岡部「ロト6当たった」(725)

岡部「フフッ・・・フフフフフ・・・」

岡部「フゥーハハハ!」

岡部「電話レンジ(仮)・・・」 チラッ

岡部「やはり本物・・・!」

岡部「オペレーションウルドは大成功、我がラボの資金難は一気に解消された!」

岡部「これをシュタインズゲートの選択と言わずして何だというのだフゥーッハハハハ!」

岡部「欲しい物は手に入った・・・」 ニマァ

岡部「最新型のエアコン、まゆりの要望にもあった電子レンジ」

岡部「008まで増えたラボメンたちのために椅子も用意した」

岡部「我が未来ガジェット研究所の未来は明るい!」

ダル「オカリンさっきからうっせーお」

ダル「70万くらいで調子に乗ってると痛い目あうお、どうせなら1等当てれば良かったのに」

岡部「ば、ばか!1等など当ててでもしたらこの鳳凰院凶真の個人情報が機関に流れる可能性がっ─」

ダル「中二病乙」

岡部「だるしっているか」

岡部「高額の宝くじを当てると親戚が増える」

ダル「ラボメンが増えるよ、やったねオカリン」

岡部「そのネタはやめろっ!」

岡部「さ・て、ここに50万ほど残っているのだが」

岡部「ラボメンに長たる俺の器を見せておくためにも」

岡部「オペレーションオーティヌスを開始する!」 バサッ

ダル「いつもなら突っ込まないレベルだけど今日の僕は機嫌がいい!なにが始まるんです?」

岡部「よくぞ聞いてくれた・・・そう、俺はこの資金を使い!

岡部「ラボメンガールズに!」

岡部「プーレゼントゥを送る!」

ダル「ちょ、ガールズって、僕は含まれないん?」

岡部「貴様にはすでにエロゲとPCパーツを買う金を渡したではないか、そのしまりのない顔を引き締めるのだな」

ダル「ふひひ、サーセン!」

ダル「でもオカリン、厳密に言えばるか氏もアウトじゃね?」

岡部「るか子にはロト6を購入した功績がある」

ダル「それなら電話レンジを発明した僕の功績だろ常考」

ダル「後Dメールの性能を解析した牧瀬氏と─」

岡部「ダル、歴史には表舞台に出てくるような事柄ばかりではないのだ」

ダル「つまりこまけぇことはいいんだよってことですね分かります」

岡部「そういうことだ」

ダル「それで?何送るん?オカリンの事だからどうせ中二病全開のものばっかっしょ、穴あき手袋とか」

岡部「ダルよ、俺がそんな考えなしに作戦を開始するとでも?」

ダル「え?何?なんか考えがあるん?」

岡部「VIPで安価を出すのだ!」

ダル「オカリンまじオカリン」

岡部「という訳でダルよ、早速VIPにスレを立てるから席を変われ」

ダル「ちょ、どうなってもしらねーお」

岡部「フフゥ、案ずるなダルよ、いざとなったらDメールでなかったことにすればいいのだ」

ダル「そうか、つまり君はそういうやつだったんだな」

岡部「うるさいっそういう貴様も内心心が踊っているんだろう!そうなんだろう!?」

ダル「あ、ばれました?サーセン!」

岡部「これでよし・・・と」 ターン



 タイトル:仲間に安価でプレゼントする

 本文:一人5万以内で
     >>15 

婚姻届

ごめん修正、まずは鈴羽に送るということで

岡部「しまっしまった、誰に送るか考えてなかったぞ!」

ダル「オカリンうっかりすぎだろ」

ダル「これは最安価かね?」

岡部「まぁいい、ここはラボメンナンバー008から渡すということにしよう」

ダル「それでいいんじゃね」

岡部「さて・・・安価は・・・と」

岡部「こ、婚姻届だとぅ!?」

ダル「ちょ、お金で買えるもんじゃない件」

岡部「ま、まずいだろう、婚姻届とか・・・バイト戦士とは知りあってまだ一ヶ月も・・・」

ダル「しかしVIPで安価を出したからには実行するのが絶対、キリッ」

岡部「しかしだな!」

ダル「男は度胸、なんでも試して見るんだぜ!」

岡部「ぐ・・・致し方あるまい」

岡部「役所に行ってくる」

ダル「じゃあ僕はエロゲ」

岡部「く、のんきなものだな!」

ダル「オカリンが考えなしにVIPで安価なんか出すからこうなるんだお」

岡部「ぐぬぬ・・・」

ダル「心配しなくても玉砕フラグしか立ってない件」

岡部「婚姻届、まさかこの年で拝むことになろうとは・・・」

岡部「どうする、ま、万が一バイト戦士が俺のプロポーズを受けたら・・・」

岡部「・・・・・・」

岡部「フフ・・・何を恐れることがある」

岡部「この俺は狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真!!」

岡部「人の恋心を利用し世界を混沌に陥れるなど、まさにマッドではないかフゥ─」

鈴羽「おーっす、岡部倫太郎、何してるのさー?」

岡部「はぅん!?」

鈴羽「どうしたの?変な声出しちゃってさ、洗脳でもされた?あはは」

岡部「バババババイト戦士、貴様脅かすでない!」

鈴羽「君が道の真ん中につってったって笑ってるからでしょー?立派な営業妨害だよー、店長にいいつけちゃうよ?」

岡部「フフ、何を抜かす、潤沢な資金を得たこの俺にMr.ブラウンなどもはや恐れるに足りん」

鈴羽「あ、店長」

岡部「ひぃっ、いや、Mr.ブラウン、俺はあなたの─っていないではないかぁ」 

鈴羽「あはは、君って面白いねー」

岡部「ぐっ、この鳳凰院凶真を罠にはめるとは・・・貴様もしや機関のエーィジェントゥ・・・」 パカッ

岡部「俺だ、あぁ、まだMr.ブラウンの恐怖が脳裏に焼き付いて離れないようだ・・・何、心配するな、もうしばらくしたら振りきってみせる」

岡部「それより、機関のエージェントに見つかった、これより排除する・・・エル・プサイ・コングルゥ」

鈴羽「それって店長が言ってた設定でしょ?」

岡部「なんだと─」

鈴羽「それで、こんな所で何やってたの?」

岡部「ううぅ、そ、それはだな・・・」ゴニョゴニョ

岡部「機関をあざむくための作戦行動中というかその・・・」ゴニョゴニョ

鈴羽「あ、その手に持ってる紙は何?」

岡部「ぬぁっ、こ、これは─」

岡部「う、受け取れ!散りゆく貴様へのせめてもの餞というやつだ」バサッ

鈴羽「へ?何々婚姻届・・・婚姻?」

岡部「い、いちいち声に出すな!」

鈴羽「どういうこと?」

岡部「んなっ─貴様、この俺に直接言わせようというのかぁ」

岡部「その、つまりだな・・・お前と俺で婚姻関係になるための物というか・・・」

鈴羽「それって・・・」

岡部「お、俺と家族になろう!!・・・ということだ」

鈴羽「─!」

岡部「・・・フ、フフ、動揺が隠せんようだな、バイト戦士よ、そんなことでは一人前に戦士に─」

鈴羽「・・・嬉しいよ」

岡部「へっ?」

鈴羽「実はさ、あたしは父さんを探しに秋葉原に来たんだ」

岡部「父親・・・を?」

鈴羽「そう、あたしが小さい頃に蒸発しちゃってさ」

鈴羽「だからかな、母さんはいたけれど、家族っていうものの暖かみ・・・みたいなの?」

鈴羽「そんなものに憧れてるところもあるんだー」

岡部「鈴羽・・・」

鈴羽「だからこの前君がラボのメンバーに加えてくれた時はとっても嬉しかった」

鈴羽「君たちのラボはとっても賑やかさで、かつて経験がしたこと無い暖かさだったよ」

岡部「あ、当たり前だ、この未来ガジェット研究所は、世界の支配構造とのラグナロックを控えている」

岡部「そのためにラボメンの結束は必要不可欠なのだ」

鈴羽「あはは」

鈴羽「でもさ」

鈴羽「あたしは父さんを見つけたら・・・」

鈴羽「いや、見つけられなくてもいずれこの街から去らなくちゃいけないんだ」

岡部「な、なんだと?」

鈴羽「果たさなくちゃいけない使命があるんだ」

岡部「使命だと?それはいったい─」

鈴羽「そればっかりは秘密、守秘義務ってやつかな」

鈴羽「でもいずれ君の前からいなくならなくちゃいけないって事実は変わらない」

鈴羽「だから君との婚姻は・・・その」

鈴羽「受け入れられないんだ、ごめんね」

鈴羽「でも嬉しかったよ、君が家族になろうって言ってくれたこと」

岡部「鈴羽・・・」

鈴羽「あたしと・・・その婚姻関係になろう・・・と言ってくれたこと」

鈴羽「でも使命のためだから、父さんとの約束果たさないといけないから」

鈴羽「はは、ごめんね!なんかちょっとしんみりしちゃった」

岡部「すまなかった」

鈴羽「なんで謝るのさー?悪いことじゃないでしょ?あ、長話しちゃったね、そろそろバイトに戻らないと」タッ

岡部「いつでも─」

鈴羽「え?」

岡部「いつでもラボに来るがいい」

岡部「ラボメンは家族同様だ、皆、お前が居なくなったら寂しがる」

鈴羽「あ・・・あはは、岡部倫太郎って、ラボの女の子みんなに家族って言ってるの?罪な男だねーこのこのー」

岡部「ぬぐ・・・」

鈴羽「冗談だってば」

鈴羽「じゃあ、あたしはバイトに戻るね」タタッ

岡部「あぁ・・・バイト頑張れよ」

岡部(鈴羽、泣いてたな)

岡部「果たさなくちゃいけない使命・・・か」

岡部(なんとかラボメンで鈴羽の力になれないだろうか)

岡部(父親探しも・・・)

