唯「五億年ボタン?」(251)

律「うん、割のいいバイト探してたらムギが教えてくれてさ
  一気に100万も稼げるんだぜ?」

唯「嘘!りっちゃんズルイ!私もやる!
  で、何すればいいの?」

律「私も初めてだからよく分かんないんだけどさ、
  なんかこのボタンを押すだけらしい。」

唯「え!?それだけ!?それを押すだけで
  100万円貰えるの!?やるやる、絶対やるよ!!」

律「でもな、唯ボタンを押すだけじゃないらしいんだ。」

唯「へ?どういうこと?」

律「ボタンを押した後、体が別の空間にとばされるんだ。
  そこには何もなくて、ただ独りだけ。
  そこで五億年も過ごさなくちゃいけないんだ。」

唯「えっ!?五億年!?何もない空間で
  独りぼっち!?ヤダヤダ、りっちゃん私
  やっぱりやめる!!」

律「待て、唯。続きがあってだな、
  確かに五億年過ごすわけだが、本人はその記憶が
  全くないらしい」

唯「へ?どういうこと??」

律「だから、本人は五億年過ごした記憶が残らないって
  こと!一瞬で終わっちゃうんだ!」

唯「ホントに一瞬だけ?」

律「そう!このボタンを押すだけなんだ!
  あとは何も感じない!どうだ、唯
  やるか?やらない?」

唯(うーん、どうしようかなあ、、、)

律「私はやるぞ!なにも感じないなら、
  押したほうが絶対得じゃん!!」

唯「えっ!りっちゃんやるの!?
  五億年だよ!?お菓子も、
  テレビも、友達も、
  なにもないんだよ!?」

律「だから~唯はバカだなあ~
  一瞬で終わるんだってば!押すだけ!
  じゃあ、賭けてみるか!?
  このボタンを押して、私が無事だったら1万円くれ。
  私がどっか行っちゃったら、ここに置いてある
  諭吉は唯のだ!とにかく私はやるからな!!」

唯(百万手に入るかもしれないのに一万円って、、、)

唯(ドキドキ)

律「じゃっ、、、じゃあ、私押すぞ、、、?」

唯「うん、、りっちゃん、、、」

律「えいっ!!」ポチッ

唯「、、、?」

律「、、、??」

唯「りっちゃん、早くおしなよ、」

律「あれ?私、押したよな、、
  なにもない!一瞬で終わった!!
  やったああ!!百万円手に入った!!
  やったあああああ!!」

唯(ホントだ!ホントに押すだけで
  百万円手に入るんだ!!)
  「りっちゃん、やっぱり私もやる!!
   絶対するよ!!!」

律「唯もやるのかよ!!ビビってたくせに!
  私もう一回やる!唯の一万円なんか
  おうでもよくなった!!」ポチッ

律「やったああ!!合計二百万円なりい~~」

唯「りっちゃんばっかりずるいよ!!
  私も押す!!えいっ!!」

      ポチッ

唯「う~ん、ここ、どこ!?
  あれ!?部室じゃない!!
  まさか、ホントに五億年!?
  ヤダヤダ、やっぱり
  やめとけばよかった!!
  りっちゃんもこんな感じだったのかなあ、、、
  
  、、、とりあえず、なんかないかなあ、、、
  探しに行ってみよう、、」

       唯、五億年スタート!!!

唯「ハア、、ハア、、疲れたよう、、
  ずっと寝ずに走りつずけて来たのに、
  なぜか眠くならない、、
  ご飯も食べてないのに
  お腹すかないし、、
  はあ、、
  みんなに会いたいよお
  でも、なにもすること
  ないなああ、、、」

唯がこの空間に飛ばされてから、
一週間が過ぎた。
唯はこの空間に出口など
ないことに気がつきはじめた

唯「なんにもすることないなあ、、
  ギー太でも弾いとこっと」

このとき、まだ唯の五億年の
認識は浅すぎた

唯「そうだ、、、ギーたもいないんだった、、、
  なにしよう、、独りじゃんけんでも
  しとくか、、でも、グーチョキパー
  だけじゃ面白くないなあ、、
  自分でいろいろ作って遊ぼ!!」

唯が別空間に来てから、もう二ヶ月が
たとうとしていた。
 
「なんかじゃんけんの仕組みって難しいなあ、、
 今のとこ、グー、チョキ、パーの他に
 マンティ、ガンダラ、シャックズ、パートルってのを考えたんだけど、、、
 複雑だねえ、、」

唯がこの空間にきてから、一年が経とうとしていた
唯はじゃんけんの種類を、グー、チョキ、パー
の他に約40種類も考えていた

唯「はあ、なんだか一人でじゃんけんってのも
  おもしろくないなあ、、
  飽きてきちゃったよう、、、
  今、どれくらい過ぎたんだろう、、、
  五万年くらいかな、、、」

あと四億九千九百九十九万九千九百九十九年がんばれ、唯!!

唯は、いろいろな遊びを独自のルールを
加え、遊んでいった。飽きてはまた
次の遊び、飽きてはまた次の、、、
はや五年が過ぎようとしていた

唯「はあ、、みんな今頃
  どうしてるだろうなあ
  憂のつくったご飯が
  たべたいなあ、、
  戻る方法ないかなあ、、
  そうだ!
  考えよう、戻る方法考えよう!!」

唯「え~っと、、何から始めたら
  いいんだろう、、とりあえず、
  ここは終がない、つまり
  無限だから、無限の上を
  もとめればいいんだ!!
  私って天才!
  1+1=2、2+2=4
  みたいなかんじで続けていけば、
  きっと無限までいけるよ!!」

唯はひたすら計算を続けた
しかし、いくらやっても無限
に数字が続くだけだった
「無限に終わりなんかない」
こんな簡単なことに気づいたのは
唯がここに来てから
12年が過ぎた頃だった

唯「はあ、、、どんぐらい時間経ったんだろう
  早くもどりたい、、
  よく考えたら、五億年って人生何回分だよ、、
  計算すんのも馬鹿らしい、、」

別空間に来てから50年後、
唯はもう考えるのをやめていた
ピクリとも動かず、植物の
ようになっていた
もう本当の空間にいた頃の
記憶が薄れつつあった。

唯(ああ、しゃべんのもめんどくさい、、
  もうほとんどあっちにいた頃の
  事思い出せない、、
  ちっこい奴誰だっけ、、
  あず、、あず、、
  あずなんとかだ、パツキンのやつも
  いたなあ、、誰だっけ、、、)

ここに来てから100年後、
日本語をしゃべらず、ただボーッとしてきたため、
日本語の大半を忘れていた。

唯(あ、、たし、、あうあう、、ううううう)

ここに来てから五百年後、必死に日本語を
思い出そうとするが、思い出せない
それどころか、結の体に異変が起こった。
手や足の指を約400年以上使わずにいたため、
指が退化していき、細く、短くなっていった
暗闇であるため、目もだんだん小さくなっていった

ここに来てから1200がたった
音を全く聴かないため、
耳が退化し、小さな穴が
空いているだけの状態になった
脳も小さくなり
声もただ獣のようなうめき声を上げるだけになった

2700年後、骨もだんだんなくなっていき、
背骨や頭蓋骨以外はほとんど
なくなってしまった
筋肉もほとんどなくなり、
足も退化して、
二本の腐った生肉のようなものが
へばりついているだけっだった

5000年が過ぎようとしていた
手や足は完全になくなり、かわりに
ムカデの様な細い足が
体中に生えてきていた
顔も人間であった形跡など
何も残されていないに等しかった
目は非常に小さくなり、
鼻はなくなった。耳も穴だけになり
口は呼吸をするのと、ただうめき声を
上げるためだけに作られていた

脳波、完全に考えることをやめた
死ぬ危険もないため
全く考えずに住むため、
クルミほどの大きさしかなくなった
もう考えることはできない
人間と全く違う生物は
ただそこらじゅうを
徘徊し、異様なうめき声を上げる生物になった

もはや唯でやる必要性が何もない

ただ、考えることはできなくても、
人間と同じ速さで、
一秒一秒、時間が過ぎていくこと
だけは感じられた
ここになぜいるかも考えられず、
なんの目的もなく、ただ徘徊していた
一年、十年、百年、、、
時間がくるまでずっと、、、

ここにきてから約一億二千万年が過ぎた
その生物は、空を飛べるようになった
地上の危険もまったくなく、
飛ぶメリットもデメリットもないのに、
何故か飛べるようになっていた

唯は、この生物になった時間のほうがもう長かった
全く考えられないが、意識だけははっきりする
そして、ふいに人間であったことを
思い出した
小さすぎる脳のなかにも、
その記憶は少し残っていた
唯は、自分の姿を見た
あのころとは全然ちがう
人間ですらない
何か急に怖くなってきたが、
狂うことも、誰かに頼ることもできない
怖くなった唯は、本能的なものを感じ始めた

人間のように、色々なことを考えたり
思ったりできない
しかし、唯は昔、自分が書いた数字をみて、
自分以外の生物がいると感じた
自分で書いた字を、他の生物が書いたものだと
勘違いした
そのとき、脳の危険信号が活発に動き出した
進化を始めたのだ

まず、自分以外の敵を察知できるように、
目と耳が進化した。
脳も少しだけ大きくなった
素早く動くため、
骨が急ピッチで作られた。
そして、非常に短くであるが、
腕と脚にあたるものも生えてきた。

鼻のようなものも出来はじめた。
相手への攻撃手段として、足や腕も
もっと長く生えてきた
骨も丈夫になり、筋肉も
少しついてきていた

─そして4億9千9百9十9年が過ぎた

ムギ「ねえりっちゃん、もし唯ちゃんが代わりに五億年追加する条件なら押す?」
律「やったー!唯と山分けだ!」


唯は、考えることができるようになった
そして、唯自身がかいた
数字の解読を進めていった

いや、だから
自分の書いた字で他の生物がいると勘違いしたと書いてあるだろ

読解力ねえな

数百年経つと、唯は
足し算の意味を理解した
引き算も考えられるようになっていた
また数百年たち、
中学校卒業程度の
数学ができるようになった

そして、この空間が無限なものだと気づいたのが
三億年目のことだった
無限の計算をし始めた
何度も間違えた
しかし計算を諦めることなく
四億七千年目、
無限を理解した

そして五億年目
唯はもとの世に戻った

                お詫び 
この度はクソSSを書いてしまってすまない
五億年ボタンの怖さは十分知っていたが
進化とかしてなんか取り返しのつかないことになって
なんかやめた
途中から自分でもしょうもないと思った
とりあえず五億年経ったから
以下ラーメンスレ

一方ムギはほくそえんでいた

外野に負ける書き手が悪いに決まってんだろ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月30日 (金) 11:59:46   ID: -OSz7GNQ

ギターめちゃくちゃうまくなるかと思った

2 :  SS好きの774さん   2016年09月02日 (金) 17:51:04   ID: wf-jZBDn

こんなのまとめないでくれよ‥
本人も失敗作って言ってるじゃん

3 :  SS好きの774さん   2016年11月13日 (日) 12:53:26   ID: MvmxSjcZ

必死で叩いてるやついて草

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