C.C.「ピザがないぞ、ピザが。どうなっている、ピザをだせ、ピザを」(823)

ルルーシュ「……」

C.C.「もしもし?ピザハットか?ああ、そうだ。いつものところに持ってきて欲しい」

C.C.「ええと、ピザハットグルメ、ポテマヨソーセージ、アイダホスペシャルで」

C.C.「サイズは全てLで頼むぞ。飲み物か……飲み物はコーラ・ゼロを……」

ルルーシュ「俺はいい」

C.C.「ナナリーは?」

ナナリー「私は普通のコーラで」

C.C.「聞いたか?なに、聞いてない?私はコーラ・ゼロ。ルルーシュはいらない。ナナリーは普通のコーラだ」

C.C.「メモはとったか?うん、よし。上出来だ。よろしく頼む」

C.C.「あとは待つだけだな」

ナナリー「楽しみですね」

ルルーシュ「……」

ナナリー「C.C.さんって本当にピザがお好きなのですね」

C.C.「まぁな。他にも目的はあるが」

ナナリー「目的?」

C.C.「もうすぐ景品がもらえるんだ」

ナナリー「どのような景品なのですか?」

C.C.「ぬいぐるみだ。中々キュートなんだぞ?」

ナナリー「へえ。いいですね」

ルルーシュ「……」

ナナリー「お兄様?どうかされましたか?」

ルルーシュ「おい、C.C.」

C.C.「なんだ?」

ルルーシュ「今日で何日ピザが続いているか分かっているよな?」

C.C.「4日ぐらいか?」

ルルーシュ「10日だ!!!」

C.C.「なんだ、意外と少ないな。私はまだまだいけるぞ」

ナナリー「お兄様、そんなに怒るほどのことでも……」

C.C.「ナナリーもこう言っている」

ルルーシュ「ふざけるな!!いい加減にしろ!!!」

C.C.「何を怒っている?理解できん」

ルルーシュ「毎日毎日ピザを食わされる身にもなれっ!!」

C.C.「おいしいぞ?」

ナナリー「はい」

ルルーシュ「貴様!!適正な一日の摂取カロリーを知らないのかっ?!」

C.C.「知らないな。興味もない」

ルルーシュ「ぐぅぅ……!!!」

ナナリー「あの……お兄様……?」オロオロ

ルルーシュ「ナナリー?」

ナナリー「は、はい」ビクッ

ルルーシュ「最近、体重は計測したか?」

ナナリー「え……それは……はい……」

ルルーシュ「何キロだった?」

C.C.「お前、正気か?妹になんてことを……」

ナナリー「……いえません」

ルルーシュ「何故だ?」

ナナリー「い、いくらお兄様でもそれだけは……」

ルルーシュ「ナナリー……」

ナナリー「ごめんなさい……」

ルルーシュ「と、いうわけだ。魔女め」

C.C.「は?」

ルルーシュ「ナナリーは体重をこの俺にすら言えないほど、太ってしまっているっ!!!」

ナナリー「お兄様!?」

C.C.「なるほど」

ナナリー「納得しないでください!!」オロオロ

ルルーシュ「どう責任を取るつもりだ、C.C.!!ナナリーは満足に運動もできないんだぞ!!」

ナナリー「お兄様……私をいじめないでください……」

C.C.「で、私にどうして欲しいんだ?ナナリーのダイエットに付き合えっていうのか?」

ルルーシュ「ピザを断て」

C.C.「な……?!」

ナナリー「お兄様、それは……」

ルルーシュ「C.C.!!ピザ禁止令を発令する!!!」

C.C.「断る!!そもそもお前たちが食べなければいいだけの話だ!!」

ルルーシュ「言ったな?」

C.C.「ああ、言ったさ」

ルルーシュ「ならばいい」

C.C.「ふん」

ナナリー「あの、喧嘩はされないほうが……」

ルルーシュ「ナナリー、夕食はなにがいい?」

ナナリー「え……でも、今からピザが来ますよ?」

ルルーシュ「ナナリー、体重はどうだった?」

ナナリー「スープだけで構いません、お兄様」

ピンポーン

宅配員「お届けにあがりました」

C.C.「いつもありがとう」

宅配員「い、いえ……」

C.C.「ふふ、可愛いやつめ」

宅配員「そ、それではこれで!!!」ダダダッ

C.C.「さて、食べるかな」スタスタ

C.C.「まずはアイダホスペシャルからだな」パカッ

C.C.「うん、この重厚な香りが食欲をそそるな」

ルルーシュ「胃もたれするような芳香だな」

ナナリー「……」グゥ~

C.C.「はむっ……うまいっ♪」

ナナリー「……あの」

ルルーシュ「ナナリーはもう食べただろ?」

ナナリー「はい……」

C.C.「やはりうまいな」モグモグ

ナナリー(匂いが……うぅ……)ジュルリ

ルルーシュ「ナナリー?」

ナナリー「は、はい?」

ルルーシュ「よだれ」

ナナリー「あ、ご、ごめんなさい!!」ゴシゴシ

ルルーシュ「そんなに食べたいのか?」

ナナリー「そ、それは……あの……」グゥ~

ルルーシュ「……」

ナナリー「い、いちまい……いただけたら……うれしいなって……」

ルルーシュ「はぁ……ナナリー?」

ナナリー「一枚で我慢しますから!!ゆるしてください!!」

C.C.「おいおい。ナナリーがここまで言っているんだぞ?食べさせてやればいいじゃないか」

ルルーシュ「……どれがいいんだ?」

ナナリー「お兄様、大好きです。―――えっと、C.C.さんが今、食べているピザをください」

ナナリーがポチャって来て兄は危機感をとても感じているんだろうな

C.C.「ほら、あーんしろ」

ナナリー「あーん」

C.C.「ふふ……どうだ?」

ナナリー「とっても美味しいですっ」

C.C.「それはよかったな。このポテマヨソーセージも美味しいぞ?ソーセージとマヨネーズがもう口の中を蹂躙する」

ナナリー「ください」

C.C.「はい、あーん―――」

ルルーシュ「ナナリー」

ナナリー「はむっ」

ルルーシュ「?!」

ナナリー「もぐもぐ……。―――はい、なんでしょうか、お兄様?」

ルルーシュ「それ二枚目だよな」

ナナリー「あっ。そうでした」

C.C.「ナナリーはドジっこだな」

ナナリー「本当ですね。ごめんなさい」

ルルーシュ「ナナリー!!!!」

ナナリー「は、はい!!!」ビクッ

ルルーシュ「俺はナナリーのことを心配しているんだ!!」

ナナリー「そ、それはとても嬉しいです」

ルルーシュ「なら、もうやめろ……頼む……」

ナナリー「お、お兄様……」オロオロ

C.C.「食べたいときに食べたいものを食べればいいじゃないか」

ルルーシュ「黙れ、C.C.!!!」

C.C.「何時死ぬかわからないのだから、今を充実させておかないでどうする?」

ルルーシュ「ナナリーはなぁ!!おまえがここに来てから5キロも太ったんだぞ!!」

ナナリー「ど、どうしてそのことを?!」

ルルーシュ「咲世子から聞いた」

ナナリー「あぁ……お兄様……あの……あの……」オロオロ

C.C.「5キロぐらいなんだ。もう10キロ太ってから言え」

ルルーシュ「ふざけるなぁ!!!!」

>>29
でもルルーシュの場合は太った方が良いよね
転んだら折れそうな体型だし

>>36
まあな。作画的なあれもあるけど、縦に長すぎるよな
ピザったほうがいいかも

ルルーシュ「今までは栄養バランスもカロリーも計算して食べていたのに……」

ルルーシュ「理想的な体重だったのに……なのにぃ!!!シィィツゥゥゥ!!!」

ナナリー「お兄様……ごめんなさい……もういわないでください……」

C.C.「これだから童貞坊やは」

ルルーシュ「なんだと?」

C.C.「多少、太っているほうが魅力的なんだぞ?」

ルルーシュ「ナナリーは既に十分魅力的だ。これ以上、磨きをかけても意味がない」

ナナリー「お兄様……」

C.C.「なんだ惚気話なら聞きたくないが?」モグモグ

ルルーシュ「こんなに可愛い存在など、どこを探してもいない!!いるなら連れて来い!!論破してみせる!!!」

ナナリー「そんな私なんて……」モジモジ

ルルーシュ「なにより、ピザばかりでは栄養が偏りすぎている!!ナナリーを早死にさせるつもりか!!」

C.C.「うるさいな。じゃあ、食べなければいいだろ」

ルルーシュ「貴様がここで食べているとナナリーの口から涎がよく垂れている!!それを無視することなどできない!!」

ナナリー「お兄様!!私、今、顔が熱いです!!もうやめてください!!」

C.C.「じゃあ、なにか?この部屋以外の場所で食べればいいのか?」

ルルーシュ「外出が控えるように言っているはずだ」

C.C.「なんだ袋小路じゃないか、私」

ルルーシュ「そうだ。だから食べるな」

C.C.「嫌だ」

ルルーシュ「貴様……」

ナナリー「お兄様、今度から我慢しますから。そんな酷いことしないであげてください」

ルルーシュ「ナナリーが苦しむところなんて俺は見たくないんだ」

ナナリー「でも……」

C.C.「ナナリーが我慢するならいいじゃないか」

ルルーシュ「……」

C.C.「はむっ。―――うん、うまい♪」

ルルーシュ(なんでも貴様の思い通りになると思ったら大間違いだぞ……C.C.……!!)