 ガチャリ

ダル「あ、オカリン、スレ落ちそうだったから保守しといたお、さっさと報告報告うるせーのなんの」

岡部「悪いが、今はそんな気分にはなれない」

ダル「さいですか」

岡部「と言いたいが」

ダル「お?」

岡部「ラボの結束を強めるためにはオペレーションオーティヌスの続行は不可欠!」

岡部「よってバイト戦士の次に賄賂を送る相手はフェイリス」

ダル「ちょ、やる気マンマンすか、つーか阿万音氏の反応はどうだったん?その調子だとぎょくさ─」

岡部「聞くなダァルよ、俺は奴の禁断の領域に踏み入れてしまった」

ダル「え、禁断のってどういうこと?エロっすか?」

岡部「貴様が想像しているような事はない、強いていうならばバイト戦士の心の闇を垣間見てしまったといったところだ」

ダル「説明になってない件」

岡部「きたるラグナロックに奴の力は必要だ、消えてもらっては困る、そのためにはラボメン一同が力を合わせなければならんのだ」

ダル「ラグナロックとか、消えるとかもうイミフすぎ」

岡部「報告は以上だ、VIPに蠢く有象無象も世界の混沌を望んでいるはず、さて、フェイリスに贈る物を安価で決める」

ダル「フェイリスたんに変なもん送ったら許さない、絶対にだ」


 本文:最初の犠牲者は己が身の上を晒し、この俺に弱点を晒すことになった、次の犠牲者に贈る物を決める
     貴様らの力を見せてみろ
     >>64

オナホ

ダル「」

岡部「こ・・・これは」

ダル「おいオカリン」

岡部「婚姻届より酷い・・・」

岡部「下手したらまゆりの耳にも─」

ダル「オカリ~ン、僕は絶望した!」

ダル「フェイリスたんにそんなもの渡すなんて・・・」

ダル「世界がそれを許してもこの僕が許さないお!」

岡部「お、落ち着け!」

ダル「フーフー・・・!」

岡部「しかし安価は絶対、といったのも貴様」

ダル「訂正した訂正した訂正した」

ダル「ふぇ、フェイリスたんがオナホを持ってるとこなんて・・・想像も・・・」

ダル「ハァ・・・ハァ・・・ハァハァ・・・ハァハァ」

ダル「いいかも分からんね」

岡部「駄目だこいつ、早く何とかしないと」



岡部「うーむ・・・うぶばーじん・・・初々しい妹・・・」

岡部「だめだ、こんなもの渡した日にはフェイリスの蔑むような目が俺を貫くに決まっている!」

岡部「チェシャーブレイクはサウダンドブレイクへと進化をとげ、質量を持った千の槍が俺の体をバラバラに」

岡部「うぐぐぐぐ、TENGA当たりならばれないだろうか・・・」

岡部「いや、ばれるだろ!」

岡部「はっ─」

岡部「ふふ・・・フフフ・・・」

岡部「フゥーッハハハハハ!」

岡部「いいことを思いついたぞ」ニマァ

 パカッ

岡部「俺だ、機関の妨害工作により仲間への信頼を失うところだった」

岡部「あぁ、問題ない、そのような罠にやすやすとはまる俺ではない、逆にこの鳳凰院凶真が奴らをハメてやる」

ダル「ハメる?ハァハァ・・・ハァハァ・・・」ビクンビクン

岡部「ぐぐ・・・!いや何、ちょっと右腕が疼いただけだ・・・心配するな、それでは健闘を祈る・・・エル・プサイ・コングルゥ」

岡部「よし、この作戦を実行するには・・・」ガサガサ

岡部「ふぅむ・・・まずはスーパーに行き物資を調達せねばなるまい」

片栗粉Xか、あれ結構不味いぜ

岡部「材料は揃った」

岡部「完璧だ、完璧すぎるぞ鳳凰院凶真」

岡部「VIPの鬼畜安価も取るに足らんということだ」

岡部「さて・・・っと」

岡部「クリスティーナが昼に食べていたカップラーメンの容器!片栗粉!砂糖!水!」

岡部「スイーツ(笑)っぽさを演出するためにその他色々なものを買ってきた」

岡部「鳳凰院凶真特製オ○ホ型スイーツを食せるとはフェイリス、何たる幸運、フゥーッハハハハ!」

岡部「まずは試しに純正片栗粉Xを作ってみるか」

 ガチャッカチャッ・・・

 チーン

岡部「冷えるまでに時間かかったな」

岡部「うぐっ・・・!なんと禍々しい、これが古に伝わりし魔器片栗粉Xか!」

岡部「ごくり・・・」

岡部「試食・・・するのか、本当にするのか鳳凰院凶真!」

岡部「これを口に入れた瞬間人としての何かを失うような気がしてならない」

岡部「しかし試食をせずに美味いものを作ろうなど言語道断、クリスティーナを馬鹿にできんではないか!」

岡部「考えろ・・・考えるんだ」

岡部「はっ!」

岡部「おい、ダル」

ダル「ペロッ、これは片栗粉X」

岡部「な、貴様、もしや・・・」

ダル「いっぺんだけな・・・つーかこんなもん食わせんなし!オカリンひでーお!」

岡部「HENTAIなら余裕であろう」

ダル「HENTAIじゃなくてHENTAI紳士」

岡部「で、どうだった、味は」

ダル「いや、不味いっつーか味は置いといてオナホ食べるとか正直人として終わっちゃうレベル」

岡部「おい貴様!>>88に失礼だぞ!」

ダル「ふひひ、サーセン!」

岡部「味は置いといて・・・か」

岡部「フェイリスは当然片栗粉Xの存在など知らないはず」

岡部「味付けやトッピング次第ではあるいは・・・」

ダル「ちょっとググってみる?美味しく頂けちゃう方法あるかもよ?」

ダル「お、出てきた出てきた」

岡部「ふ・む・・・意外にあるもんだな」

ダル「正直なところ、わらび餅の食感に似てるからきなこと黒蜜かければ十分通用すると思われ」

岡部「いいことを聞いた早速それで行こう」

 ファサー ジャー ファサー マゼマゼ 

 チーン

岡部「時間はかかったが二作目の出来上がりだ」

ダル「なんか割りと吟味して作ったからオナホに思えない件」

岡部「だが穴はちゃんとある」 ズボッ

ダル「まさにとってつけた穴でござる」

岡部「うるさい、早速こっちの味見用を試してみるのだ」

ダル「えー、ちょ、また僕に食わすん?オカリンも食えよー!」

岡部「ぬぐぐ、貴様このラボの長はこの俺だぞ!この狂気のマッドサイエンティストがぁ─」

ダル「ほいっと」 ヒョイ 

岡部「オ・・・ァグ!」

ダル「どうよ、オカリン」

岡部「貴様ァ!」モグモグ

岡部「む・・・」

岡部「悪くない・・・かもしれん」

ダル「うっへぇまじかよ」

岡部「だがいまいちパンチに欠ける・・・とも言えるな」

岡部「不味くもないがこれといって美味くもない、そんな印象だ」

ダル「じゃあもっと改良してみようず色々買ってきてあるっしょ?」

岡部「あ・・・あぁ・・・」

ダル「タピオカ粉を混ぜると粉っぽさが消えるって書いてあるお」

ダル「あ、後砂糖よりグラニュー糖の方がなじみやすいとも書いてあるお」

岡部「貴様・・・いやにノリノリではないか」

ダル「そんなことあるわけ無いだろ常考!」

ダル「そうして苦節二ヶ月、ついに失われたレシピを再現することに成功したのであった!」

岡部「二時間も経っとらんわ!」

ダル「ふひ、ふひひ・・・これをフェイリスたんが・・・」

岡部「おい待て!お前・・・今良からぬことを考えていないか?」

ダル「オカリン、ちょっとシャワー、浴びてこいよ」

岡部「断る!邪すぎる考えは捨てるのだな!俺はラボメンを守ると決めたのだ!」

ダル「僕だってそのラボメンだお!ほとばしる欲望を解消させろよオラー!」

岡部「おいそれをした暁には必ず俺がお前を死刑台に送ってやるからな!」

 ギャースカギャースカ

 ガチャリ

まゆり「オカリンダル君トゥットルー☆にぎやかだね~」

トゥットゥルー☆

間違えたよまゆりすぁん・・・

ダル「はっフェイリスたん!」

岡部「まゆり!?」ゲシッ

ダル「グェッ」

フェイリス「ニャニャ、凶真にダルニャン、お菓子を作ってたのかニャ?」

まゆり「わー、ホントだー美味しそうだねーえっへへ~」

岡部「まゆり、バイトではなかったのか?」

まゆり「もうー何言ってるのオカリーン、バイトの時間とっくに終わってるよ~」

フェイリス「随分と騒がしかったみたいニャけど・・・ダルニャンと何をしてたのかニャ?まさか伝説のコンビクラフト習得のための─」

岡部「フゥーッハハハ!何を隠そうこの鳳凰院凶真、フェイリス・ニャンニャン!貴様のためにオ─・・・じゃなくて、スイーツを作っていたのだ」

フェイリス「ニャニャ!?フェイリスのためにかニャ!?」

まゆり「えーフェリスちゃんずるいよぉ~」

岡部「さあ、食すがいいそして慄くが良い!」

岡部「我が右腕の魔力によってどんな食材も輝きを取り戻しその身を奮い立たせるのだ!」

フェイリス「凶真・・・フェイリスの封印を解くために右腕の魔力を解放したのニャ・・・」

フェイリス「フェイリスは・・・フェイリスはうっれしいニャー!」ダキッ

岡部「わわっ、おい貴様何をする!」

フェイリス「フェイリスは凶真に愛されてるニャー!やっぱり前世からの深き愛はどんな壁も乗り越えるっのニャー!」

ダル「」

まゆり「オカリーン、まゆしぃもこれ食べたいのです」

岡部「ま、まーゆりは良いんじゃないかな、食べなくても」

まゆり「え~、こんなにあるのに~」

岡部「心配しなくてもまゆりにもいずれ何かプレゼントしてやる」

まゆり「え~ホントかな~?」

フェイリス「ニャフフ、じゃあ遠慮無くフェイリスが頂くニャ」

ダル「フェイリスたんフェイリスたん、これ実はオナ─」

岡部「ダァル、欲しかったエロゲ、後もう1本、いや、2本買っていいぞ?金の心配ならするな、まだ余裕はある」

ダル「オカリン・・・あんた今、最高に輝いてるぜぇ」

フェイリス「この真中に開いてる穴はなんなのかニャー?」

岡部「そ、それは・・・これだ!この黒蜜で満たすがいい」

フェイリス「ニャニャ、随分本格的なのニャ、凶真は立派なパティシエになれるのニャ」

岡部「ふ、この俺は狂気のマッドサイエンティストでありパーティシエなどでは─」
 
 パクッ

岡部(た、食べた・・・)

岡部(いくら改良を重ねたとはいえ元を正せば男の欲望を満たすための物)

岡部(それをフェイリスが口に・・・) ズキン

フェイリス「ニャニャ!凶真は天才ニャ!これすっごく美味しいニャ!」

岡部「え・・・」

まゆり「えーいいなーフェリスちゃん、まゆしぃも食べたいよー」

フェイリス「だっめにゃー、これはフェイリスがもらったのニャー、ニャフフ」 パクッ

岡部(フェイリス、あんなに目を輝かせて・・・)

岡部「ふぇ、フェイリス!」

フェイリス「ニャニャ!どうしたのニャ?凶真も欲しいのかニャ~?」

フェイリス「でもいくら凶真の頼みとは言えこれはフェイリスの封印を解くために必要なのニャ!」

岡部「じ、実はそのスイーツは─!」

ダル「オカリン」 スッ

岡部「ダ、ダル?」

ダル「嘘には二種類ある・・・人を傷つける嘘と、優しい嘘だ」

岡部「貴様、さっきと言ってることが違うではないか!」 ヒソヒソ

ダル「よく考えてみてくれお、もうフェイリスたんは口にしちゃってるんだお・・・今カミングアウトされても・・・きっと困るだけだお」ヒソヒソ

フェイリス「二人でヒソヒソと怪しいニャー?」

まゆり「まゆしぃも欲しいなー」

ダル「あ、まゆ氏、今の欲しいなーってのもうちょっと切なそうな感じでもう一度よろ」

岡部「おい」

フェイリス「ニャフフ、でも本当に美味しいニャ、フェイリスは幸せ者なのニャ」

フェイリス「以前パパがフェイリスのためになれない手付きでお菓子を作ってくれたことがあったけど、それとおんなじ位美味しいニャ!」

岡部「う・・・」

まゆり「ねー、オカリンまゆしぃもー」

岡部「フェイリス!」 ダキッ

フェイリス「ニャニャ!?凶真!?」

まゆり「わわっ?」

ダル「ちょ」

岡部「すまない・・・」

フェイリス「きょ、凶真・・・痛いニャ・・・」

まゆり「え、えーっと・・・どうしたのかな」

岡部「す、すまんフェイリス・・・」

フェイリス「凶真・・・」

フェイリス「ニャフフ、いくらフェイリスの暴走を沈めるためとは言えやりすぎニャ!」

フェイリス「それに心配しなくてもフェイリスはこのお菓子のおかげで完全に自分を取り戻したのニャ!」

岡部「あ・・・あぁ」

フェイリス「だから、凶真がそんな顔をすることないニャン!」

まゆり「よく分かんないけど─」

岡部「フ、フフ、そうだ俺は狂気のマッドサイエンティスト!」

岡部「このようなブツで良ければいつでも作ってやる、この俺に不可能はないのだからな!」

岡部「いや、それよりも新作の実験台にでもなってもらおう、今回のブツよりもずっと凶悪なものをな!」

岡部「思わず頬が落ちるブツをこの鳳凰院凶真が作ってやるフゥーッハハハ!」

フェイリス「ニャニャ!だったらフェイリスも負けないニャ!伝説に伝わりし禁断の古書に残された闇のレシピで対抗するのニャ!」

岡部「のぉぞむところだ、こっちにはるか子もいる、覚悟しておくの・だ・な」

岡部「ふぅ・・・」

ダル「オーカーリーン!」

岡部「わわっなんだダルよ!」

ダル「勢いでとは言え僕の、いや、皆のフェイリスたんに抱きつくとかうらやま─じゃなくて、けしからん!」

岡部「つ、つい体が動いてしまったのだ・・・何も知らずに・・・お・・・口にしてるフェイリスを見たらな」

ダル「次にやったらデスノート行きだかんな!」

岡部「どんな脅しだそれは・・・」

ダル「それはそれは世間の皆様に顔向けできないような凄惨な死に方を選んでやるお」

岡部「どちらかと言うと俺が貴様にそうしたいところだがな」

岡部「さて、スレの方は・・・と」

ダル「案の定落ちてるわけだが」

岡部「料理に夢中になりすぎたか」 ガックシ

ダル「つーかまだやるん?もう懲りたっしょ?」

岡部「ううむ・・・」

まゆしぃ何処行った?

岡部「俺はお菓子作りなどするのはこれが初めてだ」

ダル「知ってた」

岡部「しかしフェイリスにもっと美味い物を作ってやる、などと豪語してしまったのもまた・・・事実」

ダル「つまりどういうことだってばよ」

岡部「そのためにはるか子の力が必要不可欠となる」

ダル「オカリン・・・おめーってやつは・・・」

岡部「新たにスレを立ててるか子が喜びそうな品物を用意するのだフゥーッハハハ!」

ダル「さすがオカイン、おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」

 カタカタカタカカタ


タイトル:仲間に安価でプレゼント
  本文:今回は弟子の男の娘にプレゼントする
     5万以内で買えるものを目安
     貴様らの知恵を借りたい
     >>169

>>162

夜も更けたのでログアウトしました

ケツ穴処女

岡部「ば、ばかな!ケツ穴処女だとぅ!?」

ダル「オカリン・・・こればっかりはもう何にも言えないっす」

岡部「ど、ど、どうしろと言うのだ」

ダル「捧げてこいよ・・・キリッ」

岡部「いや、待て待て待てるか子は男だ!」

ダル「だからこそのケツ穴処女なんっしょ?」

岡部「し、しかしだな」

岡部「それに仮に俺の方がいいとしても、だ、るか子はどうなのだ、あいつが引き受けるとは思えん」

岡部「と、というかこれまでほとんど金を使ってないではないか!」

ダル「お金で買えない価値がある、プライスレス」

岡部「確かに金を積まれようがこの菊の門を捧げるつもりはないが、これではあんまり─」

ダル「オカリン」

岡部「む」

ダル「安価は絶対・・・だろ?」

岡部「う・・・」

岡部「しかし今日はもう夜も遅い・・・考えるにしても明日だ明日!」

ダル「とかいってーオカリン逃げんるんしょ?」

岡部「ば、馬鹿なこと言うなこの狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真、いかなる困難が待ち受けようと逃げの文字はない!」

