ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-2 (1000)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 - SSまとめ速報
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ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目
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狛枝視点のアイランドモードスレ

らーぶらーぶ



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1385563819

★前スレまでの大雑把なあらすじ


ウサミ先生にみなさんとらーぶらーぶするように命じられた狛枝は、なんやかんやあって罪木にオシオキする事にした


暫く罪木さんの様子を眺め少し時間を置いてから秘部を撫でていた指先を奥へ向かってゆっくりと侵入させると、罪木さんは更に足を開いた。

それでも罪木さんの中はきつくボクの指に吸い付いているようだった。

少し指を動かすだけで既に潤っているそこから水音が聞こえ腰を揺らしながら罪木さんの喘ぐ声も増していった。


罪木「んっ、狛枝さんのゆび……っ、ゆびがっ……あっ……はぁっ……!」


罪木さんは自分の胸への愛撫も続けながらすっかり快感に酔いしれている。

その姿に興奮を覚えながら、そんな彼女をもっと追い立てる為に指の動きを激しくさせていった。

……そして、その時が目前まで来ている事を、罪木さんはボクに訴えた。


罪木「……あっ、らめっ、も、イっちゃ、イク……っ!」





と、そこで。

ボクは動かしていた指を中から抜いて、刺激するのをぴたりと止めた。

罪木さんは急な喪失感に驚いたのか手の動きを止めてボクの方を見つめる。

罪木「えっ……狛枝、さん……?」

狛枝「ん?」

罪木「あっ、あの……」


罪木さんの表情は明らかに続きを欲し……ボクに最後まで導いて欲しいと懇願している様子だった。

けれど、ボクはとぼけたフリをして、そのまま何もしないで暫く罪木さんを見つめ返しているだけでいた。

中途半端に放置された彼女は体に籠もった熱を自分ではどうにも出来ないでいて、身を捩らせながら目に涙を浮かべる。


罪木「……ッはぁ……っ、こまえださんっ……まだ……わたしっ……」

狛枝「……」


言葉は返さなかった。

けどその代わり、ボクは顔を彼女の足の間に埋めて、今度は指ではなく舌での愛撫を行う事にした。


狛枝「んっ……」

罪木「ひ……あぁッ!」


直後、罪木さんは太股でボクを挟み、頭に手を置いて抑え込むようにする。

その行為が無意識なのかどうかまでは判断出来ないけれど、余程ボクから与えられる刺激を逃したくないように思えた。

だから、暫くの間は望むままに舌で突いてみたりわざとらしく音を立てて吸ってみたりといった事を繰り返して様子をよく窺い、達するその一歩手前を再び待った。

罪木「はっ……あぁっ……!」

狛枝「……」

罪木「……あ……っ?」


そして先程の様にそこで弄るのをやめてしまえば、罪木さんもまたあと少しの物足りなさを訴えるようにボクを見下ろすのだった。


罪木「さっきから……なんで……っ」

狛枝「まだわからないの?」

罪木「やっ、あぁ……ッ!」


……それから同じ事の繰り返しを何度も行って、漸く罪木さんは自分が今されている事がオシオキなのだという事に気付いたようで。

しかしそれを理解したところで彼女に出来る事は何もなく、だらしなく口を開き喘ぎながら涙で頬を濡らし始めるのだった。

そして……


罪木「っ……ごめんなさ……もっ……ゆるしてぇ……」

罪木「な、……なんでもっ……しますからぁッ!」

罪木「ふぇっ……だから……もう……っ」

狛枝「!」


喘ぎに泣き声が混じり始めた頃、ボクは少しやり過ぎたかもしれないと感じその行為をやめた。

罪木さんは未だに一度も絶頂を迎えていない燻ぶった体を抱きながら呼吸を荒げている。

……もう、いい加減許してあげようか。

そう思うと、ボクは体を起こし手を伸ばして罪木さんの涙で濡れた頬に触れた。


狛枝「少し意地悪しすぎたみたいだね」

罪木「狛枝さん……っ」


罪木さんはボクの首にすがりつくように腕を回して頬を擦り寄せる。

そんな彼女を抱き締めながら……ボクは耳元で囁いた。


狛枝「……そろそろ行こうか」

シャワーでお互いの体を流してから、ぐったりとしている罪木さんを抱えてシャワールームから出る。

水が滴るのも気にしないでそのままベッドへ運び彼女を横たわらせてその上に覆い被さると、罪木さんは潤んだ瞳で呼吸を乱したままこちらをじっと見つめてきた。


狛枝「のぼせちゃったかな。ごめんね」

罪木「いえ……大丈夫です……」

罪木「……」

罪木「大丈夫、ですから」

狛枝「……うん」

狛枝「さっきので十分慣らせたとは思うけど」

狛枝「痛かったら言って」

罪木「……」


罪木さんはこくりと一回頷いて、目を閉じ息を吐いた。

……ここまで来て、急に緊張やら不安やらがボクの中に湧き起ってきていたけれど。

それ以上に、早く罪木さんと一つになりたいという思いを大きく感じ、秘部へと押し当てた自身をゆっくりと奥へ向かって埋めていった……。


罪木「あ……あぁッ……!」

狛枝「罪木さん……っ」


シーツを掴み背を仰け反らせながら罪木さんはボクを受け入れた。

慣らせた筈の罪木さんの中はキツく感じて、その絡みつくような感覚がボクには快感であると同時に罪木さんにとっては辛いものではないのかと不安にもなった。

狛枝「……ホントに……大丈夫……?」

罪木「んっ……平気……ですから」

罪木「だから、もっと奥まで……」

狛枝「っ……」

罪木「ふぁっ……!」


誘われるままに更に深くを目指して腰を動かすと罪木さんの中で更に締め付けられるのを感じる。

たったこれだけの事なのに、お互いの息はもう随分と上がっていて、奥まで到達した後は動きを止め罪木さんの事を見つめながら少しぼんやりとしてしまっていた。


狛枝「……」

罪木「……狛枝さん?」

狛枝「ごめん、罪木さん」

狛枝「もう少しこのままでもいいかな」

狛枝「すぐに終わらせちゃうのは……なんだか少し勿体ない気がして」

罪木「……」

罪木「いいですよ」

罪木「このままでも狛枝さんの事を感じられて……私、幸せですから」


罪木さんは僕の肩に手を添えて笑みを浮かべた。



この後、どうする?


1、動かないで抱き合ったまま少し話をする(話したい事があれば自由にどうぞ)
2、出来る範囲で罪木の体の色々な場所にキスをする


↓~3までコンマが大きいもの

呼ばれた本人藍瀬輝々(男子1番)の表情が強張っていた。彼と一番仲がいい葵輝丹(男子3番)は静かにその様子を見ていた。それは無事を祈るというよりは、ただ何とも思わず見つめているだけのようだった。輝々はぎこちない動きで山梨に近付いた。


兵士がディパックを投げつけていたが、ちゃんと受け止めていた。青達を一瞥してから、教室を出ていく。青は信じたかった。輝々の無事を。みんなの無事を。誰もこんなゲームなんかに乗ったりしないって。


「次、女子1番、淡本綾唯さん」

淡本綾唯(女子1番)も立ち上がる。海原青歌(女子2番)が心配そうに見つめるが、綾唯が視線を変えて青歌に向かって笑みを浮かべた。あれは「大丈夫」という意味だと捉えたらしく、青歌もホッとしたような表情を見せた。それを相野輝己(男子2番)が珍しく物静かな表情で見眺めていたことは誰も知らなかった。ディパックも受け取って、綾唯もそして輝己も青歌も、それぞれ出ていってしまった。


「男子3番葵輝丹君」

輝丹の名前が呼ばれた途端、青は思った。もしも輝丹に乗る気はないというのなら、きっと何とかしてくれるかもしれなかった。何でも知っているには知っているし、もしかしたらこのゲームの脱出だって出来るのかもしれない。そうだったらちょっと希望が持てた。輝丹は誰にも視線を向けることはせずに静かにディパックを受け取って出ていった。


その他、次々と生徒の名が呼ばれ、輝丹みたいに出ていく人もいれば、泣きながら出て行く人もいた。

何らかの紙をある人に渡して出ていく人もいたが、多分待ち合わせる場所を書いたのだろう。できることなら、青木はる(男子4番)に渡せばよかったと少し後悔した。



「次、男子10番、静木青君」


自分の名前が呼ばれて、顔を上げた。他のクラスメイトの視線が痛いが、仕方なかった。数日前まで仲がよかった人達が突然殺し合いというくだらないゲームに放り込まれて、疑わないわけにはいかないのだから。けど、それでもちょっとでも疑ったら政府の思う壺だったこと、みんなはきっとわかっているはずなのだ。そこまで頭が回らない人はこのクラスにいない、と信じようとした。


立ち上がって、山梨の所へと一歩ずつ近付いていく。途中で横たわっている青名静(女子9番)の死体から漂う血の匂いに目を顰めた。静はよく友達と話して笑っていた。きっと、将来の夢もあっただろうに。青はディパックを受け取りつつ、俯いた。兵士が自分に銃を向けているのが空気で何となく感じとれた。


「静木君、さっさと行って下さい」

山梨が冷たい声で少し短く怒鳴った。青は少しだけ怯んで扉の方へと歩く。後ろの方を見た。これで最後かもしれない。もう二度と会えないかもしれないと実感した。ふと、中居螢太(男子16番)と、月下香介(男子19番)がこちらを見ているのに気付いた。二人共、笑っていた。それが、大丈夫。俺達はそんなことしないって言ってくれているような気がして、青も微笑んだ。


大丈夫。

僕も絶対傷つけるようなことはしない。

大丈夫。

みんなきっと無事でいられる。


ずっと此処にいては、射殺されそうなので教室を出た。もう少し歩いたら、階段を登って少し歩けば、出口が見えてくる。そして、出た時点でもうゲームは開始される。誰かと誰かが殺しあったりしなければならない。傷つくだけのゲームを、すぐにでも終わらせて、一人でも死なないように。首輪がどうだろうとその前に行動を起こせば少しはマシだ。


脱出できる方法を、組み立てなきゃ。


【残り:39人】

藍瀬輝々(男子1番)は学校を出てずっとまっすぐに走っていった。ディパックが多少重いことは困るが、特に大きな問題はなかった。地図を見るために一旦足を止めて座った。ディパックのチャック

を開けて上下に動かす。その中から地図を取り出すために手を伸ばした。紙らしいものに触れて、それを掴む。地図を広げると適当な線で描かれた青空町だった。全部とはいかないが、とりあえず自分が今ここにいるのは安全だと思う。ほっとして地図を自分の胸ポケットに入れた。それともう一つ、確認したいモノを探すためにディパックに再び手を伸ばした。数秒かかってやっと取り出す。縄だった。ということは、自分の武器はこれかとすぐに理解できた。まじまじと見つめて、ディパックに戻した。


まあ、悪くないといえば悪くない。


山梨という男が現れていきなり殺しあってもらいます、と言われた時には冷や汗が出た。大体そういうのは、中学三年生が対象であって、小学五年生の自分には全く関係ないことだと最近思いがちになってしまっていた。大分前にプログラム終了のニュースを見て感傷的になっていたぐらいだ。もしも、中学三年生になって、プログラムに選ばれたら、と考えたことも多少はあったのかもしれない。仲間とそういう話もしたこともそういえばあった。


まさか、低年齢児童プログラムが存在するなんて。


自分達が知らないところでそんな恐ろしいことを次々と決められているのかと考えると寒気がした。ディパックの紐を肩に担いで回れ道をした。青空町で最も大きい建物、青空学園をじっと見つめる。自分達が大好きだった、街で、殺し合いをするとは馬鹿げたものだ。しかし、ちょっとは救われた気がしたのかもしれない。知らないところで殺しあう、迷い、恐れるよりはマシなのだから。


それでも。

自分の命が狙われるかもしれないという恐怖は消えないけれど。


仲間のことを思い出す。いつも自分の隣で笑っていた仲間。今頃何をしているんだろう。川瀬和生(男子7番)はきっと泣きながら仲間という名の自分達を探しまわるだろう。その間、死ななければいいけれど、誰かが見つけてあげなきゃ、いけない。甘野大和(男子5番)のことだ。きっと、和生やクラスメイトを探して、自分はこのゲームに乗っていないって主張して相手にわからせるに違いない。人を[ピーーー]ことがどんなに悪いことで、どんなに重いことか、大和が一番わかっているはずだ。それに、いくら何でも遊びやゲームが好きな中居螢太(男子16番)が、このゲームに乗ることは百パーセントありえない。彼は正義感が溢れていて、困った人達がいたらすぐに助けてあげる行動は誰もが知っている。そ

の人が悪いことを出来るわけがない。人を[ピーーー]以前に、誰かを傷つけることなんてことは絶対。……けど、今頃家族のために、どこかに隠れて泣いているのだろう。木元拓(男子8番)と静木青(男子10番)が、もし組んで、このゲームを止める方法を考えてくれたらどんなにいいことか。青木はる(男子4番)は、まあ、スポーツのことしか頭にないだろうけど、一刻も早く見つけてあげなければ、禁止エリアにひっかかりそうだ。相野輝己(男子2番)も同じだ。確かにいつも笑いが絶えず、悪戯はするものの、邪気は感じず、乗らない側だと思うが、正直不安だった。これからどうなることやら。ふっと、二人のことが気にかかっていた。


まずは、月下香介(男子19番)。

元々香介は、人間不信で、最初は誰一人信じていなかった。だからこういう疑うことが当たり前のこのゲームに放り込まれたら、彼はどんな行動をするだろう。裏切るか、裏切られるか。それともどっちを選べば、傷つかずに済むのか考えているとしたら、間違いなくこの先厄介なことになりそうだ。


そして、葵輝丹(男子3番)。

輝丹と自分はよく似ている。目つき以外、どこも。こんなことはありえるのだろうか。外見ならまだし

も、中身も半分は似ている。向こうはそんなことは気にしていないらしいが、これは凄く不思議なことだった。けど、外見が似ている人はいくらでもいるはずだし、気にしない方がいいかと最近思うようになった。輝丹はよく空を見ている。これしか彼が取る行動はわからない。元々、輝丹が何を考えているのか、誰も知らないだろう。


とにかくこんなところで、一人考え込んでいたら誰かに見つかる。遠くにみえる学園から目を逸らして歩き続けた。今は隠れられるところへ行って、そこで色々考えなければ。幸い誰もこの近くを歩いていないようだから。

どこかでノイズの混ざった音が聞こえた。それがどんな音かわからず、一旦足を止めた。


『えーと、みなさん、突然のことでびっくりされたと思います。山梨です』

あの人が、どうやらマイクを使ってこの町に放送を流しているようだ。でも、ゲーム開始後に流さなくてもいいのに。しかし、山梨は別の目的を言い始めた。


『この放送を流したのは、死亡者、禁止エリアをお知らせするためのものではありません。結構慌しかったもんだから、あることをうっかり忘れてしまいましてね。みなさんが始める前に、一度流そうとした曲です。しっかり聴いて下さいね。では、かけます』


しばらくの静寂。すぐに音楽は鳴り始めた。きっと、これがさっき言っていた曲だろう。せっかくなので聴こうと思った。が、後悔は先立たずだ。その音楽は普通じゃなかった。それを歌っているらしい、人達の声も、歪んでいた。女の人なのか、男の人なのか、子どもなのか、赤ん坊なのか、老人なのか。

とにかく、悲鳴や狂った笑い声に近い絶叫と甲高い音楽が合わせられ、とんでもない出来になっている。ちょっとだけでも聴いていると、思わず耳を塞ぎたくなる。普通の状況で、普通の人なら、笑って済ませられるだろうけれど、今は無理だ。というより、これは普通の状況でも聴きたくない。頭が割れるように痛かった。一体、あの人は何を考えているんだ?吐き気と眩暈に襲われ、しゃがんだ。


やめてくれ。

頭が痛い!


できるだけ、耳を固く塞いだが、どうにもならなかった。指の隙間からあの恐ろしい曲が流れ込んでくる。思い切り首を横に振って、少しでも音を聞き取りにくくするために走った。足音を大きく立てて、ただひたすらに走る。それでもまだ、聞こえてくる。直接ではなく、頭の中で。


やめろ。

やめろ、やめろ、やめろ、やめろ!!


念じても、止まってくれない。足音が余計に不愉快に感じる。立ち止まって、足の力が抜けたように、しゃがみ、頭を抱えた。



そしたら、目の前が闇に包まれた。


【残り:39人】

チャオ(女子14番)は、学園から出て校門の前でチャオラン(女子15番)が来るのを待ってい

た。別に、次で出てくるだろう丁本拓哉(男子15番)はやる気でないだろうし、危険ではない。みん

な、乗るとは限らなかった。


チャオランとは、中国から日本へ行き渡れる前の場所で出会った。同じ年だったからか、チャオランが

笑って話しかけてくれた。知らない国で暮らすことはとても不安で、ホッとしたのを覚えている。まる

で昨日のようだった。日本に来て、青空学園で挨拶した時もみんなは優しかった。日本人は暖かいのだ

と。だからこそ、許せなかった。みんなが好きだし、それを壊すようなことが起きた時にも、絶対許せ

なかった。誰かが傷つくとは曖昧なことは言わない。プログラムに巻き込まれた人達も、その人達の友

達も、親も、知り合いも、みんな傷つく。心に大きな傷が出来る。それだけだ。プログラムとはそれし

かないというのに、何で何度も何度も愚かなことをし続ける?


「チャオさん?」

突然声をかけられて、チャオは身体を震わせて振り向いた。きょとんと目をぱちくりさせている拓哉だ

とわかった途端、ゆっくりと安堵の息を漏らして、ずるずるとへたり込んだ。拓哉が慌ててしゃがんだ

狛枝「今まで感じた事のない温もりを感じるよ……これが罪木さんの暖かさなんだね」

狛枝「……ずっと、このままでいたい」

罪木「狛枝さん……」

罪木「私も」

罪木「狛枝さんの暖かさを感じてます」

罪木「すごくきもちいい……」

罪木「……」

罪木「……でも」

狛枝「……?」

罪木「やっぱりまだ怖い……です」

罪木「この温もりを感じられなくなる日が何時か来るんじゃないかって」

罪木「どうしてそんな風に思うのか……自分でもわからないんですけど」

罪木「……狛枝さんの事、信じていないワケじゃないんですけど」

罪木「それでも……」

狛枝「……」

狛枝「大丈夫」

狛枝「ボクはここにいる」

狛枝「ずっと罪木さんと一緒にいるって……決めたから」

狛枝(もう、迷ったりしないから……)

罪木「本当、ですか?」

罪木「この修学旅行が終わったら」

罪木「この島から出て行く日が来たら……」

罪木「お別れになるなんて、そんな事……ないですよね?」

狛枝「……!」

狛枝(まさか……罪木さん)

狛枝(ボクが以前言った事を思い出しかけてるんじゃ……)

狛枝(だから、そんな不安を……)

罪木「狛枝さ……」

狛枝「っ……」

罪木「ん……っ」


罪木さんがそれ以上何かを言う前に、ボクはその唇を塞ぐ様に口付けていた。

狛枝「……んっ……」

罪木「ふぁ……っ」


体を密着させ舌を絡ませ貪るような口付けを交わす。

呼吸が苦しくなったら短い息継ぎを挟んで、何度も何度も激しく、長い間。

罪木さんが、今だけを……この瞬間にボクと触れ合って傍にいるのだと考えられるように。

ボク自身も彼女の傍にいるからこそ何時か訪れてしまうのかもしれない別れに対する怯えを掻き消す為に……。


そして顔を離した後、改めて確認するかのように、ボクは呟いた。


狛枝「……罪木さんが好きだ」

狛枝「愛してる」

狛枝「ずっと傍にいたいし、いて欲しい」

狛枝「もう誰にも渡したくない」

狛枝「ボクの事を」

狛枝「忘れて欲しくない」

狛枝「……忘れたくない」

罪木「……」

罪木「狛枝さん……?」

罪木「泣いてるんですか?」

狛枝「え……」

狛枝「あれ……?」


罪木さんの手がボクの頬へと触れて、そう言われて、はじめて気が付いた。

自分が涙を流していた事に。


罪木「ごめんなさい……私が変な事言ったから」

罪木「狛枝さんはこんなに近くにいてくれてるのに……」

狛枝「……違う。違うよ」

狛枝「そうじゃ、ないんだ」

狛枝「罪木さんのせいなんかじゃ……」

罪木「狛枝さん……」


気付けば、罪木さんはボクの頭を胸に抱き込むようにして優しく髪の毛を撫でてくれていた。





この後


1、もう少しこのままでいる
2、動く


↓~3まで多い方

罪木さんの胸元に顔を埋めながらボクは暫くそのままでいた。

みっともない泣き顔を見られるのが嫌だったし、ボクの頭を撫でる罪木さんの手がとても心地良くて、ずっとこうしていたいという気持ちがより強くなっていたからだ。


罪木「少し落ち着きましたか?」

狛枝「……ん」

罪木「大丈夫ですよ。好きなだけこうしていてください」

罪木「それで狛枝さんの気が晴れるなら」

罪木「私も……こうしていたいですから」

罪木「……」

罪木「それとも、私にもっと何かして欲しいですか?」



1、このままでいい
2、手を繋ぎたい
3、キスして欲しい
4、その他


↓~3までコンマが一番大きいもの

流れ関係ないけど、
リアル不幸での不幸ポイント解消は無理ですかね?
(この場合前スレが終わったこと)

初音は先生に拘束されてる間トイレどうしてたんだろうな
363: 名無しさん@ピンキー[sage]
2013/11/28(木) 12:19:40.13 ID:GLJBccVli [1/1] AAS
全部見られた状態で用を足してた
364: 名無しさん@ピンキー[sage]
2013/11/28(木) 13:33:16.04 ID:FzUWO7ks0 [2/2] AAS
それはつまり初音ちゃんのピンク色の尿道から出てるところも、
アナルから茶色いウンコを出してるところもバッチリ見られていた訳ですな?

 (;゚∀゚)

>>39
不幸ポイント解消かぁ
じゃあ今回は、続きいく前に↓~3までのコンマを足した数値分だけ引く事にしようか
その分だけ幸運ポイントに加算は無しだけど

というわけで、合計で194pt引かれて不幸ポイントは695ptになりました

本編の方はしばしお待ちを

狛枝「……」

狛枝「手、を」

罪木「手……ですか?」


ゆっくりと顔を上げ、ボクの頭から離れた罪木さんの左手に右手を重ね、指を絡めて握り締める。

彼女もそれに倣ってボクの右手をそっと握ると笑みを浮かべた。


罪木「狛枝さんと手を繋ぐの……私、好きですよ」

罪木「でも、あの……片手だけでいいんですか?」

狛枝「うん」

狛枝「手だけじゃなくて、罪木さんにもっと触れたいから」

罪木「あっ……」



罪木の体の中で触れた場所は?


安価↓

左手を滑らせ罪木さんのお腹を優しくそっと撫でると彼女は小さく笑い声を上げた。


罪木「ふふっ、くすぐったいですよぉ」

罪木「……」

罪木「あ、あのっ、私……ちょっとぽっちゃりですよね」

罪木「やっぱり細い子の方がいいんでしょうか……」

狛枝「……うーん」



1、これくらいがちょうどいい
2、もう少しあってもいいくらい
3、細い方がいい


安価↓

狛枝「これくらいの方がボクは好きだよ」

狛枝「触り甲斐もあるしね」


そう告げてボクは罪木さんのお腹を優しくゆっくりと撫で続けていた。


罪木「そ、それはそれで、なんだか恥ずかしいですぅっ……ふゆぅ」

罪木「それに……本当にくすぐったくて……」

狛枝「……ねえ、罪木さん」

罪木「……?」

狛枝「もし、罪木さんのこのお腹に……」

狛枝「……」

狛枝「ううん。やっぱりなんでもない」

罪木「え、ええ……!? なっ、なんですかぁ……」

狛枝「……」

罪木「……」

罪木「……わ、私」

罪木「狛枝さんとの……赤ちゃんなら……」

罪木「……」

罪木「いえ。なんでもない……です」

狛枝「……」


何か答える?


↓~3コンマが一番大きいもの

狛枝「……ボクは、二人欲しいかな」

狛枝「男の子と、女の子」


少し照れながらもそう言うと、罪木さんの顔が一瞬で真っ赤になったのが見えた。


罪木「え、えっと……その……」

罪木「だったら励まないと……ダメですね……」

罪木「ふゆぅ……」

狛枝「……でもなぁ」

罪木「え……?」

狛枝「ボクに似てる子は、欲しくないかも」

狛枝「罪木さんに似た優しくて可愛い子が欲しいな」

狛枝「……」

狛枝「今、ここで本当に作っちゃう?」

狛枝「……なんてね」

罪木「ッ……!」

狛枝「あ……でもその前に、さ」

狛枝「ボクはまだ、罪木さんに肝心な事、きちんと言葉にしてなかったね」

狛枝「罪木さん」

罪木「は、はい」

狛枝「えっと、ね」

狛枝「……」

狛枝「ボクと……」




1、付き合って欲しい
2、恋人になって欲しい
3、結婚して欲しい


↓から先に3票集まったもの

狛枝「結婚して欲しい」

罪木「!」

狛枝「……」

狛枝「えっ、あれ?」

狛枝「ご、ごめん……なんか言いたい事が飛躍しすぎたみたいだ」

罪木「そ、そうですか……」

罪木「……」

狛枝「……」

狛枝「でも、さ」

狛枝「罪木さんがボクの子供を産んでくれる気が……あるなら……」

狛枝「結婚しないと、だよね」

罪木「っ……」

狛枝「だから……」

狛枝「この島を無事に出られるその日が来たら」

狛枝「改めてプロポーズしても、いいかな?」

罪木「……」

罪木「は、はい……っ」

罪木「私、その日が来るのを」

罪木「楽しみにしています……ね」

狛枝「……」

狛枝(無事に出られたら、ね……)

狛枝「とりあえずはさ」

狛枝「お友達はもう卒業でいいよね」

狛枝「振り返ってみると短い間だった気がするけど」

罪木「そうです、ね」

罪木「私、今日から狛枝さんの」

罪木「狛枝さん、の……」

罪木「……せ」

罪木「性奴隷ですねっ!」

狛枝「そ、それは違うよッ!?」

狛枝「……」

狛枝「それともなにかな、罪木さんはそういうのがお望みなのかな」

罪木「えっ」

狛枝「なるほど、ボクに飼われたい……と」

罪木「えっ、ええっ……!?」

狛枝「それが罪木さんの希望なんだね。恐れ入ったよ」

罪木「ちっ、違いますよぉ! そういう意味じゃなくてっ……」

狛枝「……じゃあ、何?」

罪木「っ……」

罪木「わ、私……私は……」

罪木「狛枝さん、の」

罪木「……恋人、です」

罪木「狛枝さんだけの、私になります」

罪木「だから……」

罪木「す、好きにして……ください……」

狛枝「……」

狛枝「……うん、そうだね」

狛枝「好きにするよ」



今度はどこを触る?


安価↓

お腹を撫でていた手をゆっくりと移動させて辿り着いたのは……


罪木「ひゃっ……!?」

罪木「い、いきなりそんな……お尻触るなんて……狛枝さんっ、えっ、えっちですぅ……!」

狛枝「さっきまで色々と触って欲しがってた子が言うセリフじゃないと思うな、それは」

罪木「ふえぇ……っ」

罪木「だって、そんな風に触られたら……」

罪木「んっ……あ……ッ」

狛枝「……」



ここでもっと触りやすいように体勢を


1、変える
2、このまま


安価↓

狛枝「……どうせならこうした方がいいかな」

罪木「えっ……!?」


今まで下にいた罪木さんを、今度はボクの上に乗せるように体勢を変え、触れるか触れないかという位置で同じ場所の愛撫を再び始める。

すると、繋いだままでいた罪木さんの手に力が込んだのを感じた。


罪木「は……ぁっ……くすぐった……っ」


それから罪木さんは、ボクのその愛撫がじれったいからなのか……別の刺激を求める様にボクの上で緩やかに腰を揺らし始めるのだった。



どうする?


1、別の場所へ触れる
2、同じ場所を撫でたまま
3、その他


↓~3までコンマが一番大きいもの

罪木さんの様子を見上げながら、ボクは触れている場所も力加減もスピードもまったく変えずに手で撫で続けていた。

罪木さんは罪木さんで緩やかに一定の速度を保ったまま腰を動かして甘い声を小さく漏らしている。

その動きによって自身に押し寄せてくる感覚が、心地よくも物足りなくもあって……ボクはどうするべきなのか少し迷っていた。


罪木「んっ……あっ……」

罪木「……あっ……狛枝さ……っ」

狛枝「ん、……何?」

罪木「ふぁ……っ……」

狛枝「……」

罪木「あっ……は……」


罪木さんはボクの声が届いていない程、その行為に酔いしれている様子だった。


狛枝「罪木さん、聞こえてる?」

狛枝「……ねえ」


一人だけでたのしんでいる彼女に少し釈然としない気持ちを覚え……動かしていた手を不意に移動させ、今度は胸を触ってみると、罪木さんは体を一度跳ねさせてその動きを止めた。

罪木「あ……狛枝さん……そこ……」

狛枝「やっぱりここが一番イイ……のかな?」

罪木「んッ……!」


そのまま掌で包み込んだそれを嬲ってみると、罪木さんは首を縦に振った。


罪木「そこ……きもちいい……です……」

罪木「あっん……ああっ……」


そして再び腰を揺すり始める彼女を眺めながら、ボクはぼんやりと考えた……。



この後、どうする?


↓~3まで自由に、その中でコンマが77に一番近いもの

うーん、どうしよう
お互いの身の上話でもさせるか?互いに親には愛されてなかったみたいだし…(多分)家族って愛ってなんだろね?みたいな感じ

罪木に背中をこちらに向ける体位になってもらった直後に素早く上下を入れ替わってやや強引に罪木の顔だけをこちらに向けさせてディープキスをし、胸を揉みしだきながら射精するまで激しいピストンりして膣出し。
射精後も挿れたままでキスや愛撫をして回復を待つ。

寝落ちて起きてみたらとんでもない話題で盛り上がってるよぉ……

え?これ、どうしろと……え?

