岡部「何でこうなった……」ラボメン「………………」(110)

ディバゲでシュタゲコラボの二度目がやけに早いから妄想してみた。

岡部(誰も話さない……当然かまさかこんなことになるとはな)

岡部「な……なぁ指圧師その……あれだ……元気だせよ!」

萌郁「…………」

萌郁「」ジワァ

岡部「あーもう泣くな!!
くそ!どうしてこうなった!?」

- 秋の始まる位-

ダル「オカリンオカリーン!」

岡部「どうしたダルそんなに慌てて新作エロゲが大安売りでもしてたのか?」

ダル「ちげーよ僕達ラボメンがガンホーのゲームとコラボするんだ!」

岡部「ガンホーって言うとパズドラか?別に出たくないんだが 」

ダル「誰もパズドラだなんて言ってないだろ」

ダル「ディバインゲートってガンホーとアクワイアの作った新作スマホ用ゲームだよ!」

岡部「アクワイア?聞いたことないな」

ダル「オカリンあんましゲームやんないしね」

ダル「有名な奴だと侍道とか勇者のくせになまいきだ、を作った会社だお」

岡部「どっちも知らん」

岡部「それよりどんなゲームなんだ?そのディバインゲートというのは」

ダル「さあ?僕もやってないし」

ダル「サービス開始したばかりで知名度低くて情報は少ないし」

ダル「まぁ実際にやってみるのが一番いんじゃね?」

岡部「なるほど一理あるな……よし。ラボメンを全員集めろ」

ダル「なんでさ」

岡部「サンプルは多い方が良いに決まってるだろう?フゥーハッハッハ」

ダル「出たよ鳳凰院」

- 一時間後位-

岡部「よし全員揃ったか?」

まゆり「フェリスちゃんはバイトで行けないって言ってたよー?」

岡部「フッ……フェイリスめ、戦いを前にしてにg「黙れ厨二病」

紅莉栖「それより急に呼び出して何の用事?」

紅莉栖「こっちは忙しいのに無理して来てるんだから変なことだったら承知しないわよ」

岡部「そうなのか助手ゥ~?にしてては一番始めにラボに来たのはお前だったじゃないか 」

岡部「そもそもなんでまだ日本に居るんだ?休暇は夏休みが終わるまでではなかったのか?」

紅莉栖「ぅ……うるさい!!べ……別にあんたと離れるのが嫌で休暇延長してもらったんじゃないからな!!」

紅莉栖「たまたま休暇が延長してだから仕方なく来てやってるだけなんだからな!!」

岡部「そ……そうかそれはよかったな」

岡部(何言ってんだこいつ)

ダル(ツンデレ乙)

