安価とコンマで1から物語を作る (1000)

題名まんまで安価とコンマで1から物語作ります

人がいらっしゃったら早速安価を取りたいと思います

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1385456190

うす

初めてなので改良する部分も多いと思いますがどうぞお手柔らかに

人がいらっしゃるようなので早速安価を取りたいと思います

ジャンル選択

1、現代ファンタジー
2、異世界ファンタジー
3、都市伝説系ホラー
4、学園ラブコメ
5、自由安価


下3

1

>>11選択:1、現代ファンタジー

ジャンルごちゃまぜは慣れてからにしようと思ってたんです、ごめんなさい

ファンタジーと銘打っておりますが異能モノの予定です

異能の設定について決めます

異能の設定について

異能はどういった理由で使えるのか
1、何者かに与えられる
2、道具を使ったドーピング
3、一部才能のある奴が使えることに気付いている
4、自由安価

下2

4 努力すれば使えるようになるけど、心が純粋な者にしか使えない

>>18選択:4 努力すれば使えるようになるけど、心が純粋な者にしか使えない

心が純粋な定義

1、貞操を失っていない
2、宗教的なもの
3、成長期前の未成年
4、自由安価

下2

>>4選択:4 単純に善人であること

少し改変して、善行を積めば異能が使えるようになる

異能の存在
1、世間に認可されている
2、世間に認可されていない

下2

舞台設定

1、学園都市風に隔離された場所
2、異能者収容施設
3、自由安価

下2

3 能力者用の専門学校(雰囲気は明るい)

>>36選択:3 能力者用の専門学校(雰囲気は明るい)

聖地巡礼は宗教的を取ってたらやったかも

主人公の設定を決めます

年齢は15~18
初めなので男固定です


主人公の家族構成や過去、容姿や性格何でもありです
異能に関しては別に安価をとります

下2~5をMIX

写真記憶持ち

>>40-43選択

ちょっとまとめてきます

スラブ系の民族であり
小柄な体格であるが整った顔立ちと、それが嫌味に感じられない爽やかな性格である
しかしコミュニケーション能力に乏しく、異性への関心も薄い
写真記憶という瞬間記憶能力がある

では主人公の名前の候補を

下3くらい

ちょっとご飯食べてきます

1、リック・ラック
2、ロディア=ロスチャイルド
3、佐々木ラッセル
4、ヒオ・アラフェル

124で母が日本人、3で父が日本人

直下

2

>>57選択:2 ロディア=ロスチャイルド

主人公の環境

直下コンマ 1ほど悲惨、9ほど幸福

コンマ判定2 とても悲惨だがまだ救いはある


主人公の能力を決めます

19:19から↓3

物質強化

>>65選択:物質強化


貴方の能力の強さ
直下コンマ 1ほどまだ弱い、9ほど強い 0ならヤバイ

コンマ判定:5  そこそこ強い、学校に入学してそれなりの時間がたつ


異能の縛りについて
異能には常に縛りが存在します
使用条件だったり副作用だったり能力によって縛りは様々である

貴方の能力の縛り

下2

使う度に身体が臭くなる

どんなことをしても治らない不可逆

お腹がすく

>>74選択:お腹がすく

>>73はちょっと勘弁してくれ


ステータスをまとめます

名前:ロディア=ロスチャイルド

環境:判定2  とても悲惨だがまだ救いはある
強さ:判定5  そこそこ強い、学校に入学してそれなりの時間がたつ(16歳)


スラブ系の民族の父と日本人の母を持つ
貴方の家庭環境は幸福とは程遠く、父親のDVにより幼い弟を亡くし母は右目の光を失ってしまった
その元凶の父は泥酔した状態で浴場に向かい、後日溺死した状態で見つかった
現在は母の故郷である日本で、小さなアパートに二人で暮らしている
小柄な体格であるが父に似た整った顔立ちと、それが嫌味に感じられない爽やかな性格である
しかしコミュニケーション能力に乏しく、異性への関心も薄い
写真記憶という瞬間記憶能力がある



異能:物質強化

物質の強度を変える能力
強化できる物質は生物非生物を問わない
まだ扱いなれていないため自分に触れている物質しか強化できない
使用するたびに多大なカロリーを消費し、食事を取らなければ衰弱してしまう
裕福ではない彼にはとても辛い副作用である

専門学校について

四年制の学校
全世界に存在し毎年実施される異能適性の合格者にのみ入学を推薦される
入学制限は義務教育を終えていること。そのため入学者の年齢にはばらつきがある
学ぶことは主に異能者の正しき在り方と、扱い方を学ぶ
異能者に関してはまだまだ不明瞭な部分が多くあり、善行を積んだ者が異能を扱えるとされている
しかしその善行の定義は曖昧である
毎月ボランティアの参加と適性検査を義務付けられている

物語の大まかな方向性を決めます

1、平凡な日常を送る(学校卒業が目的)
2、シリアス(愛する母を守る)
3、巻き込まれ型(シリアスとギャグ半々)

下4まで多数決

選択:1、平凡な日常を送る(学校卒業が目的)

ではプロローグを作成します

お腹がすくって何気に恐ろしいリスクだな
思考力・身体能力は確実に落ちるし、補給しても反映されるのにかなりの時間使うし

そういえば善の定義は何ですか?
戦争は正義同士がぶつかるから起こるものだし、個人個人の定義によるとしたら相当ヤバそうなんですが

プロローグを投下します

プロローグ



人生を歩むということはなかなかに大変なことだ
十年と少しの若輩者ではあるがその大変さは身をもって感じている


まず生まれた家庭
生まれながらに劣悪な環境に生まれてしまえばそれだけ多くの重りが足を引っ張る
たとえ優しき心を持っていたとしても、親が悪人であればそれだけで人は嫌悪する
人との関わりが絶たれるということは社会から孤立するということだ
社会から関わりを絶たれてしまえばさあ大変
人と人とが結びつき作り上げたこの社会で、人とのかかわり方が分からないのは致命的といえるだろう
まさに泥沼、ズブリズブリと足をとらえて離さない
年を重ね成長するごとにその恐ろしさを実感した

この泥沼を乗り越えることは並大抵ではないが、出来ないわけではない
それは親とその居場所から独立することだ

ありがたいことに僕はその泥沼からあっけなく逃れることが出来た
その泥沼から抜け出すためにあまりにも大きなものをなくしてしまったが

だがしかしこれだけでは終わらないのだ
悪の根源を絶ち切ったからといって幸せな未来が始まるわけではない
永遠のような悪夢が終わり、目を覚ましただけ
これからは未知なる世界、『現実』に立ち向かわなければならないのだ


この現実という世界は想像以上に手厳しい
あの悪夢は目をつむり息を殺すだけで被害を最小限にとどめられたがこの世界はそうもいかない
何も喋らないことも許されず、何かを喋ることも許されない

生まれたばかりの新生児である僕に『現実』は常識を押し付ける
僕とて理解のできない脳無しではない
ただ何も知らないだけだ

そして僕が何も知らないように、世界も僕を知らない
だからこそ常識を求める、僕が知らない事を知らないから


そう泥沼から逃れた今ですら体にこびりついた泥が僕を苦しめる
たった今この瞬間さえも




時間は18:40、場所は学校の中庭
同じ学年の女の子、波多野さんに呼び出されたのだ
こんな時間わざわざ学校に呼んだのだ、どうやら深刻なお話らしい
こんな出来損ないの僕を頼ってくれるなんてこれほど嬉しいことはない
日本では女の子の約束に遅れることは死刑に等しい罪の重さらしいので、しっかりと指定時間19:00より三十分早く待っている



18:45
予定よりはるかに早く波多野さんがこの中庭に来た
やはり早めに着ておいて正解だった


「あ、あれ今何時だっけ?早く来たつもりだったんだけど」
波多野さんが困ったように問う

「18:45だよ」
安物の時計を見て答える

「よかった、遅れたわけじゃないんだ」
「いつから待ってたの?」

「18:30から」

「ご、ごめんね待たせちゃって」

「ううん、今来たところ」




「………なんか今の会話変じゃない?」

「あれ?女の子の『待たせてごめんね』の正しい返し文句はこれだって教わったんだけど」

「いや、間違っちゃあいないんだけどね。ちゃんと会話の流れを把握しなさいよ」
まあいいわ、と波多野さんが溜め息をつく


何やら呆れられたようだ
日本住み始めて一年、ペラペラになったつもりだったが本当にそんな気がしただけのようだ
相変わらず日本語は難しい



「それで僕に何の用事かな?」
お金に関してのことだったら心苦しいが何の手助けもできない



ああそうだった、とひとつ咳払いをして話す
「回りくどいの嫌いだから単刀直入に言うんだけどさ」


改まったように僕の目を見る
心なしか顔が赤い気がする


「君のことが好き、私と付き合ってくれませんか」

「ごめん、無理」
特に深く考えることなく即答した


「だって僕、君の事良く知らないし」
「それに君だって僕のこと知らないよね、僕たち友達じゃないし」
「よく知りもしない人のこと好きって言うのっておかしいと思わない?」
「それに付き合うって、まだ僕には早い年齢だよ」
「でも確かによく分からなくても好きっていうのは理解できないわけじゃないよ」
「だからといって君のプロポーズを受け入れるわけじゃないんだけど」
「これを機にさ、僕たちの関係を新しく作ろうよ」
「プロポーズが断られたことなんてトイレに流してさ、さっきまではよく知らない人だけどもう他人じゃないよね」
「知り合いから一つ進んで、……その僕とさ」
「友だ…ち…に?」


心を決めて重大なことを言おうとした時
今ようやく波多野さんの異変に気がついた



波多野さんは泣いていた

「えっ、あのどうかした?」

「…もういい」

「なにがもういいの?」

「もう何も喋んなこの馬鹿ッ!!死ね!!」
罵声とともに繰り出された右ストレートを顔面に食らう

が、咄嗟に肉体を強化したため全く痛くない
むしろ殴った波多野さんが大事そうに右手を抱きしめている

「あの…手…」

「うるさいッ!」
僕の伸ばした手を払い強く睨みつけるがすぐに背を向け走り去って行った


「あ、待って!僕と友達…に…」
あまりにも遅い制止の言葉が暗い闇に空しく溶けていった


「はぁ、日本語って難しい」



ロディア=ロスチャイルド16歳
暗黒の泥沼を抜けてなお、白濁の大海でもがき苦しんでいた

体にこびりついた泥は少しづつ時間をかけて落とすしかない

まだ自分が子どもであるうちに

まだ自分が守られているうちに

まだ母が生きているうちに

一日でも早く世界に受け入れてもらわなくては

一日でも早く一人で生きていられるようにならなくては

一日でも早く母を幸せにしてあげるために



「そのためにも一人ぐらい友達が出来るように、成長しなきゃ」

「母さん、僕がんばるよ」

母からもらったネックレス(1280円)を強く握り誓う

大きな決意とともに、大きな情けのない音が周りに響く


「………今日もお粥かな」





プロローグ 了


喋るコミュ症 ロディア=ロスチャイルド16歳

喋りすぎるがゆえに人とのコミュニケーションが取れない彼

しかも色々と間違った日本知識と常識を持っています


人がいたら一日目も始めたいと思います

聞いておきたいことがありました

プロローグはこういう風に進めましたが、台本形式の方が見やすいでしょうか?
ss初心者ですのでどちらがやりやすいということはないです

単純に好きな方をおっしゃってください

ご飯食べてました


それではシリアスなときは地の文多め
会話の多いギャグの時は台本形式を使用したいと思います

料理判定を行います

一の位が貴方、十の位が母です

1ほど出来ない、9ほど出来る

直下

料理判定:貴方 0 プロ級  生物であればそれなりに食べられるように作ることが出来る
       
       母  7 上手い  母親として必要な料理知識は完璧に備えている

それじゃあ一日目、始めるんだぜ!


06:20
朝、目が覚める

今日は自分が朝ごはんの用意をする日だ
用意といっても朝ごはんなのでパンの耳と砂糖だけ
本当はゴキブリの砂糖揚げを提案したが母にそれだけはやめてくれと懇願されてしまった

パンの耳は近所のパン屋さんからタダで頂いている
こういうとき自分が異能者であることにありがたみを感じる
なんでも異能は善行を積んだ人にのみ扱えるらしい
そのおかげでご近所さんは僕たちに優しく接してくれている


「おはよう」
お母さんが起きた

「おはよう、お母さん。もう用意できてるから食べよう」

「うん、ありがとう」
いただきます、と二人が声をそろえて言う


食事中にほとんど会話はない
お母さんは朝に弱いのでどんな話題を振っても


「今日も朝からお仕事?」

「うん」

「昨日、女の子からプロポーズされちゃったんだ」

「うん、うん」

「僕って意外にモテるんだね、でもまだ16歳だから断ったんだけど」

「そっか」

「僕、実は女の子なんだ」

「そう」

「お母さんって実は宇宙人だったりするの?」

「そうね」

「それってつまり僕は宇宙人とゴミのハーフってこと?」

「そうかも」


こんな感じである


6:45

「いってきま~す」

「いってらっしゃい、気をつけてね」

母が仕事に向かった



今日は2限と4限だけなため少々暇だ
朝ごはんの用意がなければ寝ていることだろう

二度寝してもいいがそれには遅刻という大きなリスクを伴う

「どうしようか」



行動安価↓2


「筋トレをしよう」

「ちょっぴり僕が小柄だといって偉そうな奴もいることだし」
「しっかりと鍛えて嘗められないようにしないとね」


直下コンマ 1ほどソフト 9ほどハード

コンマ判定: 5 そこそこ 戦闘経験値を積みました

腹筋50回、腕立て伏せ50回、5セット
10分間の休憩をはさみながら行う


「ふう、休憩も挟んでいい感じに筋トレできたかな」

「よし、それじゃあ遅れないように準備をして学校に向かおう」


イベント判定

直下コンマ 5以上でイベント

コンマ判定: 8 イベント発生


もともと学校に向かうことに大した準備はいらない
少し大きめのバックにノート二冊と筆記用具だけ

家を出ると表で掃き掃除をしている大家さんに出会う

「大家さん、おはようございます」

「おはよう、学校かい?」

「はい」
行ってきますね、と大家さんに元気よく挨拶をする

大家さんはとても優しい人だ
よくおかずの余り物や、大量に作っているという梅干をおすそ分けしてくれる


いつもの通学路を通る
アパートから学校まで15分このままゆっくり歩いていても十分に間に合う

だが途中たくさんの人だかりに気づく
何かあったのか気になり近づくが、人壁に阻まれて何も分からない

仕方なく近くの男に尋ねる

「なにかあったんですか?」

「あ、ああ。なんでも専門学校の生徒が自殺したらしい」


その言葉に嫌な胸騒ぎを覚え、無理やり人混みをかき分ける

うちの学校の制服を着た男が、頭から尋常でない血を流している


ひとまず波多野さんでないことに安堵する


直後コンマ判定  5以上で違和感

コンマ判定:0 違和感の正体の看破 情報量特大


まだキープアウトがされておらず死体を十分に観察できた
死体は頭の血以外にも右腕が不自然に拉げている
それに何故か右足が踏みつぶしたかのようにぺしゃんこである


飛び降り自殺らしい、確かにそれなりの高さの建物が近くにある
頭から落ちてしまえば死んでしまうだろう

だが、ただの飛び降り自殺にしては不自然な怪我が多すぎやしないだろうか



さらに僕は死んでいる彼にも心当たりがあった

彼は確か自分より一つ上の学年の男

一年前の4月12日、バトミントン愛好会に勧誘してきた男だ
名前は江戸前春
胸に付けた異能者のランクを現すバッチは緑
自分と同じ護身術の授業を受けたことがあるのを覚えている
異能は肉体の分離
大事な脳と心臓は家に保管していると自慢げに語っていた


その彼が飛び降り自殺、頭を打っただけで死ぬのだろうか?
そもそも自殺をするなら保管しているという脳や心臓を破壊した方が簡単ではないのだろうか?
………飛び降りたい気分だったのかもしれない
だが僕の予想が正しければ彼は『飛び降り自殺』で死んだのではないだろう


マジマジと死体を観察をしていると
ようやく警察が到着したようで、野次馬が追い払われる

通学中なことを思い出した僕は急いで学校に向かった



異能者の犯罪、僕のこの予想は間違いではないだろう

善行を積んだ者のみが扱えるという異能
その異能を用いた犯罪は確かにたびたび起こっている

善行をつだもの全てが善人でないであろうことは確かだが
では何を以て善行を積んだものと言えるのだろうか?

異能者の定義はいまだ謎に包まれている


フラグメントⅠ
『異能者の犯罪』 

フラグメントⅠ
『異能者の犯罪』

異能者は善行を積んだものとされるため、多くの人々から慕われる傾向にある
しかし異能者の全てが善人というわけではなく、異能を用いた犯罪も存在する
それゆえに警察とは別に対異能犯罪者のための自治組織が存在する
善行を積んだとされる異能者が犯罪を起こすことに多くの人はまだ疑問を持っていない


自治組織について


対異能犯罪者のための組織
各地方ごとに存在し、基本的に専門学校の学生のバイトによって構成されている
大きな危険を伴うためあまり人気のあるバイトではないが、自給1000円とかなりの高給


フラグメントⅠの開放に伴い設定が追加されます

貴方は自治組織に所属している?

1、はい
2、いいえ

安価↓2

1

異能者のランク?

>>130選択:1 所属している


ちょっと休憩します

>>131
情報の追加を忘れていましたすいません

異能者のランクについて


専門学校に通う学生は異能者のランクが決まっており
胸に付けたバッチによって判別される


低級異能者
異能者になったばかり
もしくは異能を扱いなれていない者たち
バッチの色は青

中級異能者
異能者になってそれなりに時間がたつ
もしくは異能の扱いに慣れている者たち
バッチの色は緑

上級異能者
異能者になってそれなりの時間がたち
異能を完璧に扱える者たち
この学校には12名
バッチの色は赤

特級異能者
専門学校の教師にのみ位置づけられる
バッチの色は黒

異能者のランクは貴方の能力の強さの判定により決まりました

1~3 低級異能者

4~7 中級異能者

890 上級異能者

故にロディア君は中級異能者です

休憩終了

始める前に何か質問はございませんか?
答えられる範囲で答えます

他の登場人物の設定とかも安価で決まったりしますか?

生徒募集とかあります?

経験値で上昇できるのはどのような能力がありますかね?



>>136>>137
主要人物のほとんどは>>1が決めるつもりでありましたが
そうですね、折角ですから今日の投下終了後
生徒or先生を募集したいと思います
キャラクターの名前、学年、年齢、異能(縛りを含む)、ちょっとした経歴
を書いてください
全員採用されるわけではないと思いますがそれでもよろしいなら


>>138
今後も増やすとは思いますが今回は

環境(裕福度)、戦闘能力、教養、生活能力

の四つです
ちなみにロディア君は
環境: 2
戦闘能力: 5
教養: 2
生活能力:10

となっています
基本的にコンマ判定を参考にしています
ロディア君は戦闘向きの異能なため戦闘能力にそのまま活用
筋トレしたため実質値は5.2です
最高値は10

では続きを投下します


12:35

二時限目に遅刻せずに到着した僕は真面目に授業を受けた
授業内容は必修科目の『道徳』
人に対しての接し方が分からない僕にとってはありがたい授業だ

ただ、全ての授業に共通することではあるが
僕は日本語を理解することはできるが、読み書きは殆どできない
夜間学校に通わせてもらって平仮名なら完璧に理解できるようになったが
漢字が混ざると難しい
さらには友達も一人もいない
わざわざ隣の人になんて書いてあるのか聞くのは心苦しく思う
ときどき露骨に嫌な顔をされるのは辛いものだ
そんな顔をされるならまだ無視された方がよかったと思える


まあ未だ勉強中なのだこれから頑張って一人でできるようにならなくては



さて、これからどうしよう四時限目は15:10から始まるのでまだまだ時間がある

ひとまずアパートに帰るのもいいかもしれない

なにより食事を取らなくてはならない


安価↓2

昼食を取ろう

>>145選択:昼食を取ろう


直後コンマ判定 

1~3 自宅でパンの耳
4~6 ファーストフード
7~9 コンビニ
0   ???

コンマ判定: 5 ファーストフード



>>89
反応を返すのが遅れてしまいました
善の定義についてはこのお話の要となるためお答えできません
予想してみるのもいいかもしれません

話の内容に関して考察していただくのはとても嬉しいものです


学校のすぐ近く
大型チェーンのファーストフードショップ

学校の近くなだけあって多くの学生でごった返している
確実にお店で食べることは不可能だろう

一番安いハンバーガーを注文する
金欠の僕ではあるがこのお店で百円で飲み物と食べ物二つを同時に入手する方法を知っている


「お飲み物はいつものでよろしいですね」


店員のお姉さんも手慣れたものだ
なにせ僕は同じ注文しかしないのだから



混雑しているものの二分で注文が届く
僕が注文したのはハンバーガーと『水』だ

メニューに乗っていないものなので初めは怪訝な顔をされたものだが
このチェーン店はそれなりの我儘に答えてくれる
しかもこのお水、氷まで入れてくれているのだ
なんて親切なんだろうと涙を流したのもいい思い出だ



近くの公園に向かう
大きな噴水の目立つきれいな場所だ

ベンチに座ろうと思っていたがどうやら先客がいるらしい

「お隣よろしいですか?」

「ええ、かまいませんよ」


直下コンマ判定

1    とくに知らない人
2~4 自治組織に所属する少年
5~7 波多野さん
89  自治組織に所属する先輩
0   最安価

コンマ判定:9 自治組織に所属する先輩

先輩は男?女?
安価↓2

更に直下コンマで関係性 1ほど無い、9ほどある。0なら???

コンマ判定:2 ほとんど無い

>>155選択:男
この熱い男押しである



ロディア「ってあれ?宿毛さんじゃないですか!」

宿毛「知り合いだったか?」

ロディア「ひ、酷い。確かにあまり関わりはありませんけど、何度か一緒にパトロールしたこともありますよ」

宿毛「そういえば確か、組織にハーフの奴がいたな」

ロディア「思いだしてくれました!?」

宿毛「いや、全くと言っていいほど印象がないな」

ロディア「そ、そんなぁ」



ベンチの隣に座っていた男には見覚えがあった

ベンチの隣に座っていた男には見覚えがあった

同じ自治組織に加入している宿毛源一郎(スクモ ゲンイチロウ)

学年は僕の一つ上、年齢は19
バッチの色は僕と同じ緑
異能は回転
モノに回転を加える異能
一度だけ異能を使っているところを見たことがあるが
いまいち何をしているのか分からなかったというのが正直なところだ

あまり口数の多い人ではなく何を考えているかよく分からない
いつも眉間に皺を寄せていてなんだか怖いという印象もある
綺麗に剃り上がった頭がトレードマークだ


会話の切り口を誤ってしまったようでお互い無言だ

何か会話をしたいがどうしよう


会話安価↓2

うむむ、人いないのかなぁ
投下の遅さが原因か……
とりあえず安価↓

一緒にパトロールしたときの話をする。

>>162選択


せっかく知り合い(一方的)に出会えたのに
何も会話せずに無言で過ごすなんて絶対に嫌だ

なんとかしてコミュニケーションをとらなくては


ロディア「あの、覚えてませんか去年の10月22日に一緒にパトロールした時のこと?」

宿毛「そんなに細かく毎日のことを覚えてない」

ロディア「異能者犯罪とは関係なかったんですけど、ひったくりを取り押さえた時ですよ」

宿毛「……そんなこともあった気がするな」

ロディア「それでその時こう、なんていうか、凄い早業?で犯人を捕らえましたよね」

ロディア「あれってどうやったんですか。やっぱり異能を?」

宿毛「……そうだな、少し思い出したかもしれん」

宿毛「あれはな、取り押さえの時によくやるんだが。」


どうやら思いだしてくれたようで、取り押さえた方法を語っていく
正直口頭では伝わりにくいことが多かったがちゃんと意思疎通が取れたことに喜びを覚える

無口な印象だったけど聞かれたことに詳しく説明してくれている
印象以上に優しい人のようだ



宿毛「と、こういう風に異能を使ったんだ」

ロディア「へぇ~、正直分かりにくいところもあったんですけど」

ロディア「宿毛さんの異能って思ったより使いやすそうですね」

宿毛「………理解できなかったわけではなさそうだな」

なんだか眉間にしわを寄せて深くため息をつかれてしまった
何か気に食わない事でも言ってしまったのだろうか?


宿毛さんが食べ終わったらしく、無言で立ち上がる


ロディア「あ、あの。」

宿毛「…なんだ?」

ロディア「僕達ってもう知り合いですよね」

思わず呼び止めて尋ねる

直下好感度コンマ 5以上で成功

判定:8 成功



一度だけ普通に会話しただけで友達というのはありえないだろう

だけど、せめて繋がりがなくなってしまうのは避けたい

そう願い尋ねてみたがどう思われただろう
やはり変な奴だと見切りをつけられたかもしれない


宿毛「変なことを聞く奴だな?」

宿毛「俺が一方的に忘れていたにすぎない」

宿毛「名前もちゃんと思い出した。ロディア=ロスチャイルドだろ?」

ロディア「えっ!は、はいロディア=ロスチャイルドです」

宿毛「知り合いを作る事に許可などいらない、またな」

ロディア「あ、ありがとうございます」

背中越しではあるが手を振ってこたえてくれた



少しの間呆然としてしまう

初めての経験だ、初めてこの現実の世界で誰かに受け入れてもらった気がする

ロディア「エヘヘ」
おもわず頬がニヤついてしまった

ロディア「宿毛さん、いい人だなぁ。ハゲで怖い顔だけど」



宿毛源一郎とコミュが出来るようになりました

今日はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました

もっと早く書けるようになりたいなぁ



宣言どうり生徒or先生を募集したいと思います

ご自由に投下してもらって結構です


感想なんかがもらえると嬉しいかなぁなんて(チラッ

名前:霞園 弦戯(かすみえん つるぎ)
性別:女性
学年:3年
年齢:19歳(異能により実年齢不詳)
異能:迦具土(カグツチ)
   焔を操る異能。代償は3日間肉体の成長が止まることと、過去の1日分の思い出の消去。
経歴:幼少期に火の神をその身におろす儀式を受けた。ただし失敗したため不完全。感情も少し欠けてしまった
   学園に入る前に村を7つ焼き尽くしたとの噂があるが真偽は不明。

愛照 翔子(アイテル ショウコ)
18歳、女
異能名:『天使の翼』

穏やかで優しく、包容力のある女性。そして巨乳。
異能の『天使の翼』は自分の背中から翼を生やす事ができる。
空を飛ぶのは勿論のこと、翼でガードしたり羽を雨のように降らして攻撃したりなど使い勝手はかなりよい。
代償は肩凝りに襲われる(酷さは使用時間に比例する。)

因みに名前の由来はギリシア神話の天空神アイテールから。

今日は18:00頃から更新いたします

了解
募集は大体何人までとかあります?

>>175
特に制限は設けていませんよ

下仁津 嵐(げにつ あらし)
男・39歳

教師。実家が教会の為、生徒にもよく教えを説いている。
誠実で物腰落ち着いてはいるが、ちょっと宗教の教えにのめり込み過ぎている部分もある。

操る異能は『風向掌握』、風の向きや強さを自在に操れ、また自ら風を起こす事ができる。
代償は一日五回決まった時間に欠かさずお祈りを捧げること。


(なんて厨二力の漂うスレなんだ……!?)