ダル「だったらいいんだお、明日10時くらいにラボに来るお」 ガチャリ

岡部「お、おう・・・って、あ─」

岡部「思わず挑発に乗ってしまった・・・」カッ゙クシ

~シャワー室~

岡部「どうするどうするどうする」 シャー

岡部「ダルめ・・・こんな屈辱は生まれてはじめてだ!」 シャー

岡部「明日にはこの俺が・・・非処女に・・・だと?」 シャー

岡部「いや、待てっ何か抜け道が・・・抜け道があるはずだ」 シャー

岡部「考えろ、アイザック・ニュートンと同じくIQ170に. 生まれついたこの俺、鳳凰院凶真」 シャー

岡部「つ、つめたっ!?」

岡部「くそ、このおんぼろシャワーめ、たまに冷水が流れるとは・・・Mr.ブラウンに抗議せねばなるまい」

岡部「じゃ、じゃない!それより明日だ、明日・・・どうするんだ」

 シャー

 シャー

ルカ子ああ見えて股間のブツはビッグマグナムだから菊門やべえぞwww

~明日~

岡部「ゲェホゲェホゲホ!!」

紅莉栖「ちょっと岡部、こっちくんな伝染る」

岡部「ザ・ゾンビよ、貴様ならすでに生命活動は停止しているから何の心配もいらん」ゲホッゲホッ ズルズル

紅莉栖「ちょっと、私は真面目に言ってるんだが、つーかマスクくらいしろこのバイオテロリスト」

岡部「なんだと─」ゲホオォオォゲホッ

ダル「こりゃ安価は無理ですな」

紅莉栖「へ?安価?なにそれ」

岡部「おいクリ腐ティーナ、お前がゲホッそれを知るとゲホッ引き返せないことになるぞ」

紅莉栖「ちょ、コレ以上変な呼び名をつけたすな!」

 ゲホッズル

紅莉栖「岡部・・・あんた本当に大丈夫?」

ダル「間違いなくるか氏に伝染るお、そうなったらオカリンどう責任とるん?」

岡部「ええい!迂闊なことはしゃべるな!ゲホッ」

岡部「うう、頭が痛い、昨日幾度と無く冷水→温水→冷水→温水の凶悪コンボを食らったせいか・・・」ズルズル

紅莉栖「は?あんた馬鹿じゃないの」

ダル「オカリンもしかして風邪引けば安価実行しなくておkみたいに思ってたりしてね?VIPPERはそんなに甘くないんだぜ」

ダル「明日にでも、おk?」

岡部「どんだけ鬼畜なのだ!ゲホッつーかスレももう落ちてる、無能な>>1と散々叩かれたわ」ゲホッゲホッ

紅莉栖「もしかして岡部安価で何かしようとしてたの?」

岡部「え?」

ダル「え?」

紅莉栖「え・・・いや、な、なんでもないわよ!つーか病人は喋んないでくれる!?アホと一緒に風邪まで伝染る!」

ダル「さすがにその発言はひどくね?」

岡部「貴様ゲホッもしかして・・・ゲホッ」

紅莉栖「してない 安価で岡部に何かするスレとか立てたことないから//」

紅莉栖「なんでもないって言ってるでしょ!」

岡部「何をそんなむきになってゲホォォ」

ダル「ちょ、まじやばくね、夏風って結構長引くって話っしょ?」

紅莉栖「そうよ・・・病院行ったほうがいいんじゃない?」

岡部「バカを言え・・・この狂気のマッドサイエンティストが病院なぞ」

 ガチャリ

まゆり「トゥットゥルー☆」

るか「こんにちは」

紅莉栖「あら、まゆりに漆原さんじゃない」

岡部「まゆり、るか子・・・」

紅莉栖「今こいつに近づかないほうがいいわよ、風邪引いてるから」

るか「えっ!おか・・・あ、凶真さんお風邪を召されてるんですか!?」

まゆり「ええー、オカリン大丈夫ー?」

岡部「し、心配ない」 クラッ


  ドターン

チョットオカベー オカリーン!? キョウマサン!? オ、オカリン!?



岡部「う・・・」

岡部「ここは・・・」

るか「あ、気が付きましたか・・・凶真さん」

まゆり「突然倒れるからびっくりしたよー」

ダル「僕が動けないオカリン背負ってここまで来たんだからな、オカリンにはエロゲを要求するお」

紅莉栖「倒れるなら倒れるって言いなさいよ!もう!心配するじゃない・・・い、いや!しないけど!」

岡部「病院?」

 オカベサーン オカベリンタロウサーン?

るか「おか・・・あ、凶真さん、呼ばれてます」

岡部「あ、あぁ・・・」

医者「あー体温は38.6℃」

医者「口を開けたまえ」

岡部「あー・・・」

医者「ふむ・・・扁桃腺も腫れている」

医者「気管支炎だな」

岡部「はぁ・・・」ゴホッ

医者「私ならば瞬時にして症状を抑えることができるが、どうするかね」

岡部「そんなこと可能なんですか?」

医者「無論だ、オペ代は1000万だ」

岡部「どこの黒医者だ!普通のやりかたでやってくれ!」 ゴホッゴホッ

医者「やれやれ、健康はプライスレスだというのに」

岡部「そうだとしても高すぎだろう!」

医者「それじゃあこの薬を処方しておく、朝晩、食後に二錠だ」

岡部「う・・・疲れた・・・」

まゆり「オカリーンどうだった?」

紅莉栖「ちょっと大丈夫?なんかさっきよりも疲れてない?」

岡部「心配するな、ただの風邪だ・・・」 ゴホッ

るか「凶真さん・・・コレ飲んでください」

岡部「う、うむ・・・すまんなるか子」 ゴクッ

紅莉栖「あら、スポーツドリンクなんて気が利くじゃない」

ダル「く、リア充爆発しろーう!」

岡部「頭がクラクラする・・・まさに爆発しそうだぞダルよ・・・」

紅莉栖「風邪をひくと弱気になるって本当みたいね」ニヤニヤ

岡部「う、うるさい」 クラァ

岡部「うおぉっととと」

るか「お、岡部さん、あんまり興奮すると体に障ります・・・」

まゆり「早くラボに戻って休んだ方がいいよー」

岡部「そうだな、そうしよう」ゴホッ

気管支援

~ラボ~

岡部「うぐ、階段を登るのも一苦労ではないか・・・」

紅莉栖「ほら、さっさと横になりなさいよ、私達がなんか作ってあげるから」

岡部「ほう、貴様料理は得意なのか?」

紅莉栖「まぁ、そんなに自信があるわけじゃないけど・・・」

まゆり「ほらほらー、病人は横になっちゃってくださーい」

岡部「わ、お、おいまゆり」ドサッ

るか「おか・・・凶真さんタオルケットです・・・暖かいとはいえ体冷やしたら大変ですから」

岡部「む、す、すまんな何から何まで」

ダル「くぅー!もう!全俺が嫉妬した」

紅莉栖「さて、と、ありあわせの物でだけど、さっさと作っちゃおうかしら」

るか「あ、僕も手伝います・・・」

まゆり「まゆしぃも手伝うのでーす」

ダル「じゃ僕はエロゲ」

紅莉栖「帰れHENTAI!!」

紅莉栖「ふんふーん」

るか「あの・・・牧瀬さん、お粥・・・ですよね?」

紅莉栖「そうよ?」

るか「でしたら・・・その・・・片栗粉・・・というのはちょっと」

紅莉栖「あら、とろみが出て美味しいと思うけど」

紅莉栖「お粥ってなんだか食べてる気がしないのよね」

まゆり「せっかく電子レンジちゃん買ったんだから使わないともったいないよね~」

るか「ま、まゆりちゃん!電子レンジに卵を入れちゃだめ!爆発しちゃう~!」

 ギャーギャー

岡部「こ・・・これもシュタインズゲートの選択なのか・・・?」

岡部「・・・」ゴクッ

紅莉栖「ほら、さっさと食べなさいよ」

まゆり「まゆしぃ達一生懸命作ったんだよー」

るか「お口に合わなかったら・・・ごめんなさい・・・」

岡部「なんだこの不自然に弾力のある粥は・・・しかもどことなく灰色だ」

岡部「それにやたらと甘ったるい匂いがするではないか!なんだこれは!粥なのか!」

紅莉栖「文句言うなら食うな!」 プイッ

まゆり「あのねー、オカリンが食べやすいように、黒蜜も入れてみたんだよー」

るか「ごめんなさい岡部さん・・・僕には止められませんでした・・・」

岡部「うううぐぐぐぐ・・・」 パカッ

岡部「俺だ、機関の陰謀によりラボメンが洗脳を受けたようだ」

岡部「あぁ、よりにもよってあの二人が、だ・・・」

岡部「だが俺は必ず生き残ってみせる・・・そして救ってみせる、エル・プサイ・コングルゥ」

岡部「ええい、ままよ!」 パクッ

ダルが用事で帰りるか子以外男がいないって状況ならあるいは…

>>226
その場合ルカ子が理性を保てるかどうか疑問だな

岡部「うま・・・」

岡部「かゆ・・・うま・・・」

紅莉栖「ほらね、ざっとこんなもんよ」

 ぐにゃあ

エッ!?  ワワッオカリン!? キョ、キョウマさん!?

 ドサッ

岡部「宇宙か・・・」

岡部「ブラックホール・・・イベントホライズン」

岡部「うわあぁぁああ!」

岡部「はぁっ!はぁっ!」

ダル「ちょ、オカリン大丈夫かお」

まゆり「オカリーン・・・」

るか「あの・・・大丈夫ですか?」

岡部「な、なんだこれ!なんだこれ!こんなの粥じゃない!粥じゃないぞ!人が殺せる!」

紅莉栖「ちょ、失礼な事ゆーな!」

ダル「可愛いおにゃの子の飯がまずい、お約束ですな」

紅莉栖「と、ともかく、後少ししたら処方された薬飲みなさいよ!後ギャーギャー騒ぐな、治る風邪も治らんだろーが」

岡部「お前が騒がせてるようなもんだろ」

紅莉栖「う、うっさい」

るか「えーっと、お薬お薬・・・」

るか「あ・・・」

まゆり「んーどうしたのー?ルカ君」

るか「いえ・・・あの・・・」

岡部「どうしたるか子、何か問題でもあったのか」

るか「おか・・・きょ、凶真さん・・・その・・・」

紅莉栖「えーっとなになに、食後に2錠に・・・ふぇ!?」

岡部「おい助手、お前まで何を・・・」

紅莉栖「─やく」

岡部「?」

紅莉栖「座薬もあん・・・のよ!」

岡部「なんだとぅー!?」

ダル「ちょ!」

紅莉栖「こ、こっちみんな!///」

まゆり「えーっと座薬って・・・なにかな?聞いたことあるよーな・・・」

岡部「まゆり、それは知らなくていいことだぞ、うん、まだいい、まだ知らなくていい」

るか「凶真さん・・・どうしましょう・・・?」

岡部「じ、自分でやる!自分でやるから!」

紅莉栖「─めよ」

岡部「へ?」

紅莉栖「ダメよ、ちゃんと他人にやってもらわないと」

岡部「いやいやいやいや、何を言っている助手!」

ダル「オカリン、覚悟決めろって」ニヤニヤ

岡部「お前は絶対楽しんでるだけだろ!」

紅莉栖「さ、さあ岡部、服を・・・下を脱ぎなさい」

岡部「待てっ落ち着け!こんな大勢の中そんなっ!」

紅莉栖「冗談に─」

るか「ぼ、僕がやります!」

一同「えっ」

るか「あ、いえ、その・・・まゆりちゃんも牧瀬さん女性だし、岡部さん・・・あっいや凶真さんも僕なら・・・僕なら」

紅莉栖「オーケイ、漆原さん落ち着いて?」

ダル「ま、まぁ確かに問題は無いと思われ」

紅莉栖「ちょ、橋田のHENTAI!こんな可愛い女の子に座薬なんて・・・」

岡部「そういえばお前には言っていなかったな」

岡部「るか子は男だ」

紅莉栖「岡部・・・あんた風邪で頭おかしくなったの?」

るか「・・・」

まゆり「クリスちゃーん、オカリンが言ってることは本当なのです」

紅莉栖「へっ嘘・・・」

紅莉栖「はぁ・・・」ガックシ

るか「あの牧瀬さん・・・その・・・すみません」

紅莉栖「別に謝らなくてもいいのよ、はぁ・・・でも自信なくすわ」

紅莉栖「確かに、彼女が男なのは間違いないようね」

岡部「色々と間違ってるぞ」

紅莉栖「だからといって漆原さんに・・・その岡部の・・・とにかくだめ!そんなことさせられない」

岡部「だぁから!最初から自分ですると─」

るか「や、やります!凶真さん、僕にやらせてください!」

岡部「お、おいるか子!」

るか「僕、凶真さんに一日でも早く良くなってほしいんです!」

まゆり「なんだかよく分からないけど、オカリンとっても愛されてるねーえっへへー」

ダル「良いんじゃね、例のやつもあるしさ」

紅莉栖「ちょっと、例のやつってなによ、とにかくだめったらだめだってば!」

岡部「いや、やってもらおう」

一同「えっ」

岡部「思えば引っ込み思案なるか子がここまで自己主張するなんて初めてだ」

岡部「出会ってまもない頃なんて、卑屈と言っても良いほどだったからな」 フフッ

るか「おか・・・凶真さん・・・」

岡部「さぁ!るか子よ、我が弟子よ!妖刀五月雨の素振りで培ったその魔力をこの鳳凰院凶真の体に注入するのだフゥーッハハハハ!」

紅莉栖「カッコつけてるつもりでも普通にセクハラ発言だからな、それ」

紅莉栖「って本当にいいの!?ねえ!漆原さん!まだ引き返せるのよ!代わりに橋田にやらせても─」

ダル「僕だって全力でお断りだお」

るか「いいんです牧瀬さん、僕だって男なんですから・・・!」

紅莉栖「漆原さん・・・」

ダル「さ、牧瀬氏、ここは二人に任せよう」ブフッ

岡部「おいこらダル!」

紅莉栖「ブツブツ」

まゆり「ねーなんでお外に出るの?」

紅莉栖「え?いや、そのなんというか・・・まゆりはまだ知らなくていいのよ?ね?」

まゆり「ええー?まゆしぃ最近仲間はずればっかりなのです」

ダル「こっそりスネークしてみようず」

紅莉栖「橋田?」ニコッ

ダル「」ゾクッ

岡部(と意気込んでみたものの)















岡部「猛烈に恥ずかしいではないか!なんだこれ、なんでこんなことになってるんだ」

るか「あの凶真さん・・・やっぱり・・・嫌ですか・・・?」

岡部「え?え?いやその別に・・・嫌じゃないぞ」

岡部「ただその、他人に尻の穴を見られるというのは・・・誰が相手だろうと・・・その・・・だな」

るか「すみません・・・」

岡部「待て待て、謝るな・・・お前は悪くない」

岡部「すまなかった、俺も覚悟を決める」

 カチャ スルッ

岡部「そ、それではるか子よ・・・この鳳凰院凶真の体内に取り憑いてる邪気の除霊を命ずる・・・」

るか「は、はい!」

岡部「ま、まて!もしかしてそのまま入れる気か!?」

るか「え?え!?まずいでしょうか!?」

岡部「落ち着け!素手で入れるもんじゃないだろう、サランラップでもなんでもいいから使え!」

るか「そ!そうですよね!で、でも僕凶真さんのだったら素手でも・・・」

岡部「お前は何を言っているんだ!さっさとしろ!出ないと・・・」

岡部(出ないと・・・羞恥心で死にそうだ)

