静乃「ここは……?」【レミニセンスSS】 (36)

和葉「蔵屋敷だ」

静乃「……(私は恭一様にやられたはず)」

和葉「壊れたお前を回収できたのは良かったが、損傷が激しくてな。どのくらいまでなら修理できるか試しただけだぞ」

静乃「そうですか(やはりやられたのですね……)」

和葉「あとお前は違法アンドロイドだったから合法化する為に調整、所有者は島津秀隆にしておいたからな」

静乃「……は?」

和葉「あいつのところにはアクセラもいる。私の身近でアンドロイドの扱い方には長けている方だから安心しろ」

静乃「いや、そういう問題ではないと思うのですが……」

和葉「仕方ないだろう。合法なアンドロイドは所有者が必ずいるんだからな。今までのお前が異常だっただけだ。なぁに、住む場所が変わったのとニートに成り下がっただけのことだ」

静乃「はあ」

静乃「説明は以上だ。ユウキ、こいつを島津のところまで運んでおけ」

ユウキ「りょーかい」ガシッ

静乃「え? あ、ちょっ……」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1385481763

まったりペースなので更新不定期。

静乃×秀隆 SSです。

恐らく誰も読む人はいないと思いますが(笑)

だって

レミニセンス

ですし(笑)

思ったより人がいた。

秀隆×静乃SSということでホープタウンメインのシナリオとなります。

余裕あらば恭一ルートも書こうとも思ってます(ドリームタウンメインのストーリー)

キャラ崩壊する可能性あり。悪しからず。



はぁんさんは出てくるのか

柳沢の事件……アクセラ&キズナが捕らわれたが、和葉から貰った早朝を駆使、恭一の助けにより無事解決。アクセラルートとキズナルートを無理やり融合すればそれっぽくなる?



柳沢の事件が片付いてから数日後、秋の容体が急変した。数日経っても熱が下がることはなく、秋の反対を押し切って和葉にコールドスリープをしてもらう。

表面上平然を装っていたが、秋が居なくなったことで秀隆の心にはぽっかり穴が空いたような状態となっていた。

愛佳は真相を知らなかったのでショックを受けていたようだ。

家では秀隆と秋のやりとりに生じていた微妙な雰囲気はなくなったものの、アクセラとキズナも元気がない様子だった。

同居人が一人減り、暗い雰囲気をまとわりつかれつつ島津家に、新しい同居人が増えようとしていた。

>>8
はぁんさん?

出す予定ですよ~
無理やりにでも出します(笑)


台本形式だとちと辛い部分もあるのでまあ普通のエロゲー形式で書いていきます
またーり更新だから気長に待ってね

アクセラ「秀隆様、昼食の用意が出来ました」

秀隆「わかった、今行く」

トウモロコシ最高

今日は休日。特にやることがないので自室でゴロゴロしていると

ピンポーン

秀隆「ん? 誰だろ……」

いつもならアクセラに任せるのだが、あいにくキズナとお出かけだった。
怠い身体を起こしながら、玄関までいく。

ピッ、ガチャ

???「蔵屋敷急便でーす」

聞き覚えのある声だなと思い、ふと顔を見上げると……どういうわけか、宅急便の服装をしたユウキがいた。

秀隆「ようユウキ」

ユウキ「あれっ?ばれちゃった」

秀隆「声でわかるさ。で、宅急便のバイトでも始めたのか?」

ユウキ「いや、実はさ、和葉ちゃんからこれを運んでくれって頼まれちゃってさ」

人が収まるサイズだったのでユウキと共にリビングまで運んだ。

秀隆「しても中身はなんだろう。蔵屋敷社長に何か頼んだ覚えはないんだけどな」

ユウキ「そりゃそうさ。これは和葉ちゃんからのプレゼントだし」

秀隆「え?」




……嫌な予感しかしないぞ?
だってあの蔵屋敷社長からのプレゼントって……
この箱の大きさからして、まさかアンドロイドの試作品とか?

ユウキ「深く考えずに開けてみなよ」

ユウキの言葉通り箱を開けた。

秀隆「……」

静乃「お久しぶりです島津s」

スッ

俺はとっさに閉めた。
……見なかったことにしよう!