スマホからテスト

本編投下はもうちょっと時間掛かりそうです

賭路間 当麻(かけろま とうま)
性別:男
年齢:17歳(2年)
異能:『確定演出(ラッキークリエイト)』

底抜けの明るさが自慢、また非常に社交的
ただあまりに社交的過ぎて人によっては引かれ気味。

能力の『確定演出』は自分の好きなタイミングで幸運な事象を起こせる(例えばパチンコやった時に大勝利など)
代償はそれ相応の不幸。自販機で当たるなどといった小さい幸運の時は石につまづくといった程度だが、重症の患者が全快したといったレベルになると逆に自分が命の危険に晒される事になる可能性が大きくなる。

想像以上のたくさんの投下にかなり驚いています

プロフィールをまとめるのに予定以上に苦心してしまい遅くなりました

とりあえず生徒or先生のキャラ案の投下を締め切り致します
すでに数キャラ登場が決定いたしました

皆様のご支援誠に嬉しく思います



>>182
厨二力こそが面白いお話を作り上げるんやで、古事記にもそう書いてある

アナウンス忘れが一つありました

コンマ判定について

基本的に
1、ファンブル
2~4失敗
5~9成功
0、クリティカル

となっております
1と0はコンマの補正を受け付けません
つまり基本最低値2、基本最高値9となります



これより>>167の昼の行動終了から始まります


15:30

初めて自分の力でできた知り合いにニヤニヤしながら昼食を終えた僕
全く気に留めなかったが確実に公園の利用者に恐怖を与えたことだろう
少しだけ申し訳なく思う


現在は4時限目の『日本史』
必修科目ではない
僕の一番嫌いな講義でもある
自分でもなぜとったんだろうと深く後悔している
日本文化に慣れるためにと思っていたがまったく面白くなく眠気を催す
まあ本当に寝るんだけどね



16:40

講義は寝て過ごした

誰かに肩をたたかれて目が覚める

「ん~、終わったのかな」

起こしてくれた人を確認しようとあたりを見回すが
自分の近くには誰もおらず、生徒たちがゾロゾロと退出している

誰だか分らなかったのは残念だが、起こしたあと姿を消した恥ずかしがり屋さんに感謝する



さてこれからどうしようか、僕の当番ではないがバイト先に顔を出すのもいいかもしれない


行動安価↓2

バイト先に行く

>>193選択:バイト先に行く



暇だしバイト先に行こう

僕のしているバイトはありふれた風にいえば警備員だ


対異能者の自治組織(自給1000円)

目的は異能者の犯罪の抑制
異能を用いたと思われる事件の調査

この二つが大きな目的だろう


この自治組織が街にあるというだけで意味もある
わざわざ守られてる場所で犯罪を犯すものは滅多にいないだろう
それこそ愉快犯だけだ


基本的にはパトロールをするだけの簡単なお仕事だ

しかし異能犯罪者を実際に捕らえることもしないといけない
犯罪者の異能によっては大きな危険をこうむることになる
そのためこの仕事は蔓延的な人員不足だ



バイト先である事務所に着いた

誰か一人くらい入るだろう

直下コンマ
1   黒髪の男   
2~4 宿毛さん
5~7 黒髪の女性
89  無精髭の男
0   全員

コンマ判定:7  黒髪の女性


関係性コンマ直下

5以上である

???によりコンマ+3

コンマ判定:8  ある



事務所に入ると黒髪の女性が掃除をしていた


ロディア「いつも御苦労さまです!御調さん」

知り合いがいることに嬉しく思い元気よく挨拶を交わした



彼女の名前は  御調 虹 (ミツギ コウ)


僕と同じ専門学校に所属し、自治組織にも所属している
学年は4年、年齢は21
バッチの色は赤
この学校に12人しか存在しない上級異能者である
異能は『虚構肯定』
そこに存在しないモノを存在することにする異能
なんでもありな無茶苦茶な異能だ

宿毛さんが自分の力でできた初めての知り合いだが
御調さんは初めて僕を受け入れてくれた人だ



御調「おや、今日は非番だったはずだが?」

ロディア「暇だったので来ちゃいました、お金も貰えますしね」

御調「フフフ、そうかい君はいつも正直だね」

御調さんが優しく答えてくれる

御調さんは僕がどんなふうにふるまっても嫌わずにいてくれる
そんな信頼感がある
………さすがに心を許しすぎだろうか

ロディア「それでそれで!何かお仕事ありませんか!?」



直下コンマ
1~4 パトロール
5~7 掃除
89  何もない

コンマ判定:4 パトロール

ご飯食べてきます



御調「そうだ、仕事の話の前に君にも話しておきたいことがあったんだ」

ロディア「何かあったんですか?」

御調「ああ、悲しいお知らせがあってね」
御調さんが悲しそうに目を伏せて言う





御調「実は蒔菜ちゃんがバイトを辞めたんだ」




ロディア「えっ!!」
思わず大きな声をあげてしまった
驚きの意味ももちろんあるが、それ以上にやってしまったという意味合いが大きい



波多野 蒔菜 (ハタノ マキナ)

同じ専門学校に通っている
最近、自治組織に加入した
学年は2年、年齢は16
バッチの色は青
異能は自己肯定
彼女いわく、『何でもできる』異能らしい
実際使ってるところは見たことないが

つい昨日、彼女からのプロポーズをお断りしたばかりだ
そして今日バイトを辞めたという
………嫌な予感が胸の中を渦巻いている





御調「今日は彼女と二人でパトロールの予定だったんだ」
御調「さっきボクの携帯に電話が入ってね。『バイトを辞めたい』って」
御調「理由は語ってくれなかったよ、一方的に電話を切られてしまったんだ」
御調「確かに危険なバイトだしね、今までに辞めていった人もたくさんいるよ」
御調「でも、それでも辞める前に一度だけボクに相談してくれてもよかったのにね」

ボクも配慮が足りなかったかな、と悲しそうな声色で呟く


………波多野さんがバイトを辞めた
その真偽は何かは分からないが
自分にその発端をつくった可能性がある事は、胸に留めておくべきだろう

人員不足のこの組織に一人でも人が抜けるのはかなりの痛手だ
正式に辞めたわけではなさそうだが、このまま放っておいても彼女はバイトに復帰しないだろう
一度彼女に話を聞いてみるのもいいかもしれない
あわよくば、再びバイトに戻ってもらいたいという期待も込めて



直下コンマ
5以上で貴方は波多野さんの家を知っている

自治組織加入によりコンマ+2

コンマ判定:4   知らない


しかし、どうやって波多野さんと話をしよう?

波多野さんの家も知らないし、僕は携帯電話だなんて持っていない
波多野さんの自宅の電話番号も知ってるわけではない

………しかしそれだけで諦める理由にはならない
自分に原因があるかもしれないのだ、自分の手で真偽を確かめたい

勝手に見ていいわけではないが事務所内の資料を漁れば彼女の情報があるだろう
誰か知ってそうな人に聞くのもいいかもしれない



御調「まあ、つまりボクはドタキャンをされてしまってね」

御調「一人でパトロールに行くわけにはい行かないから、手持無沙汰になって仕方なく掃除をしていたのさ」

御調「困っていたところに君の登場さ、どうだい一緒に?」

ロディア「はい、むしろこちらからお願いしたいくらいでしたよ」
努めて明るく返事をする

御調「ありがとう、では準備をしてくるよ」


御調さんがパトロールの準備をしてくれている

パトロールは基本的に二人で行う
異能のデメリットによって一人では行動が難しい人がいるからだ
お互いがフォローしあわなければならない


パトロールに必要なものは『自治組織巡回中』と書かれた腕章と、支給されている警棒


用意してくれたものを身につけパトロールに向かった




パトロール中


道行く人たちにあいさつを交わしながらパトロールをする

何か御調さんに話すことはないだろうか?


会話安価↓2まで

波多野さんについて

>>213選択:波多野さんについて

※↓2までだったから二つの情報を聴けたのよ


決めたとしたら即行動だ

さっそく波多野さんの情報を御調さんから聞いてみよう



ロディア「あ、あの波多野さんの自宅って知ってますか?」
罪悪感もあり恐々と尋ねてしまう


直後コンマ
5以上で知っている

自治組織加入+2

ロディアくんの話が終わったら次いくんすよね?

コンマ判定:9  知っている



>>218
終わったら確かにジャンルからもう一度始めますが
少々気が早いですぜ



御調「確かに知っているけど、君もパトロールをしている途中に通ると思うんだけど?」

ロディア「どこが、誰の家かなんて把握していませんでした」

御調「そういうものな……?」
まぁいいか、と手帳を取り出し波多野さんの住所と思わしき場所を書いていく

御調「はい、これが蒔菜ちゃんの自宅の住所だよ。仲間のことだしっかり覚えておいてね」
もう辞めちゃったけど、と小さく呟きページを千切って渡してくれた

ロディア「ありがとうございます」

御調「蒔菜ちゃんに会いに行くのかい?」

ロディア「はい、少し聞きたい話があって」

御調「君は携帯を持ってないしね、もし話が出来ても無理に引き戻そうとしちゃあだめだよ」

ロディア「はい、わかっていますよ」
予想外にすんなり情報が手に入り、思わず笑顔になる



御調「本当に分かってくれたのかな?」
やれやれという風に溜め息をついた



21:30


パトロールを始めて随分と時間がたつ

お昼のハンバーガー以来、何も食べていない

物欲しそうな顔で御調さんを見つめる


御調「……何か、食べていくかい?もう一通り周り終わったしね」

ロディア「エヘヘ、その言葉を待っていたんですよ!」

御調「やれやれ…。いいのかい勝手に食事をして帰っても、親御さんも待ってるんじゃないのかい?」

しまった、確かにそうだった。
タダメシという甘美な響きの誘惑に負けそうになるが、お母さんが待ってるかもしれない
それに今日はこんなに遅くなる予定はなかった


どうしよう

1、ご飯をおごってもらう
2、帰る

安価↓2

>>232選択:帰る


ロディア「うむむ、そうでした母が待っているので今日のところは帰りますね」
ああ、さらばタダ飯

御調「そんなに悲しそうな顔しなくても、またいつでも奢ってあげるさ」

ロディア「本当ですか!」

御調「本当さ、先輩らしく豪勢におごってあげるよ」

ロディア「その言葉、絶対忘れないで下さいよ!」

そう言って急いで母の待つ家に帰った


やれやれという御調さんの声が聞こえた気がした



一日目終了

御調 虹とコミュが可能になりました

【リザルト画面】

名前:ロディア=ロスチャイルド 
性別:男性
学年:2年

環境   :2  とても悲惨だがまだ救いはある
強さ :5  そこそこ強い、上級異能者には未だ後れをとる
生活能力:10 彼はどんな劣悪な環境下であろうとも取り乱すことなく生活できるだろう
教養   :2  悪夢のような環境であることが災いし一般常識すらあやしい


年齢は16
スラブ系の民族の父と日本人の母を持つ
貴方の家庭環境は幸福とは程遠く、父親のDVにより幼い弟を亡くし母は右目の光を失ってしまった
その元凶の父は泥酔した状態で浴場に向かい、後日溺死した状態で見つかった
現在は母の故郷である日本で、小さなアパートに二人で暮らしている
小柄な体格であるが父に似た整った顔立ちと、それが嫌味に感じられない爽やかな性格である
しかしコミュニケーション能力に乏しく、異性への関心も薄い
写真記憶という瞬間記憶能力がある



異能:物質強化

物質の強度を変える異能
強化できる物質は生物非生物を問わない
まだ扱いなれていないため自分に触れている物質しか強化できない
使用するたびに多大なカロリーを消費し、食事を取らなければ衰弱してしまう
裕福ではない彼にはとても辛い副作用である


異能ランクは緑 (5)

【関係一覧】

母:『家族愛』

宿毛 源一郎:『知り合い』

御調 虹:『信頼』

新しいコミュの開放による追加プロフィール


名前:宿毛 源一郎 (スクモ ゲンイチロウ)
性別:男性
学年:3年

環境  :7  不自由のない裕福な家庭に生まれる
強さ  :7  かなり強い。上級異能者にも後れをとらない
生活能力:4  あるとはいえない。教育の場で習ったことならできなくはないだろう
教養  :5  義務教育の過程も終え、十二分な一般常識を併せ持つ


年齢は19
日本の裕福な家庭に生まれる
生まれてから今に至るまで、とりたてて苦労することなく育ってきた
生真面目な性格であり、頼られれば理由なく無償で手を貸すお人好し
しかしスキンヘッドでいつも眉間に皺を寄せているため、他人から敬遠されがちである
父が警察官であるため自らも警察関係の仕事に就くことを望んでいる
異能適性が発覚したのは16歳の時
専門学校入学を勧められたとき親の勧めもあり高校を中退し専門学校に入学
柔道の有段者である
自治組織に所属している


異能:回転

モノに回転の動きを加える異能
触れているものにのみ作用する
細かな動きも可能で、回転の方向や回転する場所の支点も決定できる
異能のデメリットは???

異能ランクは緑 (7)

名前:御調 虹(ミツギ コウ)
性別:女
学年:4年

環境  :3  あまり裕福でない家庭に育った
強さ  :8  異能を完全に使いこなす上級異能者
生活判定:8  家事全般に明るく、人を養う余裕も十分にある
教養  :8  小中高と常に優秀な成績を収め、社交性もある


年齢は21
日本のあまり裕福でない家庭に育った
とても多くの苦労を経験し、苦心しながらも学校に通った
裕福でない家庭で育ったためか物を捨てる決断が苦手な貧乏性である
趣味は勉強であり努力を苦に思わずむしろ娯楽であるとさえ思っている
異能適性が発覚したのは9歳のとき
本人の強い希望によって高校卒業後、専門学校に入学
目が悪く眼鏡を着用している
自治組織に所属している



異能:虚構肯定
そこに存在しないモノを存在することにする異能
肯定できるモノは形あるナニカでなければならない
形あるものであればかなり無茶苦茶なモノであろうと肯定できる
生命も肯定できるが、知能を持ち合わせていない
異能を酷使すると1日間五感の停止と悪夢

異能ランクは赤 (9)

ちょっと休憩をします

一日目終了のおかげで直すべき場所が分かってきました
さすがに一日目でこれは時間かかりすぎかなと反省しております

再開しようと思ったけど今日はここまで

めっちゃ眠い


一日目でこれは時間かかりすぎかなと反省しております

と言ったな、あれは嘘だ



読み返してみたら思ってたほど時間かかってませんでしたね

基本的な流れは

朝→昼→夕方→夜→深夜

という風に進めていきます



20:00頃に再開


大事なことを忘れてました


明日は学校が

1、ある
2、ない

安価↓2

1

>>238選択:1 ある


曜日日程が決まりました


月  345限

火  234限

水  24限

木  123限

金  123限


土・日   休み

貼り忘れ

一時限目 9:20~10:50
二時限目 11:5~12:35

昼休み  13:25まで

三時限目 13:25~14:55
四時限目 15:10~16:40
五時限目 16:50~18:20
六時限目 18:30~20:00



夢判定


8以上で夢を見る

直下

コンマ判定:4  見なかった

※よかった、本当によかった
  こんなに早く夢は困る


二日目


8:30


朝、目が覚める
朝食は一日ごとに交代なため今日は早く起きなかった

いつものようにパンの耳をむさぼる




イベント判定

1    黒髪の男
2~4  誰も来なかった
5~7  無口な女性
89   御調さん
0    無精髭の男

ふぉい

記入忘れ

直下コンマでした


>>246採用

コンマ判定:9  御調さん



朝食の途中
耳に響く不快なインターホンのチャイムが鳴った

こんな朝から一体誰だろう
宗教の勧誘だったりしたら一発殴っても許されるだろう



ロディア「はいはい、今開けますよ」

御調「やあ、おはよう」

ロディア「あれ、御調さん。おはようございます」

インターホンを鳴らした主は御調さんだったようだ
彼女が僕の家を訪ねてきたのは初めてのことだ

ど、どうしよう知り合いのもてなし方なんて学校じゃ習ってない

ロディア「と、とりあえず中に入ってください」

御調「別に立ち話でもよかったんだけど、せっかくだしお邪魔させてもらおうかな」

かなりの動揺を心の奥に押さえ込む
なんとかして失礼の無いようにもてなさなくては




ロディア「どうぞこちらに御掛けになってくださいませ」
自分の知ってる限界の敬語を使ってみたりする
御掛けになって下さいといってもただの座布団なのだけれど


御調「そんなに畏まらなくたっていいんだよ」

ロディア「いえいえ、滅相もございやせん。ただいま、おもみももをお持ちいたします」
必死のあまり噛んでしまった

ギクシャクとした動作で飲み物を用意する
飲み物といっても我が家にお茶なんて存在しない、今から沸かすには時間がかかりすぎる


ロディア「ど、どうぞ」
しかたなくコップに水道水を入れてきた

御調「わざわざありがとう」
そう笑顔で応え、差し出された水道水を飲みほした


教養の無い自分でもわかる
確実に気を使ってもらっている




居た堪れなくなって必死に話題を振った

ロディア「それで、いかなる御用件でございますでしょうか?」

御調「もっと普通に喋りなよ、深呼吸深呼吸」

言われたとおりに深呼吸をする


御調「落ち着いたかい?」

ロディア「はい、大丈夫です」



御調「それじゃあ本題に入ろうか」

ロディア「はい、お願いします」

御調「……昨日、うちの学校の生徒が自殺した話は知っているかな」

昨日起こった専門学校生の自殺、もしかしなくても昨日の朝のことだろう


ロディア「はい、知っています。昨日通学中に人がたくさん集まっていて僕もその野次馬の一人でした」


御調「そうか、それなら話は早いね。組長がその自殺者について話したいことがあるそうだ」



組長。自治組織を指揮する人物
バイト風にいえば店長



御調「今日はいつ学校が終わるかな?」

ロディア「3時限までなので14:55です」

御調「それならよかった、16:00までに事務所に来ておいてね」

これから他の人にも伝えに行かないといけないから、と御調さんは去っていった





16:00から組長から話があるらしい
覚えておこう




12:35

昼休み

一時限目は必修科目『異能研究』
異能者の定義についてだった

講師は下仁津嵐
物腰柔らかで優しい先生なのだが、講義中にも宗教の話をするのはいただけない
なんでも『オロチ教』とかいう新興宗教、ほんのちょっぴりも惹かれるものを感じられない


二時限目は『日本史』

昨日と同じく寝て過ごした




さて、これからどうしよう

行動安価↓2

組長に会いに行く


>>256選択:組長に会いに行く




組長に会いに行こう
16:00までに事務所集合らしいが何の話か気になって仕方がない

とはいえ組長の普段のことを何も知らない
一体どこにいるだろう



場所指定↓2

※話に出てない場所でもありそうな場所ならどこでもかまいません

食堂

乱交パーティー会場

>>260選択:乱交パーティー会場

乱交パーティー会場
………組長の普段を知らないのでいるかもしれない

しかしそもそも僕がそんな場所を知らない

最安価↓1

食堂の男的な


>>263選択:食堂

※食堂でいいよね


お昼だし食堂にいるかもしれない

あわよくば昼ご飯をおごってもらおう


コンマ判定直下
5以上でいる

昼により+1



13:10

最悪だ、食堂に来てみたはいいものの
たくさんの生徒や教師たちが食事をしており進むことすら困難だった

かなり頑張って探してみたものの見つけることはかなわなかった

昼食を抜いてまで探したのにこのざまだ

………そろそろ授業が始まる

幽鬱な足取りで次の授業に向かった

メモを消してしまうという痛恨のミス!!


ちょっと休憩

さーいかい



14:55

いま、ロディア=ロスチャイルドは完全にダウンしてしまっていた


三時限目が必修科目『異能研修』だったためだ

異能研修
授業内容は異能の扱い方の訓練

異能はバッチのランクの他に三つの種類に分かれている

一つ目は『変化型』
モノに作用する異能
僕の異能『物質強化』や、宿毛さんの『回転』などが当てはまる


二つ目は『操作型』
モノを生み出し、操る異能
パイロキネシスや電磁操作などが当てはまる


三つ目は『特殊型』
暗示型とも呼ばれる
強い思いが力となる異能らしい
一番よく研究が進んでない異能
御調さんの『虚構肯定』、波多野さんの『自己肯定』などが当てはまる



この授業、なかなかに労力のいる授業だが
その授業内容が問題ではない

僕は異能を使うということ自体に大きな問題がある


異能には常にデメリットが存在する
人によってデメリットは様々

異能を扱うこと自体に条件が存在するタイプ
異能を扱った時間に比例してデメリットが存在するタイプ
異能を酷使するとデメリットが現れるタイプ

基本的には上から順にデメリットが少ないらしい



僕の条件は使うことによってお腹がすくことだ
裕福でない、いつもお腹がすいているような僕にとっては重い重いデメリット


更には今日この授業の前に昼食を食べていなかったのだ



………おわかりいただけただろうか、このダブルパンチいや、トリプルパンチを!!


次の授業を忘れていた僕にももちろん責任がある
なんて不運だ


16:00までに事務所に行かなくてはならない

しかしこのまま食事をしなければまともに話を聞くこともままならない

事務所にはお菓子のたぐいもあった気はする
しかし確実に足りない、先に食事をしてきた方がいいかもしれない

………遅れた時のことを考えるとそんな悠長なことも言ってられないが



行動安価↓2


>>278選択:事務所に行く途中にある店でドーナツを買い込みそれを食べながら事務所へダッシュ




わざわざ食事をしている時間も惜しい、しかしお腹がすいて死にそうだ

そのどちらも同時に叶えるしかない
少し遠まわりをすればコンビニもあるはずだ

事務所にフラフラと歩きながら向かう


向かっている途中移動販売のドーナツショップを見かけた

……これしかない
もう限界だ、お金のことを考えるほどの余裕もない





ロディア「うまうま」
大量に買い込んだドーナツを抱えながら走る

財布の中身がすっからかんになってしまったが、切羽詰まった状況だった
仕方ないと受け入れよう

かなり行儀が悪いがそれを咎める人もいない


事務所に着いた



直下コンマ

1   組長+黒髪の男
2~5 組長+3人
6~9 組長+5人
0   組長+組員全員


コンマ判定:8  組長+5人





15:50


ロディア「こんふぃふぃふぁ~!!(こんにちは!!)」

口にドーナツを含んだまま元気に挨拶をして事務所に入る




事務所の中には予想外に人がいたが、それ以上におかしな事態に陥っていた



黒髪の男「FUCK!!くそ野郎ども、久しぶりに顔を出してやったっていうのになんて仕打ちだッ!!」

御調「日頃の行いのせいだよ、本当に来るなんて思わなかったんだ」

御調「ロディア君も来るからね」

黒髪の男「だからってこうまでする必要はねえだろ!!」



事務所内に人間は六人

安楽椅子に腰かけてマンガ雑誌を読んでいる組長
ソファーに腰かけてぼ~っとしている女性
その隣に居心地悪そうに座っている女の子
壁に背を預けて目をつぶって立っている宿毛さん

ここまでは普通だ

しかし、黒髪の男が目隠しをされ椅子に縛り付けられているのは初めて見る
縛っているのは御調さんだった



今日はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


次回はメンバー紹介になると思います


リクエスト主としては下仁津の元ネタがKOFのゲーニッツであることをスレ主が分かってくれていて嬉しいwww

       |::V l:::/|::::/: : : : : : : : : : \
      ト、: | V レ'/-―… 、: : : : ヽ : :`ー-‐:1
      ', `      ` マ‐-ミ、: : : 、: : : : /
      /         ヾ: : : :|: : : :`<
    /イ    l   >、  ト、  ',: : : i: : : :ヾ、:ヽ
     i ハ:i | /|=',\ ',=_、 V: :l:::::::::: : ヽ`

     ! ハ::|: ! /エニ|ハヾミ⌒、i: : :l、-―-、_i   >>288
     V ', ト、V ! ノl ヾ  Vi: : :r⌒      ファンサービスです

        ヾV |\ tーァ イi: : :l        
   r.、      ヾ ((>、_  彡≧: :l        
    V',       ノ ヽY〃 ::::|::/
  ___V:',___ -'_ || l  ::::::|/>'rー-ァ、_
 ノ l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ|| レ彡´://  〃/

. !  、|         」_|<   //  ///
.(  .__l       ⊂´t-、 \ ', ',Oノ/ _
 !_:::__|        / ,二 ̄,ヽi  ::/://
  ト:::::l        ノr'二´ ヽ |  ::|://



21:00頃再開予定

※ごめん、もうちょっと書きため時間かかりそうです

さーいかい




………全くどういう状況かわからない

とりあえず誰かに話しかけよう


1、組長
2、ボーっとしている女性
3、居心地悪そうな少女
4、御調さん



自由安価↓2

>>293選択:2、ボーっとしている女性


とりあえず一番近いし彼女に話しかけよう




彼女の名前は霞園 弦戯 (カスミエン ツルギ)
学年は三年、年齢は19
バッチの色は青 
異能は『パイロキネシス』
炎を操る異能
本人はこの能力を『迦具土』と呼んでいる
僕と同じくらい常識がない不思議な人だ



ロディア「こんにちは」

霞園「……こんにちは、いいもの持ってるね」
そういって僕の許可も取らずに持っていたドーナツを盗む
……別に怒るわけじゃないけど断りくらいは入れて欲しい

ロディア「一体どうしたんですか、この状況?」

霞園「あっくんが事務所に来たから?」
首を傾げながら答えられた

いや、聞いてるのは僕の方なんだけど………




あっくん、もしかしなくても縛られてる彼のことだろう


縛られてる彼、神宮 篤輝 (ジングウ アツキ)
学年は四年、年齢は19
バッチの色は赤
この学校に12人しか存在しない上級異能者である
異能は『圧力』
ナニカに圧力を加える異能
滅多に事務所に顔を出さない上に、仕事もしない
自治組織に加入していること自体不思議な人
とある理由により僕と二人でいることを禁止されている



彼女は話を続ける気はないらしく無言でドーナツを貪っている


………他の人に話しかけよう


1、組長
2、居心地悪そうな少女
3、御調さん



自由安価↓2


>>300選択:2、居心地悪そうな少女


隣にいる彼女に話しかけよう

というかさっきからずっとこちらを見つめていて、気になっていた


ロディア「こんにちは田中さん」
どうやら話しかけられるのを待っていたらしく、話しかけた途端満面の笑みを浮かべた

田中「こんにちは、ロディア君!」



彼女の名前は田中 友 (タナカ トモ)
学年は2年、年齢は16
異能のランクは緑
異能は『空中浮遊』
空中を自由に移動することが出来る異能
とても気弱な性格である



ロディア「今日はいっぱい人がいるんですね、他のメンバーもあとで来るの?」

田中「い、いえ浅賀先輩と二条さんはパトロール中で、後で組長のお話を聞くそうです」

ロディア「甲斐さんは?」

田中「異能の使い過ぎで自宅で寝ているそうです」

ロディア「そっか、それじゃあ僕が最後みたいだね。教えてくれてありがとう」

田中「いえいえ、そんな滅相もない。むしろお役に立てて光栄です!!」


僕に対して腰の低い人は彼女くらいのものだろう






組織のメンバーは

御調 虹
神宮 篤輝
宿毛 源一郎
霞園 弦戯
浅賀 直樹
田中 友
二条 響
甲斐 七瀬

僕と組長をいれて合計十人だ




最後になってしまったが御調さんにも挨拶しておこう

ロディア「こんにちは」


御調「やあ、ロディア君こんにちは。ほら、篤輝もあいさつしなさい」

篤輝「俺はガキかよ!?なんであいつに気を使わなくっちゃならねぇンだ!」

御調「日頃の行いの所為さ」

神宮さんを縛りながらにこやかに挨拶をかわす


ロディア「あの、神宮さんは大丈夫なんですか?」

御調「ああ心配ないよ、私の異能で創った『異能が使えなくなる手錠』をしているから」

相変わらず何でもありな異能だ
神宮さんに話しかけるのは………別にいいか
僕も彼が苦手だし、彼も僕が嫌いらしいし



16:00


御調「おっと、これで全員そろったのかな」



御調「組長、全員そろいましたよ。お話があるんでしょう」

組長「知ってる知ってる」

御調「知ってるなら、雑誌を読むのをやめたらどうです?」

組長「切りがいいところまでちょっと待て」

はぁ、と御調さんがため息をつく




組長、斎藤 竜馬 (サイトウ リュウマ)
無精髭の厳つい人相の男
自治組織の組長であり、専門学校の教師でもある
当然バッチの色は黒
分類するなら中級異能者らしい
異能は『感覚強化』
五感および第六感が研ぎ澄まされる
意図的に五感の遮断も可能

43歳、独身である




マンガ雑誌を置いて、組長が気だるそうに立ち上がる


組長「ええ~今日お前らに集まってもらったのは他でもない」

組長「昨日のうちの学校の自殺者についてだ」

田中さんだけが驚きの声を上げる
どうやら皆知っていたらしい



それから組長が話を淡々と語っていく

話の内容を要約すればこうだ

1、自殺者は江戸前 春 (エドマエ ハル)
2、死亡推定時刻は02:20~04:00の間
3、死亡原因は『脳挫傷』および『内臓破裂』
4、自宅マンションの屋上からの落下が原因らしい
5、右腕の骨折は死亡前、右足の粉砕骨折は死亡後に骨折したらしい。どちらも原因は分かっていない



組長「それでこの明らかにあやしい事件、俺ら自治組織にも捜査を手伝ってほしいんだと」

組長「とりあえず怪しい奴がいたら俺に知らせろ。以上、解散」



相変わらず適当な人だ

何をするかも指示がなく、どうしろというのか



これから特に予定はあるわけではない
とりあえず家に帰ることにした

>>309ミス

見なかったことにしてください





相変わらず適当な人だ

何をするかも指示がなく、どうしろというのか



霞園 弦戯、田中 友、斎藤 竜馬とコミュが出来るようになりました

これからどうしよう

組長は浅賀さんたちが帰ってくるまで事務所にいるらしい
御調さんと宿毛さんは浅賀さん達のパトロールの引き継ぎ
神宮さんと霞園さんは帰ってしまった
田中さんは何故か事務所に残っている


この事件についてもっと詳しく調べてみてもいいだろう
波多野さんにも会いに行きたい
そういえば甲斐さんは一人暮らしだ、様子を見に行ってもいいかもしれない
それとも事務所の誰かと話そうか?
気晴らしに散歩に行ってもいいかもしれない



行動安価↓2

二条さん達が帰ってくるのを待って情報を聞きたい。その前に家には連絡を入れよう。

>>314選択:二条さん達が帰ってくるのを待って情報を聞きたい。その前に家には連絡を入れよう。


二条さんたちから話を聞きたい

しかし、もしかしなくても帰りが遅くなるだろう

また昨日のように何の連絡も入れずに母を心配させたくない

我が家に電話はない、連絡手段は書き置きくらいだ

自宅に一度帰らなければならない、しかしそんなことをしていたら二条さんたちと入れ違いになるかもしれない


どちらを優先しよう


1、二条さんたちを待つ
2、一度連絡を入れてダッシュで事務所に戻る
3、自由安価

安価↓2

ksk

2

>>317選択:2、一度連絡を入れてダッシュで事務所に戻る


17:45

迷ってる暇はない、急いで自宅に向かった

どうやらお母さんはまだ帰ってきてないらしい

『今日も遅くなります。ご飯を先に食べていてもかまいません』

そう書き置きを残し、急いで事務所にとんぼ返りする



コンマ判定

5以上で間に合う

とんぼ返りによりコンマ-2

直下

コンマ判定:7  間に合う


18:15


事務所に到着すると、二条さんと浅賀さんがいた

どうやら間に合ったらしい

組長と田中さんはもう帰ったようだ
宿毛さんと御調さんはパトロールに向かったのだろう


二条 響 (ニジョウ ヒビキ)
学年は2年、年齢は16
異能のランクは緑
異能は『再生能力』
生物を再生させる異能
外傷、傷ついた内臓、骨折や筋肉痛なども治療可能である
危険なこのバイトにはとてもありがたい存在




浅賀 直樹 (アサガ ナオキ)
学年は三年、年齢は20
異能のランクは緑
異能は『念動力』
イメージを見えない形として操る異能
なにかと自分と比較される神宮篤輝を嫌っている
かなりのナルシスト



ロディア「こ、こんばんは二条さん」
息も絶え絶えに挨拶をする

二条「そんなに急いでどうしたの?」
二条さんが心配そうに声をかけてくれる

ロディア「ちょっと聞きたいことがあって」






コンマ判定

5以上で何か情報を知っている

事件に無関係により-2
自治組織に所属により+1

合計補正-1

直下コンマ

補正間違い

事件に無関係 -3
自治組織所属 +1

合計補正-2

この直下で判定を行います


コンマ判定:2  何も知らない


ロディア「組長から話はもう聞いた」

二条「昨日の事件についてだよね?」

ロディア「それなら話は早い、その事件について何か知らないかなって」

う~ん、とひとしきり考えるようにこめかみあたりを押さえている

二条「う~ん……、特にあやしい人にも心当たりは無いかなぁ」
二条「ごめんね、力になれなくって。あやしい人がいたら直ぐロディア君に知らせるね」

ロディア「ありがとう」

どうやら徒労だったようだ




浅賀「僕には聞かないのかい?」

ロディア「………ナニカシッテルンデスカ?」

浅賀「どうして君なんかの質問に答えてあげないといけないんだい」

ロディア「ソウデスカ、アリガトウゴザイマス」

相変わらず意味が分からない上に人を頗る不快にさせる
友達の一人もいないに違いない

………酷いブーメランだ。自分で考えて落ち込んでしまった


とりあえず帰ろう


二条 響、浅賀 直樹とコミュが出来るようになりました



19:20

自宅に帰ると、お母さんが待ってくれていた

母「おかえり」

ロディア「ただいま、お母さん。ごめんね今日も遅くなっちゃって」
ロディア「先に食べていてくれたってよかったんだよ」

母「昨日だって9時まで待ってたのよ」

ロディア「う、ごめんね」

母「いいわ、昨日と違って置き手紙もしてくれてたし」

いま、ご飯温めてくるわね

そういって台所に向かっていった


食事中

なにか母さんと話すことでもないだろうか?

