいろ苦労しそうですけれど……まぁ、らしくっていいですね」

ちひろ「女の子になっちゃったプロデューサーさんの映像も結構需要がありますし……ふふっ♪」

ちひろ「いつか戻るにしても、このままにしても……きっと、毎日は楽しいって私が保証しますよ」


ちひろ「ね、プロデューサーさん♪」

P「いいから見てないでまゆと愛海を止めてくださいっ!」



おわり

上げてたお題のおまけは書くとして、本編は終わり

おやすみ

@おまけ 『侵略! ネコ娘』


P「衣装案、かぁ……どうしようかな……」

ちひろ「サンプルは用意できていますよー」

P「そうなんですか? へぇ、結構可愛らしいですね……でもこれって誰の――」

ちひろ「……」ニコニコ

P「……あの、ちひろさん?」

ちひろ「なんですか?」

P「その、衣装は…………だれの、ですか?」

ちひろ「さー、だれのでしょうねー♪」ニコニコ

P「いっ、いや……やめっ……」

ちひろ「さぁ、覚悟!」

P「いやぁぁぁぁぁっ! だれかぁぁっ!」


 ガチャッ!

みく「Pチャン!?」

P「み、みくっ!! たすけてーっ!」


前川みく(15)
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ttp://i.imgur.com/t9bTA0u.jpg

みく「にゃにゃにゃ……コレは……!」

P「ほら、ちひろさん! みくが来ましたから! 着せるならみくでいいじゃないですかっ!」

ちひろ「えー、でもみくちゃんだとウエストが余りますし」

P「うぐぅ……でも……みく、ほら! 可愛い衣装だよ、着たいよね? ねっ!?」

みく「うーんと……はいにゃ!」

P「ほら、だから――あれ? みく、なーんでこっちに……ちょっ、いやいや、落ち着こう? ね? いい子だから、ハンバーグ奢るから」

みく「大丈夫、こわくないにゃあ……?」

P「怖いよ! 動きが怖いよ! ひっ、だれか、いや、いやああぁぁぁぁ…………」

ちひろ「あらー♪」

P「……なんか、今すっごく尊厳を打ち砕かれた気がする……」

ちひろ「わぁ、この衣装はネコミミもあいますね!」

みく「んふー♪ でしょでしょー? みくのネコミミセンスはすっごいのにゃ!」

P「もう、満足したなら外していいかな……」

ちひろ「ダメです♪」

P「……なんでですかぁ………」

みく「ケッテーテキに足りないものがあるんじゃあないかにゃあ……?」

P「たりない、もの……って言われても………」

ちひろ「……」チョンチョン

P「………?」

ちひろ「にゃお♪」

P「え……」

みく「にゃあ♪」

P「で、でも………」

ちひろ「私もつけてますにゃ、プロデューサーにゃん♪ おっそろーい」

P「それはちひろさんが好きでつけてるだけで……」

ちひろ「プロデューサーさんはお嫌いですか? ネコミミ」

みく「にゃにゃっ、みくのこと嫌いなのかにゃ……?」

P「そ、そんなことっ!」

ちひろ「でもそういうことではないんですか? こんなに可愛いアイドルがお願いしているのに……」

P「う………い、言えばいいんでしょう、わかりましたよ! もうっ……にゃあ!」

ちひろ「もっと可愛く!」

P「にゃあにゃあ!」

みく「ぐすん、投げやりすぎてかわいくないにゃ」

P「……にゃ、にゃぁ。にゃーお、にゃーお……」

ちひろ(ふふふ、これはなかなかのお宝――)


 ――ガチャッ

和久井留美(26)
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留美「――あら?」

P「にゃっ……」

ちひろ「ぎくっ」

留美「……」

P「る、るみさん……?」

みく「………」

留美「なるほど……」スタスタ…

P(……スルー? なんでソファのほうへ……)