>>82クンの絶望を狛罪の希望の踏み台にしてもいい流れなの?え?

いや、指定した範囲のコンマ判定見ると>>81クンの案採用なんだけど

とりあえず>>82クンは、その、なんだ、ドンマイ……

安価は大事だ
大事だけど…うん…
>>82の絶望に敬意を評して両方やるのはどうだろう

>>99
そうか……そうだね

みんながそれで構わないというのならそれでいく事にするよ!希望は前へ進むんだ!

代わりに狛枝クンには後で存分に爆発して貰う事にするから安心するといいよ……不幸ポイントでね!

あと、一回終わった後ねっとりなの続ける?

両方一応アンケートとっときます、夕方まで

続けるで了解


なのはいいんだけど、今一番聞きたかったのは結局>>81+>>82の展開でいいのかって事だったんだ……

でも特に意見も無さそうなんでこの方向でいく事にします

狛枝「……」

狛枝「ちょっと止まって」

罪木「……え」

狛枝「いいから」

罪木「……」


動くのを邪魔されたからか、少し不満そうな表情を見せながらも罪木さんはボクの言う事に従った。

それから、腰に手を添えてゆっくりと中から自身を引き抜いてしまうと、彼女の表情は驚きへと変わったのが見えた。


罪木「あっ……どうして……」

罪木「まだ……っ」

狛枝「焦らないでよ」

狛枝「今度は、後ろを向いて座り直して」

罪木「は、はい……」


繋いでいた手を名残惜しそうに解き、背を向けてから腰を落とし入れ直そうとしている罪木さんを見て

秘部に宛がったその瞬間を狙い彼女の腰を掴むと一気に挿入しながら体を前へ押せば、上下の位置は瞬く間に入れ替わっていた。

罪木「あぁッ……!」

罪木「っ……あ……狛枝……さん……?」

狛枝「……今度はボクの番、だからね」


そう告げた後、片手は罪木さんの顎を掴みこちらへ振り向かせながら強く口付け、片手は背後から回して胸へ触れ揉みしだきながら腰を動かし始める。

先程までの罪木さんがしていたような緩やかなものではなく、焦らしていたのが嘘だったかのような激しい動きで奥を何度も突くと、唇で塞いでいる唇からくぐもった喘ぎが吐息と一緒に零れた。


罪木「ふぁっ……あっ……んっ」


最初は驚いて見開いていた目を閉じて、罪木さんはやっと望んでいた快感を得られたのか抵抗せずにボクの行為を受け入れていた。

突く動きに合わせたように腰を振りその度に肌がぶつかり合う音と繋がっている部分からは水音が響いて、ボクたちは夢中で互いを求め合い続けた。

でも、その時間は永遠に続く訳ではない。

激しく動けば動く程に、求めれば求める程に、終わりの時は近付いてくる。


罪木「んッ、らめっ……こまえださんっ……わたし……ッ!」

狛枝「……罪木さんっ……」

罪木「こまえださんっ……こまえださんっ……あぁっ……」


口付けをやめると、何度もボクの名を呼んで罪木さんはその時を迎えようとしていた。

そして、ボクもまた……。

罪木「ふぁっ……も、イっちゃ……あっ……ああッ!」

狛枝「くっ……ぁ……ッ!」


罪木さんが何度か大きく体を痙攣させたのとほぼ同時に、彼女の中でボクも果てていた。



その後、シーツに体を埋めまだ小さく体を跳ねさせている罪木さんはぼんやりとして息を上げながらその余韻に浸っていた。

ボクもそれは同じで、まだ罪木さんと繋がったまま彼女を後ろから抱き締めて頬を寄せ目を閉じた。


狛枝「……は……っ、罪木……さん……」

罪木「ん……ッ」

罪木「……」

罪木「……ぁ……中でっ……!」

狛枝「……」

狛枝「……ごめんね」

狛枝「どうしても、罪木さんと一つのままでいたくて」

罪木「……」

罪木「狛枝さん……怒らないで聞いてくれますか……」


少し呼吸が落ち着いた罪木さんは呟いたその言葉とは裏腹にボクを何処か責めているようにも感じて、一瞬息を飲んだ。

罪木「終わった後でこんな事言って、困らせるだけだとは思うんですけど」

罪木「……」

罪木「私、今日……」

罪木「危険日なんです」

狛枝「……」

狛枝「え」

罪木「っ……」

罪木「だ、だから……本当は色々と、ゴムとかゼリーとか……準備はしてきたんですけどっ……」

罪木「全部、脱衣所の服の中にあったから……そのっ……」

罪木「ごめんなさぁいっ……!」

狛枝「……それは……」

罪木「ふぇっ……後でちゃんとおクスリ飲んでおきますからぁ……」

罪木「ごめんなさい……」

罪木「……」

罪木「でもっ、私も……本当は中に欲しかった……から……」

罪木「その……ごめんなさい」

狛枝「……」

罪木「……」

罪木「もし……もしも、ですよ?」

罪木「本当に狛枝さんの赤ちゃんが……出来たとしたら」

罪木「私……」

罪木「産んでも、いいですよね?」

罪木「……いえ」

罪木「だめだって言われても……一人で産んで、育てますから」

狛枝「……」

狛枝「一人で、なんて言わないでよ」

狛枝「さっきボクは言ったよね」

狛枝「罪木さんに……ボクと結婚して欲しい、って」

狛枝「もしもの時の責任をとる覚悟がないなら、ボクだってこんな事はしないよ」

罪木「……ほ、本当……ですか……?」

狛枝「本当だよ」

狛枝「……」

狛枝「でも、ね」

狛枝「ボクには家族ってものがよく解らないから」

狛枝「罪木さんも、何時か産まれてくるかもしれない子の事も、きっと困らせる事になるかもしれない」

狛枝「罪木さんに愛してる、なんて言葉を口にしたけれど……」

狛枝「実を言うと、人の愛し方をボクはまだ解っていないんだ」

狛枝「だから……」

狛枝「……」

狛枝「ボクは両親を幼い頃になくしていてね」

狛枝「親からの愛情も何もかも、もう記憶にはないから……」

狛枝「だから、自分の子供が出来たとしても、愛情の注ぎ方がわからなくてきっと抱く事すら戸惑うんじゃないかと思う」

狛枝「……でも、罪木さんが一緒にいてくれるなら」

狛枝「きっと、頑張れると思うんだ」

狛枝「不安ではあるけど……罪木さんと罪木さんが産んでくれる子となら家族になりたいと、そう思うよ」

狛枝「罪木さんはきっといいお母さんになれると思うしね」

罪木「……!」

罪木「そ、そんな……私は」

罪木「……

罪木「私も、です」

罪木「私、家ではいつもぶたれて、外でもぶたれて、その繰り返しで……人に許して貰える事がありませんでした」

罪木「だから、誰かを好きになる事も愛する事も、なくて……」

罪木「で、でもっ、狛枝さんと出会って、一緒の時を過ごして……初めて好きだと思える人が出来て」

罪木「その狛枝さんが私の事を好きだって、愛してるって言ってくれたのがすごく嬉しかったんです」

罪木「……その愛情を、私も狛枝さんに返してあげたい」

罪木「それで、もし、狛枝さんの子を宿す日が来る事があったとしたら……その子にも」

罪木「そのやり方はまだよくわかりません、けど……」

罪木「これから理解していけたらと……そう思います」

罪木「狛枝さんが隣にいてくれるならきっと出来ると思うんです」

罪木「だからこれからは一緒に……」

罪木「愛するって事を学んでいけたら嬉しいです」

罪木「……な、なんて……」

狛枝「……」

狛枝「そっか」

狛枝「そうだよね」

狛枝「一人じゃなくて二人でなら、きっと」

狛枝(……二人でずっと一緒にいられれば、だけど)

狛枝(……)

罪木「それに……ですね」

狛枝「?」

罪木「……」

罪木「私、これからは……狛枝さんに嫌われないように、じゃなくて」

罪木「もっと好きになってもらえるように努力をしたいなって……思ってます」

罪木「だからっ……あのっ……」

罪木「ほ、他の女の子に負けないように頑張りますね……!」

狛枝「他の女の子?」

狛枝「どういう事?」

罪木「だ、だって、ここには私なんかよりも可愛くて明るくて元気な女の子が沢山いるから……」

罪木「油断してたらきっと狛枝さんをとられちゃう……」



1、ボクには罪木さんしか見えていないけど
2、ボクだって、罪木さんを誰かにとられちゃわないか心配だ
3、その他


↓~3コンマが一番大きいもの


狛枝「それを言うなら……」

狛枝「ボクだって、罪木さんを誰かにとられちゃわないか心配だ」

罪木「えっ……そんな事……」

狛枝「あるよ」

狛枝「例えばさ……罪木さんは何時も怪我の手当とかしてくれるでしょ?」

狛枝「そんな風に世話をしてくれるキミを好きになっちゃう人がいないとは言い切れないじゃないか」

狛枝「それ以上に、ここにはボクなんかよりも才能に溢れた人が大勢いるんだからね」

狛枝「そんな人たちに横から掻っ攫われないかって不安で仕方ないよ」

狛枝「その中でも一番危険なのは……」

狛枝「やっぱり日向クン、かな」

罪木「日向さん……ですかぁ?」

狛枝「うん。日向クンは人を惹きつける何かを持っているとボクは思うんだよね」

狛枝「彼はボクの相談にも乗ってくれた良い人だけど……」

狛枝「そんな彼だからこそ、罪木さんがボクよりも日向クンを好きになったりしたらと考えると」

狛枝「……嫌だな」

罪木「考えすぎですよぉ」

罪木「確かに日向さんは私にも優しく接してくれますけど」

罪木「日向さんとは手を繋ぎたいとか、抱き締めてもらいたいとかは……思わないですから」

罪木「私の特別は、狛枝さんだけですよ?」

罪木「だから狛枝さんにも私だけを見ていて欲しい、です」

罪木「……」

罪木「私だけしか見れないように……してあげちゃいますから」


そう呟いて、罪木さんはボクが彼女の体に回していた左手を取って胸へと押し付けた。


罪木「一回だけじゃ物足りなくありませんか?」

罪木「私は……物足りないです」

罪木「狛枝さんにもっと抱いて欲しい……です」

狛枝「……」

狛枝「そう、だね」

狛枝「……少しね、考えたんだけど」

罪木「……?」

狛枝「こういうのも一つの手なのかもしれない」

罪木「え? 何の話ですか……?」

狛枝「……」

狛枝「冗談でもなんでもなく……本気で言うよ。改めて」

狛枝「ボクの子供を罪木さんに宿して欲しい」

狛枝「今、ここで……ね」

罪木「えっ……!?」

罪木「今……ですか?」

狛枝「うん」

罪木「それは、あのっ……嫌というワケじゃ、ないですけど、でも」

罪木「……どうしてですか?」

狛枝「そうだね……」

狛枝「言い方が悪いかもしれないけれど」

狛枝「万が一の保険みたいなものだと思ってもらえればいいよ」

罪木「保険……?」

狛枝「……」

狛枝「大事な事だからよく聞いて欲しいんだけど」

狛枝「理解はしなくていいよ」

狛枝「ただ、ボクが言った事を少しでも覚えていてくれれば……それでいい」

罪木「えっ……狛枝さん……?」

狛枝「あのね、罪木さん」

狛枝「ボクはこの先、罪木さんとの約束を」

狛枝「……破る事になる事があるかもしれない」

狛枝「ボク自身にそんな気はなくとも……ね」

罪木「約束って」

狛枝「ボクは此処にいるって、言ってあげられなくなるかもしれない……って事だよ」

罪木「っ……!」

罪木「ど、どうしてですかぁ!?」

狛枝「それは」

狛枝「……」

狛枝「ごめんね、言えない」

狛枝「言ったらそれこそ、ボクは罪木さんに此処にいるって言えなくなってしまうかもしれないから」

罪木「そ、そんなっ……どうしてっ……!」

罪木「どうして……」

狛枝「最後までよく聞いて」

狛枝「ボクだって本当は」

狛枝「……そんなの嫌なんだよ」

狛枝「でも、ボクだけの力じゃどうしようもない事が……起こるかもしれなくて」

狛枝「だから、もしもの時の為に、罪木さんの中に希望を遺しておきたいと、そう思ったんだ」

狛枝「勝手な事を言ってるって解ってるけど……でも……」

罪木「い、嫌ですぅっ!」

狛枝「!」

罪木「私が納得出来るような理由を聞かせてくれないなら」

罪木「狛枝さんのお願いは……聞けません」

罪木「聞きたくありませんっ……!」

罪木「ふえぇ……っ」

狛枝「罪木さん……それは……」

狛枝「……」

罪木「っ……」

罪木「……やっぱり、もういいです」

罪木「……もう……離してください……」


どうする?


1、離す
2、離さない
3、何か言う(言いたい事があれば)


↓~3までコンマが大きいもの

狛枝「……嫌だ」


ボクは後ろから罪木さんを抱いていた腕の力を込め、罪木さんによって導かれていた胸に触れている手でそこを弄りながら、まだ繋がったままの体を再び動かし始めた。


罪木「っ……あ」

罪木「狛枝さんっ、だめです……だめっ……こんなの……」

罪木「いやぁ……ッ!」


逃れようとしている罪木さんを押さえつけるようにしながら、ボクは後ろから罪木さんの体を犯し蹂躙していく。

ついさっきまでしていたのと同じ事をしている筈なのに、通い合っていた筈のボクたちの心はいつの間にかすれ違っていて、ボクからの一方的な行為に罪木さんはただ泣き叫ぶような声を上げていた。

それでも、もう後戻りは出来ないくらいボクは心も体も追い詰められていて、その行為は止まるどころかエスカレートしていくだけだった。


狛枝「っ……罪木さん……罪木さんっ……」

狛枝「好きだ……愛してる……っ」

狛枝「……ごめん……ね……」

罪木「やっ……んっ……もう……やめてえっ……!」

罪木「っ……私……また……!」

罪木「あっ、あぁっ……!」


気持ちとは裏腹にボクが嬲るだけ嬲った罪木さんの体は二度目の絶頂を迎えたようだった。

そしてボクも彼女の奥深くへと吐き出した後に、その体を解放する。

自身を抜いた箇所から白濁とした液が溢れ零れていくのを見て、自ら望んでした事の筈なのに何故か嫌悪を覚えた。

疲れた体をベッドに投げ出し仰向けになりながら呼吸が落ち着くのを待った。

隣では背を向けたままでいる罪木さんのすすり泣く声が聞こえている。

ボクは声をかける事も手を伸ばして抱き締める事も出来なくて、ただ視線だけを送っていた。

……と、その時。

不意に、彼女の顔がこちらへと向いた。

頬を涙で濡らし、目を真っ赤にしながら……。


罪木「……」

狛枝「……罪木さん」

狛枝「……」

狛枝「ごめ……」

罪木「私は」

罪木「狛枝さんに謝って欲しいワケじゃありません」

罪木「ただ、理由が知りたいだけなんです……」

狛枝「……」

罪木「……どうしても、私には話せない事なんですか?」

罪木「私じゃ、狛枝さんの役には立てないんですか……?」

罪木「こうして一緒にいても、何もしてあげられないなんて」

罪木「私がいる意味、ないじゃないですか……っ」


また少しだけ泣いて、罪木さんはボクの体に寄り添いすがりつくように腕を回した。



1、話しても余計に傷付けるだけだ
2、一緒に悩んでくれるの?
3、罪木さんはただボクの言う事だけを聞いてくれればいい
4、その他


安価↓~3コンマが一番大きいもの

狛枝「……」

狛枝「罪木さんがそこまで言うのなら」

狛枝「話してどうにかなる事じゃないんだけど……聞いてくれるかな」

罪木「っ……!」

狛枝「少し長くなるかもしれないし、上手く言葉に出来ないかもしれないけど」

罪木「……は、はい」

狛枝「……」

狛枝「ボクが持つ才能の事を罪木さんは覚えてるかな」

狛枝「ボクはね、幸運なんだよ」

狛枝「そのおかげで希望ヶ峰学園にやってこれたし」

狛枝「こうして罪木さんと出会う事も出来た」

狛枝「……ゴミクズみたいな才能だけどね」

狛枝「なんでそんな風に言うのかって罪木さんは思うかもしれないけど」

狛枝「ボクの……幸運は……」

狛枝「……」

罪木「狛枝さん……?」


また黙ってしまったボクの頭を彼女は労るように優しく撫でてくれた。

おかげでボクは勇気を貰い、息を吸って覚悟を決め続きを話し始めた。

狛枝「……ボクの幸運はいつも不運と一緒なんだよ」

狛枝「さっき話した両親を幼い頃になくした事だって、その後に莫大な遺産を受け取る事になったから幸運だったし」

狛枝「何時だったか誘拐事件に遭った時だって、その時偶然拾った宝くじが億の当たりで幸運だった……とか、そんな具合にね」

狛枝「だから……」

狛枝「その逆で、今が幸運だと……幸せだと感じていると、その後に不幸がやってくるって事になるんだよ」

狛枝「ボクは今、罪木さんと想いが通じ合ってキミとひとつになれて……これ以上ない幸せを感じている」

狛枝「……だから……だからこそ、怖いんだ」

狛枝「これから訪れるこれ以上ない不幸はボクを……ボクたちをどうする気なのか」

罪木「だから急にあんな事を……?」

狛枝「……うん」

狛枝「それでもボクは罪木さんと一緒にいたいんだ」

狛枝「キミを不幸にするのは嫌なのに、ほんの一時でいいからそうなる前のキミとの幸せが欲しい」

狛枝「だから、こうして一緒にいられるうちに、罪木さんと確かに愛し合ったんだっていう証を作りたいって思った」

狛枝「もしかしたら、明日にはもうその不幸はやってくるかもしれないんだから……」

狛枝「こんなだから、一度はキミを諦めようとした事もあった」

狛枝「出会わなければよかったとさえ思いもした」

狛枝「でも、自分の本当の気持ちを今度ばかりは誤魔化しきれなかったんだ」

狛枝「きっと罪木さんを幸せに出来る人はボク以外に大勢いるよ」

狛枝「それでも、ボクを選んでくれる気はまだ……ある?」

罪木「……」

罪木「私は、狛枝さんでなきゃ……嫌です」

罪木「狛枝さんに愛されて、狛枝さんを愛したい、です……」

罪木「不幸がどうとか、関係ありません」

罪木「私は狛枝さんの幸運も不幸も丸ごと全てを受け入れたい」

罪木「一緒に分かち合っていきたいと……そう、思います」

罪木「それで、私たちが離れてしまうようなそんな不幸が起こったとしたら」

罪木「私は、狛枝さんを追いかけますから」

狛枝「っ……」

罪木「……」

罪木「やっと狛枝さんの事が少し解ったような気がします」

罪木「……だから」

罪木「いいですよ」

狛枝「え……」

罪木「赤ちゃん……作るんでしょう?」

狛枝「っ……!」

罪木「さっきみたいに、乱暴なのは嫌です」

罪木「優しく……してください……」


罪木さんは顔を近付けて囁くとボクの唇へ優しく口付けた。



どうする?


1、する
2、やっばり止める


↓~3まで多い方

狛枝「ん……」


そのキスに応じながら、彼女の髪の毛に指を通すようにして頭を強く抱きながらこちらからも何度もキスを繰り返す。

そして顔を一度離すと罪木さんの紅潮した顔が見えて、それに愛しさを覚えるともう一度だけ軽く触れるキスを交わした。





では、まずここからどうする?


1、罪木の体を愛撫する
2、罪木に愛撫してもらう


安価↓

狛枝「……さっきは無理矢理やってごめん」


罪木さんの上になり、彼女を見下ろし左手を頬に滑らせながら囁く。

そのボクの手に手を重ねて頬摺りしながら罪木さんは微笑んだ。


罪木「大丈夫ですよ。理由も解りましたから……」

罪木「だから、私も狛枝さんに応えてあげないとダメですね」

罪木「……応えてあげられれば、いいんですけど」

狛枝「……」

狛枝「ボクの願いが叶っても叶わなくても」

狛枝「罪木さんがボクを受け入れてくれた事がとても嬉しい」

狛枝「……今度はもっと、優しくするから」

罪木「……」

罪木「狛枝さんもたくさん気持ちよくなってくれないと嫌ですよ?」


罪木さんは照れたようにしながら呟く。

ボクは言葉で答える代わりに重ねられていた彼女の手を取り甲へと口付けてから、首筋へと唇を寄せて強く吸い付き胸を掌で包み込んだ。

狛枝「……んっ」

罪木「ッ……あ、ん……」


少し時間をかけてきつく吸い付いたそこにくっきりと赤い痕が残る。

別の場所にも同じように印を付ける行為を繰り返しつつ指先で柔らかい胸をそっと刺激し続けていると、罪木さんは指を咥えなから声を我慢しているようだった。


狛枝「もっと罪木さんの声、聞きたいんだけどな」

罪木「ぁ……でも……っ……」

狛枝「今更恥ずかしがる事でもないでしょ」

狛枝「それとも、まだ足りないのかな」


手の動きを止めないまま顔を更に下へ持っていき、その頂にある飾りへと唇で触れる。

すると思った通り、罪木さんの反応に変化が訪れた。


罪木「あっ、そこ……っ!」

狛枝「ん……」

罪木「ふぁっ、ああっ……」


何度かそこへ優しい口付けを繰り返した後に口の中へと含んで舌で嬲り始めると、罪木さんは体を小さく揺らせて甘い声を響かせていった。

そのまま執拗に舌で弄んでから不意をついてわざと水音を立てて吸い付くと一際甲高い声が上がったのを耳にした。


罪木「ひぁっ! らめですよぉ……っ!」

狛枝「……罪木さん、かわいい」

罪木「ふぇ……あっん……」

狛枝「ボクなんかで感じてくれてるんだね……」

罪木「はぁっ……おっぱい……きもちいいれすぅ……」

罪木「あっ……もっと……!」


ボクの頭を抱き締めながら懇願する罪木さんの望み通りに、胸への愛撫を長い間続ける。

舌の先で転がしてみたり、軽く歯を立てて甘噛んでみたりと変化をつけて刺激を繰り返せば、その度に体を跳ねさせて罪木さんは悦びの声をボクに聞かせてくれた。

罪木さんの胸を長い間堪能した後、舌を這わせて辿りついた臍へと音を立てて口付ける。

そして耳を当てるように顔を付けながらそっと彼女のお腹を撫でた。


罪木「っ……狛枝さん……?」


罪木さんは息を上げながら、ボクのその行為に不思議そうにして声をかけてきた。


狛枝「子供が産まれてくるのって10ヶ月くらい経ってからだっけ」

狛枝「それだけ時間があると、もし出来たとしても……やっぱりボクはその子の顔を見る事も抱く事も出来ないのかもしれないね」

狛枝「だったらせめて、今の内に名前くらいは考えてあげた方が……ああでも、男の子か女の子かもわからないんじゃ……」

罪木「狛枝さん」

罪木「……気が早すぎです。それに」

罪木「そんなに悲しい事、言わないでください……」

狛枝「……」

罪木「何時起こるか解らない不幸の事よりも、今はここにある幸せの事だけを考えていてください」

罪木「ここにいる私をもっと、愛してください……」

狛枝「罪木さん……」

狛枝「……」

狛枝「そうだね。なら、もっと罪木さんに夢中にさせてよ」

狛枝「そして罪木さんもボクに夢中になって」


そう告げるとボクは彼女の足をゆっくりと開かせてその間へと顔を沈めた。

罪木「あっ……!」


その行為に一瞬驚きの声を上げた彼女を余所に、構わずそこに隠れていた肉芽に舌先で触れる。


罪木「あっ、そこっ、そんな風にしちゃっ……あっ、んっ……!」


罪木さんは胸の飾りを弄んでいた時よりもいい反応を見せ、まるで誘っているかのように腰を揺らしていた。

それに応えるべく、胸をいじめて遊んでいた時と同じように吸い付いたり舌を強く押し付けたりを繰り返して、罪木さんの弱い部分をボクは味わう事にした。


罪木「やっ、あっ、ぁあっ、らめぇ……っ」

罪木「おかしくなっちゃっ……」


体を抱くように腕を交差させながら身悶えてそう訴えてはいるが、抵抗するような素振りはなかった。

むしろ足をもっと開かせ始めるのが見えると、ボクはそこの刺激を続けたまま彼女の中へと指先を埋めて緩やかに肉壁を擦るようにスライドさせる。

そうする事で、罪木さんの腰を振る動きが大きくなったのがはっきりと解った。

そのまま、まだ中に残っているボクの精液と彼女の溢れてくる愛液を混ぜるようにして暫くの間指で慣らしていく。

すると、罪木さんはまた声を上げてボクに訴えるのだった。


罪木「はぁっ……狛枝さっ……もう、ゆびは……っ」

罪木「んっ……ゆび……じゃなくて……っ」

罪木「こまえださんのっ……ください……っ」



1、まだ焦らす
2、いれる


安価↓~3まで多い方

狛枝「……そうだね」

狛枝「ボクも罪木さんのかわいい姿を見てたら……もう……」

狛枝「……」



体位は?


1、正常位
2、後背位
3、騎乗位
4、対面座位
5、その他


先に3票入ったもの

対面座位と正常位の組み合わせが一番多い感じかな

それでいいならそれでいく

そのまま罪木さんの足を更に開かせて間に割って入り、今までの彼女の痴態を見てすっかり反り勃っていた自身を入り口に当てがいゆっくりと埋めていく。

すると罪木さんの両腕が伸びてボクの首へと回った。


罪木「狛枝さっ……あっ、ああっ!」

狛枝「ッ……」


吸い付くようなキツい締め付けを感じながら進んでいき、入りきったところで一度落ち着こうとすると、罪木さんさんはボクの腰に両足を絡み付かせて体を更に引き寄せようとした。


罪木「はぁっ……狛枝さん……またひとつになれた……」

狛枝「……罪木さん、そんなに嬉しい?」

罪木「はい……、っあ」


頬を寄せて何処かうっとりとした様子でいる罪木さんの体を抱き返して囁いた後、そのまま抱えて上体を起こし、繋がったまま座り彼女もボクの膝の上に座らせる。

体の向きが変わった事でまた少し繋がっている深さも変わると、罪木さんは体を震わせてボクにしがみついた。


罪木「んっ……狛枝さんの熱い……」

狛枝「そういう罪木さんだって……」

罪木「そんなことっ……あっ……!」


自身の包まれている感覚にいい加減我慢が出来なくなると、彼女の腰を掴み上下に揺らせその動きに合わせて緩やかに奥を突き上げる行為を繰り返していく。

罪木さんのしがみつく腕の力は強くなり、まるで間近でボクに聞かせてくれているかのように耳元に顔を寄せて喘ぎ声を響かせていた。


罪木「あっ、奥にっ、当たってっ、ああっ」

狛枝「っ……罪木さん……」

罪木「んっ、狛枝、さんっ……」

罪木「……好き、です、好きっ……」

狛枝「……ッ」

罪木「ふぁ……んんっ」


暫くの間座ったままでの行為に没頭していたが熱の籠もったその囁きに感極まると、再び彼女の体をベッドに押し倒しながら深く口付けていた。

その反動で離れてしまった彼女の両手に両手を重ねて指を絡ませ強く握り締めると同時に、腰の動きを強く激しくしていく。

奥の締め付けはより一層強くなって、気付けば彼女もまたボクの動きに合わせて淫らに腰を揺らしていたのが見えた。

罪木「ひぁっ……んっ、ああっ、こまえださんっ……!」

罪木「やっ……ぁ……激し……っ」

狛枝「ッ……ごめん……痛くは……したくなかった、けど……」

狛枝「もう、止まれそうに……っ!」


次第に余裕はなくなっていき、罪木さんの奥深くを何度も貫いて快楽に溺れその体を貪るボクに、罪木さんは髪を振り乱すようにして首を横に振った。


罪木「っ、止めないで……くださいっ……」

罪木「私っ……今、とても……」

罪木「……幸せ……ですから……っ」


頬を紅潮させうっすらと涙を浮かべながら罪木さんは笑った。

罪木さんにそんな事を言ってもらえるなんて、ボクは

ボクは……


狛枝「……幸運、だね……」

狛枝「……」

狛枝「罪木さんと出会えて、良かった……」

狛枝「罪木さんを……愛せて……良かった……っ」

狛枝(その気持ちに今まで気付けなかったのが……不運なのかもしれない)

狛枝(……)

狛枝(いや)

狛枝(これから来る不運はきっと)

狛枝(そんな生易しいものじゃない、筈だ)

狛枝(……でも。それでも)

狛枝(今は罪木さんと愛し合えるなら)

狛枝(……それでいい)

余計な雑念を追い払うように体を動かして罪木さんを求め続けた。

罪木さんもまた声で仕草で表情でボクを求めてくれた。

そして、繋いでいた罪木さんの手の指先に力が入るのを感じた。

追い上げていった体に限界が近付いている合図だとすぐに悟った。


罪木「はっ、あぁっ……! やぁっ……もっ……」

狛枝「いいよっ……イっても……」

狛枝「ボクも……っ」

罪木「っ、でも……ッ」

罪木「まだ狛枝さんとっ……ずっとこうして……っ」

狛枝「んっ……それは……ボクも、だけど……っ」

狛枝「ッ……」

罪木「はぁっ……じゃあ……っ」

罪木「中に、ぜんぶっ……くださいっ……」

罪木「……」

罪木「……あ……愛してるって……言ってくださ……っ」

狛枝「……あっ……」

狛枝「……」

狛枝「愛してる……っ」

狛枝(でも……)

狛枝(……ボクなんかがキミを愛して……ごめん)

