赤沢「私が恒一くんのことを好きみたいな風潮があるけど」(234)

赤沢「まったく、誰が言い出したんだか」フーヤレヤレ

綾野「あれ?違うの?」

赤沢「私がいつ、彼を好きだと言った?勝手な憶測はやめてほしいわね」

小椋「あ、違うんだ。私もてっきり泉美は榊原くんにどっぷりかと思ってた」

赤沢「違うから。ほんと、そういうの迷惑なのよ」ハァ

綾野「そっかー。いやーごめんね泉美」

赤沢「わかってもらえればいいのよ」

小椋「……あ。榊原くんだ」

赤沢「!!」ドキ

小椋「と思ったけど見間違いだった」

赤沢「……」

綾野「今ドキッってしてなかった?」

赤沢「してないわよ」

小椋「で、その後ちょっとガッカリしてなかった?」

赤沢「してないってば。何で私がドキドキしたりガッカリしたりする必要があるわけ?」

綾野「ふーん、そっかそっか」

赤沢「私にとって恒一くんはあくまでもクラスメイト。それ以上でもそれ以下でもないから」

小椋「まぁ、泉美が悪趣味じゃなくて安心したよ。あいつってヒョロいし変な小説好きみたいだしさぁ……男の癖に料理研究部やってたとか何かなよっちいし正直無いよね~」

赤沢「ちょっと言い過ぎじゃない?」

小椋「そう?」

赤沢「言い過ぎよ。小椋に恒一くんの何がわかるの?」

小椋「そりゃあたしはあんまり接点無いけどさ」

赤沢「彼はあれでけっこう頼れるところもあるでしょ。小説だって別に趣味なんだからいいじゃない。それに男の子が料理得意で何がいけないの?」

小椋「そうだね、ごめんごめん」

綾野「そういやこういっちゃんって何気に包容力あるよねー。私も身を挺して倒れてくるガラスから守ってもらった事あるし」

赤沢「え……なにそれ、いつの話よ」

綾野「こういっちゃんとはプライベートでちょくちょく会ってるからなぁ。いつの事だったか思い出せないナー」

小椋「え、マジ?仲良いね綾野と榊原くん」

綾野「ま、それなりにね。あまり詳しくは言えないんだけどぉー」

赤沢「……」ぐぬぬ

綾野小椋(泉美からかうの楽しい)ニヤニヤ

赤沢「ふ、ふうん。いいんじゃない?お似合いじゃない」

綾野「なーんてね。偶然会っちゃっただけだし学校以外で会ったのなんて一回だけだよ」

赤沢「……そう」ホッ

小椋「今ホッとしなかった?」

赤沢「してないから」

綾野「でもさぁ、泉美がこういっちゃんのこと何とも思ってないなら、こういっちゃんちょっと可哀想だよね」

小椋「あー、そうかもね」

赤沢「何?どういう意味よ」

綾野「ほら、転校初日に泉美休んでたでしょ?そのときこういっちゃんが気にしてたんだよ。『赤沢さんは?』って」

小椋「あいつもめざといっていうか……。泉美がお見舞いに行った時から目をつけてたのかな?」

綾野「かもね」

赤沢「……へ、へぇ。ふーん……」そわそわそわそわ

綾野「あ、でもやっぱり違うかも」

赤沢「え?」

綾野「だってこういっちゃん、泉美の下の名前をつい最近まで覚えてなかったみたいだし」

赤沢「……!」ガーン

小椋「どうしたの泉美?顔色悪いよ?」

赤沢「……別に何でもないわ」

綾野「それにこういっちゃんってやっぱり見崎さんと仲良いしね」

小椋「あの二人、付き合ってんのかな」

綾野「どうだろうね。昼休みとかよく二人でご飯食べてるみたいだけど」

赤沢「へ、へぇ……。今年受験なのにずいぶん余裕ねあの二人……」プルプル

綾野小椋(……おもろい)ニヤニヤ

小椋「ま、どっちにしろ泉美には関係ない話だよね。榊原くんのこと好きじゃないんだし」

綾野「だね。あの二人の問題だから、泉美には一切関係ないね。好きじゃないんだし」

赤沢「そ、そうね」プルプル

小椋「あれ?泉美、小刻みに震えてない?」

