勇者「おっぱいが大きくなってきちゃった……」(797)

ムニムニ

勇者「まずいなぁ……女だってばれちゃうよ」

勇者「男だってことで王様にも冒険の許可もらったし……」

勇者「それにこのパーティーのメンバー」

勇者「戦士は馬鹿でスケベだし……」

勇者「武闘家は馬鹿でスケベだし……」

勇者「僧侶は女の子だけど……口とか色々軽そうだし……」

勇者「ばれないように気をつけないとな」

ドンドンドン

戦士「おーい、勇者そろそろ出発するぞー」

勇者「わ、分かった!分かったから開けるな。絶対に開けるなよ!」

戦士「なんだ、そりゃ?開けろってふりか?」

武闘家「馬鹿。アレしてるんすよ。ぎゃはっ、ごゆっくりー」

僧侶「まぁ、勇者様ったら///」

勇者「この人たちは……」

勇者「うりゃああああ!」ズバッ

魔物「グギャアアア」バタッ

勇者「戦士!武闘家!右からも来るよ!」

戦士「お、おう!」

武闘家「一撃かよ、さすが勇者はパネェっすね」

戦士「だな。俺たちも行くぜ!」ダッ

勇者「僧侶、援護してあげて」

僧侶「はい!」

勇者(男らしく……男らしくしてないと……)

―――宿屋

宿屋「いらっしゃい。4名様だね。4人部屋でいいかい?」

戦士「いいぜ」

武闘家「うぃっす」

僧侶「はい」

勇者「僕は一人部屋でお願いします」

戦士「またかよー。勇者だけずるいぜ」

勇者「い、いいだろ。お金は山分けしてるし、部屋代は僕が払うんだから」

武闘家「はぁー、勇者様はやっぱ違うっすねー。特別な存在なんすねー」

勇者「そ、そんなんじゃなくて一人じゃないと眠れないんだよ」

戦士「たまにはみんなで楽しもうぜ、なぁ僧侶」モミモミ

僧侶「あんっ……ちょっと人が見てますよ」

武闘家「そうっすよ。勇者様も一緒に……」

僧侶「勇者様、したいんなら……いいんですよ?」

勇者「や、宿屋さん!早くカギ頂戴!」

宿屋「ほいっ」スッ

勇者「じゃあ、お休み!」ダッ

ギシアン

勇者「まったく……あんなのに女の子だってのがバレたら……」ブルッ

勇者「うー……絶対嫌だ……」

勇者「まだこれなら大丈夫かな」ムニムニ

勇者「気をつけないとな。着替えの時とかお風呂の時とかも……」

ギシアン

勇者「もう!僧侶、女の子なのになんて事してるのよ……」

勇者「明日注意してあげよう……」

ギシアン

勇者「うー///いつまでやってるんだよぅ……」ガバッ

勇者「もう布団被ってねよ……」

戦士「はぁ……夕べは盛り上がったなぁ」

武闘家「戦士、出しすぎっすよ」

戦士「いやぁ、僧侶の具合いいからよー」

僧侶「もう///激しすぎです///」

宿屋「お客さん、夕べはお楽しみでしたね」

戦士「おう!っていうか宿屋のおっさんもお楽しみだったじゃねーか。がはははは」

宿屋「いやぁ、ご一緒させていただいて、ありがとやす。へへへ」

武闘家「僧侶のおっぱいに武者ぶりついてたっすもんね」

宿屋「また泊まってくださいよー。宿代はサービスさせていただきますから。へへへ」

勇者「僧侶!」

戦士「お、勇者来たのか」

僧侶「勇者様?」

勇者「ちょっとこっち来て!」グイッ

戦士「勇者、今頃したくなったのかー」

勇者「うるさい!」

バタンッ

僧侶「ゆ、勇者魔……///したいって言ってくれれば私いつでも……」

勇者「僧侶!こんなことしてちゃ駄目だよ」

僧侶「え?」

勇者「こんな誰とでもエ……エ……エッ……///」カー

僧侶「エッチ?」

勇者「そ、それをするなんてよくないよ」

僧侶「そうですか?」

勇者「仮にも神に仕える身でしょ。僧侶なんだから」

僧侶「別にエッチは神様に逆らう行為とは思いませんが……」

勇者「そ、それに!ちゃんとひ、避妊してるの?///」

僧侶「いいえ」フルフル

勇者「なんで」

僧侶「だってそのほうが気持ちいいですから」

勇者「駄目だよ!女の子なんだからもっと自分を大事にしなくっちゃ!」

僧侶「……勇者様」

勇者「分かってくれた?」

僧侶「んっ」クイッ

勇者「ちょっ!何しようとしてるの!?」

僧侶「キス……」

勇者「や、やめて!」ググッ

僧侶「だって……勇者様かっこいんですもの///」

勇者「え゛」

僧侶「こんなに私のことを想ってくれてたなんて知りませんでした」

勇者「想ってたとういか、心配してるんだよ」

僧侶「私……勇者様と……したい」ググッ

勇者「や、やめっ……」

勇者「だめだこいつ……早く何とかしないと……」

僧侶「勇者様……」ググッ

勇者(なんでこんなことに……女子同士で……」

僧侶「勇者様……胸板も厚くていいからだしてますよね……」スッ

勇者「だ、だめ!」グイッ

僧侶「?」

勇者「さ、さあ、もう話はおしまい!行こう!」

僧侶「勇者様?」

バタンッ

戦士「おう、随分早かったな」

武闘家「早漏っすか。ぎゃはっ」

勇者「この人たちは……なんて下品な///」カー

戦士「どうした?赤くなって。たたなかったのか?」

勇者「も、もう行くよ!」ダダッ

武闘家「初めてで緊張しちゃったんすかねー」

ガシャ

戦士「僧侶、勇者のやつどうだったんだ?」

僧侶「内緒です」スタスタ

戦士「ちょっ、待てよ」

戦士「おい、勇者。元気出せよ」ポンッ

勇者「……」

武闘家「そうっすよ。最初はみんな緊張してたたないもんすよ」

勇者「た、たつとか言わないで///」

勇者(っていうかないし!)

僧侶「勇者様……」

勇者「いや、慰めるなし……」

勇者「そ、それより君達こそああいうこと慎むように!」ビシッ

戦士「ああいうこと?」

武闘家「どういうことっすか?」

勇者「だ、だから……エ……エッ……///」

戦士「セックスか?」

勇者「ちょっ///」カー

戦士「いいじゃねーか。そのくらい。命がけの旅なんだからよ」

武闘家「そうっすよ、いつ死ぬか分からないんだから、このくらい」

戦士「人は命の危険を感じると子孫を残そうと性欲がたかまるっつーしな。自然の摂理だぜ。がははは」

武闘家「そうそう。あー僧侶のおっぱいでかいっすねー」モミモミ

戦士「揉むとでかくなるっていうからなー」

勇者「揉むと……おっきくなっちゃう……///」バッ

戦士「?」

武闘家「何胸隠してるんすか?勇者」

勇者「な、なんでもない!」

僧侶「戦士、ちょっと、こんな道端ではやめてください///子供が見てます」

勇者「子供って……僕のこと?」

戦士「そうだな、じゃああっちの岩陰行こうぜ。やりたくなっちまった」

僧侶「もう……夕べあんなにしてあげたのに……」

僧侶「スパッツやぶらないでくださいよ///」

戦士「がははっ、じゃ勇者ちょっと待っててくれ」

武闘家「勇者さんはちょっと休んでてくれっす。ぎゃは」

戦士「たったら来いよー」

勇者「行っちゃった……」

勇者「……こ、こんな道端でなんて……」

勇者「……」

勇者「揉むとおっきくなる……僕のも……?」ムニムニ

戦士「ふぅ……」カチャカチャ

武闘家「ふぅ……」カチャカチャ

僧侶「もう///二人同時なんて……」ハキハキ

勇者「あのさぁ……いい加減にしてくれない?」ビキビキ

勇者「せめて宿屋だけにしてよ!っていうか宿屋でもやめてほしいんだけど!」

戦士「そうだね!勇者、君の言うとおりだよ」キラキラッ

武闘家「僕らはなんて愚かだったんだ」キラッ

勇者「は?」

戦士「さあ!世界を平和にするためにいこうじゃないか。あはははは」キラキラッ

武闘家「うん!困っている人のために!」キラッ

勇者「何これ」

僧侶「賢者モードというものですよ」

勇者「賢者モード?転職!?」

僧侶「転職とは違いますけど、男の人はああやって貯まったものを出すと賢者のように心が洗われるのです」

勇者「ほ、ほんとう!?」

僧侶「これで魔物との戦力もあがりますし、気持ちいいですし、いいこと尽くしです」ニコッ

勇者「誰がそんなことを……」

僧侶「神父様にそう教えていただきました///」ポッ

勇者「いや、それどう考えても神父がおかしいよ……っていうか神父なにやってんの」

僧侶「ほらっ、勇者様もいかがですか?」ムニッ

勇者「うわっ……おっきい……ちくしょう……」

僧侶「ちくしょう?」

勇者「な、なんでもない!」ブルブル

勇者「ほ、ほらっ、あの二人が笑いながらどっかいっちゃうよ」タッ

僧侶「あ、勇者様」

僧侶「……」

僧侶「もう……いくじなし///」

勇者「はぁ……」トコトコ

戦士「どうした勇者、遅いぞ」

武闘家「今日は体調でも悪いんすかー?」

勇者「今日はあの日で重くって……」

戦士「あの日?」

武闘家「重い?」

僧侶「大丈夫ですか?」

勇者「い、いや!なんでもない!元気元気!」ピョンピョン

勇者「う……」フラッ

魔物「グルルルルル!」バッ

戦士「おっ!来た来た!」

武闘家「結構数いるっすねー。ぱっとやっちゃいましょー」

僧侶「ほらっ!勇者様、囲まれちゃいますよ」

勇者「う、うん……」フラフラ

肉便器用に僧侶がいるからバレても意外と大丈夫なんじゃね
もしこれが勇者以外男だったら・・・

>>89
それは何度も見た設定なのでお腹いっぱいです

魔物「がうっ!」ガッ

勇者「うわっ」ドッ

戦士「おい!勇者どうしたんだよ!」ズバッ

盗賊「やっぱ体調悪かったんすか!?うわっ、やべっ」サッ

魔物「ぐるるるるる……」

僧侶「回復魔法!」パァァ

勇者「このお!」ズバッ

勇者「……」フラフラッ

勇者「」バタッ

戦士「おい!勇者!」

盗賊「勇者さん!」

僧侶「勇者様!」

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

武道家は盗賊に転職したのか?

>>99
ごめん。盗賊→武闘家で

勇者「んん……」パチッ

勇者「あれ?ここは……」

武闘家「あ、気がついたっすか!体調悪いなら悪いっていってくださいよー、もー」

戦士「そうだぜ!俺たちがフォローするからよ!」バシッ

勇者「あいた!」

戦士「あっ、わりぃわりぃ。がはははは」

勇者「魔物……は?」

僧侶「何とか倒しました」

勇者「ごめん……みんな。僕のせいで……」

戦士「まぁ生きてて良かったぜ!なっ」

武闘家「ん?勇者さん怪我してるんすか?」

勇者「え?いや、別に……」

戦士「おい!服に血がついてんじゃねーか!」

勇者「あ……これは……」

武闘家「腹やられたんすか!見せるっす。すぐ薬草を……」

勇者「や、やめて。これはちがくて……」オロオロ

僧侶「まさかこれは……勇者様、ちょっとこっち来てください」グイッ

勇者「え?ちょっと……」

戦士「おい、怪我してんだから動かすなよ」

武闘家「そうっすよ」

僧侶「黙っててください!」クワッ

戦士「おわっ」ビクッ

武闘家「びっくりした」

僧侶「私が治療しますから、さぁ、こっちに」グイグイッ

勇者「え、あの、ちょっと……」

タタッ

戦士「ま、まさか勇者……あれなのか」

武闘家「あれ?」

戦士「ああ、あいつ……まさか……まさか……」

武闘家「まさか?」

戦士「あそこ食いちぎられたんだな!」クワッ

この展開は予想してなかったわwww

僧侶はバイなんですねわかります

武闘家「マジっすか!」

戦士「ああ、あの血の位置……間違いない」

武闘家「うわぁ……」ブルッ

戦士「どうした?」

武闘家「いや、自分のがそうなったらって考えたら寒気が……」

戦士「お、おう」ブルッ

武闘家「こわいっすね」

戦士「あ、ああ怖ええ……」ブルブル

戦士「な、なぁ武闘家」

武闘家「なんすか?」

戦士「勇者が戻ってきたら……優しくしてやろうぜ」ホロリッ

武闘家「そうっすね。ううっ、勇者……勇者の勇者が……」ホロリッ

勇者サイドの期待感がぱなくて落ち着かない

僧侶「さぁ、ここなら誰も見てませんよ。見せてください」

勇者「見せてって……何を?」

僧侶「とぼけないでください」

勇者「なんのことかなぁ」ピューピュー♪

僧侶「その血のことです」

勇者「ちょっ、ちょっとこの怪我ひどくって見せられるようなものじゃないから」

僧侶「怪我なんてないんでしょう?」

勇者「え」

僧侶「ほらっ」グイッ

勇者「や、やめて!えっち!」

ズルッ

僧侶「あ」

勇者「///」

常人→生理用品を用意して「ここなら見られませんから今のうちにコレつけてください」
お前ら→見せろ!ついてないんだろ!見せろ!ハァハァ……はよ見せてみろ!

この僧侶はお前らにあたるわけだ……つまりそっちの気がある!

