霧果「左目に細工しておいたから」鳴「……え?」(159)

鳴「一体何をしたの……?」

霧果「ふふん、それはね!」

義眼の新たな能力>>5

催眠術

霧果「催眠術。どう、すごいでしょう!」

鳴「それは……すごい」

霧果「相手の深層心理を引き出すことも出来るし上書きすることも出来る。
これで、鳴、ぼっちは脱出よ!ナイスママ!」

鳴「……そんな風に思ってたの?」ブワッ

霧果「え?」

鳴「……ママ嫌い――石になれえええええええ!!」キュピーン

霧果「――私は石ころ路傍の石ころたんぽぽの傍でひっそりと石ころ」

鳴「すごい、流石催眠術」

鳴「>>15にも試してみよう」

あかざーさん

赤沢「あら、見崎さんじゃない。こんにちわ」

鳴「赤沢さん……こんにちわ」

赤沢「貴方が出歩いているなんて珍しいわね」

鳴「(赤沢さん……ちょっときついけど私の事をよくしてくれる……私は友達だと
思っている、けど……)」

鳴「(赤沢さんはどう思っているんだろう……?)」

鳴「赤沢さん」シュルッ

赤沢「何?って、貴女が眼帯外すなんて今日は二つも珍しいことが」

鳴「私の左目をよぉく見て……」キュピーン

赤沢「綺麗な蒼……なんだかとっても……沈んでいくみたいに……」

鳴「(掛かった)……ねぇ、赤沢さん」

赤沢「なぁに、見崎さん……」

鳴「……私と貴方は、友達?」

答え>>22

恋人

赤沢「いいえ」

鳴「」

赤沢「恋人」

鳴「」え?

鳴「(……聞きたくなかった。ある意味で、とても聞きたくなかった……)」

鳴「(……逃げよう。今なら間に合う。今日、私は何も聞かなかった)さ、さよならっ!」ピュー


赤沢「……恋人になりたい、あの人の恋人になりたい思っている良き好敵手であり友達なんて
軽いもんじゃないわ。好敵手と書いて『とも』と呼ぶような間柄だと私は――ってあれ?
さっきまで此処に見崎さんが居たような……気のせいだったのかしら?」

鳴「危なかった……とても。このまま何食わぬ顔して生きるのが、私と赤沢さん双方の幸せ……」

鳴「赤沢さん……絶対に榊原君が好きだと思っていたのに……なんで私……」

鳴「……///」

鳴「いや、ない。ないです、ないですから」

鳴「……使い方には注意しないと――ん?あれは……」


>>28誰?

中尾

中尾「町内の清潔はまかせろー」

鳴「中尾君……」

中尾「ん?おっ、見崎じゃないか。奇遇だな!」

鳴「(中尾君……生理的にはあまり好ましくないけど、でも意外と面倒見のいいところがある人。それで、赤沢さんの事が大好き)」

鳴「(でも……赤沢さんは私の事が……///)」

鳴「(ないっ!ないないない!!)」ブンブン

中尾「ん?どうした、見崎?蠅か?」

鳴「……なんでもない、お疲れ様、中尾君。偉いね、ゴミ拾いなんて」

中尾「ん、あぁ、いやな、もしかしたらこうしてたらなんか良いことがあるんじゃないかと思ってさ……///」

鳴「(あぁ、赤沢さんに会えると思ったのか……中尾君、ごめんなさい……赤沢さんは私の事が……)」

鳴「……中尾君、可哀想」

中尾「へ?」

鳴「……私が、忘れさせてあげるからね」キュピーン

中尾「――」


鳴「これで彼はきっと幸せになれる……」スタスタ

鳴「もうこれ以上誰かに会うのは危険……帰ろうかな」

>>35が現れた!

赤沢

>>10
レスする前に本文ちゃんと確認しようね
お前昨日も同じ事言ってたな

>>28,32
まぁVIPにはゆとりしかいないけど
beみろよ。レスしてるのは新参か?

赤沢「あら、見崎さん」

鳴「」!?