罪木「っ……あ、狛枝さっ、イクっ……ああっ、ああ……ッ!」

狛枝「う……く、ぁ……ッ!」


罪木さんの体に全てを吐き出し注いで、その時は終わりを迎えた……。


……


行為を終えた後、ボクたちは寄り添いながらしばしの余韻に浸っていた。

時間はもう夜明け近くだったみたいだけど、罪木さんは帰るどころか裸のままで甘えるようにボクの左腕に絡み付いて離れようとしなかった。


狛枝「……流石に少し眠った方がいいと思うんだ」

罪木「……」

罪木「もう少し狛枝さんとお話していたいですぅ。ダメ、ですか?」

狛枝「ボクもそうしたいのは山々だけど、昼間の作業の時間がキツくなるよ?」

狛枝「ボクはともかく罪木さんが健康に気を使わないのはダメだよ」

狛枝「キミは超高校級の保健委員なんだから」

狛枝「それに、これからキミの体は一人のものじゃ……」

狛枝「……」

罪木「ふゆぅ……だから気が早すぎですってばぁ」

罪木「でも、狛枝さんがそう言うのなら、少しだけ休みますね」

罪木「……」

罪木「腕枕して欲しいです」

罪木「それから、私が寝付くまで頭を撫でていてください」

狛枝「……急に甘えん坊さんになったね」

罪木「だ、だって……」

狛枝「いいよ。わかった。だから、ほら」


ボクは罪木さんが望むように彼女がくっ付いていた左腕で腕枕をしながら右手で頭を撫でていった。


狛枝「おやすみ」

罪木「……えへへ。おやすみなさぁい」

罪木「……」

罪木「……狛枝さん……大好き……」


小さく呟くと、罪木さんは数分しないうちに寝息を立て始めていた。

罪木さんの寝顔に暫く見入った後、起こさないようにそっと頭の下から腕を抜いてベッドから離れる。

そして机の上に置いていた小泉さんから貰ったカメラを持ってくると、罪木さんの寝顔をこっそり写真に収めた。

すぐに現像された写真はそれほど綺麗に写ったものではなかったけど、それでもボクにとっては大切な一枚になった。

それから、ベッドの上で日々の記録を付けていたノートを広げ一番新しいページに写真を貼って、続きを綴っていった。

随分と遠回りをした気がするけど、やっと罪木さんに想いが通じた事。

罪木さんもボクを好きだと言ってくれた事。

彼女に結婚したいと伝えた事。

子供が欲しいなんてワガママを言った事。

おこがましいけれど、罪木さんと出会えて、恋が出来て、罪木さんの事を愛せて、幸せだという事。

あった事、思った事を順に書き連ねていって……

ボクはきっと今日得た一生分にも近い幸運のおかげでこれから先一生不幸になるのだろうと書き掛けて、慌ててそれを斜線で消しノートを閉じた。

……。

今はもう、考えるのはよそう。

考えたってどうにもならないのは解りきっているし。

罪木さんから答えを貰えただけでも、もう十分なのだから。

もう、思い残す事……なんて……。



狛枝「……」

狛枝「おやすみ……」


……


*罪木さんと仲良くなりました。

*罪木さんの好感度が【気になる相手】→【好き】になりました。

*罪木さんと【恋人】になりました。

*幸運ポイントを114pt消失しました(現在:777pt)


【5日目】


一回目の学級目標チェックまであと【1日】

一回目の希望のカケラ回収チェックまであと【1日】(目標達成済)



狛枝「……朝、だ」

狛枝「……」

狛枝「!」

狛枝「罪木さんっ……」



直後コンマ判定


隣に罪木は


00~77 寝ている
78~99 いない


狛枝「つ、罪木さん……?」

罪木さんはボクの隣でまだ眠っていた。

というより、ボクの頭を胸に抱いて抱き枕状態にしていた。

昨夜した後のままだから勿論裸だ。


狛枝「……」

狛枝「罪木さん。朝だよ、起きて」

罪木「ふゆぅ……」

狛枝「罪木さん……」


ボクが呼びかけても罪木さんは心地よさそうに眠ったままだった。

迷った末、その柔らかい感触が名残惜しくはあったものの、そっと罪木さんの腕から抜け出す事にした。

狛枝(まだ時間もある事だしもう少し寝かせてあげる事にしよう)

狛枝(……無理をさせ過ぎたのかもしれないしね)


その間に軽くシャワーを浴びておこうかとベッドから降りてシャワールームの扉を開いた。





ガチャッ



















モノクマ「ゆうべはおたのしみでしたね」

狛枝「……」


バタンッ






ガチャッ



モノクマ「おいコラッ! なんだよその態度は……」


バタンッ


狛枝「……」


ガチャッ



モノクマ「だから閉めるなっつーの!」

モノクマ「なんだよ、せっかく空気読んで朝まで待っててやったっていうのにさ」

モノクマ「こんな事ならヨロシクやってる最中に一緒に混ざればよかったよ」

モノクマ「初めてが獣姦3Pとかゼツボウ的にアブノーマルだったのにね! ハァ……ハァ……」

狛枝「……」

狛枝「今度は何の用?」

モノクマ「呼ばれたからやって来ただけだよ」

狛枝「ボクはそんな事してないけど」

モノクマ「確かに狛枝クンには呼ばれてないね。天の声に誘われてやって来ました!」

狛枝「そう。だったら早く消えてくれないかな」

モノクマ「つれないなぁ……」

モノクマ「せっかくお祝いしてあげようと思ったのに」

モノクマ「おめでとう、狛枝クン」

モノクマ「罪木さんとらーぶらーぶになれてさ」

狛枝「……」

モノクマ「あれあれ? 嬉しくないの?」

狛枝「キミに祝われてもね」

モノクマ「そう露骨に嫌そうな顔されると、傷付くなぁ……」

狛枝「何が傷付く、だよ」

狛枝「キミにとってはボクがここにいる罪木さんと仲良くなるのは不都合なんじゃないの?」

狛枝「だって、ボクはもうこれであの日に帰る理由はなくなったんだからね」

狛枝「罪木さんにきちんと気持ちを伝えて、罪木さんからも気持ちを伝えてもらった」

狛枝「ボクはこれで満足してるよ」

狛枝「だから何度も言うけど、ウサミのステッキをボクからキミに渡す事はもう絶対にない」

狛枝「わかった?」

モノクマ「そうだね。その点に関しては、もうあまり期待はしていないよ」

モノクマ「でもさあ。嘘はよくないよね」

狛枝「……」

狛枝「嘘?」

モノクマ「そうだよ。嘘だよ、嘘!」

モノクマ「ボクはこれで満足してる、なんて見え透いた嘘吐かなくてもいいのにさ!」

モノクマ「恋愛は片思いしてる間が一番楽しいなんて言う奴もいるけどさあ、上手くいったんならそれで終わりじゃなくてむしろこれからじゃん?」

モノクマ「罪木さんともっと色々なコトしたいでしょ? 罪木さんにもっと色々なコトしてもらいたいでしょ?」

モノクマ「それとも、罪木さんと結婚して子供を産んでもらいたいって言ってた事の方が嘘だったって言うのかな?」

狛枝「それをキミにとやかく言われる筋合いは無いよ」

モノクマ「……」

モノクマ「ちぇっ、なんだよー。オマエラの門出を呪って……じゃなかった、祝ってもっと色々詳しく教えてあげようかとちょっとでも思ったボクが馬鹿だったよ」

モノクマ「罪木さんの記憶を思い出させないようにする為のコツとか」

モノクマ「仮に狛枝クンの修学旅行が強制終了になった場合、その後どうなるのか……とかさ」

狛枝「!」

モノクマ「その辺の詳しい事情、本当は知っておきたかった事なんじゃないの? だからさ……」

モノクマ「健気に頑張ってる狛枝クンに感動したボクからのサービスだよ」

モノクマ「鞭だけじゃなくたまには飴も与えてあげないとね、うぷぷぷぷ」

モノクマ「どうする? 聞くなら今の内だよ?」




1、何か聞く
2、何も聞く気はない


↓~3まで多い方

狛枝「……」

狛枝(出来るだけ情報が欲しいのは確かではある……けど)

狛枝(聞くにしても何をどう聞くべきか……)


↓~3まで聞いておきたい事を自由に

狛枝「……」

狛枝「この修学旅行に参加するにあたって気になってた事があるんだけど」

狛枝「修学旅行に参加しているボク達以外の77期生は如何したの?」

モノクマ「え?」

モノクマ「逆にボクから聞きたいんだけど、なんで77期生がキミ達以外にもいるなんて思ってるの?」

モノクマ「新入生って事で挨拶したのはキミ達だけだったでしょ?」

狛枝「入学前にネットで調べたんだよ」

狛枝「確か、超高校級の神経学者とか超高校級の諜報員とか……同期はもっといた筈なんだけど」

狛枝「クラスが違うから参加していないとでも言う気なのかな」

モノクマ「うーん……それを聞いちゃいますか」

モノクマ「ぶっちゃけて言えば参加出来なかったから参加していないだけです」

モノクマ「参加する必要があったのはキミ達だけだったとも言えるのかな」

モノクマ「この修学旅行はここにいるキミ達だけの為のものみたいだからね」

モノクマ「この辺の事情はボクよりウサミに聞くべきだと思うけどなー」

狛枝(ここにいるボク達だけの為のもの……?)

モノクマ「そんな事よりも今の狛枝クンにはもっと聞くべき事があるでしょ」

モノクマ「ウサミも知らない、ボクだけが知っている事でさ」

狛枝「……」

狛枝「罪木さんが以前の記憶を取り戻さない方法なんて……存在するの?」

モノクマ「明確な手段はないんじゃないかなー」

モノクマ「ただ、どうなると記憶が蘇りやすくなるかは解るから……狛枝クンがそうしない事がベストなんだとボクは思うよ」

狛枝「例えば?」

モノクマ「そうだね」

モノクマ「狛枝クンは罪木さんが前にもこんな事あったんじゃないかって言い出した場面に遭遇した事、何回かあるんじゃない?」

モノクマ「それって以前キミが罪木さんとした事を狛枝クンがしたからなんだよ」

モノクマ「つまり、それを罪木さんにやらない事が一番良いって事!」

モノクマ「後は、以前一緒に行った場所にまた一緒に行くだとか、以前言った事を聞かせるとかね」

モノクマ「キミたちが親密になればなるほど、そうする事で思い出す確率は上がるからね」

狛枝「それって……」

モノクマ「おちおち手を繋いで一緒に歩く事も出来ないって事だよ。うぷぷぷ」

狛枝「っ……」

狛枝「……もしも」

狛枝「もしもそれで罪木さんが記憶を思い出した場合、修学旅行が強制終了になったら」

狛枝「その後、どうなるんだよ」

狛枝「ボクもそうだけど……罪木さんや、他のみんなはどういう事に……」

モノクマ「え?」

モノクマ「ああ、ボクの説明の仕方が悪かったのかな」

モノクマ「狛枝クンはちょっと勘違いしてるよ」

狛枝「……?」

モノクマ「修学旅行が強制終了になるのは狛枝クンだけなんだ」

モノクマ「正確に言えば【今】の狛枝クンが、だね」

モノクマ「罪木さんが思い出したらそれと引き替えにキミが全てを忘れるって話はした筈だけど……」

モノクマ「要するに、【今】のキミは消えてここからいなくなって修学旅行を続けられなくなるけど」

モノクマ「そのかわり全てリセットされた狛枝クンが、修学旅行を続けてくれるって事なんだよ」

モノクマ「みんなだって全部忘れちゃったでしょ? それと同じ事が狛枝クンにも今更起きるだけの話だよ」

モノクマ「それから後の事は、消えちゃうかもしれない【今】のキミには関係ない事なんじゃないかな」

モノクマ「全てを思い出して【今】のキミとの思い出も抱えた罪木さんと、何も知る事のない【今】の狛枝クンじゃない狛枝クンのそれからの事なんてね」

モノクマ「次の狛枝クンはきっとうまくやるでしょう」

モノクマ「あ、ちなみにリセットされた狛枝クンにはボクからの追加ルールは適応されないから」

モノクマ「希望のカケラを集める必要も誰かと仲良くなる必要もなくなるから楽になるんじゃないかなー」

モノクマ「それでもボクがウサミのステッキを狙う事はかわりないけどね!」

狛枝「……」

モノクマ「……」

モノクマ「質問はこれで終わりかな?」

狛枝「……」

モノクマ「狛枝クンはボクに早く消えて欲しいみたいだからもう行くけど」

モノクマ「最後に釘を刺しておこうかな」

モノクマ「狛枝クンは賢いしあまりにも馬鹿な事はしないと思ったから敢えて言わなかったけど、今のキミはちょっと危ういんじゃないかと思うから一応ね」

モノクマ「まあ、それでもボクは全然構わないんだけど」

狛枝「……何だよ」

モノクマ「狛枝クンがウサミにボクがまだステッキを狙ってるって事を告げたら」

モノクマ「ボクはその時点でステッキの強奪に即座に向かう事にします」

モノクマ「それだけの事だよ」

狛枝「……」

モノクマ「それからね」

モノクマ「あともう一つ、貴重な情報をあげましょう」

モノクマ「思い出しちゃいけない記憶を持っているのは」

モノクマ「実は罪木さんに限った事じゃないんだよね」

狛枝「は……?」

モノクマ「ここにいる全員……もちろん狛枝クンも含んで」

モノクマ「忘れている事があるんだよ」

モノクマ「それはキミたちがこの修学旅行に来る以前の事でね」

モノクマ「そうしたのはボクなんかじゃなくて」

モノクマ「ウサミなんだって事を教えておいてあげるよ」

狛枝「っ……!?」

モノクマ「うぷぷぷ……信じられない?」

モノクマ「でもボクはその証拠をちゃんと持ってるんだよね」

モノクマ「狛枝クンには特別にそれをあげるよ」

モノクマ「それを見るも見ないも、結局信じるも信じないも、狛枝クンの自由だけどね」

モノクマ「じゃあ、まったねー!」


モノクマは一通の封筒を置いてこの場から即座に消えてしまった。


狛枝「……」

狛枝「そんな事」

狛枝「あるワケが……」

狛枝「……そんな……証拠……」

狛枝(……)

狛枝(でも……)


どうする?


1、封筒の中を見る
2、捨てる
3、見ないで一応保管しておく


↓から先に3票集まったもの


狛枝「……」

狛枝「見るだけ……なら……」


ボクはどうせでたらめだと自分に言い聞かせながらその封を破った。

中から出てきたのは二枚の写真で。

そこに写っていたのは……

……


狛枝「なんだよ……これ……」


一枚目の写真は、日向クンと七海さんを除いたクラスのみんながいる写真だった。

……ただ、不自然な点があって。

ボクを含んだそこにいる誰もが同じ制服を着て写っていて。

場所は学校の教室のような見覚えのない所にいたのだ。

ボクにはこんな制服を着た記憶はないし、ましてや集合写真なんてこの島ですら撮った事はない筈だ。

……しかし、その着ている制服自体は知っているものだったから、余計に混乱していた。

ボクが……ボクたちが着ている制服は



間違いなく、希望ヶ峰学園の制服だ。

もう一枚の写真には、一枚目で着ていたのと同じ制服姿のボクが写っていた。

一緒に写っていたのは……



同じ制服姿の罪木さんだった。


写っているボクたちの様子は、何処か余所余所しいというかぎこちないというか緊張しているというか……そんな感じで。


その後ろにもう一人、ボクたちの肩に手を置くようにして笑っている、やっぱり同じ制服姿の女の子が写っていたんだけど……

それはこのクラスの中にはいない、女の子だった。

筈……なんだけど……。

何処かで見覚えがあるような……そんな気もして……

……



狛枝「誰……だっけ……?」

狛枝「……っ」


彼女を見ていると、頭が痛い。




左腕が、痛い。

狛枝「……」















罪木「きっ……きゃああああああッ!」

狛枝「!?」


その時急に聞こえてきた罪木さんの悲鳴に、ボクは慌てて写真を封に入れ直した後、ゴミ箱の奥深くに突っ込んで彼女の元へと急いで戻った。


狛枝(どうして悲鳴なんかっ……何が起こって……!)

狛枝「罪木さんっ!」

罪木「!」

罪木「こっ、狛枝さん……狛枝さぁん!」

罪木「ふえぇぇぇ……!」


罪木さんは布団にくるまってベッドに座りながら泣いていて、傍にきたボクの姿を見ると一瞬泣くのを止めたと思いきやまた声を上げながら抱き付いてきた。


狛枝「一体どうしたの……!?」

罪木「どうしたのじゃないですよぉ!」

罪木「起きたら隣に狛枝さんがいないからっ……私……」

狛枝「……えっ」

罪木「ひっく……ぐすっ……」


罪木さんはまだ寝ぼけているのか、ボクに身を寄せながらそんな事を言って泣き続けていた。

狛枝「落ち着いて、罪木さん」

狛枝「ボクは此処にいるよ。おはよう」


くるまっている布団の上から抱き締めると、少ししてから罪木さんの泣き声は収まった。


罪木「……ふゆぅ」

罪木「おはようございますぅ……」

罪木「……」

罪木「あっ、あの……」

狛枝「一人にさせて、ごめん」

狛枝「罪木さんがあまりにも気持ちよさそうに寝てたから、もう少し寝てる間にシャワーを浴びようかと思ってたところだったんだよ」

罪木「い、いえ。私の方こそ、これくらいで取り乱したりしてごめんなさ……」

罪木「!」

罪木「こ、狛枝さんっ!?」

狛枝「……ん?」

罪木「あの、なんだか……顔色が悪いような……」

狛枝「……」

狛枝「気のせいだよ」

狛枝「大丈夫。……大丈夫、だから」


そう自分に言い聞かせるように呟いて、ボクは罪木さんを抱き締めている腕の力を強め彼女の肩に額を当てるようにして俯いた。

罪木「あのっ、えっと……」

罪木「もし、私が昨日の夜いっぱいワガママしたせいだったりしたら……その……」

罪木「ご、ごめんなさい……ふゆぅ」

狛枝「……」

狛枝「そう言う罪木さんは平気なの? ボクがいっぱいイジメちゃったけど」

罪木「わ、私は平気ですぅ!」

狛枝「本当に? 動けそう?」

罪木「はいっ。……あ」

罪木「いい加減支度を始めないといけない頃なんですね……」

罪木「……」

罪木「狛枝さん。シャワー、まだですよね?」

狛枝「えっ……ああ、うん、そうだね」

罪木「だったら……」

罪木「一緒に入っちゃいませんか?」

罪木「……」

罪木「時間に余裕が無いので、その……あまり色々な事はしてあげられませんけど……」

狛枝「え」

罪木「もっと早起きしてれば良かったですね。ご、ごめんなさぁい……」

罪木「と、とにかくいきましょう! 集合時間に間に合わなくなっちゃいますからっ! ね?」

狛枝「ちょっ、罪木さん!?」


罪木さんに引っ張られる形で二人でシャワールームに入ってから、今日の支度を始めた。


……

罪木「あっ」

罪木「……」

狛枝「?」

狛枝「どうしたの」

罪木「い、いえ……」

罪木「……」

罪木「えっと、ですね……あのぅ……狛枝さんの着ているそのコート、の」

罪木「……」

罪木「綻んでるところがあって気になるので、私に繕わせてくれませんか?」



どうする?


1、頼む
2、それくらい大丈夫


安価↓

狛枝「え? 本当に?」

狛枝「じゃあ……罪木さんがそう言ってくれるならお願いしようかな」

罪木「あっ……は、はい」

罪木「お預かり、しますね」


罪木さんはボクが着ていたコートを剥ぎ畳んで抱えた。


罪木「……」

罪木「あの……私、早く先に出た方が良いですよね」

狛枝「そうだね。一緒に行きたいけど、ボクのコテージから二人で出てきたところを誰かに目撃されたくないでしょ」

罪木「……」

罪木「それじゃあ、失礼します」

狛枝「……」

狛枝「また、時間が出来たら、ね」

罪木「は、はい……!」


罪木さんはぺこりと一回お辞儀してコテージから出て行った。


狛枝「行っちゃった……」

狛枝「仕方ない、か」

狛枝「……」

狛枝「さて、今日も一日頑張らないとね」



直後体調チェックコンマ判定


00~10 シャカリキ
11~77 元気
78~99 普通

【判定:元気】


【本日は、アレしてもらっていた左右田くんがシャカリキ状態になっています】


本日の作業はどうする?


1、採集
2、掃除
3、寝る


安価↓

狛枝「今回の採集場所は>>283で……」

狛枝「一緒に行くのは>>284 クンと>>286 さんみたいだ」


場所選択(右の↓矢印は体力の低下具合)


ロケットパンチマーケット ↓
牧場 ↓
ビーチ ↓
遺跡周辺 ↓↓
電気屋 ↓↓
ネズミー城 ↓↓
軍事施設 ↓↓
山 ↓↓↓
森 ↓↓↓
海 ↓↓↓





>>284 は男子の名前
>>286 は女子の名前


無効の場合は更に下から選びます

田中

罪木

≪採集・掃除フェイズ≫


ネズミー城


狛枝「……あ」

罪木「あっ」

田中「?」

狛枝「えっと……おはよう、罪木さん」

罪木「お……おはようございますぅ……狛枝さん」

狛枝「……」

罪木「……」

田中「……」

狛枝「今日も、その……いい天気だね」

罪木「そっ、そうですねっ」

狛枝「……」

罪木「……」

田中「……」

田中(何なのだ、この妙な空気は……)

田中(そして、俺様は二人の視界には入っていないのか!?)

田中「おい、貴様達。さっさと作業に移るぞ」

狛枝「罪木さん、あっちの方へ行ってみる?」

罪木「そうしましょうか、狛枝さん」

田中「……」

田中「案ずるな、暗黒四天王たちよ……これは……心の汗だ……」


採集中……


田中「……そうか、どうにも妙だと思っていたら」

田中「狛枝よ。貴様、何時も身に纏っているあの暑苦しい衣服はどうした?」

狛枝「うん。ちょっと、ね」

罪木「あ……今日中にはどうにか出来ると思いますから。待っててくださいね」

狛枝「そんなに急がなくてもいいよ。ありがとう、罪木さん」

罪木「そんなぁ……えへへ」

田中「……」

田中(だから……何なのだっ、この空気は!)


……


*田中くんと罪木さんと少し仲良くなりました。

*採集レベルの経験値52ptをゲットしました(現在LV2:202pt)

……

≪自由行動フェイズ≫



※行動する前に、幸運ポイント50pt使用で自由行動の回数を1回増やすか決定します(現在:777pt)


どうする?


1、増やす
2、増やさない


安価↓

【本日の自由行動の回数は2回です】

【本日は左右田くんの好感度が上がりやすくなっています】


狛枝(……)

狛枝(モノクマの言っている事を真に受けているワケじゃない、けど)

狛枝(ウサミともう少し話し合う機会をこれから作ってみた方がいいんだろうか)

狛枝(それとも……)



※今回から自由行動時間に一度だけウサミと会話等が出来るようになりました



【5日目】1回目の行動選択


1、一緒に過ごす
2、おでかけチケットで遊びにいく(現在16枚所持)
3、モノモノヤシーンを回す(現在42枚所持)
4、ウサミを呼ぶ


【回収した希望のカケラと好感度】


罪木  6/6 好き
日向  3/6 普通
九頭龍 3/6 普通
小泉  3/6 普通
西園寺 2/6 顔見知り
辺古山 2/6 顔見知り
弐大  2/6 顔見知り
田中  1/6 どうでもいい
左右田 1/6 どうでもいい
十神  1/6 普通
花村  1/6 普通
七海  1/6 顔見知り
終里  1/6 顔見知り
ソニア 1/6 顔見知り
澪田  1/6 顔見知り



↓~3でコンマが一番大きいもの


1か2を選択の場合は、誰に会いに行くかも記述してください

狛枝(小泉さんからもらったカメラ……ボクの腕前が悪い所為なのかもしれないけど、写りがあまりよくない気がするんだよね)

狛枝(という事で、ちょっと彼に見て貰えれば助かるんだけど……)

狛枝「左右田クン! 少し相談が……」

左右田「あっ! 狛枝テメーこの野郎ッ!」

狛枝「えっ」

狛枝「な、何? どうかした?」

左右田「昨日はよくもやってくれたな!」

狛枝「昨日っていうと……まさか、弐大クンとキミにアレしたのを言っているのかな」

左右田「ったりめーだろっ! オレはあれからソニアさんにお誘いをかける予定だったのによ!」

左右田「それなのによ……気付いたら自分のコテージに戻ってるし、自由時間は終わってるし」

左右田「まあ、おかげで体調はすげー良くなったんだけど」

左右田「だからすげー張り切ってたのに、今日だってソニアさんを見失っちまって」

左右田「ううっ……」

狛枝「えっと、なんかその、ゴメン」

狛枝(これじゃあ、カメラを見てもらえるような雰囲気じゃないかな……)

左右田「……」

左右田「……あ? オメー何持ってんだ?」

左右田「カメラ、か?」

狛枝「え……うん。そうだよ。小泉さんから貰ったものなんだけど……」

左右田「……」

狛枝「……?」

左右田「オイ。ちょっとそれ、いじらせろ」

狛枝「えっ」

左右田「いいから貸せ! この耐え難い衝動をそれにぶつけてやる!」

狛枝「え、ええっ!?」


左右田クンはカメラを改造するレベルで勝手にいじり始めた。

……

左右田「ふぅ……いい仕事したぜ」

狛枝「えーと……左右田クン。一体これはどうなったのかな?」

左右田「さあ? 知らね。適当にいじくり倒しただけだし」

狛枝「えー……」

左右田「別に、怪光線が出たり爆発したりするワケ……あったりするかもしんねーけど」

狛枝「あるかもしれないのか……それは凄いね」

狛枝「じゃなくてさ。ボクは本当はコレの調子を左右田クンに見てもらいたかっただけなんだけど……」

狛枝「まさか写真が撮れなくなってるなんて事、ないよね?」

左右田「あ? 流石にそんなワケねーって」

左右田「そんなに言うなら試しに使ってみりゃ……」

左右田「!」

左右田「オイ、狛枝!」

狛枝「こ、今度は何かな?」

左右田「どうせ試し撮りするなら……」

左右田「オレとソニアさんの写真を撮れ!」

左右田「つーか、撮ってください! お願いします!」

狛枝「うーん……」

狛枝「それで昨日の事をもう勘弁してくれるのなら、お安い御用だよ」

左右田「よっしゃ!」

狛枝「じゃあ、ソニアさんを探さないとだね」


直後コンマ判定


ソニアは


00~20 近くにいない
21~77 すぐそこにいた
78~99 田中と一緒だった

狛枝「あ、見つけた」

左右田「!」

狛枝「おーい、ソニアさん」

ソニア「あら、狛枝さんに左右田さん。ごきげんよう」

狛枝「ごきげんよう」

左右田「きっ、奇遇ですねっ、ソニアさん!」

ソニア「お二人揃って何をなさっているのですか?」

狛枝「うん、実はね。貰ったカメラの調子を確かめたいんだけど、撮らせてくれる人を探していたんだ」

狛枝「だから良かったら、ソニアさんと左右田クンの写真を撮らせて貰えないかな?」

左右田「……」ドキドキ

ソニア「写真ですか……」

ソニア「ええ、わたくしは構いませんよ」

左右田(キ、キター!)

狛枝「ありがとう。じゃあ、そこに並んで」

左右田(狛枝ありがとう。マジありがとう)

狛枝「はい、チーズ」

ソニア「サンドイッチ!」


左右田クンとソニアさんの写真を撮ってあげた。

……

ソニア「まあ! すぐに現像されるタイプのものなんですね」

ソニア「綺麗に撮れてるみたいで良かったです」

狛枝「うん。前に撮った時と比べて随分と良い仕上がりになってる」

狛枝「左右田クンが改造してくれたおかげだね」

左右田「へへっ、どんなもんよ!」

狛枝「というワケで、この写真は左右田クンに」

左右田「うおおぉぉ! キター!」

ソニア「あの、狛枝さん」

狛枝「?」

ソニア「わたくしにもそれを使わせてはいただけないでしょうか」

ソニア「それに、よろしければわたくしと狛枝さんとでも是非撮りましょう!」

ソニア「クラスメイトとの写真なんて今まで撮った事も撮られた事もなかったものですから」


ソニアさんは目をキラキラと輝かせながらはしゃいでいた。


狛枝「……そうだね。ソニアさんが撮りたいのならどうぞ」

ソニア「ありがとうございます!」

ソニア「では、左右田さん。まずは、わたくしと狛枝さんの写真を二人分お願いします」

ソニア「その後は、わたくしが左右田さんと狛枝さんの写真を撮ってあげますから」

左右田「ソニアさんのご命令とあらば!」


しばらくの間、三人で写真を撮って遊んだ。


*【ソニアさんとの写真】を手に入れました

*【左右田くんとの写真】を手に入れました



◆info◇

クラスメイトとのツーショット写真を手に入れると、そこに一緒に映っている人物と今後何かしら行動を共にすると、好感度が上がりやすくなります


……


この後


1、このまま左右田と一緒に過ごす
2、このまま左右田とおでかけ
3、このまま左右田とソニアと一緒に過ごす
4、このまま左右田とソニアとおでかけ
5、左右田にプレゼントを渡した後、ソニアと一緒に過ごす
6、左右田にプレゼントを渡した後、ソニアとおでかけ
7、左右田にプレゼントを渡した後、二人とは別行動


↓~3でコンマが一番小さいもの

では、左右田に何をあげる?(何もあげなくても可)


現在所持しているプレゼント→マリンスノー、ラジオゾンデ


安価↓

狛枝「左右田クン、つまらないものだけどこれも引き取ってくれると嬉しいな」

狛枝(ボクが持っていても使い道ないし)


*ラジオゾンデをプレゼントしました


左右田「!?」

左右田「つ……つまらなくなんかねーよ! なんだよコレ、スゲー!」

左右田「今の狛枝がオレには神様に見えるぜっ……!」

狛枝「大袈裟だなあ」

左右田「ソニアさんとの写真も手に入ったし……オレ、明日死ぬんじゃないかな」

狛枝「えっ」

左右田「はあ……ソニアさんの写真……ソニアさんの写真……」


左右田クンはぶつぶつ嬉しそうに独り言を言って写真を眺めながらその場を去ってしまった。



*左右田くんと仲良くなりました。

*左右田くんの希望のカケラをゲットしました。

*左右田くんの好感度が【どうでもいい】→【顔見知り】になりました。

……


ソニア「左右田さん、どうされたのでしょう?」

狛枝「うーん……」

狛枝(折角ソニアさんに会えたっていうのに残念過ぎるんじゃないかな、左右田くん……)

ソニア「……わたくしたちは、どうしましょうか」

狛枝「えっと、そうだね……」



1、その辺を歩きながら少し話でもする
2、ホテルへ行ってみる
3、ソニアのコテージへ行く
4、自分のコテージへ誘う


↓~先に3票集まったもの

狛枝「……」

狛枝「ソニアさんにまだ時間があるならもう少し……」

ソニア「お話でもしましょうか」

狛枝「いいの?」

ソニア「ええ。特にする事もありませんでしたから」

ソニア「少しその辺をお散歩しながらでも」


ソニアさんと一緒に歩きながら話をする事にした。

……


ソニア「そういえば、狛枝さんとこんな風に二人だけでお話するのは初めてではありませんか?」

狛枝「……」

狛枝「そうだったかな」

ソニア「そうですよ。作業の時間もご一緒する機会はありませんでしたし」

ソニア「クラスメイトの殿方とふたりっきりでお散歩しながら他愛もない話で盛り上がる……」

ソニア「と、今のシチュエーションを改めて考えてみると、なんだかとても新鮮な気持ちになりますね」

ソニア「先程の写真の件もそうでしたが、わたくしにとっては貴重な体験ですから」

狛枝「その相手がボクってなんだかソニアさんに悪い気がするな」

ソニア「どうしてですか?」

ソニア「わたくしは狛枝さんとこうしてお話出来て良かったと思っていますよ」

ソニア「せっかくのお互いを知れるチャンスなんですから、どうぞ遠慮せずに色々とお聞きになってください」

狛枝「……うーん……」


何を話す?