岡部「あーゴホン……それで諸君に集まってもらったのは他ではない」

岡部「貴様らにはこれをやってもらう!」ホワイトボードタタク

ルカ「でばいんげーと?」

岡部「ディバインゲートだ」

紅莉栖「何よゲームやらせるためにわざわざ呼び出したの?」

岡部「確かにやらせはする」

岡部「しかしこのゲームをやらねばならぬ理由がある!」

紅莉栖「厨二乙」

岡部「けして厨二病などではない!!俺達はこのゲームに登場するのだぞ!」

まゆり「まゆしぃ達がゲームにでるのー?」

ルカ「えっとそんなぁ……恥ずかしいです

萌郁「…………」カチカチカチ

岡部「メール?」ピロピロピロリン

ねぇゲームってどういうこと?どんなゲーム(°°)?まさかエッチなやつじゃないよね(>_<)だったらお姉さん怒っちゃうぞ∈(°△°)ホワチャー

岡部「別にエッチなやつじゃないから安心しろ」

岡部「いわゆるソーシャルゲームという奴だ……ただまだどんなゲームかはわからない」

岡部「だからこそ俺達が実際にプレイしなければならないのである!」

紅莉栖「なるほど一理ある」

ルカ「ホントにやってみないとわからないことってありますからね」

紅莉栖「まぁ……やってみても良いんじゃない?どうまゆりは」

まゆり「まゆしぃはねぇ既にやってるのです」

岡部「なに!?」

紅莉栖「あれ?これやる意味ないんじゃない?」

まゆり「でもねぇまゆしぃは皆にもやってほしいなっておもうんだ」

岡部「そ……そうだぞクリスティーナ!やらなければわからないこともあるんだぞ!」

紅莉栖「ハイハイわかったわかった」

岡部「ならば早速インストールだ」

ダル「おk」

ルカ「わかりました」

萌郁「……岡部君」ツンツン

岡部「ん?どうした指圧師?」

萌郁「……スマホ……持ってない」

岡部「……なん……だと」

ダル「あ、大丈夫うちにタブレットあるからそれ使っていいよ」

岡部「……だそうだ。貸してもらえ」

萌郁「……ありがとう」

紅莉栖「あれ?」

岡部「今度は何だ?」

紅莉栖「そのディバインゲートが見つからないんだけど?」

紅莉栖「ホントにあるの?」

ダル「あ、牧瀬氏それiPhone?」

紅莉栖「そうだけど?」

ダル「iOS版はまだサービス開始してないお」

紅莉栖「え?」

ダル「だから牧瀬氏はやらなくてもいいお」

岡部「……そうだなできないものは仕方がない」

岡部「助手も乗り気ではなかったようだs紅莉栖「ちょっと待った!」

紅莉栖「Androidならできるのよね!?」

紅莉栖「ホテルにタブレットあるからとってくる!」ダダダダダ

岡部「……なんだやりたかったんじゃないか」

ダル「そこは言わない方がいいと思われる」

(※iOS版はもうやれるようになってます)

岡部「オペレーション・ロキ発動!!」

- インストールした後-

まゆり「つまりね同じ色のパネルを揃えて相手に攻撃するんだよー」

岡部「なるほど、思考よりは反射を求められる……ということか」

ルカ「このチュートリアル解りづらいです……」

萌郁「……不親切

岡部「全員チュートリアルを終えたようだな」

ダル「次はレアスクラッチだお」

紅莉栖「パズドラのレアガチャみたいなものね」

ダル「カモン!!強いやつ!!」ポチッ バシッ キラリーン

ドリルアーム ☆3

ダル「ロボットだお!かっこいいお!」

岡部「いやそれ☆3って弱いんじゃ」

ダル「それは言わない約束だお」

ルカ「いいの来たらうれしいです」ポチッ バシッ キラリーン

ルカ「あっ……金色です」

ワルキューレ ☆4

ルカ「わぁ……かわいいのがきましたよ岡部さん!」

ダル「そっちのがいいお!ルカ氏交換して下さいお願いします」

ルカ「え……嫌ですよう」

岡部「お前たちうるさいぞ!今からこの鳳凰院凶真がこのスクラッチを引くのだ」

岡部「唸れ!!我が封印されし右腕よ!!」ポチッ バシッ キラリーン

萌郁「……虹色」

ウロボロス ☆5

岡部「フゥーハッハッハ見たか貴様ら!これが鳳凰院凶真の力だ!」

まゆり「でもねぇオカリン。これあまり強くないやつだよー」

最初のスクラッチからは闇光無は出なゲフンゲフン

貴重な、というか唯一のディバゲSSだし支援せざるを得ない

>>24
そうなんですか!
ご指摘ありがとうございます(^.^)(-.-)(__)
まぁその……世界線がちがうんです
よきっと!