ルルーシュ(ナナリーは俺が守る。守ってみせる……!!)

翌日

C.C.「さーて、今日もピザを食べるか」

ナナリー「……」グゥ~

ルルーシュ「……」

C.C.「もしもし?」

ピザ屋『お電話ありがとうございます。ピザハットです!!』

C.C.「ルルーシュ・ランペルージだが」

ピザ屋『ああ、申し訳ありません。ランペルージ様及びC.C.さんへの宅配、販売は現在お断りさせて頂いております』

C.C.「なに……?」

ピザ屋『それでは失礼いたします』

C.C.「ま、まて!!金ならあるんだ!!だから―――!!」

ツーツー……

ルルーシュ「くくく……ふはははははは!!!!」

C.C.「……やってくれたな、坊や」ギリッ

ルルーシュ「なんの話だ?ピザ魔女め」

C.C.「他のピザ屋にも手を回しているな?」

ルルーシュ「俺にぬかりはない。既に全ての条件はクリアしている」

C.C.「くっ……」

ルルーシュ「外にも出れず、俺とナナリー以外に依頼することもできないお前は、もうピザを注文することはできない」

ナナリー「え?どういうことですか?」

C.C.「どうやら、もうここに宅配ピザが来ることはないようだ」

ナナリー「えぇ!?そんな?!」グゥ~

ルルーシュ「ふはははは!!!!」

C.C.「まさかこんな下らないことに力を使うとは予想外だったよ」

ルルーシュ「違うな。間違っているぞ!!ナナリーの体のことだ!!下らなくなどないっ!!!」

C.C.「……」

ナナリー「ピザ……」

ルルーシュ「さ、ナナリー?今日は野菜を多めに食べような?」

ナナリー「は、はい……」

C.C.(ちっ……どうする……どうしたら……このままじゃピザが食べられない……)

ナナリー可愛いよ

巧妙なナナリー萌えスレだった

>>73
いつもオープンじゃないか

翌日

ルルーシュ「じゃあ、出かけてくる。今日は帰りが遅くなると思う」

ナナリー「はい。お気をつけて」

C.C.「……」

ルルーシュ「ちなみに外食はだめだからな」

ナナリー「えっ」

C.C.「坊やにそこまでの強制力はないだろう?」

ルルーシュ「外を出歩かれると困るな、C.C.」

C.C.「なんだと……」

ルルーシュ「お前が泣くところなど、俺は見たくない」

C.C.「ル、ルルーシュ……まさか……?!」

ルルーシュ「ピザが置いてある飲食店にも既に根回しをしている」

C.C.「そこまでするなんて……」フラッ

ナナリー「お兄様は悪魔ですっ!!」

ルルーシュ(ああ、そうだ。恨まれてもいい。俺はナナリーのためならなんでもすると決めている!!)

ルルーシュ「(そもそも軍に見つかって困るのはお前だろ?)」

C.C.「(だが、ここまで徹底することはないだろ!!私は悲しい!!)」

ルルーシュ「ではな」スタスタ

C.C.「あぁ……そんな……」

ナナリー「C.C.さん……」

C.C.「ナナリー、もうピザは食べれそうにない」

ナナリー「そうだ、咲世子さんに頼んでみましょう。咲世子さんなら……!!」

C.C.「ダメだ。あのルルーシュが丸め込んでいるに決まっている」

ナナリー「で、ではシャーリーさんかミレイさんに」

C.C.「それだ。中々賢いじゃないか」ナデナデ

ナナリー「えへへ」

C.C.「私ではダメだから、ナナリー、言ってきてくれるか?」

ナナリー「はい。任せてください」

C.C.「よし、これならなんとかなりそうだ」

ナナリー「咲世子さん、生徒会室までお願いできますか?」

咲世子「何故ですか?」

ナナリー「シャーリーさんたちに少し頼みたいことがあるので」

咲世子「ピザですね?」

ナナリー「えっ」

咲世子「……」

ナナリー「ち、ちがいます!!別に、シャーリーさんを利用しようなんて考えてません!」

咲世子「いけません」

ナナリー「おねがいします」

咲世子「ダメです」

ナナリー「あの……」

咲世子「お食事はご用意いたしますので、それをお召し上がりください」

ナナリー「ピザですか?」

咲世子「違います」

ナナリー「……」

ナナリー「ダメでした……」

C.C.「なに?何をやっているんだ、全く」

ナナリー「お役に立てず申し訳ありません……」

C.C.「落ち込んでいてもピザにはありつけないからな」

ナナリー「どうしたら……」

C.C.「そうだな……」

ナナリー「……C.C.さん」

C.C.「どうやらそれしかないな」

ナナリー「では」

C.C.「よし。ちょっと行ってくるよ」

ナナリー「あのお一人で大丈夫ですか?」

C.C.「誰に向かって言ってる?私はC.C.だぞ?」

ナナリー「はいっ。お願いします」

C.C.「ああ」

C.C.(坊や。私を甘くみないことだ)

