梅原「桜井さんは彼女じゃないのか?」 橘純一「ただの幼馴染だよ」 (3)

梅原「なぁ大将、新学期から毎朝手をつないで登校してるの見てるが、本当に恋人じゃないのか?」

橘「だから違うって、梅原。梨穂子がただの幼馴染だってことはお前だって知ってるだろ?」

梅原「まぁ……だけどよ、その手の繋ぎ方って一般的には”恋人繋ぎ”ってヤツだぞ?」

橘「今日はやけに食いついてくるな、幼稚園の頃からのずっとこの繋ぎ方で慣れてるんだよ。な?梨穂子?」

桜井「う、うん……別に変じゃないよ、私も好きで繋いでるし…………繋いでるだけで幸せだもん」

橘「そうだ梨穂子、今日のお弁当なに?」

桜井「あ、うん。生姜焼きとウインナーと、あと玉子焼き、ちゃんとご飯に海苔で名前書いたよ~」

橘「生姜焼きか!お昼が楽しみだよ、ありがとう梨穂子」

梅原「なぁ、その……いつも桜井さんが届けにくる弁当、桜井さんの手作りなのか?」

橘「え?そうだけど」

梅原「そ、そうか……」

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