やる夫はスティール達ともにステイクランドで旅するようです(26)

らんこ区行き高速道路 車内


「うがぁっ!!ガルルル……あがぁあああ!!」

ドカドカッ!!


やらない夫「おわっ!」  

スティール「悪いな、起こしちまって」

やる夫「うっ……いきなり車内で銃ぶっ放すなお~ビックリしたお」

スティール「だってよートランクに居るヤツがウルサかったんよ」


やらない夫「始末すればいいだろ………常識的に考えて」

スティール「だよな~レイン車止めてくれ」 
レイン「ん……やめておいた方が良いかも知れないよ教授」

スティール「なんで?」

レイン「もうすぐ、雨が降るから」


ゴロゴロ~!

スティール「マジかよ~災厄だわこりゃ」


やる夫達が知り合ったスティールとレインは何か目的があったお。

その目的が何なのかはやる夫達は知る由もなかったお。


ただ、二人はやる夫とやらない夫の命を救ってくれたお。

話は二日前に遡るお。


ニュー速タウン VIP区 北斗高校内部

モヒカン「おらおら!!てめーら知っている事ぜんぶはきやがれれぇぇええ」ベチッベチッ!!

やる夫「何も知らないお~オイラ達はただのサハイバーお」

モヒカン「ウソをつくなぁぁぁぁ」 
  
やらない夫「本当だ信じてくれ!!」


黒い雨によって世界が変わってから一週間後。

やる夫は幼なじみのやらない夫共に故郷を捨て、都心のニュー速タウンに来たお。


そこでたまたまVIP区に入ったのが運の尽きお。


モヒカン「ヒャハー!!」

二人一組で、行動していたという理解に苦しむ理由で拉致られタコ部屋みたいな所で拷問されるハメになったお。


モヒカン「貴様等の目的をはけぇぇ!!」
 
やる夫「オイラ達はただ安全な場所を探しているだけだお!?」

モヒカン「チッ………まだ口を割らぬのか。ならやむを得まい」

モヒカンは腰に下げたParangを鞘から取り出しやる夫の首筋に刃の先端を向けてきたお。


モヒカン「どうやら……そんなに死にたいらしいな」

「あんたがね」

モ・や「え?」


ドン!