学園内

C.C.「さてと……勢いで出てきたがどこで材料を買えるのか……」

カレン「ちょっとちょっと」

C.C.「なんだ?」

カレン「なんだじゃないでしょ?なにしてるの?こんあところで」

C.C.「ピザがないんだ」

カレン「ピザ?」

C.C.「で、作りたい」

カレン「そ、それで?」

C.C.「どこで材料が手に入るのか知っているか?」

カレン「食材を売っているとこにいけばいいんじゃない?スーパーとか」

C.C.「なるほど。わかったが、その店がどこにあるのか良く分からないな。案内してくれないか?」

カレン「あたしが?!なんで!?」

C.C.「暇そうじゃないか」

カレン「いや……これからゼロと打ち合わせがあるんだけど……」

C.C.「そんなものはあとでもできる」

カレン「いや、紅蓮のことだから……」

C.C.「そんなに紅蓮が好きなら結婚してしまえ」

カレン「なによ、そのいいかたっ!!」

C.C.「で、ゼロかピザか。好きなほうを選べ」

カレン「ゼロだよ!!」

C.C.「そうか。ならゼロと結婚してしまえ」

カレン「で、できるかぁ!!」

C.C.「じゃあ、好きじゃないってことだな?」

カレン「ゼロはべ、別にそういうあれで、見たことないって……いうか……」

C.C.「ふふ……よし。決まりだな」

カレン「え?」

C.C.「ピザだ」

カレン「なんで!?」

C.C.「いくぞ」

スーパー

カレン「もう……なんでこんなことに……」ブツブツ

C.C.「ほうほう。なるほどな。こんなところに」

カレン「……」

C.C.「おい。ピザはどうやったらできるんだ?」

カレン「ここに冷凍のがあるでしょ」

C.C.「これは嫌だ。小さい」

カレン「え?」

C.C.「もっと大きいやつがいい」

カレン「どれくらい?」

C.C.「Lサイズ以上はないと、困る」

カレン「それって……」

C.C.「あとソーセージがいっぱい乗っていて、チーズもトロっとしていて……それからチキンとマヨネーズが……」ジュルリ

カレン「わかった!!わかったから!!よだれ!!よだれ拭いて!!」

C.C.「あー、でも……トマトを乗せたのも悪くないな……」

カレン「でも、C.C.が言ってるのは宅配ピザでよくあるボリューム満点のやつでしょ?」

C.C.「そうだな」

カレン「ああいうのは専用のオーブンがいるし、普通のキッチンじゃできないよ」

C.C.「やる前から弱気でどうする。何事もやってみないとわからない」

カレン「パンにチーズのせるだけじゃダメなの?あれでも結構美味しいけど」

C.C.「そんなのピザじゃないな。ただパンにチーズを乗っけただけだ」

カレン「それをピザっていうんじゃ……」

C.C.「とにかくピザだ。私はピザが食べたい」

カレン「でもなぁ……」

C.C.「頼む」

カレン「あたしに頼まれても……。あ、そうだ」

C.C.「どうした?」

カレン「C.C.、アジトに行こうよ」

C.C.「何故だ?ピザはどうなった。いい加減、怒るぞ?」

カレン「千葉さんに頼んでみようよ。あの人、料理すごく上手いからなんとかできるかも」

黒の騎士団アジト

千葉「ピザ?」

C.C.「そうだ。お前ならできるとカレンが言っていた」

カレン「千葉さんできないですか?」

千葉「いや、できないこともないけど」

C.C.「そうか。助かる」

千葉「家庭で作るならパンを一口サイズに―――」

C.C.「おい」

千葉「はい?」

C.C.「下らないことを言うな。私は今、気が立っている」

千葉「す、すいません……」

カレン「あの宅配ピザみたいななのを作りたいみたいで」

千葉「あんなのを?」

C.C.「あんなのとは随分な言い方だな?藤堂に惚れているくせに」

千葉「ぎゃー!!!どうしてそれをー!?」

カレン「え?そうなんですか?」

千葉「あ、いや……違う……私は別に……藤堂さんのことなんて……!!」

C.C.「藤堂にお前の気持ちを伝えてきてもいいんだぞ?」

千葉「なんで私、脅されているですか?!」

C.C.「ほら、ピザを作るぞ」

千葉「だ、だから……宅配ピザのようなものは……焼くのも面倒で……」

カレン「千葉さん。紅蓮は使えないですか?」

千葉「紅蓮って……輻射波動で!?」

カレン「はい」

千葉「でも、あれは熱量がすごいから……難しいんじゃ……」

C.C.「おい。お前、自分の立場が分かっていないみたいだな」

千葉「え?」

C.C.「おーい。とうどー」

千葉「わかった!!わかりました!!!ピザ焼きますから!!!」

C.C.「よしよし。いい子だな」

千葉「C.C.ってああいう人だったのか」

カレン「はい」

千葉「気をつけないと……」

カレン「とりあえず紅蓮を動かしてきます」

千葉「ええ」

C.C.「さ、お手並み拝見といこうかな」

千葉「……材料はどこですか?」

C.C.「材料?」

千葉「はい」

C.C.「……」

千葉「……」

C.C.「とうどー」

千葉「買いにいきますっ!!行けばいいのでしょう!?」

C.C.「話がわかる奴は好きだな」

千葉「あ、ありがとうございます……」

千葉「―――だたいま、戻りました」

C.C.「ご苦労さま」

千葉(C.C.……ゼロの側近だからって四聖剣である私を駒扱いしてぇ……!!!)

C.C.「ん?なんだ?イライラしているのかな?」

千葉「滅相もありません!!」

C.C.「うんうん。従順なやつはもっと好きだ」

千葉「くそぅ……」

C.C.「で、生地から作るのか?」

千葉「輻射波動で焼くならそれなりに大きなサイズでもできると思いますから。自分で作ったほうがいいかと」

C.C.「時間、かかるのか?」

千葉「多少は頂きます」

C.C.「……」

千葉「こ、こればかりは仕方ないですから!!」

C.C.「はいはい。わかったよ」

千葉「はぁ……エプロンしなきゃ……」

千葉「よっと……」コネコネ

C.C.「ふわぁぁ……出来上がったら起こしてほしい」

千葉(なんて身勝手な人だ……)

藤堂「ん?なにをしている?」

千葉「と、とうどうさぁん!?」

藤堂「食事の準備か」

千葉「は、はい。そうです」

藤堂「そうか。楽しみにしておこう」

千葉「そ、そんな……期待されても困ります……」モジモジ

藤堂「自信を持て。お前は素晴らしい技術を持っている」

千葉「は、はいっ!!ありがとうございますっ!!」

藤堂「がんばってくれ」

千葉「とうどうさぁん……。よーし!!」

千葉「ふんっ!!ふんっ!!!」コネコネ

C.C.(単純なやつ)

格納庫

カレン「紅蓮起動」ウィィィン

カレン「各部正常、輻射波動機構も問題なし」

カレン「よし……なんとかなりそう」

千葉「おーい」

カレン「千葉さん」

千葉「できたから、焼いてみてー」

カレン「わかりました!!下に置いてください」

千葉「了解」

カレン(出力は……最小限に絞って……)

千葉「いつでもどうぞー」

カレン「離れていてください」

カレン「紅蓮……いくよ……」

カレン「輻射波動……最小出力!!!」

カレン「美味しく弾けろっ!!!」ゴォォォ

バンッ!!!!

カレン「え?」

千葉「消えた……」

カレン「そんなっ?!」

千葉「やっぱり火力が……」

カレン「でも、最小限に絞りましたよ?!」

千葉「対象が小さすぎるから……」

カレン「……じゃあ、千葉さん!!」

千葉「なに?」

カレン「もっと大きなの作りましょう!!」

千葉「大きな?」

カレン「千葉さんの月下でピザを作りましょう」

千葉「え……いや……それって人が食べるサイズじゃ……」

カレン「だめですか?」

千葉「それだけ大きくなると材料が全く足りないから、買出しにいかないとダメだ」

千葉さんがピザ買ってくればいいのでは

千葉「月下、起動」ウィィン

カレン『千葉さん。お願いします』

千葉「これだけ材料があればなんとかなる」

カレン『よく買えましたね』

千葉「玉城が快く軍資金を分けてくれた」

カレン『玉城……。でも、今回は感謝しないと』

千葉「じゃあ、生地を作るから、少し離れていてほしい」

カレン『分かりました』

千葉「四聖剣が一人、千葉凪沙!!まいる!!!」ウィィィン

千葉「見よ!!この生地捌きを!!!」コネコネ

カレン『すごい!!』

千葉「はぁぁ!!やぁぁぁ!!!」コネコネ

ゼロ「……ん?おい!!誰だ!!勝手にナイトメアを動かしているのは!!!」

カレン『まずいゼロだ!!』

千葉「あの……これは……!!」

やっちまったなあ

ゼロ「何を考えている!!!貴重なナイトメアを私物にしていいと思っているのか?!」

千葉「反省してます……」

カレン「ごめんなさい……」

ゼロ「これは兵器であって、玩具ではない!!」

千葉「はい」

カレン「もうしません……」

ゼロ「……で、なんのために動かしていた?」

カレン「ピザを作ろうと思って……」

ゼロ「ピザだと?」

千葉「は、はい」

ゼロ「ピザなら宅配ピザで事足りるだろう」

千葉「それではダメなんです」

ゼロ「何故だ?」

カレン「手作りのピザがいいみたいで」

ゼロ「その言い方だとお前たちが欲しいわけではないようだが?」

ナナリーは目を瞑っている方がかわいい

カレン「えっとそれは―――」

藤堂「ゼロ。ここにいたか」

ゼロ「どうした?」

藤堂「この物資リストの件だが、少し見直してもらいたい」

ゼロ「ふむ……」

藤堂「ん?千葉か。食事はできたのか?」

千葉「も、もうしわけありません!!色々と問題がありまして……!!」

ゼロ「藤堂の差し金だったのか」

藤堂「千葉の料理は絶品だから、味わいたくなる」

ゼロ「ほう……。だが、ナイトメアを動かしてまで巨大ピザを作ろうとしたことは問題だな」

藤堂「なに?」

千葉「あ、これは……その……ちょっと気合が入りすぎて……」

カレン「千葉さんは悪くないっ!!悪いのはあたしだから!!」

藤堂「ゼロ。申し訳ない。部下が勝手なことをしてしまった。是非、処罰を」

千葉「藤堂さん……そんなぁ……」

>>158
確かに
でも目がパチって開いたシーンは萌え殺されるかと思った

ゼロ「そうだな」

カレン「ゼロ!!」

ゼロ「では、千葉とカレンに処罰を下す!!」

千葉「……」

カレン「……」

ゼロ「最後まで責任を持って料理を作れ!!!」

千葉「え?」

藤堂「途中で責務を放り投げるな」

カレン「ゼロ……藤堂さん……」

ゼロ「千葉よ。藤堂の舌を唸らせる手腕に期待する」

千葉「は、はい!!」

ゼロ「あと、ナイトメアを使うときは事前に申請しろ。いいな?」

カレン「ありがとうございます!!!」

藤堂「楽しみにしている」

千葉「ご、ご期待にそえられるよう尽力いたします!!」

千葉「月下。起動」ウィィィン

千葉「はぁぁぁ!!!」コネコネ

千葉「ここでチーズを投下!!!」バサバサ

千葉「ソーセージを!!!」

カレン『はいっ!!』ポーイ

千葉「廻転刃刀!!!」ギュィィィィン

ズバッ!!!

千葉「ふぅ……決まった」

カレン『よし!!紅蓮に任せてください!!』

千葉「ああ、頼むっ!!」

カレン『これだけでかければ……最大出力で!!!』

カレン『輻射波動!!!』

カレン『ほっぺが落ちるほど……弾けろっ!!!!』ゴォォォォ

千葉「これなら……!!!」

―――ドォォォォン!!!!!!

