男「生きてる?」奴隷「・・・」 (30)

奴隷「・・・」

男「おーい」

奴隷「・・・」

男「ヘンジガナイタダノシカバネノヨウダ」

奴隷「・・・」

男「本当に放置するぞー」

家の前で女の子が死んでる・・・と限ったわけではないが
身動きひとつしない。はっきり言って迷惑なのだが
設定から説明するとここは剣と魔法のファンタズィーな世界な訳ですよ
それでやっぱり奴隷とかいるわけで
ありきたりとか耳に入らないから

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うわーお

はよ

で、もう一度言うが
そのありきたりな世界で暮らす俺の家の前で
女の子が倒れてるわけだよ・・・とりあえず
生きてるかどうか確認するために脈を測ってみる

ピトッ・・・

・・・よし、よくわからん
こうなったら最終手段、心臓に直接聞いてみよう!

男「じゃ、お邪魔しまーす」ワキワキ

ムニィ

男「指が沈む・・・」

ムニムニモミモミ

男「・・・・・・エクスタシィ・・・」

モミモミモミ

男「ヤベエ手が止まんないぜえ」

男「そろそろこっちのほうも・・・」ボロン

「他人の体でなにしてるんですか?」

男「・・・え?」

奴隷「・・・」シセンハシタヘ・・・

ギンギン「やあ」

奴隷「ッ~~~///」

男「生存確認もすんだことだし・・・大丈夫かいお嬢s」

奴隷「変態いいぃぃぃぃぃっ!」ガン!

男「ぐほおっ!ち・・・違うんだお嬢さん!」

男「これには深いわけと欲望がっ!」

奴隷「変態変態変態変態変態いいいいいっ!」ガンガンガン

男「らめえっ!壊れちゃうからあっ!」

俺はそのまま意識を失った

・・・・・ローディング中

こういう時って奴隷は怯えるもんじゃないのかね

奴隷(清楚系)

この反応なら使用済みではなさそうだな

>>10
そこに気づくとは…やはり天才か

ローディング完了・・・

目が覚めたとき、俺は自分の家の玄関に寝かされていた

「あ」

俺は顔を声がした方に傾けてみた

奴隷「目が覚めましたか?」

男「おぉ君は・・・」

男「なんで俺の家に上がってるわけ?」

奴隷「いや、それは・・・」

よかろう、続けたまえ

・・・・・

男「」ノックアウト!

奴隷「ど・・・どうしよう?」アタフタ

?「あれー?そこの女の子、男にナンカヨウ?」

奴隷「!」

?「女の子に絡まれてるなんて羨ましいんだけど♪」

奴隷「・・・あの・・・この人の知り合いですか?」

?「んー?ガールフレンドじゃないのー?」

奴隷「ち、違います!」

奴隷「私が起きたらこ、この人は・・・
   わ、わ、わ、私のおっぱいを!」

?「揉まれちったの?」

奴隷「ッ~~~///」

?「イイねイイね♪そのウブな反応♪で、その後は?」

奴隷「その後は・・・」

カクカクシカジカ
フムフムフンフン

?「ありゃ~、大変だったねそりゃ」ニヤニヤ

奴隷「笑い事じゃありません!もうお嫁にいけない・・・」グスッ

?「まあまあ」

?「こいつが起きるまで面倒みてくれにゃい?」

奴隷「面倒見るって・・・どこで?」

?「ココ、こいつの家だから。多分鍵開いてるし」スッ

ギイイィィィ

?「ね?」

奴隷「なんて無用心な・・・」

?「はは、でもそういうやつだからさ」

?「じゃよろしくねー♪」

奴隷「ま、待ってください!」

?「ん?」

奴隷「何か用があったから来たんじゃないんですか」

?「ああ、別に急ぎの用じゃないし。面白い話も聞けたしね♪」

?「それに本人がこの状態じゃあね・・・」

男「」

奴隷「す、すみません・・・」

?「んにゃあ、君のせいじゃないでしょ」

?「それに可愛い子は何しても許されるし♪」

奴隷「か、可愛いだなんて///」

?「つまりそういうことだから。もういっていい?」

奴隷「あ」

?「?」

奴隷「名前・・・教えてくれませんか///」

?「友っていうんだ。よろしくね♪」

奴隷「友さんですか///」

奴隷「私、奴隷っていいます///」

友「奴隷ちゃんね、覚えておくよ」

友「あっ、ちなみにこいつは男ね」

奴隷「興味ありません」フイ

友「まあまあ玄関にあげとくだけでいいから」

友「じゃあ今度こそよろしくねー♪」

奴隷「ありがとうございました///」

友「あ、あと」

奴隷「?」

友「見 つ か ら な い よ う
   気 を 付 け る ん だ よ」

奴隷「!」ゾクッ

奴隷(・・・バレてないよね)

・・・・・

男「いやーバレてるでしょ」

男「つかそれで本当に玄関にあげとくだけって酷くない?」

奴隷「え!?」

男「よいしょ」ムクッ

俺は床から起き上がった

男「お前が心ん中で何思ってるか当ててやろうか」

奴隷「あ、あんたに何がわかるのよ!」

男「あれ、口調ちがくね?」

奴隷「うるさい!初対面で胸揉んでくる奴に
   礼儀もあったもんじゃないから!」

男「だって起きたとき敬語だったのに・・・」

男「・・・まあいいや」

奴隷「いや、良くないって。スルーすんなや」

奴隷?…

こんだけ活きがいいってことは売られてすぐ逃亡したパターン
逃亡奴隷は見つかるとヤバイ、匿うのもアウトだし

なるほ

男「ズバリ!あなたは奴隷でしょう!」

奴隷「!」

男「やっぱりなー、たまに見かけるんだよ」

男「お前みたいな新入りが脱走するの」

奴隷「ち・・・違う!私は奴隷なんかじゃない!」

男「無理があるって・・・服なんて布切れだし」

奴隷「う」

男「それにその首のチョーカー、奴隷独特のものだ」

奴隷「!こ、これは外せないのか!?」

男性「さあねぇ?どうでしょう」

見てるよー

がんばれ~

期待

わくわく!

まだ~?

作者どこ言った?

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年07月29日 (金) 06:58:57   ID: bYxeyI28

面白い。だから続きはよ!

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