会話安価↓2

二条さんって子が気になる。

>>333
すみません、好意的な意味でです。


>>333選択:二条さんって子が気になる


>>334なんのコミュも築いてない状態で好意的な意志を持つのは不可能です
    それにロディア君が異性への関心が薄いせいでもあります




最安価直下

僕の話し方っておかしいのかな?

すみません、ちょっかわいくて良い子そうだなあ、くらいなら、同じ活動しているんだから、ありかなと思ってしまいました。

安価なら下



>>336選択:僕の話し方っておかしいのかな?




ロディア「僕の話し方っておかしいのかな?」
晩御飯を食べながら母に尋ねる

母「どうしてそう思うの?」

ロディア「なんだか誰とも馴染めてない気がして」

母「それって、友達がいないってこと?」

ロディア「………………………うん」

母「心配しすぎよ、心配しなくても貴方を受け入れてくれる人はたくさんいるはずよ」

ロディア「……そう、なのかな」

母「ええ、無理に周りに合わせる必要なんてないわ。むしろ貴方のありのままを受け入れてくれる人を大切にしてあげなさい」

ロディア「……うん、ありがとうお母さん。僕を励ましてくれて」

母「フフフ、素直なところが貴方の一番の美徳よ」




※貴方のコミュ力が少し上昇しました
※母親と一回コミュを行いました


>>340
いえいえ、こちらも一度くらい感情判定をするべきだったかもしれません
これに懲りず、また安価に参加してください




23:00

ご飯を食べた後、お母さんと談笑しながら過ごした

お母さんはもう疲れたのか、先に眠ってしまった


僕も疲れたもう寝てしまおうか?
それとも何かしようか?


自由安価↓2


※深夜行動なので明日起きるのが遅くなるかもしれません(現在は木曜、日程は>>239参照)

蟇昴k

寝るよ


>>345文字化けにより安価↓採用

>>346選択:寝る


明日は学校だ、無理に起きて遅刻することも無いだろう

「おやすみ、お母さん」
眠っている母の額に優しくキスをした


二日目終了

【リザルト画面】

名前:ロディア=ロスチャイルド 
性別:男性
学年:2年

環境 :2  とても悲惨だがまだ救いはある
強さ :5  そこそこ強い、上級異能者には未だ後れをとる
生活:10 彼はどんな劣悪な環境下であろうとも取り乱すことなく生活できるだろう
教養:2  悪夢のような環境であることが災いし一般常識すらあやしい


年齢は16
スラブ系の民族の父と日本人の母を持つ
貴方の家庭環境は幸福とは程遠く、父親のDVにより幼い弟を亡くし母は右目の光を失ってしまった
その元凶の父は泥酔した状態で浴場に向かい、後日溺死した状態で見つかった
現在は母の故郷である日本で、小さなアパートに二人で暮らしている
小柄な体格であるが父に似た整った顔立ちと、それが嫌味に感じられない爽やかな性格である
しかしコミュニケーション能力に乏しく、異性への関心も薄い
写真記憶という瞬間記憶能力がある



異能:物質強化

物質の強度を変える異能
強化できる物質は生物非生物を問わない
まだ扱いなれていないため自分に触れている物質しか強化できない
使用するたびに多大なカロリーを消費し、食事を取らなければ衰弱してしまう
裕福ではない彼にはとても辛い副作用である


異能ランクは緑 (5)
           ↓
           (5.7)

※特定の行動達成により異能が成長しました


【関係一覧】

母:「愛する家族」【家族愛】

宿毛 源一郎:「いい人だなぁ。ハゲで怖い顔だけど」【知り合い】

御調 虹:「僕を受け入れてくれた人」【信頼】

霞園 弦戯:「よく分からない人」【知り合い】

斎藤 竜馬:「よく分からない人」【知り合い】

浅賀 直樹:「ワケワカラン」【嫌悪】

田中 友:「珍しい人」【知り合い】

二条 響:「優しい人」【知り合い】


新しいコミュ開放によるプロフィール公開

名前:霞園 弦戯(カスミエン ツルギ)
性別:女性
学年:3年

環境:10  通常では考えられない特殊な環境に生まれた
強さ:5   そこそこ強い、上級異能者には未だ後れをとる
生活:5   それなりにある、一人で十分に暮らせる
教養:2   異能の影響で一般常識すらあやしい



年齢は19(自称)
幼少期に火の神をその身におろす儀式を受けた
ただし失敗したため不完全。感情も少し欠けてしまった
学園に入る前に村を7つ焼き尽くしたとの噂があるが真偽は不明
異能の影響により、自分を語ることすら難しいが
本人は全く気にしていない模様
自分の焔を眺めるのが趣味




異能:迦具土(カグツチ)
焔を操る異能
有効範囲は自分の半径30m
もっと広い範囲にも作用できるが扱いなれていないため禁止されている

異能のランクは青 (3)

名前:斎藤 竜馬 (サイトウ リュウマ)
性別:男性
職業:教師、自治組織組長

環境:5  ごく一般の家庭に生まれる 
強さ:3  ごく普通の成人男性レベルの能力。異能者と渡り合うことは難しい
生活:5  それなりにある、一人で十分に暮らせる
教養:8  教師として十分な能力を備える


年齢は43
特筆することのないごく一般の家庭に生まれる
無精髭がトレードマークのナイスミドル(自称)
現在独身
非常に面倒くさがりやで、生徒の評判も良くない
自治組織の組長であるが放任気味
異能適性が発覚したのは28歳のとき
それ以前から異能を使っていた自覚はあるらしい



異能:感覚強化
五感および第六感が研ぎ澄まされる
意図的に五感の遮断も可能である
異能のデメリットは???

異能ランクは黒 (8)


名前:浅賀 直樹 (アサガ ナオキ)
性別:男性
学年:三年

環境:8  とても裕福な家庭に生まれる
強さ:8  上級異能者に一歩も後れをとらない
生活:5  それなりにある、一人で十分に暮らせる
教養:8  小中高と常に優秀な成績を収め、社交性もある



年齢は20
とても裕福な家庭に生まれる
何事も器用にこなし、大きな苦労をせず育った
自信過剰でナルシスト、他人を見下す傾向にあり他人と対立しやすい
しかしその自信に見合った完璧ともいえる能力を有する
異能適性が発覚したのは16歳のとき
高校中退という醜い経歴をつけたくない、という理由から高校卒業後に専門学校に入学した
神宮篤輝のことを一方的に嫌っている



異能:念動力
イメージを見えない形として操る異能
有効範囲は自らの視界全て
上級異能者と言っても差し支えないが、神宮篤輝と比較され未だに中級異能者
異能の分類があいまいなことも昇格失敗に拍車をかけている
異能のデメリットは???

異能ランクは緑 (8)


名前:田中 友 (タナカ トモ)
性別:女性
学年:2年

環境:4   ごく普通の一般家庭に生まれる
強さ:4   一般人に負けることはないだろうが、異能者と渡り合うことは難しい
生活:7   一般家庭の主婦レベルの生活能力
教養:5   義務教育の過程を終え、十二分な一般常識を備える



年齢は16
ごく普通の一般家庭に生まれる
酷く気弱な性格で、自分に自信がない
主体性も無く行動のほとんどを他人に依存している
そのため自分の行動に責任感を持っていない
その性格が災いし酷く他人に嫌われる傾向にある
なぜ自分が嫌われているのか全く理解していない事も孤立に拍車をかけている
異能適性が発覚したのは14歳のとき
進路が決まっていなかったためありがたく中学卒業とともに専門学校に入学
他人に影響されてよく髪型を変える



異能:空中浮遊
空中を自由に移動することが出来る異能
自分に身に付けているものと両手で掴んでいるものまで浮遊することが出来る
異能のデメリットは???



名前:二条 響(ニジョウ ヒビキ)
学年:二年 
性別:女

環境  :6  裕福な一般家庭に生まれる
強さ  :5  そこそこ強い、武道の経験がある
生活能力:6  家事の知識があり、一人でも生活できるであろう
教養  :7  義務教育の過程も終え、人を受け入れる心の広さがある


年齢は16
ちょっと気弱だけど素直で優しい頑張り屋さんの女の子。けど、少しうっかりしたところがある
幼少の頃にそのことを心配した祖父に武道を叩き込まれた
武道の腕前はそれなりになったが、うっかりしたところは多少残っている模様
異能の代償でたくさん食べるようになり、その影響か料理が大の得意
異能を使う授業がある日は、大きな弁当を持参している
実家がそれなりに裕福で食費による家計の圧迫はあまりない
祖父母に話をよく聞かされたためか、聞き上手
身長は平均より少し小さい。けど胸は少し大きい
自治組織に加入している



異能:再生能力

外傷、傷ついた内臓、骨折や筋肉痛なども治療可能。(自分・他人両方使用可)
枯れた植物を元気にしたり、腐敗等で食べられなくなった食材なども食べれる状態にできる。
ただし無機物には使用できない。
縛りは主人公と同じくお腹がすくこと。

異能のランクは緑 (4)


修正

>>353

異能:迦具土(カグツチ)
焔を操る異能
有効範囲は自分の半径30m
もっと広い範囲にも作用できるが扱いなれていないため禁止されている
異能の使用の度に過去一日の記憶が消去される

異能のランクは青 (3)



>>356

異能:空中浮遊
空中を自由に移動することが出来る異能
自分に身に付けているものと両手で掴んでいるものまで浮遊することが出来る
異能のデメリットは???


異能のランクは緑 (5)


今日の投下はここまで
深夜にもかかわらずお付き合いいただきありがとうございました


事件に関してや波多野さんのこと
まだまだやる事はたくさんありますね
少しずつ消化していきましょう


結構長い話になりそうだね


>>361
当たり前ですが安価と行動次第です
ある行動をすると結構簡単に話が進んでくれると思います
ヒントはリスクを恐れない事ですね




20:30頃再開予定
今日こそは予告どうりに………出来たらいいなぁ


約束を守れない>>1で済まない

今日は準備が良すぎて暇になってしまったんだ

再開



夢判定

7以上で夢を見る

直下コンマ


コンマ判定:9  成功


夢フラグⅠ  解放








昔の夢を見た

暗くて冷たい昔の夢だ



僕が6歳のとき悪夢はもう始まっていた

何の理由もなく暴力を振るう父
それにただ従うだけの母

あまり僕を殴る事はなかった

殴られても反応がなかったからだろう

痛覚が無いわけではなかったと思う

本当に痛くなかったんだ

今なら分かる、あの時にはもう異能を使っていたんだ

どれだけ暴力をふるわれても反応も、傷がつくことも無かった

そんな僕に恐怖したのか、それともただ飽きただけだったのか僕にはわからない

だがその代わりと言わんばかりに母を痛めつけた

僕の目の前で、見せつけるように

ひとしきり愉しんだ後、満足したように外に出る

仕事に向かったのだ

外面だけはいい父だったことを覚えている

僕と母は暗く冷たい場所に取り残される

ここから出ることを禁止されていたから

出ようと思っても出られないのだけれれど

母は泣きながら僕を抱き締める

お腹がすいたよと母に言う

ごめんねと母は泣くだけ

母のこの言葉は嫌いだった

だってお腹が膨れないんだもの

声も無く僕は涙を流す

なぜだかは僕にもわからない

でも酷く胸に詰まる何かを感じた




6:20

朝、目が覚める

なんて酷い目ざめだろう
嫌な嫌な思い出だ
…………何も考えたくない、とりあえず起きよう



今日は自分がご飯を用意する番だ

いつものように朝食を用意して母が起きるのを待った



7:30

母はもう仕事に向かった

授業が始まるのは9:20

それまでに結構な時間がある

何かをして過ごそうか?


行動安価↓2


>>372選択:時間に余裕があるなら波多野さんにも会いに行く。
       なければ今日の予習。




時間判定

1~3   絶対に間に合わない
4~7   頑張れば何とかなるかもしれない
89     間に合う
0     まさかのお隣さん

直下コンマ


コンマ判定:8   間に合う


波多野さんに会いに行こう

そう思い立ち御調さんからもらったメモを見る

……結構近いな、これなら10分もかからないだろう

時間にも全然余裕がある

波多野さんの家に向かうとしよう


住宅街の一軒家
ここが波多野さんの住んでいる家らしい

僕の住んでいるアパートと比べれば十分立派な一軒家だ

とりあえずチャイムを鳴らしてみる




誰が出てきた?

1   まさかの無人
2~4 大人の女性
5~9 波多野さん
0   ???

直下コンマ


コンマ判定:4  大人の女性



???「はぁ~い今開けます」

そういって扉を開けたのは大人の女性だった
おそらく波多野さんのお母さんだろう

波多野母「ううん?ぼくどうしたの?」
………どうやら完全に子ども扱いされている
いくら僕が小柄だといっても失礼ではなかろうか

ロディア「あの波多野…ああいや、蒔菜ちゃんに用があって」

波多野母「あら、蒔菜の知り合い?こんな可愛らしい子とも知り合いなのかしら」

ロディア「同じバイト先だったんです、学校も同じです」
名前はロディアといいます、と付け足す

波多野母「歳はいくつ?」

ロディア「16です」

波多野母「最近の子はこんなものなのかしら」
余計な御世話だ、食事が不十分だから身長が縮んでしまったに決まっている

波多野母「ちょっと待っててね、蒔菜呼んでくるから」




そういって二階に向かっていった
僕は玄関に待たされている



波多野「ハァ!!アイツが来たの!?」

波多野「いや理由なんてどうでもいいわ、会いたくないって言っておいてね!!」



波多野さんの大きな声だけが玄関まで響いていた
どうやら僕は追い返されるらしい


大きな扉を閉める音とともに、波多野さんのお母さんが二階から降りてきた

波多野母「あの子部屋から出たくないって」

ロディア「そうですか、突然訪ねてきた僕も悪いですしね」
と頑張って申し訳なさそうな顔をする


波多野母「ええ、だから蒔菜の部屋まで上がってもらえるかしら」


ロディア「ハ!?えっいいんですか?」
思わず驚きの声をあげてしまう




波多野母「いいのよ、ほら遠慮しないで」

ロディア「いやあの、蒔菜ちゃん会いたくないって聞こえてましたよ」

波多野母「いいのよ、あの子の『駄目』は『良いよ』ってことなんだから」

ロディア「そ、そうなんですか?」

波多野母「ええ、それにあの子が駄々をこねるのはいつものことだし」


………どういうわけか家族からの評価がかなり残念だった
波多野さん、いったい今まで何をやらかしてきたんだろう?


とりあえず上がらせてもらうことにした




『マキナ』と書かれたネームプレートの部屋の前に立つ

もしかしなくてもここが彼女の部屋だろう


控えめにノックをしてみる

波多野「開いてるわよ~」

波多野さんの間延びした返事が返ってきた
ここで僕だと分かれば絶対に中に入れてくれないだろう

意を決して扉をあける



波多野「今度は何の…よ…う」

波多野さんはベッドに寝っ転がり雑誌を読んでいた
仰向けで布団も蹴とばしている
そしてなにより
だらしなく着たパジャマと思わしき服がめくれあがってお腹が見えてしまっている


波多野さんは予想外の人物に完全に固まってしまっている


ロディア「お、おはよう波多野さん」
とりあえず挨拶をするが何も返事がない


かなり気まずい空気が波多野さんの部屋を支配していた


先に言葉を発したのは波多野さんだった


波多野「なななななな、なんでここに!?」
飛び跳ねるように立ち上がって僕に尋ねる

ロディア「お母さんが上がっていいって」

波多野「あんのやろ~!!人のお願いもまともに聞けないの!!」

波多野「いや、今このことはどうでもいわ!!」

波多野「とりあえず出て行きなさいよ~!!」
おもむろに立ち上がり手当たり次第に物を投げつけられる


ロディア「痛い痛いって」
異能を使ったため言葉とは裏腹に痛くは無いのだが

波多野「うっさい馬鹿!さっさと帰りやがれ!!」

ロディア「お願い聞いて。君に話があるんだ」

僕の言葉を聞いた途端ピタッと攻撃がやむ



波多野「………お願い出てって、お願いだから」

波多野「先に着替えさせて、話しならそのあとでもいいでしょ?」

波多野さんのテンションの落差に戸惑いながらも急いで部屋を出る




待つこと数分

小さなノックの音とともに入ってと声が聞こえた


ロディア「お、お邪魔します」

恐々と中に入る

波多野さんはベッドの上で布団をかぶって座っている

波多野「……ごめんね、取り乱しちゃって」


部屋の中に鬱屈とした重い空気がたちこめる


波多野「……それで、話ってなにかな?」


そうだ、話があったんだ
僕が波多野さんに話したいこと、それは



会話安価↓2

あの時はごめん。
僕はつい、しゃべりすぎてしまう悪癖があるんだ。
なおそうと思っても、つい直らなくて。
僕は波多野さんのことをよく知らないから、安易に返事をするのはかえって失礼だと思った。
だからまず友達になって欲しいと言いたかったんだ。

それから、僕とは関係なしに、自治組織に復帰することは出来ないかな?
もちろん、無理にとは言わないよ。

上記のことを、落ち着いて話す。


>>386選択


ちょっと休憩


僕の話したいこと
それは自治組織を抜けた理由なんていう事務的な理由なんかじゃない

ただ謝りたかった
自分のあまりの不甲斐なさが彼女を傷つけてしまったことを
そして知ってほしかった
僕は君のことを嫌いじゃないってことを





ロディア「あの時はごめん」
ロディア「君はまだ僕のことを知らないから勘違いさせちゃったんだ」
ロディア「僕にはつい、しゃべりすぎてしまう悪癖があるんだ。 なおそうと思っても、直らなくて。 」
ロディア「これでも皆に馴染もうと必死なんだけどね」
ロディア「それにね僕は波多野さんのことをよく知らないから、安易に返事をするのはかえって失礼だと思ったんだ」
ロディア「だから、だからね………僕と…友達になってくれませんか?」


祈るように頭を下げる

自分にできる精一杯の謝罪だ。これが拒絶されてしまってはもう何もできない



波多野「………私は、私はもう友達だと思ってたわ」

ロディア「えっ?」

波多野「つい一昨日、あんたに告白するまでずっと友達だと思ってた」

波多野「何をすれば友達なの!?何をしなかったから友達じゃないの!?」

波多野「どうせ私のこと嫌いなんでしょ!その謝罪だって適当な言い訳なんでしょ!!」

ロディア「そんなこと無い!嫌いと思ったことなんて一度も無いよ」

波多野「じゃあなんで私の告白を断ったのよ!」

ロディア「それはまだ僕が16歳だから…」

波多野「年齢なんて関係ないじゃない!」

ロディア「関係大アリだよ!」

波多野「じゃあどんな関係があるか言ってみなさいよ!」

ロディア「16歳じゃあまだ結婚できないよ!」

波多野「……………………………………は?」




波多野「ごめん、もっかい言って」

ロディア「16歳じゃあ結婚できない」

ロディア「だって日本の『付き合って』ってプロポーズなんだよね」

波多野「あんた、『付き合って』ってプロポーズのことだと思ってたの?」

ロディア「違うの?」

波多野「違うよ」

ロディア「えっ!」

波多野「えっ!」



数秒間の沈黙の後、波多野さんが突然笑い始める


ロディア「ど、どうしたの?」

波多野「アハハ、いやなんか本気で落ち込んでた自分がアホらしくなってね」

波多野「そりゃあ断られるわけだわ」

波多野さんが吹っ切れたように笑っている
どうやら『付き合って』の意味を間違って覚えていたらしい
では本当はどういう意味なんだろう?

ロディア「それじゃあ『付き合って』って本当はどういう意味なの?」
気になって結局聞いてみる

波多野「恋人になってって意味よ」

ロディア「そ、そうなんだ。接吻をしたらじゃあないんだ」

波多野「フフフ、なによその基準」

波多野「それで、恋人にならなってくれるわけ?」

ロディア「う、ううん。それもちょっとまだ早いかな」

波多野「そっか。まあ別にもういいけど」

波多野「それじゃあ何をしたら友達になれるわけ?」



ロディア「……ハグしてほしいな。それで友達になりましょうって」

波多野「ホントよくわかんない基準ねそれ」

ロディア「…友達が出来たことなんてないからさ、僕が決めたんだ。」

ロディア「こういうことをしてくれたら友達って基準を」

ロディア「そうでもしないと分からないから、友達とそうじゃない人の違いが」

波多野「……………どりゃ~!」
波多野さんに思いっきりだきしめられる

ロディア「く、苦しいよ」

波多野「そんなこと言って~、ホントは嬉しいんだろ~。ほらほらこれがええのんか?ん?」
そういって思いっきり頬ずりをされる


家族以外の人に初めて抱きしめられた
いや、母親以外の人に初めて抱きしめられた
嗅いだことも無い匂いが鼻につく
砂糖菓子のように甘ったるい不思議な匂いだった

なぜだろうか、初めてのはずなのにとても心地よく感じた



波多野「よし!これでもう友達だよね?」

ロディア「う、うん。そうだね」

波多野「よしよし、それじゃあ学校に行こう」

突然僕を離したかと思えばこんどは手を握られる
なにがなにやら分からないまま階段を下りて外に向かう

波多野さんはこんな人だったんだろうか?
嵐のような展開の連続でついていけないまま流されまくっている



ってそうだったまだ聞いていない事があった

ロディア「自治組織どうするの?」

波多野「ああそうか、昨日勢い余ってサボっちゃったんだよね。あとで御調さんに謝らないと」

ロディア「それって、まだ続けるってこと?」

波多野「そういうこと」

満面の笑みで僕を引っ張ったまま外を歩く
こうやって手を引っ張って歩いてもらうのも母親以外にしてもらったことがない

ついさっきまで僕のことを拒絶した女の子に今は受け入れてもらっている
どうしてこうなったんだろう?考えてもさっぱり分からない

………まぁいっか
今できた友達と手を繋いで歩いている、それがすべてだ







※波多野蒔菜とコミュを築けるようになりました
※波多野蒔菜の好感度が大幅に上昇しました


この文章を書きあげるために1時間以上かかってしまうという痛恨のミス

もっと早く書けるようになりたい



朝の行動が終わっただけですが今日の投下はここで終了です

ちょっとの間でしたがお付き合いいただきありごとうございました

明日は何とか三日目終了までもっていきたい


20:00から再開予定


予定どうり再開



12:35

昼休み

あれから波多野さんに引っ張られて学校についた後
授業があるからとすぐに別れた

正直な話どんな授業をしていたかさっぱりおぼえていない

まだ心がざわついていて、ずっと波多野さんのことを考えていた

僕に初めてできた友達
僕の決めた基準をクリアして出来た友達
とても嬉しいことには違いないが、『呆気なかった』というのが一番の感想だ
僕にとって重大なイベントは、呆気なく嵐のように過ぎ去っていった

実際にこういうものなのだろうか?
いや、まだ初めてできたばかりだ。あまり深く考えても仕方ないだろう



一時限目は『心理学』、二時限目は『異能研究』だった気がする

なにか課題を出されていたらどうしよう?

今日できたばかりの友達もいるが、彼女の異能ランクは青
同じ授業を受けていないだろう
………素直に何も課題が出されてない事を祈ろう



さて、これからどうしよう?

行動安価↓2

バトル物は食傷気味なんでこのままでいいよ

クラスメイトと会話


>>403選択:クラスメイトと会話

※知り合いと会話でいいですかね?



さあそろそろご飯の時間だと教室を後にした

今日は一体何を食べようかと思案していたが
僕は衝撃の事実を思い出した


ロディア「………お金が…無い…!?」

そう僕の財布の中には100玉すら存在しなかったのだ
そういえば昨日空腹に負けてドーナツのために全額はたいてしまっていたのだ


ま、マズイ次は確か『ボランティア』だったはずだ
異能を使うわけではないが体力を消費することは明らか


……誰かに奢ってもらうしかない
昼休み終了までに誰かと会えればいいが



直下コンマ

学校内により+2


コンマ判定:9   成功
※5以上で成功でした、記入忘れ申し訳ない


見つけた人物

安価↓2

二条さん


>>411選択:二条響


誰か、誰かいないだろうか

数少ない知り合いを頑張って探す



………居た、二条さんだ
学校の中庭のベンチでお弁当を食べていた

本当は誰かに奢ってもらいたかったがこの際仕方ない
少しだけでも分けてもらおう




ロディア「こんにちは、二条さん」

二条「あ、こんにちはロディア君」

ロディア「あのさ二条さん、……少しお願いがあるんだけどいいかな?」

二条「はい、どんなお願いですか?」

ロディア「ああ、……うん…そのね」

非常に言いづらい
二条さんは優しい人だ、その良心につけ込むようで非常に辛い



言い淀んでるときにタイミング悪くお腹が鳴ってしまった



二条「あっ、ウフフ、ロディア君お昼ご飯はどうしたんですか?」

もう覚悟を決めるしかない
ロディア「ゴメン二条さんお弁当を恵んでくださいませんか!?」



お弁当判定

1   無い
2~4 デザートのみ
5~9 半分くらい
0   何故か大量

直下コンマ



コンマ判定:7   半分くらい



二条「えっと、その……」
どうやら言い淀んでるようだ、当たり前か
いきなり現れて弁当を恵んでくれなんて言うやつはこの学校に僕くらいだろう


二条「半分くらいしか残ってないけどいい?」

ロディア「えっ、本当に恵んでくれるの!?」

二条「うん、別に次は異能を使う授業じゃないし」

ロディア「あ、ありがとう」
思わずとろけるように顔が綻んでしまう

二条「いえいえ、困った時はお互い様なのです」
そういってお弁当を差し出してくれる



二条さんは僕の家庭事情を知っている

だからこそ僕にお弁当を恵んでくれたのだろう

二条さんの優しさに感謝しありがたくお弁当をいただいた


お弁当はサンドイッチだった
母親以外の手料理は初めて食べる

………サンドイッチにも家庭の違いってあるんだな
食べたことのある食べ物であるにもかかわらずなんだか新鮮な気分だった


お弁当を食べ終える

ロディア「ごちそうさまでした」

二条「お粗末さまです」

ロディア「本当にごめんね、いきなりこんなお願いしちゃって」

二条「そんなに気にしないでいいんですよ」





せっかく昼休みに出会ったんだ何か話そう

会話安価↓2

サンドウィッチありがとう。
本当に美味しかった。
今度なにかお礼をしたいんだけど……。


>>417選択


ロディア「サンドウィッチありがとう。 本当に美味しかった。 今度なにかお礼をしたいんだけど……。 」

二条「もう、気を遣いすぎなんですよ。ロディア君は」

ロディア「そんなことない、このままじゃあ僕の気が収まらないんだ」

ロディア「なにか僕に出来ることで、二条さんにお礼がしたいんだ」

二条「そこまでいうなら、………う~ん」


しばらく何かを考えるように腕を組んでいる




二条「そうだ!ロディア君って料理できますか?」

ロディア「出来るよ、これでも結構自信あるんだ」

二条「ほうほう、それじゃあ明日って何か授業とってます?」

ロディア「いや、土日は取って無いんだ」

二条「そうですか、それなら月曜日。私にお弁当を作ってきてくれませんか?」

ロディア「そんなことでいいの?」

二条「いいのです。あまり大袈裟でも私が困っちゃいますしね」

二条「お弁当にはお弁当。正当な対価だと思うのですよ」

ロディア「よしわかったよ!!びっくりして腰を抜かしても知らないからね!」

二条「い、一体どんなお弁当を作ってくる気なのですか…?」



そうこう会話をしているともう少しで昼休みが終わってしまう

二条「それじゃあ来週の月曜日、この中庭に来てくださいね」

ロディア「うん。約束だよ」



お互い次の授業に向かう






※二条響と一回コミュをしました
※二条響と約束をしました
※二条響の好感度が上がりました


ちょっと休憩


さ~いかい


14:55

三時間目の授業は『ボランティア』だった

名前の通りの授業内容
自分で選んだボランティアを行う
僕が選択したのは町内のゴミ拾いだ
このボランティア、終わったら缶ジュースをもらえるのが好きだったりする



今日はバイトがある
少しだけ早いが向かうとしよう




15:30

事務所についた
そういえば今日は誰とバイトだっただろう?