僧侶「やっぱり……女の子だったんですか」

勇者「あうあう……」

僧侶「なんで男の子の振りなんかしてたんですか?」

勇者「おねがい!黙ってて!」ガバッ

僧侶「まぁ、それは後で聞きましょう、それより、はいっ」スッ

勇者「え」

僧侶「着替えですよ。その汚れた服着替えましょうね」

勇者「あ、ありがと……」ハキハキ

僧侶「ああ、もう、ブラジャーもしないで……」

勇者「だ、だって……///」

僧侶「ほらっ、私の貸してあげます……あ」

勇者「……」スカスカッ

僧侶「ご、ごめんなさい……」

勇者「しくしく……」

はよ

僧侶「それで、どうしてこんなことを?」

勇者「それは……女の子じゃあ勇者として認めてもらえないし……」

勇者「女の子ってことで軽く見られたり……変な事されたくないし……」

僧侶「それでずっと男の子の振りをしてたんですか?」

勇者「う、うん……お願い!黙ってて」

僧侶「勇者……」ギュッ

勇者「え」

僧侶「一人でつらかったですね」ナデナデ

勇者「僧……侶……」

僧侶「黙ってますよ。でも困ったら私に相談してくださいね。女同士ですから」

勇者「あり……がと……」ウルウルッ

勇者「ぐすっ……えへへっ……僧侶ってお姉ちゃんみたいだね」ウルウルッ

僧侶「!!」キュンッ

>僧侶「!!」キュンッ

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

私怨

わくわく

僧侶「んーっ」

勇者「ちょっ、ちょっと僧侶!顔近いよ」

僧侶「動かないでください。キスが出来ないじゃないですか」

勇者「な、なんでキス!?僕達女の子どうしでしょ!?」

僧侶「神様は男とか女とか関係なく万人を愛しなさいと言っています」ググッ

勇者「たぶん、それ意味ちがうからぁ。なんでこんなこと……」

僧侶「だって、勇者様……可愛すぎるんですもの……」

勇者「も、もしかして教会でも……」

僧侶「ええ、神父様が男女関係なく奉仕の心を忘れないようにと……」

勇者「それどういう教会なの……」

僧侶「さぁ、勇者様。お姉ちゃんに任せてくれればいい気持ちになりますよ……」

勇者「や、やめてぇえええ」

わっふるわっふる

戦士「おい、棒はもっと真ん中に建てろ」

武闘家「こうっすか?」

戦士「ああ、で、玉を両側に……」

武闘家「出来た!」

戦士「おう!」

戦士「お、戻ってきた。わかってんな?」

武闘家「うぃっす」

勇者「はぁ……はぁ……助かった……危うくファーストキスが奪われるとこだった……」

僧侶「勇者様の意気地なし……」

勇者「ただいま……って何つくってるの?戦士、武闘家」

戦士「いやぁ、その、こ、これやるよ。俺の宝もんだ」スッ

勇者「あ、ありがと……って何この本?」

戦士「あ、あとで読んでくれ」

武闘家「勇者さん、たこやき食うっすか?はい、うまいっすよ」スッ

勇者「あ、ありがと……どうしたの?二人とも……それにこれは?」

戦士「いや、お前、あそこ魔物に食われちまったんだろ?」

武闘家「だからつくったっすよ」

戦士「お前の勇者の墓」

武闘家「安らかに眠るっす」

勇者「げっ、下品なものつくらないでよ!!」ドガドガッ

戦士「ぐえ!」

武闘家「へぶっ」

俺たちの予想を裏切ってくれることを願う

勇者「まったく!なんてもの作ってるの」プンプン

戦士「だってよ、お前のあそこが……なぁ」

武闘家「そうっすよ。なくなっちまったなんて……ううっ……かわいそうで……」

勇者「だからってあんな卑猥なもの作らないでよ!」

戦士「すまん」

勇者「それに、最初からないし……」ボソッ

戦士「は?」

勇者「なんでもない!」スタスタッ

僧侶「勇者様がかわいそうなら、しばらくエッチな事はやめておきましょう」

戦士「え」

武闘家「へ」

僧侶「あそこをなくした勇者様がどんな気持ちだと思うんですか?」

戦士「ま、まぁそれもそうか」

武闘家「わ、分かったっす……」

勇者「僧侶……あなた……」パァァ

勇者「僧侶ー」ギュッ

僧侶「よしよし」ナデナデ

ニヤリッ

( ̄ー ̄)

―――宿屋

勇者「今日は色々あったなぁ……」

勇者「僧侶にバレちゃったし」

勇者「でも僧侶がいい人でよかったぁ……」

勇者「ブラジャーか……」モニモニ

勇者「しないと形が崩れちゃうって言ってたなぁ」

勇者「でも線が見えちゃうし……」

勇者「それに僧侶のブラジャーの大きさ……」

勇者「くそぅ、僕だって……」モニモニ

勇者「でもおっきくなったらバレちゃうし……ああ、もうどうすれば……」

勇者「そういえば、戦士のくれた本ってなんだろ」ゴソゴソ

勇者「あった」

勇者「!!?」ビクッ

勇者「うわっ!これって」バサァ

勇者「エッチなやつだ!」

勇者「お、大人にならないと見ちゃだめなやつだ……せ、戦士のやつ……」

勇者「……」ドキドキ

勇者「で、でも誰も見てないし……」ドキドキ

勇者「ちょっ、ちょっとだけ……ちょっとだけ見てもいいかな」ドキドキ

ペラッ

勇者「う、うわあ……」ドキドキ

勇者「ちょっ、ちょっとグロいなぁ……わっわっ……こんな風になってるんだ……」ドキドキ

勇者「も、もうちょっと……もうちょっとだけ……」ドキドキ

コンコンッ

僧侶「勇者様いますか?」

勇者「!」ビクゥ

勇者「い、いいいい、いないよ!」

僧侶「いないって返事する人はいませんよ、勇者様」

勇者「ち、違う!違うって!こんなの僕じゃないし!」

僧侶「何を言ってるんですか?入りますよ」

勇者「だ、だめ!今絶対だめだから!」

僧侶「あれ?」ガチャガチャ

僧侶「勇者様、カギがかかってますよ」

勇者「あ、そういえばさっきかけたんだった」

僧侶「開けてください、おしゃべりしましょう」ガチャガチャ

勇者「ご、ごめん!僕もう寝るから!お休み!」ガバッ

僧侶「あら……残念」スタスタ

勇者「い、行ったかな……」ドキドキ

勇者「こ、こんな本捨てなきゃ……捨てなきゃ……」ドキドキ

ペラッ

勇者「わっわっ……」

勇者は俺の嫁

僧侶「勇者様……私のこと避けてるんでしょうか……」

僧侶「寂しいです……」ショボーン

僧侶「今夜、狙ってたことがばれちゃってたんでしょうか……」

僧侶「うーん……もう一度いってみましょう」

トコトコ

コンコン

僧侶「あのー、勇者様?何度もすみません」

ガタガタガタガタッ

ドターン

勇者「な、なななななな何?」

僧侶「あのー、今の音は?」

勇者「音?何にも聞こえない!アー!アー!きーこーえーなーいー!」

僧侶「あの……勇者様やっぱり私のこと避けてます?」

勇者「え?」

僧侶「私のこと……嫌いですか?」

勇者「そ、そんなことないけど」

僧侶「じゃあ、開けてください」

勇者「だ、駄目!」

僧侶「じゃ、じゃあばらしちゃいますよ、勇者様の秘密」

勇者「僧侶はそんなことしないよ!」

僧侶「!」キュンッ

勇者「僧侶のこと……信じてるから」

僧侶「ああ……もう可愛い!入れてくださいー!」ドンドン

勇者「いや、ほんとお願い、帰って……」

勇者「ふぁあ……眠い」

僧侶「眠いです……結局入れてくれなかったです」

勇者「ごめん」

戦士「おう!おはよう!お前ら」

武闘家「おはようっす」

戦士「勇者、なんだ?寝不足か?」

勇者「んっ……まぁね」

武闘家「最後の別れを惜しんでいたんすね……」

戦士「なんだ、その頑張れ」ポンッ

勇者「う、うん……」

戦士「でさ、その、勇者、なくなっちまってバランス悪いだろ」

勇者「は?」

戦士「だからさ、ほれっ、これやるよ」ポンッ

勇者「ソーセージ……」

武闘家「栗もあるっすよ。ほらっ、2つ」ポンッポンッ

勇者「……」

勇者「うりゃあああああ!」ズバッ

魔物「ギャフッ」

僧侶「勇者様後ろ!」

魔物「がう!」バリッ

勇者「あっ!」

僧侶「戦士さん、武闘家さん!勇者様をフォローしてください!」

戦士「そ、そんこと言ってもよ、こっちもいっぱいいっぱいで」ザクサクッ

武闘家「それに勇者なら大丈夫っすよ」ドガッ

僧侶「何言ってるんですか!傷でも残ったらどうするんですか」

戦士「傷は男の勲章だろうが」

武闘家「そうっす。超イケてる男の印っす」

勇者「ちょ、ちょっと僧侶、やめて……」

僧侶傷くらい治してやれよ
そんなことも出来ないのか?
ただの肉便器か?