るか「そ、それでは行きます!」

岡部「あぁ・・・」

 スッ






岡部「アッー」

岡部「ぜはーぜはー・・・こんなに苦しい戦いは初めてだ・・・」

るか「す、すみません、痛かったですか・・・?」

岡部「そうではない、実に繊細で・・・って何を言わす!」

るか「えっ!す、すみません・・・」

岡部「だから、謝らなくてもいい」

るか「す、すみま─」

岡部「フフッ」

るか「え?」

岡部「弟子であるお前の成長、しかと見届けた」

るか「凶真さん?」

岡部「あの場面で俺の座薬を入れる・・・などと立候補したのは勇気のいることだったろ?」

るか「えっ!?いや・・・そんなこと・・・」

岡部「隠さなくてもいい」

岡部「これでまた一歩!お前は清心斬魔流の奥義に近づいたのだ!」

岡部「何事にも屈することのないその勇気こそが清心斬魔流の使い手として、なにより大事なことどぅぁからな!」

るか「凶真さん・・・」

岡部「今回の事を常に心に抱き鍛錬するのだな」

岡部「仮にも俺の初めてを奪ったのだからな!ここで立ち止まっては困るというものだ!フゥーッハハハ!」

るか「は、はい!」

 ガチャリ

紅莉栖「そのバカ笑いが聞こえるってことは終わったみたいねって─」

まゆり「あれれ?オカリンなんでズボン脱いでるのかな?」

紅莉栖「あんたまだズボン履いてないじゃない!下着姿でうろつくな!」

ダル「やれやれだお」

~翌日~

岡部「座薬と薬の効果か・・・はたまた粥の荒療治か」

岡部「鳳凰院凶真!ここに完全・復活!」

 バサッ

岡部「フフ、昨日はとんだ失態を晒したが弟子に花を持たせてやったと思えば」

ダル「そう思い込むことにして心の傷を浅くしているんすな」

岡部「うぐっ・・・貴様はいちいち刺のある言い方を─」

ダル「で、オカリン、安価はどーするん?次桐生氏っしょ?」

岡部「あぁ、奴には”携帯の機種変したんだけど元のが良かった”とか抜かしていたから」

岡部「”この金で好きにするがいい”と言っておいた」

ダル「ちょ、バブリーすなぁ、それこそDメール実験すれば良かったんじゃね?」

岡部「不確定要素がある以上はそうもいかん、ラボメンの願いならば確実にかなえるのがラボの長としての務めな・の・だ」

ダル「でも結局ここまでほとんどお金使ってないんしょ?」

岡部「む・・・それもそうか」

岡部「ではシャイニングフィンガー桐生萌郁に贈るための安価スレを立てる」

ダル「そういうと思って立てておいたお」

岡部「ぬなっ─貴様・・・その以心伝心・・・別のところで発揮しようとは思わんのか?」

ダル「オカリンの中二病に付き合うのはむ・り!」



タイトル:知り合いのエロい女性に安価でプレゼントする
  本文:タイトルの通りおまいらの力を貸してくれだお
      期待している、そのVIPクオリティに

      >>292

なんか凄い下着

ちっくしょうぅううううううううううううううううううう

ダル「オカリン安価決まったお」

岡部「む、どれどれ」

岡部「なんかすごい下着・・・」

ダル「セクハラすな、牧瀬氏相手だったら骨も残らないレベル」

岡部「ふふ、そこは幸いしたな、指圧師ならば顔色ひとつ変えずにメールで話しかけてくるだろう」

ダル「で、どうするん?」

岡部「何がだ」

ダル「だからー、なんかすごい下着、どんなの用意するん?」

岡部「む・・・ガーターベルト・・・とかでいいのか?これは」

ダル「なんかいまいちすなー、別にすごくはない件」

岡部「だったらどうすればいいのだ!」

岡部「そもそもアインシュタインと同じくIQ170に生まれついたこの俺、鳳凰院凶真」

岡部「興味が有るのは下着よりも世界の混沌!」

ダル「またそれすかー!戦わなくちゃ!現実と」

岡部「うぐっ貴様っ」

ダル「これとか」

岡部「」

ダル「これとかどーよ」

岡部「」

ダル「じゃあこれはどう?」

岡部「全部エロゲではないか!こんなもの現実にあってたまるか!」

ダル「オカリン、悪魔の証明って知ってるかお?」

岡部「ある事実・現象が”全くない”というような、それを証明することが非常に困難な命題を証明すること・・・だろう?」

ダル「つまり今この子たちが着てる下着が存在しない・・・そんなこと証明のしようがないってことなのさっ キリッ」

岡部「ダルよ・・・お前に聞いた俺が馬鹿だったよ・・・」

ダル「現実問題どうすんのさー、まっお金はあるから多少高くてもおkだよね」

岡部「下着・・・下着・・・と」

岡部「だめだ、密林で探してもほとんどインナーとかばかりではないか!」

岡部「前の3人に比べてさほど苦労することも無い・・・かと思ったがこれは意外に骨が折れるかもしれんぞ」

ダル「こんなとこまゆ氏とか牧瀬氏とかに見られたらオカリン切腹もんだな」

 ガチャリ

岡部「はぅあ!?」

ダル「あれ、阿万音氏じゃん」

鈴羽「うーっす、あれえ?君たち二人だけ?」

岡部「一昨日といい脅かすでないバイト戦士よ!」

鈴羽「君がいつでもラボに来てもいいっていったんじゃーん」

岡部「タイミングというものがあるのだ!」

鈴羽「あはは、なにそれー、っていうかさ、岡部倫太郎が風邪ひいたって椎名まゆりから聞いたんだけど」

ダル「あぁ、それならもう心配いらないお、るか氏の愛が全て消し去ってくれたから」

岡部「へ、へ、変なことを言うなダル!」

岡部「それよりバイト戦士よ、貴様バイトは良いのか?」

鈴羽「あーうん、店長に”今日はお前に任せる”って言われたよ?」

岡部「おい、それならばなおさらここで油を売っていては不味いのでは・・・」

鈴羽「心配いらないって、あたしに任せるってことは”店を閉店しても問題ない”ってことだからね!」

岡部「なんというゆとりっこなのだ・・・」

ダル「てゆーかオカリン、振られたにしては妙に仲よくね?どしたん?」

鈴羽「えーちょっと岡部倫太郎あのこと言っちゃったのー?信じられなーい」

岡部「へ?へ?おい、ダル!余計なことを」

鈴羽「もー口が軽いなーそんなんじゃこの先やってけないよー?」

ダル「これはうっかり、正直すまんかった」

鈴羽「罰として岡部倫太郎には今日一日付き合ってもらうから!」

岡部「な、なぜそういうことになるのだ!俺には指圧師にした─じゃなくて、指圧師に贈るための物を吟味していてだな」

鈴羽「もう決定だよー、さ、早く早く」ガシッ

岡部「うおおおい!」

ダル「オカリン許すまじ」

岡部「ゼハーゼハー・・・や、病み上がりのゼハー人間に自転車をゼハーこがせるとは貴様・・・ゼハー」

鈴羽「こんなの運動のうちに入んないって!ささ、早く漕いで」

岡部「おのれぇ・・・ゼハー」



岡部「池袋・・・か・・・しかしなぜこんな所に?」

鈴羽「父さんを探し出せた時に何かプレゼントしたくてね」

岡部「バイト戦士・・・」

鈴羽「あ、この腕時計なんかいいかも!」

鈴羽「ねーねー岡部倫太郎はどう思う?」

岡部「そうだな悪くないんじゃないか?」

鈴羽「あっちゃー!こんなに高いんだ・・・ちょっと手持ちじゃ買えない・・・かな?」

岡部・・・あーバイト戦士よ」

岡部「貴様がラボに忠誠を尽くすというのならばこの腕時計の資金・・・捻出してやっても構わんが」

鈴羽「ええー!?ホントに!?」

岡部「あぁ、本当だ」

岡部「そ・の・代わり!貴様が秋葉を離れてもラグナロックの際には再び戻ってくる、その事も約束してもらおう」

鈴羽「あはは・・・そうきたか」

岡部「無理に・・・とは言わんがな」

鈴羽「ごめん、約束はできない・・・それに」

鈴羽「やっぱり父さんへのプレゼントは自分で買いたいかな」

岡部「そうか、水をさして悪かった」

鈴羽「でも岡部倫太郎ってば嬉しいこと言ってくれるじゃーん?このこのー」

岡部「ぅおい!よせ!」

鈴羽「結局きまんなかったなー!ごめんね岡部倫太郎、付きあわせちゃって」

岡部「自分から強引に連れだしておいて何を言う」

鈴羽「それもそうか、あはは」

鈴羽「そうだ!そう言えばさっき桐生萌郁に贈る物考えてたって言ってたよね?」

岡部「そ、そうだが、それがどうかしたか!?」

鈴羽「付き合ってもらったお礼にあたしもアドバイスしてあげるよ、任せてこう見えても割りとセンスには自信あるんだよ?」

岡部「ぐぐ・・・!」 パカッ

岡部「俺だ・・・あぁ、不味いことになった」

岡部「第三者に秘密が漏れた・・・なに!?消せだと!?そんなことはできん!」

岡部「心配するな・・・上手くやってみせるさ、エル・プサイ・コングルゥ」

岡部(どうする、ここを切り抜けるには・・・)

 ネーオカベリンタロウッテバー

岡部(考えろ・・・最善の策を)

 ヘンジシテヨー

岡部(いや、ある意味バイト戦士だったことを幸運に思うべきなのか?)

 チョットー

岡部「フフ・・・」

鈴羽「ねえってば!」

岡部「フゥーッハハハ!バイト戦士よ・・・己が発言覆すことは許さんぞ?」

鈴羽「へ?ど、どうしたのさ突然・・・」

岡部「聞けいバイト戦士!指圧師に贈る物・・・それは」

鈴羽「それは?」

岡部「それは・・・」

岡部「すごい下着だ!」

 ザワッ

鈴羽「え、ええー!?下着!?」

 ザワザワ

岡部「げっまずい!注目浴びてる!浴びてるぞ!」

岡部「とにかくここで話は不味い!移動するぞ」

鈴羽「あー!ちょっと待ってよー!」



岡部「指圧師が自信を持てずにいる・・・そのことは知っているな?」

鈴羽「え?えーっと・・・うーん・・・あんまり話したこと無いしよく分かんない・・・かな?」

岡部「奴は悩んでいる・・・それは事実だ」

岡部「そして俺はそんな奴に自信を持ってもらいたくすごい下着をプレゼントすることにした!」

鈴羽「ちょ、ちょっとなんでそうなるのさ!?」

岡部「中身がしっかりしている人間は内から出るオーラが半端ない、そういう事だ!」

鈴羽「よく分かんないんだけど・・・」

岡部「それに今男から女へ下着をプレゼントするのが流行なのだ!」

鈴羽「そ、そうなの!?」

岡部「そうだ、2010年のトレンドとなっていて今後もその傾向になりつつある」

鈴羽「そ、そうなんだ・・・へぇー・・・」

岡部「よって!このラボの長鳳凰院凶真はラボメンの自信を付けさせるために下着を贈ろうと思う!」

鈴羽「なんだかよく分かんないけど、強くなれそうな下着を見繕えばいいんだね!?」

岡部「強く・・・?うーんいや、なんか違う気が・・・」

鈴羽「そうと決まれば早速レッツゴー!だよ!」

岡部「お、おい!」

鈴羽「ささ、早く乗って乗って!」

岡部「」

岡部「スポーツショップ・・・」

鈴羽「桐生萌郁のサイズは・・・よく分かんないけどちょっと大きめのフリーサイズのを選べば問題ないよね!」

岡部「俺が知るか!」

鈴羽「へー、今の時代でも結構充実してるんだね、おっこれいいかも」

岡部「どれどれ」

岡部「なっ─」

鈴羽「着てるだけで大胸筋や腹筋のトレーニングになるインナースーツだよ、案外効果あるんだーこういうの」

岡部「そ、そうなのか?」

岡部(スポーツショップの下着なんぞエロの欠片も無いと思っていたが)

岡部(なんだこの胸が超強調されるインナーは!しかも丸見えではないか!)


