遊戯「遊戯王でデュエルを始めたい?」遊馬「あぁ!」(532)

※このスレはデュエリストを増やす為の遊戯王OCG布教SSです。
さる回避の為にのんびり書いて行きます。
尚、>>1も人間なのでルールミスや抜けてる所とかあるかも知れませんが、
そこは自称プロデュエリストの方が的確にツッコミ入れて下さいませ。



遊戯(表)「そうなんだー。キミも遊戯王を始めるんだね」

遊馬「あぁ!アニメで見てたけどスッゲーよな!あんな超カッコ良いモンスター見たらいてもたっても居られなくてさ!」

遊星「……そうか。所でキミは初めてと言ったな?行き成り夢も希望も無い現実的な話で済まないが、お金はあるのか?」

遊馬「あぁ!ここに5000円あるぜ!!」

十代「5000円か……遊戯王を最初に始めるだけならそれだけあれば十分だな」

遊星「そうだな。5000円もあれば必要なカード+α位なら揃うな。最低3000円あれば良いしな」

遊馬「アンタ達もデュエリスト何だよな?良ければ俺に色々教えてくれねーか!」

遊戯「そういう事ならボク達に任せてよ!じゃあ最初にするべき事はカードを買う事だね!」

―――――――――――――――――――――――


遊馬「所でさ、何で最低3000円なんだ?何か理由があるのか?」

十代「あぁ、それはストラクチャーデッキを買う為だな」

遊馬「デッキかぁー!デュエリストの魂だよな!」

遊戯「ストラクチャーデッキは構築済みのデッキで、定価は1050円。これが3000円は用意したいって理由だね」

十代「正確には3150円だな。でも大型量販店とかだと定価のままで売ってる方が少ない位だから、実際にはこれより安くなるな」

遊馬「構築済みか……って事は買って直ぐに遊べるって訳だな!」

遊馬「……あれ?でも1050円で買えるんだろ?じゃあ何で3000円も用意しないといけないんだ?」

ガシッ

遊馬「!?」ビクッ

遊戯「遊馬くんだっけ……?そこには深ーい大人の事情があるんだよ……」

十代「こういう所でカード再録してくんないとカード相場が高くて庶民には手が届かないカードg」ブツブツ

遊星「好い加減ストラクにもエクストラ付ければ良いのに……何でそこまでして40枚ルールを守ろうとするんだ……」ブツブツ

遊馬(何か聞いちゃいけない事聞いちゃったのかなぁ……)

―――――――――――――――――――――――


カランコローン

双六「おぉ、いらっしゃい」

遊馬「おおっ!色んなカードが並んでるぜー!」

遊戯「ただいまじーちゃん!」

十代「ストラクチャーデッキと言っても幾つか種類があるからな!」

遊星「ここが最初のスタート地点だ。『何のストラクチャーデッキを買うか』だな」

遊戯「ストラクチャーデッキ自体は10個近くあるんだけど、デッキによって完成度が違うんだ」

十代「だから、今回はそのストラクチャーデッキの中でも比較的強力なデッキを幾つか紹介するぜ!」


―――――――――――――――――――――――

遊星「先ずは一つ目。俺個人の意見としてはこのデッキが一番初心者にはオススメしたいデッキだな」

遊馬「えーっと何々……マシンナーズ・コマンド?」

十代「名前の通り、機械族モンスターが中心のデッキだ!……機械かぁ……翔やクロノス教頭元気にしてるかなぁ……」

遊星「機械族使いのデュエリストからすれば遊戯王GXの面々には頭が上がらないな。今の機械族デッキの基礎を築き上げたデュエリスト達だしな」

遊戯「ボクの友達も、以前機械族を使うデュエリストと戦ってた事があるしね。あの頃はそこまで目立った種族じゃ無かったんだけどね……」

遊星「……少し話の路線がズレてしまったな、本題に移ろう」

遊星「このデッキのキーカードは『マシンナーズ・フォートレス』だ」

http://imgur.com/REoSi

遊戯「いわゆる看板モンスターってヤツだね。このカードはかなり強いよ」

遊馬「そうなのか!?じゃあこれを買うぜ!」

遊星「少し落ち着け。確かにこのデッキはかなり良質なデッキだが、だからと言ってこれを安直に買っては面白く無いだろう」

十代「このデッキの完成度は確かに高いけど、他に紹介するストラクチャーデッキもかなりのレベルだしな」

遊戯「それに、皆が皆勧められるがままこのデッキを買ってたら、周りの皆がみーんな同じデッキばっかりになっちゃうでしょ?」

遊星「流石に対戦相手が皆同じデッキばかりでは面白みに欠けるだろう?」

遊馬「確かにそうだよな……」

遊星「さて、それじゃあ説明の続きだ」

遊星「このデッキを勧める理由は、遊戯王の基本を徹頭徹尾忠実に行い戦うデッキだからだ」

遊馬「基本?」

遊星「アニメでは強力なモンスターが出て来た時、それを上回る更なる強力なモンスターを繰り出して勝つが、実際にはそうそう起こる事ではない」

遊星「強力なモンスターを出す……遊戯王の用語で言うならば、アドバンス召喚(旧名称だと生贄召喚)、シンクロ召喚、エクシーズ召喚だな」

遊星「デュエルの主役、エースカードを出すには。基本的に場にモンスターを何体か用意する必要がある」

十代「こっちが優勢なら問題無いけど、毎回こっちが有利な訳無いしな」

遊馬「だよな。アニメでも主人公がピンチになる事が多いもんな!」

遊戯「よっぽど特殊な相手じゃない限り、こっちがピンチ=相手の場に強力なモンスターが存在する、って事だからね」

遊星「さぁ、ここで問題だ。相手の場には既に強力なモンスターが存在する」

遊星「こちらが強力なモンスターを出そうと準備しているのを、相手がみすみす見逃して、攻撃しないで待っていてくれると思うか?」

遊馬「……だよな……相手が待ってくれる訳無いもんな……」

遊星(まぁ俺は自分の場が空っぽでも1ターンでスターダスト・ドラゴンまで繋いでるが……まぁ言わないで置こう)

遊星「さて、ここでもう一度話を戻すぞ」

遊星「さっき言った通り、相手もこちらを攻めてくる。防ぐにはモンスターだけでは流石に心許ない」

遊星「ここで魔法カードや罠カードの出番だ。これらを使い、相手の行動を妨害していく」

遊星「これらの中には相手のモンスターを破壊出来るカードも沢山ある」

遊馬「そっか!自分のモンスターでは勝てなくても、魔法カードや罠カードで相手モンスターを倒しちゃえば良いんだな!」

遊星「そうだ。これらを駆使し、自分のモンスターを守れれば、今度はこちらが攻める番だ」

遊馬「くうぅーっ!聞いてるだけでデュエルがしたくなってきたぜ!」

遊星「このデッキは、単純明快。『相手モンスターを魔法や罠で倒し、モンスターで攻めて行く』。これが全てだ」

遊星「この遊戯王の基本を地で行くデッキだから、初心者から上級者まで広く愛されているデッキでもある」

遊戯「ボクの使ったカード、『ガジェット』もこのデッキに入ってるよ。遊戯王は初代しか知らない、漫画しか読んでないって人も見覚えがあるカードの筈だよ」

遊星「切り札はマシンナーズ・フォートレスだが、基本的な流れは通称『除去ガジェット』と呼ばれているデッキに近くなる」

十代「ガジェットは本当に優秀なカードだよな。流石遊戯さんの使ったカードだぜ!」

遊星「初心者から上級者まで広く使われているカードだからな。ガジェットは大会に出ても十分通用するレベルの能力がある」

ストラクチャーの存在を知らなくて、100円で10枚のカードを買い集めてデッキを作り始めたんだけど、少数派だよな

>>17
そういう作り方も楽しくてそれはそれでアリだと思うぞ。
でも今回は一応『程々の金額でそれなりに勝利を目指せるデッキを作る』って感じで書いて行きます。
やっぱ勝つとなると手っ取り早く型に嵌めちゃった方が早いんだよね。


遊星「尚、これは同じストラクチャーデッキを3つ買うと少し考える必要があるんだが、遊戯王のルールとして『禁止制限』がある」

遊馬「禁止制限?」

遊星「遊戯王の基本ルールとして、同じカードはデッキに3枚までしか入れられない。という物がある」

遊星「ストラクチャーデッキは殆どが1枚構成だ。まぁこれが原因でストラクチャーデッキを3つ買う必要があるんだが……」

遊星「これらの中にはデッキに投入する枚数を制限されているカードも含まれている。尚、今回紹介するストラクチャーの中には禁止カードは1枚も含まれてないから安心して欲しい」

遊戯「ただ、紹介したストラクチャー以外だとちょっと昔のカードが入ってるせいでデッキに入れられないカードも出てくるんだ」

十代「帝王の降臨とか禁止カードになっちゃったカードがあるしな……」

遊戯「禁止カードはデッキに1枚たりとも入れられないカード、制限カードはデッキに1枚しか入れられないカード、準制限カードはデッキに2枚までしか入れられないカードだね」

遊馬「……何だかちょっと面倒臭そうだなぁ……」

十代「最初はストラクチャーデッキだけでやるからあんまり深く考えなくても大丈夫だぜ!色々カードを買い足して、デッキを大きく変える時になってからこの禁止制限を考えれば良いんだしさ!」

遊戯「それに、ボク達が紹介するデッキに入ってる(現時点での)禁止制限に引っ掛かるカードは教えるから大丈夫だよ」

もう一年ほど遊戯王してないんだが
氷結界少しはマシになった?
めっちゃ好きなんだが

遊星「因みに、このマシンナーズ・コマンドは現時点では『光の護封剣』のみ準制限となっている。これはデッキに2枚しか入れられないカードだな」

遊戯「ボクやもう一人のボクの危機を何度と無く救って来た強力なカードだね!」

遊星「光の護封剣以外は全て3枚デッキに組み込む事が可能だ」

遊星「……大体こんな所だな。これがマシンナーズ・コマンドだ」

遊星「遊戯王の基本が学べ、かつデッキ内のカードも優秀だ。恐らく市販されているデッキの中でも一番の完成度と言っても過言では無いだろう」

遊星「ただ、少しだけ難点を述べるなら、このデッキの主軸となるモンスターの総合攻撃力が低めな所だな」

遊馬「そうなのか?」

遊星「効果が優秀な為かその代償として少し攻撃力が低くなっているんだ。まぁこれで攻撃力まで高かったら強力過ぎるカードになってしまうからここは仕方ない所だな」

遊戯(マシンナーズ・フォース?そんなの知らない)

十代(マシンナーズ・フォース……は、言わないで置こう)

遊戯「バランス調整の為には仕方ないって感じだね」

十代「相手が攻撃力が高いモンスターを立て続けに出してくるとジリ貧になりがちなのがちょっと難点だよな」

遊戯「そういう意味では海馬君みたいなデッキ相手だと少し苦戦するかもね」


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>>27
氷結界は氷結界の伝道師という新カード登場で楽しいデッキになってきたぞ!
グングニールやドゥローレンを何度も使いまわして俺TUEEEEEEEEEE!!出来るよ!
楽しいデッキになったよ!…………楽しいデッキににね。(ガチとは言ってない)


十代「次に紹介するのはコイツだ!」

遊馬「デビルズ・ゲート……デビルって事は……悪魔?」

十代「そうさ!このデッキは悪魔族、『暗黒界』モンスターを中心としたデッキだ!」

十代「このデッキのキーカードは間違いなく『暗黒界の龍神 グラファ』だな!」

十代「さっきのデッキは遊戯王の基本的な流れを辿るデッキだけど、こっちはちょっと難しいぜ!」

十代「暗黒界のモンスターは手札から捨てると特殊召喚されたり効果が発動するモンスター達だ」

十代「……ただ暗黒界のモンスターはちょっと難しくて、『効果で捨てられた』時だけ発動するんだ」

遊馬「効果で……?」

遊戯「グリモ発動トーラサーチテンペル効果リリース魔導法士ジュノンを特殊召喚するぜ」

ブラック・マジシャン「」

十代「ちょっと小難しい話になっちゃうけど、遊戯王には手札を捨てるのに2つ種類があるんだ」

遊戯「一つは『コストで捨てる』。もう一つが今話した『効果で捨てる』だね」

遊星「墓地へ送る、はそもそも捨てるじゃないので割愛する。コストか効果かはカードを見れば解るようにはなっている」

遊星「基本的にはカードに、『手札を~枚捨てて発動する』と書かれていればそれはコストで捨てるとなる」

遊戯「それ以外は効果で捨てるって感じだね」

遊馬「……何だか良く解らねぇなぁ……」

十代「まぁ、さっきも言ったけどこれはちょっと難しいデッキだからな。少し難しいデッキを使ってみたいってデュエリスト向けだぜ!」

十代「当然このデッキにも何枚か禁止制限に引っ掛かってるカードがあるぜ」

十代「このデッキだと『トラゴエディア』、『クリッター』、『闇の誘惑』、『手札抹殺』、『マインドクラッシュ』、『転生の予言』の6枚だ。マインドクラッシュだけ準制限で、他は全て制限だ!これらはデッキに1枚しか入れられないぜ!」

遊馬「さっきのデッキと比べて1枚しか入れられないカードが多いなぁ……じゃあ弱いんじゃねーの?」

十代「そういう訳じゃ無いぜ。デッキに1枚しか入れられないカードってのは、デッキに何枚も入れられると強過ぎてゲームとして成り立たないから制限カードになってるんだ」

十代「むしろ、制限カードが多い方がデッキとしては強い位だぜ」

遊馬「そうなのか!?って事はこのデッキってひょっとしてすげーつえぇんじゃ!?」

十代「実際、強さならさっきのマシンナーズ・コマンドにだって引けを取らないぜ!」


―――――――――――――――――――――――

よりによって十代に暗黒界を紹介させるなよ……

>>45暗黒界にトラゴはGXに関わりが深いからこそ十代に説明させたかったんだ。
遊星さんはメ蟹ックだからマシンナーズを。遊戯さんは……まぁ残り物。


遊戯「次はこのデッキだね」

遊馬「ロスト・サンクチュアリ……これは何のデッキなんだ?」

遊戯「これは天使族、『代行者』を中心としたデッキだね。キーカードは『マスター・ヒュペリオン』だね」

遊戯「でもこのデッキは大天使クリスティアっていう圧倒的制圧力を持ったカードも入ってるからこっちもキーカードと言えるね」

遊星(クリスティア大嫌いだ。俺のジャンドが死滅してしまう)

十代(クリスティアが出たら俺のE・HERO達が融合出来なくなっちゃうじゃないか!)

