戦士「久し振りに勇者にあったら盲目になってた……」(299)

戦士「久し振りに……帰って来たぜ、アリアハン」ザッ

戦士「すぅー……はぁ……」スーハー

戦士「故郷の空気だ……」ジーン

戦士「折角帰ってきたんだし、仲間の所にでも行くか!」

戦士「やっぱりまずは勇者だろ。あいつびっくりするかな~」トコトコ

戦士さんウホッ

アフィに載りそう
支援

戦士「お、あったあった。久し振りだなぁ……こいつの家に行くのも」

戦士「この家はかわんねーな……ちょっと古いように見えるけど。周りはなんか大分変わったなぁ……とそんな事より早く挨拶しねーと」

戦士「すいませーん」ドンドンドン

母勇者「はい……」ギィ....

戦士「どうも、お久し振りです」

母勇者「……あなたは……戦士、さん?」

戦士「ええ。やっと帰ってこれたんで挨拶にでもと」

>>3
投げない限り絶対載せられます

転載禁止って書けばいいんじゃないの?

母勇者「そうでしたか……」

戦士(どうしたんだろうか。昔はもっと元気な人だったはずだけど)

母勇者「でもごめんね。勇者は今家に居ないの……」

戦士「えっ? そうなんですか。いつ頃帰ってきますかね?」

母勇者「……本当は、教えたくないんだけど……貴方を信頼して教えてあげるわ。ちょっと待って」バタン

戦士「は、はい」

戦士(な、なんだ? 妙に重苦しい雰囲気……)

母勇者「この地図どおりに進めば、あの子には会えるから……」

>>7
SS書く奴は基本載せられたいんじゃないの?
それ目的で書く奴も居る訳だし

擁護するわけではないけど
SSはまとめられた方が読みやすいよな

>>12
そりゃそうだな

戦士「この地図どおりって……」スタスタ

戦士「うーん」ジーッ

戦士「どう見ても、森の中だよな」

戦士「ここからも少し遠いけど、まぁ……いけない距離でもないか」

戦士「あ、わかった! ドッキリか何か仕掛けてんのか!」

戦士「通りで変な様子な訳だ! なるほどなるほど! よーし、なんか買っていって逆に驚かせてやるか!」

アフィ「「で検索して適当にまとまるだけでお金が入ります」

戦士「ふぅ、ふぅ……思ったより、遠いな……」ザッザッ

戦士「あー、あといくつ山を越えるんだ? こんなに歩いたのはあの旅以来だぜ……」ハァハァ

戦士「あー、くそっ! 疲れた!! 休もう!」ドカッ

戦士「こんな所に良い腰掛の切り株もあるし……神は俺に休めと告げられている……」ガサガサ

戦士「昼飯食おうっと」モグモグ パクパク ゴックン

戦士「足りねーな……地図だと……っていうか今俺どこにいんだよ。わかんねー……はあ、腹も減ってきた」グーキュルル

戦士「ん? この匂い……飯の匂いだ」クンクン クンクン

そういえばなんでドラクエ3の戦士ってピンク色の鎧兜着てるの?
いくらなんでもセンス悪くねぇか

戦士「こっちからか?」クンクン

戦士「いやいや、こっちからかも」クンクン

戦士「くんかくんか」フラフラ-

戦士「お、おおっ! 小屋発見! 誰か住んでる! ご飯分けてもらおうっと! ついでに地図のことも聞いておくか!」

戦士「すいませーん! すいませーん!!」ドンドンドン

勇者「はい……」ガチャ

戦士「すいません、ちょっと……ってお前、勇者か!?」

勇者「……」コクン

戦士(おお、勇者だ……久し振りだ、なんか、感動)ジーン

勇者「……」

戦士(ん? なんでこいつ目隠しなんかしてんだ?)

勇者「……」

戦士「何黙りこくってんだよ! 俺だよ、俺! 戦士だよ!」

勇者「戦……士……?」

戦士「そうだよ! いやあぁー久し振りだなー!! ほんと、久し振りだ!」ダキッ! ギューッ!

勇者「わ、わぁっ……は、はは……感動すると力一杯抱きしめる癖、直ってないんだね……痛いよ」

戦士「おおっと、悪い悪い」パッ

勇者「ごめん、気付かなくて……」

戦士「そりゃそんな変な目隠しでもしてりゃーな! なんだぁ? 仙人様にでもなる修行か!?」ワハハハ バシバシ

勇者「……そ、そうなんだよ。ほら、中に入りなよ。何もないけど……お腹減ってるでしょ」

戦士「おう! ごちそうになるぜ! しかし、まさかお前が料理だなんてなー」

勇者「……」カチャカチャ

戦士「あんな何もできなくていつも俺達に泣きついてたひよっこが、料理までできるようになったか!」

勇者「や、やめてよ。それはまだまだ旅立って最初の頃の話じゃないか……」

勇者「はい、どうぞ。一人分しか作って無かったから少ないけど……」

戦士「すまねーな、いただきまーす」モグモグ

勇者「……美味しい?」

戦士「ああ、美味い! けど、なんだよこれ、野菜ばっかりじゃねーか。自然の恵みで生きてんのか?」

勇者「はは……口にあったならなら良かったよ……」モグモグ

戦士「おいおい、飯食うときもそれつけてんのか? 目隠し外せよ、久し振りに会ったんだしさー、ちょっと位良いだろ」

勇者「だ、駄目駄目! 駄目だよ! これは、その……大事な修行なんだから……」

戦士「ふーん……まぁ、いいか」パクパク

戦士「しっかし、そんな目隠しして平気なもんなのか? 転んだりしないか?」

勇者「ああ、うん。最初の頃は大変だったけど……今はもう全然慣れたよ」

戦士「へー……にしても、こんな山奥で生活しつつ、しかも目隠しとか……なんの修行か知らんけど大変だな」

勇者「……そうだね。けど、案外悪くもないよ……誰にも何も言われないから……」

戦士「ま、一人暮らしに憧れるって事はまだまだお子ちゃまだな! そのうち独り身が寂しくなるぞー!」ワハハハ

勇者「君の突然の来訪のせいでそうなりそうだよ」フフ

戦士「あ、そうそう。実はさー……じゃん!」

勇者「?」

戦士「色々買ってきたんだぜ! って、目隠ししてんのか」

勇者「ご、ごめん……」

戦士「いいってことよ、まぁ、大体はくだらねーガラクタなんだけどさ……ほら、これこれ」スッ

勇者「なに? これ……箱?」サワサワ

戦士「オルゴールだよ! オルゴール!こいつは俺がこっち来る時に作らせた奴なんだけどさ……」

勇者「あ、これ……この音楽は……」

戦士「覚えてるか! あの決戦前にさー吟遊詩人が歌ってた奴だよ」

勇者「懐かしいな……」グスン

戦士「えっあ、な、泣いてんの?」

勇者「な、泣いてなんかないよ」

戦士「そ、そうか?」

勇者「うん……これ、嬉しいよ。ありがとう、本当にありがとう。大切にする。宝物にするよ……」ギュッ

戦士「な、なんだよ。そんなたいしたもんじゃねーって。なんか照れるな……ん、んでこっちはさー! アリアハンで買って来たもんなんだけどさー」

勇者「うん、うん」

戦士「んでさぁ、辺境の警備の辛いのなんのって!」

勇者「ふふふ」

戦士「魔物の残党の処理はしないといけないわ、現地人との衝突はあるわ……しかも俺がいつも頼りにされるんだぜ!」

勇者「しょうがないよ。英雄だもの」

戦士「俺ぁそんな事出来ないってのにさぁ……ただの斬り込み隊長な訳だし……あー、なんか話しすぎ喉渇いたわ。水くれよ」

勇者「うん、お茶入れるよ」

戦士「おう、サンキューな」

勇者「いいよ、いいよ。気にしないで」ニコニコ

支援
http://www.youtube.com/watch?v=VzheijS_x6s&feature=youtube_gdata_player

>>1大丈夫か

返事がないただの屍のようだ

戦士「おお、この茶美味いな」

勇者「でしょ? 水が綺麗だから、美味しいんだよ」

戦士「ほー、中々良いもんだな……あーいつのまにかこんな暗くなってたんだな」

勇者「えっ? あ、ああ……そう、だね」

戦士「もう日暮れかぁ……そろそろ山降りないとな」

勇者「あ、危ないよ。暗くなったら道に迷うかもしれないし……」

戦士「そんくらい平気だって」

勇者「で、でも……さ……その……」

戦士「でもなぁ……」

勇者「……そっか」

戦士「たくっ、仕方ねーな。今日は泊まってくか」

勇者「本当?」パァ

戦士「まぁ確かにお前が言う通り迷いそうだなぁ……実際来る時迷ったし」

勇者「あ、ほら、布団はこっちだよ! それで……」

戦士(なんだかんだ言ってやっぱこんな所に一人は寂しいもんだな。うんうん)

勇者「そろそろ夕飯作ろうか?」

戦士「そうだな、頼むわ。なんか手伝おうか?」

勇者「うん、それじゃあ、お願いするね」

戦士「おう」

勇者「あ、卵とって。そこにあるから……」

戦士「おーう」

勇者「今日は奮発しなきゃね」ニコッ

戦士「美味いの期待してるぜ!」

戦士「ふぁーあ……そろそろ寝るか」

勇者「そうだね」

戦士「布団はどこよ?」

勇者「こっちだってば」

戦士「おう……俺もう長旅+歩きつかれて眠くて仕方ねーや……」ファアアーア

勇者「そ、そうだよね。うん。それじゃあ、おやすみ」

戦士「おう……また明日な……」

勇者「うん! また明日……」

支援

勇者「戦士、戦士」ユサユサ

戦士「ううーん……なんだよ……枕なんか持って……」

勇者「は、話をしない?」

戦士「話ぃ?」

勇者「う、うん。久し振りだし……もっと、話たいと思って」

戦士「眠い……却下」クルッ

勇者「い、いいじゃないか。旧友との再会だよ? ほら、戦士が持ってきてくれたお酒でも飲もうよ……」

戦士「明日でいいだろ……」ウウーン

勇者「そんな事言わないでよ。明日になったら帰っちゃうんだから……」

はよ

え?
書かんの?

Attack KUROyukiHIME ---> Success. (-919)

current ships(5) news4vip軍
# kuroyukihime 23424
# nightlumin 157
# KUROYUKIhime 23271
# KUROyukiHIME 30626
# Kuroyukihime 23435