勇者「あのさぁ、僧侶。ああいうのやめてくれないかな」

僧侶「ああ、もう、こんなに傷ついて……回復魔法!」パァァ

勇者「あの、聞いてる?」

僧侶「うんっ、これでよし!女の子の肌は綺麗じゃなくちゃだめですよ」

勇者「いや、別に戦いで傷つくのは当たり前で……」

僧侶「駄目です!」

勇者「あうっ……」

僧侶「傷が残ったりしたらお嫁の貰い手がなくなっちゃいますよ」

勇者「別に僕はそんなこと気にしないし」

僧侶「まぁ、わたしが貰ってあげますけどね」ボソッ

勇者「!?」ゾクゾクッ

勇者「な、なんか言った?寒気が」

僧侶「いえ、別に」ニコッ

僧侶「とにかく、女の子だからその辺はしっかりすること!」

勇者「う、うん……ありがと」

僧侶「お姉ちゃんに任せておけばいいんですよ」ギュッ

勇者「お、お姉ちゃん……」

僧侶「お姉さまでもいいですよ?」

勇者「な、なんかそれは違うと思う」

武闘家「僧侶さんが冷たいっす」

戦士「ああ」

武闘家「前は毎日あんなにあんあん言ってたのに」

戦士「いや、そりゃしかたねーだろ。勇者があれだし」

武闘家「そうでしたっすね」

戦士「はぁ……」

武闘家「はぁ……」

戦士・武闘家「「女抱きてー」」

僧侶「お待たせしました」

戦士「傷はもういいのか?」

勇者「う、うん……ごめん。でももう大丈夫だから!」

戦士「そうか!なぁ、僧侶……そろそろいいんじゃないか?」モミモミ

僧侶「あっ……///」

武闘家「もう俺ら限界っす」モミモミ

僧侶「駄目です」タタッ

戦士「な、なんで」

僧侶「あの日ですから」

戦士「そ、そうか、わるい」キョロキョロ

武闘家「も、もう帰るっすよ。あはは……は」キョロキョロ

僧侶「くすくすっ……」

勇者「悪女がいる……」

>>1
がんば

>>296
gj

戦士「もうだいぶ魔王城に近づいたんじゃねーか?」

勇者「いや、まだまだだよ」

武闘家「うえー……結構歩いてきたっすよー」

僧侶「あ、村が見えますよ」

戦士「よっしゃー!休もうぜ」

勇者「待って!」ガシッ

戦士「なんだよ、勇者。休もうぜ」

勇者「あの村……女しかしない……」

武闘家「マジっすか!うっひょー!」ワクテカ

勇者「喜んでられないよ!あの村の人たちの衣装……たぶん……アマゾネスの村だ」

戦士「アマがマゾです?」

武闘家「いい村っすね!」

勇者「違うよ。あの村に入ったら男は殺されちゃうって話だよ」

戦士「殺される!?まじかよ」

勇者「しかも魔族とも繋がりがあるとかいうし……」

武闘家「でもあの村通らないと進めないっすよ」

僧侶「女装するとか?」

勇者「はぁ!?」

戦士「無理だろ!絶対ばれるって。勇者なら女で通るかもしれねーけどよ」

武闘家「そうっすね!勇者さんなら女って言ってもばれないかも。でも俺らじゃ無律っすよ」

勇者「いやいやいや、僕男だからね」

戦士「分かってるって!女装したらって話だろ」

僧侶「やるだけやってみましょうか?」

勇者「え゛」

戦士「ぶははははははー武闘家なんだよ、そんな筋肉モリモリの女がいるかよ」

武闘家「う、うるさいっすよ、そっちだってゴリラじゃないっすか」

戦士「なんだと!美人だろうが俺は」

武闘家「やるっすか!俺のほうが綺麗っすよ!」

ギャーギャー

僧侶「あー、はいはい、そのへんにしておいてください」


戦士「ん?勇者のメイク終ったのか?」

僧侶「ええ、ほらっ、勇者」

勇者「や、やだ……こんなヒラヒラの格好」モジモジ

戦士「どうしたんだ、はやくしろよ」

僧侶「ほら」グイッ

勇者「わっ……たった……」

戦士「うわ……ま、マジかよ……」ドキドキ

武闘家「超かわいいっす……」ドキドキ

勇者「か、からかわないでよ」

戦士「だが、男だ……」ドキドキ

戦士は岡部だった

いい展開だ

勇者の女装がうまく想像できない

あれ?ID被ってる?

勇者「そ、そんなにジロジロ見ないでよ」モジモジ

武闘家「ゆ、勇者さん」ガバッ

勇者「きゃあ!」

戦士「待て!あれは男だ!」ガシッ

武闘家「はっ!お、俺は何をしてたっすか……」

戦士「そうか……最近の禁欲生活で……」

勇者「ああもう!行くよ!」スタスタ

僧侶「あ、待って!気をつけるのよ」

勇者「可愛いって言われた……男に可愛いって言われちゃった///」ボソッ

ああ!

…ふぅ

―――アマゾネスの村

アマゾネス兵「待て!何者だ」

勇者「ど、どうもこんにちは」

僧侶「旅のものです」

アマゾネス兵「旅?お前たち……女か?その格好は」

戦士「そうよ~ん。見てぇん、このナイスバディ」バインバイン

武闘家「きゃー超はずかしいーっていうかーっまじやばくなくなくなーいっす」

アマゾネス兵「……」

勇者「ちょっ、ちょっと戦士、武闘家……」

僧侶「やりすぎないで……」

戦士「あらぁ、あなたもかーわーうぃーいー」

武闘家「ほんと~おっぱいおっきいぃー触ってみようっと。女同士だしいいわよねーっす」モニュ

戦士「じゃあ、あたしはお尻ねー」モミモミ

アマゾネス兵「……」

やだといってもアフィカスは勝手にまとめるだろうな

武道家「アマゾネスのおっぱい……はぁはぁ」ムクムク

戦士「アマゾネスの尻……はぁはぁ」ムクムク

アマゾネス兵「き……」

勇者「き?」

僧侶「き?」

アマゾネス兵「きゃああああああああ!いやあああああああああ!男おおおおおおおおお!」

「男!?男ですって」

「男が入ってきたの!?」

「男が来たら殺すのよ!」

ワイワイワイ

僧侶「はぁ……ばれちゃいましたね」

勇者「戦士!武闘家なにやってんの!」ボカ

戦士「いてっ……お、俺は何を……」

武闘家「あれ?ここは……?俺は天国にいたはずっす……」

アマゾネスが意外と女の子だった

戦士「ばれちゃあ仕方ねぇ!こんなカツラかぶってられっか、メロンもくれてやらあ!」バサァ

武闘家「そうっすね!俺はやるときゃやる男っす」バサァ

勇者「いばるな!あんたらが威張るな!」

勇者「あーもう!僕もカツラとっちゃお」バサァ

「え?あの子も男の子だったの!?」

「いやぁん、かわいい!」

「でも男だし……」

「男が来たら殺すのよ!」

僧侶「やるしかないようですね……」

勇者「ちょっ、ちょっと待って!僕達争う気はないから!通してくれればいいだけで……」

アマゾネス兵「あ、あ、あんなことしておいて信用できるか///」

勇者「いや、あの、謝るから……」

アマゾネス兵「あたし……初めてだったのに……ふ、ふえーん……」ポロポロ

「泣かせたな!」

「殺せ!殺せ!」

「男が来たら殺すのよ!」

勇者「あわわ……」

戦士「勇者!もうやるしかねぇよ」ジャキンッ

武闘家「女の子に囲まれて死ねるなら本望っす」グッ

勇者「だ、だめだよ。相手も女の子なんだから怪我とかさせちゃ……」

僧侶「勇者……」

戦士「じゃあどうすんだよ」

武闘家「そうっすよ。殴っちゃだめなら、揉めばいいんすか?揉めばいいんすかね!?ねっ!」

揉めばいいっすよ

勇者「も、揉むとか言わないでよ///」カー

武闘家「だめっすか。揉みたいっす」

勇者「ここは僕が……」ゴゴゴゴゴゴ

勇者「はぁぁ!爆風魔法!」

ゴゴゴゴゥ

アマゾネス兵「きゃあああああああ!スカートが!」

「いやああああああああん!」

「と、飛ばされ……」ドンッ

「う、浮いて……落ちるぅ」ヒュー

アマゾネス兵「」

「」

「」

勇者「勝った……」

戦士「おい、勇者見てみろ。俺のスカートもめくれて……」ヒラヒラッ

戦士「まいっちんぐ!」ヒラリッ

武闘家「ぎゃは!気持ち悪いっす」

勇者「何やってんの……ほんと」

勇者「僧侶、みんなに回復魔法を……」

僧侶「あ、はい……」

展開が進んでいるようで進んでない気がするのは僧侶と勇者の絡みが見たいせいだな

アマゾネス達はみんな気絶してるのか?

ならしっかり怪我を直してやらんとな
ハハッ

アマゾネス長老「その必要はない」バタンッ

勇者「あ、誰か出てきた」

戦士「ババアじゃん、いらねーな」

勇者「でも……みんな怪我してるかもしれないし……」

僧侶「ええ、私の回復魔法で」

アマゾネス長老「必要ない。あの程度で怪我をするような鍛え方はみなしていない」

勇者「そ、そう。よかった」

アマゾネス長老「見事じゃ」

勇者「え」

アマゾネス長老「この村では力こそが絶対の正義……おぬしの勝ちじゃ……好きにせい」

戦士「うひょー!マジで!?マジでいいの?なぁ武闘家、どの子にする?どの子にするよ」

武闘家「そうっすねぇ……最初のお姉ちゃんとか可愛かったっすねー、でもここは順番的に勇者さんからじゃ……あっ」

戦士「馬鹿!勇者はあそこを……」

武闘家「すみませんっす……」

アマゾネス長老「馬鹿者!わしが認めたのはこの若者じゃ!」

勇者「え……僕?」

アマゾネス「あたしは認めてないよ!やられてもいない!男が来たら殺すのよ!」ザッ

アマゾネス長老「アマゾネスかい……」

アマゾネス「おばあちゃん!そいつ!たぶん勇者だよ!」

アマゾネス長老「なんと……」

勇者「ああ……僕は勇者だけどそれが?」

アマゾネス「魔王様の敵だ!生かせて通したらこの村が魔王軍につぶされる!」

勇者「なっ……」

僧侶「そんな……なんでそんなことに」

アマゾネス「魔界に近いところに住んでる以上仕方ないことなんだ!悪いけど……死んでもらうよ!」ブンッ

勇者「わぁ!」バッ

僧侶「勇者様!」

戦士「おい、俺も助太刀するぜ!」

武闘家「4対1で勝てると思ってるっすか」

勇者「待って!みんな」

勇者「ここは……一人で戦わせて」

アマゾネス「へぇ……子供っぽい割りに根性あるじゃん」ジャキンッ

勇者「でも……僕も負けるつもりはないよ!」ゴゴゴゴゴッ

アマゾネス「魔法かい!?させるか!はぁ!」ズバッ

勇者「うわっ……速い!」ギィン

アマゾネス「女だからって舐めんじゃないよ!」ギリギリッ

勇者「す、すごい力……」

アマゾネス「あたしらを馬鹿にするような男は……みんな殺す!」ギリギリッ

勇者「馬鹿にしてなんかない……」ググッ

アマゾネス「あ?」

勇者「馬鹿にしてなんかない!女の子だってやれる!女で何が悪いんだ!」ギィーン

アマゾネス「しまっ……斧が……」

勇者「……」

アマゾネス「どうした……殺せ。あたしの負けだ……」

勇者「……」スチャッ

アマゾネス「なぜ剣をしまう!」

勇者「なんか……君の気持ちがよく分かったから……」

アマゾネス「え……」ドキッ

勇者「いや、なんでもないよ」

戦士「やったな勇者!さすがだぜ、がはははは」

武闘家「俺が倒せば俺の好きにできたかもしれないっすのに……」

僧侶「勇者!心配させないください」ギュッ

勇者「ご、ごめん」

勇者「あのさ、長老さん、これで通ってもいいんだよね?」

アマゾネス長老「ああ、わしらの負けじゃ。強者に従おう」

アマゾネス長老「じゃが、少しこの村で休んでいかんか?」

勇者「え?なんで?」

アマゾネス長老「この村は女だけの村じゃ。当然、女だけでは子は作れん。そこでたまに優秀な男から種を貰うのじゃ」

勇者「へ?へ?」

アマゾネス長老「勇者……お主の優秀な遺伝子をこの村に残していっておくれ」

勇者「いや、あの……僕……」

アマゾネス兵「いやーん、恥ずかしがってる!可愛い!」ギュッ

「ちょっと!独り占めしないでよ!あたしが目をつけてたんだから!」

「はじめに可愛いっていったのはあたしでしょ。あたしが先よ!」

ワイワイワイ

僧侶×勇者はもうないのか

戦士「いや、そいつより俺のほうが……だって勇者はあそこを……げふっ」

僧侶「面倒になりそうですから余計な事いわないでください」

武闘家「勇者さん……うらやまけしからんっす」

「勇者様、あたしの家に来て」

「あたしの家よ!」

「じゃ、じゃあ順番に……」

勇者「ちょっ、ちょっとお」

アマゾネス「やめな!嫌がってるじゃないか」グイッ

「あーずるーい」

「ぶーぶー」

アマゾネス「勇者……お前の言葉……ズキュンときたよ」

勇者「あー、そ、そう。あのー離してくれない?」

アマゾネス「あたしがあんなの子供……産んであげる♪」グイッ

勇者「たーすーけーてー」ズルズルッ

僧侶お姉ちゃんは勇者取られちゃって妬かないの?
そろそろ僧侶の出番を!僧侶!僧侶!!

僧侶「……」ザッ

勇者「僧侶!」

アマゾネス「なんだい?どきなよ」

僧侶「勇者様を帰してください」

アマゾネス「嫌だね、あたしはもうこいつのこと……///言わせんな!恥ずかしい!」ブンブンッ

僧侶「嫌がってるじゃないですか」

アマゾネス「あ?あんた勇者のなんなのさ」

僧侶「婚約者です!」

勇者「え゛」

アマゾネス「……」ポカーン

僧侶「じゃあ、勇者様、いきましょう」グイッ

勇者「え?え?えーーーー!?」ズルズル

!?!?