遊馬「代行者……あれ?何かそういえば小鳥のヤツがそんなデッキを使ってた気が……」

遊戯「このデッキも強いからね。他に使っている人が居ても不思議じゃないしね」

遊戯「このデッキはさっき紹介したデッキの2つと比べても十分引けは取らないんだけど、ちょっとエクストラデッキの依存度が高いのがややネックかな?」

遊馬「エクストラデッキ?」

エクスカリバー3レンダァできるからな

遊戯「エクストラデッキ、以前遊戯王をやっていた事がある人なら融合デッキと言えばピンと来るかもね」

遊星「以前は融合モンスターしか存在しなかったから融合デッキという名で問題無かったんだが、俺達5D'sの時代になってシンクロモンスターが登場した事で融合デッキに融合モンスター以外が入るようになってしまったんだ」

十代「だから名称も融合デッキではなくてエクストラデッキって名前に変更になったんだ」

遊戯「代行者はこのデッキに入ってる大型モンスターで戦っているだけでも十分強いんだけど、状況に応じてシンクロ召喚やエクシーズ召喚をする事も重要なデッキなんだ」

遊戯「これがエクストラデッキの依存度が高いって所だね。でも、エクストラデッキがある程度あれば途端に化けるよ」

遊星「まぁそれは勿論マシンナーズ・コマンドやデビルズ・ゲートでも同じ事なんだが……この二つだと切り札が強力過ぎてわざわざシンクロやエクシーズを行う理由が無いんだよな」

十代「無理にシンクロやエクシーズをしないでガジェットやフォートレス、グラファで攻撃し続けた方が良いしな」

遊戯「このデッキの制限カードは『神秘の代行者 アース』、『オネスト』、『異次元からの埋葬』、『異次元からの帰還』、『神の宣告』の5枚、準制限カードが『激流葬』、『マシュマロン』、『大天使クリスティア』の3枚だね」

遊馬「さっきのデッキよりもっと多いんだなぁ……」

遊星「そして、このデッキに入ってる『オネスト』が途轍もなく強力で厄介なカードなんだ」

遊馬「オネスト?」

遊戯「光属性のモンスターだけが扱える攻撃力強化カードさ」

遊星「……簡単に言うと、オネストは相手の攻撃力を無意味なモノにしてしまうカードなんだよな……相手の攻撃力がそれこそ3000だろうが、10000だったとしても。一方的に勝ってしまう」

遊馬「攻撃力が10000でも!?何だよそのカード!!?」

十代「オネストかぁ……まぁ、このカードを相手にした時の厄介さ、逆に自分が使ってる時の頼もしさは実際に相手にするなり自分で使うなりすれば解るさ……」

遊戯「それとクリスティアもだね。この2枚はそれぞれ制限カード、準制限カードになってるけど……この2枚が揃った時の制圧力は紹介したデッキの中でも一番だと思うよ」

十代「さっきも言ったけど、余りにも強過ぎるから制限カードになったりしてる訳だしな」


―――――――――――――――――――――――

バンッ!!

双六「むっ、どちら様かの?」

海馬「話は聞かせて貰ったぞ遊戯!!」バサッ!

遊戯「海馬君!?」

海馬「新たにデュエリストの道を進む者が現れたらしいな!」

遊戯「一体何処でそれを……」

海馬「ふぅん。我が海馬コーポレーションの総力を結集すれば容易い事だ」

海馬「ストラクチャーデッキの紹介と言ったな!ならばこの俺が提示するデッキはこれだ!」ドン☆

遊馬「おおっ!何かカッコ良いなこのモンスター!これってドラゴンか!?」

海馬「そうだ!ドラゴン族モンスターと除外という戦法を組み合わせたデッキだ!ドラゴンらしいパワフルで圧倒的な破壊力を楽しめるぞ!!」

遊星「デッキ名はドラゴニック・レギオンだな」

遊馬「何か凄そうだぜー!」

海馬「このデッキには我が切り札!青眼の白龍も入っている!」

遊馬「青眼の白龍!?スゲー!!あの超カッコ良いモンスターだろ!?」

海馬「まぁ、少々手違いで凡骨のカードが混ざってはいるが……アニメに登場した名立たるドラゴンが何枚も収録されているデッキだ!」

十代「……青眼の白龍か……でもこのデッキの真の切り札ってこれじゃないんだよなぁ……」

海馬「!?」

遊馬「あれ、そうなのか?あ、解った!今までのデッキの切り札って皆デッキの一番上に入ってたカードだから、このカードだろ!」

遊星「そのカードはライトパルサー・ドラゴンだな。……確かにそのカードも強力なんだが……このデッキの真の切り札は……」

十代「……やっぱ『レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン』だよなぁ……」

遊戯「ライトパルサー・ドラゴンもどっちかというとレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを補助する役割の面が大きいしね……」

海馬「俺の青眼がレッドアイズに劣るだと!?認めんぞそんな事は!!」バンッ!

海馬「見ろ!!この青眼の圧倒的攻撃力を!!攻撃力3000!このレッドアイズを上回る!!」

遊星「攻撃力が全てでは無いと言う事だ。実際、さっきまでに紹介したデッキの切り札なら、あっさり青眼の白龍を倒してしまうぞ」

海馬「なん……だと……!?」

遊星「フォートレスジバクトッコウコウカハカイ乙」

十代「グラファステコウカハカイ乙」

遊戯「ヒュペトクシュコウカハカイ乙」

海馬「ぐぬぬ」

十代「原作だと最強クラスのカードだった筈なんだけどなぁ……インフレって恐ろしいな」

遊戯「現実を見ようよ海馬君……もう今までの使い方じゃ青眼の白龍は戦えないんだよ」

海馬「遊戯!!貴様まで俺の青眼を雑魚呼ばわりする気か!?」バンッ!!

遊戯「ちょっ、海馬君落ち着いてよ!別に戦えない訳じゃないんだ!少しやり方を変える必要があって―――――」



遊星「さて、あっちは放って置いてこのデッキの細かい紹介をしよう」

遊馬「放っておくの!?」

遊星「このデッキは……先程言っていた通り、アニメに登場し切り札となったカードが何枚も入っている」

遊星「確かに見栄えのする豪快なデュエルが行えるだろう。ただ……」

遊馬「ただ?」

遊星「このデッキ……入っているカードは確かに強力なんだが、デッキの総合完成度として見るとイマイチなんだよな……」

十代「そうなんだよなぁ……確かにこのデッキに入ってるカード単体だけで見ると今まで紹介したデッキの中でも一番強力なんだけど……」

遊星「酷い言われようかもしれないが、ドラゴニック・レギオンは『最高のパーツ取りデッキ』呼ばわりされている節もある」

遊馬「パーツ取り……?」

遊星「デッキとしての完成度は微妙だが、入ってるカードがかなり強力だからその強いカードの一部分だけ他のデッキに拝借させて貰おうという事だ」

遊馬「何だよそれ……」

遊星「それに……『除外』、『帰還』という戦術がこのデッキに入ってるんだが、これが結構面倒で初心者が扱うには少々手間だ」

遊星「さっき紹介した難しめのデビルズ・ゲートを上回る複雑さだ。正直遊戯王をこれから始めるというプレイヤーには手に余る」

十代「ただ、確かに単体のカードの能力を見るとズバ抜けて高い優秀なカードが多いから、ある程度は戦えるんだよな」

遊星「今まで紹介したデッキと比べて少し格が落ちるが、十分オススメ出来るストラクチャーデッキではあるぞ」

遊星「それに、個々のカードが優秀であるが故に、別のデッキを作って行く時にこのデッキに入ってるカードを多数持ち出す事が出来る」

十代「派生していくのに凄く便利なんだよな。別のデッキへ変化していくには一番のデッキでもあるよな」

遊星「自分だけのデッキへ進化していくには一番のデッキだな」


遊星「それから、これが先程紹介したデッキの切り札だ。マシンナーズ・フォートレス以外をうっかり貼り忘れてしまったのでここに用意しておく」

遊星「……一番下だけノーマルカードなのは気にしてはいけないぞ」

暗黒界の龍神 グラファ http://imgur.com/C3oj9
マスター・ヒュペリオン http://imgur.com/0pwxe
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン http://imgur.com/EiJyC


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遊星「それから補足だ。ドラゴニック・レギオンに入ってるカードにも当然制限に引っ掛かるカードはある」

遊星「制限カードが『ダーク・アームド・ドラゴン』、『月の書』、『名推理』、『モンスターゲート』、『光の援軍』。準制限カードが『召喚僧サモンプリースト』、『魔法石の採掘』だ」

遊星「一先ず紹介するストラクチャーデッキはここまでだな。他にも幾つかあるが、他のはやや総合力が低かったり、使い辛かったりで難があるからな」

遊星「遊戯王を始めるなら、この中から選ぶと良い」

遊戯「一応この中から選ぶのが一番なんだけど、もし他に紹介して欲しいストラクチャーがあるなら紹介するよ!」

遊星「そして、選んだデッキによってこれから集めていくカードも変わるから……残ったお金で何を買うかは、先ずはデッキを選んでからだな」

遊馬「うーん……悩むなぁ……」ドレニシヨウ...

十代「それにしてもドラグニティ・ドライブの真紅眼の飛竜は酷かったよな……」

遊戯「あれはストラクチャーデッキ1つだけ買ってもまるで効果が使えない状態だったからね……それとロード・オブ・マジシャンの魔力掌握も十分アレだと思うよ?」

遊馬「よーっし!!俺はこのデッキにするぜ!!!」

遊星「決まったみたいだな」

十代「おっ!どのデッキにするんだ!?」


遊馬が選んだデッキ>>84
但し、安価先がマシンナーズ・コマンドorデビルズ・ゲートorロスト・サンクチュアリorドラゴニック・レギオン以外のストラクチャーの場合、
そのストラクチャーの説明になります。

アンデット

遊馬「ん?ここにもデッキがあるな……これって、ドラゴン?」

遊戯「アンデットワールドか。確かにドラゴンに見えるけど、そのモンスターはアンデット化した姿だね」

遊星「アンデットワールドは結構昔のストラクチャーだな。その名の通り、アンデット族が主軸となっている」

遊星「アンデット族はフィールドに展開するのが非常に容易なモンスター達だ」

遊星「それなりに準備は必要だが、1ターンで自分の場がモンスターで埋め尽くされる……そんな事も日常茶飯事なデッキだ」

遊馬「自分の場に出せるモンスターは5体まで……えっ!?1ターンで5体も出すのかよ!?」

遊星「さらに言うと、シンクロ召喚やエクシーズ召喚でその並べたモンスターを使い、大型のモンスターを出す」

遊星「こうして大型のモンスターを複数体並べた挙句に5体並ぶといった感じだな」

遊馬「すげー!?何だよアンデット族って無茶苦茶つえーんじゃねーか!?」

十代「……ただ、このデッキにも難点がある」

遊戯「ロスト・サンクチュアリの比じゃ無い位、圧倒的にエクストラデッキに依存してるんだよね……」

遊星「……確かに強い事は強いんだが、エクストラデッキありきの強さだな」

遊星「勿論比較的安くなっているシンクロモンスターやエクシーズモンスターを用いて戦う事は可能だ」

遊星「だが、初心者が初めて使うとなると多分……財布が死ぬ」

遊戯「財布にダイレクトアタックってヤツだね……エクストラが充実すれば強いんだけどね……」

遊戯「このデッキは結構昔のデッキだから、禁止カードが紛れ込んでるね」

遊戯「禁止カードが『生還の宝札』、『大寒波』。制限カードが『貪欲な壺』、『手札抹殺』。準制限カードが『魔法石の採掘』、『奈落の落とし穴』だね」

十代「生還の宝札が健在だった時のアンデットシンクロは鬼畜ってレベルじゃなかったなぁ……」

遊星「今思い返せば懐かしいな……アンデットシンクロ+ダムド搭載で何もかも荒らし付くし、1ターンでデッキをドローし尽くすからなぁ……」

遊戯「アンデットワールドなら……エクストラが足りない内はキーカードはこの看板モンスターになるね」

真紅眼の不死竜 http://imgur.com/vHBGK

遊戯「でも、エクストラデッキが充実してくると途端にキーカードはこっちになるんだけどね」

ゾンビ・マスター http://imgur.com/KEuKm

>>44
今更だけどトラゴエディアも準制限だよね

>>104
あっ!すっかり忘れてたZE☆トラゴ準制限だね!最近使ってなかったから忘れてたぜ!