カレン「……」ゴシゴシ

千葉「……」ゴシゴシ

C.C.「ふわぁぁ……いい匂いがするがピザがないな」

カレン「あんたのせいだぁ!!!」

C.C.「なにが?身に覚えがないとだけ言っておこうかな」

千葉「これをみてください!!」

C.C.「チーズ塗れのナイトメアだな。食えるのか?」

カレン「食ってみなさいよ!!!」

C.C.「流石に腹を壊しそうだから、遠慮しておく」

千葉「こんなの藤堂さんに知られたら……」

C.C.「呆れられるな」

千葉「早く洗わないと!!!」ゴシゴシ

カレン「ゼロに怒られる!!」ゴシゴシ

C.C.「ピザは?」

カレン・千葉「そんなものないっ!!!!」

あーあ…

C.C.「約束が違うな。流石の私も怒りで我を忘れそうだ」

カレン「チーズくさい……」

千葉「大変だ!!こっちの機体にもチーズが!!」

カレン「ええ?!」

C.C.「至る所にチーズやらソーセージやらが飛び散ってるな」

カレン「あぁ……もうだめ……おこられる……」ヘナヘナ

千葉「藤堂さんに嫌われる……」ウルウル

C.C.「大変だな」

カレン「なんで他人事みたいに……!!!」

千葉「うぅ……」

C.C.「分かった。分かった。じゃあ、私も手伝うよ。それでいいか?」

カレン「手伝うって……掃除?」

C.C.「掃除は扇か玉城にやらせておけばいい。私が手伝うのはピザ作りのほうだ」

千葉「でも……」

C.C.「輻射波動がだめとなると、ここはガウェインの出番だと思わないか?ん?」

誰かこいつ止めろ

千葉『月下、起動』

カレン『材料、確保できました』

C.C.「ガウェイン、動作チェック。オールグリーン」

千葉『であぁぁぁぁ!!!!』コネコネ

カレン『チーズを!!!』パラパラ

千葉『ソーセージ切り!!!』ズバッ

カレン『できたよ!!C.C.!!』

千葉『おねがいします!!もう失敗は―――』

C.C.「分かっているさ。一撃で仕留める」

ゼロ「ん?―――おい!!!誰だ!!勝手に私のナイトメアを使っているのは?!」

カレン『まずいゼロだ!!』

C.C.「坊や。残念なお知らせだ」

ゼロ「なに?!」

C.C.「準備が整った。―――ハドロン砲、発射」

ゼロ「バ―――!?」

ドォォォォン!!!!!

ゼロ「くっ……!!!」

カレン『おぉ……』

千葉『今度こそ……!!』

C.C.「うん。上出来かな」

ゼロ「……」

C.C.「カレン、ピザは?」

カレン『えっと……確認してみるよ』

C.C.「生地はこんがり、チーズはとろりとしているだろ?」

カレン『……C.C.。残念なお知らせなんだけど』

C.C.「どうした?」

カレン『炭になってる』

C.C.「スミ?はは、カレン。なにを―――」

カレン『炭だっ!!これ!!ピザじゃない!!なんか巨大な円形の炭だよっ!!』

C.C.「……」

千葉『すごい!!なんか床に大きな穴ができたみたいだ!!』キャッキャッ

カレン『千葉さん!!なんかあまりにも綺麗な形なんで写真とりません?!』キャッキャッ

千葉『ああ、それいい。でも、ここだとちょっと暗いかな』

カレン『じゃあ、少し動きましょう!』

千葉『ゆっくりだぞ。ゆっくり』

カレン『はーい』

C.C.「おーい、崩れやすいから気をつけるんだぞー」

ゼロ「……っ」

カレン『あーっ!!千葉さん!!崩れちゃいましたよー!!』キャッキャッ

千葉『やっぱり無理があったかー』キャッキャッ

カレン『あはははは』

千葉『ははははは』

C.C.「ふふふ……あはははは!!!!」

ゼロ「―――貴様らぁぁぁ!!!!降りて来い!!!!今すぐだぁ!!!!」

カレン・千葉・C.C.「……っ」ビクッ

>>196
これゼロのせいだろwwwwww

千葉「……」

カレン「……」

C.C.「……」

ゼロ「……千葉」

千葉「は、はい」ビクッ

ゼロ「料理……ピザだったな。それはどうした?」

千葉「あ、あそこの黒い……」

ゼロ「あれは炭だな。私が訊いているのは料理だ。炭の所在など訊いていない」

千葉「ですから……料理が炭に……」

ゼロ「料理が炭だと?」

千葉「はい……」

ゼロ「お前は炭を私や藤堂に振舞うつもりだったのか!!!ええ!?」

千葉「ち、ちがいますっ……」ウルウル

ゼロ「お前のやるべきことはなんだ?!言ってみろ!!!」

千葉「お掃除してきます……」トボトボ

千葉「どうして……こんなことに……」ゴシゴシ

ゼロ「カレン」

カレン「は、はい」ビクッ

ゼロ「何故、誤魔化そうとした?」

カレン「えっと……」

ゼロ「言え。正直に言えば許してやる」

カレン「……怒りませんか?」

ゼロ「ああ」

カレン「……ゼロに……怒られるとおもって……」

ゼロ「怒るのは当たり前だぁぁ!!!!愚か者がぁ!!!!!」

カレン「ひぐっ……おこったぁ……」ウルウル

ゼロ「清掃をしろ!!!」

カレン「は、はい……」

ゼロ「駆け足っ!!!」

カレン「は、はいぃ!!!」ダダダッ

ゼロ「……」

C.C.「なんだい?」

ゼロ「ピザ、自分で作ろうとしたのか?」

C.C.「そうだ。自作まで制限されては―――」

ゼロ「俺が見ていた限り、千葉とカレンのほうが苦労していたようだったが?」

C.C.「なにをいう。私だってハドロン砲で―――」

ゼロ「炭になったな」

C.C.「ホントだな」

ゼロ「C.C.……」

C.C.「坊やが悪い。坊やがピザ禁止をしなければ、こんな事態にはならなかっ―――」

ゼロ「……っ」

―――パシンッ

C.C.「……え?」

カレン「な……」

千葉「ゼロが……C.C.さんをぶった……?」

ゼロ「先に手を出した私の負けだ。ピザは解禁とする」

C.C.「あ……え……?」

ゼロ「ただし、あまりナナリーには与えるな。本当に体調を崩し兼ねないからな」

C.C.「まて、坊や」

ゼロ「清掃の手伝いもしろ。いいな?」

C.C.「待てと言っている!!」

ゼロ「もう話すことはない」

C.C.「な……」

ゼロ「……」スタスタ

カレン「えっと……」

千葉「あのぉ……C.C.……?」

C.C.「……」

カレン「ほ、ほら!!モップもってよ!!C.C.!!このままだとまたゼロに怒られるし!!」オロオロ

千葉「そうです!!早く清掃をしましょう!!」オロオロ

C.C.「……」

カーチャンなゼロ…

カレン「……」ゴシゴシ

千葉「あの……掃除を……」ゴシゴシ

C.C.「……」

カレン「千葉さん、今は……」

千葉「そ、そうか……」

C.C.「……」

カレン「―――千葉さーん!!こっちは終わりました!!」

千葉「こちらも終了した!!」

カレン「はぁ……ナイトメアにまでチーズが飛散したときは本当に困りましたよ」

千葉「うんうん」

C.C.「……」

カレン「C.C.、ほ、ほら、そろそろ戻らないと」オロオロ

C.C.「……」

カレン「C.C.、聞いてる?いつまでもここに居ても仕方ないし。ゼロにもう一度謝りにいこうよ」オロオロ

千葉(こんな状態のC.C.、初めてみた……)

今のC.C.は確実にレイプ目

ゼロの部屋

カレン「失礼します!!」

ゼロ「清掃は終わったのか?」

カレン「はい!!」

ゼロ「ご苦労だったな」

カレン「ほら、C.C.」

C.C.「あの……」

ゼロ「カレン、紅蓮のことで伝えておきたいことがある」

C.C.「……!」

カレン「ゼロ、あの……」

ゼロ「急ぎの話だ」

カレン「でも……」

C.C.「……邪魔したな」スタスタ

カレン「ああ!!C.C.!!」

ゼロ「……」

休憩


カレン「ゼロ……あの……あたしが一番悪いんです」

ゼロ「……」

カレン「C.C.はただピザを作りたかっただけで……」

ゼロ「何を言っている?」

カレン「いや、ですから……紅蓮とか使おうって言い出したのはあたしであってですね」

カレン「C.C.はあたしの所為でガウェインを持ってきたとも言えるわけで……えっと……」

ゼロ「無断でそれも私的に使用したのには変わりはない」

カレン「そ、そうですけど」

ゼロ「それに奴は最近、少々我侭が過ぎるところがあった」

ゼロ「奴には多大な恩があるが、それとこれは話が別だからな」

カレン「でも、無視は酷いんじゃないでしょうか?」

ゼロ「無視?」

カレン「C.C.はきちんと謝ろうとしていました。それを……」

ゼロ「なら、また謝罪にくるはずだ。それよりも今は他にやるべきことがある、そうだろう?」

カレン「は、はい……」

私に土下座するのだ!

>>261
バンッ!

ルルーシュの部屋

C.C.「……」

ナナリー「C.C.さん。おかえりなさい」

C.C.「ただいま」

ナナリー「ピザはどうなりました?」

C.C.「もう食べないことにしたよ」

ナナリー「えぇ?!な、なにかあったのですか?!」

C.C.「……別に」

ナナリー「お兄様に見つかったのですね?」

C.C.「私はちょっと休むよ」

ナナリー「C.C.さん!!」

咲世子「元気がありませんでしたね」

ナナリー「お兄様に怒られたのでしょうか……?」

咲世子「具材を選んでいるだけでですか?それは少々、やり過ぎな気もしますが」

ナナリー「ピザ……」グゥ~

お母ちゃん、ナナリーには食べさせてあげて!



