男「生きてる?」奴隷「・・・」 (30)

奴隷「・・・」

男「おーい」

奴隷「・・・」

男「ヘンジガナイタダノシカバネノヨウダ」

奴隷「・・・」

男「本当に放置するぞー」

家の前で女の子が死んでる・・・と限ったわけではないが
身動きひとつしない。はっきり言って迷惑なのだが
設定から説明するとここは剣と魔法のファンタズィーな世界な訳ですよ
それでやっぱり奴隷とかいるわけで
ありきたりとか耳に入らないから

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1385298225

で、もう一度言うが
そのありきたりな世界で暮らす俺の家の前で
女の子が倒れてるわけだよ・・・とりあえず
生きてるかどうか確認するために脈を測ってみる

ピトッ・・・

・・・よし、よくわからん
こうなったら最終手段、心臓に直接聞いてみよう!

男「じゃ、お邪魔しまーす」ワキワキ

ムニィ

男「指が沈む・・・」

ムニムニモミモミ

男「・・・・・・エクスタシィ・・・」

モミモミモミ

男「ヤベエ手が止まんないぜえ」

男「そろそろこっちのほうも・・・」ボロン

「他人の体でなにしてるんですか?」

男「・・・え?」

奴隷「・・・」シセンハシタヘ・・・

ギンギン「やあ」

奴隷「ッ~~~///」

男「生存確認もすんだことだし・・・大丈夫かいお嬢s」

奴隷「変態いいぃぃぃぃぃっ!」ガン!

男「ぐほおっ!ち・・・違うんだお嬢さん!」

男「これには深いわけと欲望がっ!」

奴隷「変態変態変態変態変態いいいいいっ!」ガンガンガン

男「らめえっ!壊れちゃうからあっ!」

俺はそのまま意識を失った

・・・・・ローディング中

ローディング完了・・・

目が覚めたとき、俺は自分の家の玄関に寝かされていた

「あ」

俺は顔を声がした方に傾けてみた

奴隷「目が覚めましたか?」

男「おぉ君は・・・」

男「なんで俺の家に上がってるわけ?」

奴隷「いや、それは・・・」

・・・・・

男「」ノックアウト!

奴隷「ど・・・どうしよう?」アタフタ

?「あれー?そこの女の子、男にナンカヨウ?」

奴隷「!」

?「女の子に絡まれてるなんて羨ましいんだけど♪」

奴隷「・・・あの・・・この人の知り合いですか?」

?「んー?ガールフレンドじゃないのー?」

奴隷「ち、違います!」

奴隷「私が起きたらこ、この人は・・・
   わ、わ、わ、私のおっぱいを!」

?「揉まれちったの?」

奴隷「ッ~~~///」

?「イイねイイね♪そのウブな反応♪で、その後は?」

奴隷「その後は・・・」

カクカクシカジカ
フムフムフンフン

?「ありゃ~、大変だったねそりゃ」ニヤニヤ

奴隷「笑い事じゃありません!もうお嫁にいけない・・・」グスッ

?「まあまあ」

?「こいつが起きるまで面倒みてくれにゃい?」

奴隷「面倒見るって・・・どこで?」

?「ココ、こいつの家だから。多分鍵開いてるし」スッ

ギイイィィィ

?「ね?」

奴隷「なんて無用心な・・・」

?「はは、でもそういうやつだからさ」

?「じゃよろしくねー♪」

奴隷「ま、待ってください!」

?「ん?」

奴隷「何か用があったから来たんじゃないんですか」

?「ああ、別に急ぎの用じゃないし。面白い話も聞けたしね♪」

?「それに本人がこの状態じゃあね・・・」

男「」

奴隷「す、すみません・・・」

?「んにゃあ、君のせいじゃないでしょ」

?「それに可愛い子は何しても許されるし♪」

奴隷「か、可愛いだなんて///」

?「つまりそういうことだから。もういっていい?」

奴隷「あ」

?「?」

奴隷「名前・・・教えてくれませんか///」

?「友っていうんだ。よろしくね♪」

奴隷「友さんですか///」

奴隷「私、奴隷っていいます///」

友「奴隷ちゃんね、覚えておくよ」

友「あっ、ちなみにこいつは男ね」

奴隷「興味ありません」フイ

友「まあまあ玄関にあげとくだけでいいから」

友「じゃあ今度こそよろしくねー♪」

奴隷「ありがとうございました///」

友「あ、あと」

奴隷「?」

友「見 つ か ら な い よ う
   気 を 付 け る ん だ よ」

奴隷「!」ゾクッ

奴隷(・・・バレてないよね)

・・・・・

男「いやーバレてるでしょ」

男「つかそれで本当に玄関にあげとくだけって酷くない?」

奴隷「え!?」

男「よいしょ」ムクッ

俺は床から起き上がった

男「お前が心ん中で何思ってるか当ててやろうか」

奴隷「あ、あんたに何がわかるのよ!」

男「あれ、口調ちがくね?」

奴隷「うるさい!初対面で胸揉んでくる奴に
   礼儀もあったもんじゃないから!」

男「だって起きたとき敬語だったのに・・・」

男「・・・まあいいや」

奴隷「いや、良くないって。スルーすんなや」

男「ズバリ!あなたは奴隷でしょう!」

奴隷「!」

男「やっぱりなー、たまに見かけるんだよ」

男「お前みたいな新入りが脱走するの」

奴隷「ち・・・違う!私は奴隷なんかじゃない!」

男「無理があるって・・・服なんて布切れだし」

奴隷「う」

男「それにその首のチョーカー、奴隷独特のものだ」

奴隷「!こ、これは外せないのか!?」

男性「さあねぇ?どうでしょう」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年07月29日 (金) 06:58:57   ID: bYxeyI28

面白い。だから続きはよ!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom