なぎさ「なぎさは安価でチーズが食べたいだけなのです」 (217)

なぎさ「だから>>5のところにチーズを貰いに行くのです」

ほのか

なぎさ「だから穂乃果のところにチーズを貰いにいくのです!」

なぎさ「穂乃果の家はお店をやってるって聞きました!だからチーズも売ってるはずなのです!」

なぎさ「そうと決まれば…まどか!なぎさはちょっとおでかけなのです!」

まどか「はーい、お仕事の時間までに帰ってきてねー」


音ノ木坂
 和菓子屋穂むら

なぎさ「ここなのです」ガラッ

穂乃果「いらっしゃいませー!」

なぎさ「あのー…チーズくださいなのです!」

穂乃果「>>15

ウェヒヒ

穂乃果「ウェヒヒ」

なぎさ「はっ!?こ、この特徴的な笑い方は…」

まどか「穂乃果ちゃんだと思った!?残念!神様でした!」バサァ

なぎさ「や、やっぱりまどかなのです!!」

まどか「えへへ、心配だったからこっそりついてきちゃった」

まどか「なぎさちゃん!穂むらは和菓子屋さんだからチーズは売ってないんだよ」

なぎさ「そんなぁ…それじゃあチーズはどこに売ってるんですか?」

まどか「うーん、>>20じゃないかなぁ」

本屋

まどか「うーん、本屋さんじゃないかなぁ」

なぎさ「なるほど!それじゃあ本屋に行くのです!」ダッ

まどか「お仕事の時間までに帰ってきてねー!」

まどか「さて、私も円環の理に帰ろうっと」

穂乃果「………」

海未「………なんですか今の」

穂乃果「神様がご来店してた…」


見滝原市
 本屋

なぎさ「ついたのです!まどかによればここにチーズが売ってるはずなのですが…」キョロキョロ

なぎさ「……う~ん?本しかないような…」

なぎさ「……ん?」

なぎさ「あっ、あそこにいるのは…>>27!」

なぎさ「ちょうどいいのです!>>27にチーズ売り場を聞くのです!」

ひかり

なぎさ「あそこにいるのは…ひかり!」

なぎさ「って、ひかりって誰なのです?ふってくるタイプのアレ?」

なぎさ「なんだかよく分からないけど何故か名前が分かるのでひかりさんに聞いてみるのです」

なぎさ「あのー、すいませーん」

ひかり「はい?」

なぎさ「ここにチーズは売ってますか?」

ひかり「>>33

えーっと…、本屋さんにチーズは売ってないよ

あっ、チーズの本のことならそこだよ

ひかり「えーっと…、本屋さんにチーズは売ってないよ」

なぎさ「えっ」

ひかり「あっ、チーズの本のことならそこだよ」

なぎさ「あ、ありがとうございますなのです……」

なぎさ「………」

なぎさ「…まどかにだまされたのです!!」プンスカ

なぎさ「なぎさの怒りが有頂天になったのです!この怒りはしばらくおさまる事を知らないのです!!」

なぎさ「さっそく帰ってまどかをかじ……ん?」

なぎさ(チーズの本……おいしそうなのです)

なぎさ「ふわぁ~…一度でいいからこんなチーズを食べてみたいのです…」

なぎさ「…この本欲しいのです!えっと、お値段は…?」

チーズの本「>>40円」

720円(税引き)(自分で計算しろぼけ)

チーズの本「720円(税引き)(自分で計算しろぼけ)」

なぎさ「なっ…!ちょ、挑発的なチーズなのです」

なぎさ「でも大丈夫、なぎさはちゃんとお勉強ができる子なのです!」

なぎさ「今のしょーひぜーは5%!でももう少しで8%になっちゃうってマミが言ってたのです!」

なぎさ「720円の1%は7.2円!これに5をかければしょーひぜーが分かるのです!」

なぎさ「えっと…7.2×5は…」

なぎさ「>>50円なのです!」

360万インドネシアルピア

なぎさ「360万インドネシアルピアなのです!!なぎさは世界の通貨にも詳しいのです!」

なぎさ「今日の21:57の時点で1インドネシアルピアは0.0087円!つまり…」

なぎさ「しょーひぜーは3万1320円なのです!チーズの本は3万2040円なのですー!!」

なぎさ「………高ッ!?」ガーン

なぎさ「高すぎるのです…!なぎさのおこづかいじゃ買えないのです…!!」

なぎさ「まどかにはおこづかいを貰ったばかりだし…う~~ん…!」

なぎさ「仕方ない、>>58におねだりするしかないのです」

まどかの担任

なぎさ「仕方ない、誰かにおねだりするしかないのです」

なぎさ「んっ?そこを歩いているのは…」

和子「このままアラフォーとか言われるくらいなら…ふふふふふ……」フラフラ

なぎさ「確か、昔のまどか達の先生なのです」

なぎさ「さやかに聞いたことあるのです!先生はこーむいんだからおきゅーりょーがあんていしてるって!」

なぎさ「きっとおねだりすれば本一冊くらい買ってくれるのです!」

なぎさ「せんせー!」ギュッ

和子「あ、あら?うちの生徒……じゃないわよね」

なぎさ「せんせー、なぎさはこの本が読みたいのです…」

なぎさ「でもなぎさのおこづかいじゃとても手が出ないのです!買って欲しいのですー!」

和子「………」

和子「>>68

わたし何歳に見える?

和子「私…何歳に見える?」

なぎさ「え?」

和子「小っちゃい子におねだりされちゃうくらい貫録のある歳に見えるかしら…?ふふ、フフフ…ふふふ…」

なぎさ「は、はわわわ…!」

なぎさ(そういえばさやかが言ってたのです…!和子せんせーは行き遅れ少女あらふぉー☆まぢかだって…!)

なぎさ(でも先生はとってもかわいいのです!結婚だってきっとすぐできるのです!)

なぎさ(だからここは元気づける為に、ちょっとサバ読んで褒めておだてるのが吉!)

和子「こんな小っちゃな子のお母さんと間違えられそうな年齢?それとも…孫とか……?フフフフフッフフフ…」ゴゴゴゴゴ

なぎさ「せ、せんせーは>>77歳くらいに見えるのです!」

10

なぎさ「せんせーは10歳くらいに見えるのです!」

和子「え……10歳?」

なぎさ「そ、そーなのです!!なぎさと同じくらいに見えるのです!」

和子「…………」

なぎさ「お、お肌もぴっちぴちなのです!化粧水いらずなのです!!」

和子「………………」

なぎさ「なぎさと並んで歩いたら姉妹に見えるのです!もちろんせんせーが妹なのです!!」

和子「……………………」

なぎさ「夜18時以降にゲームセンターに入れないレベルなのです!!警察に補導されちゃう勢いなのです!」

和子「…………………………」

なぎさ「あの……せ、せんせー?」

和子「>>85

ねじまきカギューを語り合おう。

和子「ねじまきカギューを語り合いましょう」

なぎさ(…………せんせーが壊れたのです)

なぎさ(で、でもなぎさはねじまきカギューなら知ってるのです!さやかの部屋の本棚にあったのです!)

なぎさ(こうなったらもう、最後までせんせーに付き合ってあげるのです!かわいそうだから!)

なぎさ「な、なぎさは紫乃ちゃんが好きなのです!」

和子「……紫乃ちゃんはいいわよね、合法ロリで」

和子「成長を抑えてるっていうならきっとお肌も子供みたいなままで…ウフフフフフフフフフ」ガタガタガタガタ

なぎさ「あわわわ…!し、紫乃ちゃんの話は止めるのです!衿沙の話をするのです!」

和子「私もいっそ、衿沙ちゃんみたいに幼児退行したいぃ…」ガクガクガクガク

なぎさ「せんせー!?…衿沙の話は止めて理事長の話を…」

和子「あんな悪魔みたいな人ですら結婚しtあぶおあわああわわわわああわあ」ガシャアア ガクッ

なぎさ「せんせーっ!?せんせーーーーーー!!!!」






なぎさ(せんせーは救急車で運ばれていったのです)

なぎさ「結局おねだり失敗なのです…あとせんせーが心配なのです」トボトボ

なぎさ「はぁ…チーズの本、読みたかったのです」

なぎさ「でも3万円なんて…おこづかいを貯めるしか……」

なぎさ(その時なのです、誰かがなぎさの肩を叩いたのです)

なぎさ(偶然の出会い…振り返ったなぎさの目に映ったのは後になぎさの恩人となるかもしれない見知った顔)

なぎさ(そう、>>97だったのです!)

先生の同僚

なぎさ(なぎさのよく見知った顔……そう、それは)

同僚「どうもこんにちは」

なぎさ「って誰なのです」

同僚「和子先生の同僚です、ちょっと彼女について話を…」

なぎさ「助けてー、知らない大人に声をかけられたのですー」

同僚「えっちょっ待っ」





なぎさ(先生の同僚はパトカーで連行されていったのです)




なぎさ「危ない危ない、近頃は物騒だってマミが言ってたのです」

なぎさ「それにしても…パトカーが来るのがとっても早かったのです、誰が呼んで…?」

>>108「それはこの私」ザッ

なぎさ「あっ、>>108なのです!」

ネバネバチーズで身動き取れない変身後のさやか

さやか「そ、それはこの私っ…!取れない!!」ジタバタ

なぎさ「あっ、チーズなのです!」

さやか「さやかちゃん無視かよ!?」ガーン

なぎさ「わーい」モグモグ

さやか「よしその調子で食べて、ちょっとマジで動けないから」



さやか「ふぅ…やっと解放された」

なぎさ「まずい、こんな安いチーズじゃなぎさのおなかは膨れないのです」

さやか「このグルメめ…」

なぎさ「ところでさやかはなんで変身してるのです?」

さやか「あっ、そうだ!まどかに言われてアンタを呼びに来たんだ!」

さやか「魔法少女が一人、最後を迎えるところで…その子を助けに行くのを手伝って欲しいって」

なぎさ「>>118

それよりもチーズです
その子は魔女になっちゃえばいいのです

なぎさ「それよりもチーズです!」

さやか「はぁ!?…あのね、アンタがチーズ好きなのは分かるけど、今は円環の理として…」

なぎさ「そんなの知ったこっちゃないのです、その子は魔女になっちゃえばいいのです」

さやか「……アンタ、それ本気で言ってるの?」

なぎさ「…………」

さやか「……もういいよ、この仕事は私とまどかで行くから」ザッ

さやか「アンタ、あとでまどかのお説教だからね!!」

なぎさ「…………」

なぎさ(お仕事より…今はチーズが大事なのです)

なぎさ(あの高い本に載ってた高級チーズ!食べられないまでもせめて、あの写真だけでも欲しいのです!)

なぎさ「その為ならなぎさはまどかにだって逆らう…そう、これは叛逆の物語なのです」
    トリーズナー
なぎさ(反逆者・なぎさは己の道を行くのです…)

なぎさ「改めて、本を買うためのお金をおねだりしに…>>125のところに行くのです!」

デミ

なぎさ「マミのところに行くのです!デミなんて知らないのです、知らない人にはついて行っちゃいけないのです」


見滝原市
 マミさんのマンション

なぎさ「マミー」ピンポーンピンポーン

マミ「はぁーい…あら、なぎさちゃん」ガチャ

なぎさ「マミ!遊びに来たのです!」

マミ「あらあら、いつも急なんだから」

マミ「待ってて?今なぎさちゃんの好きなチーズケーキ出してあげる」

なぎさ「わーい!」



なぎさ「やっぱりマミのケーキはおいしいのです!」マミマミ

マミ「それで、今日はどうしたの?」

なぎさ「……えっと、実は」

なぎさ「>>132なのです」

金を出せ!なのです

なぎさ「金を出せ!なのです!!」バァン

マミ「え…ええぇっ!?」ビクッ

なぎさ「マミのチーズケーキもおいしいけど…なぎさはもっとおいしいチーズが食べたいのです!」

なぎさ「でも…なぎさのおこづかいじゃとても手が出せないのです!」

なぎさ「だからお金持ちなマミにおねだりするしか…!」

マミ「も、最早おねだりってレベルじゃないわよこれ…」

なぎさ「さぁマミ!なぎさに3万円よこすのです!さもないと…」

マミ「さもないと…?」

なぎさ「>>141なのです」

創作ノート『悪意の実~イーブルナッツ~』をばら撒く

なぎさ「マミのベッドの下に隠してあったこの創作ノート『悪意の実~イーブルナッツ~』をばら撒くのです」

マミ「いやああああああああああああああ!!!それだけは止めてええええええええええええええええ!!!!!」

なぎさ「ふむふむ、魔女モドキ…プレイアデス聖団……設定がよく練ってあるのです」

マミ「うわああああああああああああああああああああああん!!!」

なぎさ「さぁマミ、どうするのです?切り札はなぎさの手の中にあるのです」

なぎさ「このまま恥を晒すか、大人しくなぎさにおこづかいをくれるか!好きな方を選んでいいのです!」

マミ「うぅうう……!!」メソメソ

なぎさ「フゥゥーー…初めて年上のお姉さんを泣かせちまったのです、でも想像してたよりなんて事はないのです」

なぎさ「さぁマミ、どうするんです?」

マミ「…………」

マミ「……わ」

マミ「私は………」

マミ「>>160

kskst

マミ「わ、私は……」

絶体絶命の状況、生きるか死ぬかの瀬戸際、目の前の少女に生殺与奪を握られている恐怖。
未だかつてない危機と絶望の奔流の中でマミは、さやかが円環の理に導かれた時の事を思い出していた。
魔法少女として力を振るいその命を散らし、救済の光に導かれて消えたさやか……。
その最後の後ろ姿、純白のマントにはチーズがべったりくっついていたのだった……。

マミ「私は…美樹さんのマントに分厚くベッタリついたチーズを食べたい!」

なぎさ「わけがわからないのです」

マミ「あのチーズを食べたい…!美樹さんの最後の姿にもう一度会いたい…!」

なぎさ「命乞いは止めて欲しいのです…早くしないと本屋さんが閉まっちゃうのです」

なぎさ「なぎさは知ってるのです、テーブルのここのボタンを押すと窓が開くのです」ポチッ ウィーン

マミ「あっ…!」

なぎさ「ここから放り投げれば…風が勝手に街中に運んでくれるはずです、マミのノートを…」

マミ「や、やだっ…!お願い!止めてええええええええええっ!!!」

なぎさ「グッバイなのです」ポイッ

マミ「いやああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

パシッ

マミ「え………?」

なぎさ「…………!!」

さやか「颯爽登場!!銀河美さやかちゃん!!」ジャーーン

マミ「み…美樹さあああああああああああああああん!?」

なぎさ「さやかああああああああああああああああああ!!!?」

さやか「マミさん、ノートは無事だよ!」

マミ「ああぁ…!本当に、本当に美樹さんなの…!?」

さやか「うん…ほら、マントにチーズもべったりだよ」

マミ「本当…!安い味がする…!!」モグモグ

なぎさ「な、なんで…!まどかと一緒にお仕事に行ったはずじゃ…!」

さやか「ふふん!円環の理の中には未来予知が出来る魔法少女もいるんだよ、なぎさ」

さやか「その子がマミさんのピンチを教えてくれた…だから、私はここに来た!」

さやか「まどかの鞄持ちは別の子が行ってくれてるからご安心を♪」

なぎさ「ぐぬぬなのです…!」

さやか「マミさん、もう大丈夫…マミさんは私が守る!」

マミ「美樹さん…!」メソメソモグモグ

さやか「なぎさ!!円環の理が魔法少女を絶望させようとするなんて…!これはまどかのお説教だけじゃ済まないよ!!」

なぎさ「ふ、ふんっ!お説教じゃ済まなかったらなんなのです」

さやか「食後のチーズとおこづかい抜き」

なぎさ「あ、あくまああああああああああああああああ!!!」

さやか「どっちがだよ…」

なぎさ「もう…さやかもまどかも知らないのです!なぎさは自分の好きにやるのです!!」

さやか「おっと、戦う気?アンタと私が一対一でやったらどっちが勝つか分からない程馬鹿じゃないよね?」

なぎさ「確かに…なぎさはさやかより弱いのです……でも…!」

なぎさ「なぎさには秘策があるのです!!」

さやか「秘策…!?」

なぎさ「>>178を使えばさやかなんて一撃なのです!」

かぶりつく

なぎさ「かぶりつけばさやかなんて一撃なのです!!」

なぎさ「……ペルソナアァァーーーーー!!!!!」カッ

シャルロッテ「もじょべーーーーーーーーーー!!!」グワッ

マミ「ひいぃっ…!!」

さやか「……ペルソナぁあああーーーーー!!!!」カッ

オクタヴィア「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」ガッ!

なぎさ「あ、あれ…でっかくてかぶりつけない…!!」

さやか「スクワルタトーレ!!」スパーン!

なぎさ「ぎにゃあああああああああああああああああああああああ!!!!」





なぎさ(なぎさは円環の理へ運ばれて逝ったのです)

円環の理
 まどかの部屋

なぎさ「………………」

まどか「………………」

なぎさ「………………」

まどか「………なぎさちゃん」

なぎさ「ご、ごめんなさい……なのです」

まどか「ん?」

なぎさ「ごめんなさぁい!!許してくださいなのですうううう!!!」

まどか「やっていい事と悪い事があるよね」

なぎさ「だって、なぎさは…!ただ…!」

なぎさ「ただ、もう一度チーズが食べたかっただけなのです…!」グスッ

まどか「…………」

まどか「さやかちゃんのマントについてたの食べてたよね?」

なぎさ「ただもう一度高いチーズが食べたかっただけなのですぅ!!」

さやか「ダメだこのグルメ…はやく何とかしないと」

まどか「はぁ…どうしてこうなっちゃったのかなぁ」

さやか「円環のさやかちゃん調べによると…なぎさはこの本が欲しかったみたいで…」

まどか「ん?税抜720円?なぎさちゃん…これくらいだったらおこづかいで買えるよね?」

なぎさ「買えないのです!3万円なんて高すぎるのです!」

さやか「はぁ…?」

まどか「はぁ…やっぱり、一人で買い物に行かせるのは早すぎたのかも」

なぎさ「……そうなのです!元はと言えばまどかが悪いのです!」ビシィ

まどか「え、わ、私?」

なぎさ「まどかが、チーズは本屋さんに売ってるって言うから…!!」

さやか「……おいこらまどか?」

まどか「…………え」

なぎさ「………」メソメソ

ああ、確かに諸悪の根源だわ

さやか「どういう事?本屋にチーズなんて売ってるわけないよね?」

まどか「え?えーっと…その、あのね」

さやか「…………」

まどか「………地図と聞き間違えた……かな?」

さやか「……………」

なぎさ「……………」

まどか「…………えへっ☆」

さやか「ひでぇオチだよ」

>まどか「なぎさちゃん!穂むらは和菓子屋さんだからチーズは売ってないんだよ」

>なぎさ「そんなぁ…それじゃあチーズはどこに売ってるんですか?」

>まどか「うーん、>>20じゃないかなぁ」


>まどか「………地図と聞き間違えた……かな?」


うーん、この邪神

見滝原市
 マミさんのアパート

マミ「…………」

ピンポーン

マミ「あ…はぁーい」ガチャッ

マミ「…………」

さやか「どうもっ!マミさん!!」

マミ「美樹さん…!」



マミ「そう…それじゃ、今は円環の理で…」

さやか「いやぁ…本当はこれ、導かれる前の魔法少女に行っちゃいけないんっすけど…」

マミ「ずっと…私達の事、見守っててくれてたのね」

さやか「……まぁ、二人を置いて逝っちゃったこと、心残りでしたし」

さやか「杏子にも、マミさんにも……最後のお別れ言えなかった」

さやか「だからちょっとだけ、まど…じゃなかった、神様には目をつぶってもらって来ました」

マミ「…………」

さやか「マミさん、今までずっとあり…」

マミ「待って!」

さやか「へっ」

マミ「……まだ最後じゃないわ、だって美樹さんは私の事を見守っていてくれてる…」

マミ「だからずっと一緒、いつかまた会える………そうよね?」

さやか「……はいっ」

さやか「マミさんは、絶対に私が迎えに行きます」

マミ「ふふ…ありがとう、美樹さん」

マミ「やっぱり私、一人ぼっちじゃなかった…」

マミ(いつか私達を導く、円環の理)

マミ(その中で私を待ってくれている愛しい後輩がいる)

マミ(だからいつかまた巡り合うその日まで……)

マミ(チーズだらけのマントを思い出の中に仕舞って私は……戦い続ける)

さやか「いやそれは忘れてください」


おしまい












なぎさ「まだ諦めないのです、いつか絶対に高級チーズを食べてみせるのです!」

なぎさ「なぎさのソウルジェムは、溶けたチーズより熱く…チーズフォンデュのお皿より深い愛で濁っているのです……フフフフ」ゴゴゴゴゴゴ


おしまい…?

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