ルルーシュ(今日は早めに寝れそうだな)

ナナリー「お帰りなさい、お兄様」

ルルーシュ「ただいま。ナナリー」

ナナリー「お兄様、C.C.さんの様子がすこし変なのですけど」

ルルーシュ「あいつはいつも変だろ?」

ナナリー「でも、元気がないというか」

ルルーシュ「夕食はもう済ませたか?」

ナナリー「お兄様……喧嘩をしたのなら仲直りを」

ルルーシュ「喧嘩なんてしてない」

ナナリー「本当ですか?」

ルルーシュ「俺はナナリーに嘘は吐かない」

ナナリー「……ところで……」

ルルーシュ「体重計に乗るか?」

ナナリー「スープで構いません」グゥ~

http://i.imgur.com/fVWkd.jpg
http://i.imgur.com/SV5qF.jpg

>>283
ゆるい

ルルーシュ「夕食はどうした?」

C.C.「私は別に食べなくても死にはしない」

ルルーシュ「そうか」

C.C.「そうだ」

ルルーシュ「俺はもう寝る」

C.C.「おい……」

ルルーシュ「なんだ?」

C.C.「その……」

ルルーシュ「……」

C.C.「ま、まだ怒っているのか?」

ルルーシュ「いいや。もうピザは解禁したし、お前には罰も与えた。もう怒ってなどいない」

C.C.「嘘だな。そういう台詞を言うやつに限って、怒っている。私は知っているんだよ」

ルルーシュ「怒っていない」

C.C.「いいや、ルルーシュは怒っている。間違いないな」

ルルーシュ「……」

デブリー

>>289
絶許

ルルーシュ「怒っていないと言ってるだろう!!!!」

C.C.「ほら、やっぱり怒ってる」

ルルーシュ「ならば、そう思っていろ」

C.C.「ほら、怒っているじゃないか」

ルルーシュ「……おやすみ」

C.C.「待て、話は―――」

ルルーシュ「C.C.」

C.C.「な、なんだ?」

ルルーシュ「いいから黙れ」

C.C.「あの……わ、わるかった……」

ルルーシュ「……」

C.C.「だから……もう怒るな……」

ルルーシュ「……」

C.C.「おい……ルル―――」

ルルーシュ「黙れといったぞ。いい加減にしろ」

C.C.「……」

ルルーシュ「……」

>>261,263,264
シオニーちゃんwwwwwww

翌日 生徒会室

ミレイ「あれー?ルルーシュは?」

ナナリー「それが用事があるって言って……」

リヴァル「なんだよ、またエスケープか」

スザク「困ったものだ」

シャーリー「ホントにもう……ルルったら」

ナナリー「申し訳ありません」

ミレイ「あはは。不出来な兄を持つと大変ねー」

ナナリー「そんなこと……」グゥ~

リヴァル「え?」

ナナリー「あ……!!」

スザク「ナナリー?お腹でも空いているのかい?」

ナナリー「スザクさん……うぅ……」

スザク「え?」

シャーリー「今の私のお腹の音!!!」ガタッ

               , = ー 、ー':. ̄:.~:.`>、
               /;/:.⌒`: : : : : : : : : : : :ヽ
    ,;'⌒ヽ_  、 _ _,≦K,、〃 ̄: : :i: :ト、: : : : : : :ヽ、 _ ,

    ノ ひ   i  ̄.テ〃 /`ヾ;i: : : : ノ: :i: :> ,ト:.`、: : : : :トー"
   (   っ ≧(( ( ∥: : : : `=.-.iー≠:.i;i, レ、: :ヾ≧: :ヽ    ヾ
    ヽ ll  /   ``人i: : : : ノ≧=、i/i: : :ノ ,,-=≧ーハ: :ヽ:.`フ   .ヾ. 、
    j. ゚ _ノ _ノ: : : : : : /i;i、.(::)ソ: :/〃(::) 彳: ハ、i:.y'     i !

      ̄   `ーテ-=彡彳.ヾ`/:イ ,ィ  ー=っノ:.乂: : ト、     ノ "
          ノ: : : : : :弋≦=-".     `=イ: : : : 乂: :ヽ
         (/⌒≦: : : :i>、_   / ̄ヽ  .ノ:.i:.≦テ、;;;ヽ: :)
            /: : : : i : l≧ーニニ+イ: : :ゝ、;;ヽ;;/)ノ

           ( : /i/^ (: : :i、;;;;i     iノ: : : :人;;;;iV
            Y  .≧): :i  ̄i   ._(: : : : :/  )ノ
             イ ̄(: : :/  ヽ.,;'/ ゝ: :/⌒ヽ
             .i   ヽ_(    Y   Y、  i
                 !   y`.    i     Y  i
              i  .i、      |    ノ  i
                 i  .`ト-=.  i   .イ  i
                    i   i.    i.    i   i
                  i   i    i   i   i
                    i   i      i   .i

シャーリーはやさしいなあ
こういう気遣いがウザクには足りない

バンッ

スザク「いや、今のはナナリーから聞こえてきたよ」

ナナリー「……っ」

シャーリー「違う!!私のお腹の音!!」

スザク「でも、ナナリーから……」

ミレイ「スザクくん、あのね……お腹の音って恥ずかしいものなのよ」

スザク「そうなのですか?健康である証拠では?」

ミレイ「いや……そうだけど……」

リヴァル「はぁ……シャーリーのフォローが……」

スザク「ナナリー?お腹が空いてるなら、何か買ってきてあげようか?」

ナナリー「……あの……」

スザク「ピザでも頼もうか」

ナナリー「……!!」ピクッ

ミレイ「ダメよ。ルルーシュが言ってたけど、ナナリーは今ダイエット中らしくてピザを控えてるんだって」

スザク「そんな。ナナリーはもう少し太ったほうがいいぐらいだと思いますけど」

ナナリ「スザクさん……私をいじめ、ないで……ください……」

スザクバンッ

指摘されてこの態度とは空気読めないにも程があるやろ

土下座しろ

スザク「いじめてなんて……」

ナナリー「あの……スザクさん。ピザ、お願いします」

スザク「いいの?ダイエットしてるって……」

ナナリー「おねがいします!!」

スザク「わかった。ちょっと待ってて」

シャーリー「ごめんね、ナナちゃん。うまくフォローできなくて」

ナナリー「いいえ。大丈夫です」

シャーリー「でも、お昼は食べてなの?」

ナナリー「それが……本当にダイエット中で……」

シャーリー「じゃあ、ピザのことはルルには内緒だね」

ナナリー「ごめんなさい」

シャーリー「私はいいけど……」

ナナリー「スザクさんには私からお願いしてみます」

シャーリー「そうだね」

スザク「えっと……バーベキューチキンのLサイズを……5枚で。はい、場所はアッシュフォード学園です」

やめて!ルルーシュが息してない!

バンッ

スザク「―――ナナリー、届いたよ」

ナナリー「ありがとうございます」

ミレイ「スザクくん、それ……」

スザク「お腹が空いてるみたいだから、少し多めに注文したんだ。はい、どうぞ」

ドサッ

ナナリー「え?全部私にですか……?」

スザク「うん。ああ、お金のことは気にしなくてもいいから」

ナナリー「えと……」

シャーリー「しかもこれ、全部同じピザだよ!!5枚もあるし!!」

リヴァル「俺、2切れでいいや」

ミレイ「はぁ……」

ナナリー「あ、ありがとうございます。スザクさん」

スザク「うん。いっぱい食べて」

ナナリー(5枚は流石にいらなかったけど……スザクさんのためにも……食べなきゃ……)

シャーリー「ナナちゃん!!そんな気負わないで!!私も手伝うから!!」

このウザクはいじめられても仕方ない

バンッ

ナナリー「はむっ……ごほっ……」

シャーリー「もう……だめ……」

ミレイ「一枚は……食べたわよ……」

リヴァル「さっすが……かいちょう……すご、い……」

スザク「よかった。みんなもお腹が空いてたんだ」

ミレイ「スザク……くん……食べないの……?」

スザク「僕はお腹空いてないので」

シャーリー「ふざけ―――」ガタッ

ナナリー「シャーリーさん……ダメです」

シャーリー「ナナちゃん……でも……」

ナナリー「食べましょう……今は……はむっ……おぇ……」

スザク「ナナリー、美味しいか?」

ナナリー「は、はい……とっても……」

スザク「そうか。―――あ、そろそろ仕事の時間なのでお先に失礼します」

ミレイ「ああ……うん……」

スザク死ね

シャーリーはキレていい

これは稀にみるウザクwwwwwwww

【キーワード抽出】
対象スレ: C.C.「ピザがないぞ、ピザが。どうなっている、ピザをだせ、ピザを」
キーワード: ウザク

抽出レス数:11

ルルーシュの部屋

ナナリー「……」

咲世子「ナナリー様、お夕飯の準備ができました」

ナナリー「ごめんなさい、咲世子さん。今日は食欲がないので……」

咲世子「体調が悪いのですか?」

ナナリー「はい……」

咲世子「そうですか……。では、消化の良いものでも」

ナナリー「今日は何もいりません……」

咲世子「わかりました。では、もうお休みになりましょう」

ナナリー「はい……。本当にごめんなさい」

咲世子「いえ。お気になさらず。ダイエットが裏目に出てしまったのかもしれませんね」

ナナリー「そ、そうですね」

ナナリー(でも……これからスザクさんに頼めば……C.C.さんもピザを食べられる……)