留美「さぁ、おいで?」ポンポン

P「いきませんよ!?」

みく「留美ちゃんのナデナデは一級品にゃ? Pチャンも甘えたほうがいいとおもうにゃあ~♪」

P「え、あの……なんで背中をおすのかな?」

ちひろ「まぁまぁ」

みく「にゃあにゃあ」

P「にゃあじゃないっ!」

留美「にゃあがないわよ」

P「ひっ!? い、いやにゃぁあっ!?」

P「………もう二度と着ませんからね。絶対にネコミミもつけませんからね」

ちひろ「えー」

P「えーじゃありません。もう……普段クールな留美さんがあんな……」

ちひろ「美味しかったですっ!」

P「何がですか」

ちひろ「そりゃあもう、えへへ」

P「まったくもう………」


みく「はにゃあぁん……やっぱり留美ちゃんのおひざは最高にゃあ……」

留美「大きな猫さんねー、ゴロゴロ……あの子にももっと触れたらよかったのに……」

@おまけ2 『おもいのままに』


喜多日菜子(15)
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ttp://i.imgur.com/RzsGscG.jpg

藤原肇(16)
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鷺沢文香(19)
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ttp://i.imgur.com/LpoWGyI.jpg



P「おつかれさま。肇はインストラクターまでしてもらって……」

肇「いえ、楽しかったです。こういう機会はありませんし……お仕事として、土に触れることがあるとは思ってませんでしたけれど」

文香「あまり………うまくできませんでした……」

P「そうかなぁ、いい形になってたと思うけど……焼き上がりをみないとわかんない、かな」

肇「その待ち時間も楽しみのひとつですね。火を入れてみないと最後はわかりませんから」

日菜子「むふふ……会えないときが、会えた時の喜びを一層強くするんですねぇ……♪」

肇「……それで、なんですけれど」

P「うん?」

肇「もう少し使っていてもいいそうなんです。先ほどの撮影ではお題に合わせて作りましたよね?」

P「……なるほど、自由な発想で焼いてみるってことかな。それはちょっと見てみたいなぁ」

文香「自由な発想…・…ですか……」

肇「よろしければ、プロデューサーも。どうですか?」

P「あんまり手先が器用なほうじゃなくって……ぐちゃぐちゃでも笑わないでくれるなら……」

肇「笑ったりしませんよ。土に向き合って、素直に吐き出す……表現をするのって、レッスンにもなりますから」

P「レッスンって、アイドルじゃないんだから……だけど楽しそうだしじゃあやってみようかなっ!」

文香「素直な自分………土に、吐き出す………うん、もう少しだけ………」

日菜子「むふふふ……素直な自分……本当の自分……裸の自分を、むふ、むふふふ………」

P(……>そっとしておこう)

P「思ったよりもこう……形にならないものなんだなぁ……ぐにゃぐにゃになっちゃう」

肇「ろくろは見た目よりも難しいですね。力を入れていないとあっという間に土に手の方をあわせることになっちゃいますから」

P「最初に苦戦しているのを見た時はそんなに難しいものなのかって思ったけど……予想以上だよ」

肇「なら手びねりにしますか? ろくろを使わないでする分細かな調整もしやすいと思いますよ」

P「……うすく伸ばすのが苦手なんだけど、そっちなら大丈夫?」

肇「文字通り自分の手でろくろを動かすので、慌てずにやることができるかと」

P「なるほど……肇はすごいなぁ」

肇「それほどでも……あぁ、それに手びねりのほうが温かみが出るっていう人もいるんです」

P「温かみ……うん、じゃあ手びねりでやるよ。コーヒーカップとか欲しいし」

肇「ふふ、楽しみにしていますね」

P(とはいえ、難しいなぁ。よく3人とも撮影であんな綺麗に……流石うちの子たち。誇らしい!)

P(……たまにはかっこいいところ見せないと。プロデューサーだし!)

P「うん……ちょっとは綺麗になってきたかな……?」

P(そういえば、2人は……?)


文香「…………」

P(おぉ、文香……すごい集中力。形も綺麗だし、あれは……湯呑かな……深めで難しそうなのにまったくブレてない……)

P(撮影中にコツでも掴んだのかな? あとで聞いてみよう……)

P(それから、日菜子――)


日菜子「むふ、むふふふふふ………!!」


P「なんか白馬の王子様フィギュアができてるぅー!?」ガビーンッ


日菜子「むふ……あれ、どうかしましたかぁ?」

P「いやいや、何その……なに?」

日菜子「王子様ですよぉ……むふっ、むふふふ……♪」

P「ろくろってこんな形を作ることできるの……? なんで倒れないの……? 肇……」

肇「すみません、私にも原理がわかりません……」

日菜子「これもひとえに愛の力ですよぉ……むふっ、むふふ……恋する乙女は無敵なんですから♪」

P「愛ってなんだろう」

肇「ためらわないことでしょうか」

文香「………ふぅ」

P(文香……! これで、まともに――)