こういうのをイメージしております、もちろんボロンとしております

岡部「本当に効果あるのか?」

鈴羽「もちろん!現にあたしも使ってた」

岡部「な─」

鈴羽「最初は苦しいけどすぐに耐性つくから」

鈴羽「これで桐生萌郁も自信つくと思うよ」

岡部「ど、どうなんだろうか、腹筋鍛えれば自信作って訳じゃないと思うが」

鈴羽「大丈夫大丈夫、あたしが保証するって!」

岡部(バイト戦士に相談したのが間違いだったか)ガックシ

マイドー

岡部「2着で9960円・・・高いのやら安いのやら」

鈴羽「どうだろうね、このじだ─じゃなくてこの地域の物価は分かんないし」

鈴羽「でもこれでバッチリだと思うよ!」

岡部「そう願いたいが・・・」

鈴羽「それじゃああたしはこのまま帰るね、桐生萌郁の反応も気になるけど・・・」

岡部「あ、あぁ、助かったぞ、一応礼は言っておく」

鈴羽「あはは、今度あった時に話聞かせてねー!」タッ

岡部「あぁ─っておい、おいてくな!おいバイト戦士!」

岡部「おのれぇ・・・!バイト戦士の奴・・・!」

 ガチャリ

ダル「あ、オカリン、目標のものは買えたん?」

岡部「一応な・・・これだ」

ダル「包装されてたらわかんないだろ常考!」

岡部「安心しろダル、貴様が思い浮かべているような下着ではない」

ダル「この僕でも想像が及ばないHENTAI紳士のための下着すか、オカリンまじパネェっす!」

 カチャ

岡部「来たか、指圧師よ」

ダル「噂をすればなんとやら」

萌郁「岡部・・・くん・・・用って・・・何?」

岡部「ふふ、喜べシャイニングフィンガー桐生萌郁!」

岡部「貴様はラグナロックを控えたラボメンとしてはいまいち頼りない」

ダル「ちょ、会うなりいきなりそれすか」

岡部「そぉこでぇだ!」

岡部「この鳳凰院凶真”直々に”貴様の内なる自信を取り戻すための魔器を見繕ってやった!」

岡部「受取がいい!」

 ブーブー

岡部「む・・・」パカッ

件名:それより
本文:Dメール送らせてほしいなっ♪ 萌郁

岡部「ぐぐぐ・・・!」

萌郁「・・・だめ?」

岡部「だぁー!Dメールでもなんでも送らせてやるからさっさと受け取れ!」

ブーブー

岡部「ぬぐぐ・・・」パカッ

件名:やったぁ♪
本文:じゃあ早速送りたいな♪ 萌郁

岡部「き、貴様!この狂気のマッドサイエンティストがわざわざプレゼントをしてやるというのになんだその態度はぁ!」

萌郁「プレゼント・・・ありがとう・・・」

ダル「桐生氏桐生氏」

萌郁「?」

ダル「ラボのサブリーダーとして一言よろし?」

岡部「おいダル、いつから貴様がサブリーダーになった」

ダル「じゃ電話レンジの製作者として一言」

岡部「まあいいだろう、話せ」

ダル「そのプレゼントはオカリンが桐生氏のために一生懸命考えて選んだ品物だお」

ダル「だから今・・・着てみてほしいお、きっと喜ぶお」

岡部「自重しろHENTAI」

岡部「さすがにこの場で着せようなどとそんなHENTAI行為をするとは思わなかったぞダルよ!」

ダル「オカリンだって割りとノリ気だった件ー!」

岡部「あ、あれはこの鳳凰院凶真のプレゼントに興味を示さない指圧師の態度にだな!」

ダル「そんな事言ったってホントは見たいんでしょ?桐生氏のあられもない姿」

岡部「ば、バカを言うな!何度も言っている通り俺が興味あるのは世界の支配構造の変革のみ!」

 ギャースカギャースカ

萌郁「よく・・・分かんないけど・・・開けてみれば・・・いいの?」

ダル「そうそう、そんでそれを身に着けていただければ・・・ハァハァ・・・ハァハァ・・・」

岡部「お、おいダル!」

 ガサガサッ

萌郁「ハッ─」

 ボトッ

岡部「お、おい、指圧師・・・?」

ダル「固まってるお・・・」

岡部「指圧師!おい桐生萌郁!」

萌郁「・・・」プルプル

岡部「おいダル、貴様のセクハラ発言のせいでシャイニングフィンガーが真っ赤に燃えてるではないか!」ヒソヒソ

ダル「オカリン言ってじゃんかよ、桐生氏なら眉ひとつ動かさず着てくれるって!」ヒソヒソ

岡部「誰もそこまでは言っとらん!」ヒソヒソ

萌郁「・・・これを」

萌郁「・・・これを着れば・・・」

岡部/ダル「え・・・?」

 ブーブー

 パカッ

件名:この下着を着れば
本文:Dメールを送らせてくれるの?

下着といったらパンツだろJK

岡部「お、おい指圧師、別に俺は無理して─」 グッ

萌郁「着るから・・・」

萌郁「これ着るから・・・Dメール」

岡部「は、はい─って顔が近い!近いぞ指圧師!」

ダル「うそ、マジ?」





岡部「どうしてこんなことに」

ダル「このカーテンの向こうで3次元のおにゃのこの生着替え・・・ハァハァ・・・ハァハァ・・・」

岡部「ダル、少しは反省しろ!お前が炊きつけるからだぞ!」

ダル「ま、ま、本人も着るって言ってることだしぃ」

ダル「オカリンがどんなHENTAI下着を選んできたのか、この目でしかと見届けてやるお! キリッ」



 シャシャーー

岡部「なーっ!」

ダル「ちょ─」

萌郁「これで・・・いいの?」

岡部「しししし指圧師よ!そのインナーはちゃんと・・・その・・・ブラ!ブラの上から着るものだぞ・・・!」

ダル「腕・・・胸・・・」

萌郁「そう・・・なの・・・?」 カァァ

岡部「そうに決まってる!さ、さっさと付けてこい!じゃないとこの俺の右腕が!」

ダル「キターーーー!!」

ダル「おっぱいボロリンを腕隠しとはけしからんでござるうう!!」

ダル「下着そのものは無骨で色気のいも感じられない、しかし素材が・・・仕草が・・・原石の輝きをより強いものに・・・」 ブバッ

 ドサッ

岡部「お、おいダル!?」

ダル「ミッションコンプリート・・・だお」 ガクッ

萌郁「これで・・・」 パカッ カタカタ

岡部「お、おい今ケータイなんか使ったらより無防備に─」

岡部「う・・・」パカッ

岡部「俺だ!今機関に強烈な精神攻撃を受けている・・・!ま、まずい心がぁ!心が侵食されてぇぇ」

 ブーブー

件名:約束通り
本文:Dメール送らせて欲しい

岡部「わ、わかった!送らせる!送らせるから早く向こうに行って服を着てこい!こんなところクリスティーナにでも見られたらやばいすぎる!」

萌郁「わかった・・・」

 シャシャー

やばいすぎる→やばすぎる

岡部「全く・・・心臓に悪い」

萌郁「ごめん・・・」

岡部「ま、まあいい!そのインナーは着ているだけで大胸筋・腹筋ともに鍛えられるという優れ物だ」

岡部「有効に活用するのだな」

 ガチャリ

岡部「ヒィン!?」

天王寺「おい、岡部、おめーうちのバイト─お?」

岡部「び、びっくりさせないで頂きたいMr.ブラウン!」

天王寺「・・・おい、うちのバイト見なかったか?あいつに店任せてきたんだが、閉めてやがった」

岡部「鈴羽なら、家に帰るといってましたが」

天王寺「あんにゃろう・・・ただじゃおかねえからな!」

天王寺「おい岡部ぇ!おめー最近よく女を連れ込んでるみてーだが、あんまり騒ぐんじゃねーぞ!家賃倍にすっからな!」

岡部「ぬぐぐ!」

 バタァン!

岡部「ふ、ふん!今の俺には家賃の値上げなど些細なこと・・・!」

岡部「よってDメール実験をすることなど造作も無い!」

岡部「Mr.ブラウンよ、恨むのならこの鳳凰院凶真の資金力を恨むのだなフゥーッハハハ!」

萌郁「岡部君・・・早く・・・」

岡部「く、そんなに送りたいメールがあるというのか・・・!」

岡部「良いだろう、だがその前に内容は教えてもらう」

萌郁「・・・」パカッ カチカチカチ

 ブーブー

岡部「くっ・・・!」 パカッ

件名:内容は
本文:内緒がいいな、だめ? 萌郁

岡部「ええい!それでは実験にならんだろうが!」

ダル「オカリン、女性のプライバシーは守られるべきなんだお」

岡部「な、ダル、いつの間に意識が」

ダル「桐生氏は恥じらいも捨てて僕らにその身を曝け出してくれた・・・それで十分だお」

岡部「う・・・ダル・・・貴様もしや賢者に・・・」

ダル「オカリン、黙って送らせてあげよう、桐生氏にはそれだけのものを与えられた」

岡部「ぐぐぐ、しかしそれでは過去がどう変わったのか」

萌郁「岡部君・・・お願い・・・」 ピトッ

岡部「わぁぁ!胸を当てるんじゃない!」

萌郁「・・・だめ?」

岡部「わかった!わかったから離れろ!」

ダル「桐生氏、オカリンは照れてるんだお」

岡部「そこ!悟りを開いてるんじゃない!」

岡部「よし、セッテング完了だ、確認しておくが、送りたいのは・・・一週間前だな?」

萌郁「ん」 コクッ

岡部(しかし指圧師め・・・この俺がそう何度も色仕掛けにはまると思うなよ!?) カチッ ブーン

ダル「放電、始まったお!」 バチバチ

岡部「今だ!」

萌郁「・・・」 ピッ

 ブゥゥウゥゥゥンン

岡部「ぐぅううう・・・!!」










岡部「はっ─!」

岡部「リーディングシュタイナーが発動した・・・」

岡部「過去が・・・変わった・・・のか?」

岡部「はっ!だ、ダル、指圧師はどこにいった!」

ダル「え?指圧師?誰ぞそれ」

岡部「バカを言うな!指圧師だ、桐生萌郁だ!」

ダル「いやーだから!誰だってばよー!」

岡部「おいダル・・・本当に覚えてないのか・・・」

岡部「今ここで奴が下着姿になっただろう!」

ダル「ちょ、おにゃのこがラボで下着姿とかそれなんてエロゲ」

岡部(そうか・・・過去が変わったから・・・)

岡部「おいダル、ラボメンナンバー005は・・・誰だ?」

ダル「は?え?005?オカリン何言ってんのさー、ラボメンは004までっしょ?」

岡部「なん・・・だと」 ドクン

金も消えた・・・のか?

岡部(嘘だろ・・・?)

岡部(Dメール1つで桐生萌郁という人間の存在が消えた・・・?馬鹿な!そんなことが!)パカッ

岡部「メールの着信・・・!ある!」 フゥー

岡部「くっ─!」ピッ

ダル「ちょっとオカリンどうしたん?いつもおかしいけど今日はそれ以上」

岡部(電話にでんわ・・・なんて言ってる場合じゃない!)

岡部「くそっ」 カチカチカチカチ




 ブーブー

件名:どうしたの?
本文:ごめんね、今忙しいの、また連絡するね♪ 萌郁

岡部「・・・ふぅ」

岡部「そ、そうだ!金は!ロト6は!?」

ダル「ちょ、マジで病院行ったほうがいいんじゃね」

岡部「答えろダル!俺はDメールを使ってロト6、当てたんだよな!?」

ダル「は?Dメール使って?当ててるわけ無いじゃん、そんなことできたら僕ら今ごろ大金持ちっしょ」

岡部「そ・・・そうだよな・・・はは・・・」

岡部(あのDメールの文面は萌郁が考えたもの・・・)

岡部(その萌郁の行動が変わったからロト6を当てたという過去も) ヒラヒラッ



岡部(バタフライ・・・エフェクト)


                                             本編に続く









と思ったけどここで>>392以降の世界線はなかったことになるようです

>>388の世界線から

 ブゥゥウゥゥゥンン

岡部「ぐぅううう・・・!!」

岡部「はっ─!」

岡部「リーディングシュタイナーが発動した・・・」

岡部「顔が・・・変わった・・・のか?」

岡部「って指圧師!貴様なぜまだそんな格好を!!」

萌郁「え・・・でも・・・着てからまだちょっとしか・・・」

岡部「い、いいから早く服を着ろ!」

萌郁「わか・・・った」

ダル「ちょ、オカリン、せっかく桐生氏が着てくれたのにその態度はないお!ひどいお!」




                                    もうちょっと続くんじゃよ(少なくとも萌郁編は)

岡部「リーディングシュタイナーは確かに発動した・・・」

岡部「過去が確かに変わったはずなんだ」

ダル「ちょ、オカリン何ブツブツ言ってるん?」

岡部(しかしこれといって変わった様子はない・・・どういうことだ?)


 シャシャー

萌郁「岡部くん・・・どうだった・・・かな」

岡部(指圧師も普段通り・・・)

萌郁「そ、そんなに・・・」パカッカチカチカチカチ

 ブーブー

 パカッ

件名:そんなに見つめられると
本文:恥ずかしいよ~>< 萌郁

岡部「は?え・・・は?」

ダル「オカリン桐生氏のこと見過ぎだお」

>>407
顔が変わった……だと……?

>>414

すまんこ今気づいたwwwww

>>407の4行目「顔が・・・変わった・・・のか?」
          顔が→過去が

岡部「わわわ悪かった!その・・・つい」

萌郁「別に・・・イヤじゃない・・・から」

ダル「それにしてもオカリンマジ爆発しろ」

岡部「なんのことだ」

ダル「は?桐生氏言ってたじゃん、オカリンのためにかわいい下着を付けてきたーって」

萌郁「ん・・・」 カァァ

岡部「は!?かわいい下着?俺のために!?はあ!?」

ダル「なのにオカリン、桐生氏がせっかく着替えてきたのにぼーっとしてるし」

ダル「つーかそもそも安価ですごい下着プレゼントするっつっておいてただのスポーツ系インナーだし!」

ダル「全俺が失望した」

ダル「いやーでも桐生氏の抜群のプロポーションから繰り出される恥らいの表情はたまらんすー」

岡部「そういえば・・・さっきは確かにブラジャーをしていたような・・・」

ダル「ちょ、見てなかったのかよオカリン!」

萌郁「ん」 シュン

岡部(と言うことはさっき別の世界線で送ったDメールの内容というのは・・・)

岡部(今日のために勝負下着をつけておけ)

岡部「ということだったのか!?」

ダル「何一人で納得してるんだお」

岡部「まさか・・・な・・・?」

 ブーブー
 
 パカッ

件名:今日のために
本文:準備してきたんだけど・・・気に入らなかった?>< 萌郁

岡部「なー、な!」

萌郁「岡部・・・君」

岡部「なんだ!?指圧師よぉ!」

萌郁「その・・・プレゼント・・・ありがとう・・・」 ダキッ

ダル「ちょ!」

岡部「わぁぁ!何をする指圧師よ!」

萌郁「嬉しかった・・・人からプレゼントなんて・・・久しぶり・・・だったから・・・」

岡部「そ、そ、そうか!ふは、ふはは!ならば思う存分胸筋と腹筋を鍛えあげるのだなフゥーッハハハ!」

岡部(やわらかかった・・・すごいやわらかかった!)