遊馬「禁止カードもあるのか……よし、俺はこのデッキにするぜ!!!」

遊星「今度こそ決まるか?」

遊戯「どのデッキにするのかな?」

遊馬が選んだデッキ>>111
但し、安価先がマシンナーズ・コマンドorデビルズ・ゲートorロスト・サンクチュアリor
ドラゴニック・レギオンorアンデットワールド以外のストラクチャーの場合、
そのストラクチャーの説明になります。

ろすとさんくちゅあり

遊馬「かっとビングだぜ!俺!!」ビシッ!

遊戯「ロスト・サンクチュアリにするんだね」

遊馬「おう!それに、小鳥のヤツも使ってるみたいだし、小鳥からも色々アドバイス聞けるかもしれないしな!」

遊戯「確かに共通の友人が居るならその人から意見も聞けるだろうし、良いかもしれないね」

遊星「決まったみたいだな。これがこれからお前の基礎となるデッキだな」

遊馬「おじさん!これ下さい!」

双六「はい毎度。ロスト・サンクチュアリを3つだね?じゃあお会計は3000円じゃよ」チーン!

遊馬「ワクワクしてきたぜー!早くデッキを組んで、デュエルしたいぜ!!」

遊星「これで残りは使えるお金が2000円か。後はこのお金でこのデッキに必要なカードを単品で買うと良い」

遊星「出来れば汎用魔法罠も用意したいんだが……流石に使えるお金が5000円では厳しい」

遊星「これらのカードは後々少しずつ用意して行くと良い」

十代「死者蘇生や激流葬や奈落の落とし穴や強制脱出装置、神の宣告や神の警告。色々あるよな!」

遊星「勿論これらのカードを何でもかんでも詰め込めば良いという訳ではないから、取捨選択は必要だ」

遊星「ロスト・サンクチュアリがベースか……先ず考えるのは……エクストラにあのカードが欲しいな」

遊戯「……ガチガチガンテツ?」

十代「……だな。あっ、でもあのスターターって結構良いカード入ってなかったっけ?」

遊星「ガチガチガンテツの単品価格は……」カチカチ...

遊星「……微妙なラインだな……でもサイクロンやミラフォがあるし……」

遊馬「ガチガチガンテツって何だ?」

十代「ガチガチガンテツはこのロスト・サンクチュアリを使うなら是非手に入れて置きたいエクストラデッキのカードだな」

十代「地味に強いんだよ、地味に。俺の光デュアルだとガチガチガンテツがまるで鉄壁の壁みたいに思えてくるんだよなぁ……」

遊星「ロスト・サンクチュアリを使うならこのガチガチガンテツには何度もお世話になるだろうからな」

遊星「……やはりSTARTER DECK(2011)を買っておくべきだな……」

遊戯「遊馬君だっけ?このデッキを追加購入だ。他のデッキなら兎も角、このデッキを使うならこの中に入ってるカードが欲しいからね」

遊馬「解った!かっとビングだぜ!俺ー!!」コレクダサイ!

双六「はい毎度どうも。これも1000円だね」チーン!

遊星「これで残り1000円か……残りは必要性が高くて、かつ安めのカードを単品で買い漁るのが基本なんだが……」

遊星「……どうする?普通に単品で程々に買い漁るか?」

遊馬「?何か他にあるのか?」

遊戯「……『夢を追う』のもアリだよね……」

十代「そうだな。折角だし、買ったパックを開封する楽しみも味わって欲しいよな」

遊馬「パックを買うのか?でも、パックだと何が当たるかは解らないんだよな?」

遊星「それが楽しみの一つだ。何が当たるか解らないあの緊張感、そして良いカードが出た時の高揚感。良い物だぞ」

遊星「賢いのは普通に単品買いする事なんだがな。お金の節約にもなるし」

遊戯「でも、折角カードゲームをやるんだからパックを開封する楽しみも味わって欲しいよね」

遊星「デッキを買った事で欲しいカードは大体揃った。後はどうするかだ」

遊戯「ここまで買い揃えたなら後は些細な差だしね。折角だからこの1000円で単品買いをするか、パックを買うか。キミが決めると良いよ」

遊馬「うーん……どうすっかなぁ……」


単品買いor夢を追う
どっちにする!?答えろ!!>>135!!

夢を追ってゴールドシリーズ×3

2011でトリシュのゴールドを狙うんですねわかります

遊馬「よーし!かっとビングだ!俺!!」

遊馬「男なら一か八かの大勝負だ!俺はパックを買うぜ!!」

遊星「パック購入を選んだか。なら、買うパックは既に決まっている」

遊馬「あれ?そうなのか?」

遊戯「流石に1000円で他のパックを買うと当たり外れの差が大き過ぎるからね。買うパックはこのパックしか選択肢が無いよ」スッ

遊馬「何々……?ゴールドシリーズ2012?」

遊戯「このゴールドシリーズは個人的な意見だが一番最初のゴールドシリーズの次に良いパックだと思ってる」

十代「2010とか2011は何か微妙にズレてるんだよなぁ……でも確かに2012は良いパックだよな」

遊戯「じゃあこれを3つ買ってみると良いよ。勿論中身はランダムだからね」

遊馬「解った!これ3つ下さーい!!」

双六「はい、ゴールドシリーズだね。ちょっと待っておくれよ」ガタッ

サイバーダークインパクトはインスタントとか入ってるから一概にダメとは言えない
クリムゾンクライシスの方が外れ

だから遊馬?遊星?十代?
誰だよ全員シラネ
遊戯だけじゃだめなのか?俺全然ついていけてない件

>>152
バスター作るなら必須…かと思ったがバスターモードは遊星編に再録されてたか
…アーカナイト以外微妙だな

>>153
十代は遊戯王GXの主人公。遊星は遊戯王5D'sの主人公、遊馬は遊戯王ZEXALの主人公だね。
登場時期は左から順番に並んでます。


遊馬「買って来たぜ!」

十代「よーっし早速開封しようぜ!」

遊馬「おっしゃー!」ビリビリッ!

1パック目:
ウィジャ盤
カオスポッド
雷帝ザボルグ
D.D.クロウ
スターライト・ロード
終末の騎士
スターダスト・ドラゴン(ゴールド)

十代(出たよウィジャ盤……でも……これは……)

遊馬「ん?何か白いカードが出たぞ?」

遊星「まさか1パック目でスターライト・ロードとスターダスト・ドラゴンを揃えるとは……」

遊戯「その2枚は即デッキ投入確定だね」

些細な誤字だが訂正。GSは2011からゴールドレアが2枚出るようになったからね。終末の騎士×→終末の騎士(ゴールド)○


遊馬「このカードって強いのか?」

十代「あぁ、スターダスト・ドラゴンは強いぜ!」

遊星「俺のエースカードだしな。破壊無効効果はZEXALの時代に入った今でも強力だ」

遊馬「これもデッキに入るのかー!ワクワクして来たぜ!よーっし!じゃあ2つ目を開けるぜ!かっとビングだ!俺!!」ビリッ!

2パック目:
グラヴィティ・バインド-超重力の網-
ローンファイア・ブロッサム
D.D.クロウ
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム
エネミーコントローラー
ウィジャ盤(ゴールド)
魂の解放(ゴールド)

十代( ま た ウ ィ ジ ャ 盤 か ! )

遊戯(しかも今度はゴールドで出たね……)

遊星「……エネミーコントローラーは使える方だな」

海馬「エネミーコントローラーだとォ!?」ガタッ!

遊戯(裏)「おい海馬。お前は黙って座ってろよ」

ウィジャ盤とかなんで入れたんだってレベル

シンクロまだ息してんの?

2011どころか、もともとGSはゴールド2枚じゃ

いや良いんだけどゴールドは最初から2枚だったろwww
ってか1回シャワー浴びて来るわ、おまいら落とさないでくれよ

>>179
病院で療養中な位は息してます。でもスタダだけやたらと元気です。


遊馬「これが最後のパックか……行くぜ!かっとビングだー!!!」ビリッ!

3パック目:
終末の騎士
ローンファイア・ブロッサム
発条機雷ゼンマイン
魂の解放
王家の眠る谷-ネクロバレー
ウィジャ盤(ゴールド)
強欲で謙虚な壺(ゴールド)

十代「ぶふっ!?おい待て!色々待て!!3連続ウィジャ盤かよ!!」

遊馬「ん?黒いカード……これってエクシーズモンスター!?」キラキラキラ...

遊星「ゼンマインか。これは強力なカード……なんだがそれ以前に……」

遊戯「まさか本当にノーレア当てちゃうとはね……」

>>180>>181
あれそうだっけ?wwwwwww流石にこの辺記憶が曖昧だスマンなwwwwwwwww

遊馬「ノーレア……って何だ?」

遊星「ノーマルレアの略称だ。尚、この呼び方はコナミが正式に言ってるモノではないからあくまでも俗称だって事を忘れないで欲しい」

遊戯「ノーマルレアは下手なウルトラレアより価値が高いカードだよ。1箱に1枚しか入ってないってレベルの物凄く低確率なカードなんだ」

遊星「それがその強欲で謙虚な壺だ。大切にしろよ?」

遊馬「マジかよ!?そんなスゲーレアカードが当たるなんて!」

十代(正直俺欲しい)

遊星(俺が使ってるデッキがジャンドじゃなかったら間違いなく欲しかったな)

遊戯(ボクは15枚程持ってるけどね)

我が魂(250円)より安くなったスタダさんオッスオッス

>>183
カタストル「俺を……呼べぇぇぇええええええ」

>>1箱に1枚しか入ってないってレベル
こうやって書くと「箱買いすれば1枚当たる」って錯覚しがちだけど実際箱買いしても出ないよね・・・

遊星「まさか本当にノーレアを当ててしまうとは……それをスリーブ無しで使うのは幾らなんでも躊躇われるな……」

遊馬「スリーブ?何だそれ?」

遊星「カードを保護する為の袋のようなモノと考えてくれれば良い。貴重なレアカードを傷めない為にも使う事を強く推奨したい」

遊星「……とは言え、流石に100円ではスリーブは買えないな……」

遊馬「スリーブかぁ……うーん……でも流石にもう買えないよ……」

双六「なんじゃ、スリーブが欲しいのかい?コレで良ければ100円で売ってやるぞい?」ヒョイッ

遊馬「えっ……?でもこれ、250円って書いてあるぞ?」

双六「ホッホッホ。お前さんにはここで沢山買い物して貰ったからの。サービスして100円で売ってあげるよ」

遊馬「本当かよ!?」

双六「良いんじゃよ。この店はワシの個人経営じゃからの。ワシが良いと言えば良いんじゃよ」

遊馬「サンキューおじさん!!」

遊戯「良かったね遊馬君!」

皇の鍵スリーブ欲しい

うすうす気づいてはいたけどやっぱり下手なレアカードより出ないレアって存在したのか・・・w

>>199
サーチ対策になるから(震え声)

韓国語版はやっすいのう

>>189
たまに1箱で2枚とかもあるけどな

>>202
なにそれマジシャンなの?