1、ソニアさんの趣味は?
2、誰か仲良くなれた人はいるの?
3、左右田クンをどう思う?
4、その他


安価↓

狛枝「ソニアさんには誰か仲良くなれた人はいるの?」

ソニア「仲良くなれた人、ですか」

ソニア「みなさんとても優しくしてくれていると、わたくしは感じていますが……」

ソニア「特に仲が良いという人は今のところはいないと思いますね。残念ながら」

ソニア「あ、でも」

狛枝「?」

ソニア「今度、小泉さん主催で女子会なるものを開くそうで」

ソニア「その時に、女子のみなさんともっと親しくなれればと思っています」

狛枝「へえ、そんなのやるんだ」

狛枝「……」

狛枝「ちなみに、男子の方で仲良くなりたいと思ってる相手はいるのかな?」

狛枝「例えば……左右田クン辺りとか、さ」

ソニア「?」

ソニア「何故そこで左右田さんの名前が出てくるのでしょう?」

狛枝「……」

狛枝「いや。今のは忘れて」

狛枝(やっぱりソニアさんからの脈は全くなさそうだな……)

ソニア「そういう狛枝さんはどうなのですか?」

ソニア「みなさんとは上手くいっていますか?」



1、まだまだこれから
2、これを機にソニアさんと親しくなりたいとは思う
3、その他

安価↓

狛枝「大切な人が出来たよ」

ソニア「えっ……」

ソニア「そ、それは、あの、まさか」

ソニア「そういう意味での大切な人……ですか?」

狛枝「うん。そうだね」

ソニア「……冗談では、なく?」

狛枝「うん。そうだね」

ソニア「そ、そうですか……」

ソニア「……」

ソニア「わたくし……なんだか、とんでもない事を聞いてしまったような気がしています」

ソニア「まさか、狛枝さんにそのような人がいたなんて……」

狛枝「信じられないよね。ボク自身も、まさかこんな事になるなんて……って思ってるし」

ソニア「い、いえ! 確かに驚きはしましたけど……」

ソニア「……」

ソニア「どうしてわたくしなんかにそのような大事な事を急に話してくれたのか、と」

狛枝「約束だったからね」

狛枝「ソニアさんにジャパニーズコイバナの続きをするの」

ソニア「えっ……?」

狛枝「……」

狛枝「ソニアさんとも友達として仲良くなりたいって事だよ」

ソニア「……あら、そういう事ですか!」

ソニア「……」

ソニア「ですが、狛枝さんの大切な人とは……一体誰なのでしょう」

ソニア「これはもしかして、わたくしに当ててみろという話ですか?」

ソニア「詳しい事までは教えていただけないのでしょうか」



1、教える
2、それは秘密


安価↓

狛枝「それは……」

狛枝「やっぱり秘密にしておこうかな」

ソニア「もう、意地悪ですね」

ソニア「いいです。当ててみせます!」

ソニア「……」ジー

狛枝「近いよ、ソニアさん……」

ソニア「……ふむふむ、なるほど。そうですか」

狛枝「えっ、わかっちゃったの!?」

ソニア「それは秘密です、ふふっ」

ソニア「……あ」

狛枝「え?」

ソニア「このお話は、あまり周りに軽く言わない方がよろしいのでしょうか」

ソニア「いえ、言いふらして回る気などはないのですが、わたくしうっかり口を滑らせてしまいそうなので……気を付けないと、と思いまして」



1、秘密にして欲しい
2、別に気にしない


安価↓









ハーレムも浮気も安価やコンマ次第なのかもしれないけど……結婚して欲しいとまで言った相手がいるのに、そんな展開にするのはみんなどう思うのかなって思って……

狛枝「そうだね……」

狛枝「それはやっぱり秘密にして欲しいかな」

狛枝「相手にも言っていいか同意を得てないし」

狛枝「これはソニアさんだからした話、って事で」

狛枝「……あ、でも、日向クンにも話してるんだけどね」

狛枝「彼にはここに至るまで色々と相談に乗って貰ったから……」

ソニア「そうですか。わかりました」

ソニア「でも、もしその事でまた何かあったら、教えてくださると嬉しいです!」

狛枝「ソニアさんも好きだね……こういう話」

ソニア「もちろんですっ」

狛枝「じゃあ、ソニアさんのコイバナもそのうち聞ける日が来るのを楽しみにしてるよ」

ソニア「え!?」

ソニア「わたくしにはそのようなお相手は……」

狛枝(やっぱり眼中にされてないようだね、左右田クンは……)

ソニア「でも、もしそんな日が来たら、その時は」

狛枝「相談でもなんでも聞くよ。ボクなんかでよければだけど」

ソニア「……ふふっ。ありがとうございます」

ソニア「……」

ソニア「そういえば、さっき狛枝さんは、わたくしとお友達として仲良くなりたいと仰ってくれましたね」

ソニア「その場合、日本だとこうするのが礼儀なのでしょうか」


そう言ってソニアさんは右手をボクの前へと差し出した。


どうする?


1、ソニアと握手する
2、改まってだと恥ずかしいので、指先だけちょっと触れる


安価↓

狛枝「……」

狛枝「うん、そうだね」


ボクは、ソニアさんの右手を取ってそっと握手した。


ソニア「では、わたくしたち、今日からお友達ですね」

ソニア「末永く宜しくお願い申し上げます」


ソニアさんはそう微笑んで握手を返してくれた。

それからもソニアさんと他愛もない話をしながら散歩をしてしばらく過ごした。

……


ソニアさんにプレゼントを渡す? 渡さない?


現在所持しているプレゼント→マリンスノー


安価↓

狛枝「ソニアさん、これどうぞ」

ソニア「あら……よろしいのですか?」

狛枝「友達になれた記念にね」

ソニア「そうですか。ふふ、ありがとうございます」



*マリンスノーを渡しました。

*ソニアさんと仲良くなりました。

*ソニアさんの希望のカケラをゲットしました。

*ソニアさんの好感度が【顔見知り】→【普通】になりました。

*幸運ポイント100ptをゲットしました(現在:877pt)


……

狛枝のコテージ


狛枝「5日目終了、か」

狛枝「今日は……」

狛枝「左右田クンにカメラを修理……いや、改造してもらって綺麗な写真が撮れるようになったんだよね」

狛枝「それから左右田クンに頼まれてソニアさんとの写真を撮ってあげて」

狛枝「その流れで、ボクも左右田クンとソニアさんと一緒に写真を撮ったんだ」

狛枝「それで、ソニアさんと話す機会も作れて、ソニアさんと友達になった」

狛枝「……友達として仲良くなりたい、か」

狛枝「以前のボクだったら考えられない言葉だよね」

狛枝「……」

狛枝「そうだ」

狛枝「あの写真の方は」

狛枝「……どうするべきなんだろう」


今朝モノクマから受け取りゴミ箱に突っ込んでしまった封筒とその中身の事を思い出して、ボクはまた頭と左腕が痛くなったようなそんな気を覚えた。



モノクマからの封筒の中身をどうする?


1、処分する
2、やっぱり保管しておく



↓~3票先に集まった方

狛枝「……」

狛枝「あんなもの、見たボクが馬鹿だった」

狛枝「このまま処分しよう」

狛枝「……いや。ゴミ箱にただ捨てるのも危険な気がするから、マーケットでライターかマッチでも探して燃やした方がいいよね。明日、ちょっと見てみよう」

狛枝「……」

狛枝「ん? あれ?」

狛枝「そういえば」

狛枝「あんな写真より、もっと大事な写真の方は……!?」



ピンポーン


狛枝「!」

狛枝「誰だ……?」

罪木「あ、あのぅ……狛枝さん?」

狛枝「えっ、罪木さん!?」

狛枝「ちょっと待って。今、開けるから」

ガチャッ


罪木「こんばんは」

狛枝「どうしたの? こんな時間に」

罪木「いえ、そのっ……コートの綻びを直したので届けに来たんですぅ」

狛枝「ああ、そうだったんだ。わざわざありがとう」

狛枝「……でも、夜中に一人でフラフラ外を出歩くのは危険だよ?」

罪木「あっ、ご、ごめんなさぁい!」

罪木「だって……だって……」

罪木「……」

罪木「今日は自由時間ご一緒出来なかった、から」

罪木「寝る前に、狛枝さんの顔を一目見ておきたくて……ふゆぅ」

狛枝「……」

狛枝「罪木さん」


ボクは素早く顔を近付けて軽く触れるだけのキスを彼女にした。


罪木「っ……!」

狛枝「これで安心して寝れるかな?」

罪木「……」

狛枝「……」

狛枝(うーん、どうしようかな)



1、今ここで、明日罪木に会う約束をする
2、また明日考える


安価↓

狛枝「明日は、罪木さんに会いに行くよ」

罪木「!」

狛枝「だから今夜は……ね?」

罪木「……」

罪木「は、はいっ……!」

罪木「私、待ってますから」

罪木「必ず私のところに来てください、ね……?」

狛枝「もちろんだよ」

罪木「……わぁ、楽しみですぅ……えへ、えへへっ」

罪木「……」

罪木「それじゃあ、あの」

罪木「おやすみなさい」


罪木さんは背伸びをしてボクにキスを返してからコテージを出て行った。







狛枝「……」

狛枝「びっくりした……」

狛枝「罪木さんにあんな写真、見せるワケにはいかないし……早いところ片付けないとね」

狛枝「でも今はそれより、あっちの写真だよ」

狛枝「罪木さんとの写真と、小泉さんとの写真」

狛枝「何処にやったんだっけって一瞬慌てたけど、コートが戻ってきて思い出した。確か昨日の夜コートのポケットから落としてしまい直した筈……」

狛枝「あ、良かった。あった……」

狛枝「……え」

狛枝「あれ?」

狛枝「……」

狛枝「罪木さんとの写真しか……ない」

狛枝「小泉さんとの写真は……?」

狛枝「……」

(ぴょーん)


モノクマ「おやすみのちゅーとかオマエラおアツイこって」

狛枝「!?」

狛枝「お前っ……」

モノクマ「おっと。いきなり出てくんなとか言うのはナシだよ」

モノクマ「確かに朝会ったばっかだけどさ……しょーがないじゃん。約束だもん」

モノクマ「……あれ? まさか、忘れてるワケじゃないよね?」

モノクマ「今夜は5日目の夜、だよ」

狛枝「……」

狛枝「そうか。カケラの回収チェック……だったね」

モノクマ「その通り! じゃあ、早速……」

モノクマ「ってなんだよ。余裕でクリアしてるじゃーん」

モノクマ「まあ、このくらいはどうって事ないか。今の狛枝クンなら」

モノクマ「今回は長居する気はないから、次の課題出してさっさと退場するよ」

モノクマ「えー、次はですね」

モノクマ「……」

モノクマ「明日から【7日】の間に【女子】の希望のカケラを【4つ】回収、って感じにしておこうかな」

モノクマ「わかってると思うけど、罪木さんの希望のカケラは既に全部回収済みだから、彼女以外のって事になるね」

モノクマ「うぷぷぷ。そんじゃあ、頑張りなよ。じゃーねー!」


(ぴょーん)



狛枝「……」

狛枝「本当に言いたい事だけ言って去っていったな」

狛枝「……なんか、どっと疲れた」



ぴんぽんぱんぽーん


ウサミ『みなさん夜でちゅよー!』

ウサミ『ゆっくり休んで、また明日もがんばりまちょうね!』

ウサミ『それじゃあ、おやすみなちゃい……』

狛枝「……」

7日までって2日しかないじゃん 自由行動4回しかなくて内1回はすでに罪木で決定だから回数増やすしかないのか

【6日目】



狛枝「……」

狛枝「あまり寝た気がしない、な」


直後体調チェックのコンマ判定


ゾロ目 シャカリキ
それ以外 動けはする程度の体力


>>362
紛らわしい表記でごめん。6日目から数えて7日間の間にって事です。つまり、期限は13日目です。

狛枝「……でも」

狛枝「この絶望はきっと、これからの希望の為にあるんだよね」

狛枝「よし、張り切っていこう!」


【判定:シャカリキ】





ウサミ「はーい! それではみなさん。今日の作業に入る前に、一回目の学級目標チェックのお時間でちゅよ!」


直後コンマ判定


01~99 クリア!
00   ざんねんながら……

ウサミ「みなさんよくがんばりまちたね! 達成おめでとうございまちゅ!」

ウサミ「そんなみなさんのご褒美に……てんてろてーん!」

ウサミ「おでかけチケットを7枚+直後コンマの一桁目分プレゼントしまちゅ!」

ウサミ「0は0枚だから気を付けてくだちゃいね!」


*おでかけチケットを12枚ゲットしました(現在28枚所持)


二回目の学級目標チェックまであと【7日】

二回目の希望のカケラ回収チェックまであと【7日】

→女子の希望のカケラを期限までに4つ入手(0/4)



※本日は自分がシャカリキ状態なので


1、幸運ポイント25pt使用でコンマ判定により別の誰かをシャカリキ状態に

または

2、幸運ポイント50pt使用で別の誰かを指定してシャカリキ状態に


する事が出来ます(現在の幸運ポイント877pt)

どうする?


1、25pt使用
2、50pt使用
3、使用しない



2の場合は、人物も指定してください。


1の場合は、そのレスのコンマで人物決定

92~00はボーナスで人物指定可なので、1の場合でも人物指定をしておいてください。


01~07 日向
08~13 田中
14~19 左右田
20~25 十神
26~31 弐大
32~37 花村
38~43 九頭龍
44~49 七海
50~55 終里
56~61 ソニア
62~67 小泉
68~73 西園寺
74~79 罪木
80~85 澪田
86~91 辺古山
92~00 人物指定可


安価↓

*幸運ポイントが852ptになりました。

*不幸ポイントが720ptになりました。


【本日は田中くんもシャカリキ状態のようです】


では、何をする?


1、採集
2、掃除
3、寝る


安価↓

狛枝「さて、と。今日も採集で、場所は>>378

狛枝「一緒に行動する人たちは、>>379 >>380 >>381 >>382 のようだね」


場所選択(右の↓矢印は体力の低下具合)


ロケットパンチマーケット ↓
牧場 ↓
ビーチ ↓
遺跡周辺 ↓↓
電気屋 ↓↓
ネズミー城 ↓↓
軍事施設 ↓↓
山 ↓↓↓
森 ↓↓↓
海 ↓↓↓



無効の場合は更に下から選びます

あれから罪木が毎朝基礎体温計って生理周期気にしながら狛枝と仲良くしてる女の子をレイプ目で見つめてる…と想像するとゾクゾクしてきた

安価ひとつずつずれた
山で

七海

小泉

冬彦

≪採集・掃除フェイズ≫





小泉「おはよ、みんな。今日はよろしくね」

七海「うん、おはよう。……Zzz」

小泉「って、言ってる傍から寝ないで、千秋ちゃん……」

辺古山「足元にはお気を付けください、ぼっちゃん」

九頭龍「これくらいの山道どうって事ねーよ」

狛枝「……」

小泉「?」

小泉「何よ、狛枝。さっきからずっとこっち見て……アタシに何かあるの?」

狛枝「あ、いや。……なんでもないよ」

小泉「ふーん……?」

小泉「それなら今日の作業、始めるよ」


採集中……


七海「狛枝くんのおかげで作業が滞りなく終わったね」

辺古山「そうだな。少し見直したぞ」

小泉「さっきはなんか元気なさそうな顔してた割には調子良かったわよね」

狛枝「みんなの力があったからこそだよ」

九頭龍「ま、おかげで早めに終われて何よりだ。もう用がねーんなら早いとこ帰ろうぜ」

狛枝「あ、待って」

狛枝「まだ時間があるならみんなの写真でも……」

七海「写真?」

小泉「あっ、そのカメラ、アタシがアンタにあげたヤツ?」

狛枝「そうだよ。結構重宝してるんだ」

小泉「……」

小泉「なんだ。ちゃんと使ってくれてるんだ」

九頭龍「なんだよいきなり写真って。メンドクセー……」

狛枝「そんな事言わずにさ。辺古山さんとの写真も撮ってあげるから」

九頭龍「!?」

辺古山「なっ……!」

九頭龍「ペ、ペコとの写真なんざ今更撮ったって……」

辺古山「……」

七海「なんだか面白そうだね、そのカメラ。私にも見せて」

小泉「狛枝が写真撮るなら、アタシもそうしよっかな」

小泉「ほら、ペコちゃんも九頭龍もこっち来なって!」


……

*七海さんと小泉さんと九頭龍くんと辺古山さんと少し仲良くなりました。

*小泉さんの好感度が【普通】→【気の置けない相手】になりました。

*採集LVの経験値87ptを獲得しました(現在LV2:289pt)

*幸運ポイント100ptをゲットしました(現在:952pt)



狛枝(そういえば採集中に変なもの拾ったんだけど、なんだろうコレ……栗?)



*貴重品【男のマロン】をゲットしました。

《自由行動フェイズ》


【本日はみんなの好感度が上がりやすくなっています】

【田中くんの好感度は更に上がりやすくなっています】

【本日は罪木さんとの約束があります】



※行動する前に、幸運ポイントの使用で自由行動の回数を1回増やすか決定します(現在:952pt)

本日はシャカリキ状態のボーナスで、50-使用するかしないかのレスのコンマ分のポイントが消費するポイントになります(コンマ50以上で消費なし)


どうする?


1、増やす
2、増やさない


安価↓

【本日の自由行動の回数は3回です】

*幸運ポイントが911ptになりました。

*不幸ポイントが761ptになりました。



【6日目】1回目の行動選択


罪木と会う約束をしていますが、その前に色々と行動が可能です。

どうする?


1、さっそく罪木に会いに行く
2、一緒に過ごす(罪木以外)
3、おでかけチケットで遊びにいく(罪木以外/現在28枚)
4、モノモノヤシーンを回す(現在42枚)
5、ウサミを呼ぶ


【現在所持している希望のカケラと好感度】


罪木  6/6 好き
日向  3/6 普通
九頭龍 3/6 普通
小泉  3/6 気の置けない相手
西園寺 2/6 顔見知り
辺古山 2/6 顔見知り
弐大  2/6 顔見知り
左右田 2/6 顔見知り
ソニア 2/6 普通
田中  1/6 どうでもいい
十神  1/6 普通
花村  1/6 普通
七海  1/6 顔見知り
終里  1/6 顔見知り
澪田  1/6 顔見知り


【現在所持しているプレゼント】
→なし


【現在所持している貴重品】

トイカメラ【自由行動時に自分とクラスメイトとの写真が撮れる】
男のマロン【???】

罪木さんとの写真【罪木の好感度が上がりやすくなる】
ソニアさんとの写真【ソニアの好感度が上がりやすくなる】
左右田くんとの写真【左右田の好感度が上がりやすくなる】


安価は↓~3でコンマが一番大きいもの

2と3の場合は人物も指定(罪木以外)

狛枝(さて、今日は罪木さんと会う約束をしているんだけど……)

小泉「狛枝!」

狛枝「小泉さん?」

小泉「ちょっといい? あまり時間は取らせないからさ」

狛枝「どうしたのかな」

小泉「ほら、この間アタシが撮ったアンタの写真後で見せてあげるって言ったじゃん」

小泉「蜜柑ちゃんやアタシと一緒に撮った写真はすぐ渡したけど、それはまだだったでしょ。だからさ」

狛枝「……」

狛枝「ああ、それか。やっぱりマヌケ顔なのかな」

小泉「アハハ、これだよ。はい、どうぞ」

小泉「……それにしてもビックリだったわ」

狛枝「え、何が?」

小泉「まさかアンタがあのカメラ使っててくれたとはね」

小泉「もしかして……」

小泉「昨日、ソニアちゃんの写真持ってニヤニヤしてる左右田を見かけたんだけど、アレも狛枝の仕業?」

狛枝「まあね。左右田クンにカメラを改造して貰って、その流れでね」

小泉「ふーん……」

小泉「なんか嬉しいかも」

狛枝「?」

小泉「だって写真にちょっとでも興味持ってくれたって事でしょ?」

小泉「……それにさっき重宝してるって言ってくれたし」

小泉「サンキューね」

狛枝「いや、別にボクは」

狛枝「……」

小泉「?」

小泉「どうしたの? さっきも思ったけど、アタシの前だと様子が変じゃない?」

小泉「言いたい事があるならハッキリ言いなさいよ! 男の子でしょ!」

狛枝(どうしようかな……)

狛枝(小泉さんとの写真の件で悩んでるなんて……言っていいのかどうか)


どうする?


1、一緒に撮った写真を失くした事を正直に言う
2、適当に誤魔化す
3、何か他に言いたい事があれば

安価↓2

狛枝「実は、さ」

狛枝「……」

狛枝「この間、小泉さんと一緒に撮った写真なんだけど」

狛枝「どこかに失くしちゃって……」

小泉「えっ」

狛枝「探してはいるんだけど、見つからなくてさ」

狛枝「だから……」

小泉「……」

小泉「それでアタシに合わせる顔がないとか、思ってたワケ?」

小泉「あの写真、まだ現像は出来るけど……」

小泉「……」

小泉「何処でなくしたの?」

狛枝「それも……ちょっと……」

狛枝「……」

小泉「……」

小泉「ねえ」

小泉「アンタ、そんなにアタシとの写真が欲しかったの?」


1、せっかくの思い出だから……
2、そうだね。小泉さんと一緒だからね。
3、その他


安価↓

狛枝「せっかくの思い出だから……」

狛枝「それに、小泉さんだけじゃないよ」

狛枝「みんなとの思い出を残しておきたくて、だから小泉さんがくれたカメラを使わせて貰って写真を撮ってるんだよ」

狛枝「ありがとう、小泉さん」

小泉「なっ……べ、別にそんな改まってお礼言われる事じゃ。先にプレゼント貰ったのはアタシの方だったんだし」

小泉「それにね、そういう事言うのなら、失くすんじゃないっての!」

狛枝「アハハ、そうだよね。ごめん」

小泉「……」

狛枝「……?」

狛枝「何、どうしたの」

小泉「……ん、あのさ。この間も思ったんだけど」

小泉「アンタちょっと雰囲気変わったな、って」

小泉「良い顔してるな、ってさ」

小泉「何か心境の変化があったのかどうかは知らないけど」

小泉「そういう事言ってるアンタは、嫌いじゃないよ」

狛枝「え……」

小泉「!」

小泉「え、えっと……そうだ! もし、アンタが乗り気なら写真の撮り方のコツ、教えてあげるよ」

小泉「みんなとの思い出の写真、これからも撮る気なんでしょ?」



1、教えてもらう
2、また今度


安価↓

狛枝「えっと……それじゃあ、せっかくだし教えてもらおうかな」

小泉「オッケー」

小泉「それじゃあ、まず試しに何か撮ってみなさい」

狛枝「何か?」

小泉「そ、なんでもいいからさ」


何を撮る?


1、小泉を撮る
2、風景を撮る
3、偶然通りかかった誰かを撮る(指定、複数人可)


安価↓

狛枝「それなら……あっ」

狛枝「ソニアさん! 田中クン!」

田中「……ム?」

ソニア「あら? 狛枝さん、今日は小泉さんとご一緒なのですね」

ソニア「しかもその手にあるのは……。また写真を撮っているのですか?」

狛枝「そうなんだよ。小泉さんから撮り方のコツを教わっているんだ」

狛枝「だから、もしよければ今日は田中クンとの写真を撮らせてはくれないかな? ソニアさん」

ソニア「まあ! よろしいのですか? 是非お願いします」

田中「……なん……だと……?」

狛枝「田中クン?」

田中「狛枝、貴様……俺様の魂を抜こうと言う気か! その手には乗らんぞ!」

狛枝「そ、そういう事じゃないよ、タダ……」

小泉「はいはい、いいからさっさとソニアちゃんと並びなさいって」

ソニア「さあ、田中さん。早くこちらへ」

田中「うぐ……」

狛枝「じゃあ、いくよ」


ソニアさんと田中クンの写真を撮った。


小泉「さて、出来はどうなってる?」


直後コンマ判定


00~77 まずまず
78~99 ピンぼけしてブレてる


小泉「お、素人にしてはまずまずの出来じゃない」

狛枝「左右田クンが綺麗に撮れるようにしてくれたからね」

小泉「でも、そうでなくとも割と撮りなれてきてる感じじゃない? これじゃあアタシの教えはあまり必要なさそうかな」

狛枝「そんな事ないよ。小泉さんからきちんと教えて欲しい」

小泉「そ、そう? じゃあまずね……」

ソニア「あの、わたくしにもまた撮らせてはくれませんか?」

狛枝「あ、それじゃあ今日は、田中クンとの写真を撮ってもらおうかな」

田中「まだやろうと言うのか……!?」


小泉さんから写真の撮り方を教わったり、田中クンやソニアさんたちとも写真を撮ったりしてしばらく過ごした。

……


小泉「……あ」

狛枝「?」

小泉「あ、あのさ……アタシとの写真、どうしても欲しいっていうなら」

小泉「狛枝が持ってるそのカメラでここで撮ってもらえばいいんじゃないかと思って」

小泉「すぐに現像出来るワケだしさ」


小泉との写真をここでもう一回撮る?