岡部「……何」

まゆり「一番強いのはねー私の持ってるウンディーネちゃんみたいな☆5の精霊なんだよ」

まゆり「他にはー?ほら!萌郁さんがいま当てた子とか」

岡部「なに!?見せてみろ指圧師!」

萌郁「……これ」

シルフ ☆5

萌郁「……」カチカチカチ

岡部「」ピロピロピロリン

へぇーこれ強いやつなのね(゜ロ゜)そんなのがいきなり当たるなんて私って実は運良い!?(^^)v岡部くんもレアなやつなんでしょ?まぁ私には及ばないけど(°∀°)ニヤッ

岡部「」イラッ★

岡部「……おい指圧師……調子にのr紅莉栖「着いたー!!」

岡部「お、おお紅莉栖早かったな」

紅莉栖「全速力で来たしねって……今名前で呼んだ?」

岡部「知るか!それより早くしろもう全員始めたぞ」

紅莉栖「えぇー始めちゃったの?待っててくれれば良いのに」

岡部「つべこべ言うな!」

ダル(ごまかしたな)

ルカ(ごまかしましたね)

まゆり「ごまかすのはだめだよオカリン?」

岡部「なななな何がだ何もごまかしてなどおらんぞ?!」

萌郁「……ごまかしダメゼッタイ」

- 紅莉栖のチュートリアルが終わって-

紅莉栖「次はスクラッチを引けば良いのね」

紅莉栖「ここよっ!!」ポチッ バシッ キラリーン
(※実際はどこを押しても変わりません)

岡部「ふふっどうだ紅莉栖良いのはでたか?」

岡部「所詮貴様のことだからしょうm紅莉栖「虹色キターー!!」

岡部「な……何どうせお前も俺とおnまゆり「オオーすごーいイフリートだよー妖精さんだよー」

岡部「」

ダル「ドンマイ」

岡部「うるしゃい!!」

そんなこんなでディバゲを始めたラボメン達は、まゆりに勧められて既に始めていたフェイリスを加え、様々な困難を乗り越え強くなって行った。
そしてシュタインズゲートコラボの始まる前日-

岡部「食らえ!!ヴァニティバースト!」ズダン ブワン クエストクリア

ダル「……多分オカリン位だおウロボロスで無理矢理進めてるのは」


まゆり「オカリンも精霊さん使えば良いのに」

岡部「フッ、精霊?笑止。」

岡部「真の強者は何を使おうと勝利するのだよ!」

紅莉栖「それよりも明日からね、シュタゲコラボ」

フェイリス「楽しみだニャン♪」

ダル「それよりさーオカリン」

ダル「何で事前に情報見るのはダメなんだお?」

岡部「それはもちろん期待を限界まで溜め込むことによって普段よりも高いパフォーマンスを発揮するためだ」

ダル「いやそんな準備いらんでしょ」

岡部「それよりコラボ開始は明日の午前11時。」

岡部「平日の昼間だからラボに集まることこそ出来ないが各員入念な準備の上で望むこと。いいな」

紅莉栖「ハイハイわかったわよ」

ダル「オーキードーキー!」

ルカ「が……がんばります」

まゆり「まゆしぃはフルパワーでがんばるのです

フェイリス「私のウィルウィスプが火を噴くニャー」

萌郁「……了解」

岡部「では各員明日に備えて本日は解散!」

- そして冒頭にもどる-

岡部(俺達はコラボ開始と共に戦いへと身を投じていった)

岡部(次々と現れる自分達の姿に歓喜し感動した)

岡部(その興奮も冷める頃合い俺達は気付いた)

岡部(何かが足りない)

岡部(そう……それは……)

岡部「何で……萌郁がいないんだ……」

岡部(萌郁がいない)

岡部(そのことに気付いた俺達はその意味を分かっていなかった)

岡部(初めは俺やダルと同じ様にゲリラボスとしての登場なのだと思った)

岡部(しかし俺達と違いいつまでたっても出ることのない萌郁に痺れを切らし)

岡部(俺はネットでの調査を命じた)

岡部(その結果が……)

ルカ「……ありえません」

まゆり「ひどいよ……こんなのってないよ」

紅莉栖「何で萌郁さんだけコラボに出られないのよ!!」

岡部(萌郁のみコラボに出ていないということだ)

ダル「ありえないお!ラボメンを一人だけハブるなんて!絶許だお!」

萌郁「……仕方ないのよ」

萌い

>>36
すみません誤送信ですm(__)m

萌郁「……仕方ないのよ」

萌郁「……私に需要なんて……」

岡部「ふざけるな!!」

岡部「こんな理不尽が!!あってたまるか!!」

岡部「俺達は仲間だ!!」

岡部「それを一人だけ訳のわからん理由で虐げることなど」

岡部「俺は認めん!!」

紅莉栖「でもそんなこと言ってもどうしようも……」

岡部「……Dメールを使う」

ラボメン勢「……!」

ダル「確かにそれなら」

ルカ「今を変えられます!」

紅莉栖「でも誰にメールを送るの?」

紅莉栖「私達に送っても意味が無いのよ」

岡部「ダル!ガンホーとアクワイアのお偉いさんのメアドを調べられるか?」

紅莉栖「なるほどそれならコラボの内容を変えることも可能かもも……?!」

ダル「オーキードーキー!」

- 一時間後位-

ダル「イェェエス!」

岡部「出来たか!」

ダル「まさにパーペキ!これがガンホーでこっちがアクワイアね」

紅莉栖「電話レンジも準備できてるわよ」

萌郁「……岡部くん」

萌郁「……ありがとう」

岡部「礼などいらん」

岡部「お前はラボメンだ」

岡部「これぐらいやるのは当たり前だ」

ダル「オカリンそろそろ行くよ」

岡部「送る文面は『シュタゲコラボに萌郁がいないと失敗』でいいな?」

紅莉栖「問題無いわ」

ダル「送信時間は約2ヶ月前の1500時間前」

紅莉栖「つまり1500秒に設定ね」

岡部「……よし」

岡部「では行くぞ……D メール送信!」ピ

皆「……………………………………………」

紅莉栖「……変わったの?」

岡部「ぬゎーぜ何も起きん!何がダメなのだ!!」

まゆり「あのねオカリン」

岡部「どうしたまゆり」

まゆり「コラボの内容考える人は一番偉い人じゃないと思うのです」

岡部「……あ」

萌郁「……それもそう」

フェイリス「凶真の早とちりニャン」

岡部「くっ……ダル!」

ダル「もうやってるお」

- 30分後-

ダル「楽勝だったお」

ダル「テキトーにコラボの内容を考えてそうな奴のを無差別に集めてきたお」

岡部「よし次こそは成功させる」

岡部「D メール送信!」

グニャーン

ギューン シュピーン

岡部「……んっと」

岡部「これだけは何度やっても慣れんな」

岡部「世界線は変動した……」

岡部「ダル!ディバゲのシュタゲコラボはどうなった?」

ダル「オカリン?ディバゲとかコラボとかなにいきなり意味わからんこと言い出すの?いつものことだが」

岡部「……は?」

岡部(なんだこの口振りはまるでディバゲのことを知らないような……)

岡部(まさか!)

岡部「紅莉栖!!」

紅莉栖「なにyって今名前で呼ばなk」

岡部「ディバインゲートという言葉に聞き覚えはないか?」

紅莉栖「なにそれ新手の厨2病?」

紅莉栖「ねぇそれよr」

岡部「まゆりはどこにいる?」

ダル「まゆ氏ならバイトじゃね?」

岡部「そうか……少し出掛けてくる」

紅莉栖「ちょっと岡部ー!」

紅莉栖「……むぅ」

ダル「どwんwまwいwwww」

紅莉栖「うっさい!」

岡部(紅莉栖達はディバゲを知らなかった)

岡部(これはディバゲをやっていないということに直結している)

岡部(問題はやらないのかやれないのかということだ)

岡部(バタフライエフェクトによってディバインゲート自体がなくなっている可能性もあるのだ)

岡部「着いたか」

- メイクイーン・ニャンニャン-

岡部「まゆりは居るか?」

まゆり「あ、オカリン」

フェイリス「どうしたのニャ凶真?」

岡部「ディバインゲートという言葉に聞き覚えはないか?」

まゆり「ディバインゲート?まゆりが今やってるゲームのことー?」

岡部「……!そうか」

フェイリス「凶真は何か頼むのかニャ?」

岡部「いや少し急ぐからな。すまん」

フェイリス「またきてニャ」

岡部「今戻った」

紅莉栖「あ!岡部!さっきのh」

岡部「すまない後でいいか?」

岡部「ダル!ガンホーとアクワイアにハッキングをかけてくれないか?」

ダル「は?!オカリンいきなり何を言い出すの?」

岡部「……頼む」

ダル「……後でメイクイーン・ニャンニャンで何か奢れよな」

ダル「それで何を調べるんだ」

岡部「ディバインゲートというゲームがある」

岡部「それについて調べればおそらく……」

ダル「わかったお」

紅莉栖「調べてどうするのよ?」

岡部「調べれば分かる」

紅莉栖「あとさっきn」

岡部「さぁーて!俺も少しやることがあるからなぁ!」スタスタスタ

紅莉栖「」

紅莉栖「グスン」

岡部(俺のスマホの中にはディバゲはインストールされていなかった)

岡部(アンインストールされた形跡も無いようだ)

岡部(攻略サイトにも変わりはない)

岡部(俺達のコラボが無くなっているということ以外)

岡部(まだ確定はしていないがおそらくあのDメールによって変わったことは)

岡部(シュタゲコラボが無くなったということだ)

岡部(俺のスマホにディバゲが入っていないのもダルと紅莉栖がディバゲを知らないのもこれが原因だろう)

岡部(俺達はシュタゲコラボが行われるからディバゲを始めたのだ)

岡部(シュタゲコラボが『無くなった』のなら始めていないのもおかしくはない)

岡部(問題はなぜ無くなったのかということ)

岡部(これが分からなければ萌郁をコラボに出すことはおそらくできない)

岡部(原因を突き止めなければ……!)

ダル「なんぞこれ!」

紅莉栖「どうしたの橋田?」

ダル「ディバインゲートについて漁ってたらこんなのが出てきたお」

っ『ディバゲ×シュタゲコラボについて』

紅莉栖「……!これは」

岡部(コラボ自体は存在していたのか)

ダル「でもこれ廃案になってるお」

紅莉栖「どうして?」

岡部「ダル調べられるか?」

ダル「ちょいまち……よし」

『ディバゲ×シュタゲコラボレーションについて』

今回ガンホー×アクワイアき共同制作である『ディバインゲート』の企画の一つとして11月28日発売予定の『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』から STEINS;GATEとのコラボレーションを発案した。
当初前記の『線形拘束のフェノグラム』の発売予定日である11月28日から開始を予定していたが急遽前倒しに開始する事に決定した。
今回登場するキャラクターは劇中に登場する『ラボメン』、また道中の敵ユニット、進化素材としてマスコット的キャラクターの『うーぱ』とする。
しかし一つのダンジョンないで出現させられるステージは5つの為、ステージでのボスの選定を行うことになる。

ステージでのボスは女性キャラにすることにしたが女性キャラは計六名。その為唯一劇中でヒールとし登場し、また 『STEINS;GATE』本編において個別エンディングのない『桐生萌郁』をステージボスで登場させないことが決定する。
その為ゲリラボスとしての出現を予定していたが一名のみ女性キャラだということに対する否定意見が多数存在したため『桐生萌郁』の実装を見送ることが確定する
が、開発スタッフの1人がそれを断固として拒否。それに追随する者も現れ内部分裂の状態となってしまう。
その為今回の『ディバゲ×シュタゲコラボ』の企画を凍結することが本日決定した。