戦士「また来るから……」ムニャムニャ

勇者「駄目だよ! また、じゃ駄目なんだ……」

戦士「はあ? なんで?」

勇者「い、今のままがいいんだ……何も知らない方が……あの頃と変わらないままが……」

戦士「……よくわかんねーけど眠いから。話すのはまた今度な」ファーア 

勇者「……ごめん。無理言っちゃって……おやすみ……」

戦士「どこ行くんだよ。ほら、一緒に寝ようぜ」ポンポン

勇者「えっ、でも」

戦士「眠いから、お話はできねーぞ。聞くだけなら良いけど」

勇者「……ありがと」モゾモゾ

戦士「たくっ、狭いったらありゃしねえ」

勇者「ふふ」ギュッ

戦士「おい抱きつくなよ。暑いだろ」

勇者「だってこうした方が狭くなくなるじゃないか」

戦士「……好きにしろよ。俺は寝るからな……ほんっとお前はさみしがりやな性格から変わらないな」

勇者「君も昔と変わらずやさしいひとだよ」

勇者「おはよう」

戦士「んあ……?」

勇者「朝だよ、戦士」

戦士「朝ってお前……」ボーッ

鳥「チチチ」バサッバザバサッ

戦士「勘弁してくれよぉ~これじゃ警備時代と変わらないじゃねーか」モゾモゾ

勇者「そんな事言ったって……ほら、散歩にでも出かけようよ」

戦士「目隠ししてんじゃん……」

勇者「もう大体の位置は分かるよ。それに、見えなくたって分かるものも沢山あるんだ」

勇者「今日は朝食も持って行こうね。籠に入れておいたよ」

戦士「……」ボーッ

勇者「ほらほら、早く仕度して。早く出かけようよ」

戦士「お前元気だな……」

勇者「もういつ来てくれるかわからないんだから。今楽しまなきゃ損だよ」

戦士「いつでも来るってのに……」モゾモゾ

勇者「それじゃあ、行こうか」

戦士「おう……って、それ剣じゃねーか。何しに行くんだよ」

勇者「杖代わりだよ」

戦士「杖って……ああ、そっか。目隠ししてるもんな」

勇者「うん。それに色々役に立つよ。ナイフ代わりにもなるし、もしものこともあるかもしれないし」

戦士「ほー……でもまぁ今日は俺が居るし、良いんじゃないか? 別に」

勇者「あった方が安心できるから持ってくよ……でも、今日は君と手を繋いで歩こうか」

戦士「盲導犬かよ俺は」

勇者「よろしくお願いします」

戦士(お、花畑になってる。綺麗だな)

勇者「綺麗だね」

戦士「えっ!? 見えてんの?」

勇者「いや、見えないよ」

戦士「え? じゃあなんでわかんの?」

勇者「匂いかな。昔小さい頃におじいちゃんの家に咲いてた花だから、覚えてるんだ」

戦士「匂い~? わかんねーな」クンクン

勇者「アレは色んな色があったけど……ここの花は何色なの?」

戦士「黄色だな」

勇者「そっか。見えていたら、一面に咲く黄色の絨毯が見えたんだろうね。惜しいなぁ」

戦士「目隠し外しちゃえよ。ちょっとくらい大丈夫だって」

勇者「……駄目だよ。あ、ほら……もうちょっとこっちだよ」

戦士「なにが?」

勇者「ここ、ここ。ほら、どう?」

戦士「ん?」

勇者「耳を澄ましてごらんよ。鳥の歌声や、川のせせらぎ、風の匂い、花の香り……草木の囁き声も聞こえる」

戦士「ほう、言ってることはよく分からんが確かにこう静かにしてると、落ち着くな……」

勇者「見えなくなって初めて分かったことも沢山あるんだ。悪いことばかりじゃないよ」

勇者「……」

戦士(眠くなってきた……)ウツラウツラ

勇者「夢みたいだなあ」

戦士「んぁ? 何が?」

勇者「ううん。なんでもないよ。幸せだなって」

戦士「なんだよそれ」

勇者「さ、そろそろ朝ご飯にしようよ」

戦士「おう」

勇者「ああ、楽しかった」

戦士「もう昼過ぎか」

勇者「そろそろ君も帰らないとだね」

戦士「だなぁ……また来るよ。どうせいつでも暇だろ?」

勇者「勿論」

戦士「そんじゃそろそろ戻るか」

勇者「うん」

戦士「よっと」

勇者「もう準備が出来たの?」

戦士「ああ」

勇者「もっとゆっくりしていっても良いのに」

戦士「いや、そうしたいのは山々だけど、迷ったりしたら悲惨だからな。日が暮れる前に下りるよ」

勇者「そっ、か……ねえ」

戦士「うん?」

勇者「その、無理だとは思うけど……一緒に暮らしたりとかは、してくれないかな」

戦士「それは難しいだろ、流石に」

勇者「君と離れたくないんだ」

戦士「えっ」

勇者「ずっと一人ぼっちだったから……君といた時間はとっても楽しかった……駄目、かな」

戦士「うーん、言うてもなあ。飯とか色々問題あるだろうし」

勇者「それなら大丈夫だよ。小さい畑もあるし、見えないからいろいろ不便なんだ。手伝っても欲しいな」

戦士「うーん」

勇者「それに山って凄いんだよ。色々食べ物があるんだ。あと、たまに食料も買うし、ご飯は全然大丈夫なんだよ」

勇者「仕事なんかしなくて良いんだよ、のんびりしてるだけで……」

戦士「それは魅力的だな」

勇者「でしょ!? 掃除や家事はしなくてもいいよ! 全部するから、だから……」

戦士「うーん……まぁ、考えておくよ。正直俺も最近やりたいこともなくなってきた所なんだ」

勇者「本当?」

戦士「ああ。辺境の警備やってるうちに嫌気もさして来てな。宮仕えも正直性にあわないし……」

勇者「じ、じゃあ期待してもいいのかな」

戦士「まぁ、分からんけどな。それに旧友が目隠ししてるんじゃあそいつの生活も気になるし」

勇者「ありがとう……嬉しいよ。待ってる、待ってるからね」

勇者「どうせ、何もする事もないし。誰も心配なんかしないんだ……ずっと、待ってるよ」

戦士「おいおい、なんだよそれ」

勇者「……あと一つ、お願いしてもいいかな」

戦士「うん? なんだ?」

勇者「その、ここの事は誰にも言わないで欲しいんだ」

戦士「ここに住んでるってことか?」

勇者「うん……」

戦士「まぁ、別にいいけど。なんで?」

勇者「君が次に来た時に話すよ……」

戦士(勇者とこで一緒に暮らす、かぁ)

戦士(悪くねーな……ただ問題は)

戦士(女だ! 女がいねえ!!)

戦士「流石に勇者に手を出す訳にはいかんし……女を買えないってのは辛いなぁ……」

戦士「っと、ここかな? 僧侶の教会は」

僧侶「なのです……アーメン」

ザワザワ ザワザワ

戦士「よっ」

僧侶「ん? 誰かと思えば。戦士じゃないか。久し振りだなぁ」

戦士「おう、久し振り。元気にやってたか?」

僧侶「見てのとおり」

戦士「司祭様か。偉くなったもんだな」

僧侶「司祭なんてたいしたもんじゃないさ。さぁ、部屋でお茶でも飲もう」

僧侶「どうぞ」

戦士「サンキュー」ズズ

戦士(勇者んちで飲んだりより美味くねーな)