安価↓

狛枝「そうだね。撮ってもらおうか」

狛枝「ソニアさん、頼めるかな?」

ソニア「合点承知之助ですっ!」

ソニア「では、いきますよ。お二人とも、もう少し近付いてください」

小泉「……ソニアちゃん」

小泉「二枚、お願いね!」

小泉「狛枝と、……アタシの分」

ソニア「了解です!」


……


*小泉さんと少し仲良くなりました。

*小泉さんの希望のカケラを手に入れました。

*【田中くんとの写真】を手に入れました。

*【小泉さんとの写真】を手に入れました。


……


ここからの本日2回目の自由行動選択


1、罪木に会いに行く。
2、小泉とこのまま一緒に過ごす
3、小泉と一緒におでかけ(所持チケット28枚)
4、小泉と別れて誰かと一緒に過ごす(罪木・小泉以外)
5、小泉と別れて誰かとおでかけ(罪木・小泉以外/所持チケット28枚)
6、モノモノヤシーンを回す(所持メダル42枚)
7、小泉と別れた後、ウサミを呼ぶ


【現在所持している希望のカケラと好感度】


罪木  6/6 好き
小泉  4/6 気の置けない相手
日向  3/6 普通
九頭龍 3/6 普通
西園寺 2/6 顔見知り
辺古山 2/6 顔見知り
弐大  2/6 顔見知り
左右田 2/6 顔見知り
ソニア 2/6 普通
田中  1/6 どうでもいい
十神  1/6 普通
花村  1/6 普通
七海  1/6 顔見知り
終里  1/6 顔見知り
澪田  1/6 顔見知り


【現在所持しているプレゼント】
→なし


【現在所持している貴重品】

トイカメラ【自由行動時に自分とクラスメイトとの写真が撮れる】
男のマロン【???】

罪木さんとの写真【罪木の好感度が上がりやすくなる】
ソニアさんとの写真【ソニアの好感度が上がりやすくなる】
左右田くんとの写真【左右田の好感度が上がりやすくなる】
田中くんとの写真【田中の好感度が上がりやすくなる】
小泉さんとの写真【小泉の好感度が上がりやすくなる】

安価↓~3でコンマが小さいもの

ソニア「それでは、わたくしたちはこの辺で失礼しますね」

田中(破壊神暗黒四天王の写真、か……良いものをもらった)


ソニアさん田中クンと別れた。

小泉さんと二人になった。


小泉「……」

小泉「えっと……アタシ、そろそろコテージに戻る」

小泉「時間取らせないって言ったの嘘になっちゃったね、ゴメン」

狛枝「いや、平気だよ」

狛枝「ボクもそっちに用事があるから、送ろうか」

小泉「えっ、……うん」


小泉さんと一緒にコテージのある方へ歩いた。


小泉「用事って、もしかして誰かと約束してたの?」

狛枝「ん、まあね」

小泉「えっ!? だったらアタシに構ってないでさっさと行きなさいよ! 何やってんの!?」

小泉「誰と約束してるのよっ!」



1、言う
2、言わない


安価↓

狛枝「えっと……」

狛枝「それは、秘密」

小泉「何よそれ……本当に大丈夫なの?」

狛枝「必ず会いに行くって言ってあるから」

小泉「それってつまり待たせてる、って事じゃないの」

小泉「文句言われてもアタシ知らないからね」

狛枝「そうだね……」

狛枝「……」

小泉「……?」

小泉「アンタ、まだ何か悩み事でもあるの?」

小泉「暗い顔してるけど」

小泉「……」

小泉「アタシで良いのなら話くらい聞くよ」


1、やっぱり小泉との写真の行方が気になる
2、文句を言われた時どう答えようか迷っている
3、なんでもない
4、その他


安価↓

狛枝「……」

狛枝「やっぱり失くした小泉さんとの写真の行方が気になっていてね」

狛枝「何処にあるのか……心当たりがまったく無いワケじゃないんだけど」

狛枝「それを否定したくて」

狛枝「でもそれを確認するか、知らないフリをしているか、それも悩みどころで……」

小泉「はあ? 何ソレ……さっぱり意味がわからないんだけど」

狛枝「いっその事、知らない内に予想もしてなかったところにボクが落としてただけってオチの方がまだいいよ」

狛枝「でも、それにしたって……」

狛枝「ボクとのツーショット写真を誰かに見られて、もし妙な勘違いでもされたら」



1、小泉さんに迷惑がかかるから
2、もっと面倒な事になると思うから


安価↓

狛枝「小泉さんに迷惑がかかるから」

小泉「迷惑って……」

狛枝「えっと、つまりさ」

狛枝「ボクと小泉さんが親しい仲だ……とか思われちゃうかもしれないからね、って事」

小泉「えっ」

小泉「……」

小泉「そ、それは確かに深い意味で誤解されたら、ちょっと問題があるかもしれないけど」

小泉「でも」

小泉「……」」

小泉「狛枝は、どうなの?」

狛枝「え?」

小泉「アンタはアタシと親しいと周りから思われてたら迷惑なのかって聞いてんのっ!」


1、迷惑ではない
2、親しくなってもいいの?
3、その他

安価↓

狛枝「迷惑なわけないよ!」

狛枝「こんなボクと友達になってくれるならすごく嬉しいな」

小泉「!」

小泉「……本当にそう思ってる?」

狛枝「本当だよ」

小泉「本当に本当?」

狛枝「本当に本当だよ」

小泉「……ふーん」

小泉「……」

小泉「アンタ、やっぱりなんか変わったね」

小泉「自己紹介の時、なんか張り付いたような笑顔作ってる気がして見えない壁を感じてたんだけど」

小泉「……アタシが勘違いしてただけ、なのかな」

狛枝「それは……」

小泉「いいよ。信じてあげる」

小泉「友達になってくれるならすごく嬉しい、なんて」

小泉「アタシも聞いててなんか嬉しくなったらね」

狛枝「!」

小泉「……というワケで、狛枝」

小泉「もう、ここまででいいから、アンタはさっさと約束してる人の所へ行きなさい」

小泉「そうしないと、ここでひとつその約束してる誰かと仲良くなれるチャンスを失うかもしれないよ?」

小泉「これ、友達からの忠告!」

狛枝「……」

狛枝「わかったよ」

狛枝「ありがとう、小泉さんっ!」

小泉「はいはい。お礼は良いからさっさと行く!」

小泉「じゃあ、またねー!」


手を振って小泉さんと別れた。

また一人、友達が増えた……って事でいいのかな。



*小泉さんと仲良くなりました。

*小泉さんの希望のカケラを手に入れました。

*幸運ポイント100ptをゲットしました(現在:1011pt)


……

罪木のコテージ前


狛枝(……)

狛枝(やっぱり待たせてるかな)

狛枝(怒ってたり、するのかな)

狛枝(色々と……)


一つ深呼吸をしてから、罪木さんのコテージのインタホーンを押した。


ぴんぽーん


罪木「は、はいっ、今開けますね!」

罪木「こっ、こんにちはっ! 狛枝さんっ!」

狛枝「……こんにちは」


予想に反して罪木さんはとても良い笑顔でボクを出迎えてくれた。


これから罪木とどうする?


1、一緒に過ごす
2、おでかけチケットで遊びに行く


安価↓

では、一緒に過ごす場所は?


1、罪木のコテージ
2、狛枝のコテージ
3、ホテル
4、ロケットパンチマーケット
5、その他(二人以外の誰かのコテージとおでかけチケットでの選択場所以外なら何処でも可)

安価↓

狛枝「遅くなってごめん」

狛枝「お邪魔していいかな?」

罪木「は、はい、どうぞっ」

罪木「なんのお構いも出来ませんが……」


罪木さんのコテージで一緒に過ごす事にした。

……


罪木「あの、どうぞ召し上がってください」

狛枝「これは……紅茶かな」

罪木「ハーブティーですぅ。マーケットに置いてあったんですけど、すごく美味しいんですよ」

罪木「お菓子も少しですけどありますよ。狛枝さんは甘いの平気ですか?」

狛枝「うん。それじゃあ、いただきます」


ボクたちは腰を落ち着けてティータイムを楽しんでいた。

その空気は和やかではあったものの、少しの緊張も孕んでいた。


罪木「……」

狛枝「……」

罪木「……あっ、あのっ」

狛枝「ん?」

罪木「いえ、その……っ」

罪木「わ、私たち、今の関係になってからこうしてふたりっきりで過ごすの初めてじゃないですか」

罪木「だからちょっと……恥ずかしくて、何をお話したらいいのかと」

罪木「黙ってばっかりでごめんなさい……」

狛枝「い、いや……それはボクも同じだから」

狛枝「なんだか照れるよね。悪い気分ではないんだけど」

罪木「は、はい……」

罪木「……」

狛枝「……」



何を話す?


1、用意されたお茶とお菓子について
2、罪木の体調について
3、小泉との写真について
4、罪木との関係の事について
5、その他に何かあれば


安価↓

狛枝「えっと、罪木さんさ」

狛枝「体の具合の方は、平気?」

罪木「えっ」

狛枝「……ほら、あの時結構無理させちゃったなって思ったから。ごめんね」

狛枝「初めてで、あんな……」

罪木「!」

罪木「い、いえ、その」

罪木「……」

狛枝「……」

狛枝「え」

狛枝「もしかして」

狛枝「……」

狛枝「初めてじゃ、なかった?」

罪木「えっ……!?」



直後コンマ判定


00~77 初めて
78~99 初めてじゃない

罪木「は、初めてですよぉっ!」

狛枝「!」

罪木「あっ……」

罪木「……」

罪木「狛枝さんが最初の人、ですよぉ……」

狛枝「そ、……そっか。そうなんだ」

狛枝「なんか手馴れてるような部分もあったから、もしかしたらって思ったんだけど」

狛枝「……それならいいんだ」

罪木「そ、そんな事っ……」

罪木「それを言うなら、狛枝さんだって!」

罪木「私が初めてじゃないんじゃ……」

狛枝「そんなワケないよ!」

罪木「ッ……!」

狛枝「今まで人付き合いもまともに出来なかったボクがそんな……」

罪木「……」

狛枝「……」

罪木「……良かった」

罪木「あっ」

罪木「それじゃあ、キ……キスも?」

狛枝「……当たり前だよ」

罪木「……」

狛枝「……」

罪木「そうなんだぁ……えへへっ」


罪木さんは頬を染めながら本当に嬉しそうに笑っていた。

狛枝「あ、あの、それでさ」

狛枝「……」

狛枝「経過の方は……どうなのかな」

罪木「え、……あっ」

罪木「そ、その話ですか」

罪木「それはまだ……なんとも言えないです」

罪木「調べようにも、もう少し時間が経たないと」

狛枝「あ……そう、なんだ」

罪木「……」

罪木「いい結果が出たら、すぐに知らせますから」

罪木「待っててくださいね」

狛枝「……うん」

狛枝「……」

狛枝(なんか余計に恥ずかしい気分に……)

狛枝(わ、話題を変えよう)



何を話す?(話題選択残り回数あと二回)


1、用意されたお茶とお菓子について
2、小泉との写真について
3、罪木との関係の事について
4、その他に何かあれば


安価↓

狛枝「……あ、そうだ」

狛枝「罪木さんに、見て欲しいものがあるんだ」


ボクは今持っている、これまで撮ってきた写真をテーブルの上に広げた。


狛枝「思い出をいっぱい撮ってきた」

罪木「うわぁ、これ狛枝さんが撮ったんですかぁ?」

狛枝「そうだよ。全部じゃないけどね」

狛枝「今度はこんな風に罪木さんとも写真を撮りたいなって思って。どうかな?」

罪木「わ、私とですかぁ?」

狛枝「うん、そうだよ」

罪木「は、はいっ! 一緒に撮りたいですぅ! えへへ」

罪木「それにしても、どれもみんなすごく楽しそうで……、ッ!」

罪木「これ……狛枝さんとソニアさんが、二人で写って……それに」

罪木「こっちは小泉さんと……? え……?」

罪木「……」

狛枝「……」



ここで罪木に以前持っていた小泉との写真の事を聞いてみる? 聞かない?


↓~先に3票集まった方
聞くとしたら、具体的にどういう風に聞いてみるか案があれば一緒にどうぞ

狛枝「前に撮ってもらった写真、落としちゃったみたいで……もう一度撮りなおしてもらったんだよ」

罪木「……」

罪木「あの」

罪木「そんなに小泉さんと一緒に撮った写真が、狛枝さんは」

罪木「……」

罪木「……いえ。なんでもない、です」

狛枝「……」


何か答える?


↓~3まで自由に(言葉でも動作でも無言でもなんでも)
その後↓4から先に3票集まったの採用

抱きしめて「もしかして…小泉さんと僕が一緒なのが嫌なんだね…」とネットリボイスで
罪木の気持ちお察する。

失礼 >>449「もしかして」消してください。

>>449から>>452の流れに一票
可能ならその後に「僕も蜜柑が他の男と一緒にいると嫌な気分になっちゃうかも」とフォローしとく

>>453それに賛成だ!!

この一体感はまさに希望だね!!

いやまじびっくりした

俯いて表情を隠してしまった罪木さんを見たボクは、気付くと腕を伸ばし彼女の体を抱き締めていた。


罪木「っ、狛枝さ……」

狛枝「小泉さんとボクが一緒なのが嫌なんだね……」

罪木「……っ」

罪木「そ、それはっ」

狛枝「好きだよ、罪木さん」

狛枝「ボクも罪木さんが他の男と一緒にいると嫌な気分になっちゃうかも」

罪木「!」

罪木「あっ……あのっ……えっと……!」


抱き締めたまま耳元で囁くと、腕の中で罪木さんは体を硬直させて慌てている様子が伝わってきた。

しばらくそのままでいた後、ボクは言葉を続ける。


狛枝「小泉さんとはただの友達だから安心して」

狛枝「……って言っても、やっぱり嫌なんだよね」

罪木「っ……あの……それは……」

罪木「嫌、というか」

罪木「……」


罪木さんは少しの間沈黙した後、ポケットから一枚の写真を取り出した。

それは失くしていたボクと小泉さんとの写真だった。


罪木「ごっ……ごめんなさい……」

罪木「私、狛枝さんがこんな写真持ち歩いてるなんて……耐えられなくて」

罪木「だ、だってこの写真」

罪木「私じゃない女の子と一緒に狛枝さんがいるところを……私が撮ったものなんですよ?」

罪木「私が……っ」


罪木さんは顔をボクの胸に埋めて小さく泣き声を上げた。



どうする?


小泉との写真を


1、返してもらう
2、罪木にそのまま預かっててもらう
3、その他

安価↓2

あぁん二人ともあまぁい・・・ごっつぁんです。

狛枝「わかったよ」

狛枝「じゃあ、その写真は罪木さんが持ってて」

狛枝「ボクにはもう必要ないから」

罪木「……」


罪木さんは無言でその写真を再びポケットにしまった。


狛枝「ボクはね、ただクラスのみんなとの思い出を残しておきたかっただけなんだよ」

狛枝「それなのに……不安にさせちゃってごめんね」

狛枝「罪木さんとの写真、これから沢山撮ろうね」

罪木「……はい」


罪木さんはボクを抱き締め返して、もう一度ボクの胸に顔を埋めた。



何を話す?(話題選択ラスト)


1、罪木との関係について
2、小泉をはじめ罪木以外の女子とこれから仲良くしてもいいかどうか
3、その他何かあれば


↓~3コンマが一番大きいもの

罪木さんの体をそのまま抱き上げて、ボクは彼女と一緒にベッドの上へと寝ころんだ。

彼女は驚いたようにこちらを見上げる。

ボクはそれに微笑み、頭を撫でた。


狛枝「あのさ、罪木さんが不安なら、二人で一緒にみんなと仲良くならない?」

罪木「え……二人で、ですか?」

狛枝「そう。罪木さんだって、もっと友達が欲しいとは思わない?」

罪木「で、でもっ、私にはそんな自信は……」

狛枝「だから二人で頑張ろうって言ってるんだよ」

狛枝「罪木さんが誰かと仲良く笑ってるところをボクは見てみたいな」

狛枝「……あ、男相手にそれは嫌だけどね」

罪木「……」

狛枝「……」

狛枝「それでさ、ひとつ確認しておきたかった事があるんだけど」

罪木「?」

罪木「なんでしょうか……?」

狛枝「……」



罪木に自分たちの関係を周囲に明かすかどうか聞いてみる?


↓~3まで多い方

狛枝「ううん。やっぱりいいや」

罪木「……?」

狛枝(もうしばらくは二人だけの秘密にしておこう)

狛枝(……明かす事で何か起こる可能性だってあるかもしれないんだから)

狛枝(何か……不幸な事が)

狛枝(だから慎重にいった方が)

罪木「狛枝さん? なんだか難しい顔してます……」

狛枝「あ、ごめん。なんでもないよ」

狛枝「……ちょっと眠くなってきちゃって」

狛枝「このまま少し寝てもいいかな?」

罪木「は、はい……」

狛枝「暗くなる頃には起こしてね」

罪木「わかりました」

罪木「……おやすみなさい」


そのまま目を閉じて、しばしの間眠りについた……。


*罪木さんと仲良くなりました。


……


狛枝「……ん」

狛枝「あれ……?」



直後コンマ判定


目が覚めて、隣に罪木は


00~77 いる
78~99 いない

狛枝「罪木さんは……?」


隣で一緒に寝転がっていた筈なのに罪木さんの姿は見えなかった。

まだ寝惚けている頭のまま体を起こし目を擦る。

そしてすぐに……何処からか水音がしている事に気が付いた。

これは……

シャワールームの方からだ。


狛枝(まさか……)


シャワールームの方を窺ってみる? やめておく?


安価↓

狛枝「……」


ボクはそっとシャワルームの方へと近付いてみた。

確かにそこからは人の気配がしている。

と、いう事はつまり。

……罪木さんがシャワーを浴びているという事だ、

こっそり覗くような真似はいけないとは思いつつ、ボクはギリギリのところで本能に勝てなかったようだ……。

そのまま静かに中の様子を見てみると……



シャワールームの罪木の様子はどんな感じ?


安価↓

罪木「♪」

罪木「かけめっぐる~わたしののうないぶっしつ~♪」

狛枝「!?」

罪木「βエンドルフィン~チロシン~エンケファリン~バリン~リジン~ロイシン~イソロイシン~♪」

狛枝「……」


罪木さんはシャワーを浴びながらご機嫌に鼻歌混じりで詩? 歌? を口ずさんでいた。

……

これは……聞かなかった事にしてあげた方がいいのかもしれない……。

そっとしておこう……。

静かにこの場から離れる事にした。



直後コンマ判定


このレスのコンマ以上の値が出たら罪木に覗いていた事がバレる

ボクは部屋の方に戻ってシャワールームに背を向けて罪木さんが上がってくるのを待った。

……



ガチャッ


罪木「ふぇっ!? こ、狛枝さん!」

狛枝「!」


扉が開く音がして声がする。

それに思わず振り返ると、そこには……



直後コンマ判定


00~77 タオル一枚の罪木の姿が
78~99 一糸纏わぬ罪木の姿が

そこには、タオル一枚巻いただけの罪木さんの姿があった。


罪木「も、もう起きてたんですかぁ!?」

狛枝「えっ……う、うん」

狛枝「それよりその姿は……」


さっきの覗きであまり集中出来なかった分、タオル一枚だけでも十分な破壊力だった……。


罪木「あ、あのぅ……替えの下着持っていくの忘れちゃって……」

狛枝「そう、なんだ……」

罪木「すっ、すぐに着替えますからぁ!」

罪木「……きゃあッ!」

狛枝「!?」


そしてお約束のように転んだ。


直後コンマ判定


転んだのは


00~77 狛枝の上
78~99 タオルが取れて床の上に仰向け

狛枝「うわっ!」


ボクは転んだ罪木さんの下敷きになって、仰向けになり一緒に転んでいた。


狛枝「だ、大丈夫かな、罪木さん」

罪木「ふえぇ……ごめんなさぁい」


抱き止めた罪木さんはボクの腕の中で泣いている。

罪木さんの柔らかい感触が伝わって……ボクは……


1、しばらくそのまま
2、すぐに起こしてあげる


安価↓

狛枝「……」


しばらくそのままでいた。


罪木「あのっ、こ、狛枝さん……?」

狛枝「……ああ、うん。ゴメン」

狛枝「罪木さんと……もう少しこうしていたくて」

罪木「っ……」

狛枝「……罪木さん」


僕は抱き止めた腕の力を込めて頬を寄せた。





ぴんぽんぱんぽーん


ウサミ『みなさん夜でちゅよー!』

ウサミ『ゆっくり休んで、また明日もがんばりまちょうね!』

ウサミ『それじゃあ、おやすみなちゃい……』


ウサミの夜のアナウンスが流れた。

もうそんな時間なのか、と思う傍らボクはどうするか少し悩んで……



1、帰る事にした
2、ここに残る事にした



※どちらの場合もすぐに明日へ移行します


安価↓

狛枝「……ねえ」

罪木「は、はい。なんでしょうかぁ……?」

狛枝「今夜、ここに泊まってもいいかな?」

罪木「ッ……!」

罪木「……」

罪木「はい」


ボクは罪木さんの答えを聞くと、彼女を抱いたまま起き上がってベッドの上へと寝かせた後、カメラにコートをかけるようにしてから部屋の電気を消した。


狛枝「どうする? 暖かい恰好に着替えたい?」

罪木「……」

罪木「いいです、このままで」

罪木「だから……隣に来てください……」

狛枝「……うん」


ボクは罪木さんの隣に潜り込んで、そのまま彼女のコテージで朝を迎えた。

……

【7日目】


ウサミ「みなさーん、今日は週に一度の休日でちゅ!」

ウサミ「お仕事はしないでゆっくりのんびり過ごしてくだちゃいねー」


……


罪木のコテージ


狛枝「……ん」

狛枝「うん……?」

罪木「あ、狛枝さん。おはようございますぅ」


朝、目が覚めると、そこには既に起きて着替えを済ませた罪木さんの姿があった。


狛枝「ふぁ……おはよ」

罪木「まだ眠そうですねぇ。今日はお休みの日ですからもう少し寝てても大丈夫ですよ?」

狛枝「そうだね、……どうしようかな」

狛枝「って、罪木さんは何処かにいくの?」

罪木「あ……はい。午前中はちょっと用事があって」

狛枝「そうなんだ。それじゃあ、ボクもここにいるワケにはいかないから一緒に出るよ」


支度を済ませた後、罪木さんと一緒にコテージから出て別れた。

……

狛枝のコテージ


ぴんぽーん


狛枝「?」

狛枝「誰だろう」


ガチャッ


左右田「おいっ、狛枝!」

狛枝「左右田クン? どうしたのいきなり」

左右田「今からダイナーに集合な!」

狛枝「え?」

左右田「野郎共には一応全員に声かけてあるから来いよ、じゃー後でな!」

狛枝「あっ、ちょっと……!」


左右田クンは自分が言いたい事だけ告げてすぐに去ってしまった。


狛枝「どうしよう……」



ダイナーに行く?


1、行く
2、行かない


安価↓

ダイナー


一応足を運んでみると、左右田クンの言った通り、男子の全員がダイナーへと集合していた。


左右田「おせーぞ、狛枝。オメーで最後だ」

狛枝「ゴメン……でも、一体これ何の集まりなの?」

日向「全くだ。どういう事だか説明しろよ、左右田」


まわりを伺ってみると、その殆どがこの集まりを不本意に感じている様子が見受けられた。


左右田「実はだな」

左右田「今日は、女子会というものが開かれているらしい」

日向「だから?」

花村「だから? じゃないよ、日向くん! 最後まで静かに聞いてよ!」

花村「実はね、小耳に挟んだ情報によると……その女子会でどうやらお菓子作りをする予定があるらしいんだよ」

九頭龍「なんの情報だよ、そりゃあ……」

田中「フン、下らん。だからどうしたと言うのだ」

弐大「なあ、大した用で無いのならワシはもう帰ってええかのぉ」

十神「弐大に同意だ。貴重な時間を無駄にしたくは無いからな」

左右田「だーっ、最後まで聞けって!」

左右田「あのな、女子たちが作ったその菓子なんだけどよ」

左右田「どうやら、ここ数日で世話になったり交流があった男子に配る予定なんだとよ!」

日向「それで? ……結局何が言いたいんだよ、左右田は」

左右田「つまりだな、今オレがここで知りたいのは……」

左右田「オメーらの女子との交流具合だよ!」

狛枝「……」

九頭龍「……」

田中「……」

弐大「……」

十神「……」

日向「帰るか」

花村「うわぁん、待ってよぉ!」

九頭龍「マジで下らねえ話だったな……」

狛枝「というかさ、左右田クンが知りたいのって、ボクたちの女子との交流具合というより、ボクたちの中にソニアさんと親しい人がいないかどうかって事じゃないの?」

左右田「うっせうっせバーカ! そうだよ!」

日向「逆ギレしながら開き直るなよ!」

左右田「正直に言えばすぐ帰っていいから、はよ教えろ!」

狛枝「うーん……」



この話に参加する?


1、する
2、しない


↓~3まで多い方

狛枝(まあ、いいか。ボクも気になると言えば気になるところはあるし……)

左右田「つーコトで、こっちで勝手に順に指名してくぞ! 手短に済ませたいなら協力しろよな!」

左右田「まずはオメーだ、田中!」

狛枝(うわぁ)

田中「……実に下らん」

田中「話したらすぐに去るぞ」

田中「……」

田中「俺様にここ数日接触があったのは……」


1、ソニアくらい
2、ソニアと他(指定、複数名可)


安価↓

田中「ソニアくらいだな」

狛枝(昨日一緒にいたもんね……)

左右田「よっし、わかった! オメーは潰す!」

田中「さらばだ」

左右田「オイコラ待ちやがれッ!」


田中クンは去っていった。


花村「まあまあ、落ち着きなよ。左右田くん」

花村「じゃあ、ぼくもいくよー」

狛枝(勝手に話し始めた)

花村「ぼくはねえ……」


1、辺古山
2、辺古山と他(指定、複数名可)


安価↓

花村「辺古山さんにかりんとう作ってみんなに配って欲しいって頼まれたりしたんだよね」

花村「残念だけと、それくらいかなあ」

狛枝(あれ美味しかったよね。また食べたい)

九頭龍「……」

左右田「ああ、そういやそんな事もあったな」

左右田「……お、なんだよ。なんか九頭龍が不服そうな顔してんな」

左右田「で、オメーはどうなんだ?」

九頭龍「……」

九頭龍「オレは……」



1、辺古山
2、辺古山と他(指定、複数名可)


安価↓

九頭龍「……」

九頭龍「……ペコくらいだな」

狛枝(やっぱりそこだよね)

左右田「ふーん、そうか」

左右田「ちなみにオレはだな……!」


1、ソニア
2、ソニアと他(指定、複数名可)


安価↓

左右田「ソニアさん一択だ!」

左右田「と、言いたいトコだけど……そういやこの間、七海と一緒にゲームしたりしたな」

狛枝(ん? 意外なところが来たな)

左右田「んじゃ、次は……十神いくか!」

十神「ハァ……」

狛枝(すごく大きな溜息だ)

十神「俺か。……俺はだな」


1、澪田
2、澪田と他(指定、複数名可)


安価↓

十神「……」

十神「強いてあげるなら澪田というところか」

狛枝(……強いて?)

左右田「へー、なるほどなー」

左右田「んじゃ、弐大のおっさんは?」

弐大「そうは言ってものぉ」

弐大「ワシと交流があるのなんぞ……」


1、終里
2、終里と他(指定、複数名可)


安価↓

弐大「終里くらいしかおらんのぉ」

狛枝(ここも妥当なところかな)

左右田「ふーん」

左右田「で、日向はどうだ?」

左右田「オレはある意味オメーの答えが一番怖いぜ……」

日向「俺か?」

日向「うーん……」


自由複数指定可、安価↓

日向「七海と」

日向「小泉と」

日向「西園寺と」

日向「辺古山と」

九頭龍「……」

日向「ソニアと」

左右田「ファッ!?」

日向「澪田と」

十神「……フン」

日向「終里と」

弐大「ほぉ」

日向「罪木……か」

狛枝「」

花村「すごいね、日向くん無双だ!」

花村「ぼくも見習わないとね!」

左右田「全員かよチクショオォォォォ!」

狛枝(やっぱり日向クンは侮れない……!)

日向「えっ、いやっ、これは女子とだけじゃなくてお前ら全員と交流しようとした上での結果だぞ!?」

左右田「へいへい、そうかよ、そうなのかよ!」

左右田「……あー、じゃあトリは狛枝だな」

左右田「あんま期待はしてねーけど、一応」

狛枝「……」



どう答える?


1、とりあえず今まで自由行動を共にした女子の名をあげておく
2、1を言った上で本命について釘を刺しておく
3、本命だけ言っておく


↓~先に3票集まったもの

狛枝「えっと」

狛枝「……」

狛枝「辺古山さんと、ソニアさんと、小泉さんと、罪木さんとは交流があったね」

狛枝「まあ、それくらいかな」

左右田「あー、そうだったな。オメーもソニアさんとちっとは接触があった奴の一人だった」

花村「へー、なんか意外だね。狛枝くん、女子の半数とお近付きになってたのかあ」

日向「……」

日向「なあ、もうこれでいいだろ? 解散にしよう」


日向クンのその一言で、すぐにみんなこの場から散っていってしまった。

……ボクも行こう。

……



狛枝(そろそろ女子会の方も終わる時間だろうか)

狛枝(……)



そんな事を考えながら、ダイナーからコテージへと戻る途中。

急に誰かの呼ぶ声が聞こえた。



誰の声?(男子限定)


安価↓

日向「狛枝!」

狛枝「日向クン? どうしたの、ボクなんかに何か用?」

日向「……いや、さっきのダイナーでの話の延長みたいなものなんだけどな」

狛枝「日向クンもやっぱり気になるの? こういう話」

日向「気になると言うか……」

日向「お前がこの間していた話の続きはどうなったのかと思って」

日向「余計なお世話かもしれないけど」

狛枝「……」

狛枝「それって、罪木さんとの話?」

日向「ああ、そうだ」

狛枝(日向クンくらいには正直に報告しておいた方がいいのかな)



日向に現在の罪木との関係を言う?