>>201
日本版は本家
韓国版はよくできたプロキシ
その他海外版は国際的

ってエロい人が言ってた

>>201
言語にこだわらないのであれば韓国版を使うのも十分アリです。安いから懐に優しいですしね。ただ日本語以外のカードを使う場合、
カード効果をしっかり把握しないといけないのでそこが少し手間。尚、余談ですが、>>1のデュエリストレベルは『米ライロ良いなぁ……』レベルです。お察し下さい。


遊星「スリーブに入れるのはデッキが完成してからで良いとして……さて、ここからはカードゲームの醍醐味の一つ、デッキ構築だ」

遊馬「待ってました!!」

遊戯「でもデッキの組み方って言うのはどのカードゲームでも大体決まってるよね。それじゃあ教えるよ」

1.デッキの切り札、エースモンスターを決める。

遊戯「これが一番最初だね。そもそも自分の切り札を決めないとどんなデッキを組むかの方向性が定まらないからね」

遊戯「最初に説明した通り、このデッキはロスト・サンクチュアリだから切り札はマスター・ヒュペリオンになるね。それと大天使クリスティアかな」

遊戯「この切り札をどれだけ手早く呼び込むか、これがデッキの勝敗にも直結するからね」

遊馬「早く出したいし、じゃあこの2枚は全部デッキに入れないとな!」

遊戯「大天使クリスティアは準制限だから2枚しか入れられないけど、マスター・ヒュペリオンの方は無制限だから3枚入れられるね」

遊戯「このデッキはこれで良いんだけど、切り札はどんなデッキにも限界まで入れれば良いかって言うとそうでも無いからね」

遊馬「?何でだ?デッキに沢山入れた方が直ぐに引けて良いじゃんか」

遊星「少し特殊なパターンもあるんだ。遊戯王のカードの種類は千差万別。そしてその中には『デッキからドローしてはいけない』切り札もある」

遊星「……俺の『スターダスト・ドラゴン/バスター』なんかもその引いてはいけない切り札の一つだな……あれをドローするのは、ただの事故だ」

>>205
最強デュエリストのドローは全て必然
ドローカードさえも創造する

って公式で言ってる

スタバデッキ作ろうとしてる時に言われると躊躇してしまうな

>>220
戦闘以外では基本的に破壊されないし
DDクロウの採用率も低いから平気だよ

アシゴやエクスカリバーにはあっさり突破されるけど

遊戯「切り札が決まったら、次のステップだね」

2.切り札を手札や場に呼び込むカード、脇を固めるカードを投入する。

遊戯「ここがある意味一番重要な部分だね。そして他の人との違いも出易い部分だ」

遊星「この部分を如何に上手く組み上げるかがデュエリストとしての腕の見せ所だ」

遊星「どんな強力なカードがデッキに入っていようと、それをフィールドに出せなければ宝の持ち腐れだ」

遊星「同じカードは3枚までしかデッキに入れられないという基本ルールがある以上、毎回切り札が手札に舞い込む確率は限りなく低い」

遊星「だからこそ、これら切り札を呼び込む為の補助カードが重要になる」

遊戯「マスター・ヒュペリオンは専用のサーチカードがあるからね。それがこの神秘の代行者 アースだ」

遊星「……アースは大会で大暴れし過ぎて制限になってしまったが……それでも切り札を呼び込む為の優秀なカードには違いない」

遊星「そして大天使クリスティアは……こちらは専用の呼び込む為のカードが存在しない。よって強引でも良いからドローで引き当てるしかない」

遊星「さっき当てた強欲で謙虚な壺を使うのも良いな。アレは状況に応じて欲しいカードを手札に呼び込めるからな」

十代(俺は狙いのカード結構引けるからあんまりココで困った事は無いかなぁ……)

狙ったカードを引きたいならリストバンドすればいいって全米チャンピオンが

GS2012二箱買って強謙も開闢も出なかったんだけど

遊馬「うーん……そう言われても……カードが多過ぎてどんなカードを入れれば良いのか解らないなぁ……」

遊戯「リクルーターやサーチャーを使ってデッキをどんどん圧縮して行くと良いよ」

遊馬「リクルーター……?サーチャー……?」

遊戯「あぁそうか。ここはまだ説明して無かったね」

十代「リクルーターってのは特定の条件を満たした時にデッキからフィールドにモンスターを呼び出すモンスター達の事だな」

遊星「リクルートしてくるモンスターだからリクルーターという名称になっている」

十代「大体『このカードが(戦闘)破壊された時、デッキから~を特殊召喚』みたいな文章になってるのがリクルーターだな」

遊戯「勿論、これ以外の条件でデッキから呼び出すカードもあるけど、大部分はこのタイプだね」

遊星「中には相手のモンスターを戦闘破壊するとリクルーターとしての効果を発動する攻撃的な効果もある。BF-蒼炎のシュラみたいなカードもリクルーターの一種ではある」

十代「そしてサーチャーってのはデッキから特定のカードを手札に呼び込むカードだな」

遊戯「サーチャーは自身が戦闘破壊された時に発動するカードが多いけど、それと同じ位に召喚や特殊召喚した時に発動するカードも多いよね」

遊星「サーチャーはさっきのリクルーターと同じで、サーチしてくるモンスターだからサーチャーという名称になっている」

遊馬「ふーん……色々名前の由来がちゃんとあるんだなぁ……」

遊戯「さっき言った神秘の代行者 アースもこのサーチャーに含まれるね」

>>233よ、それが絶望だ

遊戯「因みにちょっと余談だけどガジェットが強い理由はガジェット達全員がこのサーチャーだからなんだ」

遊戯「サーチャーやリクルーターの最大の利点はモンスターが途切れないって言うのが最大の利点なんだよ」

遊戯「リクルーターが多ければ場にモンスターが途切れにくくなってダイレクトアタックを受ける危険性が激減するし」

遊戯「サーチャーが多ければ手札にモンスターが途切れにくくなって召喚するモンスターが無いって事態が激減するね」

十代「俺のE・HERO エアーマンもサーチャーだな!」

遊星「あのカードは強過ぎて制限喰らったがな」

遊戯「エアーマンの無制限はいくら何でも酷すぎるよ……あの頃完全に強化版ガジェットになってたじゃないか……」

十代「エアーマンを召喚して次のエアーマンを手札に持ってくる……懐かしいなぁ……」

アドの概念を知らなかった頃は
ガジェ相手に優位に立ちながら、いつのまにか逆転されてた

遊戯「このデッキはかなりリクルーターやサーチャーが多いからこの点では結構有利だね」

遊馬「ふんふん……なるほどなるほど……」

遊戯「シャインエンジェルなんかかなり昔から存在した由緒正しいリクルーターだしね」

遊星「遊戯王OCGの6大リクルーターの1体だしな。未だに現役で仕事をするモンスターだ」

十代「このコーリング・ノヴァもリクルーターの1体だな」

遊戯「シャインエンジェルとコーリング・ノヴァは互いに互いをリクルートしあえるから天使族はモンスターが途切れにくい部類に入るんだよね」

十代「天使族って戦闘破壊されないモンスターもやたらと多いよな。このデッキのマシュマロンとか、他のカードだとジェルエンデュオとか」

十代「それから……えっと、確か斎王のヤツが使ってたアルカナフォースにも居たな」

遊星「その上天使族は大半が光属性だ。よってオネストの効果範囲内だ……挙句天使の最上級もやたらと強力なカードが多い」

遊星「恐らく対戦闘能力に関してだけなら天使族は他の種族と比べても最高クラスなんじゃないか?」

遊戯「その分、効果破壊の面ではちょっと厳しい所があるけどね」

極端な話

凡骨の意地×3
エグゾディア5種
後は全てノーマルカード
というデッキを組んだらある程度勝てる気がする

まぁそんなデッキCPUぐらいしか使わないけどな
早くドローしろ馬鹿CPU(´・ω・`)

>>244
お前がドローしてる間に殴り殺されるぞ

遊星「それから、脇を固めるカードは何もリクルーターやサーチャーだけではない。そもそもモンスターだけとは限らない」

遊星「例えばこのデッキに入ってるThe splendid VENUS。これはいわゆる最上級モンスターだ」

遊星「これをフィールドに出せればかなり強力だが、このカードが手札に居るだけでは活躍などしない。フィールドに出す手段が欲しい」

遊星「リクルーターでフィールドを維持してアドバンス召喚するのも手の一つだが、このデッキには永続魔法、神の居城-ヴァルハラが存在する」

遊星「このカードは同じくデッキに入っているヘカテリスというモンスターの効果で手札に用意するのは比較的容易だ」

遊星「そして神の居城-ヴァルハラは自分フィールドにモンスターが存在しないのが条件だが、1ターンに1度だけ手札から天使族モンスターを特殊召喚出来る」

遊星「この特殊召喚は通常のアドバンス召喚と違い、モンスターをリリース(旧名称だと生贄)する必要が無い。つまり強力な最上級モンスターを行き成り手札から展開出来る」

遊馬「うそぉ!?このカードってそんなに強力なカードだったのかよ!?全然気付かなかったぜ!」

遊戯「こういうタイプの永続魔法は色んな種族に出てるからちょこちょこ見掛けるかもね」

十代「このデッキはかなり最上級が多いし、このヴァルハラを入れるのは十分アリだと思うぜ」

遊馬「それもそうだな!良し、入れてみるぜ!」

6大リクルーターってなんぞ?

>>249
一番初めに登場した属性リクルーターの6体、
『シャインエンジェル』、『キラー・トマト』、『グリズリーマザー』、『UFOタートル』、『ドラゴンフライ』、『巨大ネズミ』の6体です。
全てのリクルーターはここから始まってます。尚、当然ながらつい最近出て来た神属性のモンスターにリクルーターもサーチャーも存在しませんwwwwww
強引に言うならラヴァルバル・チェインがサーチャーだ!!wwwwwwwwwwwwwwwwww


3.汎用カードを投入する

遊戯「ここまで来れば仕上げだね。残ったデッキのスペースに強力なカードを投入していくんだ」

遊星「さっきのスターターデッキに入っていたサイクロンや聖なるバリア-ミラーフォース-といったどんなデッキにも入る強力なカードを入れる。それだけだ」

十代「この辺はあんまり人による差は出辛いよなぁ……いわゆるテンプレってヤツか……」

遊星「よっぽど特殊な事情(フルモンスターとか)でも無い限り死者蘇生とかは必ず入れたいしな」

遊馬「死者蘇生かぁ……でも俺そんなカード持って無いんだよなぁ……」

遊戯「…………」

遊星「それから、カードゲームは対戦するだけが楽しみではない。コレクションや、交換を楽しむのもまた一つの楽しみ方だ」

遊星「自分の欲しいカードを、誰か他の人が欲しがっているカードと交換していく。こうすればより効率的にカードが集まる」

遊星「日本だと遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)なんて名前だが、海外では遊戯王TCG(トレーディングカードゲーム)という名称だしな」

遊星「ストラクチャーデッキには1枚辺りの価格がやや高いカードが何枚も収録されている」

遊星「そして強力な制限カードも、今回のようにデッキを複数買えば当然ながら複数枚手に入る」

遊星「だが、どんなに強力なカードでも制限カードはデッキには1枚しか入れられない。今回のデッキだと神の宣告とかだな」

遊星「当然、この2枚のカードは余ってしまう。だがこのカードは強力なカードなのは変わらない。欲しがる人は居るだろう」

遊星「こういったカードを交換に出して、まだ所持していない強力なカードを手に入れる……ギブアンドテイクってヤツだな」

遊馬「交換かー、成る程なぁ」

遊星「交換を通じて、他のデュエリストとの絆が繋がっていく……こうして絆を繋ぎ合わせて、勝ち取った勝利はまた格別だ」

遊戯「ただ、鮫トレには気を付けないとね」

遊馬「鮫トレ?何だそれ?」

十代「カードの価値を知らない初心者程狙われる交換方法だな。正直鮫トレする連中は何度ブッ倒しても!ブッ倒しても……!」

遊戯(裏)「鮫トレするヤツには思わず速攻魔法、狂戦士の魂を発動してしまうかもしれないぜ、気を付けな!」

シャーク「おい遊馬。そんな自分が特殊召喚出来なくなる不自由な強欲で謙虚な壺なんていらねぇだろ?8ターン経てば相手を一撃で倒せる超強力なこの波動キャノンと交換しようぜ」ニヤッ



遊星「これが鮫トレの一例だ。交換の結果生じる差がカード価値の10%程度ならまだ誤差の範囲だが、こんな風に落差が有り過ぎるのが問題という訳だ」

遊馬「まぁ確かに100円のカードと110円のカードとか、1000円のカードと1100円のカード位なら、あんまり気にはならないかな」

遊戯(裏)「以前じーちゃん相手に鮫トレやろうとした何処かの社長が居たっけな?」チラッ

海馬「ギクッ」

十代「カードの価値を知っていれば鮫トレには遭わないんだけど、初心者の内はそうは行かないしな……」

遊星「今持ってるカードの中だと、一番鮫トレとして狙われて、かつ被害に遭った時の損害が大きいのは間違いなく強欲で謙虚な壺だな」

遊戯「尤も、今回このカードはデッキに入れる予定だから交換しようが無いからこんな事にはならないと思うけどね」

やっぱ交換は人によって価値観が違うから交換方法は差が出まくリングですね。
この辺はやっぱり個人の考えによる所が大きいので、両者が納得するように交換するようにしましょう。

ただ大前提として、両者がキチンとカードの価値を知ってる事が大切ですけどねwwwwwwwwwwwwwww


遊星「このデッキの中だと……最初の方で言った制限に引っ掛かるカード、神秘の代行者 アース、オネスト、異次元からの埋葬、異次元からの帰還、神の宣告、激流葬、マシュマロン、大天使クリスティアが余るな」

遊星「そして光属性デッキなら必須と言っても良いオネスト。及び汎用カードの神の宣告、激流葬。特にこの2枚は交換に出すカードしては十分なカードだ」

遊星「異次元からの埋葬、異次元からの帰還はデッキを選ぶが強力なカードだ。誰もが欲しがる訳では無いが、欲しい人にとっては欲しいカードだ。これもまたそれなりの価値がある」

遊馬「カードの交換かぁ……」

十代「……」ジー...

遊戯「?どうかしたの十代君?」

十代「いや、そのさ……最近激流葬が準制限になったじゃん?今までず―――っと制限だったから1枚あれば十分と思っててさ、俺1枚しか持って無いんだよな……」

遊戯「激流葬か……確かに激流葬が準制限になったのには驚いたよね」

十代「遊馬って言ったよな?良ければその激流葬を交換してくれたら嬉しいんだけどなぁ……」

遊馬「あぁ、良いぜ!これって準制限だからデッキに2枚しか入れられないんだろ?だったらこの1枚は俺は使えないしな!」

十代「激流葬と交換出来そうなカードは……どうせならそっちのデッキ構築の助けにもなりたいしな……」ゴソゴソ

遊馬「どんなカードが出てくるか、ワクワクするぜ!」

十代「良し!じゃあ今回だけ特別にそっちが得するようにカードを用意するぜ!この中から1つ選んでくれ!」

遊星「……確かに激流葬1枚の為にしてはカードが多いな」

十代「新しいデュエル仲間が増えると、助けになってやりたいじゃないか!」

遊星「……そうだな、同感だ」

交換候補カード:
1.サイクロン、月の書、マジカルアンドロイド、魔導戦士ブレイカー、強制脱出装置

2.A・O・J カタストル、リビングデッドの呼び声、ハンマーシュート

3.精神操作、次元幽閉×2、砂塵の大竜巻、ライトニング・ボルテックス


さぁ、1~3の中でどれと交換する!答えろ!!>>286!!

