プレデター「成人せな娘と結婚させん言われたけん狩り場行こうと思うんよ」 (21)

プレ太郎「やけん。一緒に狩りさ行こうや」

プレ次郎「えーだりぃよ。他の奴誘えよ。お前氏族ん中や上のほうやっちゃしついてく奴沢山おろうが」

プレ五郎「ククク。ついに俺様の出番か……闇の爪を振るう時が訪れた」

プレ太郎「プレ五郎はやる気満々やけん決定やね。プレ次郎……お前、プレ光子の部屋ば覗いてたのチクっちゃろうか?」

プレ次郎「なんやて!? お前さんいつの間にそんこつを!」

プレ太郎「お前迷彩黙って借りてたじゃろう。あれ訓練と狩りしか使ったらいけんとによ」

プレ次郎「どげんしよ……軍曹にぶっ殺される……プレ光子の父ちゃんにも……あん人めちゃくちゃ獲物倒した猛者やとに」

プレ太郎「決定でよかね」

こうしてプレデターの若者達は通過儀礼の地に選ばれた地球へ向かった。


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〜〜宇宙船〜〜

プレ上官「あれが試験場。武器は最低限だけ。プレ太郎は三人の中じゃ階級上やけん手裏剣も有りな」

プレ上官「まぁ、獲物にはあんまり意味ないから。現地調達の武器が一番大事な。ヤバかったら爆弾で死ぬこと。負け犬は一族にいらん」

プレ上官「強者と戦士に敬意を、誇りを忘れるべからず、な」

プレ太郎「了解ーす……ナイフと槍と網と手裏剣っと」

プレ次郎「おい、お前なんでそんなだるそうなん。お前が一番やる気出さなあかんやろ」

プレ太郎「いやー彼女が死ぬかも知れんかいよ、種残してけって8ラウンドもやらされたとよ……」

プレ次郎「かー! リア充死ねや!」

プレ五郎「ククク……疼く疼くぞ……早く血を……」

プレ上官「あーまぁ、プレ次郎よ。一個やる気ださせてやるわ。これで生還したオスはめちゃくちゃモテる」

プレ次郎「ほんまね!?」

プレ上官「うん。もう勘弁してくれってくらいモテるから。精々頑張れや」

プレ次郎「ひゃっほー!! 殺るぜぇ!!」

地球では、人間達が南極に到着。プレデター達の技術力で、一夜にして目的のピラミッドまで到達する穴を見つけ、調査団は中へと降りて行っていた。

プレ上官「行って来い若者達」

地球に投下される三人。人間達はピラミッドでなんかごちゃごちゃやってた。

プレ太郎「いって! 頭打った」

プレ次郎「だっさ」

プレ五郎「獲物ではないが、人間がいるな」

プレ太郎「ああね。下にいる奴ら以外は吊るしときゃいいばい」

プレ五郎「我にまかせろ!」

ギャアアアア

プレ五郎「ククク……人間共の悲鳴が心地よい」

ゴロゴロゴロゴロ

プレ太郎「あー、一人穴に落ちたやん」

プレ次郎「ちゃっちゃ行くぞーデバイスからの情報やと人間達結構進んでるとよ」

穴に入りピラミッりピラミッド入り口に歩く三体。ヒゲ親父はプレ太郎が始末した。

プレ次郎「あっ! やばかよ!」

プレ五郎「どうした?」

プレ次郎「人間が武器に触ったんよ! 始まってまう」

プレ太郎「まじね。うわぁ閉まり出したやんか」

プレ五郎「暗黒の衣オン!!」

エイリアンクイーンから産み出された卵が生け贄の間に放出。人間達の悲鳴がピラミッド内に響く。

プレ太郎「ないわー武器がないわー」

プレ次郎「人ん家のもの勝手にパクるとか! これだから文明遅れてる奴ら嫌いやねん」

プレ五郎「気にするな。我らにかかれば人間など止まってるも同じよ」

プレ太郎「んじゃ、人間から武器奪取して獲物狩りでよかね」

プレ次郎「はいよ。先行はプレ五郎。プレ太郎が一番有利な条件で狩る、で」

プレ五郎「ククク……逃げろ人間共」

なんやかんやで人間達は逃げようとしてプレデター達は追いました。

プレ五郎「いたな。ふんぬ!!」

ギャアアアア バババババ

プレ五郎「ククク そん そんなものは効かぬよ! とうっ!!」

プレ五郎「武器を返してもらおうか」

ヒイイイイ

そしてピラミッドは動き出す。バラバラにはぐれる人間達。プレデターは武器の回収が出来ず、生体化したエイリアンによって人間達の悲鳴が響いた。

プレ五郎「逃げられたか」

プレ次郎「まぁ、仕掛けに邪魔されただけやから。気にせんでええやろ」

プレ五郎「そうだな。移動するか」

プレ太郎「はいよ」

ゴゴゴゴゴゴゴ ピラミッドは10分単位で動き出し、残った人間達は移動を始めた。

プレ五郎「いたな。人間共め」

ギャアアアア ババババババ

プレ五郎「邪魔くさい。捕縛されてろ」バシュ

グッ!