1、言う
2、言わない


安価↓

狛枝「日向クンには色々お世話になったからね、正直に言うよ」

狛枝「罪木さんと晴れて付き合う事になったよ」

日向「!」

日向「そ、そうか! やったな、おめで……」

狛枝「というか、結婚して欲しいって言った」

日向「えっ」

狛枝「ボクの子供を産んで欲しいとも」

日向「えっ」

狛枝「それで、オッケーももらった」

日向「」

狛枝「まあ、後でもう一度改めてプロポーズする気ではいるけど……って」

狛枝「あれ、日向クンどうしたの? 大丈夫?」

日向「……」

日向「い、いや……順調ならそれに越した事はないんだ。おめでとう」

狛枝「うん、ありがとう」

日向「……あ」

狛枝「?」

日向「さっきの俺が罪木と親交があったって話は気にする必要はないからな!」

日向「別に、深い意味は無いから……」

狛枝「うん。そうであってくれるとすごく助かるよ」

日向「……」

狛枝「……」

日向「お前、もしかして怒ってるか? 俺が罪木と交流があったって事をみんなの前で言った事」



1、そういうワケじゃない
2、そうだとしたら?
3、その他の答え


安価↓

狛枝「そういうワケじゃない」

狛枝「でもさ」

狛枝「……」

狛枝「不安、なんだよね」

狛枝「罪木さんがボク以外の誰かと交流する事で、何時かボクから気持ちが離れてしまう日がくるんじゃないか……って」

狛枝「ボクみたいなゴミクズが嫉妬だとか、独占欲だとか見せるのもおこがましいとは思うんだけど」

狛枝「……」

狛枝「もし、その相手が日向クンだったら」

狛枝「嫌だな、って思った」

日向「……」

日向「ハァ……馬鹿だな、お前」

狛枝「!」

狛枝「そんなさらりと酷い事言わなくても……わかってるよ」

日向「いや、あのな」

日向「俺が罪木と交流があったのは」

日向「……」

日向「お前の事で相談を受けたからなんだぞ」

狛枝「え……」

狛枝「どういう事?」

日向「急に告白された相手がいてどうしよう、とかそんな感じの事を言われてさ」

日向「まあ、名前は出さなかったけど……俺にはすぐ狛枝の事だって解ったよ。お前の話を聞いた後だったし」

狛枝「……」

日向「あまり良いアドバイスはしてやれなかったけど……それでも、話が上手くまとまったみたいで良かったよ」

狛枝「そうだったんだ」

狛枝「……やっぱり、日向クンには敵わないかもしれないな」

日向「はあ? 何を言って……」

狛枝「だってさ。そういう話をして良いと思えるくらいには、罪木さんに信頼されてるって事だよね。日向クンは」

狛枝「だから、もしもの時があったら……潔く諦めるしか」

狛枝「だって、そんな日向クンに勝てるワケ」

日向「もしもの時なんてない」

日向「狛枝は罪木をずっと好きでいていいし」

日向「罪木はずっと狛枝を好きでいてくれるんだって、もっと自信を持っていい」

日向「だって結婚の約束もしたんだろ?」

日向「もう少し罪木の事を信じてやらないと……それに自分の事も信じてやらないと、罪木がかわいそうだ」

狛枝「……」

日向「……あー、と」

日向「なんか色々ごちゃごちゃ言ったけど」

日向「俺は二人の事を応援してるから」

日向「もし、さっき言った女子会で作ったお菓子とやらを罪木が俺のところに持ってきたとしても、受け取らないでいてやる」

日向「それでいいだろ?」

狛枝「それは……罪木さんに失礼だよ」

日向「いいんだよ! 罪木にもきちんと事情を説明するから」

日向「本当に渡したい相手にだけ渡してやれ、ってさ」

狛枝「……」

狛枝「日向クンって本当にお人よしだよね」

狛枝(日向クンになら……万が一の事があった時、彼女の事を任せらるかもしれない)

狛枝「ありがとう」

日向「いいよ、別に。礼なんて」

日向「……じゃあ、俺は行くからな」


そう告げて、日向クンは一足先に駆けて行った。



*日向くんと少し仲良くなりました。


……

そして、時が経ち……



辺古山「狛枝」

狛枝「辺古山さんか。どうしたの?」

辺古山「これをやる」

狛枝「え」


*辺古山さんの手作りお菓子を手に入れました


狛枝「いいの? もらっても」

辺古山「ああ」

辺古山「……だから、くれぐれもあの事は内密に頼む」

狛枝「あの事って、……ああ、九頭龍クンの」

辺古山「声が大きいぞ! 狛枝!」

狛枝「辺古山さんの方が大きいよ……」

辺古山「!」

辺古山「す、すまない」

辺古山「しかし……頼むからな」

狛枝「そんなに心配しなくても、わかってるよ」

辺古山「……すまない」

辺古山「ではな」


……

ソニア「あ、見つけました」

ソニア「狛枝さん、こにゃにゃちはです」

ソニア「狛枝さんにこれを渡しておきたくて、探していました」


*ソニアさんの手作りお菓子を手に入れました。


狛枝「ボクにくれるの?」

ソニア「はい。狛枝さんにはこの間、友達になった記念を貰いましたから」

ソニア「そのお返しだと思ってください」

ソニア「お口に合うかはわかりませんが……」

狛枝「そっか……ありがとう、嬉しいよ」

ソニア「そう言っていただけると、わたくしも嬉しいです」

ソニア「また、近い内にお話しましょうね」

ソニア「進展が気になりますからっ!」

狛枝「あはは、ソニアさんの方こそね」

ソニア「では、この辺で。ごきげんよう」


……

小泉「……あっ、居た!」

小泉「アンタ、何処ウロウロしてんのよ。すっごい探したんだからね」

狛枝「え、何? なんでそんなに僕を探してたの?」

小泉「アンタに、一応コレ渡しておこうと思ってね」

小泉「ほら」


*小泉さんの手作りお菓子を手に入れました。


小泉「今日の女子会で作ったの」

小泉「……ま、そんな大したモノでもないんだけどさ」

小泉「お近付きのしるしに、ってヤツだと思ってもらえれば」

小泉「アンタにはこの間友達宣言しちゃったしね」

小泉「それなのに、その友達から貰えないなんて可哀相だと思ったから……さ」

狛枝「わざわざそんな駆け回ってまで渡しに来てくれたんだね、ありがとう」

小泉「感謝してるなら、きちんと食べなさいよね」

小泉「後で感想聞くから、そのつもりで!」

小泉「じゃあ、また今度ね」


……

罪木「……い、居たぁ! みつけましたぁ!」

罪木「狛枝さぁん!」

罪木「きゃッ!?」

狛枝「うわっ、罪木さん……大丈夫?」

罪木「ま、また転んだところを助けてもらってしまいましたぁ……すみませぇん……」

狛枝「いいよ、これくらいなんともないから」

狛枝「それより、そんなに慌てて」

狛枝「……」

狛枝「ボクに渡したい物でもあるのかな?」

罪木「えっ……ど、どうしてわかったんですかぁ!?」

狛枝「さあ? どうしてだろうね」

罪木「え、えっと……そのぉ……」

罪木「これ、私が作ったお菓子なんですけど……受け取ってくれますか?」

狛枝「もちろんだよ、ありがとう」


*罪木さんの手作りお菓子を手に入れました。


罪木「うゆぅ……狛枝さんが美味しいと思ってくれるかはわかりませんけど」

罪木「狛枝さんに食べて欲しくて、一生懸命作ったので……そのっ……」

狛枝「……本当に? 嬉しいな」

狛枝「そうだ。せっかくだから、これから何処かで一緒に食べようか」

罪木「!」

罪木「は、はいっ……いきます!」

罪木「えへへ……」


……

*4つ分の手作りお菓子を手に入れたので、その分だけ幸運ポイントの加算かまたは不幸ポイントの減少が行えます。

*値は↓~4レス分のコンマで決定します。

*どう振り分けるかは、下記から選んでください



1、4レス分全部幸運ポイントに加算
2、4レス分全部不幸ポイント減少
3、↓~3まで幸運ポイント加算と、↓4で不幸ポイント減少
4、↓~2まで幸運ポイント加算と、↓3~4まで不幸ポイント減少
5、↓1で幸運ポイント加算と、↓2~4まで不幸ポイント減少


*採用する選択安価は↓~4まで書かれた中で一番コンマが大きいレスです


現在の幸運ポイント→1011pt

現在の不幸ポイント→761pt


*4レス分全部不幸ポイント減少が選択されました。

*不幸ポイントが91pt減少しました(現在:670pt)


……


【本日は休日ですので、自由行動外でモノモノヤシーンを回せます】


*今回は最大4つまでプレゼント用アイテムが入手可能になっています

*今回は後記するプレゼントアイテム表の中から選択して選ぶ事が可能です。

*消費するメダル枚数は、いくつアイテムが欲しいかのレスのコンマ1桁目×欲しい個数分です(0は10枚でカウント)

*現在の所持メダルは、42枚です。



では、いくつプレゼントアイテムが欲しい?(最大で4つ)


安価↓

*メダルが20枚消費されます→所持メダルが22枚になりました。


今回選択出来るプレゼント


01、ひまわりの種
02、2.5Dヘッドホン
03、麦飯パック
04、超技林 第二版
05、動くこけし
06、黒ウサギ読本
07、昭和ラジオ
08、ヤシの実
09、剣風秘帖・舞園鞘花
10、風呂敷バック
11、クグロフ
12、アンティークドール
13、草餅
14、仮装のコンパクト
15、包帯
16、イン・ビトロ・ローズ
17、エンゲージリング


↓~4まで欲しいものを1レスにつき1つ書いてください

*プレゼント用アイテム【2.5ヘッドホン】、【剣風秘帖・舞園鞘花】、【超技林 第二版】、【エンゲージリング】を手に入れました。

……


≪自由行動フェイズ≫



※行動する前に、幸運ポイント50pt使用で自由行動の回数を1回増やすか決定します(現在:1011pt)


どうする?


1、増やす
2、増やさない


安価↓

*幸運ポイントが961ptになりました。

*不幸ポイントが720ptになりました。


【本日の自由行動の回数は3回です】



【7日目】1回目の行動選択

二回目の希望のカケラ回収チェックまであと【6日】

→女子の希望のカケラを期限までに4つ入手(2/4)


【現在所持している希望のカケラと好感度】


罪木  6/6 好き
小泉  5/6 気の置けない相手
日向  3/6 普通
九頭龍 3/6 普通
西園寺 2/6 顔見知り
辺古山 2/6 顔見知り
弐大  2/6 顔見知り
左右田 2/6 顔見知り
ソニア 2/6 普通
田中  1/6 どうでもいい
十神  1/6 普通
花村  1/6 普通
七海  1/6 顔見知り
終里  1/6 顔見知り
澪田  1/6 顔見知り


【現在所持しているプレゼント】

→2.5ヘッドホン、 剣風秘帖・舞園鞘花、超技林 第二版、エンゲージリング


【現在所持している貴重品】

トイカメラ【自由行動時に自分とクラスメイトとの写真が撮れる】
男のマロン【???】

罪木さんとの写真【罪木の好感度が上がりやすくなる】
ソニアさんとの写真【ソニアの好感度が上がりやすくなる】
左右田くんとの写真【左右田の好感度が上がりやすくなる】
田中くんとの写真【田中の好感度が上がりやすくなる】
小泉さんとの写真【小泉の好感度が上がりやすくなる】



1、一緒に過ごす
2、おでかけチケットで遊びにいく(現在28枚所持)
3、モノモノヤシーンを回す(現在22枚所持)
4、ウサミを呼ぶ


1と2の場合は、相手も書いてください

安価↓~3まででコンマが一番大きい物

どうという理由もなくホテルの方へと足を運んでみると、ロビーでゲームをしている七海さんを見かけた。

その傍らにはお菓子が置かれているが、ゲームに集中しているせいか全く手がつけられていなく、ボクが近くにいるのにも気付いていないようだった。

後ろの方から画面を覗き込んでみるとクリアした瞬間だったようで、七海さんは忙しなく動かしていた両手をようやく止めた。


七海「……」

七海「……あ」

七海「狛枝くんだ。オッス」

狛枝「やあ、七海さん。一人でゲーム?」

七海「うん、そう。暇してたから」


そう言って七海さんは置いてあったお菓子を食べ始めた。


狛枝「それってもしかして、今日あったっていう女子会で作ったヤツかな」

七海「うん。私が作ったのだよ」

七海「狛枝くんも食べる?」



1、いただく
2、遠慮する


安価↓

狛枝「くれるっていうのならいただこうかな」

七海「はい、どうぞ」

狛枝「いただきます」

七海「……あ」

狛枝「?」

七海「予定と違ったけど、これも一応あげたって事にカウントしてもいいのかな」

狛枝「何? どういう事?」

七海「あのね、もしかしたらもう他の子からもお菓子をもらってるかもしれないけど……」

七海「後で誰に渡してちゃんと受け取ってもらえたかどうか報告し合う事になってるんだよね」

狛枝「へえ」

狛枝「……」

狛枝「あのさ……」



1、女子会の様子をもう少し詳しく聞いてみる
2、七海がお菓子を渡した相手を聞いてみる


安価↓

狛枝「七海さんは誰に渡したのか聞いてみてもいいかな?」

七海「今の狛枝くん以外で、って事?」

七海「私はね……」

七海「日向くんと左右田くん、あと十神くんだね」

七海「みんなちゃんと受け取ってくれたよ」

狛枝(あれ、日向クンと左右田クンはさっきの話で七海さんの名前が出てたけど……)

狛枝「七海さん、十神クンと仲が良かったの?」

七海「んー、仲が良いっていうか、この間ちょっとお世話になってね。そのお礼って感じかな」

七海「十神くんね、あれでいてお気遣い紳士なんだよ。困ってるとさりげなくフォローしてくれたりとかして」

七海「女子の中でも割と評判が良いみたい。みんな、ちょっとした事で助けてもらった事があるみたいな事言ってた気がするよ」

七海「その中でも、澪田さんなんかとても良くしてもらってるみたいで」

七海「白夜ちゃんに日頃のお礼をするっす! って、張り切ってた……と思うよ」

狛枝「そうなんだ」

狛枝(それ、罪木さんもなのかな……)



七海に他の女子の様子も聞いてみる?


聞きたい人がいれば、安価↓

狛枝「えっと、それじゃあ……」

狛枝「罪木さんはどんな様子だったのかな」

七海「え、罪木さん?」

七海「……」

七海「なんかね、凄かったよ」

狛枝「す、凄かった?」

七海「今回のお菓子作りに一番乗り気だったの、罪木さんだったんじゃないかなって感じで」

七海「張り切り過ぎて何度も生クリームやらなんやら引っ繰り返して頭から被ったりしてたんだけど……」

七海「でも、余程渡したい相手がいたって事なんだろうね」

狛枝「……」

七海「……」

七海「ふーん」

七海「そんな風に罪木さんを気にしているって事は」

七海「狛枝くん、もしかして罪木さんとらーぶらーぶ……なのかな?」



1、ご想像にお任せするよ
2、ボクたち、この島から出たら結婚するんだ……
3、その他の答え


安価↓

狛枝「……」

狛枝「ご想像にお任せするよ」

七海「へえ、そっか」

七海「……」

狛枝「……」

七海「……」

七海「……ねっみぃ」

狛枝(自分から振っておいて、あまり興味がある話題なワケでも無かったのか……)

七海「……」

七海「あっ」

狛枝「!」

七海「狛枝くん、今暇?」

狛枝「特に予定があるワケじゃないけど」

七海「だったら眠気覚ましに私のコテージで一緒にゲームやらない?」

七海「一人でゲームするのも勿論楽しいんだけど」

七海「この間、左右田くんと対戦したのすごく楽しかったから」

七海「他の誰かともゲームしてみたいと思って」

七海「ダメかな?」


どうする?


1、誘いに乗る
2、今はちょっと……


安価↓

狛枝「ボクなんかで相手が務まるなら勿論……」

狛枝「!」

七海「?」

狛枝(罪木さん以外の女の子のコテージでふたりっきりって……マズくないかな)

狛枝(例えボクたちにその気はなくとも)

狛枝(……)

七海「どうかしたの?」

狛枝(昨日、罪木さんに二人で一緒にみんなと仲良くなろうって言ったし)

狛枝(彼女も誘ってみようかな……どうしよう?)



1、罪木も誘ってみる
2、誘わないでおく


↓~3まで多い方

狛枝(……)

狛枝(そうは言っても、突然誘っても迷惑かもしれないし)

狛枝(何処にいるかもわからないしね)

狛枝(……今日のところはいいか)

狛枝「なんでもないよ。行こうか」

七海「うん」


七海さんのコテージへ向かった。

……



七海のコテージ


七海「どうぞー」

七海「それじゃあ、何のゲームやろっか」



1、格ゲー
2、パズルゲー
3、シューティング
4、その他


安価↓

狛枝「パズルゲームなんてどうかな」

七海「パズルかあ」

七海「じゃあ、テトリスで対戦しよう」

七海「負けないよー」

狛枝「お手柔らかにね」



直後コンマ判定


00~77 七海に勝利
78~99 七海に敗北


七海に勝利で好感度UP

狛枝「……あっ」

七海「惜しかったね。私の勝ちだよ」

狛枝「残念だなあ。やっぱり超高校級のゲーマーにゲームで挑むのは無謀過ぎたかな」

七海「そんな事言わずに、もう一回やろうよ」

七海「それとも他のゲームする? インベーダーとか」


その後もしばらく七海さんとゲームをして遊んだ。

……



狛枝「目がチカチカしてきたよ……」

七海「大丈夫? ゲームはこの辺にしておこうか」

七海「適度に休憩挟まないといけないしね」

七海「でも、狛枝くんとゲーム出来るなんて思わなかったし、すごく楽しかったな」

七海「ありがとう」



ここから【7日目】2回目の自由行動です


この後の選択


1、このまま七海と一緒に過ごす
2、七海を誘って何処かへおでかけ
3、七海にプレゼントを渡して別行動


↓~3までコンマが一番小さいレスの選択採用

狛枝「七海さん、中に籠ってばかりいるのも体に毒だと思うから、これから何処かへ出掛けてみない?」

七海「おでかけ?」

七海「……」

七海「うん、いいよ。何処に遊びに行こうか」


何処へ誘う?


1、ジャバウォック公園
2、砂浜
3、図書館
4、映画館
5、遊園地
6、軍事施設

ジャバウォック公園


七海さんと二人で公園までやってきた。

ボクたち以外に人影は見えないようだけど……。


どうする?


1、散歩する
2、ベンチに座る
3、景色を眺める


安価↓

狛枝「それにしてもここは景色が良いよね」

七海「うん」

狛枝「今まであまりじっくり眺める機会なんてなかったけど、こうして改めて見てみると和むっていうか」

七海「うん……」

狛枝「空気も美味しいし……」

七海「んー……」

狛枝「……」

七海「……Zzz」

狛枝「な、七海さん……立ったまま寝るのはやめようか」

七海「んー? でも、なんか風が心地よくて……」


どうする?


1、日影を探して休む
2、何処かでお昼寝タイム
3、その他


安価↓

狛枝(七海さんってたまに扱いに困る時があるよな……)

狛枝(こういう時は日向クンに頼るのが一番だと思うんだけど)

狛枝(日向クンは……)



直後コンマ判定


このレスのコンマ以下のコンマが出れば日向と遭遇

以上だと他の誰かと遭遇

日向以外の場合、誰が通りかかるか指定してレスしてください

狛枝「……あ」

日向「ん?」


幸運な事に、日向クンが偶然傍を通りかかった。


日向「お前たち、何やってるんだ?」

狛枝「うん。七海さんを誘って遊びに来たんだけど……」

狛枝「ちょ、ちょっと七海さん! 立って寝るのは危ないけど、ボクに寄りかかって寝るのもやめよう!」

日向「コラ、七海。せっかく狛枝が誘ってくれたのに寝たらダメだろ、起きろ」

七海「……んー?」

七海「あ、日向くんだ。オッス」

日向「いいから涎を拭く!」

七海「んー」

狛枝「ボクのコートで拭かないで欲しいかな……」

日向「ほら、しっかり立て」

七海「うーん……」

狛枝(保護者みたいだな、日向クン)


それから流れで少しの間三人で過ごす事になった。

……


狛枝(そういえば、二人との写真ってまだ撮ってないよね……)

狛枝(どうしようかな)


七海と日向と写真を


1、撮る
2、また今度


安価↓

狛枝「七海さん、日向クン。ちょっと写真を撮らせてもらっても良いかな?」

日向「写真?」

七海「あ、この間も持ってたカメラだね。小泉さんにもらったんだっけ?」

日向「へー。俺は別に構わないぞ」

七海「私もオッケーだよ」


三人で写真の撮り合いをしばらくした。

……。


日向「じゃあ、俺はもう行くぞ」

狛枝「うん、ありがとう」

七海「ごめんね日向くん。迷惑かけちゃって」


日向クンと別れた。


七海「狛枝くんもごめんね。すぐに眠くなっちゃうの、どうしようもなくて……」

狛枝「気にしてないよ。疲れてるなら帰ろうか」

七海「ううん。ここまで来たんだし、もう少し一緒にいよう」

七海「歩けば頭も冴えるかもしれないし、お話でもしながらさ」

七海「狛枝くんの事、もう少し知りたいし……」

七海「私に聞きたい事があるならそれでもいいよ」



どうする?


↓~3まで七海と話したい事を自由に

狛枝「うーん……でもやっぱり七海さん眠そうだよね」

狛枝「昼寝するのに好きな場所があるなら、そこへ行って転がりながら話をするでもいいよ、ボクは」

七海「……」

七海「そう? じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな」

七海「あっちへいこう」


……

七海さんと一緒に公園の外れにある芝生までやって来た。


七海「ここでお昼寝するのが最高に気持ちいいんだよ」

七海「日向くんとも前に一緒に来たんだ」

七海「んー……」


七海さんは芝生に仰向けに寝転んで、ボクはその隣に腰を下ろした。


狛枝「日向クン、か」

狛枝「七海さんは日向クンのこと、どう思ってる?」

七海「どうって?」

狛枝「えっと……好きとか嫌いとか、さ」

七海「好きだよ?」

七海「優しいし、頼れるし」

七海「さっきみたいによく私の世話を焼いたりしてくれるんだよね」

七海「世間でいうお父さんっていうのはああいう感じなのかなあって……思うよ」

狛枝(お、お父さん……?)

七海「私、自分のお父さんに直接会った事って無いから……」

狛枝「そうなんだ……」

七海「それに、お父さんはお母さんでもあったからね」

七海「ある意味お兄ちゃんでもあるし」

狛枝「?」

狛枝(七海さんの家庭環境って、よくは解らないけど複雑なのかな……?)

狛枝(とりあえず、七海さんにとってのその好きは、恋愛対象としての感情では無さそうだね……)

七海「日向くんってね、私だけじゃなくて色々な人の事を気にかけてくれるんだよ」

七海「狛枝くんにもそんな覚えないかな?」

狛枝「ああ、うん。そうだよね。ボクにもよく話しかけてくれるし、良い人だよね」

七海「最近はよく罪木さんと話してるみたいだったよ。何か相談に乗ってあげてたみたい」

狛枝「罪木さん、か」

狛枝「……」

狛枝「七海さんは、罪木さんとは仲が良いのかな?」

七海「ん? んー……仲悪くはないけど、特別仲良しってワケでもないかも」

七海「あ、でもこの間、罪木さんとも一緒にゲームして遊んだんだ」

七海「今までゲームなんかした事ないからってすごく喜んでたよ」

狛枝「そっか」

狛枝「罪木さんには他に女の子の友達って、いるのかな?」

七海「うーん……あ、西園寺さんがよく罪木さんの事構ってるよね」

狛枝(あれは構ってると言えるのだろうか……)

七海「……」

七海「ここだけの話」

狛枝「?」

七海「みんな罪木さんと仲が悪いワケではないんだけど……」

七海「罪木さんの方が、なかなかこちらに歩みよってくれないって感じが、実はしてるんだよね」

狛枝「ああ……それは……うん」

七海「今日の女子会もね、なんだか小泉さんに対して余所余所しくて」

狛枝「……」

七海「……」

七海「狛枝くん」

狛枝「……ん?」

七海「……」

狛枝「……」

七海「……」

狛枝「……」

狛枝「……?」

七海「……Zzz」

狛枝(え、今の一瞬で寝ちゃったの?)

狛枝(仕方ないな……)

狛枝(……)

狛枝(何を言いかけたのかな)

狛枝(……まあ、いいか)

狛枝(また今度、聞こう)


七海さんを背負って帰る事にした。



直後コンマ判定


78以上で……

七海さんのコテージ前まで戻ってきた。


七海「……うーん?」

狛枝「あ、目が覚めた?」

七海「あれ……私、寝ちゃったのかな」

七海「ここまで送ってくれたんだね。ありがとう」

狛枝「こちらこそ。ボクなんかと色々話してくれてありがとう」

狛枝「今日はもう休みなよ」

七海「うん」

七海「また今度、ね」


七海さんにプレゼントを渡しますか?


【現在所持しているプレゼント】

→2.5ヘッドホン、剣風秘帖・舞園鞘花、超技林 第二版、エンゲージリング


する場合は何をあげるか書いてください

安価↓

狛枝「七海さん、これいる?」

狛枝「こういうの好きそうだよね」

七海「!」

七海「まさか、狛枝くんからこんなアイテムがもらえるなんて……」

七海「これはフラグが立ってもおかしくないかもだよ」

七海「ありがとう」

七海「じゃあね」


七海さんはコテージの中へと入っていった。



*超技林 第二版をプレゼントしました。

*【七海さんとの写真】を手に入れました。

*【日向くんとの写真】を手に入れました。

*七海さんと仲良くなりました。

*七海さんの希望のカケラを手に入れました。

*七海さんの好感度が【顔見知り】→【普通】になりました。

……

【7日目】3回目の行動選択


二回目の希望のカケラ回収チェックまであと【6日】

→女子の希望のカケラを期限までに4つ入手(3/4)


【現在所持している希望のカケラと好感度】


罪木  6/6 好き
小泉  5/6 気の置けない相手
日向  3/6 普通
九頭龍 3/6 普通
西園寺 2/6 顔見知り
辺古山 2/6 顔見知り
弐大  2/6 顔見知り
左右田 2/6 顔見知り
ソニア 2/6 普通
七海  2/6 普通
田中  1/6 どうでもいい
十神  1/6 普通
花村  1/6 普通
終里  1/6 顔見知り
澪田  1/6 顔見知り


【現在所持しているプレゼント】

→2.5ヘッドホン、 剣風秘帖・舞園鞘花、エンゲージリング


【現在所持している貴重品】

トイカメラ【自由行動時に自分とクラスメイトとの写真が撮れる】
男のマロン【???】

罪木さんとの写真【罪木の好感度が上がりやすくなる】
ソニアさんとの写真【ソニアの好感度が上がりやすくなる】
左右田くんとの写真【左右田の好感度が上がりやすくなる】
田中くんとの写真【田中の好感度が上がりやすくなる】
小泉さんとの写真【小泉の好感度が上がりやすくなる】
七海さんとの写真【七海の好感度が上がりやすくなる】
日向くんとの写真【日向の好感度が上がりやすくなる】

1、一緒に過ごす(七海・日向以外)
2、おでかけチケットで遊びにいく(現在27枚所持/七海・日向以外)
3、モノモノヤシーンを回す(現在22枚所持)
4、ウサミを呼ぶ


まずは行動選択から

↓から先に3票集まったもの

oh……行動を決めてから1と2の場合は相手を決定する気だったんだけど

ペコと一緒に過ごすって事でいいかな?

七海さんを送った後、ボクは男子のコテージの周辺をそわそわウロウロしている辺古山さんの姿を見かけた。


狛枝「辺古山さん」

辺古山「!」

狛枝「どうしたの? こんなところで……」

辺古山「馬鹿ッ! 大声を出すな!」

辺古山「こっちへ来い!」

狛枝「えっ、ちょっ……ちょっと!」


辺古山さんに引きずられてコテージ周辺から離れた。

……。


狛枝「一体どうしたの?」

狛枝「辺古山さんにしては珍しく慌てて……」

辺古山「……」

狛枝「辺古山さん?」

辺古山「じ、実はだな……」

狛枝「うん」

辺古山「……」

辺古山「これ、なんだが……」


そう言って辺古山さんが前に出したのは、おでかけチケットだった。


狛枝「え」

狛枝「まさか、とは思うけど」

狛枝「ボクを誘いに来た……ワケじゃないよね?」

辺古山「?」

辺古山「どうして私が狛枝を誘わねばならないんだ?」

狛枝「うん、わかってるけど。そうやってズバッっと言われるとちょっと傷付くかな」

狛枝「……」

狛枝「という事は」

狛枝「九頭龍クンを誘いに行こうとしていた」

狛枝「って、ところかな?」

辺古山「……!」

辺古山「そっ……」

辺古山「……そう、なんだ」

辺古山「……」

辺古山「だが、どう声をかけて良いものかと……」

辺古山「私などが、ぼっちゃんに対してこんな」

辺古山「あ、遊びに誘うなど……しても良いものかと……」

辺古山「例え誘いに成功しても、その後どう行動すれば……!」

狛枝「なるほどね」

狛枝「うーん」

狛枝「……」

狛枝「あっ、それならさ」



1、自分が予行練習してあげる
2、2対2(辺古山と九頭龍・自分と誰か)一緒に遊びに行けばいい
3、その他


↓~先に3票集まったもの

狛枝「ボクも誰かを誘ってくるから、辺古山さんと九頭龍クンと合わせて4人で遊びに行くとかどうかな?」

辺古山「なっ……」

狛枝「辺古山さんたちの邪魔はしないようにするから」

辺古山「……」

辺古山「大丈夫、だろうか……それで」

狛枝「辺古山さん次第だと思うよ」

狛枝「じゃあ、今からボクの相手を連れてくるから、少し待ってて」



狛枝(さて、誘う相手は……)

狛枝(女の子の方がバランスとれていいよね)

狛枝(それなら……)


辺古山・七海以外の女子で、↓~先に3票集まった人が相手

ボクは偶然近くにいた彼女に声をかけた。


狛枝「罪木さん!」

罪木「ふえっ!? こ、狛枝さん?」

罪木「どうしたんですかぁ? そんなに急いで……」

狛枝「今からボクたちと一緒に遊びに行こう!」

罪木「えっ? たちってどういう事ですか?」

狛枝「事情は後で説明するよ。一緒に来て」

罪木「はわわわっ……待ってくださぁい!」


……


狛枝「という訳で、連れて来たよ」

辺古山「狛枝の相手は罪木か……済まないな、私の事情に付き合わせてしまって」

罪木「い、いえ……」

辺古山「……では行くぞ」

狛枝「うん。誘いにいくのは辺古山さん自身で頼むよ」

辺古山「あ、ああ……」

罪木「狛枝さん、何があったんですか……?」ヒソヒソ

狛枝「実はね……」ヒソヒソ


辺古山さんが九頭龍クンを誘っているその後ろで、罪木さんに事のあらましを密かに伝えた。

……


九頭龍「で、何処に行こうってんだ?」

狛枝「どうするの? 辺古山さん」

辺古山「……」

辺古山「では……」



辺古山が選んだ場所は?