ユウキ「よし、俺の仕事は終わったし蔵屋敷のとこに戻るよ。じゃあな秀隆」

ユウキはさっさと家から出て行ってしまった。
うーむ、どうしたものか。

静乃「あの……、箱から出して頂けるとありがたいのですが」

俺は再度箱を開ける。
すると静乃は起き上がった。

静乃「お久しぶりですね、島津さん。あの時以来でしょうか」

秀隆「そうですね……」

静乃「あの時は、申し訳ございませんでした」ペコリ



アクセラとキズナが行方不明となり、俺はユウキと恭一さんと一緒に柳沢が拠点としていた場所へいき、ユウキは静乃と、恭一は杉村と、俺はアクセラと対峙し、俺は蔵屋敷社長から渡された装置を使いアクセラを倒し、他二人はボロボロになりながらも力尽くで倒した。柳沢を捕まえキズナも無事救出し、事件は収束した。


秀隆「まあ仕方ないですよ。全てあの男が悪いんですから」

秀隆「ってか、箱からでたらどうです?」

静乃「そうですね」

秀隆「よし、今日から島津家のアンドロイドとして働いてもらうぞ」

静乃「切り替えが早いですね」

秀隆「過去のことをグダグダ言っても仕方ないからな」

静乃「フフッ、そうですね」

秀隆「初期設定とかは済まされてるのか?」

静乃「所有者が島津秀隆さんとなっております。それ以外は特に設定されていません。無関係ですが、パーツ等は全て蔵屋敷製となっております」

秀隆「欠陥しているところが沢山あったそうだしなぁ……」

蔵屋敷社長が柳沢に突き出していたデータ資料を思い出す。

静乃「あと、あの男に関する記憶は抹消させて頂きました。あの時の私は拒否権を持たないただの傀儡にすぎませんから。あまり思い出したくないのです」

秀隆「……なんか人間っぽくなったな」

静乃「そうでしょうか? 私に欠けていたものを色々追加された結果、こうなったようです」

秀隆「そうか。今日からよろしく」

静乃「こちらこそ、よろしくお願いします」

プシュー

アクセラ「秀隆様、只今戻りました」

秀隆「おう。お帰り、アクセラ」

アクセラ「えーと、何故その方がここに?」

秀隆「本日付で俺のアンドロイドとなった……」

静乃「元カジノのディーラーを勤めていた本条静乃です」ペコリ

アクセラ「……」

秀隆「実は……、かくかくしかじかというわけだ」

アクセラ「そういうことですか。上手く懐柔しましたね秀隆様」

秀隆「なぜそうなる!?」

アクセラ「冗談です。静乃様がアンドロイドだということは蔵屋敷様がお聞きになられていましたので」

秀隆「そうか」

アクセラ「私は静乃様を歓迎致しますよ」

静乃「見ず知らずの私をそう簡単に受け入れるというのですか?」

アクセラ「秋様が長期入院することとなり我が家は家族が減って寂しい思いをしていたところですので。秀隆様がいいとおっしゃるのであれば、私は反対する理由がありません」

ーーーーー
ーーー


秀隆「部屋は……、取り敢えずここを使ってくれ」

静乃「ここは島津さんの妹さんのお部屋ですか?」

秀隆「そうだ。暫くは戻ってこれないからな」

静乃「不治の病にかかっていると記憶していますが、事実なのですか?」

秀隆「ああ。最近コールドスリープの施してもらったところだ」

静乃「なるほど、しかし勝手に他人の部屋を使うのは分が悪いです」

静乃「そもそも私は寝る場所を必要としません」

秀隆「俺はアンドロイドも対等に扱うって決めているんだ。だから気にしなくていい」

静乃「ですが、それだと妹さんが目を覚まされた時に困るのでは」

秀隆「それもそうだな……」










まどかとか愛佳とかのHシーンないのかああああと思っていたらアペンドディスク適応していなかった模様。
これExtraで見れるっぽいけどシナリオの方で適応されているのかね?
特に希望のあの後のやりとりがあるなら是非みたい。思わず笑ってしまった。
されてるならもう一周しようか。
それぞれ一つは増えてるっぽい?アクセラだけは2つであとまどか。
なんで愛佳のシーンがないんすか恋×恭一がないんすか。ちょっと不満だったなぁ……。