1   甲斐 七瀬
2~4 最安価
5~9 最安価
0   最安価

直下コンマ


コンマ選択:2  最安価

今更ですが甲斐さんの性別
※現状は男5人、女5人です
安価↓2


>>429選択:女


それではバイトの相方を選択してください

1、宿毛 源一郎
2、神宮 篤輝
3、浅賀 直樹

安価↓2

1



>>432選択:1、宿毛 源一郎



宿毛「今日はよろしく頼むぞ」

ロディア「おお!いきなり後ろから声をかけないで下さいよ」

宿毛「………すまなかった」

ロディア「いえいえ分かればいいんです。今日はよろしくお願いしますね」

挨拶も早々にバイトの準備を始めた




直下コンマ
5以上でイベント


コンマ判定:9   イベント発生
※なんかやたらとコンマの調子がいいですね



いつものように地域の人たちに挨拶をしながらパトロールをする


パトロールする地域は大きく分けて四つ

専門学校周辺のA地区
自治組織の事務所もこの地域

住宅やマンションが立ち並ぶB地区
僕や波多野さんもこの地域に住んでいる

商店街などが立ち並ぶC地区
一番多く人が集まる場所だ

活気から離れた場所にあるD地区
多くの空き地や廃屋などがある


17:20


現在はD地区をパトロール中だった

そこで不思議な光景を発見した

妙な仮面をつけた人たちが廃ビルに入っていくのが見えたのだ


ロディア「あの人たちいったいあんな場所にどうしたんでしょうね?」

宿毛「………確か新興宗教だったはずだ」

ロディア「しんこうしゅうきょう?」

宿毛「ああ、何教だったか忘れたが最近妙に活発に活動しているらしい」

宿毛「うちの学生も何人か所属しているそうだ」

ロディア「へぇ~、よく知っていますね」

宿毛「…………昨日俺も御調さんに同じ質問をしたからな」

ロディア「なぁんだ、受け売りなんですね」

宿毛「……知識とは皆総じて受け売りだろう。そうじゃないと錯覚しているだけだ」

ロディア「うっ、もしかして怒っちゃいました?」

宿毛「………少しな」



そういってその廃ビルを後にした




新興宗教
………なんだかうちの学校の誰かもそんなことを言っていた気がする





※メインフラグⅡが解放されました


メインフラグⅡ


『新興宗教』
D地区を拠点とした新興宗教があるらしい
妙な仮面をつけた見るからに怪しい集団だ
うちの学校の人たちも何人か所属しているらしい



19:00

夕方のパトロールが終わり事務所に戻った

パトロールの引き継ぎは御調さんと田中さんだった
まだ甲斐さんは寝込んでいるらしく、ヘルプとして御調さんが呼ばれたらしい



現在事務所にいるのは宿毛さんだけだ

もうこれから予定も無い、そろそろいい時間だし夜ごはんを食べよう
今日はバイトなことも母が知っているため多少くらい遅れてもいいだろう
外食の場合は誰かに奢ってもらうことになるのだけれど

別にこのまま家に帰ってもいい


行動安価↓2



>>441選択:家に帰ってから、二条さんのお弁当の中身を考えよう

※昨日から寝込んでるのに自宅で独りぼっちの甲斐さんカワイソス(´・ω・`)
※べ、別にメインキャラをそろそろ出し終えたいとかそんなんじゃないんだからね!!



アパートに帰って母親の分の料理を作って帰ってくるのを待った



20:00

母親とご飯を食べながら今日あったことを話す




母「………お金がなかったら言わないと駄目よ」

ロディア「いやいやわざとじゃないんだ、本当に忘れちゃってて」

母「次からはこんなことが無いようにね」

ロディア「う、うん。ごめんねお母さん」




ロディア「それでね、お弁当の中身どうしようかなって」

母「どうしようって、どうにかするほどのお弁当なんて作れるの?」

ロディア「……あっ、それもそうだね……」

そうだったそもそも我が家には大した食材なんて無い
こんな状態で二条さんを驚かせることなんてできるだろうか

ロディア「ど、どうしよう」

母「ちょっと多めにおこずかいあげるから、休みのうちに買い物にでも行ってきなさい」

ロディア「ホント!!お母さん!」

母「そのかわり、来週の分を引いておくからね」

ロディア「えぇ~、けちんぼ!」

母「あんまりわがまま言わないの」

ロディア「ううう、は~い」






※お金が補充されました。買い物が出来るようになりました



23:00


ご飯を食べた後、お母さんと談笑しながら過ごした

お母さんはもう疲れたのか、先に眠ってしまった


僕も疲れたもう寝てしまおうか?
それとも何かしようか?


自由安価↓2


※深夜行動なので明日起きるのが遅くなるかもしれません(現在は金曜、日程は>>239参照)

寝る

>>1が用意したメインキャラは甲斐さんで最後なん



>>446選択:寝る


明日、学校は休みではあるけど無理に何かすることなんてない

寝よう


三日目終了


>>447
コミュが出来るキャラでまだ出会って無いのは甲斐さんと
もう一人いますが、このキャラは終盤にしか出ないので実質甲斐さんだけです



【リザルト画面】

名前:ロディア=ロスチャイルド 
性別:男性
学年:2年

環境 :2  とても悲惨だがまだ救いはある
強さ :5  そこそこ強い、上級異能者には未だ後れをとる
生活:10 彼はどんな劣悪な環境下であろうとも取り乱すことなく生活できるだろう
教養:2  悪夢のような環境であることが災いし一般常識すらあやしい


年齢は16
スラブ系の民族の父と日本人の母を持つ
貴方の家庭環境は幸福とは程遠く、父親のDVにより幼い弟を亡くし母は右目の光を失ってしまった
その元凶の父は泥酔した状態で浴場に向かい、後日溺死した状態で見つかった
現在は母の故郷である日本で、小さなアパートに二人で暮らしている
小柄な体格であるが父に似た整った顔立ちと、それが嫌味に感じられない爽やかな性格である
しかしコミュニケーション能力に乏しく、異性への関心も薄い
写真記憶という瞬間記憶能力がある



異能:物質強化

物質の強度を変える異能
強化できる物質は生物非生物を問わない
まだ扱いなれていないため自分に触れている物質しか強化できない
使用するたびに多大なカロリーを消費し、食事を取らなければ衰弱してしまう
裕福ではない彼にはとても辛い副作用である


異能ランクは緑 (5.7)

           
           




【関係一覧】

母:「愛する家族」【家族愛】

宿毛 源一郎:「宿毛さんも怒ったりするんですね」【知り合い】

御調 虹:「僕を受け入れてくれた人」【信頼】

霞園 弦戯:「よく分からない人」【知り合い】

斎藤 竜馬:「よく分からない人」【知り合い】

浅賀 直樹:「ワケワカラン」【嫌悪】

田中 友:「珍しい人」【知り合い】

二条 響:「お返しをしなきゃね」【知り合い】

波多野蒔菜:「僕の初めての友達」【友好】


新しいコミュ開放によるプロフィール公開



名前:波多野 蒔菜 (ハタノ マキナ)
性別:女性
学年:2年

環境:5  ごく一般の家庭に生まれる
強さ:2  ごく普通の一般女性レベルの能力。異能者と渡り合うのは不可能に近いだろう
生活:3  無い。彼女が一人で生活するには多大な努力を必要とするだろう
教養:5  義務教育の過程を終え、十二分な一般常識を備える


年齢は16
日本の一般家庭に生まれる
それなりの苦労とそれなりの努力をして育った
見栄っ張りな性格をしており、煽られれば挑まずにはいられない
友人によく小馬鹿にされている
その上面倒くさがりであり、生活のほとんどを親に依存している
異能適性が発覚したのは10歳のとき
義務教育の過程を終えたと同時に専門学校に入学した
長く、手入れをほとんどしていない髪を、雑にまとめたポニーテールがトレードマーク



異能:自己肯定

自分が強く信じた何かになれる………気がする
実際は自らを変え得るほどの強力な異能だが
異能を完全に持て余しているため、自信がつく程度である
異能のデメリットは???

異能ランクは青 (2)


とっても残念な少女、波多野さんとお友達になりました
こんなスペックでも一応メインヒロインやから(震え声)


四日目いっちゃう?


夢判定

9以上で夢を見る
直下コンマ


コンマ判定:6  見ない
※べ、別に用意してなかったとかそんなんじゃないんだからね!




今日のバイトのお時間

1、朝
2、昼
3、夕方
4、夜
5、無い

安価↓2


>>459選択:4、夜

※夜の行動が固定されました



四日目


8:30

朝、目が覚める

今日はお母さんがご飯を作る当番だったがまだ寝ている

「お母さん、起きて」
少し揺すぶってみるが、布団を頭までかぶりぐずっている

無理に起こす必要もない
いつも仕事をして疲れているのだ、これ位の贅沢は許されるだろう


いつものようにパンの耳を貪る

今日は夜からバイトがあるがそれまで暇だ


何をして過ごそうか?


行動安価↓2

例の事件について個人的な調査でもしてみる


>>463選択:例の事件について個人的な調査でもしてみる



三日前の生徒自殺の事件について考えよう

あれから全く進展がないのか組長からの呼び出しも無い

江戸前春
肉体を分離させることが出来る中級異能者
死因は『脳挫傷』および『内臓破裂』らしい
大事な部分は家に保管していたはずではなかったのだろうか?
僕は記憶力だけは良い、この情報も間違いではないはずだ

大した情報も集まって無いが何か怪しい人物に思いたる節は無いだろうか?



直下コンマ
5以上で思い当たる

情報不足      -4
クリティカル補正 +1
???       +1

合計補正 -2


コンマ判定:6   成功


やはり何度考えてもただの飛び降り自殺では無いだろう

わざわざ分離している内臓を肉体に戻しての飛び降り
ただの憶測ではあるが絶対に何かしらの思惑が裏に潜んでいる気がする


新興宗教
……………なんでこのタイミングで思い浮かんだんだろう
確かに怪しい集団だったが今考えてることとは全く関係がない


「ああもう、やめやめ」

情報不足である今これ以上考えても無駄だ


今度なにか知っていそうな人に話でも聞いてみよう
全く関係ないはずなのに新興宗教に関しても気になる

……そういえば下仁津先生はいつも宗教の話をしている
何か知っているかもしれない

そのほかにも御調さんも新興宗教のことを知っていたらしい


この二人に会ったら話してみよう



11:50


お母さんが起きてきたので布団を干したり家事を手伝った


もうすぐお昼だ

今日の昼ご飯は一体何だろう
せっかくお金をもらったんだ、外食してもいいかもしれない


行動安価↓2

散歩がてらスーパーの特売を探す



>>468選択:散歩がてらスーパーの特売を探す

今日はこれで終了です
お付き合いいただきありがとうございました

もっといろいろ外に出て遊ぼうぜ!


一応戦闘する場面も用意してたりするんですが
そのための行動が取れてないだけです
ロディア君結構強いので戦闘も心配ないと思います


20:00より再開



結局出かけることにした

目的場所は商店街

なにかを買うという明確な目的は無いが、特売があったらそれに便乗しよう

ご飯を食べるという目的もあるし
お弁当の食材を探すという目的も兼ねている

まさに一石二鳥

このお小遣いを来週まで持たせないといけない

食べものを安く売ってるお店は無いだろうか?



5以上で発見
直下コンマ


コンマ判定:4  見つけられず



遭遇判定

5以上で遭遇

商店街  +1


コンマ判定:7  遭遇


人物指定
※二条さんと田中さん以外
安価↓2

霞園


>>481選択:霞園 弦戯


………無い

商店街を練り歩いてみたがどこも特売をしていなかった

困った、別に特売だけに頼らなくてもいいけどここまで探したんだ
どうせなら安く買いたい

それにお腹もすいた


そう思いながら歩いていると意外な人物に出会った

霞園さんだ

霞園さんも買い物なんてするんだろうか?
いや、さすがに失礼が過ぎるか

とりあえず声をかけよう



ロディア「こんにちは、霞さん」

霞園「……こんにちは」

ロディア「霞さんもお買い物ですか?」

霞園「そうだったかもしれない」

ロディア「そ、そうですか」

相変わらずよく分からない人だ
人付き合いが苦手な僕としては感情が声にも顔にも表れない人は本当に苦手だ

霞園「ロアくんはどうしたの?」

ロディア「僕はですね、何か食べ物安く売って無いかなって思ってたんですけど」
ロディア「収穫なしです」

霞園「そう、どんまい」
そう言って肩をたたかれる



ぐぅ~と情けなくお腹が鳴ったのが聞こえた
珍しく僕じゃない

ロディア「あっ、エヘヘ。霞さんもお腹が鳴るんですね」

霞園「むむむ、お恥ずかしい」
そうはいっているがいつもと同じ真顔だ

ロディア「もうお昼ですもんね。僕もお腹がすきました」

霞園「そう、わたしもお腹がすいた」

そういってお互いがじっと見つめあう



数秒間の沈黙で悟った

もしかしてこれは、アレではなかろうか
僕のいつもやるアレ

だがしかし後輩である僕にアレを強要するのか?
そんなまさか、そんなはずはないと願いながら思わず尋ねる

ロディア「ど、どうかしました?」

霞園「ごはん食べよう?」
そういって、近くのファミリ-レストランを指差す

僕のように直球に頼むことはしなかったが一応覚悟しておこう

ロディア「そうですね、一緒に食べましょうか」

霞園さんが頷いたのを確認してレストランに入った



ファミリーレストラン内


お互いが向かい合って座る

店員さんに渡されたメニューを見ながら唸る

ロディア「………た、高い」
お水がタダで飲み放題なのはありがたいが
どのメニューもワンコインでギリギリ足りないものばかり

霞園「…もう、決まった?」

ロディア「ああ、ごめんなさい。何にしようか迷って」

霞園「そう」
といいながら呼び鈴を鳴らした

ロディア「えっ!ちょっとなんで!」
突然のことに思わず大きな声をあげてしまった

霞園「だってロアくん選ぶの遅いから」

ロディア「え、えぇ~」

議論する間もなく店員さんが来てしまった

霞さんは早々に注文を済ました
店員さんが目でこちらに注文を促している

ロディア「い、一番安いのを」
一か八かだ、食べられないものなんて出しては来ないだろう

………出してこないよね?
とても不安な気持ちに駆られた



お昼時にもかかわらず思ったより早く注文が届いた

霞園さんはカツカレーだった
見た目に似合わずこういうのが好きなのかもしれない

僕に運んでこられたのは
白いきれいなお皿に盛られただけのライスだった

霞園「……ロアくん、ゴハン好きなの?」

ロディア「え、エヘヘ。そうなんですよ!」
思わず見栄を張ってしまった

霞園「…そう、珍しいね」

いただきます

と、二人が声をそろえて言う
心なしか霞園さんは嬉しそうな声色だった気がする


食事中なにか話そうか?

会話安価↓2


>>488選択:支払いについてそれとなく聞く


この先輩、なんとなくただの勘ではあるがお財布を持ってないんじゃ?
やっぱり僕がアレをするんだろうか

だ、駄目だやっぱり気になる

ロディア「そのカレーっていくらぐらいですか?」

霞園「…わかんない。伝票を見たら?」

ロディア「ああ、それもそうですね」

何故か霞園さんが眉間に皺を寄せてこちら睨んでいる

ロディア「ど、どうしたんです?」

霞園「……あげないよ」
といって手でカレーを隠すようにする

ロディア「そ、そんなこと思っていませんよ」



伝票を確認してみる

ライス 187円

カツカレー 980円



ロディア「たッ!……」
思わず大きな上げそうになるが咄嗟に口を覆った

だがしかし、一食980円
ハンバーガーが9個勝っておつりがくる
つまり僕の昼を九日分補えるということだ

あ、悪魔的だ
払えなくはないが悪魔的な値段だ
正直払いたくない

もうだめだ、もう聞いてしまおう

ロディア「か、霞さん。お金持ってきてます?」




5以上でお金持ってる

商店街にいた  +1
???      +2

直下コンマ


コンマ判定:8   持ってる


霞園「……持ってない」

ロディア「そ、そうですか。アハハ…」
聞いたことも無い乾いた笑いが漏れる
半ば予想したことではあったが本当に持ってないとは

霞園「うそ」

ロディア「えっ!」

霞園「ちゃんと持ってる。びっくりした?」

ロディア「もうほんとやめて下さいよ」
思わずため息が漏れてしまう
持っていたのはありがたかったが、霞園さんが冗談を言うなんて思いもしなかった

霞園「騙されて真っ青になったお前の顔はおわらいだったぜ」
とサムズアップしてくる


こんなにムカついたのはいつ以来だろう
………もしかしたら僕もこんな感じに人をイラつかせてるのだろうか?

そう思うと自然に怒りが収まった

霞園さんの珍しい姿を見れたと満足しておこう



※霞園 弦戯と一回コミュしました
※少しロディア君が大人になりました



14:20

あれから霞園さんはデザートも食べた

わざと大きいパフェを頼んだらしく
二人で分け合いながら食べた

あまり会話があったわけじゃあ無かったと思うがとても楽しい食事だった

霞園さんの珍しい姿も見れてなんだか得したような気分になったし

ちなみに会計は割り勘だった
僕が払った分が明らかに多いがそこはご愛敬
楽しい思い出はプライスレス


霞園「……思いだした」

ロディア「なにがですか?」

霞園「わたしがここにいた理由」

そういえばなぜ霞園さんが商店街にいたのこの理由が分かっていなかった
忘れる方もどうかと思うけど
そこは霞園さん、何があってもおかしくないとでも思っておくべきだろう


霞園「わたしはナナちゃんのお見舞いに行く途中だった」




ナナちゃん。甲斐さんのことだろう

甲斐 七瀬 (カイ ナナセ)
学年は三年、年齢は22
異能のランクは赤
この学校に12人しか存在しない上級異能者である
異能は『加速』
高速で動けるようになる異能
本人は時間が止まると言っている
強力な異能であるがこの異能には大きなデメリットが存在している
本人は仕事熱心ではあるがよく寝込んでしまっているのが現状だ



ロディア「甲斐さんまだ寝込んでたんですか?」

霞園「わからない、けど誰も来てくれなくて寂しいって電話があった」

ロディア「そ、そうなんですか」
二日間寝込んでいたのに誰も会いに来てくれてなかったらしい
一人暮らしの身だ、さすがに同情してしまう

霞園「ロアくんも来る?」

お見舞いに誘われてしまった

どうしようか?


1、行く
2、行かない

安価↓2


>>499選択:1、行く
※夕方の行動が固定されました


ロディア「お供させてもらいます」

これからとくに用事があるわけではない
それに霞園さんだけに任せてしまったらまた忘れてどこかに放浪するかもしれない
二日間誰にも相手にされず、さらに約束をした相手に忘れられてしまったら流石に可哀想過ぎる

霞園「それじゃあお使いも頼まれてるから」

そういって商店街の方向に向かっていった霞園さんを追いかける



頼まれていた物は
ビール
タバコ1カートン
適当につまみ
ティッシュペーパー
トイレットペーパー

だった
お互い未成年だったためビールとタバコは買わなかった
というか霞園さんに頼んだのならビールとタバコは無理だと分かろうよ
と思わずにはいられなかったがそれ以外のものは買ってきた

おつまみもスルメイカでよかっただろうか?
詳細を書いていないのだ、文句を言われても甲斐さんが悪いってことにしておこう


15:10

少し遅くなったが甲斐さんのマンションについた

霞園さんが呼び鈴を鳴らす

実は食事中にも築いていたのだが霞園さんはスイッチの類が好きなのだろうか
レストランでも『わたしが押すから』と念を押されえていた



直下コンマ
1    凄い姿
2~4  変な姿
5~7  一見普通
890  普通


コンマ判定:5  一見普通

ちょっと書くの時間かかるかも

※最近見直しが甘いせいか誤字が増えた気がする




どたどたと忙しない足音が聞こえて扉が開かれる

甲斐「やっと来たか!遅いぞってアレ?どうしてロディアが?」

ロディア「たまたま霞さんに会って、一緒についてきました」

甲斐「そうかそうか、お姉さんが心配でついて来たか可愛い奴め」
そういって僕を思いっきり抱きしめて頬ずりをされる
………なんだかつい最近全く同じことをされたな

甲斐「もちろんお前もかわいいぞ」
そういって霞園さんにも抱きつく

何故か室内にいるにもかかわらず甲斐さんはマフラーをしていた

甲斐「ほらほら、遠慮せずにあがりたまえ」

ロディア「それじゃあ、お邪魔します」


甲斐さんの部屋には何度か上がったことがある

1DKの立派なマンションだ
お風呂もトイレもある

甲斐さんのマンションを知っている理由は今回のようによく仕事が出来なくなるからだ


ロディア「思ったより甲斐さん元気そうですね」

甲斐「お前らが来てくれたからだよ、昨日なんか寂しくて泣いてたわ」
と吐き捨てるように言われる

甲斐「虹なんか用件伝えたら直ぐ帰りやがったんだ、何て奴だ!先輩を敬う気持ちは無いのか!」

ロディア「学年的には御調さんの方が上じゃないですか」

甲斐「そういえばそうか、それなら人生の先輩って意味で一つ」

寝込んでいると聞いていたが全然そんな素振りを見せない
もう『アレ』は治ったんだろうか?

ロディア「寝込んでるって聞いてたんですけどもう治りましたか?」

甲斐「ああそれがまだなんだよ」

ホレ、とマフラーを外して首筋を見せる



マフラーに隠されていた首筋は緑色に変色し、脈打つように蠢いていた



ロディア「うげぇ、今回もまた凄いことになってますね」

甲斐「ああ、全く困ったもんだよ。これでもほとんど治ったんだがね」
甲斐「コンビニに買い物にも行けないんだ、最悪だね」



そう、甲斐さんの異能のデメリット
それは『体が異常な変質を遂げる』のである
しかも異能が使えなくなるおまけ付き

このデメリット、症状が多種多様で
今回のように怪物のような体になる事もあれば
性別が変わってしまったり、腕が増えるなんてこともあった

症状が軽ければ問題は無いのだが、今回は外すら歩けなかったようだ



ロディア「……その異能とっても大変ですよね」

甲斐「ほんとにもうお姉さん泣いちゃいそうだよ」

ロディア「でも異能を使い過ぎなければ解決しますよね?」

甲斐「便利なものとは使わずにはいられないのだよ、ワトソン君」

ロディア「結局自業自得ってことですよホームズ先生」

甲斐「ええーい生意気な!」
そういって頭をグリグリされるが異能を使ったので痛くなかった



甲斐「そういえば、ちゃんとお使いをこなしてくれたかい?」

ロディア「一部を除いてですけどね」

甲斐「なんだと!?」

ロディア「未成年にお酒やたばこは買えません」

甲斐「しまった、忘れてたな。っておい弦戯は?」

ロディア「あれ?どこにいったんでしょう?」
いつの間にか霞園さんが消えてしまっている

甲斐「んん…?……ああいたいた。コラコラやめなさい」

霞園さんは冷蔵庫の中身を漁っていた

大人の女性が猫のように持ち上げられているのはかなりシュールな絵だった



ゆっくりしていっていいらしい
なにをしようか?


自由安価↓2
※会話の場合は人物も指定してください

霞園さんに
冷蔵庫何が入ってました?


>>510選択


ロディア「冷蔵庫の中に何か面白いものでもありましたか?」

霞園「………知りたいかい?」
いつになく真剣な目に思わずゴクリと喉を鳴らす

ロディア「い、一体何があったんです!?」

霞園「おいおい、質問に質問で返すなよ。疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?わたしは“知りたいか”と聞いているんだ」

ロディア「え、ええ知りたいです!」

ロディア「ちなみに学校ではそんなこと教えられませんでした!」


甲斐「……なんなんだお前ら、妙にノリがいいな」
甲斐さんは呆れたように煙草に火をつけた


霞園「良い返事だ、教えてやろうあの『パンドラの匣』の中身をな」

甲斐「……あたしの冷蔵庫がとんでもないもんになってるわね」


霞園「あの匣の中にはな………」

ロディア「は、匣の中は……」

甲斐「魚肉ソーセージとカルピスの原液しか入ってないよ」

ロディア「ちょっともう、変な茶々入れないでくださいよ」

霞園「空気読もう」

甲斐「なんだい、あたしが悪いってのかい?」



霞園さんがコホンとひとつ咳払いをする
場に緊張感が戻ってきた

霞園「………あの中には死体があった」

ロディア「し、死体!?一体誰の!?」

霞園「お前の仲間。サカナ=ニックのだ、ご丁寧に袋詰めにされてな」

ロディア「そ、そんな馬鹿な!」

甲斐「結局魚肉ソーセージじゃないか」

霞園「あと、アヴドゥルは粉みじんになって死んだ」

ロディア「アヴさんが死んだ!この人でなし!!」

甲斐「いろんなネタツッコミ過ぎだろ」

甲斐「別にあたしの漫画好きに読んでもいいけど、ちゃんと巻数順に揃えなよ」




僕と霞園さんの茶番劇はしばらく続いた





※霞園 弦戯とコミュを行いました
※霞園 弦戯と甲斐 七瀬の好感度が上昇しました
※甲斐 七瀬とコミュが出来るようになりました


18:00

それから三人でゲームをしたりマンガを読んだりして過ごした

ちょいちょい茶番をはさんだりするあたり僕と霞園さんは意外と息が合うのかもしれない


僕は甲斐さんの部屋が大好きだった

一日中遊んでも遊び尽くせないたくさんの娯楽であふれているからだ
僕の知らないたくさんのものを甲斐さんは見せてくれる
それにたくさんの知らない事を甲斐さんは教えてくれるのだ
こればっかりは感謝してもし足りない


そろそろバイトの時間だ

誰と一緒だっただろうか?



人物選択

安価↓2
※二条さんと波多野さん以外でお願いします

篤輝


>>517選択:神宮 篤輝
※これはカオスの予感……!


本日はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


ただの私情ですが甲斐さんと喋ってるの書くのが一番楽しかったりする

20:30より再開予定


さーいかい



18:55


事務所に到着して早々衝撃を受けてしまった

なぜなら今日のバイトの相方が『神宮篤輝』だったからだ
それだけでも既におかしいが、なんと神宮さんはもう事務所にいて僕を待っていたことだ

というかバイトのシフトを組んだのは誰だ!
僕と神宮さんは二人きりにしちゃあいけないんじゃなかったのか?


僕と神宮さんは一度だけ一緒にバイトをしたことがある
このたった一度だけが大きな事件を生んでしまったのだ



神宮さんは簡単にいえばとても怒りっぽい
しかも言葉より先に手が出るタイプだ
さらには上級異能者であるため怒らせると手がつけられない

そして僕はコミュニケーション能力が低い
正確に言うなれば僕は思ったことをすぐ口に出す空気が読めない子なのだ
この悪癖が災いして他人を怒らせやすい


……もうお解りいただけただろう
そう、僕と神宮さんは致命的なまでに相性が悪いのだ




2月10日
僕のある一言が、大惨事を生んだ

ロディア『神宮さんって本当に強いんですか?』
何の気も無いただの疑問のつもりだった

神宮『中級のてめぇが俺にそんな事を聞くのかよ』
この時点でもうすでに血管にキテいるがまだ大丈夫だっただろう

だがここで止めないからこそ僕なのだ

ロディア『だって学校にもほとんど来てないし、バイトにもほとんど顔を出さない』
ロディア『来たら来たで、いつも御調さんに遊ばれてるし』
ロディア『そんな人を強いって思う方が変だと思いません?』

神宮『あのクソ眼鏡には手加減してやってるんだよ…!』

完全に怒りのこもった声であったが
その怒った表情が面白くてつい追撃をしてしまった

ロディア『それに神宮さんの異能の圧力って』





ロディア『浅賀さんのほぼ劣化ですよね?』





僕としてはただのからかいのつもりだった
だが、奴は弾けた

彼の異能はデメリットによって使えば使うほど制御がきかなくなる

被害は甚大だった
彼の目の前全ての空間が押し並べて粉砕された
まるでこの土地は初めからそうであったかのように
まるで戦争でも起こったかのように瓦礫にあふれた

僕の異能が物質強化で無かったら確実に死んでいただろう

それでも、あとちょっと助けが遅かったら死んでしまったかもしれない

この大災害の起こった場所がD地区だったのは唯一の救いだろう

この被害を止めてくれたのは甲斐さんと御調さんだった

組長がいち早くこの騒ぎに気が付き、甲斐さんと御調さんに連絡を入れてくれたそうだ

助けに来たはずの甲斐さんが神宮さんを殺しかけるという珍事も起こったが
二条さんのおかげで誰も死なずに済んだ

D地区の復旧のほとんどをこなしてくれたのは御調さんだった
相変わらずどんな場面でも頼りになる人だ


当たり前ではあるが後日、組長から謹慎令が出た
さらには一緒のシフトにはするなという通達も出されたのだった





明確に一緒にバイトすることを禁止されていたはずなのに、なぜ同じシフトなんだろう?

