ほむら「わたしの親友はおバカさん」(245)

『―ちゃん』

『わたし達は友だちだよ』

『…うん……!』

『ずっと』

『ずっとね』

パタン

ほむら「この本の最後のシーン好きだな…」

ほむら「ずっと…お友だち…」

ほむら「…この主役の子が羨ましいな」

ほむら「わたしも…お友だちが欲しいな」

ほむら「……でも、わたしは…」

まどほむよろ

○月×日

今日も何時もと何も変わらない1日でした。

見滝原に引っ越しても何も変わりません・・・

わたしはひとりぼっち・・・なのかな?

転校しても・・・ずっと・・・

明日は良いことがあるといいな。
でも・・・そんなことないよね?

ほむら

おじいさん、もう放送終わって一年も経つんですよ

ほむら「昨日の日記…」

ほむら「東京から引っ越してきたのに…何も変わらない毎日…」

ほむら「…ずっと病院で過ごす毎日……」

ほむら「お母さんもお父さんも忙しくて、あんまりお見舞いに来られないし…」

ほむら「わたしにお友だちなんて…」

ほむら「…寂しいな」

ほむら「わたしは…もうずっと、ひとりぼっち……」

ほむら「こっちにはお友だちもいないんだよ?」

ほむら「先生や看護師さんしかお話聞いてくれる人いないし…」

ほむら「……うぅっ」

ほむほむ…

ガララッ

「きょーすけっ♪」

ほむら「えっ?」

「やっほー!元気してた?」

「…ってあれ?」

ほむら「あ、あの…」

「あわわっ!間違えたっ?」

ほむら「ど…どちら様…でしょうか?」

ほむら「ここは、その…わたしの病室ですけど…」

ほつ

「あー…えっと……」

「ごめんなさいっ!間違えましたっ!」ペコッ

ほむら「あ、はい…」

「あはは…ごめんね?うるさいよね?」

ほむら「えと…」

「あたしってほんとバカ!」

ほむら「……あの…」

「ってことで、邪魔しちゃってごめんね!」

「んじゃお大事にー!」タタッ

ほむら「あっ…」

さやかちゃん!

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
ほほう
続けて

ほむら「……」ポカーン

ほむら「…げ、元気な女の子だったな……」

ほむら「はぁ…」

ほむら「わたしも…あんな風になれたらな…」

ほむら「…そしたら…お友だちも…できるのかな?」

ほむら「…でも、わたしなんて……」

ほむら「無理だよね…?」

ほむら「……はぁ」

ほむぅ…

―――

ほむら「………」

ほむら「退屈…かな」

ほむら「…お散歩しようかな」

ほむら「はぁ…」テクテク

屋上

ほむら「見滝原…やっぱり東京とはちょっと違うのかな」

ほむら「でも、お空は同じなんだよね」

ほむら「何も変わらない…何時ものお空」

ほむら「そして、わたしも…」

ほむほむ…

「あれー?迷っちゃったぁ…」

ほむら「あっ…」

「あーっ!さっきのぉ!」

ほむら「ぁ…その…」

「えへへっ!こんにちは!」

ほむら「……こ、こんにちは…」

「ねっ!もしよかったら…なんだけどさ」

ほむら「は、はい…?」

「道教えてくんない?道に迷っちゃってさー…あはは」

ほむぅ…

さやさや

ほむらちゃん!

ほむら「…え?」

「いやさぁ、幼馴染みが入院したからお見舞いに来たんだけど」

「この病室って結構おっきいじゃん?」

ほむら「ま、まぁ…」

「んでね?さっきから探してるんだけど見つからないんだよねぇ…」

「そしたら屋上まで来ちゃってさ、ほんと広すぎるー!っての」

ほむら「あ、あはは…」

ほむら(いくらなんでも方向音痴すぎるような…)

ほむらちゃん!

「むむっ!さては今、心の中であたしをバカにしたなぁー?」

ほむら「えっ?い、いやっ!そ、そんなことは…」

「なーんてね!うそだよ、うそっ!」

ほむら「…は、はぁ」

「でさ、よかったら道教えてくれないかな?」

ほむら「えっと…いい、ですよ」

「ほんと?ありがとう!助かるー」

ほむら「…えと、その…こっち…です」

「うん!」

ほむー

病院ごと間違うなんてさやかはバカだなぁ

―――

さやか「やっぱ広いわぁ」テクテク

ほむら「そ、そうですね…」テクテク

ほむら(何だか緊張するなぁ…)

「いやー、ほんとごめんね?迷惑かけてさ」

ほむら「あ、いえ…そんな…」

「助かるよ、ほんとにありがとう」

ほむら「……」

ほむら(ちょっと…嬉しいな)

ほむら(こんなわたしでも、少しは誰かの役に立てるんだね)

ほむらちゃん!

「ね、あんたは何時からここに入院してるの?」

ほむら「…最近、です」

「そっかぁー、怪我?」

ほむら「あ、あの…わたし、体が弱くて……」

「…そっか、お大事にね」

ほむら「…ありがとう…ございます」

「あっ、そうだ!歳はいくつ?中学生?」

ほむら「え?あ、その…今年で、14…です」

「えっ?ほんと?じゃあ中2?」

ほむら「一応…」

ほほう

ほむらちゃん!