岡部「じゃなくて!いい加減離れんか!俺の妖刀が暴走する!」

ダル「オカリン!フェイリスたんの次は桐生氏かお!許さないお!」

ダル「つーか出会ってまもない女性に下着プレゼントしてハグってそれなんてエロゲだお!爆発しろーう!もう!」

~翌日~

岡部「ふ・・・昨日は危うく俺の妖刀が大暴走を起こし秋葉原を血に染めるとこだった」

ダル「だとしたらそれは僕やVIPPERの血の涙だお」

岡部「結果指圧師は喜んでいたのだから安価プレゼントも成功といっていいだろう」

岡部「それにしても指圧師の微笑んだ顔なんて初めて見た」

ダル「なんかオカリン悟り開いてね?」

岡部「そんなことはないぞダァル、俺は至って正常だ」

岡部「さて、次の安価だ」

ダル「まだやるん?もう僕はコリゴリなんだが、つーか僕がコリゴリなんだが」

岡部「ラボメンも後二人残っている、二人だけ除外なんて不公平だろう?」



まゆりか助手か
次はどっちに贈る?

>>437

んでもってちょっと休憩するお、精神がもたんお

まっちょしい

ではまっちょしぃさんに贈らせて頂く物

>>450

童貞

オーケイではちょっと妄想しつつQK
戻らなかったら伝えてくれ・・・両親に愛していた・・・と

岡部「ば、馬鹿な・・・童貞を捧げる・・・だと?」

ダル「オカリンさすがにこれはねーお」

ダル「嫉妬とかじゃなしにさ、さすがに不味くね?」

岡部「当たり前だ!まゆりは人質であり・・・幼馴染であり・・・俺の妹のようなものだ!」

岡部「そんなこと・・・出来るか」

ダル「でも安価は─」

岡部「今回限りは降ろさせてもらう、ヌルいと言われようが無能な>>1と叩かれようが、な」

ダル「ま、それが正解じゃね」

ダル「今までの安価を半分なかったコトにするようだけどさ、オカリン自分で考えてみればいいんじゃね?」

岡部「俺が?」

ダル「だってまゆ氏との付き合いが一番長いのオカリンだし、それにまだお金残ってるっしょ?大抵の物なら買えてしまうと思われ」

岡部「そうだな・・・」

岡部(まゆりへのプレゼントか)

 ガチャリ

紅莉栖「ハロー」

岡部「なんだ、助手か」

紅莉栖「二人でパソコンの画面なんか見て何してるの?私にも見せてよ」

岡部「だ、だめだ!トップシークレットだ!」バッ

紅莉栖「なによ、隠さなくたっていいじゃない」ググッ

ダル「牧瀬氏牧瀬氏、ヒント・僕が普段やってること」

紅莉栖「は?橋田が普段やってること・・・?はっ─///」

紅莉栖「橋田のHENTAI!」

ダル「HENTAI紳士だってばよ!」

紅莉栖「うっさい!」

岡部「あー、ダルにクリスティーナ、俺はちょっとでかけてくる」

ダル「プレゼント買いに行くん?」

紅莉栖「へ?プレゼント?なにそれ」

岡部「おいダル!」

ダル「あ・・・」

紅莉栖「ふぅーん、なんか最近二人でこそこそやってると思ってたけど・・・」

紅莉栖「ラボの皆にプレゼントしてるんだって?順番的に・・・私かしら?」ニヤ

岡部「ち、違うわ!セレセブにくれてやる物など生憎持ちあわせては居ないので・な」

紅莉栖「なにそれ、ほんっとムカつく言い方するわね!」

紅莉栖「じゃあ橋田?なわけ無いか、ここにいるんだものね」

紅莉栖「となるとまゆり・・・ね」

岡部「全てお見通しということか、さすがは機関のエィージェントゥ」

紅莉栖「にしてもラボのみんなにプレゼントなんて、岡部にしては粋な計らいじゃない」

岡部「ラボの長たる鳳凰院凶真の器を示すには持って来いだからな」

紅莉栖「はいはい、賄賂乙」

岡部「う、うるさい、俺は貴様の戯言に付き合ってる暇はないのだ!」

岡部「ではダル、行ってくる」

 ガッ

岡部「ぬぁっ!」

紅莉栖「まって、私も着いて行く」

岡部「な、なんだと!?貴様もしや妨害工作をするつもりか?」

紅莉栖「んなわけあるか」

紅莉栖「中二病で乙女心の全くわかってない鳳凰院さんにプレゼント選びなんて無理だっつってんの」

岡部「な、なにおう!」

紅莉栖「だから私も着いていって一緒に選んであげるのよ、ほら、さっさと行くわよ」

岡部「お、おい!」

紅莉栖「ほら、早く!」

 ガチャリ

まゆり「トゥットゥルー☆」

紅莉栖「あら、まゆりじゃない」

まゆり「あれれークリスちゃんお出かけー?」

紅莉栖「えぇ、ちょっと岡部とね」

まゆり「そっかぁークリスちゃんに宿題教えてもらおうと思ったんだけど」

紅莉栖「ごめんねまゆり、また今度埋め合わせするから、ほら行くわよ!」

岡部「あ・・・あぁ」

まゆり「オカリーン、クリスちゃーんまたねー」

岡部「あぁ、まゆりも宿題・・・頑張れよ」

 ガチャリ

まゆり「ねーねーダル君」

ダル「ん?何?」

まゆり「オカリン何かあったのかなぁ?」

ダル「へ?いや、なんもないと思われ」

まゆり「そっかぁーまゆしぃの勘違いかな?」



紅莉栖「ちょっと岡部、何よあの態度やけにしおらしかったわね」

岡部「なんのことだ?」

紅莉栖「いつもあんなたら”甘えるなまゆりぃ、宿題は個人の力で成してこそ意味があるのどぅあ”とか口走るのに」

岡部「フン、クリスティーナには理解できない高尚な悩みがあるのだ!」

岡部「それよりさっさと行くぞ!お前もさっきから急かしているだろう」

紅莉栖「はいはい」

紅莉栖「ふふ、これ可愛い」ニコッ

岡部「おい」

紅莉栖「何よ」

岡部「何が”ふふ、これ可愛い”だ!貴様にプレゼントするわけではないのだぞ!」

紅莉栖「わ、分かってるわよ!まゆりがこのペンダント付けてたら可愛いと思っただけ!それ以外の何者でもないんだからな!」

岡部「そうかぁ?まゆりには少し派手過ぎないか?」

岡部「まゆりだったらこの十字架のシンプルな首飾りのほうが・・・」

紅莉栖「クリスチャンでもないのにそんなの付けてたって笑われるだけよ」

岡部「おまえ・・・自分の名前にちゃん付けで呼ぶ趣味があるのか?正直引くぞ」

紅莉栖「ばっ─おま─!ホントバカッ!ホントバカなんだからっ!」

紅莉栖「じゃあこんなのは?」

岡部「ふむ・・・星型のペンダントか・・・いいところに目をつけたなクリスティーナよ」

紅莉栖「よく見ろ、花型だ」

岡部「・・・小さくてよく見えん・・・これならば星でも花でも一緒ではないか!」

紅莉栖「どこがだ!」

岡部「まぁいい、コレにするぞ」

紅莉栖「あら、そんなにあっさり決めていいの?」

岡部「お前が薦めたんだろ」

岡部「それに星型のペンダントであれば、まゆりにはスターダスト・シェイクハンドという特技─」

紅莉栖「だから花型だっつーの」

 アリガトウゴザイマシター



紅莉栖「結構高い買い物だったわね」

岡部「フン、今のラボの資金力であればこんなもの出資のうちに入らんわフゥーハハハ!」

紅莉栖「その・・・岡部はさぁ・・・」

岡部「なんだ改まって、さては貴様もこのペンダントが欲しくなったのか?ふふ、そうだろ」

岡部「だがやらん!このペンダントはまゆりのためにこの俺鳳凰院凶真が選んだものなのだからなぁ!」

紅莉栖「いや、私だろ!」

岡部「最終的に決断を下したのはこの俺だっ!」

紅莉栖「はいはい!」

岡部「何だ貴様、勝手についていてその挑戦的な態度はぁ!」

紅莉栖「なんでもないわよ!」

 ギャーギャー

クリスチャンは可愛いなぁ

まゆり「あれ?オカリンにクリスちゃん、トゥットゥルー☆」

紅莉栖「あら、これからバイト?」

まゆり「そ、そうなのです、宿題に時間取られすぎちゃったよー遅刻しちゃうよー」

紅莉栖「宿題の後に大変ね、頑張ってね、まゆり」

岡部「あ、まゆり!」

まゆり「ご、ごめんねオカリン、バイト終わったらラボにまた顔出すから、それじゃあねトゥットゥルー」 タタッ

岡部「お、おい!」

紅莉栖「渡しそびれたわね、せっかく用意したのに」 フッ

岡部「お、お前がつまらん世間話などしてるからだ!」

紅莉栖「一言二言交わしてただけじゃない!」


~メイクイーン~

まゆり(オカリンとクリスちゃん、すごく仲良さそうだったなぁ)

まゆり(春のオカリンからは想像もできないねーえっへへー)ガシャーン

まゆり(ルカ君、フェリスちゃん、萌郁さん、鈴さん)パリーン

まゆり(まゆしぃはもう・・・オカリンの人質じゃなくても大丈夫だねー)バシャア

まゆり(あれれ・・・なんでこんなにチクチクするんだろう・・・おっかしいねー・・・)マ、マユシィー!?

えっと・・・これはミスって落としてるだけだよな?
叩きつけて割ってるんじゃないよねまさかねハハハ

~ラボ~

岡部「遅い、遅すぎる」

紅莉栖「もうとっくにメイクイーンのバイトは終わってるのよね?」

ダル「閉店時間もとっくに過ぎてるお」

岡部「く・・・電話もつながらないしメールの返信もよこさない、何やっているのだ!」

ダル「まゆ氏ラボに顔出すって言ってたんしょ?」

岡部「あぁ、さっきまゆりの実家に電話したがまだ帰ってないみたいだった」

紅莉栖「ちょっと岡部・・・探しに行ったほうがいいんじゃない?」

岡部「・・・フェイリスに電話してみる」パカッ

 ツ・ツ・ツ

フェイリス:ニャニャ、凶真、どうしたニャ?

岡部:おいフェイリス!まゆりがどこ行ったか知ってるか!

フェイリス:マユシィならバイト終わった後ラボに行くって言ってたニャ・・・どうしたのニャ!?来てないのかニャ!?

岡部:そうか、分かった

フェイリス:待つニャ!マユシィなんか変だったニャ、凶真何か知っ─ 


岡部「まゆり・・・!」

岡部「まゆりぃっ!!」ガッ

 バタァン

紅莉栖/ダル「ちょ!岡部!?/オカリン!?」

岡部(まゆり!)

岡部(まゆり!どこだ!)

岡部「くそっ・・・!まゆり!」

~交番~

岡部「ハァ・・・!ハァ・・・!」

警官「な、何だ君は」

岡部「この付近で・・・ハァ・・・交通事故とか・・・ハァ・・・事件とか・・・ハァ・・・ありませんでしたか!?」

警官「い、いや特にコレといって何か起こったという方向は─」

岡部「くっ─」 ダッ

警官「あ、ちょっと君!」

岡部(まゆり!どこだ!どこにいるんだ)

起こったという方向→起こったという報告

まゆり「ねえ・・・」

まゆり「まゆしぃは甘えてたのかな?」

まゆり「オカリンが”人質だって言ってくれたことに」

まゆり「”どこにも連れてなんかいかせない”って言ってくれたことに」

まゆり「だからかな、まゆしぃが困ってもオカリンがずっとそばにいてくれるんだーって」

まゆり「ずっと思っちゃってたんだぁ」

まゆり「でもそんなのダメだよね・・・」

まゆり「今日もオカリンはクリスちゃんと仲良さそうにしてたのです」

まゆり「マユシィにはそれがとっても嬉しいんだけど、なんでかな・・・胸がギューって・・・なるんだぁ・・・」

まゆり「・・・えっへへ・・・ダメだねえ・・・夜中なのに突然来ちゃって・・・」

まゆり「ごめんねおばあちゃん」

まゆり「・・・オカリンとクリスちゃん・・・何してたのかな?」



岡部「プレゼントを─!」


だがそのとき、もうまゆりは…
いやまっちょしぃは至高の高見へと昇っていた
そう世俗のしがらみから解放され
その肉体ですべてを破壊できる天上の頂へと昇っていたのだった…

岡部「プレゼントを買ってた」

まゆり「あ、あれれーオカリン!?どうしたのー?こんな夜中に」

まゆり「オカリン・・・」

まゆり「えっへへ、オカリン怖くないのー?夜中の墓地だよー?前は怖がってたよねー?」

岡部「まゆりこそ・・・怖くないのか?」

まゆり「大丈夫だよー、まゆしぃにはおばあちゃんがついてるから」

まゆり「そ、それよりどうしたのかな?ひょっとしてまゆしぃラボに行かなかったから・・・心配・・・してたのかな?」

岡部「当たり前だ!」

岡部「俺が!どんだけ!」

岡部「どんだけ心配したと思ってる・・・」

まゆり「オカリーン・・・?どうしたの?震えてるの・・・?」

岡部「な、なんでもない!」

岡部「それより喜ぶがいいまゆりよ!この俺から!渡すものがある!」

まゆり「渡すもの?えっと・・・何かなー?」

岡部「わざわざこの鳳凰院凶真自ら出向き用意してやったのだぞ、精一杯感謝するの・だ・な」ガサゴソ

まゆり「わわー、楽しみだなぁ、まゆしぃずっとお預け食らってたから寂しかったんだよー?」

岡部(ん?)ガサゴソ

岡部「あれ?」ガサゴソガサゴソ

岡部「えーっと」ガサ・・・ゴソ・・・

まゆり「オカリーン?」

岡部(忘れたーっ!)