あんな→あんた

どっちも俺の嫁だけどね

―――宿

武闘家「いやあ、うまくやったっすねー」

僧侶「ええ、すっかり信じてしまいましたね」

武闘家「アマゾネス達もクモの子を散らすように帰っていったっすね」

僧侶「それにこんな宿まで用意してくれて」

武闘家「ここ温泉があるんすよー」

僧侶「それに私と勇者様が二人部屋ですし……」ニコニコ

武闘家「でも勇者さんもかわいそうっすよねー。魔物にやられてなければもうハーレムだったのに」

僧侶「そ、そうですね……」

僧侶「ところで戦士は?」

武闘家「あ、お風呂っすよ。勇者さんは?」

僧侶「お風呂……ですけど……えっ……」サーッ

武闘家「どうしたっすか?顔青いっすよ?」

そうだこれだこういう展開を望んでいた

勇者「今日は危なかったなぁ……」

勇者「でも……温泉……初めてだなぁ」ワクワク

勇者「地面からお湯が沸いてくるんだよね、泳げるかなー」ヌギヌギ

勇者「準備完了!」

勇者「さぁ!いざ!温泉!」

ガラガラッ

勇者「うわぁ……すごい湯気……」

勇者「こっちかな?」ペタペタ

戦士「おう!お前も風呂か!勇者!」

勇者「にゃああああああああああああああ!」

戦士「うおっ!びっくりした!突然大声だすな……よ」ギョッ

勇者「み、見るなぁ!」バッ

戦士「わ、わりぃ……お、お前……お前……」

勇者(バ、バレた……ぜったいバレた……)ドキドキ

戦士「ほんっとにあそこ食われちまったんだな……ううっ」ホロリッ

勇者(バカだった……)