黒人男性は捕縛され、白人男性は殴りかかるが、軽々と首を掴まれ持ち上げられた。

プレ五郎「ククク……殴りかかってくるとはな。だが軟弱すぎる。こっちのトドメから先に刺すか」

槍に貫かれ黒人男性は死亡。黒人女性は白人男性を助けようと武器を手に振り上げた。

プレ次郎「後ろからはあかんやろーキック」ドンッ

前倒しに倒れる黒人女性。人間達はここで耐えてしまうのか……

シュッ ドスッ

プレ次郎「な……に……」

エイリ安「MAMAの敵だー」

プレ次郎「いきなりかよ……くそっ……装備を過信しすぎた」

エイリ安「バイバイ」

プレ次郎 脱落

プレ五郎「……プレ次郎!!貴様ぁぁぁぁ」シャキッ

エイリ安「あん?」

ズバッ

エイリ安「いってぇぇ!!尻尾が尻尾がああ!!」

プレ五郎「なに!刃が溶けただと!」

エイリ安「なめんなよ!これでも浴びてやがれ」ピュッ

プレ五郎「ちっ!鎧にかかったか」ヌギッ

プレ五郎「ウォォォォォン!!」タックルドンッ

エイリ安「いって!壁いって!」

プレ五郎「ウォォォォォ!!」尻尾ガシッ 振り回しブンブンブン!

エイリ安「めーーがーー回るーー」

プレ五郎「ククク……我にかかれば貴様など弱者よ。捕縛して一気に仕留めてやろう」バシュ

エイリ安「ぐぬぬ……きかーーん!!」突進

プレ五郎「なに!網まで溶かし……がふっ」

エイリ安「詰めが甘かったね。バイバイ」頭ドスッ

プレ五郎 脱落

プレ太郎「逃げた人間達ん方さ追って来たけんど、プレ次郎達は大丈夫やろかね」

プレ太郎「……まっ、二人やけんなんとかなるやろ」

プレ太郎「おっ、人間達がなんか喋っとる」

プレ太郎「なるほど。あんメスんバッグに武器は移されたっちゃね」

気づけば人間で残されたのはボスの爺さん、黒人女性、白人男性だけだった。

プレ太郎「おっ、なんか階段でオスが武器構えとる。サクッと殺るかね」ガシッ

プレ太郎「ん? なんねこんやつどんみちもうすぐ病気で死ぬやないね」

プレ太郎「メス追おう」ポイッ

油断は死を〜火炎プレ太郎「……髪の毛燃えたやないね!こんバカちんが!」ザクッ

プレ太郎「まったく。少しは生きてられたとん無駄にするんじゃなかよ」

ゴゴゴゴゴゴゴ

プレ太郎「また動き出したが!」

全力疾走する人間の男女、閉まりゆく通路に潰されそうになる男性。

プレ太郎「ちっ! これでんくろとき!」手裏剣シュパッ

ゴゴゴゴゴゴゴン

プレ太郎「間に合わなんだね」

エイリ庵(MAMAの敵がいた。グヒヒヒヒ……)

シャアアアアア

プレ太郎「あー、気づいちょるけんね」ザクッ

プレ太郎「まず一匹ばい」

エイリ幼虫 シャアアアア

プレ太郎「だるか」手裏剣シュパッ

エイリ幼虫「」

プレ太郎「さーて、印つけてこれで血塗られし者になっ」ジュウウ

プレ太郎「あっつ!酸あっつ!!」

男女はこのプレデターの様子とピラミッドにかかれた文字から、これが成人になる儀式であり、太古から何度も繰り返され、自分達が上手く生け贄として誘い込まれたことを自覚した。

女性は、プレデターに武器を返し共闘しようと提案することを口にする。男性は否定したが、現実的にそれが成功しようがしまいが、自分達が限りなく死に近いことに変わりなかった。