ナナリー(明日、スザクさんにお願いしてみましょう……)

ナナリー「うっぷ……」

エネルギーを吸収しつくす敵に限度以上のエネルギーを吸収させて飽和させる戦法



ルルーシュ「……」

C.C.「……」

ルルーシュ「今日も何も食べていないのか」

C.C.「何か問題でもあるのか?」

ルルーシュ「特にないな」

C.C.「……」

ルルーシュ「さて……寝るか」

C.C.「お、おい……」

ルルーシュ「もう許している」

C.C.「やめろっ!!そんな台詞ききたくない!!」

ルルーシュ「……」

C.C.「やめてくれ……たのむ……」

ルルーシュ「おやすみ」

C.C.「ルル……シュ……」

>>376
インベーダーにゲッタービームの容量か

翌朝

ルルーシュ「ナナリー?もう体調はいいのか?」

ナナリー「は、はい。寝たら調子が良くなりましたから」

ルルーシュ「そうか」

ナナリー「ご心配をかけて申し訳ありません、お兄様」

ルルーシュ「ダイエットはもうやめような」

ナナリー「え……」

ルルーシュ「咲世子。夕食のメニューは栄養バランスを重視してくれ」

咲世子「かしこまりました」

ルルーシュ「ナナリー、悪かった」

ナナリー「いえ。お兄様は私のためを思ってのことなのは分かっていますから」

ルルーシュ「ナナリー……」ギュッ

ナナリー「お兄様……」ギュッ

咲世子「そろそろご登校のお時間です」

ルルーシュ「そうだな」

この兄妹バカップルすぎる

生徒会室

ナナリー「スザクさん」

スザク「どうした?」

ナナリー「少しよろしいですか?」

スザク「ああ。構わないよ」

ナナリー「あの……大変差し出がましいお願いなのですけど」

スザク「なんだい?」

ナナリー「またピザを……」

スザク「あはは。それぐらいならお安い御用だよ、ナナリー」

ナナリー「それで、あの……今度は一人で食べたいので、クラブハウスのほうへ持ってきてくれると嬉しいのですが」

スザク「よし、わかった。じゃあ、注文するからナナリーは先に行っててくれ」

ナナリー「申し訳ありません。よろしくお願いします」

ナナリー(あとはC.C.さんをお呼びすれば……)

スザク(ナナリー、ちゃんとご飯食べれてないのかなぁ……心配だな。ちょっと奮発しよう)

スザク「はい。えっと、ゴージャス4を……6枚で。場所はアッシュフォード学園です」

(アカン)

だめだああああああああああ

しかしピザってなんであんなに高いんだろうな?

クラブハウス

C.C.「どうしたんだ?こんなところに呼び出したりして」

ナナリー「あの……C.C.さん、元気がないようでしたので」

C.C.「気のせいだよ」

ナナリー「今からスザクさんがピザを持ってきてくれるので、一緒に食べましょう」

C.C.「……」

スザク「―――ナナリー、お待たせ!!」

C.C.「少し隠れる」

ナナリー「え?あの……」

C.C.「事情があるんだ。察せ」

スザク「―――今、誰かいた気がするけど?」

ナナリー「気のせいです」

スザク「そうか。はい、ナナリーのために持ってきたよ。Lサイズ6枚、これだけあればお腹いっぱいになると思うから」

ナナリー「Lを……6枚……ですか?」

スザク「じゃあ、冷めないうちに食べてくれ。僕は生徒会室に戻るから」

>>404
ぼったくり
外国人(アメリカ人)用の窓口だとかなり安い

ナナリー「C.C.さん、もう大丈夫ですよ」

C.C.「そうか」

ナナリー「さあ、どうぞ」

C.C.「……」

ナナリー「C.C.さん?」

C.C.「やはり遠慮しておくよ」

ナナリー「えぇ!?」

C.C.「もうピザは嫌いなんだ」

ナナリー「でも、これ……」オロオロ

C.C.「ナナリーが支払ったわけじゃないだろ?捨てるなり食べるなりすればいい」

ナナリー「いや……これはスザクさんの好意ですし……」オロオロ

C.C.「部屋に戻るよ」

ナナリー「あぁぁ……」

ナナリー「……」

ナナリー「はむっ……もぐもぐ……はむっ……!!」

ルルーシュの部屋

C.C.「はぁ……」

ルルーシュ「何をしている?」

C.C.「ルルーシュ……。今日は黒の騎士団のほうの会議じゃなかったのか?」

ルルーシュ「延期になった。色々あってな」

C.C.「そうか」

ルルーシュ「……生徒会に顔を出しておくか」

C.C.「おい」

ルルーシュ「……」

C.C.「……悪かった」

ルルーシュ「……」スタスタ

C.C.「あ……」

C.C.「……ルルーシュ……」ウルウル

C.C.「……ルルーシュ!!!!」

ルルーシュ「うるさい。なんだ?」

ナナリーはどこで食ってんだ?自室か?

空は良い…

>>446
ピッツァ!いや!ソルダート・J!

C.C.「……」テテテッ

ルルーシュ「おい……」

C.C.「すまない……」ギュッ

ルルーシュ「……」

C.C.「もう我侭は控える……ちゃんと共犯者としてお前に協力する……」

ルルーシュ「C.C.……」

C.C.「ピザもいらない……だから……だから……」

ルルーシュ「なんだ?」

C.C.「お前だけが……傍にいてくれれば……それでいいから……」

ルルーシュ「……」

C.C.「離れないでくれ……たのむ……たのむよ……」ギュゥゥ

ルルーシュ「馬鹿か、お前は」

C.C.「え……?」

ルルーシュ「離れては俺が困る。貴様は死ぬまで俺の傍でいなければならない。それが共犯者というものだろう」

C.C.「ルルーシュ……」ウルウル

>>446
>>448
ガオガイガーワロタ

ルルーシュ「それにピザはもういいと言っているだろ。好きなだけ食べろ。ナナリーに与えなければな」

C.C.「怒ってないのか……?」

ルルーシュ「お前こそ……その……俺が殴ったこと気にしてないのか?」

C.C.「え?」

ルルーシュ「悪かったな。俺らしくなかったと思っている」

C.C.「坊や……」

ルルーシュ「も、もういいだろ!!早く離れろ!!」

C.C.「離れたら坊やが困るんじゃなかったのか?」ギュゥゥ

ルルーシュ「バカか!!それは比喩だ!!抱きついていいなど一言も―――」

C.C.「もう少しだけいいじゃないか……。寂しかったんだから……」

ルルーシュ「5分だけだぞ」

C.C.「十分だよ……ルルーシュ……」

ルルーシュ「全く……ピザ魔女め」

C.C.「なんと言われても、離れる気は失せている。罵るなら罵れ」

ルルーシュ「面倒なやつめ……」

こんなのC.C.じゃない!
もっとやれ!