ああ…まゆりが…

さすがオカリン俺たちに出来ない事を(ry

岡部(おいおいおいおい!) バッバッ

岡部「思い出せ・・・記憶の片隅を・・・探るのだ・・・」

岡部「て、テーブルの上ー!」

まゆり「オカリーン?」

岡部「ま、待てまゆり!」パカッ

岡部「俺だ・・・大変なことが起きた、機関の策略により罠にハマった」

岡部「あぁ、挽回は非常に難しいと思われる─」

岡部「じゃなくて、クリスティーナに電話して取ってきてもらうか!?」

岡部(いや待て、そんなことをしたら一生笑われる!それだけは我慢ならん、ならんぞっ!)

まゆり「クリスちゃん?」

岡部「あ・・・あぁ、そうだ、喜べ!なんとクリスティーナの選んだプレゼントでもあるのだぞ、フハ!フハハ!」

岡部「くっどうす─」 



 ダキッ

だがまっちょしぃだ!!

岡部「へ?」

岡部(まゆり・・・?)

まゆり「・・・」

まゆり「オカリンは・・・」

まゆり「オカリンとクリスちゃんはとってもお似合いだと思うのです」

岡部(まゆり・・・一体なにを・・・)

まゆり「でも気づいちゃった・・・まゆしぃ気づいちゃったんだぁ・・・」

まゆり「オカリンとクリスちゃんが仲良くしてるのを見るとね?胸がギューってなるのはなんでかなぁって・・・思ってたんだ」

岡部「俺と紅莉・・・栖が?」

まゆり「それはね、まゆしぃがオカリンのことを・・・」

岡部「まゆ─」

まっちょしぃ「幸せにするぐらいだったら殺したいと思っていたからなのです☆」

これはあれかまゆりエンドなのか?(ごくり)

岡部「っはぁ!ま・・・」

まゆり「えっへへ・・・」

まゆり「オカリンからのプレゼントはドクペの味だねぇ・・・」

岡部「まゆり・・・俺は」

まゆり「言わなくていいのです、まゆしぃには分かってるよ?」

まゆり「だってオカリンのことずっと見てきたんだもん」

まゆり「オカリンがまゆしぃを見続けていてくれたように、まゆしぃもずっと見てたんだよ?」

まゆり「だからオカリンのことはまゆしぃに任せなさい!なのです、えっへへー」



まゆり「オカリンはクリスちゃんのことが─」

岡部「まゆりっ」 ダキッ

まゆり「オカリン・・・」

岡部「すまない・・・お前の気持ちに気づけなくて」

まゆり「いいんだよー、まゆしぃはオカリンの人質なんだから・・・」

まゆり「狂気のマッドサイエンティストさんは人質の気持ちなんて考えなくても・・・いいんだよ?」

岡部「俺は正気だ」

まゆり「オカリン・・・苦しいよ」

岡部「まゆり、俺の・・・俺からのプレゼント受け取ってもらえないか?」

まゆり「えー?でもオカリン忘れちゃったんじゃ─」

岡部「それに、さっきのキスは俺からのプレゼントとは言いがたい」

岡部「なぜならあれは俺に対してのプレゼントだったから・・・だ」

まゆり「オカリン・・・」

ああ、もうまっちょしぃとかどうでもいい
この幸せ空間は壊したくないな

岡部「まさか俺の初めての相手がまゆりで・・・その場所が墓地・・・だとはな」

まゆり「まゆしぃもびっくりだよー・・・」

岡部「怖くないのか?」

まゆり「オカリンならまゆしぃ・・・怖くないよ」

岡部「背中・・・痛くないか?」

まゆり「うん、大丈夫・・・」

岡部「ん・・・」

まゆり「んん・・・」








岡部「まゆりそろそろ」

まゆり「うん・・・でもホントに─」

岡部「良いんだ、良いに決まってる」

岡部「行くぞ」

まゆり「んんん!」

岡部()

岡部()

岡部()

まゆり「うう・・・んんん!」

岡部「あ、痛いか!?」

まゆり「だい・・・じょうぶだよ」

まゆり「えっへへ・・・オカリンもまゆしぃもすごく震えてるねー・・・

まゆり「おかしいね・・・すっごく暖かいのにな・・・」

岡部「まゆり・・・」 チュ

まゆり「ん・・・」

アオカンだと・・・?





まゆり「オカリーン」

岡部「なんだ?」

まゆり「まゆしぃは今とっても幸せなのです」

岡部「フフッそうか」

まゆり「でも・・・」

まゆり「やっぱりなんでもない、えっへへ」

まゆり「オカリンの白衣・・・あったかいね」

       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    /´・ω・ )   <まゆしぃは今とっても幸せなのです

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ

\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/


岡部「という訳で童貞を捧げてきた」

岡部「とダルや助手に言えるはずもなく・・・」

岡部「あげくクリスティーナにはプレゼントを忘れたことについて指指されてを笑われる始末」

 ガチャリ

岡部「おいおいおい!これで良かったのかよ!良かったのか俺!」

ダル「何一人でぶつぶつ喋ってるん?」

岡部「ぬぁっ!!」

ダル「ふぃー、すずー!やっぱラボにエアコンあると違いますわーすずー」

岡部「なんか最近驚かされてばかりだ、そろそろ俺の心臓がもたんぞ!」

ダル「あ、そーだオカリンオカリン」

岡部「なんだ」

ダル「もう一人安価プレゼントの対象者がいるわけだが」

ダル「 ど う し ま す ?」

岡部「はっ─」

>>564

新しい称号

子供をプレゼント

>>564
まゆりの子供とかwww


どんな罰ゲームよ…

猫の子供とかでもいいんだよなw

まゆりENDで終わるのか、紅莉栖ハブはかわいそうということでせめてもの手向けとしてのプレゼント・・・ってことだったんだが

おまえらの決意とちんこは固いのか

  |:::: : : : : : : :/              '; : : ト: : : : : : : ::|ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : :| .\ : : : : : : : : : : : : : : : : :::|

  l:: : : : : : : /                 '; : :|ヽ: : : : : : :|  \ : : : : : : : : : : : : : :|\: .\: : : : : : : : : : : : : : :::l
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   '; : :/: :イ /    _,. -‐=====‐- 、  '; | ': : : : : ::|      \: :, :-‐=====‐- .,_: .\ : : | l:: : :/: ;'
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      ',//:l |    、\>-─‐- 、           ',: : : : l            , -─‐-</ ,    | l://,'
      ',/ :l |  \ >≦三三≧:.、 \       ',: : : :l         / ,.::≦三三≧< /  | l: /,'
      ',: :从_>≦≫'´ , ─ 、`'≪ヽ 丶      ', : : l         ' /≫'´, ─ 、 `'≪≧<_从: :,'
      ',: :-≦三《   /. :'⌒: . ヽ \\        ', : :l        // /. :'⌒: .ハ  》三≧-: :,'  お姉さんたち何やってるの…?
       》∧: ; Ⅵ|l  | :|: :'⌒ヽ: :ハ \        ',: :l        /  /:/ :'⌒ヽ |: |  l|Ⅳ ; :∧《
         人: ; Ⅵ  | :| :| :[]: |: |:│  ヽ         ',:l     /   | :| :| :[]: |: |: |  Ⅳ ; :人
           ∨从 人ヽ:_;_;_;_:ノ ノ     〉       ',!     〈     人ヽ:_;_;_;_:ノ ノ  从∨
            ∨ \ 丶、;_;_;. イ    . :                  : .     丶、;_;_;. イ / ∨
           '    \  ー--   ´                     `   ー--  /    '
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               八: : : :> 、                            ,. <: : : :八
              /. : : : : : ::|  个: .、       \__/        ,. :个  |:: : : : : : .ヽ
             _人_: : : : : :::l  l::::: : :>:. .,   <二>   ,. .:<: : :::l  |::: : : : : : _人_
             ヽ_《 : : : : ::〈 ̄ ̄`'<三三≧=‐--‐=≦三三>'´ ̄ ̄〉:: : : : : 》_ノ
              ヽ》 : : : : : ::乂    ` <三三三三三> ´〃   乂:: : : : : : 《/
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                  │  |   ∧              〃  ∧   │  |

>>582
びびったwww

 ガチャリ

紅莉栖「ハロー」

岡部「ぬわぁ!」

紅莉栖「ちょっと岡部、変な声出さないで」

岡部「貴様こそ!毎度毎度タイミングが悪すぎるのだ!」

紅莉栖「なに、また橋田とHENTAI画像でも見てたの?これだから童貞は」

ダル「だから紳士!HENTAI紳士!」

岡部「ん・・・ぐ」

紅莉栖「あら、珍しく言い返してこないじゃない、風邪でもぶり返したのかしら?」

       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    / ´・ω・)   <クリスちゃん♪クリスちゃん♪

 _, ‐'´  \  / `ー、_  そこに子供がいるでしょ~?
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ

\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/


       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    /´・ω・ )   <その子供は私とオカリンの子供だ

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ

\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/


岡部「うるさい、ちょっと無理難題を押し付けられて参ってるところだ」

紅莉栖「何よ、無理難題って、聞かせてみなさいよ」

ダル「子供って・・・どうするん?」ヒソヒソ

岡部「だから困っているのではないか」ヒソヒソ

ダル「妄想力の高い牧瀬氏に”子供をプレゼントするよ”なんて言った日には・・・オカリン無茶しやがって」ヒソヒソ

岡部「だーれもするとは言っていない!」ヒソヒソ

紅莉栖「ちょっと岡部!聞いてるの?」

岡部「聞いている!聞いているぞクリスティーナよ!」

紅莉栖「だからティーナってつけんな」

紅莉栖「ほら、その無理難題聞かせなさいよ早く」

岡部「貴様・・・やけに食いかかってくるな、何が目的どぅぁ?」

紅莉栖「安価は絶対」

>>598
まゆしぃ「紅莉栖ちゃん♪ハイ、プレゼントかわいいでしょ?
     まゆしぃとオカリンの子供だよ☆」

紅莉栖「う、うっさい!良いから聞かせろ!///」

岡部「ええい!貴様に相談しては元も子もないのだ!いい加減諦めろ!」

紅莉栖「え?そ、そう?そうなの?そうなんだ・・・」

岡部「そんなにこの俺にかまって欲しいのかこのお子様セレセブめっ!」

紅莉栖「そっか・・・やっぱり・・・そうなんだ、フフッ」 フラフラー

岡部「おいクリスティーナ?どこへいく」

紅莉栖「岡部!」

岡部「ぅぉわぁ!ななんだ!?」

紅莉栖「その・・・待ってるから」

岡部「何をだ」

紅莉栖「あんたが何をえら─ううんなんでもない、コレ以上は・・・野暮だよね///」

紅莉栖「じゃ、じゃああんたが動きやすいように私はしばらくラボから離れてるから、それだけなんだからなっ」

岡部「おい!お前自分で何を言っているのかわかってるのか!さっぱり意味が分からんぞ!あ、おい!」

 バタン

            z―――=ミ:.:..、__、
            ‐=;≦.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\\/}
         _.ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:厶イ   ほらHするぞ
         __彡.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:「
         〕/.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:V^|.:.ハ.:.:.i

         7.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{.:.:.:./⌒i.∨ l/ }.:.ハ!
            }./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:j  |/  ⌒V|/
          イ/./.:.:.:.:.:.:.:三71      7/
     _∠二イ人/.i.:.:.:/´   T     {           ノ_
/ ̄ ̄`7二丶  ⌒VN     | r‐、  、_〉     、_∠二、⌒Z..
    /     \           丶一/     _ヽ{/ / 二二つ、\
             二≧、}    _r‐  _〈       /  /  ..:―‐' : : .
 /       _   \/   `^´      ∠、      ∠_| し‐┐: : .
.〈/         ̄ ̄     \     _..∠二  \      ] |.. イ: : : :|
  >、,  / / // ̄`7  }‐―=ニ           }:―:┬:ァ゚l7:_:_:!: | 「||
    \/ //       /\)        _ ノ|: 、メ}/ `j__\|: : :|八
      {{ /           ∧  }     _ニ= 八: :爪=ミ   "⌒ !: |/ : : .
     }/          / }    -‐      }:\{"" {  _"~|从__: : : .、
      {/       厶_            _r┴ヽ: \ヽニ´ノニヽ丶 〉: : : \
    /   /    _,/_j             r‐! {_(\}⌒ー≧=(_ri } } {⌒ヽ: : :
  _,/    /      /| |             (入」┘ 〕 } / 厶|_/___/}  | :
  / //      /  |          〉、__∠ イ| {/|//      〈/⌒i : :
  {/         /    |            /\___/}  (__!/\_/ }_ ∧: :
  /      /|    | |         {       / __〕:1     /_ \}: :
i /     /  八    |           /|      ./  7: : }\    }∨  〉´: : :
/         イ     |        /     /}  /:/|/|      } /| : : : :
{          /   }   i !        {        /  {/ /|       /}/| : : :
ヘ       {∨ /     {              / /  / ∧       / .| : : : :

>>604
※牧瀬紅莉栖の妄想です

ダル「まさかとは思うけれど牧瀬氏・・・」

岡部「なんだダルよ」

ダル「いややっぱなんでもねーお」

岡部「おい、気になるではないか、最後まで言え」

ダル「あえて言おう、爆発しろと」

ダル「えーもうコレ以上は耐えられないお、あっぢあっぢ、メイクイーンに癒されてくる」

岡部「おいダル!待て!」

 バタン

岡部「なんなのだ・・・」

ああ、そうか期待している紅莉栖のところに

まゆり「紅莉栖ちゃん♪紅莉栖ちゃん♪実はすごい報告があるのです☆」
紅莉栖「そんなにはしゃいじゃって。どうしたのよまゆり?」
まゆり「あのね///オカリンとの子供が出来ちゃったのです///」
紅莉栖「」
まゆり「でもまだオカリンには内緒にしててね///」
紅莉栖「」

って展開か!!