僧侶「どうだ? 美味いだろ?」

戦士「まぁまぁだな」

シスター「失礼します……あ、お客様がお見えでしたか」

僧侶「ん? いや、良い。すまないな、ちょっと用事が出来た。また今度と言う事で」

戦士「ん? ああ」

戦士「なんか変わった気がするな、あいつ」

「ねえ聞いた? あの噂」 「聞いた聞いた」

戦士「ん? 教会でも女ってのは井戸端会議するのか。どこもかわんねーな」

戦士「ま、ちょっと盗み聞き……」

「司祭様、夜な夜なシスターをつまみ食いしてるらしいわよ」

「まぁ、私たち狙われたらどうしましょ」

戦士「……こいつらの顔じゃ平気だろ」チラッ

「私それ聞いたわよ、礼拝堂で声がしたの。そしたら司祭様……なんて言ったと思う?」

「なになに?」 「聞きたい聞きたい」 戦士「教えて教えて~」

「ザーメン、ですって」ギャハハハハ

戦士「まぁ本当かどうかは分からんけど、火の無い所に煙は立たないっていうしな」

戦士「何かしらやってんだろうなぁ~……」

戦士「流石にザーメンは嘘だろうけど」

戦士「っと、ここが魔法使いか。王宮魔術師様か」

戦士「おいーす」ガチャ

魔法使い「……」カキカキ

戦士「久し振りだな」

魔法使い「……」カキカキ

戦士「おーい」

魔法使い「カキカキ」

戦士「返事くらいしろよ」ヒョイ

魔法使い「……」カキカ...ジロッ

戦士「な、なんだよ。睨むなよ。俺だよ俺俺。忘れたのか?」

魔法使い「誰かこいつをつまみ出しなさい」

戦士「は、はあ? 俺だよ! 戦士だよ!!」

魔法使い「私に辺境警備なんてやってる下士官の知り合いなんて居ないわ」

はよ

戦士「昔から気取った女だったが……」

戦士「あんな奴じゃなかったと思うんだけどなぁ……」

戦士「はぁ、なんか皆……俺の知らない間に変わっちまったんだな……」

戦士「盗賊の所にでも行くか……」

戦士「盗賊ギルドのマスターか。皆、出世してんだなー……」

盗賊「ん? あれは……戦士じゃねえか! 久し振りだなぁ!」

戦士「盗賊! お前は変わってないみたいだな!」

盗賊「ワハハハハハハ! お前も変わってねえな! 酒飲むか!」

盗賊「オラ! 酒出せ!!」ガンッ

「は、はいっ」

戦士「お、おいおい。ちょっと乱暴すぎるだろ」

盗賊「いいんだよ! こらへんは俺様の縄張りなんだから!」

戦士「そうか……にしても、さぁ皆変わっちまったな」

盗賊「そうか? そうでもねーと思うぜ」

戦士「魔法使いの奴なんて特にそうだぜ? あんな奴になっちまうとはなー」

盗賊「なんていわれたんだよ?」

戦士「私に偏狭警備なんてやってる下士官の知り合いはいません、だってさ」

盗賊「まぁ今やあいつは雲の上の存在だからな」

戦士「そうなのか。そんな偉くなったのか」

盗賊「当たり前だぜ! あいつは国の政治に関わってるレベルよ!」

戦士「はー、そりゃまた……皆出世してんだよな。お前もそうだし、僧侶もだし……」

盗賊「勿論当たり前じゃねえか。俺達は協力してここまでのしあがってきたんだ」

戦士「協力?」

盗賊「ああ。お互いがお互いの利益になるように、な」ニヤリ

戦士「つまりなんだよ?」

盗賊「俺はこのギルドを先ずでかくさせるために頑張ったぜ」

戦士「へえ」

盗賊「危ない時は僧侶に頼って教会の力で匿ってもらったり、魔法使いの力で対抗組織を国で潰したり、な」

戦士「ふーん……」

盗賊「勿論俺も色々やってるよ。でかくなったから金も入ってくる。僧侶には出世に必要な賄賂を工面してやったりな」

戦士「そんな事してたのかよ」

盗賊「魔法使いの邪魔者は暗殺したり、な。お互いに情報収集にかかせねえ女やらなにやらは基本俺が回してるのよ」

戦士「……」

盗賊「ただ、僧侶。あいつぁ駄目だ。ちょーっと権力持ったらすぐに女に溺れやがる」

戦士「ああ、そんな事言ってたな……」

盗賊「魔法使い、あいつは優秀だからな。一番早くに中枢まで潜り込んだよ」

盗賊「実はよ俺も今でかいやまをやってんだ。でかい声じやあ、言えないが……あの大臣暗殺だ」