鳴「(ど、どうして此処に!?まさか、私の後を付けて来たの……?)」ブルブル

赤沢「ねぇ、さっきなんだけど、さ」

鳴「(ま、まさか答えを聞かせてとか!?ど、どうしよう、でも、私は……榊原君の事が……!!)」

赤沢「……聞いてる?見崎さん、心なしか顔が青いような……」ズイッ

鳴「い――いやぁっ!」ダッ

赤沢「え?ちょっと!?」

鳴「(逃げないと……大事なものを全部取られちゃう……!)」タッタッタッ


鳴「はぁはぁ……此処まで来れば多分安心……でも此処……何処だろう……」

鳴「あ、あそこに居るのは……>>40

すま多々良ッティ>>45

勅使河原

鳴「勅使河原君!」

勅使河原「ん?おぉ鳴ちゃんじゃねーか、ってどうした、汗だくだぞ?」

鳴「(赤沢さんに追われている恐怖と道の不案内でついついキャラ崩壊をしてしまった……いけないいけない)」キリッ

鳴「こんにちわ、勅使河原君」

勅使河原「ん、あぁ、よぉ。一人か?」

鳴「うん。お散歩してたら、道に迷っちゃった」

勅使河原「へぇ、ってそういや鳴ちゃんって案外危なっかしいところがあるって、サカキが言ってたな」

鳴「……榊原君がそんなことを?」

鳴「(嬉しいような……腹立たしいような……)」

勅使河原「ってやべ!……なぁ鳴ちゃん、これサカキに俺が言ったって内緒な?口止めされているんだった、頼むよ」

鳴「(よし、許さない、榊原君)」

鳴「いいよ」

勅使河原「本当か!?サンキュー!」

鳴「(勅使河原君もちょっと私をバカにしてた……二人とも、罰を与えます……)」シュルッ

勅使河原「そんじゃぁ、此処まっすぐ行けば丁度夜見北中学だから……」

鳴「勅使河原君」

勅使河原「ん?なんだ?」

鳴「>>50になれ」

鳴「豚になれ」キュピーン

勅使河原「――」


鳴「豚河原君はそのまま四足で激しい喉呼吸をしながらとどこかへ行った。一応一時間で解けるようにはしたけれど」

鳴「もしかしたらやりすぎたかもしれない」

鳴「……なんかあったら謝ろう」

鳴「さてと、あっちが夜見北中学って行ってたから私の家は……」

鳴「……まず夜見北に行ってみよう」


鳴「あれ?校門の前に居るのは」

>>56
>>57

無能さん

綾野

鳴「また赤沢さんっ……!」

鳴「綾野さんと一緒に居る……聞き込み?もしかして、包囲網!?」


赤沢「遅れてごめんね。それじゃぁ後は由美ね」

綾野「由美は仕方ないよー、あの子時間にルーズだから。泉美はなんで遅れたの?いつも一番乗りなのに珍しい」

赤沢「ちょっと、見崎さんに会ったんだけど色々在ってね……」


鳴「何を話しているのかは聞こえないけれど、幸い私には気付いていない……」

鳴「……別のルートにしよう。でもお腹空いた……」

鳴「……イノヤなら、学校の前に行かなくても行けるよね」


カランカランッ

望月姉「いらっしゃい。あら見崎さん」

見崎「こんにちわ。望月君のお姉さん」

望月姉「こんにちわ。あっちに>>65と67がいるわよ」

赤沢さん

望月姉「あっちに赤沢さんとゆうy」

鳴「失礼しました!」カランカランッ


鳴「どうして……何故……彼女は校門の前に居たはず……いないものがあそこに……」

鳴「世はまさに赤沢天国?ない……そんなわけない……」

鳴「うぅ……お腹空いたよぉ……」グゥ

>>75「これ、食べる?」

>>78

赤沢さん

赤沢「お腹空いているみたいだけど、大丈夫?」

鳴「う――うわああああああああああああああああああああああああああああああ!!」ダッダッダッダッ



赤沢「……え?」

綾野「なんかすごい勢いで逃げちゃったね……」

赤沢「カントリーマアム、嫌いだったのかな?」

小椋「あれは泉美を怖がってたように見えたんだけど……」

赤沢「なんで私が……」

綾野「……まぁ、泉美のお兄ちゃんともっちー待たせているんだし、早くイノヤに行こうよ!」

赤沢「それもそうね」