文香「できました。陶器製ブックカバーです」

P「なんで!?」

肇「フフ、ふふふっ………2人ともすごい……」

P「肇、帰ってきて。なんだか不条理に飲み込まれそうだから、助けて」

日菜子「大丈夫ですよ……日菜子たちはアイドルなんですから……♪」

P「アイドルってなんだっけ……」

P(……結局、最後のあたりはグダグダになっちゃって)

P(でも楽しかったなぁ……土をいじるのって、いいかもしれない……)


P「……というわけで、よかったら」

肇「え?」

P「いろいろとあったけれど……楽しかったから。この前作ったコーヒーカップ……マグカップサイズになっちゃったけど」

肇「いいんですか……?」

P「不格好だけれど、受け取ってもらえないかな?」

肇「……嬉しいです。ふふ、ありがとうございます……♪」


日菜子「むふふふ……作品は自分自身……自分自身をプレゼント……プレゼントはわ・た・し……むふっ♪」


P(……なにか、寒気が……!?)ゾクッ

最後にイケメン系女子会……

の、メンバーがまだ決まってないの
途中上がった櫂くんや沙紀にしゅーこ継続として
あと2人ぐらい

@おまけ3 『\(◎)/カッコヨイダロー』


巴「――で、なんの話じゃ」

周子「いやね、Pさんをドキドキさせちゃうぞー企画」

櫂「ドキドキってねぇ……」

沙紀「アタシらもプロデューサーも女……っすよねぇ……?」

周子「だから楽しいんだよー。わかってないなー」

輝子「フ、フフ……なんで私がいるのかわかってないんですけどー……あ、呼び間違え………?」

周子「違う違う、ちゃーんと考えてるって。ね?」



西島櫂(19)
ttp://i.imgur.com/cagTmdj.jpg
ttp://i.imgur.com/wr1krxe.jpg

村上巴(13)
ttp://i.imgur.com/hwRSLaq.jpg
ttp://i.imgur.com/zDrqDJ7.jpg

星輝子(15)
ttp://i.imgur.com/vbRjxKQ.jpg

吉岡沙紀(17)
ttp://i.imgur.com/hepnFQ8.jpg
ttp://i.imgur.com/X6v7dMl.jpg

櫂「……確かにプロデューサーは男から女になったよ? だけど中身は男のままとか? そうは見えなかったけどなぁ」

周子「いやいや……ふふ、それがねぇ。乙女化してるんだよねぇ……」

沙紀「それは……いやいや、いいんっすかね……」

周子「いいんじゃないかなぁ。本当に嫌がってたらプロデューサーだって言うよ」

巴「ふん、くだらんわ。ウチには関係ないのう」

輝子「親友……ふぁ、ファッションとか……話すかな……」

周子「ま、こう……いいよ。女の子だからとかじゃなくプロデューサーがちょっとしどろもどろになっちゃうところって貴重だったし……」

巴「興味ないいうとうじゃろうに……ふん」

周子(その割に席を離れようとはしないんだね……ふふん、興味ありと見た♪)

眠い 寝る

周子と泰葉と友紀は安価で出るたびになんかドキドキする
書いてて楽しいけど解釈あってるかわかんないの


過保護美優さん妄想してたらにょたPと姉妹扱いよりショタPへ母性のほうが面白そうだから今度立てる

櫂「それで、具体的になにするの?」

周子「お、興味あり?」

櫂「いやー、そういうわけでもないけどさ。何か考えがあるんでしょ?」

周子「そーだねー………ふふ、じゃあ発表しようか」

沙紀「………」

巴「………」ゴクッ…

周子「ノープランだよっ!」

沙紀「はっ?」

周子「日本語でいうと無計画、だね」

輝子「フヒ……○あげられない、ね………フフフ……」

沙紀「……いやいや、ノープランで呼び出しって、流石に驚きっすよ」

周子「善は急げっていうし?」

巴「ふん、なんじゃくだらん! ウチはもう帰らせてもらうわ」

周子「あーん、いけずー」

巴「こないくだらんこというために呼ばれたとは思わんかったわ……じゃあの」

周子「あ、そうそう。今のプロデューサーってすっごく力弱いんだよね。たくましいところとか見せたらドキっとさせられるかもーなんて」


巴「………ふん」

 バタンッ

周子「……フフ♪」

巴(まったく、アイツはアイツじゃろうが……)

巴(ちーっと見た目が変わったぐらいがなんじゃ。プロデューサーには変わりないわ)

巴(それをからかうような真似――)


P「はぁ………ふぅ……」

P「重い……買いすぎたかなぁ……」

P「もーひとがんばり、ってね。誰か呼ぶわけにもいかないし、頑張るぞーっと……」


巴(……っ!)ササッ

巴(って何を隠れとるんじゃウチは!?)