戦士「えっ!? あの大臣!?」

盗賊「馬鹿! 声がでけえよ」

戦士「いや、でも……あの人は清廉潔白で、正義の士じゃねーか」

盗賊「ま、それもそうだけどよ。魔法使いの政敵だし、中々手強いんだな、これが」

戦士「それは国の為にならねーんじゃねーかな……」

盗賊「馬鹿野郎。こいつが上手く行けば魔法使いが実験を握るも同然だ。そうすりゃ俺達の思いのままだぜ!」

盗賊「俺には巨万の富が入る! 魔法使いは実験を握れる! いい事尽くめじゃねーか!」

戦士「そうかな……」

盗賊「なぁ、戦士。この世は金だぜ。金だ。全て金で回ってんのよ」

戦士「……」

盗賊「僧侶は女だと思ってやがるアホだし、魔法使いは権力が本物の魔法だと思っちゃいるけどよ、そうじゃあねえだろ?」

盗賊「こんな、高く積み上げられた金を見てみろよ! どんな人間だってイチコロだぜ!?」

戦士「金だけじゃあうごかせないだろ」

盗賊「金そのままじゃなくたって、金の力で他の者も買える。そうやって懐柔してくのよ。なぁ、戦士お前も軍部に取り入れよ」

盗賊「俺達が後押ししてやる。そうすりゃ、この国には全部俺達のもんだぜ」

戦士「……考えておくよ」グビッ

戦士「そんじゃあ、俺は行くよ。じゃあな」

盗賊「おいおい、もう行くのかよ」

戦士「ああ。ほら、酒代」

盗賊「いらねえよ。俺が払っとくって」

戦士「いいからいいから。じゃあな」

盗賊「なぁ戦士よ! この大木もいつかは腐るぜ! そうした時に腐った所を早めに処理しねーといけねーんだぜ!」

戦士「……」バタンッ

戦士「皆変わっちまったんだな……」

戦士「はぁ、俺だけ時が止まってるみたいだ……」

戦士「……」

戦士「勇者と一緒に暮らすか……」

戦士「あいつは変わってなさそうだもんな……」スタスタ

戦士「よし、そうと決まれば布団とか服とか道具とか食料とか買っとくか!」

戦士「どうせ使い道の無い金はあるしなー」

嫌な世界だな

戦士「よっ」ガチャ

勇者「!? 誰?」

戦士「俺だよ、俺」

勇者「あ、戦士……びっくりしちゃったよ」

戦士「ははは、悪いな」

勇者「すぐ来てくれたんだね、嬉しいよ」ギュッ

戦士「おう……なんか皆変わっちまっててなぁ……」

勇者「皆?」

戦士「特に魔法使いとかがなぁ……なんか寂しいもんを感じるわ」

勇者「っ……そ、そうだね……あ、疲れたでしょ? そこに腰掛なよ……今お茶を入れるからさ」

うは

戦士「ふぅ、やっぱ美味いな。勇者の淹れたお茶は」

勇者「ふふ、ありがとう」

戦士「あ、そう言えばさ。ここ教えたくない理由ってなんだ?」

勇者「えっ? あ、ああ……」

戦士「ほら、見てのとおり俺はもう完璧にここに移住するつもりだからさ。教えてくれよ」

勇者「……困ったな。こんな早くに来てくれると思わなかったから……心の準備が出来てないよ」

戦士「まぁ言いたくないならないで構わないぜ。どうせ俺はここに居るわけだし」ワハハハ

勇者「ありがと。けど、やっぱり一緒に暮らす上で大切な事だし……別に一緒に暮らさなくてもいいんだよ」

戦士「どうしたどうした突然」

勇者「あの時はあんな我儘言っちゃったけど……さ」

戦士「まぁ別に俺は変わらねーよ」

勇者「ありがとう。それじゃあ、言いにくい事から早めに終わらせちゃうよ」

勇者「実は、さ……先ず……目隠しのことについてなんだけど……」

戦士「おう」

勇者「……」シュルシュル ハラリ

戦士「っ」

勇者「目、焼き潰されちゃったんだ」

勇者「……ごめんね、こんなもの見せて」シュルルッ

戦士「いや、それより……」

戦士(どうして、こんな……)

勇者「実は、さ。勇者って……思ったより名声があるみたいで……それを怖がった王様が命じたんだよ」

戦士「……嘘だろ……」

勇者「……もしも、反乱なんて事になったら……求心力があるじゃないか」

勇者「ま、それで火種が飛ばないようにあることないことでっちあげて……民衆も騙して……おかげで町を歩くたびに罵声と石が飛ぶようになったよ」ハハハ...