1かな
サイク月書は便利だし

あれ、次元幽閉って準制限だっけ?

>>287
そもそも次元幽閉が禁止制限に引っ掛かった事はありませんよ?

―――――――――――――――――――――――

遊馬「後はこれを入れて……良し!出来た!!」

遊星「後はスリーブに入れるだけだな。スリーブに入れないとカードが痛むから、可能な限りスリーブに入れた方が良い」

十代「これが終わればいよいよデッキが完成だ!後はデュエルするだけだな!」

遊馬「おーし!!良ければ俺とデュエルしてくれませんか!?」

十代「おう!」

遊星「何時でも受けて立つ!」

遊戯「ボクで良ければ何時でも相手になるよ」

遊戯(裏)「何なら、相棒に変わって俺がデュエルしてやっても良いぜ!」

遊馬「よーし!かっとビングだぜ!俺!!」


遊戯「…………」

遊戯「……うん」スッ...

さて、どうしよう。ここまでで入手したカードを使ってデッキを組む訳だが。

俺が適当に組んだ方が良いのか?それともこのスレを見てる人に組んで貰おうか?

>>302までの意見の中で一番多い方の意見を参考にしようか。

EXはガチムチグレンホープマインスタダマジアンで確定かな

ちょっとだけ眠い。適当に組んだぞ。色々粗いけど仕方ない。後D.D.クロウは入れろという意見があったのでピン刺ししてみた。

ロスト・サンクチュアリ改(通称ヴァルハラ代行天使)

モンスター×24
マスター・ヒュペリオン×3 大天使クリスティア×2 神秘の代行者 アース×1 創造の代行者ヴィーナス×3 神聖なる球体×3
ヘカテリス×3 オネスト×1 シャインエンジェル×3 コーリング・ノヴァ×2 ハネワタ×1 マシュマロン×1 D.D.クロウ×1
魔法×8
神の居城-ヴァルハラ×3 サイクロン×2 月の書×1 エネミーコントローラー×1 強欲で謙虚な壺×1
罠×7
神の宣告×1 激流葬×2 光の召集×1 強制脱出装置×1 スターライト・ロード×1 盗賊の七つ道具×1 異次元からの帰還×1

エクストラデッキ
マジカルアンドロイド×1 スターダスト・ドラゴン×1 ガチガチガンテツ×1 グレンザウルス×1 発条機雷ゼンマイン×1 No.39 希望皇ホープ×1

これ入れた方が良いとかこれ抜けとかいう意見があるなら>>306までは受け付けるぞ。
ただその場合入れるカードと抜くカードをしっかり明記して下さいにゃん。

いいんじゃね

ではこれで確定します。
ロスト・サンクチュアリ改(通称ヴァルハラ代行天使)

モンスター×24
マスター・ヒュペリオン×3 大天使クリスティア×2 神秘の代行者 アース×1 創造の代行者ヴィーナス×3 神聖なる球体×3
ヘカテリス×3 オネスト×1 シャインエンジェル×3 コーリング・ノヴァ×2 ハネワタ×1 マシュマロン×1 D.D.クロウ×1
魔法×9
神の居城-ヴァルハラ×3 サイクロン×2 月の書×1 エネミーコントローラー×1 強欲で謙虚な壺×1 ????×1
罠×8
神の宣告×1 激流葬×2 光の召集×1 強制脱出装置×1 スターライト・ロード×1 盗賊の七つ道具×1 異次元からの帰還×1

エクストラデッキ
マジカルアンドロイド×1 スターダスト・ドラゴン×1 ガチガチガンテツ×1 グレンザウルス×1 発条機雷ゼンマイン×1 No.39 希望皇ホープ×1


遊馬「よーし!早速デュエルしようぜ!」


遊馬の対戦相手>>309

遊星

遊星「俺か。良いだろう、挑まれた勝負は受けて立とう」

遊馬「よっし!行くぜ!Dゲイザーセット!」

―――――――――――――――――――――――

十代(おい遊星。お前何のデッキを使うんだ?)ヒソヒソ

遊星(遊馬がデッキを改造してる間にジャンクドッペルを調整しておいた)ヒソヒソ

遊星(流石にクリスティアが登場して即詰み、そんなデュエルにはならないようにはしておいた)

遊星(先攻クェーサーゲーは正直初心者相手にはやるべきでは無いと思うから、なるべくしない方向性で行こうと思う)

十代(俺には超融合があるから良いけどさぁ……正直先攻クェーサーはかなり辛いよな……)

―――――――――――――――――――――――

遊馬「といっても、デュエルをするのはこれが初めてだしなぁ……ちゃんと上手く使えるかなぁ……」

遊戯「最初だし、程々にキミのデュエルに助言してあげるよ。とは言っても、これはキミのデッキだ。最終的にどうするかは遊馬君に任せるよ」


遊星VS遊馬『デュエル!!!』

遊馬「行くぜ!俺の先攻、ドロー!!」

遊戯「折角だし、このデュエルで基本的なデュエルの流れも覚えながらやってみようか」

遊星「習うより慣れろ、だな」

十代「習うより慣れろ、か……」

遊戯「それ、誰かの受け売りとか?」

遊星「あぁ。ポケモンカードGBからの受け売りだ」

遊馬「遊戯王関係無いじゃんか!!?」


遊戯「最初はドローフェイズだね。カードを1枚ドローする、基本的にする事はこれだけだ」

遊戯「他のカードの効果でドローフェイズに処理すべきカードがあった時には、ドローフェイズで色々する事になるけどね」

遊馬「行くぜ!俺は手札から―――」

遊戯「ちょっとストップ!」

遊馬「えっ!?何だよ行き成り!」

遊戯「遊戯王のアニメだとこの部分はかなりスキップしてるけど、ドローフェイズの後にはスタンバイフェイズっていうのがあるんだ」

遊馬「あれ?そんなのがあったのか?」

十代「まぁアニメだと余り見ないフェイズだしな。知らなくても不思議じゃないな」


遊戯「スタンバイフェイズはアニメでも何もしないで通過する事が多いんだけど、大切なターンの一つだから、忘れて貰っちゃ困るよ」

遊戯「スタンバイフェイズもドローフェイズ同様、このフェイズで処理すべき事があるなら処理するんだ」

遊戯「でも、スタンバイフェイズに何らかの効果を発生させるカードはかなり沢山あるから、キチンとフェイズの確認はしようね」


遊馬「そうなのか……」

遊星「それに、キチンとスタンバイフェイズを終了する事を宣言しないと……」

遊馬「何だよ?何かあるのか?」

十代「あるんだよな……まさか初心者相手にやるヤツが居るとは思いたく無いんだけどさ……」

遊戯「巻き戻しスタンバイマイクラ……だね……巻き戻しはたき落としもあるね……」

遊馬「巻き戻し?」

遊戯「そうだね、簡単に説明すると……遊馬君のデッキには激流葬が入ってるよね?これはモンスターの召喚、反転召喚、特殊召喚に反応してフィールドのモンスターを全て破壊する、強力な罠カードだ」

遊戯「話を解り易くする為に、今遊馬君の場には激流葬以外のカードが存在しないとする。そして、ライフは残り僅か。次に相手のモンスターの攻撃を受けたら負けてしまうとする」

遊戯「この状況で相手がモンスターを召喚したら、当然この激流葬を発動するよね?」

遊馬「当たり前だろ!次に攻撃を受けたら負けるってなら、発動するしか無いだろ」

遊戯「うん。でも相手が確認を怠って召喚して、遊馬君に激流葬を発動させずにバトルしてこようとしたとする。つまりバトルフェイズに入った訳だね」

遊戯「当たり前だけど、このような時は遊馬君はちょっと待った!って言えるんだ」

遊戯「こんな感じの時に、巻き戻しが発生するんだ。今はバトルフェイズでも、一旦巻き戻して、モンスターを召喚したタイミングまで戻るんだ」

遊戯「当然このタイミングで激流葬は発動出来る。これが巻き戻しの流れだね」

遊戯「キチンとフェイズの確認を行わないと、巻き戻しを要求されてしまうんだ」

十代「マインドクラッシュが登場してから恐ろしい程蔓延したからなぁスタンバイマイクラは……」

遊星「初心者が泣く事になるスタンバイマイクラの恐怖は、今の内に教えて置いた方が良いな」

十代「俺がさっき紹介したデビルズ・ゲートにもマインドクラッシュが入ってるから、初めてデュエルを始めたデュエリスト同士だからスタンバイマイクラなんて飛んでくる訳無い、なんて事は無いから注意しろよ!」

遊戯「マインドクラッシュはカード名を1つ言って、そのカードが相手の手札にあったらそのカードを全て捨てさせるって効果なんだ」

遊戯「スタンバイに巻き戻させてマインドクラッシュ……スタンバイマイクラは、相手がスタンバイフェイズを終わらせる事を言わないで、カードを使用すると起こる」

遊戯「相手が使ったカードを見た上で、スタンバイフェイズにマインドクラッシュを発動したかったと巻き戻しを要求するんだ」

遊戯「当然、使ったカードが速攻魔法でも無い限り、スタンバイフェイズに手札からそのカードを使う事は出来ない」

遊戯「この状況でマインドクラッシュを発動して、カードを捨てさせるんだ。勿論宣言するカード名は巻き戻しを要求した時に発動や召喚したカード名だ」

遊馬「何だよそれ……卑怯過ぎるぜ……」

遊戯「でもこれは遊戯王のルールに置ける当然の権利だから、従わなきゃダメなんだよ」

遊戯「ね、フェイズの確認は大切だって解ったよね?」

遊馬「あぁ、これからはちゃんと確認しながらデュエルするようにするぜ!」

遊戯「スタンバイマイクラや巻き戻しからのはたき落としを回避するにはキチンとフェイズの確認をすれば大丈夫だからね」

遊戯「はたき落としはドローしたカードを手札に加えさせないでそのまま捨てさせるカードなんだ」

遊戯「だから、ドローしたらそのカードを手札に直ぐに加えないで一旦手札とは別に置いておく」

遊戯「その上でメインフェイズに入る事を宣言する。これで完璧だ」

遊戯「こうした上で相手が了承して、その上で同じ事をしようとすれば今度はルール違反になるのはあっちだからね」

遊戯「これには『優先権』っていうのが絡んでくるんだけど、何時までも話してるのも何だし、デュエルを再開しようか」

遊馬「……あっ!よく考えたら俺、ドローしたカードもう手札に加えちゃってるじゃんか!どうしよう!?」

遊星「……俺はそんな事はしないさ。そもそもマインドクラッシュもはたき落としも罠カード、先攻1ターン目には関係ない話だ。これで良い勉強になっただろう?次からは遊戯さんが言った通りにすれば大丈夫だ」

遊星「さぁ、デュエルを再開しようか。スタンバイフェイズが終わったらいよいよメインフェイズだ!」

つまり
ドロー

処理

ドローしたカードを一旦手札と別の場所に置く

処理

スタンバイフェイズ終了

メインフェイズ

ってことか?

>>333
それなら完璧だね。こうすれば巻き戻しからのマインドクラッシュやはたき落としをされる事は無いよ。


十代「ここからはメインフェイズだな!メインフェイズでいよいよ沢山の行動が取れるようになるんだ!」

十代「モンスターの召喚や、魔法カードの使用やセット、罠カードのセット。モンスター効果の発動とかもあるな」

遊馬「アニメでもやってた、カードを沢山使ってるのがこのメインフェイズなんだな!」

十代「その通り!俺は遊星の側に居るから、今遊馬が引いた手札が何なのか解らないから、何かあったら遊戯さんに聞いてみると良いぜ!」

遊馬「俺の手札か……」

遊馬手札:
神秘の代行者 アース、ヘカテリス、神聖なる球体、エネミーコントローラー、サイクロン、激流葬

遊戯「うん、ズバ抜けて良いって訳でも無いけど、悪いって訳でも無いね。程々の手札だ」

遊戯(球体引いちゃったか……本当は引きたく無いカードなんだけど、1枚だけならまぁ許容範囲内だね)

友人間なら
友「俺は青眼の白龍をアドバンス召喚だ!すごいぞー!かっこいいぞー!そのままダイレクトアタックだ!!」

俺「ちょっと待ったァ!俺は激流葬を発動してフィールドを一掃させてもらう!」
とかは日常茶飯事

エネコン、サイク、激流葬…
蟹さん大嵐握ってそうだな紫炎

>>338
ゆるすぎワロタ
俺の場合はこんな感じだな
友人「ダンセルセンチホーネットオラァ」
俺「ダンセルセンチホーネットオラァ」

>>271
俺が持ってた強欲で謙虚な壺、強欲で謙虚な壺(金)の二枚を

レフィキュル×3
クリッター
開闢
とトレードしてもらったのは今ではいい思い出だ

遊馬「確かこのヘカテリスって、さっき言ってた神の居城-ヴァルハラってカードを手札に加えられるんだよな?」

遊戯「そうだね。今は手札に特殊召喚して嬉しい上級モンスターは居ないけど、ここは手札に加えて置こうか」

遊戯「今は手札に上級モンスターが無いけど、こうしてデッキを減らして置けば僅かながらも次のドローで上級モンスターを引ける可能性が上がるしね」

遊馬「えーっと……ヘカテリスの効果発動!このカードを墓地に捨てて、デッキから神の居城-ヴァルハラを手札に加えるぜ!」

遊戯「こういうサーチカードを使った時は、手札に加えるカードはキチンと相手に見せようね。これも不正防止の為だからね」

遊戯「この世界にはリストバンドからカードを取り出して何食わぬ顔で使うっていう不正を行うデュエリストとも呼べない人も居るからね!」


バンデット・キース「ヘックシッ!!」


遊馬「……あれ?」

遊戯「どうかしたの?」

遊馬「そういえば、墓地に捨てるって書いてあるけどさ。墓地以外に捨てる場所ってあるのか?」

>>344
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/29(日) 08:49:21.92 ID:JHO5/5Na0
去年の一二月の話だけど

こっちが合憲のゴールドレアとノーマルの二枚だして
相手から堕天使ナース三枚、クリッター一枚、開闢一枚

でトレードしたんだけどどっちが得してる?全て美品

この人か

この世界にもセカンドディールだとかマークドだとか
8連続初手ダストとかやる不正プレイヤーいるからなー(棒読み

遊戯「あぁ、これか。普通に使ってる分には関係ないんだけど、墓地を封じるカードを使ってきた時に差が出てくるんだよね」

遊馬「墓地を封じる?そんなカードもあるのか」

十代「あぁ。全体除外カード、『次元』って呼ばれてるカード群だな」

遊星「比較的良く見掛けるのは閃光の追放者、次元の裂け目、マクロコスモス等のカードだな」

遊星「これ等のカードがフィールドに存在すると、墓地へ送られるカードは全て除外ゾーンという墓地とはまた別の場所へ送られるようになるんだ」

遊戯「手札から捨てる、手札から墓地へ捨てる。これの差は……」

手札から捨てる→捨てる先は指定されてない→墓地へ行くカードを除外するカードがあっても問題無く使える
手札から墓地へ捨てる→絶対に墓地へ捨てなければならない→全体除外カードがあると墓地へ送れないので発動が出来ない

遊戯「こんな風に差が出てくるんだ」

遊星「次元は……苦手だな。ジャンド的な意味で」

十代「俺はどっちとも言えないなぁ……ミラクル・フュージョンが使えなくなるけど、代わりにThe シャイニングの攻撃力がとんでもない数字になったりするしなー」

遊戯「さて、これでヴァルハラが遊馬君の手札に加わった」

遊戯「……うん、これはちょっと遊星君に聞かれると少し不味いからちょっと聞こえないように話そうか」ヒソヒソ...

遊戯「ヴァルハラの効果は、1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない時に、手札から天使族モンスターを特殊召喚する効果だ」

遊戯「だから、今ならヴァルハラの効果が使えるんだ」

遊戯「そして、通常の召喚は1ターンに1度だけだけど、特殊召喚は通常召喚とは別の扱いだ。だからその上で召喚が出来るんだ」

遊戯「今、遊馬君の手札にあるモンスターは、神聖なる球体と神秘の代行者 アースがある。ヴァルハラの効果も使えば、これを1ターンでフィールドに揃えられるんだ」

遊戯「この状況なら、エクストラがしっかり揃ってればレベル4のシンクロも狙えるんだけど……これは今は無いから考えないで置くよ」

遊戯「もう一つは……遊馬君なら解る筈だ」

遊馬「……あっ!レベル2のモンスターが2体!」

遊戯「そう、エクシーズ召喚も狙えるんだ、今の状況なら。ただ……」

遊馬「ただ?」

遊戯「ここはちょっと迷う所だね。複数枚あるなら兎も角、今遊馬君のエクストラデッキにあるランク2のモンスターはガチガチガンテツ1枚だけだ」

遊戯「このカードをこんな1ターン目で行き成り使って良いのか……だね」

>>348
カイザー「セカンドディールとかプロとしてどうかと思う」
舞さん「マーキングとかカード痛める行為はデュエリストとして最低だわ」
蟹「初手クェーサー三体じゃないだけマシだろ」キリッ

遊戯「それに、ガチガチガンテツはかなり強固な壁になってくれる良いカードだ」

遊戯「でも、それは同時にこのデッキだと弱点にもなる」

遊馬「……?俺の場に長く残ってくれるのに、何で弱点になるんだ?」

遊戯「さっきのヴァルハラの効果を思い出してごらん?」

遊馬「ヴァルハラの効果は……自分フィールドにモンスターが居ない時……あっ!?」

遊戯「気付けたみたいだね?そう、ガチガチガンテツがフィールドに存在すると、例え次のドローで強力な最上級をドロー出来ても、ガチガチガンテツがフィールドから離れるまでヴァルハラの効果で特殊召喚が出来なくなってしまうんだ」

遊戯「だからここは戦略と運の範疇だね。こればっかりは次のドローがどうなるかによって理想的な動きが変わってしまうから……ボクでもどうすべきかは断言出来ないね」

遊馬「そうなのか……どうするかなぁ……」

遊馬「……そうだな、俺も早くエクシーズ召喚したいけど。ここは少し待ってみるかな」

遊戯「温存するんだね。それじゃあ今はヴァルハラを発動する必要も無いし、アースを召喚からスタートしてみようか」

遊馬「良し!行くぜ、俺は神秘の代行者 アースを召喚!」

遊馬「アースにも効果があったよな……えっと、自分のデッキから代行者の名が付くモンスターを1枚手札に加える、だな」

遊馬「よーし!神秘の代行者 アースの効果発動!」

遊星「ふっ……手札からモンスター効果発動!」

遊馬「何ぃ!?俺のターン、しかも1ターン目なのに行き成り手札から!?」

遊戯「……そうか……遊星君の初手にあったのか……あのカードが……」

十代(……確かに、この手札なら使うべきだな)ウンウン

遊星「このカードを手札から墓地へ送り、相手モンスター1体を選択して発動する!」

遊星「エフェクト・ヴェーラーの効果発動!このターン、相手の効果モンスターの効果を無効にする!」

遊馬「無効……って事は……!?」

遊戯「神秘の代行者 アースの効果でデッキからカードを手札に加える事は出来ないって事だね」

遊馬「嘘ぉん!?」ガーン

遊戯「エフェクト・ヴェーラーはかなり強力なカードだ。これから何度も見掛ける事になると思うけど、挫けちゃ駄目だ」

遊戯「それに、エフェクト・ヴェーラーはモンスターを破壊する効果は持って無い。だからアースは遊馬君の場に残ったままだ」

遊馬「そ、そうだよな!俺にはまだモンスターが残ってるんだもんな!」

遊馬(でも、このターン召喚はしちゃったし、先攻1ターン目は攻撃も出来ない……出来る事が無いなぁ)

遊馬「なら!俺はカードを3枚伏―――」

遊戯「!ちょっと待って遊馬君!」

遊馬「うぇっ!?な、何だよぉ!だってこれしかやる事無いだろ!?」

遊戯「そうなんだけど、何も考えないでその行動は不味いんだ!あのカードがあるから!!」

流石チーム5D'sのリーダーだ!

遊馬「あのカード……って何のカード?」

遊戯「……『大嵐』っていう魔法カードだよ。勿論今回遊馬君はこのカードを見てないから、知らないのも無理ないんだけど……」

遊戯「これは、フィールドに存在する魔法、罠カードを全て破壊するっていうとても強力なカードなんだ」

遊戯「もし遊馬君が一気に3枚リバースカードをセットして、次のターン遊星君が大嵐を使ったら……どうなる?」

遊馬「俺の手札はたった2枚……それ、すげーピンチじゃんか!?」

遊戯「大嵐は制限カードになってるけど、制限カードって事は少なくともデッキに1枚はある可能性があるって事なんだ」

遊戯「それに、大嵐は強力故にほぼ全てのデッキに入ってる。勿論、遊星君のデッキも例外ではない、絶対に入ってる筈だ」

遊戯「良いかい?勿論、デッキに1枚しか入れられないカードだから、遊星君の今の手札にある確率は低いと思う」

遊戯「大嵐が手札に無いなら、寧ろさっき遊馬君がしようとしたように、一気に伏せた方が良いんだ」

遊戯「勿論、相手が大嵐以外の方法でこっちのリバースカードを破壊しようとするかもしれないけど、今回は激流葬もあるし、これは何とかなると思う」

遊戯「大嵐が無い事さえ確認出来れば良いんだけど……残念だけどそんな手段は今は無い」

遊戯「そして仮に大嵐があったとしても、それを防御出来るカード……今回のデッキだと、スターライト・ロード、スターダスト・ドラゴン、神の宣告の3枚だね。これ等があれば一気に伏せても大丈夫だ」

遊戯「でも今回は無い。大嵐を受けたら被害甚大でそのまま敗北にも直結しかねないんだ」

遊馬「う……じゃあカードを伏せない方が良いんじゃ……」

遊戯「それも不味いんだ。何も伏せないと完全にノーガード状態で、成すがままにやられる危険性もある」

砂塵やサイクロンもいいけど個人的にナイトショットのほうが好きや

遊馬「ああぁーっ!一体どうしたら良いんだよぉー!?」

遊戯「……ここは1枚だけ温存して、様子を見よう。大嵐は制限カードだから、それを使わせるには少し位なら被害を受けるのも仕方ないって割り切ろう」

遊馬「じゃあ2枚伏せるんだな。なら……うーん……」

遊戯「そうだね……ここはエネミーコントローラーを残して、激流葬とサイクロンをセットしてみようか」

遊馬「良し!俺はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ!」


遊戯「ターンエンドを宣言するとエンドフェイズっていうのに移行するんだ」

遊戯「エンドフェイズに行うのはエンドフェイズに行う事が決まっているカード効果の他に、手札枚数の調整があるね」

遊戯「手札が7枚以上の時は、手札が6枚になるまで捨てなきゃいけないんだ」

遊戯「尤も、カード効果でそれが操作されている場合はその限りでは無いけどね」

遊戯「原作でも使用した永続魔法、無限の手札なんかが存在する時がそうだね」

遊戯「全てが終わったら自分のターンは終了。相手のターンに移るんだ」


遊星「俺のターン、ドロー。メインフェイズだ」

十代(…………)

十代(遊星……ちょっと手札が良すぎやしないか……?これ、後1枚待ちのリーチ状態じゃないか……)

遊星「俺は手札から速攻魔法、サイクロンを発動!フィールドの魔法、罠カードを1枚破壊する!俺はその右のカードを破壊する!」

遊戯「あ」

遊馬「げっ……激流葬が破壊されるぜ……」

十代(何か当たりのカード破壊しちゃったんだろうなぁ……)ヤバイゾコレ

遊星「ふっ……手札から魔法カード、調律を発動!」

遊星「デッキからシンクロンと名の付くチューナーモンスターを1体手札に加え、その後デッキの上から1枚を墓地へ送る!」

遊星「俺はデッキからクイック・シンクロンを手札に加え、デッキの上から―――」

十代「頼むから!あのカードは落ちるな!!あのカードが墓地に送られたら遊星の手札が完成しちゃうから!!」

遊星「……サイクロンが墓地に送られるな」

十代「セーフ!まだ大丈夫!!」

遊星(レベル・スティーラー待ちなんだが……そうそう上手くは行かないな)

遊星さん容赦ねぇwwww
アニメからして舌打ちしちゃうし

遊星「俺はジャンク・シンクロンを召喚!そしてジャンク・シンクロンの効果発動!」

遊星「このモンスターの召喚に成功した時、俺の墓地からレベル2以下のモンスターを1体、守備表示で特殊召喚出来る!」

遊星「俺はエフェクト・ヴェーラーを特殊召喚!」

遊星「そして、このカードは自分の墓地からモンスターを特殊召喚に成功した時、手札から特殊召喚が出来る!ドッペル・ウォリアーを守備表示で特殊召喚!」

十代(遊星……手加減する気一切無いんだな……躊躇せず最善手で進めてる……)

遊星「レベル2、ドッペル・ウォリアーに、レベル3、チューナーモンスター、ジャンク・シンクロンをチューニング!」

遊星「リミッター解放、レベル5!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、オーケー!アップリンク、オールクリアー!GO、シンクロ召喚!カモン、TG ハイパー・ライブラリアン!!」

十代(ジャンク・ウォリアーじゃないのかよ!もう完全に殺りに来てるぞオイ!?)