鳴「はぁ……はぁ……死ぬ……死んじゃうよぉ……」

鳴「此処何処……足が……お腹も……もう……歩けない……」

鳴「私……死んじゃうの……?いや……死にたくない……助けて……榊原君……」


>>87「大丈夫……?」

>>90

赤沢

鳴「赤沢さん……」

赤沢「見崎さん、なんか辛そうだけど……カントリーマアム、食べる?」

鳴「(……もう良い、どうせ逃げられないんだから……このまま此処で果ててしまおう……)」

鳴「……赤沢さんの好きにすれば良い」

赤沢「じゃぁほら、食べなさい。それとそんなところに座ってたらはしたないわよ。恒一君に見られたらどうするの」

鳴「榊原君……榊原君……ふえぇ」ブワッ

赤沢「ちょっと!?な、何泣いてるのよ!?」

鳴「榊原君……助けてぇ……」ポロポロ

赤沢「べ、別に取って食おうって訳じゃないんだから……恒一君に手間掛けさせるんじゃないの」ペシッ

鳴「痛い……」ポロポロ

赤沢「はぁ……とりあえずほらこれ、包装剥がしたから食べなさい」

鳴「うん……いただきます」

赤沢「召し上がれ」

鳴「美味しかった」

赤沢「そう、良かったわ。嫌いだったらどうしようかと」

鳴「もう一個食べたい」

赤沢「厚かましいわね……はい」

鳴「ありがとう……ねぇ、赤沢さん」

赤沢「何かしら?」

鳴「私の、何処が好きなの?」

赤沢「」ブッ

赤沢「何その質問……」

鳴「だって赤沢さん……」

赤沢「私が何……?」

鳴「……答えて」

赤沢「だから私がなんなのよ!」

鳴「答えて」キュピーン

赤沢「――」

赤沢「無い」

鳴「」

鳴「……じゃぁ嫌い?」

赤沢「いいえ」

鳴「ふぅ……赤沢さんの中で私は恋人だったんじゃないの?」

赤沢「いいえ。私の中での見崎鳴は榊原恒一君を恋人にしたがっているライバル」

赤沢「ただの友達とも違う、好きじゃないけど嫌いに慣れない人。それが見崎鳴」

鳴「(そうだったんだ……私、はやとちりして……)」

鳴「良かった……赤沢さんが私を好きだったらどうしようかと」

赤沢「無い」

鳴「」はっきり言われると傷つきます

鳴「罰としておんぶ」

赤沢「どうして?」

鳴「約束したじゃない」キュピーン

赤沢「――そうだったわね。さぁどうぞ」

鳴「ありがとう。それじゃぁ、私の家まで」

>>105「おーい!」

>>117

恒一きゅん

恒一「見崎、赤沢さーん!」

鳴「……榊原君」

赤沢「恒一君。こんにちわ」

恒一「二人とも、此処に居たんだ」

鳴「……私たちを探してたの?」

恒一「達って言うか、見崎をね。綾野さんに頼まれてさ。まぁもとはと言えば赤沢さんが言い出したことみたいなんだけど」

鳴「……赤沢さん、そうなの?」

赤沢「はい。見崎さんが私から逃げるから、なんだか気になって。43分39秒6728前
路肩に蹲りお腹空いたって言っていたのも気になったから」

鳴「……ありがとう」

恒一「赤沢さん……なんか雰囲気が違う?疲れているかな?見崎を貸して」

赤沢「駄目。約束したから」

恒一「え?」

鳴「赤沢さん、下して。此処で良いよ」

赤沢「はい」

鳴「ありがとう。それじゃぁ、綾野さんたちのところに戻って」キュピーン

赤沢「はい」スタスタ

恒一「あっ、それじゃぁね赤沢さん!」ブンブン

赤沢「さようなら」

鳴「……」フリフリ

恒一「赤沢さん……なんだろう……なんか様子がおかしかった気が……」

鳴「榊原君」

恒一「ん?何?」

鳴「おんぶ、して」

恒一「え?あ、うん……はい」スッ

鳴「ありがとう」ギュッ

恒一「見崎は本当に軽いなぁ」

鳴「今日はお腹も空いているから、その所為」

恒一「そっか。それじゃぁこの後どうする?僕は勅使河原たちと約束があってイノヤに行くんだけど、
見崎は来る?」

鳴「うん」

恒一「解かった」

鳴「……」

恒一「にしても、赤沢さんは大丈夫なのかな……まるで放心状態みたいだったけど」

鳴「……」ダラダラ

