妹「なんですかこいつは」男「外人だよ外人」 (24)

~リビング~

妹「それは観たら分かります」

外人「オージャパニーズガール」

男「Facebookで尻合ってな。暇らしいから日本に来ないかって誘ったら来たんだ」

外人「ジャパンビッチオオイ」

妹「き、来たって……な、何故私に一言報告してくれなかったのですか?!」

男「あぁ……ちょっと朝ごはん作ってくる」スタスタ

妹「あっ、お兄様!!……もう、意味が分かりません」

外人「アイサツガマダデシタ…グッモーニン」 ボロン

妹「!?」

妹「なっなっ、な、何してるんですか!?」

外人「ワイ?」

妹「why?じゃありません!ていうか日本語通じるんですか」

外人「ソーリーソーリー。マダオキテマセーン」 ズイズイ

妹「ひぃいやぁああぁ!ち、近寄らないで!そ、それ以上近付いたらぶちますよ!!」

外人「HAHAHA、ジャパニーズガールクチダケガール」 ズイズイ

妹「!!し、痴れ者!」バチーン

外人「オオォォ!イエス!オキマシタ」

ちんこ「モーニン」ボッキ

妹「ひいぃいいぃ!お、お兄様ー!」

~台所~

男「あ?どうした」

妹「はぁっはぁっはぁ……あ、あいつは危険です!今すぐ本国へ送り返しましょう!」

男「な、何言ってんだ?それにあいつじゃなくてマーラペ・ニスって名前が有るんだぞ」

妹「は、はやくあいつを送り返してください!」

外人「ゴハンマダデスカ?」

妹「ひいぃいいぃ!!」

男「だから何ビビってんだよ。ニス、もうちょっと待ってくれ」

外人「イエス。リビングデアニメミテマース」 スタスタ

妹「……(服を着ている。さ、先ほどは下半身をオープンしていた筈)」

男「普通にしてればいいんだよ。ほら、邪魔だからニスと一緒にリビングで待ってろよ」

~リビング~

妹「……(何故この様な方がお兄様と仲良くなれたのかが不思議で仕方が無いのですが…)」

外人「サキホドハスミマセンデシタ」

妹「ゆ、許しませんよ…あ、あんな事をしておいて許して貰おうという考えが私には理解出来ません」

外人「ワーオ!ツンディレ」

妹「デレませんしデレる予定もありません!はやく荷物をまとめて本国へ帰ってください!」

外人「ジャパニーズガールツメタイネ」

妹「冷たくてけっ

外人「アタタメテクダサーイ」 ボロン

妹「ぶっ!?!」

妹「あっ、あわわわわ」ガタガタ

外人「ワタシノムスコ、ツメタクナテマース。ダカラアタタメテクダサーイ」

妹「く、来るな!!わ、私はその様な汚物など見たくないんです!」

外人「オブツ?HAHAHA」 ズイズイ

妹「だから来るなぁあぁあ!」

男「朝からうるさいぞ?朝ごはん出来たから食べような」

外人「オハヨウアサゴハンデスネ」 カチャカチャ

妹「お、お兄様!こ、こいつまた私に!」

男「あ?」

妹「ううぅ…な、なんでもありません」

外人「コノメシマズイネ」 ガツガツ

妹「んなっ!??!」

男「何言ってんのかわかんねーけど食べてるって事は口にあってるんだろうな」モグモグ

外人「アジツケモサイアク、コレナラマダカップラーメンノホウガヨカッタヨ」

妹「こ、こいつ…お兄様の料理っにっ…」プルプル

男「カップラーメンがどうたらこうたら言ってるな。きっと実家で出されるカップラーメンの百倍美味いとか言ってるんだろうな」

外人「ショセンジャップハジャップネ」

妹「このっ!」ガタン

男「あん?食事中なんだぞ、急に立ち上がったりするなよ」

妹「す、すみません…」

外人「チョットフロハイッテクル」

男「あぁ、そこの突き当たりを左に曲がれば風呂だから」

外人「サンクス」 スタスタ

妹「あの、お兄様?」

男「ん~?」

妹「あいつとはどういった経緯で仲良くなったのですか?それとあいつがこの家に滞在する日数を教えて欲しいのですが」

男「う~ん。あいつとは何時のまにか仲良くなって何時のまにか家に呼んだんだよなぁ」

妹「……はぁ」

男「ちなみにあいつはずっとこの家に居るぞ?」

妹「?!」

男「あいつ向こうで色々とやらかしたらしくて謂わばこっちに逃げてきたんだよ」

妹「や、やらかしたと言いますと…」

男「確か72人の女の子を殺してツボの中にその肉を漬けて血をペットボトルで管理してそれで晩酌してたとかなんとか」

妹「ただの殺人鬼じゃないですか!!な、尚更本国へ送り返すべきです!」

男「ははは、向こうでは殺人鬼かもしれないが日本じゃ殺人鬼じゃないだろ?大丈夫さ」

妹「向こうで殺人鬼ならここでも殺人鬼なんです!」

男「何そんな怒ってるんだよ、生理なの?」

妹「……はぁ、少し外の空気を吸ってきます」

~公園~

妹「お兄様はいったい何を考えておられるのでしょうか」

妹「いえ、それよりもあいつをこのまま家に住まわせておけば間違いなくお兄様や私に災難が振り掛ってくるはず…」

妹「警察に連絡…?いえ、まだ日本で何も犯してない以上警察が動いてくれる筈が……」

妹「……!?(しまった!あの殺人鬼とお兄様を二人きりにしてしまった!)」

妹「あわわわわわ(は、早く戻らなければお兄様が危ない!)」

妹「お、お兄様!」タッタッタ

ガチャ

妹「お兄様!!」

外人「ミニマムペニスネ」 ブラーン

男「やっぱ小さかったんだなぁ俺の」ブラーン

妹「ひぃいやぁああぁぁあ!!」

男「あっ、おかえり」

妹「何してるんですか二人で!」

外人「オオキサクラベネ。コノジャップガジブンノペニスジシンナイイウカラ」

男「やっぱ俺のは小さかったみたいだ…」

妹「っ~~~~!!」タッタッタ

男「あっ、どこいくんだよ」

~妹の部屋~

妹「心配した私が馬鹿でした……きっとお兄様が教えられた殺人鬼と言うのも嘘なのでしょう」

妹「おえっ、あ、朝から汚物を二度も見ることになるとは思いませんでした…」

妹「あんな奴が何時迄も家に居てはお兄様が駄目になってしまう、それだけはなんとしてでも阻止しなくては」

ガチャ

男「あぁ、やっぱり部屋に居た」

妹「う…お、お兄様」

男「安心しろ。ニスならちょっと散歩してくるって言って包丁持ってでてったから」

妹「あの、先程はすみませんでした…ま、まさかお兄様が裸になっているとは知らず」

男「うん?俺の方こそ悪かったよ。ニスに俺のペニスを見せて感想を貰おうかと突発的に思いついたんだし」

妹「あのぉ、お兄様?この家に住むならばお兄様はあいつからお金は受け取っておられるのですか?」

男「あぁ、845万貰ってるよ」

妹「……」

男「え?嘘じゃないよ、はい、証拠」

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