杏子「うぅー…冷えるな」さやか「そーねえ」 (20)

さやか「もう冬だもんねえ」

杏子「さみー…なんかあったまるもん食べたいぞ」

さやか「そうだなぁ…今日の夕飯はおでんにしよっか」

杏子「おっ!わかってるじゃんさやか!」

さやか「そうと決まれば早速材料買いに行きますか」

杏子「おでん!おでん!おっでっん!」

さやか「~♪」

終わり

杏子「スーパーとうちゃーく」

さやか「杏子は何入れたい?」

杏子「たまごにこんにゃく、はんぺん、つみれ…あとじゃがいも!」

さやか「たまごとこんにゃくはウチにあるから買わなくても大丈夫かな」

杏子「さやかは何入れるんだ?」

さやか「うーん…あ、ロールキャベツが安い!杏子、ロールキャベツ食べたくない?」

杏子「おっいいねー!冬に食べるロールキャベツは格別だもんな」

さやか「あとはおでんコーナー行って適当に買って…」

杏子「楽しみだなー♪」

終わり

さやか「よーし、そろそろ食べられそうだね」

杏子「けっこう我慢して味が染みるの待ってたからなー食うぞー!」

さやか「火傷しないようにね、あ、じゃがいも良い感じだよ」

杏子「じゃあまずはじゃがいもから…もくもく…」

さやか「どう?ちゃんと味染みてる」

杏子「…ん」

さやか「ありゃ、微妙?」

杏子「んまーい!」

さやか「まぎらわしいわね…」

終わり

杏子「うぅーさみーさみー凍え死ぬぅ」

さやか「アンタ寒がりだねぇ…ほら、寒いときは裸で抱き合うと体温で暖かくなるって言うよ?」




杏子「……なんて言うわけねーよなハハッ」

さやか「またキモい妄想してるなコイツ」

杏子「ほら、さやかも食べろよ」

さやか「はいはい…わたしはロールキャベツから…」

杏子「ロールキャベツだな!よっと…」

さやか「杏子?」

杏子「ふー、ふー…ほら!」スッ

さやか「?」

杏子「ほら、あーん!」

さやか「ちょっ、恥ずかしいって!」

杏子「なんでだよ誰も見てないじゃん、いいからほら!」

さやか「うっ…わ、わかったわよ…あーん」

さやか「あむっ…ふふ、おいし」

杏子「どれどれ、あむっ!」

さやか「あ!わたしの食べかけ!」

杏子「ふむっふー!ふぁはふぁほふぁんへふひふー!」

終わり

終わり

まどほむのおでん頼んだわ

さやか「ごちそうさまでした」

杏子「ごちそうさまでした!食ったあー!」

さやか「あったまった?」

杏子「ああ、ぽかぽかしてる」

さやか「わたしはまだちょっと寒いんだけどなー」

杏子「そうなのか?まああたしはかなり食べたからなぁ」

さやか「そうゆーことじゃなくてー…」

杏子「んー?なんだよ?」

さやか「もう…こういうこと!」ピト

杏子「あ…」ドキドキ

さやか「杏子、あっかいね」

杏子「しょ、しょうがねえな…さやかもあっためてやるよ…」ギュッ

さやか「ふふっ…ぽっかぽかだー」

杏子「ああ…ぽっかぽか」

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