1、ジャバウォック公園
2、砂浜
3、図書館
4、映画館
5、遊園地


安価↓




おでかけに移行しますが、チケットの消費はされず行動終了時に辺古山の希望のカケラ回収、かつ行動次第で九頭龍・罪木の好感度も上下する可能性があります

映画館


狛枝(映画、か)

狛枝(これなら一緒にいられて、しかも話題がなくても無理して話す必要もない……)

狛枝(話題なら、終わった後で映画の感想を言ったりすればいいワケだしね)

狛枝(……デートの定番って感じなのかな、やっぱり)

九頭龍「一体、何がやってんだ?」

狛枝「えーと、今見られそうなのは……」



1、推理もの
2、アクション
3、動物もの
4、ホラー
5、任侠もの
6、ラブストーリー
7、サスペンス
8、コメディ


安価↓~先に2票集まったもの

狛枝「任侠ものみたいだね」

辺古山「ぼっちゃんがお好きだと言っていたシリーズがやっていたので……」

狛枝「ああ、それでここに来たんだ」

九頭龍「そ、そうかよ……」

辺古山「……」

罪木「私、そういう映画って見た事ないですぅ……」

狛枝「ボクもあまり無いかも。どんなだろうね」

狛枝「とにかく、入ろうか。もう時間みたいだよ」


……

中にはボクたち以外には誰もいないようだ。

座る場所は


1、辺古山と九頭龍の近く
2、辺古山と九頭龍から離れたところ


安価↓

九頭龍「……あ? 狛枝たち何処に行くんだよ」

狛枝「ボクたちはもう少し後ろの席に行こうかと思って」

辺古山「なら私たちも……」

罪木「あ、あのっ、辺古山さんと九頭龍さんも、私たちの事は気にせず、お好きなところで見てくださって大丈夫ですよ」

辺古山「!」

九頭龍「は!?」

狛枝「じゃあ、そういう事だから」

九頭龍「オ、オイッ!」


上映開始時間ギリギリのところで、ボクと罪木さんは九頭龍クンたちから大分離れた後ろの方の席へ移動した。

そして、隣合って座る九頭龍クンたちを後ろから見守りつつ、映画を見る事にした。

……


狛枝(それにしても映画鑑賞か……)

狛枝(以前罪木さんと来た時は失敗したんだよね)

狛枝(……)

狛枝(まあ、それももう関係ないけど……)

罪木「狛枝さん」

狛枝「?」


映画が始まり少しして、左隣に座っていた罪木さんがひっそりとボクに話しかけてきた。


罪木「辺古山さんたち、大丈夫でしょうか」

狛枝「座って見るだけだしね。そんな大した事じゃないと思うけど」

罪木「で、でも……」

罪木「好きな人が隣にずっといるって」

罪木「……嬉しいけど、緊張すると思います」



1、罪木さんは嬉しい?
2、罪木さんは緊張してる?
3、その他


安価↓

狛枝「罪木さんは嬉しい?」

罪木「えっ……わ、私ですか?」

罪木「私、は……」

罪木「……」

罪木「嬉しい、です」

罪木「それに……ドキドキしてます」

罪木「緊張というより、狛枝さんが近くにいて幸せで、胸がいっぱいで」


罪木さんははにかんで目を伏せた。

その様子を見て、ボクは思わず……



1、罪木の手をそっと握った
2、罪木の肩をそっと抱いた
3、その他


安価↓

ボクは罪木さんの手をそっと握った。

そして映画ではなく罪木さんを真っ直ぐ見つめた。


狛枝「ボクも嬉しいし」

狛枝「……」

狛枝「幸せ、だよ」

狛枝「罪木さんが隣にいてくれるだけで」


そう告げて、ボクは静かに罪木さんと唇を重ねた。



この後


1、手を繋いだまま映画を静かに見る
2、映画そっちのけでイチャイチャタイム(どんな風にイチャイチャしたいかあれば詳しく)


↓~3までコンマが一番大きいもの

顔を離した後、驚いたような顔からすぐに笑みを浮かべた罪木さんと少しの間見つめ合ってから、ボクは手を繋いだまま再び映画を見始めた。

罪木さんは頭をボクの肩にくっつけるようにして傾けて寄り添いながら二人で映画鑑賞を楽しんだ。


……


九頭龍「はあー、面白かったな」

辺古山「ぼっちゃんが楽しんでいただけたのなら嬉しい限りです」


映画が終わり映画館を出た後、仲睦まじくしている九頭龍クンたちを少し離れたところから見て罪木さんは微笑んでいた。


罪木「お二人とも、楽しかったみたいで良かったですぅ」

狛枝「そうだね。おでかけが成功して良かったよ」





九頭龍「……おい、狛枝たちよぉ」

狛枝「!」

狛枝「えっ、な、何かな?」

九頭龍「いや……」

九頭龍「さっきから気になってたんだけどよ」

九頭龍「……」

九頭龍「狛枝と罪木……どうして、手繋いでんだ?」

罪木「!」

狛枝「あっ」


うっかりずっとそのままでいた事に、ボクはこの時になってようやく気付いた。



どうする?


1、適当に誤魔化す
2、すぐに手を離す
3、その他


安価↓

狛枝「これは……その」

罪木「……」

狛枝「……」

狛枝「罪木さんの具合が急に悪くなっちゃったみたいで、支えてあげてるんだよ」

罪木「!」

罪木「そっ……そうなんですぅ」

罪木「わ、私……狛枝さんにこうしててもらわないと……その……歩けそうになくて」


罪木さんはとっさに腕を組むように回してボクに体を密着させて寄り添った。


九頭龍「そりゃ大丈夫なのかよ、保健委員さんよぉ」

狛枝「ボクが送っていくから。だから、今日はこの辺で」

九頭龍「そうか。気ぃ付けろよ」

狛枝「うん、じゃあね」

辺古山「……狛枝」


九頭龍クンたちから去ろうとしたところで、辺古山さんが近付いてきて声を潜めてボクに告げた。


辺古山「今日は……ありがとう」

辺古山「ぼっちゃんとの良い思い出が出来た。感謝している」

辺古山「ちゃんと罪木を送り届けるんだぞ」

狛枝「うん」


辺古山さんたちに見送られて、ボクたちはそのままこの場を去った。

……

狛枝「……ごめん、罪木さん。うっかりしてたよ」

狛枝「変な言い訳もしちゃったし、これから気を付けるね」

罪木「い、いえ……私は……そのっ……」

罪木「……」

罪木「私、わかってたんですけど……でも、なかなか言い出せなくて」

狛枝「えっ」

罪木「狛枝さんと、手を繋いだままでいたかったから」

狛枝「!」

罪木「うゆぅ……」


そう言って、罪木さんはボクの腕に回している手の力を少し強めた。


罪木「あのっ、だから……も、もう少しこのままで……」

狛枝「……」

狛枝「ボクがこうしてないと歩けないんでしょ?」

狛枝「だったらこのまま送ってあげないとね」

罪木「あ……」

罪木「よろしくお願いしますぅ……!」

狛枝「そのまま看病してあげてもいいよ?」

罪木「ふぇっ……あ、ああああのっ!」

狛枝「あはは、行こうか」


そのまま罪木さんと腕を組んで歩いた。


直後コンマ判定



このレスのコンマ以上のコンマで、今別れた辺古山、九頭龍とコテージに戻っている七海と、二人の関係を知っている日向以外の誰かにこの様子を目撃される。


目撃された場合、それは誰だったか書いてレスしてください。


安価↓

罪木さんをコテージまで送ってそれからも二人きりで過ごした。


……


このまま、また罪木のコテージに泊まる? 帰る?


安価↓

狛枝のコテージ


コテージに戻る前、ボクはマーケットに向かってライターを調達してきた。

今までずっとタイミングを逃し、どうにかしようと思っていて出来なかった例の写真を今度こそ処分する為だ。

そしてゴミ箱の奥底に突っ込んでいたそれを取ろうと中を覗いて……

ボクは絶句した。


狛枝「ッ……!?」

狛枝「封筒が……なくなってる……」

狛枝「……」

狛枝「誰かが勝手に侵入して拾った……なんて事はないと思うし」

狛枝「ここを訪れた事のある罪木さんにも、拾うようなチャンスはなかった筈だ」

狛枝「と、なると……」

狛枝「モノクマに回収されたってところか」

狛枝「……」

狛枝「モノクマが接触しているのはとりあえず今のところはボクだけのようだから、安心はしきれないけど、他の誰かが見ないならそれはそれでいいって事にしておこう」

狛枝「あんな写真、必要ないんだからね」

狛枝「……もういいや。今日の事をまとめて寝よう」

狛枝「7日目は……」

狛枝「左右田クンの集合の呼びかけに応じたら、急に女子との親交を聞かれたんだよね」

狛枝「聞けた話の中では、罪木さんと交流があった男子は日向クンくらいだったけど」

狛枝「……」

狛枝「いや、余計な事は考えないでおこう」

狛枝「それから、辺古山さんとソニアさんと小泉さんと罪木さんに女子会で作ったお菓子をもらってから」

狛枝「偶然会った七海さんからもお菓子をもらって……七海さんと一緒にゲームしたり、公園に行ったりして」

狛枝「……七海さん、なんだか危なっかしくて日向クンが世話焼きたくなる気持ちがなんとなく解る気がしたよ」

狛枝「その後は、辺古山さんと九頭龍クンと罪木さんとで映画を見に行った」

狛枝「辺古山さんたち結構良い雰囲気だったと思うけど、あの後どうなったのかな」

狛枝「……ボクも、罪木さんと過ごせて楽しかった」



ぴんぽんぱんぽーん


ウサミ『みなさん夜でちゅよー!』

ウサミ『ゆっくり休んで、また明日もがんばりまちょうね!』

ウサミ『それじゃあ、おやすみなちゃい……』



狛枝「おやすみ……」

【8日目】


二回目の学級目標チェックまであと【5日】

二回目の希望のカケラ回収チェックまであと【5日】

→女子の希望のカケラを期限までに4つ入手(4/4) 《達成済》



狛枝「朝だ」

狛枝「……」

狛枝「8日目、か」



直後体調チェックのコンマ判定


00~05 シャカリキ
06~99 元気

【判定:元気】


狛枝「今日も作業するには十分の体力があるね」

狛枝「さて、今日の行動は……」



1、採集
2、掃除
3、寝る


本日は自分がシャカリキ状態でない為、別の誰かがシャカリキ状態になっています。

その判定を行動が1、採集or2、掃除だった場合のレスのコンマで判定します。


01~07 日向
08~13 田中
14~19 左右田
20~25 十神
26~31 弐大
32~37 花村
38~43 九頭龍
44~49 七海
50~55 終里
56~61 ソニア
62~67 小泉
68~73 西園寺
74~79 罪木
80~85 澪田
86~91 辺古山
92~00 いない


安価↓

【本日は小泉さんがシャカリキ状態です】


狛枝「今日は掃除か。週に一度くらいはした方がいいのかもしれないね」

狛枝「一緒に掃除するのは>>726 クンと>>728 さんだ」




>>726 は男子の名前
>>728 は女子の名前



>>727 のコンマ一桁目の数が、入手メダル枚数です(0は10枚)


安価無効の場合は更に下から選びます

九頭龍

てるてる

繝壹さ

変なタイミングで姿消しててすまねぇっす、再開です



≪採集・掃除フェイズ≫


狛枝「二人とも昨日はお疲れ様」

辺古山「あ、ああ」

九頭龍「……おう」

狛枝「あの後、デートの続きは楽しめたのかな?」

辺古山・九頭龍「!?」

九頭龍「テ、テメー何言って……」

辺古山「何がデートだッ! あれは……ただ……」

辺古山「……と、とにかく、馬鹿な事を言っていないで掃除をするぞ」

九頭龍「……」

辺古山「私はバケツに水を汲んでくる」

九頭龍「いや、俺が行ってくる。ペコたちは先に掃き掃除してろ」

辺古山「ぼっちゃん!」

狛枝(ん……あれ?)


掃除中……


狛枝「辺古山さん、ごめん。もしかして余計な事を言ったかな」

辺古山「言い過ぎだ! まったく……」

辺古山「……」

辺古山「しかし、昨日も言ったが良い思い出が出来た。私ひとりではどうにも出来なかった事だろう……」

辺古山「お前にはまた借りを作ってしまったな」

狛枝「そんな、大袈裟だって」

狛枝「でも、今度はちゃんとふたりだけで何処かに遊びに行けるといいね」

辺古山「そ、それはっ……」

九頭龍「おい、水汲んできたぞ」

辺古山「!」

狛枝「あ、ありがとう、九頭龍クン」

九頭龍「……」

九頭龍「何喋ってんだか知らねーが、口を動かす前に手を動かせよな」

辺古山「も、申し訳ありません、ぼっちゃん」

九頭龍「えっ、いや、別にペコに言ったワケじゃ……」

辺古山「……」

九頭龍「……」

狛枝(あー……)

辺古山「その……ええと……そ、そうだ」

辺古山「狛枝」

狛枝「?」

辺古山「昨日、罪木は大丈夫だったのか? 随分ぐったりとお前に寄りかかっていたようだが」

狛枝「え? ……ああ、うん。心配いらないよ」

狛枝「ボクがずっとついててあげたからね」

九頭龍「テメーが言うと、全然平気に聞こえねーな……」

狛枝「ひ、酷いな。本当に大丈夫だって」

狛枝「それに、昨日は罪木さんもとても楽しかったって言ってたし」

狛枝「ボクも一緒に過ごせてよかったよ」

辺古山「そ、そうか……」

九頭龍「……」

狛枝「……さて、話はこれくらいにしといて、片付けちゃおうか」

辺古山「ん……ああ、そうだな」


三人で掃除に励んだ。


*メダルを10枚手に入れました(現在32枚)

*九頭龍くんと辺古山さんと少し仲良くなりました。

*掃除LVの経験値を100ptゲットしました(現在LV1:264pt)

*体力が少し下がりました。




狛枝(なんだか……嫌な予感が……)




【不幸な事】が起こりそうな気配です……



*2周目に伴い若干仕様が変更になりました。

*まずは、今回どれだけのポイントが消費されるのか決定します。

*↓~5までのコンマを足した数値がその値です。

結果→222pt


では今回、222ptの幸運ポイントを消費して同数値を不幸ポイントに加算する事で【不幸な事】を回避するか

【不幸な事】を回避しないで、222ptの不幸ポイントを消費し同数値を幸運ポイントに加算させるか決定します。


現在の幸運ポイント961pt

現在の不幸ポイント720pt


どうする?

1、回避する
2、回避しない


↓~先に3票集まった方




*【回避しない】が選択されました


……


≪自由行動フェイズ≫


※行動する前に、幸運ポイント50pt使用で自由行動の回数を1回増やすか決定します(現在:961pt)


どうする?


1、増やす
2、増やさない


安価↓

【本日の自由行動の回数は2回です】

【本日は小泉さんの好感度が上がりやすくなっています】

二回目の希望のカケラ回収チェックまであと【5日】

→女子の希望のカケラを期限までに4つ入手(4/4) 《達成済》



【現在所持している希望のカケラと好感度】


罪木  6/6 好き
小泉  5/6 気の置けない相手
日向  3/6 普通
九頭龍 3/6 普通
辺古山 3/6 普通
西園寺 2/6 顔見知り
弐大  2/6 顔見知り
左右田 2/6 顔見知り
ソニア 2/6 普通
七海  2/6 普通
田中  1/6 どうでもいい
十神  1/6 普通
花村  1/6 普通
終里  1/6 顔見知り
澪田  1/6 顔見知り



【現在所持しているプレゼント】
→2.5ヘッドホン、 剣風秘帖・舞園鞘花、エンゲージリング


【現在所持している貴重品】

トイカメラ【自由行動時に自分とクラスメイトとの写真が撮れる】
男のマロン【???】

罪木さんとの写真【罪木の好感度が上がりやすくなる】
ソニアさんとの写真【ソニアの好感度が上がりやすくなる】
左右田くんとの写真【左右田の好感度が上がりやすくなる】
田中くんとの写真【田中の好感度が上がりやすくなる】
小泉さんとの写真【小泉の好感度が上がりやすくなる】
七海さんとの写真【七海の好感度が上がりやすくなる】
日向くんとの写真【日向の好感度が上がりやすくなる】



【8日目】1回目の自由行動選択


1、一緒に過ごす
2、おでかけチケットで遊びにいく(現在27枚所持)
3、モノモノヤシーンを回す(現在32枚所持)
4、ウサミを呼ぶ


安価↓~3までコンマが大きいもの

1か2を選択の場合は、相手は誰がいいかも記述してください


【1回目の自由行動→澪田と一緒に過ごす】

この行動内で【不幸な事】が起こるか直後コンマ判定

このレスのコンマ以上のコンマが出たら起こります

狛枝「……」

澪田「うーん……うーん……」

狛枝「……ん?」

澪田「およ?」


ぼんやりしながら歩いていると、澪田さんと遭遇した。


澪田「こんちらーっす、凪斗ちゃん!」

狛枝「こんにちは」

澪田「なんだか暗い顔してどうかしたんっすか?」

狛枝「うん……ちょっと、胸騒ぎがしていてね」

澪田「胸騒ぎ?」

狛枝「いや、こっちの事はあまり気にしないで」

狛枝「それより澪田さんもなんだか唸り声を上げてた気がするんだけど、どうかしたの?」

澪田「あー……」

狛枝「?」

澪田「……」

澪田「あー!」

狛枝「!?」

澪田「ちょうどいいっす! 凪斗ちゃん、ちょっと唯吹の話に付き合うっす! ジュース奢るから」

澪田「ていうか、自販機で間違えて隣のボタン押しちゃってどう処理しようか迷ってただけなんすけどね、てへっ」

狛枝「あ、ありがとう」


澪田さんからブルーラムをもらった。

ジュースを飲みながら、澪田さんの話を聞く事になった。

狛枝「それで、どうしたっていうの?」

澪田「実はっすね、凪斗ちゃん」

澪田「唯吹は今、音楽に飢えてるっす」

狛枝「音楽に飢えてる?」

澪田「そうなんす!」

澪田「ぶっちゃけて言えば、ライブがやりたいんっす!」

澪田「でもでもー、唯吹一人だとつまんねーんで、メンバーを探しているところなんっす」

狛枝「バンドのメンバー探しか……」

澪田「とりあえず唯吹はギター。これはもう確定っす」

澪田「あと、ドラムに創ちゃんをスカウトしてみたところなんっすけど……」

澪田「残りをどうしようかってスッゲー悩んでて」

澪田「……というワケで、凪斗ちゃん!」

澪田「唯吹とバンド、やってみないっすか! どうっすか!?」

狛枝「えっ、ボク!?」



なんて答える?


1、残念だけど澪田の役には立てそうにない。
2、(楽器名)なら出来るかも……
3、その他


安価↓2

狛枝「うーん、バンド……って事は、楽器を扱うって事だよね」

狛枝「……」

狛枝「トライアングルなら出来るかも……」

澪田「……」

澪田「いいっすね! それ、採用っす!」

狛枝「えっ、いいの!?」

澪田「もちろんっすよ!」

狛枝「いいんだ……」

澪田「トライアングルってボリュームとかリズムとかのコントロールがすげー難しい楽器なんっすよ?」

澪田「凪斗ちゃんにそんな楽器が出来るなんて、唯吹ってばちょっとキュンとキちゃったっす! たはー!」

狛枝「でも、バンドなら他に必要な楽器があるでしょ? ベースとか……」

澪田「ベースなんて打ち込みで十分っす。つか、唯吹が食われるんで却下っす、ノーサンキューっす」

狛枝「そ、そう」

澪田「うーん……でも、後はキーボード担当くらいは欲しいところっすね」

澪田「凪斗ちゃん、キーボード出来そうな人に心当たりないっすか?」

澪田「後は、この人がキーボードなら面白そうかもって人とか!」

狛枝「面白そうって……うーん」



1、ちょっと思い当たらないかも……
2、人物指定


安価↓

狛枝「七海さんとかどうかな」

狛枝「この間、キーボードを使って音楽を演奏するゲームをとても上手にやってたんだけど」

澪田「千秋ちゃんっすか! ふむふむ……」

澪田「わがったー! んじゃ、ちょっくら呼んでくるっす! 創ちゃんも!」

狛枝「えっ、ちょっと……澪田さん!?」


澪田さんは猛スピードで駆け出して行ってしまった……。


狛枝「ボク、まだバンドやるなんて一言も言ってないんだけど……」


……


澪田「というワケで、集めてきやしたー!」

日向「おい、澪田。あの話って本気だったのか……?」

澪田「モチのロンっすよ!」

七海「私、実際だとねこふんじゃったくらいしか弾けない……と思うよ?」

澪田「楽譜読めて少しでも弾けるなら、後は練習すればいいだけっすよ」

狛枝「ほ、本当にやるの?」

澪田「イエッス!」

澪田「今ここに、ニューバンドが誕生したっす! イエーイ!」

澪田「せっかくだから、今度の休日にみんなの前でライブ開くとかどうっすか? ねえ、どうっすか?」



1、自信がない
2、澪田さんがそうしたいのなら……


安価↓

狛枝「……そうだね」

狛枝「澪田さんがそうしたいのなら……」

狛枝「ボクなんかで良ければ付き合うよ」

日向「うーん……」

日向「俺も自信はないけど、やるって言ったからにはやるか」

七海「私もみんながやるのなら一緒にやるよ」

澪田「やたー! 創ちゃんも千秋ちゃんも凪斗ちゃんも愛してるっす!」

澪田「そんじゃあ、これから早速練習するっすよ」


澪田さんたちと、しばらく演奏の練習をした。

……


狛枝(そういえば、澪田さんとはまだ写真を撮ってなかった筈だ……)

狛枝(どうしよう?)



1、澪田と写真を撮る
2、また今度


安価↓

狛枝「澪田さん、一緒の写真を撮ってもいいかな?」

澪田「お? バンド結成の記念っすか? オッケーっすよ!」


澪田さんと写真を撮った。


*【澪田さんとの写真】を手に入れました。


澪田「あ、そうだ。バンド結成したなら、バンド名考えないと!」

澪田「うーん、ポクポクポクポク……」


澪田が考えたバンド名は?


↓~3まで自由に
その中で、↓4~先に3票集まったのがバンド名に決定

澪田「……おっ」

澪田「ティンときた!」

澪田「部屋とYシャツとアンテナと私、これで決定っす!」

日向「ア、アンテナ?」

狛枝「アンテナ……」

七海「アンテナ」

澪田「アンテナァッ!」


こうして【部屋とYシャツとアンテナと私】の活動が始まる事になった。


澪田「明日からは、自由行動後に練習するっす! 忘れたらイヤっすよ!」


……


この後、【8日目】2回目の自由行動選択


1、このままバンドの活動(※澪田と一緒に過ごす扱い)
2、他のメンバーとは解散して、澪田とおでかけ(チケット27枚所持)
3、(澪田にプレゼントを渡して)メンバー全員解散し、別行動


安価↓~3までコンマが一番小さいもの


【2回目の自由行動→このままバンドの活動】

この行動内で【不幸な事】が起こるか直後コンマ判定

このレスのコンマ以下のコンマが出たら起こります

回避でしかも77とは……やりおる
だが、これで自由行動後に【不幸な事】が起こる事が決定しました


澪田「みんな暇してるならこの後もう少し練習どうっすか?」

日向「俺は構わないぞ」

七海「私もだよ」

狛枝「ボクも大丈夫だよ」

澪田「お、みんな意外とノリ気になってくれてるみたいで唯吹感激っす」

澪田「どうせなら、このバンド用に新曲書きおろしちまいますか!」

澪田「曲名もズバリ、≪部屋とYシャツとアンテナと私≫で」

澪田「というワケで、待っててプリーズ!」


澪田さんはもの凄いはやさで作曲をしたかと思えば、すぐにその場でどんな曲か聞かせてくれた。


澪田「とまあ、こんな感じっすね」

日向「凄いな……あんな短時間でここまでの曲を作れるなんて」

狛枝「流石、超高校級の軽音部さんだね」

七海「でも、私たちにもちゃんと演奏出来るのかな?」

澪田「やろうという意思さえあれば、もうそれで十分なんすよ」

澪田「というワケで、これが創ちゃんと千秋ちゃんの分の楽譜っす」

狛枝「え、ボクのは?」

澪田「凪斗ちゃんは己のリビドーのままに打ち鳴らしてくれればいいだけっす」

澪田「唯吹、めっちゃ期待してるっすよ!」

狛枝(大丈夫かな……)

澪田「これから唯吹は作詞の方にかかるっすけど」

澪田「……」

澪田「凪斗ちゃん」

狛枝「?」

澪田「どうせなら、唯吹とツインボーカル、やってみないっすか?」

狛枝「えっ!?」


どうする?


1、引き受ける
2、引き受けない


安価↓

狛枝「うーん……」

狛枝「ボクなんかの歌声じゃ、澪田さんの引き立て役になるどころか邪魔になっちゃうだけだと思うんだよね」

狛枝「だから、せっかくの申し出だけどちょっと……」

澪田「そうっすか? 唯吹は、凪斗ちゃんの声ならきっと一緒に良い歌を歌えるかと思ったんすけど」

澪田「ま、いいっす。それじゃあ、個人練習してから後で合わせてみるっすよ」

狛枝(個人練習とは言っても、ボクの場合誰かと一緒じゃないと無理かもしれないな)

狛枝(誰かと一緒に練習しようかな?)


どうする?


1、一人で練習する
2、澪田と練習する
3、日向と練習する
4、七海と練習する


安価↓

狛枝「七海さん。邪魔じゃなければ、一緒に練習させてもらってもいいかな」

七海「うん、いいよ」

七海「じゃあ隣座って。狛枝くんもやっぱり楽譜見てやった方が良いでしょ?」

狛枝「ありがとう。それじゃあ、失礼するね」


七海さんと隣り合って一緒に練習をした。

……


澪田「よーし、それじゃあ一回合わせてみますか!」

澪田「演奏開始の合図は創ちゃんに頼むっす」

日向「ああ、わかった」


直後コンマ判定


ゾロ目なら初めてにしては、まずまずの演奏
それ以外だと、まだまだ沢山練習が必要な演奏
さらに、このレスのコンマ以上のコンマが出ると、狛枝のトライアングはそこそこの評価

澪田「おおっ、初めてにしてはいい感じじゃないっすかね」

日向「それでもこれから練習は必要だと思うけどな」

七海「そうだね。みんなの前で聞かせるなら頑張らないと」

澪田「それはモチロンっす」

澪田「いやでも、今の演奏、凪斗ちゃんのトライアングルがいいアクセントになっていたと唯吹は思うっすよ」

狛枝「そうかな。ありがとう」

澪田「んー、今日のところはこれくらいにしとくっすかね」

澪田「お疲れっした!」


練習を終え、解散する事になった。

……


澪田にプレゼントを渡す?


【現在所持しているプレゼント】

→2.5ヘッドホン、 剣風秘帖・舞園鞘花、エンゲージリング


するならあげたいアイテムを記入、安価↓

気になってたんだか『2.5Dヘッドホン』じゃないか?Dが抜けてるよ

狛枝「澪田さん。これ、バンド結成の記念に良かったら」

狛枝「澪田さんが持っていてくれた方が、いい物だと思うしね」

澪田「うひょー! マジすか!? 唯吹、こんなスゲーモン貰っちゃっていいんすか!?」

澪田「ありがとう凪斗ちゃん! 凪斗ちゃんのバンドでの活躍も唯吹、期待してるっすよ!」



*2.5Dヘッドホンをプレゼントしました。

*澪田さんと日向くんと七海さんと仲良くなりました。

*澪田さんの希望のカケラを2つ手に入れました。

*澪田さんの好感度が【顔見知り】→【普通】になりました。

……


>>819 本当だ、今まで気付かんかった。サンクス

狛枝のコテージ


狛枝「8日目終了……か」

狛枝「朝から胸騒ぎがずっとしていたけど、無事に一日過ごせたね」

狛枝「また、突然1日目に戻されるんじゃないかって思いもしたけど……そんな事もなくて」

狛枝「本当に良かった」

狛枝「……」

狛枝「さて、今日の一日の事をまとめて……」










ドオォォォォォンッ!



狛枝「!?」

狛枝「い、今の音と揺れは……!?」

狛枝「地震……って感じではないけど」

狛枝「……あれ、なんか焦げ臭くないか? それに何か熱い……」



「狛枝ぁ! コテージから早く出ろ!」


狛枝「!」

狛枝「だ、誰の声だ?」

狛枝「とにかく出よう……!」


そうやって、急いでコテージから出た瞬間。





後ろでコテージが爆発し、ボクは吹っ飛ばされた。


……

左右田「……すまねえ、本当にすまねえ!」

狛枝「うん、左右田クンが反省してるのは解った」

狛枝「で、いい加減なんでこんな事になったのか教えてくれるかな?」

左右田「……」

左右田「実は、モノモノヤシーンで出てきた壊れたミサイルをいじって遊んでたら」

左右田「急に暴走して」

左右田「狛枝のコテージの方へ飛んでった」

左右田「そして爆発した」

狛枝「……」

日向「しかし、見事に狛枝のコテージだけ綺麗に吹き飛んだな」

田中「ああ……何故その周りに被害が及んでいないのか不思議なくらいだ」

十神「まったく、狛枝がまだ起きていたから良かったものの……」

弐大「下手したら爆発に巻き込まれておったのぉ」

花村「うわぁ……」

九頭龍「これが狛枝じゃなくて自分のコテージに来てたと思うとな」

小泉「アンタ、ホントに何やってんのよ……!」

ソニア「左右田さんには後でオシオキが必要な様ですね」

左右田「ソニアさんにオシオキされるなら願ったり叶ったりです!」

西園寺「うわっ、全然反省してないよ、てか考えがキモッ!」

終里「まあでも、生きてたんならよかったんじゃねえのか?」

辺古山「不幸中の幸いというところか」

澪田「その辺は流石超高校級の幸運って感じなんっすかね」

七海「怪我は大丈夫なの? 罪木さんにきちんと診てもらった方がいい……と思うよ」

罪木「ふえぇぇぇぇ、早く、早くこっちに来てくださぁい!」

狛枝「うん……」

ウサミ「はわわわわ、大変でちゅ! すぐに修理にかかりまちゅね!」

ウサミ「狛枝くんには申し訳ありまちぇんが、今日はホテルか何処かで寝泊まりしてくだちゃい……」

狛枝「わかったよ」

狛枝(……!)

狛枝(そういえば、コテージが爆発したって事は……)

狛枝(ボクの持ち物も全部それに巻き込まれたって事か)

狛枝(咄嗟に持って出たこれしか、もう持ってるものがないって事、だね……)



狛枝が持っていたアイテムは? 下記からひとつだけ選択してください


【プレゼントアイテム】

→剣風秘帖・舞園鞘花、エンゲージリング


【貴重品】

トイカメラ【自由行動時に自分とクラスメイトとの写真が撮れる】
男のマロン【???】

罪木さんとの写真【罪木の好感度が上がりやすくなる】
ソニアさんとの写真【ソニアの好感度が上がりやすくなる】
左右田くんとの写真【左右田の好感度が上がりやすくなる】
田中くんとの写真【田中の好感度が上がりやすくなる】
小泉さんとの写真【小泉の好感度が上がりやすくなる】
七海さんとの写真【七海の好感度が上がりやすくなる】
日向くんとの写真【日向の好感度が上がりやすくなる】
澪田さんとの写真【澪田の好感度が上がりやすくなる】




↓~3までコンマが一番大きいもの

ボクはポケットの中に入れていたエンゲージリングを握り締めながら大きく溜息を吐いた。


*【不幸な事】が起こったので、不幸ポイントが222pt消費されました(現在:498pt)

*幸運ポイントが222pt増えました(現在:1183pt)

……


狛枝(さて、今日の夜は何処で過ごせばいいのかな……)


1、ホテル
2、左右田のせいなので左右田のコテージ
3、プールサイドで星を眺めながら一夜を過ごす


↓から先に3票集まったもの

写真はカメラを手に入れる機会があればまた撮れるようになるよ




色々と迷った挙句、ボクはプールサイドで夜空を眺めて夜を越す事にした。

空気もそれほど冷たくはないので風邪をひく事はないと思う。

でも……


狛枝(順調だと思ってたら最後にこれか……)

狛枝(ま、でも生きてたし)

狛枝(誰かと一緒にいて巻き込まずに済んで良かったよ)

狛枝(……)


ぼんやりと空を眺めながらそんな事を考えていると

ふと、後ろでボクを呼ぶ声が聞こえた。



誰の声?