「おぉっ!なら同い年じゃん!」

ほむら「え?そうなんですか?」

「うんうん!あたしも14だよ!」

ほむら「そう…ですか」

ほむら(同い年でも全然違うんだな…)

「ねえねえ!もしかして見滝原中だったりする?」

ほむら「…いえ、今はまだ違います」

「そっか…残念だな…」

「って、ん?今は?」

さやかちゃん!

ほむら「その…今度…退院できたら、転校…するんです」

「見滝原中に?」

ほむら「…はい」

「ほんと?やったー!」

ほむら「?」

「あたしも見滝原中なんだ!しかも同い年じゃん?」

ほむら「ま、まぁ…」

「だからさ!ひょっとしたら、うちのクラスに転校してくるかもしれないじゃん!」

ほむら「…!」

「転校してきたらさ、その時はよろしくね!」

さやさやほむほむ

やったーほむらちゃん!

ほむら「…は、はい…!」

「えへへ」ニッ

ほむら「…」クスッ

ほむら(ちょっと…楽しそう…)

「あっ、今から行く幼馴染みも見滝原中だよ?」

「ノートとか見せてあげるんだ、あたしは幼馴染み思いの女の子です!」

「なんてねー」

ほむら「あっ…」

ほむら(ノートに名前が書いてある)

ほむら(えっと…)

ほむら(鹿目まどか)

>>21
21215
11576
21821

どういうことだおい!

ほむらちゃ~ん

ほむら(この子は鹿目さんなんだね)

「ん?」

ほむら「あっ、その…名前が…気になって…」

「あっ、自己紹介してなかったね」

ほむら「しかめさん…ですか?」

「へっ?」

ほむら「あ、いや…だって…」

「あははっ!しかめじゃなくて、かなめよかなめ!」

ほむら「えっ?あ…ごめんなさい…」

まぁ、さやかちゃんが自分でノートとってるわけないよね

「よく間違えられてるし、気にしなくていいと思うよ?」

ほむら「うぅ…」

「でも、なんでその名前を?」

ほむら「ノートに名前が…」

「んん?…あぁーっ!」

ほむら「?」

「なんでまどかのノートがあんの?」ガサゴソ

「って…これ、まどかのカバンじゃん…」

「なんで?間違えたのかなぁ?」

「あっ!借りたときにそのままカバンを…やっば…」

ほむら「その…鹿目さん?」

「あたしはまどかじゃないよ?まどかはあたしの友だち」

ほむら「えっ?」

さやか「あたしの名前はさやか!」

さやか「美樹さやか!」

ほむら「美樹…さん…」

さやか「うん!あんたは?」

ほむら「えっ?」

さやか「あんたの名前」

ほむら「あっ…えと、その…わ、わたしは…」

ほむら「暁美…ほむら…です」

ちゃんと言えた

ほむほむちゃん

さやか「へぇー!ほむらって言うんだ?珍しい名前だね」

ほむら「…」

ほむら(変な名前だもん…)

さやか「いいね、カッコいい名前じゃん!」

ほむら「えっ?」

さやか「よろしくね!ほーむらっ!」

ほむら「…!」

さやか「ほら、手」スッ

ほむら「?」

さやか「あくしゅ!」

ほむら「あっ…」

さやか「よろしくね!」

ほむら「よ、よろしくお願い…します…!」スッ

さやか「うんっ!」ニコッ

ほむら「…えへ」

暁美フォーミュラーちゃん

ほむーほむー

ほむらちゃん

―――

○月△日

今日は良いことがありました!

明るくて、元気な女の子とお話できたの。

その子の名前は美樹さやか。

カバンどころか、病院を間違えるくらいのおっちょこちょいさんです。

ちょっとだけ、おバカさんかも・・・なんてね。

そして、初めて名前を誉められました!

嬉しい。

もしかしたら、お友だちになれるかも!

転校するのが楽しみになりました。

また美樹さんに会いたいなぁ。

ほむら

ほむらちゃん!!!

とっとこほむらちゃん

阿呆すぎる

ほむらちゃん♪

ほむら「えへへ」

ほむら「昨日までと違う日記が書けたよ」

ほむら「またお話したいな…会えると良いなぁ」

ほむら「でも…美樹さんの幼馴染みが入院してる病院は別だもんね」

ほむら「だからもう…ここには来ないよね」

ほむら「もう会えないのかな…」

ほむら「転校できれば、もしかしたら…」

ほむら「美樹さん…」

ほむら「おやすみなさい」

ほむほむ

ほむらちゃん\(^^)/

―――

ほむら「もう夕方だよ」

ほむら「今日も…やっぱり何も無いまま1日が終わっちゃうのかな…?」

ほむら「…昨日みたいなことなんて、何度もあるわけないよね?」

ほむら「美樹さん…会いたいな」

ほむら「……でも、わたしに会いに来るわけなんて…」

ほむら「はぁ…」

ほむら「日記…書こうかな」

ほむぅ

ガララッ

さやか「ほーむらっ♪」

ほむら「えっ?」

さやか「やっほー!元気してた?」

ほむら「美樹…さん…?」

さやか「えへへ、お見舞いに来ちゃいました!」

ほむら「あ、ありがとうございます!」

さやか「あはは、いいってことよぉ」

ほむら「でも、なんで…?この病院に美樹さんの幼馴染みは入院してないよ?」

さやか「恭介の病院は別だったからねぇ」

ほむら「じゃあなんで…」

さやか「え?だからお見舞いに来たんだってば」

ほむら「?」

さやか「どうしたの?そんな顔して」

ほむら「だって…」

ほむら(どうして?もしかして、わたしのお見舞いのためだけに…?)

さやか「あっ、そうだ!差し入れ買ってきたんだぁ」

ほむら「えっ?」

さやか「ケーキ、食べれるよね?」

ほむら「え、あっ…はい…!」

ほむらちゃん(⌒0⌒)/~~

このさやかちゃん、むしろほむらのお見舞いに行こうとしたら恭介の病室に着いちゃうだろ

さやさや

さやか「そっか、よかったら食べてよ!」

さやか「趣味とか解んないから何買ってくれば良いかわからなくてさぁ」

ほむら「で、でもっ…悪いです…」

さやか「えー?なんで?」

ほむら「だって…わたしなんかに、そんな…」

さやか「ん?もしかして遠慮してる?」

ほむら「そ、それは…まぁ…」

さやか「遠慮なんていらないよ?気にしないで良いって」

ほむら「でも…」

ほむらちゃん★

さやか「ほら、昨日は迷惑かけたしさ」

ほむら「迷惑だなんて、別に…」

さやか「それに…」

ほむら「それに?」

さやか「あたし達、もう友だちじゃん」

ほむら「!!」

ほむら(え―)

さやか「ほむらはあたしの友だちになったのだぁー!」ガバッ

ほむら「きゃっ?」

さやか「うりうりー!」

ほむら「きゃぁっ!ちょっ…美樹さんっ!くすぐったいよぉ!」

無乳(裏声)

なんかすごくしあわせです

いいじゃないですか

はふぅ

さやか「胸がない?男の子だったのか!」

さやさや

はああああああ!?!?!?

さやか「あはは、ごめんごめん」

ほむら「眼鏡が…」

さやか「あっ!ごめん落としちゃったね」

さやか「はい」

ほむら「ありがとうございます…!」

ほむら「…」クスッ

さやか『あたし達、もう友だちじゃん』

さやか『ほむらはあたしの友だちになったのだぁー!』

ほむら(わたしの…お友だち…!)

ほむら(美樹さん…!)

ほむら「…えへへ」

ほむら(嬉しい…!)

http://i.imgur.com/ifi2L.jpg
またこいつか

ほむらしゃん!

やったー!

シャベッタアアアアア

さやか「んっ?よくみたらほむらって」

ほむら「はい?」

さやか「すっげー美人じゃん!」

ほむら「え?えっ?…えぇっ!?」

さやか「ふむ…これではクラス1の美少女である、あたしの立場が危ういぞぉ」

ほむら「そっ、そ…そんなことないです!」

さやか「あはは、謙遜しちゃってぇ」

ほむら「だ、だって!わたしは…!」

さやか「でも嬉しそうだよ?」

ほむら「えっ?」

ほむらちゃん!

さやさや

メガほむペロペロ(^ω^)

さやか「嬉しい時は素直に嬉しいって言えばいーの!」

ほむら「そう…なんですか?」

さやか「そーゆーもんよ?」

ほむら「…」

さやか「何事も素直が一番!ってねー」

ほむら(素直が一番…)

さやか「そんなことより、ケーキ食べよ?」

ほむら「…はい!」

さやか「えへへ、あたしが食べさせてあげよっか?」

さやさやあーん

ほむら「えぇっ?」

さやか「ほーら、あーん」

ほむら「で、でもっ」

さやか「あーん!」

ほむら「…」

ほむら(素直に…!)

ほむら「あ、あーん…」

さやか「よくできました!」

ほむら「ほむっ」パクッ

さやか「えへへ、おいしい?」

ほむら「…うん!」ニコッ

さやか「そっか、よかったよかった!」ニコッ

ほむっほむっ

―――

○月□日

今日も美樹さんとお話することができました。

美樹さんがお友だちになってくれるって言ってくれたのが、すごく嬉しかったです。

そして、わたしが美人だって・・・嬉しい。

それに、わたしのお見舞いのためだけに会いに来てくれたんだよ。
すっごく嬉しいな。

明日も美樹さんと会えると良いなぁ。

明日はもっと良いことがありますように。

ほむら

―――

毎日日記書いてるほむらちゃんかわいい

ほむら「やっと夕方になってくれた」

ほむら「今日も来てくれるかな?」

ほむら「美樹さん…!」ワクワク

コンコン

ほむら「!」

ほむら(やった…!)

ほむら「ど、どうぞ!」

「お、おじゃまします…」

ほむら「!?」

ほむら(誰…?)

「うぅっ…」

何奴

ほむら「えっと…その…」

「あっ?んっと…えと!わ、わたしはその…」アタフタ

ほむら「…?」

「あ、暁美さん…だよね?」

ほむら「あ、はい…」

「そ、そっかぁー…よかった、間違ってなかった…」

ほむら「あの…?」

「は、はいっ!」

ほむら「あ、あなたは…?」

「えっ?あ…わ、わたしは!わたしはね?」

ほむら「…」キョトン

ここで藍花ちゃん登場か

まどか「わ、わたしっ!鹿目まどか…!」

ほむら「!」

ほむら(美樹さんのお友だちの…!)

まどか「あ、あのね?今日はその…さやかちゃんはお見舞いに来れないって…」

ほむら「あっ…そう…ですか…」

まどか「だ、だから!そのっ…代わりにわたしが…」

まどか「お見舞いにと言うか…えぇっと…」

ほむら「えっ?」

ほむらちゃん!

まどかちゃん!

ほむほむ!

まどまど!

まどか(さやかちゃんの代わりにお見舞いだなんて無理だよぉ)

まどか(大人しくて良い子だから大丈夫だって言ってたけど…)

まどか(は、初めて会うんだよ?緊張するよぉ…)

まどか「うぅっ…」

ほむら「…」

ほむら(美樹さんのお友だちが、わたしのお見舞いに?)

ほむら(嬉しい…すごく嬉しいけど、でも…)

ほむら(緊張するよ…)

まどか「……」オロオロ

ほむら「……」オロオロ

まどか(気まずい…)

ほむら(気まずい…)

まどか「あ、あのっ!」

ほむら「は、はいっ!」

まどか「えぇっと…その…んっとね?」

ほむら「う、うん…」

まどか「暁美さんの…あの、えと…か、カチューシャ!」

ほむら「カチューシャ?」

まどか「す、すっごく似合ってるね!」

ほむら「あ、ありがとう…ございます…」

どぎまぎまどっち

オロオロしてるまどかの可愛さ

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「あ、あはは…」

ほむら「あ、その…鹿目…さん?」

まどか「な、なに?」

ほむら「鹿目さんのそのリボン…すごく可愛い、です」

まどか「えっ?ほんと?」

ほむら「う、うん」

まどか「ちょっと派手すぎない…かな?」

ほむら「に、似合ってます」

>>32
4265
25391
13450

まどか「そ、そっか!…あ、ありがとう…!」

ほむら「い、いえ…」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「こ、このリボンね?」

ほむら「え?」

まどか「今日、新しく代えたばっかりなんだ…!」

ほむら「そ、そうですか」

まどか「え、えへへ…似合ってるって言ってくれてありがとう」

ほむら「い、いえ、そんな…」

ほむらちゃん!

ほむら「わたしも…」

まどか「え?」

ほむら「…わたし、このカチューシャ…気に入ってて…」

ほむら「似合ってるって言ってもらえて、嬉しい…です」

まどか「そう…!」

ほむら「えと、その…嬉しい…!」

まどか「…えへへ」

ほむら「?」

まどか「あっ、いや…何だか嬉しくって」

まどか「ありがとう」

わたしもあなたもポッキー

ほむら「鹿目さん…」

まどか「……」

ほむら「……わたしこそ―」

まどか「わ、わたし!邪魔…だよね?」

ほむら「えっ?」

まどか「ごめんね…わたしなんかじゃ、さやかちゃんの代わりなんてなれっこないよね」

ほむら「そんなことは…」

まどか「…か、帰るね!急に来ちゃってごめんなさい…」

まどか「迷惑かけちゃったよね?」

まどか「さ、さようなら!」

ほむらちゃん……

帰っちゃやだー

ほむら「あっ…!」

まどか「うぅっ」タタッ

ほむら「ま、待って!…待ってください!」

まどか「…暁美さん?」

ほむら「その、鹿目さんは邪魔なんかじゃないです」

まどか「!」

ほむら「それに迷惑なんて…ただ、わたし…緊張しちゃって…」

ほむら「ほんとは、すごく嬉しいんです…!」

ほむら「鹿目さんがお見舞いに来てくれたこと…すごく嬉しい!」

ほむらちゃん……!!!!

ほむほむ頑張った

>>113
こいつ……親の目をしてやがる……!

まどか「暁美さん…!」

ほむら「そ、そのっ!よかったら…よかったらで良いんですけど…」

ほむら「もっと、わたしとお話…してくれませんか?」

まどか「…!」

ほむら「鹿目さん…」

まどか「…うんっ!」

ほむら「!」

まどか「こんなわたしで良かったら、たくさんお話したいな…!」

まどか「暁美さん」ニコッ

ほむほむはちょっと可愛すぎるな…

―――

まどか「それでね?その時のさやかちゃんったら…」

ほむら「美樹さんが?」

まどか「パジャマのまま学校に来たんだよ?」

ほむら「えっ?なんで?」

まどか「気づかなかったんだって」

ほむら「えー?誰も教えてくれなかったのかな?」

まどか「寝坊で遅刻だったからね」

ほむら「あぁ…なるほど…ふふっ、美樹さんらしいね」

まどか「てぃひひ!そうだね」

ほむらちゃん♪

まどか「あっ!このことは、さやかちゃんには内緒だよっ?」

ほむら「うん、大丈夫。言わないよ」

まどか「えへへ、ありがとう」

ほむら「ううん、そんな」

まどか「あ…そういえば…」

ほむら「?」

まどか「今さらかもしれないけど、どうやって暁美さんはさやかちゃんと知り合ったの?」

ほむら「えっ?聞いてないの?」

まどか「うん、教えてくれないんだよ?」

さやかちゃんマジバカ

ほむら「そっか…言いづらいよね」

まどか「何があったのかな?」

ほむら「んー…美樹さんには内緒だよ?」

まどか「うん!約束するよっ」

ほむら「それじゃあ…その、何て言えば良いのかな」

ほむら「…病院を間違えた…でいいかな?」

まどか「えっ?」

ほむら「恭介くんって幼馴染みのお見舞いに来るつもりが」

ほむら「間違えて、わたしの病室に来ちゃったの」

ほむほむ

まどか「えー?そんなの絶対おかしいよ!」

まどか「だって上条くんの病院は向こうだし、名前も全然違うよ?」

ほむら「そうだよね…」

まどか「それに、上条くんの病室は801番だけど、ここは…」

ほむら「128…だもんね」

まどか「名前も病室も番号も違うのに…どんな間違いをしたらここに来るんだろ…?」

ほむら「んん…わかんない…」

まどか「わたしも…」

馬鹿の天才 美樹さやか

まどか「うーん…」

ほむら「んーと…」

まどか「ある意味、この間違いは奇跡…かもね」

ほむら「う、うん…まるで魔法か何かを使ったみたい…」

ほむら「普通なら…まず間違えないよね?」

まどか「奇跡も魔法もあるのかな?」

ほむら「…美樹さんってすごいね」

まどか「うぇひひ、ほんとにね」

ほむらちゃん!

がんばれ

さやかちゃんかわいそす・・・

ほむら「ふふっ」

まどか「あ!他にもさやかちゃんのお話あるよ!」

ほむら「えっ?なに?」

まどか「えっとね?…あっ、ふぁっ…」

ほむら「?」

まどか「まどしゅんっ!」

ほむら「!?」

まどか「…えへへ、ごめんね?くしゃみしちゃった」

ほむら「あ、くしゃみ…なんだ」

ほむら(わたしの聞き間違い…だよね?)

かわゆす

ほむしゅん……

へーちょ

恭介はやおい…だと…!

ほむらちゅん!

まどか「うぅっ…」ブルブル

ほむら「寒いの?」

まどか「う、うん…ちょっとね」

ほむら「ご、ごめんなさい…わたしだけお布団使っちゃって…」

まどか「ううん、気にしなくて良いよ?」

ほむら「でも…こんな時間までお話につきあってくれたいし…」

まどか「もう帰らなきゃいけないね」

そうだねほむちゅんだったね

ほむら「か、鹿目さん!」

まどか「なあに?」

ほむら「今日は、その…すごく楽しかったです!」

まどか「暁美さん…!」

ほむら「鹿目さん、本当にありがとう」

まどか「うん、わたしもすごく楽しかったよ?」

まどか「また来てもいいかな?」

ほむら「う、うんっ!」

まどか「えへへ、それじゃあ次はさやかちゃんと一緒にくるね?」

ほむら「ま、待ってます!」

まどか「えへへ、わたしも楽しみにしてるね」

ほむら「鹿目さん…!」

まどか「それじゃ、またね!」

ほむら「さ、さようなら…!」

まどか「ばいばーい!」

ほむら「ばいばい…!」

ほむら「…えへへ」

ほむら「鹿目まどか…さん、か」

いいね

○月▽日

今日もすごく楽しい1日でした。

新しいお友だちができたんだよ!

彼女の名前は鹿目まどか。

初めは気まずくて、どうしたらいいかわからなかったけど・・・

でも、お話したらとても良い女の子でした。

今度は美樹さんと2人でお見舞いに来てくれるって言ってくれたの。

すっごく嬉しいな。

明日が楽しみ!

ほむら

ほむらちゃん!

―――

コンコン

ほむら「あっ…!」

ほむら「どうぞ!」

さやか「…おじゃまします」

ほむら「美樹さん…!今日は来てくれたんだ」

さやか「昨日は居残りくらってさ」

ほむら「そうだったんだ」

さやか「…まどか、どうだった?」

ほむら「美樹さんと一緒ですっごく楽しかったよ」

さやか「…そっか。まどか、喜ぶだろうなぁ」

これ途中でループしてきたほむらに乗っとられたりして・・・

予想は書くなハゲ

これ途中でループしてきた俺に乗っとられたりして・・・


さやかちゃん?

ほむらちゃん?

ほむら「…あの、鹿目さんは?」

さやか「………」

ほむら「美樹さん…?」

さやか「まどかは…」

ほむら「えっ?」

さやか「まどかは…もうっ…」

ほむら「えっ?えっ?み、美樹さん?」

さやか「まどかは…昨日…ここの帰り道で…」

ほむら「…!」

ほむら(まさか…)

さやか「まどかはっ…!」

ほむら「ぁ…」サーッ

えー

えっやめろ

なに考え店だ

は…?

さやか「っ…」

ほむら「そ、そんな…うそ…」

ほむら「うそ!うそでしょ?」

さやか「帰り道で…風邪を拗らして…」

さやか「もうここには…!」

ほむら「そんな!なんで?なんで鹿目さんが風邪に!」

ほむら「…って、あれ?」

さやか「くくっ…へへへっ」

ほむら「み、美樹さんっ!」

さやか「あははっ!ごめーん!」

ほむら「も、もうっ!」

さやか「いやぁー、中々いいリアクションだったよ?」

ほむら「うそじゃなくても、言って良いことと悪いことがあるよ!」

さやか「そーりーそーりー」

ほむら「もぉ…びっくりした…」

さやか「ごめんってばぁ」

ほむら「…でも、よかった」

さやか「まどか、今日は学校休んでたから昨日2人で何をしてたのかわかんなかったんだよね」

ほ、ほむらちゃあん……

え、ちょほむらちゃん

ほむら「昨日はたくさんお話したよ」

さやか「そっか、それは良かったー」

さやか「…あたしの悪口とか言ってないでしょうね?」

ほむら「ほむっ?」

さやか「むむっ!あーやーしーいー!」

ほむら「わ、悪口は言ってないよ!」

さやか「じゃあ何を言ったのさー!」

ほむら「えっ?それは…えっと」

ほむっ

心臓病……

さやか「話さないとぉ…こうだぁー!」

ほむら「きゃっ?」

さやか「こらー!2人で何の話をしてたのだぁー!」

ほむら「ちょっと…ぃやっ!あははっ!」

ほむら「は、話します!話すからやめて!」

さやか「よーし、それじゃ話してくれたまえ!」

ほむら「はぁ…はぁ…」

ほむら「ふぅ…その、美樹さんは凄いなって」

ほむらちゃん!

さやか「凄い?あたしが?」

ほむら「う、うん」

さやか「ん?何かしたっけ?」

ほむら「その…何をどう間違えたらここの病室にたどり着いたのかなって」

さやか「あ、あぁ…凄いってあたしの頭が…ね」

ほむら「あはは…」

さやか「んー…言われてみれば、何で間違えたんだろ?」

ほむら「えっ?わからない…の?」

さやか「うーん?」

ほむらちゃん?

さやか「……?」

ほむら「えっと…」

さやか「あれ?何でだろ?ほんとにわかんない…」

さやか「ただ、迷わずに向かってったらここに着いたって感じ?」

ほむら「…」キョトン

さやか「それから、何かに導かれたような…?」

さやか「何でだろ?不思議と自信あったんだよね」

さやか「もしかして、神様があたしをほむらに会わせるために!とか?」

ほむらちゃん!

ほむら「神様が…?」

さやか「うん!なんかさ、あたし達を繋げる不思議なパワーがあったのかもよ?」

ほむら「不思議なパワー…」

さやか「そうそう、あたしとほむらが仲良くなりますようにー!みたいなさ!」

ほむら「そうなのかな?」

さやか「まぁわかんないけどさ、その方が何か素敵じゃん!」

ほむら「素敵…うん、そうかも」

さやか「でしょ?」

ほむら「あっ、不思議なパワーと言えば…」

さやか「ん?」

ほむら「…その、実はわたし、毎日日記書いてて……」

さやか「へぇー!そうなんだ!見せてよー」

ほむら「それは…ちょっと恥ずかしい、かな?」

さやか「…あ、それもそうだね」

ほむら「ご、ごめんね?」

さやか「んーん、良いよ別に。でさ、日記がどうしたの?」

ほむらちゃんっ

期待

ほむら「日記にこうなりたいな。って書いたら、ほんとに叶ったの」

さやか「叶った?願いが?」

ほむら「うん…!」

―――

○月◎日

今日から日記を書こうと思います。

何か1人でもできることはないかって思って。

今はまだ、ひとりぼっちだけど・・・

でも、いつかお友だちができるよう頑張ります!

ほむら

ほむほむかわいい

ほむら「こんな感じに毎日書いてるんだよ」

さやか「へぇ!なかなか可愛いですなぁ」

ほむら「えっ?そ、そうかな?」

さやか「うんうん!可愛いよ!」

ほむら「えへへ…」

さやか「ねっ?次のページも見せてよ?」

ほむら「う、うん。いいよ」

さやか「ありがと!おっ…これはあたしと会う前の日の日記だね」

ほむら「うん」

ほむらちゃん♪

さやか「明日は良いことがあるといいな」

さやか「あっ!もしかしてこれって…!」

ほむら「うん、美樹さんと会うこと…だと思うの」

さやか「たしかに!えへへ、何か嬉しいな」

ほむら「…えへ」

さやか「次の日は…おお!嬉しいこと書いてくれてるじゃん!」

さやか「って…ちょっとだけ、おバカさんかも…だとぉ?」

ほむら「あっ?これは!」

さやか「でも最後にまた、あたしに会いたいって書いててくれてるから…」

さやか「ゆるすっ!」

なにか感動系世にも奇妙な物語を連想する

ほむら「美樹さん…ありがとう」

さやか「えへへー、照れるね」

さやか「んで、次は…あたしと会うより、もっと良いことが…ねぇ」

さやか「…まどか、か」

ほむら「鹿目さん…!」

さやか「むぅー、何かまどかに負けた気分」

ほむら「そ、そんなことないよ?2人とも…」

ほむら「2人とも、大好きだから」

さやか「ほむら…えへへ、ありがと!」

ほむら「えへへ」

さやか「そして昨日は…明日が楽しみ、だね」

ほむら「これも美樹さんが来てくれたから叶ったのかな」

さやか「あはは、そうかもね」

さやか「って言うか結局全部見ちゃったね」

ほむら「あっ…ま、まぁ良いかな」

ほむら「それよりも…やっぱり、わたしの願いが叶ってるような気がするの」

さやか「…魔法の日記…とか?」

ほむら「う、うん…たまたまだとは思うけど…」

ほむら「でも、もし本当にそうだとしたら…」

さやさや

ほむらちゃん

いい雰囲気ですな
平和的で

さやか「ん?この日記ってどこで買ったの?」

ほむら「えっ?あ…これは、東京で…」

ほむら「あれ?見滝原に来てから…あ、あれっ?」

さやか「ほむら?」

ほむら「…えぇっとぉ……」

さやか「…もしかして、覚えてない?」

ほむら「…う、うん」

さやか「なるほどねぇ…あたしと同じか」

さやか「あたしもどうしてここに来たのか覚えてないしさ」

週刊ストーリーランドか

?ほむらちゃん?

>>183
懐かしい

ほむら「…!」

さやか「ひょっとしたらさ、本当に神様のいたずらなのかもね」

ほむら「神様の…いたずら…」

さやか「うーん…いたずらと言うよりも、神様がくれたプレゼント?」

さやか「あたしとほむらの仲が良くなりますようにー!っさ」

ほむら「美樹さん…」

さやか「それに、まどかもさ!」

ほむら「鹿目さん…」

さやか「だってそうじゃん?これがなかったらさ、こうして会うことは…」

さやか「少なくとも、ほむらが転校するまではなかったと思うんだ」

さやか「だからどこかの優しい神様があたし達を導いてくれたんだよ!」

ほむら「…うん、そうかも」

ほむら「優しい神様が…わたしにお友だちをプレゼントしてくれたのかな」

さやか「でしょ?でしょ?神様に感謝しなきゃね」

ほむら「うん!神様、ありがとうございます…!」

さやか「ありがとー!」

『てぃひひ』

やったーほむらちゃん!

てぃひ?

まどかちゃんマジ女神

さすが女神様だ

ほむら「!?」

さやか「えっ?」

ほむら「…?」

さやか「い、今…まどかの笑い声が聞こえたような…」

ほむら「わ、わたしも…鹿目さんの笑い声が…」

さやか「…まさか、ね」

ほむら「鹿目さん…」

さやか「それよりも、何でも願いが叶う日記かぁ」

さやか「いいなぁ、あたしも欲しいなー」

ほむら「…書いてみる?」

さやか「えっ?いいの?」

朝まで頼んだ

友達が増えたよ!
やったね、ほむらちゃん!

まどっちは一体……?

ほむら「うん、いいよ」

さやか「やったー!」

ほむら「…あれ?」

さやか「ん?」

ほむら「……ない」

さやか「えっ?日記が?」

ほむら「う、うん…」

さやか「えぇっ?今までここにあったじゃん!」

ほむら「で、でも…ないよ?」

さやか「そんな?ちょっ…えっ?なんで?」

ほむら「…もしかして」

さやか「えっ?なに?」

ほむほむ?

ほ、ほむらちゃん?

ほむら「わたしの願いが叶ったから…なくなっちゃったのかな?」

さやか「ほむらの願いが叶ったから日記が消えるの?」

ほむら「…うん、だってわたしの一番の願いはもう叶ったから」

ほむら「お友だちが…美樹さんが、鹿目さんができたから…!」

ほむら「だから、わたしにはもう日記は、魔法の日記は必要ないの」

さやか「魔法の日記は役目を果たした…ってことね」

ほむら「うん…!」

ほむらちゃん…!

さやか「そっか、それなら仕方ないね」

ほむら「美樹さん、ごめんね?」

さやか「えっ?何が?」

ほむら「…わたしだけ、願いを叶えちゃって」

さやか「あぁ…いいよ、ほむらの日記なんだしさ」

さやか「それに、あたしの願いは日記がなくても叶うからさ!」

ほむら「えっ?そう…なの?」

さやか「うん!あたしの願いはさ、神様じゃなくてほむらが叶えてくれるもん」

ほむら「わ、わたしが…美樹さんの願いを?」

さやか「うん!ほむらが叶えてよ!」

ほむら「でも…わたしは魔法なんて使えないよ?」

さやか「大丈夫、これには奇跡も魔法もいらないからさ」

さやか「ただちょっとだけ、勇気があれば大丈夫だよ」

ほむら「勇気が…?」

さやか「そ、ほむらの勇気」

しえん

勇気ある限り!

ほむら「わたしの…勇気…」

さやか「うん。だからさ、あたしの願い…叶えてくれないかな?」

ほむら「…」

ほむら(わたしは、もう願いが叶ったんだもん)

ほむら(だから今度は…!)

ほむら「うん、いいよ」

さやか「ありがと!ほむら!」

ほむら「えへへ」

ほむら「あたしの願いはさ、ほむらが―」

―――

唐突にほむらだけになった

言わなければ気付かなかったのに

○月☆日

今日から新しい日記を書こうと思います。

もう魔法の日記じゃないけど、それよりも大切な日記。

わたしだけの日記じゃなくて、みんなの日記。

みんなで―わたしとわたしの親友と一緒に書く日記なの。

これから毎日、楽しいことをたくさん

いっぱい、いっぱい書けるように頑張ります!

ううん、絶対に書けるよね。

だってわたし達は・・・えへへ

ほむら

>>205

杏子「ロッソ・ファンタズマ!」

マミ「もう、2人の邪魔をしちゃダメでしょ?」

杏子「だってこうでもしないと、あたしらの出番がないじゃんかよー!」

マミ「まあまあ、今は我慢して。ね?」

杏子「むぅー」

ほむらちゃん!?

母「ほむらちゃん、そろそろ眠らないと寝坊しちゃうわよ?」

ほむら「はーい」

母「明日から見滝原中学校に通うんだからね?」

ほむら「うん、わかってるよ」

母「大丈夫?勉強もちゃんとするのよ?」

ほむら「大丈夫だよ、それに親友もいるから」

母「親友…ふふ、そうよね」

ほむら「わたしの親友はおバカさん」

ほむら「だけど、優しくて明るい元気な女の子」

ほむら「そして、リボンの似合う可愛い女の子」

ほむら「2人とも、わたしの最高の親友だよ!」ニコッ

―――

ピンポーン

ほむら「来た…!いってきます!」

母「いってらっしゃい、楽しんできてね」

ほむら「うんっ!」

母「ふふっ」

ガチャッ

さやか「おはようっす!」

まどか「おはよう、ほむらちゃん」

ほむら「おはよう、さやかちゃん!まどかちゃん!」

ほむほむ

ほむらちゃん!

ほむら「迎えに来てくれてありがとう」

まどか「えへへ。わたし達、この日をずっと楽しみに待ってたんだよ?」

さやか「今日からは3人、明日からは4人で登校できるね!」

ほむら「4人…あっ、志筑さん…だよね?」

さやか「うん!今日は3人で行ってくれってさ」

さやか「仁美なりに気を使ってくれたのかな?」

ほむら「そっか…まだ、志筑さんとは会ったことがないから…」

かわめ「ほむらさんの退院祝いは国産わかめで良いかしら…」

まどか「仁美ちゃんは忙しくて、なかなか時間がなかったからね」

さやか「まっ、学校で会うんだしさ!それに…」

まどか「ほむらちゃん、わたし達のクラスに決まったんだよね?」

ほむら「うんっ!」

さやか「えへへっ!やったね!」

まどか「わーい!」

ほむら「えへへ、嬉しいな」

さやか「だね!これは日記の力じゃなくて運命だったんだよ!」

さやか「ブルーディスティニー!さやかちゃんの運命!ってね」

まどか「さやかちゃん、わけがわからないよ」

ほむら「さやかちゃん、わけがわからないよ」

頭がティロティロしてきた

ほむらちゃん^^

さやか「あーっ!また2人してハモってぇ」

さやか「ほんと、気が合うよねー。あんた達って」

まどか「えへへ」

ほむら「えへへ」

さやか「でーも、さやかちゃんも負けるわけにはいかんぞぉ!」

さやか「まどかもほむらもあたしの嫁になるのだぁー!」

まどか「にっげろー!」

ほむら「ふふっ」

さやか「まてー!」

キャッキャッ

>>218
だから流行らないよ

確かにさやかちゃんもエグザムシステム発動するな

―――

まどか「そろそろ学校につくよ」

ほむら「う、うん…」

さやか「ほむら、緊張しちゃってる?」

ほむら「…す、少し……」

さやか「あはは、大丈夫だよ!ほむらならやれるって」

まどか「それにクラスのみんなも良い子ばかりだよ?」

ほむら「そ、そうだよね…」

さやか「それに、あたし達がついてるからさ!」

まどか「だから大丈夫だよ、ほむらちゃん!」

EXAM SYSTEM STAND BY―

ほむら「…うん!」

さやか「よーし!行こ行こっ!」

まどか「ほむらちゃん、ほらっ」

ほむら「……」

さやか「ん?」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「さやかちゃん、まどかちゃん…わたしの願い…叶えてくれないかな?」

まどか「願い?」

さやか「ほむらの願いならオッケーよ!何でも言ってくれたまえ?」

まどか「うん、なんでもするよ!」

ほむら「ありがとう…あのね?」

ほむら「これからも…何時までも」

ほむら「わたしと…わたしの親友でいてくださいっ!」

さやか「!」

まどか「!」

ほむら「これがわたしの祈り…わたしの願い…!」

さやか「まどか」

まどか「うんっ」

ほむら「さやかちゃん…!まどかちゃん…!」

まどか「ほむらちゃん」

さやか「あたし達は親友だよ」

ほむら「…うん……!」

まどか「ずっと」

さやか「ずっとね」

ほむら「うんっ!」

おわり

おつ

さやかちゃん1号機壊れちゃうの?

乙ほむさやまど

乙!

おつ
さやかちゃんはばかだなぁ、かわいいな

乙っちほむほむ

乙でした。

乙乙
みんなかわいいなあ

乙乙
かわいくて癒されたよ

お疲れ様

最高だった!久しぶりにこういうの読んだ気がする!

乙!!

乙っちまどまど

ほのぼのSSで、ほぼ確実に完結させてくれる人ってすごく減ったもんなあ。
ましてや、定期的に安定供給してくれるなんて、尊敬するしかない。
また来週も待ってます。

乙ー


ヒットミーン


こういうの地味に癒される

素晴らしい >>1

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