勇者「それが理由かな……だから、一緒に暮らしてるなんてのが万が一バレたら……君も……」

戦士「馬鹿野郎! そんな事聞いてお前を一人にさせておけるかよ、俺達……仲間じゃねえか」ギュッ グスッ

勇者「戦士……」

戦士「けど、いい事思いついたんだ」

勇者「え?」

戦士「実は盗賊から誘われててさ、軍部に入り込めって。皆国の中枢に入り込もうとして必死なんだ」

戦士「俺もそうすりゃ、国王なんてすぐに叩き殺せる。勿論、お前と暮らしながら、さ」

勇者「だ、駄目だよ!! そんな事っ」

戦士「なんでだよ!」

勇者「……だって、君と……一緒にいたい……もう一人はいやだ」

戦士「……勇者」

勇者「それに、口添えしたのは……魔法使いみたいなんだ」ニヘラ

戦士「えっ」

勇者「……そうやって、足がかりを作ったんじゃないかな……政界への」

戦士「……そんな、お前……流石にあいつでもそんな事は」

勇者「勿論確証はないよ、けど……もう誰も信じられないよ……君もそんな世界に飛び込んじゃったら……」

戦士「……でも、俺はなんとかお前の無念を晴らしたい……」

勇者「そんなのないよ。言ったでしょ? 見えなくても……悪いことばっかりじゃないって」

勇者「君とこうして一緒に暮らせるようにもなれたしね」

 ゴルア! >>1逃がさんぞ!!

   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ドッカン
           _m,      ドッカン        ☆
=======) ))               ./ ゴガギーン
     ミ∧_∧ | |               /               ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     .(   .). | |        ,_r_''''''''''''''''''''''''''''''ー---ュ、.     (^Д^ ) < おらっ!>>1でてこい!
     「  ⌒  ̄_ ,|      /∧_∧口 ゙゙゙̄'''''ーr' r''"if ̄ ゙ヾヽ   / 「    \  \__________
    |     /  ̄      r;;x'" (;´Д` )       ;/   ||   |)`ー.| |    /\\
    |    .|      _,../_ // ⌒ ヾ)       /,-‐、 ,.i|r: '' " . へ//|  |  |. |
    |   .i  |   ,. -''"     ゙゙̄'''''ー-- ...,,,,_ / r--'' . (\/,.へ \|  | ::( .)
    |  ∧. | ∠.,_              ,. -       .\//::; \    |  ''~
    |  | | |,..{ : : : i `''''oー--..___ ,. - '"  ,..、   _,. -'"  /; リ|' .Y ./
    |  | | |. { `''ート二_:: /_;_;_;_/ : :}  /  | -''"   _,.,-‐':;,ゞ._リ | .|
   ./ / / ./ ヾヾニ[ ̄`'! 、  _  ̄ _/ /⌒l;|_,... -‐'''"    ヾ--''   | .|
  . / ./ ./ ./    ヾ二> ー-- ....,,__,,,...ノ::{ :;! リ             | .|
  (_) .(_).                ヾ:;;;;ゝシ              (_.)

嘘つくな

はよ

勇者「どうせ、何もする事もないし。誰も心配なんかしないんだ……ずっと、待ってるよ」

戦士「おいおい、なんだよそれ」

勇者「……あと一つ、お願いしてもいいかな」

戦士「うん? なんだ?」

勇者「その、ここの事は誰にも言わないで欲しいんだ」

戦士「ここに住んでるってことか?」

勇者「うん……」

戦士「まぁ、別にいいけど。なんで?」

勇者「君が次に来た時に話すよ……」

          ./:/:/: : : :_:_:/: :, -‐=ニ、¬{: :、: : : : : : : : : : }
       /:/:/,≧===j/=ミメ、  \ ヽ: :ヽ: : : : : : : :人:.、

    __ /:/// /:‘ー‐='´:::::::ノ       \j) : : : : : /: : ヽ\ ヽ
  /_; -‐/://_‘二ニニニ二´       _ ノ:_:_:彡 '´\: : :l: :.', }
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:.:.:',  ヽJ   ヽ       ヽ二二二二二二二二二 }   })、_     |〈 {
:.:.八       \        ̄ ̄`丶、二二二二 ノゝ /    ノノ .八:ヽ \

保守って何分おき?

>>282
マンゲ

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