岡部「うぐぐ・・・子供をプレゼントなどと・・・無茶な安価を!」

岡部「いや待て、これは半分ダルが強引に出したようなもの」

岡部「よって実行する必要などどぉこにもない!フゥーッハハハ!」

岡部「フフゥ、さすがは灰色の脳細胞を持つ鳳凰院凶真、冴えている冴えているぞぉ!」

岡部「この狂気のマッドサイエンティストに無理難題などないのどぅあフゥーッハハハ!!」

岡部「となれば・・・」パカッカチカチカチカチ

件名:無題
本文:貴様が懸念していた無理難題はすでに解決した、さっさとラボに戻って働け助手よ

 ピッ

岡部「これでよし」

岡部「これでDメールの実験を推し進めることが出来るというものだ!フゥーッハハハ」

 ブーブー

紅莉栖「ん?メール?」

紅莉栖「岡部から・・・」

紅莉栖「ちょ!私のプレゼントにしては決めんの早くね!?早すぎね!?」

紅莉栖「もしかして私って岡部に軽く見られてるのかしら・・・」

紅莉栖「いや待って、結論を出すのは早計よ牧瀬紅莉栖」

紅莉栖「時間をかければいいプレゼントを選べるって訳じゃない・・・脳科学的には直感も中々馬鹿には出来ないのよね」

紅莉栖「だとしたら一体・・・岡部が直感で選びそうなもの・・・」

紅莉栖「ダメ、ダメよサプライズじゃなければダメなのよ!だから考えるのはやめやめ!」

紅莉栖「早く岡部に・・・会いたいな」

 パカッ

件名:だから
本文:助手じゃないっつってんだろ
    いい加減名前で読んで欲しいわけだが
    後その解決したっていう問題について詳しく聞かせてもらうからな

 ピッ

「よし・・・」

~ラボ~

 ガチャリ

紅莉栖「ハロー」

岡部「早かったではないか助手よ」

紅莉栖「あんたこそ早かったじゃない///」

岡部「何のことだ?」

岡部「それより助手よ!早速オペレーションウルドの段階を1つ上げるぞ!」

紅莉栖「へ?」

岡部「ん・・・?」

岡部「なんだ?その手は」

紅莉栖「どうしてこうなった」

岡部「おい助手ぅ!貴様の言っていたタイムリープ案を採用するというのになんだそのやる気のなさは!キビキビ働けぇい!」

紅莉栖(岡部から・・・岡部からのプレゼントは?なんで?どうして?)

紅莉栖(この後くれるの?でも何かを企んでいるようにも思えない・・・)

紅莉栖(もしかしてこのタイムリープマシンが完成したら?そうなの・・・?)

紅莉栖「はぁ・・・」

岡部「うおーい!あからさまにやる気のないため息を出すんじゃない!」

紅莉栖「これ」 スッ

岡部「なんだこの紙は」

紅莉栖「タイムリープマシンのためのパーツ、買ってきて」

岡部「貴様助手の分際でこの鳳凰院凶真をパシリに─」

紅莉栖「買・っ・て・き・て」

岡部「はい・・・買いに行かせて・・・頂きます」

岡部「全くクリスティーナめ、ラボの長たるこの俺を敬わんとは・・・」ブツブツ



岡部(このパーツは・・・確かあそこに・・・)


岡部(これはあっちだな)


岡部(結構重労働だぞこれ・・・)


岡部(後1つ)



~ラボ~

岡部「ゼハァ!」 ガチャリ

紅莉栖「お、おかえり、やけに遅かったじゃない・・・///」

岡部「こんな量のパーツ、ゼハァ!一人で買いに行かせるとはゼハァ!貴様鬼かっ!」

紅莉栖「あんたが体力なさすぎるのよ」

岡部「く・・・おのれクリスティーナめェェェ!」

岡部「ふん!せっかく貴様のためにこれを買ってきたというのに!」

紅莉栖「ふぇっ!?」

岡部「万全の状態でタイムリープマシンの制作に臨んでもらわねば困るからな、ラボメンの大量管理もこの俺の仕事だ」

紅莉栖「ご、御託はいいからはよ・・早くっ!」

岡部「だぁが!」

岡部「貴様のような不躾な奴にはこれはやらん!」

紅莉栖「え!ちょ、ちょっと待ってよ!つーか待て!」

岡部「うるさい、少しでも貴様を慮ったのが間違いどぅぁったわこれは俺が─」

紅莉栖「謝る!謝るから!だからそんなこと言わないでよ・・・」

岡部「う・・・」

岡部「貴様そんなに・・・」

紅莉栖「もう生意気も言わない・・・あんまり」

紅莉栖「助手でもクリスティーナでも良いから・・・」

紅莉栖「だからそれ・・・ちょうだいよ、ね?」

岡部「そこまで言うのならば・・・この鳳凰院凶真、マッドサイエンティストではあるが、鬼ではない」

岡部「それではありがたく食すがいい!」 パッ

紅莉栖「えーと・・・?」

紅莉栖「これは一体・・・何?」

岡部「牧瀬プリンだ!」

岡部「偶然にも貴様の仮の名が付いたプリンを見つけたのでな!」

岡部「試食も兼ねて貴様に”プレゼント”しようと思ったのだフゥーッハハハ!」

紅莉栖「・・・」 フラッ

岡部「ん?どこへ行く」

 ガシャ

岡部「ん、そうかそうか、スプーンなど持って・・・そんなにも食い気が誘われたか」

 ビリッ

 カッカッカッカッカッ モグモグモグ

岡部「あ、貴様ぁ!もっと味わって食べんか!」

紅莉栖「・・・」ギロッ

岡部「ヒィ!?」

紅莉栖(結局タイムリープマシンを完成させた後、岡部からのプレゼントが渡されることもなかった)

紅莉栖(はぁ・・・一人で期待して・・・バカみたい)

紅莉栖「ねえ岡部」

岡部「なんだ、タイムリープマシンの実験をしたいというのか?だがあれはしかるべき機関に託─」

紅莉栖「私、アメリカに帰るわ」

岡部「え!?」

岡部「なにぃっ!?」

紅莉栖「もともと8月中に帰る予定だったしね、タイムリープマシンも完成したし・・・このこのラボにいる理由も・・・ない」

岡部「おいおい、ちょっと待て!タイムリープマシンはお前が完成させたんだぞ!そのお前が日本に居なくてどうするという─」

紅莉栖「疲れたの!」

岡部「へ?」

紅莉栖「もう疲れたの」

紅莉栖(最近の岡部とまゆりを見てたら分かる)

紅莉栖(なんだか前以上にお互いがお互いを大事にしてる感覚)

紅莉栖(何があったのかは知らないけれども・・・ここに私の居場所はもうない)

紅莉栖「そういうわけだから、遅くとも一週間以内にはアメリカに帰国するわ」

 バタン

岡部「お、おいクリス─」

 ガチャリ

まゆり「オカリンー?」

岡部「あ・・・まゆり」

まゆり「ねえオカリン、クリスちゃんと・・・なんかあったの?」

岡部「いや、なんでもないまゆりには関係のない話だ」

まゆり「でもクリスちゃん泣いてたよ?」


パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
パン     パンパンパンパンパンパンパンパン
パン( `・ω・) パンパンパンパンパンパンパン
  (( ( つ つ
     ),ィ⌒(  ・`д'・)
   (_(__人__,つ 、つ


        ; '     ;         
         \,,(' ⌒`;;)        
   ( ´・ω:;( (;; (´・:;⌒)/

   ( つ  (;. (´⌒` ,;) ) ’
    | ,ィ⌒((´:,(’ ,; ;'),`
   (_(__人__,つ 、つ

岡部「案ずるな今回も単にクリスティーナがへそを曲げただけだ」

まゆり「オカリン!」

岡部「ま、まゆり・・・さん?」

まゆり「オカリンは気づいてないのかもしれないけど」

まゆり「クリスちゃんといる時のオカリン、とってもいい顔してるんだよ?」

まゆり「二人でああでもないこうでもないってお話してる時のオカリン・・・オカリンだけじゃないよクリスちゃんも」

まゆり「とっても楽しそうで嬉しそうで・・・」

まゆり「オカリンはクリスちゃんと一緒にいるべきだって、まゆしぃはそう思うな」

岡部「しかし俺は・・・」

まゆり「追いかけてあげてよオカリン・・・」

まゆり「このままじゃクリスちゃん・・・かわいそうだよ」

岡部「くっ・・・!」 タタッ

岡部(くそ、ケータイの電源切ってやがる!)

岡部「どこにいるんだ紅莉栖!」



岡部(御茶ノ水のホテルにも帰っていないようだった・・・)

岡部「ラジ館・・・か、まさかな」

岡部「しかし─」 タッ


~ラジ館内~


岡部(閉鎖されているだけあって照明もないし、暗いな・・・)

岡部(こんなところにいるはずもない・・・か)

岡部(いや、最後に屋上だけ)

 ガタン

岡部「いた・・・」

岡部「紅莉栖っ!」

紅莉栖「お、岡部!?」

岡部「良かった・・・探したんだぞ!」

紅莉栖「そう、探してくれてたんだ・・・それはどうも」

岡部「おい紅莉栖、こっちを向いてくれ」

紅莉栖「初めてまともに名前を呼んだな」

岡部「何を拗ねているんだ、訳を─」

紅莉栖「プレゼント」

岡部「え?」

紅莉栖「プレゼント」

紅莉栖「もらってない」

紅莉栖「私だけ」

岡部「そ、それは・・・だな」

紅莉栖「どうして?なんで私だけ用意してなかったの?」

岡部「おい、まさかそれだけで」

紅莉栖「それだけじゃない!」

岡部「阿万音さんやフェイリスさんや漆原さん桐生さん・・・皆プレゼントもらってて岡部と仲良くしてるのが気に食わない!」

岡部「お、おい紅莉栖・・・?」

紅莉栖「私の知らないところであんたとまゆりの仲が深まってるのが許せない!」

岡部「おまえ、何を─」

紅莉栖「何より!私だけプレゼントすら用意されてないのに・・・」ジワッ

紅莉栖「あんたのことが好きな私が許せない・・・!」

岡部「紅莉栖っ!?」

紅莉栖「なんで来たのよ!なんでここに来たのよ!」

紅莉栖「これじゃあ私のプライドが傷つくだけ!あんたはまゆりと一緒にいればいいの!」

紅莉栖「それがベストなの!」

岡部「べ、ベストじゃない!」

紅莉栖「なに?まゆりと一緒なのがベターとでも言うの?とんだ贅沢者なのね」

岡部「違う、そうじゃない」

岡部「俺は・・・そのっ」

紅莉栖「何、言いたいことがあるならさっさと言って」

岡部「俺は・・・お前のことが好きだ!」

紅莉栖「はいはい、それで?」

紅莉栖「って・・・え?」

紅莉栖「ちょっと待って、何を言ってるのかわからねーとは思うが・・・」

紅莉栖「って、ええええ!?はぁぁぁ!?」

紅莉栖「なに!あんた自分が何言ってるのかわかってるの?わかってないのよね?そうなのよね、じゃなきゃ・・・」

岡部「いや、事実だ、俺はお前のことが好きだ」

紅莉栖「ちょちょちょちょっと待って待ってくださいオーケイ落ち着いて、やだ、顔が赤く」

紅莉栖「ま、まゆりじゃないの!?あんたまゆりのことが好きだったんじゃないの?」

岡部「いや、まゆりはその・・・」

紅莉栖「どう見てもまゆりでしょ!はぁ!?騙されないわよぜーったい騙されないんだからね!?」

岡部「確かに・・・まゆりには想いを告げられた」

紅莉栖「で、ですよねー!だったらあんな可愛い子私だったら放っとかないっていうか」

紅莉栖「ってやっぱりそうなんじゃない!」

岡部「だが!紅莉栖お前がアメリカに帰ると聞いて俺は・・・」

岡部「すごく・・・すごく胸が苦しくなった」

岡部「まゆりがラボに来なくなった時同じくらい・・・いやそれ以上だ」

岡部「その後まゆりにも言われたよ、お前と一緒にいる俺は何をしているより、誰といる時より楽しそうだって」

岡部「だから気づいたんだ」

紅莉栖「でででででも」

紅莉栖「私といる時のあんたってばいつも口を開けば憎まれ口・・・憎まれ口」

岡部「あんなの・・・照れ隠しだ」

岡部「お前の名前・・・紅莉栖って呼べないのもただの照れ隠しだ」

紅莉栖「そ、そうなの、そうなんですの!?」

岡部「あぁ」

岡部「俺はお前が 好きだ」

紅莉栖「ふぇっ!?」

紅莉栖「証明・・・!証明求む!好きって言われただけじゃあんたのこと信用出来ないんだから・・・!///」

岡部「お、おい人がせっかく勇気を出して」

紅莉栖「それに・・・プレゼントももらってない!もらってないんだから!」

紅莉栖「そんなんじゃ全然信用出来ない!」

岡部「プレゼント・・・と言われても、今ここには・・・」

紅莉栖「で、出来ないのか?やっぱり証明できないんだな!」ジワッ

岡部「お、おい、色々とごっちゃになってるぞ!」











いいからテーピングだ!

後もうちょっとのところなんだ・・・

紅莉栖「岡部なんて・・・信用するかぁ・・・」ジワッ

岡部「紅莉栖・・・泣かないでくれ」

岡部(どうしよう・・・どうしよう・・・もうこれしか─!?)

岡部「紅莉栖!」 ダキッ

紅莉栖「ふぇっ!い、いったっ」

岡部「結婚しよう」

紅莉栖「え?結婚?血痕?ケッコン」 プシュー

岡部「そうだ、結婚だ、約束は必ず守るだから─」

紅莉栖「ちょちょちょ、何言ってるの!色々な過程吹っ飛ばして家庭を作りましょうだなんであーもうわけわかんない!」

岡部「紅莉栖、落ち着け」

紅莉栖「ほんと・・・?ほんとなの?岡部ぇ///」

岡部「あぁ、本当だ約束は守る」

紅莉栖「岡部・・・嬉しいよ///」

岡部「プレゼントは・・・その」

岡部「俺達の子供・・・でどうだ?」




                                          おしまい

謝る 俺が悪かった
ただの好奇心だったんだ!! 遊びみたいなものなんだ

ついこの前鈴羽に婚姻届出したんだぜ…

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