↓~3までコンマが一番大きいもの

日向「狛枝……お前、今夜はこんなところで過ごす気なのか?」

狛枝「……ん? まあね。他に行くあてもないし」

日向「そうか……」

日向「よかったら俺のコテージにくるか? いくらなんでもこんな場所にいるよりは良いだろ」

日向「罪木のコテージに行くワケには……流石にいかないもんな」

狛枝「……」

日向「……」

日向「あ、いや……ちょっと待てよ」

狛枝「?」

日向「今夜ウサミは一晩中狛枝のコテージの修理にかかりっきりだ」

日向「という事は」

日向「監視カメラの目は届いてない、って事になるよな?」

狛枝「!」

日向「……」

日向「どうする? 狛枝」



1、やっぱりここにいる
2、日向のコテージに行く
3、罪木のコテージに行く


↓~先に3票入ったもの

今日は不幸な事が起こりそうな日らしいので、

>>857 不幸な事はコテージの爆発で終わりなので



狛枝「……」

狛枝「ありがとう、日向クン。気遣ってくれて……」

狛枝「でも……」

日向「……狛枝」

日向「向こう、見てみろ」

狛枝「……?」


日向クンに促された方向へと視線を向けてみると……

そこには物陰に隠れてこちらの様子を窺っている、罪木さんの姿があった。

罪木さんはボクと目が合うと、慌てて顔を隠してしまった。


日向「罪木も狛枝の事、心配してるぞ」

日向「行ってこいよ」

狛枝「……」

狛枝「うん」


ボクはそこから駆け出して、罪木さんの元へと急いだ。


狛枝「罪木さん!」

罪木「ふえぇ……こ、狛枝さん……!」

罪木「あ、あの……」

狛枝「……」

狛枝「あのさ、罪木さん」

狛枝「今夜泊まる場所がないんだよ、ボク」

罪木「!」

罪木「そ、それじゃあ……その……っ」

狛枝「罪木さんのコテージに泊まったら……ダメかな」

罪木「あっ……」

狛枝「……」

罪木「……」

罪木「なら、早くいきましょう。誰かに見られたらいけませんから……」


顔を赤らめた罪木さんに引き連れられて、ボクは罪木さんのコテージへ行く事になった。

……



ここから先


1、朝まで時間を飛ばす
2、普通にイチャイチャタイム
3、イチャイチャタイムR-18


↓~先に5票集まったもの採用

今回はあまり長引かせない気だよ
前のは想定していたのより大分長くなってしまったんで反省してる……
みたくない人はそっとスレを閉じてね!



罪木のコテージ


罪木「狛枝さん、あの、本当に大丈夫ですか……?」

狛枝「ん? 体の傷はさっき罪木さんに見てもらったし、どうって事ないよ」

罪木「あっ、いえ……確かにそれもありますけど」

罪木「泊まる場所が私のコテージなんかでいいのかと思って」

狛枝「この間も泊まったばかりだし、今更でしょ」

罪木「そ、それは……!」

罪木「……」

罪木「でも、狛枝さんにもしもの事がなくて……本当に良かったです」

罪木「も、もしあの爆発に巻き込まれてたらと思うと私……私……っ」

狛枝「!」

罪木「ふえぇぇぇ……」


罪木さんは急に泣き出してしまった。


どうする?


1、涙を拭いてあげる
2、抱き締める
3、頭を撫でる
4、その他


安価↓2

相手が罪木以外だったらこんな事なかったんだけど……
罪木相手だとそっち方面のネタに走りがちっていうか、うん
>>1も基本的にはほーのぼーのの方が好きなんだけどね
というか、エロ系のスレってそんなにあるの……





狛枝「そんなに泣かないで」

狛枝「今日は元から嫌な予感はしてたんだ。だからむしろあのくらいで済んで良かったとボクは思ってるよ」


ボクは罪木さんの頭を優しく撫でながら泣き止んでくれるのを待った。

するとボクの言葉を聞いた彼女はまだ涙を目に溜めながらこちらを見上げた。


罪木「嫌な予感、ですか?」

狛枝「そう。不幸な事が起こる前兆みたいなものを感じてた……って、ところかな」

狛枝「それに、もしあの場に……罪木さんが一緒にいたらとかって思うと」

狛枝「ボクの方が泣きたくなるよ」

狛枝「……」

狛枝「でもさ」

狛枝「ボクの宝物がほとんど爆発に巻き込まれちゃったんだよね」

狛枝「今まで撮った写真とか、カメラも一緒に」

狛枝「罪木さんとの大事な写真も……」

罪木「えっ……」

罪木「……」

罪木「わ、私は……」

罪木「写真なんかより、今こうして狛枝さんが無事でいてくれるなら、それでいいです」

罪木「狛枝さんがここにいてくれるなら、写真なんていくらでも撮れるんですから」

罪木「カメラがないのなら……その……また小泉さんに撮ってくださいって頼めばいいし」

狛枝「……」

狛枝「ねえ、罪木さん」

罪木「……?」



今ここで、唯一残ってるエンゲージリングを渡す?



1、渡す
2、今はまだ早い


安価↓~先に3票集まった方

狛枝(……)

狛枝(やっぱり、まだ渡す時じゃないかな)

狛枝(余計な気を持たせるだけ持たせて、もしもの時があったら……嫌だし)

狛枝(もう、遅いのかもしれないけど)

罪木「狛枝さん……?」

狛枝「ごめん、なんでもないよ」

罪木「……」


そう告げると、罪木さんは正面からボクに抱き付いて胸元に顔を埋めた。


狛枝「罪木さん?」

罪木「……狛枝さん、また余計な事考えてたんじゃないですか?」

狛枝「!」

罪木「わ、私も人の事は言えませんけど……でも」

罪木「狛枝さんは無事で、私も貴方の傍にこうしている」

罪木「何も悪く考える必要なんてないじゃないですか」

罪木「もしかしたらとか、そんな事考えて欲しくない……です」

狛枝「……」

狛枝「そうだね……そうだった」

狛枝「でもね、罪木さん」

狛枝「……」

狛枝「それでもやっぱり不安は不安で……だから」

狛枝「キミがここにいるんだって、もっと感じさせてくれないかな」

狛枝「また、あの時みたいに」

罪木「……」


そう囁くと罪木さんは顔をゆっくりと上げて背伸びをした。

それに合わせてボクもまた顔を近付け、唇を重ねるとそのままベッドの上へと雪崩れ込んだ……。

そのままベッドの上で触れ合うだけのキスを何度も交わす。

ボクだけじゃなく、罪木さんの方からも積極的にキスをされると、さっきまで感じていた不幸な気持ちが一気に晴れていくようなそんな気分になっていった。

そして、ボクはキスを続けたまま……



1、服の上から胸に触れた
2、スカートの中に手を滑らせ太股に触れた
3、その他


安価↓

キスを続けたままボクは服の上から掌で包み込むように彼女の胸に触れた。

それから指先で柔らかい感触を楽しむように緩やか刺激を与えると、口付けの合間に小さな声が零れた。


罪木「んっ……はぁ……狛枝さん……」


大人しくそれを受け入れながら、罪木さんはボクの体に手を滑らせてコートを脱がせようとする。

その動きをボクもまた受け入れてコートの袖から腕を抜き床下に脱ぎ捨てた。


そして……


1、エプロンを脱がせて服を捲った
2、服の下に掌を入れた
3、その他


安価↓

罪木さんの衣服の下に手を潜らせて肌へと直接触れた。

彼女はそれに一瞬驚いたように体を揺らし声を上げた。

そして、服の中で掌を這わせ胸を覆っている下着をずらし、胸の飾りを指先で撫でてみると、甘い声を響かせ続けるのだった。


罪木「ひゃうっ……あ……っ」

罪木「んっ……そこは……ぁ……っ」


次第に硬く尖っていくそこへの刺激と共に胸を揉みしだく動作を合わせながら、もう片方の手は太股へと滑らせスカートの中に潜り秘部を守っているショーツ越しにそこへと指を撫でつける。

すると涙をうっすらと浮かべながら腰を揺らし普段では聞けないような淫らな鳴き声をボクに聞かせてくれた。


罪木「……あんっ……だめ……ですよぉっ……そんなっ……ん……いっぺんに……ああっ……」


徐々にしっとりと濡れていくの布越しでも指先に感じると、ボクは一度刺激を全部止めて彼女の履いているショーツを少しだけずらし、片足だけ抜くようにして脱がせた。


罪木「っ……はぁ……んっ……狛枝さん……」

狛枝「……」

狛枝「……あまり慣らしてないけど、もういいよね。我慢出来ないんだ」

罪木「ん……はやく……きて、くださ……っ」


息を上げながら震えた声で罪木さんは答えた。



体位は


1、正常位
2、騎乗位
3、バック
4、他

↓~3までコンマが一番大きいの

狛枝「……」

狛枝「罪木さんもそんなにボクのが欲しい?」

狛枝「だったら……罪木さんの方からきてもらおうかな」

罪木「えっ……?」


罪木さんの体を引っ張って起こし代わりにボクの方が仰向けに寝転がると彼女はその意味をすぐに察したのか頬を紅潮させる。

でもそれから何もせずとも言わずとも、少ししてから罪木さんはボクのズボンのジッパーに手をかけて下ろした後にズボンと一緒に下着を少しずらして既に主張しているボク自身を取り出してそっと指で触れてきた。

そして、その上に跨って、ゆっくりと腰を落とし始める……。


罪木「あ……あっ……んんっ……」

狛枝「っ……」

罪木「……はぁっ……狛枝さんの……大きい……っ」


濡れているとはいえ、慣らしきっていなかった罪木さんの中はとても狭く感じ、罪木さんも挿れるのに苦労をしている様子が見えた。

けれど罪木さんに包まれていく感覚に我慢が限界になったボクは、罪木さんの腰を掴んで半ば強引に奥へと突き上げるようにして自身を収めきろうとした。


罪木「ひ、ああっ……!」

狛枝「んっ……動く、よ……っ」

罪木「あっ、狛枝さ……や、あぁッ!」


体と心の準備がしきれていない罪木さんを気遣う余裕も持てず、そのまま何度も奥を突き上げていく。

罪木さんは背を仰け反らせながらされるがままになっていた。

が、少しすると、ボクの腹に手をつくようにして、動きに合わせて腰を自ら揺らす様子が見えるようになった。

そして、お互いのその動きは更に速度と激しさを増していく。

それに伴い、限界が近付いているのがわかる……。

でも、ボクはギリギリのところでそれを拒むかのように動きを止めて、上体を起こした。

それに驚いて同じように動きを止めてしまった罪木さんの姿が目に映る。

そんな彼女を、ボクは正面からきつく抱き締めた。


罪木「ん……っ……狛枝さん……?」

罪木「どうか……したんですか……?」

狛枝「……はぁ……っ」


そのままの状態で呼吸が少しでも落ち着くのを待った。

追い上げていた体の火照りもそれと一緒に少しずつ静まっていき、それからようやくボクは口を開いた。


狛枝「……あまりにも気持ちよくて……少し、乱暴しすぎたかなって思って」

狛枝「痛くなかった?」

罪木「そっ、そんな事ないですぅ……」

罪木「私も……あのっ……気持ち、よくて……」

罪木「周りがよく見えてませんでしたぁ……ご、ごめんなさぁい……」


そう言い赤くなった顔を隠すようにボクの胸元に埋めた罪木さんを見て、自然と笑みがこぼれる。

罪木さんの事を愛しく思う気持ちがまた大きくなって、ボクは再び彼女を求める動きを緩やかに始めていた。


罪木「あっ……狛枝さん……っ」

罪木「……痛くないから……もっと……」

狛枝「……ダメだよ、罪木さん」

狛枝「まだ、終わらせたくないんだ……」


先程までと違い焦らすようなその動きを続けたまま、ボクは罪木さんの服の首元にあるボタンを外して、以前の行為の時に付けた痕を探して殆ど消えかかっていたそれを見つけると唇を寄せて長い間きつく吸い付いた。

再びくっきりと赤く残った印を確認し、それに舌を這わせると罪木さんの体が震えたのがわかった。


罪木「あっ……また、そんな……っ」

狛枝「これで、もうしばらくは消えないよ」

罪木「……」

罪木「だ、だったら……!」

狛枝「え、……あっ」


不意をつかれて、今度は罪木さんの方がボクがしたのと同じように首筋をきつく吸い付いてきた。

しばらくその状態が続き、やっと顔が離れると彼女の小さな笑い声が聞こえた。


罪木「えへへっ……付きましたよぉ……」

罪木「狛枝さんが……わ、私の狛枝さんだっていう、証拠……ですぅ」


罪木さんは吸い付いていたその場所に再び唇を寄せて、音を立てながらキスをする。


狛枝「……こんなところに付けて。隠せないよね、これ」

罪木「んっ……後で絆創膏貼ってあげます……はぁ……っ」

罪木「そのままでも……私は別にいいですけど……あっ、ん……」


向かい合って座ったままの状態で体を揺らしボクの肌へとキスを繰り返しながら、罪木さんは呟いた。


罪木「そうすれば……相手はわからずとも……狛枝さんはもう、誰かのものなんだってみんなわかっちゃいますよ、ね」

狛枝「……」

罪木「……」

罪木「……ご、ごめんなさい」

狛枝「どうして謝るの?」

罪木「きゃっ……!」


抱き締めていた罪木さんの体を後ろへと押し倒し、見下ろしながらボクは尋ねた。

罪木「だ、だって……」

罪木「私、この間からずっとワガママばかりで……狛枝さんの事、困らせてると思って」

罪木「で、でも! 自分でもどうしようも出来ないんですぅ……!」

罪木「狛枝さんの事が……好きだから」

罪木「こんなに人を好きになった事がないから、私……どうしたらいいのか、わからなくて……っ」


罪木さんは涙を浮かべ、その顔を両手で隠してしまった。

それから小さな泣き声が聞こえボクはしばらくそのまま彼女を見つめて考えていた。


狛枝「罪木さんのその反応は間違ってないと、ボクは思うよ」

狛枝「だってボクも……罪木さんと同じだから」

罪木「……え?」

狛枝「こんなに誰かを好きになった事がないから、逆に傷付けてしまう事ももしかしたらあるのかもしれない。傷付く事だってあるのかもしれない」

狛枝「ボクは、もし仮に罪木さんに傷付けられたとしても、それは後の幸運の為の不幸なんだって割り切る事が出来ると思うけど」

狛枝「でも、罪木さんがボクのせいで傷付くのは嫌だから……罪木さんはボクに言いたい事を言えばいいし、したい事をすればいい」

狛枝「ボクはそれを全部受け止める気でいるよ」

狛枝「許さないなんて事、ないから」

罪木「っ……狛枝さん……私……」


罪木さんは両手をボクの首に回して抱き寄せた。

そして耳元で囁く。


罪木「……狛枝さん」

罪木「私の事、好きって言った責任……これからも、ちゃんととってください」

罪木「狛枝さんの事をこんなに好きだと思わせた責任も……」

狛枝「……うん、当たり前だよ」


そう言葉を返すと、唇を触れ合わせながらボクはまた彼女の中で動き始めた。

焦らした分、また動く速度を上げると繋がっている部分から濡れた音が響き、塞いでいる唇からは熱い吐息と喘ぎがこぼれていく。

罪木さんの足がボクの腰に絡み付き腕の力が強くなりボクを求めてくれているのだと思うとたまらなくなりボクもまた夢中で彼女を求め続けていった。

両手を服の下に滑らせて再び胸への愛撫を施し、舌で口の中を侵し、奥を繰り返し貫いて、今考えつく出来る限りの行為で罪木さんの体を愛していく。

罪木さんもそれに応えてくれているのか、動きに合わせて腰を動かし、舌を絡めての深いキスを長い間繰り返してくれた。


罪木「ふぁっ……も、らめぇ……っ」

罪木「もっ……くる……きちゃう……っ!」


一度唇を離して、罪木さんは訴えた。

限界が近いのはボクも同じで、小さく頷き最後に導こうと腰の動きを一層激しくさせていくと、罪木さんが高く声を上げたのを耳にした。


罪木「ああっ、やっ、あっ、……んんッ」


その声をもっと聞いていたい気もしていたけど、乱れた姿を見せる罪木さんにキスをしたい気持ちの方が勝るとボクは強く唇を押し付けて再び舌を彼女の舌に絡ませていた。

罪木さんはボクの背に爪を食い込ませるように力を入れる。

それが本当に限界だという合図だった。


罪木「はっ……ん、ふぁ……ッ!」

狛枝「んっ……ッ」


罪木さんは体を大きく何度か痙攣させ、それと同時に中で強く締め付けられるのを感じた。

それに促される形で、ボクもまた繋がった彼女の一番奥で、深く口付けを交わしたまま果てていったのだった……。


……

行為の余韻に浸りながら、ボクは繋がったままで罪木さんへと慈しむように何度もキスを繰り返していた。

罪木さんはボクの腕の中でまだ小さく痙攣を繰り返して少しぐったりしているようだった。


狛枝「んっ……ごめん……激しくしすぎた、かな……」

罪木「ふぇ……」


罪木さんは目をとろんとさせてぼんやりした表情を浮かべている。

……まともな返事はまだ出来そうにはないようだ。

ボクは罪木さんを抱いたまま体を横にして、落ち着くのをしばらく待つ事にした。

そして、ようやく罪木さんの視線がこちらへと向いた。


罪木「……」

罪木「……狛枝、さん」

狛枝「ん?」

罪木「これで……少しは不安も……不幸な気分もなくなっちゃいましたか?」



1、なくなった
2、まだまだ
3、その他


安価↓


狛枝「……」

狛枝「うん、なくなったよ」

狛枝(とりあえずは……ね)

罪木「それなら、いいんですけど……」

罪木「……」

罪木「あの、狛枝さん……私思ったんですけど」

狛枝「?」

罪木「さっき、狛枝さんの宝物は全部爆発に巻き込まれたって言ってましたよね? でも」

罪木「そんな事、ありませんよ」

狛枝「え?」


そういうと罪木さんはボクの体を軽く押して、エプロンのポケットからそれを取り出した。


狛枝「あ……」

罪木「……小泉さんとの写真は私が持っていましたから」

罪木「それに、私と撮った写真だって私のがあります。だから……」

罪木「どうぞ、受け取ってください」


どうする?


1、両方の写真を受け取る
2、両方の写真とも受け取らない
3、片方の写真だけ受け取る
 -a.小泉との写真だけ
 -b.罪木との写真だけ


安価↓

ボクは悩んだあげく、差し出された両方の写真を押し返すような形にして首を横に振った。


狛枝「また今日みたいな事があるかもしれないから、罪木さんが預かっててよ」

狛枝「それに、罪木さんとボクの写真はキミにも持っていて欲しいからね」

罪木「そ、そうですか?」

罪木「……」

罪木「わかりました」


罪木さんはエプロンのポケットに写真を再びしまった。


狛枝(でもそうか……その二枚の写真は小泉さんにも言えば多分もらえるんだよね。彼女のカメラで撮ったんだから)

狛枝(一応、覚えておこう)

罪木「……ふゆぅ」

狛枝「ん……あれ、罪木さんもしかしたら疲れちゃった?」

罪木「ちょっとだけ……もう、眠いですぅ……」

狛枝「そっか。そうだよね……なら」

罪木「あっ、待ってください」

狛枝「?」

罪木「え、えっと……」

罪木「このままが……いいです」

狛枝「!」

狛枝「……」

狛枝「わかったよ」

狛枝「このまま一緒に眠ろうか」

罪木「は、はいっ」

罪木「……」

罪木「えへへっ、おやすみなさぁい……」

狛枝「おやすみ……」


繋がったまま抱き合いながら、ボクたちは眠りに落ちた。


……

【9日目】


二回目の学級目標チェックまであと【4日】

二回目の希望のカケラ回収チェックまであと【4日】

→女子の希望のカケラを期限までに4つ入手(4/4) 《達成済》



罪木のコテージ


狛枝「……ん? あれ」

狛枝「……」

狛枝「ああ、そうか。昨日はボクのコテージが大変な事になって、罪木さんのコテージで泊まって……」

狛枝「あっ、罪木さんっ……!」



直後コンマ判定


このレスのコンマ以下なら罪木はまだ腕の中で寝てる

以上なら起きているけど隣でこちらの様子を窺っている

罪木「あっ……」

狛枝「!」


間近に罪木さんの顔が迫っていたのに気付き、思わず目を見開いた。


罪木「おっ、おはようございますぅ……」

狛枝「おは……よう……」

罪木「……」

狛枝「……」

狛枝「なんだか、照れるね……」

罪木「は、はい……」

狛枝「……」

罪木「……」

罪木「あのぅ……」

罪木「私から言い出した事なので……こんな事言うのもどうかと思うんですけど」

狛枝「?」

罪木「身動きが、とれないんですぅ……だ、だから……」

狛枝「!」

狛枝「そ、そうだった! ごめん!」

罪木「ひゃうっ……」


慌て罪木さんの体から離れた。

……

罪木「あのぅ……まだ早い時間ですけど、一緒にホテルへ行って朝ご飯食べに行きませんか?」

狛枝「そうだね。この時間なら誰にも目撃される事もないだろうし……」


支度を整えて、罪木さんと一緒にコテージを出てホテルの方へと向かう事にした。



直後コンマ判定


このレスのコンマ以上なら罪木と一緒にホテルへ向かうところを日向以外の誰かに目撃される


された場合それは誰か日向以外一人指定してレスしてください

ホテル


罪木さんとふたりきりで朝食を楽しんだ。

そしてそれが終わった頃……


ウサミ「こ、狛枝くん……」

狛枝「!」

狛枝「なっ……何? どうしたの」

罪木「なんだかヘロヘロじゃないですかぁ……?」

ウサミ「そりゃあ、一晩中狛枝くんのコテージの修復作業をしてまちたから……」

狛枝「そう言えばそうだったね……ありがとう」

狛枝「それで、ボクのコテージはどうなったのかな?」

ウサミ「それなんでちゅが……」



直後コンマ判定


一桁目の数字が狛枝の新しいコテージを建てるのにかかる日数

0なら既に完成

ウサミ「あと3日はかかりそうでちゅ」

狛枝「それだけの期間で建て直せるならむしろ凄いと思うけど……」

狛枝(でもその間は寝る場所を他に確保しないとダメって事か)

狛枝「……」

罪木「?」

狛枝(罪木さんと毎晩一緒……っていうのは迷惑かけるし危険かな)

狛枝(……また夜になったら考えよう)


……



直後、本日の体調チェックのコンマ判定


ゾロ目でシャカリキ
それ以外で昨晩の疲れが出てちょっとダルめ

【判定:ちょっとダルめ】


狛枝(うーん……作業するには支障はないけど、あまり体力を使う場所へ行くのは危険な感じかな)

狛枝「さて、今日の行動は……」



1、採集
2、掃除
3、寝る


本日は自分がシャカリキ状態でない為、別の誰かがシャカリキ状態になっています。

その判定を行動が1、採集or2、掃除だった場合のレスのコンマで判定します。


01~07 日向
08~13 田中
14~19 左右田
20~25 十神
26~31 弐大
32~37 花村
38~43 九頭龍
44~49 七海
50~55 終里
56~61 ソニア
62~67 小泉
68~73 西園寺
74~79 罪木
80~85 澪田
86~91 辺古山
92~00 いない

そろそろ罪木以外も見たいなーなんて

1

>>956
全ては安価の神のお導きにより決定されます。
現時点だと罪木優勢な事に変わりはないですが、安価次第ではどうなる事やら……
ホモォはないけど女子相手だけでなく男同士の濃厚な繋がりを作ったってええんやで!


判定と行動は>>957採用



【本日は小泉さんがシャカリキ状態のようです】


狛枝「あまり無理は出来ないけど採集に行こうか」

狛枝「行く場所は>>964

狛枝「一緒なのは>>965クンと>>967さんみたいだ」

場所選択(右の↓矢印は体力の低下具合)


ロケットパンチマーケット ↓
牧場 ↓
ビーチ ↓
遺跡周辺 ↓↓
電気屋 ↓↓
ネズミー城 ↓↓
軍事施設 ↓↓
山 ↓↓↓
森 ↓↓↓
海 ↓↓↓




>>965は男子
>>967は女子



安価無効の場合は更に下から選びます


そうだな
もう安定してるから罪木が嫉妬に狂う展開は恐らくないと思うし、男の友情育んでいくのもいいな

海てw狛枝死ぬぞwww
日向

《採集・掃除フェイズ》





田中「フッ……潮風の囁きが俺様を呼んでいる」

小泉「朝っぱらから何訳のわからない事言ってんのよ」

小泉「アタシがいるからには、サボらせたりなんかしないんだからね!」

狛枝「小泉さん、今日はなんだか一段と調子良さそうだね」

小泉「ん? まあね。今日の指揮はアタシに任せなさい」

田中「……そう言う狛枝は、この様な場所で狩りに参じて平気なのか?」

小泉「あっ、そうだよ! 昨日の夜は左右田の馬鹿のせいで散々だったもんね」

小泉「なんか絆創膏まみれだし、コテージで寝れなくて寝不足だったりするんじゃないの? ダルそうだよ」

狛枝「あー、これは……うん。平気だよ」

小泉「本当に? 辛かったらすぐに言いなさいよね。倒れられても困るから」

小泉「じゃあ、行こっか。田中は狛枝の分までフォローよろしくね」

田中「フハハハッ、俺様にかかれば造作もない!」

採集中……


小泉「……ねえ、本当に平気なの? 顔色どんどん悪くなってるよ」

小泉「もうこれくらいで切り上げて、少し休もっか」

狛枝「うーん、そうさせてもらおうかな……ごめん」

小泉「謝らなくていいから、体調管理くらい自分でしっかりしなさいよね。今回の場合は仕方ないかもしれないけどさ」

小泉「……って、危ない! 止まって!」

狛枝「えっ」

小泉「ちょっと誰よもう……こんなところに割れたガラスなんか放置したの。刺さったりしたらどうすんのよ」

狛枝「あっ、小泉さん待って。ボクが片付けるよ。小泉さんが怪我でもしたら大変だしね」

小泉「え、……そ、そう? サンキューね」

小泉「……」

小泉「あれ? そう言えば、さっきから田中の姿が見えないけど何処に……」

小泉「って、いた! アンタ、さりげなく一人抜けて砂の山作ってハムちゃんずと戯れてんじゃないわよ!」

田中「ハムちゃんずではない! 破壊神暗黒四天王だ!」

狛枝「田中クンのハムちゃんずは何時見ても和むね。小泉さん、写真撮らせてもらったらどうかな?」

小泉「そ、そうよ! アタシ、何時か田中のハムちゃんずを一枚でいいから収めたかったのよ、撮らせなさいっ!」

田中「ハムちゃんずではない! 破壊神暗黒四天王だ!」


……


*田中くんと小泉さんと少し仲良くなりました。

*採集LVポイント61ptをゲットしました(現在LV2:350)



狛枝(そういえば、このガラス、玉? ……一体なんなんだろうな? 欠けてるのに妙なオーラを纏ってるような……)


*【貴重品】葉隠流水晶を手に入れました。


……

《自由行動フェイズ》


狛枝「さっきの採集ですっかりへろへろだな……」

狛枝「普通に動く分には問題ないけど、バンドの練習もあるしやっぱり無理は出来そうにないね」

狛枝「……どうしよう、この後」


※本日1回目の自由行動を決定する前に、幸運ポイント50pt使用で自由行動の回数を1回増やすかどうか決定します(現在:1183pt)


どうする?

1、増やす
2、増やさない


安価↓

【本日の自由行動の回数は2回です】


2回目の希望のカケラ回収チェックまであと【4日】

→女子の希望のカケラを期限までに4つ入手(4/4) 《達成済》



罪木  6/6 好き
小泉  5/6 気の置けない相手
日向  3/6 普通
九頭龍 3/6 普通
辺古山 3/6 普通
澪田  3/6 普通
ソニア 2/6 普通
七海  2/6 普通
弐大  2/6 顔見知り
左右田 2/6 顔見知り
西園寺 2/6 顔見知り
十神  1/6 普通
花村  1/6 普通
終里  1/6 顔見知り
田中  1/6 どうでもいい


【現在所持しているプレゼント】

→エンゲージリング※現在プレゼント不可


【現在所持している貴重品】

葉隠流水晶【???】



【本日は小泉さんの好感度が上がりやすくなっています】


【9日目】1回目の行動選択


1、一緒に過ごす
2、おでかけチケットで遊びにいく(現在26枚所持)
3、モノモノヤシーンを回す(現在32枚所持)
4、ウサミを呼ぶ ※現在狛枝のコテージ修理の為、選択不可


↓~3でコンマが一番大きいもの


1か2を選択の場合は、相手は誰がいいかも記述してください

では【9日目】1回目の自由行動は小泉と一緒に過ごすになります

続きは新スレで、18時~19時くらいに立てる予定です

残りは、採集と掃除のない休日に起こして欲しいイベント(1周目でいうパーティー、今周でいう女子会・男子会、バンドのライブ)の案があれば何か書いてください

夕方までにこのスレが残っていれば新スレのURLを貼ります

ではまた

次スレのご案内

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-3

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386925326/)

とりあえず立てるだけ立てました
本編の方はもう少しお待ちください

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