紅莉栖「長い三行で」

岡部「萌郁出さない
萌郁必要
内部分裂」

紅莉栖「把握」

ダル「でも何でオカリンはディバゲを調べさせたんだ?」

ダル「コラボが企画されてたことを知ってたのかお?」

岡部「……お前たちには話しておくべきだな」

俺は話した。自分が別の世界線から来たことを。そこではディバゲ×シュタゲコラボが行われていたことを。……そして萌郁がそのコラボに
出られなかったことを。

紅莉栖「それでDメールで過去改変使用としたわけね」

岡部「結果は見事に失敗したがな」

ダル「次はどうするつもりなんだお」

岡部「まずは送信したDメールをキャンセルし元の世界線へ戻る」

岡部「その上で他のスタッフに同じ内容のDメールを送る……しらみつぶしにだ」

ダル「……オカリン」

紅莉栖「…………」

岡部「ふっ……そんな顔をするな」

岡部「必ず野望は達成してみせる!」

岡部「なぜならこの私は!鳳凰院凶真なのだからな!!フッーハッハッハッ!」

紅莉栖「……岡部」

紅莉栖「無茶はしないで」

岡部「……紅莉栖」

紅莉栖「あと私のこと名前で呼んだ件にt」

岡部「さぁダル!早速準備だ!」

紅莉栖「……チッ」

ダル「で、どこにDメールを送るんだお?」

岡部「え?お前が調べてたじゃないか」

ダル「それは他の世界線の僕だお」

岡部「あ、そうだった」

岡部「送信履歴にのってるはず……」

紅莉栖「いやこの世界線では送ってないからないでしょ?」

岡部「」

岡部「そうだった……どうすれば」

ダル「仕方ないしもっかいハッキングするお」

- 一時間後-

ダル「これで準備完了だお」

岡部「……すまんな 」

ダル「気にすんなよ相棒」キリッ

紅莉栖「岡部……」

岡部「どうした紅莉栖」

紅莉栖「向こうの私も名前で呼んであげて欲しい」

岡部「………………」

紅莉栖「……よし!じゃあ行っといで!」

岡部「…………あぁ」

ダル「じゃあ、Dメール……」

岡部「送信!」

グニャーン

ギューン シュピーン

岡部「……っ

岡部(俺は戻ってこれたのか?)

岡部「紅莉栖ディバゲについてはどうなっている」

紅莉栖「いやだからDメール送るために頑張ってるんじゃないって」

紅莉栖「いいいい今名前でよばなかった?」

岡部「悪いか?」

紅莉栖「べべべ、別に悪くないけど……」

紅莉栖「いきなり言われると心の準備というか……///」

岡部「紅莉栖、話がある」

紅莉栖「話って……?」

紅莉栖(!!!)

紅莉栖(まさか告白!)

紅莉栖(いいいいいやまさかそんなはずは……)

紅莉栖(でも名前で呼ばれたばかりだし……)

紅莉栖(今日どんなパンツだったっけ?)

岡部「実は俺は他の世界線へと行ってきたんだ」

紅莉栖「よろしくお願いします……///」

岡部「え?」

紅莉栖「え?」

岡部「どうした助手よ何か顔も赤いし」

紅莉栖「え……?」シュン

紅莉栖(分かってたもん告白じゃないってわかってもん)

紅莉栖(てか何でパンツ何か気にしてんのよ私はHENTAIか!)

岡部「おーいクリスティーナ~?」

紅莉栖「ティーナってつけるな!」

紅莉栖「そんなことより他の世界線ってどういうこと?」

岡部「それはな……」

カクカクシガジカ

紅莉栖「なるほどコラボ自体がなくなってしまったと」

岡部「あぁ……」

紅莉栖「それだとしらみつぶしにしても成功する可能性は低そうね」

岡部「何故だ?」

紅莉栖「賛同者はかなりいたみたいでしょう、内部分裂する程には」

岡部「ああ」

紅莉栖「そこで賛同した人に送ったところで結末は同じになる可能性が高いわ」

岡部「……反対した者に送れば」

紅莉栖「そんな人に送ったところで無視されるのがオチでしょうね」

紅莉栖「もっと確実な方法を模索するべきね」

岡部「一体どうすれば」

紅莉栖「…………」

紅莉栖「ねえ?確かコラボは元々もっと遅い時期に行われるはずだったのよね?」

岡部「線形拘束のフェノグラムVITA版発売に合わせる予定だったらしい」

紅莉栖「……萌郁さんを出せるかもしれない」

岡部「何だと」

紅莉栖「確実とは言えない……それでも可能性はある」

紅莉栖「もう一度コラボを開催させる」

紅莉栖「今度は線形拘束のフェノグラムが発売される時に」

岡部「そんなことは可能なのか?」

紅莉栖「可能性は低いと思う」

紅莉栖「それでもしらみつぶしにやってみるよりは……」

岡部「分かったやってみよう」

紅莉栖「自分で言っといて何だけど本当に良いの」

紅莉栖「成功しない確率のほうが高いと思うわよ」

岡部「俺はなんだってやってみせるさ」

岡部「それにお前のことは信じてるしな紅莉栖」

紅莉栖「……バカ」

岡部「失敗してもタイムリープマシンがあるしな」

岡部「で?」

紅莉栖「……で?」

岡部「いやだからどうすればもう一度コラボが行われるんだ?」

紅莉栖「……それは今から考える」

岡部「……天才じゃなかったのか?」

紅莉栖「うるさい黙れ」

岡部「全くそんなんだからhHENTAI しょj」

紅莉栖「それ以上言うなら脳に電極ぶっ刺すわよ」

岡部「ワークリスサンハカシコイナー」

紅莉栖「とりあえず皆もよびましょう?」

-30分後-

岡部「と、いう訳で」

岡部「お前たちにはもう一度コラボを起こす方法を考えてもらいたい」

ダル「そんなの簡単だお」

紅莉栖「……一応聞いといてあげるけど」

ダル「お偉いさんの子供を人質にとってコラボを開催して桐生氏を追加して身代金払えば解放してやるっていってやればよくね?」

紅莉栖「は・し・だ」

紅莉栖「なんボルト位流されたい?」ニコォ

ダル「むしろご褒美です」キリッ

まゆり「でもどうするの?」

岡部「考え方を変えるべきかもな」

ルカ「?」

岡部「俺達は今運営にコラボを無理矢理やらせるようとしている」

岡部「向こうが自発的にもう一度コラボを開催させることはできないのか?」

紅莉栖「それには向こうがどうしたらコラボをやりたくなるかを考えるべきね」

フェイリス「たくさん儲かればもう一度やるんじゃない?」

岡部「いや俺達のコラボは開催期間が長い」

岡部「粘れば割りと楽に全てのユニットを揃えることができる」

岡部「チップを使わずともな」

まゆり「シュタインズゲートのほうが売れるかもよ」

岡部「いやそれもないだろう」

岡部「いくら>>1がこのコラボでシュタゲを買ったといっても」

岡部「ディバゲ自体は百万ダウンロードを突破したばかり」

岡部「しかもその全員が継続してディバゲをプレイしている訳ではない」

岡部「そしてその中の何人がコラボによってシュタゲを買うのかはわからない……」

岡部「しかしそこまでの販促効果が得られる訳ではないと思う」

ダル「逆に評判が悪ければ……」

紅莉栖「評判が悪いものを繰り返してやるか?」

岡部「……いやそれは妙案かもしれん」

ダル「え?」

紅莉栖「そうかしら?」

岡部「確かに評判が悪ければ繰り返してやるとは思えん」