続けます。


ふう、どうしようか。
アクセラの部屋はキズナがいるし……。

秀隆「いっそのこと増築でもするか?でもお金が……」

静乃「お金があれば解決することなのですか?」

秀隆「えっ。まあ、そうだけど……」

静乃「では、今すぐ銀行へ行きましょう。お金を引き出しに……」

秀隆「いや行かなくていいからっ! 俺にそんな大金ないからっ!」

静乃「? 特務官の給料は高い方だと耳にしています」

秀隆「そりゃ、竹内特務官や高坂特務官なら沢山貰ってると思うが、俺の場合はまだ特務官になってからまだ日が浅いし何より実績を残していない」

静乃「そうでしょうか。規制緩和の件や違法アンドロイドの件など色々ご活躍なさっているではないですか」

秀隆「みんなの協力があってのことさ」

静乃「そう謙遜なさる必要はないと思いますよ。自分に自信を持ったらいかがですか?」

自信か……。昔の俺なら今に至ってないだろう。

静乃「話がだいぶ逸れてしまいました。実は私のお金を引き出すという意味で言ったのですが」

秀隆「え、そうなの?」

静乃「はい。こう見えても島津さんよりは稼いでいましたから」

秀隆「やはりディーラーは給料高いのか……」

静乃「出来次第ですね。私の場合はブラックジャック担当が多いので、いかに高額にベッドさせバストさせるかが鍵です」

秀隆「俺そういうの素人だから説明はしなくていいぞ……」

秀隆「それより必需品を買いに行こう。あと服もな」

静乃「服なら大丈夫ですよ」ミセル

秀隆「同じ服装じゃねーか! しかも10着も……。(多すぎだろ)アクセラー」

アクセラ「お呼びですか? 秀隆様」

秀隆「静乃と一緒に静乃の服を買ってきてくれ」

アクセラ「承知しました、秀隆様」

静乃「島津さんは一緒に行かないのですか?」

秀隆「俺が行く必要はないだろう」

静乃「服について男性の意見も欲しいですし」

アクセラ「勿論、荷物持ちとして同行しますよね? 秀隆様」

あれ? なんか立場が逆転してねっ!?

ってことで俺たちはいつものショッピングモールに向かった。

秀隆「んじゃ俺はここのベンチで待ってるから」

アクセラ「秀隆様、それだと静乃様のお洋服が選べないではありませんか」

秀隆「いや、でもな? 入りにくいし……」

アクセラ「はぁ、なんでそう秀隆様はヘタレなんですか」

静乃「……」ジー

秀隆「ああもうっ、行けばいいんだろいけばっ」

しばらくして。

秀隆「結構買ったな」

アクセラ「あら? 秀隆様がこれいいんじゃないか、これ似合うんじゃないか、って色々選んでいたではありませんか」

秀隆「そうだっけ」

静乃「はい。こんなにたくさん選んで頂きありがとうございます」

そして化粧品やら静乃に必要なものを買い揃え

玄関にて。

静乃「今日はありがとうございました」

秀隆「ああ。それにしても疲れた」フウ

静乃「もう、年寄りじゃないんですから。ちょっと動かないで下さい」チュッ

秀隆「!?」

静乃「服を買ってくれたお礼ですよ」

秀隆「あ、ああ。ありがと」


今日はこれで終了。

暫くは書けないのであしからず。

秀隆(不意打ちとは……。まさかな……。)

ーーーーーー
ーーーー
ーー

一週間後

最近特にやることがない。
あの事件以降雑用系の仕事しか回されなくなった。
やはり竹内特務官の影響力があったからこそ新人の俺でも色んな仕事をやらせてもらえた。
そんなことを自室で物思いに耽っていると、静乃のが部屋にやってきた。

静乃「島津さん、ホープタウンの街案内をお願いできますか?」

秀隆「いいぞ、ちょうど暇だったしな」

静乃「では、お願いします」

一通り案内

静乃「やはりホープタウンと言えばこの公園ですね。なんかこう、落ち着きます」

秀隆「こういう自然が多くて広々とした場所はドリームタウンにはないからな」

静乃が空いているベンチに腰を掛けた。

たわいもない世間話をしていると、誰かの視線を感じた気がしたが、無視しよう。

愛佳「……」

秀隆「UVERworldの新曲がさ……」

静乃「MONDO PIECEなら聴きますよ……」

愛佳「……」

静乃「それでですね……あっ」

愛佳「」メヲソラス

秀隆「ん? どうかしたか」















ふう……

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