鳴「ね、ねぇ榊原君……」

恒一「?何……」

鳴「あれ……私の所為って言ったら、怒る?」

恒一「へ?」

鳴「あれ……私の所為なの」

恒一「見崎は本当に軽いなぁ」

鳴「今日はお腹も空いているから、その所為」

恒一「そっか。それじゃぁこの後どうする?僕は勅使河原たちと約束があってイノヤに行くんだけど、
見崎は来る?」

鳴「うん」

恒一「解かった。って言っても勅使河原の奴は何処行ったのか。携帯に連絡しても出ないし、
本当にあいつは……」

鳴「……」ギクッ

恒一「にしても、赤沢さんは大丈夫なのかな……まるで放心状態みたいだったけど」

鳴「……」ダラダラ

鳴「ね、ねぇ榊原君……」

恒一「?何……」

鳴「それ……私の所為って言ったら、怒る?」

恒一「へ?」

鳴「それ……私の所為なの」


恒一「催眠術?」

鳴「そう。人の深層心理を引き出したり、書き換えたりできるの、私の左眼」

鳴「勅使河原君が約束の場所に来なかったのも、赤沢さんが変だったのも、私の催眠術の所為なの」

恒一「……ごめん、俄かには信じられない」

鳴「そう……だよね」

恒一「じゃぁ、僕にも何かしてみてよ。見崎が知らないようなことを僕に訊いて、それで当たったってことは
催眠術成功なんじゃないかな?」

鳴「それは……無駄だと思う」

恒一「どうして?」

鳴「(だって……私は榊原君の事ならなんでも知ってるから)」

鳴「……知りません」

恒一「?まぁ、良いか」

>>130「おい」

恒一君のようなもの(通り魔)

恒一「……貴方は?」

「お前が榊原恒一だな?……殺す、殺してやる!」

恒一「何故!?」

「泉美を誑かしただけでは飽きたらずそんな可愛い子まで籠絡するとは……夜見山の災厄め!此処で消えろ!」

恒一「くっ!」

鳴「榊原君、彼の目線に私の目線を合わせて!」

恒一「!?解かった!」

「うおおおおおおおおここから居なくなれええええええええええええええ!!」

鳴「見崎鳴が命じる――お前は豚だぁ!!」キュピーン

「――」

恒一「見崎の言っていたことは本当だったんだ……ありがとう、助かったよ」

鳴「あの人の言っていたことは気にしない方が良い」

恒一「うん……」

鳴「(榊原君……前の学校で名字の事でからかわれたりしてとても傷ついた、それに……
彼は沢山の死に近い存在……他の誰よりも、敏感にあぁいう言葉を感じ取ってしまう……)」

鳴「(私のこの力ならきっと……榊原君を助けてあげられる……)」

恒一「……行こうか、見崎」

鳴「……榊原君」

恒一「何?」

鳴「……私、榊原君が望むなら、良いよ?」

恒一「……え?」

鳴「してあげる」

恒一「……本当に?」

鳴「うん……さぁ、私の左目を見て」キュピーン

恒一「――」

恒一「うおおお!!」ガバッ

鳴「え?」ストンッ

鳴「さ、榊原君?」

恒一「見崎いいいいいい!!」ビリビリ

鳴「ちょっ、いや!止めて!」キュピーン

恒一「――」ピタッ

鳴「……あ、やっぱり続きお願いします」キュピーン

恒一「うおおおおおお!!」ビリビリッ

鳴「きゃああ♪」

ズコバコッ ミサキィッ!サカキバラクンッ!ガンタイニダスゾォッ!ギガンイグノォッ!!


勅使河原「な、なんだあいつら……まるで豚のように盛ってやがる……!」

終わり

>>130が出たときは本当にどうしようかと
通り魔説と恒一君がお兄さんに似ている説をなんとか使いました。イノヤで出しといて良かった……。

>>140の鳴ちゃんはこういっちゃんの記憶を封鎖することを申請しましたが
だってこの歳の男子ってそんなことよりSEXしようぜでしょう?女の子だってSEXSEX
だからこの結末となりました。
お終いです付き合ってくれてありがとう。

どうしてもギャグで終わらせたかったんだ。だからこれで勘弁してくれ

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