モヒカンは頭を撃ち抜かれ前に倒れたお。


「あっ………ごめんなさい汚い脳味噌の破片を浴びせちゃって」


やる夫の目の前にいたのは黒のレザージャケットとランニングシャツを着てボロボロブルージーンズを履いた、赤茶の髪をした14歳ぐらいの少女だったお。

この時やる夫は顔面血まみれだったものの何故か容姿だけは鮮明に見えたお。


やる夫「お気になさらず……所で名前はなんて言うお?」


レイン「レインだよ」

やる夫「オイラは、やる夫だお」


これがレインとの最初の出逢いだお。


「ヒュ~これまた一撃必殺!最後方だぜ!!」

レイン「教授……掃除終わったの?」

教授「終わった、終わった、ちゃんと終わった」

レイン「ひとりも残さずに?」 

教授「勿論だ」

レイン「じゃあ確認し……」   
教授「それはダメだ。レインはここにいる二人を解放してあげてよ~」

レイン「なんで急にオカマ口調?」 

教授「じゃあ、そういう事だからよろしく~」

レイン「気をつけてね」


銀のスーツに身を包んだ眼鏡をかけ『教授』と呼ばれていた若い男はスキップしながらタコ部屋から出ていたお。

やる夫「あれは誰だお?」

レイン「スティールっていうオレの師匠だよ」 

やる夫「師匠?」

レイン「うん」
 

やる夫「ていう事はレインはあの人の弟子になるのかお?」

レイン「そういう事になるね」 
やらない夫「おーい」

やる夫「どうした?やらない夫」 


レイン「牢屋に閉じこめられている人はやらない夫ていう名前なんだね」 

やらない夫「二人で楽しく談笑するより先にやるべき事があるだろ」

レ・や「あっ、本当だ」


すっかり自分が亀甲縛りされている事に忘れていたお。

2分後……

やる夫「すっかり亀甲縛りされている事を忘れていたお」

レイン「たまにあるよね、会話していたら自分が亀甲縛りされている事忘れちゃうって」

やらない夫「ははある!ある!……んなわきゃねーだろ常識的に考えて」

やる夫「ところでレイン達はどうやってここまで来たんだお」
 

レイン「10年型BMW M5 E6に乗ってきたんだ」  

やらない夫「そのBMWはどこにあるんだ?」

レイン「確か……靴箱入れが大量にあるとこ」

やる夫「もしや下駄箱ことかお?」


レイン「そうそう、それだ」


北斗高校 下駄箱

「うがぁあああああああ!!」

スティール「よお、遅かったな」

レイン「どうゆう状況?」


スティールは葉巻を咥えながら、厳ついマスクを被った亀甲縛りされている大男の背中に脚を組みながら座っていたお。


スティール「いやはや~」

スティール「この馬鹿やろうがよ~俺のBMW盗もうとしたから捕まえて亀甲縛りしたらさぁ」

「“サブサイダー”が10体ぐらい現れてめんどくさいBMWに乗って逃げようとしたらもうね~」


スティールは笑いながらグランドを指差したお。

 
スティール「エンジンの音に引き寄せられてサブサイダーがBMWに群がって来やがったからドリフト決めながら蹴散らしたんよ」 


レイン「で……BMWは?」

スティール「ハハハハッ!!」

レイン「はぁ……」チラッ

厳ついマスクの大男「ガルルル!!」


レインは溜め息をつきながら背中に背負っているリュックサックから双頭刀を取り出し鞘を抜いて大男に元に近づいて行った。


スティール「おい、ちょっとまてよ」

レイン「なにこんなときにキ○タクのモノマネしてんの」

スティール「似てただろ?」

レイン「全然」

スティール「……」

やらない夫「そんなことよりもこれからどうするか考えることが先決だろ常識的に考えて」

スティール「心配ご無用」スッ 

やる夫「運転免許証?」

○第一種自動車免許○

名:武田ジャキ

年齢:25

習得日:19××年 5月30日 

種類:大型自動車免許(限定なし)

レイン「いや………免許証見せられてもどうしろって言うの」 

スティール「免許証があるってことはコイツは車に乗って学校に来ているはずだ」  

やらない夫「無茶だろ……絶対車盗まれているだろ常識的に考えて」

スティール「やってみなきゃわからないだろが」 

やる夫「どうせ、オイラ達も行く当てないから協力するお」


スティール「おお!サンキュ~」

やらない夫「仕方ないな……俺も手伝うよ」 

レイン「……じゃあオレも」


スティール「よーしやってやろうぜ!!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー 

結局、1日たってもジャキの車は見つけられず仕方なく他のヴァンパイアに襲われないかも知れないという安易な考えでジャキを連れてスティール達の行きたい所である

らんこ区に向かう為に民家から拝借した2011年型スバル・WRX STI(GVB型)にジャキをトランクに積めて乗っているのが今の状況だお。


明日書けたら書きます。

『……我ら、新世界秩序に栄光あれ!!』カチッ


スティール「ラジオ局ぜんぶダメぽいな」

レイン「もしかして熊嵐道で絡んできたきた連中?」

スティール「さぁな~そうだとしてもやることは一つしかないけどな」

やる夫「さっきのラジオはなんだお?」


スティール「ぬぅおお?!びっくりしたおきてんのかよ」

やる夫「脅かして悪かったお。それよりもラジオが言ってた“新世界秩序”ってなんだお」

レイン「ちょっとした事情で熊嵐道に居た時にオレ達のことを女神の使いとか言ってきた連中がいたんだ」


スティール「んで、何故かは知らんがレインのことを“女神の娘”とかほざいて拉致しようとしてきやがった……だから」    
やる夫「だから、どうしたんだお」

レイン「サブサイダーと“バーサーカー”の群れを新世界秩序の“本拠地”に誘い込んで」

スティール「山が近くにあったから爆破して山崩れを起こしてヤツらもろとも連中を生き埋めにしたそれがもしかしたら」 

「ラジオで演説してる新世界秩序の連中かもしれない」

やる夫「本拠地って言ってたけど実は支部だった可能性があるのかお?」


スティール「可能性は無きにしもあらずだな~」

やる夫「ていうか、爆破で山崩れ起こして生き埋めってえげつないお」

スティール「よく言われるよ」

レイン「そんなことよりも、もうすぐらんこ区に入っちゃうけど」
 

ぐだぐだ会話してたら……らんこ区に着いてしまったお。


スティール「よーしレイン!取り敢えずショピングモールか適当に買い物出来るとこに行ってくれ」 

レイン「そんな余裕あるの?」  
スティール「全然、大丈夫V」

レイン「……ハァッ」ボソッ

スーパー・やらないか ちゅうし

スーパー・やらないか 駐車場
 

やらない夫「スッ~」

スティール「起きろ」ギュッ

やらない夫「おがぁっ?!何すんだいきなり!!」

スティール「らんこ区に着いたぞ~」


やらない夫「そうか………で目的地に着いたのか?」

スティール「んや。食料持ってきてなかったから今からショピングすんだお前もこい」

やらない夫「随分余裕なんだな意外に」

スティール「焦りは禁物だ。この世は今や世紀末~楽しんでこその世紀末だ」

やる夫「なる程」


やらない夫「納得するなよ……常識的に考えて」

スティール「今日は楽しくショピング~リリリリリリリリリリリリ」

やらない夫「ルルルじゃないのかよ」
 

スーパー・やらないか 入り口


スティール「レイン~ヤツらがいるかもしれないから準備を」

レイン「了解」


スティールはそういうと左懐からH&K USP50タクティカルを取り出したお。

レインも、リュックサックからイサカM37 ポリス(レインカスタム)を取り出したお。


スティール「よし……やる夫達は取り敢えず横に下がれ」

やる夫「わかったお」

やらない夫「おk」


スティール「さぁ……ヤツらを殲滅してお楽しみといこう」


スティールはそう言うとガラス扉を蹴破ったお。

中には……

阿部高和「なかなか、イイ男のじゃないか」

スティール「ぎゃああああ?!」ドカッ!!

一瞬だったお。


ここの従業員と思われる色男の顔面がスティールが放った.50AE弾によって粉砕してしまったお。


レイン「あっああ~」

やらない夫「やっちまったな。どうすんだコレ」

やる夫「多分……事故だお」

スティール「まさか、いきなり人がいてビックリして殺ちまったよチクショウ」 

レイン「まぁ……取り敢えず外に置いとこう邪魔だしね」


レインの切り替えの速さにオイラは少し引いたお。


明日書けたら書きます。

阿部高和(死体)ズルズル

スティール「~♪」    

レイン「何で仏さん引きずってるの?」 

スティール「肩に背負ったらスーツ汚れるじゃん」 

レイン「今更、返り血浴びまくってんのに何言ってんだ」

スティール「浴びてない。俺は仕事で返り血浴びたことないから一度も」


レイン「ハイハイ……わかったわかった。変わりに仏さんを弔うからスコップとビニールシーツを出来たらお線香も」

やらない夫「おk。探してくる」

やる夫「オイラも探してくるお~」

スティール「俺はテキーラを」


レイン「ハァ……教授はここで仏さん一緒に待ってて」 

スティール「何でさ?」

レイン「素人二人を警護したいからとこれ以上死人を出したくないからだよ」

スティール「了解、了解、了解」

レイン「じゃあ……お留守番頼んだ」


レインはスティールに対し敬礼をしスティールはレインに中指を立てた。 

5分後……


スティール「酒が近くにあったぜ~イエーイ!!」ゴクゴク

「ぷっはー!日本酒っオマエ意外に旨いな!?ハハハハハッ」


「」そっ……と


レイン「もど……後ろ!?」

スティール「ハハハハハッ!!知ってる知ってる!!ハハハハハッオラッ!!」

「でいうっ!?」


スティールの裏拳が、恐竜みたいな奴の顔面に直撃したお。

スティール「ウィウィウィ、ウィース」ぼくしゃっ

「オボォアッ!?」

スティールはレジスターを恐竜みたいな奴の頭に叩きつけたお。


スティール「おいおい……人を襲撃していおいてその程度かコノヤロー」

「よ、よくも高和を殺したなっていう」 


スティール「事故だよ、事故。仕方ねーだろうがコッチもビックリしたんだからお互い様だろうが」

レイン「ねぇ……その人もしかしたら店員さんじゃないかな」

スティール「んなわけないって……あ」

やる夫「どうしたお?」


○スーパーやらない責任者○

名:佐藤でっていう


スティール「やべっ」

レイン「手当てしないのとね」


スティールがタコ殴りにした相手は右胸に名札をつけていたお。

しかもよく見たらスティールが殺した男と同じ制服を着ていたお。

8分後……


スティール「ワリィ~ワリィ~まさか店長だとは思わなくてさぁ~本当にワリィ」 

でっていう「いや、こちらも悪かったっていうwwww」


ここの店長を勤めているでっていうはスティールが店員である阿部高和の遺体を引きずる瞬間を目撃した為、スティールが阿部を殺したと思い殺害試みたいだお。

スティールのでっち上げた話をまんまと信じ込んだおかげで今は意気投合しているお。



明日書けたら書きます。

スティール「へぇ~店長になるのに20年かかったのかよ」

でっていう「そうっていうwwwwかなり時間は掛かったがなれて良かったっていうwwww」

スティール「所でさぁ~何か武器的なものないか?ノコギリでも可」

でっていう「……ついて来いっていう」


でっていうの雰囲気が一瞬にして○ッシーに変わったお。


商品管理室(その他)

内容を考え直す為に未完にします

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