もっとやれ

スザクに悪気はないんだよ…

>>476
悪より悪い「最悪」と呼バレルものダ 他人を不幸に巻き込んで道連れにスル「真の邪悪」ダ
と、プッチ神父も言ってる

生徒会室

ルルーシュ「すいません、少し遅れました」

ミレイ「もう、おそーい」

ルルーシュ「まあ、いつものことだしいいじゃないですか」

シャーリー「なんで開き直ってるの……」

リヴァル「ルルーシュ、面白いことなら俺も誘ってくれよぉ」

ルルーシュ「だめだめ。リヴァルじゃ、きっと楽しめない」

リヴァル「えー?」

スザク「ルルーシュ」

ルルーシュ「スザクか。お前も仕事が増えつつあるようだな」

スザク「ああ。でも、楽しいから」

ルルーシュ「お前らしいな。―――ところでナナリーは?」

スザク「今頃、クラブハウスでピザを食べてるんじゃ―――」

シャーリー「ウワァアアアアオ!??!?」ガタッ

ルルーシュ「ピザ?」

>>487
シャーリーwwwwwwwwww

これは「ウザクやってくれたなぁぁあああ!!!」の叫びかもしれんwwwwwww

スザク「シャーリー?どうした?」

ルルーシュ「ピザってなんだ?」

シャーリー「ルル、あのね……それは……!!」

ルルーシュ「スザク、どういうことだ?」

スザク「ナナリーがピザを食べたいっていうから―――」

シャーリー「だめだめー!!!それ以上はいっちゃだめー!!!乙女のひみつー!!!」

ルルーシュ「そういうことか……クラブハウスといったな?」

スザク「ああ……そうだけど」

ルルーシュ「ちぃ!!」ダダダッ

スザク「ルルーシュ!!どこいくんだ?!」

シャーリー「もう!!なんで言っちゃうの?!」

スザク「え?」

ミレイ「秘密にしようって話だったじゃない」

リヴァル「そーだそーだ」

スザク「ああ、そういえば。すっかり忘れてました」

これはナナリーにフレイア打たれてもしょうがないwwwwwwwwww

ルルーシュが戻った時にはナナリーのリバースしたものが・・・

クラブハウス

ルルーシュ「はぁ……はぁ……!!」

スザク「ルルーシュ!!」タタタッ

ルルーシュ「スザク……」

スザク「ごめん。秘密だったんだ。忘れてくれるとありがたい」

ルルーシュ「もう遅いっ!!」

スザク「でも、ナナリーにちゃんとした食事を与えないルルーシュにも問題はあると思う」

ルルーシュ「何の話だ?」

スザク「だから、ここはそっとしておこう」

ルルーシュ「そういうわけにもいかない!!」

ルルーシュ「―――ナナリー!!!」ガチャ

ナナリー「……」グッタリ

ルルーシュ「ナナリー?!おい!!ナナリー!!しっかりしろ!!!」

スザク「どうした?!なにがあったんだ、ナナリー!!」

ナナリー「……あ、と……2枚と……3切れ……な、んです……も、うちょ……っと……ぉぇ……」

あんな小さい体で頑張ったなwwwwwwwwww

ルルーシュ「もう食べるな!!!」

ナナリー「はむっ……」

ルルーシュ「よせ!!!」バッ

ナナリー「お兄様……?」

ルルーシュ「あとは俺が食べるから……!!」

ナナリー「よか……った……スザク……さん、の……好意……む、だ……になら……ず……」

ルルーシュ「ナナリー!!!もう喋るな!!!ナナリー!!!」

ナナリー「おにいさま……のこさず……た、べ……て……」

ルルーシュ「食べる!!食べるから!!」

ナナリー「あいして……ま、す……おに……い……さ―――」パタリッ

ルルーシュ「ナナリィィィィィィ!!!!!!」

スザク「ナナリー、お腹空いてなかったのかな……」

ルルーシュ「……スザク。なんだこれは……」

スザク「え?ピザだけど」

ルルーシュ「何故、ケースが6つもあるんだ!!!」

スザク死ね
シャーリーとかに頼めばいいと思う

スザク「ナナリーがお腹を空かせてると思って」

ルルーシュ「ピザはな……一人で一枚ではない!!」

スザク「そうなのか」

ルルーシュ「そうなのかって……!!!」

スザク「でも僕は良かれと思って……」

ルルーシュ「その結果がこれだ!!!」

ナナリー「……」ゲフッ

ルルーシュ「こんな……こんな姿に……!!!」

スザク「すごいな。ナナリーのお腹、こんなに膨らんでる」ナデナデ

ナナリー「さ、さわら……な、いで……くだ……さ……」ゲフッ

ルルーシュ「スザァァァク!!!!」

スザク「な、なんだ?」

ルルーシュ「俺はお前を憎む!!!」

スザク「ごめん。確かに限度がわかってなかったのは認めるよ。でも―――」

ルルーシュ「無知は罪なんだよ、スザク!!言い訳などするなっ!!」

マジギレwwwwwwwwww

ルルーシュ「ナナリー、とりあえず部屋に戻ろう」

ナナリー「は……い……」

ルルーシュ「今、抱えてやるからな……ふっ……!!!」ズシッ

ナナリー「うぅ……お腹が……くるしい……」

ルルーシュ「咲世子に薬を用意させる」

ナナリー「は、はい……」ゲッフ

スザク「ルルーシュ、僕がナナリーを運ぼうか?なんか重そうだし」

ルルーシュ「だまれ!!」

スザク「そんな言い方しなくても」

ルルーシュ「……」

スザク「すまない……ルルーシュ……」

ルルーシュ「ナナリー?部屋まで持ちそうか?」

ナナリー「……」ウップ

ルルーシュ「急ぐか」

スザク「ルルーシュ……」

スザク「今後このようなことがないよう、前向きに善処する所存でございます」

ルルーシュさんの胃が連日のストレスでマッハ

>>571
ナナリーの胃もチーズでマッハだな

スザク「……」テテテッ

ルルーシュ「おい……」

スザク「すまない……」ギュッ

スザク「……」

>>575
これはないな

ルルーシュの部屋

ナナリー「うーん……うーん……」

C.C.「ナナリー……ピザを全部食べようとしたのか……豪気だな」

ルルーシュ「許さん……スザク……」

C.C.「ルルーシュ……」

ルルーシュ「ナナリーを苦しめて……!!!」ギリッ

C.C.「どうするんだ?」

ルルーシュ「ナナリー?」

ナナリー「お兄様……産まれそう……なのです……けど……」

ルルーシュ「ここでは産むな」

ナナリー「は、はい……」

ルルーシュ「ナナリー、俺は急用ができた。あとのことは咲世子に任せてある」

ナナリー「お兄様……どちらへ……?」

ルルーシュ「……大丈夫、すぐに帰ってくる……」

ルルーシュ(すぐにな……)

(う○こが)生まれる

黒の騎士団 アジト

ゼロ「千葉!!カレン!!いるか!!」

カレン「はい!!なんでしょうか!!」

千葉「ここに」

ゼロ「巨大ピザ……もう一度作れ」

カレン「え?」

千葉「な、なぜ……?」

ゼロ「あの白カブトを今度こそ抹殺するためだ」

カレン「わ、わかりました!!」

千葉「ですが、材料が……」

ゼロ「すでに用意してある!!!」バッ

千葉「こ、こんなに……!?」

カレン「すご……前回より3倍は多い……」

ゼロ「期待しているぞ?」

カレン「わ、わかりました!!すぐに取り掛かります!!」

どういうことだってばよwwwwwwww

ルルの発想はおかしい

目には目をですな

千葉『月下、起動!!』ウィィン

カレン『紅蓮!!いくよ!!』ウィィィン

カレン(でも……スザクを……殺すのか……ピザで……)

千葉(どうやって……?)

ゼロ「生地はできたか?」

千葉『はい!!』

カレン『でも、どうやって焼くんですか?』

ゼロ「両機とも射線軸から離脱しろ!!」

カレン『ガウェイン!?ゼロ、まさか……?!』

C.C.「行くのだな?修羅の道を」

ゼロ「何を今更。ハドロン砲、発射!!!」

C.C.「発射」

―――ゴォォォォォ!!!!!

ゼロ(スザク……ナナリーが味わった苦しみをお前にも与えてやる……!!!)

ゼロ「ふははははは!!!!!」

蜃気楼ならともかく、ハドロン砲で火力調整できるのか?

C.C.までノリノリじゃねーかwwwwww

>>616
愚問だな、火力調節などいらない

数時間後 技術部

ロイド「ざんねんでした~、スザクくん。出撃だよ~」

スザク「え?いきなりですか!?」

セシル「ゼロが貴方を名指ししてきたようなの」

スザク「ゼロが……」

ロイド「輻射波動とハドロン砲にはきをつけてね」

スザク「はい」

セシル「後方にはコーネリア総督の部隊がつくから安心して」

スザク「わかりました」

ロイド「ま、何らかの罠があるだろうから、囮として見事に嵌ってこいってことだよ」

セシル「ロイドさん!!」

スザク「それでもゼロを討ち取れるなら」

セシル「スザクくん……無茶だけは……」

スザク「大丈夫です。死んだらゼロを捕まえられませんから」

ロイド「じゃあ、がんばって~」

ひでえ

スザク「こちら枢木スザク。間もなくゼロの指定したポイントに到着します」

ギルフォード『了解。警戒を怠るな』

スザク「はい」

スザク(ゼロ……どこからでも……こい……!!)

ピピピ……

スザク「ん?オープンチャンネル?」

ゼロ『来たか、枢木スザク』

スザク「ゼロ!!」

ゼロ『良く来てくれたな。感謝する』

スザク「どこだ!!」

ゼロ『そう慌てるな。今日はお茶会をしにきただけだ』

スザク「ふざけるな!!姿を現わせ!!」

ゼロ『下を見るがいい』

スザク「え?」

ゼロ『―――地獄に落ちろ!!』ピッ

ゴゴゴゴ……!!!

スザク「足場が崩れる……!!」

スザク(上空に……)

ゼロ『何だ最も愚かな手を打ったな』

スザク「な―――」

ゼロ「ハドロン砲、うてぇ!!!」

ゴォォォォ!!!