正直この人とは喋りたくないほどだ
原因は僕だ、なにかを喋ってまた怒らせたくない
しかも今は人通りもそれなりにある事務所内だ、暴れさせるわけにはいかない

僕と話したくないのはあちらも同じようで、こっちをずっと睨んでいる


神宮「……ん!」
何故かこちらに近づいて来て、携帯を押し付けられる

神宮「クソ眼鏡からだ」

ロディア「僕の大事な先輩をそんなふうに呼ばないでください」

神宮「なんか言ったか!?」

ロディア「………いえ、なんでもありません」
しまった、思わず喧嘩腰で対応してしまった

とりあえず、渡された携帯を見る


『そろそろ、仲直りをしなさい   by御調』


………つまりはそういうことらしい

無言で神宮さんに携帯を返す


ロディア「………行きましょうか」

返事は帰ってこなかったがバイトをする意思はあるようだ


険悪な雰囲気を醸し出しながらパトロールに向かった





お互い無言でパトロールをする

なぜだか市民の皆さんも僕達を避けている気がする

別にこのまま無言でも仕事は果たせるだろう

しかし、御調さんに言われたように仲直りもしないといけない
このままでは確実に他の皆にも迷惑をかけてしまう
というか現在進行形でかけている


なんでもいい
とりあえず怒らさないように話すことを心がけよう


安価↓2


会話安価でした

この書き込みから↓2

↑+謝罪


>>529選択


ロディア「……いつまで怒ってるんですか? 」

神宮「……別に怒ってねぇよ」

ロディア「それじゃあ、いつまでこうやって無言でいるつもりなんですか?」

神宮「………………」

ロディア「最近教えてもらいました。喧嘩っていうのはどちらかが先に折れたら終わるって」

ロディア「あの事件の原因は僕です」
ロディア「僕の無神経な発言があの事件を起こしてしまいました。とても反省しています」
ロディア「ごめんなさい」

神宮「………よく分かってるじゃねぇか」

ロディア「これから貴方と話す時は細心の注意を払います」
ロディア「でも貴方を怒らせてしまうかもしれません」
ロディア「だから貴方も約束して下さい、怒りを抑える努力をすると」



神宮「………ああクッソ、これじゃあ俺が駄々こねてるガキじゃねぇか」

ロディア「…………」
貴方はガキなんですよと言いたいが必死でこらえる

神宮「俺も、あんな騒ぎを起こすのはもうゴメンだ」
神宮「その約束を受け入れてやるよ」

ロディア「……素直に謝ればいいのに」

神宮「なんか言ったか!?」

ロディア「いえいえ、何でもございません」

ロディア「それじゃあお互い気をつけましょう」

そう会話を終わらしパトロールを続けた


神宮篤輝

言葉上では伝わりにくかったが顔を見ればわかる
あの顔は悪いことをして叱られてる犬の顔だ
ただの怒り散らす猿かと思っていたが、以外にも本当に反省しているようだ

あの時も思ったが、本当に面白い顔をする人だ


あれからも無言でパトロールを続けたが
会話をする前より、空気がとても軽くなった気がする



※神宮篤輝と仲直りをしました
※神宮篤輝とコミュが出来るようになりました



21:30

一通り周り終えて事務所に帰ってきた

こんなに夜遅くにもかかわらずまだ夕食をとっていない

御調さんだったら途中で夕食をはさんでくれただろう

しかしそこは神宮さん、全く気が利いてない

……まぁ仲がいいわけじゃない人に食事を誘われても困惑するだけだが


これからどうしよう
せっかく仲直りしたんだ、食事に誘ってみてもいいかもしれない

それとももう家に帰ろうか?


安価↓2

誘う


>>535選択:誘う


せっかく仲直りしたんだその証に食事でも誘おう

ロディア「夜ごはん一緒に食べませんか?」

神宮「……いきなりなんだ」

ロディア「せっかく仲直りしたのでその証に」

神宮「ハァ!俺とテメェが仲直りって何の話だよ!!」

ロディア「結局行くんですか、どうなんです?」

神宮「………奢らねぇぞ」

ロディア「フッ…、そんなこと神宮さんに期待してませんよ」

神宮「なんだとクソガキ!」

ロディア「それじゃあファーストフードでいいですよね」

そういってそそくさと歩きだす
毒づきながらも神宮さんも付いてくる



この人といるとどちらが先輩か分からなくなる
いつも御調さんも楽しそうにしているけどこんな気持ちなのかもしれない


僕はいつものを頼み
神宮さんはチーズバーガーを二つ頼んでいた

お互いが向かい合って座る


食事中
なにか話そうか?

会話安価↓2

仮面の新興宗教について何か知らないか


>>539選択:仮面の新興宗教について何か知らないか


ロディア「神宮さんは新興宗教について何か知りませんか?」

神宮「……」

ロディア「変なセンスの無い仮面をつけた新興宗教なんですけど知りませんか?」

神宮「……知ってるっつったら」

ロディア「え、ホントですか!」

神宮「その前に、何で知りてぇと思ったんだ?」

ロディア「いえ、この前見かけてから妙に気になるんですよね」

神宮「それだけか?」

ロディア「?ええ、それだけですよ」

神宮「……………」




5以上で教えてくれる
コミュ0回    -5
仲直り      +1

合計補正-4


直下コンマ


コンマ選択:4   教えてくれない


神宮「………やっぱやめた」

ロディア「ええっ!何でですか!?」

神宮「てめぇのことが嫌いだからだ」

ロディア「…器がちっちゃいですね」

神宮「……うっせぇカス」

なんだか暴言に勢いがない気がする
気のせいだろうか?


結局教えてはくれなかったが、何やら知っていることだけは確からしい


22:10


食事を終えて店を出る

ロディア「それじゃあ僕は帰りますね」

神宮「……ああ」

ロディア「さっきからなんだか元気がありませんよ?」

神宮「FUCK!!うぜぇぞカス!!じゃあな!」
そう吐き捨てて走り去っていった

………その走っていった方向はD地区だった気がするがいいんだろうか?

まぁどこに住んでるか知らないんだ、あっちに家があるのかもしれない

僕もアパートに帰る事にした


22:50

アパートに帰るとちゃぶ台に置き手紙があった

『ご飯を食べていないなら温めて食べてください』

その書き置きと一緒に夕飯が添えられていた

母の優しさが心にしみる
明日の朝にでも食べよう


もう深夜だが何かしようか?

行動安価↓2

筋トレ


>>546選択:筋トレ


1、自宅で静かに
2、外でも走る
3、自由安価

安価↓2

2


>>549選択:2、外でも走る


筋トレをしよう

なんとなくそう思いいたる

自宅は母が眠っている

外でも走ろう




イベント判定

1    何も起こらない
2~4  仮面の男
5~7  黒髪の男
89   仮面の少女
0    再安価

直下コンマ


コンマ判定:9   仮面の少女


マラソンに予想以上に熱中してしまった

今何時くらいなんだろう?

パトロールでなんとなく地理は把握している

今いる場所はD地区とB地区の境目くらいだ

もうそろそろ引き返そうかと思った時

不思議な光景を目にした



少し遠くに仮面をつけた小柄な人間を発見する

………どうやらこっちに近づいているようだ

うわっ、なんか手を振られた


だんだん近づいて来て相手が女だと分かる


どうしよう

行動安価↓2

いつでも能力を使えるようにしておく


>>555選択:いつでも能力を使えるようにしておく


………明らかに怪しい

こちらに手を振ってきたということは僕に用があるはずだ
しかし相手が何者か分からない以上、警戒をして然るべきだ

目の前の少女を警戒して見据える

僕の異能があれば発動が遅れない限り死ぬことは無いだろう

小走りで少女が近付いてくる

………来るかっ!!

思わず力んで全身に異能を発動してしまった


………しかし仮面の少女は目の前に着たにもかかわらず何もしてこない

仮面越しではあるが僕の目を見ているのが分かる

というかこれ、もしかしなくても彼女なんじゃなかろうか?




ロディア「………もしかして、田中さん?」

仮面の少女「えへへ、こんばんはロディア君」

そういって少女が仮面を取る

予想どうり田中さんだった

ロディア「………」


なんて話しかけよう?


会話安価↓2

>>559
+二条さんの好物とか知っていますか?


>>560選択

多いよ!

1、仮面についてと何をしているのか
2、二条さんの好物とか知っていますか?

安価直下

1


>>563選択:1、仮面についてと何をしているのか




とりあえず最優先事項だ
ロディア「なんで田中さんがその仮面を?」

田中「もちろん『サナギ教』に入っているからですよ」

ロディア「サナギ教?」

田中「そう、サナギ教です」

『サナギ教』この怪しい宗教の名前はこんな名前らしい

確か下仁津先生は『オロチ教』だったはずだ
どうやら先生の宗教とは関係がないようだ


ロディア「こんな時間に何してたの?」

田中「集会があったんですよ」

ロディア「集会?」

田中「なんだか最近多いんですよね集会」

ロディア「集会ってなにするの?」

田中「ただ教祖様のっていけないいけない」
田中「これは禁則事項ってやつでした。誘導尋問、恐るべし」

ロディア「そ、そんなつもりはなかったんだけどね」

田中「ロディア君はどうしてこんな時間に?」

ロディア「僕は何となくマラソンしたくなったんだよ」

田中「こ、こんな時間にですか!?」

ロディア「うむむ、それじゃあ深夜パトロールってことで」

田中「いや全然誤魔化せてませんよ」






ロディア「とりあえず家まで送るよ」

田中「ええッ!そんな手を煩わせることなんて」

ロディア「別にいいよ、どうせマラソンの途中だし」

田中「そんな!むしろ私が空を飛んでお送りしますよ!」

ロディア「こんな暗い中?」

田中「あああああ!失念してました。それが理由で歩いてるんでした!」

ロディア「相変わらず忙しないね」

田中「ううう、すみません」


結局、田中さんを送り届けた


謎の仮面の新興宗教、『サナギ教』という名前らしい

というかなんで田中さんはそんな怪しい宗教に入ってるんだろう?
今度聞いてみよう



※メインフラグⅡが更新されました


メインフラグⅡ


『サナギ教』
D地区を拠点とした新興宗教があるらしい
妙な仮面をつけた見るからに怪しい集団だ
うちの学校の人たちも何人か所属しているらしい
田中さんも入教していた



【リザルト画面】

名前:ロディア=ロスチャイルド 
性別:男性
学年:2年

環境 :2  とても悲惨だがまだ救いはある
強さ :5  そこそこ強い、上級異能者には未だ後れをとる
生活:10 彼はどんな劣悪な環境下であろうとも取り乱すことなく生活できるだろう
教養:2  悪夢のような環境であることが災いし一般常識すらあやしい


年齢は16
スラブ系の民族の父と日本人の母を持つ
貴方の家庭環境は幸福とは程遠く、父親のDVにより幼い弟を亡くし母は右目の光を失ってしまった
その元凶の父は泥酔した状態で浴場に向かい、後日溺死した状態で見つかった
現在は母の故郷である日本で、小さなアパートに二人で暮らしている
小柄な体格であるが父に似た整った顔立ちと、それが嫌味に感じられない爽やかな性格である
しかしコミュニケーション能力に乏しく、異性への関心も薄い
写真記憶という瞬間記憶能力がある



異能:物質強化

物質の強度を変える異能
強化できる物質は生物非生物を問わない
まだ扱いなれていないため自分に触れている物質しか強化できない
使用するたびに多大なカロリーを消費し、食事を取らなければ衰弱してしまう
裕福ではない彼にはとても辛い副作用である


異能ランクは緑 (5.7)

そういえばロディアくんはロスチャイルド家に関係あるの?

【関係一覧】

母:「愛する家族」【家族愛】

宿毛 源一郎:「宿毛さんも怒ったりするんですね」【知り合い】

御調 虹:「僕を受け入れてくれた人」【信頼】

霞園 弦戯:「僕達って意外と息ぴったりですね!」【知り合い】

斎藤 竜馬:「よく分からない人」【知り合い】

浅賀 直樹:「ワケワカラン」【嫌悪】

田中 友:「なんであんな宗教に?」【知り合い】

二条 響:「お返しをしなきゃね」【知り合い】

波多野蒔菜:「僕の初めての友達」【友好】

甲斐 七瀬:「またたくさん一緒に遊びましょうね」【知り合い】

神宮 篤輝:「想像以上に扱いやすい」【知り合い】


新しいコミュ開放による追加プロフィール

名前:神宮 篤輝 (ジングウ アツキ)
性別:男
学年:4年

環境:4  ごく普通の一般家庭に生まれる
強さ:9  異能を完全に使いこなす上級異能者
生活:3  無い。彼が一人で生活するには多大な努力を必要とするだろう
教養:3  無い。義務教育の過程は終えているが、ほとんど忘れている


年齢は19
ごく普通の一般家庭に生まれる
いつも適当に自分の思うように生きてきた
決まりごとにだらしなく、約束を守ることが稀である
気分屋でそのうえ怒りっぽいため上級異能者であるにもかかわらず
一般人に危害を加えることすらある
異能適性が発覚したのは11歳のとき
同級生に100m走に負けてしまったからという八つ当たりで、大けがを負わせた
そのときに異能を無意識に使っており、異能者であることが発覚した
怒る怒らないにかかわらずとても言葉遣いが悪い



異能:圧力
圧力を加える異能
有効範囲は自らの視界全て
どれだけの圧力が出せるかは未だに不明
異能を使用する度に猛烈なかゆみに襲われる

異能ランクは赤 (9)


名前:甲斐 七瀬 (カイ ナナセ)
性別:女性
学年:3年

環境:8  とても裕福な家庭に生まれる
強さ:9  他の上級異能者と比べて頭一つ抜けた強さを誇る 
生活:5  それなりにある、一人で十分に暮らせる
教養:6  小中高ともにそれなりの成績を収めた



年齢は22
とても裕福な家庭に生まれた
しかし、親に頼りきりになりたくなかったため中高は全寮制の学校に通った
現在も一人暮らしである。仕送りもほとんど貰っていない
飽きっぽい性格であり趣味も勉強も長続きしない
天才肌でありどんなことでもすぐに吸収してすぐに出来るようになってしまうのも問題かもしれない
またマヨラーでありどんな食事にもマヨネーズをかけなければ満足できない
異能適性が発覚したのは19歳のとき
短期大学に通っていたが中退し専門学校に入学した
自治組織の他にもバイトを掛け持ちしている




異能:加速
高速で動けるようになる異能
自分の肉体と身につけている物のみ作用する
本人は時間を止める異能と思っている
長時間使用または連続で使うことはできない
異能を酷使すると数日間異能が使えなくなり体が異常な変質を遂げる

異能のランクは赤 (9)


>>570
内緒です


今日の投下はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


このままいくと話がすんなり終わってしまいそうで少しだけ焦ってたり

20:00に再開予定


とりあえず二人ぐらいコミュし終えられたら満足です

再開


夢判定
7以上で夢を見る

直下コンマです


コンマ判定:4   夢を見ない


起きた時間

直下コンマ
6以上で寝坊


コンマ判定:  1  いつも通り



今日のバイトのお時間

1、朝
2、昼
3、夕方
4、夜
5、無い

安価↓2

3


>>589選択:   3、夕方
※夕方の行動が固定されました



8:20

朝、目が覚める

昨日は深夜にマラソンをしたから寝坊するかもしれないと思ったが
心配いらなかったようだ


母は今日もゆっくり寝るようだ

朝ごはんを食べながら考える

夕方からのバイトを除けば特に用は無い

何をして過ごそう?


行動安価↓2

数日分の食事と弁当用の食材買出し



>>593選択:数日分の食事と弁当用の食材買出し


………買い物に行こう

昨日は特売にこだわっていたが
純粋に食べ物が無いのも事実だ、そうだったらラッキー位に思っておこう


『買い物に行ってきます』

と書き置きをして出かけた


遭遇判定

5以上で知り合いと遭遇


コンマ判定:  0 クリティカル

クリティカル特典でついでに特売も


遭遇した人
安価↓2

二条響


>>598選択: 二条響 
※妙に多い気がする二条さん




商店街に向かうと特売をやっていた

昨日は見つけられなかったのにありがたいことだ

朝から出かけて正解だった


とりあえず大量の食材を買い込む
これで暫くは食材を買い足さなくていいだろう

おこづかいも来週を乗り切る位に残っている



商店街に二条さんを見かけた
今日は特売だ彼女もそれが目当てなのかもしれない


声をかけようか?

安価↓2

声をかける


>>601選択:声をかける

せっかく会ったんだとりあえず話しかけよう


ロディア「おはよう、二条さん」

二条「あ、おはようございます。ロディア君」

ロディア「二条さんも買い物?」

二条「ええ、お母さんに頼まれて」

ロディア「僕は偶々なんだけどね、運がよかったよ」

二条「そうなんですか」



なにか話すことでもないだろうか?

会話安価↓2

>>604


>>605選択


ロディア「二条さんって嫌いな食べ物とかある?」

二条「んん?そうですねぇ……」

二条「特に無いですけど、どうしてそんなことを?」

ロディア「この買い物でさ、君のお弁当の食材も買ったんだ」
ロディア「だから今のうちにでも聞いておこうと思ってね」

二条「なるほど、頑張ってくださいね」

ロディア「フフン、びっくりして腰を抜かしても知らないよ!」

二条「…や、やっぱり少しだけ心配ですね」



二条さんは立ち話も早々に帰ってしまった
食べものを買っていたからだろう

今は夏ではないが早く冷蔵庫にしまうのが最も賢明な判断だろう

僕も家に帰ろう


11:30


帰って早々に冷蔵庫に食材を積め込んだ

かなり時間が余ったので仕方なく明日の予習に充てた


もうお昼になる

お昼ご飯はどうしようか?

誰かに集りに行ってもいいかもしれない
………別に無理に出かける必要もないが



行動安価↓2

適当に外食



>>609選択:適当に外食


外食しよう

誰か知り合いがいればいいんだが
いなかったら素直に一人で食べよう


遭遇判定
5以上で遭遇

お昼   +1


コンマ判定:  8 遭遇


出会った人

安価↓2
※二条さん以外

波多野蒔菜


>>614選択:波多野蒔菜


適当にぶらついていると波多野さんを発見した

ロディア「こんにちは波多野さん」

波多野「ん?ああ、あんたか」

ロディア「こんなところで何してたの?」

波多野「………掃除の邪魔だからって家追い出された」

ロディア「フフフッ、何その理由」

波多野「笑うなっ!そういうあんたはどうしたの?」

ロディア「もうそろそろお昼だから外食でもしようかと」

波多野「そう、もうそんな時間だったのね」

波多野「っていうかあんた外食するお金あるの?」

ロディア「さ、さすがの僕もそんな貧乏じゃあないよ!!」

波多野「ふ~ん、ホントかしらねぇ」
波多野さんが疑惑の視線を投げかけてくる



ロディア「と、とりあえずさ、お腹すかない?」

波多野「そうね」

ロディア「ねっ!お腹すいたよね!」

波多野「な、何よやけに威勢がいいわね」

ロディア「エヘヘヘ、は~たのさんっ!」

波多野「………なに?」

ロディア「昼ごはん奢って!」
波多野「アホかッ!!!」

普段の運動神経じゃあ考えられないスピードで殴られた
異能を使うのが遅れて普通に痛い


ロディア「ひ、酷いよ波多野さん」

波多野「あんたが馬鹿だからよ!女の子に奢らせるなんてどうかしてるわ!!」

ロディア「御調さんも甲斐さんもいっつもおごってくれるよ?」

波多野「あ、あんた先輩たちにも奢らせてたわけ!?」

ロディア「え!普通は奢ってくれないの!?」

波多野「………あんた予想以上に常識が無いわね」

ロディア「えへへ」

波多野「ええーい、ニヤニヤすんな!!」




お説教されながらファーストフード店に入った


僕はいつものを頼んだ
波多野さんは魚のフライのハンバーガーのセット(ドリンクとポテト)とナゲットを頼んでいた


波多野「………あんた、いつもそれなの?」

ロディア「そうだけど?」

波多野「駄目とは言わないけど、知り合いと一緒のときはやめなさいよね」

ロディア「どうして?」

波多野「恥ずかしいからよ!」

ロディア「僕は恥ずかしくないよ」

波多野「あたしが恥ずかしいの!」

どうやら友達との食事には注文にも気をつけないといけないようだ
これがッ…友達付き合いッ………めんどくさいな




人がたくさんいて中では食べられなかったので公園のベンチに座っている
もちろん二人並んでだ



食事中
とりあえずなにか話そう


会話安価↓2


>>619選択:サナギ教って知ってる?


ロディア「サナギ教って知ってる?」
なんとなく気になって尋ねてみる

波多野「サ…ナギ教?」

ロディア「そうそう、『サナギ教』」

波多野「何その宗教?名前からして怪しさムンムンね」

ロディア「あれ、波多野さん知らないの?」

波多野「ええ、全然知らないわ」

ロディア「知らない。あっ、ふ~ん」

波多野「何よあんた、その含みのある態度は」

ロディア「いやいや別に何でもありませんよ。……そうか知らないんだ~、へぇ~」

波多野「な・に・よそのムカつく態度はッ!!」

ロディア「ナゲットも~らい」

波多野「あっ!コラ馬鹿やめなさい!!」

ロディア「うまうま」

波多野「ムッカ~!あんた本っっっ当に最低ね!!」

首をガクガクと揺さぶられる



ロディア「ちょ、ちょっと止めて!本当に吐いちゃう!」

波多野「知るかボケッ!あたしのナゲット返しなさいよ!!」

ロディア「いっぱいあるからいいじゃん」

波多野「あ・た・しの乏しいお小遣いで買ったの!!」

ロディア「ほらほら僕の飲み物あげるから」

波多野「ただの水じゃないッ!要らんわ!!」

ロディア「それじゃあ一口どうぞ」

と無理やり僕のハンバーガーを口に押し付ける
モゴモゴと焦っていたが一口かじってのみ込む

波多野「………久しぶりに食べるとおいしいわねコレ」

ロディア「それじゃあ波多野さんのも一口ちょうだい」
口を開けて食べさせてくれるのを待つ

波多野「……まぁ一口だけなら」
少し戸惑ったようだが食べさせてくれる

ロディア「うんっ!コレ初めて食べたんだけどおいしいね!」

波多野「フフ~ン、そうでしょうおいしいでしょう」
波多野「あたしが食べさせてあげたんだから当然よね」


ナゲットを奪われた怒りを忘れて得意顔だ

波多野さんって……………………ちょろい




※波多野蒔菜とコミュをしました
※波多野蒔菜の好感度が上がりました



13:00


まだ昼ご飯を食べただけでバイトまで時間がある

暇だな



ロディア「波多野さんってこれから時間ある?」

波多野「ん?そうねぇ、とくに用事も無い暇人ね」

ロディア「そっかそっか」


どうやら波多野さんはお暇なようだ

遊びにでも誘おうか?
それともここで別れて別の場所に行こうか?


行動安価↓2
※住所を知ってるのは甲斐、御調、波多野、の家です

遊びに誘う


>>624選択:遊びに誘う




ロディア「は~たのさん」

波多野「な~に?」

ロディア「あ~そび~ましょっ!」

波多野「はぁ~い。ってそれデートってこと?」

ロディア「そうなの?友達だから違うんじゃ?」

波多野「いやいや、年頃の男子が女の子を遊びに誘ったらデートじゃない」

ロディア「へぇ~そうなんだ」
またひとつ波多野さんから学ばせてもらった

波多野「で、どこ行くの?」

ロディア「…………」

波多野「………あんたまさか何もプラン無いのに誘ったの?」

ロディア「い、いやいやそんなこと無いよ!」

波多野「いや、もうあんたバレバレだけどね」



どうしよう?
安価↓2
※場所、もしくはすることを指定してください


うむむ人がいないようなので選択肢

1、適当にぶらつく
2、突撃お宅訪問

安価↓2


>>627選択:2、突撃お宅訪問

突撃された可哀想なお宅は?

1、波多野さん
2、御調さん
3、甲斐さん

安価↓2


>>632選択:1、波多野さん


ロディア「いいこと思いついた、ついて来て」

波多野「なんかいい場所でも知ってるの?」

ロディア「いいからいいから」

波多野さんの手を引っ張って目的の場所に向かう





ロディア「お邪魔しま~す」

波多野「ちょっと待て」
握っていた手を強く握りしめられる

ロディア「ん、どうしたの?」

波多野「あんたの思いついたいい事ってこれ?」

ロディア「そうそう」

波多野「なんっであたしの家なのよ!!」

ロディア「正直何も思い浮かばなくたって暇だったんだ」

波多野「あんたちょっとは誤魔化そうとは思わないわけ!?」

ロディア「素直なのは僕の美徳だからね」

波多野「ちょっとは遠慮をしなさいよ」

やれやれと溜め息をつかれてしまう



波多野「で、着いて早々あんたは何してんのよ」

ロディア「部屋漁ってる」

波多野「ええ~い、やめんかっ!!」

ロディア「そういえば僕、夕方からバイトだからあんまり長居出来ないよ」

波多野「………あんた、つくづく勝手ね」

ロディア「なんか面白いものなぁい?」

波多野「そうは言われても漫画くらいしかないわよ」

ロディア「うう~ん、ほとんど甲斐さんの家で見たな」

波多野「…………なんか、文句言うのも疲れたわ」




どう過ごそう?

安価↓2
※会話、もしくは行動を指定してください


今日は人がいないようなのでここまで

お付き合いいただきありがとうございました

このレスは安価に含みません

自分のどこが好きなのか


今更なんですが
コミュが出来るけどイベントが全くないキャラっていうのが存在します
物語として一応居るけど全然活躍を想定してないキャラ
組長と二条さんです
この二人は形としてコミュが存在しますが進行しません
予めご了承ください


20:00再開予定


ごめんないさいもう少し再開に時間がかかります



>>637選択:自分のどこが好きなのか
※特定会話によりイベント発生



そういえば前々から聞いてみたいことがあった


ロディア「波多野さんってどうして僕のことが好きなの?」

波多野「は、ハァァァァ!いいい、いきなり何なのよ!?」

ロディア「波多野さん、僕のこと好きなんでしょ?」

波多野「い、いやまぁそうではあるけど」

ロディア「僕に告白する位だし、何でかなぁって」

波多野「………言わなきゃだめ?」

ロディア「言えない理由で僕が好きって方が変じゃない?」

波多野「……あんたにしてはまともな反論ね」




波多野「1月20日の事件を覚えてる?」

ロディア「……1月20日」



1月20日

この街である事件が起きた

銃を持った男が少女を人質に取った立てこもり事件だ

事件発生から数時間後、何の犠牲者を出すことなく容疑者を取り押さえた

この事件、人質救出と容疑者の取り押さえに異能者の協力があったのだ

しかも自治組織の人間だった

……………ていうか僕だ

この事件、僕の協力があったことは公開されていないはずだが、どうして知ってるんだろう?




ロディア「もしかして、君はあのときの人質のッ!」

波多野「いや、全然あの子とは関わりが無いわ」

ロディア「あ、あれ?それじゃあどうして?」

波多野「あたしはその場所の近くにいた野次馬よ」

波多野「偶々あの場所に居合わせて、偶々あんたが救出するところを見た。ただそれだけ」



ロディア「………ええっ!本当にそれだけ!?」

波多野「それだけって言わないでよ!あたしにとっちゃ大事件なんだから!」

波多野「拳銃持った相手に素知らぬ顔で立ち向かうなんて正気じゃないわよ!」

僕からしてみれば拳銃程度じゃ僕の体に傷一つ負わせることが出来ないのは証明済みだ
微塵の恐怖も無かった

波多野「というかアレ、人質が撃たれちゃったらどうするつもりだったの?」

ロディア「僕が突然飛び込んだ時点で人質の心配は無かったよ」

波多野「どうしてそう言い切れるの?」

ロディア「よく考えてみなよ、見るからに無防備な少年が走って向かってくるんだよ」
ロディア「止まれという制止の声も聞かない少年。怖くなって僕に撃ってくるに決まってる」
ロディア「僕が明らかに防弾チョッキを着てたりしたら脅してきただろうけどね」
ロディア「それにあの人質の少女、あの男の娘らしくってね。絶対に少女を撃つことは無かっただろうよ」

波多野「ふ~ん、じゃあ警察の人に怒られてた理由は?」

ロディア「あれは僕があの人たちの言うことを聞かなかったからだよ」
ロディア「あるはずもないリスクを恐れて強行突破しないなんて馬鹿げてるね」

波多野「それはあんただからよ、普通銃で撃たれたら怪我どころじゃないわ」

ロディア「ああ、そうだったね。持っててよかった物質強化」

波多野「……………あたしってこんなのに憧れて自治組織に入ったんだ」

ロディア「へぇ~、波多野さんってそんな理由で自治組織に入ったんだ」

波多野「そうよ、カッコイイあんたの姿に憧れて入ったの」
波多野「自分とおんなじ異能者で同い年の子が、まるでヒーローみたいって」
波多野「あたしにはとんでもない衝撃だったわけよ」


つまり話をまとめると、僕のカッコイイ姿を見たから好きになっちゃいました。
ということらしい

………簡単に人を好きになりすぎではなかろうか波多野さん

ロディア「ってもうこんな時間か、僕バイトに行くから」

波多野「ええ、いってらっしゃい」





波多野さんが僕のことが好きな理由を知った
僕にとっては大した思いも無いのだけれど波多野さんにとってはきっと凄いことだったんだろう

※波多野さんとのコミュをしました
※波多野さんの好感度が上がりました



16:05

少し遅れたが事務所についた

今日のバイトは誰と一緒だっただろう


人物指定
安価↓2

御調


十分たったので>>644選択:御調 虹


ロディア「今日はよろしくお願いしますね」

御調「ああ、よろしくね」



いつものようにパトロールに向かう


パトロール中
なにか話すことは無いだろうか?

会話安価↓2

サナギ教について


>>648選択:サナギ教について


ロディア「御調さん、サナギ教って知ってます?」

御調「ッ!どうして君がそのことを?」

ロディア「なんとな~く気になってですね」

御調「……そうかい、君はどこまで知ってるんだい?」

ロディア「そういう宗教があるってことと、田中さんが入教してる事ぐらいです」

御調「えっ!友ちゃんが入教しているのかい!?」

ロディア「あれ、知らなかったんですか?」

御調「そうだね、今初めて知ったよ」

………実は僕とんでもないことを知ってるんじゃないだろうか?



ロディア「それでサナギ教って何なんです?」

御調「そうだね、ボクの知ってる範囲で良ければ話そう」


御調さんの話をまとめるとこうだ

1、サナギ教とは『真の幸福を知るため』の宗教らしい
2、『アゲハ』という少女を神と崇め、崇拝しているらしい
3、教祖である『シジマ』という男が取り仕切っているらしい
4、最近00:00から集会を行っているらしい
5、入教できるのは異能者だけらしい





ロディア「それにしても、よく御調さんはそんなことを知っていますね」

御調「組長の指示でね」

ロディア「組長?」

御調「ああ、あの人に頼まれて今、直樹に潜入調査してもらってるんだ」

ロディア「そ、そんなことをしていたんですか!?」
初耳だった
というか組長、人に指示を出したりしてたんだ
それと同じくらい浅賀さんが他人の指示に従っていることにも驚いたが

御調「真意は分からないが、組長はあの自殺事件についてこの宗教を疑っているようだ」
御調「死亡した江戸前春も入教していたって聞くと、君もきな臭さを感じるだろう」

ロディア「そうだったんですね、聞けば聞くほど怪しい宗教ですね」

御調「……君は優秀な異能を持っている、だけどあまり自分を過信しないようにね」

ロディア「?いきなりどうしたんです」

御調「……いや、なんだか無性に心配になっただけさ」





※メインイベントが進行しました
※メインフラグⅡの情報が更新されました


メインフラグⅡ


『サナギ教』
D地区を拠点とした新興宗教があるらしい
妙な仮面をつけた見るからに怪しい集団だ
うちの学校の人たちも何人か所属しているらしい
異能者だけが入教を許可されている
『真の幸福を知るため』に活動を行っているようだ



※集会の場所を入手しました
※浅賀直樹が潜入調査していることを知りました


19:20

パトロールを終えて事務所に戻った

夜のパトロールは二条さんと波多野さんに引き継いだ


もう夜だ
そういえばこの前、御調さんがご飯を奢ってくれると言っていた
ありがたく頂こうか?
それとも別のことをしようか?


行動安価↓2

ありがたく頂こうか


>>655選択:ありがたく頂く



ロディア「御調さん、一緒にご飯食べませんか?」

御調「そうだね、この前約束もしたしね」

ロディア「おおっ!ちゃんと覚えててくれてたんですね!」

御調「当たり前じゃないか、ボクから取り付けた約束だしね」

ロディア「ウフフフ、それじゃあどこか高いとこ行きましょうよ!」

御調「おいおい、ボクにも払える限度ってものがある。ほどほどにしてくれよ」

ロディア「もう遅いですよ!」

御調さんの手を引っ張って目的地に向かう




御調「…………君にとって高いお店ってココなんだね」

ロディア「ええ!この前行って衝撃を受けましたよ!」

目的の場所はファミリーレストランだった
この前霞園さんと一緒に行った場所だ


御調「………君って人は僕以上に辛い環境で育ってきたんだね」

ロディア「ねぇねぇ御調さん!何頼んでもいいですか!!」

御調「ああ君が食べ切れる分、好きに頼むといい」

ロディア「やったぁ!!御調さん大好き!!」

思わず御調さんに抱きつきたくなるが、テーブルをはさんでいたため出来なかった
本当に御調さんは優しい人だ



僕はサイコロステーキとオムライスを頼んだ
御調さんはドリアを頼んでいた


食事中
なにか話そう


会話安価↓2

サナギ教の調査を自分も手伝えないか


>>658選択:サナギ教の調査を自分も手伝えないか


ロディア「御調さん、僕に手伝えることってありませんか?」

御調「手伝うっていったい何を?」

ロディア「サナギ教の調査のことです」

御調「………」




直下コンマ、5以上で成功

心配    -3
信頼    +1
浅賀直樹 +1


コンマ判定:7   成功


御調「………そうだね、それじゃあ君にも手伝ってもらおう」

ロディア「ホントですか!」

御調「だけど無理をしちゃあいけないよ」

ロディア「ハイ!勿論ですよ!」

ロディア「それで、具体的に何をするんですか?」

御調「パトロールなんてどうかな?」

ロディア「パトロール、ですか」
いつも自治組織がやっているのじゃあだめなんだろうか?

御調「みんなには内緒にしてたんだけれど、ボクは深夜にパトロールをしていてね」

ロディア「ひ、一人でですか?」

御調「ボク達の独断で調査してるんだ、周りに迷惑はかけられない」

ロディア「そうですけど、深夜に一人じゃあ危ないですよ!」

御調「心配してくれるのかい?嬉しいね」

フフフ、といつものように柔らかく笑う
御調さんの異能は重いデメリットを抱えている
一人でパトロールはあまりにも危険だろう


御調「ボク一人じゃあさすがに周りきれないんだ。ボクにも生活があるしね」

ロディア「つまりお互いが違う地区をパトロールしようということですか?」

御調「そういうこと、毎日は君にも大きく負担がかかるだろうから。気が向いたときだけでいい」

ロディア「それだけでいいんですか?」

御調「後輩に無理をしてほしくないしね」

ロディア「……分かりました、僕がんばりますね!」

御調「予め言っておくけどボランティアだから残業代はでないよ」

ロディア「そ、そんなこと期待していませんよ!」
勿論嘘である



御調さんは僕の知らないところで危険に身を置いていたようだ
どれほど効果があるか分からないが僕も助力しよう



※御調虹とコミュをしました
※御調虹の好感度が上がりました



23:00


あれから食事を終えた後、御調さんを家まで送った

なんだか珍しく御調さんが照れくさそうにしていたのが印象的だった

もう深夜だ、これからどうしよう?


行動安価↓2
※深夜行動なので明日起きるのが遅くなるかもしれません(現在は日曜、日程は>>239参照)


>>666選択:パトロール


御調さんと約束したようにパトロールをしよう


イベント判定

1      謎の襲撃
2~5   仮面の男
67     仮面の男
89     仮面の少女

直下コンマ


コンマ判定:6   仮面の男



深夜ではあるが思ったより暗くない
月の光だけでも明るいものだ

……いま思うと昨日のマラソンもパトロールのようなものだったかもしれない


パトロール中、怪しげな人影を見かける

人影は二人

遠目ではあるが二人とも仮面をつけていることを確認できる

こちらに気づいているかは分からない
しかし、もし気付いていたら今逃げ出すのはとても怪しいだろう

自分に通信手段がないことにここまで歯痒さを持ったことは無い
今度無理を言ってでも母に頼んでみようか?


さて、どうしよう?

行動安価↓2

逃げる


>>673選択:逃げる


別に相手がこちらに敵意があるとは限らないが
もしあちらに敵意があるなら2対1と数的に圧倒的不利


まだ遠い
今のうちに退散しよう


逃走判定
6以上で逃走成功

距離  +1
目の前 -1
??? -2

直下コンマ


コンマ判定:5   逃げられない


背を向けて走り出そうとした途端、体にとてつもない力が圧し掛かる

この正体はおそらく異能
御調さんの話通りサナギ教には異能者しかいないのかもしれない

しかし完全に予想外だった
たとえ見られていたとしてもこの距離だ、逃げられると過信していた


???「貴様、今我々の姿を確認し逃げようとしなかったか?」

いつの間にか目の前に人が立っている
どうやって、この距離を一瞬で詰めたのだろう?

???「貴様、私の問いに答えろ!」

声と体格からして確実に男だ
声を出そうとするが体を押さえつけるナニカのせいでうまく声が出ない

???「貴様、聞こえないのかッ!」

???「やめろ」

もう一人いた仮面の人影だろう
こちらも男のようだ


仮面の男A「何故止める!貴様が押さえつけたのだろう!」

仮面の男B「ああ、怪しく思って咄嗟に押さえつけたけどこいつは僕の弟だ」

止めに入った仮面の男が意味不明なことを言っている
当然僕には兄などいない

仮面の男A「何故こんなところに貴様の弟がいるのだ?」

仮面の男B「ハルああいや、僕の弟は心配性でね。夜遅く出かけた僕を探しに来たんだろう」

仮面の男A「……髪の色が違うぞ」

仮面の男B「それは染めてるからだよ。これは僕の家族の問題だ、君に干渉されたくないな」

仮面の男A「フンッ!新入りのくせにデカイ顔をしおって。二度とこんなことが無いようにしろ!!」

仮面の男B「ああ、弟によぉく言い聞かせておくとしよう」



そう吐き捨てるように言い残し仮面の男が一人消えた

全くわけがわからないまま話が進んでいるが、これはどういったことだろう?
なぜこの男は嘘をついてまで僕からあの男を引き離したんだ?
それとも、本当に勘違いしているのか?



フッ、と突然見えないナニカから解放される

仮面の男B「全く、どうして君のような間抜けがこんな時間に出歩いているんだい?」
そういいながら仮面を外し素顔を見せる


ロディア「あ、浅賀さん!?」

浅賀「なんだい?今の今まで本当に気づいてなかったのかい?」
浅賀「全く君のような低能は本当に理解が及ばないな」
浅賀「とりあえず、僕に言うことは無いかな?」




会話安価↓2

助けてくれてありがとうございます


>>682選択



ロディア「助けてくれてありがとうございます」

浅賀「フン、愚かではあるが多少の礼儀くらいはあるようだね」

相変わらず癪に触る人だ
しかし、今回ばかりは感謝してもし足りない
あのもう一人の男を見る限り、身柄の拘束もっといえば確実に危害も加えられただろう
パトロール初日でこれはあまりのも情けない


浅賀「それで君は一体どうしてこんな深夜に外に出てるんだい?」
浅賀「まぁ愚か者の思考なんて僕には到底考えつかないだろうからね。聞いてあげるよ」

ロディア「パ、パトロールをしていました」

浅賀「パトロール?こんな深夜に一人で?」

ロディア「ええ、御調さんから話を聞いて僕もお手伝いしたいと思いまして」

浅賀「ふぅん、結果は無様にも押さえつけられていたがね」

ロディア「あ、浅賀さん以外なら逃げきれる自信がありました!取り押さえる自信もです!」

浅賀「フン、説得力がないにもほどがあるな」
浅賀「今回は偶々だ、自分の幸運と僕の迫真の演技に感謝するといいさ」



………なにか浅賀さんに聞くことは無いだろうか?

会話安価↓2

信者の人数やプロフィール


十分以上経過したので>>685採用


浅賀さんどれくらい情報を知ってるの?

直下コンマ
1ほど少ない9ほど多い


コンマ判定:3    ほとんど知らない



ロディア「潜入調査をしているんですよね、成果はどうですか?」

浅賀「無いな」

ロディア「ハッ!?」

浅賀「まだ新入りでね、ほとんど何も知らない」

ロディア「そ、そうですか」
………いや、落胆するのは失礼だろう
情報がほとんどないとはいえ危険に身を置いていることに間違いは無いのだ

浅賀「せいぜいさっきの男の事と教祖についてくらいだ」

ロディア「おお、それだけでもいいので教えてくれませんか?」

浅賀「仕方ない、慈悲をくれてあげようじゃないか」


『マカベ』
さっきの仮面の男だ
昔からいる幹部のような男らしい
異能は『瞬間移動』
中級異能者レベルらしい



『シジマ』
サナギ教の教祖
異能者であるらしい
異能は『共有』
他人の何かを自分と共有する異能らしい
上級異能者レベルらしい



浅賀「それとあの宗教にいる奴らはどういうわけか、異能者で無いものを毛嫌いしている」
浅賀「まだ見たことが無いが『アゲハ』とかいう女はこの世の答えを知っているらしい」
浅賀「まあ宗教によくある煽りだろうがね」

ロディア「色々教えて下さってありがとうございます」

浅賀「ああ、せいぜい感謝したまえ」

そういって浅賀さんは帰って行った


……僕も帰ろう




五日目終了

※一部情報を入手しました
※二人の仮面を記憶しました


【リザルト画面】

名前:ロディア=ロスチャイルド 
性別:男性
学年:2年

環境 :2  とても悲惨だがまだ救いはある
強さ :5  そこそこ強い、上級異能者には未だ後れをとる
生活:10 彼はどんな劣悪な環境下であろうとも取り乱すことなく生活できるだろう
教養:2  悪夢のような環境であることが災いし一般常識すらあやしい


年齢は16
スラブ系の民族の父と日本人の母を持つ
貴方の家庭環境は幸福とは程遠く、父親のDVにより幼い弟を亡くし母は右目の光を失ってしまった
その元凶の父は泥酔した状態で浴場に向かい、後日溺死した状態で見つかった
現在は母の故郷である日本で、小さなアパートに二人で暮らしている
小柄な体格であるが父に似た整った顔立ちと、それが嫌味に感じられない爽やかな性格である
しかしコミュニケーション能力に乏しく、異性への関心も薄い
写真記憶という瞬間記憶能力がある



異能:物質強化

物質の強度を変える異能
強化できる物質は生物非生物を問わない
まだ扱いなれていないため自分に触れている物質しか強化できない
使用するたびに多大なカロリーを消費し、食事を取らなければ衰弱してしまう
裕福ではない彼にはとても辛い副作用である


異能ランクは緑 (5.7)




【関係一覧】

母:「愛する家族」【家族愛】

宿毛 源一郎:「宿毛さんも怒ったりするんですね」【知り合い】

御調 虹:「少しでも力になりたい」【信頼】

霞園 弦戯:「僕達って意外と息ぴったりですね!」【知り合い】

斎藤 竜馬:「よく分からない人」【知り合い】

浅賀 直樹:「嫌な人だけど危険に身を置いて調査をしてくれてるんだ」【普通】

田中 友:「なんであんな宗教に?」【知り合い】

二条 響:「お返しをしなきゃね」【知り合い】

波多野蒔菜:「僕に憧れてくれてたんだ」【友好】

甲斐 七瀬:「またたくさん一緒に遊びましょうね」【知り合い】

神宮 篤輝:「想像以上に扱いやすい」【知り合い】



深夜行動は最重要行動です有効に活用しましょう

今日はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


予告忘れてたけど再開


夢判定

6以上で成功
直下コンマ

夢判定全然駄目だな
もっと緩くしてもいいんじゃない


6以下で寝坊
直下コンマ

>>699
一日ごとに一ずつ緩くなるじゃあまだ厳しいですかね?
今後あんまし失敗するようなら頑張って調整してみます



コンマ判定: 6   寝坊
何時に起きた?

1    12:00
2~4 11:30
5~9 11:00
0    10:00
直下コンマ


コンマ判定:5  11:00



11:00

…………完全に寝坊してしまった

今日は3時限目からで良かった
授業を受けれればそれでいいのだ

………………朝にバイトとって無くてよかった


朝ごはんを食べながら考える

そういえば今日は約束があったお弁当を作らなくては
食材は十分にあるし大丈夫だろう

料理判定

1ほど残念9ほど凄い
直下コンマ


コンマ判定:9   凄い(確信)
※補正忘れてたのにこのコンマよ


「完璧だな」
自分の作ったお弁当に思わず笑みがこぼれる
これなら二条さんも満足するだろう


ひとまず先に中庭に向かおう


12:38

中庭


約束したように二条さんがやってきた

二条「こんにちは、ロディア君」

ロディア「こんにちは二条さん。約束通り作ってきたよ」
そいってお弁当を渡す

さっき作ったばかりなのでもはやお弁当といっていいのか微妙だが

二条「おお!開けてもいいですか?」

ロディア「うん、今回はかなり自信があるからね」

二条「ウフフ、楽しみですね」


二条さんがお弁当のふたを開ける



二条「……なんだか見たこと無いようなものもありますね」

ロディア「ビックリした?」

二条「腰を抜かすほどじゃあないですけどね」

ロディア「ムムム、心配しなくても全部食べられるからね」

二条「ええっ!このお弁当箱もですか!?」

ロディア「さ、さすがにそれは…」

二条「ウフフ、冗談ですよ。それではいただきます」

と、手を合わせておかずに箸をのばす


二条「……おいしい」

ロディア「ホント!」

二条「ええ、冗談じゃあ無くおいしいですねコレ!」

ロディア「ふふ~ん、どうだ参ったか!」

二条「正直こんなにおいしいなんて驚きです!」

ロディア「ありがとう、ゆっくりでいいからね」

そういって僕の分のお弁当を食べ始める


食事中

なにか話すことは無いだろうか

会話安価↓2

>>710


>>712選択



ロディア「人付き合いは苦手だけど、 その分家事は得意なのさ」

二条「とても意外でした。私も家事を頑張ってるつもりですけど、まだまだだったんですね」

ロディア「フフン、正直無人島に島流しされても今と同じ生活が出来る自信があるね」

二条「そ、それってもはや家事なのですか?」

ロディア「うう~ん、生活能力かな」

二条「でも面白いですね、こんな見たことも無いような創作料理?とかどうやって作ってるんです?」

ロディア「何事もとりあえず食べてみるんだよ。その中でおいしい食べ方を追求していくのさ」

二条「はぇ~、なんだか専門家さんみたいですね」

ロディア「昆虫食も全然ありだと僕は思うんだよ」

二条「えっ!!」

ロディア「えっ!!」

二条「それじゃあもしかして」

ロディア「こ、今回は入れてないよ!」


何の食材を使ったか一所懸命料理の解説をした


今更過ぎる注意ですが突拍子が無さ過ぎる安価は↓にすることがあります


18:20

食事が終わった後も家事や料理について二人で熱く語り合った



3時限目は『心理学』
4時限目は『異能研修』
5時限目は『護身講習』

だった


今日はバイトが

1、ある
2、無い

安価↓2

ない


>>719選択:2、無い


今日はバイトは無い

完全に暇だ
これからどうしよう?
どこかに遊びに行こうか?
それとも何かしようか?


安価↓2

勉強のために図書館へ


>>723選択:勉強のために図書館へ


遭遇判定
5以上で遭遇
直下コンマ


コンマ判定:0   クリティカル



遭遇した人
安価↓2

波多野


>>729選択:波多野蒔菜

ちょっと休憩


※クリティカルの特典は次の波多野さんのコミュでイベント

再開


18:35


勉強のために図書館に向かった

勉強といっても本を読むだけだけれど
日本語能力が十分でない僕にとっては本を読むだけで勉強になる


何を読もうかと思案していたら知り合いを見かけた

波多野さんだ


ロディア「こんばんは、波多野さん」

波多野「ん?ああ、あんたか」

ロディア「波多野さんも勉強?」

波多野「そうね、もってことはあんたも勉強なのね」

ロディア「そういうこと」

波多野「19時に閉まるからそんなに時間ないわよ」

ロディア「そうだったっけ?しまったな早く借りないと」






せっかく出会ったんだ、なにか話そうか?

安価↓2

もしよかったら一緒に勉強しない?


十分以上経過したので>>733選択



ロディア「もしよかったら一緒に勉強しない?」

波多野「別にいいけど、どこでするの?」

ロディア「う~ん、ファーストフード店でいいじゃない」

波多野「そうね、ごはん食べながらできるし」



ご飯を食べながら波多野さんと勉強をした


※波多野蒔菜とコミュをしました


22:50


勉強に予想以上の時間を割いていしまった

ずうっと席を占領しているお客は店側にとっても迷惑なんじゃなかろうか?
お昼時だったら店員さんの視線が痛かったことだろう


もうアパートについている

深夜
これからなにかしようか?


行動安価↓2

寝る


>>738選択:寝る

今日は寝坊してしまったし寝よう


六日目終了


リザルトなしでそのまま七日目

夢判定
5以上で成功
直下コンマ


コンマ判定:0  成功


夢フラグⅡ



また、夢を見た

前より明るい昔の夢を


8歳の頃だっただろうか

あの部屋を出ることを許されたのは

理由は母が弟を生んだからだと思う

そう、僕に新しい家族が出来たのだ

可愛い可愛い弟だった

なにかを喋る事も出来ないが

そこで笑っているだけ、それだけで僕も幸せになった

母の優しい顔も覚えている

弟を抱いた優しい顔

しかし同時に覚えている

父の笑顔を

いつもの愉しそうな顔ではない

仮面のような気持ちの悪い笑顔だ


僕が10歳のとき

父が、僕と母の閉じ込められた部屋に入った

何故か弟も一緒だった

何故だか母はまた泣いていた

いつだったかと同じように



その日は初めて家族でテーブルを囲んだ

僕と父と母

メニューはシチューだった

父の心底楽しそうな顔を覚えている

初めて食べる味だった

とてもとてもおいしいシチューだった

おいしいね、と母に言う

何故だか母は泣いていた

一口もシチューを食べていなかった

仕方なく父に尋ねる

おいしいね、お父さん

父は言う

見たことも無い嬉しそうな顔で

ああ、おいしいな

反応を返してくれたことがとても嬉しく思わず顔が綻ぶ

とても楽しい食事だった

どうしてか母は一口もシチューを食べなかった

次の日

父があの部屋の扉をコンクリートで埋めていた

どうしたの、と父に問う

この部屋は使えなくなったんだ

と父は言う

ふ~ん、とよく分からないが納得する

そういえば

昨日から弟に会っていない

一体どこにいるんだろうか?


あの日以来
弟に会うことは無かった


インフォメーション忘れ

授業による成長

強さ:5.6

異能:5.9



6:30

目が覚めたと同時に起き上がる

室内であるにもかかわらず走ってトイレに向かう


便座を開けて大きく口を開けてナニカを吐き出す

酸っぱい胃液が出るだけで何も吐き出さない

吐き出そうと吐き出そうと強く胸をたたく
口の中に指を突っ込んでも何も出てこない

ひたすら気持ち悪いだけだ



心底自分の浅ましさに腹が立つ
心底父の醜さに吐き気を覚える

しかし、何も出てこない
当たり前だ自分はおいしいと食べたのだから


…………今日は何も食べたくない

しかしもう一度寝ようという気は起きない


逃げるように外に飛び出した



遭遇判定
5以上で誰かと遭遇
直下コンマ


コンマ判定:0   クリティカル
※またか


遭遇した人物
安価↓2
※コミュを築いてない人でもかまいません

神宮篤輝

弟食べちゃったか・・・


>>751選択:神宮篤輝



いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい

あたまがわれそうだ

いやだいやだいやだいやだいやだ

この体が憎い
命を宿したこの体が憎い
何も知らないままで良かったのに
何もかもどんな些細なことでも忘れることが出来ない自分が憎い


おなかがすいた

…………………………………………………………………………………………………………しあわせだ


………今何を思った?
本格的に壊れたのかもしれない
いや、いっそのこと壊れてもいい


もはや前など見えていない

なりふり構わず走っているとナニカにぶつかってしまう



神宮「おい、クソガキ前を向いてッ…!?おい、お前!?」

どうやらぶつかってしまったのは神宮さんだったようだ
何やら珍しい顔をしている


ロディア「?………僕の顔に何か付いてます?」

神宮「あ、ああ。いやなんかお前気持ちわりぃぞ」

ロディア「なんですかいきなり、寧ろその反応が気持ち悪いです」

神宮「……お前、すげぇ愉しそうに笑ってんだよ泣きながら」

ロディア「えっ!」
思わず頬を触って確認する
自分でも気付かないうちに涙を流していた
しかし顔は確認できない


ロディア「な、治りましたか」

神宮「治ったて聞かれてもな、もう笑っちゃあいねぇが」


一体どんな顔をしていたんだろう
この人を驚かせるほどだ、とんでもなく気持ち悪かったのだろう


神宮「てめぇ、こんなところで何してやがる」

ロディア「それは僕も聞きたいですよ」


………会話が止まってしまった



背を向けて神宮さんがどこかに行こうとしている

どうしよう、引き留めようか?

安価↓2


>>756選択:引き留める


ロディア「ま、待って!」

思わず引き留めてしまった
なにか言いたいことが思い浮かんだわけではないのに
この人と会話がしたいわけではないのに


神宮さんは動きを止めている
顔をこちらに向けていない


何と声をかけよう

1、「僕、何か変なんです」
2、「……神宮さんにとって幸せって何ですか?」
3、「こんなところで何をしていたのか答えてください!!」
4、自由安価

安価↓2


>>259選択:2



ロディア「……神宮さんにとって幸せって何ですか?」

思わず思いついたことを口走ってしまった
何故こんなことを口走ってしまったんだろう
自分でもわからない
………自分だからわからないのか?


神宮「…何でそんなことに答えなくちゃあならねぇンだ」

ロディア「いいから答えてください!!!」

出したことも無いような声を張り上げる
意味不明だ
人の幸せは人それぞれだ
そんなことを聞いて何になる?
照らし合わせて自分の正常性でも確かめたいんだろうか


神宮「何か今日のテメェはおかしいぞ」

ロディア「いいから答えろっていってるんだよ!!!!!」



神宮「………俺にとって邪魔な奴をつぶすことだ」



神宮「これで満足かよ、クソガキ」

背を向けて歩き出す



僕はどうしてしまったんだろう
こんな姿を他人に見せたのは初めてだ

きもちわるい


いえにかえりたくない


ははとかおをあわせたくない



どこに向かっているのかも解らず
フワフワした地面を歩く


ダレデモいい僕を助けて


※メインイベントが進行しました
※メインフラグⅢが解放されました


メインフラグⅢ


『シアワセ』

シアワセってなんだろう
イキテルことだろうか?
ナニカをタベルことだろうか
ダレカとハナスことだろうか
ワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ


今日はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


20:30頃に再開予定


今更ですが>>738>>751が連続安価所得していることに気づきました

完全にこちらの不手際なので今回はそのまま続けますが
もしこちらが気づいたら安価↓にする場合があると思います
まぁ今はあまり人が居ないのでそんなわがままも言ってる暇ないかもしれませんがね

今日はかなりゆっくりなスピードの更新になります



??:??



今は何時なんだろう?

………わざわざ時計を確認するのも面倒くさい

現在、公園のベンチに座っていた

なりふり構わず走っていたらD地区にいたのは驚きだった

…………つまりはあんな時間から神宮さんがあの場所にいたのも事実だ
本当にD地区に住んでいるのかもしれない


そういえば学校はいつからだっただろうか?
まぁ、今日はそんな気分じゃあないけど
一日くらい休んだっていいだろう



………これから僕はどうするんだろう?
一日たてばこんな不快な気持も薄れるかもしれない


思案していると誰かに肩をたたかれる

誰だろうと振り向くとそこには


1、御調 虹
2、波多野 蒔菜
3、霞園 弦戯
4、甲斐 七瀬

安価↓2

十分たったのでksk

3


>>768選択:3、霞園 弦戯



後ろを振り向くと霞園さんが立っていた

どうしてこんなところにいるんだろう?
学校はいいのだろうか?

とりあえず話そう

ロディア「こんにちは?ですかね霞さん」

霞園「まだおはようの時間だと思うよ、ロアくん」

ロディア「あ、あれ?今何時だか分りますか?」

霞園「9:10」

ロディア「教えていただいてありがとうございます」

確か朝起きたのは6:20だった
あれから三時間近くと考えると結構経っている気もする

さすがに5時間以上彷徨っていたわけではなかったようだ


ロディア「学校はいいんですか?」

霞園「わたしは月曜と金曜しか取って無い。ここまで言えばわかるわね?」

ロディア「つまりは今日は暇ということですね」

霞園「ロアくんは?」

ロディア「今日はサボりです」

霞園「そう、そういう時もたまにはある」
といって肩を優しく叩いてくれた



………なにか話そう



1、「僕、何か変なんです」
2、「……神宮さんにとって幸せって何ですか?」
3、「霞さんにも嫌な過去ってありますか?」
4、自由安価

安価↓2




>>771選択:3、「霞さんにも嫌な過去ってありますか?」




ロディア「霞さんにも嫌な過去ってありますか?」

霞園「………わたしにはそんなもの無いよ」

ロディア「えっ!あっ、すみません!」

そういえば霞園さんの異能のデメリットは『過去の記憶を失うこと』だった
完全に失念していた、あまりにも失礼な質問だっただろう

霞園「……どうして謝ったの?」

ロディア「と、とても失礼なことを言ってしまったと思ったからです」

何も言わずこちらを見つめている
怒らせてしまっただろうか?
また自分の察しが悪いせいで誰かを傷つけてしまったんだろうか?



霞園「…………」

無言で僕の目の前に手を伸ばして火をつけた
マジックなんかじゃない異能だ

ロディア「ええ!い、いいんですか簡単に使ってしまって?」

霞園「……いいのよきっと」

ロディア「きっとって、そんな貴女の記憶なんですよ!」

霞園「わたしは幸せなのよ、こんな異能だからこそ。ロアくんよりもきっと幸せ」

ロディア「ッ!ど、どうしてそう思えるんですか!!忘れてしまうんですよ!!」
ロディア「どんなに大事な思い出も無くなってしまうんですよ!!」

なにも言わずいきなり抱き締められる
僕より少し大きい霞園さん、僕の顔がちょうど胸のあたりに来る



霞園「あなたはとっても優しい子、だからこそ不幸なの」
霞園「あなたはどんなことも忘れられない、だからこそ不幸なの」
霞園「あなたは記憶があるから悲しいの。記憶があるから私に謝ったの。記憶があるから泣いてしまうの。」
霞園「記憶があなたを殺しているの。」


そういって僕の背中を優しくなでる
とても残酷な言葉を紡ぎながら


霞園「あなたは世界で一番不幸なの。だって自分を赦してくれるものが無いもの」
霞園「万物の癒しであるはずの時間でもあなたを赦すことはできない」
霞園「そしてなにより、あなたがあなたを赦さない」
霞園「ほんのちょっぴり幸せを感じるだけで、あなたは自分を責めるでしょう?」


どうしてこの人はこんなことを知ってるんだろう?
一度も見せたことの無い僕を知ってるんだろう?
そんなに僕は薄っぺらいんだろうか?


霞園「それでもね、あなたを赦す方法はあるわ」

ロディア「い、一体それは何ですか?」



























霞園「それはあなたが死ねばいいのよ」





突然の言葉に呼吸が止まる
何も言えない
頭が真っ白になる


霞園「そうすれば、どんな不幸からも逃れられるわ。どう?死ぬ?」

ロディア「し、死にたくなんか無いです」

霞園「どうして?あなたは不幸じゃあなくなるのよ?」

ロディア「理由なんか無いです、そんなこと考えたことも無いけど嫌です」


はっきりと言葉にする
どうして、どうしてそんな残酷なことを言うのだろう?


霞園「あなたがどうして死にたくないのか教えてあげる」

ロディア「知って…るんですか?」

霞園「うん、知ってる。あなたが死にたくないのは」














霞園「あなたが幸福だから」


霞園「あなたはとっても優しい子、だからこそ幸福なの」
霞園「あなたはどんなことも忘れないでいられる、だからこそ幸福なの」
霞園「あなたは記憶があるから寂しくないの。記憶があるから成長できるの。記憶があるから涙を流せるの」
霞園「記憶があなたを生かしてるの」


そういって僕の背中を優しくなでる
慈愛の言葉を紡ぎながら


霞園「あなたは世界で一番幸福なの。だってどんな小さな幸せも残しておけるもの」
霞園「万物を溶かす時間でもあなたの幸せを溶かすことはできない」
霞園「そしてなにより、あなたが誰かを幸せにしてあげられる」
霞園「何も忘れられない優しいあなただからこそ、誰かを幸せに出来るのよ」


どうしてこの人はこんなことを言っているんだろう
言ってることが無茶苦茶だ
それじゃあいったい僕はなんなんだ?
僕の胸に穿たれた穴は何なんだ?
今泣いているのは一体どうしてだ?




霞園「わたしはとっても幸福よ。どんな辛い出来事も無かったことに出来るもの」
霞園「わたしはとっても不幸よ。どんなに素敵な出来事も取っておけないもの」


霞園「だからね、わたしは異能を使うの。そんなこと考えないように」
霞園「だって過去だけが私の歩みを止めるんだもの」


ロディア「どうして、どうして貴女はそんなことが言えるんですか?」

霞園「……幸せに生きていたいから。ただそれだけよ」
霞園「ロアくんも幸せに生きていたいでしょう?」




ロディア「………わかりません。僕にとって何をすることが幸せなんでしょう?」

霞園「……それなら一緒に探してあげる」
霞園「貴女の過去を、記憶も、現実も、未来すらも上塗り出来てしまえるほどの『幸せ』を」

ロディア「……………そんなもの本当にあるのでしょうか?」

霞園「あるに決まってる」

ロディア「どうしてそうやって言い切れるんです?」

霞園「まだ見つけれていないからこそ、あなたは不幸なの」
霞園「だって、見つけていたらあなたは苦しくて泣いていないもの」


ロディア「………見つかればいいですね。そんな幸せ」

今のはただの強がりだ


あなたは感情に任せて強く強く抱きしめ返した



※霞園 弦戯とコミュをしました
※霞園 弦戯の好感度が上がりました
※メインイベントが進行しました
※メインフラグⅢが更新されました


メインフラグⅢ


『幸せ』

幸せってなんだろう
生きてることだろうか?
何かを食べることだろうか?
誰かと話すことだろうか?

まだ僕にはわからない


ゆっくり更新するつもりではあったんですけど
こんなにかかるとは自分でも予想外でした
とんでもなく難産なので結構変なところがあると思います


悔しいですが今日はここまでです
まだまだ練習中の身です。これからもっと精進します

お付き合いいただきありがとうございました


『乙』
このssを見てくれた誰かが残すこの一言のためだけに書いてると言っても過言ではありませんね

乙といってもらう、ただそれだけが満足感よッ!!


20:00頃に再開

予定通りに再開




ロディア「それで、幸せってどうやって探すんでしょう?」


あれから暫く泣いていたが、もう心は落ち着いている
今は二人でベンチに座って話していた


霞園「……どうしよう?」

ロディア「う、う~ん。どうしましょうね?」

霞園「とりあえず、なにか好きなことでもしてみる?もしくはやったことの無いこととか?」

ロディア「そうですねぇ……」


好きなこと
……特に考えたことも無かった

おいしいご飯を食べることも、誰かとお話しすることも好きだ
本を読むことも、ゲームで遊ぶことも好きだ
そのどれも等しいレベルで幸福を感じる行為だとは思う

しかし、霞園さんに諭されたほどの幸福ではないと思う

そうなると必然的にまだやったことの無い何かなのだろうか?
こればっかりは文字通りやったことが無いから分からない

好きなことに関しては
とりあえず何でもいいからやってみようというのが最も正しいだろう




…………そういえば、『サナギ教』は真の幸福を知るための教えらしい
胡散臭いにもほどがあるが、実際に聞いてない以上頭ごなしに否定するのは間違ってる

浅賀さんか田中さんに言えば『サナギ教』の人たちに会わせてくれるかもしれない

事件の調査になるかもしれないし一石二鳥だ



それに拘らずとも誰かに話を聞いてみるのもいいかもしれない


どうしよう?


行動安価↓2


十分たったのでksk

田中さんに『サナギ教』の人たちに会わせてくれるよう頼む


>>786選択


………サナギ教の人の話を聞いてみたい
怪しいのは重々承知だ

田中さんに仲介をお願いしてみよう
どこにいるだろうか?


ロディア「田中さんって今どこにいるかわかります?」

霞園「……?いきなりどうしたの」

ロディア「サナギ教の人に話を聞きたくって」

霞園「サ…ナギ教?」

ロディア「あれ?霞さんは知らないんでしたっけ『サナギ教』」

霞園「……しらない」

ロディア「そうだったんですか。僕も詳しくは知らないんですけど『真の幸せを知るため』の教えを説いているらしいので」

霞園「なるほど、今のロアくんには最適」

ロディア「そういうことです。田中さんは入信しているそうなので」

霞園「…友ちゃんなら今は学校だと思う」

ロディア「あぁ、そういえばそうですね」

僕達二人が休み(僕はサボりだけど)なだけで学校は開いている
田中さんも今日、授業を取っていたはずだ

少し気が引けるが学校に行こう




直下コンマ5以上で見つかる

学校  +2


コンマ判定:8  発見

10:52


学校に向かい田中さんを見つけた


ロディア「こんにちは、田中さん」

田中「こ、こんにちは。なんだか珍しい気がする組み合わせですね」

霞園「…ついさっき約束を交わした仲」

田中「ふ、ふぅん?なんだか仲がいいのかそうでもないのか判り難いですね」


話が脱線する前に聞こう
ロディア「田中さんってサナギ教に入信してるんだよね」

田中「ええ、そうですね」

ロディア「僕にもその教え?っていうのかな。聞かせてもらえたりしないかな?」

田中「ええ、全然大丈夫だと思いますよ。教祖様のお話を聞きたいんですよね?」

予想以上にあっさりした返事だ

ロディア「うん、よく分からないけどそれでいいと思う」

田中「それじゃあ場所をお教えしますね」

そういってメモ帳に住所を書き連ねる


田中「この場所です。見た目はただの廃屋なので分かりにくいと思いますけど」

ロディア「ありがとう田中さん」

田中「いえいえいえいえ、寧ろ知り合いが入信してくれて嬉しいです!」

ロディア「そういえばどうして田中さんは『サナギ教』に入信したの?」


前々から気になっていたことだ
どうやって知ったのかも気になる


田中「私は友達が入るって言うから入りました。あんまり面白くなくて実は面倒だったりするんですけどね」

あっこれ内緒ですよ
と耳打ちされる

相変わらず主体性の無い人だ

ロディア「それじゃあ早速行ってみるよ」

田中「あ、あの差し出がましいようですけど、授業はいいんですか?」

ロディア「今日はサボり。行きましょうか霞さん」

霞園さんの手を取って走り出す

田中「………いつの間に仲良くなったんでしょう?」




※サナギ教の拠点を突き止めました


11:20


サナギ教の拠点に向かっている途中

僕のお腹が情けない悲鳴を上げた


今日は朝から何も食べてない
……いや、何も食べられなかったという方が正しいか

だが、今は違う
霞園さんに道を示してもらっていくらか気分も晴れやかだ
食事も可能だろう


霞園「……おなかすいたの?」

ロディア「え、エヘヘ今日は朝から何も食べてなくって」

そういえば僕の夢………過去の話は誰にもしたことが無い
……いつか話せるだろうか?


霞園「行く前になにか食べる?」

ロディア「ううん、そうですね」

どうしようか


行動安価↓2
食事に行く場合は場所も明記して下さい


>>793選択:ファーストフード店


11:35

ファーストフード店


別に安ければどこでもよかったので近くのファーストフード店に入った

僕はいつもの
霞園さんはチーズバーガーのセットとナゲット、更にもう一つチーズバーガーを頼んでいた

やはり見た目以上にたくさん食べるようだ


霞園「・・・・・・いつもそれなの?」

ロディア「ええ、そうなんですけど止めた方がいいですかね?」

霞園「ううん、いいと思うよ」
と、首を振って否定してくれた

ふむ、人によって反応が違うようだ


向かい合って食事をしている

何か話そう


会話安価↓2

神宮の家を知っているか


>>796選択:神宮の家を知っているか





ロディア「霞さん、神宮さんの家って知ってますか?」

霞園さんと神宮さんは仲が良かった気がする
一緒に話をしているところも見たことがある、少なくとも仲は悪くないだろう


霞園「しってるというよりは、一緒に住んでた」


ロディア「……………………………………は?」

いきなり何を言ってるんだろうかこの人は?
もしかして、冗談なんだろうか?
この人は顔の表情が変わらないので分かりにくい


ロディア「それってどういう?」

霞園「わたしの記憶があるうちから一緒に住んでいた。今は学生寮に住んでいる」




ロディア「その、一緒に住んでたっていうのは?」

霞園「……わたしの記憶が思い出せるころから孤児院にいた」

ロディア「孤児院…ですか…」


パトロールをしているから知っている
B地区に孤児院がある
おそらくそこのことだろう


ロディア「ということは霞さんも孤児院にいたんですか?」

霞園「…そういうことになる」

僕の知識が正しければ孤児院にいられるのは18歳までだったはずだ
19歳の霞園さんと神宮さんはそこを出たのだろう


ロディア「それじゃあ霞さんは今どこに住んでるんです?」

霞園「知り合いの家を泊まり歩いている。つまり家無し」

ロディア「そ、そうだったんですか……大変ですね」

霞園「そう、とっても大変。……もしものときは泊めてね」

ロディア「あ、あの狭苦しいところで良ければ」

霞園「野宿よりはいい……はず」



………学生寮はA地区にある
学生寮から今朝のあの場所まで1時間は優にかかる
あんなに朝早くからマラソンでもしてたんだろうか?
それにしては汗をかいていなかった

何か別の理由があるんだろうか?


大して気にしたことが無かったが
霞園さんと神宮さんは謎が多い




※霞園さんと神宮さんの住所を知りました


13:10


食事を終えた後、ゆっくりと目的地に向かった

蛇足ではあるが
霞園さんは今、甲斐さんの家にお世話になっているらしい



ロディア「………ここかな?」

地図に書かれた場所についた

辿り着いた場所は廃屋というより廃ビルだった
本当にこんな小汚いところで会ってるんだろうか?

霞園「……とりあえず入ろう」

ロディア「そうですね、入ってみましょうか」


廃ビルの中に入ってみる



遭遇判定

1   誰もいない
2~4 『マカベ』
5~9 『シジマ』
0   少女

直下コンマ


コンマ判定: 4  『マカベ』


???「止まれ!!」

突然目の前に人が現れる

この声となにより仮面に見覚えがある
浅賀さんに教えてもらった『マカベ』という男だ

突然目の前に現れたのは異能を使ったのだろう


マカベ「貴様、何者だ!何故ここに入ってきた!!」

ロディア「は、はい。『サナギ教』の教えを請いとう存じます」

必死に出来る限りの敬語を使う
正しく言えているかとても心配だ


マカベ「…………誰にこの場所を教わった」

ロディア「たn……ううん。兄に教えてもらいました」

マカベ「兄?……貴様、見覚えがあるな。………『アガサ』の弟か?」

ロディア「は、ハイ。一昨日の深夜にお会いしたことがあります」

どうやらこの場所では浅賀さんは『アガサ』と名乗ってるようだ
………安直な名前だ



マカベ「貴様は異能者か?」

ロディア「はい!異能を扱えます!」

マカベ「……お前に関しては許可をしてやろう。だがその女は何だ!!」

マカベが霞園さんを睨みつける
道中に浅賀さんと御調さんに教えてもらったことを話したが
誤魔化してくれるだろうか?


霞園「……保護者です」

マカベ「保護者だと?」

霞園「うん、保護者」

マカベ「……………貴様は異能者か?」

霞園「ええ、そうよ」

といって掌から焔を出す


マカベ「…………許可しよう。異能者ならばいた仕方ない」
マカベ「ついてこい」

背を向けて廃ビルの階段を上る



何とか誤魔化せたようだ
少なくとも自治組織に所属していることがばれるようなことは無かったはずだ



マカベ「ここだ………失礼の無いようにな」

廃ビルに相応しくない大きな扉だ
頑丈そうで小奇麗にしてある


霞園「………ヘンな扉」

ロディア「…霞さんもそう思いますよね」

二人で小声で話した
別に聞こえていたとしても本当のことだ
本当のことを言われて怒る方が明らかに間違ってる


マカベが大きな扉を開ける

中の部屋はここが本当に廃ビルであることを忘れるほど綺麗に装飾がなされていた

西洋風の赤いカーペットが敷かれた先に、厳格な雰囲気を放つ椅子
その椅子に一人の男が座っていた


マカベ「……シジマ様、教えを請いたいと申す者が参りました」

『シジマ』浅賀さんの情報が正しければ教祖というやつだ



シジマ「そうかい、それは良きことだ」

シジマが立ち上がりこちらに向かってくる

シジマ「マカベ、君は下がってなさい」

音も無くマカベが消える
これも異能だろう


シジマ「こんにちは、はじめまして。私はシジマというものだ」

そういって手を差し出してきた
握手を求めているんだろうか?


僕は

1、手を握る
2、握らない

安価↓2

1


>>807選択:1、手を握る


手を握った

ロディア「こちらこそ初めまして」
礼儀は大事だ
握らずにいて不信感を買うべきではない

シジマ「ほう、君は中々面白い異能を持っているね。『物質強化』か」

ロディア「ッ!どうしてそんなことが?」

シジマ「これも全て、この世の答えを知る『アゲハ』様のお力だよ」

ロディア「『アゲハ』様?」

シジマ「ああ、このサナギ教はアゲハ様に答えをいただく場だ」
シジマ「答え、つまりは我々にとっての真の幸福を授けて下さるのだ」


………本当に浅賀さんの言うとおりだ
実際に聞いてみても胡散臭いにもほどがある



シジマ「さぁ、君は何を知りたい?君は祝福されし異能者だ、何でも答えてあげよう」

ロディア「……それじゃあ」



1、「僕にとっての幸福ってなんでしょう?」
2、「あなたにとっての真の幸福は何ですか?」
3、「祝福されし異能者ってどういう意味ですか?」
4、自由安価

安価↓2

2


>>810選択:2「あなたにとっての真の幸福は何ですか?」


今日はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


20:30頃より再開予定


少し遅くなりましたが再開



ロディア「あなたにとっての真の幸福は何ですか?」

シジマ「おや、そんなことでいいのかい?」

ロディア「ええ、お願いします」


シジマ「それじゃあ答えてあげよう、私にとっての真の幸福は」


シジマ「私の信念、つまりは『正義』を実行することだよ」


ロディア「『正義』ですか?」

宗教家らしい如何にもな煽りだ


シジマ「ああそうだ『正義』を実行することこそ、私の『行動起源』だからね」

ロディア「『行動起源』?」

聞きなれない単語だ
もしかしてこの宗教の専門用語だったりするんだろうか?


シジマ「んん?そうか、そうだったね、君達のような飼われている異能者は『行動起源』すら知らないんだったね」

いちいち上からの言葉だ、癪に障る



シジマ「君は異能者の定義を知っているかい?」

ロディア「…善行を行うことでしょう」

シジマ「そうか、やはりそう教えられているんだね。悲しいことだ」
シジマ「いやなに、君達が悪いのではない、隠蔽を行っている何者かが悪いんだ」


シジマ「異能者の正しき定義は『行動起源』を無意識的に満たした者なのさ」

シジマ「『行動起源』とは人それぞれに異なるが、大きく言えば最上の幸せを得ることだ」

シジマ「生命にはそれに刻まれた『行動起源』が存在する」
シジマ「僕にとっての『正義』だったり、マカベにとっての『夢想』だったり」

シジマ「この『行動起源』を満たせた者だけが異能者となれるのだ」


ロディア「それが『行動起源』」

シジマ「個人にとっての真の幸福を得た者だけが異能者」
シジマ「つまりは君達も無意識的にその『行動起源』を満たしていたのさ」






……この話が本当なら僕はもう真の幸せを知っていることになる
鵜呑みにするべきではないと分かっていても、心が怯えてしまう

この悪夢を変える事が出来ないかもしれないという事実に
この悪夢の続く状態ですら幸福な部類なのかもしれないという事実に
自分はこれ以上幸福になれないかもしれないという事実に


突然、誰かに手を握られる

霞園「………」

何も言ってはこないが意図はわかる
『呑まれるな』そう目で語っている

大丈夫です、と強く握り返す


ロディア「どうしてそう言い切れるのですか?」

シジマ「逆に聞きたいが、君達は異能者の全てが善行を積んだものと本当に思っていたのかね?」
シジマ「異能者の犯罪が一向に無くならないこの世界を見て、おかしいと思わなかったのかね?」
シジマ「もしそうなら、心優しき善なる者が皆異能者でない事に何故不思議に思わない?」

ロディア「……」

確かにこればっかりはこの男の言うとおりだ
異能者の全ては善なるものであるとは限らない

それは身を以て知っている


シジマ「さぁ、他にも質問はあるかね?と、言いたいところだったんだけれど」
シジマ「これから少し用事がある、これ以上話は続けられないんだ。すまないね」


ロディア「いえ、ありがとうございました」

シジマ「君達はサナギ教に入信しているわけではないが異能者仲間だ、いつでもここに来るといい」
シジマ「『アゲハ』様の力を借りてどんな質問にも答えてあげよう」

シジマ「マカベ、彼らを下まで送ってあげろ」

マカベ「承知いたしました」

突然男が現れる
シジマはマカベが来たのを確認し、部屋の隅にひっそりとある小さな扉に向かっていった


マカベ「……ついて来い」
と、背を向けて歩き出すマカベの後を追った







………………真の幸福と『行動起源』
そして異能者の定義

シジマの言っていたことは本当のことなのだろうか?

全ての答えを知るという『アゲハ』という存在
それすらも本当だとしたらあの男が言っていることは真実なのかもしれない


……やはり鵜呑みにするべきではないか
正確にはそれを真実と認めたくないのかもしれない

それが本当だったら僕は……僕は…



繋いだままの手だけが僕を不安から遠ざけてくれていた




※メインイベントが進行しました
※メインフラグEXが解放されました
※シジマとコミュが出来るようになりました


メインフラグEX

『異能者の定義』


異能を扱えるものは善行を積んだものとされている
善行の定義は『個人個人の道徳観』によって左右される

その実態は
人それぞれの最上の幸せ、無意識的な『行動起源』を満たすことが善行の定義である

正確に言うのであれば『異能者』の定義である

なかなか面白い設定だな
行動起源って型月の起源みたいやね


>>822
私もこの設定作り終わった後に思いました
決してわざとじゃないですよ




半ば追い出されるように外に出る



ロディア「………あの話、本当なんでしょうか?」

霞園「……わからない」

霞園「でも、一つ誤魔化されたところがあった」

ロディア「そんなところがあったんですか?」

自分は全然気付かなかった


霞園「…あの人の『正義』について、何も話さなかったでしょう?」

ロディア「……そう言われればそうですね」

霞園「正義の定義は人それぞれ、それをあの人は語らなかった」
霞園「…ただの言いがかりのようだけれど」

ロディア「…そうですね」


つまりは判断するにはまだ早いということだろう


ロディア「これからどうしましょう?」

霞園「それならわたしにいい考えがある」

ロディア「おお、いつになく自信ありげですね!」


どうしよう、霞園さんの提案にのってみようか?

それとも他に何かしようか?


行動安価↓2


>>825選択:乗ってみる


どうせやる事なんか決まって無い
その提案に乗ってみよう


ロディア「そのいい考えってなんなんです?」

霞園「まぁまぁ、ついてきなさい」


とりあえず霞園さんに着いて行くことにした


14:20


ロディア「……ここが目的の場所ですか?」

霞園さんに連れてこられた場所には見覚えがあった

……というよりは知っている場所だ


甲斐さんの住んでいるマンション
その甲斐さんの部屋の前に僕達はいた


霞園「いまあけるから」
そういって財布の中から鍵を取り出す

どうやら合鍵を渡されているようだ


ガチャリと音をたてて扉を開ける

霞園「さぁ遠慮せずはいって、きたない部屋だけど」

甲斐「人の大事な住処を汚いとはいい度胸だねぇ」

突然後ろに甲斐さんが現れる
どう贔屓目に見ても引き攣ってて怖い顔だった


甲斐「居候の身分でこの野郎!」

霞園「いたいいたい」

霞園さんにヘッドロックをかける
めずらしく本当に痛がっていたように見えた
……………声に感情はこもっていなかったが



甲斐「それで、あんたらはどういう目的なんだい?」

あ・た・しの部屋で、と念を押すように強く言われる

霞園「……宴会を開こうと思う」

甲斐「宴会?」

霞園「そう、宴会。知り合いを呼んで楽しいことをして楽しい時間を過ごす」

甲斐「いきなりどうしたんだい?」

霞園「ロアくんが幸せになりたいっていうから」

甲斐「そんな大層な理由引っ提げて、まだ16だろう?」

ロディア「……スイマセン、我が儘言って」

甲斐「いや別に謝らなくたっていいんだけどねぇ…」

霞園「そういうわけで、ここで宴会を開いてもいい?」

甲斐「………ふぅ~、大したもん冷蔵庫に入って無いから買ってきなよ」

霞園「ありがとう、ナナちゃん」


誘えた人

1   誰も来なかった
2~4 2人だけ
5~7 4人だけ
89  6人
0   知り合い全部

直下コンマ


コンマ判定:8  6人


はぶられた人は?
安価↓1、2

浅賀

斎藤


>>831,>>832選択:浅賀直樹、斎藤竜馬


霞園「……いっぱいよべた」

浅賀さんと組長以外僕の知り合いは全員呼んだようだ

……突然のことなのに皆意外と暇なんだな
というか神宮さんと宿毛さんも来ることに驚きだ


霞園「それじゃあお買い物に行こう」

甲斐「あんたらの金で買いなさいよ」

霞園「……先読みされていたか」

甲斐「あたしの家でやらせてやるんだ、それくらいは自分でやりな」



渋々といった雰囲気で買い物に向かった


19:50


大量のお菓子と飲み物を買い込んだ
飲み物は未成年が多いので適当にジュースを買ってきた



御調「やあやあ、遅くなっちゃったかな?」

宿毛「……お邪魔します」

パトロール終わりにこちらに来た御調さん達で全員そろった


部屋の中心の円卓に皆が集まる
それぞれの目の前にコップが置かれていて、皆が好きな飲み物を入れていた

甲斐さんと御調さんだけ成人しているのでビールだった


霞園「……それでは皆さん」
と、霞園さんが乾杯の音頭を取ろうとしていたところに止めが入る


御調「宴会をするとは聞いていたけどこれは何かのお祝いなのかい?」

霞園「……それは」

僕の幸せを探しているからとはいえないだろう
………どうやって誤魔化すんだろう



霞園「…………あっくんの誕生日を祝って」

神宮「っ!てめぇ、何で覚えてんだよ!」

御調「おお成程、そういうことだったんだね」

神宮さんの反応を見る限り本当のようだ



霞園「それじゃあみんな、乾杯」

乾杯、と皆が声を合わせてコップを鳴らす



宴会が始まった




二条「神宮さん、お誕生日おめでとうございます!」

御調「おめでとう、篤輝。君はこれで二十歳になるんだったね」

甲斐「おお!そいつはめでたいねぇ!!ホラあんた、これでも飲みな!」

そう言って無理やりコップにビールを注がれる

神宮「FUCK!!クソ野郎勝手に注ぐな!!」

甲斐「ハハハハッ!!照れやがってこの野郎!!」

そういって思いっきり背中を叩いている


いつもと同じ悪態も心なしか照れ隠しに見える


さて誰かと話そうか?


会話安価↓2

二条


>>838選択:二条響


何を話そう?

会話安価↓2



>>841選択:二条の幸せは何か



ロディア「二条さんにとっての幸せってなにかな?」

二条「いきなりどうしたんですか?」

ロディア「いや、なんとなくだよ。こういう話ってあんまりしないし」

二条「うう~ん、そうですねぇ……食べることですかね」

二条「なんだかお腹がすいてる時に、好きなものをお腹いっぱい食べるとし・あ・わ・せ!!ってなりませんか?」

ロディア「確かにそうだね」

食欲は三大欲求の一つ
それを満たせば確かに幸せになるだろう

でも、何故だろうか
あまり自分には響かない

二条「あっ!別に食いしん坊だとかそんなんじゃあないですよ!!」

ロディア「フフッ、そんなこと疑ってないよ。教えてくれてありがとう」

二条「いえいえ、これくらいお安い御用なのですよ」




まだ全然時間がある
誰かと話そう


安価↓2

御調


>>851選択:御調 虹


何を話そう?

会話安価↓2


>>854選択:御調の幸せは何か



>>638で私の書いたことについて説明が不足していました申し訳ありません

イベントが全くないというのはコミュのイベントです
特定の会話もしくはコミュを数回こなせば発生します
これによる影響は『エンディング』と『メインイベント』に生じます

これ以上書くとネタばれしそうなので控えますが、こんな感じです



ロディア「御調さんにとって幸せってなんですか?」

御調「んん?ボクの幸せねぇ」

御調さんは少し酔っているのか、知り合いが大勢いるにもかかわらず
一人称が『ボク』になっていた

御調「それはやっぱり『勉強』だね」

ロディア「勉強ですか?」

御調「そうそう、勉強。努力といってもいいよ」

甲斐「うへぇ、相変わらずガッチガチの脳みそしてるねぇアンタは」

御調「いいじゃないか、個人の幸せなんて他人が決めていいもんじゃあ無いだろ?」

甲斐「確かにねェ、ウップ」

下品にげっぷを出す
甲斐さんはお酒に別に強くないのにペースがやたら早い


御調「勉強はいいよう、辛く苦しく自分を追い込んでしまうくらい大変であるほどいい」

甲斐「それはもはやドMなんじゃあないかい?」

甲斐「うう~ん、もしかするとそうなのかもしれないね」

甲斐「おいおい、あんたマジかい!」

御調「こんなものでいいかな、ロディア君?」

ロディア「ええ、ありがとうございます」


勉強
というよりもはや御調さんが言っていたのは試練だ
自分を追い込むほど幸せを感じる、ということなのだろうか?

…………何故だろう胸に引っかかる無いかがあるが、正体は分からない





時間はある


誰と話そう?

安価↓2


>>858選択:波多野 蒔菜

何を話そうか?

会話安価↓2


>>861選択:波多野 蒔菜


ロディア「波多野さんにとっての幸せってなぁに?」

波多野「何、あんたそれ聞くのがあんたの流行りなの?」

ロディア「そんな感じそんな感じ」

波多野「絶対ウソでしょ、適当ねぇあんた」

ロディア「いいからいいから、教えてよ~」

波多野「いきなり言われてもねぇ、うう~ん」

波多野「そうね、買い物かしら」

ロディア「買い物?」

波多野「そそ、買い物。自分のコツコツ貯めたなけなしのお小遣いで欲しいものを買う」
波多野「これほど幸せなことは無いわね」

ロディア「お財布が空になっても?」

波多野「そうよ、それ以上に嬉しいもの」

ロディア「成程ねぇ」

波多野「これで満足?」

ロディア「うん、ありがとうね」



買い物
モノを得ることというより、何かを使ったというところに悦を感じているような気がした
自分の何かを浪費することに幸せを感じるんだろうか?

……自分にはいまいちわからない



騒ぎ始めて結構時間がたつがまだ時間はある


誰と話そう?

安価↓2

あっくん


>>865選択:あっくん

何を話そうか?

会話安価↓2


>>868選択:とりあえず誕生日おめでとうございます



ロディア「とりあえず誕生日おめでとうございます」

神宮「………今更言うのか」

ロディア「言わないよりはいいでしょう?」

神宮「FUCK、相変わらずクソ生意気なガキだ」

ロディア「もう、素直じゃないんですから」

神宮「…うっせぇよ」

お酒が入ってる所為か顔が少し赤い
それに悪態にもキレが無い


ロディア「………いま、幸せですか?」

神宮「………なんだよいきなり」

ロディア「何だっていいじゃないですか、誕生日をこんなに沢山の人に祝ってもらえて嬉しいですかって?」

神宮「…………不幸じゃねぇことは確かだろうな」

ロディア「フフフッ、そうですか」

今のは自分で言ったようなものだ

幸せだと



神宮「FUCK!!ニヤニヤすんな!!朝はあんなだったくせに!!」

ロディア「ハイハイそうですねぇ」

神宮「くっそムカつくぞガキがッ!!」

拳で殴られたが痛くなかった
もちろん異能は使っていない


もうかなりの時間がたっている
次で最後になるかもしれない

誰に話しかけよう?

安価↓2


>>872選択:甲斐 七瀬

何を話そうか?

会話安価↓2

甲斐の幸せは何か


>>875選択:甲斐の幸せは何か


ロディア「甲斐さんの幸せってなんですか?」

甲斐「んんん?なんらい、最後はあらしってのかい?」

もう完全に出来あがっていて、呂律が回って無い

甲斐「そりゃあ、あたしの幸せはアレよアレ」

ロディア「アレってドレですか」

甲斐「なんか辞めて新しいことする事な」

ロディア「ふうん?」

いまいちうまく伝わらない
というか、呂律もだが喋り方も変だ

甲斐「なんだっていいのよ、趣味でも仕事でもな~んでも」
甲斐「やったこと無い何かに挑戦するっていうの、環境を変える?見たいな感じ」

ロディア「な、なるほど?」

甲斐「あんだい、不満そうな顔してぇ」

ロディア「いえいえ、そんなこと無いですよ。ありがとうございます」

甲斐「アレよ、酒入ってっからうまく言えなかっただけなんだからね!!」

ロディア「はいはい」



何かを辞めて新しいことを始める
それはどんなことでもいいという
何かに挑戦することが幸せなのだろうか?
それとも今を変えることが幸せなのだろうか?

………いまいち僕にはわかりにくい



23:10


宿毛「……俺はそろそろ帰らせてもらおう」

甲斐「ん?もうこんな時間か、別に泊ってってもいいんだぜぇ」

お酒のせいか、なんだか変な口調になっている

気づけばもう深夜だ
お酒に弱い御調さんは隣の部屋でもう寝ている
田中さんと波多野さんも疲れたのか一緒に寝ている

二条「ああ、それじゃあ私も帰ります!」

宿毛「……それならば送って行こう」

甲斐「おいおい、うら若き乙女にヘンなちょっかいかけるんじゃあないよ!」

宿毛「……そんなことが無いように送るんだ」

甲斐「アッヒャッヒャ、わあってるわよ気をつけなさいよ!」

宿毛「ああ」

二条「それじゃあ帰りましょうか」


二人が玄関に向かう
そのあとを無言で神宮さんが付いていく



ロディア「アレ?神宮さんも帰るんですか?」

神宮「……なんでもいいだろ」

ロディア「まぁ神宮さんなら暴漢の心配もないでしょうしね」

神宮「…ああ、じゃあな」

ロディア「ええ、おやすみなさい」


今起きているのは
僕と霞園さんと甲斐さんだけだ



どうしよう何か話そうか?
それとももう寝ようか?


安価↓2


>>880選択:霞園と幸せについて


ロディア「今日はありがとうございます、霞さん」

霞園「…………それほどでもない」

霞園「ロアくん?」

ロディア「ん?どうしました?」

霞園「いま、しあわせ?」

ロディア「………そうですね、寝るのが怖くなくなるくらいは」

霞園「…あなたに聞いてないことがあった」

ロディア「なんですか?」

霞園「どうして、あんなに悩んでいたの?」

ロディア「………」

霞園「あの朝はいつもとようすが違う気がした。気のせいならそれでいいんだけど」

ロディア「………」


僕の過去のことを話していなかった
今更隠すほどのものでもない気がする

どうしよう、話そうか?
それとも誤魔化してしまおうか?

安価↓2

話す


>>883選択:話す


ロディア「……僕の話、聞いてくれますか」


それから少しづつ話した
僕の夢の話を
僕の過去のことを




ロディア「………だから、今日の朝はあそこにいたんです」

霞園「……そう」

ロディア「やっぱり気持ち悪いですよね、こんな話」

霞園「………聞いてて気持ちのいいはなしではないのは確か」

ロディア「………」


どうしても無言になってしまう
当たり前だ、あんな話をして会話が弾む方が変だ




霞園「あなたはかなしい子、とってもとってもかなしい子」
霞園「でも、ごめんね。過去の無い私にはうまく慰めてあげられない」

ロディア「そんな、謝らないでください!」

霞園「絶対にしあわせになろうね」

そういって僕の頭を優しく撫でる
母親にしかやってもらったことの無い、不思議な行為だ
何故だろう、とても心が暖かになる

胸がじ~んと熱くなる

この人はどうしてこうなんだろう?
うまく言葉にできないが、とても柔らかな気分になる
包容力というのだろうか?
常識の無い不思議な人だと思っていたけど、改めて思う
とても温かい年上の女の人だと



霞園「…………ねむい」

ロディア「アハハ、もう深夜ですもんね」

霞園「うん、ねむたい」


本当におかしな人だ
さっきまでの空気が一変して幼く感じる

年上の女の人だと評したばかりだが
ほんとうに可愛い人だと思う


霞園「……もう、ねるね」

ロディア「ああ、ちょっと待ってください」


そんな姿を見て僕は思わず


1、キスをした
2、抱きしめた
3、おやすみなさいと声をかけた
4、自由安価

安価↓2

3


深夜だし人いないのも仕方ないね(言い訳)

>>887選択:3、おやすみなさいと声をかけた



ロディア「おやすみなさい、霞さん」

霞園「うん、おやすみなさい」


そういってカーペットの上で寝ていた甲斐さんの毛布をはぎ取り
ソファーに寝転がった

……少しひどくは無いだろうか?


寝る前に押入れから毛布を出して甲斐さんに被せてあげた


僕は壁に背中を預けて、毛布に包まり眠った



七日目終了

【リザルト画面】

名前:ロディア=ロスチャイルド 
性別:男性
学年:2年

環境 :2  とても悲惨だがまだ救いはある
強さ :5  そこそこ強い、上級異能者には未だ後れをとる
生活:10 彼はどんな劣悪な環境下であろうとも取り乱すことなく生活できるだろう
教養:2  悪夢のような環境であることが災いし一般常識すらあやしい


年齢は16
スラブ系の民族の父と日本人の母を持つ
貴方の家庭環境は幸福とは程遠く、父親のDVにより幼い弟を亡くし母は右目の光を失ってしまった
その元凶の父は泥酔した状態で浴場に向かい、後日溺死した状態で見つかった
現在は母の故郷である日本で、小さなアパートに二人で暮らしている
小柄な体格であるが父に似た整った顔立ちと、それが嫌味に感じられない爽やかな性格である
しかしコミュニケーション能力に乏しく、異性への関心も薄い
写真記憶という瞬間記憶能力がある



異能:物質強化

物質の強度を変える異能
強化できる物質は生物非生物を問わない
まだ扱いなれていないため自分に触れている物質しか強化できない
使用するたびに多大なカロリーを消費し、食事を取らなければ衰弱してしまう
裕福ではない彼にはとても辛い副作用である


異能ランクは緑 (5.7)
            ↓
           (6.2)

※特定の行動達成により異能が成長しました


【関係一覧】

母:「愛する家族」【家族愛】

宿毛 源一郎:「宿毛さんも怒ったりするんですね」【知り合い】

御調 虹:「勉強をする事が幸せか……」【信頼】

霞園 弦戯:「僕の手を引いてくれてありがとうございます」【信頼】

斎藤 竜馬:「よく分からない人」【知り合い】

浅賀 直樹:「嫌な人だけど危険に身を置いて調査をしてくれてるんだ」【普通】

田中 友:「予想通り主体性が無い人だ」【知り合い】

二条 響:「食べることが幸せか……」【知り合い】

波多野 蒔菜:「買い物が幸せか……」【友好】

甲斐 七瀬:「いまいち幸せが何か掴めなかったな…」【知り合い】

神宮 篤輝:「お誕生日おめでとうございます」【友好】

シジマ:「あの言葉が真実だとしたら…」【警戒】


シジマのプロフィールは明日貼ります

今日はここまでです

こんな深夜までお付き合いいただきありがとうございました


>>889修正

異能ランクは緑 (5.9)
            ↓
           (6.4)


20:30頃再開

新しいコミュ開放によるプロフィール公開

名前:シジマ?
性別:男
職業:宗教家

環境:6   生活に余裕のある一般家庭に生まれた
強さ:10  普通では考えられない異常な強さを誇る
生活:5   それなりにある、一人で十分に暮らせる
教養:9   人に教えを説く十分な教養をもつ



年齢44
生活に余裕のある一般家庭に生まれた
?????????????????
???????
???????????????
??????????????????????
?????????????????????
???????????
?????????????
???????????
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異能:共有
他人の何かを自らと共有する能力
?????????????
共有できる者は過去や感情、異能など形ないもの
異能を使用するたびに??????????

異能のランクは無い (8)



裏設定
彼の行動起源は『正義』


今日のバイトの時間

1、朝
2、昼
3、夕方
4、夜
5、無い

安価↓2

4


>>897選択:4、夜

夢判定

6以上、ゾロ目で成功
直下コンマ


コンマ判定:2  失敗


8:20


誰かに体を揺さぶられて目が覚める

ロディア「うう~ん……」

御調「お~い、起きたかい?」

ロディア「んんっ!おはようございます…」

御調「うん、おはよう。もうすぐ朝ごはんになるから目を覚ましておいてね」


誰かに起こされるなんて久しぶりだ

目覚めはいい方だ
二度寝の心配は無いだろう





まだ全然掃除がすんでいないが
いち早く起きた御調さんが円卓の周りを片づけてくれていた


全員が円卓に集まりご飯を食べる

………今更気がついたが僕以外みんな女の人だった
もしかしてこれが恥ずかしくて他の人は帰ったんだろうか?

甲斐「うう~ん、頭痛い…」

御調「甲斐は加減を知らないからだよ」

甲斐「別に昨日のことを後悔してないからいいのよ」

甲斐さんは二日酔いなのか苦しそうだ
ただし自業自得なので可哀想とは思わない


御調「ああほら、ちゃんと食べなさい」

霞園「……ねむい」

霞園さんは朝に弱いらしく
嫌そうに顔をしかめていた


田中「あ、あの蒔菜ちゃん、ごはん食べる時くらいは起きよう」

波多野「………」

波多野さんはもはや座りながら寝ていた



それを微笑ましく眺める僕

なんだか一つの大きな家族みたいだ


9:00


一時限目を取っているという田中さんと御調さんは学校に向かった


僕は今日二時限目から授業を取っている

しかし、本当に行くべきだろうか?

昨日の言葉を全て鵜呑みにするつもりはなかったが
善行を積んだ者が異能者になれるというのだけは違うと思う

それを押し付けているのは専門学校という存在のせいだ

……どうしようか



学校に

1、行く
2、行かない

安価↓2

行く


>>905選択:1、行く



………行こう
そんなことに関係なく母に通わせてもらっているんだ
憶測で我が儘を言うべきではない


まだ二時限目まで時間がある

それまで何をしようか?


行動安価↓2
※会話でも構いません


>>908選択:図書館で異能についての本を読む



……異能についての勉強をしよう

それにはやっぱり図書館がいいだろう


遅刻予防にもなるしいい方法だ


学校の図書館に向かった


情報量
1ほど大したことない、9ほど凄い
直下コンマ


コンマ判定:3  大したことない


………大した情報は無かった

いかに異能の専門学校の図書館といっても
現在進行で聞いてる授業以上の情報は無かった

単純に日本語力が足らずに読めなかったのもあるかもしれないが


異能者が世界に認可されたのは20年前

自分は異能者であると名乗る男がメディアに取り上げられた
異能は念力
スプーン曲げをやって見せた

これだけであればただのエンターテイメントであったが
アメリカ合衆国大統領が自らが異能者であると告白したのだ

それによって研究が進み
一気に世間に認可されるようになったのだ


現在の異能の定義と、研究
適性検査などは17年ほど前から実施されている



以上、僕の知る異能者の歴史



12:35

二時限目の授業が終わり今は昼休みだ

二時限目の授業は『護身講習』だった


さて、これからどうしよう?


行動安価↓2


>>916選択:引き続き調べてみる


……もう少し調べよう


次の授業は異能研究
異能を使う授業じゃない、昼飯を食べなくてもいいだろう




情報量
1ほど大したことない、9ほど凄い
直下コンマ
二度目  +2


コンマ判定:9+2   凄い
※擬似クリティカル



…………おかしい

この図書館の異能研究の本を全て読んでみて、おかしさに気付いた

異能研究は日が浅い
だから大量の推論や憶測が飛び交っているのは仕方ない


しかし、名のある異能研究者の本には全て同じことが書かれていた



異能者は善行を行ったものであると


寧ろそれ以外を異能の定義とする資料が存在しないほどだ

推論の一つとしてこれを否定する文献が存在しない

……もしかしてそれ以外の資料をすべて廃棄しているのか?
そう考えずにいられないほどの異常性を感じた


否定するまでまなくこの定義は信じられている
そういうことなのかもしれない


世界規模による印象操作、これが僕の出した推論
洗脳のようだと僕は思った



……あの男だけが違うことを言っている
それを信じてしまいそうになるのはただの反骨精神だろうか?
僕には判断できない


しかしこの場所が異常なことは確かだろう



16:40


四時限目は『異能研修』
下仁津先生が講義をしていた

図書館であの異常さを感じた後だ

気分が悪くなり、思わず耳を塞がずにはいられなかった
先生の優しい笑顔ですら気持ち悪く感じてしまう



現在は夕方

19:00からバイトがあるがそれまで暇だ

何かをして過ごそう


行動安価↓2

古本屋で異能に関する本を立ち読み



>>923選択:古本屋で異能に関する本を立ち読み



あの場所で調べたのがいけないのかもしれない

そう思い古本屋に立ち寄る
異能に関する本があればいいが




……結果としてあの定義を否定する本は見つかった

『新・異能者の定義』著者はシジマ


もしかしなくてもあの男が書いたものだろう

他の異能研究本の内容を
片っぱしから扱き下ろす内容だった

その本以外にその定義を否定する本は無かった


たった一冊だけなので酷く滑稽に映る

ただの社会への反骨精神だろうと

しかし、こうとも考えられる


それ以外の全てが皆、同じ思考を刷り込まれていると


ここまで調べて疑問に思うところが一つある

それは何故『善行』を強要しているのか?だ
犯罪を誘発しているわけではないので取り上げられることは無いが

謎ではある


しかしあの男の言っていた『行動起源』に当てはめてみたらどうだろう?

善行の強要が『行動起源』だったり
それを強要することで得をする人がいいるかもしれない



………ただの陰謀論か


古本屋と図書館
これだけを回って手に入った情報は一つだけ

これ以上は期待できないかもしれない



18:50


バイトのために事務所に向かう

今日は誰と一緒だろうか?

人物指定
安価↓2

波多野


>>928選択:波多野 蒔菜


ロディア「今日はよろしくね、波多野さん」

波多野「よろしく」



パトロール中


何か話そうか?

会話安価↓2

>>930


>>931選択



ロディア「ねえ波多野さん?」

波多野「うん?」

ロディア「図書館とか本屋さんで異能研究の本って呼んだことある?」

波多野「んん?ちょっとは読んだことあるけど」

ロディア「その時にさぁ、変に思わなかった?」

波多野「変ってなにが?」

ロディア「なんでもいいんだよ、違和感みたいなもの」

波多野「うう~ん………別に何とも」

ロディア「そっか、波多野さん勉強しなさそうだもんね」

波多野「悪かったわねぇ!ホントのことだけど!」

ロディア「それでね、僕気づいたことがあったんだ」


そう言って今日僕が気づいたことを話した


ロディア「……ということなんだよ。変だと思わない?」

波多野「ふ~ん、まぁ言われてみれば確かに」

ロディア「…………それだけ?」

波多野「えっ!うん、変ねぇくらいかしら」

ロディア「でもどんな文献にも同じことが書かれてて、一つだけ違うんだよ!?」

波多野「確かにそうだけど、客観的に聞いてて信頼性が無いのってその『シジマ』って人が書いた本よね?」

ロディア「う、ううん…」

波多野「やっぱり、誰も否定してないってことは本当に正しいからじゃないの?」

ロディア「…そうなのかなぁ?」

波多野「そ・う・な・の、考えすぎよ。というかそのシジマって奴に毒されすぎなんじゃない?」

ロディア「…………そうだね、うん、話を聞いてくれてありがと」

波多野「これくらいならいつでも聞くわよ」



……どうやら波多野さんは僕ほど不思議に思わなかったようだ
やはり聞き慣れないことを聞いて心が動揺していたのかもしれない

あの男、シジマは言葉の節々から怪しかった
無理に信用しようとしなくていいかもしれない


……だが怪しいのはどちらも同じだ


イベント判定

6以下でイベント
直下コンマ


コンマ判定:0    クリティカル
※特に考えてなかったけど成功でいいよね


今日は疲れたのでここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


21:30頃から再開出来たらいいなぁ




21:10


パトロールを終え、事務所に戻ってきた

もう帰る準備をしていた時だった


波多野「ねぇ、お腹すいてない?」

ロディア「ん?そうだね、もうとっくに夕飯の時間も過ぎてるしね」

波多野「あっううん、そういうことでもあるかもしれないんだけどさ」
波多野「………あんた、昼ごはん食べた?」

ロディア「食べてないけど?」

波多野「……やっぱり」

ロディア「やっぱりって、どうして解ったの?」

波多野「一緒にいて気づいたんだけどさ、あんたってごはん食べる前が一番嬉しそうよね」

ロディア「えっ!そうなんだ」

こんなことを言われたのは初めてだ



波多野「今日とかすっごく嬉しそうよ」

ロディア「ええ~、そうかなぁ?」

波多野「ご飯食べる前が一番嬉しそうに笑ってるって珍しいわよ、あんた」

ロディア「そんなこと意識したことも言われたことも無かったよ」

波多野「フフフ、これもあたしが友達になったおかげよね」

ロディア「うん、ありがとうね」

波多野「いやいや、冗談なんだし真面目に喜ばないでよ」

ロディア「ううん、本当に感謝してるよ」

波多野「ッ!そ、そんなに褒めてもご飯奢るくらいしか出ないんだからねッ!」


バシバシと僕の背中を叩く
どう見たって嬉しそうだった

………………………相変わらずちょろい


……しかし、波多野さんが言っていたことはホントのことなんだろうか?
ご飯を食べる前が嬉しそう
お腹がすくと僕は無意識的に嬉しさを感じているんだろうか?
………よく分からないな



近くのファーストフード店で奢ってもらうことになった




波多野「……あたしってあんたの事何にも知らないね」

ロディア「唐突すぎない?」

波多野「そうは言ってもさぁ、せっかくあんたの初めての友達なのに」
波多野「あんたの話って聞いたこと無いなぁって」

ロディア「……確かに、あんまり話したことは無いかもね」

波多野「でしょ、だからさ教えてよ、あんたの昔の話」

ロディア「……聞いたって面白くないと思うよ」

波多野「それはあたしが決めるからいいの」




波多野さんは僕の大事な友達だ
隠すつもりは無かったけど食事中に話すことでも無い気がする
でも、僕の事を知りたい
そう言ってくれたんだ、あまり無碍にはしたくない


1、しっかり話す
2、当たり障りなく話す
3、完全に誤魔化す
4、自由安価

安価↓2


>>948選択:2、当たり障りなく話す




ロディア「食事中に話す事じゃないよ」

波多野「寧ろ食事中に正しい会話って何よ」

ロディア「そ、それもそうだけどさ。ちょっと色々あるんだよ……」

波多野「…無理には話さなくてもいいけどさ」

ロディア「ごめんね、いつかちゃんと話すから」
ロディア「だからその話せない事以外は話すね」

波多野「……いったいどんな人生歩んでるのよあんた」

ロディア「それはもうグダグダな人生だよ」


そういって僕の過去を話す
当たり障り無い生まれと、経緯を

もちろん夢の事は話さない
食事中に話す事じゃないし



ロディア「……こんなかんじかな」

波多野「……あんた、壮絶な人生歩んでるのね」

ロディア「そうなのかな?」

波多野「とんでもなく…ね。常識が無いわけよ」

ロディア「まぁ、閉鎖的な過去ではあるのかな」

波多野「閉鎖的ってどころじゃなく監禁だからね!あんた!」

ロディア「まぁいいじゃない、今はこんなにも開放的なんだし」
ロディア「とっても楽しいよ、こうやって波多野さんと友達になれたし」

波多野「……そうね、今からが良ければそれでいいわよね!」
波多野「昔を変えられるわけじゃないんだし」

ロディア「そういうこと」



波多野「今更知ったんだけど、あんたウクライナ人なのね」

ロディア「うん、一応ね」

波多野「ウクライナって北欧だっけ?」

ロディア「………」


そのあと暫くウクライナという国について話した



※波多野蒔菜とコミュをしました
※波多野蒔菜の好感度が上がりました


23:00



食事を終えた後、二人で一緒に帰る

その時、僕のアパートと近所なのを波多野さんは知った


久しぶりに家に帰った気がする
一日ぶりではあるか

母に寂しい思いをさせてしまったかもしれない


肝心の母はもう寝ている
深夜だし当たり前か

これから何かしようか?


行動安価↓2

寝る


>>954選択:寝る
※ぱ、パトロール………


今日は寝よう


八日目終了


リザルトすっ飛ばして九日目


今日のバイトの時間

1、朝
2、昼
3、夕方
4、夜
5、無い

安価↓2

3


>>960選択:3、夕方


夢判定

5以上もしくはゾロ目で成功
直下コンマ

ウクライナ人っていうか、日本人とウクライナ人のハーフで合ってる?


コンマ判定:6   成功


夢フラグⅢ


………夢を見た

どこだかわからない夢を


……ここはどこだろう?

何故、黒に染まっているのに

自分の姿だけしっかり確認できるのだろう?

何故、僕は僕を見ているのだろう

いや?僕が僕を見ているのか?

暗い暗い空間の中で

僕だけがポツンと浮かんでいる

僕が僕に話しかける

君は誰なの?

僕が僕に呟く

キミハダレナノ

僕が僕に答える

僕はロディアだと

僕が僕に返す

ボクハロディアだと


僕が僕に言う

キミハフコウダと

僕は僕に聞き返す

君は幸せなの?

僕が当然のように言う

ボクハシアワセダヨと

僕が続けて言う

ドウシテボクヲワスレタノと

僕は困る

僕はなにも忘れられないんだ

僕は声を荒げる

フザケルナと

オマエガボクヲステタンダと

僕は更に困惑する

君は何か勘違いしてるんじゃあないかい?

僕が語る

キミがカンチガイしてイルンだと

ボクこそがシアワセだと

>>964
あってます




7:20

自然に目が覚める

………意味が分からない

今のは一体なんの夢だったのだろう?


………意味不明だ


今日は一時限目から授業だ

それまで時間があるどうしよう?


行動安価↓2

霞園さんならに何かアドバイスを求めてみる



>>969選択:霞園に何かアドバイスを求めてみるで



一人で何かを考えるには限界がある
誰かにアドバイスをもらいたい

霞園さん

真っ先に思いついたのは彼女だった

何故だろう?
………一昨日の朝が原因だろう


彼女はどこにいるだろう?

まだ甲斐さんの家に居るんだろうか?

とりあえず甲斐さんの部屋に向かう



遭遇判定
5以上で発見
直下コンマ


コンマ判定:9   発見


玄関のチャイムを鳴らすと霞園さんが出た



ロディア「おはようございます」

霞園「……おはよう」

ロディア「よかった、ここに居たんですね」

霞園「…わたしにようなの?」

ロディア「ええ、少しお話がしたくて」

霞園「……とりあえずはいって」

ロディア「それじゃあ、お邪魔します」


そういって甲斐さんの部屋に入る


他人が他人の部屋に他人の入室を許可をする

とっても変な光景なんじゃあないだろうか?



霞園「……コーヒーとお茶どっちがいい?」

ロディア「お茶で」

霞園「…うん、ちょっと待ってて」

そういって台所に向かう
もはや自宅のような馴染み具合だ


霞園「…はい」

ロディア「ありがとうございます、甲斐さんはいないんですか?」

霞園「ナナちゃんはバイト」

ロディア「なるほど」

霞園「わたしはこの部屋のおもりを任されている」

そういって得意げに胸を張る

ロディア「ご立派ですね」

霞園「それほどでもない」



さて、何を話そうか?


会話安価↓2

>>976


>>977選択:今日見た夢の事を話す


タイミングわかんないけど次スレ誘導
安価とコンマで1から物語を作る その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386856788/)



ロディア「今日、変な夢を見たんですよ」

そういって今日の夢の事を話した



ロディア「…ヘンな夢だと思いません?」

霞園「…………………・」

腕を組んで何かを考えているようだ


霞園「もともと夢はヘンなものなんじゃないかな?」

ロディア「確かにそうではあるんですけど、妙に忘れられないんですよ」

霞園「………実際にそう思っているとか」

ロディア「実際にそう思っている?」

霞園「…無意識にそう思ってるんだけど、それに気づいてないとか?」

ロディア「う~ん、どうなんでしょう。それこそ、無意識だから分からないですね」




霞園「…ごめんね、役に立てなくて」

ロディア「いえいえ、そんな!話を聞いてくれただけで嬉しいです!」

霞園「………………ありがとう」

ロディア「はい、こちらこそ」



無意識にそう思っている
無意識に僕は不幸だと思っている?
無意識に僕は幸福だと思っている?
無意識に僕は何かを忘れたのか?
無意識に勘違いをしているのか?


それこそ無意識だ、わからない

僕にも忘れてしまった何かがあるんだろうか?



12:37


あれから、霞園さんも一時限目に授業を取っているそうなので
一緒に学校に向かった


一時限目は『心理学』
二時限目は『護身講習』

だった



これからどうしよう?


行動安価↓2

とりあず>>982


>>984選択:食堂で食事



行動安価は特にすることが決まっていない限り、人がいそうな場所に行くことですかね
とりあえず人と話せば話が進むので

それにとんでもない無茶ぶり以外何とか捌いて見せますよ

とかいってみたり


このスレは埋めようかと思います

埋めの間に質問があれば答えたいと思います

>>1000も採用するかも

御調達と敵対する感じのルートはある?

そろそろ終盤?次はする予定ある?


>>988
本当にやろうと思えばできます

>>989
用意したジャンル全部やるくらいはやりたいですね
クリア特典とかもあるので同じジャンルもう一度やるのもいいですね

結構長くやるつもりです



ルートに関しては大雑把に

BAD、GOOD、TRUE

の三つです

このまま行けばTRUEも簡単に行けると思います


追記

もう終盤です
夢フラグを取り終えれば今度こそ終わりくらいですね


前にも書きましたが深夜行動は最重要行動です
とりあえず外に出た方がお得です

埋め

今回が現代ファンタジーだから
次は異世界ファンタジーか都市伝説系ホラーか学園ラブコメでいいんだよね?
これ全部異能モノ?それとも異世界は魔法やドラゴンな感じだったり?
学園ラブコメは異能あるの?
現代ファンタジーもう一回やるのもありなか
クリア特典っていうのはキャラ作成のときに使うの?
めっちゃ聞いてごめん


>>993
異世界ファンタジーは世界観から決めます
(例)1、ドラクエ風な人間中心、魔物に差別的な意識がある

剣と魔法な感じだったり、何も無い荒野になるかもしれません
こればっかりは安価次第です

学園ラブコメはただの現実世界でほのぼのする予定です
安価で設定を決めます

次の物語は何でも構いませんが
>>1のモチベーション的に他のジャンルの方がありがたいかも

クリア特典はジャンル選択、主人公作成に影響します
物語自体にも影響を与える場合もあります
使わなくてもかまいませんが


ちなみに>>1のオススメは都市伝説系ホラーだったり(チラッ)

自分の物語構成の甘さのせいで戦闘が少なくて申し訳なく思っています
折角の異能モノなのに

>>1000なら次の主人公は最強の超天才
次はバトルがあると嬉しいなぁ

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