赤沢「そんなことないわよ」

綾野「うーん、でも見崎さんは見た感じそっけないよね」

小椋「あーそうかも。やっぱり付き合ってるわけじゃないのかな」

赤沢「……!」パァァ

綾野「今ちょっと喜んでなかった?」

赤沢「喜んでないわよ」

小椋「そう言えば泉美って東京の高校受けるんだよね」

赤沢「うん。そのつもりだけど」

綾野「なんで?こっちの高校でいいじゃん」

赤沢「ど、どこ受けようと私の自由でしょ?」

実は小椋ちゃんの奴隷という設定で

綾野「ま、そうだけどさ。東京かぁ。頑張ってね泉美」

赤沢「ええ。無事合格できるといいわ」

小椋「まぁ榊原くんはこっちの高校受けるみたいだけど」

赤沢「えっ!?」

綾野「へぇーそうなんだ。こういっちゃん、夜見山気に入ったのかな?」

赤沢「な、何よそれ!聞いてないわよそんな話!」

綾野「ん?別にこういっちゃんがどこ受けようと泉美には関係なくない?」

赤沢「そうだけど……!」

小椋「あ、ごめんごめん、勘違いだったわー。なんか他の人とごっちゃになってた。榊原くんは普通に東京戻るんだったわー」

赤沢「……」ホッ

綾野「今またホッとしなかった?」

赤沢「してません」

杉浦さんは赤沢さんの事好きなんだからさ
お気に入りの恒一を杉浦さんが奴隷にしてて 赤沢さんが絶望する展開誰か書いてよ

赤沢「ていうか何で小椋はそんなに恒一くんの事詳しいのよ」

小椋「え……?あっ、やばっ、バレちゃった?」

赤沢「は?」

綾野「あ!さては由美、こういっちゃんの事……」

小椋「へへへ///」テレテレ

赤沢「え……、ちょ、ちょっと待ちなさいよ。さっきヒョロいとかなんとか言ってたじゃない……」

小椋「愛情の裏返しってやつ?」

綾野「そっかぁー!そうだったんだ!由美、私応援するよー」

小椋「ありがと!」

綾野「泉美も応援するよね?」

赤沢「……も、もちろん」プルプル

小椋「顔引きつってない?」

赤沢「引きつってません!」バン!

小椋「あっ榊原くんだ!」

赤沢「嘘つかないで来てないでしょ」キリッ

綾野「な、なんでわかるの‥‥?」

赤沢「だって恒一くんの匂いしないじゃない、あの独特な匂いが」

綾野&小椋「‥‥‥‥」

綾野「何怒ってるの?」

赤沢「怒ってないわよ!」

小椋「まぁまぁ泉美、落ち着きなって。座って座って」

赤沢「……」スッ

綾野「で、どうするの由美?いつ告白するの?」

小椋「あー、何か冷めたわー。今唐突に冷めたわー」

赤沢「え……」

小椋「やっぱヒョロい男はタイプじゃないなー」

赤沢「ふ、ふふふ……もう、すぐ冷めるなんて小椋は子供ね。恋に恋するお年頃ってやつね」

綾野「よかった~。由美がライバルになったらどうしようかとヒヤヒヤしたよぉー」

赤沢「……」

小椋「あ、じゃあ彩って榊原くんの事好きだったんだ?」

綾野「今まで隠してたけどね」

赤沢「……」プルプル

小椋「泉美、また小刻みに震……」

赤沢「震えてない!」バン

綾野「まぁまぁ落ち着いて」

赤沢「何よ!勝手にすればいいでしょ!恋愛の話ばっかりして!受験失敗しても知らないから!」

綾野「あ、そっかぁー受験かぁー。じゃあもうこういっちゃんの事はいいや」

綾野「私冷めたわー今冷めたわー」

赤沢「な、なんなのよ彩まで……!」

小椋「やっぱりあいつには泉美がお似合いだよねー」

綾野「うんうん」

赤沢「や、やめなさいよ。そういうんじゃないって言ってるでしょ?」

小椋「えー?でもお似合いだしさー」

赤沢「……」

赤沢「……そんなにお似合いかな?」

綾野小椋(おもろい)プププ……

これはやべえよ

赤沢さんと恒一でハッピーエンドオナシャス!

