竜華「怜を振り向かせたい」 (36)

ID:luevk17l0の代理

竜華「最近怜が冷たい」

セーラ「またか」

浩子「のろけやったら聞きませんよ」

竜華「いややわぁ、真剣に悩んでんのに」

泉「前にもそんなこと言うて、結局のろけでしたよね?」

竜華「いや今回はほんまに冷たいねん!」

セーラ「…一応聞くけど、何があったん?」

竜華「それがな…


一週間前~~~~~

竜華「怜ー!」ギュー

怜「竜華苦しい」

竜華「あっごめん、大丈夫?」ナデナデ

怜「…またそうやって子供扱いする」

竜華「だって怜かわええもん」ナデナデ

怜「…もうええっ、竜華なんか…どっかいってまえ!///」プイッ

~~~~~~~~

竜華「そっぽ向かれてん」

浩子「先帰りますわ」

竜華「えー?ちょ待ってーや」

浩子「結局のろけやないですか」

セーラ「まーわかっとったけどなぁ…」

竜華「しかもこれだけちゃうねん!昨日なんか…

~~~~~~~~

竜華「怜ー?今日はなんの日か知ってる?」

怜「え?うーん、なんやろ。誰かの誕生日?」

竜華「ぶっぶー!正解は…」
チュッ

竜華「うちのファーストキスを怜にあげた日でしたー!」

怜「な…な…!///」プルプル

竜華「えへへー!」

怜「死ね!あほ!」ダッ

~~~~~~~~

竜華「死ねて言われたんよ?」

浩子「あんたが死ね」

竜華「えー?なんでみんなわかってくれへんの?」

浩子「清水谷先輩。一応言うときますけど今部活中ですから」

竜華「そんなんわかってるって。怜が来てへんうちにみんなに相談してるんやんかー」

セーラ「それロン!12000!」

竜華「あちゃー、またセーラかいな」

セーラ「お前が怜の話する時は隙だらけやからな」

泉「次オーラスですよ」

竜華「ええっ!?もうそんなたったん?」

浩子「点数確認お願いしますー」

竜華「う…うちが最下位やなんて…」

浩子「そんなのろけてたら最下位にもなりますわな」

泉「あ、でっでも私と数百点差ですよ!全然いけますって!」

セーラ「まあトップは俺やから無理やろうけどなー」カカカ

竜華「うちが3位狙い…?そんなんあかん。このままじゃ怜に振り向いてもらえへん」

浩子「これ以上振り向かせたら園城寺先輩の首もげますよ」

セーラ「竜華ならやりかねんところが怖い」

竜華「えー?どういう意味よー」

泉「でもわかってたとはいえ、お二人が相変わらず仲良くて安心しました」

竜華「もー、別にラブラブとかちゃうってー」

セーラ「念のため病院行くかー?」

浩子「いやこれにはお医者もお手上げですわ」

竜華「そうなんよ!あの子お医者さんの言うこと全然聞かへんのよ!この前かてな…」

セーラ「いや聞いてへんし」

~~~~~~~~

竜華「怜そういえば最近お薬飲んでへんくない?」

怜「うん」

竜華「あかんよ、ちゃんと飲まな」

怜「」プイッ

竜華「またそうやってだだこねて。お医者さんも怜のためと思ってお薬出してくれてんねんで?」

怜「…だって苦いんやもん」

竜華「あーかーんっ。怜がお薬飲むまでちゅーはおあずk

チュッ

怜「」フフン

竜華「も~!///」

~~~~~~~~

竜華「ほんまに怜はわがままやわぁ」

泉「なんか話の主旨変わってません?」

浩子「清水谷先輩の話に主旨とか求めたらあかん。あの人は園城寺先輩のこととなると支離滅裂やからな」

竜華「怜はお尻ちっちゃくてええなぁって言うたら怒られたこともあったなー。なんでやろ?」

セーラ「どうせ『うちも小尻になりたいわぁ』とか言うたんやろ」

竜華「そうそう!なんでわかったん?テレパシー?」

セーラ「ふっふっふ、今更気づいたか。俺は超能力使いやからな」

竜華「…念のため病院行く?」

セーラ「おい」

竜華「まあこれだけ話せば怜とうちの関係がどんだけ冷え込んでるかわかってもらえたやろうけど」

泉「…あの、今先輩の話したことが全く理解できなかったのはうちがアホやからでしょうか?」

浩子「心配せんで。それが正常や」

セーラ「いつも通りてことはわかった」

竜華「もー、なんで伝わらへんかなぁ…」

セーラ「お前伝える気すらないやろ?」

ガラガラ

怜「ごめん、遅れた」

竜華「!!」

セーラ「お、噂をすればやな」

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