巴(妙なこと聞かされたせいで意識しすぎたわ……ふぅ。いつも通り……)

巴「おう、P」

P「あれ、巴?」

巴「なんじゃ、重そうじゃのう」

P「あぁ、うん。ちょっと飲み物の買い出しにね……一度に買ってくればいいと思ってたんだけどちょーっとね、あはは……」

巴「ったく、ドジじゃのう……ほれ、貸してみい」

P「え? いやいや、重いからいいよ、大丈夫」

巴「遠慮するんやないわ。さっきから重そうにひきずりおって……袋が破れたら面倒じゃろうが」

P「……じゃあ、ひとつだけ。お願い」

巴「おう……ふん。こんなもんで重い重いいうとったらレッスンなんぞできんわ」

P「すごいなぁ、巴……本当に助かったよ、ありがとう」ニコッ

巴(………なんじゃ、なんでウチはこんな……)

P「しかし、ダメだね……まだまだ自覚が足りないってちひろさんにも怒られちゃったよ……」

巴「……何がダメっていうんじゃ?」

P「いや。いろいろね……杏のおんぶもできないし、貧弱なだなぁ……」

巴「まぁ……そうじゃろうな。前に比べてアンタはヒョロヒョロすぎるわ」

P「だよねぇ……あはは……」

巴「ん」

P「うん?」

巴「もうひとつ貸せ。ウチが持ったる」

P「いや、でも」

巴「ええから貸せいうとるんじゃ。そんなアンタは見とれんわ」

P「……ありがと」

巴「構わんわ。ただいつもの借りを返したいだけじゃ」

P「巴……」

巴「ほら、戻るんじゃろうが。いくぞ」

P「う、うん」

>>538
3つ目のセリフ

「貧弱な体なんだなぁ……」なの

巴「おう、どうした?」

P「ううん、なんでもない……ありがとう。巴」

巴「構わんいうとるじゃろうに……ふん」


P(……あぁ、もう。なんでこんなに弱いのかなぁ……っ)

P(巴、小さいのに……頼りになるなぁ……細いのに……力もあって……)

P(………こ、この感覚は女の子としてなのか。それとも小さい子に純粋にときめいて……)


P「どっちにしろアウトだよ……」

巴「どうした?」

P「う、ううん。なんでもないから……本当にありがとう」

巴「構わんいうとるじゃろうが……どうしてもいうんなら今度は最初からウチのことを呼べや」

P「そうだね……そうする」

P(巴のおかげで助かったなぁ……あれで、力強くって……)

P(背中で語るってやつなのかなぁ……ときめいちゃうなんて……)


P「ロリコンでレズ……? いよいよ本格的にアウトだよ……」

櫂「あれ、どうしたのプロデューサー」

P「か、櫂? いつから……」

櫂「ついさっき。なんか悩んでるみたいだったからさ」

P「そっかぁ……いやいやなんでもないから」

櫂「そう……なんでもないんだ」

P「うん、そうそう!」

櫂(……言われてみると、うぅん確かに……前よりずっと子供っぽくなってるのかな……)

P(危ない……独り言はおさえないとなぁ……)

櫂(さて、どうしようかな……)