恋人同士になって 今度は赤沢さんが2人にドヤ顔する展開オナシャス

小椋「あいつって東京人なだけあって他の男子より上品っていうかさ」

綾野「そうそう!だからやっぱり品のある泉美とお似合いだよねー」

赤沢「ふ、ふうん」ソワソワ

小椋「あと成績いい者同士だし、大人の会話できそうだよねー」

綾野「あーそれわかるー」

赤沢「へ、へえ?周りからはそう見えているのね。ふーん……」ニヤニヤニヤニヤ

小椋「ま、でも泉美には全くその気が無いんだからいくらお似合いでも意味ないけどね」

赤沢「……」

綾野「そーだね。残念残念。泉美はこういっちゃんになんて全く興味ないし眼中にないし好みじゃないしどうでもいいしチョー恋愛対象外だもんね。仕方ないよね」

赤沢「……ま、まぁ、顔はそこそこ良いわよね、恒一くん」

綾野 小椋「ん~?」

赤沢「性格も、その……悪くないし……」ゴニョ

小椋「え?なんだって?」ニヤニヤ

綾野「よく聞こえないよー?」ニヤニヤ

赤沢「だからその……別に完全に対象外ってわけじゃないのよ……?」ゴニョゴニョ

綾野「ふ~ん?でも別に好きってほどでもないんでしょぉー?」ニヤニヤ

小椋「好きじゃないならさすがに付き合えないよねぇー?」ニヤニヤ

赤沢「それは……そうだけど……」

綾野「じゃあやっぱダメじゃん。泉美とこういっちゃんがくっつく事はないね」

小椋「うんうん。未来永劫ありえないね。泉美と榊原くんは全く縁がなかったってことで」

赤沢「え……」

綾野「じゃ、今日の結論はぁ~泉美とこういっちゃんは一生付き合えないってことで、今日はもう帰ろっか」

赤沢「ま、待ちなさいよ!そんなのわからないでしょ!」

小椋「え?なんで?」

赤沢「だ、だから……一生そうとも限らないでしょ?」

綾野「泉美にその気が無いんだから一生無理じゃん?」

赤沢「う、ぐ……」

しかし赤沢さんのかわいさはやはり本編を見ないとな。

小椋「あ、でもあたしと榊原くんは可能性あるよね」

赤沢「なっ……どうしてよ!?何で小椋に可能性があるの!?」

小椋「あたしは榊原くん好きだし、向こうがその気になってくれればさぁー泉美よりは可能性あるよねぇー」

赤沢「さ、さっき冷めたって言ってたじゃない!!」

小椋「惚れ直した。今惚れ直した」

赤沢「は、はぁぁぁ!?」

綾野「あ、じゃあ私も可能性あるよね。私こういっちゃん大好きだし。私も今唐突に再燃したし」

赤沢「な……な……」

小椋「あーよかったよかったー。可能性あってよかったぁー」

綾野「泉美は0パーだけど私と由美は可能性あってよかったねぇー」

赤沢「う……くっ……!な、何よ……」

赤沢「わ…………」

赤沢「私だって恒一くんの事好きだもん!!!」

綾野小椋「え?」ニヤニヤニヤニヤ

素晴らしいww

そこに恒一くんが通りかかるわけですね、わかります。

赤沢「私なんて二人と違ってフラフラしてないし!!」

赤沢「ちゃんと好きだから二人より可能性あるんだからっ!!!」

綾野「え?何?泉美ってこういっちゃんの事好きだったの?」ニヤニヤ

赤沢「そうよ!!悪い!?別にいいでしょ!?」

小椋「でもさっきまで好きじゃないって言ってなかったけ?」ニヤニヤ

赤沢「好きよ!!何よ!二人とも冷めたとか惚れ直したとかいい加減な気持ちで……!私のほうが本気なんだから!!」

赤沢「わ、私のほうがっ……!」

赤沢「私のほうがぁ~……っ……!」ポロポロ

綾野「あ、わっ、ご、ごめん泉美!からかいすぎちゃった!」

小椋「泉美の反応が面白かったからつい……。あはは……」ヨシヨシ

赤沢「う、ううぅ……私のほうが本気なのにぃ……」グスグス

カワユスのうw

綾野「大丈夫大丈夫。私も由美もこういっちゃんの事は好きとかそういうんじゃないから」

赤沢「う、うぐぅぅ……」グス

小椋「にしても、やーっと吐いたか」

綾野「けっこう粘ったね」

小椋「最初からバレバレだったけどね」

赤沢「何よ……。二人してバカにして……」グスン

綾野「バカになんてしてないって。泉美が正直に言ってくれたからこれからはちゃんと協力してあげられるし」

小椋「そうそう」

赤沢「うう……」ズビ

綾野「んじゃ、早速告白の予行練習でもしますか」

赤沢「予行練習……?」

小椋「私が榊原くん役やるから、泉美は私を榊原くんだと思って告白してみて」

綾野「思いの丈をぶつけてやりなよ!」

赤沢「……」

赤沢「……わかった」

小椋「ふふふ……」

綾野「んじゃ、いくよー。3、2、1、キュー!」

小椋『赤沢さん、話って何?』

赤沢『急に呼び出してごめんなさい。実は恒一くんに伝えたい事があって』キリッ

綾野(やっぱ演技スイッチ入ると泉美すごいなー)

小椋『伝えたい事?』

来るのか・・・?

赤沢『ええ……。いきなりこんな事言われてびっくりするかもしれないけど、私……』

綾野「あ、ちょっ……カットカット!」

小椋「……あ、やばっ!ちょ、泉美いったんストップ!」

赤沢『お願い恒一くん!聞いてちょうだい!』

小椋「いや、マジでタンマタンマ!後ろ後ろ!」

赤沢『恒一くん!!』

小椋「ちょおおおお!泉美待って!演技スイッチオフって!」

赤沢『私、恒一くんの事が好きなの!!』

恒一「え……」

赤沢『……あれ?恒一くんが二人……?』

恒一「ふ、筆箱忘れたから取りに戻ってきたんだけど……あの……」

赤沢「……」フラッ

赤沢「」バターン

綾野小椋「泉美!?泉美ぃぃーーーーーーーーっ!!」

終劇

何言ってんだ赤沢の演劇が終わっただけだろ

倒れた赤沢さんを保健室で恒一が介抱して・・・という展開希望。

はよ

第2部マダー?

>>96
YOU、書いちゃいなよ。

~翌日~

小椋「ねぇ泉美!結局昨日どうなったの?保健室で2人きりになったでしょ」

綾野「私も気になる 教えてよ」

赤沢「ふ、2人には関係ないでしょ」

小椋「え?もしかして‥‥駄目だった?」

赤沢「‥‥ふふっ」

綾野「どうしたの泉美?」

赤沢「ふふふ‥‥教えてほしいの? しょうがないわねぇ」ニヤニヤ

綾野小椋(こいつ‥‥‥‥)

よっしゃ全力で支援!!

赤沢「えっ…なんで…恒一くん……」

恒一「えっと…だから、その、筆箱を……」

赤沢「~~~~~~~///」ダッ

小椋「あっ逃げた」

赤沢「聞かれちゃった!恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!」

赤沢「一刻もはやくここから立ち去りたい、ていうか死んでしまいたい」

ゴキッ

赤沢「ちょっあぶ…」

赤沢(まさか階段でこけるなんて)

ザクッ

赤沢「ごぇっ」

赤沢(嘘……傘が…首…に………)

fin

ありゃ‥‥

>>111
はよ

>>107
カ・エ・レ

>>113
おまw

>>111
はよはよ

赤沢「じゃあしょうがないから教えてあげる」

赤沢「恒一くんと正式に付き合うことになったわ す、既に私の魅力に虜だったみたいね 」エヘヘン

綾野「ホント!? 泉美おめでとー」

小椋「泉美良かったじゃない!」

赤沢「でもあなた達いい? あんまりいいふらしちゃ駄目よ 駄目だからね?」ニヤニヤ

綾野小椋「‥‥」

赤沢「あっ、でもどうしても言いたかったらバラしても良いかな~なんて キャッ♪」

綾野小椋(こいつ‥‥)

ドヤ沢さんかわいいなあw

            /)
           ///)

          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |

     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /

急すぎたか 別の人頼んだ

>>125
気にしないで続けてくれ。恒一とのイチャラブ頼む。

赤沢「じゃあしょうがないから教えてあげる」

赤沢「友達の間で隠しごとをするのはフェアじゃないしね」

赤沢「実はね……うっ、胸が…」

小椋「どうしたの!?泉美、大丈夫!?」

綾野「そういえば前に言ってた、泉美は生まれつき心臓が悪いって…でもなんで今!?」

赤沢「………」ビクンッビクンッ

fin

>>131
死ね

>>119から

綾野「それで?どんな成り行きでそうなったわけ?詳しく聞かせてよ。」

小椋「私も聞きたい。」

赤沢「え~どうしようかな~?あんまり言いふらされても困るんだけどな~。そんなに聞きたいの?」ニヤニヤ

綾野・小椋(こいつ・・・)イラッ

赤沢「しょうがないわね~♪」ルンルン


~回想~

保健室

赤沢「う、ううん・・・。ここは・・・?」

恒一「あ、赤沢さん、気がついた?」

赤沢「恒一くん・・・?」

恒一「いきなり倒れるんだもん、びっくりしたよ。」

赤沢「・・・ここ、保健室・・・?」

恒一「うん、綾野さんたちに頼まれてね、僕が運んだんだ。」

赤沢「・・・そうだったんだ・・・ありがとう」

恒一「別にやる気を削ぐつもりはなかったんだけどね」

赤沢「作者のやる気を削ぐ発言はやめろ死ね」

綾野小椋(随分急な展開だな・・・)

赤沢「は、運んだって・・・。一人で?」

恒一「うん、おんぶで。」

赤沢「///ごめんなさい、重かったでしょ?」

恒一「そんなことないよ、全然平気。」

赤沢「ありがとう、優しいのね。」

恒一「そ、そうかな?///」

赤沢(こういう人だから、私は・・・・・。)

赤沢「あ、あの・・・恒一くん?」

恒一「ん?」

赤沢「その・・・・・さっき、私たちが話してたこと、聞いてたわよね・・・?」

恒一「・・・うん。」

赤沢(///やっぱり・・・。どうしよう、恥ずかしい///)カアッ

恒一「赤沢さん・・・?」

赤沢「あの、その・・・えっと・・・///」

恒一「?」

赤沢「・・・あ、あれは・・・演劇、そう、演劇の練習だから!///」

うーん何この稚拙な文庫
同じ物置きとして許せないんだが

赤沢「わ、私たち3人が演劇部なのは知ってるでしょ?あ、あれは今度やる劇の練習をしてただけだから!」

恒一「・・・でも、僕の名前言ってたよね?」

赤沢「あ、あれは・・・相手役の男子が決まってなくて、それで、恒一くんの名前を使っただけ。そ、それだけよ!]

恒一「・・・・・。」

赤沢「だ、だからっ、べ、別に恒一くんのことが・・・その・・・好き、とかじゃ・・・うぅ///」

恒一「・・・・・。」

恒一「赤沢さんの気持ち、気付いていたよ」

赤沢「・・・え?」

恒一「ずっと前から、俺も赤沢さんのこと・・・」

赤沢「恒一君!」

恒一「赤沢さん!」

ガバッ

ペロペロペロペロ…

綾野小椋(…ゴクリ)

可愛い!

恒一「・・・・・赤沢さんは、それでいいの?」

赤沢「・・・えっ?」

恒一「・・・僕はね、赤沢さんのあの告白を聞いた時、・・・とても嬉しかった。」

赤沢「こ、恒一くん?///」

恒一「僕はてっきり赤沢さんには嫌われてると思ってたからね。」

赤沢「え・・・?どうして?」

恒一「だって、僕がいないもの対策を台無しにしちゃったようなもんだし、嫌われても仕方ないよ。」

赤沢「そ、そんなことっ、恒一くんは悪くないわ!」

恒一「ありがとう。・・・・・だから、赤沢さんが僕のことを好きでいてくれたって知った時、本当に嬉しかった。」

赤沢「恒一くん・・・。」

恒一「そ、それに・・・僕も、赤沢さんのこと・・・前から・・その・・・気になってたっていうか・・・///」

赤沢「!!///」

恒一「だから、・・・もしあれが演技でないなら、・・・・・僕と、付き合ってくれないかな?」

赤沢「でも・・・あなただけは・・・」

恒一「ん?」

赤沢「あなただけは・・・絶対に許さない!」

ドォン!