岡部「しかしもう一度やることでそれが覆るならどうだ?」

紅莉栖「どういうことよ」

岡部「2ちゃんや攻略サイトの掲示板で書き込むんだ

岡部「『桐生萌郁を追加してもう一度やれば良いコラボなのに』ってな」

紅莉栖「そんなんで本当にできるの?」

岡部「向こうもユーザーの意見は重視するはずだ

岡部「ましてやディバゲは発展途上だ」

岡部「それとも他に案があるのか?」

岡部「失敗してもタイムリープマシンを使えば良いしな」

紅莉栖「……分かったやってみましょう」

岡部「……よし全員作戦開始だ」

紅莉栖「……コラボ終わったわね」

岡部「……あぁ」

紅莉栖「どうなったのかしら」

岡部「さぁな」

岡部「やれることはやった。後は待つだけさ」

紅莉栖「少し寝るわお休み」

岡部「お休み」

萌郁「……岡部くん」

岡部「どうした指圧師」

萌郁「……もし……失敗しても……大丈夫だから」

萌郁「だから……過去に戻るのはやめて」

萌郁「私……岡部くんに無茶は……してほしくない」

岡部「……」

岡部「ありがとうな萌郁」

岡部「でも大丈夫だ」

岡部「絶対に成功しているさ」

岡部「お前だけ出ることのできないなんてことあり得ないしな」

岡部「だから安心しろ」

岡部「こちとら狂気のマァァッドスァイウェンティストなんだからな!!」

萌郁「フフッ」

萌郁「……分かった」

- しばらくして-

ダル「オカリンオカリ~ン!!」

岡部「どうしたダルよそんなに慌てて」

紅莉栖「なんかあったの?」

ダル「シュタゲコラボの復活が決定したお!」

ダル「桐生氏も登場するみたいだお!」

ラボメン一同「………………」

ダル「皆?」

岡部「……それは本当か?」

ダル「マジだ」


岡部「……ハハハっ……やったんだな俺達」

紅莉栖「よっしゃあ!!」

\ワーイワーイ/

岡部「それでいつから何だ?」

ダル「やっぱり11月28日からみたいだお」

岡部「よしお前達!」

岡部「今回も平日だから全員集まることはできない」

岡部「」かし各々全力でこれに取りかかること!いいな!

ラボメン一同「おー!」

岡部「……」ポチッ ペラッ

岡部「」ウーパウーパメタルウーパ

岡部「ぬわぁーぜ指圧師がでないのだ!!」

紅莉栖「あんたまだ萌郁さんとれてないの?」

岡部「うるさい!これでも全力で回してるんだ!」

岡部「もし出てきて落ちなければリトライだってするつもりだ!

岡部「だが出なければ何もできないではないか!」

紅莉栖「ゴホン……それより岡部」

岡部「どうした?クリスティーナ」

紅莉栖「私、というより私達から頼みがあるんだけど」

岡部「私達?」

フェイリス「そうにゃ」

まゆり「そうだよオカリン」

ルカ子「ごめんなさいおk……凶真さん」

紅莉栖「知ってる岡部?私達が何て呼ばれてるか」

岡部「は?」

紅莉栖「産廃よ産廃!」

紅莉栖「いくら私達が使えないからって酷すぎるわよ」

岡部「そ……それがどうした」

岡部「何か頼みがあるんじゃないのか?」

紅莉栖「そうそうそれで岡部になのみたいのはね」

紅莉栖「私達が産廃って呼ばれないようにして欲しいの」

岡部「……」イヤナヨカン

紅莉栖「だからさ岡部Dメールでちゃちゃっと改h」

岡部「断る」

紅莉栖「なんでよ!」

岡部「うるさい!出られただけでよかったと思え!」

キョウマノケチー ゴメンナサイワタシハトメタンデスケド ナニヨージブンハツヨイカラッテ

岡部「残念だったな産廃ガールズ」

紅莉栖「よし潰す」

マテオカベー キサマニツカマルホドマヌケデハナイワー

ギャーギャードタドタ

萌郁「……」ポチポチ

ピッ

岡部「ちょっ待て椅子はやめろやめてください」ピロピロリン

岡部「ん?」

萌郁「……岡部くん」

パカッ

──ありがとう

終わり

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