P「あ、そうだ。櫂は今帰ってきたところ?」

櫂「うん? 一応そうだけど」

P「じゃあ、ドリンク。今買ってきたところなんだ……飲む?」

櫂「ん、いいの? ありがと」

P「運ぶのを巴に手伝ってもらっちゃったんだけどね………面目ない……」

櫂「仕方ないって。あたしも言ってくれれば手伝いぐらいしたけどね」

P「何でもできると思ってたんだけどね……できないね…・…」

櫂「あたしのことスカウトした時に比べればずっと普通になったからね……」

P「あれは……うん、つい………」

櫂「今なら紛れ込んでもそこまで妖しくないかもしれないけどね。なーんて」

P「み、水着はちょっと……」

>>542
妖しいじゃなくって怪しいなの

櫂「あ、今度いっしょに泳ぎに行く? 温水プールって結構トレーニングにもなるしさ」

P「……楽しそうだけど。水着ないし……」

櫂「あたしのことスカウトした時の恰好は? あのトランクスタイプのやつ」

P「あの水着もこの身体だと流石にズリ落ちるから……上のはないし……下着はともかく、水着を自主的にっていうとちょっと……」

櫂「へぇ………」

P「な、なに?」

櫂「じゃあ上にはネクタイまいとけば? 前みたいに、さ♪」

P「えっ」

櫂「あれは面白かったね。正装のつもりだったんだっけ」

P「……いや、だって………水着一丁はダメかと思ってさ………」

櫂「そもそも侵入がアウトなんだけどね」

P「ごもっともだね……うん……」

櫂「で、どうするの? 泳ぎに行く? ……海パンにネクタイで」

P「……この身体でやると流石にダメ……じゃないかなぁ……」

櫂「今更過ぎるって。あははっ」ポンポンッ

P「そう?」

櫂「そうそう」

P「………女の子って大変だね」

櫂「水着買いにいくか、上は裸にネクタイか。どっちにする?」

P「水着買いにいきます………」

櫂「そう? じゃあいいの買えるようにしないとね」

P「櫂が冷たい……怖い……」

櫂「そんなことないって。いや、新鮮でついね」

P「ついって……」


櫂(あぁ、なるほど……これはちょっとわかるかもしれない。ヤバいかなぁ……)

P(櫂は背も高いし……なんだろうなぁ……上裸とか流石に……さすが、に……いや、待って。変態属性はつかないよね。これは怖くてだよね)

P(もうだめかもしれない……強引に誘われるのって……いや、いやいや……)

P(………うん。せめて男にっ……男にときめいたら余計ダメだろうっ!)バンッ!


櫂「ど、どうしたの?」

P「いや、なんでもないよ……せめて露出は少ないのにしたいなぁって……」

櫂「それはどうかなぁ。メンバーによるし」

P「……誰と買いにいくつもりか聞いてもいいかな」

櫂「……愛海とか」

P「自分も揉まれる覚悟!?」

櫂「いや、あれでセンスいいんだよね……本当」

P「あー、いや、いやいや………うーん………」

周子「じゃあ、しゅーこさんといくのはどうかな……デートにね」キリッ

P「周子っ!?」

周子「はろー、Pさん♪ なんか楽しそうだね」

P「た、楽しくないよ……慌ててるだけだって、うん……」

櫂「えー」

P「あ、櫂と話すのが楽しくないってわけじゃなくって!」

櫂「………なら、どういう意味なのさ?」

P「どうって、それは……」

周子「邪魔だっていうのかよ……?」キリッ

P「やめて、そのキリっとした表情やめて……お願いだから……」

櫂(あ。これ楽しい……)

周子(本当、からかいがいがあっていいなぁ……ふふふ、だけど――)


 ガチャッ!

沙紀「プロデューサー、こっちっすよ!」グイッ

P「へ? あ、沙紀……っ」

沙紀「2人とも変っすよ、もう! ほら早く!」

P「う、うん」

  タッタッタッタ……

櫂「走っていっちゃったけど……いいの?」

周子「うん? うん、たぶん」

櫂「そっかぁ………」

周子「どうだった?」

櫂「………ちょっとアレだね。楽しい気持ちはわからなくもないね」

周子「そっか。いやね、あたしとしては女の子な気持ちを味わわせてあげるのもやさしさかなって思うんだよね」

櫂「やさしさってさぁ……いやいや。プロデューサーが男の人と付き合うっていうのも……どうなの?」

周子「そこらへん複雑だよねー。そのうち元に戻っても今みたいに簡単に焦ってくれると楽しいんだけどなぁ……」

櫂「それが狙いかぁ……」

周子「かもしれない♪」

櫂「本当、周子って読めないね」

周子「それほどでもー」

沙紀「……2人はついてきてないっすね」

P「沙紀……いや、助かったよ。2人とも悪ふざけがすぎると――」

 バンッ

P「ひっ!?」ビクッ

沙紀「本当、悪ふざけがすぎるっすよ……プロデューサーはアタシのなのに」

P「え、えっ……? さ、さき?」

沙紀「わかってるっすよ。強引なのが……いいっすよねぇ……?」

P「ひぃぃ……」


沙紀(……これ、なかなかに犯罪チックな絵面っすよねぇ。うーむ、ここで台本通りなら輝子ちゃんが颯爽と現れて王子様に――)

??「ちょっと待った!」

沙紀(――よし、来たっ!)

??「プロデューサーを自分のものに? それは傲慢というものね」


??「彼は――いいえ、彼女は――」


ヘレン「この私にこそふさわしい!」
ttp://i.imgur.com/S2TM3Bu.jpg


沙紀「あっるぇー!?」

P「へ、ヘレンっ……!」

沙紀「ど、どういうことっすか……輝子ちゃん!?」

輝子「ちょ、ちょっとキノコが切れてて……ご、ごめんなさい……」

沙紀「いやいや……だからってなんで……」

ヘレン「一流は一流を知る……といったところかしら」

沙紀(ああ、まったく意味が分からないけどなんか納得しそうな自分がイヤっす!)

P「へ、へれ……」

ヘレン「よしよし……泣きなさい。私の懐は海よりも深い……あなたの涙の雫もまた、飲み込んでしまうわ……」

沙紀「……いちおう言い訳してもいいっすか?」

ヘレン「概ね把握しているわ……世界をとるということは、世界につりあう存在になるということ。だから、こうなったのね」

沙紀「あー……ぁー? すみません、やっぱわかんねーっす」

ヘレン「フッ……まだ青いわね」

輝子「アオキノコに薬草……フフ、元気が出るレシピー………ソロハンターですが………フヒ……」

P「???」

沙紀(あ、そしてプロデューサーが事態をまったく把握できてないって顔してるっすね。どうするんでしょうこれ)




沙紀「――というわけっす」

P「……いや、からかうのはいいけど。いやうん、よくないけど……なにその、何……なんなの……?」

沙紀「いやぁ、最初の予定だと輝子ちゃんの新しい一面を見せつつって感じだったっすけどねぇ」

ヘレン「私は何物にも縛られない……だから、そういうこと」

沙紀「どういうことっすか……まぁ、櫂くんや周子ちゃんやらはそういうことっすからご安心を」

P「なんだかなぁ……もう、なんなんだかなぁ……鋼の精神欲しいなぁ……」

輝子「わ、私も欲しいかな………フフ、今回結局失敗しちゃった……空気系キノコ……エアキノコ……」

ヘレン「――なるほど」

沙紀(あ、喰いついた)

ヘレン「来なさい。あなたたちに――」


ヘレン「真の世界レベルを教えてあげるわ」


 ガシッ  ガシッ ガシッ

沙紀「あ、あれ? なんでアタシも?」

ヘレン「旅は道連れ……でしょう? 全ての道がローマに続くように、羽ばたいた先の道のりは私に続くの」

輝子「フ、フヒヒ……まぁ、親友と、沙紀さんも、いるなら………悪くない………」

P「いや、お仕事……まだ終わってないんだけど、ヘレン、ヘレン? ヘレンさーん?」

ヘレン「さぁ、いきましょう……あの太陽すら私にとってはただのスポットライトにすぎないわ!」





――この後、世界レベルにダンサブルと化したプロデューサーが露出の多い衣装を着るようになるも3日後に死ぬほど後悔して枕を抱いてバタバタしたり
輝子世界レベルとキノコを組み合わせた全く新しい格闘技を生み出したりするが、それはまた別の話

以上、お粗末

本当の本当に終わりなの
ネタはなくもないけれど、もはやただの女Pだもの

あと、自スレに酉誤爆って思った以上に恥ずかしいね……

>>554
最終行
「輝子が世界レベルとキノコを組み合わせた全く新しい格闘技を――」だね
この期に及んで誤字だよ、ごめんね

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月12日 (木) 14:39:10   ID: ysMIo9Qc

なんも面白くない

2 :  SS好きの774さん   2015年04月02日 (木) 10:40:03   ID: yb6fVOfX

大人しくし過ぎた所は有るけど面白かった。
出来れば少し無理をしてでも話を大げさにした方が良かったかな。無茶な設定ならドタバタした方が楽しめるかな。
Pがアイドル達と女性目線になる事で仲良くなって成長した所は良かったと思う。P可愛い

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