恒一「なん・・・だと?」

赤沢「卍解!大赤蛇鎖鎌丸!」

恒一「死神風情が・・・面白い、かかってこい!」

綾野小椋(ついに動きだしたか・・・陛下にお伝えせねば)ニヤリ

赤沢「/////・・・え、演技なわけ、ない・・・」

恒一「赤沢さん・・・?」

赤沢「え、演技なわけないじゃないっ!!わ、私だって恒一くんのことっ、ずっと、ずっと前から大好きだったんだからっ!!」

恒一「!!そ、それじゃあっ・・・!」

赤沢「///はいっ、・・・私を・・・赤沢泉美を、恒一くんの彼女にしてくださいっ!!///」ガバッ

恒一「あ、赤沢さんっっ!」ギュッ

赤沢「///・・・恒一くん、・・・私を、彼女にしてくれる・・・?///」ギュウ

恒一「う、うんっ!!///喜んでっ!!」ギュウウ

赤沢「恒一君・・・」ギュウウ

恒一「赤沢さん・・・」ギュウウ

赤沢「く、か・・・」ギュウウ

恒一「かは、」ギュウウ

ドサリ

綾野「どうなったかしらあの二人」

小椋「うまいことやってるんじゃないの」ニヤニヤ

綾野小椋「・・・死んでる!」

じゃあ見るな
余計なこと書き込むな

赤沢「嬉しいっ!・・・恒一くん、大好き。」ギュ

恒一「僕も、大好きだよ・・・泉美。」ギュッ

赤沢「!!///こ、恒一くん、今・・・」カアッ

恒一「う、うん。///名前で呼んだ方がいいかなって。・・・嫌?」

赤沢「ううんっ、も、もう一回・・・お願い・・・。///」

恒一「・・・泉美。」

赤沢「///うぅ・・・も、もう一回・・・///」カアア

恒一「ふふっ、泉美♪」

赤沢「///ぅんっ・・・・・恒一くん///」ギュッ

クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !?

放置しろ馬鹿

恒一「泉美・・・。」

赤沢「恒一くん・・・。」

恒一「・・・・・」

赤沢「・・・・・」

・・・・・・・・・・
・・・・・チュッ


~回想終了~

・・・・・・・・・・


赤沢「・・・・・と、いうわけよ。/////」テレテレ

小椋「・・・胸やけしてきた・・・ウップ・・・」オエッ

綾野「へぇ~、あのこういっちゃんがね~。けっこう意外。」

赤沢「そ、そういうわけだから、2人とも、今の話、言いふらしたりしないでよね。///」

赤沢(うぅ・・・思い出したら、また恥ずかしくなってきた/////)

綾野「・・・!ちょっと待って。まだ肝心なことを聞いてないわ。」

小椋「?」

赤沢「肝心なこと・・・?」

綾野「フッフッフ。泉美、さっきの話、まだ続きがあるんじゃない?」ニヤニヤ

赤沢「続き・・・?」

綾野「そうっ!・・・まさか、愛し合ううら若き男女が、保健室のベッドという絶好の場所で、キスだけで終わるわけないわよねぇ?」

小椋「!!」

赤沢「///なっ!?」カアアッ

小椋「い、泉美!?まさかあんた・・・」

綾野「ホラホラ~、観念して白状しなさい~。」ニヤニヤ

赤沢「なっ、何もしてないわよ!!///」

綾野「ホントに~?」

赤沢「ほ、本当よっ!わ、私たちまだ中学生よ!?///」

綾野「あやしい~。」

赤沢「本当だったらっ!!」

綾野「ふ~ん」

赤沢「・・・いい加減にしないと怒るわよ?」イラッ

綾野「あははっ、ゴメンゴメン。ちょっと悪ふざけが過ぎたわね。」

赤沢「・・・もう。」

綾野「・・・でも、泉美もまんざらでもなかったんじゃない?」

赤沢「ちょ、ちょっと!?」

綾野「ホントはちょっと期待してたんでしょ?」ニヤニヤ

赤沢「そ、そんなこと・・・///」カアア

小椋「・・・怪しい。」

綾野「あやしいよね~。」

赤沢「うぅ・・・///」

ガラッ

恒一「おはよ-。」

綾野「おっ、愛しの彼が来たよ、泉美♪」

赤沢「///ちゃかさないでっ。」

綾野「!そうだ、私が親友として泉美の願いを叶えてあげよう♪」ニヤッ

赤沢「・・・えっ?」

綾野「フフフ。・・・こういっちゃ~ん、泉美がねぇ・・・」

赤沢「!?///ちょっ、ちょっと待ちなさい、彩!!」


ワーワー ヤイノヤイノ


疲れた・・・。とりあえずこれで終わりにするか。

赤沢さんにはホント、幸せになって欲しいよ。

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