遊星「ドッペル・ウォリアーの効果発動!このカードがシンクロ素材として墓地へ送られた場合、俺の場にドッペルトークンを2体攻撃表示で特殊召喚する!」

遊馬「トークン……?」

遊戯「モンスターカード扱いとしてフィールドに出てくる物だね。トークンはフィールドに出現するけど、墓地には送られないんだ」

遊戯「トークンはフィールドから離れる時は墓地にも送られないし、除外もされない。完全に消滅の扱いだね」

遊戯「トークンはこれはトークンだと解れば何を使っても良いんだ。サイコロやコイン、使ってないカードでも良いね」

遊星「レベル1、ドッペルトークンに、レベル1、チューナーモンスター、エフェクト・ヴェーラーをチューニング!」

遊星「集いし願いが、新たな速度の地平へ誘う。光さす道となれ!シンクロ召喚!希望の力、シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロン!」

遊戯「見ての通り、トークンはシンクロ召喚の素材になれる。でも、エクシーズ召喚の素材にはなれないんだ。ここは間違え易いから注意しようね」

遊馬「でも、何でエクシーズ召喚には使えないんだ?」

遊戯「多分……だけど。トークンはフィールドを離れると消滅するのが原因じゃないかな?」

遊戯「エクシーズモンスターの召喚に使ったモンスターはフィールドではないエクシーズ素材となるんだけど、トークンはフィールド以外では存在できないから……って事なんだと思うよ」

遊星「フォーミュラ・シンクロンの効果発動!このカードがシンクロ召喚に成功した時、俺はデッキから1枚ドローできる」

遊星「更にTG ハイパー・ライブラリアンの効果発動!シンクロモンスターのシンクロ召喚に成功した時、俺はデッキから1枚ドローする!」

遊星「デッキの上から3枚を墓地へ送り、手札から魔法カード、光の援軍を発動!」

遊星のデッキの上から墓地へ送られたカード:
カオス・ソルジャー -開闢の使者-、ジャンク・シンクロン、カードガンナー

遊星「デッキからライトロードの名を持つレベル4以下のモンスターを手札に加える!俺はライトロード・マジシャン ライラを手札に加える!」

遊星(……これで墓地を増やす手段は無くなったか……後一歩が届かなかったな……)

遊星「このカードは手札からモンスターを1体墓地へ送る事で特殊召喚が可能となる。俺は手札からライトロード・マジシャン ライラを墓地へ送り、クイック・シンクロンを特殊召喚!」

遊星「レベル1、ドッペルトークンに、レベル5、チューナーモンスター、クイック・シンクロンをチューニング!」

遊星「集いし力が、大地を貫く槍となる!光さす道となれ!シンクロ召喚!砕け、ドリル・ウォリアー!!」

遊星「再びTG ハイパー・ライブラリアンの効果発動!シンクロモンスターのシンクロ召喚に成功した時、俺はデッキから1枚ドローする!」

遊星「ん……手札から魔法カード、調律を発動!デッキから今度はジャンク・シンクロンを手札に加える!そして、デッキの上から1枚墓地へ送る!……シンクロン・エクスプローラーが墓地へ送られるな」

遊星「バトルだ!TG ハイパー・ライブラリアンで神秘の代行者 アースに攻撃!」

遊馬「うわっ!?」LP8000→6600

遊星「更に、ドリル・ウォリアーで直接攻撃!ドリル・ランサー!!」

遊馬「ぐああぁぁぁぁっ!くっ!?」LP6600→4200

遊星「メイン2だ。俺は手札から音響戦士ベーシスを捨て、ドリル・ウォリアーの効果発動!」

遊星「このモンスターをゲームから除外する!これでターンエンドだ!」

遊馬「くっ……!たった1ターン目で行き成りライフが半分近くまで減らされた……!?」

遊戯(スティーラー落ちなくて本当に良かった!!落ちてたら後攻1ターンキル成立してた所だよ!)

墓地を増やす手段なくてもまだ141と死者蘇生がry

遊戯「さっきは先攻1ターン目だったから説明が出来なかったんだけど、さっき遊星君が行っていたバトルフェイズとメインフェイズ2の説明に入るよ」

遊戯「バトルフェイズは文字通りバトルを行う所だ。モンスターで攻撃!ってヤツだね」

遊戯「バトルフェイズには『ダメージステップ』っていうのが存在するんだけど……これをココで説明しちゃうと大変な事になるから今回は割愛するよ」

遊戯「それからメインフェイズ2だね。これはメインフェイズと行える事が一緒なんだ」

遊戯「リバースカードをセットするのはメイン2で行うのが基本だね、これもまた、あるカードを警戒しての行動なんだ」

遊馬「何のカードを警戒してるんだ?」

遊戯「『邪神の大災害』ってカードだね。これは相手のモンスターが攻撃して来た時、大嵐同様の効果を発動する罠カードなんだ」

遊戯「でも、同時にメタモルポットっていうカードも存在するんだ。こっちを警戒する場合、最初にリバースカードをセットしてから攻撃するのが正解になるね」

遊馬「へー……色々あるんだなぁ」

遊戯「これもまたデュエルの駆け引きだね。相手のカードをどう読むか、こればっかりは洞察眼を養うしか無いね」

マシュマロンドロー
ヴァルハラ発動
ヴァルハラ効果、神聖なる球体SS
エネコンでF1奪取
マシュマロン通常召喚
F1とマシュマロンでチューニング、マジカルアンドロイドSS
マジカルアンドロイドでライブラリアンに攻撃。

って展開ぐらいしか、この場を乗り切れる気がしない。

>>396
その方法だとエネミーコントローラーを発動した時点でフォーミュラ・シンクロンの効果でチェーンされ、
シンクロ召喚からコントロールを奪う効果を回避されます。
こういう効果の応酬もまた遊戯王の醍醐味ですが、その方法だと状況が打開出来ません。


遊馬「良し、俺のターン、ドロー!」

遊馬(!このカードは!)

遊戯(!)

遊星(……遊馬と遊戯さんの表情が変わった……何か危険なカードを引いた……か?)

十代(このままだと遊星の一方的な展開で終わっちゃうしなぁ……逆転の一手はあるのかな?)

キュイーン!

遊戯(裏)「相棒、ここは俺に行かせてくれ。……遊馬君。今、俺達はかなり不利な状況に置かれてる」

遊戯(裏)「だが、逆転のチャンスはある。この1ターンだけで良い。これから、俺が行う事に何も言わずに続いてくれるか?」

遊馬「何だかよくわかんねーけど……解った」

遊戯(裏)「良し。……これから、デュエルを始めたばかりの遊馬君にはかなり不可思議に思える行動を取るが、これはこの状況を打開する為の作戦だ。……行くぞ!」

遊星(ドリル・ウォリアーの効果は、次の俺のスタンバイフェイズに除外されたこのカードを特殊召喚し、自分の墓地からモンスターカードを1枚手札に加える効果)

遊星(さっき、俺のデッキからカオス・ソルジャー -開闢の使者-が墓地へ送られた……これを利用しない手は無い)

遊星(次のターン、このカードを墓地から回収し、特殊召喚。そこから一気に畳み掛ける!)

遊馬&遊戯(裏)『手札から、神聖なる球体を召喚!』

遊星(モンスターを召喚……か)

遊馬&遊戯(裏)『バトル!神聖なる球体でTG ハイパー・ライブラリアンに攻撃!』

十代「攻撃力500の神聖なる球体で、攻撃力2400のTG ハイパー・ライブラリアンに攻撃!?」

遊星(この行動が示す答えは……一つしかない!)

遊星「バトルと言ったな。なら俺はメインフェイズ終了前にフォーミュラ・シンクロンの効果を発動!」

遊星(相手の場にはまだ伏せカードがある……あの伏せカードが神の宣告ならそもそもここまで動けなかった筈だ……)

遊星(あの伏せカードは此方の動きを妨害するカードでは無いから、当面の危機は無いが……破壊しておくに越した事は無い)

遊星(悪い取引ではない筈だ!)

遊星「レベル5、シンクロモンスター、TG ハイパー・ライブラリアンに、レベル2、シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロンをチューニング!」

遊星「冷たい炎が、世界の全てを包み込む―――漆黒の花よ、開け!シンクロ召喚!現れよ、ブラック・ローズ・ドラゴン!!」

遊星「ブラック・ローズ・ドラゴンの効果発動!このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールドのカードを全て破壊する!ブラック・ローズ・ガイル!!」

遊馬「フィールドの全てのカードを!?それじゃあお前のモンスターまで!」

遊星「……そのカードを許せば、俺のモンスターは破壊されてしまう……そして、アクセルシンクロによる相手への妨害も不可能になってしまう」

遊星「なら、せめてその伏せカードを破壊するという仕事だけはさせて貰う!」

遊馬「くっ……!俺のサイクロンが……!」

遊星「やはり此方を直接妨害するカードでは無かったか……だが、これでモンスターは破壊した!」

遊星「俺の場はがら空きに見えるが、実際には次のターンドリル・ウォリアーがフィールドに戻って来る。よってフィールドの建て直しは容易だ」

遊星「お前に、『オネスト』は使わせない!!」

遊戯(裏)「―――――」

遊戯(裏)「―――掛かったな!」ニヤッ

遊星「何!?」

遊戯(裏)「こっちが一番厄介だったのは、そのフォーミュラ・シンクロンの効果とブラック・ローズ・ドラゴンだったのさ!」

遊戯(裏)「この状況、真っ直ぐに進んでは途中で阻止される。だから、どうしても何処かで相手に ミス をして貰う必要があった」

遊星「―――!ま、まさか……手札にオネストは……」

遊戯(裏)「あぁ、無いさ!行くぞ遊馬!メイン2だ!」

遊馬「おう!」

遊馬&遊戯(裏)『俺は、手札から神の居城-ヴァルハラを発動!続けてその効果を使用する!』

遊馬&遊戯(裏)『手札から天使族モンスターを1体特殊召喚する!』

遊馬&遊戯(裏)『俺は、大天使クリスティアを特殊召喚!!!』

十代「―――――!?おいおいマジかよ!?本当にこの状況を逆転しやがった!!」

遊星「大天使クリスティア……!!」

遊星(不味い……!これでは……!?)

遊馬「カードを1枚伏せて、ターンエンド!」

遊馬「すっげぇ!!本当に1ターンで状況を変えちまったぜ!?」

遊戯(裏)「あぁ……そうだ。そしてこれが、オネストの持つカードの力だ」

遊戯(裏)「手札にあろうと無かろうと、相手を束縛する鎖となる。これがオネストの見えない力でもある」

遊星「……俺のターン、ドロー……!」

遊星「……このスタンバイフェイズ、本来ならドリル・ウォリアーが特殊召喚される筈だが……」

十代「大天使クリスティアがフィールドに存在するせいで、一切の特殊召喚が出来なくなる……!」

遊星「……これで、ドリル・ウォリアーは戻ってこれなくなってしまったか……神の居城-ヴァルハラ……だが、そのカードは2度は使わせない!」

遊星「手札から魔法カード、大嵐を発動!フィールドの魔法、罠カードを全て破壊する!!」

遊馬「大嵐……!遂に来ちまった!」

遊戯(裏)「これを止める手段は無い……!」

遊星「伏せていたカードはエネミーコントローラーか……」

遊星(とは言え、特殊召喚を封じられたこの状況では動けない……)

遊星「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ!」

遊馬「行くぜ!俺のターン、ドロー!!」

遊戯(裏)「!」

遊馬「行くぜ!このままバトルだ!大天使クリスティアでダイレクトアタックだ!!」

遊戯(裏)(確かに、この状況なら攻撃あるのみだが……あの伏せカード……嫌な予感がする……)

遊星「―――罠発動!次元幽閉!!」

十代「次元幽閉!これならまだ勝負は解らない!」

遊星「このカードは、相手の攻撃して来たモンスターをゲームから除外する!」

遊戯(裏)「やはり罠カード……!」

遊星「これで、大天使クリスティアはフィールドから消え去った!」

遊戯(裏)「……」

遊馬「なら!メイン2!俺は手札から―――」

遊戯(裏)「待つんだ遊馬。……ターンエンドだ」

遊馬「ターンエンド!?だって、このカードは……」

遊戯(裏)「……どうやら、また此方が追い詰められたみたいだな……」

遊馬「追い詰められた……?だって、今はお互いに手札が1枚ずつ、それにフィールドはお互いに何にも無いじゃないか」

遊戯(裏)「だが、遊星の手札には……調律の効果で手札に加えたカード―――ジャンク・シンクロンがある!」

遊馬「?それがどうかしたのか……?」

遊戯(裏)「……遊馬。次のターン、間違いなくお前は見る事になるだろう」

遊戯(裏)「ジャンク・シンクロンというカードの強さをな……」

遊馬「良く解んねぇけど……なら、ターンエンドだ!」

遊星「……行くぞ、俺のターン!ドロー!」

遊星「メインフェイズ……俺は、ジャンク・シンクロンを召喚!!」

遊星「ジャンク・シンクロンの効果発動!このモンスターの召喚に成功した時、俺の墓地からレベル2以下のモンスターを1体、守備表示で特殊召喚出来る!俺はドッペル・ウォリアーを特殊召喚!」

遊星「レベル2、ドッペル・ウォリアーに、レベル3、チューナーモンスター、ジャンク・シンクロンをチューニング!」

遊星「集いし星が、新たな力を呼び起こす―――光さす道となれ!!シンクロ召喚!いでよ―――――ジャンク・ウォリアー!!!」

遊星「ドッペル・ウォリアーの効果発動!このカードがシンクロ素材として墓地へ送られた場合、俺の場にドッペルトークンを2体攻撃表示で特殊召喚する!」

遊星「そして!ジャンク・ウォリアーの効果発動!このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分フィールドに存在するレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分、攻撃力をアップする!」

遊星「俺の場に居るレベル2以下のモンスターはドッペルトークンの2体!トークン1体の攻撃力は400!」

遊星「よって、ジャンク・ウォリアーの攻撃力は800ポイントアップし、2300から3100となる!パワー・オブ・フェローズ!!」

遊馬「こ……攻撃力3100!!?」

遊戯(裏)「やはり来たか……!」

遊星「バトル!ドッペルトークン2体で攻撃!」

遊馬「くうっ!」LP4200→3800→3400

遊星「そして―――ジャンク・ウォリアーの攻撃!!」

遊星「 ス ク ラ ッ プ ・ フ ィ ス ト ! ! ! 」

遊馬「ぐわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!?」LP3400→300

遊星「……ターンエンドだ!」

遊戯(裏)「首の皮一枚……だな」

遊馬「後1体でも多くモンスターを出されてたら負けてたぜ……だからさっきモンスターを召喚するべきだって……!」

遊戯(裏)「いや、これで良いんだ。確かにかなり危険な橋を渡る羽目になったが、御蔭でこのモンスターを守る事が出来た」

遊馬「このカード……」

遊戯(裏)「このカードをさっきのターン、フィールドに出していたら……どうなっていたと思う?」

遊馬「えっと……ジャンク・ウォリアーの攻撃力が3100だから……このモンスターだと……そ、そうか!」

遊戯(裏)「そういう訳だ。このカードをさっきのターン出していたら、攻撃力も守備力もジャンク・ウォリアーには勝てなかった」

遊戯(裏)「そして、このカードを出したら此方の手札は0。手札が0では今度はオネストの見えない鎖による束縛の手段も使えない」

遊戯(裏)「手札が0なのに、手札を捨てる事は出来ないからな」

遊戯(裏)「だが、今度はこっちの番だ!攻めるぜ、遊馬!」

遊馬「おう!俺のターン、ドロー!!」

遊戯(裏)「今こそ、このカードを使うぜ!」

遊馬「あぁ!このカードは、自分の墓地・手札・フィールドの中から1体、代行者の名を持つモンスターをゲームから除外して特殊召喚出来る!」

遊馬「墓地の神秘の代行者 アースを除外して、マスター・ヒュペリオンを特殊召喚!!」

遊星「遂に来たか……!ロスト・サンクチュアリの真の切り札が……!」

遊馬「マスター・ヒュペリオンの効果発動!1ターンに1度、自分の墓地から天使族モンスターを1体ゲームから除外し、フィールドのカード1枚を破壊する!」

遊馬「俺は墓地の神聖なる球体を墓地から除外し、ジャンク・ウォリアーを破壊!」

遊星「……済まない、ジャンク・ウォリアー……!」

遊馬「バトル!マスター・ヒュペリオンでドッペルトークンに攻撃!」

遊星「ぐああぁぁっ!」LP8000→5700

遊馬「いよっしゃぁ!!遂に相手にダメージを与えたぜ!」

遊馬「俺はメイン2でモンスターをセットして、ターンエンドだ!」


十代「ちょっと補足だ!遊戯王5D's以前のアニメを見ていると起こる誤解なんだけどさ……」

十代「モンスターを表側守備表示で召喚!は、出来ないから注意しろよ!」

十代「アニメでやってるからってOCGでも出来るって勘違いは良くあるパターンだからな!」

十代「勿論、カード効果の影響でそうなってしまう時は可能だぜ!」

遊星「俺のターン、ドロー!」

遊星(……くっ……一か八か、このカードに賭けるしかない……!)

遊星「俺は手札から魔法カード、闇の誘惑を発動!」

遊星「デッキから2枚ドローし、その後手札から闇属性モンスターをゲームから除外する。但し、闇属性モンスターを除外出来ない時、手札を全て捨てる!」

遊星「2枚ドロー!!―――くっ……!手札からクイック・シンクロン、ライトロード・ハンター ライコウ、エフェクト・ヴェーラーを捨てる……」

十代「手札を捨てる羽目になったか……本格的に遊星がピンチだな……」

遊星「俺はドッペルトークンを守備に変更、ターンエンドだ……」

十代「そういえば表示形式の変更は遊戯さんが説明してなかったな。折角だから説明しておくぜ!」

十代「表示形式の変更はモンスター1体を1ターンに1度だけ変更出来るんだ。1度変更したターンはもう変更出来ないから注意しろよ!」

十代「それと、表示形式の変更を行えるのは条件があるぜ!」

1.このターンに召喚、反転召喚、特殊召喚したモンスターではない事
2.このターンに攻撃したモンスターではない事

十代「この条件を満たしてないと表示形式は変えられないから注意しろよ!」

十代「それと、カード効果による変更は別カウントになるからここも注意だ!」

十代「カード効果で表示形式を変えたモンスターの表示形式を変える事は可能だし、その逆も可能なんだぜ!」

遊馬「チャンスだぜ!今なら一気に攻撃出来る!俺のターン、ドロー!」

遊戯(裏)「待て遊馬!今此方のライフは300しかない!不用意に攻撃表示のモンスターを残しては不味い!」

遊馬「うっ、そうだった!なら俺はこのままマスター・ヒュペリオンの効果発動!」

遊馬「墓地のヘカテリスをゲームから除外して、ドッペルトークンを破壊する!そして、マスター・ヒュペリオンでダイレクトアタックだ!」

遊星「うあああああぁぁぁぁぁ!!!」LP5700→3000

遊馬「よぉし!!俺はこれでターンエンドだ!!」

十代(これは本当に遊馬が勝てるかもしれないな……!)

遊馬「でも、なんでこのモンスターを召喚しないんだ?」ヒソヒソ

遊戯(裏)「このモンスターは召喚しなくて十分だ」ヒソヒソ

遊戯(裏)(まさか2枚目の神聖なる球体を引いてしまうとは……まぁこのライフじゃどの道ヴィーナスの効果が使えないしな……)

遊星「……俺のターン、ドロー!」

遊星「―――!来たか……!俺は、手札から魔法カード……ブラック・ホールを発動!フィールドに存在するモンスターを全て破壊する!!」

遊馬「何!?」

遊戯(裏)「この状況で……制限カードであるそのカードを引き当てる……だと!?」

遊星「セットモンスターはマシュマロンか……戦闘で破壊されないモンスターも、効果による破壊には無力!」

遊星「とはいえ……もう俺に残された手札は無い……このままターンエンドだ……」

遊馬「あんなカードがあったなんて……」

遊戯(裏)「マスター・ヒュペリオンが倒されたか……」

遊戯(裏)「不味いな……もう墓地にもフィールドにも手札にも代行者が無い……このままじゃマスター・ヒュペリオンが出せない……」

遊戯(裏)「それに、墓地の天使族が足りなくて大天使クリスティアも特殊召喚出来ない……」

遊戯(裏)「これ以外のモンスターは出せなかったり今のライフだと攻撃力に難があって召喚が躊躇われる……どうする……」

遊馬「―――――かっとビングだ!!」

遊戯(裏)「かっとビング……?」

遊馬「諦めなきゃ、何時だってかっとべるんだよ!」

遊馬「諦めない、チャレンジし続ける……かっとビングさえあれば、必ず道は開けるんだ!!」

遊馬「行くぜ―――!俺のターン、ドロー!!!」

遊馬「―――――!?な、何だこのカード……!?俺、こんなカードをデッキに……」

遊戯(表)「……引いたみたいだね。そのカードを」

遊馬「このカード、ひょっとして……」

遊戯「ラッキーカードさ。そのカードがキミの元に行きたがってるんだ」

遊戯「さぁ、そのカードでこのデュエルに決着を!」

遊馬「―――あぁ!」

昔ほど酷くは無いけど今もやっぱエクストラデッキを揃えるのが結構お金が掛かるよね……


遊馬「俺は!手札から魔法カード……死者蘇生を発動!!!」

十代「!?」

遊星「死者蘇生……だと……!?」

遊馬「墓地からモンスター1体を特殊召喚する!蘇れ、マスター・ヒュペリオン!!」

遊馬「そして!手札から神聖なる球体を召喚!」

遊馬「バトル!神聖なる球体と、マスター・ヒュペリオンで、ダイレクトアタック!!!」

遊星「うあああああぁぁぁぁぁぁ!!!ぐっ!?」LP3000→2500→0 ピーッ!!


―――――――――――――――――――――――

遊馬「よっしゃー!勝ったぜー!!勝ったビングー!!!」

遊星「流石だな……まさかあの手札からのスタートなのに負けるとは思ってなかった……」

十代「遊星の最初の手札、一瞬仕組んだのか?って思う位最高に近い手札だったしなぁ……」

遊戯「と、こんな感じでデュエルして行くんだ」

遊星「近くに友人知人のデュエリストが居るなら、その人達と対戦してみると良い」

十代「他にはデュエルスペースとかに行って、まだ見ぬデュエリストを相手に戦い続けるのも良いぜ!」

遊戯「これからは、色んな相手と戦って、カードやプレイングの知識を磨いていくと良いよ!」

遊星「遊戯王Wikiを参照にするのも良いな。ここにはカードの使い方や、間違い易い注意点なんかも色々書いてあるからな」

http://yugioh-wiki.net/

遊馬「色々教えてくれて、有難う御座いました!」

遊星「……さて、これで最後だし。最後はちょっとこの初心者デュエリストに今の遊戯王の現実を見せて終わりにしようか」

遊馬「現実?」

十代「だな……事前に覚悟した上で見て貰わないと、放り投げられても仕方ないしな……」

遊戯「と言う訳で、準備は良いかい遊馬君?」

―――――――――――――――――――――――

遊戯「トショカンショウカンモクジモクジモクジドロー略マジックテンペスターオラァ」

十代「エアーバブルエクシーズブレードハートソセイエアーバブルエクシーズエクスカリバーエマコバブル略ダイレクトオラァ」

遊星「スティーラキッテクイッ略クェーサードラゴン!ニレンダァ!オラァ!!」

遊馬「」

    , -──- 、
 /::::::::::::::    ::\
/:::::::::::        ::∨ト、    ←遊馬です    こいつはくせえッー!
::::::::::          :: レ'ノ
::::::::::::::        ::: レ'⌒ヽ     ゲロ以下のにおいが

ヽ-───i===i─-}ァ'  ノ    プンプンするぜッ─────ッ!!
、` ー-===-゚---゚==‐' /
、`¨フ>;''ニニゞ,;アニニY´; )     こんな殺伐とした1Kill合戦には出会ったことが
_、;;)¨´,ニ=゚='" ,.ヘ=゚:く {ッリ'        ねえほどなァ────ッ

i1(リ        r;:ドヽ K
ヾ=、     に二ニヽ `|; )      インフレのせいで1Kill厨になっただと?
_,ノ| i.     {⌒゙'^ヽ.{  i;; ヽ        ちがうねッ!!
_,ノ!i ヽ、  ヾ二ニソ ,';;;  ;;冫=:、
_;(|.!.  \   ‐っ /!;;; ;;/ 、''"\__  こいつは生まれついての1Kill厨だッ!
'ト、\.   ,ゝ、.二..イリ\ / ー1\'ニゝヽ_

:ヽ  `ニア   ,. -┴‐‐'  ー-:l :=ゞ=ソ」=ヽ   コンマイさん
:::::\ ニ=ト、.i___`ー-┴-、ノ .   l __l| ,ニト、くヽ
l::::::::::\ー:ト      __}/ト、゙ ー-‐| ,ニ|ゞ=ハ `¨´ー-  早えとこ
;ニ=ー:::::::ヾト、._    ̄ ノ|::ヽ ニ._‐-ゞ=' .ノ ::|::::::::::: 禁止にしちまいな!
:\:::::::::::::::ヽ   ̄ ̄ !:|:::::    ̄ ̄  ::::|::::::::

遊戯「遊戯王でデュエルを始めたい?」遊馬「あぁ!」

                                    ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                                    d⌒) ./| _ノ  __ノ

鬼柳「1killだと?」
クロウ「きたねー事しやがるぜ!」

環境の悪い部分を紹介するつもりなら聖刻とインゼクも見せるべきwwww

もう駄目だってヴぁ。眠いんだってヴぁ。大人しく寝かせて欲しいんだってばよ。
そんな訳で終わりです。残りは皆さんがご自由に遊戯王を教えあったりしてて下さい。
もう限界です、ねる

                         f三二ニ二7_
                     _,. >、一-  、:::/:: ̄j
                  ,.  ィ==Y=≧x::::ミ、\!::::::/
            ,. -‐ <rzt/イ::::/´ ┃z_l_,:::\::∨ 、
        , - ィ´Y::::::::::::',!:、_く/ !::/  ┃>!≧‐-::::::l::::f

      r-‐',. ノ:ヽ、::::\、::lイr-‐ヘ:! '  _ ィ´::::::::::::::::::::j!::_,j─── z一- _
   _, r{γ´::::::::\::::`::::::::ヘ::j_! ,  '"´ー一  - 、::z_::::::/:`,    z= ,z/
 fニ´  7 、::::::::::::::\::::::::::ノ  l          \ノ:::::、:::: , zシ //
  `ー  |:::::\::>=z::,__:/   `  、        \zニニz! ∠,.'
     /:::::::ー-::::,_::::::::/       !ヘ 、       z=≧
    `ー- 、::::::_,.  '´         '.  ヾ  z=≠ ',..'´
                     jrz==_,. -= '´

                      ヘ/ ' "´

>>501
甲虫装機や聖刻や兎ラギアとかは皆さんに任せた。
あれも明らかに解る糞ゲーっぷりだよね。

ウィンちゃんと一緒におやすみなさいしてくるよ(´・ω・)

乙彼



つまりこのまま密かに保守を続けて続きを書かせることもおkということ

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