スザク「あんな遠距離に……!!」

スザク「援護をお願いします!!!」

ギルフォード『だめだ!!足場が崩れてすぐには動けない!!』

スザク「え!?」

ゼロ「ふはははは!!!私を警戒して隊を少し後ろに置き過ぎたな!!!!」

スザク「ゼロ……おまえはぁぁ!!!!」

カレン「スザァァァク!!!!くらいなぁぁ!!!!!―――できたてのピザだぁぁぁ!!!!」

スザク「紅蓮がピザを運んでくる?!」

> できたてのピザだぁぁぁ!!!!
わろた

>>602
これ見て思い出したけど、撃っていいのは~って
撃たれる覚悟のあるやつが撃っていいのか、
撃たれる覚悟のあるやつに対して撃っていいのか
どっち?

>>644
前者

カレン「くらえ!!!」ブンッ

スザク「ふざけているか!!カレン!!!」

カレン「あたしは大真面目だぁ!!!」

スザク「こんな巨大ピザ、目くらましにもならないぞ!!!」ザンッ!!

スザク「切り裂いてしまえば……!!!」

ゼロ「誰が一枚といったぁ!!!」

スザク「なに?!」

千葉「ツナマヨピザお待たせしましたぁぁ!!!」ウィィィィン!!

スザク「後方からナイトメアか!!―――なんだそのピザはぁ!!!」

千葉「ツナマヨぉぉぉぉ!!!!」ブンッ

スザク「僕はお腹は空いていない!!!返品するっ!!!」ザンッ!!!

カレン「―――余所見なんて余裕だね。捕らえたぁ!!!」ガキィィン!!

スザク「しまった!?」

カレン「ゼロ!!!今です!!!」

ゼロ「良くやった、カレン!!絶対に離すな!!!」

千葉「はぁぁ!!」ガキィィン

スザク「くっ……!!」

ロイド『やばい!!』

セシル『脱出を!!』

スザク「ですが、まだ戦えます!!」

ゼロ「戦える?違うな。間違っているぞ」

スザク「……」

ゼロ「妙な動きをしてみろ。ハドロン砲で撃つ」

スザク「なにが望みだ」

ゼロ「ハッチを開けろ」

スザク「……」ピッ

スザク「これでいいのか!!!」

ゼロ「ああ!!!これで前提条件は全てクリアした!!―――藤堂!!」

藤堂「待たせたな。ゼロ特製、巨大アイダホスペシャルだ」ウィィィン

スザク「また……巨大ピザ……?!なにを考えてるんだ!!ゼロ!!!」

みんなしてなにやってやがるwwwwwwwwww

藤堂わろた

藤堂「スザクくん……」

スザク「一体……何を……?ん?プライベート通信……?」ピッ

ゼロ「スザク。もう私の正体は薄々……いや、ほぼ確信しているはずだ」

スザク「……ルルーシュなのか?」

ゼロ「ふん……。最後だ……素顔をみせてやろう」

スザク「信じたく……なかったよ……」

ルルーシュ「スザク……残念だ……本当に」

スザク「ルルーシュ……君は間違っている。こんなやり方では世界はかえら―――」

ルルーシュ「だまれぇ!!!これは私怨だ!!!」

スザク「!?」

ルルーシュ「ナナリーと同じ苦しみを味わえ……!!スザァク!!!!」

スザク「なにを?!」

ゼロ「藤堂!!!食わせてやれ!!巨大ピザをコックピットに押し込んでやれ!!!!」

スザク「ルルーシュゥゥゥゥゥ!!!!僕は!!ナナリーを苦しめたことなんか……!!!」

藤堂「悪く思うな、スザクくん。騎士の最後にしてはなんとも不遇だが……許せ!!」ガッ!!

こんなにも活躍している藤堂と四聖剣がいたSSがあっただろうか

これならお子様にも見せられるな

「ピザを食べ続けろ」とギアスをかけないあたりがルルーシュの優しさ

スザク「もがぁ……!?!?!?」

藤堂「ぬぅぅ……!!!」グググッ

ゼロ「カレン!!白カブトのハッチを閉めろ!!!」

カレン「な、なにもそこまで!!」

ゼロ「やれぇ!!!」

カレン「は、はい!!」

スザク(まずい……息が……!!)

カレン(スザク……楽しかったよ……)ピッ

ガガガガッ!!!

スザク(これは……!!!ピザで生き埋めに……!!!)

ゼロ「ふははははは!!!スザァク!!!食べきればまだ生き残れる可能性はあるぞ!!!」

スザク「……!!!」

ゼロ「ただし、数百人分のピザを平らげることができる胃袋が必須だがなぁ!!!」

スザク(くそ……たべきれ……な―――)

ゼロ「ふははははは!!!!!死ね!!!スザァク!!!!」

当然、使ったピザはスタッフがおいしくいただくんだよな?

>>688
黒の騎士団特殊食事部隊が急遽編成されたから大丈夫

>>684
ガウェインがあるってことは「生きろ」ギアスかけた後だろ

ゼロ「……」

C.C.「これでよかったのか?」

ゼロ「当然だ」

C.C.「……」

ゼロ「軽蔑するか?」

C.C.「いいや。もう、私は決めたからな。お前からは離れないと」

ゼロ「そうか……」

C.C.「大丈夫さ。私が傍にいるのだからな」

ゼロ「ふん……」

カレン『ゼロ!!白カブトの様子がおかしい!!』

ゼロ「なに!?」

C.C.「なんだと!?」

スザク『―――俺は死ねない!!!生きるために喰らう!!!!!うおぉぉぉぉぉおおお!!!!!』モグモグ

ゼロ「まさか……」

C.C.「坊やのかけたギアスが足を引っ張ったか」

デブク

スザク『まだまだぁ!!!!たとえ、胃袋が弾けてもぉぉぉ!!!!』

スザク『喰らい続けてやるぅぅぅぅう!!!!!』

C.C.「どうする?」

ゼロ「カレン」

カレン『はい』

ゼロ「やれ」

カレン『了解しました』

スザク『うわぁっぁぁあああああああ!!!!!!』モグモグ

カレン『輻射波動』

スザク『ピザがうま―――』

ドォォォォォォン!!!!!!

ゼロ「作戦終了を確認!!帰還する!!!」

カレン『はい』

藤堂『虚しいな……』

千葉『ツナマヨ……自信作だったんだけど……』

クソワロタ

質量的に難しいので食いながら排泄するという高度な戦略をとっているんだな

ですよねー

ぴざ うま

スザク死んじゃったww

黒の騎士団 アジト

藤堂「……」

ゼロ「不信感を抱いたのなら抜けてくれて構わない」

千葉「藤堂さん」

藤堂「何故、たった5人で戦場に出向いたのか……疑問だったが、正体を曝け出すことを決めていたからか」

ゼロ「ああ。スザクには正体を明かしてから決着をつけたかったからな」

藤堂「そうか」

ゼロ「……」

藤堂「もうしばらくお前という人物を見極めるために、ここに残る」

ゼロ「いいのか?」

藤堂「友のために全てを投げ打つ姿勢。それを見せられてはな」

ゼロ「ありがとう。千葉とカレンはどうだ?俺にはついてこれないか?」

カレン「いいえ。ルルーシュなんてあたしは知らない。ゼロについていくだけです」

千葉「私は藤堂さんと共に戦います」

ゼロ「そうか……ありがとう……」

イイハナシカナー

>>1からずいぶん飛躍したなぁ

ルルーシュの部屋

ナナリー「すぅ……すぅ……」

ルルーシュ「ナナリー……」

C.C.「もう容態は安定しているな」

ルルーシュ「ああ」

C.C.「難産だったらしいぞ?」

ルルーシュ「そうか」

ナナリー「おにい……さま……」

ルルーシュ(ナナリー……俺は今日、親友を殺した)

ルルーシュ(ナナリーはこんな兄を憎むだろう)

ルルーシュ(だから……これからは……せめて……この穢れた手でナナリーに触れないようにする)

ルルーシュ(それが俺のケジメだ……)

ルルーシュ(俺はナナリーのぬくもりを知ることは無い……。ナナリーも俺の温もりを感じることはないだろう……)

ルルーシュ「ナナリー……おやすみ……」

C.C.「ルルーシュ……」

イイハナシジャネー

ピザで死んだ男

ルルーシュ「ふっ。つまらない意地だと笑うか?」

C.C.「いいや。そんなことはないさ……立派だよ。坊や」

ルルーシュ「ふん……」

C.C.「ナナリーの温もりが恋しくなったら……いつでも私が温めてやる……安心しろ」ギュッ

ルルーシュ「ピザ魔女め……チーズ臭いんだよ……」ギュッ

C.C.「……」

ルルーシュ「……感謝する」

C.C.「いいさ。私は共犯者なのだから」

ルルーシュ「……あとでピザを頼むか」

C.C.「いいのか?お前にとっては世界一嫌いな食べ物だろう?」

ルルーシュ「ああ。だが、愛した女の好物でもあるからな」

C.C.「そうか……。辛いな」

ルルーシュ「本当に……気が狂いそうだ……」

C.C.「愛しているよ……ルルーシュ」

ルルーシュ「ああ……ずっと傍にいろ……C.C.……」
                                  FIN


ウザクマジで死んだのかよwwwwwww

なんか綺麗にまとまったな、乙!

ナナリー「ふぇぇ///」

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