なんやかんやで人間で残ってるのは黒人女性だけになりました。

プレ太郎「なんか知らんけど人間のメスが敵の敵は味方とか言ってんやけど」

エイリ餡「MAMAの敵がいたー!!」

プレ太郎「ちいっ!!」

バトル中

プレ太郎「……人間のメスに助けられたあげくに、獲物まで倒すとはやるメスやないね」

エイリアン’s「MAMAの敵MAMAの敵MAMAの敵ーー!!」

プレ太郎「うっとしかよ。こっちはもう武器手に入れてるんよ」チュドドドン

エイリ杏「ひいーっ!あっ、MAMAが呼んでる。勘違いすんなよ?MAMAに呼ばれたから退却するだけで、武器とかびびってないからなー!」

プレ太郎「さて、行こかね」

プレデターが一人で行こうとするが女性がその邪魔をする。威嚇しても怯まない女性にプレデターが折れた。

プレ太郎「はぁ。仕方なかねぇ」

死んだエイリアンの頭蓋を解体しだすプレデター。酸は表皮だけは溶かさないことを説明し、遊び心を交え飛び出す顎で女性を驚かしてみたりした。

こうして女性は即席のエイリアン槍、エイリアン盾を手に入れた。

〜〜最下層〜〜

エイリ安「MAMAー呼ばれたから来たよー」

エイ女王「よっしゃ! はよ鎖といてや! うちの子供達殺したボケぶっ殺したる」

〜〜エイリアン巣穴〜〜

女性が先行し、入った通路の先には大量のエイリアンの卵とまだ生きている白人男性の姿があった。

しかし、その体内にはもうエイリアンが寄生しており助からない。女性はピストルを手に取り男性に向けて発砲した。

プレ太郎「このメス根性あるなぁ。まぁ後始末は俺がしといちゃるか」

エイリ幼虫「シャァァァ!!」

プレ太郎「ふん」ポキッ

エイリ幼虫「」

プレ太郎「さて、こんだけ卵があると厄介やね」

プレデターは、デバイスを指差しジェスチャーで女性に伝えようとする。

プレ太郎「これは爆弾です。タイマーセットします。投げます」

(´・ω・`)つ ポイッ

プレ太郎「はしれーー」

プレデターと黒人女性はひたすら走った。そして地上に続く穴の前に到着。女性が昇降機にボタンを操作する。

プレ太郎「はやくーはやくー」

ドスッ

エイリ安「クヒヒヒ 逃がさないよ」

プレ太郎「ごふっ! 油断してたわ……ちっ、武器が今ので飛ばされた」

貫かれるプレデターの体。迫るその他のエイリアン。女性は武器を手に取りエイリアンを吹き飛ばす。

プレ太郎「ナイスやわメス」

動き出す昇降機。背後で巨大な爆発が起きた。

ドゴォォォォォォォォォォン!

プレ太郎「爆風あっつ! 傷痛いいっ!」

そして、プレデターと女性は地上に到着した。

プレ太郎「ふぅ、頑張ったこのメスに褒美の印つけてやろかね」マスク外し外し

プレ太郎「イケメンスマーイル! なんつって」

プレ太郎(´・皿・`)シャアアア

プレ太郎「……あほくさ。まじまじ見られて恥ずかしか。さっさとつけよ」ジュウ

プレ太郎「あっ、やっぱり人間も熱がるんやね」

プレ太郎「これでお前も立派な血塗られた者だ!うちの氏族のマークやけんね」

ゴゴゴゴゴゴゴ

プレ太郎「な、なんね?」

MAMA「逃げられると思ったかい!!」

プレ太郎「うわ、でか! きっしょ!!」手裏剣シュパッシュパッ

MAMA「いて、いててて! なめとんのか!」ドンッ

プレ太郎「ごほっ! つよか……」

MAMA「死ねー!」グワァ

槍ドスッ

MAMA「ぐへっ!こんのメスぅぅぅぅぅぅぅ!喉は刺したらあかんやろがぁぁぁぁぁ!!」

エイリアンクイーンの標的にされ追い立てられる女性。貯水タンクの下に隠れるも窮地に変わりはなかった。

プレ太郎「メスがピンチやん」グググッ

プレ太郎「槍でも喰らえや!デカババァ!!」

MAMA「いてぇから!まじいてぇから!なんなのアンタらそんな刺すの好きなの!?」ドンッ

プレ太郎「ごふっ!地面痛い!顔打ったがね!ヘルメット無しだからたまらん!」

MAMA「尻尾で文字通りトドメ刺したるわ!」ドスッ

プレ太郎「がふっ!ああ……やべぇ……死ぬかな。メスがなんかしてるな。なるほど貯水タンクごと落とす気か」

(`・皿・´)プレ太郎がんばって!!

プレ太郎「プレ優子の幻覚が見えるばい……俺まだ死ねんよな……」ググッ

プレ太郎「うぉぉぉぉぉぉ!!」ドンッ

プレ太郎「根性で引いたるけんねー!」

MAMA「えっ、ちょっと待っ!落ち……ぎゃあああああああ!溺れるゴボゴボ」

エイリアンクイーンはプレデターと人間の協力の末、遥か海底へと沈んでいく。そしてプレデターは仰向けになり黒人女性は傍に歩み寄った。

プレ太郎「プレ優子すまんね……」

プレデターは息を引き取り、女性だけが残された。否、そこにはプレデターを迎えに来たものがいた。

プレ長老「ふむ……血塗られた者になった若者が戦場で命を落としたか。この人間のメスは……なるほど血塗られた者の印があるのぅ」

プレ長老「ならばこれを授けてやろう」

女性は槍を授けられ、プレデターの若者の遺体がプレデターの兵士達によって巨大な宇宙船に運ばれていく。

そして、宇宙船は地球を去った。

〜〜船内〜〜


安置されるプレデターの若者の遺体。異変は起こる。

バリッ

プレデリアン「まだまだ物語は始まったばかりだよ……」ニタァ

金曜ロードショーでエイリアンVSプレデターやってたから適当に浮かんだの書きました。

読んでくれた方ありがとうございます。

実際ありそうww


プレデター好きだからプレデターSSもっと増えて欲しい
その調子AVP2め書くんだ

乙。 続編の2もよろしく。できればプレデターズもw

面白かったぜwww

ワロタwwww

おつwwww

いいわこれw

何か可愛いww

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