戦士「ほんとわりぃ……俺がもっとしっかりしてればこんなことにはならなかったのによ……」

勇者「せ、戦士のせいじゃないよ///」

戦士「でも……男としてつらいだろ」

勇者「つらくない……///」

戦士「我慢すんなよ、相談くらい乗るぜ」

勇者「うううっー///」

戦士「お前いつまでそうやって丸まってるんだ?恥ずかしがりやさんかよ」

勇者「そ、そうそう、それ!」

戦士「だから今まで一緒に入ってこようとしなかったのか」

戦士「いや、前は風呂でも僧侶と一緒にやりまくってたから……あ、わりぃ、また余計な事言ったな」

勇者「籠には服なんてなかったのに何で入ってるの///」

戦士「あー、俺部屋から全裸でここまで来たし」

勇者「……」

まぁそろそろ来るとは思っていたよ

戦士「まぁ、なんだ。元気出せ!背中流してやるよ」

ザパァ

ブランブラン

勇者「!!!」バッ

戦士「なに目隠してんだ?」

勇者「だって……だって……」

戦士「っていうか指の隙間から見てねー?」

勇者「み、見てない!」ブンブンッ

戦士「ま、ショックな気持ちはよく分かるからよ。ほら、前に座れ」

勇者「あ!用事思い出した!」ダッ

戦士「座れって!」ガシッ

勇者「あうっ……」

戦士「男同士の裸の付き合いだろ。はずかしがんなよ」ゴシゴシッ

うほ

この展開は定番ですね

戦士「勇者、お前の背中ちいせえな」ゴシゴシ

勇者「べ、別にいいでしょ///」

戦士「こんなんであれだけつえーんだからよ。お前すげーよ」ゴシゴシ

勇者「あ、ありがと///」

戦士「お前、肌すげー綺麗だな」ゴシゴシ

勇者「そ、そお///?」

戦士「僧侶が傷つけるなってのも頷けるわ」

勇者「それはどうも///」

戦士「お前……大丈夫か?さっきから顔真っ赤だぞ?」

勇者「大丈夫だって……前見るな!」

戦士「分かったよ。でもほんっと柔らかいなお前の体」プニッ

勇者「ひゃん!」

戦士「背中つっついただけで何大声上げてんだよ」

勇者「な、なんでもない///ううっ……」

戦士「でも、お前柔らかすぎ……」ツンツン

勇者「ちょっ……どこさわってるの///」

戦士「腰もすげーくびれてるし……」ムニムニ

勇者「や、やん///」

戦士「な、なんか女の子みてーで……」ムクムクッ

戦士「あれ?な、なんで……」ツンツン

勇者「背中になんか……」

戦士「あれ?おかしいな、俺そんな趣味ねーぞ?なんでだ?」グリグリ

勇者「こ、これって!!?」

戦士「なぁ、勇者……」

ガタッ

勇者「はぁぁ……」ゴゴゴゴゴゴッ

戦士「な、なんだ?呪文?」

戦士「勇者……正面から見るとすげー綺麗……」

勇者「雷撃呪文!!」

ドガガガガーン

戦士「」

勇者「もう!温泉楽しみだったのに!」

勇者「楽しみだったのにーーーー!!」ダダダッ

イイハナシダナー(´;ω;`)ウッ…

僧侶「どうでした?」

武闘家「戦士が焦げてたっす。落雷でもあったんすかねー」

僧侶「ええ、強力な落雷でしょうね」ニコッ

武闘家「アマゾネスの村こえー」

僧侶「勇者様は?」

武闘家「いなかったっす」

僧侶「そうですか、きっと傷ついてるでしょうね」

武闘家「え?勇者さんも落雷でっすか?」

僧侶「まぁ、そんなところでしょう」

武闘家「でも歩いて部屋まで戻るってさすがっすね」

僧侶「これはチャンスですね……ふふっ」

武闘家「?」

僧侶「いえ、私も部屋に戻ります」スタスタ

武闘家「温泉……ゴム長靴で入れば大丈夫っすかね……」スタスタ

>>530
武闘家いいキャラだな

勇者「ううーーー」ジタバタ

勇者「ううううっーーーー」ジタバタ

勇者「うーうー」ジタバタ

僧侶「うーうー言うのをやめなさい」

勇者「だって……うぅ……見られちゃったかも……」ジタバタ

僧侶「大丈夫ですって」ナデナデ

勇者「そうかな?」

僧侶「ええ、勇者様も知ってるでしょ?戦士は馬鹿ですから」ニコッ

勇者「なるほど」

僧侶「でもこうしてお互いパジャマでベッドにいるなんて変な気分ですね」

勇者「う、うん……本当の姉妹になったみたい……///」

僧侶「二人のときはお姉さま、またはお姉さまって読んでもいいんですよ?」

勇者「どっちもお姉さまになってるよ……」

wktk

勇者「でも、たぶん戦士僕が女の子って気づかなかったな」

僧侶「どうしてそう思うんです?」

勇者「だって……おっぱい小さいから……」ムニムニ

僧侶「大丈夫ですよ。きっと大きくして見せますから」

勇者「してみせる?」

僧侶「大きくなりますから」

勇者「あれ?聞き間違い?」

僧侶「勇者……お風呂上りの香り……」ギュッ

勇者「わぁ……」

僧侶「温泉入れなかったんでしょう?お姉ちゃんと一緒に入りましょうか」

勇者「やめとく……まだ焦げてるのがいるし……」

僧侶「そうですか」キュッ

勇者「んぅ……お姉ちゃん……」キュッ

僧侶「これは……イケます!」キュピーン

アマゾネス「そこまでよ!」

僧侶「誰です!?」

勇者「あ、窓に……」

ガチャッ

アマゾネス「お邪魔しまーす」スタッ

僧侶「な、何をしに来たんですか!恋人達の寝室に……」

アマゾネス「姉弟なんでしょ?」

僧侶「うっ……」

アマゾネス「お姉ちゃんってのが聞こえたからね」

僧侶「なんで聞こえるような場所にいたんですか……」

アマゾネス「あー、それはまぁー略奪愛的な?」

勇者「あ、あのー、それで何をしに……」

アマゾネス「姉弟なら恋人とかなれないわよねー」

勇者「ね、ねぇ僧侶、もう本当のこと言っちゃった方が……」ボソボソッ

僧侶「そんなこと言ったら殺されちゃうかもしれませんよ」ボソボソッ

アマゾネス「何話してる?」

勇者「べ、別に!」フルフル

僧侶「と、とにかく、あなたは勇者に振られてしまったんです!帰ってください」

アマゾネス「ふーん、振られちゃったねー」グイッ

勇者「ちょ、ちょっと顔掴まないで」

アマゾネス「でも振られ続けるとは限らないわよねー。んーっ」

勇者「やめーーーーっ!」バッ

僧侶「な、何をするんですか!」

アマゾネス「ん?キスだけど?」

僧侶「何を考えてるんですか!」

勇者「僧侶にも似たようなことされた覚えがあるんだけど……」

アマゾネス「あたしもついていくから!」

僧侶「は?」

勇者「え?」

アマゾネス「勇者には負けちゃったけど、腕には自信あるからさ!連れてってよ」

きたきたきたきたきた

僧侶「そんなことして魔王に睨まれるんじゃないですか?」

アマゾネス「あんたたち通しちゃった時点でもう睨まれちゃうし、それなら勇者についたほうがいいでしょ」

僧侶「それはそうかもしれませんが……」

アマゾネス「それにあたしは村の代表として勇者の遺伝子持って帰らなきゃな」グイッ

勇者「いや、それ無理だから……」

アマゾネス「なんでだよー。いっぱい作ろうぜ」

僧侶「赤……って、ちょっと……」

勇者「も、もう寝る!」バッ

アマゾネス「照れちゃってほんっと可愛いな」

僧侶「渡しませんよ……」ゴゴゴゴゴ

アマゾネス「あ?どうしたんだ?お姉ちゃん?」

勇者「眠れないよぉ……」

武闘家「いやぁ、いい宿だったっすねー肩こりも取れたし」

勇者「そうだね……」ズーン

武闘家「なんか元気ないっすね」

僧侶「……」バチバチバチ

アマゾネス「……」バチバチバチ

武闘家「なんかあったんすか?」

勇者「いや、アマゾネスが一緒に来るってだけ。それだけ」

武闘家「まじっすか!うっひょー、これは入れる穴が増えて最高っすねー」

勇者「いや、あの、みんなで……その……やる気?」

武闘家「違うんすか?」

勇者「違うよ!さっ、もう行こう」

武闘家「あれ?なんか忘れてないっすか?」

勇者「え?」

アマゾネス「勇者がもう行くっていうんだ、いくよ」

僧侶「さっ、いきましょ。勇者様」キュッ

武闘家「あれー?」




戦死「」

1体3か…

戦士「ひでーな、お前ら!俺のこと忘れてっただろう」

僧侶「あら、戦士、久しぶりですね」

武闘家「一週間ぶりっすか」

アマゾネス「こいつ誰だっけ?」

勇者「あわわわわ……」ガクブルッ

戦士「どうしたんだ?勇者」

勇者「あ、あの戦士……あの……お風呂のこと覚えてる?」

戦士「風呂?んー、そのあたりの記憶があいまいで……勇者が来たくらいまでは覚えてるんだけど……その後が……」

勇者「そ、そう……」ホッ

戦士「まるで電流でも流されたみたいにさっぱり覚えてないんだ……」

勇者「ご、ごめん……」

武闘家「なんで勇者さんが謝るんすか?落雷っしょ?」

勇者「そうそう!落雷、落雷!」

アマゾネス「でも、村からここまで一週間って長くないかい?いくら気絶してたからって」

戦士「ああ、それはなぁ……」

勇者「なにかあったの?」

戦士「あの村で勇者から種をもらおうとしてた連中に捕まっちまってよ」

勇者「え」

戦士「いやぁ、もう毎日種付けだぜ、がははははは。もうからっぽになりそうだったぜ」

武闘家「なにそれ!ずるいっす!ぐぬぬぬ」ボタボタ

戦士「泣くなよ……」

武闘家「なにそれ!ずるいっす!ぐぬぬぬ」ボタボタボタ

勇者「血の涙とか初めて見た」

アマゾネス「村のやつらは勇者を諦めたか。ふふっ、じゃあ私のものだな」ギュッ

武闘家「ぐぬぬぬぬ」ボタボタボタボタ

戦士になりたい(真顔)

―――魔王城

戦士「結構早く着いたな」

アマゾネス「あたしの案内のおかげね」

僧侶「さすがに交流があっただけあって詳しいですね」

アマゾネス「まぁね、どう?勇者、あたしのこと好きになった?」グイグイッ

僧侶「勇者様は役に立つたたないで好きになったり嫌いになったりしません」

アマゾネス「そんなこと分かってるわよ!」

勇者「この向こうに……魔王が……」ドキドキ

武闘家「や、やっぱ強いんすかね」

戦士「そりゃそうだろう。魔物達の親玉だぜ?たぶん角が10本は生えてるな」

武闘家「牙もいっぱいありそうっすね」

アマゾネス「首が3つあるって聞くわよ……」

僧侶「目からビームがでるらしいです」

勇者「なんか想像できない……」

勇者「あ、開けるよ……」ドキドキ

戦士「お、おう……」ブルブル

武闘家「戦士さん、震えてるっすよ」

戦士「武者震いだよ……あー、なんか興奮してきた」

武闘家「命の危険があるとき繁殖しようと体が求めるってやつっすね」

勇者「こんなときになにやってるの……」

戦士「こんなときだからだよ」

アマゾネス「勇者、こんな時だってさ」ピタッ

僧侶「やめなさい!」グイッ

勇者「……」ギギィ

魔王「目からビームとかでないよ?」

勇者「女……?」

僧侶「……の子?」

魔王「目からビームとか出ないから」

アマゾネス「あら可愛い」

武闘家「女の子っすよー。超かわいいっす!これはこの猛りをぶつけるしかないっすよね?いいっすよね?」

僧侶「勇者様と同じくらい可愛いかも……」

戦士「っていうか扉の外で話してたとこ聞こえてたんだな」

魔王「あのさ……一応私魔王だから……そういうリアクションはちょっと……目からビームは出ないけど」

勇者「……」ジャキンッ

戦士「勇者?」

勇者「みんな油断しないで……強いよ……この子」ブルブルッ

魔王「ビームは無理だけど、手から火炎くらいなら」ゴゴゥ

武闘家「」

勇者「武闘家!?くっ……」

僧侶「なんで武闘家から……」

魔王「なんか先に倒しておかないと身の危険を感じたから……」

勇者「僧侶!武闘家に回復魔法を……しなくていっか」

魔王「?」

勇者「僕も身の危険を感じるし」

僧侶「正解だと思います」

魔王「まあいい。みんなまとめて切り刻んでやる!」ゴゴゴゴゴゴ

アマゾネス「魔法よ!」

戦士「させるか!」

僧侶「勇者様!」

勇者「分かってる!間に合えー」ダダッ

魔王「疾風大魔法!!」ズバババッ

勇者「わあああああああああ!」

魔王「切り刻め!風の刃よ!ふはははははは」ゴオオオオオオオオオ

勇者「ふ、服が……」

勇者「きゃあああああああああ!」バッ

勇者「み、見ないで……」

アマゾネス「勇者……それ……」

戦士「なんでお前女物の下着つけてんだ?」

勇者「あの……あの……これは……」

僧侶「ブラジャー買ってきたんですね。形がくずれるの心配して……って言ってる場合じゃないですね」

アマゾネス「子供作ろうにもないじゃない、アレが」

戦士「アマゾネス、それは魔物に食われちまって……」

アマゾネス「いえ、そうじゃなくて……これってどう見ても女の子じゃない」

戦士「は?」

魔王「え?」

武闘家「」

急展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

眠い…けど

アマゾネス「そっかー。女の子だったのか、残念♪」

勇者「お、怒らないの?」

アマゾネス「怒る?ちょっとびっくりしたし、勇者の子供できないのは寂しいけどさ、仕方ないよ」

勇者「アマゾネス……」

アマゾネス「女の子ならあたしの村にきなよ、ねっ」

僧侶「行きません、勇者様は私のところに来ることになってるんです」グイッ

勇者「僧侶……」

戦士「おいおいおいおい、説明してくれよ。お前女だったのか!?なんで隠してたんだよ」

武闘家「」

勇者「だって……勇者が女なんておかしいって……」

魔王「おかしくなんかない!」

勇者「え?」

魔王「女の子が女の子の格好しておかしいわけがないよ!そうでしょ!」

魔王「あ」

勇者「魔王?」

魔王「さあ!かかってくるがいい!」バッ

武闘家「」

武闘家たんぺろぺろ




              ,, -―-、       
             /     ヽ   
       / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、|    オエーー!!!!

      /  (゜)/   / /          
     /     ト、.,../ ,ー-、       
    =彳      \\‘゚。、` ヽ。、o   
    /          \\゚。、。、o
   /         /⌒ ヽ ヽU  o

   /         │   `ヽU ∴l
  │         │     U :l
                    |:!
                    U

勇者「魔王、なんか言った?」

魔王「何も言ってない!食らえ」ゴゴゥ

勇者「うわっ……」サッ

勇者「あー、もう!このままの格好でいいや!」ジャキンッ

戦士「安心しろ、勇者。俺はお前の無い乳なんて見ても何もかんじねーから!」

勇者「心が折れそうだ!」

魔王「ううっ……」

戦士「なんか動揺してるぞ!チャンスだ!」

アマゾネス「よぉし!いくよ!」ブンッ

魔王「くっ……」ギィン

勇者「とうっ!」ズバッ

魔王「わあっ……」トトッ

戦士「よし!来た!武闘家!お前の無念!俺が晴らしてやる!」

戦士「俺のこの手が光って唸る!おっぱいを揉めと輝き叫ぶ!」

戦士「食らえ!シャイニングフィンガー!」モミモミ

魔王「!」

戦士「ん?あれ?あら?」ペタペタ

魔王「……」

戦士「おかしいな、あれ?」ペタペタ

僧侶「いつまで揉んでるんですか!っていうか何で揉むんですか!」バシッ

戦士「こいつ、胸がないぞ?」

勇者「え」

戦士「っていうか股間によく知ってるものがついてるぞ」モミモミ

僧侶「どこまで触ってるんですか!」バシッ

アマゾネス「まさか……」

戦士「こいつ……男だ」

魔王「くっ……殺せ!」

ほぉ

朝の10時ころ起床してこのスレを見つけて張り付き続けてる俺がそろそろ寝ようかと思いますよっと

けどそろそろ完結しそうだしな…
どーしよ…
けどどーせまとめに乗るだろうし…

勇者「なんで女の子の格好なんてしてるの?」

魔王「あ、あの……その前に服着て……///」

勇者「う、うん……」イソイソ

アマゾネス「初々しいわねー」

僧侶「むむむっ……」

勇者「で、なんでそんな格好してるの?」

魔王「魔王っていうのは、代々女系の女王なんだ」

勇者「そうなの?」

魔王「うん、だから私に代を譲りたかった母がこの格好を私にさせて魔王に……」

魔王「私が男だってばれたら王座を奪われちゃうから……仕方なく……」

魔王「私だってちゃんと男の格好をして男らしいことをしたかったんだ!」

魔王「さぁ、全部話したぞ!殺せ!」バッ

戦士「武闘家……すまねえ……お前の夢……叶えられなかったぜ……くっ」キラリッ

勇者「僕も……だよ」

魔王「え」

勇者「僕も……女の子らしい格好したかった!お化粧もしたいしオシャレもしたかったんだ」

勇者「でも……勇者だから……」

魔王「勇者……」

勇者「自分らしく……生きようよ、魔王!殺せなんて言わないでさ」

魔王「うっ……ううっ……」ボタボタ

魔王「うえええええ」ボタボタ

アマゾネス「あら……ちょっと可愛くていいかも、この魔王」ペロリッ

僧侶「ちょっとちょっと、何いい感じになってるんですか!」

武闘家「戦……士」ググッ

戦士「武闘家!なんか最後に言いたいことがあるのか!聞いてやるぞ!」

武闘家「俺たちの……ロードは……まだこれから……っす」グッb

戦士「武闘家ー!」

―――エピローグ

「ほらっ、パパでちゅよー」

「あたしの子も抱っこしてあげて、パパ」

「パパにこんにちはーって」

戦士「あ、あのー……」

アマゾネス長老「なんじゃ?」

戦士「俺、帰っちゃだめ?」

「ひどい!あたしたちを捨てるの!?」

「ちゃんと責任とりなさいよ!」

「あー、ほらっ、パパは行ったりしないから泣かないの」

戦士「責任取るとかいってないし……」

アマゾネス長老「生きて村を出る自信があるなら行くがよい」

戦士「どうしてこうなった……」

僧侶「また来たんですか」

武闘家「今日は僧侶さんの奉仕の日っすからねー。もう3日も貯めてきたっす」

僧侶「そうですか、それは毎度どうもです」

武闘家「どうしたっすか?勇者さんのことっすか?」

僧侶「んーっ結局奪えなかったなぁって」

武闘家「諦めちゃったんすか?」

僧侶「だって魔王と一緒にどっかいっちゃいましたしね」

武闘家「あー、あの可愛い女の子の魔王っすね。僧侶さんより魔王をとるなんて勇者さんも罪な男っすねー」

僧侶「え?」

武闘家「なんすか?」

僧侶「ああ、そういえば寝てましたね」

武闘家「なんなんすかー!?」

アマゾネス「もー!どこにもいない!まったくどこいっちゃたのよ!」ザッザッ

アマゾネス「村に優秀な遺伝子持ち帰るまで帰らないから!」

アマゾネス「あー、可愛かったなぁ」

アマゾネス「あの子の子供が欲しいっ!」

アマゾネス「勇者がライバルっていうのがちょっと危ういけど……」

アマゾネス「諦めない……」

アマゾネス「待ってなさい……魔王!」

魔王「うひゃあ!」ゾクソクッ

勇者「どうしたの?」

魔王「な、なんか寒気が……」

勇者「どれどれ?」ピタッ

魔王「ちょ、ちょっと顔近づけないでよ///」バッ

勇者「えっ……そ、そういうのじゃないから///ただ熱がないかなーって」

魔王「そ、そっか」

勇者「でもよかったの?魔王やめちゃって」

魔王「うん、これで好きな格好できるし、ほらっ」クルクルッ

魔王「勇者こそ魔王討伐も勇者もやめちゃってよかったの?」

勇者「だって可愛い格好したいし、似合う?」クルッ

魔王「う、うん///可愛い」

勇者「胸もちょっと大きくなったよ」

魔王「そ、そう///」サッ

勇者「こっち向いてよ」

魔王「で、でも……」

魔王「わ、分かった」クルッ

勇者「んっ」チュッ

魔王「わっわっ……キス!?」

勇者「ありがとう、本当の僕にしてくれて」



おしまい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom